JPH11337993A - 防振装置 - Google Patents
防振装置Info
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- JPH11337993A JPH11337993A JP10144371A JP14437198A JPH11337993A JP H11337993 A JPH11337993 A JP H11337993A JP 10144371 A JP10144371 A JP 10144371A JP 14437198 A JP14437198 A JP 14437198A JP H11337993 A JPH11337993 A JP H11337993A
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- actuator
- driving
- optical system
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- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B27/00—Optical systems or apparatus not provided for by any of the groups G02B1/00 - G02B26/00, G02B30/00
- G02B27/64—Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image
- G02B27/646—Imaging systems using optical elements for stabilisation of the lateral and angular position of the image compensating for small deviations, e.g. due to vibration or shake
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 直動機構の嵌合遊びに影響されることなく、
正確に補正光学系を駆動する。 【解決手段】 縦方向アクチュエータのモータのそれま
での回転方向を記憶しておき、防振処理を行うための縦
方向アクチュエータのモータの回転方向がそれまでの回
転方向と同一なのか反転なのかを判断する(ステップS
506、S512)。回転方向が同一の場合は制御手段
により算出されたパルスカウント数分だけ縦方向アクチ
ュエータのモータを駆動する。回転方向が反転の場合は
縦方向直動機構の嵌合遊びを解消するのに必要な駆動が
含まれるようパルスカウント数を調整し(ステップS5
07、S513)、縦方向アクチュエータのモータを駆
動する。
正確に補正光学系を駆動する。 【解決手段】 縦方向アクチュエータのモータのそれま
での回転方向を記憶しておき、防振処理を行うための縦
方向アクチュエータのモータの回転方向がそれまでの回
転方向と同一なのか反転なのかを判断する(ステップS
506、S512)。回転方向が同一の場合は制御手段
により算出されたパルスカウント数分だけ縦方向アクチ
ュエータのモータを駆動する。回転方向が反転の場合は
縦方向直動機構の嵌合遊びを解消するのに必要な駆動が
含まれるようパルスカウント数を調整し(ステップS5
07、S513)、縦方向アクチュエータのモータを駆
動する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、双眼鏡等の光学機
器の防振装置に関する。
器の防振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、双眼鏡等の光学機器には手振れ等
に起因する像振れを補正する防振装置が備えられてい
る。防振装置において補正光学系が光学機器の移動を相
殺する方向に所定量駆動され像振れは補正される。補正
光学系の駆動手段としてステッピングモータを備えた直
動型アクチュエータが用いられる。ステッピングモータ
の回転運動が伝達機構により補正光学系の光軸に垂直な
面内における2次元的な直線運動に変換されて補正光学
系に伝達される。ステッピングモータを1ステップ回転
させることにより駆動される補正光学系の駆動量はステ
ッピングモータの1ステップの回転角度と伝達機構の構
造により決定される。従って、ステッピングモータを回
転させるステップ数を制御することにより補正光学系の
駆動量が制御され、その結果補正光学系の位置を検知す
ることができる。
に起因する像振れを補正する防振装置が備えられてい
る。防振装置において補正光学系が光学機器の移動を相
殺する方向に所定量駆動され像振れは補正される。補正
光学系の駆動手段としてステッピングモータを備えた直
動型アクチュエータが用いられる。ステッピングモータ
の回転運動が伝達機構により補正光学系の光軸に垂直な
面内における2次元的な直線運動に変換されて補正光学
系に伝達される。ステッピングモータを1ステップ回転
させることにより駆動される補正光学系の駆動量はステ
ッピングモータの1ステップの回転角度と伝達機構の構
造により決定される。従って、ステッピングモータを回
転させるステップ数を制御することにより補正光学系の
駆動量が制御され、その結果補正光学系の位置を検知す
ることができる。
【0003】上述の伝達機構として例えばギアやネジ機
構等が用いられる。ところが、ギア機構やネジ機構は嵌
合部に必ず遊びを有している。従って、嵌合部の駆動が
ある一方向への動きから他方向への動きに反転する場
合、ステッピングモータの回転運動はまず嵌合遊び(バ
ックラッシュ)を解消するのに費やされるため、ステッ
ピングモータの回転運動は補正光学系に伝達されない。
その結果、ステッピングモータのステップ数に相当する
本来の補正光学系の駆動量と、実際の補正光学系の駆動
量には差分が生じる。すなわち、像振れに応じたパルス
数だけステッピングモータをステップ駆動しても嵌合遊
びのために補正光学系の正確な駆動が行えない。このよ
うなバックラッシュによる問題点を解決するために、従
来は、駆動開始時において嵌合部どうしの当接面が常に
一定となるように、ばね部材で付勢していた。
構等が用いられる。ところが、ギア機構やネジ機構は嵌
合部に必ず遊びを有している。従って、嵌合部の駆動が
ある一方向への動きから他方向への動きに反転する場
合、ステッピングモータの回転運動はまず嵌合遊び(バ
ックラッシュ)を解消するのに費やされるため、ステッ
ピングモータの回転運動は補正光学系に伝達されない。
その結果、ステッピングモータのステップ数に相当する
本来の補正光学系の駆動量と、実際の補正光学系の駆動
量には差分が生じる。すなわち、像振れに応じたパルス
数だけステッピングモータをステップ駆動しても嵌合遊
びのために補正光学系の正確な駆動が行えない。このよ
うなバックラッシュによる問題点を解決するために、従
来は、駆動開始時において嵌合部どうしの当接面が常に
一定となるように、ばね部材で付勢していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ばね部
材及びばね部材を配置する空間が必要となるため、部品
点数の増加、コスト増大、装置全体の大型化という問題
があった。
材及びばね部材を配置する空間が必要となるため、部品
点数の増加、コスト増大、装置全体の大型化という問題
があった。
【0005】本発明は、以上の問題を解決するものであ
り、嵌合遊びに影響されることなく、防振処理のために
正確にかつ迅速に補正光学系を駆動できる防振装置を提
供することを目的としている。
り、嵌合遊びに影響されることなく、防振処理のために
正確にかつ迅速に補正光学系を駆動できる防振装置を提
供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる防振装置
は、光学器械のぶれ量を検出するぶれ検出手段と、光学
器械のぶれによる像振れを補正する補正光学系と、アク
チュエータとアクチュエータの運動を補正光学系に伝達
する伝達機構とを有し補正光学系の光軸に直交する平面
内において所定の軸に沿って補正光学系を移動させる駆
動手段と、ぶれ検出手段から出力されるぶれ量と補正光
学系の位置との差分が相殺されるよう駆動手段を駆動さ
せる制御手段とを備え、差分を相殺すべく補正光学系が
新たに駆動される方向が前回の駆動方向とは逆の方向で
ある場合、伝達機構の嵌合遊びが吸収されかつ差分が相
殺されるよう、制御手段が駆動手段を駆動させることを
特徴とする。
は、光学器械のぶれ量を検出するぶれ検出手段と、光学
器械のぶれによる像振れを補正する補正光学系と、アク
チュエータとアクチュエータの運動を補正光学系に伝達
する伝達機構とを有し補正光学系の光軸に直交する平面
内において所定の軸に沿って補正光学系を移動させる駆
動手段と、ぶれ検出手段から出力されるぶれ量と補正光
学系の位置との差分が相殺されるよう駆動手段を駆動さ
せる制御手段とを備え、差分を相殺すべく補正光学系が
新たに駆動される方向が前回の駆動方向とは逆の方向で
ある場合、伝達機構の嵌合遊びが吸収されかつ差分が相
殺されるよう、制御手段が駆動手段を駆動させることを
特徴とする。
【0007】好ましくは、さらに、伝達機構の嵌合遊び
を吸収するために必要なアクチュエータの駆動量が格納
された記憶手段を備え、補正光学系がそれまでの駆動方
向とは逆の方向に駆動される場合、制御手段は、記憶手
段に格納された駆動量を読み出し、差分を相殺するため
のアクチュエータの駆動量に記憶手段から読み出した駆
動量を駆動方向に応じて加算若しくは減算する。
を吸収するために必要なアクチュエータの駆動量が格納
された記憶手段を備え、補正光学系がそれまでの駆動方
向とは逆の方向に駆動される場合、制御手段は、記憶手
段に格納された駆動量を読み出し、差分を相殺するため
のアクチュエータの駆動量に記憶手段から読み出した駆
動量を駆動方向に応じて加算若しくは減算する。
【0008】例えば、前回の駆動方向が所定の軸に沿っ
た第1の方向であり、新たに駆動される方向が所定の軸
に沿って第1の方向と180度反対に延びる第2の方向
である場合、記憶手段から読み出した駆動量を、差分を
相殺するためのアクチュエータの駆動量に加算し、前回
の駆動方向が第2の方向であり、新たに駆動される方向
が第1の方向である場合、記憶手段から読み出した駆動
量を、差分を相殺するためのアクチュエータの駆動量か
ら減算する。
た第1の方向であり、新たに駆動される方向が所定の軸
に沿って第1の方向と180度反対に延びる第2の方向
である場合、記憶手段から読み出した駆動量を、差分を
相殺するためのアクチュエータの駆動量に加算し、前回
の駆動方向が第2の方向であり、新たに駆動される方向
が第1の方向である場合、記憶手段から読み出した駆動
量を、差分を相殺するためのアクチュエータの駆動量か
ら減算する。
【0009】記憶手段は例えばEEPROMであり、ア
クチュエータはステッピングモーターである。
クチュエータはステッピングモーターである。
【0010】好ましくは、ステッピングモータの回転運
動は伝達機構により補正光学系を駆動する直線運動に変
換される。
動は伝達機構により補正光学系を駆動する直線運動に変
換される。
【0011】伝達機構は例えば、ステッピングモータの
回転軸に軸支された歯車と、補正光学系の支持部材に固
定され歯車と噛合するラック部材とを有する。
回転軸に軸支された歯車と、補正光学系の支持部材に固
定され歯車と噛合するラック部材とを有する。
【0012】伝達機構は例えば、ステッピングモータの
