JPH11342768A - 無段変速機付エンジンの制御装置 - Google Patents
無段変速機付エンジンの制御装置Info
- Publication number
- JPH11342768A JPH11342768A JP10154945A JP15494598A JPH11342768A JP H11342768 A JPH11342768 A JP H11342768A JP 10154945 A JP10154945 A JP 10154945A JP 15494598 A JP15494598 A JP 15494598A JP H11342768 A JPH11342768 A JP H11342768A
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- Japan
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- target
- speed
- continuously variable
- variable transmission
- engine
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- Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
- Control Of Transmission Device (AREA)
- Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】運転者の要求駆動力に応じた駆動力を、最適な
変速比とエンジンの発生トルクとの相互作用により実現
する。 【解決手段】アクセル開度θthと車速Sとに基づき、ス
ロットル弁の目標スロットル開度θtho と燃費率の最良
な目標エンジン回転数Neoとの双方を設定し(S3,
S4)、目標エンジン回転数Neoに基づき無段変速機
の目標変速比を設定する。目標変速比を燃費率の最良と
なる目標エンジン回転数Neoに基づいて設定されるた
め、燃費率の良好な最適変速比を得ることができ、又、
スロットル弁の開度制御により適正な発生トルクを得る
ことができる。
変速比とエンジンの発生トルクとの相互作用により実現
する。 【解決手段】アクセル開度θthと車速Sとに基づき、ス
ロットル弁の目標スロットル開度θtho と燃費率の最良
な目標エンジン回転数Neoとの双方を設定し(S3,
S4)、目標エンジン回転数Neoに基づき無段変速機
の目標変速比を設定する。目標変速比を燃費率の最良と
なる目標エンジン回転数Neoに基づいて設定されるた
め、燃費率の良好な最適変速比を得ることができ、又、
スロットル弁の開度制御により適正な発生トルクを得る
ことができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無段変速機の変速
比とスロットル開度とを有機的に制御する無段変速機付
エンジンの制御装置に関する。
比とスロットル開度とを有機的に制御する無段変速機付
エンジンの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、無段変速機(CVT)は、プラ
イマリプーリとセカンダリプーリとに供給されている油
圧を車両の運転状態に応じて給排することで、プライマ
リプーリ側で変速比を制御し、セカンダリプーリ側でト
ルク伝達に必要なベルトに対する張力を制御する。尚、
各プーリに供給する油圧はエンジンを駆動源とするオイ
ルポンプからの吐出圧を元圧としている。
イマリプーリとセカンダリプーリとに供給されている油
圧を車両の運転状態に応じて給排することで、プライマ
リプーリ側で変速比を制御し、セカンダリプーリ側でト
ルク伝達に必要なベルトに対する張力を制御する。尚、
各プーリに供給する油圧はエンジンを駆動源とするオイ
ルポンプからの吐出圧を元圧としている。
【0003】無段変速機の変速制御は、例えば特開平4
−78367号公報に開示されているように、スロット
ル開度と、車速の代用であるセカンダリプーリ回転数に
基づいて行われる。
−78367号公報に開示されているように、スロット
ル開度と、車速の代用であるセカンダリプーリ回転数に
基づいて行われる。
【0004】又、搭載されているエンジンのスロットル
弁がアクセルペダルと機械的に連動していない電子制御
式スロットル弁である場合、例えば、実開平3−321
49号公報には、エンジン負荷、或いはエンジン回転数
をパラメータとして設定した最小燃費率が得られる領域
では、予め設定したスロットル開度特性に従いアクセル
