JPH11324761A - 内燃機関のスロットル制御装置 - Google Patents
内燃機関のスロットル制御装置Info
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- JPH11324761A JPH11324761A JP13287598A JP13287598A JPH11324761A JP H11324761 A JPH11324761 A JP H11324761A JP 13287598 A JP13287598 A JP 13287598A JP 13287598 A JP13287598 A JP 13287598A JP H11324761 A JPH11324761 A JP H11324761A
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- Japan
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- throttle
- torque
- throttle opening
- opening
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- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 電子スロットルシステムにおけるスロットル
バルブの開度の応答遅れがなく追従安定性を向上するこ
と。 【解決手段】 電子スロットルシステムにおいて、部品
点数が少なく機構が簡素化されると摩擦を小さくできる
が、特に、減速ギヤ列がなくなると吸気通路2を通過す
る吸気量によりスロットルバルブ5の開方向への制御に
逆らって閉方向に働く流れのトルクの発生状態に起因す
る挙動が即、実スロットル開度TAの応答遅れにつなが
ることとなる。過渡時ではスロットルバルブの開方向へ
の急峻な挙動に対応して吸気量がオーバシュートするこ
とで流れのトルクも大きくなる。これに対処するため、
トルクモータ19による発生トルクがスロットルバルブ
5の駆動系に関わる流れのトルクの発生状態に対応して
補正されることで、実スロットル開度TAの応答遅れを
なくし安定性を向上することができる。
バルブの開度の応答遅れがなく追従安定性を向上するこ
と。 【解決手段】 電子スロットルシステムにおいて、部品
点数が少なく機構が簡素化されると摩擦を小さくできる
が、特に、減速ギヤ列がなくなると吸気通路2を通過す
る吸気量によりスロットルバルブ5の開方向への制御に
逆らって閉方向に働く流れのトルクの発生状態に起因す
る挙動が即、実スロットル開度TAの応答遅れにつなが
ることとなる。過渡時ではスロットルバルブの開方向へ
の急峻な挙動に対応して吸気量がオーバシュートするこ
とで流れのトルクも大きくなる。これに対処するため、
トルクモータ19による発生トルクがスロットルバルブ
5の駆動系に関わる流れのトルクの発生状態に対応して
補正されることで、実スロットル開度TAの応答遅れを
なくし安定性を向上することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクセル操作量等
に応じてアクチュエータを駆動しスロットルバルブの開
度を制御する内燃機関のスロットル制御装置に関するも
のである。
に応じてアクチュエータを駆動しスロットルバルブの開
度を制御する内燃機関のスロットル制御装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年、アクセル操作量等に応じてアクチ
ュエータとしてのモータを駆動し実スロットル開度を制
御する『電子スロットルシステム』と称する内燃機関の
スロットル制御装置が採用されるようになっている。こ
のような電子スロットルシステムにおいては、例えば、
アクセルペダルの踏込量を検出するアクセル開度センサ
からのアクセル開度信号に応じてモータに電流を流し、
モータが駆動されることでスロットルバルブが開閉され
内燃機関に供給される空気量が制御される。
ュエータとしてのモータを駆動し実スロットル開度を制
御する『電子スロットルシステム』と称する内燃機関の
スロットル制御装置が採用されるようになっている。こ
のような電子スロットルシステムにおいては、例えば、
アクセルペダルの踏込量を検出するアクセル開度センサ
からのアクセル開度信号に応じてモータに電流を流し、
モータが駆動されることでスロットルバルブが開閉され
内燃機関に供給される空気量が制御される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、スロットル
バルブを開方向に制御しようとするときには、内燃機関
の吸気通路に導入される空気量によって、スロットルバ
ルブを動きに逆らって閉方向に戻そうとするトルクとし
て『流れのトルク』が作用する。ここで、スロットルバ
ルブが目標スロットル開度(図17(a)のタイムチャ
ートに示す二点鎖線)に追従して実スロットル開度(図
17(a)のタイムチャートに示す実線)が遷移すると
き、定常時の吸気量は、図17(b)のタイムチャート
に破線にて示すように遷移される。これに対して、スロ
ットルバルブの開方向への急峻な制御となる過渡時に
は、図17(b)のタイムチャートに実線にて示すよう
に、内燃機関の吸気通路を通過する吸気量(空気量)が
オーバシュートすることで、それに連れて流れのトルク
も大きくなる。このため、流れのトルク分を考慮してモ
ータに対する制御量を決定しないと、スロットルバルブ
の応答遅れが発生するという不具合があった。
バルブを開方向に制御しようとするときには、内燃機関
の吸気通路に導入される空気量によって、スロットルバ
ルブを動きに逆らって閉方向に戻そうとするトルクとし
て『流れのトルク』が作用する。ここで、スロットルバ
ルブが目標スロットル開度(図17(a)のタイムチャ
ートに示す二点鎖線)に追従して実スロットル開度(図
17(a)のタイムチャートに示す実線)が遷移すると
き、定常時の吸気量は、図17(b)のタイムチャート
に破線にて示すように遷移される。これに対して、スロ
ットルバルブの開方向への急峻な制御となる過渡時に
は、図17(b)のタイムチャートに実線にて示すよう
に、内燃機関の吸気通路を通過する吸気量(空気量)が
オーバシュートすることで、それに連れて流れのトルク
も大きくなる。このため、流れのトルク分を考慮してモ
ータに対する制御量を決定しないと、スロットルバルブ
の応答遅れが発生するという不具合があった。
【0004】特に、スロットルバルブ周辺の駆動機構を
簡素化し部品点数を減少させコストダウンを図る目的で
トルクモータを用いスロットルバルブの回動軸の前段に
減速ギヤ列がない電子スロットルシステムでは、減速ギ
ヤ列のギヤ比分にて吸収できないため、流れのトルクの
変化が即、スロットル開度の応答遅れにつながり正確な
スロットル制御をすることは無理であった。
簡素化し部品点数を減少させコストダウンを図る目的で
トルクモータを用いスロットルバルブの回動軸の前段に
減速ギヤ列がない電子スロットルシステムでは、減速ギ
ヤ列のギヤ比分にて吸収できないため、流れのトルクの
変化が即、スロットル開度の応答遅れにつながり正確な
スロットル制御をすることは無理であった。
【0005】そこで、この発明はかかる不具合を解決す
るためになされたもので、電子スロットルシステムにお
けるスロットルバルブの開度の応答遅れがなく追従安定
性が向上できると共に、スロットルバルブ周辺の駆動機
構の簡素化も可能な内燃機関のスロットル制御装置の提
供を課題としている。
るためになされたもので、電子スロットルシステムにお
けるスロットルバルブの開度の応答遅れがなく追従安定
性が向上できると共に、スロットルバルブ周辺の駆動機
構の簡素化も可能な内燃機関のスロットル制御装置の提
供を課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の内燃機関のス
ロットル制御装置によれば、スロットル制御手段で制御
される実スロットル開度を目標スロットル開度に一致さ
せるための制御量が制御量演算手段で算出される際、制
御量補正手段にて流れのトルクに対応する補正量が内燃
機関の運転状態に関連する各種パラメータに基づき算出
され、制御量に加算される。これにより、制御量による
発生トルクにこのときの流れのトルクに対応する補正量
が考慮されることとなり、実スロットル開度の応答遅れ
が防止され追従安定性を向上することができる。
ロットル制御装置によれば、スロットル制御手段で制御
される実スロットル開度を目標スロットル開度に一致さ
せるための制御量が制御量演算手段で算出される際、制
御量補正手段にて流れのトルクに対応する補正量が内燃
機関の運転状態に関連する各種パラメータに基づき算出
され、制御量に加算される。これにより、制御量による
発生トルクにこのときの流れのトルクに対応する補正量
が考慮されることとなり、実スロットル開度の応答遅れ
