JPH11294494A - クラッチ付き駆動装置 - Google Patents
クラッチ付き駆動装置Info
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- JPH11294494A JPH11294494A JP9880798A JP9880798A JPH11294494A JP H11294494 A JPH11294494 A JP H11294494A JP 9880798 A JP9880798 A JP 9880798A JP 9880798 A JP9880798 A JP 9880798A JP H11294494 A JPH11294494 A JP H11294494A
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- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 3
- 230000008878 coupling Effects 0.000 claims description 3
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 claims description 3
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 claims description 3
- 230000006835 compression Effects 0.000 abstract description 10
- 238000007906 compression Methods 0.000 abstract description 10
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000013585 weight reducing agent Substances 0.000 description 1
Landscapes
- One-Way And Automatic Clutches, And Combinations Of Different Clutches (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電磁ソレノイドなどの電気的な動力源を用い
ることなくクラッチ機構を自動的に断続させることがで
きて、装置全体の小型化、軽量化、低価格化、および制
御回路の簡素化を実現することができるクラッチ付き駆
動装置を提供する。 【解決手段】 モータ2に連結された駆動クラッチ板2
0が回転駆動されたきに、圧縮ばね8に抗して、駆動ク
ラッチ板20から従動クラッチ板30が所定量離間移動
し、その従動クラッチ板30側のピニオン32と、出力
軸側の従動回転体としての第1のギヤ5とが噛合して回
転力を伝達する。
ることなくクラッチ機構を自動的に断続させることがで
きて、装置全体の小型化、軽量化、低価格化、および制
御回路の簡素化を実現することができるクラッチ付き駆
動装置を提供する。 【解決手段】 モータ2に連結された駆動クラッチ板2
0が回転駆動されたきに、圧縮ばね8に抗して、駆動ク
ラッチ板20から従動クラッチ板30が所定量離間移動
し、その従動クラッチ板30側のピニオン32と、出力
軸側の従動回転体としての第1のギヤ5とが噛合して回
転力を伝達する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気調整機のダ
ンパ開閉用の駆動源などとして使用されるクラッチ付き
駆動装置に関するものである。
ンパ開閉用の駆動源などとして使用されるクラッチ付き
駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、空気調整機のダンパを開閉するた
めのクラッチ付き駆動装置は、電磁ソレノイドのON、
OFFによってクラッチ機構を断続させる構成となって
いた。すなわち、モータ側に連結された駆動側クラッチ
板と、ダンパ側に連結された従動側クラッチ板とを同軸
上に対向配備し、電磁ソレノイドのON時における可動
ヨークの移動力によって、従動側クラッチ板を駆動側ク
ラッチ板に近接させて両クラッチ板を連結し、電磁ソレ
ノイドのOFF時には、スプリング力によって従動側ク
ラッチ板を駆動側クラッチ板から離間させて両クラッチ
板を切り離す構成となっている。両クラッチ板の対向面
のそれぞれにはクラッチ歯が形成されており、両クラッ
チ板の連結時に互いに噛合するようになっている。
