JPH11301908A - ウェブガイド装置 - Google Patents
ウェブガイド装置Info
- Publication number
- JPH11301908A JPH11301908A JP11291098A JP11291098A JPH11301908A JP H11301908 A JPH11301908 A JP H11301908A JP 11291098 A JP11291098 A JP 11291098A JP 11291098 A JP11291098 A JP 11291098A JP H11301908 A JPH11301908 A JP H11301908A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- web
- roller
- guide device
- rotating body
- web guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Handling Of Continuous Sheets Of Paper (AREA)
- Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 生産性の向上を図ることができるウェブガイ
ド装置を提供する。 【解決手段】 ローラ2は、ウェブ1を加熱する加温ロ
ーラ又はウェブ1を冷却する冷却ローラである。ローラ
2は、ウェブ1を停止させた状態で空転して、その外周
面20の温度分布を均一にする。このときに、ローラ2
の外周面20に水滴が付着していると、ウェブ1がロー
ラ2に巻き付く可能性がある。送風装置3a,3bは、
ローラ2の外周面20とウェブ1の一方の表面1aとの
間に空気を吹き込み、これらの間に間隙部4を形成す
る。また、吸引装置5a,5b,5cは、ウェブ1の他
方の表面1bを吸引して、ローラ2の外周面20とウェ
ブ1の表面1aとの間に間隙部4を形成する。その結
果、ウェブ1とローラ2との間に摩擦力が発生するのを
防止して、ローラ2にウェブ1が巻き付くのを防止する
ことができる。
ド装置を提供する。 【解決手段】 ローラ2は、ウェブ1を加熱する加温ロ
ーラ又はウェブ1を冷却する冷却ローラである。ローラ
2は、ウェブ1を停止させた状態で空転して、その外周
面20の温度分布を均一にする。このときに、ローラ2
の外周面20に水滴が付着していると、ウェブ1がロー
ラ2に巻き付く可能性がある。送風装置3a,3bは、
ローラ2の外周面20とウェブ1の一方の表面1aとの
間に空気を吹き込み、これらの間に間隙部4を形成す
る。また、吸引装置5a,5b,5cは、ウェブ1の他
方の表面1bを吸引して、ローラ2の外周面20とウェ
ブ1の表面1aとの間に間隙部4を形成する。その結
果、ウェブ1とローラ2との間に摩擦力が発生するのを
防止して、ローラ2にウェブ1が巻き付くのを防止する
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走行するウェブを
ガイドするローラなどを備えるウェブガイド装置に関す
るものである。
ガイドするローラなどを備えるウェブガイド装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のウェブガイド装置を概略
的に示す側面図である。ウェブ1は、例えば、紙、プラ
スチック、繊維、金属箔などのテープ又はフィルムなど
の帯状物である。ウェブ1は、図示しないロール給紙装
置から巻き出されてA方向に走行している。ウェブ1
は、印刷などの所定の加工がされた後に、図示しない巻
取り装置によって巻き取られる。
的に示す側面図である。ウェブ1は、例えば、紙、プラ
スチック、繊維、金属箔などのテープ又はフィルムなど
の帯状物である。ウェブ1は、図示しないロール給紙装
置から巻き出されてA方向に走行している。ウェブ1
は、印刷などの所定の加工がされた後に、図示しない巻
取り装置によって巻き取られる。
【0003】ローラ2は、ウェブ1を巻き付けて回転す
る回転体である。ローラ2は、ウェブ1の搬送路上に配
置されている。ローラ2は、巻掛け角度が約180度に
設定されている。ローラ2は、その外周面20において
ウェブ1を巻き付けており、A方向に走行するウェブ1
と外周面20において回転接触しつつ、このウェブ1を
180度折り返している。ローラ2は、例えば、ウェブ
1に塗工液を塗布する前にウェブ1を予め加熱する加温
ローラや、ウェブ1に塗工液を塗布して乾燥した後に、
ウェブ1を冷却する冷却ローラなどであり、ウェブ1の
走行をガイドするガイドローラとしての機能以外の機能
を備えている。ローラ2は、例えば、その直径が40c
m〜50cm程度であり、通常のガイドローラよりも直
径が大きく、ウェブ1の巻掛け角度も大きい。
