JPH11323708A - 可逆熱変色性組紐 - Google Patents
可逆熱変色性組紐Info
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- JPH11323708A JPH11323708A JP13776798A JP13776798A JPH11323708A JP H11323708 A JPH11323708 A JP H11323708A JP 13776798 A JP13776798 A JP 13776798A JP 13776798 A JP13776798 A JP 13776798A JP H11323708 A JPH11323708 A JP H11323708A
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- reversible thermochromic
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- yarn
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- thermochromic
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Abstract
ても色変化の耐久性を満たした可逆熱変色性組紐を提供
する。 【解決手段】 熱可塑性樹脂中に(イ)電子供与性呈色
性有機化合物、(ロ)電子受容性化合物、(ハ)前記
(イ)、(ロ)の呈色反応の生起温度を決める反応媒体
の均質相溶体からなる可逆熱変色性組成物を内包させた
マイクロカプセル顔料を分散して形成された可逆熱変色
性糸を編組して得られる可逆熱変色性組紐。
Description
関する。更に詳細には、従来汎用の組紐と同様の触感と
熱変色機能の耐久性を備えた可逆熱変色性組紐に関す
る。
幾つかの提案が開示されているが、温度変化により可逆
的に色変化を呈する組紐については有効な提案が未だ開
示されていない。又、温度変化により可逆的に色変化を
呈する組紐を製造する方法としては、バインダー樹脂を
含む可逆熱変色性材料中に組紐を浸漬して染着したり、
或いは、編組前の糸を染着した後、編組したり、繊維を
予め染着した後、紡績によって糸を作成し、前記糸を編
組する等の方法によって可逆的に色変化を呈する組紐を
得る方法、或いは、スプレー等により組紐の表面に可逆
熱変色層を設ける等の方法によって可逆的に色変化を呈
する組紐を得る方法が考えられる。前記した方法は、い
ずれも温度変化により可逆的に変色する組紐を得ること
ができるとしても、前者は染着時或いは染着後の紡績や
編組時に可逆熱変色性材料中のバインダー樹脂によって
繊維間の結着を生じ易く、製造が困難であると共に作成
した組紐の柔軟性も乏しい。又、後者は組紐の柔軟性を
若干維持することができるものの、可逆熱変色層が組紐
の折り曲げによる、各々の糸の移動に追従しなかった
り、或いは、糸同士の摩擦によって容易に剥離して所望
の色変化を呈することができ難くなるといった不具合を
生じる。
れ、且つ、繰り返しの使用によっても色変化の耐久性に
優れる可逆熱変色性組紐を提供することにある。
与性呈色性有機化合物、(ロ)電子受容性化合物、
(ハ)前記(イ)、(ロ)の呈色反応の生起温度を決め
る反応媒体の均質相溶体からなる可逆熱変色性組成物を
内包させたマイクロカプセル顔料を、熱可塑性樹脂中に
分散状態に溶融ブレンドして形成された可逆熱変色性糸
により編組されてなる可逆熱変色性組紐を要件とする。
更には、前記可逆熱変色性マイクロカプセル顔料を熱可
塑性樹脂中に0.1〜30重量部含有した可逆熱変色性
糸により編組されてなること、前記可逆熱変色性糸の外
径が10〜300μmであること、前記可逆熱変色性糸
と非熱変色性糸により編組されてなること等を要件とす
る。
脂としては、低密度ポリエチレン、線状低密度ポリエチ
レン、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオ
レフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタレート、ポリブ
チレンテレフタレート等のポリエステル樹脂、6−ナイ
