JPH11321676A - パワーステアリング装置 - Google Patents

パワーステアリング装置

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Publication number
JPH11321676A
JPH11321676A JP10131972A JP13197298A JPH11321676A JP H11321676 A JPH11321676 A JP H11321676A JP 10131972 A JP10131972 A JP 10131972A JP 13197298 A JP13197298 A JP 13197298A JP H11321676 A JPH11321676 A JP H11321676A
Authority
JP
Japan
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force
steering
spool valve
oil
pressure
Prior art date
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Pending
Application number
JP10131972A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuyoshi Maruyama
辰義 丸山
Susumu Kimoto
進 木本
Takayuki Yoshida
高之 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Unisia Jecs Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パワーシリンダに導く作動油の油圧特性を車
両の運転状態に応じて変化させることができると共に、
エネルギの消費量を可及的に低減することが可能なパワ
ーステアリング装置を提供する。 【解決手段】 入力軸1に入力される操舵トルクに応じ
て、油圧ポンプ105からパワーシリンダ13への作動
油の供給を司る制御弁20を設ける。前記制御弁20を
操作可能な操作棒(操作手段)54を設ける。前記制御
弁20に対して、車両の運転状態に応じた制御力を与え
るアクチュエータ81を設ける。前記アクチュエータ8
1を、パワーシリンダ13の作動油圧に基づくアシスト
圧力が与えられて制御弁20に制御力を与えるアシスト
ピストン82と、このアシストピストン82に対して車
両の運転状態に応じた力を与えるプランジャ83を有す
る制御力可変装置84と、からなる構成にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等のパワー
ステアリング装置に関し、とりわけ、操舵操作の中立位
置においてパワーシリンダへの作動油の供給を遮断する
形式の制御弁を備えたパワーステアリング装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種のパワーステアリング装置とし
て、特開平8−198125号公報に記載されたものが
知られている。
【0003】前記従来のパワーステアリング装置は、操
舵機構の入力軸に入力される操舵トルクに応じて、油圧
ポンプからの作動油をパワーシリンダに給排して操舵助
勢力を得るパワーステアリング装置であって、操舵助勢
力を発揮するパワーシリンダと、このパワーシリンダへ
の作動油の供給を司り、操舵操作の中立位置においてパ
ワーシリンダへの作動油の供給を遮断する形式の制御弁
を有している。前記制御弁は一対備えられており、操舵
機構の左方向または右方向の転舵操作において選択的に
作動するようにしてある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記パワー
シリンダに導かれる作動油の油圧特性は、操舵トルクに
応じて変化することはもとより、車速に応じて変化する
特性が望まれる。
【0005】即ち、一般に車両の低速走行時或いは停止
時は小さな操舵トルクで十分な操舵助勢力が獲得できる
ことが望まれ、低速走行中よりも接地抵抗の小さい高速
走行時は、操舵安定性の見地から、小さな操舵トルクで
は然程操舵助勢力を必要としないものである。
【0006】そこで、前記従来例にあっては、制御弁に
対して車速に応じて制御力を与える反力室を設け、この
反力室に供給する作動油を制御することによって、車速
に応じてパワーシリンダに導かれる作動油の油圧特性を
変化するようにしてある。
【0007】前記従来例における反力室に供給する作動
油の制御は、油圧ポンプの吐出通路から直接分岐して反
力室に連通する調圧通路に、ドレン通路への開口面積を
調節する可変絞りを設け、この可変絞りを車速に応じて
制御することによって成就されるようにしてある。
【0008】即ち、前記従来例にあっては、車速に応じ
てパワーシリンダに導かれる作動油の油圧特性を変化す
るために、制御弁に作動油を導く通路から分岐した調圧
通路が設けられており、この調圧通路に導かれる作動油
は、制御弁に対する制御力を得るためにのみ用いられ、
その後ドレン通路へ直接排出される。
【0009】このため、前記従来例にあっては、油圧ポ
ンプは、制御弁を介してパワーシリンダに作動油を供給
する他に、調圧通路に作動油を導くために作動される必
要があり、その分、駆動エネルギの消費量が増加する虞
がある。
【0010】本発明は前記従来の実情に鑑みて案出され
たもので、パワーシリンダに導く作動油の油圧特性を車
両の運転状態に応じて変化させることができると共に、
エネルギの消費量を可及的に低減することが可能なパワ
ーステアリング装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1記載の
発明は、操舵機構の入力軸に入力される操舵トルクに応
じて、油圧ポンプからの作動油をパワーシリンダに給排
して操舵助勢力を得るパワーステアリング装置におい
て、前記入力軸に入力される操舵トルクに応じてパワー
シリンダへの作動油の供給を司り、操舵操作の中立位置
においてパワーシリンダへの作動油の供給を遮断する形
式の制御弁と、この制御弁を、入力軸に入力される操舵
トルクに応じて操作可能な操作手段と、この操作手段ま
たは制御弁に対して、車両の運転状態に応じた制御力を
与えるアクチュエータとを備えてなり、前記アクチュエ
ータが、パワーシリンダの作動油圧に基づく作動油圧が
与えられて操作手段または制御弁に制御力を与えるアシ
ストピストンと、このアシストピストンに対して車両の
運転状態に応じた力を与えるプランジャを有する制御力
可変装置と、を備えてなる構成にしてある。
【0012】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成のうち、前記アシストピストンと制御力
可変装置のプランジャとの間が、圧縮ばね部材を介して
連繋されていると共に、前記アシストピストンが、圧縮
ばね部材のばね力に拮抗するばね力のばね部材で付勢さ
れている構成にしてある。
【0013】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明の構成のうち、前記アシストピストンと制御力
可変装置のプランジャとが一体に連繋されている構成に
してある。
【0014】斯かる構成にあっては、前記操舵機構の入
力軸に入力される操舵トルクに応じて、操作手段によっ
