JPH11307764A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents
半導体装置およびその製造方法Info
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- JPH11307764A JPH11307764A JP10836498A JP10836498A JPH11307764A JP H11307764 A JPH11307764 A JP H11307764A JP 10836498 A JP10836498 A JP 10836498A JP 10836498 A JP10836498 A JP 10836498A JP H11307764 A JPH11307764 A JP H11307764A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 コンタクト抵抗のばらつきを小さくすること
ができ、更に寄生接合容量の増大も防止することができ
る半導体装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 MOSトランジスタにおいて、電極18
の側面に側壁(サイドウォール)19を形成する。側壁
19は電極18側から順に酸化層19a,窒化層19
b,シリコン層19cおよびシリサイド層19dを有す
る。シリサイド層19dはソース領域12およびドレイ
ン領域13と電気的に接続している。ソース領域12お
よびドレイン領域13に対するコンタクトの形成位置が
ずれても、シリサイド層19dによりそれらの接続を確
保できる。また、側壁19の幅を厚くできるので、ソー
ス領域12およびドレイン領域13を形成する際に大き
なエネルギーで不純物を導入できる。よって、ソース領
域12およびドレイン領域13を基板11の深い位置ま
で形成でき、寄生接合容量を小さくできる。
ができ、更に寄生接合容量の増大も防止することができ
る半導体装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】 MOSトランジスタにおいて、電極18
の側面に側壁(サイドウォール)19を形成する。側壁
19は電極18側から順に酸化層19a,窒化層19
b,シリコン層19cおよびシリサイド層19dを有す
る。シリサイド層19dはソース領域12およびドレイ
ン領域13と電気的に接続している。ソース領域12お
よびドレイン領域13に対するコンタクトの形成位置が
ずれても、シリサイド層19dによりそれらの接続を確
保できる。また、側壁19の幅を厚くできるので、ソー
ス領域12およびドレイン領域13を形成する際に大き
なエネルギーで不純物を導入できる。よって、ソース領
域12およびドレイン領域13を基板11の深い位置ま
で形成でき、寄生接合容量を小さくできる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、側面に側壁(サイ
ドウォール)が形成された電極を備えた半導体装置およ
びその製造方法に係り、特に、MOS(Metal-Oxide-Se
miconductor )型トランジスタを備えた半導体装置およ
びその製造方法に関する。
ドウォール)が形成された電極を備えた半導体装置およ
びその製造方法に係り、特に、MOS(Metal-Oxide-Se
miconductor )型トランジスタを備えた半導体装置およ
びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置においては微細化が進
んでおり、トランジスタなどではゲート長の短縮化によ
り、駆動時の抵抗は年々低下している。しかし、一方で
は、コンタクト径の縮小によるコンタクト抵抗の増加や
ソース領域やドレイン領域の浅接合化などにより寄生抵
抗が増加している。また、コンタクト部とゲート電極と
の間の距離を大きくとることができなくなり、コンタク
ト部がゲート電極に接近あるいはゲート電極と接触する
ことがある。更に、ゲート長の短縮化によりしきい値電
圧の低下やドレイン空乏層とソース空乏層とが繋がって
しまう(いわゆるパンチスルー)などの短チャネル効果
が顕著となっている。
んでおり、トランジスタなどではゲート長の短縮化によ
り、駆動時の抵抗は年々低下している。しかし、一方で
は、コンタクト径の縮小によるコンタクト抵抗の増加や
ソース領域やドレイン領域の浅接合化などにより寄生抵
抗が増加している。また、コンタクト部とゲート電極と
の間の距離を大きくとることができなくなり、コンタク
ト部がゲート電極に接近あるいはゲート電極と接触する
ことがある。更に、ゲート長の短縮化によりしきい値電
圧の低下やドレイン空乏層とソース空乏層とが繋がって
しまう(いわゆるパンチスルー)などの短チャネル効果
が顕著となっている。
【0003】そこで、例えば、寄生抵抗を低減する手段
としては、ソース領域,ドレイン領域およびゲート電極
の表面に金属層を堆積したのち加熱してそれらの表面に
シリサイド層を形成する自己整合型シリサイド(サリサ
イド)技術が開発されている。また、ゲート電極とコン
タクト部との接近を防止する手段としては、層間絶縁膜
と異なる材料でゲート電極の側面に側壁を形成する自己
整合型コンタクト技術が開発されている。更に、短チャ
ネル効果を抑制する手段としては、ソース領域とドレイ
ン領域との間の領域にソース領域およびドレイン領域と
は導電型が異なる不純物を導入して濃度調整領域を形成
し、半導体基板の不純物濃度を調整する技術が開発され
ている(月刊Semiconductor World 1995.11 P78 〜8
2)。
としては、ソース領域,ドレイン領域およびゲート電極
の表面に金属層を堆積したのち加熱してそれらの表面に
シリサイド層を形成する自己整合型シリサイド(サリサ
イド)技術が開発されている。また、ゲート電極とコン
タクト部との接近を防止する手段としては、層間絶縁膜
と異なる材料でゲート電極の側面に側壁を形成する自己
整合型コンタクト技術が開発されている。更に、短チャ
ネル効果を抑制する手段としては、ソース領域とドレイ
ン領域との間の領域にソース領域およびドレイン領域と
は導電型が異なる不純物を導入して濃度調整領域を形成
し、半導体基板の不純物濃度を調整する技術が開発され
ている(月刊Semiconductor World 1995.11 P78 〜8
2)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにゲート電極に側壁を形成してゲート電極とコンタ
クト部との接近を防止する場合には図8に示したような
問題があった。この図は従来のMOS(Metal Oxide Se
miconductor)トランジスタの断面構成を表したものであ
り、シリコンの基板111の素子分離領域121により
囲まれた領域に、ソース領域112、ドレイン領域11
3および側壁119を有するゲート電極118をそれぞ
れ形成したものである。ここで、ソース領域112およ
びドレイン領域113に対するコンタクト部123,1
24のうち、特にコンタクト部124が合わせずれなど
により本来の形成位置がずれた状態を示している。この
ようにコンタクト部124からずれていると、側壁11
9と重なった分だけコンタクト部124とドレイン領域
113との接触面積が少なくなってしまい、それらの接
触面積に大きなばらつきが生じてしまう。例えば、コン
タクト径が0.30μmの場合、コンタクト抵抗は5.
0〜10.1Ω程度にばらついてしまい、コンタクト径
が0.26μmの場合、コンタクト抵抗は7.0〜1
2.0Ω程度にばらついてしまっていた。
ようにゲート電極に側壁を形成してゲート電極とコンタ
クト部との接近を防止する場合には図8に示したような
問題があった。この図は従来のMOS(Metal Oxide Se
miconductor)トランジスタの断面構成を表したものであ
り、シリコンの基板111の素子分離領域121により
囲まれた領域に、ソース領域112、ドレイン領域11
3および側壁119を有するゲート電極118をそれぞ
れ形成したものである。ここで、ソース領域112およ
びドレイン領域113に対するコンタクト部123,1
24のうち、特にコンタクト部124が合わせずれなど
により本来の形成位置がずれた状態を示している。この
ようにコンタクト部124からずれていると、側壁11
9と重なった分だけコンタクト部124とドレイン領域
113との接触面積が少なくなってしまい、それらの接
触面積に大きなばらつきが生じてしまう。例えば、コン
タクト径が0.30μmの場合、コンタクト抵抗は5.
