JPH1130840A - レンズ付きフイルムユニット - Google Patents

レンズ付きフイルムユニット

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Publication number
JPH1130840A
JPH1130840A JP18467997A JP18467997A JPH1130840A JP H1130840 A JPH1130840 A JP H1130840A JP 18467997 A JP18467997 A JP 18467997A JP 18467997 A JP18467997 A JP 18467997A JP H1130840 A JPH1130840 A JP H1130840A
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JP
Japan
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film
cartridge
shielding door
door
light
Prior art date
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Pending
Application number
JP18467997A
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English (en)
Inventor
Mitsuhiro Moriya
光宏 森谷
Kazuo Kogoyama
一夫 小古山
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 きわめて簡単な構成でカートリッジ本体のロ
ック部材の塑性変形を防止したレンズ付きフイルムユニ
ットを提供する。 【解決手段】 カートリッジのフイルム出入口近傍でフ
イルム検出レバーにより写真フイルムの存在が検出され
ている。撮影が終了し、巻上げノブの回転により全ての
写真フイルムがカートリッジ内に巻き込まれると、写真
フイルムが検出されなくなる。遮光扉駆動レバーはバネ
付勢により回動し、扉駆動部材51の係合片51bが軸
端部42の切欠部44の段44bを押圧して遮光扉38
を開位置から閉位置に回動させる。ロック部材41と相
対する係合片51bは、ロック部材41を変形させない
外形寸法に形成してあるから、遮光扉38が閉位置に達
すると、ロック部材41の先端が切欠部44の段44a
に係合して遮光扉38がロックされる。この状態ではロ
ック部材41は変形してないから、レンズ付きフイルム
ユニットを現像所に提出せずに長期間放置してもロック
部材41が塑性変形することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フイルム出入口を
開閉する遮光扉を備えた写真フイルムカートリッジを装
填したレンズ付きフイルムユニットに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】アドバンストフォトシステムと呼ばれる
システムに準拠した写真フイルムカートリッジが本出願
人により製造・販売されている。この写真フイルムカー
トリッジは、プラスチックによって成形されたカートリ
ッジ本体と、この中に収納された写真フイルムとからな
り、通常は写真フイルムがその先端も含めてカートリッ
ジ本体内に全て巻き込まれている。写真フイルムはカー
トリッジ本体内でスプールに巻かれており、スプールを
外部から回転させることによって写真フイルムの送り出
しと巻き込みとが行える。
【0003】カートリッジ本体には、写真フイルムが出
入りするフイルム出入口が設けられており、このフイル
ム出入口にはプラスチックで成形されたオール状の遮光
扉が組み込まれている。この遮光扉は、フイルム出入口
を遮光する閉位置と開放する開位置との間で回動自在と
なっている。遮光扉の端部には、一部に切欠部が形成さ
れた円筒状の軸端部が形成され、この端面がカートリッ
ジ本体の端面に形成された開口から露呈している。
【0004】軸端部の外周側には、カートリッジ本体の
内壁から突設された細い棒状のロック部材が当接してお
り、遮光扉が閉位置にあるときに軸端部の切欠部に入り
込んで遮光扉をロックする。また、軸端部の内周側に
は、カメラやレンズ付きフイルムユニットの扉駆動部材