ペダル踏込み量に応じてスロットル開度の目標値を設定
し、この目標値に実際のスロットル開度が収束するよう
に制御する技術が開示されている。
弁がアクセルペダルと機械的に連動していない電子制御
式スロットル弁である場合、例えば、実開平3−321
49号公報には、エンジン負荷、或いはエンジン回転数
をパラメータとして設定した最小燃費率が得られる領域
では、予め設定したスロットル開度特性に従いアクセル
ペダル踏込み量に応じてスロットル開度の目標値を設定
し、この目標値に実際のスロットル開度が収束するよう
に制御する技術が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、変速機とし
て無段変速機を備えるエンジンに電子制御式スロットル
弁が設けられている場合であっても、その両者の制御は
個別に行なわれる場合が多い。その結果、例えば、スロ
ットル開度を最小燃費率が得られるような最適な値に制
御した場合であっても、無段変速機側において変速比が
スロットル開度と車速とに基づいて無段階に制御されて
しまうため、スロットル開度に応じて設定される目標エ
ンジン回転数が変動してしまい、燃費効率の良い回転数
が維持できなくなり、燃費率が悪化してしまうばかりで
なく、運転者の要求駆動力を満足させることができず違
和感を与えてしまう。
て無段変速機を備えるエンジンに電子制御式スロットル
弁が設けられている場合であっても、その両者の制御は
個別に行なわれる場合が多い。その結果、例えば、スロ
ットル開度を最小燃費率が得られるような最適な値に制
御した場合であっても、無段変速機側において変速比が
スロットル開度と車速とに基づいて無段階に制御されて
しまうため、スロットル開度に応じて設定される目標エ
ンジン回転数が変動してしまい、燃費効率の良い回転数
が維持できなくなり、燃費率が悪化してしまうばかりで
なく、運転者の要求駆動力を満足させることができず違
和感を与えてしまう。
【0006】同様に、変速比がスロットル開度と車速と
に基づいて設定される場合、燃費率の最も良い状態で運
転しようとしても、この変速比がスロットル開度に依存
して設定されるため、常に最小燃費率領域での運転が困
難となってしまう。
に基づいて設定される場合、燃費率の最も良い状態で運
転しようとしても、この変速比がスロットル開度に依存
して設定されるため、常に最小燃費率領域での運転が困
難となってしまう。
【0007】本発明は、上記事情に鑑み、運転者の要求
駆動力に対応する最適な変速比を燃費率の最も良い領域
で設定することのできる無段変速機付エンジンの制御装
置に提供することを目的とする。
駆動力に対応する最適な変速比を燃費率の最も良い領域
で設定することのできる無段変速機付エンジンの制御装
置に提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決るすための手段】本発明による無段変速機
付エンジンの制御装置は、動力伝達系に無段変速機を設
け、車両の走行状態に応じて無段変速機の変速比を設定
し、又、車両の走行状態及びアクセル開度に基づき電子
制御式スロットル弁の目標スロットル開度を設定するも
のにおいて、アクセル開度と車速とに基づき目標エンジ
ン回転数を設定する目標エンジン回転数設定手段と、ア
クセル開度と車速とに基づき電子制御式スロットル弁の
目標スロットル開度を設定する目標スロットル開度設定
手段と、目標エンジン回転数に基づき無段変速機の目標
変速比を設定する目標変速比設定手段とを備えているこ
とを特徴とする。
付エンジンの制御装置は、動力伝達系に無段変速機を設
け、車両の走行状態に応じて無段変速機の変速比を設定
し、又、車両の走行状態及びアクセル開度に基づき電子
制御式スロットル弁の目標スロットル開度を設定するも
のにおいて、アクセル開度と車速とに基づき目標エンジ
ン回転数を設定する目標エンジン回転数設定手段と、ア
クセル開度と車速とに基づき電子制御式スロットル弁の
目標スロットル開度を設定する目標スロットル開度設定
手段と、目標エンジン回転数に基づき無段変速機の目標
変速比を設定する目標変速比設定手段とを備えているこ
とを特徴とする。
【0009】この場合、好ましくは、目標変速比設定手
段では、目標エンジン回転数を該目標エンジン回転数と
実際のエンジン回転数との偏差に応じて設定した補正量
で補正した後の値に基づき目標変速比を設定することを
特徴とする。
段では、目標エンジン回転数を該目標エンジン回転数と
実際のエンジン回転数との偏差に応じて設定した補正量
で補正した後の値に基づき目標変速比を設定することを
特徴とする。
【0010】即ち、本発明では運転者の意思が反映され
ているアクセル開度と車速とに基づいて目標エンジン回