0〜10.1Ω程度にばらついてしまい、コンタクト径
が0.26μmの場合、コンタクト抵抗は7.0〜1
2.0Ω程度にばらついてしまっていた。
【0005】また、図8に示したように、短チャネル効
果抑制のために濃度調整領域116を形成する場合に
は、濃度調整領域116を形成するための不純物の導入
はゲート電極118を形成する前にソース領域112お
よびドレイン領域113の形成予定領域を含む全面に対
して行うのが一般的である。しかしながら、近年、ソー
ス領域112およびドレイン領域113の接合深さは浅
くなってきているので、これらソース領域112および
ドレイン領域113の最深部が、濃度調整領域116を
形成する際に導入した不純物の濃度の高い領域(図8に
おいて梨子地で示した領域)と重なってしまう。そのた
め、トランジスタの寄生接合容量が増加してしまい、負
荷が増大するという問題もあった。
果抑制のために濃度調整領域116を形成する場合に
は、濃度調整領域116を形成するための不純物の導入
はゲート電極118を形成する前にソース領域112お
よびドレイン領域113の形成予定領域を含む全面に対
して行うのが一般的である。しかしながら、近年、ソー
ス領域112およびドレイン領域113の接合深さは浅
くなってきているので、これらソース領域112および
ドレイン領域113の最深部が、濃度調整領域116を
形成する際に導入した不純物の濃度の高い領域(図8に
おいて梨子地で示した領域)と重なってしまう。そのた
め、トランジスタの寄生接合容量が増加してしまい、負
荷が増大するという問題もあった。
【0006】なお、このような寄生容量の増加を解決す
る手段としては、濃度調整領域116を形成するための
不純物の導入を、ゲート電極118を形成した後でセル
フアラインで行う方法が提案されている。しかし、この
場合、ゲート電極118越しにイオン注入を行うので、
大きな注入エネルギーが必要となり、注入された不純物
のプロファイルが広がってしまうという問題がある。ま
た、ゲート絶縁膜117を不純物が通過するので、ゲー
ト絶縁膜117の信頼性も低下してしまうという問題も
あり、より好ましい手段が望まれていた。
る手段としては、濃度調整領域116を形成するための
不純物の導入を、ゲート電極118を形成した後でセル
フアラインで行う方法が提案されている。しかし、この
場合、ゲート電極118越しにイオン注入を行うので、
大きな注入エネルギーが必要となり、注入された不純物
のプロファイルが広がってしまうという問題がある。ま
た、ゲート絶縁膜117を不純物が通過するので、ゲー
ト絶縁膜117の信頼性も低下してしまうという問題も
あり、より好ましい手段が望まれていた。
【0007】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
ので、その目的は、コンタクト抵抗のばらつきを低減で
きると共に寄生接合容量の増大も防止することができる
半導体装置およびその製造方法を提供することにある。
ので、その目的は、コンタクト抵抗のばらつきを低減で
きると共に寄生接合容量の増大も防止することができる
半導体装置およびその製造方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による半導体装置
は、半導体基板の表面に形成されると共に半導体基板の
厚さ方向に沿って側面を有する電極と、この電極の側面
に形成されると共に外側部の少なくとも一部に導電層を
有する側壁とを備えている。
は、半導体基板の表面に形成されると共に半導体基板の
厚さ方向に沿って側面を有する電極と、この電極の側面
に形成されると共に外側部の少なくとも一部に導電層を
有する側壁とを備えている。
【0009】本発明による半導体装置の製造方法は、半
導体基板の表面に、半導体基板の厚さ方向に沿って側面
を有する電極を形成する工程と、電極の側面に、外側部
の少なくとも一部に導電層を有する側壁を形成する工程
とを含むものである。
導体基板の表面に、半導体基板の厚さ方向に沿って側面
を有する電極を形成する工程と、電極の側面に、外側部
の少なくとも一部に導電層を有する側壁を形成する工程
とを含むものである。
【0010】本発明による半導体装置では、半導体基板
上の電極において、その側壁の外側部に導電層を含んで
いる。従って、例えば、電極の近くにコンタクト部を形
成する場合などにおいてコンタクト部の形成位置がずれ
ても、その電気的接続は導電層を介して確保される。
上の電極において、その側壁の外側部に導電層を含んで
いる。従って、例えば、電極の近くにコンタクト部を形
成する場合などにおいてコンタクト部の形成位置がずれ
ても、その電気的接続は導電層を介して確保される。
【0011】本発明による半導体装置の製造方法では、
まず、電極が形成され、そののち、その側面に外側部の
少なくとも一部に導電層を有する側壁が形成される。
まず、電極が形成され、そののち、その側面に外側部の
少なくとも一部に導電層を有する側壁が形成される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して詳細に説明する。
て図面を参照して詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の一実施の形態に係る半導体
装置の構成を表すものである。この半導体装置はMOS
トランジスタであり、p型あるいはn型の例えばシリコ
ンよりなる半導体基板11(以下、基板11という)の
素子分離領域21により囲まれた領域の内部(具体的に
は表層部)に、間隔を開けて形成された一対の不純物領
域としてのソース領域12とドレイン領域13とをそれ
ぞれ有している。これらソース領域12およびドレイン
領域13は、基板11の表面から深さ方向に向かってそ
れぞれ形成されており、例えば、それらの深さはそれぞ
れ0.1μm程度となっている。なお、素子分離領域2
1は例えば二酸化ケイ素(SiO2 )により形成されて
いる。
装置の構成を表すものである。この半導体装置はMOS
トランジスタであり、p型あるいはn型の例えばシリコ
ンよりなる半導体基板11(以下、基板11という)の
素子分離領域21により囲まれた領域の内部(具体的に
は表層部)に、間隔を開けて形成された一対の不純物領
域としてのソース領域12とドレイン領域13とをそれ
ぞれ有している。これらソース領域12およびドレイン
領域13は、基板11の表面から深さ方向に向かってそ
れぞれ形成されており、例えば、それらの深さはそれぞ
れ0.1μm程度となっている。なお、素子分離領域2
1は例えば二酸化ケイ素(SiO2 )により形成されて
いる。
【0014】ソース領域12およびドレイン領域13
は、基板11とは導電型が異なる第1導電型の不純物を
高濃度に導入することによりそれぞれ形成したものであ
る。例えば、基板11がp型である場合には砒素(A
s)や燐(P)などのn型の不純物、基板11がn型で
ある場合にはボロン(B)などのp型の不純物がそれぞ
れ用いられる。なお、この第1導電型の不純物の種類
は、ソース領域12とドレイン領域13とで同じでも異
なっていてもよい。また、図2に示したように、基板1
1の表層部にウェル領域11aが形成されている場合に
は、ウェル領域11aがp型のときソース領域12およ
びドレイン領域13に導入される第1導電型不純物はn
型の不純物となり、ウェル領域11aがn型のときそれ
らに導入される第1導電型不純物はp型の不純物とな
る。
は、基板11とは導電型が異なる第1導電型の不純物を
高濃度に導入することによりそれぞれ形成したものであ
る。例えば、基板11がp型である場合には砒素(A
s)や燐(P)などのn型の不純物、基板11がn型で
ある場合にはボロン(B)などのp型の不純物がそれぞ
れ用いられる。なお、この第1導電型の不純物の種類
は、ソース領域12とドレイン領域13とで同じでも異
なっていてもよい。また、図2に示したように、基板1
1の表層部にウェル領域11aが形成されている場合に
は、ウェル領域11aがp型のときソース領域12およ
びドレイン領域13に導入される第1導電型不純物はn
型の不純物となり、ウェル領域11aがn型のときそれ
らに導入される第1導電型不純物はp型の不純物とな
る。
【0015】ソース領域12およびドレイン領域13の
表面には、シート抵抗を低くし寄生抵抗を低くするため
に、高融点金属とシリコンとの化合物(シリサイド)よ
りなる例えば厚さが30nmのシリサイド層12a,1
3aがそれぞれ形成されている。シリサイド層12a,
13aを構成するシリサイドとしては、例えば、コバル
トシリサイド(CoSi2 )やチタンシリサイド(Ti
