JPH11334293A - 曲面転写方法及び曲面転写装置 - Google Patents
曲面転写方法及び曲面転写装置Info
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- JPH11334293A JPH11334293A JP14868598A JP14868598A JPH11334293A JP H11334293 A JPH11334293 A JP H11334293A JP 14868598 A JP14868598 A JP 14868598A JP 14868598 A JP14868598 A JP 14868598A JP H11334293 A JPH11334293 A JP H11334293A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 転写シートSの支持体シート1側に固体粒子
Pを衝突させ、その衝突圧を利用して、被転写基材Bの
凹凸表面に転写シートSを沿わせるように圧接させて凹
凸基材へ絵柄を転写する方法及び装置において、転写後
の支持体シート1を排紙ロール71へ巻き取るに際し
て、嵩密度を小さくして巻き取ることを可能とし、それ
により、スペースの無駄をなくし、また、生産効率を向
上させて高い作業効率を確保する。 【解決手段】 剥離ロール60と排紙ロール71との間
に一対のニップロール72,72を配置し、ニップロー
ル72の周速度v2と排紙ロール71の巻き取り周速度
v3とを、v2<v3の関係とする。v3とv2との速
度差によって、支持体シート1に剥離直後における巻き
取り方向のテンションよりも高いテンションを与え、引
き延ばした後に巻き取るようにする。
Pを衝突させ、その衝突圧を利用して、被転写基材Bの
凹凸表面に転写シートSを沿わせるように圧接させて凹
凸基材へ絵柄を転写する方法及び装置において、転写後
の支持体シート1を排紙ロール71へ巻き取るに際し
て、嵩密度を小さくして巻き取ることを可能とし、それ
により、スペースの無駄をなくし、また、生産効率を向
上させて高い作業効率を確保する。 【解決手段】 剥離ロール60と排紙ロール71との間
に一対のニップロール72,72を配置し、ニップロー
ル72の周速度v2と排紙ロール71の巻き取り周速度
v3とを、v2<v3の関係とする。v3とv2との速
度差によって、支持体シート1に剥離直後における巻き
取り方向のテンションよりも高いテンションを与え、引
き延ばした後に巻き取るようにする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、立体的な被転写基
材又は表面が非平面である被転写基材、特に、住宅の外
装及び内装材、家具、家電製品などの凹凸表面を有する
化粧板の該凹凸表面へ絵柄模様を転写するのに効果的な
曲面転写方法及び曲面転写装置に関する。
材又は表面が非平面である被転写基材、特に、住宅の外
装及び内装材、家具、家電製品などの凹凸表面を有する
化粧板の該凹凸表面へ絵柄模様を転写するのに効果的な
曲面転写方法及び曲面転写装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、化粧板の基材面に転写シートを用
いて絵柄などの装飾を施した化粧板が種々の用途で使用
されている。この場合、基材の表面が平面ならば、転写
による絵柄の装飾は比較的容易であるが、三次元的に深
みの深い凹凸表面に対しては容易ではない。
いて絵柄などの装飾を施した化粧板が種々の用途で使用
されている。この場合、基材の表面が平面ならば、転写
による絵柄の装飾は比較的容易であるが、三次元的に深
みの深い凹凸表面に対しては容易ではない。
【0003】そこで、特開平9−315095号公報に
は、新規な技術思想に基づく改良された凹凸基材への転
写方法として、図10に示すように、基材搬送手段10
によりチャンバ33内に搬入される被転写基材Bの凹凸
表面側に、シート供給装置20から巻き出される支持体
シート1と転写層2とからなる転写シートSの転写層側
を対向させ、チャンバ33内で、加熱装置40により転
写シートSを加熱しながら、該転写シートSの支持体シ
ート1側に固体粒子Pを衝突させ、その衝突圧を押圧力
として利用して、被転写基材Bの凹凸表面に転写シート
Sを沿わせるように追従圧接させ、転写層が被転写基材
Bに接着後、転写シートSの支持体シート1をチャンバ
33の外部下流の剥離ローラ60の位置からシート巻き
取り装置70の排紙ロール71に巻き取りながら剥離す
ることで、転写層を被転写基材に転写するようにしたも
のが提案されている。
は、新規な技術思想に基づく改良された凹凸基材への転
写方法として、図10に示すように、基材搬送手段10
によりチャンバ33内に搬入される被転写基材Bの凹凸
表面側に、シート供給装置20から巻き出される支持体
シート1と転写層2とからなる転写シートSの転写層側
を対向させ、チャンバ33内で、加熱装置40により転
写シートSを加熱しながら、該転写シートSの支持体シ
ート1側に固体粒子Pを衝突させ、その衝突圧を押圧力
として利用して、被転写基材Bの凹凸表面に転写シート
Sを沿わせるように追従圧接させ、転写層が被転写基材
Bに接着後、転写シートSの支持体シート1をチャンバ
33の外部下流の剥離ローラ60の位置からシート巻き
取り装置70の排紙ロール71に巻き取りながら剥離す
ることで、転写層を被転写基材に転写するようにしたも
のが提案されている。
【0004】なお、この例において、粒状亜鉛のような
固体粒子Pは、ホッパ31からチャンバ33内にある噴
出器32に送られ、送風機32bからの風圧により加速
されてノズル32aから転写シートSに向かって噴出さ
れる。そして、転写シートSへの衝突に供された後の固
体粒子Pは、チャンバ33の下部に集まり、そこから真
空ポンプ36の吸引力により、ドレン管34を介して吸
引され元のホッパ31に収集され、再利用される。
固体粒子Pは、ホッパ31からチャンバ33内にある噴
出器32に送られ、送風機32bからの風圧により加速
されてノズル32aから転写シートSに向かって噴出さ
れる。そして、転写シートSへの衝突に供された後の固
体粒子Pは、チャンバ33の下部に集まり、そこから真
空ポンプ36の吸引力により、ドレン管34を介して吸
引され元のホッパ31に収集され、再利用される。
【0005】この転写方法及び装置によれば、固体粒子
Pを転写シートSに衝突させ、その衝突圧を押圧力とし
て、被転写基材Bの凹凸表面に転写シートS沿わせるよ
うにしているので、押圧のためのゴムロールなどを用い
ることなく、大きな三次元的凹凸表面に確実に転写装飾
された化粧材を得ることができる。また、大柄な凹凸表
面の凸部上、凹部内(底部や凸部と底部の連結部分であ
る側面)も転写でき、さらに、大柄な凹凸の凸部上に、
更に微細な凹凸模様(例えば、ヘアライン、梨地など)
が有る場合でも、その微細凹凸の凹部内にまで、転写に
より容易に装飾できる利点がある。
Pを転写シートSに衝突させ、その衝突圧を押圧力とし
て、被転写基材Bの凹凸表面に転写シートS沿わせるよ
うにしているので、押圧のためのゴムロールなどを用い
ることなく、大きな三次元的凹凸表面に確実に転写装飾
された化粧材を得ることができる。また、大柄な凹凸表
面の凸部上、凹部内(底部や凸部と底部の連結部分であ
る側面)も転写でき、さらに、大柄な凹凸の凸部上に、
更に微細な凹凸模様(例えば、ヘアライン、梨地など)
が有る場合でも、その微細凹凸の凹部内にまで、転写に
より容易に装飾できる利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記の転写方法におい
て、転写後に支持体シートは剥離されて適宜の巻き取り
手段の巻き取りロール(排紙ロール)に巻き取られる。
しかし、この転写方法では、転写シート全面に固体粒子
の衝突による微細な凹凸が形成されること、及び、この
転写方法は、もともと、大きな三次元的凹凸表面、すな
わち深みの深い凹凸表面に転写することを目的としてお
り、転写後に剥離された支持体シートには、深みの深い
凹凸が賦形された嵩高状態のものとなること、の理由か
ら、排紙ロールは短時間で大きな巻き取り径となってし
まう。そのために、排紙ロール側に大きなスペースを確
保するか、あるいは、排紙ロールの交換を頻繁に行うこ
とが必要となる。特に、後者の場合には、排紙ロールの
交換のために転写作業の中断が余儀なくされ、作業効率
の低下を引き起こす。
て、転写後に支持体シートは剥離されて適宜の巻き取り
手段の巻き取りロール(排紙ロール)に巻き取られる。
しかし、この転写方法では、転写シート全面に固体粒子
の衝突による微細な凹凸が形成されること、及び、この
転写方法は、もともと、大きな三次元的凹凸表面、すな
わち深みの深い凹凸表面に転写することを目的としてお
り、転写後に剥離された支持体シートには、深みの深い
凹凸が賦形された嵩高状態のものとなること、の理由か
ら、排紙ロールは短時間で大きな巻き取り径となってし
まう。そのために、排紙ロール側に大きなスペースを確
保するか、あるいは、排紙ロールの交換を頻繁に行うこ
とが必要となる。特に、後者の場合には、排紙ロールの
交換のために転写作業の中断が余儀なくされ、作業効率
の低下を引き起こす。
【0007】本発明は、上述した問題に鑑みてなされた
もので、その目的とするところは、転写シートの支持体
シート側に固体粒子を衝突させ、その衝突圧を利用し
て、被転写基材の凹凸表面に転写シートを沿わせるよう
に圧接させて凹凸基材へ絵柄を転写する方法及び装置に
おいて、転写後の支持体シートを排紙ロールへ巻き取る
に際して、嵩密度を小さくして巻き取ることを可能と
し、それにより、スペースの無駄をなくし、また、生産
効率を向上させて高い作業効率を確保することにある。
もので、その目的とするところは、転写シートの支持体
シート側に固体粒子を衝突させ、その衝突圧を利用し
て、被転写基材の凹凸表面に転写シートを沿わせるよう
に圧接させて凹凸基材へ絵柄を転写する方法及び装置に
おいて、転写後の支持体シートを排紙ロールへ巻き取る
に際して、嵩密度を小さくして巻き取ることを可能と
し、それにより、スペースの無駄をなくし、また、生産
効率を向上させて高い作業効率を確保することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成すべ
く、本発明に係る凹凸基材への転写方法は、基本的に
は、前記した特開平9−315095号公報に記載のも
のと同様に、立体的な被転写基材又は表面が非平面であ
る被転写基材に、支持体シートと転写層とを備える転写
シートの転写層側を対向させ、その転写シートの支持体
シート側に固体粒子を衝突させ、その衝突圧を利用し
て、被転写基材の輪郭に転写シートを沿わせるように圧
接させ、転写層が被転写基材に接着後、支持体シートを
剥離し、剥離した支持体シートを巻き取り手段により巻
き取ることで、転写層を被転写基材に転写するようにさ
れる。
く、本発明に係る凹凸基材への転写方法は、基本的に
は、前記した特開平9−315095号公報に記載のも
のと同様に、立体的な被転写基材又は表面が非平面であ
る被転写基材に、支持体シートと転写層とを備える転写
シートの転写層側を対向させ、その転写シートの支持体
シート側に固体粒子を衝突させ、その衝突圧を利用し
て、被転写基材の輪郭に転写シートを沿わせるように圧
接させ、転写層が被転写基材に接着後、支持体シートを
剥離し、剥離した支持体シートを巻き取り手段により巻
き取ることで、転写層を被転写基材に転写するようにさ
れる。
【0009】そして、本発明においては、前記剥離後の
支持体シートの巻き取りを、該支持体シートの剥離直後
における巻き取り方向のテンションよりも高いテンショ
ンとなった状態で所定領域通過させた後、巻き取り手段
により巻き取るようにすることを特徴とする。本発明の
方法によれば、絵柄層の転写後、被転写基材から剥離さ