転数と目標スロットル開度との双方を設定し、又、目標
エンジン回転数に基づいて無段変速機の目標変速比を設
定する。
ているアクセル開度と車速とに基づいて目標エンジン回
転数と目標スロットル開度との双方を設定し、又、目標
エンジン回転数に基づいて無段変速機の目標変速比を設
定する。
【0011】この場合、好ましくは、目標変速比を、目
標エンジン回転数と実際のエンジン回転数との偏差に応
じて設定した補正量で目標エンジン回転数を補正した値
に基づいて設定する。
標エンジン回転数と実際のエンジン回転数との偏差に応
じて設定した補正量で目標エンジン回転数を補正した値
に基づいて設定する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の一
実施の形態を説明する。図1に無段変速機付エンジンの
全体構成を示す。
実施の形態を説明する。図1に無段変速機付エンジンの
全体構成を示す。
【0013】図1の符号1は車両に搭載されているエン
ジン、2はエンジン1と図示しない駆動輪との間の回転
数差を変速する無段変速機であり、エンジン1と無段変
速機2との間に、両者間の動力伝達を制御する電磁クラ
ッチなどの発進デバイス3が介装されている。尚、無段
変速機2の変速比制御、及び発進デバイス3の断続制御
は、後述する制御装置(ECU)11で実行される。
ジン、2はエンジン1と図示しない駆動輪との間の回転
数差を変速する無段変速機であり、エンジン1と無段変
速機2との間に、両者間の動力伝達を制御する電磁クラ
ッチなどの発進デバイス3が介装されている。尚、無段
変速機2の変速比制御、及び発進デバイス3の断続制御
は、後述する制御装置(ECU)11で実行される。
【0014】エンジン1の吸気通路1aに介装されてい
るスロット弁4は電子制御式スロットル弁であり、スロ
ットル弁4のスロットル軸に、スロットル弁4を駆動す
る電動モータ、油圧モータ等のスロットルアクチュエー
タ5aとスロットル開度を検出するスロットル開度検出
手段5bとが連設されている。尚、スロットル弁4の開
度により、エンジン11の出力トルクが決定される。
又、吸気通路1aの上流にエアクリーナ6が設けられて
いる。
るスロット弁4は電子制御式スロットル弁であり、スロ
ットル弁4のスロットル軸に、スロットル弁4を駆動す
る電動モータ、油圧モータ等のスロットルアクチュエー
タ5aとスロットル開度を検出するスロットル開度検出
手段5bとが連設されている。尚、スロットル弁4の開
度により、エンジン11の出力トルクが決定される。
又、吸気通路1aの上流にエアクリーナ6が設けられて
いる。
【0015】又、符号7はアクセルペダルであり、アク
セルペダル7に、アクセルペダル7の踏み込み量を検出
するアクセル開度検出手段8が連設されている。
セルペダル7に、アクセルペダル7の踏み込み量を検出
するアクセル開度検出手段8が連設されている。
【0016】又、エンジン1に、図示しないクランク軸
等の回転数を検出するエンジン回転数検出手段9が併設
されており、更に、無段変速機2に、無段変速機2の出
力軸の回転数を検出する車速検出手段10が併設されて
いる。
等の回転数を検出するエンジン回転数検出手段9が併設
されており、更に、無段変速機2に、無段変速機2の出
力軸の回転数を検出する車速検出手段10が併設されて
いる。
【0017】制御装置11の入力側には、各検出手段5
b,8〜10が接続されていると共に、無段変速機2の
プライマリプーリ(図示せず)の回転数を検出するプラ
イマリプーリ回転数検出手段2a、セカンダリプーリ
(図示せず)の回転数を検出するセカンダプーリ回転数
検出手段2bが接続されている。
b,8〜10が接続されていると共に、無段変速機2の
プライマリプーリ(図示せず)の回転数を検出するプラ
イマリプーリ回転数検出手段2a、セカンダリプーリ
(図示せず)の回転数を検出するセカンダプーリ回転数
検出手段2bが接続されている。
【0018】制御装置11では、アクセル開度検出手段
8で検出したアクセル開度θACに基づき、運転者の要求
駆動力To を設定し、要求駆動力To と車速検出手段1
0で検出した車速Sとに基づき目標エンジン回転数Ne
oを設定し、目標エンジン回転数Neoに基づき目標スロ
ットル開度θthoと目標変速比isとの双方を設定す
る。
8で検出したアクセル開度θACに基づき、運転者の要求
駆動力To を設定し、要求駆動力To と車速検出手段1
0で検出した車速Sとに基づき目標エンジン回転数Ne
oを設定し、目標エンジン回転数Neoに基づき目標スロ
ットル開度θthoと目標変速比isとの双方を設定す
る。