回転軸の先端に設けられたネジ部と、補正光学系の支持
部材に固定されネジ部と嵌合するナット部とを有する。
回転軸の先端に設けられたネジ部と、補正光学系の支持
部材に固定されネジ部と嵌合するナット部とを有する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明に係る第1実施形
態が適用される双眼鏡の各光学系の位置関係を模式的に
示す図である。第1の光学系10において、第1の対物
レンズ21を通過した光束は第1の補正レンズ31を通
過し第1の正立プリズム41を介して第1の接眼レンズ
51に導かれ、第2の光学系11において、第2の対物
レンズ22を通過した光束は第2の補正レンズ32を通
過し第2の正立プリズム42を介して第2の接眼レンズ
52に導かれる。第1の補正レンズ31と第2の補正レ
ンズ32はレンズ支持枠30に一体的に支持されてい
る。第1の光学系10の光軸OP1と第2の光学系20
の光軸OP2は、完全に平行となるよう調整されてい
る。
を参照して説明する。図1は、本発明に係る第1実施形
態が適用される双眼鏡の各光学系の位置関係を模式的に
示す図である。第1の光学系10において、第1の対物
レンズ21を通過した光束は第1の補正レンズ31を通
過し第1の正立プリズム41を介して第1の接眼レンズ
51に導かれ、第2の光学系11において、第2の対物
レンズ22を通過した光束は第2の補正レンズ32を通
過し第2の正立プリズム42を介して第2の接眼レンズ
52に導かれる。第1の補正レンズ31と第2の補正レ
ンズ32はレンズ支持枠30に一体的に支持されてい
る。第1の光学系10の光軸OP1と第2の光学系20
の光軸OP2は、完全に平行となるよう調整されてい
る。
【0014】尚、本明細書において「横方向」とは光軸
OP1、OP2を含む平面に平行でかつ光軸OP1、O
P2に直交する方向であり、「縦方向」とは光軸OP
1、OP2を含む平面に垂直な方向である。補正レンズ
31の光軸および補正レンズ32の光軸が光軸OP1、
OP2を含む平面内に位置している場合の、レンズ支持
枠30の位置を「縦方向可動中心位置」という。また、
光軸OP1、OP2を含む平面に直交し光軸OP1を含
む平面内に補正レンズ31の光軸が位置し、かつ光軸O
P1、OP2を含む平面に直交し光軸OP2を含む平面
内に補正レンズ32の光軸が位置している場合のレンズ
支持枠30の位置を「横方向可動中心位置」という。す
なわち、レンズ支持枠30が縦方向可動中心位置にあり
かつ横方向可動中心位置にあるとき、補正レンズ31、
32の光軸は、それぞれ光軸OP1及び光軸OP2に一
致している。
OP1、OP2を含む平面に平行でかつ光軸OP1、O
P2に直交する方向であり、「縦方向」とは光軸OP
1、OP2を含む平面に垂直な方向である。補正レンズ
31の光軸および補正レンズ32の光軸が光軸OP1、
OP2を含む平面内に位置している場合の、レンズ支持
枠30の位置を「縦方向可動中心位置」という。また、
光軸OP1、OP2を含む平面に直交し光軸OP1を含
む平面内に補正レンズ31の光軸が位置し、かつ光軸O
P1、OP2を含む平面に直交し光軸OP2を含む平面
内に補正レンズ32の光軸が位置している場合のレンズ
支持枠30の位置を「横方向可動中心位置」という。す
なわち、レンズ支持枠30が縦方向可動中心位置にあり
かつ横方向可動中心位置にあるとき、補正レンズ31、
32の光軸は、それぞれ光軸OP1及び光軸OP2に一
致している。
【0015】図2は第1実施形態のレンズ支持枠30を
第1および第2の対物レンズ21、22の側から見た正
面図である。レンズ支持枠30は、縦方向駆動枠301
と横方向駆動枠302を有している。縦方向駆動枠30
1は略長方形の平板であり開口部を有するドーナツ形状
である。縦方向駆動枠301は、双眼鏡体の内壁面1に
一体的に形成されたフランジ1aに配設された保持部材
310により縦方向に摺動可能に支持され、縦方向の駆
動において案内される。横方向駆動枠302は補正レン
ズ31、32を一体的に保持する平板であり縦方向駆動
枠301の開口部に配設されている。横方向駆動枠30
2は、縦方向駆動枠301に配設された保持部材320
により横方向に摺動可能に支持され、横方向の駆動にお
いて案内される。
第1および第2の対物レンズ21、22の側から見た正
面図である。レンズ支持枠30は、縦方向駆動枠301
と横方向駆動枠302を有している。縦方向駆動枠30
1は略長方形の平板であり開口部を有するドーナツ形状
である。縦方向駆動枠301は、双眼鏡体の内壁面1に
一体的に形成されたフランジ1aに配設された保持部材
310により縦方向に摺動可能に支持され、縦方向の駆
動において案内される。横方向駆動枠302は補正レン
ズ31、32を一体的に保持する平板であり縦方向駆動
枠301の開口部に配設されている。横方向駆動枠30
2は、縦方向駆動枠301に配設された保持部材320
により横方向に摺動可能に支持され、横方向の駆動にお
いて案内される。
【0016】図3は保持部材320の断面図である。保
持部材320はビス321、ナット322、ワッシャ3
23を有している。ビス321のシャフト321aは縦
方向駆動枠301に穿設された穴301aを挿通してい
る。シャフト321aにはネジ山が切られており、ビス
321のヘッド321bの反対側の端部にはナット32
2が締め付けられている。ヘッド321bと縦方向駆動
枠301の間、およびナット322と縦方向駆動枠30
1の間にワッシャ323が配設されている。ワッシャ3
23の半径の長さは、横方向駆動枠302の端面に接す
る縦方向駆動枠301端面からシャフト321aの中心
軸までの長さより大きい。すなわち、横方向駆動枠30
2はその端部においてワッシャ323の周縁部の一部で
挟持されており、ワッシャ323は横方向駆動枠302
を光軸OP1、OP2と平行方向に移動しないよう保持
している。
持部材320はビス321、ナット322、ワッシャ3
23を有している。ビス321のシャフト321aは縦
方向駆動枠301に穿設された穴301aを挿通してい
る。シャフト321aにはネジ山が切られており、ビス
321のヘッド321bの反対側の端部にはナット32
2が締め付けられている。ヘッド321bと縦方向駆動
枠301の間、およびナット322と縦方向駆動枠30
1の間にワッシャ323が配設されている。ワッシャ3
23の半径の長さは、横方向駆動枠302の端面に接す
る縦方向駆動枠301端面からシャフト321aの中心
軸までの長さより大きい。すなわち、横方向駆動枠30
2はその端部においてワッシャ323の周縁部の一部で
挟持されており、ワッシャ323は横方向駆動枠302
を光軸OP1、OP2と平行方向に移動しないよう保持
している。
【0017】保持部材310も保持部材320と同様の
構成を有している。ビス311(図2参照)のシャフト
はフランジ1aに穿設された穴を挿通し、ビス311の
ヘッドと反対側のシャフトの端部にナット(図示せず)
が締め付けられている。ビス311のヘッドとフランジ
1aの間およびナットとフランジ1aの間にワッシャ3
13(図2参照)が配設され、縦方向駆動枠301の端
部はワッシャ313の周縁部の一部で挟持されている。
すなわち、横方向駆動枠302と同様、ワッシャ313
は縦方向駆動枠301を光軸OP1、OP2と平行方向
に移動しないよう保持している。
構成を有している。ビス311(図2参照)のシャフト
はフランジ1aに穿設された穴を挿通し、ビス311の
ヘッドと反対側のシャフトの端部にナット(図示せず)
が締め付けられている。ビス311のヘッドとフランジ
1aの間およびナットとフランジ1aの間にワッシャ3
13(図2参照)が配設され、縦方向駆動枠301の端
部はワッシャ313の周縁部の一部で挟持されている。
すなわち、横方向駆動枠302と同様、ワッシャ313
は縦方向駆動枠301を光軸OP1、OP2と平行方向
に移動しないよう保持している。
【0018】図4は図2の線A−A矢視断面図である。
図2および図4を用いて、第1実施形態のアクチュエー
タについて説明する。縦方向駆動枠301の下端部近傍
において第1および第2の対物レンズ21、22側に
は、縦方向アクチュエータ330が配設されている。縦
方向アクチュエータ330はステッピングモータであ
り、第1の固定部材334により双眼鏡体の内壁面1に
一体的に設けられたフランジ1aに固定されている。縦
方向アクチュエータ330には縦方向直動機構332が
接続されている。縦方向直動機構332は、縦方向アク
チュエータ330の回転軸331に軸支された縦方向ピ
ニオンギア332a、縦方向駆動枠301の下端部に固
定され、縦方向ピニオンギア332aと噛合する縦方向
ラック332bを有している。縦方向駆動枠301の上
端部近傍において第1および第2の対物レンズ21、2
2側には、横方向アクチュエータ340が配設されてい
る。横方向アクチュエータ340はステッピングモータ
であり、第2の固定部材344により縦方向駆動枠30
1に固定されている。横方向アクチュエータ340には
横方向直動機構342が接続されている。横方向直動機
構342は、横方向アクチュエータ340の回転軸34
1に軸支された横方向ピニオンギア342a、横方向駆
動枠302において補正レンズ31、32の間に固定さ
れ、横方向ピニオンギア342aと噛合する横方向ラッ
ク342bを有している。
図2および図4を用いて、第1実施形態のアクチュエー
タについて説明する。縦方向駆動枠301の下端部近傍
において第1および第2の対物レンズ21、22側に
は、縦方向アクチュエータ330が配設されている。縦
方向アクチュエータ330はステッピングモータであ
り、第1の固定部材334により双眼鏡体の内壁面1に
一体的に設けられたフランジ1aに固定されている。縦
方向アクチュエータ330には縦方向直動機構332が
接続されている。縦方向直動機構332は、縦方向アク
チュエータ330の回転軸331に軸支された縦方向ピ
ニオンギア332a、縦方向駆動枠301の下端部に固
定され、縦方向ピニオンギア332aと噛合する縦方向
ラック332bを有している。縦方向駆動枠301の上
端部近傍において第1および第2の対物レンズ21、2
2側には、横方向アクチュエータ340が配設されてい
る。横方向アクチュエータ340はステッピングモータ
であり、第2の固定部材344により縦方向駆動枠30
1に固定されている。横方向アクチュエータ340には
横方向直動機構342が接続されている。横方向直動機
構342は、横方向アクチュエータ340の回転軸34
1に軸支された横方向ピニオンギア342a、横方向駆
動枠302において補正レンズ31、32の間に固定さ
れ、横方向ピニオンギア342aと噛合する横方向ラッ
ク342bを有している。
【0019】すなわち、縦方向直動機構332は縦方向
アクチュエータ330の回転運動を縦方向の直線運動に
変換して縦方向駆動枠301に伝達する伝達機構であ
り、横方向直動機構342は横方向アクチュエータ34
0の回転運動を横方向の直線運動に変換して横方向駆動
枠302に伝達する伝達機構である。従って、縦方向ア
クチュエータ330の回転に応じて縦方向駆動枠301
は縦方向に駆動され、横方向アクチュエータ340の回
転に応じて横方向駆動枠302は横方向に駆動される。
尚、図2においてピニオンギアとラックの噛合関係を明
示するために、縦方向アクチュエータ330、横方向ア
クチュエータ340、第1の固定部材334および第2
の固定部材344は2点作鎖線で示している。
アクチュエータ330の回転運動を縦方向の直線運動に
変換して縦方向駆動枠301に伝達する伝達機構であ
