JPH11306660A - ディスクドライブ装置及びディスクドライブ制御方法 - Google Patents

ディスクドライブ装置及びディスクドライブ制御方法

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JPH11306660A
JPH11306660A JP10993098A JP10993098A JPH11306660A JP H11306660 A JPH11306660 A JP H11306660A JP 10993098 A JP10993098 A JP 10993098A JP 10993098 A JP10993098 A JP 10993098A JP H11306660 A JPH11306660 A JP H11306660A
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magnetic disk
disk
magnetic
cartridge
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JP10993098A
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Kazushige Kawazoe
一重 河副
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 凹凸のサーボ信号記録領域等が形成された第
1の磁気ディスクと平坦面の第2の磁気ディスクとの互
換使用を可能とする。 【解決手段】 微細な凹凸のサーボ信号記録領域等13
が形成された第1の磁気ディスク3Aと平坦面の第2の
磁気ディスク3Bとが互換使用される。装填された磁気
ディスク3に対して浮上特性を有する磁気ヘッド機構2
3によって情報信号等の記録再生を行う。ディスク識別
部26によって装填された磁気ディスク3の仕様を検出
して、第1の磁気ディスク3Aを識別するとディスク回
転駆動機構22によって第2の磁気ディスク3Bよりも
高速で回転駆動して磁気ヘッド機構23の浮上力を高め
て凹凸のサーボ信号記録領域等13の影響による浮上量
の低下を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置や画
像処理装置等に付設されて外部記憶装置等を構成すると
ともに、磁気ディスクを内蔵したディスクカートリッジ
が交換自在とされるいわゆるリムーバブルディスクドラ
イブ装置及びディスクドライブ制御方法に関し、さらに
詳しくは高密度記録仕様の磁気ディスクと低密度記録仕
様の磁気ディスクとの互換使用が可能とされたディスク
ドライブ装置及びディスクドライブ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】リムーバブルディスクドライブ装置は、
カートリッジ本体に磁気ディスクを回転自在に内蔵して
なるディスクカートリッジが交換自在に用いられ、例え
ば情報処理装置や画像処理装置等の外部記憶装置を構成
している。リムーバブルディスクドライブ装置は、大記
憶容量の交換型ディスクドライブ装置であるとともに、
高速アクセス、高転送レートといった特徴を有してい
る。
【0003】ディスクドライブ装置は、ディスクカート
リッジに収納された磁気ディスクを回転駆動するディス
ク回転駆動機構と、磁気ディスクに情報信号等を記録し
或いは記録された情報信号等を再生する磁気ヘッド機構
とが備えられている。ディスク回転駆動機構は、スピン
ドルモータと、このスピンドルモータの回転軸に取り付
けられて磁気ディスクをマグネットチャッキングするデ
ィスクテーブル等によって構成されている。
【0004】磁気ヘッド機構は、ヘッド駆動モータによ
って回動されるヘッドアームと、このヘッドアームの先
端部に取り付けられた磁気ヘッド構体とからなる。磁気
ヘッド構体は、ロードビームとジンバルバネとからなる
サスペンションと、スライダと、このスライダに取り付
けられたヘッドチップと、ロード/アンロードバー等の
部材によって構成される。磁気ヘッド機構は、通常、機
器本体側に設けたランプにロード/アンロードバーが相
対係合することによって磁気ディスクから退避した位置
のアンロード状態に保持される。磁気ヘッド機構は、情
報信号等の記録操作或いは再生操作が行われるとヘッド
駆動モータによって回動され、ロード/アンロードバー
とランプとの係合状態が解除されてスライダが磁気ディ
スクの主面上に接触するロード状態となる。
【0005】ディスクカートリッジは、薄箱状のカート
リッジ本体と、このカートリッジ本体の内部に回転自在
に収納された磁気ディスクとから構成される。ディスク
カートリッジは、カートリッジ本体の一方側面が開放さ
れて磁気ヘッド機構が進入する記録再生用開口部が形成
されるとともに、一方の主面中央部に磁気ディスクの中
心孔に取り付けられたセンタハブを外方へと臨ませるチ
ャッキング用開口部が形成されている。ディスクカート
リッジは、通常、シャッタ部材によって記録再生用開口
部が閉塞されている。
【0006】以上のように構成されたディスクカートリ
ッジは、ディスクドライブ装置の装填口から記録再生部
へと装填される。ディスクドライブ装置は、シャッタ開
放機構によってディスクカートリッジのシャッタ部材を
駆動し、記録再生用開口部を開放した状態とする。ディ
スクドライブ装置は、記録及び/又は再生操作が行われ
ると、ディスクカートリッジに対して開放された記録再
