JPH11342534A - 熱可塑性樹脂フィルムの表面処理方法 - Google Patents
熱可塑性樹脂フィルムの表面処理方法Info
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- JPH11342534A JPH11342534A JP10164464A JP16446498A JPH11342534A JP H11342534 A JPH11342534 A JP H11342534A JP 10164464 A JP10164464 A JP 10164464A JP 16446498 A JP16446498 A JP 16446498A JP H11342534 A JPH11342534 A JP H11342534A
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Abstract
いて、表面着色剤の塗工面に着色斑が少ない熱可塑性樹
脂フィルムの提供する。 【解決手段】 熱可塑性樹脂フィルム(i )の表面を酸
化処理した後、表面改質剤を塗布し、次いで延伸するこ
とを特徴とする熱可塑性樹脂フィルム(i )の表面処理
方法。 【効果】 本発明により得られる熱可塑性樹脂フィルム
は、捺染による着色や印画、ポスター用紙、ステッカー
や装飾品などの用紙として有用である。
Description
ムの表面に特定の酸化処理を行った後、塗布皮膜を形成
せしめ、ついで少なくとも一方向に延伸を行うことによ
り、水性染料による捺染の着色性が良好な熱可塑性樹脂
フィルムを得るための表面処理方法に関するものであ
る。本発明により得られる熱可塑性樹脂フィルムは、捺
染による着色や印画、ポスター用紙、ステッカーや装飾
品などの用紙として有用である。
用容器に貼着されるラベルとしては、該ステッカーやラ
ベル用紙であるコート紙の耐水性が乏しいので、それを
補強するために、該コート紙の表面を更にポリエステル
フィルムで被覆したコート紙が用いられていた。近年、
この様なラベル用紙として耐水性が良好な熱可塑性樹脂
フィルム、なかでもポリオレフィン系合成紙が上記ポリ
エステルフィルム被覆コート紙に代替する有望な素材と
して注目されている。この様な樹脂フィルムは、公知の
ものであり、その詳細については、例えば特公昭46−
40794号、特公昭49−1782号、特開昭56−
118437号、特開昭57−12642号及び特開昭
57−56224号の各公報等を参照することができ
る。
は、その原料であるポリオレフィンが無極性であること
から、印刷性及び加工性において必ずしも満足すべきも
のでなく、そのために、適当な表面処理を施してから使
用するのが普通である。この様な表面処理の一つとし
て、ポリオレフィン合成紙の製造時に延伸前のフィルム
表面にコロナ放電処理酸化処理を施し、更に表面に塗被
液を塗布した後延伸し、場合によりさらに表面にコロナ
放電処理等の酸化処理を施す方法が知られている。
展可能な糊料の水溶液を塗被し、実質的に乾燥後延伸を
実施することを特徴とする紙粉トラブルの点で改良され
た合成紙の製造方法が開示されており、また特開平7−
266417号公報には縦延伸したフィルムに30〜1
00w・分/m2 のコロナ処理を行い、処理面にエチレ
ン含量が20〜45モル%のエチレン−ビニルアルコー
ル共重合体の塗液をコーティングし、乾燥後テンターで
横方向に延伸し、さらに30〜100w・分/m2 のコ
ロナ処理を行うことを特徴とする積層樹脂フィルムの製
造方法が開示されているが、捺染や染色液の塗布により
全面が薄く着色されるような場合には、着色の斑が目立
って商品価値が損なわれる場合があり、改善が望まれて
いた。
脂フィルムの表面着色剤塗工において、表面着色剤の塗
工面に着色斑が少ない熱可塑性樹脂フィルムの提供を目
的とする。
フィルム(i )の表面を酸化処理した後、表面改質剤を
塗布し、次いで延伸することを特徴とする熱可塑性樹脂
フィルム(i )の表面処理方法を提供するものである。
酸化処理を行い、特定の表面改質剤を塗布した後、延伸
することにより、表面処理がより均一となるため、本表
面処理方法により得られた熱可塑性樹脂フィルム(i )
は、塗布する表面染色剤の濡れ性、塗工時の均一性が向
上し、着色剤塗工面の斑が少なくなると推測される。
表面処理方法は、熱可塑性樹脂フィルム(i)の表面を
酸化処理した後、表面改質剤を塗布し、次いで延伸を行
うものであり、以下に詳細に説明する。 (1)熱可塑性樹脂フィルム(i ) 本発明の熱可塑性樹脂フィルム(i )において、使用さ
れる熱可塑性樹脂としては、高密度ポリエチレン、中密
度ポリエチレン等のエチレン系樹脂、あるいはプロピレ
ン系樹脂等のポリオレフィン系樹脂、ポリメチル−1−
ペンテン、エチレン−環状オレフィン共重合体、ナイロ
ン−6、ナイロン−6,6、ナイロン−6,10、ナイ
ロン−6,12、ナイロン−6,T等のポリアミド系樹
脂、ポリエチレンテレフタレートやその共重合体、ポリ
エチレンナフタレート、脂肪族ポリエステル等の熱可塑
性ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート、アタクティ
ックポリスチレン、シンジオタクティックポリスチレ
ン、ポリフェニレンスルフィド等の熱可塑性樹脂が挙げ
られる。これらは2種以上混合して用いることもでき
る。
効果をより一層発揮するためには非極性のポリオレフィ
ン系樹脂を用いることが好ましい。更にポリオレフィン
