JPH11321064A - 溝付き化粧板の製造方法 - Google Patents
溝付き化粧板の製造方法Info
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- JPH11321064A JPH11321064A JP13852198A JP13852198A JPH11321064A JP H11321064 A JPH11321064 A JP H11321064A JP 13852198 A JP13852198 A JP 13852198A JP 13852198 A JP13852198 A JP 13852198A JP H11321064 A JPH11321064 A JP H11321064A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本物の木質感を有し、木質フローリングに適
した溝付き化粧板を提供する。 【解決手段】 木質基板Bの表面に、横断面がV字状又
は略V字状の溝dを形成しておき、グラビアオフセット
印刷機のゴムブランケット14を基板Bに押し付けるこ
とにより、基板Bの表面のみならず溝内にも同時に絵付
けを行う。転写シートの転写層側を基板の表面に対向さ
せ、ローラ転写法、真空プレス法、固体衝突圧を利用し
た方法などの適宜の転写法により絵付けを行うようにし
てもよい。木質基板の表面のみならず溝内にも同時に絵
付けが行えるので、木質フローリングに適した溝付き化
粧板を効果的に製造できる。
した溝付き化粧板を提供する。 【解決手段】 木質基板Bの表面に、横断面がV字状又
は略V字状の溝dを形成しておき、グラビアオフセット
印刷機のゴムブランケット14を基板Bに押し付けるこ
とにより、基板Bの表面のみならず溝内にも同時に絵付
けを行う。転写シートの転写層側を基板の表面に対向さ
せ、ローラ転写法、真空プレス法、固体衝突圧を利用し
た方法などの適宜の転写法により絵付けを行うようにし
てもよい。木質基板の表面のみならず溝内にも同時に絵
付けが行えるので、木質フローリングに適した溝付き化
粧板を効果的に製造できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床材、壁材等の建
築物内装用の化粧板に係り、特に木質フローリングとし
て好適に使用される溝付き化粧板の製造方法に関するも
のである。
築物内装用の化粧板に係り、特に木質フローリングとし
て好適に使用される溝付き化粧板の製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、建築物内装用の床材としては、
主として木質フローリング、絨毯、畳が使用されてお
り、中でも木質フローリングは居間や台所に使用されて
かなりの面積を占めている。この木質フローリングは、
細長状の板材を組み合わせて施工されるが、従来は両サ
イド端面にそれぞれ凸条と凹溝を形成してなる天然木板
の表面に化粧用の天然木の突板を貼り付けたものが使用
されており、施工時には隣り合う板材の凹溝と凸条を嵌
合して下地の上に並べるため、その継ぎ目には溝が形成
された状態になっている。
主として木質フローリング、絨毯、畳が使用されてお
り、中でも木質フローリングは居間や台所に使用されて
かなりの面積を占めている。この木質フローリングは、
細長状の板材を組み合わせて施工されるが、従来は両サ
イド端面にそれぞれ凸条と凹溝を形成してなる天然木板
の表面に化粧用の天然木の突板を貼り付けたものが使用
されており、施工時には隣り合う板材の凹溝と凸条を嵌
合して下地の上に並べるため、その継ぎ目には溝が形成
された状態になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、最近では天
然木が入手し難くなっており、木質フローリングとして
は上記のような天然木に突板を貼り合わせた板材を使用
せず、合板を使用するようになってきている。この場
合、合板の表面に化粧シートを貼り合わせたものが使用
されているが、木質フローリングに特有の溝がないた
め、本物の木質感がない。そこで、合板に化粧シートを
貼り合わせ、ルーターで表面に溝を切ることが考えられ
るが、このようにして形成した溝には合板の素地が見え
るので好ましくない。この溝に絵付けを施せればよい
が、溝の形が断面U字状であるため、直接印刷や転写印
刷による絵付けは困難である。特に、溝の内部のうち、
合板表面から垂直に降下する側壁部に対する十分な圧力
の印加が困難なため、絵付けが極めて難しかった。
然木が入手し難くなっており、木質フローリングとして
は上記のような天然木に突板を貼り合わせた板材を使用
せず、合板を使用するようになってきている。この場
合、合板の表面に化粧シートを貼り合わせたものが使用
されているが、木質フローリングに特有の溝がないた
め、本物の木質感がない。そこで、合板に化粧シートを
貼り合わせ、ルーターで表面に溝を切ることが考えられ
るが、このようにして形成した溝には合板の素地が見え
るので好ましくない。この溝に絵付けを施せればよい
が、溝の形が断面U字状であるため、直接印刷や転写印
刷による絵付けは困難である。特に、溝の内部のうち、
合板表面から垂直に降下する側壁部に対する十分な圧力
の印加が困難なため、絵付けが極めて難しかった。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みてな
されたものであり、その目的とするところは、木質感を
有した溝付き化粧板の製造方法を提供することにある。
されたものであり、その目的とするところは、木質感を
有した溝付き化粧板の製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る第1の製造方法は、木質基板の表面
に、横断面がV字状又は略V字状で、左右両斜面が直線
状、上に凸の単調連続曲線状、或いは下に凸の単調連続
曲線状に中央部に向かって下降する形状の溝を形成して
おき、グラビアオフセット印刷機のゴムブランケットを
基板に押し付けることにより前記基板の表面のみならず
溝内にも同時に絵付けを行うことを特徴とする。
め、本発明に係る第1の製造方法は、木質基板の表面
に、横断面がV字状又は略V字状で、左右両斜面が直線
状、上に凸の単調連続曲線状、或いは下に凸の単調連続
曲線状に中央部に向かって下降する形状の溝を形成して
おき、グラビアオフセット印刷機のゴムブランケットを
基板に押し付けることにより前記基板の表面のみならず
溝内にも同時に絵付けを行うことを特徴とする。
【0006】また、第2の製造方法は、木質基板の表面
に、横断面がV字状又は略V字状で、左右両斜面が直線
状、上に凸の単調連続曲線状、或いは下に凸の単調連続
曲線状に中央部に向かって下降する形状の溝を形成して
おき、支持体と転写層とからなる転写シートの転写層側
を前記基板の表面に対向させ、転写装置の弾性体ローラ
で転写シートを基板に押し付けることにより、基板の表
面のみならず溝内にも同時に絵付けを行うことを特徴と
する。
に、横断面がV字状又は略V字状で、左右両斜面が直線
状、上に凸の単調連続曲線状、或いは下に凸の単調連続
曲線状に中央部に向かって下降する形状の溝を形成して
おき、支持体と転写層とからなる転写シートの転写層側
を前記基板の表面に対向させ、転写装置の弾性体ローラ
で転写シートを基板に押し付けることにより、基板の表
面のみならず溝内にも同時に絵付けを行うことを特徴と
する。
【0007】また、第3の製造方法は、木質基板の表面
に、横断面がV字状又は略V字状で、左右両斜面が直線
状、上に凸の単調連続曲線状、或いは下に凸の単調連続
曲線状に中央部に向かって下降する形状の溝を形成して
おき、支持体と転写層とからなる転写シートの転写層側
を前記基板の表面に対向させ、真空成形転写装置を用
い、基板側からの吸引に基づく転写シート表裏の気圧差
によって転写シートを基板に押し付けることにより、基
板の表面のみならず溝内にも同時に絵付けを行うことを
特徴とする。
に、横断面がV字状又は略V字状で、左右両斜面が直線
状、上に凸の単調連続曲線状、或いは下に凸の単調連続
曲線状に中央部に向かって下降する形状の溝を形成して
おき、支持体と転写層とからなる転写シートの転写層側
を前記基板の表面に対向させ、真空成形転写装置を用
い、基板側からの吸引に基づく転写シート表裏の気圧差
によって転写シートを基板に押し付けることにより、基
板の表面のみならず溝内にも同時に絵付けを行うことを
特徴とする。
【0008】また、第4の製造方法は、木質基板の表面
に、横断面がV字状又は略V字状で、左右両斜面が直線
状、上に凸の単調連続曲線状、或いは下に凸の単調連続
曲線状に中央部に向かって下降する形状の溝を形成して
おき、支持体と転写層とからなる転写シートの転写層側
を前記基板の表面に対向させ、支持体側からの固体粒子
の衝突圧を利用して転写シートを基板に押し付けること
により、基板の表面のみならず溝内にも同時に絵付けを
行うことを特徴とする。
に、横断面がV字状又は略V字状で、左右両斜面が直線
状、上に凸の単調連続曲線状、或いは下に凸の単調連続
曲線状に中央部に向かって下降する形状の溝を形成して
おき、支持体と転写層とからなる転写シートの転写層側
を前記基板の表面に対向させ、支持体側からの固体粒子
の衝突圧を利用して転写シートを基板に押し付けること
により、基板の表面のみならず溝内にも同時に絵付けを
行うことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】木質基板としては、杉、檜、欅、
松、樫、楢、ラワン、チーク、メラピー等各種の樹種か
らなる単板、合板、集成材、パーチクルボード、MDF
(中密度繊維板)等の木質繊維板等が用いられる。木質
基板の表面は木質基板自体が露出していてもよいが、通
常は公知の目止め、着色塗装、シーラー等の表面処理を
