JPH11326376A - レジストを用いた型及びその製造方法、コンタクトプローブ及びその製造方法 - Google Patents
レジストを用いた型及びその製造方法、コンタクトプローブ及びその製造方法Info
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- JPH11326376A JPH11326376A JP13561798A JP13561798A JPH11326376A JP H11326376 A JPH11326376 A JP H11326376A JP 13561798 A JP13561798 A JP 13561798A JP 13561798 A JP13561798 A JP 13561798A JP H11326376 A JPH11326376 A JP H11326376A
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Abstract
接触面積を確保できるコンタクトピンを得る。 【解決手段】 コンタクトプローブ10の樹脂フィルム
12から先端に突出するコンタクトピン13aの下面に
基部19から突出する凸部20を設ける。このコンタク
トピン13aの製造に当たって、ベースメタル層22の
上に高感度レジスト層23と低感度レジスト層24を積
層する。その上にフォトマスクを施して露光すること
で、その深さ方向に断面積の異なる第一開口部23aと
第二開口部24aからなる開口部26を形成する。開口
部26にコンタクトピン13aとなるNiまたはNi合
金Nをめっき処理により形成する。
Description
品等を製造するためのレジストを用いた型及びこの型の
製造方法、そしてプローブ装置等に組み込まれて、半導
体ICチップやLSIチップ、液晶デバイス等の被検査
部材の各端子に接触させて電気的なテストを行うために
用いられるコンタクトプローブ及びその製造方法に関す
る。
半導体チップ、またはLCD(液晶表示体)等の被検査
部材の各端子に接触させて電気的なテストを行うため
に、コンタクトピンが備えられたコンタクトプローブが
用いられる。近年、ICチップ等の高集積化及び微細化
に伴って電極であるコンタクトピンが狭ピッチ化される
と共に、コンタクトピンの多ピン狭ピッチ化が要望され
ている。しかしながら、コンタクトピンとして用いられ
ていたタングステン針のコンタクトプローブでは、多ピ
ン狭ピッチへの対応が困難になっていた。これに対し
て、図10に示すようなコンタクトプローブ1の技術が
例えば特公平7−82027号公報で提案されている。
このコンタクトプローブ1は、複数のパターン配線3が
樹脂フィルム2上に形成され、これらのパターン配線3
の各先端が樹脂フィルム2から突出状態に配されてコン
タクトピン3aとされている。この技術では、複数のパ
ターン配線3の先端をコンタクトピン3aとすることに
よって、多ピン狭ピッチ化を図るものである。
1の製造は以下の工程を経て行われる。 ステンレス板に銅めっきを施す。 この銅層にレジストマスクを形成し、フォトマスクを
介して露光・現像を行う。 レジストマスクが除去された部分にニッケルめっきを
施してパターン配線3を形成する。 このパターン配線3のうち、コンタクトピン3aとさ
れる先端部を除いた部分の上面に樹脂フィルム2を被着
させる。 この樹脂フィルム2とパターン配線3と前述の銅層か
らなる部分と、前記ステンレス板を分離させる。 この樹脂フィルム2とパターン配線3とからなる部分
から、銅層を除去してコンタクトプローブ1を製作す
る。
トプローブ1は、例えば図11に示すようにバーンイン
テスト等に用いられるプローブ装置4に組み込まれて、
ICチップC等の被検査部材の電気テストに用いられ
る。このプローブ装置4は、被検査部材としてICチッ
プC等を載置する下板5がフレーム本体6に取り付けら
れ、フレーム本体6の上部内側には中央に開口部7aが
形成された位置決め板7が固定され、その上部にコンタ
クトプローブ1が載置されて位置決め板7の開口部7a
からコンタクトピン3aが突出して配設され、コンタク
トピン3aが開口部7aを通してICチップCのパッド
