JPH11324733A - 内燃機関の制御装置 - Google Patents
内燃機関の制御装置Info
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- JPH11324733A JPH11324733A JP13034598A JP13034598A JPH11324733A JP H11324733 A JPH11324733 A JP H11324733A JP 13034598 A JP13034598 A JP 13034598A JP 13034598 A JP13034598 A JP 13034598A JP H11324733 A JPH11324733 A JP H11324733A
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- Japan
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- throttle valve
- internal combustion
- engine
- combustion engine
- torque
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子制御スロットル弁装置を備えた電子制御
燃料噴射式の内燃機関において、可変吸気量装置やVV
T装置の作動により機関トルクが変化しても、機関トル
クをスムーズに変化させる。 【解決手段】 電子制御スロットル弁装置を備えた内燃
機関において、アクセルペダルの操作量の検出値と、そ
の時の機関回転数Neを基にして、内燃機関が発生すべ
き必要トルクを予め設定しておいた3次元マップから算
出し、この算出した必要トルクと、その時の機関回転数
Neを基にして、この機関の運転特性から電子制御スロ
ットル弁装置に設定されるべきスロットル弁開度を算出
する。この結果、可変吸気量装置やVVT装置等の機関
のトルクを変化させる要因が備えられていても、アクセ
ルペダルの踏込量に対する機関のトルクが、その時の機
関回転数Neに応じてスムーズに変化する。
燃料噴射式の内燃機関において、可変吸気量装置やVV
T装置の作動により機関トルクが変化しても、機関トル
クをスムーズに変化させる。 【解決手段】 電子制御スロットル弁装置を備えた内燃
機関において、アクセルペダルの操作量の検出値と、そ
の時の機関回転数Neを基にして、内燃機関が発生すべ
き必要トルクを予め設定しておいた3次元マップから算
出し、この算出した必要トルクと、その時の機関回転数
Neを基にして、この機関の運転特性から電子制御スロ
ットル弁装置に設定されるべきスロットル弁開度を算出
する。この結果、可変吸気量装置やVVT装置等の機関
のトルクを変化させる要因が備えられていても、アクセ
ルペダルの踏込量に対する機関のトルクが、その時の機
関回転数Neに応じてスムーズに変化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は内燃機関の制御装置
に関し、特に、電子制御スロットル弁装置を備えた内燃
機関において、吸気通路長可変装置や可変バルブタイミ
ング装置等のように、機関のトルクに変動を起こす要因
となる装置が機関に搭載されている場合でも、機関のト
ルクをアクセルペダルの踏込量とその時の機関回転数に
応じてスムーズに変化させることができる内燃機関の制
御装置に関する。
に関し、特に、電子制御スロットル弁装置を備えた内燃
機関において、吸気通路長可変装置や可変バルブタイミ
ング装置等のように、機関のトルクに変動を起こす要因
となる装置が機関に搭載されている場合でも、機関のト
ルクをアクセルペダルの踏込量とその時の機関回転数に
応じてスムーズに変化させることができる内燃機関の制
御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、気化器式のガソリン機関に代わる
電子制御燃料噴射式の内燃機関の制御装置においても、
必要な空燃比(A/F)を得るためには、アクセルペダ
ルと機械的に連結、連動するスロットル弁によって吸入
空気量を制御し、この空気量に見合った燃料量が決めら
れていた(特公平7−33781号公報の発明の背景欄
参照)。そして、内燃機関の制御装置はスロットル弁開
度によって決まる吸入空気量をエアフローメータやカル
マンセンサ等の計測装置によって計測し、計測した吸入
空気量に見合った燃料噴射量、点火時期等の最終制御量
を算出して出力するのが一般的である(内燃機関の燃料
噴射量および点火時期制御方法については、例えば、特
公平7−94813号公報に開示がある)。
電子制御燃料噴射式の内燃機関の制御装置においても、
必要な空燃比(A/F)を得るためには、アクセルペダ
ルと機械的に連結、連動するスロットル弁によって吸入
空気量を制御し、この空気量に見合った燃料量が決めら
れていた(特公平7−33781号公報の発明の背景欄
参照)。そして、内燃機関の制御装置はスロットル弁開
度によって決まる吸入空気量をエアフローメータやカル
マンセンサ等の計測装置によって計測し、計測した吸入
空気量に見合った燃料噴射量、点火時期等の最終制御量
を算出して出力するのが一般的である(内燃機関の燃料
噴射量および点火時期制御方法については、例えば、特
公平7−94813号公報に開示がある)。
【0003】また、近年の電子制御燃料噴射式の内燃機
関を搭載した車両には、標準装備品の他に、電子制御ス
ロットル弁装置、可変吸気量装置、VVT(Variable Va
lvetiming: 可変バルブタイミング) 装置等の新規のメ
カニズムが搭載されているものもある。
関を搭載した車両には、標準装備品の他に、電子制御ス
ロットル弁装置、可変吸気量装置、VVT(Variable Va
lvetiming: 可変バルブタイミング) 装置等の新規のメ
カニズムが搭載されているものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ような電子制御燃料噴射式の内燃機関における従来の制
御装置においては、以下のような課題があった。 (1) 可変吸気量装置を搭載した機関では、吸気量を可変
するタイミングでトルクが低下する場合がある。
ような電子制御燃料噴射式の内燃機関における従来の制
御装置においては、以下のような課題があった。 (1) 可変吸気量装置を搭載した機関では、吸気量を可変
するタイミングでトルクが低下する場合がある。
【0005】(2) VVT装置を搭載したものにあって
は、吸気弁又は排気弁の開閉時期の切り換えタイミング
においてトルクが変化し、特定の機関回転数においてト
ルクが低下する場合がある。そこで、本発明の目的は、
電子制御スロットル弁装置を搭載した電子制御燃料噴射
式の内燃機関において、可変吸気量装置やVVT装置等