が係合し、前記切欠部から突出された係合片によりロッ
ク部材を外側に押して遮光扉のロックを解除するととも
に、扉駆動部材が回動して遮光扉を開閉する。
【0005】このような写真フイルムカートリッジを装
填したレンズ付きフイルムユニットが本出願人より製造
・販売されている。このレンズ付きフイルムユニット
は、製造時にカートリッジ本体とこれから引き出した写
真フイルムとを収納し、撮影ごとにカートリッジ本体の
スプールに連結された巻上げノブを回転操作して、撮影
済みの写真フイルムをカートリッジ本体内に巻き込む。
そして、全コマの撮影が終了した後は、そのまま現像取
扱店に提出すると、元のカートリッジ本体に収納された
現像済みの写真フイルムと、全コマが1枚のプリント写
真に焼き付けられたインデックスプリントとが戻ってく
る。
【0006】このようなレンズ付きフイルムユニット
は、現像所において巻上げノブが操作され、全ての写真
フイルムがカートリッジ本体内に巻き込まれた後、底蓋
が開けられてカートリッジが取り出される。したがっ
て、カートリッジ本体内の写真フイルムの曝光を防止す
るため、底蓋を開ける少なくとも直前には、遮光扉が閉
位置に確実に回動されている必要がある。このような機
構を備えたレンズ付きフイルムユニットとしては、例え
ば本出願人が提案した実用新案登録第3032612号
公報記載のレンズ付きフイルムユニットがある。
【0007】このレンズ付きフイルムユニットは、カー
トリッジ本体外のフイルム出入り口の近傍で写真フイル
ムに接触して写真フイルムの存在を検出するとともに、
写真フイルムが検出されなくなった後の巻上げノブの回
転操作により遮光扉の軸端部に係合した扉駆動部材を回
動して遮光扉を閉位置に回動させる。この遮光扉が閉位
置にある状態では、扉駆動部材の周面から側方に突設さ
れた係合片が軸端部に形成された切欠部から突出してロ
ック部材を外側に変位させているが、遮光扉が閉位置に
回動された直後に扉駆動部材の上面に形成された半円形
の穴と上方に配置された半円形の突起との向きが一致し
てバネ付勢により扉駆動部材が上昇して遮光扉の軸端部
から抜け出る。これにより、ロック部材が軸端部の切欠
部に係合して遮光扉が閉位置にロックされる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなレンズ付きフイルムユニットでは、前述した遮光
扉が閉位置に回動された直後に扉駆動部材が上昇して遮
光扉の軸端部から抜け出る機構が複雑であるとともに、
扉駆動部材の上方にこれが移動するためのスペースを必
要とするため、コストや小型化の面で不利となる。ま
た、扉駆動部材が上昇する機構を省くと、撮影が終了し
た後に巻上げノブを回転して全ての写真フイルムを巻き
上げるユーザーがいた場合、遮光扉は閉位置に回動して
扉駆動部材の係合片がロック部材を外側に押し退けた状
態で長期間放置される可能性がある。このような場合に
は、ロック部材が塑性変形してユニット本体からカート
リッジを取り出してもロック部材が軸端部の切欠部に係
合せずに遮光扉がロックされないおそれがある。
【0009】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
で、きわめて簡単な構成でカートリッジ本体のロック部
材が塑性変形しないようにしたレンズ付きフイルムユニ
ットを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、フイルム出入口を遮光する閉位置と開放
する開位置との間で回動自在な遮光扉を有し、この遮光
扉が閉位置に回動したときにはその一方の軸端部に形成
された切欠に外周側から係合して遮光扉を閉位置にロッ
クするロック部材が組み込まれたカートリッジと、この
カートリッジを収納するカートリッジ室と、このカート
リッジ室の上部に組み付けられ、カートリッジのスプー
ルに係合して撮影毎の回転操作によりスプールを回動し
て露光済みの写真フイルムをカートリッジ内に収納する
巻上げノブと、前記カートリッジ室の上部に組み付けら
れ、前記軸端部に内周側から係合する扉駆動部材と、全
ての撮影が終了してから巻上げノブを所定量以上に回転
操作することにより前記扉駆動部材を回動させて遮光扉
を閉じる遮光扉駆動手段とを備えたレンズ付きフイルム
ユニットにおいて、前記扉駆動部材の少なくともロック
部材に相対する部位を、前記遮光扉が閉位置に回動して
前記切欠にロック部材が係合したときにロック部材を変