めのクラッチ付き駆動装置は、電磁ソレノイドのON、
OFFによってクラッチ機構を断続させる構成となって
いた。すなわち、モータ側に連結された駆動側クラッチ
板と、ダンパ側に連結された従動側クラッチ板とを同軸
上に対向配備し、電磁ソレノイドのON時における可動
ヨークの移動力によって、従動側クラッチ板を駆動側ク
ラッチ板に近接させて両クラッチ板を連結し、電磁ソレ
ノイドのOFF時には、スプリング力によって従動側ク
ラッチ板を駆動側クラッチ板から離間させて両クラッチ
板を切り離す構成となっている。両クラッチ板の対向面
のそれぞれにはクラッチ歯が形成されており、両クラッ
チ板の連結時に互いに噛合するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように電
磁ソレノイドを用いてクラッチ機構を断続させる従来の
クラッチ付き駆動装置は、その電磁ソレノイドを必要と
する分、装置全体の大型化、重量増大、高価格化、およ
び制御回路の複雑化などを招くという問題があった。本
発明は、かかる従来のクラッチ付き駆動装置が有する課
題を有効に解決すべくなされたもので、電磁ソレノイド
などの電気的な動力源を用いることなくクラッチ機構を
自動的に断続させることができて、装置全体の小型化、
軽量化、低価格化、および制御回路の簡素化を実現する
ことができるクラッチ付き駆動装置を提供することを目
的とするものである。
磁ソレノイドを用いてクラッチ機構を断続させる従来の
クラッチ付き駆動装置は、その電磁ソレノイドを必要と
する分、装置全体の大型化、重量増大、高価格化、およ
び制御回路の複雑化などを招くという問題があった。本
発明は、かかる従来のクラッチ付き駆動装置が有する課
題を有効に解決すべくなされたもので、電磁ソレノイド
などの電気的な動力源を用いることなくクラッチ機構を
自動的に断続させることができて、装置全体の小型化、
軽量化、低価格化、および制御回路の簡素化を実現する
ことができるクラッチ付き駆動装置を提供することを目
的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、モータによって回転駆動される駆動クラッチ板と、
上記駆動クラッチ板の回転軸線上に回転自在に配備さ
れ、かつ上記回転軸線に沿って上記駆動クラッチ板に対
して近接、離間移動自在の従動クラッチ板と、上記従動
クラッチ板を上記駆動クラッチ板に近接させる方向に付
勢する付勢手段と、上記駆動クラッチ板と上記従動クラ
ッチ板との対向面部のそれぞれに形成されて、上記駆動
クラッチ板が回転駆動されたときに、上記付勢手段の付
勢力に抗して上記従動クラッチ板を上記駆動クラッチ板
から離間する方向に所定量移動させてから回転力を伝達
する対のクラッチ歯と、上記従動クラッチ板との対向位
置に回転自在に配備されかつ出力軸に連結された従動回
転体と、上記従動回転体と上記従動クラッチ板との対向
部のそれぞれに形成されて、上記従動クラッチ板が上記
駆動クラッチ板から離間する方向に所定量移動したとき
に互いに結合して回転力を伝達する対の結合部とを備え
たことを特徴とするものである。
は、モータによって回転駆動される駆動クラッチ板と、
上記駆動クラッチ板の回転軸線上に回転自在に配備さ
れ、かつ上記回転軸線に沿って上記駆動クラッチ板に対
して近接、離間移動自在の従動クラッチ板と、上記従動
クラッチ板を上記駆動クラッチ板に近接させる方向に付
勢する付勢手段と、上記駆動クラッチ板と上記従動クラ
ッチ板との対向面部のそれぞれに形成されて、上記駆動
クラッチ板が回転駆動されたときに、上記付勢手段の付
勢力に抗して上記従動クラッチ板を上記駆動クラッチ板
から離間する方向に所定量移動させてから回転力を伝達
する対のクラッチ歯と、上記従動クラッチ板との対向位
置に回転自在に配備されかつ出力軸に連結された従動回
転体と、上記従動回転体と上記従動クラッチ板との対向
部のそれぞれに形成されて、上記従動クラッチ板が上記
駆動クラッチ板から離間する方向に所定量移動したとき
に互いに結合して回転力を伝達する対の結合部とを備え
たことを特徴とするものである。
【0005】ここで、請求項2に記載の発明は、請求項
1における対のクラッチ歯の一方の側部に、上記回転軸
線に対して傾斜して他方のクラッチ歯の先端と摺接可能
な傾斜面を形成したことを特徴とするものである。ま
た、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載
の発明において、上記従動回転体をギヤとしかつ上記従
動クラッチ板にピニオンを設けて、上記対の結合部を上