に接触させられるようになっている。そして、各コンタ
クトプローブ1を上から押さえつけて支持する上板8が
設けられ、さらにその上に、中央部が上板8側に湾曲し
たクランパ9が配設され、その中央部によって上板8を
弾性で押圧する。
ンタクトプローブ1のコンタクトピン3aは断面略四角
形とされ、図12に示すようにコンタクトピン3aの接
触面である下面3bが平坦面に形成されている。一方、
コンタクトピン3aに接触するICチップCのパッド1
2は平板状とされているために、各コンタクトピン3a
はパッド12にそれぞれ十分な接触面積を以て接触して
導通され、電気的テストに供されることになる。ところ
で、近年、電極端子であるバンプとして、図13に示す
ようにコンタクトピン3aとの被接触部14aが断面視
で両端の突条部14bとその中央の平面状の底部14c
からなる凹面状とされたパンプ14を有する、ICチッ
プ等が出回ってきている。
なコンタクトプローブ1を用い、図14に示すようにコ
ンタクトピン3aの平面状の接触面である下面3bが、
パンプ14の凹面状の被接触部14aに当接する際、オ
ーバードライブをかけてもコンタクトピン3aの下面3
bはパンプ14の突条部14bに接触するだけであるた
め、十分な接触面積を確保できず、確実な導通を得られ
にくいという問題がある。また従来のレジストマスク等
によるコンタクトプローブ1のパターン配線3の製造方
法では、レジストマスク等の開口部が縦断面視で略四角
形状の凹部をなすパターンとされるために、上述のよう
にバンプ14の被接触部14aが凹面状等の三次元形状
を有する場合に、十分な接触面積を確保できる接触部形
状を有するコンタクトピンを製造することはできなかっ
た。
から製造される製品が矩形以外の適宜の三次元形状を呈
することができて、その製造が簡単且つ容易な、レジス
トを用いた型及びその製造方法を提供することを目的と
する。また本発明の他の目的は、被接触面が三次元形状
を有する電極端子に対しても十分な接触面積を確保して
確実な導通を図ることができるコンタクトプローブ及び
その製造方法を提供することを目的とする。
用いた型は、基板の上に重ねられた感度の異なる複数層
のレジストに、その深さ方向に断面積の異なる開口部が
連続して形成されてなることを特徴とする。また本発明
によるレジストを用いた型の製造方法は、基板の上に感
度の異なる複数層のレジストを重ね、これらのレジスト
の上にフォトマスクを施して露光することにより、複数
層のレジストにその深さ方向に断面積の異なる開口部が
形成されるようにしたことを特徴とする。この型は感度
の異なる複数種類のレジスト層を積層して露光すること
でレジスト感度に応じた異なる断面積をその深さ方向即
ちレジスト層の積層方向に有する開口部を形成できて、
その製造が簡単かつ容易であり、その後に例えばめっき
やスパッタリングなどによって型から各種の製品を製造
することができる。尚、基板は金属製基板(第一の金属
層)であることが好ましい。
複数のパターン配線がフィルム上に形成され、これらの
パターン配線の各先端がフィルムから突出してコンタク
トピンとされるコンタクトプローブにおいて、コンタク
トピンには、被検査部材の電極端子との接触部に凸部が
設けられていることを特徴とする。この凸部は基部の面
の両側部を残してその中央に突出形成されており、被接
触部が凹面形状をなすパッド等の電極端子の底面に凸部
が接触することで十分な接触面積を以て確実に接触でき
る。またコンタクトプローブのヤング率を制御でき、コ
ンタクトピンの接触部における電界集中度や有機物等の
付着量を制御できる。尚、同時にコンタクトピンの凸部
の両側部が電極端子の両突条部に接触するようにしても
よい。
造方法は、フィルム上に複数のパターン配線を形成し、
これらのパターン配線の各先端がフィルムから突出して
コンタクトピンとされるコンタクトプローブの製造方法
であって、コンタクトピンの材質に被着または結合する
材質の第一の金属層を形成する第一の金属層形成工程
と、第一の金属層の上に、断面積がその深さ方向に異な
る開口部を備えたマスクを施すパターン形成工程と、開