生用開口部から磁気ヘッド機構がその内部へと進入す
る。ディスクドライブ装置は、ディスク回転駆動機構に
よって回転駆動される磁気ディスクに対して磁気ヘッド
機構により情報信号等を記録し或いは記録された情報信
号等を再生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ディスクドライブ装置
は、主面上に磁気ヘッド機構のスライダが接触した状態
で磁気ディスクが回転駆動されると、主面とスライダと
の間に生じる空気流により磁気ヘッド機構に浮上力を生
成させる。ディスクドライブ装置は、これにより磁気ヘ
ッド機構のスライダが磁気ディスクの主面との間に例え
ば0.1μm程度の微少な間隔を保持されてヘッドチッ
プを介して磁気ディスクに対して情報信号等を記録し或
いは記録された情報信号等を再生する。磁気ヘッド機構
は、磁気ディスクが高速で回転駆動されても、ヘッドチ
ップや磁気記録層の磨耗を低減し或いは損傷を抑制して
信頼性の向上を図っている。
【0008】ところで、従来の一般的な磁気ディスク
は、ガラス基板やアルミニウム基板からなるディスク基
板の主面に、均一な厚みの磁気記録層が形成されて構成
されている。磁気ディスクにおいては、情報信号等の高
密度記録化が図られており、例えばディスク基板の主面
に微細な凹凸を成形してなるいわゆるPERMディスク
(Pre−Embossed Rigid Magne
tic Disk)が提案されている。なお、本明細書
においては、PERMディスクを第1の磁気ディスクと
称するとともに従来の一般的な磁気ディスクを第2の磁
気ディスクと称するものとする。
【0009】第1の磁気ディスクは、データトラック間
にガードバンド溝が同心円に形成されるとともに、トラ
ックアドレスやトラックキング用位置情報を記録するサ
ーボ信号記録領域にサーボ信号等が記録される微細な凹
凸のグルーブが形成されてなる。したがって、第1の磁
気ディスクは、第2の磁気ディスクのように、その主面
が均一な平面ではなく微細な凹凸を有する平面として構
成されている。
【0010】磁気ヘッド機構は、上述したようにそのス
ライダと回転駆動される磁気ディスクの主面との間に生
じる空気流によって浮上力が生成され、磁気ディスクに
対して浮上した状態で情報信号等の記録及び/又は再生
を行う。磁気ヘッド機構は、上述したようにその主面が
均一な平面として構成された第2の磁気ディスクに対し
て情報信号等の記録及び/又は再生を行う場合には、浮
上量が一定に保持される。一方、磁気ヘッド機構は、主
面が微細な凹凸を有する平面として構成された第1の磁
気ディスクに対して情報信号等の記録及び/又は再生を
行う場合には、浮上量が凹凸の形状の影響を受けて変動
する。
【0011】すなわち、磁気ヘッド機構に対する浮上力
は、スライダと磁気ディスクの主面との間に発生する空
気流の負荷容量によって変化する。浮上力は、スライダ
と磁気ディスクの主面との間隔が大きくなると減少す
る。磁気ヘッド機構は、スライダがサスペンションによ
って一定の負荷荷重で磁気ディスクの主面に押し付けら
れている。磁気ヘッド機構は、このサスペンションの弾
性力と空気流による浮上力とがバランスして磁気ディス
クの主面に対して一定の浮上量を保持される。
【0012】したがって、ディスクドライブ装置は、第
1の磁気ディスクが装填された場合に、その微細な凹凸
を有する平面によって構成された主面の影響によって磁
気ヘッド機構の浮上量が低下して、この磁気ヘッド機構
と第1の磁気ディスクとが接触するといった現象が発生
することがあった。ディスクドライブ装置は、このため
に磁気ヘッド機構や磁気ディスクの耐久性が劣化すると
ともに、磁気ディスクに記録された貴重な情報信号等の
破損といった事態を発生させることがあった。
【0013】ディスクドライブ装置は、第1の磁気ディ
スクが装填された場合における浮上量の低下を考慮し
て、例えば磁気ディスクに対する磁気ヘッド機構の浮上
量を高めに設定するように構成することが考慮される。
しかしながら、ディスクドライブ装置は、かかる構成を
採用した場合には、第2の磁気ディスクが装填された場
合に磁気ヘッド機構のヘッドチップと磁気ディスクの主
面との磁気的スペーシングの増加によって磁気効率が低
下して情報信号等の高密度記録化が困難となってしまう
といった問題が生じる。
【0014】したがって、本発明は、凹凸のサーボ信号
記録領域等が主面上に形成されてなる第1の磁気ディス
クと主面が略平坦面として構成された第2の磁気ディス
クとの互換使用を可能として情報信号等を高精度に記録
及び/又は再生するディスクドライブ装置及びディスク
ドライブ制御方法を提供することを目的に提案されたも
のである。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する本発
明にかかるディスクドライブ装置は、微細な凹凸からな
るサーボ信号記録部等が主面上に形成されてなる第1の
磁気ディスクと主面が略平坦面として構成された第2の
磁気ディスクとが装填され、装填された磁気ディスクが
回転駆動機構によって駆動されると浮上特性を有する磁
気ヘッド機構により情報信号等の記録及び/又は再生が
行われる。ディスクドライブ装置は、回転駆動機構が、
第1の磁気ディスクを第2の磁気ディスクに対して高速
で回転駆動するように構成される。
【0016】以上のように構成された本発明にかかるデ
ィスクドライブ装置によれば、磁気ヘッド機構が第1の
磁気ディスクに対して主面上に形成された微細な凹凸の
