JPH11310060A - 自動変速機のスリップ制御装置 - Google Patents
自動変速機のスリップ制御装置Info
- Publication number
- JPH11310060A JPH11310060A JP13607898A JP13607898A JPH11310060A JP H11310060 A JPH11310060 A JP H11310060A JP 13607898 A JP13607898 A JP 13607898A JP 13607898 A JP13607898 A JP 13607898A JP H11310060 A JPH11310060 A JP H11310060A
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- control
- time
- slip
- idle
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- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明の目的は、減速運転時のスリップ制
御によりロックアップクラッチを半係合状態に係合させ
た際のショックを低減し得て、減速運転時の減速燃料カ
ット制御を開始した際のショックを低減し得て、減速運
転時のスリップ制御の実行中に変速制御を行う際のショ
ックを低減することにある。 【構成】 このため、この発明は、自動変速機のスリッ
プ制御装置において、アイドル制御弁を閉動した時点か
ら減速燃料カット制御を開始する時点までの間に燃料カ
ット禁止時間を設定して設け、アイドル制御弁を閉動さ
せた時点から燃料カット禁止時間が経過した後に前記減
速燃料カット制御を開始する制御手段を設けたことを特
徴とする。
御によりロックアップクラッチを半係合状態に係合させ
た際のショックを低減し得て、減速運転時の減速燃料カ
ット制御を開始した際のショックを低減し得て、減速運
転時のスリップ制御の実行中に変速制御を行う際のショ
ックを低減することにある。 【構成】 このため、この発明は、自動変速機のスリッ
プ制御装置において、アイドル制御弁を閉動した時点か
ら減速燃料カット制御を開始する時点までの間に燃料カ
ット禁止時間を設定して設け、アイドル制御弁を閉動さ
せた時点から燃料カット禁止時間が経過した後に前記減
速燃料カット制御を開始する制御手段を設けたことを特
徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は自動変速機のスリ
ップ制御装置に係り、特に、減速運転時のスリップ制御
によりロックアップクラッチを半係合状態に係合させた
際のショックを低減し得て、減速運転時の減速燃料カッ
ト制御を開始した際のショックを低減し得て、減速運転
時のスリップ制御の実行中に変速制御を行う際のショッ
クを低減し得る自動変速機のスリップ制御装置に関す
る。
ップ制御装置に係り、特に、減速運転時のスリップ制御
によりロックアップクラッチを半係合状態に係合させた
際のショックを低減し得て、減速運転時の減速燃料カッ
ト制御を開始した際のショックを低減し得て、減速運転
時のスリップ制御の実行中に変速制御を行う際のショッ
クを低減し得る自動変速機のスリップ制御装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両に搭載した内燃機関には、トルクコ
ンバータと補助変速機構とを備えた自動変速機を連結し
ているものがある。トルクコンバータを備えた自動変速
機は、トルクコンバータの入出力要素であるポンプイン
ペラとタービンランナとの間で作動流体を介して動力を
伝達するため、入出力要素間で相対回転によるスリップ
を生じる。
ンバータと補助変速機構とを備えた自動変速機を連結し
ているものがある。トルクコンバータを備えた自動変速
機は、トルクコンバータの入出力要素であるポンプイン
ペラとタービンランナとの間で作動流体を介して動力を
伝達するため、入出力要素間で相対回転によるスリップ
を生じる。
【0003】このため、トルクコンバータを備えた自動
変速機は、スリップによるトルク変動吸収機能により滑
らかな動力伝達を行うことができる一方で、スリップに
より伝達される動力に損失を生じる問題がある。
変速機は、スリップによるトルク変動吸収機能により滑
らかな動力伝達を行うことができる一方で、スリップに
より伝達される動力に損失を生じる問題がある。
【0004】そこで、自動変速機には、トルクコンバー
タの入出力要素を係合・解放するロックアップクラッチ
を設け、このロックアップクラッチによりトルクコンバ
ータのスリップを調整するスリップ制御装置を設けてい
るものがある。
タの入出力要素を係合・解放するロックアップクラッチ
を設け、このロックアップクラッチによりトルクコンバ
ータのスリップを調整するスリップ制御装置を設けてい
るものがある。
【0005】また、内燃機関には、減速運転時に燃料供
給を停止するものがある。このような内燃機関に連結さ
れた自動変速機のスリップ制御装置は、内燃機関の減速
運転時に、トルクコンバータのスリップを制限するよう
ロックアップクラッチを半係合状態に係合させるスリッ
プ制御を実行する。
給を停止するものがある。このような内燃機関に連結さ
れた自動変速機のスリップ制御装置は、内燃機関の減速
運転時に、トルクコンバータのスリップを制限するよう
ロックアップクラッチを半係合状態に係合させるスリッ
プ制御を実行する。
【0006】このような自動変速機のスリップ制御装置
としては、図9〜図11に示すものがある。この自動変
速機は、トルクコンバータと補助変速機構とを備え、ト
ルクコンバータにスリップを調整するロックアップクラ
ッチを設けている。また、この自動変速機の連結された
内燃機関は、スロットル弁を迂回して吸気通路を連通す
るアイドル吸気通路のアイドル空気量を制御するアイド
ル制御弁を設け、供給燃料を調整する燃料供給手段を設
けている。
としては、図9〜図11に示すものがある。この自動変
速機は、トルクコンバータと補助変速機構とを備え、ト
ルクコンバータにスリップを調整するロックアップクラ
ッチを設けている。また、この自動変速機の連結された
内燃機関は、スロットル弁を迂回して吸気通路を連通す
るアイドル吸気通路のアイドル空気量を制御するアイド
ル制御弁を設け、供給燃料を調整する燃料供給手段を設
けている。
【0007】自動変速機のスリップ制御装置は、制御手
段に内燃機関を制御する機関制御部と自動変速機を制御
する変速機制御部とを有し、機関制御部から変速機制御
部にスロットル開度信号と水温信号とを送り、変速機制
御部から機関制御部にスリップ制御第1信号とスリップ
制御第2信号とを送る。スリップ制御装置は、これらの
信号により、図9〜図11に示す如く、減速運転時にロ
ックアップクラッチとアイドル制御弁と燃料供給手段と
を以下のように制御する。
段に内燃機関を制御する機関制御部と自動変速機を制御
する変速機制御部とを有し、機関制御部から変速機制御
部にスロットル開度信号と水温信号とを送り、変速機制
御部から機関制御部にスリップ制御第1信号とスリップ
制御第2信号とを送る。スリップ制御装置は、これらの
信号により、図9〜図11に示す如く、減速運転時にロ
ックアップクラッチとアイドル制御弁と燃料供給手段と
を以下のように制御する。
【0008】自動変速機のスリップ制御装置は、図9に
示す如く、制御がスタートすると(ステップ200)、
スロットル弁が全閉且つ機関回転数が燃料カット回転数
以上の減速燃料カット条件が成立するか否かを判断する
(ステップ202)。
示す如く、制御がスタートすると(ステップ200)、
スロットル弁が全閉且つ機関回転数が燃料カット回転数
以上の減速燃料カット条件が成立するか否かを判断する
(ステップ202)。
【0009】この判断(ステップ202)がYESの場
合は、機関制御部によって吸入空気量を増大するようア
イドル制御弁をオンして開動するとともに、変速機制御
部によってスリップ制御第1・第2信号SC1・SC2
をオンしてトルクコンバータのスリップを制限するよう
ロックアップクラッチを半係合状態に係合させるスリッ
プ制御の準備を開始し(ステップ204)、変速機制御
部によってスリップ制御の準備が完了してロックアップ
クラッチが半係合状態に係合されたか否かを判断する
(ステップ206)。
合は、機関制御部によって吸入空気量を増大するようア
イドル制御弁をオンして開動するとともに、変速機制御
部によってスリップ制御第1・第2信号SC1・SC2
をオンしてトルクコンバータのスリップを制限するよう
ロックアップクラッチを半係合状態に係合させるスリッ
プ制御の準備を開始し(ステップ204)、変速機制御
部によってスリップ制御の準備が完了してロックアップ
クラッチが半係合状態に係合されたか否かを判断する
(ステップ206)。
【0010】この判断(ステップ206)がYESの場
合は、変速機制御部によってスリップ制御第2信号SC
2をオフし、機関制御部によってアイドル制御弁をオフ
して閉動させるとともに燃料供給手段による燃料供給を
停止するよう減速燃料カット制御を開始する(ステップ
208)。
合は、変速機制御部によってスリップ制御第2信号SC
2をオフし、機関制御部によってアイドル制御弁をオフ
して閉動させるとともに燃料供給手段による燃料供給を
停止するよう減速燃料カット制御を開始する(ステップ
208)。
【0011】減速燃料カット制御中に、機関制御部によ
って機関回転数が燃料復帰回転数以下となって減速燃料
カット復帰条件が成立するか否かを判断する(ステップ
210)。この判断(ステップ210)がYESの場合
は、変速制御部によってスリップ制御第1信号SC1を
オフしてスリップ制御を解除するとともに機関制御部に
よって減速燃料カット制御を終了し(ステップ21
2)、エンドにする(ステップ214)。
って機関回転数が燃料復帰回転数以下となって減速燃料
カット復帰条件が成立するか否かを判断する(ステップ
210)。この判断(ステップ210)がYESの場合
は、変速制御部によってスリップ制御第1信号SC1を
オフしてスリップ制御を解除するとともに機関制御部に
よって減速燃料カット制御を終了し(ステップ21
2)、エンドにする(ステップ214)。
【0012】このように、この自動変速機のスリップ制
御装置は、減速運転時に直ちに減速燃料カット制御を実
施すると、完全に係合(ロックアップ状態)されていた
ロックアップクラッチがスロットル弁の全閉により解放
されて機関回転数が急降下し、早期に減速燃料カット復