のトルクを変化させる要因が備えられていても、アクセ
ルペダルの踏込量に対する機関のトルクを、その時の機
関回転数に応じてスムーズに変化させることができる内
燃機関の制御装置を提供することである。
は、吸気弁又は排気弁の開閉時期の切り換えタイミング
においてトルクが変化し、特定の機関回転数においてト
ルクが低下する場合がある。そこで、本発明の目的は、
電子制御スロットル弁装置を搭載した電子制御燃料噴射
式の内燃機関において、可変吸気量装置やVVT装置等
のトルクを変化させる要因が備えられていても、アクセ
ルペダルの踏込量に対する機関のトルクを、その時の機
関回転数に応じてスムーズに変化させることができる内
燃機関の制御装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成する本発
明の構成が図1に示される。図1に示されるように、本
発明は、電子制御スロットル弁装置を備えた内燃機関の
制御装置であって、アクセルペダル操作量の検出手段が
アクセルペダルの操作量を検出し、機関回転数の検出手
段が機関の回転数を検出し、これらアクセルペダル操作
量の検出値と、その時の機関回転数を基にして、必要ト
ルク算出手段が内燃機関が発生すべきトルクを算出す
る。そして、算出した必要トルクと、その時の機関回転
数を基にして、必要スロットル弁開度の算出手段が電子
制御スロットル弁装置に設定されるべきスロットル弁開
度を算出する。算出された必要スロットル弁開度は電子
制御スロットル弁装置に入力されてスロットル弁開度が
制御される。
明の構成が図1に示される。図1に示されるように、本
発明は、電子制御スロットル弁装置を備えた内燃機関の
制御装置であって、アクセルペダル操作量の検出手段が
アクセルペダルの操作量を検出し、機関回転数の検出手
段が機関の回転数を検出し、これらアクセルペダル操作
量の検出値と、その時の機関回転数を基にして、必要ト
ルク算出手段が内燃機関が発生すべきトルクを算出す
る。そして、算出した必要トルクと、その時の機関回転
数を基にして、必要スロットル弁開度の算出手段が電子
制御スロットル弁装置に設定されるべきスロットル弁開
度を算出する。算出された必要スロットル弁開度は電子
制御スロットル弁装置に入力されてスロットル弁開度が
制御される。
【0007】必要トルク算出手段は、予め設定されたア
クセル操作量と機関回転数と必要トルクの3次元マップ
に基づいて内燃機関が発生すべき必要トルクを算出し、
スロットル弁開度の算出手段は、予め設定された機関回
転数と算出された必要トルクと必要スロットル弁開度の
3次元マップに基づいて電子制御スロットル弁装置に設
定されるべき必要スロットル弁開度を算出することがで
きる。
クセル操作量と機関回転数と必要トルクの3次元マップ
に基づいて内燃機関が発生すべき必要トルクを算出し、
スロットル弁開度の算出手段は、予め設定された機関回
転数と算出された必要トルクと必要スロットル弁開度の
3次元マップに基づいて電子制御スロットル弁装置に設
定されるべき必要スロットル弁開度を算出することがで
きる。
【0008】本発明によれば、内燃機関の運転状態を決
定する必要スロットル弁開度が、アクセル踏込量と機関
回転数とから算出した必要トルクと、その時の機関回転
数に応じて算出され、この算出された必要スロットル弁
開度によって電子制御スロットル弁装置のスロットル弁
開度が制御される。
定する必要スロットル弁開度が、アクセル踏込量と機関
回転数とから算出した必要トルクと、その時の機関回転
数に応じて算出され、この算出された必要スロットル弁
開度によって電子制御スロットル弁装置のスロットル弁
開度が制御される。
【0009】
【発明の実施の形態】以下添付図面を用いて本発明の実
施形態を具体的な実施例に基づいて詳細に説明するが、
本発明の実施例を説明する前に、本発明の内燃機関の制
御装置の基本的な動作手順を図2のフローチャートを用
いて説明する。なお、本発明の内燃機関の制御装置は、
電子制御スロットル弁装置を備えた内燃機関に適用され
るものである。
施形態を具体的な実施例に基づいて詳細に説明するが、
本発明の実施例を説明する前に、本発明の内燃機関の制
御装置の基本的な動作手順を図2のフローチャートを用
いて説明する。なお、本発明の内燃機関の制御装置は、
電子制御スロットル弁装置を備えた内燃機関に適用され
るものである。
【0010】本発明の内燃機関の制御装置では、まず、
ステップ201に示されるように、内燃機関の回転数N
eと、アクセルペダルの操作量(アクセルペダルの踏込
量θ(角度又は0〜100%で表される))とが検出さ
れ、これが制御装置に読み込まれる。制御装置内では、
ステップ202に示されるように、アクセルペダルの踏
込量θと機関回転数Neを基にして、この状態の時に内
燃機関が発生すべきトルク(必要トルク)が算出され
る。この必要トルクの算出に際しては、予め機関性能に
応じて実測した機関回転数、アクセルペダルの踏込量、
及びこの状態の時に機関に必要な必要トルクを算出して
おき、これを3次元マップ化したものを制御装置内のメ
モリに記憶させておく。マップ上にないアクセルペダル
の踏込量θと機関回転数Neの検出値に対しては、3次
元マップのマップ値を補間することによって算出するこ
とができる。従って、例えば、機関回転数Neが200
0rpmの時、アクセルペダルの踏込量θが40%であ
ったとすると、この3次元マップから必要トルクの値は
Tと算出できる。
ステップ201に示されるように、内燃機関の回転数N
eと、アクセルペダルの操作量(アクセルペダルの踏込
量θ(角度又は0〜100%で表される))とが検出さ
れ、これが制御装置に読み込まれる。制御装置内では、
ステップ202に示されるように、アクセルペダルの踏
込量θと機関回転数Neを基にして、この状態の時に内
燃機関が発生すべきトルク(必要トルク)が算出され
る。この必要トルクの算出に際しては、予め機関性能に
応じて実測した機関回転数、アクセルペダルの踏込量、
及びこの状態の時に機関に必要な必要トルクを算出して
おき、これを3次元マップ化したものを制御装置内のメ
モリに記憶させておく。マップ上にないアクセルペダル
の踏込量θと機関回転数Neの検出値に対しては、3次
元マップのマップ値を補間することによって算出するこ
とができる。従って、例えば、機関回転数Neが200
0rpmの時、アクセルペダルの踏込量θが40%であ
ったとすると、この3次元マップから必要トルクの値は
Tと算出できる。
【0011】このようにして必要トルクの値が算出され
ると、ステップ203に示されるように、制御装置内で
は、必要トルクの算出値Tとその時の機関回転数Neと
を基にして、電子制御スロットル弁装置に設定されるべ
きスロットル弁開度(必要スロットル弁開度)が算出さ
れる。この必要スロットル弁開度の算出に際しては、予
め機関性能に応じて実測したスロットル弁開度とその時