て制御弁が操作される。前記制御弁が開弁操作されるこ
とによって、油圧ポンプからの作動油が制御弁を介して
パワーシリンダに導かれることになる。
【0015】これによって、操舵機構の左方向または右
方向の転舵操作に対して、パワーシリンダによる操舵助
勢力が得られる。
【0016】ここで、前記パワーシリンダへの作動油の
供給を司る制御弁またはこの制御弁を操作する操作手段
に対して、アクチュエータから、車両の運転状態、例え
ば車速に応じて制御力が与えられる。具体的には、前記
操作手段による制御弁の開弁操作の場合の操作力に対す
る助勢力(制御力)を車速の増加に伴って減じる。
【0017】これによって、操舵トルクに応じて変化す
る作動油の油圧特性において、油圧が立ち上がり始める
操舵トルク及び減少し始める操舵トルクの大きさが、車
速に応じて変化し、車両の低速走行時或いは停止時は、
高速走行時に比較して小さな操舵トルクで所定の作動油
圧力が得られる。
【0018】このとき、前記アクチュエータの制御力
は、アシストピストンによって与えられ、このアシスト
ピストンにはパワーシリンダの作動油圧に基づくアシス
ト圧力と、車両の運転状態に応じた力とが与えられてい
るから、これらの合力となる。ここに、前記アシストピ
ストンに与えられるアシスト圧力はパワーシリンダの作
動油圧に基づいて得られるようにしてあるから、油圧ポ
ンプはパワーシリンダに作動油を供給するために作動さ
れるのみで足り、格別調圧通路等に作動油を導くために
作動されることはない。
【0019】したがって、パワーシリンダに導く作動油
の油圧特性を車両の運転状態に応じて変化させることが
できると共に、エネルギの消費量を可及的に低減するこ
とが可能なパワーステアリング装置が得られる。
【0020】また、請求項2記載の発明にあっては、前
記アシストピストンと制御力可変装置のプランジャとの
間が、圧縮ばね部材を介して連繋されていると共に、前
記アシストピストンが、圧縮ばね部材のばね力に拮抗す
るばね力のばね部材で付勢されていることにより、両方
のばね部材のばね定数を任意に選定することが可能であ
る。このため、前記圧縮ばね部材のばね定数とばね部材
のばね定数とを近接させることにより、アシスト圧力及
びプランジャからの力を受けて、アシストピストンが制
御弁または操作手段に制御力を与え始めるカットオフ点
において、低車速域のカットオフ点と高車速域のカット
オフ点との間隔を広げることができ、優れた操舵特性を
得ることができる。
【0021】また、請求項3記載の発明にあっては、前
記アシストピストンと制御力可変装置のプランジャと
が、一体に連繋されていることにより、構成の簡素化を
図ることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて詳述する。
【0023】図1は本発明の実施の形態を示すパワース
テアリング装置の説明図で、制御弁、方向切替え弁及び
アクチュエータの断面図を含む図面、図2は図1のA−
A線断面図、図3は図1のB−B線断面図を含む説明
図、図4は図1のC−C線断面図、図5は車速をパラメ
ータとして、入力軸に入力される操舵トルク(T)と操
舵助勢力を発生させる作動油圧(P)との関係を示す線
図である。
【0024】図において1は中空状の入力軸で、この入
力軸1には図外のステアリングホイールが連結され、操
舵トルクが入力される。2は前記入力軸1に対して相対
回動可能に連繋された出力軸で、これら入力軸1及び出
力軸2は、バルブハウジング3aとギヤハウジング3b
とからなるハウジング3内に回動可能に収容されてい
る。4、5、6は前記入力軸1及び出力軸2を支持する
軸受けである。
【0025】前記出力軸2は、入力軸1の外周に嵌り合
う筒状のバルブボディ7とピニオン軸8とからなり、こ
のピニオン軸8は図外の操縦リンクを操向操作するラッ
ク軸9に噛合している。なお、前記バルブボディ7とピ
ニオン軸8とは連結ピン7aによって連結してある。
【0026】10はラックサポートで、このラックサポ
ート10はラック軸9をその背面側からばね11のばね
力によってピニオン軸8に向かって押圧しており、これ
によって、このラック軸9とピニオン軸8との噛合隙間
を除去して、滑らかな操舵感覚が得られるようにしてあ
る。
【0027】前記ラック軸9にはパワーシリンダ13が
付属しており、このパワーシリンダ13は、ラック軸9
に取付けたピストン14の両側に対峙する一対のシリン
ダ室15L、15Rを備えている。
【0028】16は前記入力軸1の中空内部に挿通され
たトーションバーで、このトーションバー16は適当な
捩じり弾性を有しており、一端がピン17によって入力
軸1に連結され、他端がセレーション18によって出力
軸2に連結されている。これによって、前記出力軸2
は、トーションバー16を介して入力軸1に連繋され、
このトーションバー16が捩じられることにより、入力
軸1に対して相対回動可能である。
【0029】20は、前記入力軸1に入力される操舵ト
ルクに応じて、パワーシリンダ13への作動油の供給を
司る制御弁である。前記制御弁20は、ハウジング3に
接して配置され、次のように構成されている。
【0030】即ち、22は前記制御弁20のボディで、
このボディ22はハウジング3に取る付けられている。
また、前記ボディ22には入力軸1と略平行にスプール
弁収容孔25が形成してある。前記スプール弁収容孔2
5は、一端側がプラグ26によって封止されており、そ
の内部は、一端側(封止端側)に大径部25aが形成さ
れ、他端側に小径部25bが形成してある。尚、27は
前記プラグ26の抜止めを司る抜止めリングである。
【0031】28は前記スプール弁収容孔25内に摺動
自在に収容された第1スプール弁で、この第1スプール
弁28はスプール弁収容孔25内部を一端側の第1油室
29と他端側の第2油室30とに区画している。また、
前記第1スプール弁28は、その胴部が縮径され、スプ
ール弁収容孔25の略中央部分に第3油室31を区画形
成している。
【0032】前記第3油室31の第1油室29に対する
区画は、スプール弁収容孔25の大径部25a側におい
て第1スプール弁28にテーパ状に拡径して形成された
ポペット部28aが、スプール弁収容孔25の大径部2
5aと小径部25bとの段部25cに接し、前記第1油
室29と第3油室31との連通を遮断することによって
成就されている。したがって、前記第1油室29と第3
油室31との間は、第1スプール弁28が第1油室29
側に移動し、ポペット部28aが段部25cから離間す
ることによって連通可能である。
【0033】また、前記第3油室31の第2油室30に
対する区画は、第1スプール弁28の胴部外周に設けた
シールリング32によって成就されている。
【0034】前記第1スプール弁28の第1油室29側
端部は軸方向に延長されて挿入軸部28bが形成されて
おり、この挿入軸部28bが、プラグ26の盲穴33内
に摺動自在に挿入されている。また、前記第1スプール
弁28の第2油室30側端部には凹形状のテーパ面34
が形成してある。なお、前記プラグ26の盲穴33の内
部は斜め孔33aを介して後述するドレン通路に連通し
ている。
【0035】36は前記第1油室29と第2油室30と
を連通する連通油路で、この連通油路36はこの実施の
形態において第1スプール弁28に形成してある。即
ち、前記連通油路36は、第1油室29に臨んで第1ス
プール弁28の挿入軸部28bに形成した直径方向の貫
通孔36aと、この貫通孔36aに連通して第3油室3