帰条件が成立して省燃費効果を損なう不都合があるの
で、減速運転時にロックアップクラッチを半係合状態に
係合させるスリップ制御を行い、機関回転数の降下を緩
やかにさせて燃料カット期間を長くするようにしてい
る。
御装置は、減速運転時に直ちに減速燃料カット制御を実
施すると、完全に係合(ロックアップ状態)されていた
ロックアップクラッチがスロットル弁の全閉により解放
されて機関回転数が急降下し、早期に減速燃料カット復
帰条件が成立して省燃費効果を損なう不都合があるの
で、減速運転時にロックアップクラッチを半係合状態に
係合させるスリップ制御を行い、機関回転数の降下を緩
やかにさせて燃料カット期間を長くするようにしてい
る。
【0013】しかし、減速運転時には、機関回転数の急
降下によって自動変速機のスリップ制御に必要な油圧を
確保することができなくなるので、図10に示す如く、
減速燃料カット条件が成立しても直ちに減速燃料カット
を実施せず、アイドル制御弁を開動してバイパス空気量
だけ吸入空気量を増大させ、機関回転数が急降下しない
ように保持させる。
降下によって自動変速機のスリップ制御に必要な油圧を
確保することができなくなるので、図10に示す如く、
減速燃料カット条件が成立しても直ちに減速燃料カット
を実施せず、アイドル制御弁を開動してバイパス空気量
だけ吸入空気量を増大させ、機関回転数が急降下しない
ように保持させる。
【0014】自動変速機のスリップ制御装置は、機関回
転数が保持されている間に、スリップ制御を開始して、
スリップ制御の準備が完了してロックアップクラッチが
半係合状態に係合された後に、アイドル制御弁を閉動し
て吸入空気量を元に戻すとともに減速燃料カット制御を
開始する。減速燃料カット制御は、減速燃料カット復帰
条件が成立すると、スリップ制御を解除して減速燃料カ
ット制御を終了する。
転数が保持されている間に、スリップ制御を開始して、
スリップ制御の準備が完了してロックアップクラッチが
半係合状態に係合された後に、アイドル制御弁を閉動し
て吸入空気量を元に戻すとともに減速燃料カット制御を
開始する。減速燃料カット制御は、減速燃料カット復帰
条件が成立すると、スリップ制御を解除して減速燃料カ
ット制御を終了する。
【0015】このような自動変速機のスリップ制御装置
としては、特開昭61−99763号公報、特開平2−
118265号公報、特開平7−71594号公報に開
示されるものがある。
としては、特開昭61−99763号公報、特開平2−
118265号公報、特開平7−71594号公報に開
示されるものがある。
【0016】特開昭61−99763号公報に開示され
るものは、アクセルペダル釈放後の設定時間中にトルク
コンバータの設定スリップ量に対応した信号によりロッ
クアップクラッチをフィードフォワード制御し、前記設
定時間経過後のアクセルペダル釈放中止までの間トルク
コンバータが目標スリップ量となるようロックアップク
ラッチをフィードバック制御するものである。
るものは、アクセルペダル釈放後の設定時間中にトルク
コンバータの設定スリップ量に対応した信号によりロッ
クアップクラッチをフィードフォワード制御し、前記設
定時間経過後のアクセルペダル釈放中止までの間トルク
コンバータが目標スリップ量となるようロックアップク
ラッチをフィードバック制御するものである。
【0017】特開平2−118265号公報に開示され
るものは、減速フューエルカット時にトルクコンバータ
のロックアップクラッチを締結する制御装置において、
減速フューエルカット、ロックアップクラッチ締結制御
への移行時、ロックアップクラッチ締結のための遅延時
間経過後にフューエルカットを実行するものである。
るものは、減速フューエルカット時にトルクコンバータ
のロックアップクラッチを締結する制御装置において、
減速フューエルカット、ロックアップクラッチ締結制御
への移行時、ロックアップクラッチ締結のための遅延時
間経過後にフューエルカットを実行するものである。
【0018】特開平7−71594号公報に開示される
ものは、車両の惰行走行が開始された際の燃料カットに
先だって、トルクコンバータのロックアップクラッチの
スリップ制御を開始する制御装置において、スリップ制
御の開始によって当所は負とされたエンジン回転速度の
変化率が零に達するまでの期間において、スリップ制御
の制御量をスリップ量が減少する側へ変更するものであ
る。
ものは、車両の惰行走行が開始された際の燃料カットに
先だって、トルクコンバータのロックアップクラッチの
スリップ制御を開始する制御装置において、スリップ制
御の開始によって当所は負とされたエンジン回転速度の
変化率が零に達するまでの期間において、スリップ制御
の制御量をスリップ量が減少する側へ変更するものであ
る。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の自動
変速機のスリップ制御装置においては、内燃機関の減速
運転時に、前述図9〜図11に示す如くスリップ制御及
び減速燃料カット制御を行っている。
変速機のスリップ制御装置においては、内燃機関の減速
運転時に、前述図9〜図11に示す如くスリップ制御及
び減速燃料カット制御を行っている。
【0020】スリップ制御装置は、内燃機関の減速運転
時に、完全係合状態(ロックアップ状態)のロックアッ
プクラッチをスロットル弁の全閉により一旦解放して、
半係合状態に係合させるスリップ制御の準備を開始し、
スリップ制御の準備が完了してロックアップクラッチが
半係合状態に係合された後に減速燃料カット制御を開始
している。
時に、完全係合状態(ロックアップ状態)のロックアッ
プクラッチをスロットル弁の全閉により一旦解放して、
半係合状態に係合させるスリップ制御の準備を開始し、
スリップ制御の準備が完了してロックアップクラッチが
半係合状態に係合された後に減速燃料カット制御を開始
している。
【0021】ところが、従来のスリップ制御装置は、ス
リップ制御の準備が完了してロックアップクラッチが半
係合状態に係合された際に機関回転数が急激に低下して
ショックを発生する不都合があり(図10のA)、ま
た、減速燃料カット制御を開始した際に供給燃料の停止
によって内燃機関の発生する駆動力が無くなることによ
りショックを発生する不都合がある(図10のB)。
リップ制御の準備が完了してロックアップクラッチが半
係合状態に係合された際に機関回転数が急激に低下して
ショックを発生する不都合があり(図10のA)、ま
た、減速燃料カット制御を開始した際に供給燃料の停止
によって内燃機関の発生する駆動力が無くなることによ
りショックを発生する不都合がある(図10のB)。
【0022】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明は、上
述の不都合を除去するために、車両に搭載した内燃機関
のスロットル弁を迂回して吸気通路を連通するアイドル
吸気通路のアイドル空気量を制御するアイドル制御弁を
設け、前記内燃機関に連結される自動変速機のトルクコ
ンバータのスリップを調整するロックアップクラッチを
設け、前記内燃機関の減速運転時に、前記内燃機関の吸
入空気量を増大するよう前記アイドル制御弁を開動する
とともに前記トルクコンバータのスリップを制限するよ
う前記ロックアップクラッチを半係合状態に係合させる
スリップ制御の準備を開始し、このスリップ制御の準備
が完了して前記ロックアップクラッチが半係合状態に係
合された後に前記アイドル制御弁を閉動するとともに前
記内燃機関への燃料供給を停止するよう減速燃料カット
制御を開始する自動変速機のスリップ制御装置におい
て、前記アイドル制御弁を閉動した時点から前記減速燃
料カット制御を開始する時点までの間に燃料カット禁止
時間を設定して設け、前記アイドル制御弁を閉動させた
時点から前記燃料カット禁止時間が経過した後に前記減
速燃料カット制御を開始する制御手段を設けたことを特
徴とする。
述の不都合を除去するために、車両に搭載した内燃機関
のスロットル弁を迂回して吸気通路を連通するアイドル
吸気通路のアイドル空気量を制御するアイドル制御弁を
設け、前記内燃機関に連結される自動変速機のトルクコ
ンバータのスリップを調整するロックアップクラッチを
設け、前記内燃機関の減速運転時に、前記内燃機関の吸
入空気量を増大するよう前記アイドル制御弁を開動する
とともに前記トルクコンバータのスリップを制限するよ
う前記ロックアップクラッチを半係合状態に係合させる
スリップ制御の準備を開始し、このスリップ制御の準備
が完了して前記ロックアップクラッチが半係合状態に係
合された後に前記アイドル制御弁を閉動するとともに前
記内燃機関への燃料供給を停止するよう減速燃料カット
制御を開始する自動変速機のスリップ制御装置におい
て、前記アイドル制御弁を閉動した時点から前記減速燃
料カット制御を開始する時点までの間に燃料カット禁止
時間を設定して設け、前記アイドル制御弁を閉動させた
時点から前記燃料カット禁止時間が経過した後に前記減
速燃料カット制御を開始する制御手段を設けたことを特
徴とする。
【0023】前記制御手段は、前記燃料カット禁止時間
の経過中であって前記減速燃料カット制御を開始する前
に点火時期を遅角させるよう点火時期遅角制御を実行す
る制御手段であり、前記制御手段は、前記アイドル制御
弁を閉動させた時点から前記点火時期遅角制御を開始す
る時点までの間に点火時期遅延時間を設定して設け、前
記アイドル制御弁を閉動した時点から前記点火時期遅延
時間を経過した後に前記点火時期遅角制御を開始する制
御手段であることを特徴とする。
の経過中であって前記減速燃料カット制御を開始する前
に点火時期を遅角させるよう点火時期遅角制御を実行す
る制御手段であり、前記制御手段は、前記アイドル制御
弁を閉動させた時点から前記点火時期遅角制御を開始す
る時点までの間に点火時期遅延時間を設定して設け、前
記アイドル制御弁を閉動した時点から前記点火時期遅延
時間を経過した後に前記点火時期遅角制御を開始する制
御手段であることを特徴とする。
【0024】前記制御手段は、前記スリップ制御の実行
中に前記自動変速機の補助変速機構の変速制御を伴う場
合に、前記点火時期遅角制御の実行中に変速制御を開始
する制御手段であり、前記制御手段は、前記内燃機関の
減速運転を開始した時点から前記アイドル制御弁を開動
する時点までの間にアイドル制御弁開動遅延時間を設定
して設け、前記スリップ制御の実行中に前記自動変速機
の補助変速機構の変速制御を伴う場合に、前記内燃機関
の減速運転を開始した時点から前記アイドル制御弁開動