れた直後での支持体シートの巻き取り方向のテンション
は、転写に支障を生じさせない範囲の比較的低いテンシ
ョンとされており、転写は従来のものと同様に行われ
る。支持体シートは、その後に、より高いテンション状
態で、すなわち、巻き取り方向に引っ張られた状態で一
定領域を走行する。それにより、固体粒子の衝突により
及び凹凸表面への圧接により賦形された支持体シートの
凹凸は、平準化される。支持体シートは、その状態(す
なわち、平らに引き延ばされた状態)で排紙ロールに巻
き取られるので、排紙ロールでの巻き取り嵩密度は高く
なり、コンパクト化される。支持体シートを高いテンシ
ョン状態とする方法は任意であるが、前記領域におい
て、支持体シートの走行速度を、それ以前の走行速度よ
りも速い速度に変化させることは有効な方法である。
支持体シートの巻き取りを、該支持体シートの剥離直後
における巻き取り方向のテンションよりも高いテンショ
ンとなった状態で所定領域通過させた後、巻き取り手段
により巻き取るようにすることを特徴とする。本発明の
方法によれば、絵柄層の転写後、被転写基材から剥離さ
れた直後での支持体シートの巻き取り方向のテンション
は、転写に支障を生じさせない範囲の比較的低いテンシ
ョンとされており、転写は従来のものと同様に行われ
る。支持体シートは、その後に、より高いテンション状
態で、すなわち、巻き取り方向に引っ張られた状態で一
定領域を走行する。それにより、固体粒子の衝突により
及び凹凸表面への圧接により賦形された支持体シートの
凹凸は、平準化される。支持体シートは、その状態(す
なわち、平らに引き延ばされた状態)で排紙ロールに巻
き取られるので、排紙ロールでの巻き取り嵩密度は高く
なり、コンパクト化される。支持体シートを高いテンシ
ョン状態とする方法は任意であるが、前記領域におい
て、支持体シートの走行速度を、それ以前の走行速度よ
りも速い速度に変化させることは有効な方法である。
【0010】上記の目的を達成するための本発明に係る
曲面転写装置は、立体的な被転写基材又は表面が非平面
である被転写基材に、支持体シートと転写層とを具備す
る転写シートの転写層側を対向させ、その転写シートの
支持体シート側に固体粒子を衝突させ、その衝突圧を利
用して、被転写基材の輪郭に転写シートを沿わせるよう
に圧接させて転写層を被転写基材に転写するようにした
曲面転写装置であって、該装値は、少なくとも、固体粒
子を噴出する固体粒子噴出手段と、被転写基材を固体粒
子噴出手段に対向する位置まで搬送する基材搬送手段
と、転写シートを固体粒子噴出手段と被転写基材との間
に位置させる転写シート供給手段と、転写層が被転写基
材に接着後、被転写基材から支持体シートを剥離し、剥
離した支持体シートを巻き取るための巻き取り手段と、
を備えてなり、前記巻き取り手段は、支持体シートの剥
離位置から巻き取り位置までの間に、該支持体シートの
巻き取り方向のテンションが、剥離直後におけるよりも
高い値となった状態で所定領域を通過させるようにする
テンション変更手段を備えている。
曲面転写装置は、立体的な被転写基材又は表面が非平面
である被転写基材に、支持体シートと転写層とを具備す
る転写シートの転写層側を対向させ、その転写シートの
支持体シート側に固体粒子を衝突させ、その衝突圧を利
用して、被転写基材の輪郭に転写シートを沿わせるよう
に圧接させて転写層を被転写基材に転写するようにした
曲面転写装置であって、該装値は、少なくとも、固体粒
子を噴出する固体粒子噴出手段と、被転写基材を固体粒
子噴出手段に対向する位置まで搬送する基材搬送手段
と、転写シートを固体粒子噴出手段と被転写基材との間
に位置させる転写シート供給手段と、転写層が被転写基
材に接着後、被転写基材から支持体シートを剥離し、剥
離した支持体シートを巻き取るための巻き取り手段と、
を備えてなり、前記巻き取り手段は、支持体シートの剥
離位置から巻き取り位置までの間に、該支持体シートの
巻き取り方向のテンションが、剥離直後におけるよりも
高い値となった状態で所定領域を通過させるようにする
テンション変更手段を備えている。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明による曲面転写方法
及び曲面転写装置の実施の形態を説明する。図1は本発
明での転写方法を概説する概念図であり、従来のものと
実質的に同じである。被転写基材Bは凹凸表面401、
402、403、…を有し、転写時には、支持体シート
1と転写層2とからなる転写シートSの転写層2側を凹
凸表面側に対向させる(図1A)。その状態で、転写シ
ートSの支持体シート1側に、適宜の噴出手段(不図
示)から多数の固体粒子Pを噴出して衝突させ、その衝
突圧を転写圧として利用して、転写シートSを被転写基
材Bに押圧する(図1B)。それにより、被転写基材B
の凹凸表面に追従成形して、転写層2を被転写基材Bの
凹凸表面に接着させることができる。その後、転写シー
トSの支持体シート1を剥離除去する(図1C)ことに
より、転写層2が被転写基材Bの凹凸表面に転写された
化粧板Dが得られる(図1D)。前記したように、剥離
後の支持体シート1は平坦面でなくは、大小多数の凹凸
が賦形されている。
及び曲面転写装置の実施の形態を説明する。図1は本発
明での転写方法を概説する概念図であり、従来のものと
実質的に同じである。被転写基材Bは凹凸表面401、
402、403、…を有し、転写時には、支持体シート
1と転写層2とからなる転写シートSの転写層2側を凹
凸表面側に対向させる(図1A)。その状態で、転写シ
ートSの支持体シート1側に、適宜の噴出手段(不図
示)から多数の固体粒子Pを噴出して衝突させ、その衝
突圧を転写圧として利用して、転写シートSを被転写基
材Bに押圧する(図1B)。それにより、被転写基材B
の凹凸表面に追従成形して、転写層2を被転写基材Bの
凹凸表面に接着させることができる。その後、転写シー
トSの支持体シート1を剥離除去する(図1C)ことに
より、転写層2が被転写基材Bの凹凸表面に転写された
化粧板Dが得られる(図1D)。前記したように、剥離
後の支持体シート1は平坦面でなくは、大小多数の凹凸
が賦形されている。
【0012】上記の曲面転写方法を実施するための曲面
転写装置100の一形態を図2に従い説明する。図2の
転写装置100は、基本的には、図10に基づき説明し
た曲面転写装置と同じであり、長尺の転写シートSを用
い、凹凸表面を有する立体的な被転写基材Bに、装飾層
などを順次連続的に転写するものである。装置100
は、被転写基材Bを搬送する基材搬送装置10と、転写
シートSを供給するためのシート供給装置20と、転写
済みの転写シートSから支持体シート1を剥離し巻き取
るためのシート巻き取り装置70と、チャンバ33内に
おいて固体粒子Pを噴出器32から噴出して、転写シー
トSの支持体シート1側に衝突させて衝突圧を順次印加
し、転写シートSを被転写基材Bの凹凸に沿うように押
圧する衝突圧印加部30を備える。
転写装置100の一形態を図2に従い説明する。図2の
転写装置100は、基本的には、図10に基づき説明し
た曲面転写装置と同じであり、長尺の転写シートSを用
い、凹凸表面を有する立体的な被転写基材Bに、装飾層
などを順次連続的に転写するものである。装置100
は、被転写基材Bを搬送する基材搬送装置10と、転写
シートSを供給するためのシート供給装置20と、転写
済みの転写シートSから支持体シート1を剥離し巻き取
るためのシート巻き取り装置70と、チャンバ33内に
おいて固体粒子Pを噴出器32から噴出して、転写シー
トSの支持体シート1側に衝突させて衝突圧を順次印加
し、転写シートSを被転写基材Bの凹凸に沿うように押
圧する衝突圧印加部30を備える。
【0013】チャンバ33は、被転写基材Bの出入口3
0a、30bを除いて、衝突圧にさらされる転写シート
S及び被転写基材B、噴出器32の少なくとも開口部を
外部から覆い、固体粒子Pを外部の作業雰囲気中に漏ら
さないようにしている。このため、チャンバ33内部
は、好ましくは外部よりも気圧を低く(負圧)する。基
材搬送装置10は、搬送用駆動回転ローラ列11、無限
軌道式のコンベアベルト12などからなり、被転写基材
Bを剥離ローラ60を経てさらに下流まで搬送する。
0a、30bを除いて、衝突圧にさらされる転写シート
S及び被転写基材B、噴出器32の少なくとも開口部を
外部から覆い、固体粒子Pを外部の作業雰囲気中に漏ら
さないようにしている。このため、チャンバ33内部
は、好ましくは外部よりも気圧を低く(負圧)する。基
材搬送装置10は、搬送用駆動回転ローラ列11、無限
軌道式のコンベアベルト12などからなり、被転写基材
Bを剥離ローラ60を経てさらに下流まで搬送する。
【0014】この例において、シート供給装置20は、
給紙ロール21、加熱ローラ22、ラミネートローラ2
3などからなり、転写シートSは、加熱ローラ22を通
過することにより加熱されて軟化した後、チャンバ33
の入口30aより上流位置において、ラミネートローラ
23により被転写基材Bの表面の凸部上に軽く圧着され
た積層状態とされる。
給紙ロール21、加熱ローラ22、ラミネートローラ2
3などからなり、転写シートSは、加熱ローラ22を通
過することにより加熱されて軟化した後、チャンバ33
の入口30aより上流位置において、ラミネートローラ
23により被転写基材Bの表面の凸部上に軽く圧着され
た積層状態とされる。
【0015】シート巻き取り装置70は、チャンバ33
の出口30b側に位置し、転写後の転写シートSから支
持体シート1を剥離し、かつ、排紙ロール71に巻き取
っていく。この例において、シート巻き取り装置70
は、転写される被転写基材Bの搬送速度とほぼ同じ周速
度v1で回転する剥離ロール60と、該剥離ロール60
と前記排紙ロール71との間に位置しており、支持体シ
ート1を挟持した状態で所定の周速度で送り出すように
された一対のニップロール72,72とをさらに備えて
いる。
の出口30b側に位置し、転写後の転写シートSから支
持体シート1を剥離し、かつ、排紙ロール71に巻き取
っていく。この例において、シート巻き取り装置70
は、転写される被転写基材Bの搬送速度とほぼ同じ周速
度v1で回転する剥離ロール60と、該剥離ロール60
と前記排紙ロール71との間に位置しており、支持体シ
ート1を挟持した状態で所定の周速度で送り出すように
された一対のニップロール72,72とをさらに備えて
いる。
【0016】そして、剥離ロール60とニップロール7
2,72との間の区間における支持体シート1の張力
は、支持体シート1を転写層2及び被転写基材Bから剥
離するのに必要十分な程度に留める。そのために、該一
対のニップロール72,72の周速度は前記剥離ロール
60の周速度v1よりも幾分速い(支持体シートの材
料、断面積、被転写基材表面の凹凸形状によって加減す
るが、通常は1%程度速い)周速度v2に設定されてい
る。
2,72との間の区間における支持体シート1の張力
は、支持体シート1を転写層2及び被転写基材Bから剥
離するのに必要十分な程度に留める。そのために、該一
対のニップロール72,72の周速度は前記剥離ロール
60の周速度v1よりも幾分速い(支持体シートの材
料、断面積、被転写基材表面の凹凸形状によって加減す
るが、通常は1%程度速い)周速度v2に設定されてい
る。
【0017】また、後に詳述するように、ニップロール
72,72と排紙ロール71間の区間におる支持体シー
ト1の張力は、支持体シート1の凹凸を押し潰すに足る
程度とされる。そのために、排紙ロール71の巻き取り
周速度v3は、前記一対のニップロール72,72の周
速度v2よりも早い(支持体シートの材料、断面積、凹
凸形状などによって加減するが、通常10%程度速い)
周速度v3に設定する。なお、排紙ロール71の前記周
速度v3は、支持体シート1が巻き取られるときの周速
度であり、巻き取り開始から終了まで、該周速度v3が