系樹脂の中でも、プロピレン系樹脂が、耐薬品性、コス
トの面などから好ましい。かかるプロピレン系樹脂とし
ては、プロピレン単独重合体でありアイソタクティック
ないしはシンジオタクティック及び種々の程度の立体規
則性を示すポリプロピレン、プロピレンを主成分とし、
これと、エチレン、ブテン−1、ヘキセン−1、ヘプテ
ン−1,4−メチルペンテン−1等のα−オレフィンと
の共重合体が使用される。この共重合体は、2元系でも
3元系でも4元系でもよく、またランダム共重合体でも
ブロック共重合体であってもよい。
は、延伸性を良好とするためポリエチレン、エチレン・
酢酸ビニル共重合体等のプロピレン単独重合体よりも融
点が低い樹脂を2〜25重量%配合することが好まし
い。熱可塑性樹脂フィルム(i )は、単層であっても、
基材層(ii)と表面層(iii )の2層構造であっても、
基材層(ii)の表裏面に表面層(iii )が存在する3層
構造であっても、基材層(ii)と表面層(iii )間に他
の樹脂フィルム層が存在する多層構造であっても良く、
また、無機微細粉末や有機フィラーを含有していないも
の、含有しているものでも良い。
ィン系樹脂フィルムであり、(i )が単層であって、無
機微細粉末を含有する場合は、通常ポリオレフィン系樹
脂40〜99.5重量%、無機微細粉末60〜0.5重
量%を含有し、好ましくはポリオレフィン系樹脂50〜
97重量%、無機微細粉末50〜3重量%を含有する。
熱可塑性樹脂フィルム(i )が多層構造であって基材層
(ii)及び表面層(iii )が無機微細粉末を含有する場
合は、通常基材層(ii)がポリオレフィン系樹脂40〜
99.5重量%、無機微細粉末60〜0.5重量%を含
有し、表面層(iii )がポリオレフィン系樹脂25〜1
00重量%、無機微細粉末75〜0重量%を含有し、好
ましくは基材層(ii)がポリオレフィン系樹脂50〜9
7重量%、無機微細粉末50〜3重量%を含有し、表面
層(iii )がポリオレフィン系樹脂30〜97重量%、
無機微細粉末70〜3重量%を含有する。
含有される無機微細粉末が60重量%を越えては、縦延
伸後に行う横延伸時に延伸樹脂フィルムが破断し易い。
表面層(iii )に含有される無機微細粉末が75重量%
を越えては、横延伸後の表面層の表面強度が低く紙剥け
が起こりやすい。無機微細粉末としては、炭酸カルシウ
ム、焼成クレイ、シリカ、けいそう土、タルク、酸化チ
タン、硫酸バリウム、アルミナ等が上げられ、その平均
粒径が0.01〜15μm、好ましくは0.2〜7μm
のものが使用される。平均粒径が0.01μm未満では
熱可塑性樹脂との混合時に分級や凝集等のトラブルが起
こりやすく、15μm超では着色斑が生じやすい。
樹脂フィルムである場合には、有機フィラーとしては、
ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレ
ート、ポリカーボネート、ナイロン−6、ナイロン−
6,6、ナイロン−6,T、環状オレフィンの重合体等
のポリオレフィン樹脂の融点よりは高い融点(例えば、
170〜300℃)ないしはガラス転移温度(例えば、
170℃〜280℃)を有するものが使用される。更に
必要により、安定剤、光安定剤、分散剤、滑剤等を配合
してもよい。安定剤として、立体障害フェノール系やリ
ン系、アミン系等を0.001〜1重量%、光安定剤と
して、立体障害アミンやベンゾトリアゾール系、ベンゾ
フェノン系などを0.001〜1重量%、無機微細粉末
の分散剤、例えば、シランカップリング剤、オレイン酸
やステアリン酸等の高級脂肪酸、金属石鹸、ポリアクリ
ル酸、ポリメタクリル酸ないしはそれらの塩等を0.0
1〜4重量%配合してもよい。
ルムの成形方法は特に限定されず、従来公知の種々の方
法が使用できるが、具体例としてはスクリュー型押出機
に接続された単層または多層のTダイやIダイを使用し
て溶融樹脂をシート状に押し出すキャスト成形、カレン
ダー成形、圧延成形、インフレーション成形、熱可塑性
樹脂と有機溶媒やオイルとの混合物のキャスト成形また
はカレンダー成形後の溶剤やオイルの除去、熱可塑性樹
脂の溶液からの成形と溶媒除去などを挙げることができ
る。延伸する場合には、公知の種々の方法が使用できる
が、具体例としてはロール群の周速差を利用した縦延
伸、テンターオーブンを使用した横延伸などを挙げるこ
とができる。
ィルムは、熱可塑性樹脂を用い、延伸されたものでも、
延伸されていないものでも良いが、表面処理の後に延伸
することが可能なものであることが必要である。また、
無機微細粉末や有機フィラーを含有していないものであ
っても、また含有しているものでも良い。また、延伸さ
れた基層の少なくとも片面に延伸されていない樹脂層を
設けてなるものであっても良い。熱可塑性樹脂フィルム
(i )がポリオレフィン系樹脂フィルムであり、単層で
あって、無機微細粉末を含有する場合は、ポリオレフィ
ン系樹脂40〜99.5重量%と、無機微細粉末60〜
0.5重量%を含有する樹脂組成物より成る樹脂フィル
ムを上記成分のポリオレフィン系樹脂の融点より低い温
度、好ましくは3〜60℃低い温度で一軸方向、又は二
軸方向に延伸することにより、フィルム表面に微細な亀
裂が、フィルム内部に微細な空孔(ボイド)を有する微
多孔性の延伸樹脂フィルムが得られる。
構造であって基材層(ii)のポリオレフィン系樹脂40
〜100重量%と、無機微細粉末60〜0重量%を含有
する樹脂組成物より成る樹脂フィルムを基材層(ii)の
