JPH11334896A - シ―ト体の飛び出し防止構造 - Google Patents

シ―ト体の飛び出し防止構造

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JPH11334896A
JPH11334896A JP7682099A JP7682099A JPH11334896A JP H11334896 A JPH11334896 A JP H11334896A JP 7682099 A JP7682099 A JP 7682099A JP 7682099 A JP7682099 A JP 7682099A JP H11334896 A JPH11334896 A JP H11334896A
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JP
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sheet
cassette
loading
container
stimulable phosphor
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Application number
JP7682099A
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English (en)
Inventor
Yuzuru Otsuka
譲 大塚
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】容器が装填部に装填される際、シート体が不要
に飛び出すことを確実に阻止する。 【解決手段】飛び出し防止構造10は、ストッパ手段5
4を備え、このストッパ手段54は、固定枠56に対し
て揺動自在な揺動枠58に設けられる係止部材74を有
し、この係止部材74は、シート体の取り出し軌跡上と
取り出し軌跡外とに配置可能である。シート体の取り出
し軌跡上に配置された係止部材74は、押圧ピン82の
押圧作用下に固定枠56とのロック状態を解除されてシ
ート体の取り出し軌跡外に退避する。一方、カセッテ1
8が取り出される際に、係止部材74は、復帰手段84
を介してシート体の取り出し軌跡上に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート体装填装置
に組み込まれ、容器が装填部に装填される動作に連動し
て前記容器が開蓋される際、該容器からシート体が不要
に飛び出すことを阻止するためのシート体の飛び出し防
止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、蓄積性蛍光体(輝尽性蛍光体)
を利用して、人体等の被写体の放射線画像情報を一旦記
録し、この放射線画像情報を写真フイルム等の写真感光
材料等に再生し、あるいはCRT等に可視像として出力
させるシステムが知られている。
【0003】蓄積性蛍光体は、放射線(X線、α線、γ
線、電子線、紫外線等)の照射によりこの放射線エネル
ギの一部を蓄積し、後に可視光等の励起光の照射によっ
て、蓄積されたエネルギに応じて輝尽発光を示す蛍光体
をいう。この蓄積性蛍光体は、通常、シート状に構成さ
れて蓄積性蛍光体シートとして使用されている。
【0004】上記システムでは、例えば、蓄積性蛍光体
シートに記録された画像情報の読み取りを行う読取部
と、読み取り後に前記蓄積性蛍光体シートに残存する画
像情報を消去する消去部とを備えた画像情報読取装置が
採用されている。この画像情報読取装置では、外部の撮
影装置により被写体の放射線画像情報が記録された蓄積
性蛍光体シートを収容するカセッテが装填部に挿入され
る。
【0005】次いで、カセッテが開蓋された状態で、シ
ート体枚葉手段の作用下に前記カセッテから蓄積性蛍光
体シートが取り出され、この蓄積性蛍光体シートがシー
ト体搬送手段を介して読取部に搬送される。読取部で放
射線画像情報の読み取り処理が施された蓄積性蛍光体シ
ートは、消去部で残像の消去が行われた後、装填部に配
置されているカセッテ内に収容される。
【0006】一方、上記のシステムでは、写真フイルム
等の写真感光材料に放射線画像情報を再生する画像情報
再生装置が用いられている。この画像情報再生装置で
は、複数枚の写真感光材料が収容されたマガジンが装填
部に装填された後、このマガジンからシート体枚葉手段
の作用下に前記写真感光材料が1枚ずつ取り出されて記
録部に移送される。記録部では、蓄積性蛍光体シートか
ら得られた放射線画像情報がレーザ光等の照射によって
露光記録される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の装填
部では、カセッテやマガジン(以下、容器という)を前
記装填部に装填する動作に連動して前記容器を機械的に
開蓋する構造が採用されている。開蓋手段の構成が有効
に簡素化されるとともに、シート体枚葉手段による蓄積
性蛍光体シートや写真感光材料(以下、シート体とい
う)の取り出し作業が迅速かつ容易に遂行される等の利
点があるからである。
【0008】しかしながら、容器を装填部に装填する際
にこの容器を勢いよく押し込むことがあり、その慣性に
よって前記容器内からシート体が飛び出してしまうとい
う問題がある。
【0009】また、例えば、複数の容器を装填可能な装
填部を備えた処理装置では、シート体枚葉手段が任意の
装填部に対応して移動した後、前記装填部に配置された
容器からシート体が取り出されている。ところが、各装
填部に装填された容器からシート体が飛び出すと、シー
ト体枚葉手段を任意の装填部に移動させる際に前記シー
ト体が干渉してしまい、該シート体の枚葉作業が効率的
に遂行されないという問題が指摘されている。
【0010】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、容器が装填部に装填される際、シート体が不要に
前記容器から飛び出すことを確実に阻止するとともに、
構成を有効に簡素化することが可能なシート体の飛び出
し防止構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明に係るシート体の
飛び出し防止構造では、装填部に容器の装填方向前方に
位置してストッパ手段が設けられており、この装填部に
装填されると略同時に開蓋された該容器内から枚葉部側
に向かってシート体が飛び出すことを前記ストッパ手段
を介して阻止する。次いで、枚葉部を構成する枚葉手段
が容器側に移動する動作に連動し、第1操作手段を介し
てストッパ手段がシート体の取り出し軌跡外に変位さ
れ、前記シート体の枚葉動作が円滑に遂行される。さら
に、容器が装填部から取り出される動作に連動し、第2
操作手段を介してストッパ手段がシート体の取り出し軌
跡上に変位される。
【0012】これにより、容器が装填部に勢いよく装填
されても、ストッパ手段の作用下にこの容器内からシー
ト体が飛び出すことを確実に阻止することができる。し
かも、機械的構成でストッパ手段を進退させることが可
能になり、構成の簡素化が図られる。
【0013】さらに、ストッパ手段が、装填部に固定さ
れる固定枠と、前記固定枠に揺動自在に支持される揺動
枠と、前記揺動枠に弾性体を介して回動自在に装着さ
れ、前記固定枠に係合した状態でシート体の取り出し軌
跡上に配置される一方、第1操作手段の押圧作用下に該
固定枠から離脱した状態で前記シート体の取り出し軌跡
外に配置される板状係止部材とを備える。従って、簡単
な構成で、シート体の枚葉作業が効率的かつ確実に遂行
可能になる。
【0014】さらにまた、第2操作手段が、弾性体を介
して容器側に突出しこの容器の押圧作用下に進退自在な
当接部材と、前記当接部材に係合して揺動可能なアーム
部材と、前記アーム部材に設けられ、前記当接部材から
前記容器が離脱する際に揺動枠を固定枠側に付勢して前
記板部材を前記固定枠に係合させる押圧部とを備える。
このため、容器を装填部から引き出すだけで、板状係止
部材をシート体の取り出し軌跡上に自動的かつ確実に配
置することができる。
【0015】また、本発明では、装填部に容器の装填方
向前方に位置してストッパ手段が設けられており、この
ストッパ手段が、シート体に当接自在な係止部材と、前
記係止部材を前記シート体の取り出し軌跡上と取り出し
軌跡外とに変位させるアクチュエータとを備える。これ
により、容器内からシート体が飛び出すことを確実に阻
止することができるとともに、構成の簡素化が図られ
る。