る回転体である。ローラ2は、ウェブ1の搬送路上に配
置されている。ローラ2は、巻掛け角度が約180度に
設定されている。ローラ2は、その外周面20において
ウェブ1を巻き付けており、A方向に走行するウェブ1
と外周面20において回転接触しつつ、このウェブ1を
180度折り返している。ローラ2は、例えば、ウェブ
1に塗工液を塗布する前にウェブ1を予め加熱する加温
ローラや、ウェブ1に塗工液を塗布して乾燥した後に、
ウェブ1を冷却する冷却ローラなどであり、ウェブ1の
走行をガイドするガイドローラとしての機能以外の機能
を備えている。ローラ2は、例えば、その直径が40c
m〜50cm程度であり、通常のガイドローラよりも直
径が大きく、ウェブ1の巻掛け角度も大きい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5は、従来のウェブ
ガイド装置において空転したローラにウェブが巻き付い
た状態を示す側面図である。図6は、従来のウェブガイ
ド装置において空転したローラにウェブが巻き込まれた
状態を示す側面図である。従来のウェブガイド装置は、
機械の立ち上げ時や運転準備時にローラ2を空回しする
ことがある。例えば、ローラ2が加温ローラや冷却ロー
ラであるときには、ウェブ1と接触するローラ2の外周
面20を均一な温度にするために、ウェブ1を停止しさ
せた状態でローラ2を空転させることがある。
ガイド装置において空転したローラにウェブが巻き付い
た状態を示す側面図である。図6は、従来のウェブガイ
ド装置において空転したローラにウェブが巻き込まれた
状態を示す側面図である。従来のウェブガイド装置は、
機械の立ち上げ時や運転準備時にローラ2を空回しする
ことがある。例えば、ローラ2が加温ローラや冷却ロー
ラであるときには、ウェブ1と接触するローラ2の外周
面20を均一な温度にするために、ウェブ1を停止しさ
せた状態でローラ2を空転させることがある。
【0005】しかし、図5に示すように、ウェブ1を停
止させた状態でローラ1を空転させると、ウェブ1は、
ローラ2の回転にしたがって、このローラ2に巻き付く
可能性があった。特に、ローラ2が冷却ローラであると
きには、このローラ2が結露して、その外周面に水滴が
付着する可能性がある。そして、ローラ2がさらに回転
すると、図6に示すように、ウェブ1とローラ2との間
に巻き付き先端部1aが入り込み、ローラ2がウェブ1
を巻き込んでウェブ2が二重巻きになってしまう可能性
があった。このような状況は、常に発生するわけではな
いが、ローラ2の直径が大きいとき、ローラ2の外周面
に水滴が付着しているとき、ウェブ1が薄いときなどに
発生する可能性があった。
止させた状態でローラ1を空転させると、ウェブ1は、
ローラ2の回転にしたがって、このローラ2に巻き付く
可能性があった。特に、ローラ2が冷却ローラであると
きには、このローラ2が結露して、その外周面に水滴が
付着する可能性がある。そして、ローラ2がさらに回転
すると、図6に示すように、ウェブ1とローラ2との間
に巻き付き先端部1aが入り込み、ローラ2がウェブ1
を巻き込んでウェブ2が二重巻きになってしまう可能性
があった。このような状況は、常に発生するわけではな
いが、ローラ2の直径が大きいとき、ローラ2の外周面
に水滴が付着しているとき、ウェブ1が薄いときなどに
発生する可能性があった。
【0006】このために、ローラ2がウェブ1を巻き込
むのを防止するために、ローラ2の空転時には、ウェブ
1を予め切断しておいて、ローラ2の空転終了後に、ウ
ェブ1をつなぎ合わせる必要があった。その結果、ウェ
ブ1の生産時や加工時に、ウェブ1の切断作業とウェブ
1のつなぎ合わせ作業が必要となって、作業負担が増加
してしまうという問題点があった。また、ウェブ1をつ
なぎ合わせた箇所には、粘着テープなどが残ってしまう
ために、その部分が製品にならず、歩留りが悪くなると
いう問題点があった。
むのを防止するために、ローラ2の空転時には、ウェブ
1を予め切断しておいて、ローラ2の空転終了後に、ウ
ェブ1をつなぎ合わせる必要があった。その結果、ウェ
ブ1の生産時や加工時に、ウェブ1の切断作業とウェブ
1のつなぎ合わせ作業が必要となって、作業負担が増加
してしまうという問題点があった。また、ウェブ1をつ
なぎ合わせた箇所には、粘着テープなどが残ってしまう
ために、その部分が製品にならず、歩留りが悪くなると
いう問題点があった。
【0007】本発明の課題は、生産性の向上を図ること
ができるウェブガイド装置を提供することである。
ができるウェブガイド装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、以下のような
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定するものではない。すなわ
ち、請求項1の発明は、走行するウェブ(1)をガイド