の機関回転数、及び、機関トルクの特性を、3次元マッ
プ化したものを制御装置内のメモリに記憶させておき、
必要トルクの算出値Tと機関回転数Neの検出値からこ
の3次元マップのマップ値を補間することによって、電
子制御スロットル弁装置に設定するスロットル弁開度を
算出することができる。従って、例えば、ステップ20
2で算出された必要トルクがTの時は、この時の機関回
転数Neの値である2000rpmを基にして、この3
次元マップから必要スロットル弁開度の値が50%と算
出できる。
ると、ステップ203に示されるように、制御装置内で
は、必要トルクの算出値Tとその時の機関回転数Neと
を基にして、電子制御スロットル弁装置に設定されるべ
きスロットル弁開度(必要スロットル弁開度)が算出さ
れる。この必要スロットル弁開度の算出に際しては、予
め機関性能に応じて実測したスロットル弁開度とその時
の機関回転数、及び、機関トルクの特性を、3次元マッ
プ化したものを制御装置内のメモリに記憶させておき、
必要トルクの算出値Tと機関回転数Neの検出値からこ
の3次元マップのマップ値を補間することによって、電
子制御スロットル弁装置に設定するスロットル弁開度を
算出することができる。従って、例えば、ステップ20
2で算出された必要トルクがTの時は、この時の機関回
転数Neの値である2000rpmを基にして、この3
次元マップから必要スロットル弁開度の値が50%と算
出できる。
【0012】以上のようにして算出された必要スロット
ル弁開度の値は、ステップ204に示されるように、制
御装置から電子制御スロットル弁装置に出力され、電子
制御スロットル弁装置のスロットル弁開度がこの値に制
御される。以上のように動作する本発明の内燃機関の制
御装置は、所定の機関回転数におけるアクセルペダルの
踏込量に応じた必要トルクから必要スロットル弁開度を
算出することができるので、搭載された可変吸気量装置
やVVT装置等の動作によってトルクが変化する場合で
も、アクセルペダルの踏込量と機関回転数に応じてトル
クをスムーズに変化させることができる。
ル弁開度の値は、ステップ204に示されるように、制
御装置から電子制御スロットル弁装置に出力され、電子
制御スロットル弁装置のスロットル弁開度がこの値に制
御される。以上のように動作する本発明の内燃機関の制
御装置は、所定の機関回転数におけるアクセルペダルの
踏込量に応じた必要トルクから必要スロットル弁開度を
算出することができるので、搭載された可変吸気量装置
やVVT装置等の動作によってトルクが変化する場合で
も、アクセルペダルの踏込量と機関回転数に応じてトル
クをスムーズに変化させることができる。
【0013】ここで、本発明が適用される可変吸気量装
置を搭載した電子制御燃料噴射式の内燃機関の概略構
成、及び、この電子制御燃料噴射式の内燃機関における
本発明の制御について図3から図6を用いて説明する。
図3には本発明の内燃機関の制御装置を備えた電子制御
燃料噴射式の多気筒内燃機関1が一実施例として概略的
に示されている。図3において、内燃機関1の吸気通路
2には図示しないエアクリーナの下流側に電子制御スロ
ットル弁装置50が設けられている。電子制御スロット
ル弁装置50は、スロットル弁3、スロットル弁3の軸
の一端に設けられてスロットル弁3を駆動するアクチュ
エータ4、及び、スロットル弁3の軸の他端に設けられ
てスロットル弁3の開度を検出するスロットル開度セン
サ5とから構成されている。従って、この実施例のスロ
ットル弁3はアクチュエータ4によって開閉駆動され
る。
置を搭載した電子制御燃料噴射式の内燃機関の概略構
成、及び、この電子制御燃料噴射式の内燃機関における
本発明の制御について図3から図6を用いて説明する。
図3には本発明の内燃機関の制御装置を備えた電子制御
燃料噴射式の多気筒内燃機関1が一実施例として概略的
に示されている。図3において、内燃機関1の吸気通路
2には図示しないエアクリーナの下流側に電子制御スロ
ットル弁装置50が設けられている。電子制御スロット
ル弁装置50は、スロットル弁3、スロットル弁3の軸
の一端に設けられてスロットル弁3を駆動するアクチュ
エータ4、及び、スロットル弁3の軸の他端に設けられ
てスロットル弁3の開度を検出するスロットル開度セン
サ5とから構成されている。従って、この実施例のスロ
ットル弁3はアクチュエータ4によって開閉駆動され
る。
【0014】このスロットル弁3の前後の吸気通路2に
は、スロットル弁3の閉弁時のアイドル回転数を調整す
るためのアイドルスピードコントロール(以後ISCと
記す)通路20が、スロットル弁3をバイパスして設け
られている。そして、このISC通路20の途中には、
ISC通路20を流れる吸気量を調整するためのISC
制御弁21が設けられている。
は、スロットル弁3の閉弁時のアイドル回転数を調整す
るためのアイドルスピードコントロール(以後ISCと
記す)通路20が、スロットル弁3をバイパスして設け
られている。そして、このISC通路20の途中には、
ISC通路20を流れる吸気量を調整するためのISC
制御弁21が設けられている。
【0015】スロットル弁3の下流側の吸気通路2には
可変吸気量装置としての吸気通路長可変装置30があ
り、この吸気通路長可変装置30の上流側(或いは内
部)には吸気の圧力を検出する圧力センサ7と、吸気の
温度を検出する吸気温センサ(図示せず)が設けられて
いる。内燃機関1への吸気量は、この圧力センサ7の検
出値から算出され、吸気温センサの検出値によって補正
される。
可変吸気量装置としての吸気通路長可変装置30があ
り、この吸気通路長可変装置30の上流側(或いは内
部)には吸気の圧力を検出する圧力センサ7と、吸気の
温度を検出する吸気温センサ(図示せず)が設けられて
いる。内燃機関1への吸気量は、この圧力センサ7の検
出値から算出され、吸気温センサの検出値によって補正
される。
【0016】吸気通路長可変装置30は、図4にも示す
ように、円筒状の固定ケース31と、固定ケース31内
に同心配置された円筒状の回転ケース32とを備えてい
る。4気筒の内燃機関の場合、固定ケース31と回転ケ
ース32との間の環状の空間は、略C字状の3つの仕切
壁33によって軸線方向に4分割されて4個の環状通路
34となっている。各環状通路34の一端は端部壁35
によって閉鎖されており、各環状通路34の他端は対応
する吸気マニホルド27にそれぞれ連結されている。
ように、円筒状の固定ケース31と、固定ケース31内
に同心配置された円筒状の回転ケース32とを備えてい
る。4気筒の内燃機関の場合、固定ケース31と回転ケ
ース32との間の環状の空間は、略C字状の3つの仕切
壁33によって軸線方向に4分割されて4個の環状通路
34となっている。各環状通路34の一端は端部壁35
によって閉鎖されており、各環状通路34の他端は対応
する吸気マニホルド27にそれぞれ連結されている。