サーボ信号記録部等の影響を受けることによってその浮
上量が低下するが、回転駆動機構により第1の磁気ディ
スクを高速で回転駆動させることで浮上力が高められ
る。したがって、ディスクドライブ装置は、磁気ヘッド
機構が第1の磁気ディスクと第2の磁気ディスクとに対
してほぼ同等の浮上量に保持されることから、ヘッドク
ラッシュ等の発生が防止されるとともに良好な磁気効率
によって高密度に記録された情報信号等の記録及び/又
は再生を高精度に行う。
【0017】また、上述した目的を達成する本発明にか
かるディスクドライブ制御方法は、微細な凹凸のサーボ
信号記録部が主面上に形成されてなる第1の磁気ディス
クと主面が略平坦面として構成された第2の磁気ディス
クとが互換使用され、装填された磁気ディスクを回転駆
動機構によって駆動するとともに回転駆動される磁気デ
ィスクに対して浮上特性を有する磁気ヘッド機構によっ
て情報信号等の記録及び/又は再生を行う。ディスクド
ライブ制御方法は、第1の磁気ディスクが装填される
と、この第1の磁気ディスクを回転駆動機構によって第
2の磁気ディスクに対して高速で回転駆動するように制
御する。
【0018】したがって、本発明にかかるディスクドラ
イブ制御方法によれば、磁気ヘッド機構が第1の磁気デ
ィスクに対して主面上に形成された凹凸のサーボ信号記
録部等の影響を受けることによりその浮上量が低下する
が、回転駆動機構により第1の磁気ディスクを高速で回
転駆動させることで浮上力が高められるようになる。し
たがって、ディスクドライブ制御方法によれば、磁気ヘ
ッド機構が第1の磁気ディスクに対しても、第2の磁気
ディスクとほぼ同等の浮上量が保持され、ヘッドクラッ
シュ等の発生が防止されるとともに良好な磁気効率によ
って高密度に記録された情報信号等の記録及び/又は再
生を高精度に行う。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形態
としてディスクドライブ装置20は、情報処理装置や画
像処理装置等に付設されてその外部記憶装置を構成し、
図1に示すように記憶媒体である磁気ディスク3を収納
したディスクカートリッジ1が着脱自在に装填される、
いわゆるリムーバブルディスクのドライブ装置である。
ディスクドライブ装置20は、ディスクカートリッジ1
について、第1のディスクカートリッジ1Aと第2のデ
ィスクカートリッジ1Bとが互換使用される。
【0020】第1のディスクカートリッジ1Aは、カー
トリッジ本体2の内部に第1の磁気ディスク3Aが回転
自在に収納されてなる。また、第2のディスクカートリ
ッジ1Bは、カートリッジ本体2の内部に第2の磁気デ
ィスク3Bが回転自在に収納されてなる。なお、第1の
ディスクカートリッジ1A及び第2のディスクカートリ
ッジ1B、第1の磁気ディスク3A及び第2の磁気ディ
スク3Bについては、個々に説明する以外は、上述した
ようにディスクカートリッジ1、磁気ディスク3と総称
するものとする。
【0021】ディスクカートリッジ1は、図2及び図3
に示すように、全体薄箱状を呈するカートリッジ本体2
と、このカートリッジ本体2の内部に回転自在に収納さ
れた磁気ディスク3と、カートリッジ本体2の一方側面
部を開放して構成した記録再生用開口部4を開閉するシ
ャッタ部材5等からなる。カートリッジ本体2には、上
述した記録再生用開口部4とともに、ほぼ中央部に位置
して円形のチャッキング用開口部5が形成されている。
ディスクカートリッジ1には、ディスクカートリッジ1
が第1のディスクカートリッジ1Aであるか第2のディ
スクカートリッジ1Bであるかを識別するための仕様識
別部7が設けられている。仕様識別部7は、ディスクカ
ートリッジ1が第1のディスクカートリッジ1Aである
場合に、図2に示すようにカートリッジ本体2に円形の
小孔を設けた構成とする。仕様識別部7は、ディスクカ
ートリッジ1が第2のディスクカートリッジ1Bである
場合に、カートリッジ本体2に小孔を設けない構成とす
る。
【0022】磁気ディスク3は、ガラス基板やアルミニ
ウム基板からなり主面3a上に情報信号等の記録部が形
成されたディスク基板8と、このディスク基板8の中心
孔8aに組み付けられたセンタハブ9とから構成され
る。磁気ディスク3は、第2の磁気ディスク3Bである
場合には、その主面3aが全体均一な平面として構成さ
れる。また、磁気ディスク3は、第1の磁気ディスク3
Aである場合には、詳細を後述するようにその主面3a
に微細な凹凸や溝が形成された平面として構成される。
第2の磁気ディスク3Bは、従来の一般的な磁気ディス
クであり、ディスク基板8の主面に、均一な厚みで磁気
記録層が形成されてなる。
【0023】ディスクカートリッジ1は、カートリッジ
本体2の内部に、磁気ディスク3がそのセンタハブ9を
チャッキング用開口部5から外方に臨ませて回転自在に
収納される。ディスクカートリッジ1は、通常記録再生
用開口部4がシャッタ部材5によって閉塞されている。
ディスクカートリッジ1は、後述するようにディスクド
ライブ装置20に装填されると、シャッタ開放機構によ
ってシャッタ部材5が回動動作されて記録再生用開口部
4を開放する。ディスクカートリッジ1は、開放された
記録再生用開口部4から磁気ヘッド機構23がカートリ
ッジ本体2の内部へと進入する。
【0024】第1の磁気ディスク3Aは、図4及び図5
に示すように、中心孔8aを中心としてディスク基板8
の主面上に情報信号等の記録領域10が形成されてい
る。第1の磁気ディスク3Aは、記録領域10に光ディ