ロン、6,6ナイロン、12ナイロン、6−6,6共重
合ナイロン、6−12共重合ナイロン等のポリアミド樹
脂、ポリ塩化ビニル樹脂等が挙げられる。
ンドされる(イ)電子供与性呈色性有機化合物、(ロ)
電子受容性化合物、(ハ)前記(イ)、(ロ)の呈色反
応の生起温度を決める反応媒体の均質相溶体からなる可
逆熱変色性組成物を内包させたマイクロカプセル顔料
は、従来より公知の可逆熱変色性組成物をカプセル化し
たものであり、前記可逆熱変色性組成物として具体的に
は、特公昭51−35414号公報、特公昭51−44
706号公報、、特公昭51−44708号公報、特公
昭52−7764号公報、特公平1−29398号公
報、特開平7−186546号公報等に記載のものが挙
げられる。前記は所定の温度(変色点)を境としてその
前後で変色し、変化前後の両状態のうち常温域では特定
の一方の状態しか存在しえない。即ち、もう一方の状態
は、その状態が発現するのに要する熱又は冷熱が適用さ
れている間は維持されるが、前記熱又は冷熱の適用がな
くなれば常温域で呈する状態に戻る、所謂、温度変化に
よる温度−色濃度について小さいヒステリシス幅(Δ
H)を示して変色するタイプである。
54号公報、特開平7−179777号公報、特開平7
−33997号公報等に記載されている大きなヒステリ
シス特性を示して変色する感温変色性色彩記憶性組成
物、即ち、温度変化による着色濃度の変化をプロットし
た曲線の形状が、温度を変色温度域より低温側から温度
を上昇させていく場合と逆に変色温度域より高温側から
下降させていく場合とで大きく異なる経路を辿って変色
するタイプであり、低温側変色点と高温側変色点の間の
常温域において、前記低温側変色点以下又は高温側変色
点以上の温度で変化させた状態を記憶保持できる特徴を
有する可逆熱変色性組成物も有効である。
子受容性化合物と呈色反応を可逆的に生起させる有機化
合物媒体の三成分を含む可逆熱変色性組成物はマイクロ
カプセルに内包したマイクロカプセル顔料として使用さ
れる。これは、種々の使用条件において可逆熱変色性組
成物は同一の組成に保たれ、同一の作用効果を奏するこ
とができるからである。前記マイクロカプセルに内包さ
せることにより、化学的、物理的に安定な顔料を構成で
き、粒子径0.1〜100μm、好ましくは1〜50μ
m、より好ましくは2〜30μmの範囲が実用性を満た
す。尚、マイクロカプセル化は、従来より公知の界面重
合法、in Situ重合法、液中硬化被覆法、水溶液
からの相分離法、有機溶媒からの相分離法、融解分散冷
却法、気中懸濁被覆法、スプレードライング法等があ
り、用途に応じて適宜選択される。更にマイクロカプセ
ルの表面には、目的に応じて更に二次的な樹脂皮膜を設
けて耐久性を付与させたり、表面特性を改質させて実用
に供することもできる。
顔料からなる可逆熱変色性糸は、紡糸する際、熱可塑性
樹脂と共にマイクロカプセル顔料を添加して糸を作成す
る他、予め熱可塑性樹脂中にマイクロカプセル顔料をブ
レンドしたペレットを用いて、溶融紡糸装置により糸を
得ることもできる。尚、前記マイクロカプセル顔料は、
熱可塑性樹脂100重量部に対して0.1〜30重量
部、好適には1〜10重量部含有されて可逆熱変色性糸
を形成する。0.1重量部未満では、可逆熱変色性組成
物が発色状態において所望の色濃度が得られ難く、又、
30重量部を越えるとマイクロカプセル顔料が過多とな
り、熱可塑性樹脂中に非溶融部が存在して曵糸性が低下
し、溶融紡糸が困難になると共に、消色状態において残
色を生じる恐れがある。更に、従来より汎用の光安定
剤、例えば、紫外線吸収剤、酸化防止剤、老化防止剤、
一重項酸素消光剤、オゾン消色剤、可視光線吸収剤、赤
外線吸収剤から選ばれる光安定剤を適宜配合してもよい
し、各種可塑剤や一般顔料、蛍光顔料、二酸化チタン等
の白色顔料、パール顔料、金属粉等の着色剤や蓄光性顔
料を添加することもできる。又、前記可逆熱変色性糸の
外径は、10〜300μmのものが好適に用いられ、好
ましくは30〜150μm、より好ましくは50〜10
0μmである。前記可逆熱変色性糸の外径が300μm
を越えると、編組して得られる組紐の柔軟性に欠け、し
かも、熱伝導性に乏しくなるため温度変化によって可逆
的に発消色する熱変色性機能を損なうことがある。又、