【0017】回転ケース32にはその外周壁面上に軸線
方向に延びるスリット36が形成されており、回転ケー
ス32の内部空間はスリット36を通じて各環状通路3
4に連通している。また、回転ケース32の内部空間の
軸線方向の一端は、前述の電子制御スロットル弁3を内
蔵する吸気通路2に接続されており、他端には駆動軸3
7が取り付けられている。そして、この駆動軸37は、
例えば、モータ38によって回転制御される。
方向に延びるスリット36が形成されており、回転ケー
ス32の内部空間はスリット36を通じて各環状通路3
4に連通している。また、回転ケース32の内部空間の
軸線方向の一端は、前述の電子制御スロットル弁3を内
蔵する吸気通路2に接続されており、他端には駆動軸3
7が取り付けられている。そして、この駆動軸37は、
例えば、モータ38によって回転制御される。
【0018】従って、吸気通路2のスロットル弁3を通
過した吸気は一旦回転ケース31の内部空間内に入り、
図3に白抜きの矢印で示すように、スリット36を通っ
て各環状通路34に流入する。そして、環状通路34内
を流れて吸気マニホルド6に入り、吸気弁22の開弁に
よって燃焼室23内に流れ込む。この場合、図3におい
て、回転ケース32が時計回りに回転すると環状通路3
4の長さが長くなり、反時計回りに回転すると環状通路
34の長さが短くなる。
過した吸気は一旦回転ケース31の内部空間内に入り、
図3に白抜きの矢印で示すように、スリット36を通っ
て各環状通路34に流入する。そして、環状通路34内
を流れて吸気マニホルド6に入り、吸気弁22の開弁に
よって燃焼室23内に流れ込む。この場合、図3におい
て、回転ケース32が時計回りに回転すると環状通路3
4の長さが長くなり、反時計回りに回転すると環状通路
34の長さが短くなる。
【0019】また、吸気通路長可変装置30の下流側に
は、各気筒毎に燃料供給系から加圧燃料を吸気ポートへ
供給するための燃料噴射弁8が設けられている。スロッ
トル開度センサ5の出力、圧力センサ7の出力、及び、
吸気温センサの出力は、マイクロコンピュータを内蔵し
たECU(エンジン・コントロール・ユニット)10に
入力される。
は、各気筒毎に燃料供給系から加圧燃料を吸気ポートへ
供給するための燃料噴射弁8が設けられている。スロッ
トル開度センサ5の出力、圧力センサ7の出力、及び、
吸気温センサの出力は、マイクロコンピュータを内蔵し
たECU(エンジン・コントロール・ユニット)10に
入力される。
【0020】燃料噴射弁8から噴射された燃料は吸気と
混合され、吸気弁22の開弁時に燃焼室23内に入り、
ピストン24に圧縮された状態で点火プラグ25によっ
て点火されて燃焼し、燃焼後の排気ガスは排気弁26の
開弁時にピストン24によって排気通路12に排出され
る。点火プラグ25は電流の断続装置であるイグナイタ
16と昇圧装置である点火コイル17によってスパーク
し、点火プラグ25の点火時期はECU10からのイグ
ナイタ16への信号によって決まる。
混合され、吸気弁22の開弁時に燃焼室23内に入り、
ピストン24に圧縮された状態で点火プラグ25によっ
て点火されて燃焼し、燃焼後の排気ガスは排気弁26の
開弁時にピストン24によって排気通路12に排出され
る。点火プラグ25は電流の断続装置であるイグナイタ
16と昇圧装置である点火コイル17によってスパーク
し、点火プラグ25の点火時期はECU10からのイグ
ナイタ16への信号によって決まる。
【0021】一方、内燃機関1のシリンダブロックの冷
却水通路9には、冷却水の温度を検出するための水温セ
ンサ11が設けられている。水温センサ11は冷却水の
温度に応じたアナログ電圧の電気信号を発生する。排気
通路12には、排気ガス中の3つの有害成分HC,C
O,NOxを同時に浄化する三元触媒コンバータ(図示
せず)が設けられており、この触媒コンバータの上流側
の排気通路12には、空燃比センサの一種であるO2 セ
ンサ13が設けられている。O2 センサ13は排気ガス
中の酸素成分濃度に応じて電気信号を発生する。これら
水温センサ11及びO2 センサ13の出力はECU10
に入力される。
却水通路9には、冷却水の温度を検出するための水温セ
ンサ11が設けられている。水温センサ11は冷却水の
温度に応じたアナログ電圧の電気信号を発生する。排気
通路12には、排気ガス中の3つの有害成分HC,C
O,NOxを同時に浄化する三元触媒コンバータ(図示
せず)が設けられており、この触媒コンバータの上流側
の排気通路12には、空燃比センサの一種であるO2 セ
ンサ13が設けられている。O2 センサ13は排気ガス
中の酸素成分濃度に応じて電気信号を発生する。これら
水温センサ11及びO2 センサ13の出力はECU10
に入力される。
【0022】更に、このECU10には、アクセルペダ
ル14に取り付けられたアクセル踏込量センサ15から
のアクセル踏込量を示すアクセル開度信号や、ディスト
リビュータに取付けられたクランク角センサ19からの
基準クランク角度信号Gや所定角度毎の信号CAが入力
される。機関回転数Neは、所定角度信号CAの間隔
(時間)を計測することにより得られる。
ル14に取り付けられたアクセル踏込量センサ15から
のアクセル踏込量を示すアクセル開度信号や、ディスト
リビュータに取付けられたクランク角センサ19からの
基準クランク角度信号Gや所定角度毎の信号CAが入力
される。機関回転数Neは、所定角度信号CAの間隔
(時間)を計測することにより得られる。
【0023】以上のような構成において、図示しないキ
ースイッチがオンされると、ECU10が通電されてプ
ログラムが起動し、各センサからの出力が取り込まれ、
スロットル弁3を開閉するアクチュエータ4や燃料噴射
弁8、或いはその他のアクチュエータの制御が開始され
る。ECU10には、各種センサからのアナログ信号を
ディジタル信号に変換するA/D変換器が含まれ、各種
センサからの入力ディジタル信号や各アクチュエータを
駆動する信号が出入りする入出力インタフェース10
1、演算処理を行うCPU102、制御プログラムや制
御マップが記憶されたROM103やデータを一時的に
格納するRAM104等のメモリや、クロック105等
が設けられており、これらはバス106で相互に接続さ
れている。ECU10の構成については公知であるの
で、これ以上の説明を省略する。
ースイッチがオンされると、ECU10が通電されてプ
ログラムが起動し、各センサからの出力が取り込まれ、
スロットル弁3を開閉するアクチュエータ4や燃料噴射
弁8、或いはその他のアクチュエータの制御が開始され
る。ECU10には、各種センサからのアナログ信号を
ディジタル信号に変換するA/D変換器が含まれ、各種
センサからの入力ディジタル信号や各アクチュエータを
駆動する信号が出入りする入出力インタフェース10