施しておくことが多い。厚さ及び寸法は用途に応じて適
宜決定する。
松、樫、楢、ラワン、チーク、メラピー等各種の樹種か
らなる単板、合板、集成材、パーチクルボード、MDF
(中密度繊維板)等の木質繊維板等が用いられる。木質
基板の表面は木質基板自体が露出していてもよいが、通
常は公知の目止め、着色塗装、シーラー等の表面処理を
施しておくことが多い。厚さ及び寸法は用途に応じて適
宜決定する。
【0010】図1は表面に溝を形成した木質基板の一例
を示す斜視図である。木質基板Bの表面に形成する溝d
は、断面(横断面)で見て図2(A)に示す如く両側面
が斜面で、溝中央部の底点(最深部)に向かって下降し
た形状からなる。該斜面の木質基板表面とのなす傾斜角
θは、通常30〜60°程度が溝内への絵柄の形成(絵
付け)の容易性、溝としての外観の点で好ましい。溝の
幅は通常の従来の木質フローリング等の化粧板に準じれ
ばよいが、通常は3〜10mm程度である。溝の切削形
成には、ルーター(フライス盤)、鉋等を用いる。
を示す斜視図である。木質基板Bの表面に形成する溝d
は、断面(横断面)で見て図2(A)に示す如く両側面
が斜面で、溝中央部の底点(最深部)に向かって下降し
た形状からなる。該斜面の木質基板表面とのなす傾斜角
θは、通常30〜60°程度が溝内への絵柄の形成(絵
付け)の容易性、溝としての外観の点で好ましい。溝の
幅は通常の従来の木質フローリング等の化粧板に準じれ
ばよいが、通常は3〜10mm程度である。溝の切削形
成には、ルーター(フライス盤)、鉋等を用いる。
【0011】本発明で木質基板に形成する溝は、図2
(A)の形状が基本ではあるが、両側面(両斜面)への
絵付け適性、溝の意匠外観に支障を生じない範囲内にお
いて図2(A)の形状から変形させたものであってもよ
い。斯かる変形の具体例としては、図2(B)の如く横
断面で見て左右両斜面を下に凸の単調(単調増加又は単
調減少という意味で用いる)連続曲線に、或いは図2
(C)の如く横断面で見て左右両斜面を上に凸の単調連
続曲線に彎曲させた溝形状がある。また、図2(D)の
如く溝底部(最深部)を点ではなく平坦面にしてもよ
い。特に図2(A)及び図2(C)の溝形状の場合、底
部への印刷適性の点から底部を平坦面にする方が好まし
い。
(A)の形状が基本ではあるが、両側面(両斜面)への
絵付け適性、溝の意匠外観に支障を生じない範囲内にお
いて図2(A)の形状から変形させたものであってもよ
い。斯かる変形の具体例としては、図2(B)の如く横
断面で見て左右両斜面を下に凸の単調(単調増加又は単
調減少という意味で用いる)連続曲線に、或いは図2
(C)の如く横断面で見て左右両斜面を上に凸の単調連
続曲線に彎曲させた溝形状がある。また、図2(D)の
如く溝底部(最深部)を点ではなく平坦面にしてもよ
い。特に図2(A)及び図2(C)の溝形状の場合、底
部への印刷適性の点から底部を平坦面にする方が好まし
い。
【0012】本発明においては、溝内を含む木質基板表
面に所望の絵柄層を形成(即ち絵付け)する。絵柄とし
ては、各種樹種の板目、柾目、杢等の木目、大理石、花
崗岩等の石板の石目、砂目、布帛の表面テクスチュアの
布目、タイルや煉瓦の配列等の天然物の表面模様、水
玉、縞模様、花柄、幾何学図形、文字全面ベタ等が用い
られる。一般的には、溝内は溝外とは別の絵柄にする場
合が多い。例えば、タイルや煉瓦の配列絵柄の場合は、
通常溝内は実物にならって白乃至灰色のベタ調の絵柄と
し、溝外はタイルや煉瓦自体の絵柄とするのが通常であ
り、木目柄の場合は溝内を黒乃至褐色のベタ調とし、溝
外を木目柄とするのが通常である。
面に所望の絵柄層を形成(即ち絵付け)する。絵柄とし
ては、各種樹種の板目、柾目、杢等の木目、大理石、花
崗岩等の石板の石目、砂目、布帛の表面テクスチュアの
布目、タイルや煉瓦の配列等の天然物の表面模様、水
玉、縞模様、花柄、幾何学図形、文字全面ベタ等が用い
られる。一般的には、溝内は溝外とは別の絵柄にする場
合が多い。例えば、タイルや煉瓦の配列絵柄の場合は、
通常溝内は実物にならって白乃至灰色のベタ調の絵柄と
し、溝外はタイルや煉瓦自体の絵柄とするのが通常であ
り、木目柄の場合は溝内を黒乃至褐色のベタ調とし、溝
外を木目柄とするのが通常である。
【0013】絵付け(絵柄層の形成)方法としては、凹
凸面への絵付けに適した下記の如き方法を用いる。
凸面への絵付けに適した下記の如き方法を用いる。
【0014】〔グラビアオフセット印刷法〕この印刷法
は図3に示すようであり、先ずグラビア版胴11の表面
にインキ12を供給し、表面をドクターブレード13で
掻き取って、版胴表面のセル内にインキを充填し、次い
で該版胴表面をゴム製(内部は鉄芯)のゴムブランケッ
ト胴14の表面に押圧して、セル中のインキを一旦ゴム
ブランケット表面に転移せしめてから、該ゴムブランケ
ット胴14を木質基板B上に押圧して、ゴムブランケッ
ト14上から基板B上にインキを転移せしめる。ゴムと
してはシリコンゴム、弗素ゴム等の耐溶剤性の高いもの
を選ぶ。使用するゴムの硬さは、JISゴム硬度で30
〜70°程度とする。インキを木質基板に転移した後、
必要に応じて温風吹付け、赤外線照射等の強制加熱を加
えることでインキを乾燥せしめる。
は図3に示すようであり、先ずグラビア版胴11の表面
にインキ12を供給し、表面をドクターブレード13で
掻き取って、版胴表面のセル内にインキを充填し、次い
で該版胴表面をゴム製(内部は鉄芯)のゴムブランケッ
ト胴14の表面に押圧して、セル中のインキを一旦ゴム
ブランケット表面に転移せしめてから、該ゴムブランケ
ット胴14を木質基板B上に押圧して、ゴムブランケッ
ト14上から基板B上にインキを転移せしめる。ゴムと
してはシリコンゴム、弗素ゴム等の耐溶剤性の高いもの
を選ぶ。使用するゴムの硬さは、JISゴム硬度で30
〜70°程度とする。インキを木質基板に転移した後、
必要に応じて温風吹付け、赤外線照射等の強制加熱を加
えることでインキを乾燥せしめる。
【0015】インキとしては、バインダーとして硝酸セ
ルロース(硝化線)、酢酸セルロース、セルロースアセ
テートプロピオネート等のセルロース系樹脂、ポリメチ
ル(メタ)アクリレート、ポリブチル(メタ)アクリレ
ート等のアクリル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、ポリビニルブチラール、ウレタン樹脂、ポリエステ
ル樹脂等の1種又は2種以上の混合物を用い、これに顔
料として弁柄、カーボンブラック、チタン白、群青、
朱、黄鉛、キナクリドンレッド、イソインドリノンイエ
ロー、フタロシアニンブルー等の1種又は2種以上を添
加し、さらに必要に応じ、各種添加剤を添加して所望の
色に調色したものを用いる。なお、図3では1色刷りを
示しているが、必要に応じ2色以上の多色刷りとしても
よい。
ルロース(硝化線)、酢酸セルロース、セルロースアセ
テートプロピオネート等のセルロース系樹脂、ポリメチ
ル(メタ)アクリレート、ポリブチル(メタ)アクリレ
ート等のアクリル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合
体、ポリビニルブチラール、ウレタン樹脂、ポリエステ
ル樹脂等の1種又は2種以上の混合物を用い、これに顔
料として弁柄、カーボンブラック、チタン白、群青、
朱、黄鉛、キナクリドンレッド、イソインドリノンイエ
ロー、フタロシアニンブルー等の1種又は2種以上を添
加し、さらに必要に応じ、各種添加剤を添加して所望の
色に調色したものを用いる。なお、図3では1色刷りを
示しているが、必要に応じ2色以上の多色刷りとしても
よい。
【0016】〔転写印刷法〕この印刷法は、図4に示す
ようにであり、まず図4(A)に示すように、支持体2
1上に剥離可能に転写層22を形成してなる転写シート
Sを用い、この転写シートSの転写層側を木質基板Bに
対向させて接着する。しかる後に図4(B)に示すよう
に、支持体21を剥離除去して転写層22のみを木質基
板B上に残留せしめて絵付けする方法である。
ようにであり、まず図4(A)に示すように、支持体2
1上に剥離可能に転写層22を形成してなる転写シート
Sを用い、この転写シートSの転写層側を木質基板Bに
対向させて接着する。しかる後に図4(B)に示すよう
に、支持体21を剥離除去して転写層22のみを木質基
板B上に残留せしめて絵付けする方法である。
【0017】転写層としては、少なくとも絵柄層から構
成され、必要に応じて剥離層、接着剤層をも積層した公
知の構成のものを用いる。絵柄層のインキは、グラビア
オフセット印刷法のところで列記したものと同様のもの
の中から選択することができる。
成され、必要に応じて剥離層、接着剤層をも積層した公
知の構成のものを用いる。絵柄層のインキは、グラビア
オフセット印刷法のところで列記したものと同様のもの
の中から選択することができる。
【0018】支持体としては、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリメチルペンテン、エチレン−プロピレン−
ブテン共重合体、オレフィン系熱可塑性エラストマー等
のポリオレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、エチレンテレフタレート
イソフタレート共重合体等の熱可塑性ポリエステル、ナ
イロン6、ナイロン66等のポリアミド樹脂、ポリ塩化
ビニル等からなり、厚さが25〜100μm程度のシー
ト(フィルム)が用いられる。
ピレン、ポリメチルペンテン、エチレン−プロピレン−
ブテン共重合体、オレフィン系熱可塑性エラストマー等
のポリオレフィン樹脂、ポリエチレンテレフタレート、
ポリブチレンテレフタレート、エチレンテレフタレート
イソフタレート共重合体等の熱可塑性ポリエステル、ナ
イロン6、ナイロン66等のポリアミド樹脂、ポリ塩化