形させない外形寸法に形成したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のレンズ付きフイルムユニ
ットの外観を示す図2において、レンズ付きフイルムユ
ニット10は、写真フイルムカートリッジや各種撮影機
構が内蔵されたユニット本体11と、これをのり巻き状
に覆う外ケース12とから構成されている。外ケース1
2には、各操作部材を露呈させるための開口等が形成さ
れている。
【0012】図3に示すように、ユニット本体11は、
前カバー13,本体基部14,露光ユニット15,スト
ロボユニット16,写真フイルムカートリッジ17,及
び後カバー18とで構成されている。本体基部14に
は、アパーチャー19を挟んだ一方側に、写真フイルム
カートリッジ17のカートリッジ20が収納されるカー
トリッジ収納室21が、また他方側にカートリッジ20
から写真フイルム22をロール状に引き出したフイルム
ロール22aを収納するフイルムロール室23がそれぞ
れ一体に設けられている。写真フイルムカートリッジ1
7は、本体基部14に背面側から装填され、その後に後
カバー18を背面側から取り付ける。
【0013】後カバー18には、カートリッジ収納室2
1とフイルムロール室23との底をそれぞれ塞ぐための
プルトップ式の底蓋18a,18bが設けられている。
後カバー18と取り付けた後に、これらの底蓋18a,
18bで各室21,23の底を塞ぐことで写真フイルム
カートリッジ17を光密に収納する。カートリッジ収納
室21の底を塞ぐ底蓋18aは、現像所で撮影済みの写
真フイルム22を収納したカートリッジ20を取り出す
ときに開かれる蓋である。
【0014】カートリッジ収納室21の上には、巻き上
げノブ24が回転自在に設けられている。巻き上げノブ
24は、一部が後カバー18の開口25から露呈してい
る。フイルム巻き上げ操作を行うと、未露光の写真フイ
ルム22がフイルムロール室23から引き出されてアパ
ーチャー19にセットされ、これと同時に露光済みの写
真フイルム22がカートリッジ20の内部に収納され
る。
【0015】アパーチャー19の上方には、写真フイル
ム22の上側の縁部に対面する開口14aが形成されて
いる。この開口14aには、後述するフイルム検出手段
としてのフイルム検出レバーが挿入される。また、この
フイルム検出レバーと相対する後カバー18には、写真
フイルム22が検出されなくなった際に、フイルム検出
レバーが入り込む凹部18cが形成されている。
【0016】シャッタボタン26は、前カバー13の上
面に設けられており、押下操作により露光ユニット15
のシャッタ機構を作動させる。シャッタ機構が作動する
と、被写体光が前カバー13の撮影窓27,及び露光ユ
ニット15の撮影レンズ28を通ってアパーチャー19
にセットされた写真フイルム22に入射する。ストロボ
ユニット16は、前カバー13の前面に設けたストロボ
充電スイッチ29の押下操作に応答してストロボ充電を
行い、シャッタ機構の作動に連動してストロボ発光部3
0からストロ光が照射され、前カバー13のストロボ発
光窓31を通って被写体を照明する。
【0017】図4に示すように、カートリッジ20は、
上下のケース35,36と、このケース35,36との
合わせ目に形成され、写真フイルム22が出入りするフ
イルム出入口37と、このフイルム出入口37の奥に組
み込まれ、フイルム出入口37を遮光する閉位置と開放
する開位置との間で回動自在とされた遮光扉38と、カ
ートリッジ20内で写真フイルム22が巻き付けられる
スプール39とから構成されている。
【0018】ケース35の内壁には、遮光扉38を開位
置と閉位置とにロックするロック部材41が一体に形成
されている。このロック部材41には弾性が付与されて
おり、遮光扉38が開位置にあるときには遮光扉38の
端部に形成された円筒状の軸端部42の外周に圧接して
遮光扉38の不用意な回転を阻止している。そして、遮
光扉38が閉位置に回動したときには、軸端部42に形
成された切欠部44に入り込み、遮光扉38を閉位置に
ロックする。なお、切欠部44には段差が形成されてお
り、この外側の段44aにロック部材41の先端が係合
され、また内側の段44bには、後述する扉駆動部材の
突起部が係合される。また、軸端部42にも弾性を付与
するため、軸端部42はロック部材41が係合する切欠
部44の段44aと相対する端で遮光扉38の端部と繋
がった形状になっている。
【0019】また、ケース35,36の端面には、遮光