記ギヤの歯部と上記ピニオンの歯部とによって構成した
ことを特徴とするものである。
1における対のクラッチ歯の一方の側部に、上記回転軸
線に対して傾斜して他方のクラッチ歯の先端と摺接可能
な傾斜面を形成したことを特徴とするものである。ま
た、請求項3に記載の発明は、請求項1または2に記載
の発明において、上記従動回転体をギヤとしかつ上記従
動クラッチ板にピニオンを設けて、上記対の結合部を上
記ギヤの歯部と上記ピニオンの歯部とによって構成した
ことを特徴とするものである。
【0006】請求項1〜3のいずれかに記載の発明のク
ラッチ付き駆動装置においては、駆動クラッチ板が回転
駆動されたときに、その駆動クラッチ板から従動クラッ
チ板が所定量離間移動して、その従動クラッチ板が出力
軸側の従動回転体に結合して回転力を伝達することによ
り、駆動源としてのモータのON、OFFだけによって
自動的に回転力の伝達系を断続させる。
ラッチ付き駆動装置においては、駆動クラッチ板が回転
駆動されたときに、その駆動クラッチ板から従動クラッ
チ板が所定量離間移動して、その従動クラッチ板が出力
軸側の従動回転体に結合して回転力を伝達することによ
り、駆動源としてのモータのON、OFFだけによって
自動的に回転力の伝達系を断続させる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態を図
面に基づいて説明する。本実施形態は、空気調整機のダ
ンパ開閉などの駆動源として使用されるクラッチ付き駆
動装置としての適用例である。図1および図2におい
て、装置本体1内の定位置には駆動源としての直流モー
タ2が配備されており、その回転出力軸にはウォーム3
が取り付けられている。また、装置本体1内の定位置に
は、出力軸としてのアーム4の基端が軸線O1を中心と
して回転自在に配備されており、そのアーム4の回転に
よって、アーム4の先端に連結される空気調整機のダン
パが開閉されるようになっている。アーム4の基端に
は、第1、第2のギヤ5、6が一体成形または別体成形
されて結合されている。第1のギヤ5は、従動回転体と
して備えられている。7は、アーム4を一方の回転方向
に付勢するためのねじりコイルばねである。このような
モータ2とアーム4との間にクラッチ機構が構成されて
いる。
面に基づいて説明する。本実施形態は、空気調整機のダ
ンパ開閉などの駆動源として使用されるクラッチ付き駆
動装置としての適用例である。図1および図2におい
て、装置本体1内の定位置には駆動源としての直流モー
タ2が配備されており、その回転出力軸にはウォーム3
が取り付けられている。また、装置本体1内の定位置に
は、出力軸としてのアーム4の基端が軸線O1を中心と
して回転自在に配備されており、そのアーム4の回転に
よって、アーム4の先端に連結される空気調整機のダン
パが開閉されるようになっている。アーム4の基端に
は、第1、第2のギヤ5、6が一体成形または別体成形
されて結合されている。第1のギヤ5は、従動回転体と
して備えられている。7は、アーム4を一方の回転方向
に付勢するためのねじりコイルばねである。このような
モータ2とアーム4との間にクラッチ機構が構成されて
いる。
【0008】装置本体1内の定位置には、軸線O2を中
心として回転自在の駆動クラッチ板20が配備されてお
り、その外周部には、ウォーム3に噛合するウォームホ
イール21が一体成形または別体成形されて結合されて
いる。これらのウォーム3とウォームホイール21は、
モータ2の回転力を減速して駆動クラッチ板20に伝達
する減速機構を構成する。駆動クラッチ板20の図1中
の左側面には、周方向に沿って等間隔に並ぶ複数の駆動
クラッチ歯22が形成されている。駆動クラッチ歯22
の基端側の両側部には、図3(a)、(b)のように軸
線O2に対して傾斜する傾斜面22Aが形成され、また
駆動クラッチ歯22の先端側の両側部には、軸線O2に
沿う垂直面22Bが形成されている。
心として回転自在の駆動クラッチ板20が配備されてお
り、その外周部には、ウォーム3に噛合するウォームホ
イール21が一体成形または別体成形されて結合されて
いる。これらのウォーム3とウォームホイール21は、
モータ2の回転力を減速して駆動クラッチ板20に伝達
する減速機構を構成する。駆動クラッチ板20の図1中
の左側面には、周方向に沿って等間隔に並ぶ複数の駆動
クラッチ歯22が形成されている。駆動クラッチ歯22
の基端側の両側部には、図3(a)、(b)のように軸
線O2に対して傾斜する傾斜面22Aが形成され、また
駆動クラッチ歯22の先端側の両側部には、軸線O2に
沿う垂直面22Bが形成されている。