ビニル等からなり、厚さが25〜100μm程度のシー
ト(フィルム)が用いられる。
【0019】支持体の転写層側には必要に応じ離型層を
形成する。離型層は支持体の剥離時に支持体と共に除去
される層であり、剥離は離型層と転写層との間で生じ
る。一方、必要に応じて用いる前記剥離層は転写層の一
構成要素であり、支持体剥離時には絵柄層と共に木質基
板側に転移し、絵柄層の表面保護層として機能する。
形成する。離型層は支持体の剥離時に支持体と共に除去
される層であり、剥離は離型層と転写層との間で生じ
る。一方、必要に応じて用いる前記剥離層は転写層の一
構成要素であり、支持体剥離時には絵柄層と共に木質基
板側に転移し、絵柄層の表面保護層として機能する。
【0020】離型層としては、シリコン樹脂、ポリオレ
フィン樹脂、メラミン樹脂等の樹脂の中から転写層と離
型性の良好なものをバインダーとして選ぶ。厚さは通常
0.1〜10μm程度である。
フィン樹脂、メラミン樹脂等の樹脂の中から転写層と離
型性の良好なものをバインダーとして選ぶ。厚さは通常
0.1〜10μm程度である。
【0021】剥離層は、前記絵柄インキのバインダーと
して列記したものの他、不飽和アクリレート、不飽和メ
タクリレート、エポキシ樹脂等からなる紫外線又は電子
線硬化型樹脂を用いることができる。厚さは通常1〜1
0μm程度である。
して列記したものの他、不飽和アクリレート、不飽和メ
タクリレート、エポキシ樹脂等からなる紫外線又は電子
線硬化型樹脂を用いることができる。厚さは通常1〜1
0μm程度である。
【0022】接着剤としては、感熱型接着剤が代表的な
ものである。感熱型接着剤としては、ポリ酢酸ビニル、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、熱可塑性
ウレタン樹脂等の熱可塑性樹脂、或いはメラミン樹脂、
2液硬化型ウレタン樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹
脂が用いられる。
ものである。感熱型接着剤としては、ポリ酢酸ビニル、
塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体、アクリル樹脂、ポリアミド樹脂、熱可塑性
ウレタン樹脂等の熱可塑性樹脂、或いはメラミン樹脂、
2液硬化型ウレタン樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性樹
脂が用いられる。
【0023】また、接着剤層の厚さは通常1〜50μm
程度である。なお、本発明では転写シート側には接着剤
層を設けずに、転写する際に接着剤を被転写体(木質基
板)側に施してから転写する場合もある。或いは転写シ
ート側に接着剤層があり、なおかつ被転写体側にも接着
剤を施すと、転写層の密着性をより向上させる効果があ
る。
程度である。なお、本発明では転写シート側には接着剤
層を設けずに、転写する際に接着剤を被転写体(木質基
板)側に施してから転写する場合もある。或いは転写シ
ート側に接着剤層があり、なおかつ被転写体側にも接着
剤を施すと、転写層の密着性をより向上させる効果があ
る。
【0024】ところで、上記のような転写シートを利用
して被転写体に転写する方法としては、圧力を用いた転
写法が適用できる。さらに必要に応じて熱の作用も利用
することもできる。特に、表面に溝状の三次元凹凸を有
する被転写基材に転写するためには、熱と圧力を併用す
ることが好ましい。例えば、下記のような各種の転写方
法を用いることができる。
して被転写体に転写する方法としては、圧力を用いた転
写法が適用できる。さらに必要に応じて熱の作用も利用
することもできる。特に、表面に溝状の三次元凹凸を有
する被転写基材に転写するためには、熱と圧力を併用す
ることが好ましい。例えば、下記のような各種の転写方
法を用いることができる。
【0025】(1)特公昭56−45768号公報(オ
ーバーレイ法)、特公昭60−58014号公報(真空
プレス法)等に記載されるように、被転写体である木質
基板の表面に転写シートを、間に必要に応じ適宜接着剤
を介して対向又は載置し、木質基板からの真空吸引によ
る圧力差により転写シートの転写層を木質基板の表面に
転写する、所謂真空成形装置を用いた積層法を利用した
転写法。
ーバーレイ法)、特公昭60−58014号公報(真空
プレス法)等に記載されるように、被転写体である木質
基板の表面に転写シートを、間に必要に応じ適宜接着剤
を介して対向又は載置し、木質基板からの真空吸引によ
る圧力差により転写シートの転写層を木質基板の表面に
転写する、所謂真空成形装置を用いた積層法を利用した
転写法。
【0026】(2)特公昭60−59876号公報、特
開平5−139097号公報等に記載されるように、被
転写体上に転写層が向くようにして転写シートを載置
し、支持体側から弾性体ローラで加圧して転写層を被転
写体と接着せしめ、次いで支持体のみ剥離除去する、所
謂ローラ転写法(図5参照)。使用するローラ25とし
ては通常、鉄等の剛体の回転軸芯26の表面周囲を軟質
の弾性体27で被覆したローラを用いる。弾性体として
は、シリコンゴム、弗素ゴム、天然ゴム、ブタジエンゴ
ム等のゴムを用いる。特に耐熱性、弾性等の点からシリ
コンゴムが好ましい。また、特に本発明の如く木質基板
Bの表面(転写面)が溝状の凹凸形状をなす場合は、弾
性体として、JIS規格のゴム硬度が60°以下のもの
を使用することが、転写シートSを溝を含む凹凸面に追
従成形せしめる上で好ましい。弾性体ローラ25の直径
は通常5〜20cm程度である。転写時に加圧に加えて
加熱を行う場合は、ローラ25自体を加熱するか、転写
シートSを加熱するか、或いは木質基板Bを加熱する。
加熱は、赤外線輻射、誘電加熱、熱風吹付等による。
開平5−139097号公報等に記載されるように、被
転写体上に転写層が向くようにして転写シートを載置
し、支持体側から弾性体ローラで加圧して転写層を被転
写体と接着せしめ、次いで支持体のみ剥離除去する、所
謂ローラ転写法(図5参照)。使用するローラ25とし
ては通常、鉄等の剛体の回転軸芯26の表面周囲を軟質
の弾性体27で被覆したローラを用いる。弾性体として
は、シリコンゴム、弗素ゴム、天然ゴム、ブタジエンゴ
ム等のゴムを用いる。特に耐熱性、弾性等の点からシリ
コンゴムが好ましい。また、特に本発明の如く木質基板
Bの表面(転写面)が溝状の凹凸形状をなす場合は、弾
性体として、JIS規格のゴム硬度が60°以下のもの
を使用することが、転写シートSを溝を含む凹凸面に追
従成形せしめる上で好ましい。弾性体ローラ25の直径
は通常5〜20cm程度である。転写時に加圧に加えて
加熱を行う場合は、ローラ25自体を加熱するか、転写
シートSを加熱するか、或いは木質基板Bを加熱する。
加熱は、赤外線輻射、誘電加熱、熱風吹付等による。
【0027】(3)この転写法は新規な方法であって、
特に凹凸表面に転写する場合に有効である。すなわち、
図6(A)に示す如く接着剤Cを介して転写シートSの
転写層22側を被転写体である木質基板Bに向けて載置
し、図6(B)の如く支持体21側から固体粒子Pを多
数衝突せしめ、その衝突圧によって転写層22を木質基
板Bの表面形状に追従させて成形せしめると共に転写層
22を木質基板B表面に接着せしめ、しかる後に図6
(C)の如く支持体21のみを剥離除去することによっ
て転写を行う方法である。
特に凹凸表面に転写する場合に有効である。すなわち、
図6(A)に示す如く接着剤Cを介して転写シートSの
転写層22側を被転写体である木質基板Bに向けて載置
し、図6(B)の如く支持体21側から固体粒子Pを多
数衝突せしめ、その衝突圧によって転写層22を木質基
板Bの表面形状に追従させて成形せしめると共に転写層
22を木質基板B表面に接着せしめ、しかる後に図6
(C)の如く支持体21のみを剥離除去することによっ
て転写を行う方法である。
【0028】これらの各種方法の中で、(1)の真空プ
レス法と(3)の固体粒子衝突圧を利用する方法につい
て説明しておく。
レス法と(3)の固体粒子衝突圧を利用する方法につい
て説明しておく。
【0029】まず、(1)の真空プレス法について詳述
する。
する。
【0030】図7は、上記(1)の真空成形装置を用い
た積層法を利用した転写法の一つとしての真空プレス法
の説明図である。この真空プレス法は、真空ラミネート
法と似てはいるが、転写シートを被転写体へ圧接する際
に空気圧以外にゴム状弾性体の圧縮圧も利用する点、転
写シートの加熱をヒータにより加熱されたゴム状弾性膜
を通して行う点等が若干異なり、転写シートの均一加熱
とより強い圧接力等に特徴がある。
た積層法を利用した転写法の一つとしての真空プレス法
の説明図である。この真空プレス法は、真空ラミネート
法と似てはいるが、転写シートを被転写体へ圧接する際
に空気圧以外にゴム状弾性体の圧縮圧も利用する点、転
写シートの加熱をヒータにより加熱されたゴム状弾性膜
を通して行う点等が若干異なり、転写シートの均一加熱
とより強い圧接力等に特徴がある。
【0031】同図に示す真空プレス装置30は、上方に
は流体圧シリンダー等の上下動作手段31により上下に
移動可能な上室32があり、この上室32に対面して下
方には下室33がある。上室32の内部には赤外線輻射
ヒータ34が配置されている。また上室32の下部開口
部はゴム状弾性膜35にて全面が覆われている。このゴ
ム状弾性膜35には通常シリコンゴム等が用いられる。
下室33はその上面が複数の排気孔36を有する置台3
7となっている。また、上室32及び下室33には、そ
れぞれ給気ポート38及び排気ポート39があり、それ
ぞれの内部圧を独立に調整できる。
は流体圧シリンダー等の上下動作手段31により上下に
移動可能な上室32があり、この上室32に対面して下
方には下室33がある。上室32の内部には赤外線輻射