が防止され追従安定性を向上することができる。
【0007】請求項2の内燃機関のスロットル制御装置
では、各種パラメータが実スロットル開度、実スロット
ル速度、吸気量、機関回転数、吸気圧のうち少なくとも
1つとされる。つまり、流れのトルクに対応する補正量
が内燃機関に配設されている各種センサからの信号にて
容易に算出されることとなる。これにより、流れのトル
クに対応する補正量を算出するのに、特別なセンサ類を
新設する必要がないため、本システム構成がコストアッ
プの要因になることがない。
では、各種パラメータが実スロットル開度、実スロット
ル速度、吸気量、機関回転数、吸気圧のうち少なくとも
1つとされる。つまり、流れのトルクに対応する補正量
が内燃機関に配設されている各種センサからの信号にて
容易に算出されることとなる。これにより、流れのトル
クに対応する補正量を算出するのに、特別なセンサ類を
新設する必要がないため、本システム構成がコストアッ
プの要因になることがない。
【0008】請求項3の内燃機関のスロットル制御装置
では、アクチュエータがトルクモータとされることで、
スロットルバルブがギヤボックス等を介することなく直
接作動される。このものでは、構成が簡単となるため耐
久信頼性を向上することができる。
では、アクチュエータがトルクモータとされることで、
スロットルバルブがギヤボックス等を介することなく直
接作動される。このものでは、構成が簡単となるため耐
久信頼性を向上することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。
例に基づいて説明する。
【0010】図1は本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関のスロットル制御装置が適用された内燃機
関及びその周辺機器を示す概略構成図である。
かる内燃機関のスロットル制御装置が適用された内燃機
関及びその周辺機器を示す概略構成図である。
【0011】図1において、内燃機関1はV型6気筒の
4サイクルエンジンとして構成されている。内燃機関1
の吸気通路2の上流側にはエアクリーナ3が設けられ、
エアクリーナ3の下流側には吸気量(吸入空気量)を検
出するエアフローメータ4が設置されている。また、吸
気通路2のエアフローメータ4より下流側にはスロット
ルバルブ5が設けられ、このスロットルバルブ5の回動
軸5aに連結されたトルクモータ19の駆動力によりス
ロットルバルブ5の開度である実スロットル開度TAが
制御され、内燃機関1に供給される吸気量が調整され
る。このスロットルバルブ5の実スロットル開度TAが
スロットル開度センサ16によって検出される。なお、
アイドル時にあっても、トルクモータ19の駆動力によ
って実スロットル開度TAが制御され、これによって吸
気量GNが制御され機関回転数NEが目標アイドル回転
数に一致されるようにフィードバック制御される。更
に、吸気通路2はインテークマニホルド6を介して内燃
機関1の各気筒に接続され、吸気通路2からの吸入空気
がインテークマニホルド6内を経て各気筒に分配供給さ
れる。
4サイクルエンジンとして構成されている。内燃機関1
の吸気通路2の上流側にはエアクリーナ3が設けられ、
エアクリーナ3の下流側には吸気量(吸入空気量)を検
出するエアフローメータ4が設置されている。また、吸
気通路2のエアフローメータ4より下流側にはスロット
ルバルブ5が設けられ、このスロットルバルブ5の回動
軸5aに連結されたトルクモータ19の駆動力によりス
ロットルバルブ5の開度である実スロットル開度TAが
制御され、内燃機関1に供給される吸気量が調整され
る。このスロットルバルブ5の実スロットル開度TAが
スロットル開度センサ16によって検出される。なお、
アイドル時にあっても、トルクモータ19の駆動力によ
って実スロットル開度TAが制御され、これによって吸
気量GNが制御され機関回転数NEが目標アイドル回転
数に一致されるようにフィードバック制御される。更
に、吸気通路2はインテークマニホルド6を介して内燃
機関1の各気筒に接続され、吸気通路2からの吸入空気
がインテークマニホルド6内を経て各気筒に分配供給さ
れる。
【0012】インテークマニホルド6には各気筒に対応
してインジェクタ7が設置され、各インジェクタ7から
噴射された燃料は、吸入空気と混合され各気筒に供給さ
れる。この混合気は吸気バルブ8の開閉に伴って各気筒
の燃焼室9内に導入され、点火プラグ10の点火により
燃焼され、ピストン11が押下げられクランクシャフト
12にトルクが付与される。燃焼後の排気ガスは排気バ
ルブ13の開閉に伴って排気通路14を経て外部に排出
される。また、クランクシャフト12の近接位置にはク
ランク角センサ15が設置され、このクランク角センサ
15からは30°CA(Crank Angle:クランク角)毎に
パルス信号が出力される。
してインジェクタ7が設置され、各インジェクタ7から
噴射された燃料は、吸入空気と混合され各気筒に供給さ
れる。この混合気は吸気バルブ8の開閉に伴って各気筒
の燃焼室9内に導入され、点火プラグ10の点火により
燃焼され、ピストン11が押下げられクランクシャフト
12にトルクが付与される。燃焼後の排気ガスは排気バ
ルブ13の開閉に伴って排気通路14を経て外部に排出
される。また、クランクシャフト12の近接位置にはク
ランク角センサ15が設置され、このクランク角センサ
15からは30°CA(Crank Angle:クランク角)毎に
パルス信号が出力される。
【0013】20はECU(Electronic Control Unit:
電子制御ユニット)であり、ECU20はエアフローメ
ータ4によって検出された吸気量GN信号やクランク角
センサ15によって検出された機関回転数NE信号に基
づいてインジェクタ7の駆動を制御すると共に、スロッ
トル開度センサ16によって検出された実スロットル開
度TA信号やアクセルペダル17の踏込量がアクセル開
度センサ18によって検出されたアクセル開度Ap信号
等に基づいてスロットルバルブ5を開閉制御するCPU
21,ROM22,RAM23等からなるマイクロコン
ピュータを主体として構成されている。
電子制御ユニット)であり、ECU20はエアフローメ
ータ4によって検出された吸気量GN信号やクランク角
センサ15によって検出された機関回転数NE信号に基
づいてインジェクタ7の駆動を制御すると共に、スロッ
トル開度センサ16によって検出された実スロットル開
度TA信号やアクセルペダル17の踏込量がアクセル開
度センサ18によって検出されたアクセル開度Ap信号
等に基づいてスロットルバルブ5を開閉制御するCPU
21,ROM22,RAM23等からなるマイクロコン
ピュータを主体として構成されている。
【0014】次に、ECU20及びその周辺の構成につ
いて、図1を参照し更に詳しく説明する。
いて、図1を参照し更に詳しく説明する。
【0015】ECU20において、CPU21は吸気量
GN信号や機関回転数NE信号、更には実スロットル開
度TA信号やアクセル開度Ap信号等を読込み、内燃機
関1の運転状態に応じてその都度要求されるインジェク
タ7の燃料噴射量やトルクモータ19によるスロットル
バルブ5の目標とする指令値である目標スロットル開度
TTP等を演算する周知の中央処理装置である。
GN信号や機関回転数NE信号、更には実スロットル開
度TA信号やアクセル開度Ap信号等を読込み、内燃機
関1の運転状態に応じてその都度要求されるインジェク
タ7の燃料噴射量やトルクモータ19によるスロットル
バルブ5の目標とする指令値である目標スロットル開度
TTP等を演算する周知の中央処理装置である。
【0016】また、ROM22は所謂プログラムメモリ
として、内燃機関1の運転状態を制御するための各種制
御プログラム、即ち、燃料噴射制御プログラムやスロッ
トル制御プログラム等が予め格納されたメモリである。
CPU21では、このROM22に格納されているプロ
グラムに従って各種の演算処理を実行する。また、RA
M23は所謂データメモリとして、各種センサの入出力
データやCPU21による演算処理データ等が一時的に
格納されるメモリである。
として、内燃機関1の運転状態を制御するための各種制
御プログラム、即ち、燃料噴射制御プログラムやスロッ
トル制御プログラム等が予め格納されたメモリである。
CPU21では、このROM22に格納されているプロ
グラムに従って各種の演算処理を実行する。また、RA
M23は所謂データメモリとして、各種センサの入出力
データやCPU21による演算処理データ等が一時的に
格納されるメモリである。
【0017】インジェクタ駆動回路24は、吸気量GN
信号や機関回転数NE信号に基づきCPU21を通じて
演算される燃料噴射量に対応した所定パルス幅の信号を
形成してインジェクタ7を駆動する回路である。これに
より、インジェクタ7からは演算された燃料噴射量に対
応した量の燃料が内燃機関1の各気筒に対して噴射供給
されるようになる。また、A/D変換回路27は、読込