スク等を製造する際に利用されるスタンピング技術によ
って、その主面3a上に微細な凹凸が形成されてなる。
すなわち、第1の磁気ディスク3Aは、同心円状の各デ
ータ記録トラック11が互いに深さを一定とした溝から
なるガードバンド12によって区分されてなる。第1の
磁気ディスク3Aには、記録領域10の一部にサーボ信
号記録領域13が放射状に形成されてなる。
【0025】サーボ信号記録領域13は、トラックアド
レスやトラッキング用位置情報等のサーボ信号情報が記
録される領域であり、図5に示すように、半径方向に隣
り合うデータ記録トラック11の円周上に跨って形成さ
れた微細な凸部14aと凹部14bとによりサーボ信号
記録部14が形成されている。各サーボ信号記録部14
は、各凸部14aと凹部14bとが、予め同図矢印で示
すように異なる方向に磁化されてなる。
【0026】以上のように構成された第1の磁気ディス
ク3Aは、各データ記録トラック11がガードバンド1
2によって区分されることから、後述する磁気ヘッド3
6の横漏洩磁界に起因する隣接するデータ記録トラック
11間の磁気干渉が抑制される。したがって、第1の磁
気ディスク3Aは、各データ記録トラック11のトラッ
クピッチを密にすることにより情報信号等の高密度記録
化が図られている。また、第1の磁気ディスク3Aは、
サーボ信号記録領域13の凸部14aと凹部14bとに
よる磁化反転部が磁気ヘッド36によって検出されるこ
とにより、その再生出力をサーボ信号として目的のデー
タ記録トラック11へのシーク制御動作や所定のデータ
記録トラック11におけるトラッキング制御動作が行わ
れる。
【0027】ディスクドライブ装置20は、図1乃至図
3に示すように、一側面にディスクカートリッジ1が装
填されるカートリッジ装填口21が形成されるととも
に、ディスク回転駆動機構22、磁気ヘッド機構23、
ヘッド駆動機構24及びヘッド保持機構25等の機構部
が備えられ、さらにディスク識別部26や制御部27が
備えられて構成されている。ディスク回転駆動機構22
は、ディスクドライブ装置20のカートリッジ装填空間
部20aの略中央部に設けられ、スピンドルモータ28
と、その回転軸に設けられたディスクテーブル29とか
ら構成される。ディスクテーブル29は、図示しないが
マグネットが設けられており、磁気ディスク3のセンタ
ハブ9を吸着するとともにこれを位置決めして保持す
る。
【0028】ディスク回転駆動機構22は、カートリッ
ジ装填口21からカートリッジ装填空間部20a内にデ
ィスクカートリッジ1が装填されると、センタハブ9を
マグネットチャッキングすることによってディスクテー
ブル29上に磁気ディスク3を位置決め保持する。ディ
スク回転駆動機構22は、記録操作や再生操作が行われ
ると、スピンドルモータ28が駆動されて磁気ディスク
3を回転駆動する。ディスク回転駆動機構22は、詳細
を後述するように第1のディスクカートリッジ1Aと第
2のディスクカートリッジ1Bに応じて、制御部27に
よってそれぞれ回転速度が制御される。
【0029】磁気ヘッド機構23は、図1、図2及び図
6、図7に示すように、アーム部材30と、ベースプレ
ート31と、ロードビーム33及びジンバルバネ34と
からなるサスペンション32と、スライダ35と、磁気
ヘッド36と、保持レバー37と、コイル部38等の部
材によって構成されている。磁気ヘッド機構23は、図
1及び図2に示すように、機械的剛性を有するアーム部
材30が支軸39によって回動自在に支持されてなる。
アーム部材30には、その一端部側にコイル部38が設
けられるとともに他端側にベースプレート31を介して
サスペンション32が片持ち支持されている。
【0030】サスペンション32は、上述したようにロ
ードビーム33とジンバルバネ34とからなり、スライ
ダ35を図7において高さ方向に弾性変位自在に支持す
る。ロードビーム33は、金属薄板を材料として先端側
に向かって次第に幅狭に形成され、一端部がベースプレ
ート31に固定される。ロードビーム33には、自由端
側にジンバルバネ34が組み合わされるとともに、底面
にピボット33aが形成されている。ジンバルバネ34
は、一端部がロードビーム33に片持ち支持されるとと
もに、図7に示すように先端部がコ字状に折曲されてス
ライダ35が取り付けられてなる。ジンバルバネ34
は、図示しないが先端側に切欠きが形成されており、こ
の切欠きを介してピボット33aを貫通させる。
【0031】スライダ35は、例えば耐磨耗性に優れた
合成樹脂やセラミック材によって全体略ブロック状を呈
して形成されてなる。スライダ35は、磁気ディスク3
との対向面(スライダ面)35aに磁気ディスク3の回
転方向のグルーブ35bが全長に亘って形成されてい
る。スライダ35は、その中央部にピボット33aが当
接することによって自由運動自在に支持されている。ス
ライダ35には、一方側面に磁気ヘッド36が取り付け
られている。磁気ヘッド36は、そのリード線36aが
図6に示すようにロードビーム33の側端に沿って導か
れてリード/ライトIC40と接続されている。
【0032】以上のように構成された磁気ヘッド機構2
3は、詳細を後述するが、通常図8に示すようにカート
リッジ装填空間部20aから退避した位置においてヘッ
ド保持機構25によって保持されている。磁気ヘッド機
構23は、カートリッジ装填空間部20a内にディスク
カートリッジ1が装填されて後述するように記録操作や
再生操作が行われると、ヘッド駆動機構24によってカ
ートリッジ装填空間部20a内へと回動動作される。磁