ヒータ34が配置されている。また上室32の下部開口
部はゴム状弾性膜35にて全面が覆われている。このゴ
ム状弾性膜35には通常シリコンゴム等が用いられる。
下室33はその上面が複数の排気孔36を有する置台3
7となっている。また、上室32及び下室33には、そ
れぞれ給気ポート38及び排気ポート39があり、それ
ぞれの内部圧を独立に調整できる。
【0032】真空プレス法では、先ず、上室32が上方
に移動して下室33と分離した状態で、被転写体である
木質基板Bを置台37に配置し、さらに転写シートSを
木質基板Bの上から配置する。その際、転写シートSの
転写層側が木質基板Bと向き合うようにする。接着剤を
転写シートSや木質基板Bの外表面に施しておく場合に
は、この段階で塗布などしておく。また接着剤が溶剤を
含む場合は、この段階で乾燥させておく。
に移動して下室33と分離した状態で、被転写体である
木質基板Bを置台37に配置し、さらに転写シートSを
木質基板Bの上から配置する。その際、転写シートSの
転写層側が木質基板Bと向き合うようにする。接着剤を
転写シートSや木質基板Bの外表面に施しておく場合に
は、この段階で塗布などしておく。また接着剤が溶剤を
含む場合は、この段階で乾燥させておく。
【0033】次いで、上室32を下方に移動して下室3
3に圧接することで上室32及び下室33を密閉する。
図7はこの状態を示している。次に、下室33内を減圧
すると共に上室32内を加圧する。さらに、ヒータ34
を用いてゴム状弾性膜35を通して転写シートSを加熱
軟化させ成形可能な状態とする。この結果、転写シート
Sは木質基板Bの外表面に沿って、上室32と下室33
との圧力差及びゴム状弾性膜35の収縮圧により変形圧
接され、転写シートSが木質基板Bへ密着していく。
3に圧接することで上室32及び下室33を密閉する。
図7はこの状態を示している。次に、下室33内を減圧
すると共に上室32内を加圧する。さらに、ヒータ34
を用いてゴム状弾性膜35を通して転写シートSを加熱
軟化させ成形可能な状態とする。この結果、転写シート
Sは木質基板Bの外表面に沿って、上室32と下室33
との圧力差及びゴム状弾性膜35の収縮圧により変形圧
接され、転写シートSが木質基板Bへ密着していく。
【0034】最後に、下室33の減圧を解除すると共に
上室32の加圧を解除して両室を大気圧にし、上室32
を上方に移動して上室32及び下室33を分離し、転写
シートSが貼着した木質基板Bを取り出し、転写シート
Sの支持体を剥離することで、転写層が転写された、す
なわち絵柄模様が施された溝付き化粧板が得られるとい
うものである。
上室32の加圧を解除して両室を大気圧にし、上室32
を上方に移動して上室32及び下室33を分離し、転写
シートSが貼着した木質基板Bを取り出し、転写シート
Sの支持体を剥離することで、転写層が転写された、す
なわち絵柄模様が施された溝付き化粧板が得られるとい
うものである。
【0035】次に、(3)の固体粒子衝突圧を利用する
方法について詳述する。
方法について詳述する。
【0036】〔固体粒子〕固体粒子Pとしては、ガラス
ビーズ、セラミックビーズ、アルミナビーズ、ジルコニ
アビーズ、アランダムビーズ、コランダムビーズ等の無
機粉体である非金属無機粒子、鉄、炭素鋼、ステンレス
鋼等の鉄合金、アルミニウム、又はジュラルミン等のア
ルミニウム合金、チタン、亜鉛等の金属ビーズ等の金属
粒子、或いは、フッ素樹脂ビーズ、ナイロンビーズ、シ
リコーン樹脂ビーズ、ウレタン樹脂ビーズ、尿素樹脂ビ
ーズ、フェノール樹脂ビーズ、架橋ゴムビーズ等の樹脂
ビーズ等の有機粒子等を使用することができる。形状は
球形状が好ましいが、回転楕円体形状、多面体形状、鱗
片状、無定形、その他の形状のものでも用い得る。固体
粒子の粒径としては、通常10〜1000μm程度であ
る。
ビーズ、セラミックビーズ、アルミナビーズ、ジルコニ
アビーズ、アランダムビーズ、コランダムビーズ等の無
機粉体である非金属無機粒子、鉄、炭素鋼、ステンレス
鋼等の鉄合金、アルミニウム、又はジュラルミン等のア
ルミニウム合金、チタン、亜鉛等の金属ビーズ等の金属
粒子、或いは、フッ素樹脂ビーズ、ナイロンビーズ、シ
リコーン樹脂ビーズ、ウレタン樹脂ビーズ、尿素樹脂ビ
ーズ、フェノール樹脂ビーズ、架橋ゴムビーズ等の樹脂
ビーズ等の有機粒子等を使用することができる。形状は
球形状が好ましいが、回転楕円体形状、多面体形状、鱗
片状、無定形、その他の形状のものでも用い得る。固体
粒子の粒径としては、通常10〜1000μm程度であ
る。
【0037】なお、固体粒子は加熱手段や冷却手段を兼
用することもできる。加熱された加熱固体粒子を用いれ
ば、接着剤の加熱活性化やその架橋硬化の促進、或いは
転写シートの加熱による延伸性の向上を、転写シートの
押圧と共に行うこともできる。この場合、衝突圧印加前
に他の加熱方法で、ある程度まで転写シート、被転写基
材を加熱しておいてもよい。また、固体粒子は、接着後
の冷却促進目的で、接着時の接着剤の温度よりも低温の
固体粒子を、冷却固体粒子として用いることもできる。
また、固体粒子はその一部又は全部を加熱固体粒子、冷
却固体粒子として用いたり、加熱固体粒子を衝突させた
後、冷却固体粒子を衝突させる等と、併用してもよい。
また、他の加熱方法で転写シートや被転写基材、接着剤
等の加熱を要するものを充分に加熱しておき、これに冷
却固体粒子を用いて転写シートの成形と接着及び冷却を
殆ど同時に行うこともできる。
用することもできる。加熱された加熱固体粒子を用いれ
ば、接着剤の加熱活性化やその架橋硬化の促進、或いは
転写シートの加熱による延伸性の向上を、転写シートの
押圧と共に行うこともできる。この場合、衝突圧印加前
に他の加熱方法で、ある程度まで転写シート、被転写基
材を加熱しておいてもよい。また、固体粒子は、接着後
の冷却促進目的で、接着時の接着剤の温度よりも低温の
固体粒子を、冷却固体粒子として用いることもできる。
また、固体粒子はその一部又は全部を加熱固体粒子、冷
却固体粒子として用いたり、加熱固体粒子を衝突させた
後、冷却固体粒子を衝突させる等と、併用してもよい。
また、他の加熱方法で転写シートや被転写基材、接着剤
等の加熱を要するものを充分に加熱しておき、これに冷
却固体粒子を用いて転写シートの成形と接着及び冷却を
殆ど同時に行うこともできる。
【0038】固体粒子を加熱又は冷却するには、固体粒
子の貯蔵をホッパ等の形態のタンクにて行う場合は、タ
ンク内やタンク外壁に設けた電熱ヒータ、加熱蒸気、冷
媒等による加熱手段、冷却手段で行えばよい。また、固
体粒子輸送管の外壁にこれらの手段を設けて輸送管にて
加熱又は冷却するようにしてもよい。或いは、固体粒子
の加速に流体を用いる場合では、冷却又は加熱した流体
を用いて該流体からの熱伝導で固体粒子を冷却又は加熱
することもできる。その場合、流体も転写シートに衝突
させることで、流体も固体と共に加熱又は冷却手段とす
ることができる。或いは、前記流体が液体で該液体と共
に固体粒子を貯蔵するタンクを用いる場合では、貯蔵中
に固体粒子及び液体を冷却又は加熱してもよい。
子の貯蔵をホッパ等の形態のタンクにて行う場合は、タ
ンク内やタンク外壁に設けた電熱ヒータ、加熱蒸気、冷
媒等による加熱手段、冷却手段で行えばよい。また、固
体粒子輸送管の外壁にこれらの手段を設けて輸送管にて
加熱又は冷却するようにしてもよい。或いは、固体粒子
の加速に流体を用いる場合では、冷却又は加熱した流体
を用いて該流体からの熱伝導で固体粒子を冷却又は加熱
することもできる。その場合、流体も転写シートに衝突
させることで、流体も固体と共に加熱又は冷却手段とす
ることができる。或いは、前記流体が液体で該液体と共
に固体粒子を貯蔵するタンクを用いる場合では、貯蔵中
に固体粒子及び液体を冷却又は加熱してもよい。
【0039】〔固体粒子による衝突圧印加〕固体粒子を
転写シートに衝突させて衝突圧を印加し、転写シートを
被転写基材に押圧するには、固体粒子を噴出する固体粒
子噴出手段から固体粒子を転写シートに向かって噴出さ
せて転写シートに衝突圧を印加する。固体粒子噴出手段
としては、粒子加速器として例えば、回転する羽根車を
用いた噴出器や、吹出ノズルを用いた噴出器を用いる。
羽根車による噴出器は、羽根車の回転により固体粒子を
加速し噴出するものである。吹出ノズルによる噴出器
は、固体粒子加速流体を用いて、固体粒子を高速の該流
体の流体流で加速、搬送して該流体と共に噴出するもの
である。羽根車や吹出ノズルには、サンドブラスト或い
はショットブラスト、ショットピーニング等とブラスト
分野にて使用されているものを流用できる。例えば羽根
車には遠心式ブラスト装置、吹出ノズルには加圧式や吸
引式ブラスト装置、ウェットブラスト装置等である。遠
心式ブラスト装置は、羽根車の回転力で固体粒子を加速
し噴出する。加圧式ブラスト装置は、圧縮空気に混合し
た固体粒子を空気と共に噴出する。吸引式ブラスト装置
は、圧縮空気の高速流で生ずる負圧部に固体粒子を吸い
込み、空気と共に噴出する。ウェットブラスト装置は、
固体粒子を液体と混合して噴出する。
転写シートに衝突させて衝突圧を印加し、転写シートを
被転写基材に押圧するには、固体粒子を噴出する固体粒
子噴出手段から固体粒子を転写シートに向かって噴出さ
せて転写シートに衝突圧を印加する。固体粒子噴出手段
としては、粒子加速器として例えば、回転する羽根車を
用いた噴出器や、吹出ノズルを用いた噴出器を用いる。
羽根車による噴出器は、羽根車の回転により固体粒子を
加速し噴出するものである。吹出ノズルによる噴出器
は、固体粒子加速流体を用いて、固体粒子を高速の該流
体の流体流で加速、搬送して該流体と共に噴出するもの
である。羽根車や吹出ノズルには、サンドブラスト或い
はショットブラスト、ショットピーニング等とブラスト
分野にて使用されているものを流用できる。例えば羽根