【0016】さらにまた、本発明では、複数の容器を着
脱自在に装填する複数の装填部と、任意の前記装填部に
対して移動する可動枚葉部とを備えたシート体装填装置
に組み込まれたストッパ手段が、前記可動枚葉部の移動
に連動しており、該可動枚葉部が配置された前記装填部
からの前記シート体の取り出し動作を許容する一方、そ
の他の前記装填部からの前記シート体の取り出し動作を
規制する。従って、可動枚葉部が配置されていない装填
部に装填された各容器からシート体が飛び出すことを有
効に防止することが可能になる。
【0017】その際、ストッパ手段が、可動枚葉部にシ
ート体を挿入可能な間隔だけ離間して両端が固定される
長尺体や、一端が前記可動枚葉部に固定されて他端が弾
性体を介して第1および第2巻き取り部材に巻回収容可
能な第1および第2長尺体を備えている。このため、極
めて簡単な構成で、シート体の不要な飛び出しを確実に
阻止することができる。なお、長尺体は、例えば、ワイ
ヤ、ベルトまたはテープ等を含む。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の第1の実施形態
に係るシート体の飛び出し防止構造10を組み込む画像
情報読取装置12の概略構成説明図である。
【0019】画像情報読取装置12を構成する装置本体
12aの前面(操作面)上部には、操作部およびモニタ
の機能を有するタッチパネル14が設けられ、このタッ
チパネル14の下方には、複数、例えば、4つのカセッ
テ(容器)18を着脱自在なカセッテ装填部20a〜2
0dが設けられる。
【0020】図1および図2に示すように、カセッテ1
8は、蓄積性蛍光体シート22を収容する筐体24と、
この筐体24の開口部26を開閉自在な蓋体28とを有
している。カセッテ18には、筐体24に対して蓋体2
8を閉蓋状態で固定するロック手段30が設けられる。
【0021】ロック手段30は、図2に示すように、筐
体24内にガイド32を介して矢印X方向に進退自在に
配設されるスライダ34を備え、このスライダ34にロ
ック爪36と傾斜面38とが一体的に形成される。スラ
イダ34には、傾斜面38側の端部に対応して圧縮ばね
40が装着され、このスライダ34が、常時、前方側
(矢印X1方向)に付勢されている。蓋体28の内面側
には、スライダ34のロック爪36に係合自在なロック
爪42と、傾斜面38に当接して前記蓋体28を開動さ
せる突起44とが設けられる。筐体24の前方端面に
は、ピン通過孔46が形成される一方、カセッテ装填部
20a〜20dには、このピン通過孔46を通ってスラ
イダ34を矢印X2方向に押圧するためのロック解除ピ
ン48がそれぞれ所定の位置に固定されている。
【0022】カセッテ装填部20a〜20dには、カセ
ッテ18を載置するための支持台50が設けられるとと
もに、画像情報読取装置12の装置本体12aの内部を
遮光するためのシャッター部材52が開閉自在に配置さ
れる。カセッテ装填部20a〜20dには、これらにカ
セッテ18が装填される動作に連動して蓋体28が開蓋
される際、前記カセッテ18の内部から蓄積性蛍光体シ
ート22が飛び出すことを阻止するために、第1の実施
形態に係る飛び出し防止構造10が設けられる。
【0023】飛び出し防止構造10は、図3および図4
に示すように、ストッパ手段54を備えている。ストッ
パ手段54は、各カセッテ装填部20a〜20dに固定
される固定枠56と、この固定枠56に揺動自在に支持
される揺動枠58とを有し、前記揺動枠58と前記固定
枠56のそれぞれの端部に引張ばね60が係合し、この
引張ばね60を介して該揺動枠58の先端側が支軸62
を中心に下方向に付勢されている。
【0024】固定枠56の先端側に開口部64および爪
部66が形成され、この開口部64に揺動枠58に形成
された板部68が進入して前記揺動枠58の揺動範囲を
規制している。揺動枠58の先端には、板部68と同様
に水平方向に突出する押圧板部70が形成され、この押
圧板部70とは反対側の前記揺動枠58の面部には、取
付部材72を介して板状係止部材74が揺動自在に装着
される。
【0025】係止部材74は、回転軸76を介して取付
部材72に揺動自在であり、この係止部材74の下端部
には、水平方向に延在して固定枠56の爪部66に係合
自在な係合爪部78が設けられる。取付部材72には、
係止部材74の係合爪部78が爪部66に係合するよう
に、この係止部材74の下端側を、常時、押圧するため
の圧縮ばね80が配設される。
【0026】飛び出し防止構造10は、後述する昇降枚
葉部あるいは容器装填部に設けられ、係止部材74を矢
印B方向に押圧して係合爪部78を爪部66から離脱さ
せるための押圧ピン(第1走査手段)82と、カセッテ
18が取り出される動作に連動し、押圧板部70を矢印
C方向に押圧して前記係止部材74を蓄積性蛍光体シー
ト22の取り出し軌跡上に変位させる復帰手段(第2走
査手段)84とを備える。
【0027】図4に示すように、復帰手段84は、各カ
セッテ装填部20a〜20dのカセッテ18が載置され
る部分に対応して設けられる当接部材86を有し、この
当接部材86は、スプリング(弾性体)88を介して前
記カセッテ18側に突出自在である。当接部材86には
揺動可能な第1アーム部材90が連結されるとともに、
この第1アーム部材90にスプリング88および第2ア
ーム部材92が係合する。第2アーム部材92の端部に
は、カセッテ18が引き出されて当接部材86がスプリ
ング88の弾発力を介して上方に突出する際、押圧板部
70を上方に押圧して揺動枠58を固定枠56側に付勢
する押圧部94が設けられる。
【0028】カセッテ装填部20a〜20dの内部に
は、前記カセッテ装填部20a〜20dの任意の1つに
対応して配置し、任意のカセッテ18から蓄積性蛍光体
シート22を取り出す一方、後述する読み取り消去後の
前記蓄積性蛍光体シート22を前記カセッテ18内に戻
す昇降枚葉部96が装着される。図5に示すように、昇
降枚葉部96は、シート体枚葉機構98と、このシート
体枚葉機構98を上下方向(矢印D方向)に進退自在な
昇降機構100とを備える。
【0029】昇降機構100は、固定フレーム102を
有し、この固定フレーム102には鉛直方向に延在して
一組のラック104a、104bが固定される。昇降機
構100を構成する昇降フレーム106にモータ108
が固定されるとともに、このモータ108がベルト・プ
ーリ手段110を介して歯車伝動部112に連結され
る。この歯車伝動部112は、回転軸114に回転力を
付与する。回転軸114の両端にはピニオン116a、
116bが固着され、このピニオン116a、116b
がラック104a、104bに噛合して昇降フレーム1
06を所定の位置に保持している。昇降フレーム106
にはシート体枚葉機構98が組み込まれている。
【0030】シート体枚葉機構98は、カセッテ装填部
20a〜20dで蓋体28が開放されたカセッテ18内
に進入自在な吸着盤120a、120bと、この吸着盤
120a、120bを前記カセッテ18と搬送手段12
2との間で進退させ、該カセッテ18内の蓄積性蛍光体
シート22を前記搬送手段122に送り出し可能な移動
手段124とを備える。
【0031】昇降フレーム106は、蓄積性蛍光体シー
ト22の取り出し方向(矢印E方向)に交差する矢印F
方向に所定の間隔離間する側板130a、130bを設
けている。図5および図6に示すように、側板130a
には、移動手段124を構成する第1モータ132が固
定され、この第1モータ132の駆動軸132aに軸着
される小径プーリ134と、駆動軸136の一端に固着
された大径プーリ138とにベルト140が設けられ
る。
【0032】駆動軸136は、側板130a、130b
にその両端側を回転自在に支持されており、その一端に
設けられた大径プーリ138にアーム142の一端が固
着される。アーム142の他端にリンク144の一端が
揺動自在に連結されるとともに、このリンク144の他
端に第1支軸146が設けられる。駆動軸136の他端
にはアーム142の一端が直接固着されており、このア
ーム142の他端に第1支軸146を設けたリンク14
4が連結されている。
【0033】側板130a、130bには、吸着盤12
0a、120bを蓄積性蛍光体シート22の被吸着面
(記録面とは反対側の裏面)に対し上方から斜め下方に
傾斜する軌跡に沿って移動させるために、ガイド溝15
0、152が設けられる。ガイド溝150、152は、
吸着盤120a、120bに所望の軌跡を付与するため
にそれぞれの形状が設定されており、可動フレーム15
