JPH1129619A - 機械的特性の優れた熱可塑性ポリウレタン樹脂の製造方法 - Google Patents

機械的特性の優れた熱可塑性ポリウレタン樹脂の製造方法

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JPH1129619A
JPH1129619A JP9217935A JP21793597A JPH1129619A JP H1129619 A JPH1129619 A JP H1129619A JP 9217935 A JP9217935 A JP 9217935A JP 21793597 A JP21793597 A JP 21793597A JP H1129619 A JPH1129619 A JP H1129619A
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chain extender
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tpu
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thermoplastic polyurethane
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JP9217935A
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Tatsuya Hayashi
林  達也
Akio Kikuchi
章夫 菊池
Koji Kanetani
紘二 金谷
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NIPPON MIRACTRAN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機械的特性の優れた熱可塑性ポリウレタン樹
脂の製造方法を提供する。 【解決手段】 ポリオール、鎖延長剤及びポリイソシア
ネートからなる熱可塑性ポリウレタン樹脂において、鎖
延長剤の一部に一般式〔I〕で示される分子内に1個の
アミド基を有するアミドジオールを、鎖延長剤に対して
0.5〜50モル%加え反応させることを特徴とする、
機械的特性の優れた熱可塑性ポリウレタン樹脂の製造方
法である 【化1】 (但し、Rは炭素数2から10、Rは1から10の
炭化水素基を示す。)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機械的特性の優れ
た熱可塑性ポリウレタン樹脂の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、熱可塑性ポリウレタン樹脂(以
下、TPUと略)の機械的特性を改善する最も一般的な
方法としては、TPUの製造時、ポリイソシアネートを
過剰に配合する方法が知られていた。これは、ポリウレ
タン鎖に少量のイソシアネート(NCO)基を含有さ
せ、加熱によりアロファネート結合などの架橋反応を起
こさせたり、あるいは空気中の水分と反応させてウレア
結合あるいはビュウレット結合を起こさせたりすること
により機械的特性を改善してきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
NCOを過剰に配合する方法には、機械的特性にばらつ
きが見られたり、TPUの溶融粘度にばらつきが生じた
りするなど安定な商品が生産できないという問題点があ
った。これは、NCO基と空気中などの水分との反応が
いろいろな条件により大きく影響を受け、その結果生じ
る化学結合あるいは生成物が多岐に渡るためであると推
察される。本発明は、ばらつきの多い従来のTPU製造
方法を改良し、安定した優れた機械的特性を有するTP
Uの製造方法を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な従来の問題点を解決するため鋭意検討した結果、TP
Uを製造する際、分子内に1個のアミド基を有するアミ
ドジオールを加えて反応させることによって、優れた機
械的特性を有する成形物を得ることができることを見い
だし本発明を完成するに至った。すなわち本発明によ
り、ポリオール、鎖延長剤及びポリイソシアネートから
なるTPUにおいて、鎖延長剤の一部に、一般式〔I〕