扉38の軸端部42を外部に露呈させるための孔45が
形成されている。この孔45は、軸端部42よりも大き
なものとなっている。更に、ケース35,36の内壁に
は、写真フイルム22が収納されたフイルム室の中まで
外光が入射するのを防止する隔壁46が形成されてい
る。
【0020】カートリッジ20が収納されるカートリッ
ジ収納室21の上壁21aには、前記巻上げノブ24の
他、上壁21aの孔47を介して遮光扉38を開位置か
ら閉位置へ回動させる遮光扉駆動レバー48と、これを
反時計方向に付勢するバネ49とが取り付けられてい
る。遮光扉駆動レバー48は、ほぼ円形の基部48aに
棒状の腕部48b,角部48cが一体に形成され、また
基部48aの下部には遮光扉38の軸端部42に係合す
る扉駆動部材51が一体に形成されている。また、符号
48d,50はバネ49が掛け渡される突起である。
【0021】遮光扉駆動レバー48の近傍には、カート
リッジ20外のフイルム出入口37の近傍で写真フイル
ム22の存在を検出するフイルム検出レバー52が取り
付けられている。このフイルム検出レバー52は、遮光
扉駆動レバー48の周面に当接する腕部52aと、これ
と軸部52bを介して連結され、写真フイルム22の縁
部に摺接するフイルム接触部52cとからなる。
【0022】巻上げノブ24の下部には、切欠53aが
形成された円弧状のカム部材53が形成されている。こ
のカム部材53は、フイルム検出レバー52によって写
真フイルム22の存在が検出されなくなった後の巻上げ
ノブ24の回転により、遮光扉駆動レバー48の腕部4
8bが円弧状の周面に摺接している間は遮光扉駆動レバ
ー48を遮光扉38の開位置に保持させ、また遮光扉駆
動レバー48の腕部48bが切欠53aの位置に達する
と、遮光扉駆動レバー48の回動を許容して遮光扉38
を開位置から閉位置へ回動させる。
【0023】カム部材53の下部には、カートリッジ収
納室21の上面21aに形成された孔54を介して、カ
ートリッジ20のスプール39の端部に形成されたキー
穴39aに係合されるキー軸55が形成されている。
【0024】扉駆動部材51は、図5に示すように、軸
端部42の内径42a内に挿入される円柱部51aと、
軸端部42の切欠部44の内側の段44bに係合する係
合片51bとからなる(B),(C)。また、扉駆動部
材51の先端部51cは偏平になっていて軸端部42の
奥に形成された凹部38aに係合される(D)。これ
は、前述したように軸端部42が弾性を有する構造であ
り、遮光扉38を回動させる際に扉駆動部材51の係合
片51bが軸端部42の切欠部44の段44bのみを押
圧すると、遮光扉38の端部と軸端部42との連結部分
を折るおそれがあるためで、先端部51cが凹部38a
に係合されることにより、確実に扉駆動部材51の回動
力が遮光扉38の端部に伝達される。また、切欠部44
と係合しない扉駆動部材51の根元は、係合片51bが
大きく形成され、扉駆動部材51の強度アップに寄与し
ている(A)。
【0025】図6に示すように、カム部材53の外周に
は、バネ49によって閉位置へ付勢された遮光扉駆動レ
バー48の腕部48bが当接されている。このときに
は、カム部材53とフイルム検出レバー52の腕部52
aとで、遮光扉駆動レバー48を開位置に保持してい
る。そして、巻上げノブ24が反時計方向に回転操作さ
れ、図7に示すように、写真フイルム22の先端部22
aがフイルム検出レバー52のフイルム摺接部52cを
通過すると、遮光扉駆動レバー48はカム部材53のみ
で開位置に保持されることになる。更に巻上げノブ24
が反時計方向に回転されると、図8に示すように、カム
部材53の切欠53aが遮光扉駆動レバー48の腕部4
8bに対面する位置に移動される。これにより、遮光扉
駆動レバー48の開位置での保持が解除され、遮光扉駆
動レバー48は、バネ49の付勢によって角部48cで
フイルム検出レバー52の腕部52aを押し退けなが
ら、閉位置に回動される。
【0026】フイルム検出レバー52が写真フイルム2
2を検出しなくなってから、巻上げノブ24が一定量回
転されたときにカム部材53の切欠53aが遮光扉駆動
レバー48の腕部48bに対面するようにするには、巻
上げノブ24の回転量に対する写真フイルム22の巻上
げ量が厳密に規定されなければならない。しかしなが
ら、写真フイルム22は撮影枚数によって長さが決まっ
ており、カートリッジ20は写真フイルム22を巻き緩
みなく巻上げることができるから、ユニット本体11の