【0009】また、図中符号30は従動クラッチ板であ
り、駆動クラッチ板20と同一軸線O2上に回転自在に
配備され、かつ軸線O2に沿って移動自在、つまり駆動
クラッチ板20に対して近接および離間する図1中の左
右方向に移動自在とされている。従動クラッチ板30の
図1中の右側面には、駆動クラッチ歯22と同様に周方
向に沿って等間隔に並ぶ複数の従動クラッチ歯31が形
成されている。従動クラッチ歯31は、図3(a)、
(b)のように駆動クラッチ歯22の相互間に余裕をも
って噛合する形状とされ、その先端は少なくとも周方向
において丸く面取りされている。また、従動クラッチ板
30の図1中の左側面にはピニオン32が一体成形また
は別体成形されて結合されている。
り、駆動クラッチ板20と同一軸線O2上に回転自在に
配備され、かつ軸線O2に沿って移動自在、つまり駆動
クラッチ板20に対して近接および離間する図1中の左
右方向に移動自在とされている。従動クラッチ板30の
図1中の右側面には、駆動クラッチ歯22と同様に周方
向に沿って等間隔に並ぶ複数の従動クラッチ歯31が形
成されている。従動クラッチ歯31は、図3(a)、
(b)のように駆動クラッチ歯22の相互間に余裕をも
って噛合する形状とされ、その先端は少なくとも周方向
において丸く面取りされている。また、従動クラッチ板
30の図1中の左側面にはピニオン32が一体成形また
は別体成形されて結合されている。
【0010】このピニオン32の歯部とアーム4側の第
1のギヤ5の歯部は、従動クラッチ板30が駆動クラッ
チ板20から離間する図1中の左方に移動したときに互
いに噛合して回転力を伝達する対の結合部を構成してい
る。8は、従動クラッチ板30を駆動クラッチ板20に
近接する図1中の右方に付勢する付勢手段としての圧縮
ばねである。この圧縮ばね8は、従動クラッチ板板30
を駆動クラッチ板20に圧接させることにより、駆動ク
ラッチ板20が回転したときに、当該従動クラッチ板3
0も回転し、かつ両クラッチ歯22、31間に生じる摩
擦力の分力によって、従動クラッチ板30を駆動クラッ
チ板20から離間する方向に移動させるためのものであ
る。
1のギヤ5の歯部は、従動クラッチ板30が駆動クラッ
チ板20から離間する図1中の左方に移動したときに互
いに噛合して回転力を伝達する対の結合部を構成してい
る。8は、従動クラッチ板30を駆動クラッチ板20に
近接する図1中の右方に付勢する付勢手段としての圧縮
ばねである。この圧縮ばね8は、従動クラッチ板板30
を駆動クラッチ板20に圧接させることにより、駆動ク
ラッチ板20が回転したときに、当該従動クラッチ板3
0も回転し、かつ両クラッチ歯22、31間に生じる摩
擦力の分力によって、従動クラッチ板30を駆動クラッ
チ板20から離間する方向に移動させるためのものであ
る。
【0011】また、符号9は、装置本体1内の定位置に
回転自在に配備された手動用シャフトであり、その内端
には、アーム4の第2のギヤ6と噛合するギヤ10が一
体形成または別体形成されて結合されている。シャフト
9の外端には、ハンドル11が図1中の左右方向に移動
自在に取り付けられている。このハンドル11を圧縮ば
ね12に抗して図1中の左方に押すことによってハンド
ル11とシャフト9とが連結され、この連結状態におい
てハンドル11を回すことにより、ギヤ10、6を介し
てアーム4が回転操作できるようになっている。
回転自在に配備された手動用シャフトであり、その内端
には、アーム4の第2のギヤ6と噛合するギヤ10が一
体形成または別体形成されて結合されている。シャフト
9の外端には、ハンドル11が図1中の左右方向に移動
自在に取り付けられている。このハンドル11を圧縮ば
ね12に抗して図1中の左方に押すことによってハンド
ル11とシャフト9とが連結され、この連結状態におい
てハンドル11を回すことにより、ギヤ10、6を介し
てアーム4が回転操作できるようになっている。
【0012】次に、以上の構成からなるクラッチ付き起
動装置の作用について説明する。先ず、モータ2が回転
駆動されないモータOFF状態においては、図1に示す
ように、圧縮ばね8によって従動クラッチ板30が駆動
クラッチ板20との近接方向に移動され、ピニオン32
がアーム4の第1のギヤ5から外れている。したがっ
て、モータ2とアーム4との間の動力伝達系が遮断さ
れ、クラッチOFFとなる。このとき、本例の場合は、
従動クラッチ歯31の先端が駆動クラッチ歯22の歯底
に圧接している。また、このクラッチOFFの状態にお
いては、ハンドル11を図1中の左方に押しつつ回すこ
とにより、アーム4を回転操作することができる。