まれる吸気量GN信号、実スロットル開度TA信号、ア
クセル開度Ap信号及び冷却水温THW信号等をA/D
(アナログ−ディジタル)変換してCPU21に出力す
るための回路である。
信号や機関回転数NE信号に基づきCPU21を通じて
演算される燃料噴射量に対応した所定パルス幅の信号を
形成してインジェクタ7を駆動する回路である。これに
より、インジェクタ7からは演算された燃料噴射量に対
応した量の燃料が内燃機関1の各気筒に対して噴射供給
されるようになる。また、A/D変換回路27は、読込
まれる吸気量GN信号、実スロットル開度TA信号、ア
クセル開度Ap信号及び冷却水温THW信号等をA/D
(アナログ−ディジタル)変換してCPU21に出力す
るための回路である。
【0018】そして、CPU21では、後述の演算処理
により、トルクモータ19によるスロットルバルブ5の
目標スロットル開度TTPとスロットル開度センサ16
からの実スロットル開度TAとの偏差に応じて、その偏
差を縮小するためPWM(パルス幅変調)変換されたデ
ューティ比信号としての制御DUTY(制御量)が算出
され、モータ駆動回路30に出力される。すると、モー
タ駆動回路30によってPWM変換された制御電流DU
TYによりトルクモータ19が駆動され、スロットル開
度センサ16で検出される実スロットル開度TAが最終
的に目標スロットル開度TTPに一致するように調整さ
れる。
により、トルクモータ19によるスロットルバルブ5の
目標スロットル開度TTPとスロットル開度センサ16
からの実スロットル開度TAとの偏差に応じて、その偏
差を縮小するためPWM(パルス幅変調)変換されたデ
ューティ比信号としての制御DUTY(制御量)が算出
され、モータ駆動回路30に出力される。すると、モー
タ駆動回路30によってPWM変換された制御電流DU
TYによりトルクモータ19が駆動され、スロットル開
度センサ16で検出される実スロットル開度TAが最終
的に目標スロットル開度TTPに一致するように調整さ
れる。
【0019】次に、図2及び図3に基づき内燃機関のス
ロットル制御装置の構成について説明する。
ロットル制御装置の構成について説明する。
【0020】図2及び図3において、アクセルペダル1
7にはアクセル開度センサ18が配設され、アクセルペ
ダル17はアクセルレバー41に連結されている。この
アクセルレバー41は、アクセルリターンスプリング4
2a,42bによってアクセルペダル17の戻り方向
(時計回り方向)に付勢されている。アクセルペダル1
7が操作されない状態(アクセルOFF)では、アクセ
ルレバー41はアクセルリターンスプリング42a,4
2bによってアクセル全閉ストッパ43に当接した状態
に保持される。内燃機関1の運転中は、アクセルペダル
17の操作量に基づくアクセルレバー41の位置がアク
セル開度センサ18によってアクセル開度Apとして検
出される。
7にはアクセル開度センサ18が配設され、アクセルペ
ダル17はアクセルレバー41に連結されている。この
アクセルレバー41は、アクセルリターンスプリング4
2a,42bによってアクセルペダル17の戻り方向
(時計回り方向)に付勢されている。アクセルペダル1
7が操作されない状態(アクセルOFF)では、アクセ
ルレバー41はアクセルリターンスプリング42a,4
2bによってアクセル全閉ストッパ43に当接した状態
に保持される。内燃機関1の運転中は、アクセルペダル
17の操作量に基づくアクセルレバー41の位置がアク
セル開度センサ18によってアクセル開度Apとして検
出される。
【0021】一方、スロットルバルブ5の回動軸5aに
はバルブレバー44が連結され、このバルブレバー44
が退避走行用スプリング45によってスロットルバルブ
5の開方向(図2の上方向)に付勢されている。このた
め、図2(b)に示すモータOFF(トルクモータ19
への電源OFF)時には、退避走行スプリング45によ
ってバルブレバー44が中間レバー47に当接した中間
ストッパ位置に保持される。このとき、中間レバー47
は、バルブリターンスプリング48によってスロットル
バルブ5の閉方向(図2の下方)に付勢され、中間スト
ッパ49に当接されている。
はバルブレバー44が連結され、このバルブレバー44
が退避走行用スプリング45によってスロットルバルブ
5の開方向(図2の上方向)に付勢されている。このた
め、図2(b)に示すモータOFF(トルクモータ19
への電源OFF)時には、退避走行スプリング45によ
ってバルブレバー44が中間レバー47に当接した中間
ストッパ位置に保持される。このとき、中間レバー47
は、バルブリターンスプリング48によってスロットル
バルブ5の閉方向(図2の下方)に付勢され、中間スト
ッパ49に当接されている。
【0022】つまり、バルブリターンスプリング48の
引張力は退避走行用スプリング45の引張力よりも大き
く設定されている。したがって、図2(b)に示すモー
タOFF時には、バルブリターンスプリング48の引張
力が退避走行用スプリング45の引張力に打勝って、中
間レバー47が中間ストッパ49に当接し保持され、ス
ロットルバルブ5の実スロットル開度TAが中間ストッ
パ49で規制される中間ストッパ位置(実スロットル開
度TA=約3°)に保持される。
引張力は退避走行用スプリング45の引張力よりも大き
く設定されている。したがって、図2(b)に示すモー
タOFF時には、バルブリターンスプリング48の引張
力が退避走行用スプリング45の引張力に打勝って、中
間レバー47が中間ストッパ49に当接し保持され、ス
ロットルバルブ5の実スロットル開度TAが中間ストッ
パ49で規制される中間ストッパ位置(実スロットル開
度TA=約3°)に保持される。
【0023】一方、図2(a)に示す通常制御時(モー
タON時)には、アクセルペダル17の操作量に応じて
トルクモータ19が正転または逆転されスロットルバル
ブ5の実スロットル開度TAが調整され、そのときのス
ロットルバルブ5の実スロットル開度TAがスロットル
開度センサ16によって検出される。この際、実スロッ
トル開度TAを大きくする場合には、トルクモータ19
に正側のモータ電流が供給されトルクモータ19が正転
されることで、図2(a)に示すようにバルブレバー4
4がバルブリターンスプリング48の引張力に抗して中
間レバー47が押上げられスロットルバルブ5が開方向
に駆動される。これとは逆に、実スロットル開度TAを
小さくする場合には、トルクモータ19に負側のモータ
電流が供給されトルクモータ19が逆転されることで、
バルブレバー44が下降されスロットルバルブ5が閉方
向に駆動される。そして、中間レバー47が中間ストッ
パ49に当接されたのちのスロットルバルブ5の閉方向
の駆動では、バルブレバー44が退避走行用スプリング
45の引張力に抗して下降されスロットルバルブ5が全
閉ストッパ位置(実スロットル開度TA=0°)まで閉
じると、バルブレバー44がスロットル全閉ストッパ4
6に当接され、それ以上の回動が阻止される。
タON時)には、アクセルペダル17の操作量に応じて
トルクモータ19が正転または逆転されスロットルバル
ブ5の実スロットル開度TAが調整され、そのときのス
ロットルバルブ5の実スロットル開度TAがスロットル
開度センサ16によって検出される。この際、実スロッ
トル開度TAを大きくする場合には、トルクモータ19
に正側のモータ電流が供給されトルクモータ19が正転
されることで、図2(a)に示すようにバルブレバー4
4がバルブリターンスプリング48の引張力に抗して中
間レバー47が押上げられスロットルバルブ5が開方向
に駆動される。これとは逆に、実スロットル開度TAを
小さくする場合には、トルクモータ19に負側のモータ
電流が供給されトルクモータ19が逆転されることで、
バルブレバー44が下降されスロットルバルブ5が閉方
向に駆動される。そして、中間レバー47が中間ストッ
パ49に当接されたのちのスロットルバルブ5の閉方向
の駆動では、バルブレバー44が退避走行用スプリング
45の引張力に抗して下降されスロットルバルブ5が全
閉ストッパ位置(実スロットル開度TA=0°)まで閉
じると、バルブレバー44がスロットル全閉ストッパ4
6に当接され、それ以上の回動が阻止される。
【0024】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関のスロットル制御装置で用いられているス
ロットルバルブ5の回動軸5aと連結されたトルクモー
タ19の構成について図4及び図5を参照して説明す
る。なお、図5は図4のトルクモータ19からカバー6
3を取去ってA方向から見た矢視図である。
かる内燃機関のスロットル制御装置で用いられているス
ロットルバルブ5の回動軸5aと連結されたトルクモー
タ19の構成について図4及び図5を参照して説明す
る。なお、図5は図4のトルクモータ19からカバー6
3を取去ってA方向から見た矢視図である。
【0025】図4に示すように、吸気通路2途中に配設