で示される分子内に1個のアミド基を有するアミドジオ
ールを鎖延長剤に対して0.5〜50モル%加え、反応
させることを特徴とする、機械的特性の優れた熱可塑性
ポリウレタン樹脂の製造方法が提供される。
【化2】 (但し、Rは炭素数2から10、Rは1から10の
炭化水素基を示す。)
【0005】本発明に用いられるポリオールとしては、
通常ポリイソシアネートの反応相手に用いられる末端に
水酸基を有する分子量400〜10000のポリエーテ
ル類、ポリエステル類、ポリエステルアミド類、ポリエ
ーテルエステル類、ポリカーボネート類などを挙げるこ
とができる。ポリエーテル類としては、例えばテトラヒ
ドロフラン、プロピレンオキシド及びエチレンオキシド
の重合生成物、あるいはこれらの共重合生成物、または
ポリエーテルのビニル単量体によるグラフト重合体など
を挙げることができる。ポリエステル類及びポリエステ
ルアミド類としては、多価アルコール類と多価カルボン
酸とから、場合によりジアミンまたはアミノアルコール
類を併用して、縮合反応により得られるものが挙げられ
る。多価アルコール類としては、例えば、エチレングリ
コール、ジエチレングリコール、ブチレングリコール、
ヘキサメチレングリコール、2−メチルプロパンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、3−メチルペンタンジオ
ール、2−メチルオクタンジオール、1,9ノナンジオ
ール、シクロヘキサンジメタノール、グリセリン、トリ
メチロールプロパンなどがある。多価カルボン酸類とし
ては、例えば、琥珀酸、アジピン酸、セバシン酸、ダイ
マー酸、水添ダイマー酸、フタル酸、フタル酸アルキル
エステル類、トリメット酸、マレイン酸、フマール酸、
イタコン酸などがある。また、ブチロラクトン、バレロ
ラクトン、カプロラクトンなどの環状エステル類の開環
重合によって得られるものも挙げられる。ポリエーテル
エステル類は、上記ポリエステル類を得る際の縮合反応
時使用する多価アルコール類の一部あるいは全部にポリ
エーテル類を用いるほかはポリエステル類と同じように
して得られるものが挙げられる。ポリカーボネート類と
しては、1,6ヘキサンジオール、1,4シクロヘキサ
ンジメタノールなどのジオール類と、ジアルキルカーボ
ネート、ジアリールカーボネートあるいはエチレンカー
ボネートのような環状カーボネートとのエステル交換反
応によって得られるものが挙げられる。
【0006】本発明に用いられる鎖延長剤としては、エ
チレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレン
グリコール、1,4ブタンジオール、1,6ヘキサンジ
オール、1,9ノナンジオール、ビス−βヒドロキシエ
トキシベンゼン、3−メチル−1,5ペンタンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、N−フェニルジイソプロ
パノールアミン、モノエタノールアミンなどが挙げられ
る。
【0007】本発明に用いられるポリイソシアネートと
しては、フェニレンジイソシアネート、トリレンジイソ
シアネート、キシリレンジイソシアネート、テトラメチ
ルキシリレンジイソシアネート、ナフチレンジイソシア
ネート、ジフェニルメタンジイソシアネートなど及びこ
れらの異性体からなる芳香族ジイソシアネート、1,6
−ヘキサメチレンジイソシアネート、1,12−ドデカ
ンジイソシアネート、トリメチル−ヘキサメチレンジイ
ソシアネートなどの脂肪族ジイソシアネート、シクロヘ
キサンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイ
ソシアネート、イソホロンジイソシアネート、水添キシ
リレンジイソシアネート、ノルボルナン−ジイソシアネ
ートメチルなどの脂環式ジイソシアネートなどを挙げる
ことができる。また、これらの化合物と活性水素基含有
化合物との反応によるイソシアネート基末端化合物、あ
るいは、これらの化合物の反応、例えばカルボジイミド
化反応などによるポリイソシアネート変成体なども挙げ
ることができる。また、メタノール、n−ブタノール、
ベンジルアルコール、アセト酢酸エチル、ε−カプロラ
クタム、メチルエチルケトンオキシム、フェノール、ク
レゾールなどの活性水素を分子内に1個有するブロック