気ヘッド機構23は、記録再生用開口部4からディスク
カートリッジ1の内部へと進入し、詳細を後述するが、
図9に示すようにスライダ35がサスペンション32の
弾性力によって磁気ディスク3の主面3aに所定の圧接
力を以って圧接する。
【0033】磁気ヘッド機構23は、磁気ディスク3が
ディスク回転駆動機構22によって所定の回転速度で回
転駆動されると、この磁気ディスク3の主面3aとスラ
イダ35のスライダ面35aとの間に生じる空気流によ
る浮上力が作用される。磁気ヘッド機構23は、この浮
上力によってスライダ35がサスペンション32の弾性
力に抗して磁気ディスク3の主面3aに対して所定の間
隔を以って浮上する。磁気ヘッド機構23は、この浮上
状態が保持されて磁気ディスク3のデータ記録領域10
に記録されたデータ情報信号やサーボ情報信号を再生
し、或いはデータ記録トラック11にデータ情報信号を
記録する。
【0034】ヘッド駆動機構24は、詳細を省略する
が、ボイスコイルモータによって構成され、磁気ヘッド
機構23のコイル部38を駆動する。ヘッド駆動機構2
4は、磁気ディスク3がディスク回転駆動機構22によ
って一定の回転速度で回転駆動されると、ディスク保持
機構25によって保持された磁気ヘッド機構23を支軸
39を支点として回転駆動する。磁気ヘッド機構23
は、上述したようにカートリッジ装填空間部20a内へ
と回動動作されて、記録再生用開口部4からディスクカ
ートリッジ1の内部へと進入し、磁気ディスク3の主面
3aに所定の圧接力を以って圧接する。
【0035】ディスク保持機構25は、図2及び図3に
示すようにカートリッジ装填空間部20aの側方部に位
置して設けられている。ディスク保持機構25は、全体
円弧状を呈するとともに先端部に傾斜ガイド面41aが
形成されたランプ41からなる。ディスク保持機構25
は、図8に示すように保持レバー37がランプ41に乗
り上げることにより、スライダ35が磁気ディスク3の
主面3aから離間した状態に保持する。ディスク保持機
構25は、ヘッド駆動機構24によって磁気ヘッド機構
23が回動されると、図9に示すように保持レバー37
がランプ41から滑り落ちてスライダ35が磁気ディス
ク3の主面3aに圧接した状態とする。
【0036】ディスク保持機構25は、記録操作或いは
再生操作が終了してヘッド駆動機構24によって磁気ヘ
ッド機構23が復帰回動されると、保持レバー37が傾
斜ガイド面41aに沿ってランプ41の上面へと乗り上
がることにより、スライダ35が磁気ディスク3の主面
3aから離間した状態に保持する。
【0037】ところで、上述した磁気ヘッド機構23に
おいては、スライダ35が、その特性から正圧スライダ
35Aと負圧スライダ35Bとに区分される。正圧スラ
イダ35Aは、図10に示すようにそのスライダ面35
aに磁気ディスク3の回転方向と平行なグルーブ35b
が全長に亘って形成されている。正圧スライダ35A
は、図11に示すように磁気ディスク3の回転速度vが
大きくなるにしたがって次第に浮上量hが大きくなる。
正圧スライダ35Aは、磁気ディスク3の回転速度或い
はその形状仕様やサスペンション32の荷重負荷等を適
宜設計することにより、同図に示すように磁気ディスク
3の最内周での周速と最外周での周速の変化に対する浮
上量hの変化が安定した範囲で使用される。
【0038】一方、負圧スライダ35Bは、図12に示
すようにそのスライダ面35aにグルーブ35bが磁気
ディスク3の回転方向に開放されない凹部として形成さ
れてなり、このグルーブ35bにおいて負圧が発生され
る。負圧スライダ35Bは、図13に示すように磁気デ
ィスク3の回転速度vが大きくなるにしたがって負圧成
分と正圧成分とが次第に増大し、正圧成分の増加分をキ
ャンセルさせることにより浮上量hの周速依存度が低減
される。負圧スライダ35Bは、負圧成分と正圧成分と
のバランスを考慮して設計することによって周速依存度
を付与することが可能であり、同図に示す使用範囲で用
いられる。
【0039】磁気ヘッド機構23は、磁気ディスク3の
主面3aの状態によって浮上量が変化する。すなわち、
磁気ヘッド機構23は、第1の磁気ディスク3Aが装填
された場合に、主面3a上に形成されたデータ記録領域
10のガードバンド12や微細な凸部14aや凹部14
bの影響を受けて主面3aとスライダ35との間の空気
膜の負荷容量が変動する。磁気ヘッド機構23は、図1
4に示すように、スライダ35の長さ方向に平行な溝を
有する場合に、溝の深さdが大きくなると浮上量hが次
第に減少する。この現象は、溝の深さdによって主面3
aとスライダ35間の平均的な間隙が変化することによ
って生じ、溝の深さdが大きくなると実効的な間隙が広
くなり負荷容量が減少することによる。
【0040】なお、図14は、データ記録トラック11
のトラック幅が3.6μm、ガードバンド12の溝幅が
1.8μmの第1の磁気ディスク3Aと、長さが1.7
78mm、幅が1.464mm、厚さが0.8mm、グ
ルーブ35bによって構成されるレール幅が252μ
m、サスペンション32による負荷荷重が3.0gのス
ライダ35とにおける浮上量hの変化を示した図であ
る。
【0041】ディスクドライブ装置20においては、磁
気ディスク3の回転速度vが、第1の磁気ディスク3A
と第2の磁気ディスク3Bとに対する磁気ヘッド機構2
3のスライダ35の周速依存度によって決定される。ス
ライダ35は、第1の磁気ディスク3Aと第2の磁気デ