する回転体(2)を備えるウェブガイド装置において、
前記回転体を空転させたときに、この回転体に前記ウェ
ブが巻き付くのを防止する巻き付き防止手段(3a,3
b;5a,5b,5c)を備えることを特徴とするウェ
ブガイド装置である。
解決手段により、前記課題を解決する。なお、理解を容
易にするために、本発明の実施形態に対応する符号を付
して説明するが、これに限定するものではない。すなわ
ち、請求項1の発明は、走行するウェブ(1)をガイド
する回転体(2)を備えるウェブガイド装置において、
前記回転体を空転させたときに、この回転体に前記ウェ
ブが巻き付くのを防止する巻き付き防止手段(3a,3
b;5a,5b,5c)を備えることを特徴とするウェ
ブガイド装置である。
【0009】請求項2の発明は、請求項1に記載のウェ
ブガイド装置において、前記巻き付き防止手段は、前記
回転体と前記ウェブとの間に間隙(4)を形成すること
を特徴とするウェブガイド装置である。
ブガイド装置において、前記巻き付き防止手段は、前記
回転体と前記ウェブとの間に間隙(4)を形成すること
を特徴とするウェブガイド装置である。
【0010】請求項3の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のウェブガイド装置において、前記巻き付き防止
手段は、前記ウェブが前記回転体と接触しない側の表面
(1b)を吸引する吸引装置(5a,5b,5c)であ
ることを特徴とするウェブガイド装置である。
に記載のウェブガイド装置において、前記巻き付き防止
手段は、前記ウェブが前記回転体と接触しない側の表面
(1b)を吸引する吸引装置(5a,5b,5c)であ
ることを特徴とするウェブガイド装置である。
【0011】請求項4の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のウェブガイド装置において、前記巻き付き防止
手段は、前記回転体と前記ウェブとの間に気体を吹き込
む送風装置(3a,3b)であることを特徴とするウェ
ブガイド装置である。
に記載のウェブガイド装置において、前記巻き付き防止
手段は、前記回転体と前記ウェブとの間に気体を吹き込
む送風装置(3a,3b)であることを特徴とするウェ
ブガイド装置である。
【0012】請求項5の発明は、請求項1又は請求項2
に記載のウェブガイド装置において、前記巻き付き防止
手段は、前記回転体と前記ウェブとの間に気体を吹き込
む送風装置(3a,3b)と、前記ウェブが前記回転体
と接触しない側の表面を吸引する吸引装置(5a,5
b,5c)とを含むことを特徴とするウェブガイド装置
である。
に記載のウェブガイド装置において、前記巻き付き防止
手段は、前記回転体と前記ウェブとの間に気体を吹き込
む送風装置(3a,3b)と、前記ウェブが前記回転体
と接触しない側の表面を吸引する吸引装置(5a,5
b,5c)とを含むことを特徴とするウェブガイド装置
である。
【0013】請求項6の発明は、請求項4又は請求項5
に記載のウェブガイド装置において、前記送風装置は、
前記ウェブと前記回転体とが接触を開始する箇所、及び
/又は、前記ウェブと前記回転体とが接触を終了する箇
所に配置されていることを特徴とするウェブガイド装置
である。
に記載のウェブガイド装置において、前記送風装置は、
前記ウェブと前記回転体とが接触を開始する箇所、及び
/又は、前記ウェブと前記回転体とが接触を終了する箇
所に配置されていることを特徴とするウェブガイド装置
である。
【0014】請求項7の発明は、請求項4から請求項6
までのいずれか1項に記載のウェブガイド装置におい
て、前記送風装置は、エアーを吹き込むエアーノズル
(30)と、前記エアーの温度を調節する温度調節手段
(31)とを含むことを特徴とするウェブガイド装置で
ある。
までのいずれか1項に記載のウェブガイド装置におい
て、前記送風装置は、エアーを吹き込むエアーノズル
(30)と、前記エアーの温度を調節する温度調節手段
(31)とを含むことを特徴とするウェブガイド装置で
ある。
【0015】請求項8の発明は、請求項1から請求項7
までのいずれか1項に記載のウェブガイド装置におい
て、前記回転体は、加熱ローラ又は冷却ローラであるこ
とを特徴とするウェブガイド装置である。
までのいずれか1項に記載のウェブガイド装置におい
て、前記回転体は、加熱ローラ又は冷却ローラであるこ
とを特徴とするウェブガイド装置である。
【0016】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、図面を参
照して、本発明の第1実施形態について、さらに詳しく
説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るウェブ
ガイド装置を概略的に示す側面図である。なお、図4〜