ポリオレフィン系樹脂の融点より低い温度、好ましくは
3〜60℃低い温度で縦方向に延伸し、次いで表面層
(iii )がポリオレフィン系樹脂25〜100重量%
と、無機微細粉末75〜0重量%を含有する樹脂組成物
より成る樹脂フィルムを表面層(iii )を基材層の(i
i)の少なくとも片面に積層して表面処理に使用でき
る。
成クレイ、重質ないしは軽質の炭酸カルシウム、酸化チ
タン及びタルク等の微細粉末を5〜60重量%含有する
ポリオレフィン樹脂フィルムを一軸延伸して、この微細
無機粉末粒子を中心として表面に無数の亀裂を生じさせ
て半透明或いは不透明化せしめたものや、その表面に更
に上記微細粉末を含有する樹脂組成物を積層形成したフ
ィルムや、特公平1−60411号、特開昭61−37
48号の各公報等に記載されているような、表面層に無
機微細粉末を実質的に含有しないポリオレフィン樹脂フ
ィルム層を形成した積層体である合成紙の製造に用いら
れる延伸前の原反シートや逐次二軸延伸の縦延伸後シー
ト等を挙げることができる。本発明に使用する前段の表
面処理に使用する樹脂フィルムの肉厚は、延伸倍率と延
伸後に必要とされるフィルムの厚さに併せて適宜選択す
ることができ、一般に20〜4000μm、好ましくは
100〜3000μmの範囲のものが用いられる。
としては、コロナ放電処理、フレーム処理、プラズマ処
理、グロー放電処理、オゾン処理より選ばれた少なくと
も一種の処理方法であり、好ましくはコロナ処理、フレ
ーム処理である。処理量はコロナ処理の場合、600〜
12, 000J/m2 (10〜200W・分/m2 )、
好ましくは1200〜9000J/m2 (20〜180
W・分/m2 )である。600J/m2(10W・分/
m2 )未満では、コロナ放電処理の効果が不十分で、そ
の後の表面改質剤の塗工時にはじきが生じ、12, 00
0J/m2 (180W・分/m2)超では処理の効果が
頭打ちとなるので12, 000J/m2 (180W・分
/m2 )以下で十分である。フレーム処理の場合、8,
000〜200,000J/m2 、好ましくは20,0
00〜100,000J/m2 が用いられる。8,00
0J/m2 未満では、フレーム処理の効果が不十分で、
その後の表面改質剤の塗工時にはじきが生じ、200,
000J/m2 超では処理の効果が頭打ちとなるので2
00,000J/m2 以下で十分である。
剤は下記のプライマーから選ばれたもので、単独あるい
は2成分以上の混合物である。必要に応じて下記の架橋
剤、帯電防止性ポリマーとの組み合わせも可能である。 プライマー プライマーとしては、例えばポリエチレンイミン、炭素
数1〜12の範囲のアルキル変性ポリエチレンイミン、
ポリ(エチレンイミン−尿素)及びポリアミンポリアミ
ドのエチレンイミン付加物及びポリアミンポリアミドの
エピクロルヒドリン付加物等のポリエチレンイミン系重
合体、アクリル酸アミド−アクリル酸エステル共重合
体、アクリル酸アミド−アクリル酸エステル−メタクリ
ル酸エステル共重合体、ポリアクリルアミドの誘導体、
オキサゾリン基含有アクリル酸エステル系重合体等のア
クリル酸エステル系重合体、ポリビニルピロリドン、ポ
リエチレングリコール等の水溶性樹脂、またポリ酢酸ビ
ニル、ポリウレタン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、
ポリ塩化ビニリデン、塩素化ポリプロピレン、アクリロ
ニトリル−ブタジエン共重合体等の水分散性樹脂等を用
いることができる。
ミン系重合体及びウレタン樹脂、ポリアクリル酸エステ
ル系共重合体等であり、より好ましくはポリエチレンイ
ミン系重合体であり、更に好ましくは重合度は20〜
3,000のポリエチレンイミン、ポリアミンポリアミ
ドのエチレンイミン付加体、ないしはこれらが炭素数が
1〜24のハロゲン化アルキル、ハロゲン化アルケニ
ル、ハロゲン化シクロアルキル、ハロゲン化ベンジル基
などによって変性された変性ポリエチレンイミンであ
る。
らに塗膜強度や耐水性を向上させることができる。架橋
剤としては、グリシジルエーテル、グリシジルエステル
等のエポキシ系化合物、エポキシ樹脂、イソシアネート
系、オキサゾリン系、ホルマリン系、ヒドラジド系等の
水分散型樹脂などが挙げるられる。架橋剤の添加量は、
通常、上記のプライマー100重量部に対して1〜50
0重量部の範囲である。
り、ほこりの付着や印刷時の帯電によるトラブルを低減
することができる。帯電防止ポリマーとしては、水溶性
の窒素含有アクリル系ポリマーやスチレン−無水マレイ
ン酸共重合体が挙げられ、特に窒素含有アクリル系ポリ
マーが好ましい。 (A)窒素含有アクリル系ポリマー 上記、帯電防止性を付与する水溶性の窒素含有アクリル
系ポリマーは、第三級窒素又は第四級窒素含有アクリル
系ポリマーであっても良く、具体的には単量体として次
の(イ)〜(ニ)の化学式で表されるものを挙げること
ができる。
CH2 基に対して、芳香環上のオルト、メタ位又はパラ
位にあり、好ましくはパラ位に結合しているものであ
る。]
くとも一種であり、好ましくは(二a)である。
1 は水素原子又はメチル基、R2 及びR3 はそれぞれ低
級アルキル基(特に炭素数が1〜4、就中炭素数が1〜
2)、R4 は炭素数1〜22の飽和又は不飽和アルキル
若しくはシクロアルキル基、X- は四級化されたN+ の
対アニオン(例えばハライド(特にクロライド)、Mは
アルカリ金属イオン(特にナトリウム、カリウム、又は