Si2 )などがある。
表面には、シート抵抗を低くし寄生抵抗を低くするため
に、高融点金属とシリコンとの化合物(シリサイド)よ
りなる例えば厚さが30nmのシリサイド層12a,1
3aがそれぞれ形成されている。シリサイド層12a,
13aを構成するシリサイドとしては、例えば、コバル
トシリサイド(CoSi2 )やチタンシリサイド(Ti
Si2 )などがある。
【0016】ソース領域12とドレイン領域13との間
の基板11の内部(具体的には表層部)には、ソース領
域12およびドレイン領域13にそれぞれ隣接して、ド
レイン近傍での電界を低減するためのLDD領域14,
15が各々形成されている。これらLDD領域14,1
5は、基板11の表面から深さ方向に向かってそれぞれ
形成されており、例えばそれらの深さはそれぞれ0.0
7μm程度となっている。LDD領域14,15は、第
1導電型の不純物をソース領域12およびドレイン領域
13よりも低濃度に導入して形成したものである。この
第1導電型の不純物の種類は、ソース領域12やドレイ
ン領域13と同じでも異なっていてもよく、また、各L
DD領域14,15間においても同様である。
の基板11の内部(具体的には表層部)には、ソース領
域12およびドレイン領域13にそれぞれ隣接して、ド
レイン近傍での電界を低減するためのLDD領域14,
15が各々形成されている。これらLDD領域14,1
5は、基板11の表面から深さ方向に向かってそれぞれ
形成されており、例えばそれらの深さはそれぞれ0.0
7μm程度となっている。LDD領域14,15は、第
1導電型の不純物をソース領域12およびドレイン領域
13よりも低濃度に導入して形成したものである。この
第1導電型の不純物の種類は、ソース領域12やドレイ
ン領域13と同じでも異なっていてもよく、また、各L
DD領域14,15間においても同様である。
【0017】ソース領域12とドレイン領域13との間
の基板11の内部(具体的には表面近傍)には、基板1
1の深さ方向における不純物濃度を調整して短チャネル
効果を抑制するための濃度調整領域16が形成されてい
る。この濃度調整領域16は、基板11と導電型が同一
である第2導電型の不純物を導入することにより形成し
たものである。例えば、基板11がp型である場合には
ボロンなどのp型の不純物、基板11がn型である場合
には砒素や燐などのn型の不純物が用いられる。
の基板11の内部(具体的には表面近傍)には、基板1
1の深さ方向における不純物濃度を調整して短チャネル
効果を抑制するための濃度調整領域16が形成されてい
る。この濃度調整領域16は、基板11と導電型が同一
である第2導電型の不純物を導入することにより形成し
たものである。例えば、基板11がp型である場合には
ボロンなどのp型の不純物、基板11がn型である場合
には砒素や燐などのn型の不純物が用いられる。
【0018】この濃度調整領域16は、例えば図3に示
したように、基板11の深さ方向においてその不純物濃
度(第2導電型の不純物の濃度)が変化している。濃度
調整領域16における不純物濃度は、例えば、基板11
の表面からの深さが0.05〜0.1μmの範囲内の領
域において一定値以上(例えば1×1018cm-3以上)
となっている。濃度調整領域16のうち不純物濃度が高
い領域(例えば濃度調整領域16における最大濃度の1
/2以上の領域)は、ソース領域12およびドレイン領
域13のうち基板11の深さ方向における最深部よりも
基板11の表面側に位置していることが好ましい。濃度
調整領域16を形成する際にソース領域12およびドレ
イン領域13に渡って第2導電型の不純物を導入して
も、ソース領域12およびドレイン領域13の最深部に
おける第2導電型の不純物の濃度を低くすることがで
き、寄生接合容量を小さくすることができるからであ
る。
したように、基板11の深さ方向においてその不純物濃
度(第2導電型の不純物の濃度)が変化している。濃度
調整領域16における不純物濃度は、例えば、基板11
の表面からの深さが0.05〜0.1μmの範囲内の領
域において一定値以上(例えば1×1018cm-3以上)
となっている。濃度調整領域16のうち不純物濃度が高
い領域(例えば濃度調整領域16における最大濃度の1
/2以上の領域)は、ソース領域12およびドレイン領
域13のうち基板11の深さ方向における最深部よりも
基板11の表面側に位置していることが好ましい。濃度
調整領域16を形成する際にソース領域12およびドレ
イン領域13に渡って第2導電型の不純物を導入して
も、ソース領域12およびドレイン領域13の最深部に
おける第2導電型の不純物の濃度を低くすることがで
き、寄生接合容量を小さくすることができるからであ
る。
【0019】基板11の上には、ソース領域12とドレ
イン領域13との間の領域に対応して、例えば厚さが4
nmの二酸化ケイ素(SiO2 )よりなるゲート絶縁膜
17を介して、例えば厚さが400nmのゲート電極1
8が形成されている。すなわち、ゲート電極18は、ソ
ース領域12とドレイン領域13とに挟まれるように濃
度調整領域16に対向して形成されている。
イン領域13との間の領域に対応して、例えば厚さが4
nmの二酸化ケイ素(SiO2 )よりなるゲート絶縁膜
17を介して、例えば厚さが400nmのゲート電極1
8が形成されている。すなわち、ゲート電極18は、ソ
ース領域12とドレイン領域13とに挟まれるように濃
度調整領域16に対向して形成されている。
【0020】ゲート電極18は基板11の厚さ方向(表
面と垂直方向)に積層された二層構造となっており、ゲ
ート絶縁膜17上に形成された例えば厚さが385nm
の多結晶シリコンよりなるシリコン層18aと、このシ
リコン層18a上に形成された例えば厚さが30nmの
シリサイド層18bとを有している。シリコン層18a
には第1導電型の不純物が導入されている。この第1導
電型の不純物は、ソース領域12やドレイン領域13や
LDD領域14,15とそれぞれ種類が異なっていても
同じでもよい。
面と垂直方向)に積層された二層構造となっており、ゲ
ート絶縁膜17上に形成された例えば厚さが385nm
の多結晶シリコンよりなるシリコン層18aと、このシ
リコン層18a上に形成された例えば厚さが30nmの
シリサイド層18bとを有している。シリコン層18a
には第1導電型の不純物が導入されている。この第1導
電型の不純物は、ソース領域12やドレイン領域13や
LDD領域14,15とそれぞれ種類が異なっていても
同じでもよい。
【0021】ゲート電極18の側面には側壁(サイドウ
ォール)19が形成されている。本実施の形態における
側壁19は、ゲート電極18の側面とほぼ垂直方向に複
数の層が積層された層状構造となっており、内側部(ゲ
ート電極18の側の部分)に絶縁層を、外側部に導電層
を有している。具体的には、ゲート電極18の側から順
に、例えば幅(ゲート電極18の側面に垂直方向の厚
さ)が10nmの二酸化ケイ素よりなる絶縁層としての
酸化層19aと、例えば幅が90nmの窒化ケイ素(S
i3 N4 )よりなる絶縁層としての窒化層19bと、例
えば幅が15nmの多結晶シリコンあるいはアモルファ
スシリコンよりなる導電層としてのシリコン層19c
と、例えば幅が30nmのシリサイドよりなる導電層と
してのシリサイド層19dとを有している。
ォール)19が形成されている。本実施の形態における
側壁19は、ゲート電極18の側面とほぼ垂直方向に複
数の層が積層された層状構造となっており、内側部(ゲ
ート電極18の側の部分)に絶縁層を、外側部に導電層
を有している。具体的には、ゲート電極18の側から順
に、例えば幅(ゲート電極18の側面に垂直方向の厚
さ)が10nmの二酸化ケイ素よりなる絶縁層としての
酸化層19aと、例えば幅が90nmの窒化ケイ素(S
i3 N4 )よりなる絶縁層としての窒化層19bと、例
えば幅が15nmの多結晶シリコンあるいはアモルファ
スシリコンよりなる導電層としてのシリコン層19c
と、例えば幅が30nmのシリサイドよりなる導電層と
してのシリサイド層19dとを有している。
【0022】シリコン層19cには、第1導電型の不純
物が導入されている。この第1導電型の不純物は、他の
第1導電型の不純物とそれぞれ種類が異なっていても同
じでもよい。シリサイド層19dは、ソース領域12お
よびドレイン領域13の上のシリサイド層12a,13
aと一体となって形成されており、これらシリサイド層
12a,13aを介してソース領域12またはドレイン
領域13とそれぞれ電気的に接続されている。なお、側
壁19の幅は、基板11の表面側から反対側に向かって