0に開口する軸方向孔36bとから構成してある。
【0036】37は前記スプール弁収容孔25の他端側
に摺動自在に収容された第2スプール弁である。前記第
2スプール弁37は、一端側(第1スプール弁28側)
に凸形状の外周面38が形成され、この外周面38が第
1スプール弁28側の凹形状のテーパ面34に当接可能
となっていると共に、他端側は、スプール弁収容孔25
に直交してボディ22に形成された貫通孔39内に突出
している。また、前記第2スプール弁37の胴部には直
径方向の係合孔40が形成され、この係合孔40内に、
後に詳述する変換機構の操作手段が接するようになって
いる。なお、前記貫通孔39の開口端は、プラグ板41
によって封止されている。
【0037】42は前記第1油室29内に収容された供
給スプリングで、この供給スプリング42は、一端がプ
ラグ26に接し、他端が第1スプール弁28に接して、
この第1スプール弁28を第2油室30側に付勢してい
る。これによって、前記第1スプール弁28は、常態に
おいて、ポペット部28aがスプール弁収容孔25の段
部25cに接し、第1油室29と第3油室31との連通
を遮断している。
【0038】43は前記第2油室30内に配置された排
出スプリングで、この排出スプリング43は、一端が第
1スプール弁28に接し、他端が第2スプール弁37に
接して、この第2スプール弁37をスプール弁収容孔2
5内から突出する方向に付勢している。つまり、前記排
出スプリング43は第2スプール弁37を第1スプール
弁28から離れる方向に付勢して相互に接触させず、即
ち、第1スプール弁28の凹形状のテーパ面34と第2
スプール弁37の凸形状の外周面38とが接触しない状
態とする。
【0039】このため、前記第2スプール弁37は、常
態において、第1スプール弁28に形成した連通油路3
6を第2油室30側端部において閉塞することがなく、
この連通路36を開いている状態としている。
【0040】前記制御弁20の第1油室29は、ボディ
22に形成した斜め孔(通路)44及びハウジング3に
形成した斜め孔(通路)45を介して、後に詳述する方
向切替え弁に連通している。また、第2油室30はドレ
ン通路46に連通し、第3油室31は作動油の供給通路
47に連通している。
【0041】また、前記制御弁20のボディ22には、
第1油室29に連通する斜め通路48、及びこの斜め通
路48に連通する軸方向通路49が形成してあり、この
軸方向通路49は後に詳述するアクチュエータに連通し
ている。
【0042】前記軸方向通路49は、吸込み保証のため
のチェック弁50を介して、貫通孔39に開口する通路
51に連通している。なお、前記チェック弁50は球弁
50aをその押子50bと共にチェックスプリング50
cで偏倚して通路51の弁座に適合させた構成とされ、
常態において、軸方向通路49と通路51との連通を遮
断している。
【0043】また、前記制御弁20のボディ22には、
貫通孔39を挟んでスプール弁収容孔25に対向する位
置に、このスプール弁収容孔25の軸心線と共通の軸心
線ををもってピストン収容孔52が形成してあり、この
ピストン収容孔52には軸方向通路49から折れ曲がっ
た斜め通路49aが開口している。
【0044】53は変換機構で、この変換機構53は、
制御弁20を操作可能な操作手段としての操作棒54を
有し、入力軸1に入力される操舵トルクを操作手段54
の変位に変換する。
【0045】前記変換機構53は、ハウジング3内に収
容された入力軸1に対して、軸方向に移動可能で、かつ
相対回動不能に連繋された可動部材55と、この可動部
材55と出力軸2の可動部材55に対向する対向面との
間に設けられ、これら可動部材55と出力軸2との相対
回動を可動部材55の軸方向移動に変換する運動変換手
段56を有している。また、前記制御弁20を操作可能
な操作棒54は後に詳述するように、可動部材55に連
繋されている。
【0046】前記可動部材55は中空円板状で、中空内
部に入力軸1が挿入された状態でこの入力軸1の外周側
に配置されており、入力軸1に設けた半径方向のフラン
ジ57に軸方向に植設されたピン58によって、軸方向
に移動可能で、かつ相対回動不能に連繋されている。ま
た、前記可動部材55は、一端がフランジ57に接する
ばね部材59によって、常時出力軸2側(バルブボディ
7側)に付勢されている。
【0047】前記運動変換手段56は、可動部材55に
設けられた回転方向に傾斜する一対の傾斜面60と、こ
の傾斜面60に接する突起としての球61を備えてお
り、この球61は出力軸2の可動部材55に対向する対
向面、即ちバルブボディ7の端面に設けられている(図
4参照)。これによって、前記入力軸1に操舵トルクが
入力され、入力軸1と出力軸2との間に相対回動が生じ
ることにより、球61が傾斜面60を押すことになるか
ら、可動部材55はばね部材59のばね力に抗して軸方
向に、即ちバルブボディ7の端面から離れる方向に移動
することが可能になる。この場合、前記傾斜面60は可
動部材55の回転方向に一対設けられているから、入力
軸1と出力軸2との相対回動が左右何れの方向であって
も、可動部材55は一方向に移動することになる。
【0048】前記操作棒(操作手段)54は、基端54
a側が可動部材55に連繋され、先端54b側がハウジ
ング3を貫通してボディ2の貫通孔39内に延び、第2
スプール弁37の係合孔40に係合している。また、前
記操作棒54は、その基端54a側と先端54b側との
間の中間部分がボディ22(ハウジング3に固定してあ
る)に取付けた球面軸受け62によって支持されてお
り、この球面軸受け62によって、ボディ22に枢動可
能に連結されている。このため、前記操作棒54は、球
面軸受け62を支点として揺動可能であり、可動部材5
5に連繋された基端54a側が図1において上方向に移
動することによって、先端54b側は下方向に移動して
制御弁20を操作することになる。
【0049】63は前記制御弁20とパワーシリンダ1
3との間に設けられた方向切替え弁で、この方向切替え
弁63は、図3に最もよく示されるように、この実施の
形態において、入力軸1の外周とバルブボディ7の内周
との間に所謂ロータリ弁として形成されている。
【0050】前記方向切替え弁63は、入力軸1に入力
される操舵トルクの方向に応じて、作動油の供給をパワ
ーシリンダ13の一方のシリンダ室15Lまたは他方の
シリンダ室15Rへ切替えると共に、これらシリンダ室
15L、15Rからの作動油の排出を司る。
【0051】即ち、前記入力軸1の外周には窪み64、
65が円周方向等間隔に配置して形成され、バルブボデ
ィ7の内周には、入力軸1の窪み64、65の間に位置
して、窪み66、67が円周方向等間隔に配置して形成
されており、これら窪み64、65、66、67の間
に、方向切替え弁63を構成する絞り68a、68b、
69a、69bが形成してある。
【0052】前記窪み64は、通路70を介してバルブ
ボディ7の外周に形成した周溝71に連通している。前
記周溝71は斜め孔44、45を介して制御弁20の第
1油室29に連通しているから、窪み64には制御弁2
0の第1油室29内の作動油が導かれることが可能であ
る。
【0053】前記窪み65は、通路72、入力軸1の内
周とトーションバー16の外周との間の隙間及び出力軸
2に形成した貫通孔2aを介してハウジング3内の低圧
部分に連通し、このハウジング3内を介してドレン通路
46に連通している。