リチウム)、Aは炭素数2〜6のアルキレン基を表す。
(ニ)で表される四級窒素含有単量体の重合体は、その
前駆体の四級窒素含有単量体を重合させてから、アルキ
ルハライド、ジメチル硫酸、モノクロロ酢酸エステル等
のカチオン化剤により四級化することによって重合体に
存在させることができることはいうまでもない。本発明
では帯電防止剤は水溶性であることが必要であるが、過
度に水溶性であることは望ましくない。従って、(A)
成分の四級窒素含有重合体は、疎水性単量体との共重合
体であることが望ましい。疎水性単量体としては、スチ
レン又はその核ないし側鎖置換体、アクリルないしメタ
クリル酸エステル、ハロゲン化ビニルその他がある。
て、特に好ましい(A)成分の帯電防止剤重合体は、下
記の(a)〜(c)成分の共重合体からなるものであ
る。 (a)成分:化学式(イ)〜(ニ)で表される四級窒素含有単量体 20〜40重量% (b)成分:次の一般式で表される単量体 60〜80重量% (c)成分:他の疎水性ビニル単量体 0〜20重量%
1〜22のアルキル基、炭素数が7〜22のアラルキル
基、若しくは炭素数5〜22のシクロアルキル基をそれ
ぞれ表す。]
おいて、最も好適な(A)成分の帯電防止剤重合体は、
(a)成分の四級窒素含有単量体が前記の単量体(イ)
においてX- がCl- であるものである。また、(A)
成分は特開平6−25447号公報に記載されるよう
に、 (a’)次の一般式で表される単量体 30〜70重量%
素原子若しくはメチル基を表し、R6 は炭素数が2〜4
のアルキレン基若しくは−CH2 −CH(OH)−CH
2 −を表し、R7 、R8 、R9 、R10は同一であって
も、異なっていても良い炭素数が1〜3のアルキル基を
表し、R11は炭素数が1〜10アルキル基若しくは炭素
数が7〜10のアラルキル基を表し、Xは塩素原子、臭
素原子又は沃素原子を表す。] (b)次の一般式で表される単量体 30〜70重量%
1〜22のアルキル基、炭素数が7〜22のアラルキル
基、若しくは炭素数5〜22のシクロアルキル基を表
す。] (c)成分:他の疎水性ビニル単量体 0〜40重量% を共重合させて得られた第四級アンモニウム塩型共重合
体も好ましい。上記(a’)の単量体の具体例として
は、例えば、ジメチルアミノエチルアクリレート、ジエ
チルアミノエチルアクリレート、及び、これらのメタク
リレート相当物、ジメチルアミノプロピルアクリルアミ
ド、及びこれらのメタクリレート相当物等の下記一般式
(IV)で示される第三級アミン含有単量体を、3−ク
ロロ−2−ヒドロキシプロピルトリメチルアンモニウム
クロリドなどの下記一般式(VI)で表される変性剤
で、重合前に若しくは重合後に変性することによって得
ることができる。
素原子若しくはメチル基を表し、R6 は炭素数が2〜4
のアルキレン基若しくは−CH2 −CH(OH)−CH
2 −を表し、R7 、R8 は同一であっても、異なってい
ても良い炭素数が1〜3のアルキル基を表す。]
良く、炭素数が1〜3のアルキル基を表し、R11は炭素
数が1〜10アルキル基若しくは炭素数が7〜10のア
ラルキル基を表し、nは1〜3の整数で、Xは塩素原
子、臭素原子又は沃素原子を表す。]
は、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アク
リレート、ブチル(メタ)アクリレート、イソブチル
(メタ)アクリレート、ターシャリーブチル(メタ)ア
クリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、2
−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、ラウリル(メ
タ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、
ステアリル(メタ)アクリレート等のアルキル(メタ)
アクリレートを挙げることができる。また、必要によっ
て使用される上記の(a)又は(a’)及び(b)成分
と共重合可能な(c)成分の他の単量体単位としては、
スチレン、ビニルトルエン、酢酸ビニル等の疎水性単量
体やビニルピロリドン、(メタ)アクリルアミド等の親
水性単量体を挙げることができる。
合体を得るための重合方法としては、ラジカル開始剤を
用いた、塊状重合、溶液重合、乳化重合等の公知の重合
方法を採用することができる。これらの中で好ましい重
合方法としては、溶液重合であり、該重合は各単量体を
溶媒に溶解し、ラジカル重合開始剤を添加して、窒素気
流下において加熱攪拌することにより実施される。溶媒
は、水、メチルアルコール、エチルアルコール、イソプ
ロピルアルコール等のアルコール類等が好ましく、ま
た、これらの溶媒を混合使用して実施しても良い。重合
開始剤は過酸化ベンゾイル、過酸化ラウロイル等の過酸
化物、アゾビスイソブチロニトリル、アゾビスバレロニ
トリル等のアゾ化合物が好適に用いられる。単量体濃度
は通常10〜60重量%であり、重合開始剤の濃度は単
量体に対して通常0.1〜10重量%である。
は、重合温度、重合開始剤の種類及び量、溶剤使用量、
連鎖移動剤等の重合条件により任意のレベルとすること
ができる。一般には得られる重合体の分子量は1,00
0〜1,000,000であるが、中でも1,000〜
500, 000の範囲が好ましい。帯電防止ポリマーの
量は、通常上記のプライマー100重量部にたいして、
10〜500重量部、好ましくは、30〜250重量部