組み立て時にカム部材53の回転角度を決めれば、比較
的容易に上記動作を実現させることができる。
【0027】図1に示すように、扉駆動部材51の係合
片51bは、切欠部44の内側の段44bには当接して
いるが、外側の段44aまでは突出しない外形寸法とな
っており(A)、遮光扉38が閉位置に回動され、ロッ
ク部材41が切欠部44の段44aに当接した状態で、
係合片51bがロック部材41を押圧しないようになっ
ている(B)。これにより、遮光扉38が閉位置に回動
されると、扉駆動部材51を軸端部42から抜き去るこ
となく、確実にロック部材41が段44aと係合すると
ともに、このまま長期間放置された場合にも、ロック部
材41が変形することがない。
【0028】次に上記実施形態の作用について説明す
る。レンズ付きフイルムユニット10を購入したユーザ
ーは、始めに巻上げノブ24を回転操作して、シャッタ
チャージ等の撮影準備を行う。その後、ファインダで撮
影範囲を確認し、シャッタボタン26を押下して1コマ
分の撮影を行なう。撮影後には、巻上げノブ24を回転
操作して撮影済みの写真フイルム22をカートリッジ2
0内に巻き上げる。
【0029】図6に示すように、巻上げノブ24の回転
操作時に、巻上げノブ24の下部に形成されたカム部材
53の切欠53aが遮光扉駆動レバー48の腕部48b
と何度も対面するが、写真フイルム22が開口14aと
凹部18cとの間に存在している間はフイルム摺接部5
2cが写真フイルム22の縁部に摺接してフイルム検出
レバー52が回動しないから、遮光扉駆動レバー48は
フイルム検出レバー52の腕部52aによって遮光扉3
8を開状態とする開位置に保持されている。このとき、
図1(A)に示すように、ロック部材41は遮光扉38
の軸端部42に外周に圧接しているが、ロック部材41
の変形量は僅かなので塑性変形するようなことはない。
【0030】撮影を繰り返し、フイルムロール室23内
に収納された写真フイルム22への全ての撮影が終了し
た後は、巻上げノブ24を回転して写真フイルム22を
全てカートリッジ20内に巻き上げる。写真フイルム2
2の巻上げが進んで写真フイルム22の先端部22aが
フイルム摺接部52cを通過すると、図7に示すよう
に、フイルム検出レバー52は反時計方向に回動可能と
なるが、遮光扉駆動レバー48の腕部48bがカム部材
53の周端面に当接している間は、遮光扉38は引続き
開位置に保持される。
【0031】更に巻上げノブ24が回転操作され、カム
部材53の切欠53aが遮光扉駆動レバー48の腕部4
8bに対面する位置に移動されると、図8に示すよう
に、遮光扉駆動レバー48はバネ49の付勢によってフ
イルム検出レバー52の腕部52aを押し退けながら反
時計方向に回動する。これにより、扉駆動部材51は反
時計方向に回動し、係合片51bが軸端部42の切欠部
44の段44bを押しながら遮光扉38を閉位置に回動
させる。
【0032】遮光扉38が閉位置に達すると、ロック部
材41の先端が切欠部44の段44aに係合して遮光扉
38がロックされる(図1(B)参照)。ロック部材4
1と相対する係合片51bは、ロック部材41が変形し
ない外形寸法に形成してあるから、遮光扉38がロック
された状態でレンズ付きフイルムユニット10を現像所
に提出せずに長期間放置してもロック部材41が塑性変
形することがない。
【0033】使用済みのレンズ付きフイルムユニット1
0は、ユーザーによって現像取扱店等に同時プリントの
依頼が行なわれ、この取扱店から現像所に送られる。現
像所では外ケース12が取り除かれ、ユニット本体11
からカートリッジ20を取り出す作業が行なわれる。こ
のカートリッジ20の取り出しは、巻上げノブ24を回
転操作して、写真フイルム22が全てカートリッジ20
内に巻き上げられているかを確認し、その後ドライバー
等の工具を利用して底蓋18aがこじ開けられる。この
とき、カートリッジ20の遮光扉38は既に閉位置に回
動され、ロック部材41によってロックされているの
で、カートリッジ20の取り出し作業は明室で行なうこ
とができる。
【0034】なお、写真フイルム22の先端部22a近
傍には、先端部22aをスプール39のカップ状のフラ
ンジ内に巻き込まないために、切欠が設けられているも
のもある。フイルム検出レバー52が、この切欠を検出
すると、写真フイルム22の全てがカートリッジ20内
に収納される前に、遮光扉38が閉じてしまう可能性が
ある。これを防止するため、この切欠よりもフイルム摺
