JPH11310380A - 乗客コンベアのベルト張力異常診断装置 - Google Patents

乗客コンベアのベルト張力異常診断装置

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Publication number
JPH11310380A
JPH11310380A JP11706198A JP11706198A JPH11310380A JP H11310380 A JPH11310380 A JP H11310380A JP 11706198 A JP11706198 A JP 11706198A JP 11706198 A JP11706198 A JP 11706198A JP H11310380 A JPH11310380 A JP H11310380A
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JP
Japan
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belt tension
abnormality
rotation
motor
passenger conveyor
Prior art date
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Pending
Application number
JP11706198A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiharu Igarashi
芳治 五十嵐
Takeyoshi Ando
武喜 安藤
Tomoya Takei
智也 竹井
Toshiaki Matsuo
利昭 松尾
Masayuki Abe
賢行 阿部
Shigenori Hatsutori
茂紀 八鳥
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Building Systems Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Co Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Building Systems Co Ltd filed Critical Hitachi Building Systems Co Ltd
Priority to JP11706198A priority Critical patent/JPH11310380A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 保守員を介在することなくベルト伝達駆動装
置のベルト張力値を監視し、異常の発生を未然に防ぐこ
とで、乗客コンベアの保全性と信頼性を向上させる乗客
コンベアのベルト張力異常診断装置の提供。 【解決手段】 ベルト伝達駆動装置を用いた乗客コンベ
アのモータ回転数と減速機入力軸回転数を検出し、検出
した回転数から、モータを停止させた時のモータ回転軸
と減速機入力軸の回転が定格から停止に至るまでに要す
る時間差を抽出する減速時間差抽出部6、得られた時間
差からベルト張力状態の異常を診断する異常診断部7、
診断結果を記憶する記憶部8、新しく記憶された結果と
前回記憶された結果から異常発生時期を予測する異常発
生時期予測部10を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、乗客コンベアのベ
ルト張力異常診断装置に係わり、特に、正常状態である
始動時期から定期的に監視することで、ベルト張力値低
下によるベルトスリップ異常発生時期を予測する乗客コ
ンベアのベルト張力異常診断装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、乗客コンベアのベルト張力値診断
装置の例はなく、技術者がベルトにテンションゲージを
押し当ててベルト張力値を測定することにより、異常診
断を行う方法が一般に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は技術者がベルト
張力値をテンションゲージ等で測定し異常診断を行って
いたため、技術者の経験の差により診断にばらつきがあ
った。また、従来の技術ではベルト張力値異常が発生す
るのを防ぐために、ベルト張力調整作業の必要有無に係
わらず技術者が定期的に点検を行わなければならず、乗
客コンベアが停止する不稼働時間が発生し、顧客に迷惑
を掛けたり、点検作業効率が悪いといった問題を有して
いる。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、乗客コンベアの機械室内に、駆動用モータ
の回転をベルトで減速機に伝達するベルト伝達駆動装置
を設けたものにおいて、前記ベルト伝達駆動装置のベル
ト張力値を監視する装置として、モータ回転軸に回転検
出器を固定すると共に、減速機入力軸に他の回転検出器
を固定し、各回転検出器の回転数を連続的に算出して、
乗客コンベアのモータを停止させた時のモータ回転軸と
減速機入力軸の回転が定格回転から停止するまでに要す
る時間の差を抽出する減速時間差抽出手段を設ける一
方、抽出して得られた減速時間差と予め設定しておく判
定値を比較してベルト張力状態を診断する異常診断手段