【0019】図2に、制御装置11で実行するスロット
ル開度制御処理、及び変速比制御処理の機能ブロック図
を示す。
ル開度制御処理、及び変速比制御処理の機能ブロック図
を示す。
【0020】要求駆動力設定手段21では、アクセル開
度検出手段8で検出したアクセル開度θACをパラメータ
としてアクセル開度テーブルを補間計算付きで参照し
て、運転者の要求駆動力To を設定する。
度検出手段8で検出したアクセル開度θACをパラメータ
としてアクセル開度テーブルを補間計算付きで参照し
て、運転者の要求駆動力To を設定する。
【0021】目標スロットル開度設定手段22では、要
求駆動力To と車速検出手段10で検出した車速Sとに
基づき目標スロットル開度テーブルを補間計算付きで参
照して目標スロットル開度θtho を設定する。
求駆動力To と車速検出手段10で検出した車速Sとに
基づき目標スロットル開度テーブルを補間計算付きで参
照して目標スロットル開度θtho を設定する。
【0022】スロットル弁駆動量設定手段23では、目
標スロットル開度θtho とスロットル開度検出手段5b
で検出した実スロットル開度θthとの偏差Δθthを算出
し、対応する駆動信号をスロットルアクチュエータ5a
へ出力する。
標スロットル開度θtho とスロットル開度検出手段5b
で検出した実スロットル開度θthとの偏差Δθthを算出
し、対応する駆動信号をスロットルアクチュエータ5a
へ出力する。
【0023】目標エンジン回転数設定手段24では、要
求駆動力To と車速Sとに基づき目標エンジン回転数テ
ーブルを補間計算付きで参照して目標エンジン回転数N
eoを設定する。
求駆動力To と車速Sとに基づき目標エンジン回転数テ
ーブルを補間計算付きで参照して目標エンジン回転数N
eoを設定する。
【0024】尚、目標スロットル開度テーブルと目標エ
ンジン回転数テーブルとには、目標スロットル開度θth
o と目標エンジン回転数Neoとの関係から、最も燃費
率の良い状態で運転することのできる最適値が予め実験
などから求めて格納されている。
ンジン回転数テーブルとには、目標スロットル開度θth
o と目標エンジン回転数Neoとの関係から、最も燃費
率の良い状態で運転することのできる最適値が予め実験
などから求めて格納されている。
【0025】実スロットル開度5b、目標エンジン回転
数Neoは、無段変速機2を制御するCVT制御ユニッ
ト25で読込まれる。
数Neoは、無段変速機2を制御するCVT制御ユニッ
ト25で読込まれる。
【0026】CVT制御ユニット25では、入力された
各パラメータに基づき、ライン圧制御用ソレノイドバル
ブ26a、及びプライマリ圧制御用ソレノイドバルブ2
6bに対する制御量(デューティ比)を演算する。
各パラメータに基づき、ライン圧制御用ソレノイドバル
ブ26a、及びプライマリ圧制御用ソレノイドバルブ2
6bに対する制御量(デューティ比)を演算する。
【0027】先ず、ライン圧制御用ソレノイドバルブ2
6aを駆動するライン圧PL を設定するライン圧制御系
について説明する。エンジントルク設定部31では、エ
ンジン回転数検出手段9で検出したエンジン回転数Ne
とスロットル開度検出手段5bで検出した実スロットル
開度θthとに基づきエンジントルクテーブルを補間計算
付きで参照してエンジントルクTを推定する。
6aを駆動するライン圧PL を設定するライン圧制御系
について説明する。エンジントルク設定部31では、エ
ンジン回転数検出手段9で検出したエンジン回転数Ne
とスロットル開度検出手段5bで検出した実スロットル
開度θthとに基づきエンジントルクテーブルを補間計算
付きで参照してエンジントルクTを推定する。
【0028】実変速比設定部32では、プライマリプー
リ回転数検出手段2a、及び、セカンダリプーリ回転数
検出手段2bで検出したプライマリプーリ回転数Np、
及びセカンダリプーリ回転数Nsからテーブル参照によ
り実変速比i(i=Np/Ns)を算出する。
リ回転数検出手段2a、及び、セカンダリプーリ回転数
検出手段2bで検出したプライマリプーリ回転数Np、
及びセカンダリプーリ回転数Nsからテーブル参照によ
り実変速比i(i=Np/Ns)を算出する。
【0029】必要ライン圧設定部33では、実変速比i
に基づきテーブルを参照して、単位トルク当たりの必要
ライン圧PLL1 を設定する。
に基づきテーブルを参照して、単位トルク当たりの必要
ライン圧PLL1 を設定する。
【0030】目標ライン圧設定部34では必要ライン圧
PLL1とエンジントルクTとに基づき、目標ライン圧PL
Oを算出する(PLO=PLL1・T)。
PLL1とエンジントルクTとに基づき、目標ライン圧PL