1、演算処理を行うCPU102、制御プログラムや制
御マップが記憶されたROM103やデータを一時的に
格納するRAM104等のメモリや、クロック105等
が設けられており、これらはバス106で相互に接続さ
れている。ECU10の構成については公知であるの
で、これ以上の説明を省略する。
【0024】ここで、図3,図4のように構成された電
子制御燃料噴射式の内燃機関1において、吸気通路長可
変装置30が作動して機関のトルクが変化し易い場合の
本発明の制御について説明する。図5は図3,図4で説
明した吸気通路長可変装置30を備えた電子制御燃料噴
射式の内燃機関1において、各スロットル弁開度(角
度)毎の、機関回転数Neと機関のトルクの関係を示す
特性図である。この図から分かるように、吸気通路長可
変装置30を備えた電子制御燃料噴射式の内燃機関1で
は、所定のスロットル弁開度の時に、機関回転数の上昇
に伴って機関のトルクが低下する場合があり、このよう
な場合には、運転者が機関性能が低下したように感じて
しまうことがある。
子制御燃料噴射式の内燃機関1において、吸気通路長可
変装置30が作動して機関のトルクが変化し易い場合の
本発明の制御について説明する。図5は図3,図4で説
明した吸気通路長可変装置30を備えた電子制御燃料噴
射式の内燃機関1において、各スロットル弁開度(角
度)毎の、機関回転数Neと機関のトルクの関係を示す
特性図である。この図から分かるように、吸気通路長可
変装置30を備えた電子制御燃料噴射式の内燃機関1で
は、所定のスロットル弁開度の時に、機関回転数の上昇
に伴って機関のトルクが低下する場合があり、このよう
な場合には、運転者が機関性能が低下したように感じて
しまうことがある。
【0025】そこで、この実施例では、吸気通路長可変
装置30を備えた電子制御燃料噴射式の内燃機関1にお
いて、所定のアクセルペダルの踏込量(角度)に対し
て、運転者が機関性能に違和感を感じない適切な機関ト
ルク(前述の必要トルク)を、その時の機関回転数Ne
に応じて計算で求めて設定する。このようなアクセルペ
ダルの踏込量と機関回転数Neに応じた必要トルクの特
性の一例を図6に示す。
装置30を備えた電子制御燃料噴射式の内燃機関1にお
いて、所定のアクセルペダルの踏込量(角度)に対し
て、運転者が機関性能に違和感を感じない適切な機関ト
ルク(前述の必要トルク)を、その時の機関回転数Ne
に応じて計算で求めて設定する。このようなアクセルペ
ダルの踏込量と機関回転数Neに応じた必要トルクの特
性の一例を図6に示す。
【0026】そして、この実施例では、図6に示したア
クセルペダルの踏込量と機関回転数Neに応じた必要ト
ルクの特性を、3次元マップの形でECU10のROM
103の中に記憶させておく。また、図5に示したスロ
ットル開度と機関回転数Neに応じた機関トルクの特性
も、3次元マップの形でECU10のROM103の中
に記憶させておく。
クセルペダルの踏込量と機関回転数Neに応じた必要ト
ルクの特性を、3次元マップの形でECU10のROM
103の中に記憶させておく。また、図5に示したスロ
ットル開度と機関回転数Neに応じた機関トルクの特性
も、3次元マップの形でECU10のROM103の中
に記憶させておく。
【0027】今、運転者がアクセルペダル14を踏込
み、その踏込量(角度)が30°になった時に、機関の
回転数が3200rpmとなったとする。この場合は、
運転者が操作するアクセルペダル14の踏込量がアクセ
ル踏込量センサ15によって電気信号として取り出され
ると共に、機関回転数の3200rpmが検出され、こ
れらが内燃機関1の制御装置であるECU10に入力さ
れる。ECU10内では、ROM103に内蔵された図
6の特性を備えた3次元マップから、内燃機関1に必要
なトルクの値が235Nmと算出される。
み、その踏込量(角度)が30°になった時に、機関の
回転数が3200rpmとなったとする。この場合は、
運転者が操作するアクセルペダル14の踏込量がアクセ
ル踏込量センサ15によって電気信号として取り出され
ると共に、機関回転数の3200rpmが検出され、こ
れらが内燃機関1の制御装置であるECU10に入力さ
れる。ECU10内では、ROM103に内蔵された図
6の特性を備えた3次元マップから、内燃機関1に必要
なトルクの値が235Nmと算出される。
【0028】このようにして必要トルクの値235Nm
が算出されると、ECU10はこの必要トルクの値23
5Nmとこの時の機関回転数3200rpmの値とを用
いて、図6の特性を備えた3次元マップから、電子制御
スロットル弁3に設定すべきスロットル開度(前述の必
要スロットル開度)を計算する。ちょうどの値がない場
合は補間計算によって必要スロットル開度を計算する。
この例では、必要トルク235Nm、機関回転数320
0rpmに対応する必要スロットル弁開度が40°と算
出される。
が算出されると、ECU10はこの必要トルクの値23
5Nmとこの時の機関回転数3200rpmの値とを用
いて、図6の特性を備えた3次元マップから、電子制御
スロットル弁3に設定すべきスロットル開度(前述の必
要スロットル開度)を計算する。ちょうどの値がない場
合は補間計算によって必要スロットル開度を計算する。
この例では、必要トルク235Nm、機関回転数320
0rpmに対応する必要スロットル弁開度が40°と算
出される。
【0029】そして、この必要スロットル弁開度の算出
値である40°はECU10から電子制御スロットル弁
装置50のアクチュエータ4に出力され、スロットル弁
3の開度が40°に制御される。この場合、本発明を適
用しない従来技術の電子制御内燃機関では、例えば、ア
クセルペダルの踏込量とスロットル弁開度とが1対1に
対応すると想定すると、アクセルペダルの踏込量が30
°の時には電子制御スロットル弁装置50のスロットル
弁3の開度も30°に設定されるので、吸気通路長可変
装置30が作動して機関トルクが低下した場合には、機
関トルクの低下が運転者に感じられてしまうことにな
る。
値である40°はECU10から電子制御スロットル弁
装置50のアクチュエータ4に出力され、スロットル弁
3の開度が40°に制御される。この場合、本発明を適
用しない従来技術の電子制御内燃機関では、例えば、ア
クセルペダルの踏込量とスロットル弁開度とが1対1に
対応すると想定すると、アクセルペダルの踏込量が30
°の時には電子制御スロットル弁装置50のスロットル
弁3の開度も30°に設定されるので、吸気通路長可変
装置30が作動して機関トルクが低下した場合には、機
関トルクの低下が運転者に感じられてしまうことにな
る。
【0030】このような制御により、この実施例では所
定のアクセルペダルの踏込量とその時の機関回転数に応
じた必要トルクを出すためのスロットル弁開度を電子制
御スロットル弁装置50に設定することができる。この