【0054】前記窪み66は、通路73を介してバルブ
ボディ7の外周に形成した周溝74に連通し、この周溝
74を介してパワーシリンダ13の一方のシリンダ室1
5Lに連通している。
【0055】前記窪み67は、通路75を介してバルブ
ボディ7の外周に形成した周溝76に連通し、この周溝
76を介してパワーシリンダ13の他方のシリンダ室1
5Rに連通している。
【0056】また、前記周溝71、74、76の両側に
はシールリング77、78、79、80が配置されてお
り、これによって、これら周溝71、74、76は液密
的に区画されている。
【0057】ここで、前記パワーシリンダ13のシリン
ダ室15L、15R内には、周溝74、76を介して周
溝71内の作動油が導かれることが可能であり、周溝7
1は第1油室29内に連通している。このため、前記第
1油室29内に斜め通路48を介して連通している軸方
向通路49は、パワーシリンダ13に連通可能であるこ
とになる。
【0058】81は前記制御弁20または操作手段54
に対して制御力を与えるアクチュエータで、このアクチ
ュエータ81は、この実施の形態において、制御弁20
の軸方向に対向する位置に設けられており、制御弁20
に対して車速に応じた制御力を与えるようにしてある。
【0059】前記アクチュエータ81は、パワーシリン
ダ13の作動油圧に基づくアシスト圧力が与えられて制
御弁20に制御力を与えるアシストピストン82と、こ
のアシストピストン82に対して車両の運転状態に応じ
た力を与えるプランジャ83を有する制御力可変装置8
4と、から構成されている。
【0060】前記制御力可変装置84は、この実施の形
態において電磁ソレノイドから構成されている。即ち、
85はプランジャ83に吸引力を与える電磁コイル、8
6は電磁コイル85の支持板、87はプランジャ83を
付勢するソレノイドスプリングで、この制御力可変装置
84は、ピストン収容孔52に臨んで、支持板86を介
してボディ22に取付けられている。
【0061】前記プランジャ83は磁性体から略円筒状
に形成され、その中空内部に非磁性体からなるアシスト
ピストン82が摺動自在に収容されていると共に、支持
板86の貫通孔88内に摺動自在に支持されている。
【0062】前記プランジャ83の中空内部には圧縮ば
ね部材89が配置されており、この圧縮ばね部材89に
よってアシストピストン82がプランジャ83から突出
する方向に付勢されている。これによって、前記アシス
トピストン82とプランジャ83は圧縮ばね部材89を
介して連繋されていることになる。
【0063】前記アシストピストン82は、ボディ22
に形成したピストン収容孔52に内に突出しており、そ
の先端は、制御弁20の第2スプール弁37に接触可能
となっている。
【0064】前記ピストン収容孔52内には、アシスト
ピストン82を摺動可能に案内するシリンダ92が収容
されている。前記シリンダ92によって、ピストン収容
孔52内は、斜め通路49aが開口する高圧部分と、貫
通孔39に連通する低圧部分とに区画されている。
【0065】前記シリンダ92は両端側に窪みを有して
おり、一端が支持板86に接し、他端にはばね部材93
によって付勢された板94が接している。前記シリンダ
92の一端側には窪みによって、支持板86との間にア
シスト圧力室95が形成されており、シリンダ92の他
端側には窪みによって、板94との間に低圧室96が形
成されている。また、前記ばね部材93はシリンダ92
に螺合されるキャップ97によって支持されている。
【0066】前記アシスト圧力室95はピストン収容孔
52の高圧部分に位置し、シリンダ92に形成した通路
98を介して斜め通路49aに連通しており、これによ
ってアシスト圧力室95内には軸方向通路49及び斜め
通路49aを介してパワーシリンダ13の作動油圧が導
かれることが可能である。また、前記低圧室97はしス
トン収容孔52の低圧部分に位置して、ドレン通路46
に連通している。なお、前記アシスト圧力室95内は、
アシストピストン82とプランジャ83との摺動隙間、
プランジャ83と支持板86の貫通孔88との間の微小
隙間及び貫通孔83aを介してプランジャ83の中空内
部に連通している。
【0067】これによって、前記プランジャ83の中空
内部に収容されたアシストピストン82は、アシスト圧
力室95、低圧室97、板94及びキャップ98を貫通
して軸方向に摺動可能であり、その先端が第2スプール
弁37に接触可能となっている。
【0068】また、前記アシストピストン82には、軸
方向の略中央部分に半径方向のフランジ100が形成さ
れており、このフランジ100がシリンダ92の他端側
に形成した低圧室97内に収容され、板94に当接係合
している。
【0069】前記ばね部材93は、圧縮ばね部材89の
ばね力に拮抗するばね力(詳しくは、ばね部材93のば
ね力が僅かに大きい)をもって備えられ、このばね力で
板94を介してアシストピストン82を付勢している。
このため、前記アシストピストン82は、ソレノイドス
プリング87、圧縮ばね部材89及びばね部材93のば
ね力で付勢され、これらばね力の釣り合い位置で停止し
ており、この状態で、アシストピストン82の先端と第
2スプール弁37との間には所定の隙間(l)が形成さ
れるようになっている。
【0070】前記アクチュエータ81は、制御力可変装
置84のプランジャ83が電磁コイル85によって吸引
される一方でソレノイドスプリング87のばね力で付勢
されると共に、アシストピストン82がばね部材93の
ばね力付勢される一方で圧縮ばね部材89のばね力及び
アシスト圧力室95の油圧力で付勢される。これによ
り、前記アシストピストン82が、電磁コイル84の吸
引力と、ソレノイドスプリング87、圧縮ばね部材89
及びばね部材93のばね力と、アシスト圧力室95の油
圧力との釣り合い位置で停止し、第2スプール弁37に
対して制御力を与える。
【0071】また、前記制御力可変装置84は、車両の
走行状態を検出するセンサ、この実施の形態において車
速センサ102からの車速信号が入力される制御ユニッ
ト103を介して駆動されることにより、プランジャ8
3に対する電磁コイル85の吸引力を制御して、プラン
ジャ83に対して圧縮ばね部材89を介して連繋されて
アシストピストン82に作用する力を車速に応じて変化
させることが可能である。
【0072】これによって、前記アクチュエータ81
は、パワーシリンダ13の作動油圧に基づくアシスト圧
力と、制御力可変装置84による車両の運転状態に応じ
た力との両方をアシストピストン82に作用させ、第2
スプール弁37に制御力を与える。その結果、前記制御
弁20の制御特性を車速の因子を加えて変化させること
ができ、所謂車速感応制御が可能となる。
【0073】105は前記供給通路47に作動油を供給
する油圧ポンプである。前記供給通路47の途中には、
油圧ポンプ105から制御弁20の第3油室31側への
作動油の流通を許容し、逆方向の流通を阻止するチェッ
ク弁106が設けられており、このチェック弁106よ
りも下流側の供給通路47には、この供給通路47内の
圧力を所定圧力に保持可能なアキュームレータ107が
接続されている。
【0074】108は前記油圧ポンプ105を回転駆動
するモータで、このモータ108は、チェック弁106
よりも下流側の供給通路47内の圧力をモニターする圧
力スイッチ109の検出信号に基づいて駆動及び停止が
制御される。
【0075】なお、前記ドレン通路46は作動油のリザ
ーバ110に連通している。