されたスロットルボデー60には軸受61,62を介し
てスロットルバルブ5が回動自在に支持されている。こ
のスロットルバルブ5は円板状に形成されており、回動
軸5aにビス止めされ固定されている。そして、スロッ
トルバルブ5が回動軸5aと共に回動されることによ
り、スロットルボデー60の内壁により形成された吸気
流路60aの流路面積が調整され、吸気通路2を通過す
る吸気量が制御される。
されたスロットルボデー60には軸受61,62を介し
てスロットルバルブ5が回動自在に支持されている。こ
のスロットルバルブ5は円板状に形成されており、回動
軸5aにビス止めされ固定されている。そして、スロッ
トルバルブ5が回動軸5aと共に回動されることによ
り、スロットルボデー60の内壁により形成された吸気
流路60aの流路面積が調整され、吸気通路2を通過す
る吸気量が制御される。
【0026】また、スロットルバルブ5の回動軸5aの
一方の端部にはバルブレバー44が圧入固定されてお
り、回動軸5aと共に回動される。このバルブレバー4
4がスロットル全閉ストッパ46に当接されることによ
りスロットルバルブ5の全閉位置が規定される。なお、
スロットル全閉ストッパ46のねじ込量を変更すること
によりスロットルバルブ5の全閉位置が調整される。な
お、図4では退避走行スプリング45等は省略されてい
る。
一方の端部にはバルブレバー44が圧入固定されてお
り、回動軸5aと共に回動される。このバルブレバー4
4がスロットル全閉ストッパ46に当接されることによ
りスロットルバルブ5の全閉位置が規定される。なお、
スロットル全閉ストッパ46のねじ込量を変更すること
によりスロットルバルブ5の全閉位置が調整される。な
お、図4では退避走行スプリング45等は省略されてい
る。
【0027】そして、スロットル開度センサ16はバル
ブレバー44よりも更に回動軸5aの端側に配設され、
コンタクト部16a、抵抗体を塗布した基板16b及び
ハウジング16cによって構成されている。コンタクト
部16aは回動軸5aに圧入されており、回動軸5aと
共に回動される。基板16bはハウジング16cに固定
されており、基板16bに塗布された抵抗体上をコンタ
クト部16aが摺動される。基板16bに塗布された抵
抗体には5〔V〕の一定電圧が印加されており、この抵
抗体とコンタクト部16aとの摺動位置がスロットルバ
ルブ5の開度に応じて変化され出力電圧値が変動され
る。このスロットル開度センサ16からの出力電圧値が
ECU20に入力されスロットルバルブ5の実スロット
ル開度TAが検出される。
ブレバー44よりも更に回動軸5aの端側に配設され、
コンタクト部16a、抵抗体を塗布した基板16b及び
ハウジング16cによって構成されている。コンタクト
部16aは回動軸5aに圧入されており、回動軸5aと
共に回動される。基板16bはハウジング16cに固定
されており、基板16bに塗布された抵抗体上をコンタ
クト部16aが摺動される。基板16bに塗布された抵
抗体には5〔V〕の一定電圧が印加されており、この抵
抗体とコンタクト部16aとの摺動位置がスロットルバ
ルブ5の開度に応じて変化され出力電圧値が変動され
る。このスロットル開度センサ16からの出力電圧値が
ECU20に入力されスロットルバルブ5の実スロット
ル開度TAが検出される。
【0028】更に、図4及び図5に示すように、トルク
モータ19は回転子65、コア69、一対のソレノイド
部70,75により回動軸5aの他方の端部に連結され
ている。トルクモータ19の端部はカバー63により覆
われている。回転子65は、回動軸5aに圧入固定され
た鉄心66及び永久磁石67,68により構成され、コ
ア69の内壁により形成された収容孔69aに回動自在
に収容されている。鉄心66は円筒状に形成されてお
り、回動軸5aの他方の端部に圧入固定されている。永
久磁石67,68は円弧状に形成されており、鉄心66
の外周に等間隔をあけて接着固定されている。スロット
ルバルブ5の回動範囲は通常90°以下であるから、永
久磁石67,68の円弧長はスロットルバルブ5の回動
範囲内で回転子65を回動可能なトルクが働く長さがあ
ればよい。なお、永久磁石67,68はネオジウム系、
サマリウム−コバルト系等の高い磁力を発生する所謂、
希土類磁石が採用されている。
モータ19は回転子65、コア69、一対のソレノイド
部70,75により回動軸5aの他方の端部に連結され
ている。トルクモータ19の端部はカバー63により覆
われている。回転子65は、回動軸5aに圧入固定され
た鉄心66及び永久磁石67,68により構成され、コ
ア69の内壁により形成された収容孔69aに回動自在
に収容されている。鉄心66は円筒状に形成されてお
り、回動軸5aの他方の端部に圧入固定されている。永
久磁石67,68は円弧状に形成されており、鉄心66
の外周に等間隔をあけて接着固定されている。スロット
ルバルブ5の回動範囲は通常90°以下であるから、永
久磁石67,68の円弧長はスロットルバルブ5の回動
範囲内で回転子65を回動可能なトルクが働く長さがあ
ればよい。なお、永久磁石67,68はネオジウム系、
サマリウム−コバルト系等の高い磁力を発生する所謂、
希土類磁石が採用されている。
【0029】コア69は磁性体からなる薄板が回動軸5
aの軸方向に積層され形成されており、収容孔69aに
回転子65を回動自在に収容している。コア69は回転
子65を取囲む周上において切目のないスロットレスに
構成されている。ソレノイド部70,75はそれぞれ鉄
心71,76にコイル72,77が巻回され形成されて
おり、コア69に圧入固定されている。コイル72,7
7にはコネクタ80に埋設されたピン81から制御電流
が供給される。また、バルブリターンスプリング48
は、一方の端部が鉄心66に固定され、他方の端部がね
じ64に固定されており、このバルブリターンスプリン
グ48によりスロットルバルブ5が閉側に付勢されてい
る。
aの軸方向に積層され形成されており、収容孔69aに
回転子65を回動自在に収容している。コア69は回転
子65を取囲む周上において切目のないスロットレスに
構成されている。ソレノイド部70,75はそれぞれ鉄
心71,76にコイル72,77が巻回され形成されて
おり、コア69に圧入固定されている。コイル72,7
7にはコネクタ80に埋設されたピン81から制御電流
が供給される。また、バルブリターンスプリング48
は、一方の端部が鉄心66に固定され、他方の端部がね
じ64に固定されており、このバルブリターンスプリン
グ48によりスロットルバルブ5が閉側に付勢されてい
る。
【0030】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関のスロットル制御装置で使用されているE
CU20内のCPU21におけるスロットル制御の処理
手順を示す図6のブロック図に基づいて説明する。
かる内燃機関のスロットル制御装置で使用されているE
CU20内のCPU21におけるスロットル制御の処理
手順を示す図6のブロック図に基づいて説明する。
【0031】図6において、まず、目標スロットル速度
演算処理S1では、各種センサ信号に基づき設定される
目標スロットル開度TTPとスロットル開度センサ16
からの実スロットル開度TAとの偏差に基づいて目標ス
ロットル速度ΔTTPが算出される。同時に、実スロッ
トル速度演算処理S2では、スロットル開度センサ16
からの実スロットル開度TAが微分され実スロットル速
度ΔTAが算出される。次に、加速トルク演算処理S3
では、前段で算出された目標スロットル速度ΔTTPと
実スロットル速度ΔTAとの偏差にスロットル制御系の
慣性Jが乗算され加速トルク〔N・m〕が算出される。
演算処理S1では、各種センサ信号に基づき設定される
目標スロットル開度TTPとスロットル開度センサ16
からの実スロットル開度TAとの偏差に基づいて目標ス
ロットル速度ΔTTPが算出される。同時に、実スロッ
トル速度演算処理S2では、スロットル開度センサ16
からの実スロットル開度TAが微分され実スロットル速
度ΔTAが算出される。次に、加速トルク演算処理S3
では、前段で算出された目標スロットル速度ΔTTPと
実スロットル速度ΔTAとの偏差にスロットル制御系の
慣性Jが乗算され加速トルク〔N・m〕が算出される。
【0032】また、摩擦トルク演算処理S4では、目標
スロットル開度TTPと実スロットル開度TAとからそ
のときの摩擦状態に応じて軸受61,62等によるスロ
ットル制御系の摩擦トルクTf 〔N・m〕が算出され
る。そして、流れのトルク演算処理S5では、後述する
ように、実スロットル開度TA〔°〕、本実施例の所謂
『L−Jetronic 』である電子制御式燃料噴射システム
においてはエアフローメータ4による吸気量GN〔g/
rev〕、機関回転数NE〔rpm〕、所謂『D−Jet
ronic 』においては吸気圧センサによる吸気圧PM〔m
mHg〕等に基づきスロットルバルブ5に作用する流れ
のトルク〔N・m〕が算出される。また、ばねトルク演