狭くなっており、ここで例示した幅は基板11の表面近
傍の幅である。
物が導入されている。この第1導電型の不純物は、他の
第1導電型の不純物とそれぞれ種類が異なっていても同
じでもよい。シリサイド層19dは、ソース領域12お
よびドレイン領域13の上のシリサイド層12a,13
aと一体となって形成されており、これらシリサイド層
12a,13aを介してソース領域12またはドレイン
領域13とそれぞれ電気的に接続されている。なお、側
壁19の幅は、基板11の表面側から反対側に向かって
狭くなっており、ここで例示した幅は基板11の表面近
傍の幅である。
【0023】このような構成を有する半導体装置は、次
のようにして製造することができる。
のようにして製造することができる。
【0024】図4(A)〜(C)乃至図6(A)〜
(C)はその製造方法を各工程順に表したものである。
まず、図4(A)に示したように、シリコンよりなる基
板11の表面を例えば反応性イオンエッチング(Reacti
ve Ion Etching;RIE)法により選択的に除去し、そ
こに例えばCVD(Chemical Vapor Deposition )法に
より二酸化ケイ素よりなる素子分離領域21を埋め込
む。次いで、図2に示したようにウェル領域11aを形
成する場合には、基板11に適宜な不純物を選択的に注
入し、素子分離領域21に囲まれた領域にウェル領域1
1aを形成する。
(C)はその製造方法を各工程順に表したものである。
まず、図4(A)に示したように、シリコンよりなる基
板11の表面を例えば反応性イオンエッチング(Reacti
ve Ion Etching;RIE)法により選択的に除去し、そ
こに例えばCVD(Chemical Vapor Deposition )法に
より二酸化ケイ素よりなる素子分離領域21を埋め込
む。次いで、図2に示したようにウェル領域11aを形
成する場合には、基板11に適宜な不純物を選択的に注
入し、素子分離領域21に囲まれた領域にウェル領域1
1aを形成する。
【0025】続いて、図4(B)に示したように、素子
分離領域21に囲まれた基板11の全面に第2導電型の
不純物を注入して濃度調整領域16を形成し、その後基
板11の表面を例えば熱酸化法により酸化し、例えば厚
さ4nmのゲート絶縁膜17を形成する。濃度調整領域
16を形成する際、例えば、第2導電型の不純物として
ボロンを用いる場合には、イオン源をボロン,打ち込み
エネルギーを30KeV,注入量を6×1012cm-2と
して注入を行う。また、例えば、第2導電型の不純物と
して砒素を用いる場合には、イオン源を砒素,打ち込み
エネルギーを100KeV,注入量を6×1012cm-2
として注入を行う。そののち、RTA(Rapid Thermal
Annealing)処理を行って不純物の活性化と結晶性の回復
を図る。
分離領域21に囲まれた基板11の全面に第2導電型の
不純物を注入して濃度調整領域16を形成し、その後基
板11の表面を例えば熱酸化法により酸化し、例えば厚
さ4nmのゲート絶縁膜17を形成する。濃度調整領域
16を形成する際、例えば、第2導電型の不純物として
ボロンを用いる場合には、イオン源をボロン,打ち込み
エネルギーを30KeV,注入量を6×1012cm-2と
して注入を行う。また、例えば、第2導電型の不純物と
して砒素を用いる場合には、イオン源を砒素,打ち込み
エネルギーを100KeV,注入量を6×1012cm-2
として注入を行う。そののち、RTA(Rapid Thermal
Annealing)処理を行って不純物の活性化と結晶性の回復
を図る。
【0026】RTA処理を行ったのち、図4(C)に示
したように、ゲート絶縁膜17の上に、例えばCVD法
により厚さ150nmの多結晶シリコンよりなるシリコ
ン層18aを形成する。そののち、シリコン層18aの
上に、例えばCVD法により厚さ200nmの二酸化ケ
イ素よりなる補助層31を形成する。この補助層31
は、後述する工程においてゲート電極18の側面に側壁
19を形成する際に、その側壁19の幅を大きくするた
めのものである。
したように、ゲート絶縁膜17の上に、例えばCVD法
により厚さ150nmの多結晶シリコンよりなるシリコ
ン層18aを形成する。そののち、シリコン層18aの
上に、例えばCVD法により厚さ200nmの二酸化ケ
イ素よりなる補助層31を形成する。この補助層31
は、後述する工程においてゲート電極18の側面に側壁
19を形成する際に、その側壁19の幅を大きくするた
めのものである。
【0027】補助層31を形成したのち、図5(A)に
示したように、リソグラフィ技術を用いて補助層31お
よびシリコン層18aを選択的に除去し、ゲート電極1
8の形状とする。これにより、ゲート電極18の一部
(シリコン層18aの部分)が形成される。そののち、
この補助層31およびゲート電極18をマスクとして基
板11に第1導電型の不純物を注入し、LDD領域1
4,15をそれぞれ形成する。その際、第1導電型の不
純物は、後続の工程において形成するソース領域12お
よびドレイン領域13よりも低濃度にそれぞれ注入す
る。例えば、第1導電型の不純物として砒素を用いる場
合には、イオン源を砒素,打ち込みエネルギーを10K
eV,注入量を6×1014cm-2として注入を行う。ま
た、例えば、第1導電型の不純物としてボロンを用いる
場合には、イオン源をフッ化ボロン,打ち込みエネルギ
ーを10KeV,注入量を4×1014cm-2として注入
を行う。
示したように、リソグラフィ技術を用いて補助層31お
よびシリコン層18aを選択的に除去し、ゲート電極1
8の形状とする。これにより、ゲート電極18の一部
(シリコン層18aの部分)が形成される。そののち、
この補助層31およびゲート電極18をマスクとして基
板11に第1導電型の不純物を注入し、LDD領域1
4,15をそれぞれ形成する。その際、第1導電型の不
純物は、後続の工程において形成するソース領域12お
よびドレイン領域13よりも低濃度にそれぞれ注入す
る。例えば、第1導電型の不純物として砒素を用いる場
合には、イオン源を砒素,打ち込みエネルギーを10K
eV,注入量を6×1014cm-2として注入を行う。ま
た、例えば、第1導電型の不純物としてボロンを用いる
場合には、イオン源をフッ化ボロン,打ち込みエネルギ
ーを10KeV,注入量を4×1014cm-2として注入
を行う。
【0028】LDD領域14,15を形成したのち、例
えばCVD法により全面に厚さ10nmの酸化層19a
を形成し、その上に例えばCVD法により厚さ90nm
の窒化層19bを形成する。そののち、これら窒化層1
9bおよび酸化層19aを例えば異方性エッチングによ
りゲート電極18のシリコン層18aおよび補助膜31
の側面のみを残して除去する。これにより、図5(B)
に示したように、幅が10nmの酸化層19aと幅が9
0nmの窒化層19bとよりなる絶縁層が形成される。
なお、この絶縁層を形成する際のエッチングにおいて、
絶縁層およびシリコン層18aに覆われている部分以外
のゲート絶縁膜17も除去し、その部分の基板11の表
面を露出させる。
えばCVD法により全面に厚さ10nmの酸化層19a
を形成し、その上に例えばCVD法により厚さ90nm
の窒化層19bを形成する。そののち、これら窒化層1
9bおよび酸化層19aを例えば異方性エッチングによ
りゲート電極18のシリコン層18aおよび補助膜31
の側面のみを残して除去する。これにより、図5(B)
に示したように、幅が10nmの酸化層19aと幅が9
0nmの窒化層19bとよりなる絶縁層が形成される。
なお、この絶縁層を形成する際のエッチングにおいて、
絶縁層およびシリコン層18aに覆われている部分以外
のゲート絶縁膜17も除去し、その部分の基板11の表
面を露出させる。
【0029】シリコン層18aおよび補助層31の側面
に絶縁層を形成したのち、例えばCVD法により全面に
厚さ30nmの多結晶シリコンあるいはアモルファスシ
リコンよりなるシリコン層19cを形成する。そのの
ち、これをエッチバックにより絶縁層の側面のみを残し
て除去する。これにより、図5(C)に示したように、
幅が30nmのシリコン層19cが形成される。
に絶縁層を形成したのち、例えばCVD法により全面に
厚さ30nmの多結晶シリコンあるいはアモルファスシ
リコンよりなるシリコン層19cを形成する。そのの
ち、これをエッチバックにより絶縁層の側面のみを残し
て除去する。これにより、図5(C)に示したように、
幅が30nmのシリコン層19cが形成される。
【0030】シリコン層19cを形成したのち、図6