を設ける構成にしたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明による乗客コンベア
のベルト張力値異常診断装置の実施の形態を図面により
詳細に説明する。
【0006】図1は本発明の一実施形態の乗客コンベア
のベルト張力値異常診断装置を示すブロック図、図2は
実施形態の動作特性図、図3は実施の動作を示すフロー
チャートである。
【0007】図1に示す本診断装置の実施形態は、モー
タ1の回転を減速機2に伝達する手段として、ベルト3
を、モータ1の回転軸に嵌合したモータ側プーリ4aと
減速機2の入力軸に嵌合した減速機側プーリ4bに巻き
掛ける構成にした駆動装置と、モータ1の回転数を検出
するため、モータ1の回転軸に固定した回転検出器5a
と、減速機2の入力軸の回転を検出するため、減速機3
の入力軸に固定した回転検出器5bと、検出した回転数
から、乗客コンベアが停止した時に、モータ1の回転と
減速機2の入力軸の回転が定格回転から停止に至るまで
に要する時間の差を抽出する減速時間差抽出部6と、抽
出して得られた減速時間差と予め設定しておく判定値を
比較してベルト張力状態を診断する異常診断部7と、抽
出した減速時間差と診断結果を記憶する記憶部8と、記
憶されている前回の減速時間差と新しく抽出した減速時
間差を比較し、経年変化量を算出する経年変化量算出部
9と、経年変化量と経過時間から異常状態に達するまで
の時間を算出し、異常発生時期を予測する異常発生時期
予測部10と、この異常発生時期予測結果と異常診断部
7で新しく得た診断結果を合わせて監視センター12等
へ発報する通信部11から構成している。
【0008】ここで、本実施形態の動作について図2、
図3を参照して説明する。
【0009】図2は、乗客コンベアを停止させた時のモ
ータ1の回転数と減速機2の入力軸の回転数の減速時間
特性を示している。図2の(a)は、ベルト張力値を正
規張力値範囲内の上限側にセットした状態での減速時間
特性であるモータ1回転軸の減速時間曲線1aと減速機
2入力軸の減速時間曲線2aを示したもので、図2の
(b)は、ベルト張力値を正規張力値範囲内の下限側に
セットした状態での減速時間特性であるモータ1回転軸
の減速時間曲線1bと減速機2入力軸の減速時間曲線2
bを示している。これは、乗客コンベアを停止させるた
めにモータ1の電源を遮断しても、モータ1の回転軸に
嵌合されているフライホール13の慣性力によりモータ
1の回転軸に嵌合されたモータ側プーリ4aは緩やかに
回転を停止するのに対し、減速機2の入力軸に嵌合され
ている減速機側プーリ4bは、乗客コンベア停止時に減
速機2の入力軸の回転を制動させるためのディスクブレ
ーキ14によって瞬時に回転が停止させられるために減
速時間に差が生じる。この時、ベルト3とモータ側プー
リ4a、減速機側プーリ4bの間ではすべりが生じてい
る。張力が強ければ、ベルト3とモータ側プーリ4a、
減速機側プーリ4bの間のすべりは小さく、フライホイ
ール13の慣性力をディスクブレーキ14に伝達するこ
とができ、モータ1の回転軸と減速機2の入力軸の減速
時間に大差は生じない。張力が弱いと、ベルト3とモー
タ側プーリ4a、減速機側プーリ4bの間のすべりは大
きくなり、フライホイール13の慣性力をディスクブレ
ーキ14に伝達できず、結果的に、モータ1の回転軸は
フライホイール13の慣性力により緩やかに停止する
が、減速機2の入力軸はディスクブレーキ14の制動力
により瞬時に停止するため減速時間に大差が生じる。
【0010】図3は、モータ1の回転軸と減速機2の入
力軸の回転数検出から異常診断までをフローチャートに
したもので、手順S1でモータ1の電源を遮断し、手順
S2でモータ1の回転軸と減速機2の入力軸の回転数減
速時間差が抽出される。手順S3で予め設定した判定値
1と抽出した減速時間差を比較し、判定値1より大きけ
れば、手順S4でベルト3の張力値が小さすぎる異常と
特定し、手順S10で監視センター12に発報して診断
を終了する。判定値1より小さければ、手順S5で予め
設定した判定値2と再度比較し、判定値2より小さけれ
ば、手順S6でベルト3の張力値が大きすぎる異常と特
定し、手順S10で監視センター12に発報して診断を
終了する。手順S5で判定値2より大きければ、手順7
でベルトの張力値は正常と特定し、手順S8で抽出した
減速時間差と手順S7の判定結果を記憶し、手順S9で
前回記憶した減速時間差と手順S8で記憶した減速時間
差の経年変化量を算出し、手順S10で経過時間と経年
変化量の関係から異常に達するまでの時間を算出して異
常発生時期を予測し、手順S11で手順S8で記憶した
結果と手順S10で予測した結果を合わせて監視センタ
ー12を発報し、診断を終了する。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
保守員を介在することなくベルト伝達駆動機構のベルト
張力値異常発生時期を、正常な状態である始動時期から
定期的に予測できるので、無駄な点検を無くし、適切な
時期に点検、調整作業が可能となり、さらに異常が生じ
るのを未然に防げるので、乗客コンベアの保全効率を向
上させると共に信頼性を向上させる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す動作特性図である。