り、横方向直動機構342は横方向アクチュエータ34
0の回転運動を横方向の直線運動に変換して横方向駆動
枠302に伝達する伝達機構である。従って、縦方向ア
クチュエータ330の回転に応じて縦方向駆動枠301
は縦方向に駆動され、横方向アクチュエータ340の回
転に応じて横方向駆動枠302は横方向に駆動される。
尚、図2においてピニオンギアとラックの噛合関係を明
示するために、縦方向アクチュエータ330、横方向ア
クチュエータ340、第1の固定部材334および第2
の固定部材344は2点作鎖線で示している。
【0020】図2において、すなわち第1および第2の
対物レンズ21、22の側から見て、縦方向アクチュエ
ータ330が時計回りに回転すると、縦方向ピニオンギ
ア332aは時計回りに回転する。縦方向ピニオンギア
332aの回転運動は縦方向ラック332bを介して縦
方向駆動枠301に伝達される。上述のように縦方向駆
動枠301はフランジ1aに摺動可能に支持されている
ため、縦方向駆動枠301は下方向、すなわちy2方向
へ駆動される。同様に、縦方向アクチュエータ330が
反時計回りに回転すると、縦方向ピニオンギア332a
は反時計回りに回転する。縦方向ピニオンギア332a
の回転運動は縦方向ラック332bを介して縦方向駆動
枠301に伝達され、縦方向駆動枠301は上方向、す
なわちy1方向へ駆動される。
対物レンズ21、22の側から見て、縦方向アクチュエ
ータ330が時計回りに回転すると、縦方向ピニオンギ
ア332aは時計回りに回転する。縦方向ピニオンギア
332aの回転運動は縦方向ラック332bを介して縦
方向駆動枠301に伝達される。上述のように縦方向駆
動枠301はフランジ1aに摺動可能に支持されている
ため、縦方向駆動枠301は下方向、すなわちy2方向
へ駆動される。同様に、縦方向アクチュエータ330が
反時計回りに回転すると、縦方向ピニオンギア332a
は反時計回りに回転する。縦方向ピニオンギア332a
の回転運動は縦方向ラック332bを介して縦方向駆動
枠301に伝達され、縦方向駆動枠301は上方向、す
なわちy1方向へ駆動される。
【0021】一方、図2において横方向アクチュエータ
340が時計回りに回転すると、横方向ピニオンギア3
42aは時計回りに回転する。横方向ピニオンギア34
2aの回転運動は横方向ラック342bを介して横方向
駆動枠302に伝達される。上述のように横方向駆動枠
302は縦方向駆動枠301の開口部内に摺動可能に支
持されているため、横方向駆動枠302は第1の補正レ
ンズ31から第2の補正レンズ32へ向かう方向、すな
わちx2方向へ駆動される。同様に、横方向アクチュエ
ータ340が反時計回りに回転すると、横方向ピニオン
ギア342aは反時計回りに回転する。横方向ピニオン
ギア342aの回転運動は横方向ラック342bを介し
て横方向駆動枠302に伝達され、横方向駆動枠302
は第2の補正レンズ32から第1の補正レンズ31へ向
かう方向、すなわちx1方向へ駆動される。
340が時計回りに回転すると、横方向ピニオンギア3
42aは時計回りに回転する。横方向ピニオンギア34
2aの回転運動は横方向ラック342bを介して横方向
駆動枠302に伝達される。上述のように横方向駆動枠
302は縦方向駆動枠301の開口部内に摺動可能に支
持されているため、横方向駆動枠302は第1の補正レ
ンズ31から第2の補正レンズ32へ向かう方向、すな
わちx2方向へ駆動される。同様に、横方向アクチュエ
ータ340が反時計回りに回転すると、横方向ピニオン
ギア342aは反時計回りに回転する。横方向ピニオン
ギア342aの回転運動は横方向ラック342bを介し
て横方向駆動枠302に伝達され、横方向駆動枠302
は第2の補正レンズ32から第1の補正レンズ31へ向
かう方向、すなわちx1方向へ駆動される。
【0022】図2において縦方向駆動枠301の左端部
の上端部近傍には、縦方向リセット位置検出センサ35
0が固定されている。縦方向リセット位置検出センサ3
50は所定の間隔をおいて配設された発光素子と受光素
子を備えた透過型フォトインタラプタである。フランジ
1aの左端部の上端部近傍には縦方向リセット位置検出
用薄板351が固定されている。縦方向リセット位置検
出用薄板351は、縦方向駆動枠301の駆動に応じて
縦方向リセット位置検出センサ350の発光素子と受光
素子の間を通過する。第1および第2の補正レンズ3
1、32の光軸が光軸OP1、OP2を含む平面内に位
置している場合、縦方向リセット位置検出センサ350
から出力される信号が変化するよう、縦方向リセット位
置検出用薄板351は位置決めされている。
の上端部近傍には、縦方向リセット位置検出センサ35
0が固定されている。縦方向リセット位置検出センサ3
50は所定の間隔をおいて配設された発光素子と受光素
子を備えた透過型フォトインタラプタである。フランジ
1aの左端部の上端部近傍には縦方向リセット位置検出
用薄板351が固定されている。縦方向リセット位置検
出用薄板351は、縦方向駆動枠301の駆動に応じて
縦方向リセット位置検出センサ350の発光素子と受光
素子の間を通過する。第1および第2の補正レンズ3
1、32の光軸が光軸OP1、OP2を含む平面内に位
置している場合、縦方向リセット位置検出センサ350
から出力される信号が変化するよう、縦方向リセット位
置検出用薄板351は位置決めされている。
【0023】横方向駆動枠302の上端部において第2
の補正レンズ32の近傍には、横方向リセット位置検出
センサ360が固定されている。横方向リセット位置検
出センサ360は縦方向リセット位置検出センサ350
と同様の透過型フォトインタラプタである。縦方向駆動
枠301の上端部において、第2の固定部材344と縦
方向リセット位置検出センサ350との間には、横方向
リセット位置検出用薄板361が固定されている。横方
向リセット位置検出用薄板361は、横方向駆動枠30
2の駆動に応じて横方向リセット位置検出センサ360
の発光素子と受光素子の間を通過する。光軸OP1、O
P2を含む平面に直交しかつ光軸OP1を含む平面内に
第1の補正レンズ31の光軸が位置し、光軸OP1、O
P2を含む平面に直交しかつ光軸OP2を含む平面内に
第2の補正レンズ32の光軸が位置している場合、横方
向リセット位置検出センサ360から出力される信号が
変化するよう、横方向リセット位置検出用薄板361は
位置決めされている。
の補正レンズ32の近傍には、横方向リセット位置検出
センサ360が固定されている。横方向リセット位置検
出センサ360は縦方向リセット位置検出センサ350
と同様の透過型フォトインタラプタである。縦方向駆動
枠301の上端部において、第2の固定部材344と縦
方向リセット位置検出センサ350との間には、横方向
リセット位置検出用薄板361が固定されている。横方
向リセット位置検出用薄板361は、横方向駆動枠30
2の駆動に応じて横方向リセット位置検出センサ360
の発光素子と受光素子の間を通過する。光軸OP1、O
P2を含む平面に直交しかつ光軸OP1を含む平面内に
第1の補正レンズ31の光軸が位置し、光軸OP1、O
P2を含む平面に直交しかつ光軸OP2を含む平面内に
第2の補正レンズ32の光軸が位置している場合、横方
向リセット位置検出センサ360から出力される信号が
変化するよう、横方向リセット位置検出用薄板361は
位置決めされている。
【0024】以上のように本実施形態では、レンズ支持
枠30において縦方向駆動枠301と横方向駆動枠30
2が一体化されており、直動機構およびリセット位置検
出手段を含め補正レンズの駆動機構が1ユニット化され
ている。従って、駆動機構の双眼鏡全体への取付作業が
容易である。
枠30において縦方向駆動枠301と横方向駆動枠30
2が一体化されており、直動機構およびリセット位置検
出手段を含め補正レンズの駆動機構が1ユニット化され
ている。従って、駆動機構の双眼鏡全体への取付作業が
容易である。
【0025】尚、本実施形態のリセット位置検出手段に
おいて、薄板は保持部材に配設され透過型フォトインタ
ラプタは駆動枠に配設されており、透過型フォトインタ
ラプタ側が移動する構成を有しているが、これに限るも
のではない。透過型フォトインタラプタが保持部材に配
設され、薄板が駆動枠に配設され、薄板が透過型フォト
インタラプタの発光素子と受光素子の間を移動する構成
を有していてもよい。すなわち、リセット位置検出手段
は、駆動枠の移動に伴い薄板と透過型フォトインタラプ
タの相対的位置が変化し、それに応じて透過型フォトイ
ンタラプタの出力信号が変化する構成を有していればよ
い。
おいて、薄板は保持部材に配設され透過型フォトインタ
ラプタは駆動枠に配設されており、透過型フォトインタ
ラプタ側が移動する構成を有しているが、これに限るも
のではない。透過型フォトインタラプタが保持部材に配
設され、薄板が駆動枠に配設され、薄板が透過型フォト
インタラプタの発光素子と受光素子の間を移動する構成
を有していてもよい。すなわち、リセット位置検出手段
は、駆動枠の移動に伴い薄板と透過型フォトインタラプ
タの相対的位置が変化し、それに応じて透過型フォトイ
ンタラプタの出力信号が変化する構成を有していればよ
い。
【0026】さらに、本実施形態では、リセット位置検
出センサとして透過型フォトインタラプタを用いている
がこれに限るものではなく、例えば、物体からの反射光
の有無を受光素子で検出する反射型フォトインタラプタ
(フォトレフレクタ)を用いてもよい。すなわち、発光
素子と受光素子をそれぞれの発光面と受光面が同一方向
を向くよう配設し、発光面および受光面に対向する側に
薄板を配設してもよい。発光素子から出射された光束が
薄板に反射されて受光素子に入射するか否かに基づいて
反射型フォトインタラプタと薄板との相対的位置関係を
確認し、駆動枠がリセット位置に位置決めされているか
否かを判断する。
出センサとして透過型フォトインタラプタを用いている
がこれに限るものではなく、例えば、物体からの反射光
の有無を受光素子で検出する反射型フォトインタラプタ
(フォトレフレクタ)を用いてもよい。すなわち、発光
素子と受光素子をそれぞれの発光面と受光面が同一方向
を向くよう配設し、発光面および受光面に対向する側に
薄板を配設してもよい。発光素子から出射された光束が
薄板に反射されて受光素子に入射するか否かに基づいて
反射型フォトインタラプタと薄板との相対的位置関係を
確認し、駆動枠がリセット位置に位置決めされているか
否かを判断する。
【0027】また、透過型フォトインタラプタを用いる
場合と同様、反射型フォトインタラプタを用いたリセッ
ト位置検出手段は、駆動枠の移動に伴い薄板と反射型フ
ォトインタラプタとの相対的位置関係が変化する構成を
有していればよい。すなわち、薄板が保持部材に配設さ
れ反射型フォトインタラプタが駆動枠に配設されていて
もよく、あるいは薄板が駆動枠に配設され反射型フォト
インタラプタが保持部材に配設される構成を有していて
もよい。
場合と同様、反射型フォトインタラプタを用いたリセッ
ト位置検出手段は、駆動枠の移動に伴い薄板と反射型フ
ォトインタラプタとの相対的位置関係が変化する構成を
有していればよい。すなわち、薄板が保持部材に配設さ
れ反射型フォトインタラプタが駆動枠に配設されていて
もよく、あるいは薄板が駆動枠に配設され反射型フォト
インタラプタが保持部材に配設される構成を有していて
もよい。
【0028】第1実施形態では、縦方向リセット位置検
出センサ350から出力される電圧が変化する場合の縦
方向駆動枠301の位置を「縦方向リセット位置」と呼
び、横方向リセット位置検出センサ360から出力され
る電圧が変化する場合の横方向駆動枠302の位置を