剤で1部を安定化したポリイソシアネートも挙げること
ができる。
【0008】本発明に用いられるアミドジオールは、分
子内に1個のアミド基を有するジオールであり、一般式
〔I〕で示される。本発明のアミドジオールは、例えば
モノアルカノールアミンとオキシ酸及び又は環状エステ
ルとの反応によって得られる。
【化3】 (但し、Rは炭素数2から10、Rは1から10の
炭化水素基を示す。)モノアルカノールアミンとして
は、炭化水素基(R)の炭素数が2から10のものが
好ましく、例えば、モノエタノールアミン、モノプロパ
ノールアミン、モノブタノールアミン、モノヘキサノー
ルアミン等が挙げられる。オキシ酸としては炭化水素基
(R)の炭素数が1から10のものが好ましく、例え
ばオキシ酢酸、オキシプロピオン酸、乳酸、オキシ酪酸
等の脂肪族炭化水素系オキシ酸、p−オキシ安息香酸等
の芳香族オキシ酸及び脂環族オキシ酸を挙げることがで
きる。また、環状エステルとしては、例えば、γ−ブチ
ロラクトン、δ−バレロラクトン、β−メチル−δ−バ
レロラクトン、ε−カプロラクトン等の分子内エステル
化物を挙げることができる。本発明のアミドジオール
は、モノアルカノールアミンとオキシプロピオン酸クロ
ライドのようなオキシ酸クロライドの反応によっても得
られる。本発明のアミドジオールは、モノアルカノール
アミンとオキシ酸などとの縮合反応あるいは開環反応に
よって通常の反応条件により得られる。
【0009】一般式〔I〕で示されるアミドジオールの
添加量は、鎖延長剤全体量に対し0.5〜50モル%が
良い。特に1〜30モル%が好ましい。0.5モル%未
満の場合、機械的特性の著しい改善が見られず、また5
0モル%を超える場合、得られたTPUの溶融粘度が上
昇し、成形性が低下するので好ましくない。
【0010】本発明のTPUは、ポリイソシアネートポ
リオール、鎖延長剤及びアミドジオールを、全活性水素
基モル数に対するポリイソシアネートのイソシアネート
基モル数の比(R値)を0.7〜1.3、好ましくは
0.9〜1.05になるように配合して製造される。イ
ソシアネート基過剰配合の場合は、TPU製造後に加熱
処理などによりイソシアネート基を残存させないように
する。鎖延長剤、アミドジオール及びポリオールは、鎖
延長剤とアミドジオールの合計した活性水素基モル数と
ポリオールの活性水素基モル数の比(R’値)が0.1
〜15になるように配合する。R’が0.1未満の場
合、TPUに粘着性がでて、取扱いにくくなるので好ま
しくない。15を超える場合、TPUが脆くなるので好
ましくない。
【0011】本発明のTPUの製造方法は、公知のTP
Uの製造方法例えば、ワンショット法、プレポリマー
法、パッチ反応法、連続反応法、ニーダーによる方法、
押出し機による方法などの方法が採用できる。例えば、
ニーダーによる方法では、ニーダーにポリオール、鎖延
長剤、アミドジオールを仕込み、80℃に加温後、ポリ
イソシアネートを投入し、10〜60分反応させ、冷却
することにより粉末状またはブロック状のTPUを製造
することができる。これらの粉末状またはブロック状の
樹脂は、必要に応じ押出し機などによりペレット状にす
る。製造に用いる装置は、多成分計量混合機などを連結
したニーダー、一軸あるいは多軸押出し機などが使用で
きる。
【0012】本発明のTPUを製造する際、必要に応じ
触媒を添加することができる。使用できる触媒は、例え
ば、トリエチルアミン、トリエチレンジアミン、Nメチ
ルイミダゾール、N−エチルモルホリン、1,8−ジア
ザビシクロ,5,4,0ウンデセン−7(DBU)など
のアミン類、酢酸カリ、スタナスオクトエート、ジブチ
ルチンジラウレートなどの有機金属類、トリブチルフォ
スフィン、ホスフォレン、ホスフォレンオキサイドなど
のリン系化合物である。
【0013】本発明によって得られるTPUは、必要に
応じ他の樹脂を添加することができる。使用できる樹脂
は、例えば、ABS樹脂、SAN樹脂、塩化ビニル樹
脂、ポリプロピレン、ポリスチレン、ポリアセタール、
ポリアミド、ポリエステル、ポリエステルエーテル、ポ
リカーボネート、エポキシ樹脂、アミノ樹脂、フェノー
ル樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂などである。これら
の樹脂は本発明のTPU100重量部に対し1〜50重
量部添加することができる。