口部にコンタクトピンとなる第二の金属層を形成する第
二の金属層形成工程と、マスクを取り除いた第二の金属
層の上にフィルムを被着するフィルム被着工程と、フィ
ルムと第二の金属層とからなる部分を、第一の金属層か
ら分離する分離工程とを備えてなることを特徴とする。
本発明では、コンタクトプローブの製造過程において、
マスクの開口部はその深さ方向に断面積(第一の金属層
に略平行な方向の断面積)が異なるから、電解めっきや
スパッタリング等の方法で第二の金属層を形成させるこ
とで、コンタクトピンに段付きの三次元形状の接触部を
形成することができ、被検査部材のパッド等の電極端子
が凹面形状の被接触部を有していても接触に際して十分
な接触面積を確保できる。
異なる複数層のレジストを施して、フォトマスクを介し
て露光することで複数層のレジストに、断面積がその深
さ方向に異なる開口部を形成してなるものでもよい。本
発明では、感度の異なる複数層のレジストを施して露光
することで、感度の異なるレジスト層毎に断面積の異な
る開口部を形成できるから、この開口部で形成されるコ
ンタクトピンの接触部に適宜の凸部を形成でき、被検査
部材の電極端子が凹面形状の被接触部を有していても確
実で十分な接触面積を確保できる。尚、複数層のレジス
トは、ネガ型のレジストとされ、第一の金属層側に比較
的高感度のレジストが設けられ、フォトマスク側に比較
的低感度のレジストが設けられていてもよい。また、複
数層のレジストは、ポジ型のレジストとされ、第一の金
属層側に比較的低感度のレジストが設けられ、フォトマ
スク側に比較的高感度のレジストが設けられていてもよ
い。或いは、マスクは、断面積がその深さ方向に異なる
開口部を備えたマスク用フィルムからなっていてもよ
い。この場合には、上述の製造方法でレジストを用いて
パターン形成する工程が不要になり、更に製造が容易に
なる。
図面により説明する。図1は実施の形態によるコンタク
トプローブの平面図、図2は図1に示すコンタクトプロ
ーブのA−A線縦断面図、図3は図1に示すコンタクト
プローブのB−B線断面図、図4(a)〜(h)は実施
の形態によるコンタクトプローブの製作工程を示す図、
図5は図4の(b)、(c)に示すパターン形成工程の
説明図、図6は実施の形態によるコンタクトプローブを
装着したプローブ装置の要部縦断面、図7はコンタクト
ピンとICチップのバンプとを分離状態で示す部分斜視
図、図8は図7に示すコンタクトピンとICチップのバ
ンプとの接触状態を示す断面図である。図1乃至図3に
示すコンタクトプローブ10は例えばICプローブを示
すものであり、樹脂フィルム12(フィルム)の片面に
NiまたはNi合金等で形成されるパターン配線13が
接着剤で張り付けられた構成とされ、樹脂フィルム12
の端部からパターン配線13の先端が突出してコンタク
トピン13aとされている。
金属フィルム(銅箔)14が一体に設けられた二層テー
プである。この金属フィルム14はグラウンドとして用
いることができ、これにより、プローブ装置の先端近く
までインピーダンスマッチングをとる設計が可能とな
り、高周波域でのテストを行う場合にも悪影響を防ぐこ
とができる。また樹脂フィルム12には、パターン配線
13から得られた信号を引き出し用配線16を介してプ
リント基板に伝えるための窓17が設けられている。ま
た本実施の形態によるコンタクトピン13aは、図3及
び図7に示されているように、その長手方向に直交する
断面において略四角形の基部19と基部19より辺長が
短い略四角形の凸部20とが階段状に一体形成されてい
て、この基部19及び凸部20がコンタクトピン13a
の長手方向に延在して形成されている。凸部20とその
両側部をなす基部19の表面19a,19aとが、上述
したパッド14等の電極端子への接触部とされている。
法について図4及び図5により説明する。図4(a)〜
(h)はコンタクトプローブ20の製造方法を示すもの
であり、図5は図4に示すパターン形成工程を説明する
ための工程図である。〔支持金属板及び金属層形成工
程〕図4(a)において、ステンレス製の支持金属板
(基板層)21上に、Cu(銅)めっきによりベースメ
タル層(第一の金属層)22を形成する。このベースメ