「横方向リセット位置」と呼ぶ。換言すれば、縦方向リ
セット位置とは、設計上縦方向駆動枠301が縦方向可
動中心位置に位置決めされている位置であり、横方向リ
セット位置とは、設計上横方向駆動枠302が横方向可
動中心位置に位置決めされている位置である。すなわ
ち、縦方向リセット位置と縦方向可動中心位置は一致
し、横方向リセット位置と横方向可動中心位置は一致す
る。
出センサ350から出力される電圧が変化する場合の縦
方向駆動枠301の位置を「縦方向リセット位置」と呼
び、横方向リセット位置検出センサ360から出力され
る電圧が変化する場合の横方向駆動枠302の位置を
「横方向リセット位置」と呼ぶ。換言すれば、縦方向リ
セット位置とは、設計上縦方向駆動枠301が縦方向可
動中心位置に位置決めされている位置であり、横方向リ
セット位置とは、設計上横方向駆動枠302が横方向可
動中心位置に位置決めされている位置である。すなわ
ち、縦方向リセット位置と縦方向可動中心位置は一致
し、横方向リセット位置と横方向可動中心位置は一致す
る。
【0029】図5は第1実施形態の防振装置のブロック
図である。縦方向角速度センサ110は、双眼鏡を保持
した時の縦方向における振れの方向及び角速度を検出
し、横方向角速度センサ120は、横方向における振れ
の方向及び角速度を検出する。縦方向角速度センサ11
0には縦方向センサアンプ111が接続されており、縦
方向角速度センサ110から出力された縦方向角速度信
号が増幅され、例えばマイクロコンピュータ等の制御手
段100に出力される。同様に、横方向角速度センサ1
20には横方向センサアンプ121が接続されており、
横方向角速度センサ120から出力された横方向角速度
信号が増幅され、制御手段100に出力される。
図である。縦方向角速度センサ110は、双眼鏡を保持
した時の縦方向における振れの方向及び角速度を検出
し、横方向角速度センサ120は、横方向における振れ
の方向及び角速度を検出する。縦方向角速度センサ11
0には縦方向センサアンプ111が接続されており、縦
方向角速度センサ110から出力された縦方向角速度信
号が増幅され、例えばマイクロコンピュータ等の制御手
段100に出力される。同様に、横方向角速度センサ1
20には横方向センサアンプ121が接続されており、
横方向角速度センサ120から出力された横方向角速度
信号が増幅され、制御手段100に出力される。
【0030】制御手段100では、縦方向角速度信号お
よび横方向角速度信号が所定の同期信号に基づいてデジ
タル値に変換され、それぞれのデジタル値が積分演算さ
れ手振れの角度情報(手振れ量に対応)である縦方向角
変位信号および横方向角変位信号が算出される。縦方向
角変位信号に基づいて、所定のアルゴリズムにより光軸
と直交する面のレンズ支持枠30の移動量、すなわち縦
方向アクチュエータ330のモータの駆動ステップ数
(モータに加えるパルス数)を算出する。同様に、横方
向角変位信号に基づいて、横方向アクチュエータ340
のモータの駆動ステップ数を算出する。
よび横方向角速度信号が所定の同期信号に基づいてデジ
タル値に変換され、それぞれのデジタル値が積分演算さ
れ手振れの角度情報(手振れ量に対応)である縦方向角
変位信号および横方向角変位信号が算出される。縦方向
角変位信号に基づいて、所定のアルゴリズムにより光軸
と直交する面のレンズ支持枠30の移動量、すなわち縦
方向アクチュエータ330のモータの駆動ステップ数
(モータに加えるパルス数)を算出する。同様に、横方
向角変位信号に基づいて、横方向アクチュエータ340
のモータの駆動ステップ数を算出する。
【0031】制御手段100から出力されたパルス数に
基づく縦方向アクチュエータ330のモータの回転運動
は縦方向直動機構332を介してレンズ支持枠30に伝
達され、レンズ支持枠30は縦方向に駆動される。同様
に、制御手段100から出力されたパルス数に基づく横
方向アクチュエータ340のモータの回転運動は横方向
直動機構342を介してレンズ支持枠30に伝達され、
レンズ支持枠30は横方向に駆動される。
基づく縦方向アクチュエータ330のモータの回転運動
は縦方向直動機構332を介してレンズ支持枠30に伝
達され、レンズ支持枠30は縦方向に駆動される。同様
に、制御手段100から出力されたパルス数に基づく横
方向アクチュエータ340のモータの回転運動は横方向
直動機構342を介してレンズ支持枠30に伝達され、
レンズ支持枠30は横方向に駆動される。
【0032】制御手段100には縦方向リセット位置検
出センサ350および横方向リセット位置検出センサ3
60が接続されている。レンズ支持枠30が縦方向リセ
ット位置にある場合、縦方向リセット位置検出センサ3
50から出力される信号が変化し、レンズ支持枠30が
横方向リセット位置にある場合、横方向リセット位置検
出センサ360から出力される信号が変化し、それぞれ
の信号が制御手段100に入力される。制御手段100
では、信号の変化を検出することにより縦方向、横方向
においてレンズ支持枠30がリセット位置にあると判断
する。
出センサ350および横方向リセット位置検出センサ3
60が接続されている。レンズ支持枠30が縦方向リセ
ット位置にある場合、縦方向リセット位置検出センサ3
50から出力される信号が変化し、レンズ支持枠30が
横方向リセット位置にある場合、横方向リセット位置検
出センサ360から出力される信号が変化し、それぞれ
の信号が制御手段100に入力される。制御手段100
では、信号の変化を検出することにより縦方向、横方向
においてレンズ支持枠30がリセット位置にあると判断
する。
【0033】さらに、制御手段100にはEEPROM
101が接続されている。EEPROM101には、縦
方向および横方向のリセット位置と可動中心位置のずれ
量が予め記憶されている。上述のように設計上は、縦方
向リセット位置と縦方向可動中心位置は一致し、横方向
リセット位置と横方向可動中心位置は一致する。しかし
ながら、実際には双眼鏡の製造時の加工公差等により、
縦方向リセット位置と縦方向可動中心位置、及び横方向
リセット位置と横方向可動中心位置には差分が生じる。
そのため、EEPROM101に縦方向および横方向の
リセット位置と可動中心位置のずれ量を格納しておき、
制御手段100はEEPROM101からこのずれ量を
読み出し、縦方向および横方向においてリセット位置に
あるレンズ支持枠30が可動中心位置にまで駆動される
よう、ずれ量に基づいて所定のパルス数を縦方向アクチ
ュエータ330および横方向アクチュエータ340にそ
れぞれ出力する。
101が接続されている。EEPROM101には、縦
方向および横方向のリセット位置と可動中心位置のずれ
量が予め記憶されている。上述のように設計上は、縦方
向リセット位置と縦方向可動中心位置は一致し、横方向
リセット位置と横方向可動中心位置は一致する。しかし
ながら、実際には双眼鏡の製造時の加工公差等により、
縦方向リセット位置と縦方向可動中心位置、及び横方向
リセット位置と横方向可動中心位置には差分が生じる。
そのため、EEPROM101に縦方向および横方向の
リセット位置と可動中心位置のずれ量を格納しておき、
制御手段100はEEPROM101からこのずれ量を
読み出し、縦方向および横方向においてリセット位置に
あるレンズ支持枠30が可動中心位置にまで駆動される
よう、ずれ量に基づいて所定のパルス数を縦方向アクチ
ュエータ330および横方向アクチュエータ340にそ
れぞれ出力する。
【0034】図6〜図10を用いて、第1実施形態の防
振処理の手順を説明する。尚、第1実施形態においてス
テッピングモータの1ステップに対応するレンズ支持枠
30の直動距離は約5μm(ミクロンメートル)であ
り、直動機構の嵌合遊びは約10μmである。従って、
嵌合遊びを解消するためには2ステップ、ステッピング
モータを駆動すればよい。尚、第1実施形態において、
この嵌合遊びを解消するためのステッピングモータの駆
動ステップ数は、上述のずれ量と同様EEPROM10
1に格納されており、後述するように、ステッピングモ
ータの駆動量を算出する際、適宜制御手段100により
読み出される。
振処理の手順を説明する。尚、第1実施形態においてス
テッピングモータの1ステップに対応するレンズ支持枠
30の直動距離は約5μm(ミクロンメートル)であ
り、直動機構の嵌合遊びは約10μmである。従って、
嵌合遊びを解消するためには2ステップ、ステッピング
モータを駆動すればよい。尚、第1実施形態において、
この嵌合遊びを解消するためのステッピングモータの駆
動ステップ数は、上述のずれ量と同様EEPROM10
1に格納されており、後述するように、ステッピングモ
ータの駆動量を算出する際、適宜制御手段100により
読み出される。
【0035】図6は第1実施形態の防振処理のメインル
ーチンを示すフローチャート、図7はメインルーチンに
おける双眼鏡の電源オフ時の処理手順を示すフローチャ
ート、図8はメインルーチンにおいて防振スイッチオフ
時の処理手順を示すフローチャートである。図6におい
て、双眼鏡の電源スイッチが投入され電源オンとなる
と、ステップS400において、EEPROM101か
らリセット位置と可動中心位置とのずれ量および、嵌合
遊びを解消するためのステッピングモータの駆動ステッ
プ数が読み出され、ステップS401で縦方向駆動枠3
01及び横方向駆動枠302がリセット位置に位置決め
されるよう縦方向アクチュエータ330のモータおよび
横方向アクチュエータ340のモータが駆動される。次
いで、ステップS402でリセット位置と可動中心位置
とのずれ量に基づいて縦方向アクチュエータ330のモ
ータおよび横方向アクチュエータ340のモータが駆動
され、レンズ支持枠30が縦方向可動中心位置まで駆動
されるとともに横方向可動中心位置まで駆動される。
ーチンを示すフローチャート、図7はメインルーチンに
おける双眼鏡の電源オフ時の処理手順を示すフローチャ
ート、図8はメインルーチンにおいて防振スイッチオフ
時の処理手順を示すフローチャートである。図6におい
て、双眼鏡の電源スイッチが投入され電源オンとなる
と、ステップS400において、EEPROM101か
らリセット位置と可動中心位置とのずれ量および、嵌合
遊びを解消するためのステッピングモータの駆動ステッ
プ数が読み出され、ステップS401で縦方向駆動枠3
01及び横方向駆動枠302がリセット位置に位置決め
されるよう縦方向アクチュエータ330のモータおよび
横方向アクチュエータ340のモータが駆動される。次
いで、ステップS402でリセット位置と可動中心位置
とのずれ量に基づいて縦方向アクチュエータ330のモ
ータおよび横方向アクチュエータ340のモータが駆動
され、レンズ支持枠30が縦方向可動中心位置まで駆動
されるとともに横方向可動中心位置まで駆動される。
【0036】ステップS403において、縦方向アクチ
ュエータ330のモータの回転方向を示すフラグF1お
よび横方向アクチュエータ340のモータの回転方向を
示すフラグF2に所定の値がセットされる。レンズ支持
枠30を縦方向可動中心位置まで駆動させるために、縦
方向アクチュエータ330のモータを図2において時計
回りに回転させレンズ支持枠30がy2方向(下方向、
すなわち負方向)に駆動された場合、フラグF1に「+
1」がセットされ、縦方向アクチュエータ330のモー
タを図2において反時計回りに回転させレンズ支持枠3
0がy1方向(上方向、すなわち正方向)に駆動された
場合、フラグF1に「−1」がセットされる。また、レ
ンズ支持枠30を横方向可動中心位置まで駆動させるた