接部52cを大きくするのが好ましい。
【0035】以上説明した実施形態では、扉駆動部材の
形状、特に係合片の形状をロック部材と相対される部位
をロック部材を変形しない外形寸法とし、係合片の根元
部分を大きく形成してあったが、本発明はこのような形
状に限定されないのは勿論で、例えば係合片の根元部分
までロック部材を変形しない外形寸法としてもよい。ま
た、扉駆動部材の係合片は遮光扉の閉位置でロック部材
と接触される実施形態であったが、係合片の突出量をも
っと少なくしてロック部材と全く接触しないようにして
もよい。
【0036】また、上記実施形態は、写真フイルムの存
在を検出し、これが検出されなくなったときに遮光扉を
閉じるものであったが、写真フイルムの長さが予め決ま
っているから、本発明は例えば巻上げノブの回転数やパ
ーフォレーションの数に基づいて遮光扉を閉じるタイプ
のレンズ付きフイルムユニットにも適用できる。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のレンズ付
きフイルムユニットによれば、扉駆動部材の少なくとも
遮光扉のロック部材に対応した部位を、遮光扉が閉位置
に回動して遮光扉の軸端部の切欠にロック部材が係合し
たときにロック部材を変形させない外形寸法に形成した
ので、撮影終了後に現像所に提出せずに長期間放置され
てもロック部材の塑性変形を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロック部材,遮光扉の軸端部,扉
駆動部材の関係を遮光扉の開位置(A),閉位置(B)
において示す説明図である。
【図2】本発明のレンズ付きフイルムユニットの外観を
示す斜視図である。
【図3】ユニット本体の構成を示す分解斜視図である。
【図4】フイルム検出手段,遮光扉回動手段の構成を示
す分解斜視図である。
【図5】扉駆動部材の形状を示す説明図である。
【図6】写真フイルムが検出されている状態のフイルム
検出レバー,遮光扉駆動レバー,カム部材の関係を示す
説明図である。
【図7】写真フイルムが検出されてはいないが全ての写
真フイルムがカートリッジ内に収納されていない状態の
フイルム検出レバー,遮光扉駆動レバー,カム部材の関
係を示す説明図である。
【図8】全ての写真フイルムがカートリッジ内に収納さ
れて遮光扉駆動レバーが閉位置に回動した状態のフイル
ム検出レバー,遮光扉駆動レバー,カム部材の関係を示
す説明図である。
【符号の説明】
10 レンズ付きフイルムユニット 20 カートリッジ 22 写真フイルム 24 巻上げノブ 38 遮光扉 41 ロック部材 42 軸端部 44 切欠部 44a,44b 段 48 遮光扉駆動レバー 49 バネ 51 扉駆動部材 51b 係合片 52 フイルム検出レバー 53 カム部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フイルム出入口を遮光する閉位置と開放
    する開位置との間で回動自在な遮光扉を有し、この遮光
    扉が閉位置に回動したときにはその一方の軸端部に形成
    された切欠に外周側から係合して遮光扉を閉位置にロッ
    クするロック部材が組み込まれたカートリッジと、この
    カートリッジを収納するカートリッジ室と、このカート
    リッジ室の上部に組み付けられ、カートリッジのスプー
    ルに係合して撮影毎の回転操作によりスプールを回動し
    て露光済みの写真フイルムをカートリッジ内に収納する
    巻上げノブと、前記カートリッジ室の上部に組み付けら
    れ、前記軸端部に内周側から係合する扉駆動部材と、全
    ての撮影が終了してから巻上げノブを所定量以上に回転
    操作することにより前記扉駆動部材を回動させて遮光扉
    を閉じる遮光扉駆動手段とを備えたレンズ付きフイルム
    ユニットにおいて、 前記扉駆動部材の少なくともロック部材に相対する部位
    が、前記遮光扉が閉位置に回動して前記切欠にロック部
    材が係合したときにロック部材を変形させない外形寸法
    に形成されていることを特徴とするレンズ付きフイルム
    ユニット。
JP18467997A 1997-07-10 1997-07-10 レンズ付きフイルムユニット Pending JPH1130840A (ja)

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