Oを算出する(PLO=PLL1・T)。
【0031】デューディ比設定部35では、目標ライン
圧PLOを読込み、予め設定されている最大ライン圧PLM
を100%とした場合の目標ライン圧PLOの割合である
デューティ比DL を設定し、駆動部36を介して、ライ
ン圧制御用ソレノイドバルブ26aへ出力する。その結
果、ライン圧制御用ソレノイドバルブ26aが作動し、
ライン圧PL が目標ライン圧PLOに収束するように制御
する。
圧PLOを読込み、予め設定されている最大ライン圧PLM
を100%とした場合の目標ライン圧PLOの割合である
デューティ比DL を設定し、駆動部36を介して、ライ
ン圧制御用ソレノイドバルブ26aへ出力する。その結
果、ライン圧制御用ソレノイドバルブ26aが作動し、
ライン圧PL が目標ライン圧PLOに収束するように制御
する。
【0032】そして、ライン圧PL が、セカンダプーリ
に供給されて、セカンダリプーリにトルク伝達に必要な
ベルト張力が付与される。
に供給されて、セカンダリプーリにトルク伝達に必要な
ベルト張力が付与される。
【0033】次に、プライマリ圧制御用ソレノイドバル
ブ26bを駆動するプライマリ圧Ppを設定するプライ
マリ圧制御系について説明する。補正量設定部41で
は、目標エンジン回転数Neoと実際のエンジン回転数
Neとの偏差ΔNに基づき、補正量テーブルを補間計算
付きで参照して補正量Koを設定する。補正量Ko は、
後述する目標変速比isを設定する際のパラメータとな
る目標エンジン回転数Neoを補正するもので、図7に
示すように、偏差ΔNに対して比例関係にあり、予め実
験等により求めたものである。
ブ26bを駆動するプライマリ圧Ppを設定するプライ
マリ圧制御系について説明する。補正量設定部41で
は、目標エンジン回転数Neoと実際のエンジン回転数
Neとの偏差ΔNに基づき、補正量テーブルを補間計算
付きで参照して補正量Koを設定する。補正量Ko は、
後述する目標変速比isを設定する際のパラメータとな
る目標エンジン回転数Neoを補正するもので、図7に
示すように、偏差ΔNに対して比例関係にあり、予め実
験等により求めたものである。
【0034】目標変速比設定部42では、目標エンジン
回転数Neoに補正量Ko を加算して補正した値に基づ
き、目標変速比テーブルを補間計算付きで参照して目標
変速比isを設定する。
回転数Neoに補正量Ko を加算して補正した値に基づ
き、目標変速比テーブルを補間計算付きで参照して目標
変速比isを設定する。
【0035】目標変速速度設定部43では、目標変速比
isに基づき、一定時間Δt毎の目標変速速度(dis
/dt )を算出する。
isに基づき、一定時間Δt毎の目標変速速度(dis
/dt )を算出する。
【0036】変速速度設定部44では、実変速比i、目
標変速比is、目標変速速度dis/dt 、及び係数設
定部45に格納されている係数K1 ,K2 を読み込み、
変速速度di/dt を次式から算出する。 di/dt ←K1 ・(is−i)+K2 (dis/dt )…(1) ここで、K1 ・(is-i)の項は目標変速比isと実
変速比iとの偏差による制御量であり、制御量に対し操
作量を同一にして制御すると、無段変速機2の制御系の
種々の遅れ要素により一次遅れとなって、収束性が悪
い。そこで、車両全体の系における目標変速比変化速度
dis/dt の位相進み要素を求め、これを予め制御量
に付加して操作量を決める。フィードフォワード制御を
行い、これにより遅れ成分が吸収されて収束性が向上す
る。
標変速比is、目標変速速度dis/dt 、及び係数設
定部45に格納されている係数K1 ,K2 を読み込み、
変速速度di/dt を次式から算出する。 di/dt ←K1 ・(is−i)+K2 (dis/dt )…(1) ここで、K1 ・(is-i)の項は目標変速比isと実
変速比iとの偏差による制御量であり、制御量に対し操
作量を同一にして制御すると、無段変速機2の制御系の
種々の遅れ要素により一次遅れとなって、収束性が悪
い。そこで、車両全体の系における目標変速比変化速度
dis/dt の位相進み要素を求め、これを予め制御量
に付加して操作量を決める。フィードフォワード制御を
行い、これにより遅れ成分が吸収されて収束性が向上す
る。
【0037】デューティ比設定部46では、実変速比i
と実変速速度di/dt とに基づき、Dp=f(i,d
i/dt )の関係からプライマリ圧テーブルを補間計算
付きで参照して、デューティ比Dpを設定し、駆動部4
7を介してプライマリ圧制御用ソレノイド弁26bへ出
力する。
と実変速速度di/dt とに基づき、Dp=f(i,d