(A)に示したように、全面に例えば厚さ500nmの
レジスト膜32を塗布形成し、次いで、このレジスト膜
32の表面を厚さが300nm程度となるまで除去して
補助層31の表面を露出させる。そののち、例えば、希
フッ化水素溶液(例えば水とフッ化水素を20:1の体
積比で混合した溶液)で100秒間処理し、補助層31
を除去する。
(A)に示したように、全面に例えば厚さ500nmの
レジスト膜32を塗布形成し、次いで、このレジスト膜
32の表面を厚さが300nm程度となるまで除去して
補助層31の表面を露出させる。そののち、例えば、希
フッ化水素溶液(例えば水とフッ化水素を20:1の体
積比で混合した溶液)で100秒間処理し、補助層31
を除去する。
【0031】補助層31を除去したのち、図6(B)に
示したように、アッシングによりレジスト膜32を除去
し、シリコン層18a,酸化層19a,窒化層19bお
よびシリコン層19cをマスクとして、基板11の表面
に第1導電型の不純物を導入すると共に、シリコン層1
8aにも第1導電型の不純物を導入する。これにより、
基板11の表面層にはシリコン層18aを挟むようにソ
ース領域12とドレイン領域13とが自己整合的に形成
される。また、これにより、シリコン層19cにも第1
導電型の不純物が導入される。第1導電型の不純物を導
入する際には、例えば、第1導電型の不純物として砒素
を用いる場合、イオン源を砒素,打ち込みエネルギーを
60KeV,注入量を6×1015cm-2として注入を行
う。また、例えば、第1導電型の不純物としてボロンを
用いる場合には、イオン源をフッ化ボロン,打ち込みエ
ネルギーを15KeV,注入量を6×1015cm-2とし
て注入を行う。
示したように、アッシングによりレジスト膜32を除去
し、シリコン層18a,酸化層19a,窒化層19bお
よびシリコン層19cをマスクとして、基板11の表面
に第1導電型の不純物を導入すると共に、シリコン層1
8aにも第1導電型の不純物を導入する。これにより、
基板11の表面層にはシリコン層18aを挟むようにソ
ース領域12とドレイン領域13とが自己整合的に形成
される。また、これにより、シリコン層19cにも第1
導電型の不純物が導入される。第1導電型の不純物を導
入する際には、例えば、第1導電型の不純物として砒素
を用いる場合、イオン源を砒素,打ち込みエネルギーを
60KeV,注入量を6×1015cm-2として注入を行
う。また、例えば、第1導電型の不純物としてボロンを
用いる場合には、イオン源をフッ化ボロン,打ち込みエ
ネルギーを15KeV,注入量を6×1015cm-2とし
て注入を行う。
【0032】なお、ここでは、窒化層19bの側面にシ
リコン層19cが形成されているので、シリコン層19
cの幅の分だけマスクの幅が厚くなり、第1導電型の不
純物を注入する際の注入エネルギーを大きくしても、ソ
ース領域12およびドレイン領域13の深さ方向に対し
て垂直な方向の幅は従来と同様とすることができる。ち
なみに、シリコン層19cを形成しない従来の方法にお
けるイオン注入の条件は、例えば、イオン源が砒素の場
合、打ち込みエネルギーは30KeV,注入量は5×1
015cm-2である。また、例えば、イオン源がフッ化ボ
ロンの場合、打ち込みエネルギーが2.5KeV,注入
量を5×1015cm-2である。よって、ここでは、ソー
ス領域12およびドレイン領域13は、注入エネルギー
を大きくした分だけ深い位置まで形成される。
リコン層19cが形成されているので、シリコン層19
cの幅の分だけマスクの幅が厚くなり、第1導電型の不
純物を注入する際の注入エネルギーを大きくしても、ソ
ース領域12およびドレイン領域13の深さ方向に対し
て垂直な方向の幅は従来と同様とすることができる。ち
なみに、シリコン層19cを形成しない従来の方法にお
けるイオン注入の条件は、例えば、イオン源が砒素の場
合、打ち込みエネルギーは30KeV,注入量は5×1
015cm-2である。また、例えば、イオン源がフッ化ボ
ロンの場合、打ち込みエネルギーが2.5KeV,注入
量を5×1015cm-2である。よって、ここでは、ソー
ス領域12およびドレイン領域13は、注入エネルギー
を大きくした分だけ深い位置まで形成される。
【0033】このように第1導電型の不純物を導入した
のち、RTA処理(例えば1000℃で10秒間の加
熱)を行って不純物の活性化と結晶性の回復を図る。そ
ののち、図6(C)に示したように、全面に例えば厚さ
が10nmのコバルト(Co)よりなる金属層33を形
成し、例えば550℃で10秒間加熱処理を行い、ソー
ス領域12,ドレイン領域13,シリコン層18aおよ
びシリコン層19cそれぞれの一部と金属層33とをそ
れぞれ反応させる。これにより、図1に示したように、
ソース領域12,ドレイン領域13およびシリコン層1
8aの上や、シリコン層19cの側面に、シリサイド層
12a,13a,18b,19dがそれぞれ形成され
る。このときシリサイド層12a,13aとシリサイド
層19dは一体として形成される。これにより、本実施
の形態におけるゲート電極18および側壁19がそれぞ
れ形成される。
のち、RTA処理(例えば1000℃で10秒間の加
熱)を行って不純物の活性化と結晶性の回復を図る。そ
ののち、図6(C)に示したように、全面に例えば厚さ
が10nmのコバルト(Co)よりなる金属層33を形
成し、例えば550℃で10秒間加熱処理を行い、ソー
ス領域12,ドレイン領域13,シリコン層18aおよ
びシリコン層19cそれぞれの一部と金属層33とをそ
れぞれ反応させる。これにより、図1に示したように、
ソース領域12,ドレイン領域13およびシリコン層1
8aの上や、シリコン層19cの側面に、シリサイド層
12a,13a,18b,19dがそれぞれ形成され
る。このときシリサイド層12a,13aとシリサイド
層19dは一体として形成される。これにより、本実施
の形態におけるゲート電極18および側壁19がそれぞ
れ形成される。
【0034】そののち、硫酸と過酸化水素水との混合溶
液を用いて未反応部分の金属層33を除去し、次いで、
700℃で30秒間の加熱処理を行うことにより、図1
に示した半導体装置が形成される。
液を用いて未反応部分の金属層33を除去し、次いで、
700℃で30秒間の加熱処理を行うことにより、図1
に示した半導体装置が形成される。
【0035】このような半導体装置は、例えば、図7に
示したようにして用いられ、次のように作用する。
示したようにして用いられ、次のように作用する。
【0036】すなわち、この半導体装置の上には例えば
厚さ0.9μmの二酸化ケイ素よりなる層間絶縁膜22
が形成される。この層間絶縁膜22には、ソース領域1
2に対応したコンタクトホール22aと、ドレイン領域
13に対応したコンタクトホール22bと、ゲート電極
18に対応した図示しないコンタクトホールとがそれぞ
れ形成される。各コンタクトホール22a,22bなど
には、例えば厚さ15nmの窒化チタン(TiN)が埋
め込まれたのち、タングステン(W)が埋め込まれ、各
コンタクト部23,24などが形成される。ソース領域
12,ドレイン領域13およびゲート電極18は、各コ
ンタクト部23,24などを介して層間絶縁膜22の上
に形成される図示しない各配線とそれぞれ接続される。
厚さ0.9μmの二酸化ケイ素よりなる層間絶縁膜22
が形成される。この層間絶縁膜22には、ソース領域1
2に対応したコンタクトホール22aと、ドレイン領域
13に対応したコンタクトホール22bと、ゲート電極
18に対応した図示しないコンタクトホールとがそれぞ
れ形成される。各コンタクトホール22a,22bなど
には、例えば厚さ15nmの窒化チタン(TiN)が埋
め込まれたのち、タングステン(W)が埋め込まれ、各
コンタクト部23,24などが形成される。ソース領域
12,ドレイン領域13およびゲート電極18は、各コ
ンタクト部23,24などを介して層間絶縁膜22の上
に形成される図示しない各配線とそれぞれ接続される。
【0037】この半導体装置では、図示しないコンタク
ト部を介してゲート電極18に電圧が印加されると、ソ
ース領域12とドレイン領域13との間に流れる電流が
変調される。ここでは、側壁19が外側部に導電層(シ
リコン層19cおよびシリサイド層19d)を備えてい
るので、図7に示したように、コンタクト部23,24
の形成位置がずれて一部が側壁19と重なっても、導電
層を介してソース領域12またはドレイン領域13との
接続が確保される。よって、コンタクト抵抗のばらつき
が小さくなる。
ト部を介してゲート電極18に電圧が印加されると、ソ