算処理S6では、実スロットル開度TAが中間ストッパ
位置より大きい開側ではバルブリターンスプリング48
に対応し、また、実スロットル開度TAが中間ストッパ
位置より小さい閉側では退避走行用スプリング45に対
応するスロットル制御系のばねトルク〔N・m〕が算出
される。ここで、実スロットル開度TAに応じてばねト
ルクを算出するのに対して、更に応答性を向上させるた
めに、目標スロットル開度TTPまたは予測スロットル
開度(=実スロットル開度+実スロットル速度×所定時
間)に応じてばねトルクを算出するようにしてもよい。
そして、前段で算出された加速トルク、摩擦トルク、流
れのトルク及びばねトルクが加算されトルクモータ19
の要求トルクTR 〔N・m〕が算出される。
スロットル開度TTPと実スロットル開度TAとからそ
のときの摩擦状態に応じて軸受61,62等によるスロ
ットル制御系の摩擦トルクTf 〔N・m〕が算出され
る。そして、流れのトルク演算処理S5では、後述する
ように、実スロットル開度TA〔°〕、本実施例の所謂
『L−Jetronic 』である電子制御式燃料噴射システム
においてはエアフローメータ4による吸気量GN〔g/
rev〕、機関回転数NE〔rpm〕、所謂『D−Jet
ronic 』においては吸気圧センサによる吸気圧PM〔m
mHg〕等に基づきスロットルバルブ5に作用する流れ
のトルク〔N・m〕が算出される。また、ばねトルク演
算処理S6では、実スロットル開度TAが中間ストッパ
位置より大きい開側ではバルブリターンスプリング48
に対応し、また、実スロットル開度TAが中間ストッパ
位置より小さい閉側では退避走行用スプリング45に対
応するスロットル制御系のばねトルク〔N・m〕が算出
される。ここで、実スロットル開度TAに応じてばねト
ルクを算出するのに対して、更に応答性を向上させるた
めに、目標スロットル開度TTPまたは予測スロットル
開度(=実スロットル開度+実スロットル速度×所定時
間)に応じてばねトルクを算出するようにしてもよい。
そして、前段で算出された加速トルク、摩擦トルク、流
れのトルク及びばねトルクが加算されトルクモータ19
の要求トルクTR 〔N・m〕が算出される。
【0033】モータ電流演算処理S7では、TR =f
(TA,IM )の逆モデル式を用いた実測値に基づき、
前段で算出された要求トルクTR 〔N・m〕をパラメー
タとし、各要求トルクの発生に必要なモータ電流IM
〔A〕が実スロットル開度TA〔°〕に応じて算出され
る。また、電圧変換処理S8では、前段で算出されたモ
ータ電流IM 〔A〕がトルクモータ19に固有のモータ
コイル抵抗及び配線(ワイヤハーネス)抵抗等の抵抗値
によって変換された変換電圧が算出される。
(TA,IM )の逆モデル式を用いた実測値に基づき、
前段で算出された要求トルクTR 〔N・m〕をパラメー
タとし、各要求トルクの発生に必要なモータ電流IM
〔A〕が実スロットル開度TA〔°〕に応じて算出され
る。また、電圧変換処理S8では、前段で算出されたモ
ータ電流IM 〔A〕がトルクモータ19に固有のモータ
コイル抵抗及び配線(ワイヤハーネス)抵抗等の抵抗値
によって変換された変換電圧が算出される。
【0034】更に、逆起電圧演算処理S9では、前段で
算出されたモータ電流IM 〔A〕及び実スロットル開度
TA〔°〕に応じて逆起電圧Ve が算出される。そし
て、前段で算出されたモータ電流IM の変換電圧と逆起
電圧Ve とが加算されてトルクモータ19の要求電圧V
M 〔V〕が算出される。次に、要求DUTY演算処理S
10では、前段で算出された要求電圧VM 〔V〕に(1
00/VB )が乗算されPWM(パルス幅変調)変換さ
れたデューティ比信号としてのトルクモータ19の要求
DUTYが算出される。なお、VB はトルクモータ19
の電源電圧である。
算出されたモータ電流IM 〔A〕及び実スロットル開度
TA〔°〕に応じて逆起電圧Ve が算出される。そし
て、前段で算出されたモータ電流IM の変換電圧と逆起
電圧Ve とが加算されてトルクモータ19の要求電圧V
M 〔V〕が算出される。次に、要求DUTY演算処理S
10では、前段で算出された要求電圧VM 〔V〕に(1
00/VB )が乗算されPWM(パルス幅変調)変換さ
れたデューティ比信号としてのトルクモータ19の要求
DUTYが算出される。なお、VB はトルクモータ19
の電源電圧である。
【0035】更に、誤差補正量演算処理S11では、モ
デルと実機との誤差を補正するための補正量が算出され
る。この補正量が前段で算出された要求DUTYに加算
され制御DUTYとされる。この制御DUTYがモータ
駆動回路30に出力されることでトルクモータ19が駆
動され、スロットル開度センサ16で検出された実スロ
ットル開度TAが最終的に目標スロットル開度TTPに
一致するように調整される。
デルと実機との誤差を補正するための補正量が算出され
る。この補正量が前段で算出された要求DUTYに加算
され制御DUTYとされる。この制御DUTYがモータ
駆動回路30に出力されることでトルクモータ19が駆
動され、スロットル開度センサ16で検出された実スロ
ットル開度TAが最終的に目標スロットル開度TTPに
一致するように調整される。
【0036】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関のスロットル制御装置で使用されているE
CU20のCPU21における流れのトルク演算処理S
5の具体的な処理手順を示す図7のフローチャートに基
づいて説明する。なお、この流れのトルク演算ルーチン
は所定時間毎にECU20内のCPU21にて繰返し実
行される。
かる内燃機関のスロットル制御装置で使用されているE
CU20のCPU21における流れのトルク演算処理S
5の具体的な処理手順を示す図7のフローチャートに基
づいて説明する。なお、この流れのトルク演算ルーチン
は所定時間毎にECU20内のCPU21にて繰返し実
行される。
【0037】図7において、まず、ステップS101で
は、実スロットル開度TAと吸気量GNとが読込まれ
る。次にステップS102に移行して、ステップS10
1で読込まれた実スロットル開度TA及び吸気量GNに
基づき流れのトルクが算出され、本ルーチンを終了す
る。
は、実スロットル開度TAと吸気量GNとが読込まれ
る。次にステップS102に移行して、ステップS10
1で読込まれた実スロットル開度TA及び吸気量GNに
基づき流れのトルクが算出され、本ルーチンを終了す
る。
【0038】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関のスロットル制御装置で使用されているE
CU20のCPU21における流れのトルク演算処理S
5の具体的な処理手順の第1の変形例を示す図8のフロ
ーチャートに基づき、図9を参照して説明する。ここ
で、図9は実スロットル開度〔°〕及び機関回転数〔r
pm〕に基づき流れのトルク〔N・m〕を算出するマッ
プである。なお、この流れのトルク演算ルーチンは所定
時間毎にECU20内のCPU21にて繰返し実行され
る。
かる内燃機関のスロットル制御装置で使用されているE
CU20のCPU21における流れのトルク演算処理S
5の具体的な処理手順の第1の変形例を示す図8のフロ
ーチャートに基づき、図9を参照して説明する。ここ
で、図9は実スロットル開度〔°〕及び機関回転数〔r
pm〕に基づき流れのトルク〔N・m〕を算出するマッ
プである。なお、この流れのトルク演算ルーチンは所定
時間毎にECU20内のCPU21にて繰返し実行され
る。
【0039】図8において、ステップS201では、実
スロットル開度TAと機関回転数NEとが読込まれる。
次にステップS202に移行して、目標スロットル開度
TTPと実スロットル開度TAとの偏差が所定値以上で
あるかが判定される。ステップS202の判定条件が成
立、即ち、目標スロットル開度TTPと実スロットル開
度TAとの偏差が所定値以上と大きいときには流れのト
ルクが大きく作用するためステップS203に移行し、
実スロットル開度TAと機関回転数6000〔rpm〕
とから図9に示すマップにより流れのトルクが算出さ
れ、本ルーチンを終了する。
スロットル開度TAと機関回転数NEとが読込まれる。
次にステップS202に移行して、目標スロットル開度
TTPと実スロットル開度TAとの偏差が所定値以上で
あるかが判定される。ステップS202の判定条件が成
立、即ち、目標スロットル開度TTPと実スロットル開
度TAとの偏差が所定値以上と大きいときには流れのト
ルクが大きく作用するためステップS203に移行し、
実スロットル開度TAと機関回転数6000〔rpm〕
とから図9に示すマップにより流れのトルクが算出さ
れ、本ルーチンを終了する。
【0040】一方、ステップS202の判定条件が成立
せず、即ち、目標スロットル開度TTPと実スロットル
開度TAとの偏差が所定値未満と小さいときにはステッ
プS204に移行し、実スロットル開度TAと機関回転