図6に示した部材と同一の部材は、同一の番号を付し
て、その詳細な説明を省略する。
照して、本発明の第1実施形態について、さらに詳しく
説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係るウェブ
ガイド装置を概略的に示す側面図である。なお、図4〜
図6に示した部材と同一の部材は、同一の番号を付し
て、その詳細な説明を省略する。
【0017】送風装置3a,3bは、ローラ2を空転さ
せたときに、このローラ2にウェブ1が巻き付くのを防
止するための装置である。送風装置3aは、ウェブ1が
ローラ2に近づき、これらが接触を開始しようとする箇
所(入口部)に配置されており、送風装置3bは、ウェ
ブ1がローラ2から遠ざかり、これらが接触を終了しよ
うとする箇所(出口部)に配置されている。送風装置3
a,3bは、ローラ2の外周面20と対向する側のウェ
ブ1の表面1aと、ローラ2の外周面20との間に気体
を吹き込み、これらの間に間隙部4を形成して摩擦力が
発生しないようにしている。送風装置3a,3bは、温
度調整部31と、気体に圧力を加えるロータ32と、1
mm〜2mm程度の大きさの細孔又はスリットを複数有
し、ロータ32が送出する気体を噴出するノズル30な
どを備えている。
せたときに、このローラ2にウェブ1が巻き付くのを防
止するための装置である。送風装置3aは、ウェブ1が
ローラ2に近づき、これらが接触を開始しようとする箇
所(入口部)に配置されており、送風装置3bは、ウェ
ブ1がローラ2から遠ざかり、これらが接触を終了しよ
うとする箇所(出口部)に配置されている。送風装置3
a,3bは、ローラ2の外周面20と対向する側のウェ
ブ1の表面1aと、ローラ2の外周面20との間に気体
を吹き込み、これらの間に間隙部4を形成して摩擦力が
発生しないようにしている。送風装置3a,3bは、温
度調整部31と、気体に圧力を加えるロータ32と、1
mm〜2mm程度の大きさの細孔又はスリットを複数有
し、ロータ32が送出する気体を噴出するノズル30な
どを備えている。
【0018】温度調節部31は、噴出する気体の温度を
任意の温度に調節するためのものである。温度調節部3
1は、気体を所定の温度に加熱及び/又は冷却する図示
しない熱交換器と、この熱交換器を制御する制御部など
を備えている。
任意の温度に調節するためのものである。温度調節部3
1は、気体を所定の温度に加熱及び/又は冷却する図示
しない熱交換器と、この熱交換器を制御する制御部など
を備えている。
【0019】つぎに、本発明の第1実施形態に係るウェ
ブガイド装置の動作について説明する。ローラ2は、そ
の外周面20の温度分布を均一にするために、ウェブ1
を停止させた状態で空転する。送風装置3a,3bは、
ローラ2が空転を開始するのと同時に、ローラ2の外周
面20とウェブ1の表面1aとの間に、ノズル30から
C方向に気体を吹き込む。ノズル30が噴出する気体
は、ウェブ1の幅方向に噴き出すとともに、ローラ2の
外周面20とウェブ1の表面1aとの間を、これらに沿
って流れる。その結果、ノズル30が噴出する気体は、
ローラ2の外周面20とウェブ1の表面1aとの間に間
隙部4を形成し、これらの間に摩擦力が発生するのを防
止する。
ブガイド装置の動作について説明する。ローラ2は、そ
の外周面20の温度分布を均一にするために、ウェブ1
を停止させた状態で空転する。送風装置3a,3bは、
ローラ2が空転を開始するのと同時に、ローラ2の外周
面20とウェブ1の表面1aとの間に、ノズル30から
C方向に気体を吹き込む。ノズル30が噴出する気体
は、ウェブ1の幅方向に噴き出すとともに、ローラ2の
外周面20とウェブ1の表面1aとの間を、これらに沿
って流れる。その結果、ノズル30が噴出する気体は、
ローラ2の外周面20とウェブ1の表面1aとの間に間
隙部4を形成し、これらの間に摩擦力が発生するのを防
止する。
【0020】以上説明したように、本発明の第1実施形
態に係るウェブガイド装置は、以下に記載するような効
果を有する。 (1) 本発明の第1実施形態は、ローラ2の空転時
に、ローラ2の外周面20とウェブ1の表面1aとの間
に、送風装置3a,3bによって気体を吹き込んでい
る。その結果、ローラ2の外周面20とウェブ1の表面
1aとの間に間隙部4を形成することができるために、
ローラ2が空転しても、このローラ2にウェブ1が巻き
付くのを確実に防止することができる。特に、ローラ2
が結露しやすい冷却ローラや、直径の大きいローラであ
っても、このローラ2にウェブ1が巻き付くのを確実に
防止することができる。また、ローラ2の空転時に、ウ
ェブ1を切断する必要がなくなるために、作業負荷が軽
減するとともに歩留りが向上し、生産性の向上を図るこ
とができる。
態に係るウェブガイド装置は、以下に記載するような効