遅延時間を経過した後に前記アイル制御弁を開動する制
御手段であることを特徴とする。
中に前記自動変速機の補助変速機構の変速制御を伴う場
合に、前記点火時期遅角制御の実行中に変速制御を開始
する制御手段であり、前記制御手段は、前記内燃機関の
減速運転を開始した時点から前記アイドル制御弁を開動
する時点までの間にアイドル制御弁開動遅延時間を設定
して設け、前記スリップ制御の実行中に前記自動変速機
の補助変速機構の変速制御を伴う場合に、前記内燃機関
の減速運転を開始した時点から前記アイドル制御弁開動
遅延時間を経過した後に前記アイル制御弁を開動する制
御手段であることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】この発明のスリップ制御装置は、
制御手段によって、スリップ制御の準備が完了してロッ
クアップクラッチが半係合状態に係合された後の、アイ
ドル制御弁を閉動した時点から減速燃料カット制御を開
始する時点までの間に燃料カット禁止時間を設定して設
け、アイドル制御弁を閉動させた時点から燃料カット禁
止時間が経過した後に減速燃料カット制御を開始するこ
とにより、スリップ制御の準備完了と同時に減速燃料カ
ット制御が開始されことがないので、ロックアップクラ
ッチが係合された際の機関回転数の急激な低下によるシ
ョックの発生を低減することができ、また、燃料の停止
による機関回転数の急激な低下によるショックの発生を
低減することができる。
制御手段によって、スリップ制御の準備が完了してロッ
クアップクラッチが半係合状態に係合された後の、アイ
ドル制御弁を閉動した時点から減速燃料カット制御を開
始する時点までの間に燃料カット禁止時間を設定して設
け、アイドル制御弁を閉動させた時点から燃料カット禁
止時間が経過した後に減速燃料カット制御を開始するこ
とにより、スリップ制御の準備完了と同時に減速燃料カ
ット制御が開始されことがないので、ロックアップクラ
ッチが係合された際の機関回転数の急激な低下によるシ
ョックの発生を低減することができ、また、燃料の停止
による機関回転数の急激な低下によるショックの発生を
低減することができる。
【0026】このスリップ制御装置は、制御手段によっ
て、燃料カット禁止時間の経過中であって減速燃料カッ
ト制御を開始する前に点火時期を遅角させるよう点火時
期遅角制御を実行することにより、減速燃料カット制御
を開始する前に、アイドル制御弁の閉動により低下させ
た機関回転数を点火時期遅角制御によってさらに低下さ
せ、減速燃料カット制御を開始した際のショックの発生
をさらに低減することができる。この場合に、このスリ
ップ制御装置は、制御手段によって、アイドル制御弁を
閉動させた時点から点火時期遅角制御を開始する時点ま
での間に点火時期遅延時間を設定して設け、アイドル制
御弁を閉動した時点から点火時期遅延時間を経過した後
に点火時期遅角制御を開始することにより、点火時期の
遅角によって機関回転数が低下されるまでの間に点火時
期遅延時間があるので、減速燃料カット制御を開始した
際のショックの低減を段階的な制御により実現すること
ができる。
て、燃料カット禁止時間の経過中であって減速燃料カッ
ト制御を開始する前に点火時期を遅角させるよう点火時
期遅角制御を実行することにより、減速燃料カット制御
を開始する前に、アイドル制御弁の閉動により低下させ
た機関回転数を点火時期遅角制御によってさらに低下さ
せ、減速燃料カット制御を開始した際のショックの発生
をさらに低減することができる。この場合に、このスリ
ップ制御装置は、制御手段によって、アイドル制御弁を
閉動させた時点から点火時期遅角制御を開始する時点ま
での間に点火時期遅延時間を設定して設け、アイドル制
御弁を閉動した時点から点火時期遅延時間を経過した後
に点火時期遅角制御を開始することにより、点火時期の
遅角によって機関回転数が低下されるまでの間に点火時
期遅延時間があるので、減速燃料カット制御を開始した
際のショックの低減を段階的な制御により実現すること
ができる。
【0027】さらに、このスリップ制御装置は、制御手
段によって、スリップ制御の実行中に自動変速機の補助
変速機構の変速制御を伴う場合に、点火時期遅角制御の
実行中に変速制御を開始することにより、点火時期遅角
制御によって関回転数を低下させた状態において変速制
御を実行させることができるので、変速によるショック
の発生を低減することができる。また、このスリップ制
御装置は、制御手段によって、内燃機関の減速運転を開
始した時点からアイドル制御弁を開動する時点までの間
にアイドル制御弁開動遅延時間を設定して設け、スリッ
プ制御の実行中に自動変速機の補助変速機構の変速制御
を伴う場合に、内燃機関の減速運転を開始した時点から
アイドル制御弁開動遅延時間を経過した後にアイル制御
弁を開動することにより、点火時期遅角制御中に変速制
御を確実に実行させることができるので、変速によるシ
ョックの発生をより確実に低減することができる。
段によって、スリップ制御の実行中に自動変速機の補助
変速機構の変速制御を伴う場合に、点火時期遅角制御の
実行中に変速制御を開始することにより、点火時期遅角
制御によって関回転数を低下させた状態において変速制
御を実行させることができるので、変速によるショック
の発生を低減することができる。また、このスリップ制
御装置は、制御手段によって、内燃機関の減速運転を開
始した時点からアイドル制御弁を開動する時点までの間
にアイドル制御弁開動遅延時間を設定して設け、スリッ
プ制御の実行中に自動変速機の補助変速機構の変速制御
を伴う場合に、内燃機関の減速運転を開始した時点から
アイドル制御弁開動遅延時間を経過した後にアイル制御
弁を開動することにより、点火時期遅角制御中に変速制
御を確実に実行させることができるので、変速によるシ
ョックの発生をより確実に低減することができる。
【0028】
【実施例】以下図面に基づいて、この発明の実施例を説
明する。図1〜図5は、この発明の第1実施例を示すも
のである。図4において、2は図示しない車両に搭載さ
れる内燃機関、4は自動変速機である。自動変速機4
は、図5に示す如く、変速機ケース6内に入力軸8と中
間軸10と出力軸12とを軸支して設け、トルクコンバ
ータ14と補助変速機構16とを備えている。
明する。図1〜図5は、この発明の第1実施例を示すも
のである。図4において、2は図示しない車両に搭載さ
れる内燃機関、4は自動変速機である。自動変速機4
は、図5に示す如く、変速機ケース6内に入力軸8と中
間軸10と出力軸12とを軸支して設け、トルクコンバ
ータ14と補助変速機構16とを備えている。
【0029】前記トルクコンバータ14は、入力要素で
あるポンプ部18と出力要素であるタービン部20とを
相対回転可能に設け、これらポンプ部18及びタービン
部20間に特定方向にのみ回転可能なステータ部22を
設けて、ポンプ部18及びタービン部20のスリップを
調整するロックアップクラッチ24を設けている。
あるポンプ部18と出力要素であるタービン部20とを
相対回転可能に設け、これらポンプ部18及びタービン
部20間に特定方向にのみ回転可能なステータ部22を
設けて、ポンプ部18及びタービン部20のスリップを
調整するロックアップクラッチ24を設けている。
【0030】前記ポンプ部18は、ポンプインペラ25
をインペラ保持部材26により保持し、このインペラ保
持部材26をカバー部材28を介して内燃機関2のクラ
ンク軸30に連結している。前記タービン部20は、タ
ービンランナ32をランナ保持部材34により保持し、
ランナ保持部材34を入力軸8に連結している。前記ス
テータ部22は、ステータブレード36をブレード保持
部材38により保持し、このブレード保持部材38を一
方向クラッチ40により特定方向にのみ回転可能に入力
軸8に軸支している。前記ロックアップクラッチ24
は、ポンプ部18のインペラ保持部材26とタービン部
20のランナ保持部材34とを係合・解放するクラッチ
部42を設けている。
をインペラ保持部材26により保持し、このインペラ保
持部材26をカバー部材28を介して内燃機関2のクラ
ンク軸30に連結している。前記タービン部20は、タ
ービンランナ32をランナ保持部材34により保持し、
ランナ保持部材34を入力軸8に連結している。前記ス
テータ部22は、ステータブレード36をブレード保持
部材38により保持し、このブレード保持部材38を一
方向クラッチ40により特定方向にのみ回転可能に入力
軸8に軸支している。前記ロックアップクラッチ24
は、ポンプ部18のインペラ保持部材26とタービン部
20のランナ保持部材34とを係合・解放するクラッチ
部42を設けている。
【0031】前記補助変速機構16は、入力軸8と中間
軸10と出力軸12との間に設けられるプラネタリギヤ
等から構成され、クラッチやブレーキ等から構成される
切換機構44により噛合状態を切換えられる。出力軸1
0は、図示しない推進軸等を介して駆動車輪に連結され
ている。
軸10と出力軸12との間に設けられるプラネタリギヤ
等から構成され、クラッチやブレーキ等から構成される
切換機構44により噛合状態を切換えられる。出力軸1
0は、図示しない推進軸等を介して駆動車輪に連結され
ている。
【0032】また、自動変速機4は、補助変速機構16
の下方に位置させてバルブボディ46を設け、このバル
ブボディ46を覆うようにオイルパン48を取付けて設
けている。オイルパン48内のオイルは、オイルポンプ
50によりバルブボディ46に圧送され、バルブボディ
46に内蔵した油圧制御弁(図示せず)によりトルクコ
ンバータ14と補助変速機機構16の切換機構44とロ
ックアップクラッチ24のクラッチ部42に給排され、
補助変速機構16の変速制御やロックアップクラッチ2
4のスリップ制御を行う。
の下方に位置させてバルブボディ46を設け、このバル
ブボディ46を覆うようにオイルパン48を取付けて設
けている。オイルパン48内のオイルは、オイルポンプ
50によりバルブボディ46に圧送され、バルブボディ
46に内蔵した油圧制御弁(図示せず)によりトルクコ
ンバータ14と補助変速機機構16の切換機構44とロ
ックアップクラッチ24のクラッチ部42に給排され、
補助変速機構16の変速制御やロックアップクラッチ2
4のスリップ制御を行う。
【0033】この自動変速機4のスリップ制御装置52
は、図4に示す如く、制御手段54に内燃機関2を制御
する機関制御部56と自動変速機4を制御する変速機制
御部58とを有している。
は、図4に示す如く、制御手段54に内燃機関2を制御
する機関制御部56と自動変速機4を制御する変速機制
