JPH11301294A - シフトレバー装置 - Google Patents

シフトレバー装置

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JPH11301294A
JPH11301294A JP10772498A JP10772498A JPH11301294A JP H11301294 A JPH11301294 A JP H11301294A JP 10772498 A JP10772498 A JP 10772498A JP 10772498 A JP10772498 A JP 10772498A JP H11301294 A JPH11301294 A JP H11301294A
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JP
Japan
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shift lever
bush
lever device
holding
plate
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JP10772498A
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English (en)
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Tsutomu Sugiura
務 杉浦
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品の小型化および軽量化を促進し、部品同
士の組立作業性を向上することの可能なシフトレバー装
置を提供する。 【解決手段】 自動変速機を制御するシフトレバー7
と、シフトレバー7を軸線A1を中心として回転可能に
保持するシフトレバープレート2とを備えたシフトレバ
ー装置1において、シフトレバー7に形成され、かつ、
軸線A1に沿って相互に逆方向に突出した2つの突出部
11と、2つの突出部11の外周に別々に嵌合される2
つのブッシュ12と、シフトレバープレート2に形成さ
れ、かつ、2つのブッシュ12が別々に嵌合される2つ
の保持穴4とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両に搭載され
た変速機をマニュアルシフトするためのシフトレバー装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両用の変速機は、シフトレバ
ー装置の操作によりマニュアルシフトすることが可能に
構成されている。一方、近年は、車両に搭載されたエン
ジンの燃費を向上させるために、各種の部品の小型化お
よび軽量化が促進されており、シフトレバー装置の場合
は、部品を合成樹脂により成形することにより、上記事
態に対処している。
【0003】このように、シフトレバー装置の部品を合
成樹脂により成形した発明の一例が、実開昭60−12
6815号公報および特開平9−183315号公報に
記載されている。各公報に記載されたシフトレバー装置
においては、シフトレバーが合成樹脂により構成されて
いる。このシフトレバーの端部には筒部が形成され、筒
部を軸線方向に貫通する貫通穴が形成されている。
【0004】また、車体側にはシフトレバーを保持する
ベースプレート(保持部材)が設けられている。このベ
ースプレートには、一対のブラケットが設けられてお
り、一対のブラケットには保持穴がそれぞれ形成されて
いる。そして、軸部材を貫通穴および保持穴に嵌合(圧
入)することにより、シフトレバーが軸線を中心として
回転可能に保持されている。上記構成のシフトレバーを
操作すると、シフトレバーの回転が変速機側に伝達さ
れ、油圧制御装置のマニュアルバルブが動作してマニュ
アルシフトされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例においては、シフトレバーの操作時に、シフトレバ
ーの筒部と軸部材とが摺動することになる。このため、
合成樹脂で成形された筒部の強度を確保する必要があ
り、筒部の半径方向の肉厚を可及的に増大させなければ
ならなかった。その結果、シフトレバーの小型化および
軽量化が阻害される問題があった。また、筒部の肉厚の
増大により、その設置スペースを確保しなければなら
ず、シフトレバーの近傍に配置される部品のレイアウト
が制約される可能性があった。
【0006】また、上記従来例においては、シフトレバ
ー装置の組立工程において、筒部に形成された貫通穴
と、一対のブラケットにそれぞれ形成された2つの保持