ィスク3Bとに対して、ある半径位置での浮上量hがそ
れぞれ図15に示した状態となる。スライダ35の浮上
量hは、同図から明らかなように、ある回転数nBに対
して第1の磁気ディスク3Aの場合に浮上量hAとなる
とともに第2の磁気ディスク3Bの場合に浮上量hBと
なる。したがって、ディスクドライブ装置20は、第1
の磁気ディスク3Aにおけるスライダ35の浮上量hを
第2の磁気ディスク3Bにおけるスライダ35の浮上量
hBまで引き上げるために、第1の磁気ディスク3Aが
回転数nAによって回転駆動されるように構成される。
【0042】ディスクドライブ装置20は、上述したよ
うに第1の磁気ディスク3Aに形成されるガードバンド
12の深さ或いは凹部14bの深さが浅くなるほどスラ
イダ35の浮上量hAが大きくなって第2の磁気ディス
ク3Bに対する浮上量hBに近づく。したがって、ディ
スクドライブ装置20は、ガードバンド12や凹部14
bの深さが磁気ヘッド機構23の磁気特性の許容範囲に
おいて浅く構成された第1の磁気ディスク3Aを使用す
ることにより、この第1の磁気ディスク3Aの回転数増
加分を低減して駆動することが可能となる。ディスクド
ライブ装置20は、これによって消費電力の低減が図ら
れる。
【0043】第1の磁気ディスク3Aとしては、情報信
号等の記録密度がやや低減されることになるが、例えば
各データ記録トラック11を区分するガードトラック1
2を形成せずにサーボ信号記録領域13にサーボ信号用
のエンボスのみを形成して構成してもよい。
【0044】ディスクドライブ装置20は、上述した第
1の磁気ディスク3Aを備える第1のディスクカートリ
ッジ1Aと第2の磁気ディスク3Bを備える第2のディ
スクカートリッジ1Bとがディスク識別部26によって
識別される。ディスク識別部26は、図1乃至図3に示
すように、ディスクカートリッジ1の仕様識別部7に対
応してカートリッジ装填口21の近傍に配置されてい
る。ディスク識別部26は、仕様識別部7に設けられる
検出孔の有無を検出して装填されたディスクカートリッ
ジ1が第1のディスクカートリッジ1Aか第2の磁気デ
ィスク3Bかを識別する。
【0045】ディスク識別部26は、例えばディスクカ
ートリッジ1の仕様識別部7が通過する経路上に突出す
るアークチュエータを備えるスイッチによって構成され
る。ディスク識別部26は、検出孔を有する第1のディ
スクカートリッジ1Aがカートリッジ装填口21から装
填された場合には、アークチュエータが検出孔に相対係
合してオフ状態に保持される。また、ディスク識別部2
6は、検出孔を有しない第2のディスクカートリッジ1
Bがカートリッジ装填口21から装填された場合には、
アークチュエータが押圧されてオン状態となる。ディス
ク識別部26は、第1のディスクカートリッジ1Aと第
2のディスクカートリッジ1Bとの検出信号を制御部2
7へと送出する。
【0046】ディスク識別部26は、上述したアークチ
ュエータが2位置に切り替わる機械−電気スイッチに限
定されるものではない。例えば図16に示したディスク
識別部45は、発光素子46と受光素子47とからなる
光学スイッチによって構成される。ディスク識別部45
は、カートリッジ装填口21から装填されたディスクカ
ートリッジ1に対して発光素子46から出射された検出
光が照射され、この検出光を受光素子47によって受光
することによってディスクカートリッジ1が第1のディ
スクカートリッジ1Aか第2の磁気ディスク3Bかを識
別する。
【0047】ディスク識別部45は、検出孔を有する第
1のディスクカートリッジ1Aがカートリッジ装填口2
1から装填された場合には、発光素子46から出射され
た検出光が検出孔内に入射されて反射されないことから
受光素子47がオフ状態となる。また、ディスク識別部
45は、検出孔を有しない第2のディスクカートリッジ
1Bがカートリッジ装填口21から装填された場合に
は、検出光がこの第2のディスクカートリッジ1Bによ
って反射されて受光素子45bに受光されることにより
受光素子45bがオン状態となる。
【0048】ディスク識別部26については、データ記
録領域10に磁気的影響を及ぼさないことを条件に、磁
気的センサによって構成してもよい。また、ディスク識
別部26は、ディスクカートリッジ1に内蔵された半導
体メモリの情報を読み取って第1のディスクカートリッ
ジ1Aか第2の磁気ディスク3Bかを識別するように構
成してもよい。
【0049】制御部27は、ディスク識別部26から送
出されるディスクカートリッジ1の識別信号Dに基づい
て基準となる水晶発振子の分周比を変えて回転周波数の
制御を行う。制御部27は、図1に示すように、高速回
転用分周回路42と、低速回転用分周回路43と、ドラ
イバ回路44とを備えてなる。制御部27には、第1の
ディスクカートリッジ1Aが装填されると、ディスク識
別部26から高速回転用分周回路42に識別信号DAが
出力される。制御部27には、第2のディスクカートリ
ッジ1Bが装填されると、ディスク識別部26から低速
回転用分周回路43に識別信号DBが出力される。
【0050】ディスクドライバ装置20は、高速回転用
分周回路42或いは低速回転用分周回路43によって第
1のディスクカートリッジ1A或いは第2のディスクカ
ートリッジ1Bに応じて予め設定した分周比が選択され
てドライバ回路44が駆動される。ドライバ回路44
は、第1のディスクカートリッジ1A或いは第2のディ
スクカートリッジ1Bに応じてスピンドルモータ28を
それぞれ所定の回転数を以って回転駆動する。