実質的に一定となるように適宜の制御機構により排紙ロ
ール71の回転速度が制御される。
72,72と排紙ロール71間の区間におる支持体シー
ト1の張力は、支持体シート1の凹凸を押し潰すに足る
程度とされる。そのために、排紙ロール71の巻き取り
周速度v3は、前記一対のニップロール72,72の周
速度v2よりも早い(支持体シートの材料、断面積、凹
凸形状などによって加減するが、通常10%程度速い)
周速度v3に設定する。なお、排紙ロール71の前記周
速度v3は、支持体シート1が巻き取られるときの周速
度であり、巻き取り開始から終了まで、該周速度v3が
実質的に一定となるように適宜の制御機構により排紙ロ
ール71の回転速度が制御される。
【0018】衝突圧印加部30は、固体粒子Pを貯蔵し
噴出器32に供給するホッパ31、噴出器32、衝突後
の固体粒子Pのホッパ31までの帰還路であるドレン管
34、固体粒子Pを気体と分離する分離装置35、固体
粒子Pの搬送気体を吸引排気する真空ポンプ36などを
備える。転写を行うに当たって、支持体シート1と転写
層2とからなる転写シートSをロール状に巻き込んだ給
紙ロール21を取り付け、該給紙ロール21から転写シ
ートSを引き出し、加熱ローラ22及びラミネートロー
ラ23を介して、入口30aからチャンバ33内を通過
させ、出口30bから引き出して、剥離ローラ60を介
し、一対のニップロール72,72の間を通し、排紙ロ
ール71に巻き付けておく。
噴出器32に供給するホッパ31、噴出器32、衝突後
の固体粒子Pのホッパ31までの帰還路であるドレン管
34、固体粒子Pを気体と分離する分離装置35、固体
粒子Pの搬送気体を吸引排気する真空ポンプ36などを
備える。転写を行うに当たって、支持体シート1と転写
層2とからなる転写シートSをロール状に巻き込んだ給
紙ロール21を取り付け、該給紙ロール21から転写シ
ートSを引き出し、加熱ローラ22及びラミネートロー
ラ23を介して、入口30aからチャンバ33内を通過
させ、出口30bから引き出して、剥離ローラ60を介
し、一対のニップロール72,72の間を通し、排紙ロ
ール71に巻き付けておく。
【0019】その状態で、シート供給装置20及びシー
ト巻き取り装置70を作動すると、転写シートSは所定
の張力が与えられた状態で供給ロール21から巻き出さ
れる。その状態で、前記したような凹凸表面401、4
02、403、…を持つ立体状の被転写基材Bを、搬送
用駆動回転ローラ列11により所定の間隔でチャンバ3
3に向けて送り出す。前記のように、送られる被転写基
材Bの凹凸表面の凸部には、ラミネートロール23の位
置で、加熱ローラ22で加熱され軟化した転写シートS
が積層状態とされ、両者は等しい送り速度でチャンバ3
3内に順次は入り込む。チャンバ33内では被転写基材
Bは無限軌道式のコンベアベルト12により搬送され
る。
ト巻き取り装置70を作動すると、転写シートSは所定
の張力が与えられた状態で供給ロール21から巻き出さ
れる。その状態で、前記したような凹凸表面401、4
02、403、…を持つ立体状の被転写基材Bを、搬送
用駆動回転ローラ列11により所定の間隔でチャンバ3
3に向けて送り出す。前記のように、送られる被転写基
材Bの凹凸表面の凸部には、ラミネートロール23の位
置で、加熱ローラ22で加熱され軟化した転写シートS
が積層状態とされ、両者は等しい送り速度でチャンバ3
3内に順次は入り込む。チャンバ33内では被転写基材
Bは無限軌道式のコンベアベルト12により搬送され
る。
【0020】一方、例えば球形の粒状亜鉛である固体粒
子Pはホッパ31からチャンバ33内にある噴出器32
に供給され、そこで後記するような羽根車によって加速
されてチャンバ33内で転写シートSに向かって噴出す
る。噴出器32から噴出する固体粒子Pの衝突圧で転写
シートSは被転写基材Bに押圧され、被転写基材Bの凹
凸表面の凹部内へも転写シートSは延ばされて変形する
ことで、被転写基材Bの凹凸表面形状の輪郭に追従して
成形されて、転写層2が被転写基材Bに密着する。さら
に、連続して送られてくる被転写基材B同志の間にも固
体粒子衝突圧により転写シートSは凹陥状となって入り
込み、被転写基材Bの側面にも転写層2は密着する(図
1B参照)。転写シートSが密着した被転写基材Bは、
転写シートSがチャンバ33外に出るまでの間に放冷な
どにより冷却する。
子Pはホッパ31からチャンバ33内にある噴出器32
に供給され、そこで後記するような羽根車によって加速
されてチャンバ33内で転写シートSに向かって噴出す
る。噴出器32から噴出する固体粒子Pの衝突圧で転写
シートSは被転写基材Bに押圧され、被転写基材Bの凹
凸表面の凹部内へも転写シートSは延ばされて変形する
ことで、被転写基材Bの凹凸表面形状の輪郭に追従して
成形されて、転写層2が被転写基材Bに密着する。さら
に、連続して送られてくる被転写基材B同志の間にも固
体粒子衝突圧により転写シートSは凹陥状となって入り
込み、被転写基材Bの側面にも転写層2は密着する(図
1B参照)。転写シートSが密着した被転写基材Bは、
転写シートSがチャンバ33外に出るまでの間に放冷な
どにより冷却する。
【0021】一方、転写シートSへの衝突に供された後
の固体粒子Pは、チャンバ33の下部に集まり、そこか
らドレン管34で吸引され元のホッパ31に収集され、
再利用される。また、固体粒子Pの回収搬送用としてチ
ャンバ33中の空気も、固体粒子Pと共にドレン管34
で吸引され、ホッパ31上部の気流と固体粒子の従来知
られた分離装置35に搬送される。
の固体粒子Pは、チャンバ33の下部に集まり、そこか
らドレン管34で吸引され元のホッパ31に収集され、
再利用される。また、固体粒子Pの回収搬送用としてチ
ャンバ33中の空気も、固体粒子Pと共にドレン管34
で吸引され、ホッパ31上部の気流と固体粒子の従来知
られた分離装置35に搬送される。
【0022】密着した被転写基材Bと転写シートSと
は、チャンバ33の外部下流の剥離ローラ60の位置に
達し、そこで、支持体シート1は被転写基材Bから剥離
される。その結果、転写シートSの転写層1として装飾
層などが被転写基材Bの凹凸表面全面に転写形成され、
化粧材Dが得られる。なお、上記の構成は、剥離ローラ
60を通過後の支持体シート1が、前記した一対のニッ
プロール72,72の間を通して排紙ロール71に巻き
取られる点を除き、実質的に特開平9−315095号
公報に記載のものと同様であってよく、詳細な説明は省
略する。
は、チャンバ33の外部下流の剥離ローラ60の位置に
達し、そこで、支持体シート1は被転写基材Bから剥離
される。その結果、転写シートSの転写層1として装飾
層などが被転写基材Bの凹凸表面全面に転写形成され、
化粧材Dが得られる。なお、上記の構成は、剥離ローラ
60を通過後の支持体シート1が、前記した一対のニッ
プロール72,72の間を通して排紙ロール71に巻き
取られる点を除き、実質的に特開平9−315095号
公報に記載のものと同様であってよく、詳細な説明は省
略する。
【0023】前記のように、この装置において、剥離ロ
ール60の周速度v1と、一対のニップロール72,7
2の周速度v2と、排紙ロール71の巻き取り周速度v
3は、v1<v2<v3の関係にある。そして、前記一
対のニップロール72,72の対向面には、排紙ロール
71の巻き取り周速度v3とニップロール72,72の
周速度v2との差によって生じる巻き取り方向への引っ
張り力によってそこを通過する支持体シート1が一対の
ニップロール72,72の間でスリップをしないだけの
圧力が付与されている。また、それにより、支持体シー
ト1における排紙ロール71側の高テンション部分と剥
離ロール60側の低テンション部分との間での張力の伝
播が、ニップロール72,72の挟持によって遮断さ
れ、両部が異なったテンションの下に置かれることを可
能としている。
ール60の周速度v1と、一対のニップロール72,7
2の周速度v2と、排紙ロール71の巻き取り周速度v
3は、v1<v2<v3の関係にある。そして、前記一
対のニップロール72,72の対向面には、排紙ロール
71の巻き取り周速度v3とニップロール72,72の
周速度v2との差によって生じる巻き取り方向への引っ
張り力によってそこを通過する支持体シート1が一対の
ニップロール72,72の間でスリップをしないだけの
圧力が付与されている。また、それにより、支持体シー
ト1における排紙ロール71側の高テンション部分と剥
離ロール60側の低テンション部分との間での張力の伝
播が、ニップロール72,72の挟持によって遮断さ
れ、両部が異なったテンションの下に置かれることを可
能としている。
【0024】剥離ロール60の位置で剥離を開始した支
持体シート1は、剥離ロール60の周速度v1と一対の
ニップロール72,72の周速度v2との関係がv1<
v2とされることから、転写時での転写シートSに付与
されている張力よりもやや高いテンションを受ける。な
お、v1とv2との差は、転写に不都合は生じないよう
に小さく設定する。v2をv1よりもわずかに速く設定
しておくことにより、図示のように、被転写基材Bと被
転写基材Bとの間に深く凹陥状に入り込んだ転写シート
Sから支持体シート1を破断することなく確実に剥離す
ることができる。
持体シート1は、剥離ロール60の周速度v1と一対の
ニップロール72,72の周速度v2との関係がv1<
v2とされることから、転写時での転写シートSに付与
されている張力よりもやや高いテンションを受ける。な
お、v1とv2との差は、転写に不都合は生じないよう
に小さく設定する。v2をv1よりもわずかに速く設定
しておくことにより、図示のように、被転写基材Bと被
転写基材Bとの間に深く凹陥状に入り込んだ転写シート
Sから支持体シート1を破断することなく確実に剥離す
ることができる。
【0025】排紙ロール71の巻き取り周速度v3とニ
ップロール72,72の周速度v2との差は、支持体シ
ート1が破断しないこと、及び、一対のニップロール7
2,72の間でスリップが生じないことを条件に、大き
な値とされる。それにより、支持体シート1は、いわ
ば、一端を一対のニップロール72,72の間に固定し
た状態で、他端を排紙ロール71側から引っ張ったよう
に高いテンション態様に置かれることとなり、その状態
を維持しながら、排紙ロール71により巻き取られる。
ップロール72,72の周速度v2との差は、支持体シ
ート1が破断しないこと、及び、一対のニップロール7
2,72の間でスリップが生じないことを条件に、大き
な値とされる。それにより、支持体シート1は、いわ
ば、一端を一対のニップロール72,72の間に固定し
た状態で、他端を排紙ロール71側から引っ張ったよう
に高いテンション態様に置かれることとなり、その状態
を維持しながら、排紙ロール71により巻き取られる。
【0026】それにより、支持体シート1は、一対のニ
ップロール72,72と排紙ロール71の巻き取り位置
との間では、一対のニップロール72,72よりも上流
側で付与されていた巻き取り方向のテンションよりも、
より高いテンションを受けることとなり、そのために、
支持体シート1はその領域で巻き取り方向に伸張する。
その伸張により、固体粒子Pの衝突により及び凹凸表面
への圧接などにより生じた支持体シート1の凹凸(図1
Cも参照)は、平らに引き延ばされた状態となって排紙
ロール21に巻き取られる。そのために、支持体シート
の巻き取り嵩高を小さくすることができる。なお、上記
では、剥離ロール60の周速度v1と一対のニップロー
ル72,72の周速度v2との関係がv1<v2である
として説明したが、v1=v2であっても、所期の目的
は達成可能である。
ップロール72,72と排紙ロール71の巻き取り位置
との間では、一対のニップロール72,72よりも上流
側で付与されていた巻き取り方向のテンションよりも、
より高いテンションを受けることとなり、そのために、