動装置の作用について説明する。先ず、モータ2が回転
駆動されないモータOFF状態においては、図1に示す
ように、圧縮ばね8によって従動クラッチ板30が駆動
クラッチ板20との近接方向に移動され、ピニオン32
がアーム4の第1のギヤ5から外れている。したがっ
て、モータ2とアーム4との間の動力伝達系が遮断さ
れ、クラッチOFFとなる。このとき、本例の場合は、
従動クラッチ歯31の先端が駆動クラッチ歯22の歯底
に圧接している。また、このクラッチOFFの状態にお
いては、ハンドル11を図1中の左方に押しつつ回すこ
とにより、アーム4を回転操作することができる。
【0013】一方、モータ2が回転駆動されるモータO
N状態においては、モータ2の回転がウォーム3とウォ
ームホイル21によって大きく減速されてから駆動クラ
ッチ板20に伝達される。すると、その初期の時点にお
いては、従動クラッチ板30が圧縮ばね8によって駆動
クラッチ板20側に押圧されているために、両クラッチ
板20、30間に一体的な回転が生じる。これにより、
両クラッチ板20、30のクラッチ歯22、31間に
は、傾斜面に沿って摩擦力が作用し、その軸線方向の分
力によって、従動クラッチ板30が駆動クラッチ板20
から離間する方向(図1中の左方)に移動する。例え
ば、駆動クラッチ板20が図3(b)中の矢印A方向に
回転して、両クラッチ板20、30の間に相対回転が生
じた場合、相対的に、従動クラッチ歯31の先端が図3
(b)中の矢印B方向から駆動クラッチ歯22の傾斜面
22A上に乗り上がり、従動クラッチ板30が圧縮ばね
8に抗して駆動クラッチ板20から離間する方向に移動
する。この従動クラッチ板30の移動によって、ピニオ
ン32が第1のギヤ5に噛合する。そして、従動クラッ
チ歯31が垂直面22Bに当たってからは、従動クラッ
チ板30が駆動クラッチ板20と共に矢印A方向に回転
して、回転力が伝達されることになる。このようにモー
タ2のONにより、クラッチが自動的にONとなってア
ーム4が回転駆動されることになる。
N状態においては、モータ2の回転がウォーム3とウォ
ームホイル21によって大きく減速されてから駆動クラ
ッチ板20に伝達される。すると、その初期の時点にお
いては、従動クラッチ板30が圧縮ばね8によって駆動
クラッチ板20側に押圧されているために、両クラッチ
板20、30間に一体的な回転が生じる。これにより、
両クラッチ板20、30のクラッチ歯22、31間に
は、傾斜面に沿って摩擦力が作用し、その軸線方向の分
力によって、従動クラッチ板30が駆動クラッチ板20
から離間する方向(図1中の左方)に移動する。例え
ば、駆動クラッチ板20が図3(b)中の矢印A方向に
回転して、両クラッチ板20、30の間に相対回転が生
じた場合、相対的に、従動クラッチ歯31の先端が図3
(b)中の矢印B方向から駆動クラッチ歯22の傾斜面
22A上に乗り上がり、従動クラッチ板30が圧縮ばね
8に抗して駆動クラッチ板20から離間する方向に移動
する。この従動クラッチ板30の移動によって、ピニオ
ン32が第1のギヤ5に噛合する。そして、従動クラッ
チ歯31が垂直面22Bに当たってからは、従動クラッ
チ板30が駆動クラッチ板20と共に矢印A方向に回転
して、回転力が伝達されることになる。このようにモー
タ2のONにより、クラッチが自動的にONとなってア
ーム4が回転駆動されることになる。
【0014】その後、再びモータ2がOFFとなったと
きは、従動クラッチ板30を図1中の左方に移動させる
力がなくなり、圧縮ばね8の復元力によって、従動クラ
ッチ板30が図1中の右方に復帰して図3(a)の状態
に戻る。したがって、ピニオン32が第1のギヤ5から
外れ、再びクラッチOFFとなる。また、このようにク
ラッチOFFとなったとき、アーム4は、ねじりコイル
ばね7の復元力によって元の原点位置にまで復帰され
る。
きは、従動クラッチ板30を図1中の左方に移動させる
力がなくなり、圧縮ばね8の復元力によって、従動クラ
ッチ板30が図1中の右方に復帰して図3(a)の状態
に戻る。したがって、ピニオン32が第1のギヤ5から
外れ、再びクラッチOFFとなる。また、このようにク
ラッチOFFとなったとき、アーム4は、ねじりコイル
ばね7の復元力によって元の原点位置にまで復帰され
る。
【0015】ところで、従動クラッチ板30を駆動クラ
ッチ板20から離間させる移動力は、両クラッチ板2
0、30の相対的な回転力の分力として生じるため、そ
の従動クラッチ板30の移動力は、傾斜面22Aの傾斜
角度および圧縮ばね8のばね定数に応じて最適な大きさ
に設定することができる。