めに、横方向アクチュエータ340のモータを図2にお
いて時計回りに回転させレンズ支持枠30がx2方向
(左方向、すなわち負方向)に駆動された場合、フラグ
F2に「+1」がセットされ、横方向アクチュエータ3
40のモータを図2において反時計回りに回転させレン
ズ支持枠30がx1方向(右方向、すなわち正方向)に
駆動された場合、フラグF2に「−1」がセットされ
る。
ュエータ330のモータの回転方向を示すフラグF1お
よび横方向アクチュエータ340のモータの回転方向を
示すフラグF2に所定の値がセットされる。レンズ支持
枠30を縦方向可動中心位置まで駆動させるために、縦
方向アクチュエータ330のモータを図2において時計
回りに回転させレンズ支持枠30がy2方向(下方向、
すなわち負方向)に駆動された場合、フラグF1に「+
1」がセットされ、縦方向アクチュエータ330のモー
タを図2において反時計回りに回転させレンズ支持枠3
0がy1方向(上方向、すなわち正方向)に駆動された
場合、フラグF1に「−1」がセットされる。また、レ
ンズ支持枠30を横方向可動中心位置まで駆動させるた
めに、横方向アクチュエータ340のモータを図2にお
いて時計回りに回転させレンズ支持枠30がx2方向
(左方向、すなわち負方向)に駆動された場合、フラグ
F2に「+1」がセットされ、横方向アクチュエータ3
40のモータを図2において反時計回りに回転させレン
ズ支持枠30がx1方向(右方向、すなわち正方向)に
駆動された場合、フラグF2に「−1」がセットされ
る。
【0037】次いでステップS404で電源スイッチの
状態を検出し、電源オフであれば図7のフローチャート
に示す処理へ進む。図7においてステップS411で縦
方向駆動枠301及び横方向駆動枠302がリセット位
置に位置決めされるよう縦方向アクチュエータ330の
モータおよび横方向アクチュエータ340のモータが駆
動される。次いでステップS412で、予めEEPRO
M101から読み出したリセット位置と可動中心位置と
のずれ量に基づいて縦方向アクチュエータ330のモー
タおよび横方向アクチュエータ340のモータを駆動
し、レンズ支持枠30を縦方向可動中心位置まで駆動さ
せるとともに横方向可動中心位置まで駆動させる。その
後、ステップS413において縦方向アクチュエータ3
30のモータおよび横方向アクチュエータ340のモー
タを停止し、ステップS414で電源の供給を停止し処
理を終了する。
状態を検出し、電源オフであれば図7のフローチャート
に示す処理へ進む。図7においてステップS411で縦
方向駆動枠301及び横方向駆動枠302がリセット位
置に位置決めされるよう縦方向アクチュエータ330の
モータおよび横方向アクチュエータ340のモータが駆
動される。次いでステップS412で、予めEEPRO
M101から読み出したリセット位置と可動中心位置と
のずれ量に基づいて縦方向アクチュエータ330のモー
タおよび横方向アクチュエータ340のモータを駆動
し、レンズ支持枠30を縦方向可動中心位置まで駆動さ
せるとともに横方向可動中心位置まで駆動させる。その
後、ステップS413において縦方向アクチュエータ3
30のモータおよび横方向アクチュエータ340のモー
タを停止し、ステップS414で電源の供給を停止し処
理を終了する。
【0038】一方、図6のステップS404で電源オン
の場合、ステップS405に進み防振スイッチが検出さ
れる。防振スイッチがオフの場合図8のフローチャート
に示す処理へ進み、オンの場合ステップS406へ進
む。
の場合、ステップS405に進み防振スイッチが検出さ
れる。防振スイッチがオフの場合図8のフローチャート
に示す処理へ進み、オンの場合ステップS406へ進
む。
【0039】図8において、ステップS421で縦方向
駆動枠301及び横方向駆動枠302がリセット位置に
位置決めされるよう縦方向アクチュエータ330のモー
タおよび横方向アクチュエータ340のモータが駆動さ
れ、次いでステップS422において、ステップS41
2と同様、縦方向アクチュエータ330のモータおよび
横方向アクチュエータ340のモータを駆動しレンズ支
持枠30を縦方向可動中心位置まで駆動させるとともに
横方向可動中心位置まで駆動させる。ステップS423
で、ステップS422においてレンズ支持枠30を縦方
向可動中心位置に駆動させるために駆動した縦方向アク
チュエータ330のモータの回転方向に応じて、フラグ
F1に値をセットする。同様にレンズ支持枠30を横方
向可動中心位置に駆動させるために駆動した横方向アク
チュエータ340のモータの回転方向に応じて、フラグ
F2に値をセットする。
駆動枠301及び横方向駆動枠302がリセット位置に
位置決めされるよう縦方向アクチュエータ330のモー
タおよび横方向アクチュエータ340のモータが駆動さ
れ、次いでステップS422において、ステップS41
2と同様、縦方向アクチュエータ330のモータおよび
横方向アクチュエータ340のモータを駆動しレンズ支
持枠30を縦方向可動中心位置まで駆動させるとともに
横方向可動中心位置まで駆動させる。ステップS423
で、ステップS422においてレンズ支持枠30を縦方
向可動中心位置に駆動させるために駆動した縦方向アク
チュエータ330のモータの回転方向に応じて、フラグ
F1に値をセットする。同様にレンズ支持枠30を横方
向可動中心位置に駆動させるために駆動した横方向アク
チュエータ340のモータの回転方向に応じて、フラグ
F2に値をセットする。
【0040】次いでステップS424で、縦方向アクチ
ュエータ330のモータおよび横方向アクチュエータ3
40のモータを停止し、ステップS425へ進む。ステ
ップS425で電源スイッチを検出し電源オフの場合、
図7のステップS411へ進み、上述の終了処理が行わ
れる。ステップS425で電源オンの場合、ステップS
426へ進み防振スイッチが検出される。防振スイッチ
がオフの場合、ステップS425へ戻り、オンの場合、
図6のステップS406へ進む。すなわち、電源スイッ
チがオフになるか若しくは防振スイッチがオンになるま
でステップS425、S426が繰り返される。
ュエータ330のモータおよび横方向アクチュエータ3
40のモータを停止し、ステップS425へ進む。ステ
ップS425で電源スイッチを検出し電源オフの場合、
図7のステップS411へ進み、上述の終了処理が行わ
れる。ステップS425で電源オンの場合、ステップS
426へ進み防振スイッチが検出される。防振スイッチ
がオフの場合、ステップS425へ戻り、オンの場合、
図6のステップS406へ進む。すなわち、電源スイッ
チがオフになるか若しくは防振スイッチがオンになるま
でステップS425、S426が繰り返される。
【0041】図6のステップS405あるいは図8のス
テップS426で防振スイッチがオンの場合、図6のス
テップS406へ進む。ステップS406では、縦方向
カウンタおよび横方向カウンタに「0」がセットされ
る。縦方向カウンタに格納される値は、縦方向アクチュ
エータ330のモータがy2方向に駆動されるとそのス
テップ数が加算され、y1方向に駆動されるとそのステ
ップ数が減算される。横方向カウンタに格納される値
は、横方向アクチュエータ340のモータがx2方向に
駆動されるとそのステップ数が加算され、x1方向に駆
動されるとそのステップ数が減算される。
テップS426で防振スイッチがオンの場合、図6のス
テップS406へ進む。ステップS406では、縦方向
カウンタおよび横方向カウンタに「0」がセットされ
る。縦方向カウンタに格納される値は、縦方向アクチュ
エータ330のモータがy2方向に駆動されるとそのス
テップ数が加算され、y1方向に駆動されるとそのステ
ップ数が減算される。横方向カウンタに格納される値
は、横方向アクチュエータ340のモータがx2方向に
駆動されるとそのステップ数が加算され、x1方向に駆
動されるとそのステップ数が減算される。
【0042】次いでステップS407で縦方向防振処理
が行われ、ステップS408で横方向防振処理が行われ
る。ステップS409では所定時間が経過したか否かが
判断され、所定時間が経過するまではステップS409
の処理が繰り返し行われ、所定時間が経過したらステッ
プS404からの処理が行われる。従って、防振処理が
一定のタイミングで行われる。第1実施形態では、所定
時間を1ms(ミリ秒)とする。
が行われ、ステップS408で横方向防振処理が行われ
る。ステップS409では所定時間が経過したか否かが
判断され、所定時間が経過するまではステップS409
の処理が繰り返し行われ、所定時間が経過したらステッ
プS404からの処理が行われる。従って、防振処理が
一定のタイミングで行われる。第1実施形態では、所定
時間を1ms(ミリ秒)とする。
【0043】図9および図10は、図6のステップS4
07で行われる縦方向防振処理の処理手順を示すフロー
チャートである。ステップS501で、制御手段100
に入力される縦方向角速度信号をAD変換してデジタル
データを得る。次いでステップS502で、デジタルデ
ータを積分演算して縦方向角変位信号を算出し、ステッ
プS503で縦方向角変位信号に基づいて縦方向アクチ
ュエータ330のモータを駆動するパルスカウント数、
すなわち縦方向アクチュエータ330のモータを駆動す
べきステップ数を算出する。パルスカウント数には、縦
方向アクチュエータ330のモータを図2において時計
回りに回転させる場合、プラス(+)の符号が付けら
れ、反時計回りに回転させる場合、マイナス(−)の符
号が付けられる。
07で行われる縦方向防振処理の処理手順を示すフロー
チャートである。ステップS501で、制御手段100
に入力される縦方向角速度信号をAD変換してデジタル
データを得る。次いでステップS502で、デジタルデ
ータを積分演算して縦方向角変位信号を算出し、ステッ
プS503で縦方向角変位信号に基づいて縦方向アクチ
ュエータ330のモータを駆動するパルスカウント数、
すなわち縦方向アクチュエータ330のモータを駆動す
べきステップ数を算出する。パルスカウント数には、縦
方向アクチュエータ330のモータを図2において時計
回りに回転させる場合、プラス(+)の符号が付けら
れ、反時計回りに回転させる場合、マイナス(−)の符
号が付けられる。
【0044】ステップS504において、ステップS5
03で算出されたパルスカウント数が「0」か否かが判
断される。パルスカウント数が「0」の場合は、双眼鏡
の像振れが発生していない状態なので防振処理を終了
し、図6のステップS408へ進む。パルスカウント数
が「0」でない場合は、図10のフローチャートのステ
ップS505へ進む。
03で算出されたパルスカウント数が「0」か否かが判
断される。パルスカウント数が「0」の場合は、双眼鏡
の像振れが発生していない状態なので防振処理を終了
し、図6のステップS408へ進む。パルスカウント数
が「0」でない場合は、図10のフローチャートのステ
ップS505へ進む。
【0045】ステップS505ではパルスカウント数が
正か負かが判断される。パルスカウント数が正の場合、
すなわち縦方向アクチュエータ330のモータを時計回
りに回転させる場合、ステップS506に進み、パルス
カウント数が負の場合、すなわち縦方向アクチュエータ
330のモータを反時計回りに回転させる場合、ステッ
プS512に進む。
正か負かが判断される。パルスカウント数が正の場合、
すなわち縦方向アクチュエータ330のモータを時計回
りに回転させる場合、ステップS506に進み、パルス
カウント数が負の場合、すなわち縦方向アクチュエータ
330のモータを反時計回りに回転させる場合、ステッ
プS512に進む。