車には遠心式ブラスト装置、吹出ノズルには加圧式や吸
引式ブラスト装置、ウェットブラスト装置等である。遠
心式ブラスト装置は、羽根車の回転力で固体粒子を加速
し噴出する。加圧式ブラスト装置は、圧縮空気に混合し
た固体粒子を空気と共に噴出する。吸引式ブラスト装置
は、圧縮空気の高速流で生ずる負圧部に固体粒子を吸い
込み、空気と共に噴出する。ウェットブラスト装置は、
固体粒子を液体と混合して噴出する。
【0040】また、固体粒子噴出手段としては、吹出ノ
ズルや羽根車以外にも、重力による自由落下を利用して
固体粒子を加速する方法、磁性体粒子を磁場によって加
速する方法等を採用することも可能である。なお、羽根
車、重力、磁場を用いた固体粒子噴出手段の場合は、真
空中で固体粒子を転写シートに向かって噴出させること
も可能である。
ズルや羽根車以外にも、重力による自由落下を利用して
固体粒子を加速する方法、磁性体粒子を磁場によって加
速する方法等を採用することも可能である。なお、羽根
車、重力、磁場を用いた固体粒子噴出手段の場合は、真
空中で固体粒子を転写シートに向かって噴出させること
も可能である。
【0041】〔噴出器:羽根車〕図8〜図11は噴出器
の粒子加速器として用い得る羽根車の一例を示す説明図
である。この羽根車は、ブラスチング分野にて使用され
ている遠心式ブラスト装置に該当する。
の粒子加速器として用い得る羽根車の一例を示す説明図
である。この羽根車は、ブラスチング分野にて使用され
ている遠心式ブラスト装置に該当する。
【0042】図面では、羽根車812は、複数の羽根8
13がその両側を2枚の側面板814で固定され、且つ
回転中心部は羽根813がない中空部815となってい
る。さらに、この中空部815内に方向制御器816を
内在する。方向制御器816は、外周の一部が円周方向
に開口した開口部817を有する中空筒状で、羽根車8
12の回転軸芯と同一回転軸芯であり、羽根車とは独立
して回動自在となっている。実際に羽根車を使用する際
には、開口部を適宜の方向に固定しておく。さらに、こ
の方向制御器816の内部に、中空で羽根車812の回
転軸芯と同一回転軸芯のもう一つの羽根車が散布器81
8として内在する(図10参照)。散布器818は外側
の羽根車812と共に回転する。そして、側面板814
の回転中心に回転軸819が固定されており、この回転
軸819は軸受820で回転自在に軸支され、電動機等
の回転動力源(図示略)によって駆動回転されることで
羽根車812が回転する。また回転軸819は、羽根8
13を間に有する2枚の側面板814間には貫通してお
らず、軸無しの空間を形成している。
13がその両側を2枚の側面板814で固定され、且つ
回転中心部は羽根813がない中空部815となってい
る。さらに、この中空部815内に方向制御器816を
内在する。方向制御器816は、外周の一部が円周方向
に開口した開口部817を有する中空筒状で、羽根車8
12の回転軸芯と同一回転軸芯であり、羽根車とは独立
して回動自在となっている。実際に羽根車を使用する際
には、開口部を適宜の方向に固定しておく。さらに、こ
の方向制御器816の内部に、中空で羽根車812の回
転軸芯と同一回転軸芯のもう一つの羽根車が散布器81
8として内在する(図10参照)。散布器818は外側
の羽根車812と共に回転する。そして、側面板814
の回転中心に回転軸819が固定されており、この回転
軸819は軸受820で回転自在に軸支され、電動機等
の回転動力源(図示略)によって駆動回転されることで
羽根車812が回転する。また回転軸819は、羽根8
13を間に有する2枚の側面板814間には貫通してお
らず、軸無しの空間を形成している。
【0043】そして、散布器818の内部に固体粒子P
がホッパ等から輸送管を通って供給される。通常、固体
粒子Pは羽根車812の上方(直上又は斜上方)から供
給する。散布器818内に供給された固体粒子Pは散布
器818の羽根車で外側に飛び散る。飛び散った固体粒
子Pは、方向制御器816の開口部817によって許さ
れた方向にのみ放出され、外側の羽根車812の羽根8
13と羽根813との間に供給される。そして、羽根8
13に衝突し、羽根車812の回転力で加速され、羽根
車812から噴出する。
がホッパ等から輸送管を通って供給される。通常、固体
粒子Pは羽根車812の上方(直上又は斜上方)から供
給する。散布器818内に供給された固体粒子Pは散布
器818の羽根車で外側に飛び散る。飛び散った固体粒
子Pは、方向制御器816の開口部817によって許さ
れた方向にのみ放出され、外側の羽根車812の羽根8
13と羽根813との間に供給される。そして、羽根8
13に衝突し、羽根車812の回転力で加速され、羽根
車812から噴出する。
【0044】なお、固体粒子の噴出方向は、図8〜図9
のように略鉛直下方であるが、水平方向、或いは斜下方
(図示略)等としてもよい。図11(A),(B)に方
向制御器816の開口部817の向きの設定より固体粒
子Pの噴出方向を調整する噴出方向制御の概念図を示す
(図11(A),(B)では方向制御器816はそれぞ
れ図示の位置で固定されている)。なお、方向制御器8
16は、その開口部817の円周方向、幅方向の大きさ
を調整することで、固体粒子Pの噴出量を調整すること
もできる。
のように略鉛直下方であるが、水平方向、或いは斜下方
(図示略)等としてもよい。図11(A),(B)に方
向制御器816の開口部817の向きの設定より固体粒
子Pの噴出方向を調整する噴出方向制御の概念図を示す
(図11(A),(B)では方向制御器816はそれぞ
れ図示の位置で固定されている)。なお、方向制御器8
16は、その開口部817の円周方向、幅方向の大きさ
を調整することで、固体粒子Pの噴出量を調整すること
もできる。
【0045】なお、図9においては、回転軸819は側
面板814の外側のみで中空部815にまで貫通してい
ない構成となっているが、この他、中空部815の直径
より細い回転軸を該中空部815にまで貫通させたり、
外周に固体粒子通り抜け用の開口部を設けた中空筒状の
回転軸の内部自身を中空部とする構成などを採ることも
可能である(図示略)。
面板814の外側のみで中空部815にまで貫通してい
ない構成となっているが、この他、中空部815の直径
より細い回転軸を該中空部815にまで貫通させたり、
外周に固体粒子通り抜け用の開口部を設けた中空筒状の
回転軸の内部自身を中空部とする構成などを採ることも
可能である(図示略)。
【0046】羽根車の羽根の形は、図8〜図11に示す
ような長方形の平板(直方体)が代表的であるが、この
他、湾曲曲面板、スクリュープロペラ等のプロペラ形等
を用いることも可能であり、用途、目的に応じて選択す
る。また、羽根の数は複数枚で最大10枚程度のの範囲
から通常は選択する。そして、羽根車の形状、羽根の枚
数、回転速度、固体粒子の質量や供給速度と供給方向、
方向制御器の開口部サイズ及び向きの組み合わせによ
り、加速された固体粒子の噴出(吹出)方向、噴出速
度、投射密度、噴出拡散角等を調整する。
ような長方形の平板(直方体)が代表的であるが、この
他、湾曲曲面板、スクリュープロペラ等のプロペラ形等
を用いることも可能であり、用途、目的に応じて選択す
る。また、羽根の数は複数枚で最大10枚程度のの範囲
から通常は選択する。そして、羽根車の形状、羽根の枚
数、回転速度、固体粒子の質量や供給速度と供給方向、
方向制御器の開口部サイズ及び向きの組み合わせによ
り、加速された固体粒子の噴出(吹出)方向、噴出速
度、投射密度、噴出拡散角等を調整する。
【0047】また、図12は、羽根車の別の一例を示す
概念図である。同図の羽根車812aは、複数の平板状
の羽根813aがその両側を2枚の側面板814aで固
定された構造である。通常、固体粒子Pは、羽根車の上
方(直上又は斜上方)から供給する。また、側面板81
4aは回転軸819aに対して幅方向の噴出方向の規制
もする。羽根車の形状、枚数、回転速度及び固体粒子の
質量や供給速度と供給方向の組み合わせにより、加速さ
れた固体粒子Pの噴出(吹出)方向、噴出速度、投射密
度、噴出拡散角等を調節する。固体粒子Pの噴出方向は
鉛直下方(図示略)、水平方向(図12)、或いは斜下
方(図示略)等が可能である。
概念図である。同図の羽根車812aは、複数の平板状
の羽根813aがその両側を2枚の側面板814aで固
定された構造である。通常、固体粒子Pは、羽根車の上
方(直上又は斜上方)から供給する。また、側面板81
4aは回転軸819aに対して幅方向の噴出方向の規制
もする。羽根車の形状、枚数、回転速度及び固体粒子の
質量や供給速度と供給方向の組み合わせにより、加速さ
れた固体粒子Pの噴出(吹出)方向、噴出速度、投射密
度、噴出拡散角等を調節する。固体粒子Pの噴出方向は
鉛直下方(図示略)、水平方向(図12)、或いは斜下
方(図示略)等が可能である。
【0048】また、上記した羽根車には、さらに必要に
応じ、固体粒子の噴出取出部分のみを開口させ、それ以
外の羽根車周囲を被覆する噴出ガイド(図示略)を備え
ることで、固体粒子の噴出方向を揃えたり、固体粒子噴
出方向制御をすることもできる。噴出ガイドの開口部の
形状は、例えば、中空の円柱状、多角柱状、円錐状、多
角錐状、魚尾状等である。
応じ、固体粒子の噴出取出部分のみを開口させ、それ以
外の羽根車周囲を被覆する噴出ガイド(図示略)を備え
ることで、固体粒子の噴出方向を揃えたり、固体粒子噴
出方向制御をすることもできる。噴出ガイドの開口部の
形状は、例えば、中空の円柱状、多角柱状、円錐状、多
角錐状、魚尾状等である。
【0049】羽根車の寸法は、通常直径5〜60cm程
度、羽根の幅は5〜20cm程度、羽根の長さはほぼ羽
根車の直径程度、羽根車の回転数は500〜5000r
pm程度である。固体粒子の噴出速度は10〜50m/
秒程度、投射密度は10〜150kg/m2 程度であ