結果、吸気通路長可変装置30を備えた内燃機関1にお
いて、吸気通路長可変装置30の動作によって機関のト
ルクが変化する場合でも、機関のトルクをアクセルペダ
ルの踏込量とその時の機関回転数Neに応じてスムーズ
に変化させることにより、運転者が不快に感じない必要
スロットル弁開度をマップ制御によって得ることができ
る。
定のアクセルペダルの踏込量とその時の機関回転数に応
じた必要トルクを出すためのスロットル弁開度を電子制
御スロットル弁装置50に設定することができる。この
結果、吸気通路長可変装置30を備えた内燃機関1にお
いて、吸気通路長可変装置30の動作によって機関のト
ルクが変化する場合でも、機関のトルクをアクセルペダ
ルの踏込量とその時の機関回転数Neに応じてスムーズ
に変化させることにより、運転者が不快に感じない必要
スロットル弁開度をマップ制御によって得ることができ
る。
【0031】次に、本発明が適用される別の実施例とし
て、可変バルブタイミング装置を搭載した電子制御燃料
噴射式の内燃機関の概略構成、及び、この電子制御燃料
噴射式の内燃機関における本発明の制御について図7か
ら図9を用いて説明する。図7には本発明の内燃機関の
制御装置を備えた電子制御燃料噴射式の多気筒内燃機関
1が他の実施例として概略的に示されている。図7に示
される内燃機関1は、図3で説明した内燃機関1におい
て吸気通路長可変装置30がサージタンク6に置き変わ
り、シリンダヘッド部分に吸気弁22、或いは排気弁2
6の開閉タイミングを機関の運転状態に応じて変更する
可変バルブタイミング装置40が設けられたものであ
る。従って、図7に示す内燃機関1では、図3で説明し
た内燃機関1と同じ構成部材については同じ符号を付し
てその説明を省略し、構成が異なる部分についてのみ説
明する。
て、可変バルブタイミング装置を搭載した電子制御燃料
噴射式の内燃機関の概略構成、及び、この電子制御燃料
噴射式の内燃機関における本発明の制御について図7か
ら図9を用いて説明する。図7には本発明の内燃機関の
制御装置を備えた電子制御燃料噴射式の多気筒内燃機関
1が他の実施例として概略的に示されている。図7に示
される内燃機関1は、図3で説明した内燃機関1におい
て吸気通路長可変装置30がサージタンク6に置き変わ
り、シリンダヘッド部分に吸気弁22、或いは排気弁2
6の開閉タイミングを機関の運転状態に応じて変更する
可変バルブタイミング装置40が設けられたものであ
る。従って、図7に示す内燃機関1では、図3で説明し
た内燃機関1と同じ構成部材については同じ符号を付し
てその説明を省略し、構成が異なる部分についてのみ説
明する。
【0032】図7に示す内燃機関1の吸気通路2には、
図3において説明した電子制御スロットル弁3とこれを
バイパスするISC通路20の下流側に、吸気通路長可
変装置30の代わりにサージタンク6が設けられてい
る。このサージタンク6内には吸気の圧力を検出する圧
力センサ7と、吸気の温度を検出する吸気温センサ18
が設けられている。圧力センサ7の出力と吸気温センサ
18の出力はECU10に入力される。そして、サージ
タンク6の下流側が各気筒の吸気マニホルド27に接続
されており、吸気マニホルド27には圧力センサ7によ
り検出された吸入空気量に応じた加圧燃料を、各気筒毎
に吸気ポートへ供給するための燃料噴射弁8が設けられ
ている。
図3において説明した電子制御スロットル弁3とこれを
バイパスするISC通路20の下流側に、吸気通路長可
変装置30の代わりにサージタンク6が設けられてい
る。このサージタンク6内には吸気の圧力を検出する圧
力センサ7と、吸気の温度を検出する吸気温センサ18
が設けられている。圧力センサ7の出力と吸気温センサ
18の出力はECU10に入力される。そして、サージ
タンク6の下流側が各気筒の吸気マニホルド27に接続
されており、吸気マニホルド27には圧力センサ7によ
り検出された吸入空気量に応じた加圧燃料を、各気筒毎
に吸気ポートへ供給するための燃料噴射弁8が設けられ
ている。
【0033】燃焼室23は吸気弁22の開弁によって吸
気通路2と連通し、排気弁26の開弁によって排気通路
12と連通する。吸気弁22及び排気弁26の開閉時期
は、可変バルブタイミング装置40によって制御され
る。この実施例の可変バルブタイミング装置40は、排
気弁26の閉弁時期の遅角制御、及び吸気弁22の開弁
時期の進角制御を行うことができ、排気弁26が閉じる
前に吸気弁22が開いて両者が同時に開いている期間
(バルブオーバラップ量)を制御することができる。可
変バルブタイミング装置40はECU21により制御さ
れる。この可変バルブタイミング装置40の構成は本出
願人が既に出願した特開平9−60535号公報に記載
のものと同じであるので、ここではその説明を省略す
る。
気通路2と連通し、排気弁26の開弁によって排気通路
12と連通する。吸気弁22及び排気弁26の開閉時期
は、可変バルブタイミング装置40によって制御され
る。この実施例の可変バルブタイミング装置40は、排
気弁26の閉弁時期の遅角制御、及び吸気弁22の開弁
時期の進角制御を行うことができ、排気弁26が閉じる
前に吸気弁22が開いて両者が同時に開いている期間
(バルブオーバラップ量)を制御することができる。可
変バルブタイミング装置40はECU21により制御さ
れる。この可変バルブタイミング装置40の構成は本出
願人が既に出願した特開平9−60535号公報に記載
のものと同じであるので、ここではその説明を省略す
る。
【0034】ここで、図7のように構成された電子制御
燃料噴射式の内燃機関1において、可変バルブタイミン
グ装置40が作動して機関のトルクが変化し易い場合の
本発明の制御について説明する。図8は図7で説明した
可変バルブタイミング装置40を備えた電子制御燃料噴
射式の内燃機関1において、各スロットル弁開度(角
度)毎の、機関回転数Neと機関のトルクの関係を示す
特性図である。この図から分かるように、可変バルブタ
イミング装置40を備えた電子制御燃料噴射式の内燃機
関1では、所定のスロットル弁開度の時に、吸気弁22
や排気弁26の開閉タイミングが変更された場合に、機
関回転数の上昇に伴って機関のトルクが低下する場合が
あり、このような場合には、運転者が機関性能が低下し
たように感じてしまうことがある。
燃料噴射式の内燃機関1において、可変バルブタイミン
グ装置40が作動して機関のトルクが変化し易い場合の
本発明の制御について説明する。図8は図7で説明した
可変バルブタイミング装置40を備えた電子制御燃料噴
射式の内燃機関1において、各スロットル弁開度(角
度)毎の、機関回転数Neと機関のトルクの関係を示す
特性図である。この図から分かるように、可変バルブタ
イミング装置40を備えた電子制御燃料噴射式の内燃機
関1では、所定のスロットル弁開度の時に、吸気弁22
や排気弁26の開閉タイミングが変更された場合に、機