【0046】ステップS506ではフラグF1の値が
「−1」か否かが判断され、「−1」であればステップ
S507へ進む。上述のように、フラグF1に「−1」
がセットされている場合とは、縦方向アクチュエータ3
30のモータが既に反時計回りに回転され、レンズ支持
枠30がy1方向(上方向)に駆動されている場合であ
る。さらに、ステップS505で判断したように、現時
点では縦方向アクチュエータ330のモータを時計回り
に回転させる。すなわち、縦方向アクチュエータ330
のモータの回転方向を反転させることになるので、縦方
向直動機構332の嵌合遊び(バックラッシュ)を吸収
しなければならない。従って、ステップS400(図6
参照)においてEEPROM101から読み出した、嵌
合遊びを解消するためのステッピングモータの駆動ステ
ップ数に基づいて、ステップS507においてパルスカ
ウント数に「2」加算する。また、縦方向アクチュエー
タ330のモータを時計回りに回転させるので、ステッ
プS508でフラグF1に「+1」をセットし、ステッ
プS509へ進む。
「−1」か否かが判断され、「−1」であればステップ
S507へ進む。上述のように、フラグF1に「−1」
がセットされている場合とは、縦方向アクチュエータ3
30のモータが既に反時計回りに回転され、レンズ支持
枠30がy1方向(上方向)に駆動されている場合であ
る。さらに、ステップS505で判断したように、現時
点では縦方向アクチュエータ330のモータを時計回り
に回転させる。すなわち、縦方向アクチュエータ330
のモータの回転方向を反転させることになるので、縦方
向直動機構332の嵌合遊び(バックラッシュ)を吸収
しなければならない。従って、ステップS400(図6
参照)においてEEPROM101から読み出した、嵌
合遊びを解消するためのステッピングモータの駆動ステ
ップ数に基づいて、ステップS507においてパルスカ
ウント数に「2」加算する。また、縦方向アクチュエー
タ330のモータを時計回りに回転させるので、ステッ
プS508でフラグF1に「+1」をセットし、ステッ
プS509へ進む。
【0047】ステップS509では縦方向アクチュエー
タ330のモータが時計回りに1ステップ駆動され、ス
テップS510で縦方向カウンタの値に「+1」加算さ
れる。次いで、ステップS511でパルスカウント数と
縦方向カウンタの値が一致しているか否かが判断され
る。一致していない場合はステップS509へ戻る。す
なわち、パルスカウント数と縦方向カウンタの値が一致
するまで、縦方向アクチュエータ330のモータの時計
回りの1ステップの駆動、および1ステップの駆動に対
応した縦方向カウンタの加算が繰り返される。パルスカ
ウント数と縦方向カウンタの値が一致する場合とは、縦
方向アクチュエータ330のモータがパルスカウント数
のステップ数だけ駆動され、それに対応するy2方向へ
のレンズ支持枠30の駆動により縦方向の防振処理が完
了した場合である。従って、図6のフローチャートのス
テップS408へ進む。
タ330のモータが時計回りに1ステップ駆動され、ス
テップS510で縦方向カウンタの値に「+1」加算さ
れる。次いで、ステップS511でパルスカウント数と
縦方向カウンタの値が一致しているか否かが判断され
る。一致していない場合はステップS509へ戻る。す
なわち、パルスカウント数と縦方向カウンタの値が一致
するまで、縦方向アクチュエータ330のモータの時計
回りの1ステップの駆動、および1ステップの駆動に対
応した縦方向カウンタの加算が繰り返される。パルスカ
ウント数と縦方向カウンタの値が一致する場合とは、縦
方向アクチュエータ330のモータがパルスカウント数
のステップ数だけ駆動され、それに対応するy2方向へ
のレンズ支持枠30の駆動により縦方向の防振処理が完
了した場合である。従って、図6のフローチャートのス
テップS408へ進む。
【0048】一方、ステップS506においてフラグF
1の値が「+1」がセットされている場合とは、縦方向
アクチュエータ330のモータが既に時計回りに回転さ
れ、レンズ支持枠30がy2方向(下方向)に駆動され
ている場合である。上述のように、現時点では縦方向ア
クチュエータ330のモータを時計回りに回転させる。
すなわち、縦方向アクチュエータ330のモータをそれ
までの回転方向と同一方向に回転させることになるの
で、縦方向直動機構332の嵌合遊びを解消する必要は
ない。従って、ステップS507およびS508の処理
は行わずにステップS509へ進む。
1の値が「+1」がセットされている場合とは、縦方向
アクチュエータ330のモータが既に時計回りに回転さ
れ、レンズ支持枠30がy2方向(下方向)に駆動され
ている場合である。上述のように、現時点では縦方向ア
クチュエータ330のモータを時計回りに回転させる。
すなわち、縦方向アクチュエータ330のモータをそれ
までの回転方向と同一方向に回転させることになるの
で、縦方向直動機構332の嵌合遊びを解消する必要は
ない。従って、ステップS507およびS508の処理
は行わずにステップS509へ進む。
【0049】ステップS505においてパルスカウント
数が負の場合、すなわち縦方向アクチュエータ330の
モータを反時計回りに回転させる場合、ステップS51
2に進み、フラグF1の値が「+1」か否かが判断され
る。上述のように、フラグF1に「+1」がセットされ
ている場合とは、縦方向アクチュエータ330のモータ
が既に時計回りに回転され、レンズ支持枠30がy2方
向(下方向)に駆動されている場合である。さらに、ス
テップS505で判断したように、現時点では縦方向ア
クチュエータ330のモータを反時計回りに回転させ
る。すなわち、縦方向アクチュエータ330のモータの
回転方向を反転させることになるので、縦方向直動機構
332の嵌合遊び(バックラッシュ)を解消しなければ
ならない。従って、ステップS400(図6参照)にお
いてEEPROM101から読み出した、嵌合遊びを解
消するためのステッピングモータの駆動ステップ数に基
づいて、ステップS513においてパルスカウント数か
ら「2」を減算する。また、縦方向アクチュエータ33
0のモータを反時計回りに回転させるので、ステップS
514でフラグF1に「−1」をセットし、ステップS
515へ進む。
数が負の場合、すなわち縦方向アクチュエータ330の
モータを反時計回りに回転させる場合、ステップS51
2に進み、フラグF1の値が「+1」か否かが判断され
る。上述のように、フラグF1に「+1」がセットされ
ている場合とは、縦方向アクチュエータ330のモータ
が既に時計回りに回転され、レンズ支持枠30がy2方
向(下方向)に駆動されている場合である。さらに、ス
テップS505で判断したように、現時点では縦方向ア
クチュエータ330のモータを反時計回りに回転させ
る。すなわち、縦方向アクチュエータ330のモータの
回転方向を反転させることになるので、縦方向直動機構
332の嵌合遊び(バックラッシュ)を解消しなければ
ならない。従って、ステップS400(図6参照)にお
いてEEPROM101から読み出した、嵌合遊びを解
消するためのステッピングモータの駆動ステップ数に基
づいて、ステップS513においてパルスカウント数か
ら「2」を減算する。また、縦方向アクチュエータ33
0のモータを反時計回りに回転させるので、ステップS
514でフラグF1に「−1」をセットし、ステップS
515へ進む。
【0050】ステップS515では縦方向アクチュエー
タ330のモータが反時計回りに1ステップ駆動され、
ステップS516で縦方向カウンタの値から「1」減算
される。次いで、ステップS517でパルスカウント数
と縦方向カウンタの値が一致しているか否かが判断され
る。一致していない場合はステップS515へ戻る。す
なわち、パルスカウント数と縦方向カウンタの値が一致
するまで、縦方向アクチュエータ330のモータの反時
計回りの1ステップの駆動、および1ステップの駆動に
対応した縦方向カウンタの減算が繰り返される。パルス
カウント数と縦方向カウンタの値が一致する場合とは、
縦方向アクチュエータ330のモータがパルスカウント
数のステップ数だけ駆動され、それに対応するy1方向
へのレンズ支持枠30の駆動により縦方向の防振処理が
完了した場合である。従って、図6のフローチャートの
ステップS408へ進む。
タ330のモータが反時計回りに1ステップ駆動され、
ステップS516で縦方向カウンタの値から「1」減算
される。次いで、ステップS517でパルスカウント数
と縦方向カウンタの値が一致しているか否かが判断され
る。一致していない場合はステップS515へ戻る。す
なわち、パルスカウント数と縦方向カウンタの値が一致
するまで、縦方向アクチュエータ330のモータの反時
計回りの1ステップの駆動、および1ステップの駆動に
対応した縦方向カウンタの減算が繰り返される。パルス
カウント数と縦方向カウンタの値が一致する場合とは、
縦方向アクチュエータ330のモータがパルスカウント
数のステップ数だけ駆動され、それに対応するy1方向
へのレンズ支持枠30の駆動により縦方向の防振処理が
完了した場合である。従って、図6のフローチャートの
ステップS408へ進む。
【0051】一方、ステップS512においてフラグF
1の値が「−1」がセットされている場合とは、縦方向
アクチュエータ330のモータが既に反時計回りに回転
され、レンズ支持枠30がy1方向(上方向)に駆動さ
れている場合である。上述のように、現時点では縦方向
アクチュエータ330のモータを反時計回りに回転させ
る。すなわち、縦方向アクチュエータ330のモータを
それまでの回転方向と同一方向に回転させることになる
ので、縦方向直動機構332の嵌合遊びを解消する必要
はない。従って、ステップS513およびS514の処
理は行わずにステップS515へ進む。
1の値が「−1」がセットされている場合とは、縦方向
アクチュエータ330のモータが既に反時計回りに回転
され、レンズ支持枠30がy1方向(上方向)に駆動さ
れている場合である。上述のように、現時点では縦方向
アクチュエータ330のモータを反時計回りに回転させ
る。すなわち、縦方向アクチュエータ330のモータを
それまでの回転方向と同一方向に回転させることになる
ので、縦方向直動機構332の嵌合遊びを解消する必要
はない。従って、ステップS513およびS514の処
理は行わずにステップS515へ進む。
【0052】以上のように、縦方向アクチュエータ33
0のモータのそれまでの回転方向を記憶しておき、防振
処理を行うための縦方向アクチュエータ330のモータ
の回転方向がそれまでの回転方向と同一なのか反転なの
かを判断する。回転方向が同一の場合は制御手段100
により算出されたパルスカウント数分だけ縦方向アクチ
ュエータ330のモータを駆動する。回転方向が反転の
場合は縦方向直動機構332の嵌合遊びを解消するのに
必要な駆動が含まれるようパルスカウント数を調整した
上で縦方向アクチュエータ330のモータを駆動する。
また、図6(ステップS406、S407)、図9(ス
テップS504)、図10(ステップS511、S51
7)から理解されるように、本実施形態における防振駆
動処理では、前回駆動した補正レンズの位置から今回算
出された補正レンズの目標レンズ位置までの相対的な駆
動量分を駆動する動作を駆動制御の単位処理とし、この
単位処理を繰り返して補正レンズを実時間で駆動してい
る。
0のモータのそれまでの回転方向を記憶しておき、防振
処理を行うための縦方向アクチュエータ330のモータ
の回転方向がそれまでの回転方向と同一なのか反転なの
かを判断する。回転方向が同一の場合は制御手段100