御部58とを有している。
【0034】前記機関制御部56には、内燃機関2のス
ロットル弁(図示せず)のスロットル開度を検出するス
ロットル開度センサ60と、内燃機関2の冷却水温度を
検出する水温センサ62と、内燃機関2の機関回転数を
検出する機関回転数センサ64と、を接続している。こ
の機関制御部56には、図示しないスロットル弁を迂回
して吸気通路を連通するアイドル吸気通路のアイドル空
気量を制御するアイドル制御弁66と、内燃機関2に供
給される燃料を調整する燃料供給手段68と、内燃機関
2の点火時期を調整する点火時期調整手段70と、を接
続している。
ロットル弁(図示せず)のスロットル開度を検出するス
ロットル開度センサ60と、内燃機関2の冷却水温度を
検出する水温センサ62と、内燃機関2の機関回転数を
検出する機関回転数センサ64と、を接続している。こ
の機関制御部56には、図示しないスロットル弁を迂回
して吸気通路を連通するアイドル吸気通路のアイドル空
気量を制御するアイドル制御弁66と、内燃機関2に供
給される燃料を調整する燃料供給手段68と、内燃機関
2の点火時期を調整する点火時期調整手段70と、を接
続している。
【0035】前記変速機制御部58には、前記機関回転
数センサ64と、入力軸8の入力軸回転数を検出する入
力軸回転数センサ72と、バルブボディ46の油圧制御
弁(図示せず)を切換動作させて変速制御するシフトソ
用レノイドバルブ74及びロックアップクラッチ24を
スリップ制御するロックアップクラッチ用ソレノイドバ
ルブ76と、を接続している。
数センサ64と、入力軸8の入力軸回転数を検出する入
力軸回転数センサ72と、バルブボディ46の油圧制御
弁(図示せず)を切換動作させて変速制御するシフトソ
用レノイドバルブ74及びロックアップクラッチ24を
スリップ制御するロックアップクラッチ用ソレノイドバ
ルブ76と、を接続している。
【0036】スリップ制御装置52は、制御手段54の
機関制御部56から変速機制御部58にスロットル開度
信号と水温信号とを送り、変速機制御部58から機関制
御部56にスリップ制御第1信号SC1とスリップ制御
第2信号SC2とを送る。スリップ制御装置52は、こ
れらの信号により、図1〜図3に示す如く、減速運転時
にロックアップクラッチ24とアイドル制御弁66と燃
料供給手段68と点火時期調整手段70とを以下のよう
に制御する。
機関制御部56から変速機制御部58にスロットル開度
信号と水温信号とを送り、変速機制御部58から機関制
御部56にスリップ制御第1信号SC1とスリップ制御
第2信号SC2とを送る。スリップ制御装置52は、こ
れらの信号により、図1〜図3に示す如く、減速運転時
にロックアップクラッチ24とアイドル制御弁66と燃
料供給手段68と点火時期調整手段70とを以下のよう
に制御する。
【0037】スリップ制御装置52は、内燃機関2の図
示しないスロットル弁を迂回して吸気通路を連通するア
イドル吸気通路のアイドル空気量を制御するアイドル制
御弁66を設け、内燃機関2に連結される自動変速機4
のトルクコンバータ14のスリップを調整するロックア
ップクラッチ24を設け、制御手段54によって、内燃
機関2の減速運転時に、内燃機関2の吸入空気量を増大
するようアイドル制御弁66を開動するとともにトルク
コンバータ14のスリップを制限するようロックアップ
クラッチ24を半係合状態に係合させるスリップ制御の
準備を開始し、このスリップ制御の準備が完了してロッ
クアップクラッチ24が半係合状態に係合された後にア
イドル制御弁66を閉動するとともに内燃機関2への燃
料供給を停止するよう減速燃料カット制御を開始する。
示しないスロットル弁を迂回して吸気通路を連通するア
イドル吸気通路のアイドル空気量を制御するアイドル制
御弁66を設け、内燃機関2に連結される自動変速機4
のトルクコンバータ14のスリップを調整するロックア
ップクラッチ24を設け、制御手段54によって、内燃
機関2の減速運転時に、内燃機関2の吸入空気量を増大
するようアイドル制御弁66を開動するとともにトルク
コンバータ14のスリップを制限するようロックアップ
クラッチ24を半係合状態に係合させるスリップ制御の
準備を開始し、このスリップ制御の準備が完了してロッ
クアップクラッチ24が半係合状態に係合された後にア
イドル制御弁66を閉動するとともに内燃機関2への燃
料供給を停止するよう減速燃料カット制御を開始する。
【0038】この自動変速機2のスリップ制御装置52
は、制御手段54によって、図3に示す如く、アイドル
制御弁66を閉動した時点から減速燃料カット制御を開
始する時点までの間に燃料カット禁止時間t1を設定し
て設け、アイドル制御弁66を閉動させた時点から燃料
カット禁止時間t1が経過した後に減速燃料カット制御
を開始する。
は、制御手段54によって、図3に示す如く、アイドル
制御弁66を閉動した時点から減速燃料カット制御を開
始する時点までの間に燃料カット禁止時間t1を設定し
て設け、アイドル制御弁66を閉動させた時点から燃料
カット禁止時間t1が経過した後に減速燃料カット制御
を開始する。
【0039】このスリップ制御装置52の制御手段54
は、燃料カット禁止時間t1の経過中であって減速燃料
カット制御を開始する前に、点火時期を遅角させるよう
点火時期遅角制御を実行する。この場合に、制御手段5
4は、図3に示す如く、アイドル制御弁66を閉動させ
た時点から点火時期遅角制御を開始する時点までの間に
点火時期遅延時間t2を設定して設け、アイドル制御弁
66を閉動した時点から点火時期遅延時間t2を経過し
た後に点火時期遅角制御を開始する。
は、燃料カット禁止時間t1の経過中であって減速燃料
カット制御を開始する前に、点火時期を遅角させるよう
点火時期遅角制御を実行する。この場合に、制御手段5
4は、図3に示す如く、アイドル制御弁66を閉動させ
た時点から点火時期遅角制御を開始する時点までの間に
点火時期遅延時間t2を設定して設け、アイドル制御弁
66を閉動した時点から点火時期遅延時間t2を経過し
た後に点火時期遅角制御を開始する。
【0040】このスリップ制御装置52は、減速運転を
開始した時点から燃料カット制御を実行するまでの間
に、変速機制御部58から機関制御部56に送られるス
リップ制御第1信号SC1とスリップ制御第2信号SC
2とによって、複数段階の状態(STATE)に応じて
スリップ制御を処理することにより、ロックアップクラ
ッチ24を半係合状態に係合させた際のショックや燃料
カット制御を開始した際のショックを低減する。
開始した時点から燃料カット制御を実行するまでの間
に、変速機制御部58から機関制御部56に送られるス
リップ制御第1信号SC1とスリップ制御第2信号SC
2とによって、複数段階の状態(STATE)に応じて
スリップ制御を処理することにより、ロックアップクラ
ッチ24を半係合状態に係合させた際のショックや燃料
カット制御を開始した際のショックを低減する。
【0041】前記状態は、図2に示す如く、スリップ制
御第1・第2信号SC1・SC2のオン・オフの組合せ
によって、第1状態(STATE=1)から第5状態
(RSTATE=5)に設定される。
御第1・第2信号SC1・SC2のオン・オフの組合せ
によって、第1状態(STATE=1)から第5状態
(RSTATE=5)に設定される。
【0042】スリップ制御第1信号SC1とスリップ制
御第2信号SC2とがともにオフで第0状態(STAT
E=0)の場合は、燃料カット制御を行わずに通常に燃
料供給するとともにスリップ制御を行わない。
御第2信号SC2とがともにオフで第0状態(STAT
E=0)の場合は、燃料カット制御を行わずに通常に燃
料供給するとともにスリップ制御を行わない。
【0043】スリップ制御第1信号SC1がオフ且つス
リップ制御第2信号SC2がオンで第1状態(STAT
E=1)の場合は、燃料カット制御を禁止するとともに
スリップ制御の第1処理を行う。第1処理は、スリップ
制御の実行中に後述第2実施例の如く変速制御を伴う場
合の処理であり、減速運転を開始した時点からアイドル
制御弁64を開動する時点までの間にアイドル制御弁開
動遅延時間t3を設定し、また、スリップ制御の準備を
開始する。
リップ制御第2信号SC2がオンで第1状態(STAT
E=1)の場合は、燃料カット制御を禁止するとともに
スリップ制御の第1処理を行う。第1処理は、スリップ
制御の実行中に後述第2実施例の如く変速制御を伴う場
合の処理であり、減速運転を開始した時点からアイドル
制御弁64を開動する時点までの間にアイドル制御弁開
動遅延時間t3を設定し、また、スリップ制御の準備を
開始する。
【0044】スリップ制御第1信号SC1とスリップ制
御第2信号SC2とがともにオンで第2状態(STAT
E=2)の場合は、燃料カット制御を禁止するとともに
スリップ制御の第2処理を行う。第2処理は、機関回転
数の低下を緩やかにして油圧を確保するための処理であ
り、アイドル制御弁66を開動してアイドル空気量だけ
吸入空気量を増大させる。
御第2信号SC2とがともにオンで第2状態(STAT
E=2)の場合は、燃料カット制御を禁止するとともに
スリップ制御の第2処理を行う。第2処理は、機関回転
数の低下を緩やかにして油圧を確保するための処理であ
り、アイドル制御弁66を開動してアイドル空気量だけ
吸入空気量を増大させる。
【0045】スリップ制御第1信号SC1がオフ且つス
リップ制御第2信号SC2がオンで第3状態(STAT
E=3)の場合は、燃料カット制御を禁止するとともに
スリップ制御の第3処理を行う。第3処理は、アイドル
制御弁66の開動により吸入空気量を増大させた結果と
して内燃機関2のトルクが増大され、燃料カット制御の
開始する際のショックの原因となるため、ロックアップ
クラッチ24の半係合中に増大したトルクを減少させる
ための処理であり、アイドル制御弁64を閉動してアイ
ドル空気量の供給を停止することにより増大させた吸入
空気量を元の吸入空気量に戻す。
リップ制御第2信号SC2がオンで第3状態(STAT
E=3)の場合は、燃料カット制御を禁止するとともに
スリップ制御の第3処理を行う。第3処理は、アイドル
制御弁66の開動により吸入空気量を増大させた結果と
して内燃機関2のトルクが増大され、燃料カット制御の
開始する際のショックの原因となるため、ロックアップ
クラッチ24の半係合中に増大したトルクを減少させる
ための処理であり、アイドル制御弁64を閉動してアイ
ドル空気量の供給を停止することにより増大させた吸入
空気量を元の吸入空気量に戻す。
【0046】スリップ制御第1信号SC1とスリップ制