i/dt )の関係からプライマリ圧テーブルを補間計算
付きで参照して、デューティ比Dpを設定し、駆動部4
7を介してプライマリ圧制御用ソレノイド弁26bへ出
力する。
【0038】その結果、プライマリ圧制御ソレノイドバ
ルブ26bにて、プライマリプーリに供給されるプライ
マリ圧Ppが設定され、プライマリプーリの溝幅が変化
して、実変速比iが目標変速比isに収束するように制
御される。
ルブ26bにて、プライマリプーリに供給されるプライ
マリ圧Ppが設定され、プライマリプーリの溝幅が変化
して、実変速比iが目標変速比isに収束するように制
御される。
【0039】制御装置11で実行される変速比制御処理
は、具体的には、図4〜図6のフローチャートに従って
行われる。
は、具体的には、図4〜図6のフローチャートに従って
行われる。
【0040】図4に示すメインルーチンでは、先ず、ス
テップS1で車速Sと運転者の意思が反映されるアクセ
ル開度θACとを読込み、ステップS2で、アクセル開度
θACに基づきアクセル開度テーブルを参照して、運転者
の要求駆動力To を設定する。
テップS1で車速Sと運転者の意思が反映されるアクセ
ル開度θACとを読込み、ステップS2で、アクセル開度
θACに基づきアクセル開度テーブルを参照して、運転者
の要求駆動力To を設定する。
【0041】次いで、ステップS3、S4で、要求駆動
力To と車速Sとに基づき目標エンジン回転数テーブ
ル、目標スロットル開度テーブルを、それぞれ参照して
目標エンジン回転数Neo、目標スロットル開度θtho
を設定する。
力To と車速Sとに基づき目標エンジン回転数テーブ
ル、目標スロットル開度テーブルを、それぞれ参照して
目標エンジン回転数Neo、目標スロットル開度θtho
を設定する。
【0042】その後、ステップS5へ進み、目標スロッ
トル開度θtho と実スロットル開度θthとの偏差Δthを
算出し、ステップS6で、変速比制御サブルーチンを実
行した後、ルーチンを抜ける。
トル開度θtho と実スロットル開度θthとの偏差Δthを
算出し、ステップS6で、変速比制御サブルーチンを実
行した後、ルーチンを抜ける。
【0043】変速比制御サブルーチンは、図5に示すフ
ローチャートに従って実行される。
ローチャートに従って実行される。
【0044】先ず、ステップS11で、目標エンジン回
転数Neoに、後述する補正量算出ルーチンで算出した
補正量Ko を加算した値(Neo+Ko )に基づき目標
変速比テーブルを参照して目標変速比isを設定する。
転数Neoに、後述する補正量算出ルーチンで算出した
補正量Ko を加算した値(Neo+Ko )に基づき目標
変速比テーブルを参照して目標変速比isを設定する。
【0045】目標変速比isが、燃費率の最良となる目
標エンジン回転数Neoに基づいて設定されるため、燃
費の向上を図ることができるばかりでなく、目標エンジ
ン回転数Neoと目標スロットル開度θtho とが、共通
のパラメータに基づいて設定されているため、無段変速
機2の変速比iとスロットル弁4のスロットル開度θth
とが制御され、これらに基づいて運転者の要求駆動力T
o を最適な変速比iとエンジンの発生トルクとの相互作
用により実現でき、運転性能の向上を図ることができ
る。
標エンジン回転数Neoに基づいて設定されるため、燃
費の向上を図ることができるばかりでなく、目標エンジ
ン回転数Neoと目標スロットル開度θtho とが、共通
のパラメータに基づいて設定されているため、無段変速
機2の変速比iとスロットル弁4のスロットル開度θth
とが制御され、これらに基づいて運転者の要求駆動力T
o を最適な変速比iとエンジンの発生トルクとの相互作
用により実現でき、運転性能の向上を図ることができ
る。
【0046】そして、ステップS12へ進むと、無段変
速機2のプライマリプーリ回転数Npとセカンダプーリ
回転数Nsとの比(Np/Ns)に基づき変速比テーブ
ルを参照して実変速比iを設定し、ステップS13で、
目標変速比isに基づき、一定時間Δt毎の目標変速速
度(dis/dt )を算出する。
速機2のプライマリプーリ回転数Npとセカンダプーリ
回転数Nsとの比(Np/Ns)に基づき変速比テーブ
ルを参照して実変速比iを設定し、ステップS13で、
目標変速比isに基づき、一定時間Δt毎の目標変速速
度(dis/dt )を算出する。
【0047】そして、ステップS14へ進み、変速速度
(di/dt )を、(1)式に基づいて算出し、ステッ
プS15で、実変速比iと変速速度(di/dt )とに
基づきプライマリ圧テーブルを参照して、プリイマリプ
ーリの溝幅を変化させるプライマリプーリ圧Ppを生成