【0051】勿論、制御部27については、上述した分
周比を変えてスピンドルモータ28の回転を制御する構
成に限定されるものでは無い。制御部27は、例えば周
波数を異にする水晶発振子と1つの分周回路とによって
構成し、スピンドルモータ28の回転を制御する等の適
宜の制御方法が採用される。
【0052】以上のように構成されたディスクドライブ
装置20には、カートリッジ装填口21からカートリッ
ジ装填空間部20a内にディスクカートリッジ1が装填
される。ディスクドライブ装置20は、ディスク識別部
26によって、装填されたディスクカートリッジ1が第
1のディスクカートリッジ1Aか第2のディスクカート
リッジ1Bであるかを識別する。ディスクドライブ装置
20は、ディスク回転駆動機構22のディスクテーブル
29によって磁気ディスク1を位置決め保持する。
【0053】ディスクドライブ装置20は、第1のディ
スクカートリッジ1Aを識別するとディスク識別部26
から制御部27の高速回転用分周回路42に対して識別
信号DAが送出される。ディスクドライブ装置20は、
第2のディスクカートリッジ1Bを識別するとディスク
識別部26から制御部27の低速回転用分周回路43に
対して識別信号DBが送出される。
【0054】ディスクドライブ装置20は、記録操作或
いは再生操作が行われると、ディスク回転駆動機構22
によって磁気ディスク1を回転駆動する。ディスクドラ
イブ装置20は、磁気ディスク1が所定の回転速度に達
すると、ヘッド駆動機構24によってヘッド保持機構2
5に保持された磁気ヘッド機構23を回動動作させて記
録再生用開口部4からディスクカートリッジ1の内部へ
と進入させる。
【0055】ディスクドライブ装置20は、装填された
ディスクカートリッジ1が第1のディスクカートリッジ
1Aである場合には、高速回転用分周回路42に基づい
てドライバ回路44が駆動されて第1の磁気ディスク3
Aを高速で回転駆動させる。また、ディスクドライブ装
置20は、装填されたディスクカートリッジ1が第2の
ディスクカートリッジ1Bである場合には、低速回転用
分周回路43に基づいてドライバ回路44が駆動されて
第2の磁気ディスク3Bを低速で回転駆動させる。
【0056】ディスクドライブ装置20は、磁気ディス
ク3の回転に伴って主面3aと磁気ヘッド機構23のス
ライダ35との間に生じる空気流により、スライダ35
に浮上力が作用される。ディスクドライブ装置20は、
スライダ35がサスペンション32の弾性力とバランス
して所定の浮上量を保持された状態となる。ディスクド
ライブ装置20は、磁気ヘッド36によって、磁気ディ
スク3に記録された情報信号等を再生し或いは情報信号
等を記録する。
【0057】ディスクドライブ装置20は、第1のディ
スクカートリッジ1Aについて、磁気ヘッド36によっ
て、データ記録領域10のガードバンド12で区割りさ
れたデータ記録トラック11に記録された情報信号等を
再生し或いはデータ記録トラック11に情報信号等を記
録する。ディスクドライブ装置20は、磁気ヘッド36
によって検出したサーボ信号記録領域13に記録された
サーボ信号に基づいてシーク動作或いはトラッキング動
作が制御される。
【0058】ディスクドライブ装置20は、上述したよ
うに第1のディスクカートリッジ1Aに対しては、ディ
スク回転駆動機構22によって第1の磁気ディスク3A
が高速で回転駆動されることから、磁気ヘッド機構23
により大きなな浮上力が作用されるようになる。ディス
クドライブ装置20は、これによって磁気ヘッド機構2
3のスライダ35が第2の磁気ディスク3Bと同等の浮
上量に保持され、このスライダ35と第1の磁気ディス
ク3Aとの接触状態の発生を回避する。したがって、デ
ィスクドライブ装置20は、第1のディスクカートリッ
ジ1Aと第2のディスクカートリッジ1bとの互換使用
が可能とされ、スライダ35や磁気ヘッド36及び磁気
ディスク3の耐久性を保持し、ヘッドクラッシュによる
貴重な情報信号等の破損を防止して高精度の記録、再生
を行う。
【0059】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明にか
かるディスクドライブ装置によれば、第1の磁気ディス
クを高速で回転駆動することによって、その主面上に形
成された凹凸のサーボ信号記録領域等による浮上量の影
響を受ける磁気ヘッド機構が浮上力を高められて第2の
磁気ディスクと同等の浮上量を以って情報信号等の記録
及び/又は再生を行うことから、極めて簡易な構成によ
って第1の磁気ディスクと第2の磁気ディスクとの互換
使用が可能とされるようになり、これら磁気ディスクに
対する情報信号等の記録及び/又は再生が高精度に行わ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるディスクドライブ装置を備える
ディスクドライブシステムの構成図である。
【図2】同ディスクドライブシステムを構成するディス
クドライブ装置とディスクカートリッジの要部水平断面
図である。
【図3】同ディスクドライブシステムを構成するディス
クドライブ装置とディスクカートリッジの要部縦断面図
である。
【図4】高密度記録磁気ディスクの平面図である。
【図5】同高密度記録磁気ディスクの信号記録部の構成
を説明する要部模式図である。
【図6】同ディスクドライブ装置に備えられる浮上型磁
気ヘッド装置の底面側からの斜視図である。
【図7】同浮上型磁気ヘッド装置の記録再生時の状態を
説明する模式図である。