御第2信号SC2とがともにオンで第4状態(STAT
E=4)の場合は、燃料カット制御を禁止するとともに
スリップ制御の第4処理を行う。第4処理は、燃料カッ
ト制御や変速制御の際のショックを、内燃機関2のトル
クを減少させることによりさらに低減させるための処理
であり、点火時期遅延時間t2を経過した後に点火時期
を遅角させる。
御第2信号SC2とがともにオンで第4状態(STAT
E=4)の場合は、燃料カット制御を禁止するとともに
スリップ制御の第4処理を行う。第4処理は、燃料カッ
ト制御や変速制御の際のショックを、内燃機関2のトル
クを減少させることによりさらに低減させるための処理
であり、点火時期遅延時間t2を経過した後に点火時期
を遅角させる。
【0047】スリップ制御第1信号SC1がオン且つス
リップ制御第2信号SC2がオフで第5状態(STAT
E=4)の場合は、燃料カット禁止時間t1が経過した
後に燃料カット制御を実行するとともにスリップ制御を
解除する。
リップ制御第2信号SC2がオフで第5状態(STAT
E=4)の場合は、燃料カット禁止時間t1が経過した
後に燃料カット制御を実行するとともにスリップ制御を
解除する。
【0048】次に第1実施例の作用を図1及び図3にし
たがって説明する。
たがって説明する。
【0049】自動変速機2のスリップ制御装置50は、
図1に示す如く、制御がスタートすると(ステップ10
0)、制御手段52によってスリップ制御第2信号SC
2がオンであるか否かを判断する(ステップ102)。
この判断(ステップ102)がNOの場合は、スリップ
制御第1信号SC1がオンであるか否かを判断する(ス
テップ104)。
図1に示す如く、制御がスタートすると(ステップ10
0)、制御手段52によってスリップ制御第2信号SC
2がオンであるか否かを判断する(ステップ102)。
この判断(ステップ102)がNOの場合は、スリップ
制御第1信号SC1がオンであるか否かを判断する(ス
テップ104)。
【0050】この判断(ステップ104)がNOの場合
は、第0状態(STATE=0)として燃料カット制御
及びスリップ制御を行わず(ステップ106)、エンド
(ステップ108)にする。
は、第0状態(STATE=0)として燃料カット制御
及びスリップ制御を行わず(ステップ106)、エンド
(ステップ108)にする。
【0051】スロットル弁が全閉且つ機関回転数が燃料
カット回転数以上で減速燃料カット条件が成立すること
により、前記判断(ステップ102)がYESの場合
は、スリップ制御第1信号SC1がオンであるか否かを
判断する(ステップ110)。
カット回転数以上で減速燃料カット条件が成立すること
により、前記判断(ステップ102)がYESの場合
は、スリップ制御第1信号SC1がオンであるか否かを
判断する(ステップ110)。
【0052】この判断(ステップ110)がNOの場合
は、STATE≧2であるか否かを判断する(ステップ
112)する。この判断(ステップ112)がNOの場
合は、第1状態(STATE=1)として第1処理を行
い(ステップ114)、エンド(ステップ108)にす
る。
は、STATE≧2であるか否かを判断する(ステップ
112)する。この判断(ステップ112)がNOの場
合は、第1状態(STATE=1)として第1処理を行
い(ステップ114)、エンド(ステップ108)にす
る。
【0053】第1処理(ステップ114)は、スリップ
制御の実行中に後述第2実施例の如く変速制御を伴う場
合の処理である。この第1処理は、後述第2実施例に示
す如く、第4状態(STATE=4)〜第5状態(ST
ATE=5)付近において変速制御させるべく、スロッ
トル弁の全閉から実施的な第2状態(STATE=2)
以降の処理を開始するまでの時間を任意に調整するため
の処理である。
制御の実行中に後述第2実施例の如く変速制御を伴う場
合の処理である。この第1処理は、後述第2実施例に示
す如く、第4状態(STATE=4)〜第5状態(ST
ATE=5)付近において変速制御させるべく、スロッ
トル弁の全閉から実施的な第2状態(STATE=2)
以降の処理を開始するまでの時間を任意に調整するため
の処理である。
【0054】また、第1処理(ステップ114)におい
ては、スリップ制御の準備を開始する。なお、変速制御
を伴わない第1実施例においては、第1処理の時間をス
リップ制御の準備を開始するためだけの微小時間とする
ことができる。また、変速制御を伴わない場合には、第
1処理の時間を省略することができるが、この場合には
後述第2処理の開始と同時にスリップ制御の準備を開始
させるようにする。
ては、スリップ制御の準備を開始する。なお、変速制御
を伴わない第1実施例においては、第1処理の時間をス
リップ制御の準備を開始するためだけの微小時間とする
ことができる。また、変速制御を伴わない場合には、第
1処理の時間を省略することができるが、この場合には
後述第2処理の開始と同時にスリップ制御の準備を開始
させるようにする。
【0055】前記第1処理(ステップ114)が終了し
て判断(ステップ110)がYESの場合は、STAT
E≧3であるか否かを判断する(ステップ116)す
る。この判断(ステップ116)がNOの場合は、第2
状態(STATE=2)として第2処理を行い(ステッ
プ118)、エンド(ステップ108)にする。
て判断(ステップ110)がYESの場合は、STAT
E≧3であるか否かを判断する(ステップ116)す
る。この判断(ステップ116)がNOの場合は、第2
状態(STATE=2)として第2処理を行い(ステッ
プ118)、エンド(ステップ108)にする。
【0056】第2処理(ステップ118)は、アイドル
制御弁66を開動してアイドル空気量だけ吸入空気量を
増大させる処理である。この第2処理は、機関回転数の
低下を緩やかにして油圧を確保するための処理であり、
機関回転数と入力軸回転数とが略一致し且つロックアッ
プクラッチ24のデューティ値が半係合状態を可能にす
る目標値に達し、スリップ制御の準備が完了してロック
アップクラッチ24が半係合状態に係合されると終了す
る。
制御弁66を開動してアイドル空気量だけ吸入空気量を
増大させる処理である。この第2処理は、機関回転数の
低下を緩やかにして油圧を確保するための処理であり、
機関回転数と入力軸回転数とが略一致し且つロックアッ
プクラッチ24のデューティ値が半係合状態を可能にす
る目標値に達し、スリップ制御の準備が完了してロック
アップクラッチ24が半係合状態に係合されると終了す
る。
【0057】前記第2処理(ステップ118)が終了し
て前記判断(ステップ112)がYESの場合は、第3
状態(STATE=3)として第3処理を行い(ステッ
プ120)、エンド(ステップ108)にする。
て前記判断(ステップ112)がYESの場合は、第3
状態(STATE=3)として第3処理を行い(ステッ
プ120)、エンド(ステップ108)にする。
【0058】第3処理(ステップ120)は、ロックア
ップクラッチ24の半係合中に増大したトルクを減少さ
せるための処理であり、アイドル制御弁66を閉動して
アイドル空気量の供給を停止することにより増大させた
吸入空気量を元の吸入空気量に戻す。
ップクラッチ24の半係合中に増大したトルクを減少さ
せるための処理であり、アイドル制御弁66を閉動して
アイドル空気量の供給を停止することにより増大させた
吸入空気量を元の吸入空気量に戻す。
【0059】前記第3処理(ステップ120)が終了し
て前記判断(ステップ116)がYESの場合は、第4
状態(STATE=4)として第4処理を行い(ステッ
プ122)、エンド(ステップ108)にする。
て前記判断(ステップ116)がYESの場合は、第4
状態(STATE=4)として第4処理を行い(ステッ
プ122)、エンド(ステップ108)にする。
【0060】第4処理(ステップ122)は、アイドル
制御弁66を閉動した時点から点火時期遅延時間t2を
経過した後の処理であり、点火時期調整手段70により
点火時期を遅角させる点火時期遅角制御を行う。
制御弁66を閉動した時点から点火時期遅延時間t2を
経過した後の処理であり、点火時期調整手段70により
点火時期を遅角させる点火時期遅角制御を行う。
【0061】前記第4処理(ステップ122)が終了し
て前記判断(ステップ104)がYESの場合は、第5
状態(STATE=5)として第5処理を行い(ステッ
プ124)、エンド(ステップ108)にする。
て前記判断(ステップ104)がYESの場合は、第5
状態(STATE=5)として第5処理を行い(ステッ
プ124)、エンド(ステップ108)にする。
【0062】第5処理(ステップ124)は、アイドル
制御弁66を閉動させた時点から燃料カット禁止時間t
1が経過した後の処理であり、燃料供給手段68により
燃料カット制御を実行するとともにスリップ制御を解除
する。
制御弁66を閉動させた時点から燃料カット禁止時間t
1が経過した後の処理であり、燃料供給手段68により
燃料カット制御を実行するとともにスリップ制御を解除
する。
【0063】この燃料カット制御は、スリップ制御の第
1〜第4処理を終了した後の、機関回転数を低く抑えた
(トルクが低い)状態の第5処理において実行されるの
で、ショックの発生を低減することができる。
1〜第4処理を終了した後の、機関回転数を低く抑えた
(トルクが低い)状態の第5処理において実行されるの
で、ショックの発生を低減することができる。
【0064】このように、このスリップ制御装置52
は、スリップ制御の準備が完了してロックアップクラッ
チ24が半係合状態に係合された後の、アイドル制御弁
66を閉動した時点から減速燃料カット制御を開始する
時点までの間に燃料カット禁止時間t1を設定して設
け、アイドル制御弁66を閉動させた時点から燃料カッ
ト禁止時間t1が経過した後に減速燃料カット制御を開
始することにより、スリップ制御の準備完了と同時に減
速燃料カット制御が開始されことがないので、ロックア
ップクラッチ24が係合された際の機関回転数の急激な
低下によるショックの発生を低減することができ、ま
た、燃料の停止による機関回転数の急激な低下によるシ
ョックの発生を低減することができる。
は、スリップ制御の準備が完了してロックアップクラッ
チ24が半係合状態に係合された後の、アイドル制御弁
66を閉動した時点から減速燃料カット制御を開始する
時点までの間に燃料カット禁止時間t1を設定して設
け、アイドル制御弁66を閉動させた時点から燃料カッ
ト禁止時間t1が経過した後に減速燃料カット制御を開