4の両端には、それぞれ前記ガイド溝150、152に
対応して第1支軸146および第2支軸156が固着さ
れる。
【0034】可動フレーム154には、ストッパ手段5
4を構成する係止部材74を押圧するための押圧ピン8
2と、カセッテ18の蓋体28を強制的に開動させるガ
イド板157と、最小寸法の蓄積性蛍光体シート22の
矢印F方向の寸法に対応する吸着盤120a、120b
とが装着される。ここで、各種寸法の異なる蓄積性蛍光
体シート22は、全て、例えば、側板130aに近接す
る位置を基準にして配置される。搬送手段122は、複
数組のローラ対158と、これらのローラ対158を一
体的に駆動する第2モータ160とを備える。
【0035】図1に示すように、昇降枚葉部96の下方
には、搬送系166を介して消去部168および読取部
170が配設される。この搬送系166は、複数の互い
に対をなすローラ対172を備えており、このローラ対
172により構成される鉛直搬送路の下端側に読取部1
70が配置される。読取部170は、カセッテ18から
取り出された蓄積性蛍光体シート22を副走査方向(矢
印A方向)に搬送する副走査搬送機構174と、副走査
方向に搬送される前記蓄積性蛍光体シート22に主走査
方向(副走査方向に略直交する方向)にレーザ光Lを照
射する光学系176と、このレーザ光Lの照射によって
蓄積性蛍光体シート22から生ずる輝尽発光光を光電的
に読み取る集光系178とを備えている。
【0036】副走査搬送機構174は、互いに同期して
回転駆動される第1および第2ローラ対180、182
を備え、この第1および第2ローラ対180、182は
それぞれ開閉自在である。集光系178は、蓄積性蛍光
体シート22上のレーザ光Lの走査位置に主走査線に沿
って配置される光ガイド184と、この光ガイド184
の上部に装着されるフォトマルチプライヤ186とを備
える。
【0037】読取部170の搬送方向前方側には、読み
取り処理後の蓄積性蛍光体シート22を上方に搬送する
搬送部188が設けられ、この搬送部188を介して上
方に搬送される前記蓄積性蛍光体シート22の搬送方向
先端側が、一旦、電源部190の上方で水平方向に案内
される。電源部190に近接して消去搬送部192が設
けられ、この消去搬送部192は、上方に搬送された蓄
積性蛍光体シート22を水平方向に向かって、すなわ
ち、図1中、左側から右側に向かって搬送する。消去搬
送部192の搬送途上には、消去部168を構成する複
数の消去用光源194が水平方向に向かって配置されて
いる。消去搬送部192は、消去部168を通過した後
に上方向に延在して搬送系166に連結自在である。
【0038】次に、このように構成される画像情報読取
装置12の動作について説明する。先ず、図示しない撮
影装置により人体等の被写体の撮影画像情報が蓄積記録
された蓄積性蛍光体シート22を収容するカセッテ18
が、画像情報読取装置12の、例えば、カセッテ装填部
20aを構成する支持台50に沿って装置本体12aの
内方に導入される。このカセッテ18は、その先端部で
シャター部材52を押し開いて装置本体12aの内部に
該先端側が挿入される。
【0039】カセッテ装填部20aには、図2に示すよ
うに、ロック解除ピン48が設けられており、カセッテ
18が矢印X1方向に挿入されると、このロック解除ピ
ン48が筐体24のピン通過孔46を通ってスライダ3
4を相対的に矢印X2方向に押圧する。このため、スラ
イダ34が矢印X2方向に移動し、ロック爪36が蓋体
28のロック爪42から離脱し、この蓋体28のロック
が解除される。スライダ34が、さらに矢印X2方向に
移動することにより、このスライダ34の傾斜面38が
蓋体28の突起44に当接し、この蓋体28を所定の位
置まで開動させる。
【0040】その際、第1の実施形態では、図4に示す
ように、カセッテ装填部20aの内部にカセッテ18の
挿入方向先端側に位置してストッパ手段54が配設され
ており、このストッパ手段54を構成する係止部材74
が蓄積性蛍光体シート22の取り出し軌跡上に配置され
ている。このため、カセッテ装填部20aにカセッテ1
8が装填される動作に連動して蓋体28が開蓋され、開
口部26が開放されてこのカセッテ18内の蓄積性蛍光
体シート22が飛び出そうとしても、この蓄積性蛍光体
シート22が係止部材74に当接して筐体24内に保持
される。
【0041】特に、作業の迅速化を図るため、作業者は
カセッテ装填部20a〜20dにそれぞれカセッテ18
を勢いよく装填しがちであり、その衝撃と前記カセッテ
18内の蓄積性蛍光体シート22の慣性によって前記蓄
積性蛍光体シート22がそれぞれの開口部26から飛び
出そうとする。ところが、第1の実施形態では、各カセ
ッテ18の前方にストッパ手段54を構成する係止部材
74が配置されており、前記蓄積性蛍光体シート22の
飛び出しを確実に阻止することができる。
【0042】カセッテ装填部20a〜20dにそれぞれ
カセッテ18が装填された後、昇降枚葉部96を構成す
る昇降機構100が駆動され、シート体枚葉機構98
が、例えば、カセッテ装填部20aに対応して配置され
る。具体的には、図5に示すように、昇降フレーム10
6に装着されたモータ108の駆動作用下に、ベルト・
プーリ手段110および歯車伝動部112を介して回転
軸114が所定の方向に回転される。この回転軸114
の両端には、ピニオン116a、116bが固着されて
おり、このピニオン116a、116bがラック104
a、104bに噛合した状態で矢印D方向に移動し、昇
降フレーム106に装着されているシート体枚葉機構9
8がカセッテ装填部20aに対応して配置される。
【0043】次いで、移動手段124が駆動されて吸着
盤120a、120bをカセッテ18内に移動させる。
すなわち、移動手段124では、第1モータ132の駆
動作用下に小径プーリ134、ベルト140を介して大
径プーリ138が駆動軸136と一体的に所定方向に回
動する。大径プーリ138および駆動軸136の他方の
端部には、アーム142の一端が固着されており、これ
らのアーム142が前記駆動軸136を支点にして揺動
する。各アーム142の他端には、リンク144を介し
て第1支軸146が連結されるとともに、この第1支軸
146および第2支軸156が側板130a、130b
のガイド溝150、152に配置されている。
【0044】このため、第1および第2支軸146、1
56がガイド溝150、152に沿って移動し、この第
1および第2支軸146、156を設けた可動フレーム
154は、吸着盤120a、120bをカセッテ18内
の蓄積性蛍光体シート22の被吸着面に対して上方から
斜め下方に傾斜する軌跡に沿って移動させる。
【0045】一方、可動フレーム154がカセッテ18
側に移動すると、この可動フレーム154に設けられた
押圧ピン82がストッパ手段54を構成する係止部材7
4を、図4中、矢印B方向に押圧する。このため、係止
部材74は、回転軸76を支点にしてその上端側をカセ
ッテ18側に揺動させ(図4中、二点鎖線参照)、係合
爪部78が固定枠56の爪部66から離脱して前記固定
枠56に対する揺動枠58のロック状態が解除される。
【0046】揺動枠58は、その自重および引張ばね6
0を介して支軸62を支点に取付部材72側を下方に揺
動させ、板部68が開口部64を形成する下部壁面に当
接して前記揺動枠58が支持される。これにより、図7
に示すように、係止部材74は、蓄積性蛍光体シート2
2の取り出し軌跡外に退避することになる。なお、可動
フレーム154に設けられたガイド板157がカセッテ
18内に進入することにより、蓋体28は、吸着盤12
0a、120bの進入を許容する位置までさらに回動さ
れる。
【0047】次に、吸着盤120a、120bにより蓄
積性蛍光体シート22の被吸着面が吸引された状態で、
移動手段124を構成する第1モータ132が逆方向に
駆動される。このため、アーム142の揺動作用下に可
動フレーム154と一体的に吸着盤120a、120b
がカセッテ18内から搬送手段122側に移動し、この
カセッテ18内の蓄積性蛍光体シート22は、前記吸着
盤120a、120bに吸着されて前記カセッテ18の
開口部26から取り出される。
【0048】そして、蓄積性蛍光体シート22の先端が
搬送手段122を構成するローラ対158に挟持され
る。その際、ローラ対158は、第2モータ160の作
用下に、予め所定の回転速度で回転しており、蓄積性蛍
光体シート22の先端部が前記ローラ対158に挟持さ
れると略同時に、吸着盤120a、120bによる前記