穴とを同時に位置決めした後に、貫通穴および2つの保
持穴に軸部材を嵌合する作業がおこなわれていた。この
ため、保持穴と貫通穴との位置決め作業が容易ではな
く、シフトレバー装置の組立作業性が低下する問題があ
った。
【0007】さらに、シフトレバー装置の組立状態にお
いて、シフトレバーの操作力を確実に変速機側に伝達す
るために、シフトレバーおよび一対のブラケットならび
によび筒部を相互に嵌合することにより、各部材同士が
筒部の半径方向に相対移動することを防止していた。こ
のため、軸線方向における各部材同士の嵌合領域が可及
的に長くなり、各部材同士の嵌合に必要な荷重が増大
し、シフトレバー装置の組立作業性が一層低下する問題
があった。
【0008】この発明は上記事情を背景としてなされた
もので、各部品の小型化および軽量化を一層促進するこ
とが可能であり、かつ、各部品同士の組立作業性を向上
することの可能なシフトレバー装置を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段およびその作用】上記目的
を達成するため請求項1の発明は、変速機を制御するシ
フトレバーと、このシフトレバーを軸線を中心として回
転可能に保持する保持部材とを備えたシフトレバー装置
において、前記シフトレバーに形成され、かつ、前記軸
線に沿って相互に逆方向に突出した2つの突出部と、こ
の2つの突出部の外周に別々に嵌合される2つの筒部材
と、前記保持部材に形成され、かつ、前記2つの筒部材
が別々に嵌合される2つの保持穴とを備えていることを
特徴とする。上記保持穴には、保持部材を厚さ方向に貫
通する穴の他に、保持部材の一側縁に開口する切欠部ま
たは溝部が含まれる。
【0010】請求項1の発明によれば、2つの突出部を
2つの筒部材を介して別々に保持穴に取り付けることに
なる。このため、シフトレバーを合成樹脂により成形し
た場合においても、2つの突出部を中実に構成してその
強度を確保することができ、2つの突出部の軸線に直交
する方向の寸法(肉厚)を抑制することができる。
【0011】また、2つの突出部に対して2つの筒部材
が別々に嵌合される構成であるため、2つの突出部を保
持穴に対して片方ずつ位置決めし、各突出部および各保
持穴に対して別々に筒部材を嵌合圧入することができ
る。したがって、2つの突出部と2つの保持穴との位置
決め作業を容易におこなうことができる。さらに、シフ
トレバー側における嵌合部分が2つの突出部に限定され
るため、軸線方向における各部材同士の嵌合長さが可及
的に抑制される。
【0012】請求項2の発明は、請求項1の構成に加え
て、前記突出部と前記筒部材との嵌合面に、この筒部材
の半径方向の高さが異なる凹凸部が形成されていること
を特徴とする。
【0013】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の作用を得られる他、筒部材を保持穴に嵌合するにあた
り、筒部材と保持穴とが軸線に直交する方向に芯ずれし
ていた場合は、凹凸部が筒部材の半径方向に弾性変形す
ることにより、両者の芯ずれが吸収される。
【0014】
【発明の実施の形態】つぎに、この発明の実施例を添付
図面に基づいて説明する。図2は、この発明のシフトレ
バー装置1の概略構成を示す正面図、図3は図2のIII
−III 線における側面断面図である。このシフトレバー
装置1は、車両に搭載されている自動変速機(図示せ
ず)を制御するために設けられている。この自動変速機
は、エンジン(図示せず)の出力側に配置されており、
この自動変速機は、遊星歯車機構を有する歯車変速機構
と、歯車変速機構のトルク伝達経路を切り換える摩擦係
合装置と、摩擦係合装置の動作を制御する油圧制御装置
とを備えた公知の構造のものが例示される。そして、油
圧制御装置のマニュアルバルブの動作により、例えば、
L(ロー)レンジ、2(セカンド)レンジ、D(ドライ
ブ)レンジ、N(ニュートラル)レンジ、R(リバー
ス)レンジ、P(パーキング)レンジを相互に切り換え
可能に構成されている。
【0015】この実施例のシフトレバー装置1は、いわ
ゆるフロアーシフト形式の構造であり、シフトレバープ
レート2が車体のフロアー(図示せず)に固定されてい
る。このシフトレバープレート2は合成樹脂により一体
成形されているとともに、シフトレバープレート2に
は、一対の側壁3が相互に平行に立設されている。一対
の側壁3同士の対向する位置には、同一形状の切欠部4
がそれぞれ形成されている。各切欠部4はシフトレバー
プレート2の一側縁に開口されており、各切欠部4は、
ほぼ垂直方向に延ばされた直線部5と、直線部5の下端
に接続された円形部6とを備えている。2つの円形部6