関回転数の上昇に伴って機関のトルクが低下する場合が
あり、このような場合には、運転者が機関性能が低下し
たように感じてしまうことがある。
【0035】そこで、この実施例では、可変バルブタイ
ミング装置40を備えた電子制御燃料噴射式の内燃機関
1において、所定のアクセルペダルの踏込量(角度)に
対して、必要トルクを、その時の機関回転数Neに応じ
て設定する。このようなアクセルペダルの踏込量と機関
回転数Neに応じた必要トルクの特性の一例を図9に示
す。
ミング装置40を備えた電子制御燃料噴射式の内燃機関
1において、所定のアクセルペダルの踏込量(角度)に
対して、必要トルクを、その時の機関回転数Neに応じ
て設定する。このようなアクセルペダルの踏込量と機関
回転数Neに応じた必要トルクの特性の一例を図9に示
す。
【0036】そして、この実施例では、図9に示したア
クセルペダルの踏込量と機関回転数Neに応じた必要ト
ルクの特性を、3次元マップの形でECU10のROM
103の中に記憶させておく。また、図8に示したスロ
ットル開度と機関回転数Neに応じた機関トルクの特性
も、3次元マップの形でECU10のROM103の中
に記憶させておく。
クセルペダルの踏込量と機関回転数Neに応じた必要ト
ルクの特性を、3次元マップの形でECU10のROM
103の中に記憶させておく。また、図8に示したスロ
ットル開度と機関回転数Neに応じた機関トルクの特性
も、3次元マップの形でECU10のROM103の中
に記憶させておく。
【0037】今、運転者がアクセルペダル14を踏込
み、その踏込量(角度)が25°になった時に、機関の
回転数が4000rpmとなったとする。この場合は、
運転者が操作するアクセルペダル14の踏込量がアクセ
ル踏込量センサ15によって電気信号として取り出され
ると共に、機関回転数の4000rpmが検出され、こ
れらがECU10に入力される。ECU10内では、R
OM103に内蔵された図9の特性を備えた3次元マッ
プから、内燃機関1に必要なトルクの値が150Nmと
算出される。
み、その踏込量(角度)が25°になった時に、機関の
回転数が4000rpmとなったとする。この場合は、
運転者が操作するアクセルペダル14の踏込量がアクセ
ル踏込量センサ15によって電気信号として取り出され
ると共に、機関回転数の4000rpmが検出され、こ
れらがECU10に入力される。ECU10内では、R
OM103に内蔵された図9の特性を備えた3次元マッ
プから、内燃機関1に必要なトルクの値が150Nmと
算出される。
【0038】このようにして必要トルクの値150Nm
が算出されると、ECU10はこの必要トルクの値15
0Nmとこの時の機関回転数4000rpmの値とを用
いて、図8の特性を備えた3次元マップから、電子制御
スロットル弁3の必要スロットル開度を計算する。ちょ
うどの値がない場合は補間計算によって必要スロットル
開度を計算する。この例では、必要トルク150Nm、
機関回転数4000rpmに対応する必要スロットル弁
開度が55°と算出される。
が算出されると、ECU10はこの必要トルクの値15
0Nmとこの時の機関回転数4000rpmの値とを用
いて、図8の特性を備えた3次元マップから、電子制御
スロットル弁3の必要スロットル開度を計算する。ちょ
うどの値がない場合は補間計算によって必要スロットル
開度を計算する。この例では、必要トルク150Nm、
機関回転数4000rpmに対応する必要スロットル弁
開度が55°と算出される。
【0039】そして、この必要スロットル弁開度の算出
値である55°はECU10から電子制御スロットル弁
装置50のアクチュエータ4に出力され、スロットル弁
3の開度が55°に制御される。この場合、本発明を適
用しない従来技術の電子制御内燃機関では、例えば、ア
クセルペダルの踏込量とスロットル弁開度とが1対1に
対応すると想定すると、アクセルペダルの踏込量が25
°の時には電子制御スロットル弁装置50のスロットル
弁3の開度も25°に設定されるので、可変バルブタイ
ミング装置40が作動して機関トルクが低下した場合に
は、機関トルクの低下が運転者に感じられてしまうこと
になる。
値である55°はECU10から電子制御スロットル弁
装置50のアクチュエータ4に出力され、スロットル弁
3の開度が55°に制御される。この場合、本発明を適
用しない従来技術の電子制御内燃機関では、例えば、ア
クセルペダルの踏込量とスロットル弁開度とが1対1に
対応すると想定すると、アクセルペダルの踏込量が25
°の時には電子制御スロットル弁装置50のスロットル
弁3の開度も25°に設定されるので、可変バルブタイ
ミング装置40が作動して機関トルクが低下した場合に
は、機関トルクの低下が運転者に感じられてしまうこと
になる。
【0040】このような制御により、この実施例でも所
定のアクセルペダルの踏込量とその時の機関回転数に応
じた必要トルクを出すためのスロットル弁開度を電子制
御スロットル弁装置50に設定することができる。この
結果、可変バルブタイミング装置40を備えた内燃機関
1において、可変バルブタイミング装置40の動作によ
って機関のトルクが変化する場合でも、運転者が不快に
感じない必要スロットル弁開度をマップ制御によって得
ることができる。
定のアクセルペダルの踏込量とその時の機関回転数に応
じた必要トルクを出すためのスロットル弁開度を電子制
御スロットル弁装置50に設定することができる。この
結果、可変バルブタイミング装置40を備えた内燃機関
1において、可変バルブタイミング装置40の動作によ
って機関のトルクが変化する場合でも、運転者が不快に
感じない必要スロットル弁開度をマップ制御によって得
ることができる。
【0041】以上説明したように、本発明の内燃機関の
制御装置では、アクセル踏込量と機関回転数とからその
時の機関に必要なトルクを算出し、算出した必要トルク
とその時の機関回転数に応じて、この必要トルクが得ら
れる必要スロットル弁開度を算出して、この必要スロッ
トル弁開度の算出値で電子制御スロットル弁装置が制御
されるので、機関のトルクに影響を与えるような装置が
内燃機関に搭載されている場合でも、機関のトルクをア
クセルペダルの踏込量とその時の機関回転数に応じてス
ムーズに制御することができる。
制御装置では、アクセル踏込量と機関回転数とからその
時の機関に必要なトルクを算出し、算出した必要トルク
とその時の機関回転数に応じて、この必要トルクが得ら
れる必要スロットル弁開度を算出して、この必要スロッ
トル弁開度の算出値で電子制御スロットル弁装置が制御
されるので、機関のトルクに影響を与えるような装置が
内燃機関に搭載されている場合でも、機関のトルクをア
クセルペダルの踏込量とその時の機関回転数に応じてス
ムーズに制御することができる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の内燃機関