タル層22は支持金属板21の上面に均一の厚さで形成
される。
22の上に比較的高感度の第一のフォトレジスト層23
を形成すると共に、第一のフォトレジスト層23の上に
比較的低感度の第二のフォトレジスト層24を形成す
る。これらのフォトレジスト層23,24はネガ型フォ
トレジストとされており、第一及び第二のフォトレジス
ト層23,24に関して高感度、低感度としたのは相対
的な概念であり、積層すべき複数種類のフォトレジスト
層間の比較において、レジストの感度がより高感度のも
のを第一のフォトレジスト層23とし、より低感度のも
のを第二のフォトレジスト層24とすればよい。尚、第
一及び第二のフォトレジスト層23,24として、例え
ばフィルムレジストが用いられるが、その他、光に対し
て反応する材料であれば、液体状のレジスト等を用いて
もよく、或いはゴム製レジスト等、化学的処理に対して
不溶性、耐性を持つ各種の材料をレジストとして採用で
きる。
ォトレジスト層24に所定のパターンのフォトマスク2
5を施して露光する。この場合、図5(a)に示すよう
に、第一及び第二のフォトレジスト層23,24のマス
ク25で覆われていない光が当たった領域が硬化する
が、第一のフォトレジスト層23は第二のフォトレジス
ト層24より高感度であり、そのために第一のレジスト
層23では光が当たる広い領域e1に亘って十分に硬化
し、第二のフォトレジスト層24では低感度であるため
に硬化が不十分であり、中央付近の領域e2が硬化する
ことになる。そして、図4(c)、図5(b)に示すよ
うにフォトレジスト層23,24を現像してパターン配
線13となる部分を除去して、残存する第一及び第二の
フォトレジスト層23,24に開口部26が形成され
る。この場合、第一のフォトレジスト層23と第二のフ
ォトレジスト層24とは溶解度に差があるために、第一
のフォトレジスト層23の第一開口部23aは第二のフ
ォトレジスト層24の第二開口部24aよりもベースメ
タル層22に略平行な方向の断面積が小さく形成され、
開口部26は第一のフォトレジスト層23の第一開口部
23aと第二のフォトレジスト層24の第二開口部24
aとで、各レジスト層の厚みに従って各レジスト層毎に
幅の異なる段付きの断面形状として形成される。このよ
うにしてパターン配線13をめっき等で形成するための
第一及び第二レジスト層23,24による型27が形成
される。
において、パターン配線13をめっき形成するための型
は、第一及び第二フォトレジスト層23,24のように
フォトマスク25を用いた露光・現像工程を経て開口部
26が形成されるものに限定されるわけではない。例え
ばめっき処理される箇所に予め第一開口部23aが形成
された第一フィルム層と予め第二開口部24aが形成さ
れた第二フィルム層とが積層され、第一及び第二開口部
23a,24aが同軸に重ねられて連通して開口部26
とされたマスク用フィルムなどでもよい。本発明におい
てこのようなマスク用フィルムをマスクとして用いる場
合には、本実施の形態におけるパターン形成工程は不要
である。
に、第一及び第二のフォトレジスト層23,24の各開
口部26に、コンタクトピン13aに供される第二の金
属層をめっき処理により形成する。即ち、各開口部26
にパターン配線13となるNiまたはNi合金層Nを電
解めっき処理により形成する。これにより、パターン配
線13は、第一の開口部23aにめっき形成される断面
略四角形の凸部20と、第二の開口部24aにめっき形
成される例えば凸部20より幅の広い断面略四角形の基
部19とによって一体形成される。その後、図4(e)
に示すように第一及び第二のフォトレジスト層23,2
4が除去される。
すように、NiまたはNi合金層Nの上であって、図1
に示した、パターン配線13の先端即ちコンタクトピン
13aとなる部分以外に、樹脂フィルム12を接着剤1
2aにより接着する。この樹脂フィルム12はポリイミ
ド樹脂PIに金属フィルム(銅箔)14が一体に設けら
れた二層テープである。この樹脂フィルム12の被着工
程の前までに、二層テープの金属フィルム14の銅面
に、銅エッチングの後、用途により金めっきを施して、