数NEとから図9に示すマップにより流れのトルクが算
出され、本ルーチンを終了する。
せず、即ち、目標スロットル開度TTPと実スロットル
開度TAとの偏差が所定値未満と小さいときにはステッ
プS204に移行し、実スロットル開度TAと機関回転
数NEとから図9に示すマップにより流れのトルクが算
出され、本ルーチンを終了する。
【0041】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関のスロットル制御装置で使用されているE
CU20のCPU21における流れのトルク演算処理S
5の具体的な処理手順の第2の変形例を示す図10のフ
ローチャートに基づき、図9を参照して説明する。な
お、この流れのトルク演算ルーチンは所定時間毎にEC
U20内のCPU21にて繰返し実行される。
かる内燃機関のスロットル制御装置で使用されているE
CU20のCPU21における流れのトルク演算処理S
5の具体的な処理手順の第2の変形例を示す図10のフ
ローチャートに基づき、図9を参照して説明する。な
お、この流れのトルク演算ルーチンは所定時間毎にEC
U20内のCPU21にて繰返し実行される。
【0042】図10において、ステップS301では、
実スロットル開度TAとその単位時間当たりの変化量で
ある実スロットル速度ΔTAと機関回転数NEとが読込
まれる。次にステップS302に移行して、実スロット
ル開度TA及び機関回転数NEに基づき図9に示すマッ
プにより算出された値と実スロットル速度ΔTAに所定
値K1 が乗算された値とが加算され流れのトルクが算出
される。このように、実スロットル速度ΔTAに所定値
K1 が乗算された値が加算されることで過渡時の流れの
トルクアップ分が近似的に補償される。
実スロットル開度TAとその単位時間当たりの変化量で
ある実スロットル速度ΔTAと機関回転数NEとが読込
まれる。次にステップS302に移行して、実スロット
ル開度TA及び機関回転数NEに基づき図9に示すマッ
プにより算出された値と実スロットル速度ΔTAに所定
値K1 が乗算された値とが加算され流れのトルクが算出
される。このように、実スロットル速度ΔTAに所定値
K1 が乗算された値が加算されることで過渡時の流れの
トルクアップ分が近似的に補償される。
【0043】なお、所定値K1 を実スロットル開度T
A、機関回転数NE、目標スロットル開度TTPが変化
してからの経過時間、実スロットル速度ΔTAが所定範
囲を越えてからの経過時間等によって変えるようにして
もよい。また、このときの傾向としては、実スロットル
開度TA、機関回転数NEが小さいほど所定値K1 が大
きく、経過時間が短いほど所定値K1 が大きくされる。
A、機関回転数NE、目標スロットル開度TTPが変化
してからの経過時間、実スロットル速度ΔTAが所定範
囲を越えてからの経過時間等によって変えるようにして
もよい。また、このときの傾向としては、実スロットル
開度TA、機関回転数NEが小さいほど所定値K1 が大
きく、経過時間が短いほど所定値K1 が大きくされる。
【0044】次にステップS303に移行して、ステッ
プS302で算出された流れのトルクに対して予め設定
された最小値Minから最大値Maxまでの範囲によるガー
ド処理が実行され、本ルーチンを終了する。このガード
処理では、流れのトルクの限界値または応答性確保に必
要な最大値が用いられる。
プS302で算出された流れのトルクに対して予め設定
された最小値Minから最大値Maxまでの範囲によるガー
ド処理が実行され、本ルーチンを終了する。このガード
処理では、流れのトルクの限界値または応答性確保に必
要な最大値が用いられる。
【0045】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関のスロットル制御装置で使用されているE
CU20のCPU21における流れのトルク演算処理S
5の具体的な処理手順の第3の変形例を示す図11のフ
ローチャートに基づき、図9を参照して説明する。な
お、この流れのトルク演算ルーチンは所定時間毎にEC
U20内のCPU21にて繰返し実行される。
かる内燃機関のスロットル制御装置で使用されているE
CU20のCPU21における流れのトルク演算処理S
5の具体的な処理手順の第3の変形例を示す図11のフ
ローチャートに基づき、図9を参照して説明する。な
お、この流れのトルク演算ルーチンは所定時間毎にEC
U20内のCPU21にて繰返し実行される。
【0046】図11において、ステップS401では、
実スロットル開度TAと機関回転数NEとが読込まれ
る。次にステップS402に移行して、目標スロットル
開度TTPと実スロットル開度TAとの偏差が所定値以
上であるかが判定される。ステップS402の判定条件
が成立、即ち、目標スロットル開度TTPと実スロット
ル開度TAとの偏差が所定値以上と大きいときには流れ
のトルクが大きく作用するためステップS403に移行
し、実スロットル開度TA及び機関回転数6000〔r
pm〕に基づき図9に示すマップにより算出された値に
所定値K2 が乗算され流れのトルクが算出される。この
ように、流れのトルクに所定値K2 が乗算されることで
過渡時の流れのトルクアップ分が近似的に補償される。
また、所定値K2 を所定値K1 と同様のパラメータで変
えるようにしてもよい。
実スロットル開度TAと機関回転数NEとが読込まれ
る。次にステップS402に移行して、目標スロットル
開度TTPと実スロットル開度TAとの偏差が所定値以
上であるかが判定される。ステップS402の判定条件
が成立、即ち、目標スロットル開度TTPと実スロット
ル開度TAとの偏差が所定値以上と大きいときには流れ
のトルクが大きく作用するためステップS403に移行
し、実スロットル開度TA及び機関回転数6000〔r
pm〕に基づき図9に示すマップにより算出された値に
所定値K2 が乗算され流れのトルクが算出される。この
ように、流れのトルクに所定値K2 が乗算されることで
過渡時の流れのトルクアップ分が近似的に補償される。
また、所定値K2 を所定値K1 と同様のパラメータで変
えるようにしてもよい。
【0047】次にステップS404に移行して、ステッ
プS403で算出された流れのトルクに対して予め設定
された最小値Minから最大値Maxまでの範囲によるガー
ド処理が実行され、本ルーチンを終了する。このガード
処理では、流れのトルクの限界値または応答性確保に必
要な最大値が用いられる。
プS403で算出された流れのトルクに対して予め設定
された最小値Minから最大値Maxまでの範囲によるガー
ド処理が実行され、本ルーチンを終了する。このガード
処理では、流れのトルクの限界値または応答性確保に必
要な最大値が用いられる。
【0048】一方、ステップS402の判定条件が成立
せず、即ち、目標スロットル開度TTPと実スロットル
開度TAとの偏差が所定値未満と小さいときにはステッ
プS405に移行し、実スロットル開度TA及び機関回
転数NEに基づき図9に示すマップにより流れのトルク
が算出され、本ルーチンを終了する。
せず、即ち、目標スロットル開度TTPと実スロットル
開度TAとの偏差が所定値未満と小さいときにはステッ
プS405に移行し、実スロットル開度TA及び機関回
転数NEに基づき図9に示すマップにより流れのトルク
が算出され、本ルーチンを終了する。
【0049】次に、本発明の実施の形態の一実施例にか
かる内燃機関のスロットル制御装置で使用されているE
CU20のCPU21における流れのトルク演算処理S
5の具体的な処理手順の第4の変形例を示す図12及び
図13のフローチャートに基づき、図14、図15及び
図16を参照して説明する。ここで、図14は機関回転
数NE〔rpm〕及び吸気圧PM〔mmHg〕に基づき
定常時吸気量QA 〔g/sec〕を算出するマップ、図
15は実スロットル開度TA〔°〕及び吸気圧PM〔m
mHg〕に基づき過渡時吸気量QB 〔g/sec〕を算
出するマップ、図16は実スロットル開度TA〔°〕及
び吸気量Q〔g/sec〕に基づき流れのトルク〔N・
m〕を算出するマップである。つまり、本変形例では
『D−Jetronic 』における流れのトルクの演算が実行
されている。なお、この流れのトルク演算ルーチンは所
定時間毎にECU20内のCPU21にて繰返し実行さ
れる。
かる内燃機関のスロットル制御装置で使用されているE
CU20のCPU21における流れのトルク演算処理S
5の具体的な処理手順の第4の変形例を示す図12及び
図13のフローチャートに基づき、図14、図15及び
図16を参照して説明する。ここで、図14は機関回転
数NE〔rpm〕及び吸気圧PM〔mmHg〕に基づき
定常時吸気量QA 〔g/sec〕を算出するマップ、図
15は実スロットル開度TA〔°〕及び吸気圧PM〔m
mHg〕に基づき過渡時吸気量QB 〔g/sec〕を算
出するマップ、図16は実スロットル開度TA〔°〕及
び吸気量Q〔g/sec〕に基づき流れのトルク〔N・
m〕を算出するマップである。つまり、本変形例では