始することにより、スリップ制御の準備完了と同時に減
速燃料カット制御が開始されことがないので、ロックア
ップクラッチ24が係合された際の機関回転数の急激な
低下によるショックの発生を低減することができ、ま
た、燃料の停止による機関回転数の急激な低下によるシ
ョックの発生を低減することができる。
【0065】また、このスリップ制御装置52は、燃料
カット禁止時間t1の経過中であって減速燃料カット制
御を開始する前に点火時期を遅角させるよう点火時期遅
角制御を実行することにより、減速燃料カット制御を開
始する前に、アイドル制御弁66の閉動により低下させ
た機関回転数を点火時期遅角制御によってさらに低下さ
せ、減速燃料カット制御を開始した際のショックの発生
をさらに低減することができる。
カット禁止時間t1の経過中であって減速燃料カット制
御を開始する前に点火時期を遅角させるよう点火時期遅
角制御を実行することにより、減速燃料カット制御を開
始する前に、アイドル制御弁66の閉動により低下させ
た機関回転数を点火時期遅角制御によってさらに低下さ
せ、減速燃料カット制御を開始した際のショックの発生
をさらに低減することができる。
【0066】この場合に、このスリップ制御装置52
は、アイドル制御弁66を閉動させた時点から点火時期
遅角制御を開始する時点までの間に点火時期遅延時間t
2を設定して設け、アイドル制御弁66を閉動した時点
から点火時期遅延時間t2を経過した後に点火時期遅角
制御を開始することにより、点火時期の遅角によって機
関回転数が低下されるまでの間に点火時期遅延時間t2
があるので、減速燃料カット制御を開始した際のショッ
クの低減を段階的な制御により実現することができる。
は、アイドル制御弁66を閉動させた時点から点火時期
遅角制御を開始する時点までの間に点火時期遅延時間t
2を設定して設け、アイドル制御弁66を閉動した時点
から点火時期遅延時間t2を経過した後に点火時期遅角
制御を開始することにより、点火時期の遅角によって機
関回転数が低下されるまでの間に点火時期遅延時間t2
があるので、減速燃料カット制御を開始した際のショッ
クの低減を段階的な制御により実現することができる。
【0067】図6は、この発明の第2実施例を示すもの
である。第2実施例のスリップ制御装置52は、第1実
施例と同様に図4・図5に示す内燃機関2及び自動変速
機4を設け、制御手段54を設けている。この第2実施
例のスリップ制御装置52は、制御手段54によって、
アイドル制御弁66を閉動した時点から減速燃料カット
制御を開始する時点までの間に燃料カット禁止時間t1
を設定して設け、アイドル制御弁66を閉動させた時点
から燃料カット禁止時間t1が経過した後に減速燃料カ
ット制御を開始する。
である。第2実施例のスリップ制御装置52は、第1実
施例と同様に図4・図5に示す内燃機関2及び自動変速
機4を設け、制御手段54を設けている。この第2実施
例のスリップ制御装置52は、制御手段54によって、
アイドル制御弁66を閉動した時点から減速燃料カット
制御を開始する時点までの間に燃料カット禁止時間t1
を設定して設け、アイドル制御弁66を閉動させた時点
から燃料カット禁止時間t1が経過した後に減速燃料カ
ット制御を開始する。
【0068】このスリップ制御装置52の制御手段54
は、燃料カット禁止時間t1の経過中であって減速燃料
カット制御を開始する前に、点火時期を遅角させるよう
点火時期遅角制御を実行する。この場合に、制御手段5
4は、アイドル制御弁66を閉動させた時点から点火時
期遅角制御を開始する時点までの間に点火時期遅延時間
t2を設定して設け、アイドル制御弁66を閉動した時
点から点火時期遅延時間t2を経過した後に点火時期遅
角制御を開始する。
は、燃料カット禁止時間t1の経過中であって減速燃料
カット制御を開始する前に、点火時期を遅角させるよう
点火時期遅角制御を実行する。この場合に、制御手段5
4は、アイドル制御弁66を閉動させた時点から点火時
期遅角制御を開始する時点までの間に点火時期遅延時間
t2を設定して設け、アイドル制御弁66を閉動した時
点から点火時期遅延時間t2を経過した後に点火時期遅
角制御を開始する。
【0069】この第2実施例スリップ制御装置52の制
御手段54は、スリップ制御の実行中に自動変速機4の
補助変速機構16の変速制御を伴う場合に、点火時期遅
角制御の実行中に変速制御を開始する。この場合に、制
御手段54は、内燃機関2の減速運転を開始した時点か
らアイドル制御弁66を開動する時点までの間にアイド
ル制御弁開動遅延時間t3を設定して設け、スリップ制
御の実行中に自動変速機4の補助変速機構16の変速制
御を伴う場合に、内燃機関2の減速運転を開始した時点
からアイドル制御弁開動遅延時間t3を経過した後にア
イル制御弁66を開動する。
御手段54は、スリップ制御の実行中に自動変速機4の
補助変速機構16の変速制御を伴う場合に、点火時期遅
角制御の実行中に変速制御を開始する。この場合に、制
御手段54は、内燃機関2の減速運転を開始した時点か
らアイドル制御弁66を開動する時点までの間にアイド
ル制御弁開動遅延時間t3を設定して設け、スリップ制
御の実行中に自動変速機4の補助変速機構16の変速制
御を伴う場合に、内燃機関2の減速運転を開始した時点
からアイドル制御弁開動遅延時間t3を経過した後にア
イル制御弁66を開動する。
【0070】この第2実施例のスリップ制御装置52
は、前述第1実施例と同様に、図2に示す如く、減速運
転を開始した時点から燃料カット制御を実行するまでの
間に、変速機制御部58から機関制御部56に送られる
スリップ制御第1信号SC1とスリップ制御第2信号S
C2とのオン・オフの組合せによって設定される第1状
態(STATE=1)から第5状態(RSTATE=
5)に応じてスリップ制御を処理することにより、ロッ
クアップクラッチ24を半係合状態に係合させた際のシ
ョックや燃料カット制御を開始した際のショックを低減
する。なお、各状態は、前述第1実施例と同様であるの
で、詳細な説明は省略する。
は、前述第1実施例と同様に、図2に示す如く、減速運
転を開始した時点から燃料カット制御を実行するまでの
間に、変速機制御部58から機関制御部56に送られる
スリップ制御第1信号SC1とスリップ制御第2信号S
C2とのオン・オフの組合せによって設定される第1状
態(STATE=1)から第5状態(RSTATE=
5)に応じてスリップ制御を処理することにより、ロッ
クアップクラッチ24を半係合状態に係合させた際のシ
ョックや燃料カット制御を開始した際のショックを低減
する。なお、各状態は、前述第1実施例と同様であるの
で、詳細な説明は省略する。
【0071】次に第2実施例の作用を、図6にしたがっ
て図1を引用しながら説明する。
て図1を引用しながら説明する。
【0072】自動変速機2のスリップ制御装置52は、
図1に示す如く、制御がスタートすると(ステップ10
0)、制御手段54によってスリップ制御第2信号SC
2がオンであるか否かを判断する(ステップ102)。
この判断(ステップ102)がNOの場合は、スリップ
制御第1信号SC1がオンであるか否かを判断する(ス
テップ104)。
図1に示す如く、制御がスタートすると(ステップ10
0)、制御手段54によってスリップ制御第2信号SC
2がオンであるか否かを判断する(ステップ102)。
この判断(ステップ102)がNOの場合は、スリップ
制御第1信号SC1がオンであるか否かを判断する(ス
テップ104)。
【0073】この判断(ステップ104)がNOの場合
は、第0状態(STATE=0)として燃料カット制御
及びスリップ制御を行わず(ステップ106)、エンド
(ステップ108)にする。
は、第0状態(STATE=0)として燃料カット制御
及びスリップ制御を行わず(ステップ106)、エンド
(ステップ108)にする。
【0074】スロットル弁が全閉且つ機関回転数が燃料
カット回転数以上で減速燃料カット条件が成立すること
により、前記判断(ステップ102)がYESの場合
は、スリップ制御第1信号SC1がオンであるか否かを
判断する(ステップ110)。
カット回転数以上で減速燃料カット条件が成立すること
により、前記判断(ステップ102)がYESの場合
は、スリップ制御第1信号SC1がオンであるか否かを
判断する(ステップ110)。
【0075】この判断(ステップ110)がNOの場合
は、STATE≧2であるか否かを判断する(ステップ
112)する。この判断(ステップ112)がNOの場
合は、第1状態(STATE=1)として第1処理を行
い(ステップ114)、エンド(ステップ108)にす
る。
は、STATE≧2であるか否かを判断する(ステップ
112)する。この判断(ステップ112)がNOの場
合は、第1状態(STATE=1)として第1処理を行
い(ステップ114)、エンド(ステップ108)にす
る。
【0076】第1処理(ステップ114)は、スリップ
制御の実行中に変速制御を伴う場合の処理である。この
第1処理は、第4状態(STATE=4)〜第5状態
(STATE=5)付近において変速制御させるべく、
スロットル弁の全閉から実施的な第2状態(STATE
=2)以降の処理を開始するまでの時間を任意に調整す
るための処理である。また、第1処理(ステップ11
4)においては、スリップ制御の準備を開始する。
制御の実行中に変速制御を伴う場合の処理である。この
第1処理は、第4状態(STATE=4)〜第5状態
(STATE=5)付近において変速制御させるべく、
スロットル弁の全閉から実施的な第2状態(STATE
=2)以降の処理を開始するまでの時間を任意に調整す
るための処理である。また、第1処理(ステップ11
4)においては、スリップ制御の準備を開始する。
【0077】前記第1処理(ステップ114)が終了し
て判断(ステップ110)がYESの場合は、STAT
E≧3であるか否かを判断する(ステップ116)す
る。この判断(ステップ116)がNOの場合は、第2
状態(STATE=2)として第2処理を行い(ステッ
プ118)、エンド(ステップ108)にする。
て判断(ステップ110)がYESの場合は、STAT
E≧3であるか否かを判断する(ステップ116)す
る。この判断(ステップ116)がNOの場合は、第2
状態(STATE=2)として第2処理を行い(ステッ
プ118)、エンド(ステップ108)にする。
【0078】この第2実施例の第2処理(ステップ11
8)は、スロットル弁を閉動した時点からアイドル制御
弁開動遅延時間t3を経過した後の処理であり、アイド
ル制御弁66を開動してアイドル空気量だけ吸入空気量