ッチ板20から離間させる移動力は、両クラッチ板2
0、30の相対的な回転力の分力として生じるため、そ
の従動クラッチ板30の移動力は、傾斜面22Aの傾斜
角度および圧縮ばね8のばね定数に応じて最適な大きさ
に設定することができる。
【0016】なお、モータ2の回転方向が特定されてい
る場合には、その回転方向において傾斜面22Aが作用
するように、その傾斜面22Aを駆動クラッチ歯22の
一側にのみ形成してもよい。また、従動クラッチ板30
が駆動クラッチ板20から離間する方向に移動したとき
に互いに結合して回転力を伝達する対の結合部は、互い
に噛合可能なピニオン32とギヤ5とを用いた構成のみ
に特定されず任意である。例えば、従動クラッチ板30
の図1中の左側に、軸線O2を中心として回転自在の従
動回転体を配備して、従動クラッチ板30が駆動クラッ
チ板20から離間する方向に移動して従動回転体に近接
することにより、従動クラッチ板30と従動回転体との
対向面部が互いに噛合して回転力を伝達するような構成
としてもよい。要は、従動クラッチ板30が駆動クラッ
チ板20から離間する方向に移動したときに回転力の伝
達系が形成できればよい。
る場合には、その回転方向において傾斜面22Aが作用
するように、その傾斜面22Aを駆動クラッチ歯22の
一側にのみ形成してもよい。また、従動クラッチ板30
が駆動クラッチ板20から離間する方向に移動したとき
に互いに結合して回転力を伝達する対の結合部は、互い
に噛合可能なピニオン32とギヤ5とを用いた構成のみ
に特定されず任意である。例えば、従動クラッチ板30
の図1中の左側に、軸線O2を中心として回転自在の従
動回転体を配備して、従動クラッチ板30が駆動クラッ
チ板20から離間する方向に移動して従動回転体に近接
することにより、従動クラッチ板30と従動回転体との
対向面部が互いに噛合して回転力を伝達するような構成
としてもよい。要は、従動クラッチ板30が駆動クラッ
チ板20から離間する方向に移動したときに回転力の伝
達系が形成できればよい。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜3のい
ずれかに記載の発明によれば、駆動クラッチ板が回転駆
動されたときに、その駆動クラッチ板から従動クラッチ
板が所定量離間移動して、その従動クラッチ板が出力軸
側の従動回転体に結合して回転力を伝達するから、駆動
源としてのモータのON、OFFだけによって自動的に
回転力の伝達系を断続させることができ、従来のように
クラッチ機構を断続させるために電磁ソレノイドなどの
特別な動力源を用いる必要がなく、その分、装置全体の
小型化、軽量化、低価格化、および制御回路の簡素化を
実現することができる。
ずれかに記載の発明によれば、駆動クラッチ板が回転駆
動されたときに、その駆動クラッチ板から従動クラッチ
板が所定量離間移動して、その従動クラッチ板が出力軸
側の従動回転体に結合して回転力を伝達するから、駆動
源としてのモータのON、OFFだけによって自動的に
回転力の伝達系を断続させることができ、従来のように
クラッチ機構を断続させるために電磁ソレノイドなどの
特別な動力源を用いる必要がなく、その分、装置全体の
小型化、軽量化、低価格化、および制御回路の簡素化を
実現することができる。
【0018】ここで、特に請求項2に記載の発明によれ
ば、駆動クラッチ板と従動クラッチ板の対向面部におい
て互いに噛合する対のクラッチ歯の一方の側部に傾斜面
を形成することにより、その傾斜面の傾斜角度に応じた
分力によって、従動クラッチ板を駆動クラッチ板から離
間する方向に確実に移動させることができる。さらに、
請求項3に記載の発明によれば、従動クラッチ板と従動
回転体との対向面部における対の結合部をピニオンとギ
ヤの歯部によって構成することにより、その対の結合部
の簡素化、および装置全体の一層の小型軽量化を図るこ
とができるといった効果が得られる。
ば、駆動クラッチ板と従動クラッチ板の対向面部におい
て互いに噛合する対のクラッチ歯の一方の側部に傾斜面
を形成することにより、その傾斜面の傾斜角度に応じた
分力によって、従動クラッチ板を駆動クラッチ板から離
間する方向に確実に移動させることができる。さらに、
請求項3に記載の発明によれば、従動クラッチ板と従動
回転体との対向面部における対の結合部をピニオンとギ
ヤの歯部によって構成することにより、その対の結合部
の簡素化、および装置全体の一層の小型軽量化を図るこ
とができるといった効果が得られる。
【図1】この発明の一実施形態における装置内部の概略
構成図である。
構成図である。