可逆熱変色性糸の外径が10μm未満であると発色時の
色濃度が低く、よって、編組して得られる組紐は色変化
が視認し難くなる。
糸を用いて、平紐用製紐機、丸紐用製紐機等の製紐機を
用いて平型可逆熱変色性組紐や丸型可逆熱変色性組紐を
製造する。 又、組紐の形態としては、三つ打ち、四つ
打ち、六つ打ち、八つ打ち、十六打ち、二十四打ち、バ
ラ打ち等の形態が挙げられる。
記マイクロカプセル顔料を熱可塑性樹脂中に分散状態に
溶融ブレンドして形成された糸のみを用いる他、各種非
熱変色性糸を併用して用いることもできる。前記非熱変
色性糸とは、従来より公知の非熱変色性合成糸又は天然
糸が挙げられ、前記着色剤により着色されたものを用い
ることもできる。
来より公知の方法により予め作成した可逆熱変色性糸を
編組して得られ、具体的な実施形態としては、例えば、
ぬいぐるみ、人形用毛髪、人形用衣装、靴や鞄等の人形
用付属品、クリスマスツリー、羽子板等の玩具類、ドレ
ス、水着、レインコート等の被服、ハンカチ、ふろしき
等の布製身の回り品、カーテン、カーテン紐、テーブル
掛け等の屋内装飾品、靴、靴紐、帽子、かばん、文房具
類、包装用容器、クッション、座布団、まくら、マット
レス、額縁、ズボン吊り、髪止め、リボン、造花、各種
印刷物、写真立て、財布等の袋物、各種道具入れ、日
傘、、どん帳、のぼり、旗等に用いられる。
よって具体的に説明するが、本発明はこの実施例によっ
て何ら限定されるものではない。尚、実施例中の配合は
重量部を示す。
1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−n−オクタ
ン6部、カプリン酸ステアリル50部からなる可逆性熱
変色性組成物を、エポキシ樹脂/アミンの界面重合法に
よってマイクロカプセル化して平均粒子径10〜20μ
mの可逆熱変色性マイクロカプセル顔料を得た。前記マ
イクロカプセル顔料は34℃以上で無色、28℃以下で
ピンク色に可逆的に変色する。
とポリプロピレン樹脂(メルトフロー45)300部と
を混合し、180℃でエクストルーダーにて溶融混合し
て熱変色性ポリプロピレン樹脂を得た。前記樹脂は34
℃以上で白色、28℃以下でピンク色に可逆的に変色す
る。次いで、前記樹脂を汎用の溶融紡糸装置を使用して
24孔の吐出孔を有するダイスから180℃で紡出し、
延伸処理することにより、24本の外径約80μm(4
0d)の可逆熱変色性糸からなるマルチフィラメントを
得た。
製紐した。前記のようにして得られる可逆熱変色性組紐
は、34℃以上になると白色を呈し、28℃以下になる
とピンク色を呈する組紐であり、繰り返しの使用によっ
ても熱変色機能を損なうことなく、耐久性と柔軟性を満
足する可逆熱変色性組紐が得られた。尚、この様相変化
は温度変化により繰り返し行なうことができた。
タル酸35モル%変性ポリブチレンテレフタレート(融
点168℃)を用いた以外は実施例1と同様にして外径
約60μmの可逆熱変色性糸を得た。前記糸を用いて同
様の方法により製紐した可逆熱変色性組紐は実施例1と
同様の色変化と、耐久性及び柔軟性を有していた。
2共重合ポリアミド樹脂(融点155℃)を用いた以外
は実施例1と同様にして可逆熱変色性糸を得た。前記糸
を用いて同様の方法により組紐とした可逆熱変色性組紐
は実施例1と同様の色変化と、耐久性及び柔軟性を有し
ていた。
白色ポリプロピレン糸4本を使用して8つ打ちの組紐を
縞模様に製紐した。前記のようにして得られる可逆熱変
色性組紐は、28℃以下になるとピンク色と白色の縞模
様となり、又、34℃以上になると白色の無地の組紐と
なった。尚、この様相変化は温度変化により繰り返し行
なうことができた。
した組紐を、実施例1で作成したマイクロカプセル顔料
とアクリル樹脂エマルジョンからなる染着液に浸漬し、
過剰の染着液をローラーを用いて絞り落とした後、乾燥
させて可逆熱変色性組紐を得た。前記可逆熱変色性組紐
は、温度変化により実施例1と同様の色変化を示すもの
の、糸同士が結着するため柔軟性に乏しく、しかも、組
紐としての外観を損ね、商品価値の低いものであった。
着した後、ほぐしながら乾燥させて得たスライバーを紡
績機にて紡績して可逆熱変色性糸を得た。前記糸を用い
て、8つ打ちの丸紐用製紐機にて製紐し、可逆熱変色性