蓄積性蛍光体シート22の吸着保持が解除される。これ
により、蓄積性蛍光体シート22は、複数のローラ対1
58から搬送系166に受け渡された後、この搬送系1
66を構成する複数のローラ対172の作用下に鉛直下
方向に向かって搬送され、先ず、読取部170に送られ
る。
【0049】図1に示すように、読取部170では、蓄
積性蛍光体シート22が副走査搬送機構174を構成す
る第1および第2ローラ対180、182の作用下に矢
印A方向に副走査搬送されながら、この蓄積性蛍光体シ
ート22の記録面側に光学系176からレーザ光Lが主
走査される。これにより、蓄積性蛍光体シート22に蓄
積記録されていた放射線画像情報が、集光系178によ
り光電的に読み取られることになる。
【0050】読み取り処理後の蓄積性蛍光体シート22
は、搬送部188を介して鉛直上方向に向かって搬送さ
れ、その搬送方向先端側が電源部190の上方で水平方
向に案内され、この蓄積性蛍光体シート22が前記搬送
部188から消去搬送部192に受け渡される。消去搬
送部192では、蓄積性蛍光体シート22が搬送部18
8による搬送方向後端部を先端部として水平方向に搬送
され、消去部168に設けられた複数の消去用光源19
4を介してこの蓄積性蛍光体シート22に残存する放射
線画像情報の消去が行われる。消去処理後の蓄積性蛍光
体シート22は、搬送系166に合流して上方に搬送さ
れた後、昇降枚葉部96の作用下にカセッテ装填部20
aに配置されている空のカセッテ18内に送り込まれ
る。
【0051】なお、1枚目の蓄積性蛍光体シート22が
読取部170の直前に移送される際、昇降枚葉部96が
昇降動作を行って、例えば、カセッテ装填部20bに装
填されているカセッテ18内の蓄積性蛍光体シート22
を枚葉する位置に待機している。そして、装置本体12
aの内部では、複数枚の蓄積性蛍光体シート22がそれ
ぞれ所定の処理を施されることになる。
【0052】次いで、読み取り処理および消去処理が施
された蓄積性蛍光体シート22を収容するカセッテ18
を、例えば、カセッテ装填部20aから引き出す作業が
行われる。具体的には、作業者は、カセッテ18を把持
し、このカセッテ18を支持台50に沿って引き出す
と、カセッテ装填部20aに設けられている閉蓋手段
(図示せず)が前記カセッテ18の蓋体28を閉動す
る。このため、カセッテ18は、開口部26が遮光され
た状態でカセッテ装填部20aから引き出される。
【0053】その際、図8に示すように、カセッテ18
がカセッテ装填部20aから引き出されると、前記カセ
ッテ18に当接して下方に配置されていた当接部材86
は、このカセッテ18による保持作用が解除されるた
め、スプリング88を介して上方に突出する(図8中、
二点鎖線から実線の位置参照)。当接部材86には、第
1アーム部材90が固定されており、さらにこの第1ア
ーム部材90の端部に第2アーム部材92が係合してい
る。従って、当接部材86が上方に移動すると、第1お
よび第2アーム部材90、92を介して押圧部94が上
方に揺動変位し、この押圧部94がストッパ手段54を
構成する揺動枠58に設けられた押圧板部70を上方
(図8中、矢印C方向)に押圧する。
【0054】このため、揺動枠58は、その自重および
引張ばね60に抗して押圧板部70側を上方に向かって
揺動させ、係止部材74の係合爪部78が固定枠56の
爪部66に係合するとともに、この係止部材74の下端
側が圧縮ばね80を介して押圧保持される。これによ
り、揺動枠58が固定枠56に支持され、係止部材74
が蓄積性蛍光体シート22の取り出し軌跡上に配置され
ることになる。
【0055】このように、第1の実施形態では、カセッ
テ18がカセッテ装填部20a〜20dに装填される
際、それぞれの取り出し軌跡上にストッパ手段54を構
成する係止部材74が配置され、蓄積性蛍光体シート2
2が各カセッテ18から飛び出すことを確実に阻止する
ことができる。次いで、シート体枚葉機構98を構成す
る吸着盤120a、120bがカセッテ18側に移動す
る動作に連動して係止部材74が押圧され、係合爪部7
8と爪部66との係合状態が解除されて、前記係止部材
74が取り出し軌跡外に退避する。一方、カセッテ18
をカセッテ装填部20a〜20dから引き出す動作に連
動し、復帰手段84を介して係止部材74が取り出し軌
跡上に配置される。
【0056】これにより、係止部材74の進退動作を機
械的な構造で遂行することができ、構成の簡素化が図ら
れる。しかも、蓄積性蛍光体シート22の飛び出しを有
効に阻止するとともに、この蓄積性蛍光体シート22の
取り出し動作が円滑に遂行されるという効果が得られ
る。
【0057】さらに、シート体枚葉機構98が配置され
た、例えば、カセッテ装填部20aにおいてのみストッ
パ手段54の解除動作が行われるため、他のカセッテ装
填部20b〜20dでの蓄積性蛍光体シート22の飛び
出しや落下が可及的に阻止される。これにより、シート
体枚葉機構98の昇降動作に蓄積性蛍光体シート22が
干渉することがない。
【0058】図9は、本発明の第2の実施形態に係るシ
ート体の飛び出し防止構造200を組み込む画像情報読
取装置202の概略構成説明図である。なお、第1の実
施形態に係る画像情報読取装置12と同一の構成要素に
は同一の参照符号を付して、その詳細な説明は省略す
る。
【0059】画像情報読取装置202を構成する装置本
体202aの前面(操作面)には、単一のカセッテ18
を装填するカセッテ装填部204が設けられる。飛び出
し防止構造200は、カセッテ装填部204に装填され
たカセッテ18の開口部26側に近接して装着されるス
トッパ手段206を備える。
【0060】図9および図10に示すように、ストッパ
手段206は、カセッテ18内の蓄積性蛍光体シート2
2の取り出し軌跡上に配置自在な板材(係止部材)20
8と、この板材208を取り出し軌跡上と取り出し軌跡
外とに変位させる、例えば、ソレノイドやシリンダ等の
アクチュエータ209とを備える。
【0061】このように構成される飛び出し防止構造2
00では、予めアクチュエータ209を駆動して板材2
08を矢印G1方向(鉛直上方向)に移動させ、この板
材208を取り出し軌跡上に配置しておく。そこで、カ
セッテ装填部204にカセッテ18が挿入されると、第
1の実施形態と同様に、このカセッテ18の蓋体28が
前記カセッテ18の装填動作に連動して開蓋される。そ
の際、カセッテ18が勢いよく挿入されてこのカセッテ
18内の蓄積性蛍光体シート22が開口部26から外方
に飛び出そうとしても、ストッパ手段206を構成する
板材208に阻止されて筐体24内に確実に支持され
る。
【0062】次いで、シート体枚葉機構98を構成する
吸着盤120a、120bがカセッテ18側に移動する
一方、ストッパ手段206を構成するアクチュエータ2
09が駆動され、板材208が矢印G2方向(鉛直下方
向)に移動する(図10中、二点鎖線参照)。これによ
り、吸着盤120a、120bは、カセッテ18内の蓄
積性蛍光体シート22を吸着保持して筐体24から円滑
に取り出し、この蓄積性蛍光体シート22を搬送手段1
22を構成するローラ対158に受け渡すことができ
る。
【0063】従って、第2の実施形態では、第1の実施
形態と同様の効果を有する他、ストッパ手段206とし
てソレノイドやシリンダ等のアクチュエータ209と板
材208とを備えるだけでよく、構成が有効に簡素化さ
れるという利点が得られる。
【0064】ところで、画像情報読取装置202では、
図9に示すように、カセッテ18から取り出された蓄積
性蛍光体シート22が、搬送系166を介して読取部1
70に搬送される。この読取部170では、第1の実施
形態と同様に、蓄積性蛍光体シート22が矢印A方向に
副走査搬送されながらレーザ光Lの照射によって画像情
報が光電的に読み取られる。さらに、蓄積性蛍光体シー
ト22は、搬送系166を介して逆方向に移動しながら
消去部168により残存する放射線画像情報の消去が行
われる。次に、蓄積性蛍光体シート22は、カセッテ1
8内に戻された後、このカセッテ18がカセッテ装填部
204から取り出される。
【0065】なお、第2の実施形態では、単一のカセッ
テ18を装填するカセッテ装填部204を備えた画像情
報読取装置202を用いて説明したが、これに代替して
第1の実施形態に係る画像情報読取装置12に組み込む
ことができる。一方、第1の実施形態に係る飛び出し防
止構造10は、画像情報読取装置12の他、第2の実施
形態に係る画像情報読取装置202に組み込むことがで
きる。