を増大させる。この第2処理は、機関回転数の低下を緩
やかにして油圧を確保するための処理であり、機関回転
数と入力軸回転数とが略一致し且つロックアップクラッ
チ24のデューティ値が半係合状態を可能にする目標値
に達し、スリップ制御の準備が完了してロックアップク
ラッチ24が半係合状態に係合されると終了する。
8)は、スロットル弁を閉動した時点からアイドル制御
弁開動遅延時間t3を経過した後の処理であり、アイド
ル制御弁66を開動してアイドル空気量だけ吸入空気量
を増大させる。この第2処理は、機関回転数の低下を緩
やかにして油圧を確保するための処理であり、機関回転
数と入力軸回転数とが略一致し且つロックアップクラッ
チ24のデューティ値が半係合状態を可能にする目標値
に達し、スリップ制御の準備が完了してロックアップク
ラッチ24が半係合状態に係合されると終了する。
【0079】前記第2処理(ステップ118)が終了し
て前記判断(ステップ112)がYESの場合は、第3
状態(STATE=3)として第3処理を行い(ステッ
プ120)、エンド(ステップ108)にする。
て前記判断(ステップ112)がYESの場合は、第3
状態(STATE=3)として第3処理を行い(ステッ
プ120)、エンド(ステップ108)にする。
【0080】第3処理(ステップ120)は、ロックア
ップクラッチ24の半係合中に増大したトルクを減少さ
せるための処理であり、アイドル制御弁64を閉動して
アイドル空気量の供給を停止することにより増大させた
吸入空気量を元の吸入空気量に戻す。
ップクラッチ24の半係合中に増大したトルクを減少さ
せるための処理であり、アイドル制御弁64を閉動して
アイドル空気量の供給を停止することにより増大させた
吸入空気量を元の吸入空気量に戻す。
【0081】前記第3処理(ステップ120)が終了し
て前記判断(ステップ116)がYESの場合は、第4
状態(STATE=4)として第4処理を行い(ステッ
プ122)、エンド(ステップ108)にする。
て前記判断(ステップ116)がYESの場合は、第4
状態(STATE=4)として第4処理を行い(ステッ
プ122)、エンド(ステップ108)にする。
【0082】第4処理(ステップ122)は、アイドル
制御弁66を閉動した時点から点火時期遅延時間t2を
経過した後の処理であり、点火時期調整手段70により
点火時期を遅角させる点火時期遅角制御を行う。
制御弁66を閉動した時点から点火時期遅延時間t2を
経過した後の処理であり、点火時期調整手段70により
点火時期を遅角させる点火時期遅角制御を行う。
【0083】また、スリップ制御の実行中に自動変速機
4の変速制御を伴う場合には、この第4処理の点火時期
遅角制御の実行中に変速制御を開始する。この場合に、
制御手段54は、内燃機関2の減速運転を開始した時点
から変速制御を開始する時点までに要する時間を考慮し
て、点火時期遅角制御の実行中に変速制御が開始される
ように、前記アイドル制御弁開動遅延時間t3を設定す
る。
4の変速制御を伴う場合には、この第4処理の点火時期
遅角制御の実行中に変速制御を開始する。この場合に、
制御手段54は、内燃機関2の減速運転を開始した時点
から変速制御を開始する時点までに要する時間を考慮し
て、点火時期遅角制御の実行中に変速制御が開始される
ように、前記アイドル制御弁開動遅延時間t3を設定す
る。
【0084】前記第4処理(ステップ122)が終了し
て前記判断(ステップ104)がYESの場合は、第5
状態(STATE=5)として第5処理を行い(ステッ
プ124)、エンド(ステップ108)にする。
て前記判断(ステップ104)がYESの場合は、第5
状態(STATE=5)として第5処理を行い(ステッ
プ124)、エンド(ステップ108)にする。
【0085】第5処理(ステップ124)は、アイドル
制御弁66を閉動させた時点から燃料カット禁止時間t
1が経過した後の処理であり、燃料供給手段68により
燃料カット制御を実行するとともにスリップ制御を解除
する。
制御弁66を閉動させた時点から燃料カット禁止時間t
1が経過した後の処理であり、燃料供給手段68により
燃料カット制御を実行するとともにスリップ制御を解除
する。
【0086】この燃料カット制御は、スリップ制御の第
1〜第4処理を終了した後の、機関回転数を低く抑えた
(トルクが低い)状態の第5処理において実行されるの
で、ショックの発生を低減することができる。
1〜第4処理を終了した後の、機関回転数を低く抑えた
(トルクが低い)状態の第5処理において実行されるの
で、ショックの発生を低減することができる。
【0087】このように、この第2実施例のスリップ制
御装置52は、前述第1実施例と同様に、スリップ制御
の準備完了と同時に減速燃料カット制御が開始されこと
がないので、ロックアップクラッチ24が係合された際
の機関回転数の急激な低下によるショックの発生を低減
することができ、また、燃料の停止による機関回転数の
急激な低下によるショックの発生を低減することができ
る。
御装置52は、前述第1実施例と同様に、スリップ制御
の準備完了と同時に減速燃料カット制御が開始されこと
がないので、ロックアップクラッチ24が係合された際
の機関回転数の急激な低下によるショックの発生を低減
することができ、また、燃料の停止による機関回転数の
急激な低下によるショックの発生を低減することができ
る。
【0088】また、このスリップ制御装置52は、減速
燃料カット制御を開始する前に、アイドル制御弁66の
閉動により低下させた機関回転数を点火時期遅角制御に
よってさらに低下させ、減速燃料カット制御を開始した
際のショックの発生をさらに低減することができる。こ
の場合に、このスリップ制御装置52は、点火時期の遅
角によって機関回転数が低下されるまでの間に点火時期
遅延時間t2があるので、減速燃料カット制御を開始し
た際のショックの低減を段階的な制御により実現するこ
とができる。
燃料カット制御を開始する前に、アイドル制御弁66の
閉動により低下させた機関回転数を点火時期遅角制御に
よってさらに低下させ、減速燃料カット制御を開始した
際のショックの発生をさらに低減することができる。こ
の場合に、このスリップ制御装置52は、点火時期の遅
角によって機関回転数が低下されるまでの間に点火時期
遅延時間t2があるので、減速燃料カット制御を開始し
た際のショックの低減を段階的な制御により実現するこ
とができる。
【0089】さらに、この第2実施例のスリップ制御装
置52は、スリップ制御の実行中に自動変速機4の補助
変速機構16の変速制御を伴う場合に、点火時期遅角制
御の実行中に変速制御を開始することにより、点火時期
遅角制御によって関回転数を低下させた状態において変
速制御を実行させることができるので、変速によるショ
ックの発生を低減することができる。
置52は、スリップ制御の実行中に自動変速機4の補助
変速機構16の変速制御を伴う場合に、点火時期遅角制
御の実行中に変速制御を開始することにより、点火時期
遅角制御によって関回転数を低下させた状態において変
速制御を実行させることができるので、変速によるショ
ックの発生を低減することができる。
【0090】また、このスリップ制御装置52は、内燃
機関2の減速運転を開始した時点からアイドル制御弁6
6を開動する時点までの間にアイドル制御弁開動遅延時
間t3を設定して設け、スリップ制御の実行中に自動変
速機4の補助変速機構16の変速制御を伴う場合に、内
燃機関2の減速運転を開始した時点からアイドル制御弁
開動遅延時間t3を経過した後にアイル制御弁66を開
動することにより、点火時期遅角制御中に変速制御を確
実に実行させることができるので、変速によるショック
の発生をより確実に低減することができる。
機関2の減速運転を開始した時点からアイドル制御弁6
6を開動する時点までの間にアイドル制御弁開動遅延時
間t3を設定して設け、スリップ制御の実行中に自動変
速機4の補助変速機構16の変速制御を伴う場合に、内
燃機関2の減速運転を開始した時点からアイドル制御弁
開動遅延時間t3を経過した後にアイル制御弁66を開
動することにより、点火時期遅角制御中に変速制御を確
実に実行させることができるので、変速によるショック
の発生をより確実に低減することができる。
【0091】なお、上述実施例においては、アイドル制
御弁66を連続的に開動させたが、図7に示す如く、ア
イドル制御弁66を開動する時間to の途中に閉動する
時間tc を設けることにより断続的に開動させ、また、
図8に示す如く、アイドル制御弁66を開動する時間t
o の途中に閉動する時間tc を設けるとともに開動する
時間to を次第に短くする(to1>to2>…ton)一方
で閉動する時間tc を次第に長くする(tc1<tc2…<
tcn)ことにより断続的且つ漸減的に開動させることも
できる。
御弁66を連続的に開動させたが、図7に示す如く、ア
イドル制御弁66を開動する時間to の途中に閉動する
時間tc を設けることにより断続的に開動させ、また、
図8に示す如く、アイドル制御弁66を開動する時間t
o の途中に閉動する時間tc を設けるとともに開動する
時間to を次第に短くする(to1>to2>…ton)一方
で閉動する時間tc を次第に長くする(tc1<tc2…<
tcn)ことにより断続的且つ漸減的に開動させることも
できる。
【0092】これにより、アイドル制御弁66の開動に
より増大される吸入空気量を機関回転数に対して容易に
調整することができ、また、アイドル制御弁66の開動
により増大される吸入空気量を機関回転数の低下に応じ
て次第に減少させることができる。
より増大される吸入空気量を機関回転数に対して容易に
調整することができ、また、アイドル制御弁66の開動
により増大される吸入空気量を機関回転数の低下に応じ
て次第に減少させることができる。
【0093】
【発明の効果】このように、この発明の自動変速機のス
リップ制御装置は、スリップ制御の準備完了と同時に減
速燃料カット制御が開始されことがないので、ロックア
ップクラッチが係合された際の機関回転数の急激な低下
によるショックの発生を低減することができ、また、燃
料の停止による機関回転数の急激な低下によるショック
の発生を低減することができる。
リップ制御装置は、スリップ制御の準備完了と同時に減
速燃料カット制御が開始されことがないので、ロックア
ップクラッチが係合された際の機関回転数の急激な低下
によるショックの発生を低減することができ、また、燃
料の停止による機関回転数の急激な低下によるショック
の発生を低減することができる。