支持体シート1はその領域で巻き取り方向に伸張する。
その伸張により、固体粒子Pの衝突により及び凹凸表面
への圧接などにより生じた支持体シート1の凹凸(図1
Cも参照)は、平らに引き延ばされた状態となって排紙
ロール21に巻き取られる。そのために、支持体シート
の巻き取り嵩高を小さくすることができる。なお、上記
では、剥離ロール60の周速度v1と一対のニップロー
ル72,72の周速度v2との関係がv1<v2である
として説明したが、v1=v2であっても、所期の目的
は達成可能である。
【0027】図3は、シート巻き取り装置70の他の例
を示している。この例では、剥離ロール60と一対のニ
ップロール72,72との間、及び、一対のニップロー
ル72,72と排紙ロール71との間に、さらに、ダン
サーローラD1及びD2を配置している。ダンサーロー
ラD1及びD2はバネ73,73を介して機枠に固定さ
れており、そこを通過する支持体シート1に対して上方
向から作用して、上下動しつつ、支持体シート1に所定
のかつ一定のテンションを付与するものであり、この例
において、剥離ロール60と一対のニップロール72,
72との間に配置されるダンサーローラD1の支持体シ
ート1に対する押圧力P1と、一対のニップロール7
2,72と排紙ロール71との間に配置されるダンサー
ローラD2の押圧力P2とは、P1<P2の関係に置か
れる。
を示している。この例では、剥離ロール60と一対のニ
ップロール72,72との間、及び、一対のニップロー
ル72,72と排紙ロール71との間に、さらに、ダン
サーローラD1及びD2を配置している。ダンサーロー
ラD1及びD2はバネ73,73を介して機枠に固定さ
れており、そこを通過する支持体シート1に対して上方
向から作用して、上下動しつつ、支持体シート1に所定
のかつ一定のテンションを付与するものであり、この例
において、剥離ロール60と一対のニップロール72,
72との間に配置されるダンサーローラD1の支持体シ
ート1に対する押圧力P1と、一対のニップロール7
2,72と排紙ロール71との間に配置されるダンサー
ローラD2の押圧力P2とは、P1<P2の関係に置か
れる。
【0028】この場合において、剥離ロール60の位置
で剥離を開始した支持体シート1は、剥離ロール60及
び一対のニップロール72,72の間で、ダンサーロー
ラD1の押圧力P1を受けることから、支持体シート1
は、転写時に転写シートSに付与されている張力よりも
高いテンションを受けて伸張する。しかし、押圧力P1
を小さな値とすることにより、転写に不都合は生じな
い。この押圧力P1は、被転写基材Bと被転写基材Bと
の間に深く凹陥状に入り込んだ転写シートSから支持体
シート1を剥離することを容易化する。
で剥離を開始した支持体シート1は、剥離ロール60及
び一対のニップロール72,72の間で、ダンサーロー
ラD1の押圧力P1を受けることから、支持体シート1
は、転写時に転写シートSに付与されている張力よりも
高いテンションを受けて伸張する。しかし、押圧力P1
を小さな値とすることにより、転写に不都合は生じな
い。この押圧力P1は、被転写基材Bと被転写基材Bと
の間に深く凹陥状に入り込んだ転写シートSから支持体
シート1を剥離することを容易化する。
【0029】ダンサーローラD2の押圧力P2は、支持
体シート1が破断しないこと、及び、一対のニップロー
ル72,72の間でスリップが生じないことを条件に、
大きな値とされる。それにより、支持体シート1は、一
対のニップロール72,72と排紙ロール71の巻き取
り位置との間で、それ以前よりも高いテンションが付与
された状態となり、図で下方に凸状に押し下げられて、
その走行距離が増加する。結果として、支持体シート1
はその領域で巻き取り方向に伸張し、その伸張により、
支持体シート1の凹凸は平らに引き延ばされた状態とな
り、排紙ロール21に巻き取られる。この態様におい
て、一対のニップロール72,72及び排紙ロール71
の周速度v2、v3は、ダンサーローラD1及びダンサ
ーローラD2の押圧力により支持体シート1が伸張する
距離を吸収できるだけの速度差として置けばよい。な
お、上記では、ダンサーローラD1を用いるようにして
いるが、ダンサーローラD1を用いなくても所期の目的
は達成可能である。
体シート1が破断しないこと、及び、一対のニップロー
ル72,72の間でスリップが生じないことを条件に、
大きな値とされる。それにより、支持体シート1は、一
対のニップロール72,72と排紙ロール71の巻き取
り位置との間で、それ以前よりも高いテンションが付与
された状態となり、図で下方に凸状に押し下げられて、
その走行距離が増加する。結果として、支持体シート1
はその領域で巻き取り方向に伸張し、その伸張により、
支持体シート1の凹凸は平らに引き延ばされた状態とな
り、排紙ロール21に巻き取られる。この態様におい
て、一対のニップロール72,72及び排紙ロール71
の周速度v2、v3は、ダンサーローラD1及びダンサ
ーローラD2の押圧力により支持体シート1が伸張する
距離を吸収できるだけの速度差として置けばよい。な
お、上記では、ダンサーローラD1を用いるようにして
いるが、ダンサーローラD1を用いなくても所期の目的
は達成可能である。
【0030】上記のように、本発明によれば、転写後の
支持体シートは、そこに賦形された凹凸を平らに引き延
ばした状態で巻き取り装置により巻き取られるので、巻
き取りがコンパクトとなり、排紙ロール側のスペースの
無駄をなくし、また、排紙ロールの交換頻度を低減でき
る。それにより、生産効率を向上させて高い作業効率を
確保することができる。
支持体シートは、そこに賦形された凹凸を平らに引き延
ばした状態で巻き取り装置により巻き取られるので、巻
き取りがコンパクトとなり、排紙ロール側のスペースの
無駄をなくし、また、排紙ロールの交換頻度を低減でき
る。それにより、生産効率を向上させて高い作業効率を
確保することができる。
【0031】次に、本発明における各部材の詳細につい
て説明する。先ず、本発明の被転写基材Bとしては、特
開平9−315095号公報に詳述されるように、被転
写面が凹凸表面であってもよく、平坦表面であってもよ
い。また、凹凸が三次元的凹凸である場合にも本発明は
所期の目的が達成される。本発明では、流体的に振る舞
うことができる固体粒子群の衝突圧を利用するため、表
面凹凸の三次元的形状に対して圧力印加領域の面的な方
向性は全く自由である。さらに、大柄な凹凸に重畳して
微細な凹凸を有する凹凸表面の被転写基材、あるいは、
凹凸表面の凹部底部や凹部内側面に転写すべき面を有す
る被転写基材も可能である。前記大柄な凹凸と微細な凹
凸とは、例えば、図1及び図4のように、被転写基材B
の凹凸が大柄な凹凸401、402とその凸部402上
にある微細な凹凸403とからなるものであり、大柄の
凹凸形状は段差が1〜10mm程度、凹部の幅が1〜1
0mm程度、凸部の幅が5mm程度、あるいはそれ以上
のもので構成されてよく、微細な凹凸形状は、段差及び
幅ともに大柄な凹凸形状よりも小さく、具体的には段差
が0.1〜5mm程度、凹部の幅及び凸部の幅が0.1
mm以上で、大柄な凹凸形状の凸部の幅の1/2未満程
度であってよい。
て説明する。先ず、本発明の被転写基材Bとしては、特
開平9−315095号公報に詳述されるように、被転
写面が凹凸表面であってもよく、平坦表面であってもよ
い。また、凹凸が三次元的凹凸である場合にも本発明は
所期の目的が達成される。本発明では、流体的に振る舞
うことができる固体粒子群の衝突圧を利用するため、表
面凹凸の三次元的形状に対して圧力印加領域の面的な方
向性は全く自由である。さらに、大柄な凹凸に重畳して
微細な凹凸を有する凹凸表面の被転写基材、あるいは、
凹凸表面の凹部底部や凹部内側面に転写すべき面を有す
る被転写基材も可能である。前記大柄な凹凸と微細な凹
凸とは、例えば、図1及び図4のように、被転写基材B
の凹凸が大柄な凹凸401、402とその凸部402上
にある微細な凹凸403とからなるものであり、大柄の
凹凸形状は段差が1〜10mm程度、凹部の幅が1〜1
0mm程度、凸部の幅が5mm程度、あるいはそれ以上
のもので構成されてよく、微細な凹凸形状は、段差及び
幅ともに大柄な凹凸形状よりも小さく、具体的には段差
が0.1〜5mm程度、凹部の幅及び凸部の幅が0.1
mm以上で、大柄な凹凸形状の凸部の幅の1/2未満程
度であってよい。
【0032】大柄な凹凸と微細な凹凸との組み合わせの
凹凸からなり、かつ三次元的な表面凹凸を持つ化粧材の
凹凸模様の具体例としては、例えば、大柄な凹凸として
目地、溝などを有するタイル、煉瓦、石などの二次元配
列模様を有し、その上に微細な凹凸としてスタッコ調、
リシン調などの吹き付け塗装面の凹凸模様、花崗岩の劈
開面やトラバーチン大理石板などの石材表面の凹凸など
の石目調凹凸模様、あるいは大柄な凹凸模様として目
地、溝、簓、サネ(実)などを有する羽目板模様、浮造
木目板模様を有し、その上に微細凹凸として導管溝、ヘ
アラインなどを有する木目調の凹凸模様が挙げられる。
凹凸からなり、かつ三次元的な表面凹凸を持つ化粧材の
凹凸模様の具体例としては、例えば、大柄な凹凸として
目地、溝などを有するタイル、煉瓦、石などの二次元配
列模様を有し、その上に微細な凹凸としてスタッコ調、
リシン調などの吹き付け塗装面の凹凸模様、花崗岩の劈
開面やトラバーチン大理石板などの石材表面の凹凸など
の石目調凹凸模様、あるいは大柄な凹凸模様として目
地、溝、簓、サネ(実)などを有する羽目板模様、浮造
木目板模様を有し、その上に微細凹凸として導管溝、ヘ
アラインなどを有する木目調の凹凸模様が挙げられる。
【0033】被転写基材の材質は任意であり、例えば、
板材であれば、ケイ酸カルシウム板、押し出しセメント
板、ALC(軽量発泡コンクリート)板、GRC(硝子
繊維強化コンクリート)板などの非陶磁器窯業系板、
杉、松、ラワンなど各種樹種の木材からなる木材単板や
木材合板、パーティクルボード、あるいは木質中密度繊
維板(MDF)などの木質板、また、鉄、アルミニウ
ム、銅などの金属板、陶磁器やガラスなどのセラミック
ス、ポリプロピレン、ABS樹脂、フェノール樹脂など
の樹脂成形品などでもよい。なお、固体粒子加速流体と
して液体を用い、該液体と共に固体粒子を噴出させる場
合は、該液体に対して不溶性かつ非吸収性の物が好まし
い。例えば金属板、樹脂成形品、陶磁器やガラスなどの
セラミックスなどである。
板材であれば、ケイ酸カルシウム板、押し出しセメント
板、ALC(軽量発泡コンクリート)板、GRC(硝子
繊維強化コンクリート)板などの非陶磁器窯業系板、
杉、松、ラワンなど各種樹種の木材からなる木材単板や
木材合板、パーティクルボード、あるいは木質中密度繊
維板(MDF)などの木質板、また、鉄、アルミニウ
ム、銅などの金属板、陶磁器やガラスなどのセラミック
ス、ポリプロピレン、ABS樹脂、フェノール樹脂など
の樹脂成形品などでもよい。なお、固体粒子加速流体と
して液体を用い、該液体と共に固体粒子を噴出させる場
合は、該液体に対して不溶性かつ非吸収性の物が好まし
い。例えば金属板、樹脂成形品、陶磁器やガラスなどの
セラミックスなどである。
【0034】転写シートSを被転写基材Bへ積層するに
際して、被転写基材Bの表面に接着剤を施して被転写基
材上に接着剤層を形成しておいてもよく、更に転写シー
ト側にも、接着剤を、転写層の一部となる接着剤層とし
て形成しておいてもよい。前記支持体シート1には、被
転写基材が二次元的凹凸表面であれば、延伸性が無い紙
(但し、固体粒子加速流体が液体の場合は、該液体に対
して不溶性のものを選ぶ)なども可能であるが、本発明
が真価を発揮する三次元的凹凸表面に適用するために
は、少なくとも転写時には延伸性の有る支持体シートを
用いることが望ましい。延伸性により、固体粒子の衝突
圧印加時に、被転写基材表面の凹部内部まで転写シート
を追従させて密着し転写することができる。転写シート