果を有する。 (1) 本発明の第1実施形態は、ローラ2の空転時
に、ローラ2の外周面20とウェブ1の表面1aとの間
に、送風装置3a,3bによって気体を吹き込んでい
る。その結果、ローラ2の外周面20とウェブ1の表面
1aとの間に間隙部4を形成することができるために、
ローラ2が空転しても、このローラ2にウェブ1が巻き
付くのを確実に防止することができる。特に、ローラ2
が結露しやすい冷却ローラや、直径の大きいローラであ
っても、このローラ2にウェブ1が巻き付くのを確実に
防止することができる。また、ローラ2の空転時に、ウ
ェブ1を切断する必要がなくなるために、作業負荷が軽
減するとともに歩留りが向上し、生産性の向上を図るこ
とができる。
【0021】(2) 本発明の第1実施形態は、送風装
置3a,3bのノズル30から噴出する気体の温度を調
節可能な温度調節部31を備えている。このために、例
えば、ローラ2が加温ローラ又は冷却ローラであるとき
には、噴出する気体の温度を所定温度に設定して、ロー
ラ2の温度上昇や温度降下を補助することができるとと
もに、ローラ2を短時間で所定温度に設定することがで
きる。
置3a,3bのノズル30から噴出する気体の温度を調
節可能な温度調節部31を備えている。このために、例
えば、ローラ2が加温ローラ又は冷却ローラであるとき
には、噴出する気体の温度を所定温度に設定して、ロー
ラ2の温度上昇や温度降下を補助することができるとと
もに、ローラ2を短時間で所定温度に設定することがで
きる。
【0022】(第2実施形態)図2は、本発明の第2実
施形態に係るウェブガイド装置を概略的に示す側面図で
ある。なお、図1に示した部材と同一の部材は、同一の
番号を付して、その詳細な説明を省略する。本発明の第
2実施形態に係るウェブガイド装置は、第1実施形態の
送風装置3a,3bに代えて、吸引装置5a,5b,5
cを設けた他の実施形態である。
施形態に係るウェブガイド装置を概略的に示す側面図で
ある。なお、図1に示した部材と同一の部材は、同一の
番号を付して、その詳細な説明を省略する。本発明の第
2実施形態に係るウェブガイド装置は、第1実施形態の
送風装置3a,3bに代えて、吸引装置5a,5b,5
cを設けた他の実施形態である。
【0023】吸引装置5a,5b,5cは、ローラ2を
空転させたときに、このローラ2にウェブ1が巻き付く
のを防止するための装置である。吸引装置5a,5b,
5cは、ローラ2の外周面20に沿って、ウェブ1がロ
ーラ2に巻き付く範囲内に所定の間隔を開けて配置され
ている。送風装置3a,3bは、ローラ2の外周面20
と対向するウェブ1の表面1aではなく、この外周面2
0との接触を予定していない側の表面1bを吸引し、こ
れらの間に間隙部4を形成して摩擦力が発生しないよう
にしている。吸引装置5a,5b,5cは、1mm〜2
mm程度の大きさの細孔又はスリットを複数有する吸引
ノズル50と、図示しない真空ポンプなどを備えてい
る。
空転させたときに、このローラ2にウェブ1が巻き付く
のを防止するための装置である。吸引装置5a,5b,
5cは、ローラ2の外周面20に沿って、ウェブ1がロ
ーラ2に巻き付く範囲内に所定の間隔を開けて配置され
ている。送風装置3a,3bは、ローラ2の外周面20
と対向するウェブ1の表面1aではなく、この外周面2
0との接触を予定していない側の表面1bを吸引し、こ
れらの間に間隙部4を形成して摩擦力が発生しないよう
にしている。吸引装置5a,5b,5cは、1mm〜2
mm程度の大きさの細孔又はスリットを複数有する吸引
ノズル50と、図示しない真空ポンプなどを備えてい
る。
【0024】つぎに、本発明の第2実施形態に係るウェ
ブガイド装置の動作について説明する。ローラ2の外周
面20の温度分布を均一にするために、ローラ2が空転
を開始するのと同時に、吸引装置5a,5b,5cは、
ウェブ1の表面1bをD方向に吸引する。吸引装置5
a,5b,5cは、ローラ2の外周面20とウェブ1の
表面1aとの間に間隙部4を形成して、これらの間に摩
擦力が発生するのを防止する。以上説明したように、本
発明の第2実施形態に係るウェブガイド装置は、第1実
施形態と同一の効果を有する。
ブガイド装置の動作について説明する。ローラ2の外周
面20の温度分布を均一にするために、ローラ2が空転
を開始するのと同時に、吸引装置5a,5b,5cは、
ウェブ1の表面1bをD方向に吸引する。吸引装置5
a,5b,5cは、ローラ2の外周面20とウェブ1の
表面1aとの間に間隙部4を形成して、これらの間に摩
擦力が発生するのを防止する。以上説明したように、本
発明の第2実施形態に係るウェブガイド装置は、第1実
施形態と同一の効果を有する。
【0025】(第3実施形態)図3は、本発明の第3実
施形態に係るウェブガイド装置を概略的に示す側面図で
ある。本発明の第3実施形態に係るウェブガイド装置