により算出されたパルスカウント数分だけ縦方向アクチ
ュエータ330のモータを駆動する。回転方向が反転の
場合は縦方向直動機構332の嵌合遊びを解消するのに
必要な駆動が含まれるようパルスカウント数を調整した
上で縦方向アクチュエータ330のモータを駆動する。
また、図6(ステップS406、S407)、図9(ス
テップS504)、図10(ステップS511、S51
7)から理解されるように、本実施形態における防振駆
動処理では、前回駆動した補正レンズの位置から今回算
出された補正レンズの目標レンズ位置までの相対的な駆
動量分を駆動する動作を駆動制御の単位処理とし、この
単位処理を繰り返して補正レンズを実時間で駆動してい
る。
【0053】図6においてステップS407の縦方向防
振処理が終了すると、次いでステップS408で横方向
防振処理が行われる。図11および図12に示すよう
に、横方向防振処理は縦方向防振処理と同様に行われ
る。横方向角速度センサから出力された横方向角速度信
号をA/D変換し(S601)、積分演算を行って横方
向角変位信号を算出する(S602)。横方向角変位信
号に基づいてパルスカウント数を算出する(S60
3)。尚、横方向防振処理における横方向アクチュエー
タ340のモータのパルスカウント数は、時計回りに回
転させる場合にプラスの符号を付け、反時計回りに回転
させる場合にマイナスの符号を付ける。
振処理が終了すると、次いでステップS408で横方向
防振処理が行われる。図11および図12に示すよう
に、横方向防振処理は縦方向防振処理と同様に行われ
る。横方向角速度センサから出力された横方向角速度信
号をA/D変換し(S601)、積分演算を行って横方
向角変位信号を算出する(S602)。横方向角変位信
号に基づいてパルスカウント数を算出する(S60
3)。尚、横方向防振処理における横方向アクチュエー
タ340のモータのパルスカウント数は、時計回りに回
転させる場合にプラスの符号を付け、反時計回りに回転
させる場合にマイナスの符号を付ける。
【0054】また、横方向アクチュエータ340のモー
タのそれまでの回転方向を示すデータをフラグF2に格
納しておく。フラグF2の値が「+1」の場合、横方向
アクチュエータ340のモータは既にx2方向(左方
向、図2参照)に回転していたことを示し、「−1」の
場合は既にx1方向(右方向、図2参照)に回転してい
たことを示す。
タのそれまでの回転方向を示すデータをフラグF2に格
納しておく。フラグF2の値が「+1」の場合、横方向
アクチュエータ340のモータは既にx2方向(左方
向、図2参照)に回転していたことを示し、「−1」の
場合は既にx1方向(右方向、図2参照)に回転してい
たことを示す。
【0055】フラグF2の値とパルスカウント数の符号
を比較することにより(S605、S606、S61
2)、横方向防振処理のために駆動される横方向アクチ
ュエータ340のモータの回転方向がそれまでの回転方
向と同一なのか反転なのかを判断する。縦方向防振処理
と同様、回転方向が同一の場合は制御手段100により
算出されたパルスカウント数分だけ横方向アクチュエー
タ340のモータを駆動し、回転方向が反転の場合は横
方向直動機構342の嵌合遊びを解消するのに必要な駆
動が含まれるようパルスカウント数を調整した上で(S
607、S613)、横方向アクチュエータ340のモ
ータを駆動する。
を比較することにより(S605、S606、S61
2)、横方向防振処理のために駆動される横方向アクチ
ュエータ340のモータの回転方向がそれまでの回転方
向と同一なのか反転なのかを判断する。縦方向防振処理
と同様、回転方向が同一の場合は制御手段100により
算出されたパルスカウント数分だけ横方向アクチュエー
タ340のモータを駆動し、回転方向が反転の場合は横
方向直動機構342の嵌合遊びを解消するのに必要な駆
動が含まれるようパルスカウント数を調整した上で(S
607、S613)、横方向アクチュエータ340のモ
ータを駆動する。
【0056】以上のように、第1実施形態によれば、防
振処理を行うために駆動される縦方向アクチュエータ3
30のモータ若しくは横方向アクチュエータ340のモ
ータの回転方向が反転の場合、縦方向直動機構332、
横方向直動機構342の嵌合遊びを解消するのに必要な
駆動が含まれるようパルスカウント数が調整される。そ
の結果、ステッピングモータが駆動されているにもかか
わらずその回転運動が直動機構の嵌合遊びを解消するの
に費やされ、実際に駆動されるレンズ支持枠30の移動
距離が防振処理のために本来レンズ支持枠30を駆動し
なければならない移動距離に満たない、という現象が防
止される。従って、防振処理が正確に行える。
振処理を行うために駆動される縦方向アクチュエータ3
30のモータ若しくは横方向アクチュエータ340のモ
ータの回転方向が反転の場合、縦方向直動機構332、
横方向直動機構342の嵌合遊びを解消するのに必要な
駆動が含まれるようパルスカウント数が調整される。そ
の結果、ステッピングモータが駆動されているにもかか
わらずその回転運動が直動機構の嵌合遊びを解消するの
に費やされ、実際に駆動されるレンズ支持枠30の移動
距離が防振処理のために本来レンズ支持枠30を駆動し
なければならない移動距離に満たない、という現象が防
止される。従って、防振処理が正確に行える。
【0057】図13は、本発明に係る第2実施形態が適
用されるレンズ支持枠30の正面図である。図13にお
いて、第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付し
てある。第2実施形態のレンズ支持枠30の、双眼鏡に
おける他の光学系との位置関係は第1実施形態と同様で
ある。図13はレンズ支持枠30を第1および第2の対
物レンズ21、22の側から見た場合を示している。ま
た、図14は図13の線B−B矢視断面図である。
用されるレンズ支持枠30の正面図である。図13にお
いて、第1実施形態と同一の部材には同一の符号を付し
てある。第2実施形態のレンズ支持枠30の、双眼鏡に
おける他の光学系との位置関係は第1実施形態と同様で
ある。図13はレンズ支持枠30を第1および第2の対
物レンズ21、22の側から見た場合を示している。ま
た、図14は図13の線B−B矢視断面図である。
【0058】第1および第2の正立プリズム41、42
側において補正レンズ31、32の間には、縦方向アク
チュエータ370が配設されている。縦方向アクチュエ
ータ370はステッピングモータであり、第1の固定部
材374によりフランジ1aに固定されている。縦方向
直動機構372は、縦方向アクチュエータ370の回転
軸371に設けられた雄ネジ372aと、雄ネジ372
aに噛合するナット372bと、ナット372bを縦方
向駆動枠301に固定する金具372cから成る。縦方
向駆動枠301の下端部近傍において第1および第2の
対物レンズ21、22側には、横方向アクチュエータ3
80が配設されている。横方向アクチュエータ380は
ステッピングモータであり、第2の固定部材384によ
り縦方向駆動枠301に固定されている。横方向直動機
構382は、横方向アクチュエータ380の回転軸38
1に設けられた雄ネジ382aと、雄ネジ382aに噛
合するナット382bと、ナット382bを横方向駆動
枠302に固定する金具382cから成る。
側において補正レンズ31、32の間には、縦方向アク
チュエータ370が配設されている。縦方向アクチュエ
ータ370はステッピングモータであり、第1の固定部
材374によりフランジ1aに固定されている。縦方向
直動機構372は、縦方向アクチュエータ370の回転
軸371に設けられた雄ネジ372aと、雄ネジ372
aに噛合するナット372bと、ナット372bを縦方
向駆動枠301に固定する金具372cから成る。縦方
向駆動枠301の下端部近傍において第1および第2の
対物レンズ21、22側には、横方向アクチュエータ3
80が配設されている。横方向アクチュエータ380は
ステッピングモータであり、第2の固定部材384によ
り縦方向駆動枠301に固定されている。横方向直動機
構382は、横方向アクチュエータ380の回転軸38
1に設けられた雄ネジ382aと、雄ネジ382aに噛
合するナット382bと、ナット382bを横方向駆動
枠302に固定する金具382cから成る。
【0059】第1実施形態と同様、縦方向直動機構37
2により縦方向アクチュエータ370の回転運動は縦方
向の直線運動に変換され、横方向直動機構382により
横方向アクチュエータ380の回転運動は横方向の直線
運動に変換される。直動機構を除く他の部材の構成は第
1実施形態と同様であり、また、防振処理の処理手順も
同一である。
2により縦方向アクチュエータ370の回転運動は縦方
向の直線運動に変換され、横方向直動機構382により
横方向アクチュエータ380の回転運動は横方向の直線
運動に変換される。直動機構を除く他の部材の構成は第
1実施形態と同様であり、また、防振処理の処理手順も
同一である。
【0060】第1および第2実施形態によれば、縦方向
駆動枠301を双眼鏡本体に一体的に形成されたフラン
ジ1aにより支持している。すなわち、双眼鏡本体に縦
方向駆動枠301を支持する機能を持たせているため、
部品点数の低減が図られている。
駆動枠301を双眼鏡本体に一体的に形成されたフラン
ジ1aにより支持している。すなわち、双眼鏡本体に縦
方向駆動枠301を支持する機能を持たせているため、
部品点数の低減が図られている。
【0061】また、第1および第2実施形態によれば、
縦方向および横方向のリセット位置と可動中心位置のず
れ量と、嵌合遊びを解消するためのステッピングモータ
の駆動ステップ数をEEPROMに格納している。すな
わち、双眼鏡毎に個体差のあるこれらの値を、製造時の
検査により算出した上で各双眼鏡毎にセットすることが
できる。また、双眼鏡の経年的な使用によりこれらの値
に変化が生じても適宜値を書き換えることができる。
縦方向および横方向のリセット位置と可動中心位置のず
れ量と、嵌合遊びを解消するためのステッピングモータ
の駆動ステップ数をEEPROMに格納している。すな
わち、双眼鏡毎に個体差のあるこれらの値を、製造時の
検査により算出した上で各双眼鏡毎にセットすることが
できる。また、双眼鏡の経年的な使用によりこれらの値
に変化が生じても適宜値を書き換えることができる。
【0062】尚、第1および第2実施形態において、フ
ランジ1aは内壁1に一体化された構成を有しているが
これに限るものではなく、双眼鏡本体に着脱可能な外枠
部材としてもよい。
ランジ1aは内壁1に一体化された構成を有しているが
これに限るものではなく、双眼鏡本体に着脱可能な外枠
部材としてもよい。
【0063】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、直動機構
の嵌合遊びに影響されることなく、正確に補正光学系を
駆動できる防振装置を得ることができる。
の嵌合遊びに影響されることなく、正確に補正光学系を
駆動できる防振装置を得ることができる。
【図1】本発明の第1実施形態が適用される双眼鏡の各
光学系の位置関係を模式的に示す図である。
光学系の位置関係を模式的に示す図である。
【図2】第1実施形態のレンズ支持枠の正面図である。
【図3】第1実施形態のレンズ支持枠の保持部材の断面
図である。
図である。
【図4】第1実施形態のレンズ支持枠の断面図である。
【図5】第1実施形態の防振装置のブロック図である。
【図6】第1実施形態の防振処理のメインルーチンのフ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図7】メインルーチンにおける電源オフ時の処理手順