グラウンド面を形成しておき、このフィルム被着工程で
は二層テープのうちのポリイミド樹脂PIの樹脂面を接
着剤12aを介してNiまたはNi合金層Nに被着させ
る。尚、金属フィルム14は必ずしも銅箔である必要は
ない。
うに、樹脂フィルム12とパターン配線13とベースメ
タル層22とからなる部分を、支持金属板21から分離
させた後、Cuエッチングを経て樹脂フィルム12にパ
ターン配線13のみを接着させた形状となる。 〔金コーティング工程〕次に露出状態のパターン配線1
3に、Auめっきを施し、表面にAuめっき層Aを形成
する。このとき、樹脂フィルム12から突出状態とされ
たコンタクトピン13aでは、全種に亘る表面全体にA
u層Aが形成される。以上の工程により、図1乃至図3
に示すような、上述のコンタクトプローブ10が製作さ
れる。
を備えたコンタクトプローブ10は上述のような構成を
備えており、このコンタクトプローブ10は例えば図6
に示すようなプローブ装置40に装着されて被検査部材
の電気的テストに供される。即ち、図6に示すプローブ
装置40では、トップクランプ41に支持されたマウン
ティングベース42の下面にコンタクトプローブ10が
先端側部分を下方に向けた傾斜状態にして固定されてお
り、パターン配線13のコンタクトピン13aとICチ
ップCのバンプ14とが正確に位置合わせさせられてい
る。またコンタクトプローブ10の窓部17に設けられ
た引き出し用配線16に、ボトムクランプ43の弾性体
44を押しつけて、引き出し用配線16をプリント基板
45の電極に接触させてパターン配線13から得られた
信号を外部に伝達できるようになっている。他方、被検
査部材の一例としてのICチップCのバンプ14は上述
したように被接触部14aが凹面形状とされている。
ローブ10を装着した状態で、コンタクトピン13aを
図7及び8に示すようなバンプ14の凹面形状の被接触
部14aに接触させてオーバードライブをかけた際、各
コンタクトピン13aの凸部20は被接触部14aの底
部14cに当接すると共に、凸部20の両側部で凸部2
0から引っ込められた基部19の表面19a,19aは
被接触部14aの突条部14b,14bに当接する。そ
のためにコンタクトピン13aとバンプ14の被接触部
14aとの間で十分な接触面積を確保できて、確実な導
通を図れる。しかもバンプ14の凹面形状の被接触部1
4aの底部14cにコンタクトピン13aの凸部20が
落ち込んで接触するから確実な接触状態を得ることがで
きる。
チップC等のバンプ14の被接触部14aが凹面形状で
あっても、コンタクトプローブ10のコンタクトピン1
3aの接触部を確実に接触させることができる上に十分
な接触面積を確保でき、バンプ14に対するコンタクト
性に優れている。しかも従来のコンタクトプローブの製
造方法において、パターン形成工程で感度の異なる複数
層の第一及び第二フォトレジスト層23,24を配置す
るだけで、接触部が凸部20を有する三次元形状とされ
たコンタクトピン13aを製作することができ、製作が
簡単かつ容易である。
プローブ10の製造方法では、パターン形成工程でフォ
トレジスト層23,24をネガ型フォトレジストによっ
て形成したが、ポジ型フォトレジストを採用してもよ
い。図9はポジ型フォトレジストを用いた場合のコンタ
クトプローブ10の製造方法の一部の工程を示すもので
あり、その他の工程は図4に示す実施の形態と同一であ
る。この場合には、図9(a)に示すレジスト層形成工
程において、ベースメタル層22上に比較的低感度の第
一のフォトレジスト層30を形成して、その上に比較的
高感度の第二のフォトレジスト層31を形成する。そし
て、図9(b)に示す露光工程において、フォトマスク
25を第二のフォトレジスト層31上に乗せて露光す
る。その後に現像することで、第一のフォトレジスト層
30では比較的断面積の小さい第一開口部30aが形成
され、第二のフォトレジスト層31では比較的断面積の
大きい第二開口部31aが形成される。このようにし
て、これら第一及び第二開口部30a,31aからなる
段付き形状の開口部32が形成されることになる(図9
(c)参照)。