る。
度、羽根の幅は5〜20cm程度、羽根の長さはほぼ羽
根車の直径程度、羽根車の回転数は500〜5000r
pm程度である。固体粒子の噴出速度は10〜50m/
秒程度、投射密度は10〜150kg/m2 程度であ
る。
【0050】また、羽根車の羽根の材質は、セラミッ
ク、或いはスチール、高クロム鋳鋼、チタン、チタン合
金等の金属等のなかから、固体粒子の種類により適宜選
択すればよい。固体粒子は羽根に接触して加速されるの
で、固体粒子に金属ビーズや無機粒子を用いる場合には
粒子が硬質であるので、羽根には耐摩耗性のよい高クロ
ム鋳鋼、セラミックを用いるとよい。固体粒子に樹脂ビ
ーズを用いる場合には金属粒子に比べれは軟質であるの
でスチールでもよい。
ク、或いはスチール、高クロム鋳鋼、チタン、チタン合
金等の金属等のなかから、固体粒子の種類により適宜選
択すればよい。固体粒子は羽根に接触して加速されるの
で、固体粒子に金属ビーズや無機粒子を用いる場合には
粒子が硬質であるので、羽根には耐摩耗性のよい高クロ
ム鋳鋼、セラミックを用いるとよい。固体粒子に樹脂ビ
ーズを用いる場合には金属粒子に比べれは軟質であるの
でスチールでもよい。
【0051】〔吹出ノズル〕固体粒子を流体と共に噴出
する固体粒子噴出手段として、図13に吹出ノズルを用
いた噴出器840の一例の説明図を示す。なお、同図に
示す噴出器840は固体粒子加速流体として気体を用
い、固体粒子噴出時に該気体と固体粒子を混合して噴出
する形態の噴出器の一例である。同図の噴出器840
は、固体粒子Pと流体Fを混合する誘導室841と、誘
導室841内に流体Fを噴出する内部ノズル842と、
ノズル開口部843から固体粒子P及び流体Fを噴出す
る吹出ノズル844からなる。圧縮機又は送風機(図示
略)から適宜加圧タンク(図示略)を経て送られる流体
Fを、内部ノズル842から誘導室841を経て吹出ノ
ズル844のノズル開口部843から噴出する際に、誘
導室841にて高速で流れる流体流の作用で負圧を作
り、この負圧により固体粒子を流体流に導き混合し、流
体流で固体粒子を加速、搬送して、吹出ノズル844の
ノズル開口部843から流体流と共に噴出するものであ
る。
する固体粒子噴出手段として、図13に吹出ノズルを用
いた噴出器840の一例の説明図を示す。なお、同図に
示す噴出器840は固体粒子加速流体として気体を用
い、固体粒子噴出時に該気体と固体粒子を混合して噴出
する形態の噴出器の一例である。同図の噴出器840
は、固体粒子Pと流体Fを混合する誘導室841と、誘
導室841内に流体Fを噴出する内部ノズル842と、
ノズル開口部843から固体粒子P及び流体Fを噴出す
る吹出ノズル844からなる。圧縮機又は送風機(図示
略)から適宜加圧タンク(図示略)を経て送られる流体
Fを、内部ノズル842から誘導室841を経て吹出ノ
ズル844のノズル開口部843から噴出する際に、誘
導室841にて高速で流れる流体流の作用で負圧を作
り、この負圧により固体粒子を流体流に導き混合し、流
体流で固体粒子を加速、搬送して、吹出ノズル844の
ノズル開口部843から流体流と共に噴出するものであ
る。
【0052】なお、吹出ノズルには、固体粒子加速流体
として液体を用いる吹出ノズル等もある。液体の場合
は、例えばポンプ(図示略、流体が液体の場合)によ
り、流体と固体粒子とを加圧タンク(図示略)に混合貯
蔵しておき、この混合液を吹出ノズルのノズル開口部か
ら噴出するもの等が使用される。
として液体を用いる吹出ノズル等もある。液体の場合
は、例えばポンプ(図示略、流体が液体の場合)によ
り、流体と固体粒子とを加圧タンク(図示略)に混合貯
蔵しておき、この混合液を吹出ノズルのノズル開口部か
ら噴出するもの等が使用される。
【0053】ノズル開口部の形状としては、中空の円柱
状、多角柱状、円錐状、多角錐状、魚尾状等がある。吹
出ノズルは、単一開口部を有するものでもよいし、或い
は内部がハニカム(蜂の巣)状に区画されたものでもよ
い。流体圧は吹付圧力で通常0.1〜100kg/cm
2 程度である。流体流の流速は、液流では通常1〜20
m/秒程度、気流では通常5〜80m/秒程度である。
状、多角柱状、円錐状、多角錐状、魚尾状等がある。吹
出ノズルは、単一開口部を有するものでもよいし、或い
は内部がハニカム(蜂の巣)状に区画されたものでもよ
い。流体圧は吹付圧力で通常0.1〜100kg/cm
2 程度である。流体流の流速は、液流では通常1〜20
m/秒程度、気流では通常5〜80m/秒程度である。
【0054】誘導室やノズル部等の噴出器の材質は、セ
ラミック、スチール、チタン、チタン合金等の中から固
体粒子、流体の種類によって適宜選択すればよい。固体
粒子に金属ビーズや無機粒子を用いる場合には粒子が硬
質であるので、耐磨耗性のよいセラミックを用いるとよ
い。流体が液体の場合は、錆、溶解、腐食等を生じない
材料を選ぶ。例えば流体が水ならば、ステンレス鋼、チ
タン、チタン合金、合成樹脂、セラミックを用いる。た
だし、表面に防水加工すれば、スチール等でもよい。
ラミック、スチール、チタン、チタン合金等の中から固
体粒子、流体の種類によって適宜選択すればよい。固体
粒子に金属ビーズや無機粒子を用いる場合には粒子が硬
質であるので、耐磨耗性のよいセラミックを用いるとよ
い。流体が液体の場合は、錆、溶解、腐食等を生じない
材料を選ぶ。例えば流体が水ならば、ステンレス鋼、チ
タン、チタン合金、合成樹脂、セラミックを用いる。た
だし、表面に防水加工すれば、スチール等でもよい。
【0055】〔流体〕流体は、固体粒子を該流体流によ
って加速、搬送して、該流体と共に固体粒子を固体粒子
噴出手段から噴出させる場合(吹出ノズル等)に使用す
る。流体は固体粒子を加速する固体粒子加速流体であ
る。この流体には気体、液体の何れもが利用可能である
が、通常は取扱いが容易な気体を用いる。気体としては
空気が代表的であるが、炭酸ガス、窒素等でもよい。一
方、液体としては、必ずしも限定されないが、不燃性、
乾燥の容易性、無毒性、低価格、入手の容易性、等から
水は好ましい材料の一つである。この他、フロン油等の
不燃性の液体も使用できる。液体(気体もそうである
が)は固体粒子と共に転写シートに衝突させることがで
きる。当然のことながら、液体は気体よりも密度が高い
ため、気体よりも液体の方が、流体流で固体粒子を加速
する場合に加速し易い。
って加速、搬送して、該流体と共に固体粒子を固体粒子
噴出手段から噴出させる場合(吹出ノズル等)に使用す
る。流体は固体粒子を加速する固体粒子加速流体であ
る。この流体には気体、液体の何れもが利用可能である
が、通常は取扱いが容易な気体を用いる。気体としては
空気が代表的であるが、炭酸ガス、窒素等でもよい。一
方、液体としては、必ずしも限定されないが、不燃性、
乾燥の容易性、無毒性、低価格、入手の容易性、等から
水は好ましい材料の一つである。この他、フロン油等の
不燃性の液体も使用できる。液体(気体もそうである
が)は固体粒子と共に転写シートに衝突させることがで
きる。当然のことながら、液体は気体よりも密度が高い
ため、気体よりも液体の方が、流体流で固体粒子を加速
する場合に加速し易い。
【0056】
【実施例】次に、本発明の実施例を説明する。
【0057】(実施例1)ハードセグメントである結晶
質アイソタクチック型ポリプロピレン100重量部をベ
ースに、ソフトセグメントである部分架橋した水素添加
スチレン−ブタジエンゴムを20重量部混合してオレフ
ィン系熱可塑性エラストマーを得た。そして、そのオレ
フィン系熱可塑性エラストマーをTダイより厚さ100
μmに押し出して転写シートの支持体となるフィルムを
得た。
質アイソタクチック型ポリプロピレン100重量部をベ
ースに、ソフトセグメントである部分架橋した水素添加
スチレン−ブタジエンゴムを20重量部混合してオレフ
ィン系熱可塑性エラストマーを得た。そして、そのオレ
フィン系熱可塑性エラストマーをTダイより厚さ100
μmに押し出して転写シートの支持体となるフィルムを
得た。
【0058】この支持体の上に、アクリル系樹脂からな
る剥離層をグラビアコートにて塗工量(固形分基準、以
下同様)2g/m2 で形成した後、バインダーがアクリ
ル系樹脂とニトロセルロース系樹脂の混合樹脂、顔料が
弁柄とカーボンブラックからなる木目柄の絵柄層をグラ
ビア印刷にて形成し、さらにエチレンジアミンとダイマ
ー酸との縮重合で形成したポリアミド系樹脂からなる接
着剤層をグラビアコートにて塗工量30g/m2 で形成
して転写シートを得た。
る剥離層をグラビアコートにて塗工量(固形分基準、以
下同様)2g/m2 で形成した後、バインダーがアクリ
ル系樹脂とニトロセルロース系樹脂の混合樹脂、顔料が
弁柄とカーボンブラックからなる木目柄の絵柄層をグラ
ビア印刷にて形成し、さらにエチレンジアミンとダイマ
ー酸との縮重合で形成したポリアミド系樹脂からなる接
着剤層をグラビアコートにて塗工量30g/m2 で形成
して転写シートを得た。
【0059】一方、中密度繊維板(MDF)からなり図
1の如く表面に横断面形状がV字型の溝を複数本平行に
切削した木質基板を用意した。基板表面と溝の両斜面と
のなす傾斜角は45°、溝開口部の幅は5mmであり、
溝と溝の間隔は10cmであった。上記の転写シートを
使用し、図7に示す如き真空プレス装置を用いてこの木
質基板の表面に真空プレス法にて転写を行った。その結
果、転写シートは木質基材の溝内を含む凹凸面に追従
し、転写ヌケ不良を生じることなく、また支持体の不均
一な伸びによる転写層の歪みや転写シート加熱時の温度
ムラの影響による絵柄のムラ、歪み等もない、美観に優
れた溝付き化粧板が得られた。
1の如く表面に横断面形状がV字型の溝を複数本平行に
切削した木質基板を用意した。基板表面と溝の両斜面と
のなす傾斜角は45°、溝開口部の幅は5mmであり、