『D−Jetronic 』における流れのトルクの演算が実行
されている。なお、この流れのトルク演算ルーチンは所
定時間毎にECU20内のCPU21にて繰返し実行さ
れる。
【0050】図12において、まず、ステップS501
では、実スロットル開度TAと機関回転数NEと吸気圧
PMとが読込まれる。次にステップS502に移行し
て、ステップS501で読込まれた機関回転数NE及び
吸気圧PMに基づき図14に示すマップにより定常時吸
気量QA が算出される。次にステップS503に移行し
て、ステップS501で読込まれた実スロットル開度T
A及び吸気圧PMに基づき図15に示すマップにより過
渡時吸気量QB が算出される。
では、実スロットル開度TAと機関回転数NEと吸気圧
PMとが読込まれる。次にステップS502に移行し
て、ステップS501で読込まれた機関回転数NE及び
吸気圧PMに基づき図14に示すマップにより定常時吸
気量QA が算出される。次にステップS503に移行し
て、ステップS501で読込まれた実スロットル開度T
A及び吸気圧PMに基づき図15に示すマップにより過
渡時吸気量QB が算出される。
【0051】次にステップS504に移行して、後述の
過渡判定カウンタが所定値以下であるかが判定される。
ステップS504の判定条件が成立、即ち、過渡判定カ
ウンタが所定値以下と小さいときにはステップS505
に移行し、定常時吸気量QAと過渡時吸気量QB との偏
差の絶対値が所定値以下であるかが判定される。ステッ
プS505の判定条件が成立、即ち、定常時吸気量QA
と過渡時吸気量QB との偏差の絶対値が所定値以下と小
さいときには定常時であるとしてステップS506に移
行し、定常時吸気量QA が吸気量Qとされる。
過渡判定カウンタが所定値以下であるかが判定される。
ステップS504の判定条件が成立、即ち、過渡判定カ
ウンタが所定値以下と小さいときにはステップS505
に移行し、定常時吸気量QAと過渡時吸気量QB との偏
差の絶対値が所定値以下であるかが判定される。ステッ
プS505の判定条件が成立、即ち、定常時吸気量QA
と過渡時吸気量QB との偏差の絶対値が所定値以下と小
さいときには定常時であるとしてステップS506に移
行し、定常時吸気量QA が吸気量Qとされる。
【0052】一方、ステップS504の判定条件が成立
せず、即ち、過渡判定カウンタが所定値を越え大きいと
き、またはステップS505の判定条件が成立せず、即
ち、定常時吸気量QA と過渡時吸気量QB との偏差の絶
対値が所定値を越え大きいときには過渡時であるとして
ステップS507に移行し、過渡時吸気量QB が吸気量
Qとされる。ステップS506またはステップS507
で吸気量Qが設定されたのちステップS508に移行
し、実スロットル開度TA及び吸気量Qに基づき図16
に示すマップにより流れのトルクが算出され、本ルーチ
ンを終了する。
せず、即ち、過渡判定カウンタが所定値を越え大きいと
き、またはステップS505の判定条件が成立せず、即
ち、定常時吸気量QA と過渡時吸気量QB との偏差の絶
対値が所定値を越え大きいときには過渡時であるとして
ステップS507に移行し、過渡時吸気量QB が吸気量
Qとされる。ステップS506またはステップS507
で吸気量Qが設定されたのちステップS508に移行
し、実スロットル開度TA及び吸気量Qに基づき図16
に示すマップにより流れのトルクが算出され、本ルーチ
ンを終了する。
【0053】次に、図12における過渡判定カウンタの
処理手順について図13のフローチャートに基づき説明
する。
処理手順について図13のフローチャートに基づき説明
する。
【0054】図13において、ステップS601では、
実スロットル速度ΔTAが所定値以上であるかが判定さ
れる。ステップS601の判定条件が成立、即ち、実ス
ロットル速度ΔTAが所定値以上と大きいときには過渡
時であるとしてステップS602に移行し、過渡判定カ
ウンタがインクリメントされたのち本ルーチンを終了す
る。一方、ステップS601の判定条件が成立せず、即
ち、実スロットル速度ΔTAが所定値未満と小さいとき
には定常時であるとしてステップS603に移行し、過
渡判定カウンタがリセットされたのち本ルーチンを終了
する。
実スロットル速度ΔTAが所定値以上であるかが判定さ
れる。ステップS601の判定条件が成立、即ち、実ス
ロットル速度ΔTAが所定値以上と大きいときには過渡
時であるとしてステップS602に移行し、過渡判定カ
ウンタがインクリメントされたのち本ルーチンを終了す
る。一方、ステップS601の判定条件が成立せず、即
ち、実スロットル速度ΔTAが所定値未満と小さいとき
には定常時であるとしてステップS603に移行し、過
渡判定カウンタがリセットされたのち本ルーチンを終了
する。
【0055】このように、本実施例の内燃機関のスロッ
トル制御装置は、各種センサ信号に基づき設定されるス
ロットルバルブ5の目標とする目標スロットル開度TT
Pと実際のスロットルバルブ5の開度である実スロット
ル開度TAとの偏差または実スロットル開度TAの単位
時間当たりの変化量である実スロットル速度ΔTAに応
じて実スロットル開度TAを目標スロットル開度TTP
に一致させるための制御量としての制御DUTYを算出
するECU20内のCPU21にて達成される制御量演
算手段と、前記制御量演算手段で算出される制御DUT
Yによりアクチュエータを駆動し、実スロットル開度T
Aを制御するECU20内のCPU21及びモータ駆動
回路30にて達成されるスロットル制御手段と、前記制
御量演算手段で制御DUTYを算出する際、内燃機関1
の吸気通路2に導入される空気量によりスロットルバル
ブ5の開方向への制御に逆らって閉方向に働く流れのト
ルクに対応する補正量を内燃機関1の運転状態に関連す
る各種パラメータに基づき算出し制御DUTYに加算す
るECU20内のCPU21にて達成される制御量補正
手段とを具備するものである。また、本実施例の内燃機
関のスロットル制御装置は、アクチュエータをトルクモ
ータ19とするものである。そして、本実施例の内燃機
関のスロットル制御装置は、各種パラメータを実スロッ
トル開度TA、実スロットル速度ΔTA、吸気量GN、
機関回転数NE、吸気圧PMのうち少なくとも1つとす
るものである。
トル制御装置は、各種センサ信号に基づき設定されるス
ロットルバルブ5の目標とする目標スロットル開度TT
Pと実際のスロットルバルブ5の開度である実スロット
ル開度TAとの偏差または実スロットル開度TAの単位
時間当たりの変化量である実スロットル速度ΔTAに応
じて実スロットル開度TAを目標スロットル開度TTP
に一致させるための制御量としての制御DUTYを算出
するECU20内のCPU21にて達成される制御量演
算手段と、前記制御量演算手段で算出される制御DUT
Yによりアクチュエータを駆動し、実スロットル開度T
Aを制御するECU20内のCPU21及びモータ駆動
回路30にて達成されるスロットル制御手段と、前記制
御量演算手段で制御DUTYを算出する際、内燃機関1
の吸気通路2に導入される空気量によりスロットルバル
ブ5の開方向への制御に逆らって閉方向に働く流れのト
ルクに対応する補正量を内燃機関1の運転状態に関連す
る各種パラメータに基づき算出し制御DUTYに加算す
るECU20内のCPU21にて達成される制御量補正
手段とを具備するものである。また、本実施例の内燃機
関のスロットル制御装置は、アクチュエータをトルクモ
ータ19とするものである。そして、本実施例の内燃機
関のスロットル制御装置は、各種パラメータを実スロッ
トル開度TA、実スロットル速度ΔTA、吸気量GN、
機関回転数NE、吸気圧PMのうち少なくとも1つとす
るものである。
【0056】つまり、実スロットル開度TAを目標スロ
ットル開度TTPに一致させるための制御量としての制
御DUTYを算出する際、流れのトルクに対応する補正
量が内燃機関1の運転状態に関連する実スロットル開度
TA、実スロットル速度ΔTA、吸気量GN、機関回転
数NE、吸気圧PMのうち少なくとも1つのパラメータ
に基づき算出され、制御DUTYに加算される。これに
より、制御DUTYによる発生トルクにこのときの流れ
のトルクに対応する補正量が考慮されることとなり、実
スロットル開度TAの応答遅れが防止され追従安定性を
向上することができる。特に、本実施例に示すように部
品点数を少なくし機構の簡素化を目指しアクチュエータ
としてトルクモータ19を用いた電子スロットルシステ
ムでは、減速ギヤ列が介在されておらず摩擦トルクの発
生状態に起因する挙動が減速ギヤ列のギヤ比分にて吸収
できなくて却って摩擦トルクの変化が即、実スロットル
開度TA精度の低下となるが、発生トルクにこのときの
流れのトルクに対する補正量が考慮されることで、実ス
ロットル開度TAの応答遅れが防止され追従安定性を顕
著に向上することができる。
ットル開度TTPに一致させるための制御量としての制
御DUTYを算出する際、流れのトルクに対応する補正