【0094】また、このスリップ制御装置は、減速燃料
カット制御を開始する前に、アイドル制御弁の閉動によ
り低下させた機関回転数を、点火時期遅角制御によりさ
らに低下させて減速燃料カット制御を開始した際のショ
ックの発生をさらに低減することができる。この場合
に、このスリップ制御装置は、点火時期の遅角によって
機関回転数が低下されるまでの間に点火時期遅延時間が
あるので、減速燃料カット制御を開始した際のショック
の低減を段階的な制御により実現することができる。
カット制御を開始する前に、アイドル制御弁の閉動によ
り低下させた機関回転数を、点火時期遅角制御によりさ
らに低下させて減速燃料カット制御を開始した際のショ
ックの発生をさらに低減することができる。この場合
に、このスリップ制御装置は、点火時期の遅角によって
機関回転数が低下されるまでの間に点火時期遅延時間が
あるので、減速燃料カット制御を開始した際のショック
の低減を段階的な制御により実現することができる。
【0095】さらに、このスリップ制御装置は、点火時
期遅角制御によって関回転数を低下させた状態において
変速制御を実行させることができるので、変速によるシ
ョックの発生を低減することができる。また、このスリ
ップ制御装置は、点火時期遅角制御中に変速制御を確実
に実行させることができるので、変速によるショックの
発生をより確実に低減することができる。
期遅角制御によって関回転数を低下させた状態において
変速制御を実行させることができるので、変速によるシ
ョックの発生を低減することができる。また、このスリ
ップ制御装置は、点火時期遅角制御中に変速制御を確実
に実行させることができるので、変速によるショックの
発生をより確実に低減することができる。
【図1】この発明の第1実施例を示すスリップ制御装置
の制御のフローチャートである。
の制御のフローチャートである。
【図2】スリップ制御の各状態における処理を示す図で
ある。
ある。
【図3】第1実施例の制御のタイミングチャートであ
る。
る。
【図4】自動変速機のスリップ制御装置の概略構成図で
ある。
ある。
【図5】自動変速機の断面図である。
【図6】第2実施例の制御のタイミングチャートであ
る。
る。
【図7】アイドル制御弁の開動制御の第1の変形例を示
すタイミングチャートである。
すタイミングチャートである。
【図8】アイドル制御弁の開動制御の第2の変形例を示
すタイミングチャートである。
すタイミングチャートである。
【図9】従来例を示すスリップ制御装置の制御のフロー
チャートである。
チャートである。
【図10】従来例の制御のタイミングチャートである。
【図11】従来例のスリップ制御第1・第2信号と制御
信号の内容を示す図である。
信号の内容を示す図である。
2 内燃機関 4 自動変速機 14 トルクコンバータ 16 補助変速機構 24 ロックアップクラッチ 52 スリップ制御装置 54 制御手段 56 機関制御部 58 変速機制御部 60 スロットル開度センサ 62 水温センサ 64 機関回転数センサ 66 アイドル制御弁 68 燃料供給手段 70 点火時期調整手段 72 入力軸回転数センサ 76 ロックアップクラッチ用ソレノイドバルブ
Claims (5)
- 【請求項1】 車両に搭載した内燃機関のスロットル弁
を迂回して吸気通路を連通するアイドル吸気通路のアイ
ドル空気量を制御するアイドル制御弁を設け、前記内燃
機関に連結される自動変速機のトルクコンバータのスリ
ップを調整するロックアップクラッチを設け、前記内燃
機関の減速運転時に、前記内燃機関の吸入空気量を増大
するよう前記アイドル制御弁を開動するとともに前記ト
ルクコンバータのスリップを制限するよう前記ロックア
ップクラッチを半係合状態に係合させるスリップ制御の
準備を開始し、このスリップ制御の準備が完了して前記
ロックアップクラッチが半係合状態に係合された後に前
記アイドル制御弁を閉動するとともに前記内燃機関への
燃料供給を停止するよう減速燃料カット制御を開始する
自動変速機のスリップ制御装置において、前記アイドル
制御弁を閉動した時点から前記減速燃料カット制御を開
始する時点までの間に燃料カット禁止時間を設定して設
け、前記アイドル制御弁を閉動させた時点から前記燃料
カット禁止時間が経過した後に前記減速燃料カット制御
を開始する制御手段を設けたことを特徴とする自動変速
機のスリップ制御装置。 - 【請求項2】 前記制御手段は、前記燃料カット禁止時
間の経過中であって前記減速燃料カット制御を開始する
前に点火時期を遅角させるよう点火時期遅角制御を実行
する制御手段であることを特徴とする請求項1に記載の
自動変速機のスリップ制御装置。 - 【請求項3】 前記制御手段は、前記アイドル制御弁を
閉動させた時点から前記点火時期遅角制御を開始する時
点までの間に点火時期遅延時間を設定して設け、前記ア
イドル制御弁を閉動した時点から前記点火時期遅延時間
を経過した後に前記点火時期遅角制御を開始する制御手
段であることを特徴とする請求項2に記載の自動変速機
のスリップ制御装置。 - 【請求項4】 前記制御手段は、前記スリップ制御の実
行中に前記自動変速機の補助変速機構の変速制御を伴う
場合に、前記点火時期遅角制御の実行中に変速制御を開
始する制御手段であることを特徴とする請求項2に記載
の自動変速機のスリップ制御装置。 - 【請求項5】 前記制御手段は、前記内燃機関の減速運
転を開始した時点から前記アイドル制御弁を開動する時
点までの間にアイドル制御弁開動遅延時間を設定して設
け、前記スリップ制御の実行中に前記自動変速機の補助
変速機構の変速制御を伴う場合に、前記内燃機関の減速
運転を開始した時点から前記アイドル制御弁開動遅延時
間を経過した後に前記アイル制御弁を開動する制御手段
であることを特徴とする請求項4に記載の自動変速機の
スリップ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13607898A JPH11310060A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 自動変速機のスリップ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13607898A JPH11310060A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 自動変速機のスリップ制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11310060A true JPH11310060A (ja) | 1999-11-09 |
Family
ID=15166732
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13607898A Pending JPH11310060A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 自動変速機のスリップ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11310060A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004050878A (ja) * | 2002-07-17 | 2004-02-19 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置および方法 |
| WO2010143237A1 (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-16 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用制御装置 |
| JP2011207289A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Toyota Motor Corp | 車両の制御装置 |
| JP2012166596A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Honda Motor Co Ltd | 車両の制御装置 |
| DE102004002442B4 (de) * | 2003-01-21 | 2013-10-10 | Suzuki Motor Corp. | Elektrische-Energie-Regenerationssteuerung für ein Hybridfahrzeug |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP13607898A patent/JPH11310060A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004050878A (ja) * | 2002-07-17 | 2004-02-19 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置および方法 |
| DE102004002442B4 (de) * | 2003-01-21 | 2013-10-10 | Suzuki Motor Corp. | Elektrische-Energie-Regenerationssteuerung für ein Hybridfahrzeug |
| WO2010143237A1 (ja) * | 2009-06-12 | 2010-12-16 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用制御装置 |
| JP5158261B2 (ja) * | 2009-06-12 | 2013-03-06 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用制御装置 |
| JP2011207289A (ja) * | 2010-03-29 | 2011-10-20 | Toyota Motor Corp | 車両の制御装置 |
| JP2012166596A (ja) * | 2011-02-10 | 2012-09-06 | Honda Motor Co Ltd | 車両の制御装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
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