は、第1実施形態の送風装置3a,3bと第2実施形態
の吸引装置5a,5b,5cとを組み合わせて設置した
他の実施形態である。本発明の第3実施形態に係るウェ
ブガイド装置は、第1実施形態及び第2実施形態に比べ
て、ローラ2の外周面20とウェブ1の表面1aとの間
に間隙部4をより確実に形成することができる。その結
果、ローラ2の外周面20とウェブ1の表面1aとの間
に摩擦力が発生しないために、ウェブ1がローラ2に巻
き付くのを、確実に防止することができる。
施形態に係るウェブガイド装置を概略的に示す側面図で
ある。本発明の第3実施形態に係るウェブガイド装置
は、第1実施形態の送風装置3a,3bと第2実施形態
の吸引装置5a,5b,5cとを組み合わせて設置した
他の実施形態である。本発明の第3実施形態に係るウェ
ブガイド装置は、第1実施形態及び第2実施形態に比べ
て、ローラ2の外周面20とウェブ1の表面1aとの間
に間隙部4をより確実に形成することができる。その結
果、ローラ2の外周面20とウェブ1の表面1aとの間
に摩擦力が発生しないために、ウェブ1がローラ2に巻
き付くのを、確実に防止することができる。
【0026】(他の実施形態)本発明は、以上説明した
実施形態に限定するものではなく、以下に記載するよう
に、種々の変形又は変更が可能であって、これらも本発
明の均等の範囲内である。 (1) 本発明の実施形態は、印刷機や塗工機などによ
ってウェブ1に印刷や塗工などの加工をする場合を例に
挙げて説明したが、ウェブ状のものを加工する圧延機や
ウェブ状のものを製造する装置などについても、本発明
を適用することができる。
実施形態に限定するものではなく、以下に記載するよう
に、種々の変形又は変更が可能であって、これらも本発
明の均等の範囲内である。 (1) 本発明の実施形態は、印刷機や塗工機などによ
ってウェブ1に印刷や塗工などの加工をする場合を例に
挙げて説明したが、ウェブ状のものを加工する圧延機や
ウェブ状のものを製造する装置などについても、本発明
を適用することができる。
【0027】(2) 本発明の実施形態は、ローラ2が
加温ローラ又は冷却ローラである場合を例に挙げて説明
したが、ウェブ1の走行をガイドするガイドローラにつ
いても、本発明を適用することができる。
加温ローラ又は冷却ローラである場合を例に挙げて説明
したが、ウェブ1の走行をガイドするガイドローラにつ
いても、本発明を適用することができる。
【0028】(3) 本発明の実施形態は、送風装置3
a,3b及び吸引装置5a,5b,5cによって、ウェ
ブ1とローラ2との間に間隙部4を形成しているが、ウ
ェブ1がローラ2に巻き付かないように、これらの間の
摩擦力を低減することができるならば、ウェブ1とロー
ラ2とが一部で接触していてもよい。また、送風装置3
a,3b及び吸引装置5a,5b,5cは、移動機構を
備えていてもよい。この場合には、ローラ2の空転時以
外は、機械の運転や作業に支障を与えないように、送風
装置3a,3b及び吸引装置5a,5b,5cを他の場
所に移動することができる。
a,3b及び吸引装置5a,5b,5cによって、ウェ
ブ1とローラ2との間に間隙部4を形成しているが、ウ
ェブ1がローラ2に巻き付かないように、これらの間の
摩擦力を低減することができるならば、ウェブ1とロー
ラ2とが一部で接触していてもよい。また、送風装置3
a,3b及び吸引装置5a,5b,5cは、移動機構を
備えていてもよい。この場合には、ローラ2の空転時以
外は、機械の運転や作業に支障を与えないように、送風
装置3a,3b及び吸引装置5a,5b,5cを他の場
所に移動することができる。
【0029】(4) 本発明の第1実施形態及び第3実
施形態は、ウェブ1とローラ2とが接触を開始しようと
する箇所に送風装置3aを配置し、これらが接触を終了
しようとする箇所に送風装置3bを配置しているが、い
ずれか一方の装置を省略してもよい。また、送風装置3
a,3bは、温度調節部31を備えているが、一定温度
の気体をノズル30から噴出してもよいし、空気以外の
気体を噴出してもよい。
施形態は、ウェブ1とローラ2とが接触を開始しようと
する箇所に送風装置3aを配置し、これらが接触を終了
しようとする箇所に送風装置3bを配置しているが、い
ずれか一方の装置を省略してもよい。また、送風装置3
a,3bは、温度調節部31を備えているが、一定温度
の気体をノズル30から噴出してもよいし、空気以外の
気体を噴出してもよい。
【0030】(5) 本発明の第2実施形態及び第3実
施形態は、吸引装置5a,5b,5cを3台設置してい
るが、設置台数は、ローラ2の直径に応じて任意の数に
設定することができる。
施形態は、吸引装置5a,5b,5cを3台設置してい
るが、設置台数は、ローラ2の直径に応じて任意の数に
設定することができる。
【0031】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