【0076】斯かる構成において、前記入力軸1に連結
される図外のステアリングホイールが操舵操作され、こ
の入力軸1に操舵トルクが入力されると、この操舵トル
クはトーションバー16を介して出力軸2に伝達され、
ラック軸9を介して図外の操縦リンクを操向操作する。
【0077】このとき、図外の車輪の接地抵抗が大きい
場合には、前記トーションバー16が捩じられ、入力軸
1と出力軸2との間に相対回動が生じることになる。
【0078】前記入力軸1と出力軸2との相対回動が生
じることによって、制御弁20及び方向切替え弁63が
作動し、パワーシリンダ13に作動油を給排して、作動
油圧による操舵助勢力が得られることになるのであり、
これについて順を追って説明する。
【0079】まず、前記供給通路47の作動油は、チェ
ック弁106よりも下流側に設けたアキュームレータ1
07によって加圧されて、常時所定圧力に維持されてい
る。即ち、前記供給通路47内の作動油の圧力は圧力ス
イッチ109によってモニターされており、この供給通
路47内の圧力が所定圧力よりも低下した場合には圧力
スイッチ109の検出信号に基づいてモータ108が回
転し、油圧ポンプ105が回転駆動されることによっ
て、供給通路47内の作動油の圧力が高められる。一
方、前記供給通路47内の圧力が所定圧力に達した場合
には、圧力スイッチ109がこれを検出し、モータ10
8及び油圧ポンプ105の回転駆動を停止させる。した
がって、前記制御弁20の第3油室31内には常時所定
圧力の作動油が導かれていることになる。
【0080】このとき、前記入力軸1と出力軸2との間
に相対回動が生じない状態、即ち操舵操作の中立位置に
おいては、変換機構53の可動部材55はばね部材59
のばね力で押圧されて、運動変換手段56の一対の傾斜
面60が同時に球体61に接した状態(図4参照)にあ
るから、操作棒54は図1に示す中立位置にあり、制御
弁20を操作しない。このため、前記制御弁20の第1
スプール弁28及び第2スプール弁37は共に図1及び
図2に示す中立状態にあり、作動油の方向切替え弁63
及びパワーシリンダ13への供給は遮断された状態にあ
る。
【0081】即ち、前記制御弁20の第1スプール弁2
8は、常態にあって、この第1スプール弁28によって
スプール弁収容孔25内に形成された第1油室29、第
2油室30及び第3油室31をそれぞれ区画しており、
各油室間の相互の連通は阻止された状態にある。つま
り、前記第1スプール弁28は供給スプリング42によ
って第2油室30側に付勢され、この第1スプール弁2
8のポペット部28aがスプール弁収容孔25の段部2
5cに接しており、第1油室29と第3油室31との連
通を阻止している。また、前記第2油室30と第3油室
31との間はシールリング32によって封止が施されて
いる。
【0082】つまり、前記作動油の供給通路47が連通
する第3油室31は、方向切替え弁63の周溝71に連
通する第1油室29、及びドレン通路46に連通する第
2油室30に対してそれぞれ区画されており、このた
め、前記第3油室31に供給される作動油は方向切替え
弁63及びドレン通路46の何れにも供給されない状態
にある。
【0083】また、前記第2スプール弁37は排出スプ
リング43によってスリーブ24から突出する方向に付
勢されているけれども、常態にあっては、変換機構53
の操作手段としての操作棒54によって押圧されず、第
1油室29と第2油室30とを連通する連通油路36を
連通状態に保っている。即ち、前記第2スプール弁37
は排出スプリング43によってバルブボディ20から突
出する方向に付勢され、これによって、第2スプール弁
37は第1スプール弁28から離間して、第1スプール
弁28の凹形状のテーパ面34と第2スプール弁37の
凸形状の外周面38とが接触しない状態とされる。
【0084】このため、前記第2スプール弁37は第1
スプール弁28に形成した連通油路36を第2油室30
側端部において閉塞することがなく、この連通路36を
開いている。したがって、前記方向切替え弁63に連通
する第1油室29は、第2油室30に連通するドレン通
路46に連通していることになる。
【0085】斯かる状態から、前記図外のステアリング
ホイールを介して入力軸1に操舵トルクが入力され、ト
ーションバー16が捩じられて入力軸1と出力軸2とが
相対回動することにより、変換機構53の操作棒54が
第2スプール弁37を操作し、この第2スプール弁37
を排出スプリング43のばね力に抗して押圧して、軸方
向に移動させる。
【0086】具体的には、前記入力軸1と出力軸2とが
相対回動することにより、運動変換手段56の球61が
可動部材55に形成した一対の傾斜面60の一方にのみ
接することになり、この可動部材55を図1において上
方向に移動させる。これによって、前記可動部材55に
基端54a側が連繋された操作棒54が球面軸受け62
を介して揺動し、この操作棒54の先端54b側が図1
において下方向に動くことになるから、この先端54b
側で第2スプール弁37が押圧される。その結果、前記
第2スプール弁37は操作手段としての操作棒54によ
って押圧され、入力軸1と出力軸2との相対回動量に応
じて軸方向に移動することになる。
【0087】前記操作棒54が制御弁20の第2スプー
ル弁37を軸方向に押圧して移動させることにより、こ
の第2スプール弁37が、第1油室29と第2油室30
とを連通する連通油路36を閉じることになる。
【0088】即ち、前記第2スプール弁37が排出スプ
リング43のばね力に抗して第1スプール弁28側に移
動することにより、第2スプール弁37が第1スプール
弁28に接し、第1スプール弁28の凹形状のテーパ面
34と第2スプール弁37の凸形状の外周面38とが接
触する。このため、前記第2スプール弁37は第1スプ
ール弁28に形成した連通油路36を第2油室30側端
部において閉塞することになり、この連通路36を閉じ
る。したがって、前記方向切替え弁63に連通する第1
油室29は第2油室30に連通するドレン通路46との
連通が阻止されることになる。
【0089】また、前記操作手段としての操作棒54が
第2スプール弁37を押圧して軸方向に移動させ、この
第2スプール弁37が第1スプール弁28に接すること
により、この第1スプール弁28が軸方向に押圧され、
供給スプリング42のばね力に抗して第1油室29側に
移動することになる。
【0090】前記第1スプール弁28が第1油室29側
に移動することにより、第1油室29と第3油室31と
が連通することになる。これによって、前記作動油の供
給通路47に連通する第3油室31から第1油室29に
導かれる作動油が方向切替え弁63を介してパワーシリ
ンダ13に供給される。
【0091】即ち、いま、前記入力軸1に一定方向の操
舵トルクが入力され、プール弁収容孔25内の第1スプ
ール弁28が第1油室29側に移動すると、この第1ス
プール弁28に形成されたポペット部28aが、スプー
ル弁収容孔25の大径部25aと小径部25bとの段部
25cから離れ、前記第1油室29と第3油室31とが
連通される。これによって、前記供給通路47から第3
油室31に供給される作動油が第1油室29内に導か
れ、この第1油室29から、通路42、斜め孔44、4
5及び周溝71を介して方向切替え弁63に導かれ、こ
の方向切替え弁63による制御のもとに、パワーシリン
ダ13の一方のシリンダ室15L(転舵方向が逆の場合
には他方のシリンダ室15R)に供給されるのである。