ン13aの基部19及び凸部20を有する構成はパター
ン配線13の全長に亘って形成されているが、必ずしも
全長に亘って形成されている必要はなく、少なくともバ
ンプ14等の電極端子との接触部に形成されていればよ
い。また、上述の実施の形態によるコンタクトプローブ
10の製造方法において、パターン配線13とされるN
iまたはNi合金部Nは電解めっきによって形成されて
いるが、めっきに限定されることなくその他の方法、例
えばスパッタリングによって製造されることとしてもよ
い。
スト層として第一のレジスト層23,30と第二のレジ
スト層24,31の2層構造について説明したが、フォ
トレジスト層としては2層構造に限定されることなく、
それぞれ感度の異なる3種以上のフォトレジスト層を積
層してもよく、これによってそれぞれ各層毎に断面積が
異なって各層の境界で段差を有する開口部を形成するこ
とができる。また開口部の構成についても、第一の金属
層22側の開口部部分の断面積を小さくする構成に限定
されることはなく、フォトレジスト層の積層方向に任意
の感度を有する複数種類のフォトレジストを積層して、
任意の異なる断面積を深さ方向に有する開口部部分を連
結して構成してもよい。また、本発明によるレジストを
用いた型及びその製造方法は、コンタクトプローブ20
のコンタクトピン13aに限定されることなく、各種の
製品を製造するための型及びその型の製造方法として採
用できる。
用いた型は、基板の上に重ねられた感度の異なる複数層
のレジストに、その深さ方向に断面積の異なる開口部が
形成され、また本発明に係る型の製造方法は、基板の上
に感度の異なる複数層のレジストを重ね、これらのレジ
ストの上にフォトマスクを施して露光することにより、
複数層のレジストに深さ方向に断面積の異なる開口部が
形成されるようにしたから、レジストの感度に応じて断
面積が変化する段付きの開口部を形成できて、しかも製
作が簡単かつ容易であり、この型を用いて例えばめっき
やスパッタリングなどによって各種の製品を製造するこ
とができる。
は、コンタクトピンには、被検査部材の電極端子との接
触部に凸部が設けられているから、被検査部材の被接触
部が凹面形状をなす電極端子であっても十分な接触面積
を以て確実に接触して導通ができる。またコンタクトプ
ローブのヤング率を制御でき、コンタクトピンの接触部
における電界集中度や有機物等の付着量を制御できる。
造方法は、第一の金属層の上に、断面積がその深さ方向
に異なる開口部を備えたマスクを施すパターン形成工程
と、開口部にコンタクトピンとなる第二の金属層を形成
する第二の金属層形成工程と、マスクを取り除いた第二
の金属層の上にフィルムを被着するフィルム被着工程
と、フィルムと第二の金属層とからなる部分を、第一の
金属層から分離する分離工程とを備えてなるから、開口
部内にめっきやスパッタリング等の適宜の方法で第二の
金属層を形成することで、コンタクトピンに段付きの接
触部を簡単且つ容易に形成することができ、被検査部材
の電極端子が凹面形状の被接触部を有していても接触導
通に際して十分な接触面積を確保できる。
の異なる複数層のレジストを施してフォトマスクを介し
て露光することで、複数層のレジストに断面積がその深
さ方向に異なる開口部を形成したため、従来のコンタク
トプローブの製造方法を用いて、その過程で感度の異な
るレジストを複数層施すだけで、コンタクトピンの接触
部に適宜の凸部を形成でき、その製造が簡単かつ容易で
ある。またマスクは、断面積がその深さ方向に異なる開
口部を備えたマスク用フィルムからなるため、コンタク
トピンの接触部に適宜の凸部を簡単かつ容易に形成でき
る。
ブの概略平面図である。
面図である。
面図である。
トプローブの製造方法の各工程を示す図である。
程の説明図であって、(a)は露光工程、(b)は開口
部形成工程を示す図である。
されたプローブ装置の中央縦断面図である。
タクトピンとICチップのパッドとを分離状態で示す要
部斜視図である。
態を示す断面図である。
の他の例を示すパターン形成に関わる要部工程図であっ
て、(a)はレジスト層形成工程、(b)は露光工程、
(c)は開口部形成工程を示す図である。
を示す要部斜視図である。