である。10重量部未満では帯電防止効果が不十分であ
り、500重量部超では印刷インキの密着が不十分とな
る場合がある。
の任意成分を含有するものであってもよい。任意成分の
量は、通常上記プライマー100重量部に対して50重
量部以下である。 任意成分1:アルカリ金属塩又はアルカリ土類金属
塩 アルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩として、水溶性
の無機塩、例えば、炭酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウ
ム、炭酸カリウム、亜硫酸ナトリウム、その他のアルカ
リ性塩、及び塩化ナトリウム、硫酸ナトリウム、硝酸ナ
トリウム、トリポリ燐酸ナトリウム、ピロ燐酸ナトリウ
ム、アンモニウム明礬等を挙げることができる。 任意成分2:表面改質剤は、更に、界面活性剤、消
泡剤、水溶性或いは水分散性の微粉末物質その他の助剤
を含むこともできる。
成分は、水或いはメチルアルコール、エチルアルコー
ル、イソプロピルアルコール等の親水性溶剤に溶解させ
てから用いるものであるが、中でも水溶液の形態で用い
るのが普通である。溶液濃度は通常0.05〜20重量
%、好ましくは0.1〜10重量%程度である。0.0
5量%未満では、水分の乾燥工程や乾燥時間の延長等の
工夫が必要であり、20重量%超では、塗工斑が生じや
すい傾向となる。塗工方法は、ロールコーター、ブレー
ドコーター、バーコーター、エアーナイフコーター、サ
イズプレスコーター、グラビアコーター、リバースコー
ター、ダイコーター、リップコーター、スプレーコータ
ー等により行われ、必要によりスムージングを行った
り、乾燥工程を経て、余分な水や親水性溶剤を除去す
る。塗工量は乾燥後の固形分として0.005〜10g
/m2 、好ましくは0.01〜1g/m2 より好ましく
は0.01〜0.6g/m2 である。0.005g/m
2 未満ではプライマーの効果が不十分であり、10g/
m2 超では塗工斑が目立って着色の均一性が悪化する場
合がある。
が使用できるが、具体例としては、非結晶樹脂の場合は
使用する熱可塑性樹脂のガラス転移点温度以上、結晶性
樹脂の場合には非結晶部分のガラス転移点温度以上から
結晶部の融点以下のそれぞれの熱可塑性樹脂に好適な公
知の温度範囲で行うことができ、ロール群の周速差を利
用した縦延伸、テンターオーブンを使用した横延伸、圧
延、テンターオーブンとリニアモーターの組み合わせに
よる同時二軸延伸などが挙げられる。延伸倍率は、特に
限定されず、目的と使用する熱可塑性樹脂の特性により
適宜選択される。例を挙げると、熱可塑性樹脂としてポ
リプロピレンないしはその共重合体を使用する時には一
方向に延伸する場合は約1.2〜12倍、好ましくは2
〜10倍であり、二軸延伸の場合には面積倍率で1.5
〜60倍、好ましくは10〜50倍である。その他の熱
可塑性樹脂を使用する時には一方向に延伸する場合は
1.2〜10倍、好ましくは2〜5倍であり、二軸延伸
の場合には面積倍率で1.5〜20倍、好ましくは4〜
12倍である。更に、必要に応じて高温での熱処理が施
される。
り2〜60℃低い温度であり、樹脂がプロピレン単独重
合体(融点155〜167℃)のときは110〜164
℃、高密度ポリエチレン(融点121〜134℃)のと
きは110〜120℃、ポリエチレンテレフタレート
(融点246〜252℃)のときは104〜115℃で
あり、延伸プロセスや条件により適宜選択される。ま
た、延伸速度は20〜350m/分である。熱可塑性樹
脂フィルムが、無機微細粉末ないしは有機フィラーを含
有する場合、フィルム表面に微細な亀裂が、フィルム内
部には微細な空孔が生じる。延伸後の熱可塑性樹脂フィ
ルム(i )の肉厚は、20〜500μm、好ましくは3
5〜300μmである。
熱可塑性樹脂フィルムは、基材部分の次式で示される空
孔率が10〜60%、密度0. 650〜1. 20g/c
m3 、不透明度75%以上、ベック平滑度が50〜2
5,000秒である物性を有する。
(i )の表面に着色剤受容層が形成された印刷用紙は表
面に均一に着色する事が可能である。着色の方法は、ス
プレーブラシ、スプレーコーターによる塗工、シルクス
クリーン、捺染、浸漬、水性グラビア、ロール転写など
公知の種々の方法が使用でき、中でも、捺染が好適であ
る。これらの着色方法については「染料便覧」79〜2
48頁、有機合成化学協会編、丸善株式会社発行、19
70年、「化学繊維の染色と加工」337〜359頁、
高分子学会編集、株式会社地人書館発行、1966年、
に示されている方法を使用できる。着色された熱可塑性
樹脂フィルムは、色による用紙毎の識別が容易であり、
染色による絵柄の付与が可能である。また、着色や染色
以外にも、凸版印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷、溶
剤型オフセット印刷は勿論のこと、紫外線硬化型オフセ
ット印刷にも使用できる。
体的に説明するが、これら実施例において使用した原料
素材及び評価方法は、以下に示すものを採用した。ま
た、成分配合比における「部」は、「重量部」を示す。 [I]表面改質剤 (1)表面改質剤(G1〜G3)の調製 変性エチレンイミン系重合体の合成 アルキル変性エチレンイミン系重合体(F1) 攪拌機、還流冷却器、温度計及び窒素ガス導入口を備え
た四つ口フラスコに、日本触媒(株)製ポリエチレンイ
ミン”エポミン P−1000”(商品名;重合度16