量が内燃機関1の運転状態に関連する実スロットル開度
TA、実スロットル速度ΔTA、吸気量GN、機関回転
数NE、吸気圧PMのうち少なくとも1つのパラメータ
に基づき算出され、制御DUTYに加算される。これに
より、制御DUTYによる発生トルクにこのときの流れ
のトルクに対応する補正量が考慮されることとなり、実
スロットル開度TAの応答遅れが防止され追従安定性を
向上することができる。特に、本実施例に示すように部
品点数を少なくし機構の簡素化を目指しアクチュエータ
としてトルクモータ19を用いた電子スロットルシステ
ムでは、減速ギヤ列が介在されておらず摩擦トルクの発
生状態に起因する挙動が減速ギヤ列のギヤ比分にて吸収
できなくて却って摩擦トルクの変化が即、実スロットル
開度TA精度の低下となるが、発生トルクにこのときの
流れのトルクに対する補正量が考慮されることで、実ス
ロットル開度TAの応答遅れが防止され追従安定性を顕
著に向上することができる。
【0057】ところで、上記実施例では、アクチュエー
タとしてトルクモータ19を用いているが、本発明を実
施する場合には、これに限定されるものではなく、DC
モータ等を用いても構成できる。特に、本発明をトルク
モータを用いた電子スロットルシステムに適用するとス
ロットル開度に対する精度及び応答性が向上できるとい
う効果が顕著となる。
タとしてトルクモータ19を用いているが、本発明を実
施する場合には、これに限定されるものではなく、DC
モータ等を用いても構成できる。特に、本発明をトルク
モータを用いた電子スロットルシステムに適用するとス
ロットル開度に対する精度及び応答性が向上できるとい
う効果が顕著となる。
【図1】 図1は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関のスロットル制御装置が適用された内燃機関
及びその周辺機器を示す概略構成図である。
る内燃機関のスロットル制御装置が適用された内燃機関
及びその周辺機器を示す概略構成図である。
【図2】 図2は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関のスロットル制御装置の要部構成を示す模式
図である。
る内燃機関のスロットル制御装置の要部構成を示す模式
図である。
【図3】 図3は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関のスロットル制御装置の要部構成を示す斜視
図である。
る内燃機関のスロットル制御装置の要部構成を示す斜視
図である。
【図4】 図4は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関のスロットル制御装置で用いられているスロ
ットルバルブの回動軸と連結されたトルクモータの構成
を示す断面図である。
る内燃機関のスロットル制御装置で用いられているスロ
ットルバルブの回動軸と連結されたトルクモータの構成
を示す断面図である。
【図5】 図5は図4のトルクモータからカバーを取去
ってA方向から見た矢視図である。
ってA方向から見た矢視図である。
【図6】 図6は本発明の実施の形態の一実施例にかか
る内燃機関のスロットル制御装置で使用されているEC
U内のCPUにおけるスロットル制御の処理手順を示す
ブロック図である。
る内燃機関のスロットル制御装置で使用されているEC
U内のCPUにおけるスロットル制御の処理手順を示す
ブロック図である。
【図7】 図7は図6における流れのトルク演算処理の
具体的な処理手順を示すフローチャートである。
具体的な処理手順を示すフローチャートである。
【図8】 図8は図6における流れのトルク演算処理の
具体的な処理手順の第1の変形例を示すフローチャート
である。
具体的な処理手順の第1の変形例を示すフローチャート
である。
【図9】 図9は図8における実スロットル開度及び機
関回転数に基づき流れのトルクを算出するマップであ
る。
関回転数に基づき流れのトルクを算出するマップであ
る。
【図10】 図10は図6における流れのトルク演算処
理の具体的な処理手順の第2の変形例を示すフローチャ
ートである。
理の具体的な処理手順の第2の変形例を示すフローチャ
ートである。
【図11】 図11は図6における流れのトルク演算処
理の具体的な処理手順の第3の変形例を示すフローチャ
ートである。
理の具体的な処理手順の第3の変形例を示すフローチャ
ートである。
【図12】 図12は図6における流れのトルク演算処
理の具体的な処理手順の第4の変形例を示すフローチャ
ートである。
理の具体的な処理手順の第4の変形例を示すフローチャ
ートである。
【図13】 図13は図12における過渡判定カウンタ
の処理手順を示すフローチャートである。
の処理手順を示すフローチャートである。
【図14】 図14は図12における機関回転数及び吸
気圧に基づき定常時吸気量を算出するマップである。
気圧に基づき定常時吸気量を算出するマップである。
【図15】 図15は図12における実スロットル開度
及び吸気圧に基づき過渡時吸気量を算出するマップであ
る。
及び吸気圧に基づき過渡時吸気量を算出するマップであ
る。
【図16】 図16は図12における実スロットル開度
及び吸気量に基づき流れのトルクを算出するマップであ
る。
及び吸気量に基づき流れのトルクを算出するマップであ
る。
【図17】 図17は従来のスロットルバルブの目標ス
ロットル開度の過渡時における急峻な遷移に追従しよう
とする実スロットル開度とそれに伴う吸気量のオーバシ
ュート状態を示すタイムチャートである。
ロットル開度の過渡時における急峻な遷移に追従しよう
とする実スロットル開度とそれに伴う吸気量のオーバシ
ュート状態を示すタイムチャートである。
1 内燃機関 5 スロットルバルブ 16 スロットル開度センサ 18 アクセル開度センサ 19 トルクモータ(アクチュエータ) 20 ECU(電子制御ユニット)
Claims (3)
- 【請求項1】 各種センサ信号に基づき設定されるスロ
ットルバルブの目標とする目標スロットル開度と実際の
前記スロットルバルブの開度である実スロットル開度と
の偏差または前記実スロットル開度の単位時間当たりの
変化量である実スロットル速度に応じて前記実スロット
ル開度を前記目標スロットル開度に一致させるための制
御量を算出する制御量演算手段と、 前記制御量演算手段で算出される前記制御量によりアク
チュエータを駆動し、前記実スロットル開度を制御する
スロットル制御手段と、 前記制御量演算手段で前記制御量を算出する際、内燃機
関の吸気通路に導入される空気量により前記スロットル
バルブの開方向への制御に逆らって閉方向に働く流れの
トルクに対応する補正量を前記内燃機関の運転状態に関
連する各種パラメータに基づき算出し前記制御量に加算
する制御量補正手段とを具備することを特徴とする内燃
機関のスロットル制御装置。 - 【請求項2】 前記各種パラメータは、前記実スロット
ル開度、前記実スロットル速度、吸気量、機関回転数、
吸気圧のうち少なくとも1つとすることを特徴とする請
求項1に記載の内燃機関のスロットル制御装置。 - 【請求項3】 前記アクチュエータは、トルクモータと
することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の
内燃機関のスロットル制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13287598A JPH11324761A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 内燃機関のスロットル制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13287598A JPH11324761A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 内燃機関のスロットル制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11324761A true JPH11324761A (ja) | 1999-11-26 |
Family
ID=15091607
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13287598A Pending JPH11324761A (ja) | 1998-05-15 | 1998-05-15 | 内燃機関のスロットル制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11324761A (ja) |
-
1998
- 1998-05-15 JP JP13287598A patent/JPH11324761A/ja active Pending
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