れば、ウェブをガイドする回転体を空転させたときに、
この回転体にウェブが巻き付くのを防止する巻き付き防
止手段を設けたので、回転体に巻き付かないようにウェ
ブを切断する必要がなくなって、生産性の向上を図るこ
とができる。
れば、ウェブをガイドする回転体を空転させたときに、
この回転体にウェブが巻き付くのを防止する巻き付き防
止手段を設けたので、回転体に巻き付かないようにウェ
ブを切断する必要がなくなって、生産性の向上を図るこ
とができる。
【図1】本発明の第1実施形態に係るウェブガイド装置
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図2】本発明の第2実施形態に係るウェブガイド装置
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図3】本発明の第3実施形態に係るウェブガイド装置
を示す側面図である。
を示す側面図である。
【図4】従来のウェブガイド装置を示す側面図である。
【図5】従来のウェブガイド装置において空転したロー
ラにウェブが巻き付いた状態を示す側面図である。
ラにウェブが巻き付いた状態を示す側面図である。
【図6】従来のウェブガイド装置において空転したロー
ラにウェブが巻き込まれた状態を示す側面図である。
ラにウェブが巻き込まれた状態を示す側面図である。
1 ウェブ 2 ローラ 3a,3b 送風装置 4 間隙部 5a,5b,5c 吸引装置 30 ノズル 31 温度調節部
Claims (8)
- 【請求項1】 走行するウェブをガイドする回転体を備
えるウェブガイド装置において、 前記回転体を空転させたときに、この回転体に前記ウェ
ブが巻き付くのを防止する巻き付き防止手段を備えるこ
と、 を特徴とするウェブガイド装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のウェブガイド装置にお
いて、 前記巻き付き防止手段は、前記回転体と前記ウェブとの
間に間隙を形成すること、 を特徴とするウェブガイド装置。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2に記載のウェブガ
イド装置において、 前記巻き付き防止手段は、前記ウェブが前記回転体と接
触しない側の表面を吸引する吸引装置であること、 を特徴とするウェブガイド装置。 - 【請求項4】 請求項1又は請求項2に記載のウェブガ
イド装置において、 前記巻き付き防止手段は、前記回転体と前記ウェブとの
間に気体を吹き込む送風装置であること、 を特徴とするウェブガイド装置。 - 【請求項5】 請求項1又は請求項2に記載のウェブガ
イド装置において、 前記巻き付き防止手段は、 前記回転体と前記ウェブとの間に気体を吹き込む送風装
置と、 前記ウェブが前記回転体と接触しない側の表面を吸引す
る吸引装置と、 を含むことを特徴とするウェブガイド装置。 - 【請求項6】 請求項4又は請求項5に記載のウェブガ
イド装置において、 前記送風装置は、前記ウェブと前記回転体とが接触を開
始する箇所、及び/又は、前記ウェブと前記回転体とが
接触を終了する箇所に配置されていること、 を特徴とするウェブガイド装置。 - 【請求項7】 請求項4から請求項6までのいずれか1
項に記載のウェブガイド装置において、 前記送風装置は、 エアーを吹き込むエアーノズルと、 前記エアーの温度を調節する温度調節手段と、 を含むことを特徴とするウェブガイド装置。 - 【請求項8】 請求項1から請求項7までのいずれか1
項に記載のウェブガイド装置において、 前記回転体は、加熱ローラ又は冷却ローラであること、 を特徴とするウェブガイド装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11291098A JPH11301908A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | ウェブガイド装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11291098A JPH11301908A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | ウェブガイド装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11301908A true JPH11301908A (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=14598560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11291098A Pending JPH11301908A (ja) | 1998-04-23 | 1998-04-23 | ウェブガイド装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11301908A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009046272A (ja) * | 2007-08-22 | 2009-03-05 | Bellmatic Ltd | フィルム状物等の浮揚装置 |