00)の25重量%水溶液100部、n−ブチルクロラ
イド10部及びプロピレングリコールモノメチルエーテ
ル10部を入れて窒素気流下で攪拌し、80℃の温度で
20時間変性反応を行ってブチル変性ポリエチレンイミ
ン水溶液を得た。このものに水を加えて、ブチル変性ポ
リエチレンイミン25重量%濃度の溶液とした(以下、
「F1」と略記する。)。
(F1)5部を加えて攪拌混合し、表面改質剤(G1)
を調製した。 (G2)水100部に対して、ポリエチレンイミン系重
合体を主成分とする水溶液ポリミンSN(BASF社
製、商品名、固形分 24重量%、以下、「F2」と略
記する。)6部を加えて攪拌混合し、表面改質剤(G
2)を調製した。
ガラス管、及び、攪拌装置を取り付けた4つ口フラスコ
に、ジメチルアミノエチルメタクリレート35部、エチ
ルメタアクリレート20部、シクロヘキシルメタアクリ
レート20部、ステアリルメタアクリレート25部、エ
チルアルコール150部と、アゾビスイソブチロニトリ
ル1部を添加し、窒素気流下に80℃の温度で6時間重
合反応を行った。ついで、3−クロロ−2−ヒドロキシ
プロピルアンモニウムクロリドの60%溶液70部を加
え、更に80℃の温度で15時間反応させた後、水を滴
下しながらエチルアルコールを留去し、最終固形分とし
て30%の第4級アンモニウム塩型共重合体(略号H
1)を得た。このものは、次の一般式で示される基を分
子鎖内に含むアクリル酸アルキルエステル系重合体であ
る。
4級アンモニウム塩型共重合体(H1)3部を加えて混
合攪拌し、表面改質剤(G3)を調製した。
プロピレンに、平均粒径1.5μmの重質炭酸カルシウ
ム15重量%を配合した組成物(c’)を、240℃に
設定した押し出し機にて混練した後、シート状に押し出
し、冷却装置にて冷却して無延伸シートを得た。尚、上
記のシート状に押し出した組成物及び以下の押出や積層
に使用する組成物には、使用するポリプロピレンと炭酸
カルシウムの合計量100部にたいして3−メチル−
2,6−ジ−t−ブチルフェノール0.05部とフェノ
ール系安定剤であるイルガノックス1010(チバガイ
キー社製、商品名)0.05部、リン系安定剤であるウ
エストン618(ボーグワーナー(株)製、商品名)
0.05部を配合した。このシートを140℃の温度に
加熱して、縦方向に5倍延伸した。
ン50重量%とマレイン酸変性ポリプロピレン5重量%
と平均粒径1.5μmの炭酸カルシウム45重量%とを
混合した組成物(a’)を250℃に設定した押し出し
機により溶融混練したものと、MFRが4.0g/10
分のポリプロピレン55重量%と平均粒径1.5μmの
炭酸カルシウム45重量%を混合した組成物(b’)を
250℃に設定した別の押し出し機で溶融混練したもの
をダイ内で積層し、この積層物を(a’)が外側となる
ように上記にて得られた縦5倍延伸シートの両面に共押
し出しして5層積層物(a’/b’/c’/b’/
a’)を得た(以下、「P1」と略記する。)。
放電処理を行った。コロナ放電処理機は春日電気(株)
製コロナ放電処理機HFS400Fを用い、アルミ電
極、トリータロールにはシリコーン被覆ロールを用い、
電極とロールとのギャップを2mmとし、ライン速度約
30m/分、印加エネルギー密度100W・分/m2 に
て処理を行った。
「表面改質剤の調製」の項に示した表面改質剤(G1)
を、乾燥時の塗工量が約0.2g/m2 になるように塗
布し、下記のテンターオーブンに導いた。 (4)延伸 上記、酸化処理、塗工を施した5層積層物をテンターオ
ーブンにて155℃に加熱した後、横方向に8.5倍の
延伸を行って、厚さ110μmの5層積層フィルム(各
層の厚さ6μm/23μm/52μm/23μm/6μ
m)を得た。このものの着色剤の塗工時の均一性、着色
面の耐水性、インク密着性、等の評価を、以下に示す方
法で行った。
の評価に使用した。水40gに水酸化ナトリウム(和光
純薬(株)製、試薬グレード)0.1gを完全に溶解
し、湯浴上で50℃とし、更にエタノール1gを加え、
ついで攪拌しながら染料としてテトラブロモフェノール
スルフォンフタレイン(和光純薬(株)製、試薬グレー
ド)0.5gを少量づつ溶解し、添加し終わってから、
50℃にて4時間攪拌し染料原液を調製した。
しながら、糊としてポリビニルアルコール500(和光
純薬(株)製、完全けん化型、平均重合度約400〜6
00、けん化度96モル%以上)118g及びポリビニ
ルアルコール500(和光純薬(株)製、完全けん化
型、平均重合度約400〜600、けん化度96モル%
以上)118gを少しづつ溶解し、添加し終わってから
90℃に昇温し、2時間攪拌し、糊溶液を作製した。こ
の糊溶液を室温まで放冷し、攪拌しながら、水230
g、2−ブトキシエタノール(和光純薬(株)、試薬グ
レード、純度98%以上)2.5g、界面活性剤として
スルホコハク酸ビス(2−エチルヘキシル)エステルナ
トリウム塩3.3gをくわえて2時間攪拌した後、更に
攪拌しながら上記染料原液を徐々に加え、そのまま30
分攪拌して着色剤を調製した。
メイヤーバー(#8)を用いて約18.3μmの厚さに
塗工し、室温にて1時間乾燥し、表面に着色剤が塗工さ
れたフィルムを得た。得られたフィルムを目視にて、塗
工面の色ムラを観察し、次の3段階で評価した。 3;着色ムラが部分的に僅かにあるがあまり目立たな
い。 2;着色ムラが部分的にあり、目立つ。 1;着色ムラが全面にひどく目立つ。 実施例1は、3のレベルであった。結果を表1に示し