は同一の軸線A1を中心として形成されている。
【0016】一方、自動変速機を制御するシフトレバー
7は合成樹脂により一体成形されており、このシフトレ
バー7が一対の側壁3の間に配置されている。シフトレ
バー7の上端にはシフトノブ8が形成され、シフトノブ
8にはノブボタン9が設けられている。また、シフトノ
ブ8の下部にはシャフト9Aが接続され、シャフト9A
の下部には、ほぼ三角形状のプレート部10が形成され
ている。
【0017】このプレート部10の両端には、軸線方向
に相互に逆向きに突出した一対の突出部11が形成され
ている。一対の突出部11の水平方向における幅B1
は、切欠部4の直線部5の幅C1よりも狭く設定されて
いる。また、一対の突出部11の正面形状がほぼ方形に
構成されている。さらに、円形部6の内径は直線部5の
幅C1よりも大きく設定されている。
【0018】そして、前記切欠部4の円形部6には、円
筒形状のブッシュ12がそれぞれ嵌合固定されている。
図4は、ブッシュ12の正面図、図5はブッシュ12の
側面図である。ブッシュ12は合成樹脂により一体成形
されており、ブッシュ12の軸線方向の長さが、側壁3
の軸線方向の厚さとほぼ同一に設定されている。各ブッ
シュ12の外周には、円周方向に沿って凹部13と凸部
14とが交互に配置されている。すなわち、凹部13と
凸部14とにより、いわゆる外歯形状のスプラインもし
くはセレーションを構成している。
【0019】また、ブッシュ12のほぼ中央にはその軸
線方向に貫通する貫通穴15が形成されている。この貫
通穴15の正面形状はほぼ方形に構成されている。上記
構成のブッシュ12の外周が切欠部4の円形部6に嵌合
(圧入)固定され、ブッシュ12の貫通穴15に対して
突出部11が嵌合(圧入)固定されている。したがっ
て、シフトレバー7が操作された場合は、シフトレバー
7およびブッシュ12が軸線A1を中心として一体回転
し、ブッシュ12の外周面と保持穴6の内面とが摺動す
る。なお、ブッシュ12の凹部13にはグリースが保持
されている。また、ブッシュ12の外周面と端面とによ
り形成されたエッジ部、つまり、プレート部10側のエ
ッジ部には、全周に亘り面取り部16が施されている。
【0020】一方、前記シフトレバー7の長さ方向の中
途部位には、シフトレバー7にほぼ直交して合成樹脂製
のプレート17が取り付けられており、プレート17の
一端には長穴18が形成されている。また、シフトレバ
ープレート2にはマウント部19が形成され、マウント
部19には円筒形状のカラー20が取り付けられてい
る。このカラー20の内部にはケーブル21が、その長
さ方向に移動可能に挿入されている。このケーブル21
の一端には係止ピン21Aが形成され、係止ピン21A
が長穴18に挿入されてナット22により締め付け固定
されている。なお、ケーブル22の他端にはレバー(図
示せず)が連結され、ケーブル21の動力がレバーを介
して油圧制御装置のマニュアルバルブに伝達されるよう
に構成されている。
【0021】また、プレート17における長穴18とは
反対側の端部には、位置決め爪部23が設けられてい
る。さらに、シフトレバープレート2には、階段形状の
凹凸部24Aを有する合成樹脂製のガイドプレート24
が設けられている。そして、位置決め爪23の先端が凹
凸部24Aに係合されている。すなわち、位置決め爪2
3と凹凸部24Aとの係合力により、シフトレバー7が
所定の操作位置に位置決めされる。
【0022】なお、シフトレバー7にはノブボタン9の
操作により動作するディテントピン(図示せず)が設け
られているとともに、シフトレバープレート2側にはデ
ィテントプレート(図示せず)が設けられている。そし
て、自動変速機がPレンジに設定されている状態におい
ては、ディテントピンの動作がディテントプレートによ
り規制され、ノブボタン9の操作をおこなわない限り、
シフトレバー7を他のレンジに変更できないように構成
されている。上記実施例において、シフトレバー装置1
の各部品を構成する合成樹脂材料としては、具体的には
ポリアセタールやナイロンなどが例示される。さらに、
上記シフトレバー装置1が車両に取り付けられた状態に
おいては、シフトノブ8の全部およびシャフト9Aの一
部が、コンソールカバー(図示せず)の外部に露出して
おり、その他の部品がコンソールカバーの内部に収納さ
れている。
【0023】ここで、図1ないし図5に示す実施例の構
成と、この発明の構成との対応関係を説明する。すなわ
ち、シフトレバープレート2がこの発明の保持部材に相
当し、切欠部4がこの発明の保持穴に相当し、ブッシュ
12がこの発明の筒部材に相当する。
【0024】上記構成のシフトレバー装置1の動作を説
明する。まず、自動変速機がPレンジに設定された状態