溝と溝の間隔は10cmであった。上記の転写シートを
使用し、図7に示す如き真空プレス装置を用いてこの木
質基板の表面に真空プレス法にて転写を行った。その結
果、転写シートは木質基材の溝内を含む凹凸面に追従
し、転写ヌケ不良を生じることなく、また支持体の不均
一な伸びによる転写層の歪みや転写シート加熱時の温度
ムラの影響による絵柄のムラ、歪み等もない、美観に優
れた溝付き化粧板が得られた。
【0060】(実施例2)特公平6−23278号公報
記載のアイソタクチックポリプロピレンのハードセグメ
ント75重量部とアタクチックポリプロピレンのソフト
セグメント25重量部との混合物である軟質ポリプロピ
レンからなるオレフィン系熱可塑性エラストマー(出光
石油化学(株)製「E2900」)、及び滑剤としてエ
ルカ酸アミド1000PPMからなる組成物をTダイよ
り厚さ70μmに押し出して転写シートの支持体となる
フィルムを得た。
記載のアイソタクチックポリプロピレンのハードセグメ
ント75重量部とアタクチックポリプロピレンのソフト
セグメント25重量部との混合物である軟質ポリプロピ
レンからなるオレフィン系熱可塑性エラストマー(出光
石油化学(株)製「E2900」)、及び滑剤としてエ
ルカ酸アミド1000PPMからなる組成物をTダイよ
り厚さ70μmに押し出して転写シートの支持体となる
フィルムを得た。
【0061】この支持体の上に、ウレタン系樹脂からな
る剥離層をグラビアコートにて塗工量(固形分基準、以
下同様)2g/m2 で形成した後、バインダーがアクリ
ル系樹脂とニトロセルロース系樹脂の混合樹脂、顔料が
弁柄、イソインドリノン及びカーボンブラックからなる
木目柄の絵柄層をグラビア印刷にて形成し、さらに実施
例1と同じポリアミド系樹脂からなる接着剤層をグラビ
アコートにて塗工量30g/m2 で形成して転写シート
を得た。
る剥離層をグラビアコートにて塗工量(固形分基準、以
下同様)2g/m2 で形成した後、バインダーがアクリ
ル系樹脂とニトロセルロース系樹脂の混合樹脂、顔料が
弁柄、イソインドリノン及びカーボンブラックからなる
木目柄の絵柄層をグラビア印刷にて形成し、さらに実施
例1と同じポリアミド系樹脂からなる接着剤層をグラビ
アコートにて塗工量30g/m2 で形成して転写シート
を得た。
【0062】この転写シートを使用し、図5に示す如き
ローラ転写法により厚さ10mmのラワン材合板からな
る木質基板に転写を行った。木質基板にはその表面に図
2(B)の如き横断面の溝を形成しておいた。溝の開口
部の幅は6mmであり、図2(B)において基板表面と
のなす傾斜角が45°の斜面(点線)をさらに下に凸の
単調連続曲線となるようフライス盤で切削し、実線で示
す横断面の溝を形成した。曲線は曲率半径60mmの円
弧状とした。
ローラ転写法により厚さ10mmのラワン材合板からな
る木質基板に転写を行った。木質基板にはその表面に図
2(B)の如き横断面の溝を形成しておいた。溝の開口
部の幅は6mmであり、図2(B)において基板表面と
のなす傾斜角が45°の斜面(点線)をさらに下に凸の
単調連続曲線となるようフライス盤で切削し、実線で示
す横断面の溝を形成した。曲線は曲率半径60mmの円
弧状とした。
【0063】そして、予めウレタン系樹脂で目止め処理
を施した基板上に転写シートを転写層が基板と接するよ
うに重ね合わせ、表面温度160℃、JISゴム硬度5
0°のシリコンゴムを表面に有する弾性体ローラで加圧
し、転写シートと基板とを室温まで冷却してから支持体
を剥離した。転写後、転写層の表面に粒径(平均)25
μmの球状のα−アルミナを10重量%添加した2液硬
化型ウレタン樹脂塗料を30g/m2 塗工した。その結
果、転写シートは木質基板の溝内を含む凹凸面に追従
し、転写ヌケ不良や絵柄のムラ、歪み等もない、美観に
優れた溝付き化粧板が得られた。
を施した基板上に転写シートを転写層が基板と接するよ
うに重ね合わせ、表面温度160℃、JISゴム硬度5
0°のシリコンゴムを表面に有する弾性体ローラで加圧
し、転写シートと基板とを室温まで冷却してから支持体
を剥離した。転写後、転写層の表面に粒径(平均)25
μmの球状のα−アルミナを10重量%添加した2液硬
化型ウレタン樹脂塗料を30g/m2 塗工した。その結
果、転写シートは木質基板の溝内を含む凹凸面に追従
し、転写ヌケ不良や絵柄のムラ、歪み等もない、美観に
優れた溝付き化粧板が得られた。
【0064】(実施例3)アイソタクチックポリプロピ
レンからなるハードセグメント75重量%、アタクチッ
クポリプロピレンからなるソフトセグメント25重量
%、及びエルカ酸アミド1000ppmからなるポリプ
ロピレン系熱可塑性エラストマーをTダイより厚さ10
0μmで押し出して転写シートの支持体となるフィルム
を得た。
レンからなるハードセグメント75重量%、アタクチッ
クポリプロピレンからなるソフトセグメント25重量
%、及びエルカ酸アミド1000ppmからなるポリプ
ロピレン系熱可塑性エラストマーをTダイより厚さ10
0μmで押し出して転写シートの支持体となるフィルム
を得た。
【0065】この支持体の上に、バインダーが塩化ビニ
ル−酢酸ビニル共重合体とアクリル樹脂との1対1重量
比の混合物、顔料が弁柄、イソインドリノン、フタロシ
アニンブルー、チタン白及びカーボンブラックからなる
絵柄インキを用いて、煉瓦積み模様の絵柄を輪転グラビ
ア印刷で直接形成し、絵柄層を転写層とする転写シート
を得た。
ル−酢酸ビニル共重合体とアクリル樹脂との1対1重量
比の混合物、顔料が弁柄、イソインドリノン、フタロシ
アニンブルー、チタン白及びカーボンブラックからなる
絵柄インキを用いて、煉瓦積み模様の絵柄を輪転グラビ
ア印刷で直接形成し、絵柄層を転写層とする転写シート
を得た。
【0066】一方、被転写体となる木質基板として、図
14(A)の平面図及び図14(B)の部分拡大図に示
すような、表面に幅6mm、深さ3mmの煉瓦積みの目
地となる溝状凹部401と、煉瓦部分の平坦凸部402
を大柄な凹凸として有し、平坦凸部402上に微細凹凸
403を有するMDF(中密度繊維板)を用意した。溝
の斜面部は基板表面とのなす傾斜角が60°であり、ま
た溝の底部は2.5mm幅の平坦部に形成した。
14(A)の平面図及び図14(B)の部分拡大図に示
すような、表面に幅6mm、深さ3mmの煉瓦積みの目
地となる溝状凹部401と、煉瓦部分の平坦凸部402
を大柄な凹凸として有し、平坦凸部402上に微細凹凸
403を有するMDF(中密度繊維板)を用意した。溝
の斜面部は基板表面とのなす傾斜角が60°であり、ま
た溝の底部は2.5mm幅の平坦部に形成した。
【0067】そして、上記転写シートを使用し、この木
質基板に以下の如き如き固体粒子衝突圧を利用して転写
を行った。具体的には、まず木質基板の表面にウレタン
系の接着剤をスプレー塗工し、上記転写シートをその転
写層側が基板側を向くようにして基板に被せた。次いで
転写シートを100℃に加熱して軟化させた後、平均粒
径0.3mmの球形の亜鉛球からなる固体粒子を平均速
度35m/秒で転写シートの支持体側に衝突させて転写
シートを基板に押圧した。その後、室温(25℃)まで
冷却させた後、支持体シートを剥離することで転写を行
った(図6参照)。その結果、転写シートは木質基板の
溝内を含む凹凸面に追従し、転写ヌケ不良を生じること
なく、しかも支持体のネッキングによる破れの発生もな
く、絵柄の不均一な歪みも認められず、美観に優れた転
写品として溝付き化粧板が得られた。そして最後に、ア
クリルポリオールとヘキサメチレンジイソシアネートと
からなり、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤を0.5
重量%添加した透明なウレタン塗料を用いて、塗布量1
0g/m2 で表面に保護層を形成した。
質基板に以下の如き如き固体粒子衝突圧を利用して転写
を行った。具体的には、まず木質基板の表面にウレタン
系の接着剤をスプレー塗工し、上記転写シートをその転
写層側が基板側を向くようにして基板に被せた。次いで
転写シートを100℃に加熱して軟化させた後、平均粒
径0.3mmの球形の亜鉛球からなる固体粒子を平均速
度35m/秒で転写シートの支持体側に衝突させて転写
シートを基板に押圧した。その後、室温(25℃)まで
冷却させた後、支持体シートを剥離することで転写を行
った(図6参照)。その結果、転写シートは木質基板の
溝内を含む凹凸面に追従し、転写ヌケ不良を生じること
なく、しかも支持体のネッキングによる破れの発生もな
く、絵柄の不均一な歪みも認められず、美観に優れた転
写品として溝付き化粧板が得られた。そして最後に、ア
クリルポリオールとヘキサメチレンジイソシアネートと
からなり、ベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤を0.5
重量%添加した透明なウレタン塗料を用いて、塗布量1
0g/m2 で表面に保護層を形成した。
【0068】(実施例4)実施例1と同様の木質基板を
用意し、その基板表面の溝内を含む全面に、バインダー
がアクリル樹脂系エマルジョン、顔料がチタン白、弁
柄、キナクリドン及びイソインドリノンからなる塗料を
塗装し、乾燥せしめて、着色塗装兼目止め処理層を形成
した。次いで、図3の如きグラビアオフセット印刷機に
て基板表面に木目模様を印刷した。インキとしては、バ
インダーが塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体とアクリル
樹脂との2対8重量比混合物、顔料が弁柄及びカーボン
ブラックからなるものを用いた。ゴムブランケットには
JISゴム硬度55°のものを用いた。得られた溝付き
化粧板は、溝内を含む基板表面全面に絵柄を有するもの
であった。
用意し、その基板表面の溝内を含む全面に、バインダー
がアクリル樹脂系エマルジョン、顔料がチタン白、弁