【0092】ここで、前記方向切替え弁63は、入力軸
1と出力軸2との間に相対回動が生じない状態、即ち操
舵操作の中立位置においては、絞り68a、69aは閉
じており、絞り68b、69bは僅かに開いている。こ
のため、前記パワーシリンダ13の一方のシリンダ室1
5Lは、周溝74、通路73、絞り68b、窪み65、
通路72を介してドレン通路46に連通しており、他方
のシリンダ室15Rは、周溝76、通路75、絞り69
b、窪み65を介してドレン通路46に連通している。
【0093】斯かる状態から、前記図外のステアリング
ホイールを介して入力軸1に操舵トルクが入力され、ト
ーションバー16が捩じられて入力軸1と出力軸2とが
相対回動することにより、方向切替え弁63の絞り68
aが開いて絞り68bが閉じる(転舵方向が逆の場合に
は絞り69aが開いて絞り69bが閉じる)ことにな
る。これによって、前記制御弁20から周溝71に供給
される作動油が、通路70から絞り68aを介してパワ
ーシリンダ13の一方のシリンダ室15Lに導かれる
(転舵方向が逆の場合には、通路70から絞り69aを
介してパワーシリンダ13の他方のシリンダ室15Rに
導かれる)。
【0094】つまり、前記制御弁20が方向切替え弁6
3に作動油を導く動作と、方向切替え弁63がパワーシ
リンダ13の一方のシリンダ室15Lまたは他方のシリ
ンダ室15Rとに作動油の供給を選択的に切替える動作
とが、略同時に実行されることになる。
【0095】前記制御弁20が方向切替え弁63を介し
てパワーシリンダ13に作動油を供給するとき、制御弁
20の第1スプール弁28は、操舵トルクが増加する過
程で、入力軸1に入力される操舵トルクとパワーシリン
ダ13の一方のシリンダ室15L内(転舵方向が逆の場
合には、他方のシリンダ室15R内)の圧力及び供給ス
プリング42のばね力との3者の釣合いが徐々に変化す
ることによって移動し、次のように作動する。
【0096】即ち、前記第1スプール弁28のポペット
部28aがスプール弁収容孔25の段部25cから離
れ、作動油が第1油室29からパワーシリンダ13に供
給されて、例えば一方のシリンダ室15L内の圧力が上
昇し、操舵助勢力が発揮されると、前記図外のステアリ
ングホイールから入力軸1に入力されている操舵トルク
は、パワーシリンダ13によって得られる助勢力の大き
さの分、減じられることが可能である。同時に、前記シ
リンダ室15L内の圧力が上昇することによって第1油
室29内の圧力も上昇することになるから、第1スプー
ル弁28は第1油室29内の圧力によって押し戻され、
ポペット部28aがスプール弁収容孔25の段部25c
に接して、第1油室29と第3油室31との連通を遮断
する。さらに、転舵操作のために、前記入力軸1に入力
される操舵トルクが増大すると、再びポペット部28a
がスプール弁収容孔25の段部25cから離れ、作動油
がパワーシリンダ13の一方のシリンダ室15Lに供給
される。以後、前記入力軸1に入力される操舵トルクに
応じて所定の大きさの操舵助勢力が得られるまで、前記
動作が繰り返されることになる。
【0097】つまり、前記制御弁20の第1スプール弁
28は、入力軸1に操舵トルクが入力されて、入力軸1
と出力軸2との相対回動が生じ、所定の大きさの助勢力
が得られるまで、ポペット部28aがスプール弁収容孔
25の段部25cから離れて作動油をパワーシリンダ1
3に導入する動作と、ポペット部28aがスプール弁収
容孔25の段部25cに接して作動油の導入を中止する
動作とを繰り返すことになる。
【0098】したがって、前記トーションバー16は、
第1スプール弁28のポペット部28aがスプール弁収
容孔25の段部25cから離れるまでの範囲内でのみ捩
じられることになり、また、前記入力軸1と出力軸2と
相対回動量もその範囲内となる。
【0099】一方、前記制御弁20からの作動油が方向
切替え弁63を介してパワーシリンダ13の一方のシリ
ンダ室15Lに導入されるとき、パワーシリンダ13の
他方のシリンダ室15Rは周溝76、通路75、窪み6
7、絞り69b、窪み65、通路72を介してドレン通
路46に連通している。
【0100】このため、前記パワーシリンダ13の一方
のシリンダ室15Lに導入される作動油の圧力によっ
て、ピストン14を介してラック軸9に操舵方向の力が
与えられ、操舵助勢力が発揮されるのである。
【0101】これにより、前記入力軸1に与えられる操
舵トルクに応じて、パワーシリンダ13に供給される作
動油によって所定の操舵助勢力が得られる。
【0102】次に、操舵操作が完了し、前記入力軸1へ
の操舵トルクの入力が解除されると、制御弁20の第1
スプール弁28が第1油室29内の圧力及び供給スプリ
ング42のばね力によって第2油室30側に押し戻さ
れ、第1スプール弁28のポペット部28aがスプール
弁収容孔25の段部25cに接して、第1油室29と第
3油室31との連通を遮断する。
【0103】また、前記第2スプール弁37が、第2油
室30内の圧力(この圧力は作動油が供給されるパワー
シリンダ13のシリンダ室、例えば一方のシリンダ室1
5L内の圧力に等しい)及び排出スプリング43のばね
力によって第1スプール弁28から離間する方向に徐々
に押し戻され、第1スプール弁28の凹形状のテーパ面
34と第2スプール弁37の凸形状の外周面38とが接
触しない状態とされる。このため、前記第2スプール弁
37は第1スプール弁28に形成した連通油路36を第
2油室30側端部において開口し、この連通油路36を
開く。
【0104】これによって、前記パワーシリンダ13の
一方のシリンダ室15Lに連通する第1油室29がドレ
ン通路46に連通し、シリンダ室15L内を大気圧のも
とに解放して、操舵助勢力を除すことになる。
【0105】これと同時に、前記方向切替え弁63も中
立位置に戻り、パワーシリンダ13の一方のシリンダ室
15L内及び他方のシリンダ室15R内はセンターオー
プン型の絞り68b、69bからドレン通路46に連通
される。
【0106】このとき、前記制御弁20の第2スプール
弁37は、操舵トルクが減じられる過程で入力軸1に残
留する操舵トルクとパワーシリンダ13の一方のシリン
ダ室15L内(転舵方向が逆の場合には、他方のシリン
ダ室15R内)に残留する圧力及び排出スプリング43
のばね力との3者の釣合いが徐々に変化することによっ
て移動し、連通油路36を徐々に開くことになる。
【0107】即ち、前記第2スプール弁37が連通油路
36を僅かに開くと、パワーシリンダ13の一方のシリ
ンダ室15L内の油圧力が僅かに減じられ、操舵助勢力
が減じられる。前記パワーシリンダ13の助勢力が減じ
られると、入力軸1に残留する操舵トルクが勝り、第2
スプール弁37は第1スプール弁28に接し、連通油路
36を閉じることになる。さらに、転舵操作を解除する
ために前記入力軸1に入力されている操舵トルクを除す
と、再び第2スプール弁37が第1スプール弁28から
離間して連通油路36を開き、パワーシリンダ13の一
方のシリンダ室15L内の作動油をドレン通路46に逃
がす。以後、前記入力軸1に入力される操舵トルク及び
パワーシリンダ13での操舵助勢力が零になるまで、前
記動作が繰り返されることになる。
【0108】つまり、前記制御弁20の第2スプール弁
37は、入力軸1に入力される操舵トルクが減じられる
ことによって、入力軸1と出力軸2との相対回動が減じ
られ、操舵助勢力が零になるまで、第1スプール弁28