【図2】図1のII−II線に沿う概略断面図である。
【図3】図1における駆動クラッチ歯と従動クラッチ歯
との関係の説明図であり、図3(a)はモータOFF時
における要部の展開図、図3(b)はモータON時にお
ける要部の展開図である。
との関係の説明図であり、図3(a)はモータOFF時
における要部の展開図、図3(b)はモータON時にお
ける要部の展開図である。
1 装置本体 2 モータ 3 ウォーム 4 アーム(出力軸) 5 第1のギヤ(従動回転体) 6 第2のギヤ 7 ねじりコイルばね 8 圧縮ばね(付勢手段) 20 駆動クラッチ板 21 ウォームホイール 22 駆動クラッチ歯 22A 傾斜面 22B 垂直面 30 従動クラッチ板 31 従動クラッチ歯 32 ピニオン
Claims (3)
- 【請求項1】 モータによって回転駆動される駆動クラ
ッチ板と、 上記駆動クラッチ板の回転軸線上に回転自在に配備さ
れ、かつ上記回転軸線に沿って上記駆動クラッチ板に対
して近接、離間移動自在の従動クラッチ板と、 上記従動クラッチ板を上記駆動クラッチ板に近接させる
方向に付勢する付勢手段と、 上記駆動クラッチ板と上記従動クラッチ板との対向面部
のそれぞれに形成されて、上記駆動クラッチ板が回転駆
動されたときに、上記付勢手段の付勢力に抗して上記従
動クラッチ板を上記駆動クラッチ板から離間する方向に
所定量移動させてから回転力を伝達する対のクラッチ歯
と、 上記従動クラッチ板との対向位置に回転自在に配備され
かつ出力軸に連結された従動回転体と、 上記従動回転体と上記従動クラッチ板との対向部のそれ
ぞれに形成されて、上記従動クラッチ板が上記駆動クラ
ッチ板から離間する方向に所定量移動したときに互いに
結合して回転力を伝達する対の結合部とを備えたことを
特徴とするクラッチ付き駆動装置。 - 【請求項2】 上記対のクラッチ歯の一方の側部に、上
記回転軸線に対して傾斜して他方のクラッチ歯の先端と
摺接可能な傾斜面を形成したことを特徴とする請求項1
に記載のクラッチ付き駆動装置。 - 【請求項3】 上記従動回転体をギヤとしかつ上記従動
クラッチ板にピニオンを設けて、上記対の結合部を上記
ギヤの歯部と上記ピニオンの歯部とによって構成したこ
とを特徴とする請求項1または2に記載のクラッチ付き
駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9880798A JPH11294494A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | クラッチ付き駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9880798A JPH11294494A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | クラッチ付き駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11294494A true JPH11294494A (ja) | 1999-10-26 |
Family
ID=14229620
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9880798A Pending JPH11294494A (ja) | 1998-04-10 | 1998-04-10 | クラッチ付き駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11294494A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105927680A (zh) * | 2016-06-08 | 2016-09-07 | 中国核电工程有限公司 | 一种单拉伸弹簧式离合器接力装置 |
-
1998
- 1998-04-10 JP JP9880798A patent/JPH11294494A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN105927680A (zh) * | 2016-06-08 | 2016-09-07 | 中国核电工程有限公司 | 一种单拉伸弹簧式离合器接力装置 |
| CN105927680B (zh) * | 2016-06-08 | 2019-09-13 | 中国核电工程有限公司 | 一种单拉伸弹簧式离合器接力装置 |
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