【0014】本発明によって得られるTPUは、必要に
応じ他の物質を添加することができる。添加できる物質
は、例えば、酸化防止剤、紫外線吸収剤、耐熱向上剤、
可塑剤、滑剤、帯電防止剤、導電付与剤、着色剤、無機
及び有機充填剤、繊維系補強材、艶消し剤、加水分解防
止剤、反応遅延剤などである。
【0015】本発明のTPUは、一般に用いられている
熱可塑性ポリウレタン樹脂の成形方法および成形条件が
全て適用される。例えば、押出し成形、射出成形、吹込
成形、カレンダー加工、ロール加工、プレス加工、遠心
成形、回転成形などの成形方法によって成形される。
【0016】
【実施例】本発明について、実施例及び比較例によりさ
らに詳細に説明するが、本発明はこれらにより何ら限定
されるものではない。実施例及び比較例において、
「部」は全て「重量部」を意味する。
【0017】合成例1 500mlの4つ口フラスコに攪拌機、温度計、冷却器
及び分液ロートを付け、この中にモノエタノールアミン
(試薬特級)を100部仕込み、攪拌しながらε−カプ
ロラクトン(試薬特級)196部を数回に分けて添加す
る。その後、120℃に昇温し、温度を保ち16時間反
応させた。フーリエ変換赤外分光光度計(FT−IR)
でアミド結合の吸収ピーク変化から反応の終点を確認し
た。反応物を室温まで下げ、アミド基含有ジオールを得
た。
【0018】合成例2 合成例1においてε−カプロラクトンの代わりにδ−バ
レロラクトン(試薬特級)を用いたほかは合成例1と同
じ方法でアミド基含有ジオールを得た。具体的な配合量
としては、モノエタノールアミン100部、δ−パレロ
ラクトン172部である。
【0019】実施例1 撹拌機のついた反応容器に、ポリオールとしてエーテル
系ポリオール(保土谷化学製PTG1000、水酸価1
12mgKOH/g)100部、鎖延長剤として1,4
ブタンジオール(1,4BG)8.9部及び合成例1で
合成したアミドジオール(Rの炭素数2、Rの炭素
数5)0.18部(鎖延長剤全体量に対して1モル%に
なるように)加え均一に混合し、100℃に調整後4,
4’−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)を
50部加え、ウレタン化反応を行った(このときのR値
及びR’値は1.00である)。反応物が90℃になっ
たところでバットに流し込みバット上で固化させた。得
られた固化物を80℃の電気炉で24時間熟成させ、固
化物の残存イソシアネート(残NCO)が消費されたこ
とを確認したのち固化物を粉砕し、本発明のTPU15
9部を得た。得られたTPUを射出成形機を用い成形温
度160〜190℃、成形圧力600kgf/cm
条件で110×55×2mmのシートを成形する。この
シートを100℃で16時間アニール処理後、引張試験
を行った。その結果を表1に示す。 〔引張試験方法〕JIS−K7311に準拠し、JlS
3号ダンベル、引張り速度500mm/min.で行
う。 〔残NCOの測定方法〕FT−IR(フーリエ変換赤外
分光光度計)の吸光度スペクトルから、NCO基吸収波
数2270cm−1の吸光度とフェニル基吸収波数16
00cm−1の吸光度の吸光度比から求める。
【0020】実施例2 実施例1において、アミドジオールが鎖延長剤全体量に
対して10モル%になるように配合したほかは実施例1
と同じ方法で実施した。このときのR値は1.00,
R’値は1.05である。具体的な配合量としては、P
TG1000を100部、1,4BG8.1部、アミド
ジオール1.8部、MDIは52部である。このように
して本発明のTPUを161部得た。得られたTPUを
実施例1と同じ方法で処理し試験を行った。その結果を
表1に示す。
【0021】実施例3 実施例1において、アミドジオールが鎖延長剤全体量に
対して20モル%になるように配合したほかは実施例1
と同じ方法で実施した。このときのR値は1.00、
R’値は1.10である。具体的な配合量としては、P
TG1000を100部、1,4BG7.2部、アミド
ジオール3.5部、MDIは53部である。このように
して本発明のTPUを163部得た。得られたTPUを
実施例1と同じ方法で処理し試験を行った。その結果を
表1に示す。
【0022】実施例4 実施例1において、アミドジオールが鎖延長剤全体量に
対して35モル%になるように配合したほかは実施例1
と同じ方法で実施した。このときのR値は1.00,