組紐を得た。前記可逆熱変色性組紐は、温度変化により
実施例1と同様の色変化を示すものの、紡績時及び製紐
時にマイクロカプセル顔料が脱離して、粉体が発生する
ため組紐の品質が低下すると共に、組紐の変色機能も十
分ではなかった。
によって可逆的に色変化を示し、柔軟な風合いも損なわ
れることもなく、変色機能と繰り返しの使用の持久性を
満たしており、各種持久性を要求される分野にあっても
実用性と装飾性を満たす組紐を提供できる。
Claims (4)
- 【請求項1】 (イ)電子供与性呈色性有機化合物、
(ロ)電子受容性化合物、(ハ)前記(イ)、(ロ)の
呈色反応の生起温度を決める反応媒体の均質相溶体から
なる可逆熱変色性組成物を内包させたマイクロカプセル
顔料を、熱可塑性樹脂中に分散状態に溶融ブレンドして
形成された可逆熱変色性糸により編組されてなる可逆熱
変色性組紐。 - 【請求項2】 前記熱可塑性樹脂100重量部に対して
可逆熱変色性マイクロカプセル顔料が0.1〜30重量
部含有されてなる可逆熱変色性糸により編組されてなる
請求項1記載の可逆熱変色性組紐。 - 【請求項3】 前記可逆熱変色性糸の外径が10〜30
0μmである請求項1又は2記載の可逆熱変色性組紐。 - 【請求項4】 前記可逆熱変色性糸と非熱変色性糸によ
り編組されてなる請求項1乃至3記載のいずれかの可逆
熱変色性組紐。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13776798A JPH11323708A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 可逆熱変色性組紐 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13776798A JPH11323708A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 可逆熱変色性組紐 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11323708A true JPH11323708A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15206364
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13776798A Pending JPH11323708A (ja) | 1998-04-30 | 1998-04-30 | 可逆熱変色性組紐 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11323708A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7465693B2 (en) | 2006-09-13 | 2008-12-16 | Flint Trading, Inc. | Thermochromatic temperature marking for outdoor surfaces |
-
1998
- 1998-04-30 JP JP13776798A patent/JPH11323708A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7465693B2 (en) | 2006-09-13 | 2008-12-16 | Flint Trading, Inc. | Thermochromatic temperature marking for outdoor surfaces |
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Legal Events
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Effective date: 20070130 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070318 |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080812 |