ース領域12とドレイン領域13との間に流れる電流が
変調される。ここでは、側壁19が外側部に導電層(シ
リコン層19cおよびシリサイド層19d)を備えてい
るので、図7に示したように、コンタクト部23,24
の形成位置がずれて一部が側壁19と重なっても、導電
層を介してソース領域12またはドレイン領域13との
接続が確保される。よって、コンタクト抵抗のばらつき
が小さくなる。
【0038】また、ここでは、側壁19が絶縁層(酸化
層19aおよび窒化層19b)に加えて導電層(シリコ
ン層19cおよびシリサイド層19d)を備えているの
で、ソース領域12およびドレイン領域13とコンタク
ト部23,24との接触面積が確保され、かつ側壁19
の厚さが厚くなっている。よって、ソース領域12およ
びドレイン領域13を大きな注入エネルギーを用いて形
成できるようになっており、ソース領域12およびドレ
イン領域13が深い位置まで形成されている。すなわ
ち、それらの最深部における第2導電型の不純物(濃度
調整領域16)の濃度は低くなっており、寄生接合容量
が小さくなり、高い電流値が得られる。
層19aおよび窒化層19b)に加えて導電層(シリコ
ン層19cおよびシリサイド層19d)を備えているの
で、ソース領域12およびドレイン領域13とコンタク
ト部23,24との接触面積が確保され、かつ側壁19
の厚さが厚くなっている。よって、ソース領域12およ
びドレイン領域13を大きな注入エネルギーを用いて形
成できるようになっており、ソース領域12およびドレ
イン領域13が深い位置まで形成されている。すなわ
ち、それらの最深部における第2導電型の不純物(濃度
調整領域16)の濃度は低くなっており、寄生接合容量
が小さくなり、高い電流値が得られる。
【0039】このように本実施の形態に係る半導体装置
では、ゲート電極18に対して、外側部に導電層(シリ
コン層19cおよびシリサイド層19d)を有する側壁
19を備えるようにしたので、コンタクト部23,24
の形成位置がずれてコンタクト部23,24の一部が側
壁19と重なってしまっても、導電層を介してソース領
域12またはドレイン領域13との接続を確保すること
ができ、コンタクト抵抗のばらつきを小さくすることが
できる。
では、ゲート電極18に対して、外側部に導電層(シリ
コン層19cおよびシリサイド層19d)を有する側壁
19を備えるようにしたので、コンタクト部23,24
の形成位置がずれてコンタクト部23,24の一部が側
壁19と重なってしまっても、導電層を介してソース領
域12またはドレイン領域13との接続を確保すること
ができ、コンタクト抵抗のばらつきを小さくすることが
できる。
【0040】また、特に、導電層としてシリサイド層1
9dを備えるようにしたので、抵抗を小さくすることが
でき、コンタクト抵抗のばらつきを更に小さくすること
ができる。
9dを備えるようにしたので、抵抗を小さくすることが
でき、コンタクト抵抗のばらつきを更に小さくすること
ができる。
【0041】更に、本実施の形態では、ゲート電極18
の側壁19が絶縁層(酸化層19aおよび窒化層19
b)に加えて導電層(シリコン層19cおよびシリサイ
ド層19d)を備えるようにしたので、ソース領域12
およびドレイン領域13とコンタクト部23,24との
接触面積を確保しつつ、側壁19の厚さを厚くすること
ができる。よって、ソース領域12およびドレイン領域
13を形成する際に大きな注入エネルギーを用いても、
ソース領域12およびドレイン領域13の深さ方向と垂
直方向の幅を変えることなく、それらを深い位置まで形
成することができる。すなわち、ソース領域12および
ドレイン領域13の最深部を濃度調整領域16における
第2導電型の不純物の濃度が高い領域(例えばその最大
濃度の1/2以上の領域)よりも深い位置とすることが
できる。つまり、濃度調整領域16を形成する際に第2
導電型の不純物を全面に導入しても、ソース領域12お
よびドレイン領域13の最深部における第2導電型の不
純物の濃度を低くすることができる。従って、短チャネ
ル効果を抑制しつつ、寄生接合容量を小さくすることが
できる。
の側壁19が絶縁層(酸化層19aおよび窒化層19
b)に加えて導電層(シリコン層19cおよびシリサイ
ド層19d)を備えるようにしたので、ソース領域12
およびドレイン領域13とコンタクト部23,24との
接触面積を確保しつつ、側壁19の厚さを厚くすること
ができる。よって、ソース領域12およびドレイン領域
13を形成する際に大きな注入エネルギーを用いても、
ソース領域12およびドレイン領域13の深さ方向と垂
直方向の幅を変えることなく、それらを深い位置まで形
成することができる。すなわち、ソース領域12および
ドレイン領域13の最深部を濃度調整領域16における
第2導電型の不純物の濃度が高い領域(例えばその最大
濃度の1/2以上の領域)よりも深い位置とすることが
できる。つまり、濃度調整領域16を形成する際に第2
導電型の不純物を全面に導入しても、ソース領域12お
よびドレイン領域13の最深部における第2導電型の不
純物の濃度を低くすることができる。従って、短チャネ
ル効果を抑制しつつ、寄生接合容量を小さくすることが
できる。
【0042】加えて、本実施の形態に係る半導体装置の
製造方法によれば、シリコン層18aの側面に導電層
(シリコン層19cおよびシリサイド層19d)を有す
る側壁19を形成するようにしたので、容易に本実施の
形態に係る半導体装置を形成することができる。
製造方法によれば、シリコン層18aの側面に導電層
(シリコン層19cおよびシリサイド層19d)を有す
る側壁19を形成するようにしたので、容易に本実施の
形態に係る半導体装置を形成することができる。
【0043】更にまた、シリコン層18aの側面に酸化
層19a,窒化層19bおよびシリコン層19cを形成
したのち、これらをマスクとして第1導電型の不純物を
基板11に導入し、ソース領域12およびドレイン領域
13を形成するようにしたので、シリコン層19cの分
だけマスクの幅を厚くすることができ、第1導電型の不
純物を注入する際の注入エネルギーを大きくすることが
できる。よって、ソース領域12およびドレイン領域1
3の最深部を第2導電型の不純物の濃度が高い領域より
も深い位置とすることができる。
層19a,窒化層19bおよびシリコン層19cを形成
したのち、これらをマスクとして第1導電型の不純物を
基板11に導入し、ソース領域12およびドレイン領域
13を形成するようにしたので、シリコン層19cの分
だけマスクの幅を厚くすることができ、第1導電型の不
純物を注入する際の注入エネルギーを大きくすることが
できる。よって、ソース領域12およびドレイン領域1
3の最深部を第2導電型の不純物の濃度が高い領域より
も深い位置とすることができる。
【0044】加えてまた、シリコン層18aの側面に酸
化層19a,窒化層19bおよびシリコン層19cを形
成し、これらをマスクとしてソース領域12およびドレ
イン領域13を形成したのち、全面に金属層33を形成
して加熱し、シリサイド層12a,13a,18b,1
9dをそれぞれ形成するようにしたので、各シリサイド
層12a,13a,18b,19dを一工程で容易に形
成することができると共に、シリサイド層12a,13
aとシリサイド層19dとをそれぞれ一体として形成す
ることができ、コンタクト抵抗を小さくすることができ
る。
化層19a,窒化層19bおよびシリコン層19cを形
成し、これらをマスクとしてソース領域12およびドレ
イン領域13を形成したのち、全面に金属層33を形成
して加熱し、シリサイド層12a,13a,18b,1
9dをそれぞれ形成するようにしたので、各シリサイド
層12a,13a,18b,19dを一工程で容易に形
成することができると共に、シリサイド層12a,13
aとシリサイド層19dとをそれぞれ一体として形成す
ることができ、コンタクト抵抗を小さくすることができ
る。
【0045】なお、本実施の形態に係る半導体装置の効
果を調べるために、この半導体装置(NチャネルMOS
トランジスタ)を形成し、ソース領域12およびドレイ
ン領域13の面積1.0μm2 における接合容量と、コ
ンタクト抵抗を測定した。その結果を表1に示す。
果を調べるために、この半導体装置(NチャネルMOS
トランジスタ)を形成し、ソース領域12およびドレイ
ン領域13の面積1.0μm2 における接合容量と、コ
ンタクト抵抗を測定した。その結果を表1に示す。
【0046】 図8に示した従来の半導体装置(側壁19にシリコン層
19cおよびシリサイド層19dを備えないもの)につ
いても同様の実験を行ったところ、その接合容量は2.