れたプローブ装置の要部縦断面図である。
プのパッドとを分離状態で示す要部斜視図である。
プのバンプとを分離状態で示す要部斜視図である。
接触状態を示す要部正面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 基板の上に重ねられた感度の異なる複数
層のレジストに、その深さ方向に断面積の異なる開口部
が形成されてなるレジストを用いた型。 - 【請求項2】 基板の上に感度の異なる複数層のレジス
トを重ね、これらのレジストの上にフォトマスクを施し
て露光することにより、前記複数層のレジストにその深
さ方向に断面積の異なる開口部が形成されるようにした
レジストを用いた型の製造方法。 - 【請求項3】 複数のパターン配線がフィルム上に形成
され、これらのパターン配線の各先端が前記フィルムか
ら突出してコンタクトピンとされるコンタクトプローブ
において、 前記コンタクトピンには、被検査部材の電極端子との接
触部に凸部が設けられていることを特徴とするコンタク
トプローブ。 - 【請求項4】 フィルム上に複数のパターン配線を形成
し、これらのパターン配線の各先端が前記フィルムから
突出してコンタクトピンとされるコンタクトプローブの
製造方法であって、 前記コンタクトピンの材質に被着または結合する材質の
第一の金属層を形成する第一の金属層形成工程と、 前記第一の金属層の上に断面積がその深さ方向に異なる
開口部を備えたマスクを施すパターン形成工程と、 前記開口部に前記コンタクトピンとなる第二の金属層を
形成する第二金属層形成工程と、 前記マスクを取り除いた第二の金属層の上に前記フィル
ムを被着するフィルム被着工程と、 前記フィルムと第二の金属層とからなる部分を、前記第
一の金属層から分離する分離工程とを備えてなることを
特徴とするコンタクトプローブの製造方法。 - 【請求項5】 前記マスクは、前記第一の金属層の上に
感度の異なる複数層のレジストを施して、フォトマスク
を介して露光することで前記複数層のレジストに断面積
がその深さ方向に異なる開口部を形成してなることを特
徴とする請求項4記載のコンタクトプローブの製造方
法。
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|---|---|---|---|
| JP13561798A JP3446607B2 (ja) | 1998-05-18 | 1998-05-18 | コンタクトピン及びコンタクトプローブの製造方法 |
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| JP (1) | JP3446607B2 (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002187374A (ja) * | 2000-12-20 | 2002-07-02 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | 電鋳製メタルマスクと電鋳製メタルマスクの製造方法 |
| JP2003028895A (ja) * | 2001-07-17 | 2003-01-29 | Kyushu Hitachi Maxell Ltd | バンプ付きコンタクトプローブの製造方法 |
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| JP2008151684A (ja) * | 2006-12-19 | 2008-07-03 | Micronics Japan Co Ltd | 電気的接続装置およびその使用方法 |
| CN113439329A (zh) * | 2019-02-22 | 2021-09-24 | 日本电产理德股份有限公司 | 检查治具 |
-
1998
- 1998-05-18 JP JP13561798A patent/JP3446607B2/ja not_active Expired - Fee Related
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