全体の延伸性は、主に支持体シートの延伸性に支配され
る。従って、支持体シートには、従来公知の熱可塑性樹
脂フィルムの他に、常温でも延伸するゴム膜も使用でき
る。熱可塑性樹脂フィルムの場合、装飾層などの転写層
形成時には延伸性が殆どなく、転写時には、加熱により
充分な延伸性を発現し、かつ冷却後は変形した形状を保
持し続け、弾性による形状の復元を生じないため、本発
明で用い得るのに特に適する。
際して、被転写基材Bの表面に接着剤を施して被転写基
材上に接着剤層を形成しておいてもよく、更に転写シー
ト側にも、接着剤を、転写層の一部となる接着剤層とし
て形成しておいてもよい。前記支持体シート1には、被
転写基材が二次元的凹凸表面であれば、延伸性が無い紙
(但し、固体粒子加速流体が液体の場合は、該液体に対
して不溶性のものを選ぶ)なども可能であるが、本発明
が真価を発揮する三次元的凹凸表面に適用するために
は、少なくとも転写時には延伸性の有る支持体シートを
用いることが望ましい。延伸性により、固体粒子の衝突
圧印加時に、被転写基材表面の凹部内部まで転写シート
を追従させて密着し転写することができる。転写シート
全体の延伸性は、主に支持体シートの延伸性に支配され
る。従って、支持体シートには、従来公知の熱可塑性樹
脂フィルムの他に、常温でも延伸するゴム膜も使用でき
る。熱可塑性樹脂フィルムの場合、装飾層などの転写層
形成時には延伸性が殆どなく、転写時には、加熱により
充分な延伸性を発現し、かつ冷却後は変形した形状を保
持し続け、弾性による形状の復元を生じないため、本発
明で用い得るのに特に適する。
【0035】支持体シートの具体例としては、延伸性の
点で、従来多用されている2軸延伸ポリエチレンテレフ
タレートフィルムであっても、表面凹凸形状次第では、
加熱条件、衝突圧条件などの設定によって、必要充分な
延伸性を発現させることができるので凹凸表面への転写
は可能であるが、低温、低圧でより延伸性が発現し易い
もの、例えば、ポリブチレンテレフタレート、又はエチ
レンテレフタレートイソフタレート共重合体などの共重
合体ポリエステル系フィルム、ポリプロピレンフィル
ム、ポリエチレンフィルム、ポリメチルペンテンフィル
ムなどのポリオレフィン系フィルム、ポリ塩化ビニル樹
脂フィルム、ナイロンフィルムなどの低延伸又は無延伸
のフィルム、天然ゴム、合成ゴム、ウレタンエラストマ
ー、オレフィン系エラストマーなどのゴム(エラストマ
ー)フィルムも好ましい支持体シートである。支持体シ
ートの厚さは、通常20〜100μmであってよい。
点で、従来多用されている2軸延伸ポリエチレンテレフ
タレートフィルムであっても、表面凹凸形状次第では、
加熱条件、衝突圧条件などの設定によって、必要充分な
延伸性を発現させることができるので凹凸表面への転写
は可能であるが、低温、低圧でより延伸性が発現し易い
もの、例えば、ポリブチレンテレフタレート、又はエチ
レンテレフタレートイソフタレート共重合体などの共重
合体ポリエステル系フィルム、ポリプロピレンフィル
ム、ポリエチレンフィルム、ポリメチルペンテンフィル
ムなどのポリオレフィン系フィルム、ポリ塩化ビニル樹
脂フィルム、ナイロンフィルムなどの低延伸又は無延伸
のフィルム、天然ゴム、合成ゴム、ウレタンエラストマ
ー、オレフィン系エラストマーなどのゴム(エラストマ
ー)フィルムも好ましい支持体シートである。支持体シ
ートの厚さは、通常20〜100μmであってよい。
【0036】なお、固体粒子加速流体に液体を用いる場
合には、転写時に接する液体に対して、膨潤はするが不
溶である樹脂フィルムを使用することも可能である。こ
の様な膨潤性かつ不溶性樹脂フィルムの例としては、液
体として水又は水溶液を用いる場合には、特開昭54−
150208号公報、特公昭61−3276号公報など
に開示される様な、ポリビニルアルコール系フィルムで
あって、平均重合度300〜3000、鹸化度65〜9
7mol%、厚さ20〜100μmのフィルムが代表的
なものである。
合には、転写時に接する液体に対して、膨潤はするが不
溶である樹脂フィルムを使用することも可能である。こ
の様な膨潤性かつ不溶性樹脂フィルムの例としては、液
体として水又は水溶液を用いる場合には、特開昭54−
150208号公報、特公昭61−3276号公報など
に開示される様な、ポリビニルアルコール系フィルムで
あって、平均重合度300〜3000、鹸化度65〜9
7mol%、厚さ20〜100μmのフィルムが代表的
なものである。
【0037】また、支持体シート1には、必要に応じ、
その転写層側に転写層との剥離性を向上させるため、離
型層を設けてもよい。この離型層は、支持体シートの剥
離時に支持体シートと共に転写層から剥離除去される。
離型層としては、例えば、シリコーン樹脂、メラミン樹
脂、ポリアミド樹脂、ウレタン樹脂、ポリオレフィン樹
脂、ワックスなどの単体又はこれらを含む混合物が用い
られる。
その転写層側に転写層との剥離性を向上させるため、離
型層を設けてもよい。この離型層は、支持体シートの剥
離時に支持体シートと共に転写層から剥離除去される。
離型層としては、例えば、シリコーン樹脂、メラミン樹
脂、ポリアミド樹脂、ウレタン樹脂、ポリオレフィン樹
脂、ワックスなどの単体又はこれらを含む混合物が用い
られる。
【0038】また、転写層に接する側の支持体シート面
に凹凸模様を設ければ、転写後の転写層表面に凹凸模様
を賦形することもできる。凹凸模様は、例えば、砂目、
梨地、ヘアライン、万線状溝、花崗岩の劈開面の凹凸模
様、木目導管溝、木目年輪模様、布目の表面テクスチュ
ア、皮絞、文字、幾何学模様などである。なお、凹凸模
様の形成は、支持体シートの樹脂シートに対して、熱プ
レスによるエンボス加工、サンドブラスト加工、ヘアラ
イン加工をしたり、あるいは支持体シートに、離型性の
有る樹脂をバインダーとするインキ(2液硬化型ウレタ
ン樹脂、シリコーン樹脂、メラミン樹脂、紫外線又は電
子線で架橋する多官能アクリレート又はメタクリレート
のモノマー又はプレポリマーなどからなる)を用いて所
望の凹凸模様に、シルクスクリーン印刷などで盛り上げ
印刷して賦形層を設け、賦形層を有する支持体シートと
する方法などがある。なお、賦形層は上記離型層の機能
をも有する。
に凹凸模様を設ければ、転写後の転写層表面に凹凸模様
を賦形することもできる。凹凸模様は、例えば、砂目、
梨地、ヘアライン、万線状溝、花崗岩の劈開面の凹凸模
様、木目導管溝、木目年輪模様、布目の表面テクスチュ
ア、皮絞、文字、幾何学模様などである。なお、凹凸模
様の形成は、支持体シートの樹脂シートに対して、熱プ
レスによるエンボス加工、サンドブラスト加工、ヘアラ
イン加工をしたり、あるいは支持体シートに、離型性の
有る樹脂をバインダーとするインキ(2液硬化型ウレタ
ン樹脂、シリコーン樹脂、メラミン樹脂、紫外線又は電
子線で架橋する多官能アクリレート又はメタクリレート
のモノマー又はプレポリマーなどからなる)を用いて所
望の凹凸模様に、シルクスクリーン印刷などで盛り上げ
印刷して賦形層を設け、賦形層を有する支持体シートと
する方法などがある。なお、賦形層は上記離型層の機能
をも有する。
【0039】転写層は少なくとも装飾層から構成し、更
に適宜、剥離層、接着剤層なども転写層の構成要素とす
ることもある。装飾層は、グラビア印刷、シルクスクリ
ーン印刷、オフセット印刷などの従来公知の方法及び材
料で絵柄などを印刷などで形成した絵柄層、アルミニウ
ム、クロム、金、銀などの金属を公知の蒸着法などを用
いて部分的あるいは全面に形成した金属薄膜層、などで
あってよく、用途に合わせたものを用いる。絵柄として
は、被転写基材の表面凹凸(特に、凸表面)に合わせ
て、木目模様、石目模様、布目模様、タイル調模様、煉
瓦調模様、皮絞模様、文字、幾何学模様、全面ベタなど
を用いる。
に適宜、剥離層、接着剤層なども転写層の構成要素とす
ることもある。装飾層は、グラビア印刷、シルクスクリ
ーン印刷、オフセット印刷などの従来公知の方法及び材
料で絵柄などを印刷などで形成した絵柄層、アルミニウ
ム、クロム、金、銀などの金属を公知の蒸着法などを用
いて部分的あるいは全面に形成した金属薄膜層、などで
あってよく、用途に合わせたものを用いる。絵柄として
は、被転写基材の表面凹凸(特に、凸表面)に合わせ
て、木目模様、石目模様、布目模様、タイル調模様、煉
瓦調模様、皮絞模様、文字、幾何学模様、全面ベタなど
を用いる。
【0040】なお、転写層が模様からなる場合、転写工
程の段階での被転写基材の凹凸形状との見当ズレが目立
たないものを選ぶことが好ましい。例えば、木目模様で
は、根瘤杢や板目材の模様、石目模様では花崗岩、マー
ブル、砂目、幾何学模様では水玉などである。花柄模様
や唐草模様などの模様であっても、模様の位置を被転写
基材の凸部のみに限定し、目地溝などの凹部とのエッジ
から十分に(見当のバラツキ以上に)離れた領域のみに
配置するようにすれば、問題は生じない。
程の段階での被転写基材の凹凸形状との見当ズレが目立
たないものを選ぶことが好ましい。例えば、木目模様で
は、根瘤杢や板目材の模様、石目模様では花崗岩、マー
ブル、砂目、幾何学模様では水玉などである。花柄模様
や唐草模様などの模様であっても、模様の位置を被転写
基材の凸部のみに限定し、目地溝などの凹部とのエッジ
から十分に(見当のバラツキ以上に)離れた領域のみに
配置するようにすれば、問題は生じない。
【0041】絵柄層用インキは、バインダーなどからな
るビヒクル、顔料や染料などの着色剤、これに適宜加え
る各種添加剤からなる。バンイダーには、アクリル樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル樹
脂、セルロース系樹脂、ポリウレタン樹脂、フッ素樹脂
などの単体又はこれらを含む混合物を用いる。着色剤の
顔料としては、チタン白、カーボンブラック、弁柄、黄
鉛、群青などの無機顔料、アニリンブラック、キナクリ
ドン、イソインドリノン、フタロシアニンブルーなどの
有機顔料を用いる。
るビヒクル、顔料や染料などの着色剤、これに適宜加え
る各種添加剤からなる。バンイダーには、アクリル樹
脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル樹
脂、セルロース系樹脂、ポリウレタン樹脂、フッ素樹脂
などの単体又はこれらを含む混合物を用いる。着色剤の
顔料としては、チタン白、カーボンブラック、弁柄、黄
鉛、群青などの無機顔料、アニリンブラック、キナクリ
ドン、イソインドリノン、フタロシアニンブルーなどの
有機顔料を用いる。
【0042】なお、支持体シート乃至は離型層と装飾層
との間の剥離性を調整するため、また、転写後の装飾層
の表面保護のためなどの目的で、剥離層をこれら層間に
設けるのは、従来公知の転写シートと同様である。な
お、この剥離層は転写時に装飾層と共に被転写基材側に
転写され、装飾層の表面を被覆する。また、転写時に転
写シートと被転写基材との間に残留する空気を排除し易
くする手段として、必要に応じて転写シート全層を貫通
する小孔を多数転写シートに穿設してもよい。
との間の剥離性を調整するため、また、転写後の装飾層
の表面保護のためなどの目的で、剥離層をこれら層間に
設けるのは、従来公知の転写シートと同様である。な
お、この剥離層は転写時に装飾層と共に被転写基材側に
転写され、装飾層の表面を被覆する。また、転写時に転
写シートと被転写基材との間に残留する空気を排除し易
くする手段として、必要に応じて転写シート全層を貫通
する小孔を多数転写シートに穿設してもよい。
【0043】被転写基材Bに、転写前に接着剤、目止
(シーラー)剤、易接着プライマー、下地塗装などの塗
装を行なう場合は、吹付け塗装、カーテンフロー塗装、
ハケ塗りスポンジローラ塗装などの塗装法を用いること
ができる。これらの中でも凹凸表面に効率よく、均一に
塗装するにはスポンジローラ塗装が好ましい。その後、
転写シートSの圧接を行う。