5fFであり、コンタクト抵抗はコンタクト径が0.3
0μmの場合は5.0〜10.1Ω、コンタクト径が
0.26μmの場合は7.0〜12.0Ωであった。す
なわち、本実施の形態に係る半導体装置によれば、接合
容量を小さくすることができ、かつコンタクト抵抗のば
らつきも小さくすることができることが分かった。
19cおよびシリサイド層19dを備えないもの)につ
いても同様の実験を行ったところ、その接合容量は2.
5fFであり、コンタクト抵抗はコンタクト径が0.3
0μmの場合は5.0〜10.1Ω、コンタクト径が
0.26μmの場合は7.0〜12.0Ωであった。す
なわち、本実施の形態に係る半導体装置によれば、接合
容量を小さくすることができ、かつコンタクト抵抗のば
らつきも小さくすることができることが分かった。
【0047】以上、実施の形態を挙げて本発明を説明し
たが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるもので
はなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態
においては、側壁19の導電層(シリコン層19cおよ
びシリサイド層19d)を絶縁層(酸化層19aおよび
窒化層19b)の側面全体に形成するようにしたが、側
面の一部に形成するようにしてもよい。
たが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるもので
はなく、種々変形可能である。例えば、上記実施の形態
においては、側壁19の導電層(シリコン層19cおよ
びシリサイド層19d)を絶縁層(酸化層19aおよび
窒化層19b)の側面全体に形成するようにしたが、側
面の一部に形成するようにしてもよい。
【0048】また、上記実施の形態においては、側壁1
9が導電層としてシリコン層19cとシリサイド層19
dとを有するようにしたが、いずれか一方のみでもよ
い。但し、シリサイド層19dの方が抵抗が低いので、
シリサイド層19dの方が好ましい。
9が導電層としてシリコン層19cとシリサイド層19
dとを有するようにしたが、いずれか一方のみでもよ
い。但し、シリサイド層19dの方が抵抗が低いので、
シリサイド層19dの方が好ましい。
【0049】更に、上記実施の形態においては、濃度調
整領域16をソース領域12とドレイン領域13との間
の領域全体に形成するようにしたが、ソース領域12と
ドレイン領域13との間の基板11の表面近傍におい
て、ソース領域12およびドレイン領域13の境界部分
やLDD領域14,15の境界部分に部分的に形成する
ようにしてもよい。また、濃度調整領域をソース領域1
2とドレイン領域13との間の領域全体に形成すると共
に、更にこのように部分的に形成するようにしてもよ
い。このように、ソース領域12およびドレイン領域1
3の境界部分やLDD領域14,15の境界部分に濃度
調整領域を形成する場合には、例えば、ゲート電極18
を構成するシリコン層18aを電極形状に加工したの
ち、側壁19(酸化層19aおよび窒化層19b)を形
成する前に、第2導電型の不純物を基板11に導入して
形成すればよい。
整領域16をソース領域12とドレイン領域13との間
の領域全体に形成するようにしたが、ソース領域12と
ドレイン領域13との間の基板11の表面近傍におい
て、ソース領域12およびドレイン領域13の境界部分
やLDD領域14,15の境界部分に部分的に形成する
ようにしてもよい。また、濃度調整領域をソース領域1
2とドレイン領域13との間の領域全体に形成すると共
に、更にこのように部分的に形成するようにしてもよ
い。このように、ソース領域12およびドレイン領域1
3の境界部分やLDD領域14,15の境界部分に濃度
調整領域を形成する場合には、例えば、ゲート電極18
を構成するシリコン層18aを電極形状に加工したの
ち、側壁19(酸化層19aおよび窒化層19b)を形
成する前に、第2導電型の不純物を基板11に導入して
形成すればよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明の半導体装置
によれば、外側部に導電層を有する側壁を備えるように
したので、例えば、電極の近くにコンタクト部を形成す
る場合などにおいてコンタクト部の形成位置がずれてし
まい側壁と一部が重なってしまっても、導電層を介して
その接続を確保することができる。よって、コンタクト
抵抗のばらつきを小さくすることができるという効果を
奏する。
によれば、外側部に導電層を有する側壁を備えるように
したので、例えば、電極の近くにコンタクト部を形成す
る場合などにおいてコンタクト部の形成位置がずれてし
まい側壁と一部が重なってしまっても、導電層を介して
その接続を確保することができる。よって、コンタクト
抵抗のばらつきを小さくすることができるという効果を
奏する。
【0051】また、導電層によりコンタクト部の安定し
た接続を確保できるので、導電層の分だけ側壁を厚くす
ることができ、例えば、側壁をマスクとして不純物領域
を形成する場合などにおいて不純物を大きなエネルギー
を用いて導入しても、不純物領域を深さ方向に対して垂
直な方向の幅については変化させることなく深い位置ま
で形成することができる。よって、例えば、濃度調整領
域を形成する場合であっても、不純物領域の最深部にお
ける第2導電型の不純物の濃度を低くすることができ、
寄生接合容量を小さくすることができるという効果も奏
する。
た接続を確保できるので、導電層の分だけ側壁を厚くす
ることができ、例えば、側壁をマスクとして不純物領域
を形成する場合などにおいて不純物を大きなエネルギー
を用いて導入しても、不純物領域を深さ方向に対して垂
直な方向の幅については変化させることなく深い位置ま
で形成することができる。よって、例えば、濃度調整領
域を形成する場合であっても、不純物領域の最深部にお
ける第2導電型の不純物の濃度を低くすることができ、
寄生接合容量を小さくすることができるという効果も奏
する。
【0052】更に、本発明の半導体装置の製造方法によ
れば、電極の側面に導電層を有する側壁を形成するよう
にしたので、容易に本発明の半導体装置を形成すること
ができる。特に、電極の側面に導電層を有する側壁を形
成したのち、この側壁をマスクとして不純物領域を形成
するようにすれば、導電層の分だけマスクの幅を厚くす
ることができ、不純物を導入する際のエネルギーを大き
くすることができる。よって、短チャネル効果抑制のた
めの濃度調整領域を形成する場合であっても、不純物層
の最深部を第2導電型の不純物の濃度が高い領域よりも
深い位置とすることができ、本発明の半導体装置を容易
に実現できるという効果を奏する。
れば、電極の側面に導電層を有する側壁を形成するよう
にしたので、容易に本発明の半導体装置を形成すること
ができる。特に、電極の側面に導電層を有する側壁を形
成したのち、この側壁をマスクとして不純物領域を形成
するようにすれば、導電層の分だけマスクの幅を厚くす
ることができ、不純物を導入する際のエネルギーを大き
くすることができる。よって、短チャネル効果抑制のた
めの濃度調整領域を形成する場合であっても、不純物層
の最深部を第2導電型の不純物の濃度が高い領域よりも
深い位置とすることができ、本発明の半導体装置を容易
に実現できるという効果を奏する。
【図1】本発明の一実施の形態に係る半導体装置の構成
を表す断面図である。
を表す断面図である。
【図2】図1に示した半導体装置の変形例を表す断面図
である。
である。
【図3】図1に示した半導体装置の濃度調整領域におけ
る深さ方向の第2導電型の不純物濃度分布を表す特性図
である。
る深さ方向の第2導電型の不純物濃度分布を表す特性図
である。
【図4】図1に示した半導体装置の各製造工程を表す断
面図である。
面図である。
【図5】図4に続く各製造工程を表す断面図である。
【図6】図5に続く各製造工程を表す断面図である。
【図7】図1に示した半導体装置の作用を説明するため
の断面図である。
の断面図である。
【図8】従来の半導体装置の構成を表す断面図である。
11…基板、11a…ウェル領域、12…ソース領域
(不純物領域)、12a,13a,18b,19d…シ
リサイド層、13…ドレイン領域(不純物領域)、1