た。 (2)着色面の色濃度 上記の着色表面の色濃度をマクベス濃度計(米国コルモ
ーゲン社製)にて光反射濃度(マクベス濃度)として測
定した。実施例1は0.18のレベルであった。
ムに着色剤を塗工せず、未着色のままのマクベス濃度を
測定したところ、0.02であった。結果を表1に示し
た。 <比較例2>表面改質剤の塗工を行わないほかは、実施
例1と同様の操作によりフィルムを作製し、評価を行っ
た。結果を表1に示した。 <比較例3>延伸前にコロナ放電処理を行わず、表面改
質剤G1を塗工したほかは、実施例1と同様の操作によ
りフィルムを作製したが、表面改質剤の塗工時にはじき
が発生したのでそれ以後の評価は行わなかった。結果を
表1に示した。
ートを製造し、延伸前のコロナ処理量を5W・分/m2
に変更し、の表面改質剤G1を塗布したが、はじきが生
じて均一な塗布面が得られなかったのでその後の評価は
行なわなかった。結果を表2に示した。 <実施例2〜3>表面改質剤を(G2)、ないしは(G
3)とし、それらの乾燥後の塗工量を表2に示すように
変更した以外は、実施例1と同様にフィルムを製造し、
表面処理、評価を行った。実施例の要点と評価結果を表
2に示した。
理量40W・分/m2 に変更し、表面改質剤(G1)の
乾燥後の塗工量を0.4g/m2 とする以外は実施例1
と同様にフィルムを製造し、表面処理、評価を行った。
結果を表2に示した。 <実施例5>延伸前の酸化処理をコロナ処理量180W
・分/m2 に変更する以外は実施例1と同様にフィルム
を製造し、表面処理、評価を行った。結果を表2に示し
た。
の両表面をフリンバーナー社(FLYNN BURNE
R社)製フリンF3000ダイレクトフレームプラズマ
処理機を用いて、燃焼ガスにプロパンを使用し、ライン
速度40m/分、印加エネルギー37, 700J/m2
にてフレーム処理を行った点以外は実施例1と同様にフ
ィルムを製造、表面処理、評価を行った。このものの評
価結果を表3に示した。 <実施例7>延伸前のフレーム処理の印加エネルギーを
28000J/m2 とする以外は、実施例6と同様の操
作にてフィルムを作製した。評価結果を表3に示した。 <実施例8>フレーム処理の印加エネルギーを6060
0J/m2 、ライン速度70m/分とする以外は、実施
例6と同様の操作にてフィルムを作製した。評価結果を
表3に示した。
造例2に示すように変更し、コロナ処理量を90W・分
/m2 とし、表面改質剤をG3(乾燥後の塗工量0.3
g/m2 )とする以外は、実施例1と同様にフィルムを
製造し、評価を行った。下記のものを延伸前の樹脂シー
トとして用いた。 樹脂シートの製造例2(P2) 横延伸前樹脂シートの製造例1におけるA ’の組成中の
MFRが4.0g/10分のポリプロピレンをMFRが
10g/10分のエチレン−プロピレンランダム共重合
体に変更する以外は、製造例1(P1)と同様にして5
層積層物を得た。このものの評価結果を表3に示した。
シートとして用いた。 横延伸前樹脂シートの製造例3(P3) メルトインデックス(MFR)0.8g/10分のポリ
プロピレンに、平均粒径1.5μmの重質炭酸カルシウ
ム15重量%を配合した組成物(c’)を、250℃に
設定した押し出し機にて混練した後、シート状に押し出
し、冷却装置にて冷却して単層の無延伸シートを得た。
このものを140℃の温度に加熱し、縦方向にロール間
の周速差を利用して4.5倍延伸し、実施例1と同様の
条件で表面改質剤G1を乾燥後の塗工量0.2g/m2
となるよう塗工し、乾燥炉を通して乾燥した後、テンタ
ーオーブンにて155℃に加熱した後、横方向に9倍の
延伸を行って、厚さ95μmの二軸延伸フィルムを得
た。このフィルムに90W・分/m2 の条件でコロナ放
電処理を行った。このものの評価結果を表3に示した。
表面改質剤をG3とした以外は、実施例9と同様の操作
を行ったが、表面改質剤の塗工時にはじきが生じたの
で、評価は実施しなかった。 <比較例6>延伸前の酸化処理を行わず、表面改質剤を
G1とした以外は、実施例10と同様の操作を行った
が、表面改質剤の塗工時にはじきが生じたので、評価は
実施しなかった。
による着色の均一性が良好な熱可塑性樹脂フィルムを提
供することができた。
Claims (10)
- 【請求項1】 熱可塑性樹脂フィルム(i )の表面を酸
化処理した後、表面改質剤を塗布し、次いで延伸するこ
とを特徴とする熱可塑性樹脂フィルム(i )の表面処理
方法。 - 【請求項2】 熱可塑性樹脂フィルム(i )が熱可塑性
樹脂より成る基材層(ii)を縦延伸後、基材層(ii)の
少なくとも片面に熱可塑性樹脂より成る表面層(iii )
を積層して得られた多層樹脂フィルムであって、多層樹
脂フィルムの表面を酸化処理した後、表面改質剤を塗布
し、次いで横延伸を行うことを特徴とする請求項1記載
の表面処理方法。 - 【請求項3】 熱可塑性樹脂フィルム(i )が熱可塑性
樹脂より成る基材層(ii)と、基材層(ii)の少なくと
も片面に熱可塑性樹脂より成る表面層(iii)を積層し
て得られた多層樹脂フィルムであって、多層樹脂フィル
ムの表面を酸化処理した後、表面改質剤を塗布し、次い
で縦延伸を行うことを特徴とする請求項1記載の表面処
理方法。 - 【請求項4】 熱可塑性樹脂フィルム(i )が、熱可塑
性樹脂40〜100wt%、無機微細粉末60〜0wt
%を含有する基材層(ii)と、熱可塑性樹脂25〜10
0wt%、無機微細粉末75〜0wt%を含有する表面