| JP2019167233A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-03 | 株式会社Screenホールディングス | 印刷装置および印刷装置における長尺印刷用紙搬送方法 |
-
1998
- 1998-04-23 JP JP11291098A patent/JPH11301908A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009046272A (ja) * | 2007-08-22 | 2009-03-05 | Bellmatic Ltd | フィルム状物等の浮揚装置 |
| JP2019167233A (ja) * | 2018-03-26 | 2019-10-03 | 株式会社Screenホールディングス | 印刷装置および印刷装置における長尺印刷用紙搬送方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6752348B2 (en) | Winding device, and method for performing a winding shaft change in a winding device | |
| JPH0367931B2 (ja) | ||
| US8162430B2 (en) | Image forming apparatus | |
| KR20230099274A (ko) | 전극 시트의 건조 시스템 및 건조 방법 | |
| JPS62175375A (ja) | 製紙機械用テ−ル案内 | |
| JP6312135B2 (ja) | 箔転写装置 | |
| FI121304B (fi) | Kuiturainan rullauslaitteisto ja menetelmä kuiturainan rullaamiseksi | |
| JPH11301908A (ja) | ウェブガイド装置 | |
| US6547179B1 (en) | Method and apparatus for shortening the splice tail in a flying splice roll changer | |
| US7326301B2 (en) | Application device | |
| WO2001060729A1 (en) | Method and apparatus in unwinding | |
| US6996921B2 (en) | Web positioning device | |
| JP3958225B2 (ja) | 巻癖除去方法及び巻癖除去装置 | |
| US7377994B2 (en) | Method and device for threading a web in the reeling of a paper or board web | |
| JP2007210750A (ja) | 断裁排出装置 | |
| JP4289581B2 (ja) | ウェブ乾燥方法及び装置 | |
| JP2004043106A (ja) | 断裁排出装置 | |
| CN116368007A (zh) | 用于将基材与热塑性膜进行层压的设备和方法 | |
| US12269259B1 (en) | Machine assembly for conveying sheet-format substrates, comprising a first belt conveyor and a second belt conveyor, and a printing machine comprising said machine assembly | |
| JP2003504292A (ja) | フライング式のロール交換に続いてフラップを短くするための方法および装置 | |
| JPH05330019A (ja) | オフセット輪転機の冷却装置 | |
| JP4409005B2 (ja) | フィルムの巻取り調節装置 | |
| JPH09328251A (ja) | 断裁排出装置 | |
| JPH06115780A (ja) | フィルム材の非接触緊張装置 | |
| JPH0966512A (ja) | セラミック基板用グリーンシートの製造装置 |