4,15…LLD領域、16…濃度調整領域、17…ゲ
ート絶縁膜(絶縁層)、18…ゲート電極(電極)、1
8a,19c…シリコン層、19…側壁、19a…酸化
層、19b…窒化層、21…素子分離領域、22…層間
絶縁膜、23,24…コンタクト部、31…補助層、3
2…レジスト膜
(不純物領域)、12a,13a,18b,19d…シ
リサイド層、13…ドレイン領域(不純物領域)、1
4,15…LLD領域、16…濃度調整領域、17…ゲ
ート絶縁膜(絶縁層)、18…ゲート電極(電極)、1
8a,19c…シリコン層、19…側壁、19a…酸化
層、19b…窒化層、21…素子分離領域、22…層間
絶縁膜、23,24…コンタクト部、31…補助層、3
2…レジスト膜
Claims (14)
- 【請求項1】 半導体基板の表面に形成されると共に前
記半導体基板の厚さ方向に沿って側面を有する電極と、 この電極の側面に形成されると共に外側部の少なくとも
一部に導電層を有する側壁とを備えたことを特徴とする
半導体装置。 - 【請求項2】 前記側壁は、内側部に絶縁層を有するこ
とを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項3】 前記導電層はシリサイド層を有すること
を特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項4】 更に、半導体基板の内部に、前記電極を
挟むように第1導電型の不純物を導入して形成された一
対の不純物領域を備えると共に、前記電極は半導体基板
の表面に絶縁膜を介して形成され、かつ前記導電層はこ
れら一対の不純物領域とそれぞれ電気的に接続されてい
ることを特徴とする請求項1記載の半導体装置。 - 【請求項5】 更に、前記一対の不純物領域の表面にシ
リサイド層をそれぞれ備えると共に、前記導電層はこれ
らシリサイド層を介して前記一対の不純物領域とそれぞ
れ電気的に接続されていることを特徴とする請求項4記
載の半導体装置。 - 【請求項6】 更に、半導体基板の内部に、前記電極に
対応して第2導電型の不純物を導入して形成された濃度
調整領域を備えたことを特徴とする請求項4記載の半導
体装置。 - 【請求項7】 前記濃度調整領域のうち不純物濃度がそ
の最大濃度の1/2以上の領域は、前記不純物領域の半
導体基板の深さ方向における最深部よりも表面側に位置
していることを特徴とする請求項6記載の半導体装置。 - 【請求項8】 半導体基板の表面に、前記半導体基板の
厚さ方向に沿って側面を有する電極を形成する工程と、 前記電極の側面に、外側部の少なくとも一部に導電層を
有する側壁を形成する工程とを含むことを特徴とする半
導体装置の製造方法。 - 【請求項9】 前記電極の側面に側壁を形成する工程
は、 電極の側面に絶縁層を形成する工程と、 電極の側面に前記絶縁層を形成したのち、前記絶縁層の
側面の少なくとも一部に導電層を形成する工程とを含む
ことを特徴とする請求項8記載の半導体装置の製造方
法。 - 【請求項10】 前記導電層を含む側壁を形成する工程
は、 前記絶縁層の側面の少なくとも一部にシリコン層を形成
する工程と、 前記シリコン層を形成したのち、シリコン層の側面上に
金属層を形成し、加熱してシリコン層の少なくとも一部
と金属層とを反応させることによりシリサイド層を形成
する工程とを含むことを特徴とする請求項9記載の半導
体装置の製造方法。 - 【請求項11】 更に、半導体基板に対して第1導電型
の不純物を選択的に導入し、一対の不純物領域をそれぞ
れ形成する工程を含むと共に、前記電極を形成する工程
では、電極を半導体基板の上に絶縁層を介して形成し、
かつ前記側壁を形成する工程では、導電層を一対の不純
物領域と電気的に接続させて形成することを特徴とする
請求項8記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項12】 前記側壁を形成する工程は、電極の側
面上に絶縁層を形成する工程と、絶縁層の側面上の少な
くとも一部にシリコン層を形成する工程と、シリコン層
の側面上に金属層を形成し、加熱してシリコン層の少な
くとも一部と金属層とを反応させ、シリサイド層を形成
する工程とを含むと共に、前記一対の不純物領域を形成
する工程においては、シリコン層を形成したのちシリサ
イド層を形成する前に、電極と絶縁層とシリコン層とを
マスクとして一対の不純物領域をそれぞれ形成し、更
に、側壁のシリサイド層を形成するのと同時に、一対の
不純物領域それぞれの上にも金属層を形成し、加熱して
それらの一部と金属層とをそれぞれ反応させ、シリサイ
ド層をそれぞれ形成する工程を含むことを特徴とする請
求項11記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項13】 更に、半導体基板に第2導電型の不純
物を導入して濃度調整領域を形成する工程を含むことを
特徴とする請求項8記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項14】 濃度調整領域を形成したのちに電極を
形成することを特徴とする請求項13記載の半導体装置
の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10836498A JPH11307764A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | 半導体装置およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10836498A JPH11307764A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | 半導体装置およびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11307764A true JPH11307764A (ja) | 1999-11-05 |
Family
ID=14482890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10836498A Pending JPH11307764A (ja) | 1998-04-17 | 1998-04-17 | 半導体装置およびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11307764A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1280191A3 (en) * | 2001-07-25 | 2003-08-06 | Chartered Semiconductor Manufacturing Pte Ltd. | A method to form elevated source/drain regions using polysilicon spacers |
| JP2008053349A (ja) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Elpida Memory Inc | Mosトランジスタ、半導体装置及びその製造方法 |
-
1998
- 1998-04-17 JP JP10836498A patent/JPH11307764A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1280191A3 (en) * | 2001-07-25 | 2003-08-06 | Chartered Semiconductor Manufacturing Pte Ltd. | A method to form elevated source/drain regions using polysilicon spacers |
| JP2008053349A (ja) * | 2006-08-23 | 2008-03-06 | Elpida Memory Inc | Mosトランジスタ、半導体装置及びその製造方法 |
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