から離間して連通油路36を開き、パワーシリンダ13
とドレン通路46とを連通する動作と、第1スプール弁
28に接して連通油路36を閉じる動作とを繰り返すこ
とになる。
【0109】一方、前記図外のステアリングホイールが
逆方向に操舵操作された場合には、運動変換手段56の
球61は可動部材55に形成した一対の傾斜面60の他
方にのみ接することになるけれども、この可動部材55
は前記同様に図1において上方向に移動するから、前記
同様に操作棒54が制御弁20を操作する。これに対し
て、前記方向切替え弁63は前記した方向とは逆方向に
作動し、絞り69a、68bを開き、絞り69b、68
aを閉じる。これによって、方向切替え弁63は、制御
弁20からの作動油を絞り69aを介してパワーシリン
ダ13の他方のシリンダ室15R内に供給すると共に、
一方のシリンダ室15L内が絞り68bを介してドレン
通路46に連通することになる。
【0110】これにより、前記同様に、入力軸1に入力
される操舵トルクに応じて、パワーシリンダ13に供給
される作動油によって所定の操舵助勢力が得られる。
【0111】その結果、操舵機構の左方向または右方向
の転舵操作に対して、パワーシリンダ13による操舵助
勢力が得られるのである。
【0112】このとき、前記制御弁20に対して車速に
応じた制御力を与えるアクチュエータ81は次のように
作動する。
【0113】先ず、前記アクチュエータ81のアシスト
ピストン82にはアシスト圧力室95の圧力が作用して
おり、このアシスト圧力室95には軸方向通路49及び
斜め孔49aを介してパワーシリンダ13の作動油圧が
導かれているから、アシストピストン82には、パワー
シリンダ13の作動油圧に基づくアシスト圧力が作用し
ていることになる。これによって、前記アシストピスト
ン82は、所定の遊動ストローク(l)の後、即ち所定
のカットオフ点以降、第2スプール弁37を押圧操作可
能である。
【0114】また、前記制御力可変装置84は、電磁コ
イル84が車速センサ102からの車速信号が入力され
る制御ユニット103を介して駆動され、プランジャ8
3が車速の増大によって吸引力が増大する電磁コイル8
4によって吸引され、圧縮ばね部材89のセット荷重を
変える。即ち、低車速域においては前記圧縮ばね部材8
9のセット荷重が大きく、高車速時はセット荷重が小さ
い状態とする。これによって、前記プランジャ83に圧
縮ばね部材89を介して連繋されたアシストピストン8
2に作用する力を変える。
【0115】これによって、前記制御力可変装置84の
プランジャ83が所定の吸引力で吸引されている状態に
おいて、アシストピストン82は、パワーシリンダ13
の圧力に基づくアシスト圧力に圧縮ばね部材89のばね
力を加えた力とばね部材93のばね力との釣り合い位置
で、第2スプール弁37に対して制御力を与えることに
なる。
【0116】即ち、前記電磁コイル84の吸引力が小さ
い低車速域では圧縮ばね部材89のセット時荷重が大き
くなっているから、アシストピストン82は比較的小さ
なアシスト圧力が作用することによってばね部材93の
ばね力に抗して容易に移動して、所定寸法(l)移動し
て第2スプール弁37に接した低車速域のカットオフ点
以降、操舵トルク(T)に対する油圧(P)の増加割合
が変化する特性、所謂カットオフ特性をもって制御され
る(図5破線参照)。
【0117】また、前記電磁コイル84の吸引力が大き
い高車速域では圧縮ばね部材89のセット時荷重が小さ
くなっているから、アシストピストン82は比較的大き
なアシスト圧力が作用することによってばね部材93の
ばね力に抗して移動して、所定寸法(l)移動して第2
スプール弁37に接した高車速域のカットオフ点以降、
操舵トルク(T)に対する油圧(P)の増加割合が変化
する特性、所謂カットオフ特性をもって制御される(図
5実線参照)。
【0118】これによって、前記アクチュエータ81
は、制御力可変装置84が車速センサ102からの車速
信号に基づいて駆動制御されることにより、制御力可変
装置84のプランジャ83が車速に応じてアシストピス
トン82に作用する力を変化させ、このアシストピスト
ン82に作用するアシスト油圧と共に、プランジャ83
による制御力を制御弁20に与えることになる。
【0119】即ち、前記制御弁20に制御力を与えるア
クチュエータ81は、変換機構53の操作棒54が制御
弁20の第2スプール弁37を操作してこの第2スプー
ル弁37を排出スプリング43のばね力に抗して押圧す
る力に対する助勢力(制御力)を、車速に応じて変化さ
せる。具体的には、前記アクチュエータ81は、車両の
低速時または停止時に最も大きな助勢力を発揮し、高速
になるに従って助勢力を減じることになる。
【0120】このため、前記入力軸1に操舵トルクが入
力されて、変換機構53の操作棒54が制御弁20を操
作して第1油室29の油圧が増圧されるとき、及び入力
軸1に入力される操舵トルクが減じられて、変換機構5
3の操作棒54が制御弁20を操作して第1油室29の
油圧が減圧されるとき、この制御弁20の制御特性に車
速の因子が加えられ、操舵トルク(T)に対する油圧
(P)の特性が、図5に示すように、車速に応じて変化
し、所謂車速感応制御されることになる。
【0121】つまり、前記パワーシリンダ13への作動
油の供給を司る制御弁20に対して、アクチュエータ8
1から車速に応じた制御力が与えられる。具体的には、
前記操作棒54による制御弁20の開弁操作の場合の操
作力に対する助勢力(制御力)を車速の増加に伴って減
じる。
【0122】これによって、操舵トルクに応じて変化す
る作動油の油圧特性において、油圧が立ち上がり始める
操舵トルク及び減少し始める操舵トルクの大きさが、車
速に応じて変化し、車両の低速走行時或いは停止時は、
高速走行時に比較して小さな操舵トルクで所定の作動油
圧力が得られる。
【0123】このとき、前記アクチュエータ81の制御
力は、アシストピストン82によって与えられ、このア
シストピストン82にはパワーシリンダ13の作動油圧
に基づくアシスト圧力と、車両の運転状態に応じた力と
が与えられているから、これらの合力となる。ここに、
前記アシストピストン82に与えられるアシスト圧力は
パワーシリンダ13の作動油圧に基づいて得られるよう
にしてあるから、油圧ポンプ105はパワーシリンダ1
3に作動油を供給するために作動されるのみで足り、格
別調圧通路等に作動油を導くために作動されることはな
い。
【0124】したがって、前記パワーシリンダ13に導
く作動油圧特性を車速に応じて変化させることができる
と共に、エネルギの消費量を可及的に低減することが可
能なパワーステアリング装置が得られる。
【0125】また、前記アシストピストン82と制御力
可変装置84のプランジャ83との間が圧縮ばね部材8
9を介して連繋されていると共に、アシストピストン8
2が圧縮ばね部材89のばね力に拮抗するばね力のばね
部材93で付勢されていることにより、両方のばね部材
89、93のばね定数を任意に選定することが可能であ
る。このため、前記圧縮ばね部材89のばね定数とばね
部材93のばね定数とを近接させることにより、アシス
ト圧力及びプランジャ83からの力を受けて、アシスト
ピストン82が制御弁20に制御力を与え始めるカット
オフ点において、低車速域のカットオフ点と高車速域の
カットオフ点との間隔を広げることができ、優れた操舵
特性を得ることができる。
【0126】また、前記プランジャ83が圧縮ばね部材
89を介してアシストピストン82に連繋され、プラン