において、ノブボタン9を操作してディテントピンとデ
ィテントプレートとの係合を解除する。そして、シフト
レバー7を操作すると、シフトレバー7の操作力がブッ
シュ12に伝達され、ブッシュ12が切欠部4の円形部
6内で回転する。その結果、シフトレバー7が軸線A1
を中心として所定角度だけ回転(揺動)し、シフトレバ
ー7の動作がケーブル21を介して油圧制御装置のマニ
ュアルバルブに伝達され、Pレンジ以外のレンジに変更
される。また、そのほかのレンジ同士の切換も同様にし
ておこなわれる。
【0025】なお、ブッシュ12とシフトレバープレー
ト2との摺動面はグリースにより潤滑され、その摩耗が
抑制される。また、一対の突出部11とブッシュ12と
保持穴6との嵌合力により、シフトレバー7およびブッ
シュ12ならびにシフトレバープレート2が、軸線A1
に直交する方向に相対移動(ガタつく)することが防止
されている。したがって、シフトレバー7の操作性が良
好に維持される。
【0026】つぎに、シフトレバー装置1の組立工程を
説明する。まず、図1に示すように、シフトレバー7と
シフトレバープレート2とを相対移動するとともに、一
対の突出部11を切欠部6に挿入し、一対の突出部11
が円形部6のほぼ中心に到達した時点で、シフトレバー
7とシフトレバープレート2との相対移動を停止する。
その後、ブッシュ12を側壁3の側方から移動させてブ
ッシュ12を円形穴6の内周に嵌合するとともに、突出
部11をブッシュ12の貫通穴15に嵌合する。
【0027】上記のように、この実施例においては、2
つの突出部11を2つのブッシュ12を介して別々に保
持穴6に取り付けることになる。このため、シフトレバ
ー7を合成樹脂により成形しているものの、2つの突出
部11を中実に構成してその強度を確保することがで
き、2つの突出部11の軸線A1に直交する方向の寸法
(肉厚)を抑制することができる。したがって、シフト
レバー装置1の小型化および軽量化が一層促進され、エ
ンジンの燃費を一層向上させることができる。また、シ
フトレバー装置1の設置スペースが抑制され、シフトレ
バー装置1の近傍に配置される部品のレイアウトの自由
度が増す。
【0028】また、2つの突出部11に対して2つのブ
ッシュ12が別々に嵌合される構成であるため、2つの
突出部12を保持穴6に対して片方ずつ位置決めし、各
突出部11および各保持穴6に対して別々にブッシュ1
2を嵌合することができる。したがって、2つの突出部
11と2つの保持穴6との位置決め作業を容易におこな
うことができる。したがって、シフトレバー装置1の組
立作業性が向上する。さらに、シフトレバー11側にお
ける嵌合部分が2つの突出部11に限定されるため、軸
線方向における各部材同士の嵌合長さが可及的に抑制さ
れる。したがって、各部材同士を嵌合するために必要な
嵌合荷重が抑制され、シフトレバー装置1の組立作業性
が一層向上する。
【0029】さらにまた、この実施例においては、2つ
の突出部11と各ブッシュ12との嵌合面に、ブッシュ
12の半径方向の高さが異なる凹部13および凸部14
が形成されている。このため、ブッシュ12を保持穴6
に嵌合するにあたり、ブッシュ12と保持穴6とが軸線
A1に直交する方向に芯ずれしていた場合でも、凹部1
3および凸部14がブッシュ12の半径方向に弾性変形
することにより、両者の芯ずれが吸収される。したがっ
て、保持穴6とブッシュ12との摺動抵抗(嵌合荷重)
が低減され、シフトレバー装置1の組立作業性が一層向
上する。
【0030】また、シフトレバー装置1の組立状態でシ
フトレバー7を操作した場合に、凹部13および凸部1
4が弾性変形することにより、ブッシュ12とシフトレ
バープレート2との摩擦抵抗が抑制され、シフトレバー
7の回転力(操作力)が摩擦抵抗に変換されにくく、安
定した操作性を維持できる。
【0031】さらに、ブッシュ12の一端側に面取り部
16が施されているため、ブッシュ12を円形部6に嵌
合する場合に面取り部16を嵌合方向の前方に位置させ
ることにより、ブッシュ12と円形部6との芯ずれが矯
正され、かつ、嵌合荷重が低減され、シフトレバー装置
1の組立作業性が一層向上する。また、凹部13にグリ
ースが保持されるため、長期間に亘って安定した潤滑性
能を得られる。
【0032】図6はこの発明の他の実施例を示す部分的
な正面図である。図6に示す実施例においては、切欠部
4の円形部6の内周に円周方向に沿って凹部25と凸部
26とが交互に形成されている。つまり、円形部6の内
周に内歯が形成されている。一方、ブッシュ12の外周
形状が円形に構成されている。このようにして、シフト
レバープレート2とブッシュ12とが相対回転可能に結
合されている。そして、ブッシュ12の外周が円形部6