するデューティ比Dpを設定し、ステップS16でデュ
ーティ比Dpを所定にセットしてルーチンを抜ける。
(di/dt )を、(1)式に基づいて算出し、ステッ
プS15で、実変速比iと変速速度(di/dt )とに
基づきプライマリ圧テーブルを参照して、プリイマリプ
ーリの溝幅を変化させるプライマリプーリ圧Ppを生成
するデューティ比Dpを設定し、ステップS16でデュ
ーティ比Dpを所定にセットしてルーチンを抜ける。
【0048】又、補正量Ko は、図6に示す補正量算出
ルーチンで算出される。先ず、ステップS21で目標エ
ンジン回転数Neoと実際のエンジン回転数Neとの偏
差ΔNを算出し、ステップS22で、偏差ΔNに基づ
き、図7に示す補正量テーブルを参照して補正量Ko を
設定し、ルーチンを抜ける。
ルーチンで算出される。先ず、ステップS21で目標エ
ンジン回転数Neoと実際のエンジン回転数Neとの偏
差ΔNを算出し、ステップS22で、偏差ΔNに基づ
き、図7に示す補正量テーブルを参照して補正量Ko を
設定し、ルーチンを抜ける。
【0049】尚、本発明は、上記実施の形態に限るもの
ではなく、例えばCVT制御ユニット25は、制御装置
11から独立した個別のものであっても良い。又、目標
エンジン回転数テーブルと目標スロットル開度テーブル
とに、それぞれ格納されている目標エンジン回転数Ne
oと目標スロットル開度θtho との特性を駆動力を重視
した設定にすれば、実用燃費の向上と加速性能の向上と
の両立を図ることができる。
ではなく、例えばCVT制御ユニット25は、制御装置
11から独立した個別のものであっても良い。又、目標
エンジン回転数テーブルと目標スロットル開度テーブル
とに、それぞれ格納されている目標エンジン回転数Ne
oと目標スロットル開度θtho との特性を駆動力を重視
した設定にすれば、実用燃費の向上と加速性能の向上と
の両立を図ることができる。
【0050】
【発明の効果】以上、説明したように本発明によれば、
無段変速機の目標変速比を、アクセル開度と車速とをパ
ラメータとして設定した目標エンジン回転数に基づいて
設定すると共に、スロットル弁の目標スロットル開度も
アクセル開度と車速とに基づいて設定するようにしたの
で、スロットル開度と変速比とを有機的に制御すること
ができ、運転者の要求駆動力を、最適なエンジンの発生
トルクと変速比との相互作用により実現することがで
き、運転性能の向上を図ることができるばかりでなく、
変速比が目標エンジン回転数に基づいて設定されるた
め、燃費率の最良な状態で、変速制御することが可能と
なり、燃費の向上を図ることができる。
無段変速機の目標変速比を、アクセル開度と車速とをパ
ラメータとして設定した目標エンジン回転数に基づいて
設定すると共に、スロットル弁の目標スロットル開度も
アクセル開度と車速とに基づいて設定するようにしたの
で、スロットル開度と変速比とを有機的に制御すること
ができ、運転者の要求駆動力を、最適なエンジンの発生
トルクと変速比との相互作用により実現することがで
き、運転性能の向上を図ることができるばかりでなく、
変速比が目標エンジン回転数に基づいて設定されるた
め、燃費率の最良な状態で、変速制御することが可能と
なり、燃費の向上を図ることができる。
【図1】無段変速機付エンジンの全体構成図
【図2】制御装置の機能ブロック図
【図3】CVT制御ユニットの機能ブロック図
【図4】メインルーチンを示すフローチャート
【図5】変速比制御ルーチンを示すフローチャート
【図6】補正量算出ルーチンを示すフローチャート
【図7】補正量テーブルの説明図
1…エンジン 2…無段変速機 22…目標スロットル開度設定手段 24…目標エンジン回転数設定手段 42…目標変速比設定手段 i…変速比 is…目標変速比 Ne…エンジン回転数 Neo…目標エンジン回転数 ΔN…偏差 S…車速 θAC…アクセル開度 θth…スロットル開度 θtho …目標スロットル開度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI F16H 59:44
Claims (2)
- 【請求項1】 動力伝達系に無段変速機を設け、車両の
走行状態に応じて上記無段変速機の変速比を設定し、又
上記車両の走行状態及びアクセル開度に基づき電子制御
式スロットル弁の目標スロットル開度を設定する無段変
速機付エンジンの制御装置において、 上記アクセル開度と車速とに基づき目標エンジン回転数
を設定する目標エンジン回転数設定手段と、 上記アクセル開度と上記車速とに基づき電子制御式スロ
ットル弁の目標スロットル開度を設定する目標スロット