を示すフローチャートである。
を示すフローチャートである。
【図8】メインルーチンにおける防振スイッチオフ時の
処理手順を示すフローチャートである。
処理手順を示すフローチャートである。
【図9】縦方向防振処理の処理手順を示すフローチャー
トである。
トである。
【図10】縦方向防振処理の処理手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図11】横方向防振処理の処理手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図12】横方向防振処理の処理手順を示すフローチャ
ートである。
ートである。
【図13】本発明の第2実施形態のレンズ支持枠の正面
図である。
図である。
【図14】第2実施形態のレンズ支持枠の断面図であ
る。
る。
21、22 対物レンズ 30 レンズ支持枠 31、32 補正レンズ 41、42 正立プリズム 51、52 接眼レンズ 310、320 保持部材 311、321 ビス 322 ナット 313、323 ワッシャ 330、370 縦方向アクチュエータ 332、372 縦方向直動機構 340、380 横方向アクチュエータ 342、382 横方向直動機構
Claims (8)
- 【請求項1】 光学器械のぶれ量を検出するぶれ検出手
段と、 前記光学器械のぶれによる像振れを補正する補正光学系
と、 アクチュエータと前記アクチュエータの運動を前記補正
光学系に伝達する伝達機構とを有し、前記補正光学系の
光軸に直交する平面内において所定の軸に沿って前記補
正光学系を移動させる駆動手段と、 前記ぶれ検出手段から出力されるぶれ量と前記補正光学
系の位置との差分が相殺されるよう前記駆動手段を駆動
させる制御手段とを備え、 前記差分を相殺すべく前記補正光学系が新たに駆動され
る方向が前回の駆動方向とは逆の方向である場合、前記
伝達機構の嵌合遊びが吸収されかつ前記差分が相殺され
るよう、前記制御手段が前記駆動手段を駆動させること
を特徴とする防振装置。 - 【請求項2】 さらに、前記伝達機構の嵌合遊びを吸収
するために必要な前記アクチュエータの駆動量が格納さ
れた記憶手段を備え、前記補正光学系がそれまでの駆動
方向とは逆の方向に駆動される場合、前記制御手段は、
前記記憶手段に格納された前記駆動量を読み出し、前記
差分を相殺するための前記アクチュエータの駆動量に前
記記憶手段から読み出した前記駆動量を駆動方向に応じ
て加算若しくは減算することを特徴とする請求項1に記
載の防振装置。 - 【請求項3】 前記制御手段において、前記前回の駆動
方向が前記所定の軸に沿った第1の方向であり、前記新
たに駆動される方向が前記所定の軸に沿って前記第1の
方向と180度反対に延びる第2の方向である場合、前
記記憶手段から読み出した前記駆動量を、前記差分を相
殺するための前記アクチュエータの駆動量に加算し、前
記前回の駆動方向が前記第2の方向であり、前記新たに
駆動される方向が前記第1の方向である場合、前記記憶
手段から読み出した前記駆動量を、前記差分を相殺する
ための前記アクチュエータの駆動量から減算することを
特徴とする請求項2に記載の防振装置。 - 【請求項4】 前記記憶手段がEEPROMであること
を特徴とする請求項2に記載の防振装置。 - 【請求項5】 前記アクチュエータがステッピングモー
ターであることを特徴とする請求項1に記載の防振装
置。 - 【請求項6】 前記ステッピングモータの回転運動が前
記伝達機構により前記補正光学系を駆動する直線運動に
変換されることを特徴とする請求項5に記載の防振装
置。 - 【請求項7】 前記伝達機構が、前記ステッピングモー
タの回転軸に軸支された歯車と、前記補正光学系の支持
部材に固定され前記歯車と噛合するラック部材とを有す
ることを特徴とする請求項6に記載の防振装置。 - 【請求項8】 前記伝達機構が、前記ステッピングモー
タの回転軸の先端に設けられたネジ部と、前記補正光学
系の支持部材に固定され前記ネジ部と嵌合するナット部
とを有することを特徴とする請求項6に記載の防振装
置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10144371A JPH11337993A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 防振装置 |
| DE19924070A DE19924070B4 (de) | 1998-05-26 | 1999-05-26 | Zitterkompensationseinrichtung für ein optisches Instrument |
| US09/318,758 US6208464B1 (en) | 1998-05-26 | 1999-05-26 | Tremble preventing device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10144371A JPH11337993A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 防振装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11337993A true JPH11337993A (ja) | 1999-12-10 |
Family
ID=15360572
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10144371A Pending JPH11337993A (ja) | 1998-05-26 | 1998-05-26 | 防振装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6208464B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11337993A (ja) |
| DE (1) | DE19924070B4 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001305434A (ja) * | 2000-04-18 | 2001-10-31 | Asahi Optical Co Ltd | 像振れ補正装置 |
| JP2009217051A (ja) * | 2008-03-11 | 2009-09-24 | Sony Corp | カメラ装置及びレンズ鏡筒装置 |
| JP2010204476A (ja) * | 2009-03-04 | 2010-09-16 | Sony Corp | 像ぶれ補正装置及び撮像装置 |
| CN114616819A (zh) * | 2019-10-29 | 2022-06-10 | 富士胶片株式会社 | 摄像支援装置、摄像装置、摄像系统、摄像支援系统、摄像支援方法及程序 |
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|---|---|---|---|---|
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| US7064811B2 (en) * | 2004-05-20 | 2006-06-20 | Siemens Power Generation, Inc. | Imaging rotating turbine blades in a gas turbine engine |
| US7934831B2 (en) * | 2005-03-21 | 2011-05-03 | Quexta Inc. | Low inventory method of making eyeglasses |
| US7717552B2 (en) * | 2005-03-21 | 2010-05-18 | Quexta, Inc. | Adjustable focus eyeglasses with pivot adjustments |
| WO2006102365A2 (en) * | 2005-03-21 | 2006-09-28 | Brett Spivey | Adjustable focus lenses |
| US7372646B2 (en) * | 2005-03-21 | 2008-05-13 | Brett Spivey | Adjustable focus lens system |
| JP7328006B2 (ja) * | 2019-05-28 | 2023-08-16 | キヤノン株式会社 | 光学機器 |
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| JPH06308431A (ja) | 1993-04-23 | 1994-11-04 | Fuji Photo Optical Co Ltd | 像安定化装置 |
| JP3590461B2 (ja) | 1995-08-22 | 2004-11-17 | ペンタックス株式会社 | 双眼鏡の防振装置 |
| US5696999A (en) * | 1995-09-12 | 1997-12-09 | Nikon Corporation | Image vibration reduction device |
| JPH1020213A (ja) | 1996-07-03 | 1998-01-23 | Nikon Corp | 手振れ補正機構付き双眼鏡 |
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-
1998
- 1998-05-26 JP JP10144371A patent/JPH11337993A/ja active Pending
-
1999
- 1999-05-26 US US09/318,758 patent/US6208464B1/en not_active Expired - Fee Related
- 1999-05-26 DE DE19924070A patent/DE19924070B4/de not_active Expired - Fee Related
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| US11917297B2 (en) | 2019-10-29 | 2024-02-27 | Fujifilm Corporation | Imaging support device, imaging apparatus, imaging system, imaging support system, imaging support method, and program |
| CN114616819B (zh) * | 2019-10-29 | 2024-03-12 | 富士胶片株式会社 | 摄像支援装置、摄像装置、摄像系统、摄像支援系统、摄像支援方法及存储介质 |
Also Published As
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|---|---|
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| US6208464B1 (en) | 2001-03-27 |
| DE19924070B4 (de) | 2005-06-09 |
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