【0066】図11は、本発明の第3の実施形態に係る
シート体の飛び出し防止構造220を組み込む画像情報
読取装置222の一部概略構成説明図であり、図12
は、前記飛び出し防止構造220の斜視説明図である。
なお、第1の実施形態に係る画像情報読取装置12と同
一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳細な
説明は省略する。
【0067】飛び出し防止構造220は、カセッテ装填
部20a〜20dの中、昇降枚葉部96が配置されたカ
セッテ18からの蓄積性蛍光体シート22の取り出し動
作を許容する一方、その他のカセッテ18からの前記蓄
積性蛍光体シート22の取り出し動作を規制するストッ
パ手段224を備える。
【0068】ストッパ手段224は、ワイヤ、ベルトま
たはテープ等の長尺体226を有し、この長尺体226
の両端が、昇降フレーム106に蓄積性蛍光体シート2
2が挿入可能な間隔だけ離間して止め具228a、22
8bを介し固定される。固定フレーム102には、4個
所に滑車やプーリ等の転動部材230a〜230dがそ
れぞれ回転自在に支持されており、前記転動部材230
a〜230dに長尺体226が架け渡される。長尺体2
26は、転動部材230a、230b間で蓄積性蛍光体
シート22の搬送路上に対応して上下方向に延在してお
り、前記転動部材230a、230bがカセッテ装填部
20a〜20dに装填されているカセッテ18の上下両
外方まで延在するように設定されている(図11参
照)。
【0069】このように構成される第3の実施形態で
は、昇降枚葉部96を構成するシート体枚葉機構98
が、例えば、カセッテ装填部20aに対応して配置され
ており、カセッテ装填部20a〜20dにカセッテ18
が挿入される。カセッテ装填部20b〜20dにカセッ
テ18が挿入されると、このカセッテ18の装填動作に
連動して蓋体28が開蓋される。その際、カセッテ18
内の蓄積性蛍光体シート22が開口部26から昇降枚葉
部96側に飛び出そうとしても、長尺体226が上下に
わたって配置されており、前記蓄積性蛍光体シート22
がこの長尺体226に阻止されて前記昇降枚葉部96の
内方に進入することがない。
【0070】一方、カセッテ装填部20aに装填された
カセッテ18から蓄積性蛍光体シート22が飛び出す
と、この蓄積性蛍光体シート22は、シート体枚葉機構
98に進入する場合がある。その際、吸着盤120a、
120bと一体的に可動フレーム154をカセッテ18
側に移動させると、この可動フレーム154の押圧作用
下に蓄積性蛍光体シート22を前記カセッテ18内に戻
すことができる。また、昇降フレーム106にガイド板
232を設けておき、カセッテ18から飛び出した蓄積
性蛍光体シート22の先端がこのガイド板232に一旦
載置された後、前記ガイド板232の傾斜に沿って前記
蓄積性蛍光体シート22を再びカセッテ18内に戻すよ
うに構成してもよい。また、ワイヤ、ベルトまたはテー
プ端をばね等の弾性体を介して固定することにより、勢
いよく飛び出した蓄積性蛍光体シート22を、その張力
によって押し戻すことが可能である。
【0071】このように、第3の実施形態では、ストッ
パ手段224としてワイヤ、ベルトまたはテープ等の長
尺体226を設けるだけでよく、このストッパ手段22
4の構成が一挙に簡素化するという効果が得られる。し
かも、長尺体226が鉛直方向にわたって設けられるた
め、カセッテ18から蓄積性蛍光体シート22が不要に
飛び出すことを容易かつ確実に阻止することができる。
【0072】図13は、本発明の第4の実施形態に係る
シート体の飛び出し防止構造240の斜視説明図であ
る。なお、第3の実施形態に係る飛び出し防止構造22
0と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その
詳細な説明は省略する。
【0073】この飛び出し防止構造240を構成するス
トッパ手段242は、2本の長尺体226、244を備
え、前記長尺体244の両端が昇降フレーム106に蓄
積性蛍光体シート22が挿入可能な間隔だけ離間して止
め具246a、246bを介して固定される。固定フレ
ーム102には、長尺体226が架け渡される転動部材
230a〜230dの他、長尺体244が架け渡される
滑車やプーリ等の転動部材248a〜248dが回転自
在に支持されている。
【0074】このように構成される第4の実施形態で
は、第3の実施形態と同様にシート体枚葉機構98がカ
セッテ装填部20aに対応して配置されると、カセッテ
装填部20b〜20dに挿入されるカセッテ18の前方
には、上下にわたって2本の長尺体226、244が配
置されている。このため、カセッテ装填部20b〜20
dに挿入されているカセッテ18から蓄積性蛍光体シー
ト22が昇降枚葉部96の外方側に突出しようとして
も、長尺体226、244に阻止される。この場合、特
に、長尺体226、244がワイヤ等で構成されるもの
に比べ、蓄積性蛍光体シート22が前記長尺体226、
244に接触して傾くことを確実に阻止することができ
る。これにより、カセッテ18から蓄積性蛍光体シート
22が不要に飛び出すことを、簡単な構成で一層確実に
阻止することが可能になるという効果が得られる。
【0075】図14は、本発明の第5の実施形態に係る
シート体の飛び出し防止構造300を組み込む画像情報
読取装置302の概略斜視図であり、図15は、前記画
像情報読取装置302の一部概略構成説明図であり、図
16は、前記飛び出し防止構造300の斜視説明図であ
る。なお、第1の実施形態に係る画像情報読取装置12
と同一の構成要素には同一の参照符号を付して、その詳
細な説明は省略する。
【0076】飛び出し防止構造300は、図15および
図16に示すように、ストッパ手段304を備えるとと
もに、このストッパ手段304は、ベルト等の第1およ
び第2長尺体306a、306bを有する。第1および
第2長尺体306a、306bの一端は、昇降フレーム
106に蓄積性蛍光体シート22が挿入可能な間隔だけ
離間して固定されるとともに、前記第1および第2長尺
体306a、306bの他端は、上下方向に延在してカ
セッテ装填部20a〜20dに装填されているカセッテ
18の上下両外方まで延在し、それぞれ第1および第2
巻き取り部材308a、308bに巻回される。
【0077】第1および第2巻き取り部材308a、3
08bは、それぞれ固定軸310a、310bに対して
図示しないスプリング(弾性体)を介し第1および第2
長尺体306a、306bの他端を巻き込む方向に付勢
される回転体312a、312bを備えている。回転体
312a、312bの外周には、第1および第2長尺体
306a、306bの他端が巻回収容可能である。
【0078】カセッテ装填部20a〜20dには、各種
の寸法の異なるカセッテ18に対応してロック解除を行
うカセッテロック解除機構320が組み込まれている。
蓄積性蛍光体シート22は、多種類の異なるサイズを有
しており、メトリック用、インチ用、マンモ用(24c
m×30cm)等が使用されている。具体的には、メト
リック用サイズとして18×24メトリックおよび24
×30メトリック等が知られている一方、インチ用サイ
ズとして六切(8×10インチ)、四切(10×12イ
ンチ)、大角(14×14インチ)および半切(14×
17インチ)等が知られている。
【0079】これらの蓄積性蛍光体シート22を収容す
るカセッテ18では、それぞれ異なる寸法に設定されて
おり、図17および図18に示すように、カセッテロッ
ク解除機構320は、位置決め基準側に設けられている
基準ロック解除ピン322と、それぞれ寸法の異なるカ
セッテ18に対応して配置されるロック解除ピン324
a〜324dとを備える。ロック解除ピン324aは、
メトリック用カセッテ18aに対応し、ロック解除ピン
324bは小インチ(六切および四切)用カセッテ18
bに対応し、ロック解除ピン324cはマンモ用カセッ
テ18cに対応し、ロック解除ピン324dは、大イン
チ(大角および半切)用カセッテ18dに対応してい
る。
【0080】ロック解除ピン324a〜324cは、そ
れぞれ移動手段326を介してカセッテ18の進入方向
から退避自在である。図19に示すように、移動手段3
26は、ブラケット328に一端を揺動自在に支持され
る揺動アーム330を備える。この揺動アーム330の
他端には、昇降台332が揺動自在に支持され、この揺
動台332とブラケット328との間にスプリング33
4が介装される。昇降台332上には、先端に傾斜面3