(シーラー)剤、易接着プライマー、下地塗装などの塗
装を行なう場合は、吹付け塗装、カーテンフロー塗装、
ハケ塗りスポンジローラ塗装などの塗装法を用いること
ができる。これらの中でも凹凸表面に効率よく、均一に
塗装するにはスポンジローラ塗装が好ましい。その後、
転写シートSの圧接を行う。
【0044】転写シートSの圧接に用いる固体粒子Pと
しては、ガラスビーズ、セラミックビーズ、炭酸カルシ
ウムビーズ、アルミナビーズ、ジルコニアビーズ、アラ
ンダムビーズ、コランダムビーズなどの無機粉体である
非金属無機粒子、鉄、炭素鋼、ステンレス鋼などの鉄合
金、アルミニウム、又はジュラルミンなどのアルミニウ
ム合金、チタン、亜鉛などの金属ビーズなどの金属粒
子、あるいは、フッ素樹脂ビーズ、ナイロンビーズ、シ
リコーン樹脂ビーズ、ウレタン樹脂ビーズ、尿素樹脂ビ
ーズ、フェノール樹脂ビーズ、架橋ゴムビーズなどの樹
脂ビーズなどの有機粒子などを使用することができる。
なお、液体の水を固体粒子加速流体に使う場合は、固体
粒子には、水で錆や腐食しないステンレスビーズや、ガ
ラスビーズ、セラミックビーズ、樹脂ビーズなどの非金
属が好ましい。形状は球形状が好ましいが、回転楕円体
形状、多面体形状、鱗片状、無定形、その他の形状のも
のでも用い得る。固体粒子の粒径としては、通常10〜
1000μm程度である。
しては、ガラスビーズ、セラミックビーズ、炭酸カルシ
ウムビーズ、アルミナビーズ、ジルコニアビーズ、アラ
ンダムビーズ、コランダムビーズなどの無機粉体である
非金属無機粒子、鉄、炭素鋼、ステンレス鋼などの鉄合
金、アルミニウム、又はジュラルミンなどのアルミニウ
ム合金、チタン、亜鉛などの金属ビーズなどの金属粒
子、あるいは、フッ素樹脂ビーズ、ナイロンビーズ、シ
リコーン樹脂ビーズ、ウレタン樹脂ビーズ、尿素樹脂ビ
ーズ、フェノール樹脂ビーズ、架橋ゴムビーズなどの樹
脂ビーズなどの有機粒子などを使用することができる。
なお、液体の水を固体粒子加速流体に使う場合は、固体
粒子には、水で錆や腐食しないステンレスビーズや、ガ
ラスビーズ、セラミックビーズ、樹脂ビーズなどの非金
属が好ましい。形状は球形状が好ましいが、回転楕円体
形状、多面体形状、鱗片状、無定形、その他の形状のも
のでも用い得る。固体粒子の粒径としては、通常10〜
1000μm程度である。
【0045】なお、固体粒子は加熱手段や冷却手段を兼
用することもできる。加熱された加熱固体粒子を用いれ
ば、接着剤の加熱活性化やその架橋硬化の促進、あるい
は転写シートの加熱による延伸性の向上を、転写シート
の押圧と共に行うこともできる。この場合、衝突圧印加
前に他の加熱方法で、ある程度まで転写シート、被転写
基材を加熱しておいてもよい。また、固体粒子は、接着
後の冷却促進目的で、接着時の接着剤の温度よりも低温
の固体粒子を、冷却固体粒子として用いることもでき
る。また、固体粒子はその一部又は全部を加熱固体粒
子、冷却固体粒子として用いたり、加熱固体粒子を衝突
させた後、冷却固体粒子を衝突させるなどと、併用して
もよい。また、他の加熱方法で転写シートや被転写基
材、接着剤などの加熱を要するものを充分に加熱してお
き、これに冷却固体粒子を用いて、転写シートの成形と
接着及び冷却を殆ど同時に行うこともできる。
用することもできる。加熱された加熱固体粒子を用いれ
ば、接着剤の加熱活性化やその架橋硬化の促進、あるい
は転写シートの加熱による延伸性の向上を、転写シート
の押圧と共に行うこともできる。この場合、衝突圧印加
前に他の加熱方法で、ある程度まで転写シート、被転写
基材を加熱しておいてもよい。また、固体粒子は、接着
後の冷却促進目的で、接着時の接着剤の温度よりも低温
の固体粒子を、冷却固体粒子として用いることもでき
る。また、固体粒子はその一部又は全部を加熱固体粒
子、冷却固体粒子として用いたり、加熱固体粒子を衝突
させた後、冷却固体粒子を衝突させるなどと、併用して
もよい。また、他の加熱方法で転写シートや被転写基
材、接着剤などの加熱を要するものを充分に加熱してお
き、これに冷却固体粒子を用いて、転写シートの成形と
接着及び冷却を殆ど同時に行うこともできる。
【0046】固体粒子噴出手段32としては、粒子加速
器として例えば回転する羽根車を用いた噴出器や、吹出
ノズルを用いた噴出器を用いる。羽根車による噴出器
は、羽根車の回転により固体粒子を加速し噴出するもの
である。吹出ノズルによる噴出器は、固体粒子加速流体
を用いて、固体粒子を高速の該流体の流体流で加速、搬
送させて該流体と共に噴出するものである。羽根車や吹
出ノズルには、サンドブラストあるいはショットブラス
ト、ショットピーニングなどとブラスト分野にて使用さ
れているものを流用できる。例えば羽根車には遠心式ブ
ラスト装置、吹出ノズルには加圧式や吸引式ブラスト装
置、ウェットブラスト装置などである。遠心式ブラスト
装置は羽根車の回転力で固体粒子を加速し噴出する。加
圧式ブラスト装置は、圧縮空気に混合しておいて固体粒
子を、空気と共に噴出する。吸引式ブラスト装置は、圧
縮空気の高速流で生ずる負圧部に固体粒子を吸い込み、
空気と共に噴出する。ウェットブラスト装置は、固体粒
子を液体と混合して噴出する。
器として例えば回転する羽根車を用いた噴出器や、吹出
ノズルを用いた噴出器を用いる。羽根車による噴出器
は、羽根車の回転により固体粒子を加速し噴出するもの
である。吹出ノズルによる噴出器は、固体粒子加速流体
を用いて、固体粒子を高速の該流体の流体流で加速、搬
送させて該流体と共に噴出するものである。羽根車や吹
出ノズルには、サンドブラストあるいはショットブラス
ト、ショットピーニングなどとブラスト分野にて使用さ
れているものを流用できる。例えば羽根車には遠心式ブ
ラスト装置、吹出ノズルには加圧式や吸引式ブラスト装
置、ウェットブラスト装置などである。遠心式ブラスト
装置は羽根車の回転力で固体粒子を加速し噴出する。加
圧式ブラスト装置は、圧縮空気に混合しておいて固体粒
子を、空気と共に噴出する。吸引式ブラスト装置は、圧
縮空気の高速流で生ずる負圧部に固体粒子を吸い込み、
空気と共に噴出する。ウェットブラスト装置は、固体粒
子を液体と混合して噴出する。
【0047】また、固体粒子噴出手段32としては、吹
出ノズルや羽根車以外にも、重力による自由落下を利用
して固体粒子を加速する方法、磁性体粒子を磁場によっ
て加速する方法などを採用することも可能である。な
お、羽根車、重力、磁場を用いた固体粒子噴出手段の場
合は、真空中で固体粒子を転写シートに向かって噴出さ
せることも可能である。図5〜図8に、噴出器の粒子加
速器として用い得る羽根車の一例の概念図を示す。これ
らは、ブラスチング分野にて使用されている遠心式ブラ
スト装置に該当する。
出ノズルや羽根車以外にも、重力による自由落下を利用
して固体粒子を加速する方法、磁性体粒子を磁場によっ
て加速する方法などを採用することも可能である。な
お、羽根車、重力、磁場を用いた固体粒子噴出手段の場
合は、真空中で固体粒子を転写シートに向かって噴出さ
せることも可能である。図5〜図8に、噴出器の粒子加
速器として用い得る羽根車の一例の概念図を示す。これ
らは、ブラスチング分野にて使用されている遠心式ブラ
スト装置に該当する。
【0048】図面では、羽根車812は、複数の羽根8
13がその両側を2枚の側面板814で固定され、かつ
回転中心部は羽根813が無い中空部815となってい
る。更に、この中空部815内に方向制御器816(図
7参照)を内在する。方向制御器816は、外周の一部
が円周方向に開口した開口部817を有し中空筒状で羽
根車812の回転軸芯と同一回転軸芯で、羽根車812
とは独立して回動自在となっている。羽根車使用時は、
方向制御器816の開口部817を適宜の方向に向くよ
うに固定しておく。更に、この方向制御器816の内部
に、内部中空で羽根車812の回転軸芯と同一回転軸芯
のもう一つの羽根車が散布器818として内在する(図
7参照)。散布器818は外側の羽根車812と共に回
転する。そして、前記側面板814の回転中心には回転
軸819が固定され、回転軸819は、軸受820で回
転自在に軸支され電動機などの回転動力源(図示略)に
よって駆動回転され、羽根車812が回転する。また回
転軸819は、羽根813を間に有する2枚の側面板8
14間には貫通しておらず、軸無しの空間を形成してい
る。
13がその両側を2枚の側面板814で固定され、かつ
回転中心部は羽根813が無い中空部815となってい
る。更に、この中空部815内に方向制御器816(図
7参照)を内在する。方向制御器816は、外周の一部
が円周方向に開口した開口部817を有し中空筒状で羽
根車812の回転軸芯と同一回転軸芯で、羽根車812
とは独立して回動自在となっている。羽根車使用時は、
方向制御器816の開口部817を適宜の方向に向くよ
うに固定しておく。更に、この方向制御器816の内部
に、内部中空で羽根車812の回転軸芯と同一回転軸芯
のもう一つの羽根車が散布器818として内在する(図
7参照)。散布器818は外側の羽根車812と共に回
転する。そして、前記側面板814の回転中心には回転
軸819が固定され、回転軸819は、軸受820で回
転自在に軸支され電動機などの回転動力源(図示略)に
よって駆動回転され、羽根車812が回転する。また回
転軸819は、羽根813を間に有する2枚の側面板8
14間には貫通しておらず、軸無しの空間を形成してい
る。
【0049】そして、散布器818の内部に固体粒子P
がホッパなどから輸送管を通って供給される。通常、固
体粒子Pは、羽根車の上方(直上又は斜上方)から供給
する。散布器内に供給された固体粒子Pは散布器の羽根
車で外側に飛び散る。飛び散った固体粒子Pは、方向制
御器816の開口部817によって許された方向にのみ
放出され、外側の羽根車812の羽根813と羽根81
3との間に供給される。そして、羽根813に衝突し、
羽根車812の回転力で加速され、羽根車から噴出す
る。
がホッパなどから輸送管を通って供給される。通常、固
体粒子Pは、羽根車の上方(直上又は斜上方)から供給
する。散布器内に供給された固体粒子Pは散布器の羽根
車で外側に飛び散る。飛び散った固体粒子Pは、方向制
御器816の開口部817によって許された方向にのみ
放出され、外側の羽根車812の羽根813と羽根81
3との間に供給される。そして、羽根813に衝突し、
羽根車812の回転力で加速され、羽根車から噴出す
る。
【0050】なお、固体粒子の噴出方向は、図5〜図8
の様に略鉛直下方であるが、水平方向、あるいは斜下方
(図示略)などとしてもよい。図8A及び図8Bに方向
制御器816の開口部817の向きの設定より固体粒子
の噴出方向を調整する噴出方向制御の概念図を示す(図
8A、Bでは方向制御器はそれぞれ図示の位置で固定さ
れている)。なお、方向制御器816は、その開口部の
円周方向、幅方向の大きさを調整することで、固体粒子
の噴出量を調整することもできる。
の様に略鉛直下方であるが、水平方向、あるいは斜下方
(図示略)などとしてもよい。図8A及び図8Bに方向
制御器816の開口部817の向きの設定より固体粒子
の噴出方向を調整する噴出方向制御の概念図を示す(図
8A、Bでは方向制御器はそれぞれ図示の位置で固定さ
れている)。なお、方向制御器816は、その開口部の
円周方向、幅方向の大きさを調整することで、固体粒子
の噴出量を調整することもできる。
【0051】なお、図6に於いては、回転軸819は側
面板814の外側のみで中空部815にまで貫通してい
ない構成となっているが、この他、中空部の直径より細
い回転軸を該中空部にまで貫通させたり、外周に固体粒
子通り抜け用の開口部を設けた中空筒状の回転軸の内部
自身を中空部とする構成などでもよい(図示略)。羽根
813の形は、図5〜図8の様な長方形の平板(直方
体)が代表的であるが、この他、湾曲曲面板、スクリュ
ープロペラなどのプロペラ形などを用いることも可能で