柄、キナクリドン及びイソインドリノンからなる塗料を
塗装し、乾燥せしめて、着色塗装兼目止め処理層を形成
した。次いで、図3の如きグラビアオフセット印刷機に
て基板表面に木目模様を印刷した。インキとしては、バ
インダーが塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体とアクリル
樹脂との2対8重量比混合物、顔料が弁柄及びカーボン
ブラックからなるものを用いた。ゴムブランケットには
JISゴム硬度55°のものを用いた。得られた溝付き
化粧板は、溝内を含む基板表面全面に絵柄を有するもの
であった。
【0069】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
木質基板の表面のみならず溝内にも同時に絵付けが行え
るようにしたので、本物の木質感を有し、木質フローリ
ングに適した溝付き化粧板を製造することができる。
木質基板の表面のみならず溝内にも同時に絵付けが行え
るようにしたので、本物の木質感を有し、木質フローリ
ングに適した溝付き化粧板を製造することができる。
【図1】表面に溝を形成した木質基板の一例を示す斜視
図である。
図である。
【図2】木質基板の表面に形成する溝を例示した断面図
である。
である。
【図3】グラビアオフセット印刷法の説明図である。
【図4】転写印刷法の説明図である。
【図5】ローラ転写法の説明図である。
【図6】固体粒子衝突圧を利用した転写法の説明図であ
る。
る。
【図7】真空プレス法の説明図である。
【図8】羽根車を用いた噴出器の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図9】図8の噴出器の正面図である。
【図10】図8の噴出器内部の説明図である。
【図11】図8の噴出器にて噴出方向を調整する説明図
である。
である。
【図12】羽根車の別の一例を示す概念図である。
【図13】吹出ノズルを用いた噴出器の一例を示す断面
図である。
図である。
【図14】木質基板の表面を説明するための上面図は斜
視図である。
視図である。
B 木質基板 C 接着剤 F 流体 P 固体粒子 S 転写シート d 溝 θ 傾斜角 11 グラビア版胴 12 インキ 13 ドクターブレード 14 ブランケット胴 21 支持体 22 転写層 25 弾性体ローラ 26 回転軸芯 27 弾性体 30 真空プレス装置 31 上下動作手段 32 上室 33 下室 34 ヒータ 35 弾性膜 36 排気孔 37 置台 38 給気ポート 39 排気ポート 812,812a 羽根車 813,813a 羽根 814,814a 側面板 815 中空部 816 方向制御器 817 開口部 818 散布器 819,819a 回転軸 820 軸受 840 噴出器 841 誘導室 842 内部ノズル 843 ノズル開口部 844 吹出ノズル 401 溝状凹部 402 平坦凸部 403 微細凸部
Claims (4)
- 【請求項1】 木質基板の表面に、横断面がV字状又は
略V字状で、左右両斜面が直線状、上に凸の単調連続曲
線状、或いは下に凸の単調連続曲線状に中央部に向かっ
て下降する形状の溝を形成しておき、グラビアオフセッ
ト印刷機のゴムブランケットを基板に押し付けることに
より前記基板の表面のみならず溝内にも同時に絵付けを
行うことを特徴とする溝付き化粧板の製造方法。 - 【請求項2】 木質基板の表面に、横断面がV字状又は
略V字状で、左右両斜面が直線状、上に凸の単調連続曲
線状、或いは下に凸の単調連続曲線状に中央部に向かっ
て下降する形状の溝を形成しておき、支持体と転写層と
からなる転写シートの転写層側を前記基板の表面に対向
させ、転写装置の弾性体ローラで転写シートを基板に押
し付けることにより、基板の表面のみならず溝内にも同
時に絵付けを行うことを特徴とする溝付き化粧板の製造
方法。 - 【請求項3】 木質基板の表面に、横断面がV字状又は
略V字状で、左右両斜面が直線状、上に凸の単調連続曲
線状、或いは下に凸の単調連続曲線状に中央部に向かっ
て下降する形状の溝を形成しておき、支持体と転写層と
からなる転写シートの転写層側を前記基板の表面に対向
させ、真空成形転写装置を用い、基板側からの吸引に基
づく転写シート表裏の気圧差によって転写シートを基板
に押し付けることにより、基板の表面のみならず溝内に
も同時に絵付けを行うことを特徴とする溝付き化粧板の
製造方法。 - 【請求項4】 木質基板の表面に、横断面がV字状又は
略V字状で、左右両斜面が直線状、上に凸の単調連続曲
線状、或いは下に凸の単調連続曲線状に中央部に向かっ
て下降する形状の溝を形成しておき、支持体と転写層と
からなる転写シートの転写層側を前記基板の表面に対向
させ、支持体側からの固体粒子の衝突圧を利用して転写
シートを基板に押し付けることにより、基板の表面のみ
ならず溝内にも同時に絵付けを行うことを特徴とする溝
付き化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13852198A JPH11321064A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 溝付き化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13852198A JPH11321064A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 溝付き化粧板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11321064A true JPH11321064A (ja) | 1999-11-24 |
Family
ID=15224098
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13852198A Pending JPH11321064A (ja) | 1998-05-20 | 1998-05-20 | 溝付き化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11321064A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7055290B2 (en) | 2000-06-13 | 2006-06-06 | Flooring Industries Ltd. | Floor covering, floor panels for forming such floor covering, and method for realizing such floor panels |
| WO2010095818A3 (en) * | 2009-02-18 | 2010-10-28 | Tae In Chemical Co., Ltd. | Printing sheet and printing roller including printing sheet |
| WO2013150414A3 (en) * | 2012-04-03 | 2014-01-23 | Flooring Industries Limited, Sarl | Laminate panel, method for manufacturing a laminate panel and press element to realize the method |
-
1998
- 1998-05-20 JP JP13852198A patent/JPH11321064A/ja active Pending
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2013150414A3 (en) * | 2012-04-03 | 2014-01-23 | Flooring Industries Limited, Sarl | Laminate panel, method for manufacturing a laminate panel and press element to realize the method |
| EP2834076B1 (en) | 2012-04-03 | 2018-07-18 | Flooring Industries Limited, SARL | Laminate panel and method for manufacturing a laminate panel |
| US10953686B2 (en) | 2012-04-03 | 2021-03-23 | Flooring Industries Limited, Sarl | Laminate panel, method for manufacturing a laminate panel and press element to realize the method |
| EP4159469A1 (en) * | 2012-04-03 | 2023-04-05 | Flooring Industries Limited, SARL | Laminate panel, method for manufacturing a laminate panel and press element for realizing the method |
| US12005731B2 (en) | 2012-04-03 | 2024-06-11 | Unilin Bv | Laminate panel, method for manufacturing a laminate panel and press element to realize the method |
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