の内周に嵌合されている。その他の構成は、図1ないし
図5の実施例と同様であるため、同一の符号を付してそ
の説明を省略する。図6の実施例においても、図1ない
し図5の実施例と同様の作用効果を得られる。
【0033】なお、上記図1ないし図6の実施例におい
て、ブッシュ12の貫通穴15および突出部11の正面
形状は、三角形や五角形または六角形などに構成されて
いてもよい。すなわち、シフトレバー7とブッシュ12
とが相対回転不可能に連結していればよく、セレーショ
ン結合またはスプライン結合を採用してもよい。なお、
図1ないし図6の実施例において、筒部材はその一方が
開口して他方が封鎖された有底円筒形状に構成すること
も可能である。
【0034】さらに、図1ないし図6の実施例におい
て、シフトレバープレート2に対して切欠部をほぼ水平
方向に設けることも可能である。さらに図1ないし図6
の実施例においては、シフトレバー装置1の組立状態
で、保持穴6に嵌合されたブッシュ12が保持穴6内で
軸線方向に移動することを防止するためのストッパ(図
示せず)を設けることも可能である。
【0035】また、この発明においては、保持部材の保
持穴に対して筒部材を回転不可能に圧入し、シフトレバ
ーの突出部と筒部材とを相対回転可能に結合する構成を
採用することも可能である。さらに、この発明は、イン
ストルメントパネルに設けられたシフトレバー装置に対
して適用することも可能である。
【0036】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
シフトレバーを合成樹脂により成形した場合において
も、2つの突出部を中実に構成してその強度を確保する
ことができ、2つの突出部の寸法(肉厚)を抑制するこ
とができる。したがって、シフトレバー装置の小型化お
よび軽量化が一層促進されるとともに、シフトレバー装
置の設置スペースが抑制され、シフトレバー装置の近傍
に配置される部品のレイアウトの自由度が増す。
【0037】また、請求項1の発明によれば、2つの突
出部を保持穴に対して片方ずつ位置決めし、各突出部お
よび各保持穴に対して別々に筒部材を嵌合圧入すること
ができる。さらに、2つの突出部と2つの保持穴との位
置決め作業を容易におこなうことができる。さらにま
た、シフトレバー側における嵌合部分が2つの突出部に
限定されるため、軸線方向における各部材同士の嵌合長
さが可及的に抑制される。したがって、シフトレバー装
置の組立作業性が向上する。
【0038】請求項2の発明によれば、請求項1と同様
の効果を得られる他、筒部材を保持穴に嵌合するにあた
り、筒部材と保持穴とが軸線に直交する方向に芯ずれし
ていた場合は、凹凸部が筒部材の半径方向に弾性変形す
ることにより、両者の芯ずれが吸収される。したがっ
て、保持穴と筒部材との摺動抵抗(嵌合荷重)が低減さ
れ、シフトレバー装置の組立作業性が一層向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明のシフトレバー装置の実施例を示す
分解斜視図である。
【図2】 図1のシフトレバー装置の組立状態を示す正
面図である。
【図3】 図2のIII −III 線における側面断面図であ
る。
【図4】 図1および図2のシフトレバー装置に用いら
れるブッシュの正面図である。
【図5】 図1および図2のシフトレバー装置に用いら
れるブッシュの側面図である。
【図6】 この発明のシフトレバー装置の他の実施例を
示す部分的な正面図である。
【符号の説明】
1…シフトレバー装置、 2…シフトレバープレート、
4…保持穴、 7…シフトレバー、 11…突出部、
12…ブッシュ、 13…凹部、 14…凸部、 A
1…軸線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 変速機を制御するシフトレバーと、この
    シフトレバーを軸線を中心として回転可能に保持する保
    持部材とを備えたシフトレバー装置において、 前記シフトレバーに形成され、かつ、前記軸線に沿って
    相互に逆方向に突出した2つの突出部と、この2つの突
    出部の外周に別々に嵌合される2つの筒部材と、前記保
    持部材に形成され、かつ、前記2つの筒部材が別々に嵌
    合される2つの保持穴とを備えていることを特徴とする
    シフトレバー装置。
  2. 【請求項2】 前記突出部と前記筒部材との嵌合面に、
    この筒部材の半径方向の高さが異なる凹凸部が形成され
    ていることを特徴とする請求項1に記載のシフトレバー
    装置。
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