36を設けたガイド部材338が固定されるとともに、
このガイド部材338の側方にロック解除ピン324a
〜324cが一つずつ設けられている。
【0081】昇降台332は、スプリング334を介し
て上方に押圧され、カセッテ装填部20a〜20dを構
成する各セット台340に押し付けられており、前記セ
ット台340に形成された開口部342から各ガイド部
材338および各ロック解除ピン324a〜324dが
上方に突出配置されている。ロック解除ピン324d
は、各セット台340に対して所定の位置に固定されて
いる。
【0082】図18、図20および図21に示すよう
に、各セット台340には、カセッテ18が基準位置に
沿って挿入されない際に、このカセッテ18がカセッテ
装填部20a〜20d内に装填されることを阻止するカ
セッテ係止手段350が設けられる。カセッテ係止手段
350は、スプリング352を介して挿入方向後端側が
揺動自在な揺動板354を備え、この揺動板354の揺
動側端部には、90゜屈曲して上方に突出する複数の係
止部356が一体的に設けられる。係止部356は、各
セット台340に形成された開口部358から上方に突
出しており、カセッテ18の進入を阻止している。
【0083】揺動板354の側部には、板体360を介
してカム板362が固定されている。カム板362は、
カセッテ18の挿入基準位置側に対応して配置されてお
り、このカセッテ18が前記挿入基準位置に沿って挿入
される際に、該カセッテ18により下方に押圧されて揺
動板354を下方向に揺動させる(図21参照)。カム
板362には、カセッテ18の有無を検出するカセッテ
有無検出手段364を構成するマイクロスイッチ等の第
1センサ366が係合している(図20参照)。
【0084】ブラケット328には、図22および図2
3に示すように、カセッテ装填部20a〜20dに挿入
されたカセッテ18がマンモ用カセッテ18cであるか
否かを検出するマンモ検出手段368が装着される。マ
ンモ用カセッテ18cの側部には、穴部370が設けら
れており、マンモ検出手段368は、この穴部370を
検出するマイクロスイッチ等の第2センサ372を備え
る。マンモ検出手段368を構成する取り付け部材37
4がブラケット328の側部に固定されるとともに、こ
の取り付け部材374に板ばね376の一端が固定され
る。取り付け部材374には、第2センサ372を配置
した可動台378がカセッテ18の幅方向(挿入方向に
直交する方向)に移動可能に支持されており、前記可動
台378に設けられた突起部380が前記取り付け部材
374を越えて板ばね376側に配置され、この板ばね
376の他端が前記突起部380に係合している。
【0085】図24に示すように、カセッテ装填部20
a〜20dには、カセッテ有無検出手段364を介して
カセッテ18が装填されたことを検出する際に、このカ
セッテ18に設けられた係止穴382に係合して前記カ
セッテ18を保持するためのカセッテ保持手段384が
設けられる。カセッテ保持手段384は、一端にカセッ
テ18の係止穴382に挿入自在な係止ピン386を設
けた揺動アーム388を備え、この揺動アーム388が
支軸390を介して揺動自在である。揺動アーム388
には、支軸390と係止ピン386との間に位置してソ
レノイド392が連結されるとともに、この係止ピン3
86とは反対側の端部388a側に引張ばね394が配
置される。
【0086】各カセッテ保持手段384には、手動操作
により係止ピン386をカセッテ18から離脱させるた
めの手動解除手段396が設けられ、この手動解除手段
396は、図14に示すように、画像情報読取装置30
2の外部からピン397等を介して操作可能なレバー部
材398を備える。図17および図24に示すように、
レバー部材398は支軸400を支点にして揺動自在に
装着されるとともに、スプリング402の巻回作用下に
上方に付勢されている。レバー部材398には、支軸4
00から前方に向かって突起部404が膨出形成されて
おり、この突起部404が揺動アーム388の端部38
8aの下方に配置されている。
【0087】図25に示すように、カセッテ装填部20
a〜20dには、これらに装填されているカセッテ18
を自動的に取り出すためのカセッテ取り出し手段410
が組み込まれる。カセッテ取り出し手段410は、カセ
ッテ18に摺接する取り出しローラ412を備え、この
取り出しローラ412の両端がブラケット328に回転
自在に支持されている。取り出しローラ412の一端が
ベルト、プーリを有する伝動手段414を介して回転駆
動源416が連結されている。
【0088】図26に示すように、各セット台340上
には、カセット装填基準側に位置してカセット用抜け止
め部材420が固定される。抜け止め部材420には、
カセッテ18上に突出する膨出部422が一体形成され
ており、この膨出部422は、前記カセッテ18の上面
とほぼ接する位置に配置されている。カセッテ装填部2
0a〜20dでは、シャッター部材52が配置されてい
るカセッテ挿入口424の高さ方向の寸法が、カセッテ
18の高さ方向の寸法よりも大きく設定されている。蓄
積性蛍光体シート22がカセッテ18の入口に挟まった
場合に開口部26が完全に閉まらない状態で、前記カセ
ッテ18をカセッテ挿入口424から引き出し可能にす
るためである。そこで、外部に突出しているカセッテ1
8の端部を持ち上げても、このカセッテ18が抜け出さ
ないように抜け止め部材420により保持している。
【0089】次に、このように構成される画像情報読取
装置302の動作について説明する。
【0090】先ず、蓄積性蛍光体シート22を使用する
カセッテ18が画像情報読取装置302のカセッテ装填
部20aのセット台340に沿って挿入される。ここ
で、図18に示すように、カセッテ18がメトリック用
カセッテ18aであると、このメトリック用カセッテ1
8aの挿入方向先端側に基準ロック解除ピン322およ
びロック解除ピン324aが挿入されて蓋体28のロッ
ク解除が行われる。
【0091】一方、カセッテ18が小インチ用カセッテ
18bであると、この小インチ用カセッテ18bは、ロ
ック解除ピン324aを設けた移動手段326を構成す
るガイド部材338の傾斜面336に当接し、前記ガイ
ド部材338を前記傾斜面336の傾斜に沿って下方向
に押圧する。このため、図19に示すように、ガイド部
材338が設けられた昇降台332は、スプリング33
4の弾性力に抗して下方に揺動し、カセッテ18が前記
ガイド部材338に沿って挿入されるのに従って、揺動
アーム330の揺動作用下に前記昇降台332全体が下
方向に移動する。
【0092】これにより、ロック解除ピン324aがセ
ット台340の下方に退避し、小インチ用カセッテ18
bの挿入方向先端側には、基準ロック解除ピン322と
ロック解除ピン324bとが挿入されて蓋体28のロッ
ク解除が円滑に遂行される。その際、小インチ用カセッ
テ18bは、ロック解除ピン324bを設けた移動手段
326を構成する昇降台332上を摺動するが、この昇
降台332には、二支点を有する揺動アーム330を介
してセット台340に支持されており、前記小インチ用
カセッテ18bの挿入時の衝撃に有効に耐えることが可
能になる。
【0093】同様にして、マンモ用カセッテ18cが挿
入されると、ロック解除ピン324a、324bが下方
に円滑に退避して基準ロック解除ピン322とロック解
除ピン324cとにより、蓋体28のロック解除が行わ
れる一方、大インチ用カセッテ18dが挿入される際に
は、ロック解除ピン324a〜324cが下方向に退避
し、前記基準ロック解除ピン322とロック解除ピン3
24dとにより前記蓋体28のロック解除が行われる。
【0094】このように、カセッテロック解除機構32
0では、インチ系、メトリック系およびマンモ系等の種
々の寸法の異なる蓄積性蛍光体シート22が用いられる
際にも、このような簡単な構成で確実に対応することが
でき、汎用性に優れるとともに、容易に小型化すること
が可能になる。しかも、ロック解除ピン324a〜32
4cは、使用されない際に円滑にセット台340の下方
に退避する一方、所望のカセッテ18の挿入時の衝撃に
十分に耐え得ることができ、前記カセッテ18の蓋体2
8を円滑かつ確実にロック解除することが可能になると
いう効果がある。
【0095】ところで、カセッテ18がカセッテ装填部
20aに装填される際、このカセッテ18の基準側側面
がセット台340の基準位置に沿って移動すると、前記
カセッテ18がカセッテ係止手段350を構成するカム