ジャ83がアシストピストン82を介して、圧縮ばね部
材89及びソレノイドスプリング87のばね力に拮抗す
るばね部材93のばね力で付勢されていることにより、
制御力可変装置84の電磁コイル85の吸引力に対する
プランジャ83のストローク特性の平坦な領域を有効に
利用することができ、電磁ソレノイドで構成した制御力
可変装置84の小形化を図ることができる。
【0127】図6乃至図7は本発明の別の実施の形態を
示す図面で、この実施の形態が前記実施の形態と変わる
ところは、前記圧縮ばね部材89が廃止され、アシスト
ピストン82と制御力可変装置84のプランジャ83と
が、一体に連繋されている点である。
【0128】即ち、図6に示す実施の形態においては、
前記支持板86の貫通孔88内に摺動自在に収容された
プランジャ83と、シリンダ92に摺動可能に案内され
たアシストピストン82とが、一体に形成してある。
【0129】前記アシストピストン82は大径部と小径
部とからなる段付き状に形成されており、大径部がシリ
ンダ92に案内されて段つき肩部が板94に当接係合す
ると共に、小径部が板94を貫通してその先端が第2ス
プール弁37に当接可能である。また、前記プランジャ
83に形成した貫通孔83aが、プランジャ83とアシ
ストピストン82との連結部分で折れ曲がって、アシス
ト圧力室95に連通している。
【0130】また、図7に示す実施の形態においては、
前記支持板86の貫通孔88内に摺動自在に収容された
プランジャ83と、シリンダ92に摺動可能に案内され
たアシストピストン82とが、一体に形成してある。
【0131】前記アシストピストン82は単一の外径寸
法をもって形成されており、その先端が第2スプール弁
37に当接可能である。また、前記プランジャ83に形
成した貫通孔83aが、プランジャ83とアシストピス
トン82との連結部分で折れ曲がって、アシスト圧力室
95に連通している。また、前記圧縮ばね部材89と共
に、この圧縮ばね部材89のばね力に拮抗してアシスト
ピストン82を付勢するばね部材93を廃止してある。
【0132】なお、その他の構成については前記実施の
形態と同様であるから、同一構成部分には同一符号を付
し、その重複する説明を省略する。
【0133】斯かる実施の形態においても、前記アクチ
ュエータ81の制御力は、アシストピストン82によっ
て与えられ、このアシストピストン82にはパワーシリ
ンダ13の作動油圧に基づくアシスト圧力と、車両の運
転状態に応じた力とが与えられているから、これらの合
力となる。ここに、前記アシストピストン82に与えら
れるアシスト圧力はパワーシリンダ13の作動油圧に基
づいて得られるようにしてあるから、油圧ポンプ105
はパワーシリンダ13に作動油を供給するために作動さ
れるのみで足り、格別調圧通路等に作動油を導くために
作動されることはない。
【0134】したがって、前記パワーシリンダ13に導
く作動油の油圧特性を車両の運転状態に応じて変化させ
ることができると共に、エネルギの消費量を可及的に低
減することが可能なパワーステアリング装置が得られ
る。
【0135】加えて、前記アシストピストン82と制御
力可変装置84のプランジャ83とが一体に連繋されて
いることにより、構成の簡素化を図ることができる。
【0136】以上、実施の形態を図面に基づいて説明し
たが、具体的構成はこの実施の形態に限られるものでは
なく、発明の要旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、前記アクチュエータ81の制御力を制御弁20
に作用させるようにしたが、操作棒(操作手段)54に
作用させるようにしてもよい。
【0137】また、前記制御弁20の第1スプール弁2
8に連通油路36を形成した実施の形態について述べた
が、この連通油路36はボディ24に設けるようにして
もよいものである。
【0138】また、前記アクチュエータ81として電磁
ソレノイドを採用したが、これに限ることなく、ステッ
プモータ等の各種アクチュエータが採用可能である。
【0139】また、前記方向切替え弁63を所謂ロータ
リ弁で構成したが、スプール弁で構成することも可能で
ある。
【0140】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明に
よれば、パワーシリンダに導く作動油圧特性を車速に応
じて変化させることができると共に、エネルギの消費量
を可及的に低減することが可能なパワーステアリング装
置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すパワーステアリング
装置の説明図で、制御弁、方向切替え弁及びアクチュエ
ータの断面図を含む図面である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面を含む説明図である。
【図4】図1のC−C線断面図である。
【図5】車速をパラメータとして、入力軸に入力される
操舵トルク(T)と操舵助勢力を発生させる作動油圧
(P)との関係を示す線図である。
【図6】本発明の別の実施の形態を示す、図2と同様の
図面である。
【図7】本発明の別の実施の形態を示す、図2と同様の
図面である。
【符号の説明】
1 入力軸 2 出力軸 13 パワーシリンダ 20 制御弁 54 操作棒(操作手段) 81 アクチュエータ 82 アシストピストン 83 プランジャ 84 制御力可変装置 105 油圧ポンプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操舵機構の入力軸に入力される操舵トル
    クに応じて、油圧ポンプからの作動油をパワーシリンダ
    に給排して操舵助勢力を得るパワーステアリング装置に
    おいて、前記入力軸に入力される操舵トルクに応じてパ
    ワーシリンダへの作動油の供給を司り、操舵操作の中立
    位置においてパワーシリンダへの作動油の供給を遮断す
    る形式の制御弁と、この制御弁を、入力軸に入力される
    操舵トルクに応じて操作可能な操作手段と、この操作手
    段または制御弁に対して、車両の運転状態に応じた制御
    力を与えるアクチュエータとを備えてなり、前記アクチ
    ュエータが、パワーシリンダの作動油圧に基づくアシス
    ト圧力が与えられて操作手段または制御弁に制御力を与
    えるアシストピストンと、このアシストピストンに対し
    て車両の運転状態に応じた力を与えるプランジャを有す
    る制御力可変装置と、を備えてなることを特徴とする、
    パワーステアリング装置。
  2. 【請求項2】 前記アシストピストンと制御力可変装置
    のプランジャとの間が、圧縮ばね部材を介して連繋され
    ていると共に、前記アシストピストンが、圧縮ばね部材
    のばね力に拮抗するばね力のばね部材で付勢されている
    ことを特徴とする、請求項1記載のパワーステアリング
    装置。
  3. 【請求項3】 前記アシストピストンと制御力可変装置
    のプランジャとが、一体に連繋されていることを特徴と
    する、請求項1記載のパワーステアリング装置。
JP10131972A 1998-05-14 1998-05-14 パワーステアリング装置 Pending JPH11321676A (ja)

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