【図8】同浮上型磁気ヘッド装置のアンローディング状
態の説明図である。
【図9】同浮上型磁気ヘッド装置のローディング状態の
説明図である。
【図10】浮上型磁気ヘッド装置に備えられる正圧スラ
イダの平面図である。
【図11】同正圧スライダによる浮上特性の説明図であ
る。
【図12】浮上型磁気ヘッド装置に備えられる負圧スラ
イダの平面図である。
【図13】同負圧スライダによる浮上特性の説明図であ
る。
【図14】浮上型磁気ヘッド装置における、高密度記録
磁気ディスクのグルーブの深さと浮上量との関係図であ
る。
【図15】同浮上型磁気ヘッド装置における、高密度記
録磁気ディスクと低密度記録磁気ディスクに対する浮上
特性の説明図である。
【図16】他のディスク識別部を説明する図である。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ、1A 第1のディスクカー
トリッジ(高密度記録用ディスクカートリッジ)、1B
第2のディスクカートリッジ(低密度記録用ディスク
カートリッジ)、3 磁気ディスク、3A 第1の磁気
ディスク(高密度記録用磁気ディスク)、3B 第2の
磁気ディスク(低密度記録用磁気ディスク)、7 仕様
識別部、10 データ記録領域、11 データ記録トラ
ック、12 ガードバンド、13 サーボ信号記録領
域、14 サーボ信号記録部、14a 凸部、14b
凹部、20 ディスクドライブ装置、21 カートリッ
ジ装填口、22 ディスク回転駆動機構、23 磁気ヘ
ッド機構、24 ヘッド駆動機構、25 ヘッド保持機
構、26 ディスク識別部、27 制御部、28 スピ
ンドルモータ、32 サスペンション、35 スライ
ダ、36 磁気ヘッド、42 高速回転用分周回路、4
3 低速回転用分周回路、44 ドライバ回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転駆動機構により駆動される磁気ディ
    スクに対して浮上特性を有する磁気ヘッド機構によって
    情報信号等の記録及び/又は再生を行うディスクドライ
    ブ装置において、 凹凸からなるサーボ信号記録部等が形成されることによ
    り主面が微細な凹凸面を以って構成されてなる第1の磁
    気ディスクと、主面が略平坦面として構成された第2の
    磁気ディスクとの互換使用が可能とされ、 上記磁気ヘッド機構は、上記回転駆動機構により上記第
    1の磁気ディスクが上記第2の磁気ディスクに対して高
    速で回転駆動されることによって、上記第1の磁気ディ
    スクと上記第2の磁気ディスクとに対してほぼ同等の浮
    上量を以って情報信号等の記録及び/又は再生を行うこ
    とを特徴としたディスクドライブ装置。
  2. 【請求項2】 上記回転駆動機構は、上記第1の磁気デ
    ィスクと上記第2の磁気ディスクとを識別するディスク
    識別手段の検出出力に基づいて回転数の切換制御が行わ
    れることを特徴とした請求項1に記載のディスクドライ
    ブ装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の磁気ディスクには、上記凹凸
    のサーボ信号記録部とともに、深さが一定の溝からなる
    ガードバンドで区分されたデータ信号記録部とが形成さ
    れてなることを特徴とした請求項1に記載のディスクド
    ライブ装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の磁気ディスクと上記第2の磁
    気ディスクとは、それぞれカートリッジ本体に回転自在
    に収納されてディスクカートリッジを構成することを特
    徴とした請求項1に記載のディスクドライブ装置。
  5. 【請求項5】 凹凸からなるサーボ信号記録部等が形成
    されることにより主面が微細な凹凸面を以って構成され
    てなる第1の磁気ディスクと、主面が略平坦面として構
    成された第2の磁気ディスクとの互換使用が可能とさ
    れ、 装填された磁気ディスクを回転駆動機構によって駆動す
    るとともに、回転駆動される磁気ディスクに対して浮上
    特性を有する磁気ヘッド機構によって情報信号等の記録
    及び/又は再生が行われてなり、 上記第1の磁気ディスクが装填されると、この第1の磁
    気ディスクを上記回転駆動機構によって上記第2の磁気
    ディスクに対して高速で回転駆動させ、 上記第1の磁気ディスクに対する上記磁気ヘッド機構の
    浮上量が上記第2の磁気ディスクに対する浮上量とほぼ
    同等とさせて情報信号等の記録及び/又は再生を行うこ
    とを特徴としたディスクドライブ制御方法。
  6. 【請求項6】 ディスク識別手段によって装填された磁
    気ディスクが、上記第1の磁気ディスクか上記第2の磁
    気ディスクかを識別し、 上記第1の磁気ディスクの装填識別に基づいて、上記回
    転駆動機構の出力回転数の切換制御が行われて、上記第
    1の磁気ディスクを上記第2の磁気ディスクに対して高
    速で回転駆動させることを特徴とした請求項5に記載の
    ディスクドライブ制御方法。
JP10993098A 1998-04-20 1998-04-20 ディスクドライブ装置及びディスクドライブ制御方法 Withdrawn JPH11306660A (ja)

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