板362に当接する。このため、図21に示すように、
カム板362を板体360を介して固定している揺動板
354は、スプリング352の弾性力に抗して下方向に
揺動し、係止部356がセット台340の開口部358
から下方向に退避する。これにより、カセッテ18は、
カセッテ係止手段350に係止されることがなく、カセ
ッテ装填部20a内の所望の装填位置まで確実に挿入さ
れる。
【0096】その際、カム板362が下方向に揺動する
と、カセッテ有無検出手段364を構成する第1センサ
366が駆動され(図20参照)、カセッテ18がカセ
ッテ装填部20aに装填されたことが自動的に検出され
る。この検出信号に基づいて、ソレノイド392が滅勢
される。図24に示すように、ソレノイド392は、カ
セッテ18が装填される際に駆動状態にあり、揺動アー
ム388を引張ばね394に抗して揺動させている。そ
して、カセッテ有無検出手段364によりカセッテ18
の装填が検出されると滅勢され、揺動アーム388が引
張ばね394を介して係止ピン386を上方に揺動さ
せ、前記係止ピン386が前記カセッテ18の係止穴3
82に挿入される。
【0097】カセッテ保持手段384よりカセッテ18
が保持された後、再度、カセッテ有無検出手段364を
介して前記カセッテ18の有無が検出される。これによ
り、カセッテ18が装填された直後にこのカセッテ18
が引き抜かれたこと等を、簡単な制御で確実に検出する
ことも可能である。
【0098】一方、カセッテ18がマンモ用カセッテ1
8cであると、このマンモ用カセッテ18cがカセッテ
装填部20aに装填される際、カセッテ有無検出手段3
64により該マンモ用カセッテ18cの有無が検出され
るとともに、マンモ検出手段368を構成する第2セン
サ372が前記マンモ用カセッテ18cの側部に形成さ
れた穴部370を検出する。
【0099】図22および図23に示すように、第2セ
ンサ372が装着された可動台378の突起部380に
は、取り付け部材374に一端が固定された板ばね37
6の他端が係合しており、この可動台378は、マンモ
用カセッテ18cの側部側に押圧されるとともに、この
側部に対して進退可能である。従って、マンモ用カセッ
テ18c自体の位置変動が惹起しても、第2センサ37
2が前記マンモ用カセッテ18cの側部側に付勢されて
いるため、この側部に形成されている穴部370を確実
に検出することができる。
【0100】同様にして、カセッテ装填部20b〜20
dには、カセッテ18が装填される。その際、シート体
枚葉機構98がカセッテ装填部20aに対応して配置さ
れていると、カセッテ装填部20b〜20dに挿入され
たカセッテ18の前方には、飛び出し防止構造300を
構成するベルト状の第1および第2長尺体306a、3
06bが上下にわたって配置されている。このため、カ
セッテ装填部20b〜20dに挿入されたカセッテ18
内の蓄積性蛍光体シート22が、第1および第2長尺体
306a、306bに阻止されて昇降枚葉部96の内方
に進入することがない。これにより、カセッテ18から
蓄積性蛍光体シート22が不要に飛び出すことを確実に
阻止できる等、第3および第4の実施形態と同様の効果
が得られる。
【0101】しかも、第1および第2長尺体306a、
306bは、所定の幅寸法を有するベルト状に構成され
ており、例えば、これに衝突した蓄積性蛍光体シート2
2に回転力が付与されることがなく、飛び出し防止処理
が円滑かつ確実に遂行されるという利点がある。
【0102】ところで、画像情報読取装置302内で所
定の読み取り処理および消去処理が施された蓄積性蛍光
体シート22は、例えば、カセッテ装填部20aに装填
されている空のカセッテ18内に送り込まれる。そこ
で、図24に示すように、カセッテ保持手段384を構
成するソレノイド392が付勢され、揺動アーム388
が揺動して係止ピン386がカセッテ18の係止穴38
2から離脱する。
【0103】次いで、図25に示すように、カセッテ取
り出し手段410を構成する回転駆動源416が駆動さ
れ、伝動手段414を介して取り出しローラ412が回
転する。取り出しローラ412は、カセッテ18に摺接
しており、この取り出しローラ412が回転することに
よって前記カセッテ18がカセッテ装填部20aから自
動的に取り出されることになる。従って、カセッテ18
の取り出し作業を迅速に行うことができるとともに、前
記カセッテ18の取り出し作業全体の効率化が容易に遂
行される。
【0104】一方、カセッテ18を取り出す際に、カセ
ッテ保持手段384を駆動させることなく手動解除手段
396を操作することができる。すなわち、ユーザが、
画像情報読取装置302の外方からピン397等を用い
てカセッテ装填部20aに対応するレバー部材398を
押圧すると、このレバー部材398は、スプリング40
2に抗して下方向に揺動し、突起部404が上方に揺動
する。突起部404の上方には、図24に示すように、
揺動アーム388の端部388aが配置されており、前
記突起部404が前記端部388aを上方に揺動させ
る。このため、揺動アーム388の先端側の係止ピン3
86が下方向に揺動してカセッテ18の係止穴382か
ら離脱する。
【0105】これにより、カセッテ18の保持作用が手
動操作により解除され、カセッテ取り出し手段410、
あるいは、人手によって前記カセッテ18がカセッテ装
填部20aから取り出される。なお、カセッテ装填部2
0aにカセッテ18が配置された状態では、このカセッ
テ18とカセッテ挿入口424との間に隙間が形成され
ている。しかしながら、カセッテ18の側部側には、抜
け止め部材420に設けられた膨出部422が前記カセ
ッテ18の上面にほぼ接する位置に対応して配置されて
いる。従って、カセッテ18の外部に突出している部分
を持ち上げようとしても、膨出部422に阻止されて前
記カセッテ18の抜け止めがなされる。
【0106】なお、第1〜第5の実施形態では、蓄積性
蛍光体シート22を収容するカセッテ18を用いて説明
したが、例えば、写真フイルムを収容するマガジンであ
っても同様の効果が得られる。
【0107】
【発明の効果】本発明に係るシート体の飛び出し防止構
造では、シート体を収容する容器が装填部に装填される
と略同時に開蓋される際、前記容器内から枚葉部側にシ
ート体が飛び出すことをストッパ手段を介して阻止する
とともに、枚葉手段が前記容器側に移動する動作に連動
し、前記ストッパ手段がシートの取り出し軌跡外に変位
される。これにより、容器が装填部に勢いよく装填され
ても、この容器内からシート体が飛び出すことを確実に
阻止し、しかも前記シート体の取り出し作業が円滑かつ
確実に遂行可能になる。
【0108】また、本発明では、ストッパ手段がアクチ
ュエータの作用下にシート体の取り出し軌跡上と取り出
し軌跡外とに変位可能な係止部材を備えており、前記ス
トッパ手段全体の構成が有効に簡素化される。
【0109】さらにまた、本発明では、複数の装填部に
複数の容器が装填される際、可動枚葉部の移動に連動
し、この可動枚葉部が配置された装填部からのシート体
の取り出し動作を許容する一方、その他の装填部からの
前記シート体の取り出し動作を規制する。これにより、
簡単な構成で、シート体の不要な飛び出しを確実に阻止
することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るシート体の飛び
出し防止構造を組み込む画像情報読取装置の概略構成説
明図である。
【図2】カセッテのロック手段の斜視説明図である。
【図3】前記飛び出し防止構造を構成するストッパ手段
の一部切欠斜視説明図である。
【図4】前記飛び出し防止構造の概略斜視説明図であ
る。
【図5】前記画像情報読取装置を構成する昇降枚葉部の
概略斜視説明図である。
【図6】前記シート体枚葉機構の一部側面説明図であ
る。
【図7】前記ストッパ手段を構成する係止部材が押圧さ
れた際の動作説明図である。
【図8】前記飛び出し防止構造を構成する復帰手段の動
作説明図である。
【図9】本発明の第2の実施形態に係るシート体の飛び
出し防止構造を組み込む画像情報読取装置の概略構成説
明図である。
【図10】前記飛び出し防止構造を構成するストッパ手
段の斜視説明図である。
【図11】本発明の第3の実施形態に係るシート体の飛
び出し防止構造を組み込む画像情報読取装置の一部概略
構成説明図である。
【図12】前記飛び出し防止構造の斜視説明図である。
【図13】本発明の第4の実施形態に係るシート体の飛
び出し防止構造の斜視説明図である。
【図14】本発明の第5の実施形態に係るシート体の飛