【図3】本発明の一実施形態を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1 モータ 1a ベルト張力値を上限側にセットした時のモータ回
転軸の減速時間曲線 1b ベルト張力値を下限側にセットした時のモータ回
転軸の減速時間曲線 2 減速機 2a ベルト張力値を上限側にセットした時の減速機入
力軸の減速時間曲線 2b ベルト張力値を下限側にセットした時の減速機入
力軸の減速時間曲線 3 ベルト 4a モータ側プーリ 4b 減速機側プーリ 5a 回転検出器 5b 回転検出器 6 減速時間差抽出部 7 異常診断部 8 記憶部 9 経年変化量算出部 10 異常発生時期予測部 11 通信部 12 監視センター 13 フライホイール 14 ディスクブレーキ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松尾 利昭 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 阿部 賢行 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内 (72)発明者 八鳥 茂紀 東京都千代田区神田錦町1丁目6番地 株 式会社日立ビルシステム内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗客コンベアの機械室内に、駆動用モー
    タの回転をベルトで減速機に伝達するベルト伝達駆動装
    置を設けたものにおいて、前記ベルト伝達駆動装置のベ
    ルト張力値を監視する装置として、モータ回転軸に回転
    検出器を固定すると共に、減速機入力軸に他の回転検出
    器を固定し、各回転検出器の回転数を連続的に算出し
    て、乗客コンベアのモータを停止させた時のモータ回転
    軸と減速機入力軸の回転が定格回転から停止するまでに
    要する時間の差を抽出する減速時間差抽出手段を設ける
    一方、抽出して得られた減速時間差と予め設定しておく
    判定値を比較してベルト張力状態を診断する異常診断手
    段を設ける構成にしたことを特徴とする乗客コンベアの
    ベルト張力異常診断装置。
  2. 【請求項2】 異常と判定した場合は直ちにベルト張力
    状態について発報し、正常と判定した場合はベルト張力
    状態と減速時間差を記憶し、次に前回の診断で得た減速
    時間差を比較して経年変化量を算出し、異常に達する時
    期を予測し、新しく記憶したベルト張力状態と異常に達
    する時期予測結果を合わせて発報する記憶手段、経年変
    化量算出手段、異常時期予測手段と通信部を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の乗客コンベアのベルト張力
    異常診断装置。
JP11706198A 1998-04-27 1998-04-27 乗客コンベアのベルト張力異常診断装置 Pending JPH11310380A (ja)

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JPH11310380A true JPH11310380A (ja) 1999-11-09

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ID=14702468

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JP11706198A Pending JPH11310380A (ja) 1998-04-27 1998-04-27 乗客コンベアのベルト張力異常診断装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008169020A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Hitachi Building Systems Co Ltd 乗客コンベアのベルトテンション監視装置
JP2009029540A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Hitachi Building Systems Co Ltd 乗客コンベアのハンドレール駆動力監視装置
JP2015093360A (ja) * 2013-11-13 2015-05-18 キヤノン株式会社 駆動装置、ロボット装置、駆動装置の制御方法、プログラム及び記録媒体

Cited By (3)

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JP2008169020A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Hitachi Building Systems Co Ltd 乗客コンベアのベルトテンション監視装置
JP2009029540A (ja) * 2007-07-25 2009-02-12 Hitachi Building Systems Co Ltd 乗客コンベアのハンドレール駆動力監視装置
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