R’値は1.18である。具体的な配合量としては、P
TG1000を100部、1,4BG5.9部、アミド
ジオール6.1部、MDIは55部である。このように
して本発明のTPUを166部得た。得られたTPUを
実施例1と同じ方法で処理し試験を行った。その結果を
表1に示す。
【0023】比較例1 実施例1において、PTG1000、1,4BG,MD
Iだけで、R値が1.07、R’が1.00になるよう
にしたほかは実施例1と同じ方法で実施した。固化物の
熱処理条件が実施例1と同じ条件では残NCOが消費し
きれず、完全に消費されるまでさらに室温で約10日間
放置した。このようにして得られたTPUを実施例1と
同じ方法で処理し試験を行った。その結果を表1に示
す。
【0024】実施例5 実施例1において、ポリオールにカプロラクトン系ポリ
オール(ダイセル化学製PL220(水酸価56mgK
OH/g)を用い、アミドジオールとして合成例2で得
られたアミドジオール(Rの炭素数2、Rの炭素数
4)を鎖延長剤全体量に対して10モル%になるように
配合したほかは実施例1と同じ方法で実施した。この時
のR値は1.00,R’値は3.15である。具体的な
配合量としては、PL220を100部、1,4BG1
2.2部、アミドジオール2.4部、MDIは52部で
ある。このようにして本発明のTPUを166部得た。
得られたTPUを実施例1と同じ方法で処理し試験を行
った。その結果を表2に示す。
【0025】比較例2 実施例5において、PL220,1,4BG、MDIだ
けで、R値が1.07、R’が3.0になるように配合
したほかは実施例5と同じ方法で実施した。固化物の熱
処理条件が実施例5と同じ条件では残NCOが消費しき
れず、完全に消費されるまでさらに室温で約10日間放
置した。このようにして得られたTPUを実施例1と同
じ方法で処理し試験を行った。その結果を表2に示す。
【0026】
【発明の効果】本発明の方法によって得られたTPU
は、優れた機械的強度を有する。さらに圧縮永久歪み、
永久伸び、耐熱性、耐熱水性、耐薬品性、耐油性、耐摩
耗性などの諸特性も改良される。
【0027】本発明のTPUは、例えば高圧ホース、医
療用チューブ、油・空圧チューブ、燃料チューブ、塗装
用ホース、消防用ホースなどの各種ホース・チューブ
類、コンベアベルト、エアーマット、ダイヤフラム、キ
ーボードシート、合成皮革、ライフジャケット、ウエッ
トスーツ、ホットメルトフィルムなど各種フィルム類、
電力・通信ケーブル、コンピュータ配線、自動車配線、
カールコードなどの各種電線・ケーブル類、各種ロープ
類、各種駆動ベルト類、スリップ止めなど各種異型押出
成形品、また射出成形関係では、ボールジョイント、ダ
ストカバー、ペダルストッパー、ドアロックストライカ
ー、ブッシュ、スプリングカバー、軸受け、防振部品、
などの自動車部品、各種ギヤ、シール・パッキン、コネ
クター、ラパースクリーン、印字ドラムなどの機械部
品、スポーツシューズのソール及びポイント、婦人靴ト
ップリフトなどの靴関連部品、ローラー、キャスター、
グリッブ、スノーチェーンなど、さらに、溶剤に溶解し
て接着剤、塗料などにも有効に使用することができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポリオール、鎖延長剤及びポリイソシア
    ネートからなる熱可塑性ポリウレタン樹脂において、鎖
    延長剤の一部に一般式〔I〕で示される分子内に1個の
    アミド基を有するアミドジオールを、鎖延長剤に対して
    0.5〜50モル%加え反応させることを特徴とする、
    機械的特性の優れた熱可塑性ポリウレタン樹脂の製造方
    法。 【化1】 (但し、Rは炭素数2から10、Rは1から10の
    炭化水素基を示す。)
JP9217935A 1997-07-09 1997-07-09 機械的特性の優れた熱可塑性ポリウレタン樹脂の製造方法 Pending JPH1129619A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011125540A1 (ja) * 2010-03-31 2011-10-13 三井化学株式会社 熱可塑性ポリウレタン樹脂および成形品
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