び出し防止構造を組み込む画像情報読取装置の概略斜視
説明図である。
【図15】前記画像情報読取装置の一部概略構成説明図
である。
【図16】前記飛び出し防止構造の斜視説明図である。
【図17】前記画像情報読取装置を構成するカセッテ装
填部の内部斜視説明図である。
【図18】前記カセッテ装填部に設けられるカセッテロ
ック解除機構の平面説明図である。
【図19】前記カセッテロック解除機構の側面説明図で
ある。
【図20】前記カセッテ装填部に設けられるカセッテ係
止手段の斜視説明図である。
【図21】前記カセッテ係止手段の側面説明図である。
【図22】前記カセッテ装填部に設けられるカセッテ有
無検出手段およびマンモ検出手段の斜視説明図である。
【図23】図22のカセッテ有無検出手段およびマンモ
検出手段の平面説明図である。
【図24】前記カセッテ装填部に設けられるカセッテ保
持手段の側面説明図である。
【図25】前記カセッテ装填部に設けられるカセッテ取
り出し手段の斜視説明図である。
【図26】前記カセッテ取り出し手段および抜け止め部
材の側面説明図である。
【符号の説明】
10、200、220、240、300…飛び出し防止
構造 12、202、222、302…画像情報読取装置 18、18a〜18d…カセッテ 20a〜20d、204…カセッテ装填部 28…蓋体 30…ロック手段 48、324a〜324d…ロック解除ピン 54、206、224、242…ストッパ手段 56…固定枠 58…揺動枠 60、394…引張ばね 70…押圧板部 80…圧縮ばね 82…押圧ピン 84…復帰手段 96…昇降枚葉部 98…シート体枚葉機構 100…昇降機構 120a、120b…吸着盤 122…搬送手段 124…移動手段 166…搬送系 168…消去部 170…読取部 208…板材 209…アクチュ
エータ 226、244、306a、306b…長尺体 308a、308b…巻き取り部材 320…カセッテ
ロック解除機構 322…基準ロック解除ピン 332…昇降台 334…スプリング 338…ガイド部
材 340…セット台 350…カセッテ
係止手段 354…揺動板 356…係止部 362…カム板 364…カセッテ
有無検出手段 366、372…センサ 368…マンモ検
出手段 370…穴部 376…板ばね 378…可動台 382…係止穴 384…カセッテ保持手段 386…係止ピン 388…揺動アーム 392…ソレノイ
ド 396…手動解除手段 398…レバー部
材 410…カセッテ取り出し手段 412…取り出し
ローラ 420…抜け止め部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート体を収容する容器を着脱自在に装填
    する装填部と、前記容器から前記シート体を取り出す枚
    葉部とを備えたシート体装填装置に組み込まれ、前記容
    器が前記装填部に装填される動作に連動して前記容器が
    開蓋される際、該シート体が不要に該容器から飛び出す
    ことを阻止するためのシート体の飛び出し防止構造であ
    って、 前記装填部に前記容器の装填方向前方に位置して進退自
    在に設けられ、開蓋された該容器内から前記枚葉部側に
    前記シート体が移動することを阻止可能なストッパ手段
    と、 前記枚葉部に設けられ、該枚葉部を構成する枚葉手段が
    前記容器側に移動する動作に連動し、前記ストッパ手段
    を前記シート体の取り出し軌跡外に変位させる第1操作
    手段と、 前記容器が前記装填部から取り出される動作に連動し、
    前記ストッパ手段を前記シート体の取り出し軌跡上に変
    位させる第2操作手段と、 を備えることを特徴とするシート体の飛び出し防止構
    造。
  2. 【請求項2】請求項1記載の飛び出し防止構造におい
    て、前記ストッパ手段は、前記装填部に固定される固定
    枠と、 前記固定枠に揺動自在に支持される揺動枠と、 前記揺動枠に弾性体を介して回動自在に装着され、前記
    固定枠に係合した状態で前記シート体の取り出し軌跡上
    に配置される一方、前記第1操作手段の押圧作用下に該
    固定枠から離脱した状態で前記シート体の取り出し軌跡
    外に配置される板状係止部材と、 を備えることを特徴とするシート体の飛び出し防止構
    造。
  3. 【請求項3】請求項2記載の飛び出し防止構造におい
    て、前記第2操作手段は、弾性体を介して前記容器側に
    突出し該容器の押圧作用下に進退自在な当接部材と、 前記当接部材に係合して揺動可能なアーム部材と、 前記アーム部材に設けられ、前記当接部材から前記容器
    が離脱する際に前記揺動枠を前記固定枠側に付勢して前
    記板状係止部材を前記固定枠に係合させる押圧部と、 を備えることを特徴とするシート体の飛び出し防止構
    造。
  4. 【請求項4】シート体を収容する容器を着脱自在に装填
    する装填部と、前記容器から前記シート体を取り出す枚
    葉部とを備えたシート体装填装置に組み込まれ、前記容
    器が前記装填部に装填される動作に連動して前記容器が
    開蓋される際、該シート体が不要に該容器から飛び出す
    ことを阻止するためのシート体の飛び出し防止構造であ
    って、 前記装填部に前記容器の装填方向前方に位置して進退自
    在に設けられ、開蓋された該容器内から前記枚葉部側に
    前記シート体が移動することを阻止可能なストッパ手段
    を備え、 前記ストッパ手段は、前記シート体の取り出し軌道上に
    配置自在な係止部材と、 前記係止部材を前記シート体の取り出し軌跡上と取り出
    し軌跡外とに変位させるアクチュエータと、 を備えることを特徴とするシート体の飛び出し防止構
    造。
  5. 【請求項5】シート体を収容する複数の容器を着脱自在
    に装填する複数の装填部と、前記容器から前記シート体
    を取り出すとともに任意の前記装填部に対して移動する
    可動枚葉部とを備えたシート体装填装置に組み込まれ、
    前記容器が前記装填部に装填される動作に連動して前記
    容器が開蓋される際、該シート体が不要に該容器から飛
    び出すことを阻止するためのシート体の飛び出し防止構
    造であって、 前記可動枚葉部の移動に連動し、該可動枚葉部が配置さ
    れた前記装填部からの前記シート体の取り出し動作を許
    容する一方、その他の前記装填部からの前記シート体の
    取り出し動作を規制するストッパ手段を備えることを特
    徴とするシート体の飛び出し防止構造。
  6. 【請求項6】請求項5記載の飛び出し防止構造におい
    て、前記ストッパ手段は、前記可動枚葉部に前記シート
    体を挿入可能な間隔だけ離間して両端が固定される長尺
    体を備え、 前記長尺体が前記装填部の配列方向に沿って両端側の該
    装填部の外方まで延在することを特徴とするシート体の
    飛び出し防止構造。
  7. 【請求項7】請求項5記載の飛び出し防止構造におい
    て、前記ストッパ手段は、前記可動枚葉部に前記シート
    体を挿入可能な間隔だけ離間してそれぞれの一端端が固
    定されるとともに、それぞれの他端が前記装填部の配列
    方向に沿って両端側の該装填部の外方まで延在する第1
    および第2長尺体と、 前記第1および第2長尺体の他端が弾性体を介して巻回
    収容可能な第1および第2巻き取り部材と、 を備えることを特徴とするシート体の飛び出し防止構
    造。
JP7682099A 1998-03-25 1999-03-19 シ―ト体の飛び出し防止構造 Pending JPH11334896A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1324117A1 (de) * 2001-12-20 2003-07-02 Agfa-Gevaert AG Röntgenkassette für eine Speicherleuchtstofffolie
JP2006267455A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Fuji Photo Film Co Ltd カセッテ
JP2011201682A (ja) * 2010-03-26 2011-10-13 Kyocera Mita Corp 給紙装置およびそれを備えた画像形成装置

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