あり、用途、目的に応じて選択する。また、羽根の数は
複数枚、通常は、最大10枚程度の範囲から選択する。
面板814の外側のみで中空部815にまで貫通してい
ない構成となっているが、この他、中空部の直径より細
い回転軸を該中空部にまで貫通させたり、外周に固体粒
子通り抜け用の開口部を設けた中空筒状の回転軸の内部
自身を中空部とする構成などでもよい(図示略)。羽根
813の形は、図5〜図8の様な長方形の平板(直方
体)が代表的であるが、この他、湾曲曲面板、スクリュ
ープロペラなどのプロペラ形などを用いることも可能で
あり、用途、目的に応じて選択する。また、羽根の数は
複数枚、通常は、最大10枚程度の範囲から選択する。
【0052】羽根車の形状、枚数、回転速度、及び固体
粒子の質量や供給速度と供給方向、方向制御器の開口部
サイズ及び向きの組み合わせにより、加速された固体粒
子の噴出(吹出)方向、噴出速度、投射密度、噴出拡散
角などを調整する。また、上記した羽根車812には、
更に、必要に応じ、固体粒子の噴出取出部分のみ開口さ
せ、それ以外の羽根車周囲を被覆する噴出ガイド(不図
示)を備えることで、固体粒子の噴出方向を揃えたり、
固体粒子噴出方向制御をすることもできる。噴出ガイド
の開口部の形状は、例えば、中空の円柱状、多角柱状、
円錐状、多角錐状、魚尾状などである。
粒子の質量や供給速度と供給方向、方向制御器の開口部
サイズ及び向きの組み合わせにより、加速された固体粒
子の噴出(吹出)方向、噴出速度、投射密度、噴出拡散
角などを調整する。また、上記した羽根車812には、
更に、必要に応じ、固体粒子の噴出取出部分のみ開口さ
せ、それ以外の羽根車周囲を被覆する噴出ガイド(不図
示)を備えることで、固体粒子の噴出方向を揃えたり、
固体粒子噴出方向制御をすることもできる。噴出ガイド
の開口部の形状は、例えば、中空の円柱状、多角柱状、
円錐状、多角錐状、魚尾状などである。
【0053】羽根車812の寸法は、通常直径5〜60
cm程度、羽根の幅は5〜20cm程度、羽根の長さ
は、ほぼ羽根車の直径程度、羽根車の回転数は500〜
5000〔rpm〕程度である。固体粒子の噴出速度は
10〜50〔m/s〕程度、投射密度は10〜150
〔kg/m2〕程度である。また、羽根車の羽根の材質
は、セラミック、あるいはスチール、高クロム鋳鋼、チ
タン、チタン合金などの金属などから適宜選択すればよ
い。固体粒子は羽根に接触して加速されるので、羽根に
は、耐摩耗性のよい高クロム鋳鋼、セラミックを用いる
とよい。
cm程度、羽根の幅は5〜20cm程度、羽根の長さ
は、ほぼ羽根車の直径程度、羽根車の回転数は500〜
5000〔rpm〕程度である。固体粒子の噴出速度は
10〜50〔m/s〕程度、投射密度は10〜150
〔kg/m2〕程度である。また、羽根車の羽根の材質
は、セラミック、あるいはスチール、高クロム鋳鋼、チ
タン、チタン合金などの金属などから適宜選択すればよ
い。固体粒子は羽根に接触して加速されるので、羽根に
は、耐摩耗性のよい高クロム鋳鋼、セラミックを用いる
とよい。
【0054】固体粒子Pを流体と共に噴出する固体粒子
噴出手段として、図9に吹出ノズルを用いた噴出器84
0の一例の概念図を示す。なお、同図に示す噴出器84
0は固体粒子加速流体として気体を用い、固体粒子噴出
時に該気体と固体粒子を混合して噴出する形態の噴出器
の一例である。同図の噴出器840は、固体粒子Pと流
体Fを混合する誘導室841と、誘導室841内に流体
Fを噴出する内部ノズル842と、ノズル開口部843
から固体粒子P及び流体Fを噴出する吹出ノズル部84
4からなる。圧縮機又は送風機(不図示)から適宜加圧
タンク(不図示)を経て送られる流体Fを、内部ノズル
842から噴出し誘導室841を経てノズル844のノ
ズル開口部843から噴出する際に、噴出器内の誘導室
841にて、高速で流れる流体流の作用で負圧を作り、
この負圧により固体粒子を流体流に導き混合し、流体流
で固体粒子を加速、搬送して、ノズル844のノズル開
口部843から流体流と共に噴出するものである。
噴出手段として、図9に吹出ノズルを用いた噴出器84
0の一例の概念図を示す。なお、同図に示す噴出器84
0は固体粒子加速流体として気体を用い、固体粒子噴出
時に該気体と固体粒子を混合して噴出する形態の噴出器
の一例である。同図の噴出器840は、固体粒子Pと流
体Fを混合する誘導室841と、誘導室841内に流体
Fを噴出する内部ノズル842と、ノズル開口部843
から固体粒子P及び流体Fを噴出する吹出ノズル部84
4からなる。圧縮機又は送風機(不図示)から適宜加圧
タンク(不図示)を経て送られる流体Fを、内部ノズル
842から噴出し誘導室841を経てノズル844のノ
ズル開口部843から噴出する際に、噴出器内の誘導室
841にて、高速で流れる流体流の作用で負圧を作り、
この負圧により固体粒子を流体流に導き混合し、流体流
で固体粒子を加速、搬送して、ノズル844のノズル開
口部843から流体流と共に噴出するものである。
【0055】なお、吹出ノズルには、固体粒子加速流体
として液体を用いる吹出ノズルなどもある。液体の場合
は、例えばポンプ(不図示、流体が液体の場合)によ
り、流体と固体粒子とを加圧タンク(不図示)に混合貯
蔵しておき、この混合液を吹出ノズルのノズル開口部か
ら噴出するものなどが使用される。ノズル開口部の形状
は、中空の円柱状、多角柱状、円錐状、多角錐状、魚尾
状などの形状のものを用いる。吹出ノズルは、単一開口
部を有するものでもよいし、あるいは内部がハニカム
(蜂の巣)状に区画されたものでもよい。流体圧は吹付
圧力で通常0.1〜100kg/cm2程度である。流
体流の流速は、液流では通常1〜80m/秒程度、気流
では通常5〜80m/秒程度である。
として液体を用いる吹出ノズルなどもある。液体の場合
は、例えばポンプ(不図示、流体が液体の場合)によ
り、流体と固体粒子とを加圧タンク(不図示)に混合貯
蔵しておき、この混合液を吹出ノズルのノズル開口部か
ら噴出するものなどが使用される。ノズル開口部の形状
は、中空の円柱状、多角柱状、円錐状、多角錐状、魚尾
状などの形状のものを用いる。吹出ノズルは、単一開口
部を有するものでもよいし、あるいは内部がハニカム
(蜂の巣)状に区画されたものでもよい。流体圧は吹付
圧力で通常0.1〜100kg/cm2程度である。流
体流の流速は、液流では通常1〜80m/秒程度、気流
では通常5〜80m/秒程度である。
【0056】誘導室やノズル部などの噴出器の材質は、
セラミック、スチール、チタン、チタン合金などから流
体の種類によって適宜選択すればよい。なお、固体粒子
Pは噴出器内壁を通過するので、固体粒子に金属ビーズ
や無機粒子を用いる場合には粒子が硬質であるので、耐
摩耗性のよいセラミックを用いるとよい。流体が液体の
場合は、錆、溶解、腐食などを生じない材料を選ぶ。例
えば流体が水ならば、ステンレス鋼、チタン、チタン合
金、合成樹脂、セラミックを用いる。但し、表面に防水
加工すれば、スチールなどでもよい。
セラミック、スチール、チタン、チタン合金などから流
体の種類によって適宜選択すればよい。なお、固体粒子
Pは噴出器内壁を通過するので、固体粒子に金属ビーズ
や無機粒子を用いる場合には粒子が硬質であるので、耐
摩耗性のよいセラミックを用いるとよい。流体が液体の
場合は、錆、溶解、腐食などを生じない材料を選ぶ。例
えば流体が水ならば、ステンレス鋼、チタン、チタン合
金、合成樹脂、セラミックを用いる。但し、表面に防水
加工すれば、スチールなどでもよい。
【0057】流体Fは、固体粒子加速流体として、固体
粒子Pを該流体流によって加速、搬送して、該流体Fと
共に固体粒子Pを固体粒子噴出手段から噴出させる場合
(吹出ノズルなど)に用いる。流体Fは固体粒子Pを加
速する固体粒子加速流体である。流体には気体、液体と
もに利用可能であるが、通常は取り扱いが容易な気体を
用いる。気体としては、空気が代表的であるが、炭酸ガ
ス、窒素などでもよい。
粒子Pを該流体流によって加速、搬送して、該流体Fと
共に固体粒子Pを固体粒子噴出手段から噴出させる場合
(吹出ノズルなど)に用いる。流体Fは固体粒子Pを加
速する固体粒子加速流体である。流体には気体、液体と
もに利用可能であるが、通常は取り扱いが容易な気体を
用いる。気体としては、空気が代表的であるが、炭酸ガ
ス、窒素などでもよい。
【0058】液体としては、必ずしも限定されないが、
不燃性、乾燥の容易性、無毒性、低価格、入手の容易
性、などから水は好ましい材料の一つである。この他、
フロンなどの不燃性の液体も使用できる。液体を(気体
もそうであるが)転写シートに固体粒子と共に衝突させ
ることができる。当然のことならがら、液体は気体より
も密度が高いため、気体よりも液体の方が、流体流で固
体粒子を加速する場合に加速し易く、しかも液体が転写
シートに衝突する場合に、気体となど速度の衝突でも、
衝突圧は気体に比べてより大きくかつ実用性のある衝突
圧が得られる(また、固体粒子との密度差も少ないので
固体粒子の搬送もし易い)。従って、液体の場合は、転
写圧として固体粒子の衝突圧以外に、液体の衝突圧も利
用でき、その分より大きな転写圧を印加でき、その結
果、転写シートを被転写基材の表面凹凸形状へ追従させ
成形する成形効果により大きなものが得られる。
不燃性、乾燥の容易性、無毒性、低価格、入手の容易
性、などから水は好ましい材料の一つである。この他、
フロンなどの不燃性の液体も使用できる。液体を(気体
もそうであるが)転写シートに固体粒子と共に衝突させ
ることができる。当然のことならがら、液体は気体より
も密度が高いため、気体よりも液体の方が、流体流で固
体粒子を加速する場合に加速し易く、しかも液体が転写
シートに衝突する場合に、気体となど速度の衝突でも、
衝突圧は気体に比べてより大きくかつ実用性のある衝突
圧が得られる(また、固体粒子との密度差も少ないので
固体粒子の搬送もし易い)。従って、液体の場合は、転
写圧として固体粒子の衝突圧以外に、液体の衝突圧も利
用でき、その分より大きな転写圧を印加でき、その結
果、転写シートを被転写基材の表面凹凸形状へ追従させ
成形する成形効果により大きなものが得られる。
【0059】また、衝突圧印加時の加熱又は冷却手段と
して流体を用いる場合、気体よりも液体の方が比熱が大
きいので、より大きな加熱又は冷却効果が得られる。ま
た、液体が水の様な電気伝導体の場合は、気体の場合に
比べて静電気帯電に対する防爆対策もより容易となる。
本発明で得られる化粧材は、外壁、塀、屋根、門扉、破
風板などの外装材、壁面、天井などの建築内装材、窓
枠、扉、手摺、敷居、鴨居などの建具、箪笥などの家具
の表面材、家電製品・OA機器のキャビネット、あるい
は自動車などの車両内装材などの各種分野で用いられ得
る。
して流体を用いる場合、気体よりも液体の方が比熱が大
きいので、より大きな加熱又は冷却効果が得られる。ま
た、液体が水の様な電気伝導体の場合は、気体の場合に
比べて静電気帯電に対する防爆対策もより容易となる。
本発明で得られる化粧材は、外壁、塀、屋根、門扉、破
風板などの外装材、壁面、天井などの建築内装材、窓
枠、扉、手摺、敷居、鴨居などの建具、箪笥などの家具
の表面材、家電製品・OA機器のキャビネット、あるい
は自動車などの車両内装材などの各種分野で用いられ得
る。
【0060】なお、転写後の化粧材の表面に、更に透明
保護層を塗装するなどしてもよい。この様な透明保護層
としては、ポリ4フッ化エチレン、ポリフッ化ビニリデ
ンなどのフッ素樹脂、ポリメタクリル酸メチルなどのア
クリル樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂の1種又は
2種以上などをバインダーとし、これに必要に応じて、
ベンゾトリアゾール、超微粒子酸化セリウムなどの紫外
線吸収剤、ヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤などの光
安定剤、シリカ、球状α−アルミナなどの減摩剤、着色
顔料、体質顔料、滑剤などを添加した塗料を用いる。塗
工はスプレー塗装、フローコートなどを用いる。透明保
護層の膜厚は1〜100μm程度である。
保護層を塗装するなどしてもよい。この様な透明保護層
としては、ポリ4フッ化エチレン、ポリフッ化ビニリデ
ンなどのフッ素樹脂、ポリメタクリル酸メチルなどのア
クリル樹脂、シリコーン樹脂、ウレタン樹脂の1種又は
2種以上などをバインダーとし、これに必要に応じて、
ベンゾトリアゾール、超微粒子酸化セリウムなどの紫外
線吸収剤、ヒンダードアミン系ラジカル捕捉剤などの光
安定剤、シリカ、球状α−アルミナなどの減摩剤、着色
顔料、体質顔料、滑剤などを添加した塗料を用いる。塗
工はスプレー塗装、フローコートなどを用いる。透明保
護層の膜厚は1〜100μm程度である。
【0061】
【実施例】次に実施例により本発明を更に説明する。転
写シートSは、支持体シート1として、アイソタクチッ
クポリプロピレンからなるハードセグメント90重量
%、アクタチックポリプロピレンからなるソフトセグメ
ント10重量%との混合物からなるオレフィン系熱可塑
性エラストマーに、エルカ酸アミドからなる滑剤を10
00ppm添加したものを主成分とする組成物をTダイ
押し出し法により厚み100μm、幅1000mmのシ
ートに製膜したものを用い、そこに、アクリル樹脂とウ
レタン系樹脂との混合体をバインダー主成分とし、チタ
ン白、弁柄、フタロシアニンブルー、イソインドリノン
レッド及びカーボンブラックを顔料とするインキを用
い、大理石の石目絵柄層、及び、着色ベタ層をグラビア
印刷にて施した。
写シートSは、支持体シート1として、アイソタクチッ
クポリプロピレンからなるハードセグメント90重量
%、アクタチックポリプロピレンからなるソフトセグメ
ント10重量%との混合物からなるオレフィン系熱可塑
性エラストマーに、エルカ酸アミドからなる滑剤を10
00ppm添加したものを主成分とする組成物をTダイ
押し出し法により厚み100μm、幅1000mmのシ
ートに製膜したものを用い、そこに、アクリル樹脂とウ
レタン系樹脂との混合体をバインダー主成分とし、チタ
ン白、弁柄、フタロシアニンブルー、イソインドリノン
レッド及びカーボンブラックを顔料とするインキを用
い、大理石の石目絵柄層、及び、着色ベタ層をグラビア
印刷にて施した。
【0062】被転写基材Bとして、凹凸形状を有する厚
さ15mmのケイ酸カルシウム板にウレタン系の接着剤
をスプレー溶工し、上記転写シートSを100℃に加熱
し、軟化させた後、図2に示すような転写装置を用い
て、固体粒子Pとして平均粒径0.3mmの球状の亜鉛
球を平均速度35m/secで転写シートSの支持体シ
ート1側に衝突させて転写圧を押圧して、冷却後、支持
体シート1を剥離することで転写を行った。
さ15mmのケイ酸カルシウム板にウレタン系の接着剤
をスプレー溶工し、上記転写シートSを100℃に加熱
し、軟化させた後、図2に示すような転写装置を用い
て、固体粒子Pとして平均粒径0.3mmの球状の亜鉛
球を平均速度35m/secで転写シートSの支持体シ
ート1側に衝突させて転写圧を押圧して、冷却後、支持
体シート1を剥離することで転写を行った。
【0063】この際、給紙部から転写部を経由して、支
持体シート1を剥離ロール60にて剥離して以降、剥離
ロール60から一対のニップロール72,72までの区
間は比較的低テンション(2kg前後)で支持体シート
1を送り、その後、回転を制御して剥離ロール60の周
速よりも速くかつ排紙ロール71の周速よりも遅く回転
させたニップロール72,72から排紙ロール71まで
の区間では、テンションをアップ(5kg前後)して支
持体シート1を送った。テンションをアップして巻き取
ったため、転写済みの支持体シートが嵩張らず、巻き取
り作業性が向上した。
持体シート1を剥離ロール60にて剥離して以降、剥離
ロール60から一対のニップロール72,72までの区
間は比較的低テンション(2kg前後)で支持体シート
1を送り、その後、回転を制御して剥離ロール60の周
速よりも速くかつ排紙ロール71の周速よりも遅く回転
させたニップロール72,72から排紙ロール71まで
の区間では、テンションをアップ(5kg前後)して支
持体シート1を送った。テンションをアップして巻き取
ったため、転写済みの支持体シートが嵩張らず、巻き取
り作業性が向上した。
【0064】
【発明の効果】本発明によれば、立体的な被転写基材又
は表面が非平面である被転写基材に、支持体シートと転
写層とを備える転写シートの転写層側を対向させ、その
転写シートの支持体シート側に固体粒子を衝突させ、そ
の衝突圧を利用して、被転写基材の輪郭に転写シートを
沿わせるように圧接させ、転写層が被転写基材に接着
後、支持体シートを剥離し、剥離した支持体シートを巻
き取り手段により巻き取ることにより、転写層を被転写
基材に転写するようにした、曲面転写方法において、転
写後に剥離される支自体シートを嵩張ることなく高い嵩
密度で巻き取ることが可能となり、大きな三次元的凹凸
表面が装飾された化粧材が容易に得られるばかりでな
く、排紙ロール側のスペースの無駄をなくし、また、排
紙ロールの交換頻度を低減できることから、生産効率を
向上させて高い作業効率を確保することができる。
は表面が非平面である被転写基材に、支持体シートと転
写層とを備える転写シートの転写層側を対向させ、その
転写シートの支持体シート側に固体粒子を衝突させ、そ
の衝突圧を利用して、被転写基材の輪郭に転写シートを
沿わせるように圧接させ、転写層が被転写基材に接着
後、支持体シートを剥離し、剥離した支持体シートを巻
き取り手段により巻き取ることにより、転写層を被転写
基材に転写するようにした、曲面転写方法において、転
写後に剥離される支自体シートを嵩張ることなく高い嵩
密度で巻き取ることが可能となり、大きな三次元的凹凸
表面が装飾された化粧材が容易に得られるばかりでな
く、排紙ロール側のスペースの無駄をなくし、また、排
紙ロールの交換頻度を低減できることから、生産効率を
向上させて高い作業効率を確保することができる。
【図1】本発明による曲面転写方法を概説する概念図。
【図2】本発明による曲面転写方法を実施するための転
写装置の一例を概説する概念図。
写装置の一例を概説する概念図。
【図3】本発明による曲面転写装置に用いるシート巻き
取り手段の他の例を概説する概念図。
取り手段の他の例を概説する概念図。
【図4】被転写基材の三次元表面凹凸の一例を示す説明
図。
図。
【図5】羽根車を用いた噴出器の一形態を説明する概念
図(正面図)。
図(正面図)。
【図6】図5の羽根車部分の斜視図。
【図7】図5の羽根車内部を説明する概念図。
【図8】羽根車にて噴出方向を調整する説明図。
【図9】吹出ノズルによる噴出器の一形態を説明する概
念図。
念図。
【図10】従来知られた固体粒子を用いる曲面転写方法
及び曲面転写装置を概説する概念図。
及び曲面転写装置を概説する概念図。
1…支持体シート、2…転写層、3…噴出器、10…基
材搬送装置(基材搬送手段)、20…シート供給手段、
30…衝突圧印加部(衝突圧印加手段)、31…ホッ
パ、32…噴出器(固体粒子噴出手段)、33…チャン
バ、34…ドレン管、35…分離装置、36…真空ポン
プ、60…剥離ローラ(剥離手段)、70…シート巻き
取り手段、71…排紙ロール、72…ニップロール、8
12…羽根車、813…羽根、816…方向制御器、8
40…吹出ノズルを用いた噴出器、B…被転写基材、D
…化粧材、P…固体粒子、S…転写シート
材搬送装置(基材搬送手段)、20…シート供給手段、
30…衝突圧印加部(衝突圧印加手段)、31…ホッ
パ、32…噴出器(固体粒子噴出手段)、33…チャン
バ、34…ドレン管、35…分離装置、36…真空ポン
プ、60…剥離ローラ(剥離手段)、70…シート巻き
取り手段、71…排紙ロール、72…ニップロール、8
12…羽根車、813…羽根、816…方向制御器、8
40…吹出ノズルを用いた噴出器、B…被転写基材、D
…化粧材、P…固体粒子、S…転写シート
Claims (3)
- 【請求項1】 立体的な被転写基材又は表面が非平面で
ある被転写基材に、支持体シートと転写層とを備える転
写シートの転写層側を対向させ、その転写シートの支持
体シート側に固体粒子を衝突させ、その衝突圧を利用し
て、被転写基材の輪郭に転写シートを沿わせるように圧
接させ、転写層が被転写基材に接着後、支持体シートを
剥離し、剥離した支持体シートを巻き取り手段により巻
き取ることにより、転写層を被転写基材に転写するよう
にした、曲面転写方法であって、 前記剥離後の支持体シートの巻き取りを、該支持体シー
トの剥離直後における巻き取り方向のテンションよりも
高いテンションとなった状態で所定領域通過させた後、
巻き取り手段により巻き取るようにすることを特徴とす
る曲面転写方法。 - 【請求項2】 前記高いテンションは、その領域におい
て、支持体シートの走行速度を、それ以前よりも速い速
度に変化させることにより得られることを特徴とする請
求項1記載の曲面転写方法。 - 【請求項3】 立体的な被転写基材又は表面が非平面で
ある被転写基材に、支持体シートと転写層とを具備する
転写シートの転写層側を対向させ、その転写シートの支
持体シート側に固体粒子を衝突させ、その衝突圧を利用
して、被転写基材の輪郭に転写シートを沿わせるように
圧接させて転写層を被転写基材に転写するようにした曲
面転写装置であって、該装置は、少なくとも、 固体粒子を噴出する固体粒子噴出手段と、 被転写基材を固体粒子噴出手段に対向する位置まで搬送
する基材搬送手段と、 転写シートを固体粒子噴出手段と被転写基材との間に位
置させる転写シート供給手段と、 転写層が被転写基材に接着後、被転写基材から支持体シ
ートを剥離し、剥離した支持体シートを巻き取るための
巻き取り手段と、を備えてなり、 前記巻き取り手段は、支持体シートの剥離位置から巻き
取り位置までの間に、該支持体シートの巻き取り方向の
テンションが、剥離直後におけるよりも高い値となった
状態で所定領域を通過させるようにするテンション変更
手段を備えていることを特徴とする曲面転写装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14868598A JPH11334293A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 曲面転写方法及び曲面転写装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14868598A JPH11334293A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 曲面転写方法及び曲面転写装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11334293A true JPH11334293A (ja) | 1999-12-07 |
Family
ID=15458319
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14868598A Pending JPH11334293A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 曲面転写方法及び曲面転写装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11334293A (ja) |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP14868598A patent/JPH11334293A/ja active Pending
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