層(iii )とからなる多層樹脂フィルムであることを特
徴とする請求項2または3記載の表面処理方法。 - 【請求項5】 熱可塑性樹脂フィルム(i )が、次式で
示される空孔率が10〜60%のものであることを特徴
とする請求項1〜4のいずれかに記載の表面処理方法。 【式1】 - 【請求項6】 熱可塑性樹脂フィルム(i )が、ポリオ
レフィン系樹脂からなることを特徴とする請求項1〜5
のいずれかに記載の表面処理方法。 - 【請求項7】 ポリオレフィン系樹脂が、プロピレン系
樹脂であることを特徴とする請求項6に記載の表面処理
方法。 - 【請求項8】 酸化処理が、コロナ放電処理、フレーム
処理、プラズマ処理、グロー放電処理、オゾン処理より
選ばれた少なくとも一種の処理であることを特徴とする
請求項1〜5のいずれかに記載の表面処理方法。 - 【請求項9】 酸化処理が10〜200W・分/m2 で
行われるコロナ処理、又は8, 000〜200, 000
J/m2 で行われるフレーム処理であることを特徴とす
る請求項8記載の表面処理方法。 - 【請求項10】 表面改質剤が、ポリエチレンイミン系
プライマーであることを特徴とする請求項1〜3のいず
れかに記載の表面処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10164464A JPH11342534A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 熱可塑性樹脂フィルムの表面処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10164464A JPH11342534A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 熱可塑性樹脂フィルムの表面処理方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11342534A true JPH11342534A (ja) | 1999-12-14 |
| JPH11342534A5 JPH11342534A5 (ja) | 2005-02-24 |
Family
ID=15793684
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10164464A Pending JPH11342534A (ja) | 1998-05-29 | 1998-05-29 | 熱可塑性樹脂フィルムの表面処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11342534A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003000780A1 (en) * | 2001-06-21 | 2003-01-03 | Yupo Corporation | Method of surface treatment of thermoplastic resin film |
| WO2003072642A1 (en) * | 2002-02-27 | 2003-09-04 | Yupo Corporation | Process for producing thermoplastic resin film |
| JP2011152734A (ja) * | 2010-01-28 | 2011-08-11 | Toray Ind Inc | 積層ポリフェニレンサルファイドフィルム。 |
| US8211507B2 (en) | 2002-02-27 | 2012-07-03 | Yupo Corporation | Method for producing thermoplastic resin film |
| CN110447060A (zh) * | 2017-03-31 | 2019-11-12 | 优泊公司 | 模内成型用标签和带标签的树脂成型品 |
-
1998
- 1998-05-29 JP JP10164464A patent/JPH11342534A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| WO2003000780A1 (en) * | 2001-06-21 | 2003-01-03 | Yupo Corporation | Method of surface treatment of thermoplastic resin film |
| US6863934B2 (en) | 2001-06-21 | 2005-03-08 | Yupo Corporation | Method of surface treatment of thermoplastic resin film |
| WO2003072642A1 (en) * | 2002-02-27 | 2003-09-04 | Yupo Corporation | Process for producing thermoplastic resin film |
| US8211507B2 (en) | 2002-02-27 | 2012-07-03 | Yupo Corporation | Method for producing thermoplastic resin film |
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