の制御装置によれば、電子制御スロットル弁装置を搭載
した電子制御燃料噴射式の内燃機関において、可変吸気
量装置やVVT装置等の機関のトルクを変化させる要因
が備えられていても、アクセルペダルの踏込量に対する
機関のトルクを、その時の機関回転数に応じてスムーズ
に変化させることができるという効果がある。
の制御装置によれば、電子制御スロットル弁装置を搭載
した電子制御燃料噴射式の内燃機関において、可変吸気
量装置やVVT装置等の機関のトルクを変化させる要因
が備えられていても、アクセルペダルの踏込量に対する
機関のトルクを、その時の機関回転数に応じてスムーズ
に変化させることができるという効果がある。
【図1】本発明の内燃機関の制御装置の原理構成を示す
図である。
図である。
【図2】本発明の内燃機関の制御装置の動作を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図3】本発明の内燃機関の制御装置を備えた電子制御
燃料噴射式の内燃機関の一実施例の全体構成を示す構成
図である。
燃料噴射式の内燃機関の一実施例の全体構成を示す構成
図である。
【図4】図3の内燃機関に備えられた吸気通路長可変装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図5】図3の内燃機関におけるスロットル弁開度、機
関回転数、及び機関トルクの関係を実測した特性図であ
る。
関回転数、及び機関トルクの関係を実測した特性図であ
る。
【図6】図3の内燃機関において必要トルクを得るため
のアクセルペダルの踏込量と機関回転数との関係を示す
特性図である。
のアクセルペダルの踏込量と機関回転数との関係を示す
特性図である。
【図7】本発明の内燃機関の制御装置を備えた電子制御
燃料噴射式の内燃機関の他の実施例の全体構成を示す構
成図である。
燃料噴射式の内燃機関の他の実施例の全体構成を示す構
成図である。
【図8】図7の内燃機関におけるスロットル弁開度、機
関回転数、及び機関トルクの関係を実測した特性図であ
る。
関回転数、及び機関トルクの関係を実測した特性図であ
る。
【図9】図7の内燃機関において必要トルクを得るため
のアクセルペダルの踏込量と機関回転数との関係を示す
特性図である。
のアクセルペダルの踏込量と機関回転数との関係を示す
特性図である。
1…内燃機関 2…吸気通路 3…スロットル弁 4…アクチュエータ 5…スロットル開度センサ 7…圧力センサ 8…燃料噴射弁 10…ECU(エンジン・コントロール・ユニット) 14…アクセルペダル 15…アクセル踏込量センサ 19…クランク角センサ 22…吸気弁 26…排気弁 27…排気マニホルド 30…吸気通路長可変装置 40…可変バルブタイミング装置 50…電子制御スロットル弁装置
Claims (2)
- 【請求項1】 電子制御スロットル弁装置を備えた内燃
機関の制御装置であって、 アクセルペダルの操作量を検出するアクセルペダル操作
量の検出手段と、 機関の回転数を検出する機関回転数の検出手段と、 アクセルペダル操作量の検出値と、その時の機関回転数
を基にして、内燃機関が発生すべきトルクを算出する必
要トルク算出手段と、 算出した必要トルクと、その時の機関回転数を基にし
て、前記電子制御スロットル弁装置に設定されるべきス
ロットル弁開度を算出する必要スロットル弁開度の算出
手段とを備え、 算出された必要スロットル弁開度が前記電子制御スロッ
トル弁装置に入力されてスロットル弁開度が制御される
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の内燃機関の制御装置で
あって、 前記必要トルク算出手段は、予め設定されたアクセル操
作量と機関回転数と必要トルクの3次元マップに基づい
て内燃機関が発生すべき必要トルクを算出し、 前記スロットル弁開度の算出手段は、予め設定された機
関回転数と算出された必要トルクと必要スロットル弁開
度の3次元マップに基づいて前記電子制御スロットル弁
装置に設定されるべき必要スロットル弁開度を算出する
ことを特徴とする内燃機関の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13034598A JPH11324733A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 内燃機関の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13034598A JPH11324733A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 内燃機関の制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11324733A true JPH11324733A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15032179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13034598A Pending JPH11324733A (ja) | 1998-05-13 | 1998-05-13 | 内燃機関の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11324733A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010024955A (ja) * | 2008-07-18 | 2010-02-04 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
| JP2013124633A (ja) * | 2011-12-15 | 2013-06-24 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の出力制御装置 |
-
1998
- 1998-05-13 JP JP13034598A patent/JPH11324733A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010024955A (ja) * | 2008-07-18 | 2010-02-04 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の制御装置 |
| JP2013124633A (ja) * | 2011-12-15 | 2013-06-24 | Honda Motor Co Ltd | 内燃機関の出力制御装置 |
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