ル開度設定手段と、 上記目標エンジン回転数に基づき上記無段変速機の目標
変速比を設定する目標変速比設定手段とを備えているこ
とを特徴とする無段変速機付エンジンの制御装置。 - 【請求項2】 上記目標変速比設定手段では、上記目標
エンジン回転数を該目標エンジン回転数と実際のエンジ
ン回転数との偏差に応じて設定した補正量で補正した後
の値に基づき上記目標変速比を設定することを特徴とす
る請求項1記載の無段変速機付エンジンの制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10154945A JPH11342768A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 無段変速機付エンジンの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10154945A JPH11342768A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 無段変速機付エンジンの制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11342768A true JPH11342768A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=15595368
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10154945A Pending JPH11342768A (ja) | 1998-06-03 | 1998-06-03 | 無段変速機付エンジンの制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11342768A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006242231A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Toyota Motor Corp | ベルト式無段変速機の変速制御装置 |
| JP2006307998A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Toyota Motor Corp | ベルト式無段変速機の変速制御装置 |
| JP2006308060A (ja) * | 2005-05-02 | 2006-11-09 | Toyota Motor Corp | ベルト式無段変速機の変速制御装置 |
| JP2008049738A (ja) * | 2006-08-22 | 2008-03-06 | Isuzu Motors Ltd | 車両走行制御装置 |
| WO2016136593A1 (ja) * | 2015-02-23 | 2016-09-01 | Ntn株式会社 | 補機ベルトシステム |
| WO2016136594A1 (ja) * | 2015-02-23 | 2016-09-01 | Ntn株式会社 | 補機ベルトシステム |
-
1998
- 1998-06-03 JP JP10154945A patent/JPH11342768A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006242231A (ja) * | 2005-03-01 | 2006-09-14 | Toyota Motor Corp | ベルト式無段変速機の変速制御装置 |
| JP2006307998A (ja) * | 2005-04-28 | 2006-11-09 | Toyota Motor Corp | ベルト式無段変速機の変速制御装置 |
| JP2006308060A (ja) * | 2005-05-02 | 2006-11-09 | Toyota Motor Corp | ベルト式無段変速機の変速制御装置 |
| JP2008049738A (ja) * | 2006-08-22 | 2008-03-06 | Isuzu Motors Ltd | 車両走行制御装置 |
| WO2016136593A1 (ja) * | 2015-02-23 | 2016-09-01 | Ntn株式会社 | 補機ベルトシステム |
| WO2016136594A1 (ja) * | 2015-02-23 | 2016-09-01 | Ntn株式会社 | 補機ベルトシステム |
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