JPH11346466A - ディスク駆動装置 - Google Patents
ディスク駆動装置Info
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- JPH11346466A JPH11346466A JP15047998A JP15047998A JPH11346466A JP H11346466 A JPH11346466 A JP H11346466A JP 15047998 A JP15047998 A JP 15047998A JP 15047998 A JP15047998 A JP 15047998A JP H11346466 A JPH11346466 A JP H11346466A
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- Japan
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- cylindrical portion
- peripheral surface
- frame
- outer peripheral
- gap
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- Brushless Motors (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Rotational Drive Of Disk (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 温度変化が生じてもハブが歪むことを防止で
きるとともに、シール効果の高いラビリンスシールを形
成できるディスク駆動装置を提供すること。 【解決手段】 ディスク駆動装置1において、円筒部2
2の内周面23とヨーク4の外周面41との間には、双
方の周面23、41が隙間Gを挟んで対峙する非接合部
10が形成されている。温度変化時の円筒部22とヨー
ク4の伸縮量の違いは、非接合部10に吸収される。円
筒部22の下端部に形成されたフランジ部24の外周面
242とフレーム3に形成された側板部32の内周面3
21との間には、第1の微少隙間G1が形成され、フラ
ンジ部24の下面243とフレーム3の底板31の上面
311との間には、第2の微少隙間G2が形成されてい
る。フランジ部24の角部244とフレーム3の隅部3
12との間は、第1および第2の微少隙間G1、G2よ
りも幅広な幅広隙間G3となっている。
きるとともに、シール効果の高いラビリンスシールを形
成できるディスク駆動装置を提供すること。 【解決手段】 ディスク駆動装置1において、円筒部2
2の内周面23とヨーク4の外周面41との間には、双
方の周面23、41が隙間Gを挟んで対峙する非接合部
10が形成されている。温度変化時の円筒部22とヨー
ク4の伸縮量の違いは、非接合部10に吸収される。円
筒部22の下端部に形成されたフランジ部24の外周面
242とフレーム3に形成された側板部32の内周面3
21との間には、第1の微少隙間G1が形成され、フラ
ンジ部24の下面243とフレーム3の底板31の上面
311との間には、第2の微少隙間G2が形成されてい
る。フランジ部24の角部244とフレーム3の隅部3
12との間は、第1および第2の微少隙間G1、G2よ
りも幅広な幅広隙間G3となっている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハードディスク等
の記録ディスクを回転駆動するためのディスク駆動装置
に関するものである。さらに詳しくは、ディスク駆動装
置のハブに対するヨークの取り付け構造、およびハブと
フレームとの間のラビリンスシール構造に関するもので
ある。
の記録ディスクを回転駆動するためのディスク駆動装置
に関するものである。さらに詳しくは、ディスク駆動装
置のハブに対するヨークの取り付け構造、およびハブと
フレームとの間のラビリンスシール構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】ハードディスク等の記録ディスクを回転
駆動するためのディスク駆動装置は、ディスクが載置さ
れるハブと、ベアリングを介してハブを回転自在に支持
したフレームと、ハブにヨークを介して取り付けられた
ロータマグネットと、ロータマグネットに対峙するよう
にフレームに取り付けられた電機子とを有している。
駆動するためのディスク駆動装置は、ディスクが載置さ
れるハブと、ベアリングを介してハブを回転自在に支持
したフレームと、ハブにヨークを介して取り付けられた
ロータマグネットと、ロータマグネットに対峙するよう
にフレームに取り付けられた電機子とを有している。
【0003】ハブには、図3(A)に示すように、内側
に電機子が配置される空間をつくる円筒部22が形成さ
れ、この円筒部22の内周面23にヨーク4とロータマ
グネット5が取り付けられている。ハブ2はアルミニウ
ムによって形成され、ヨークは鉄によって形成されてお
り、円筒部22の内周面23に対してヨーク4の外周面
41が全周に亘って接着されている。
に電機子が配置される空間をつくる円筒部22が形成さ
れ、この円筒部22の内周面23にヨーク4とロータマ
グネット5が取り付けられている。ハブ2はアルミニウ
ムによって形成され、ヨークは鉄によって形成されてお
り、円筒部22の内周面23に対してヨーク4の外周面
41が全周に亘って接着されている。
【0004】また、円筒部22の外周側の下端部には、
ディスク載置面241とされるフランジ部24が形成さ
れている。この種のモータでは、モータ内から潤滑油な
どが飛散して記録ディスクに付着することを防止するこ
とを目的に、円筒部22の外周面242と、この外周面
242に対峙するようにフレームの底板から立ち上がっ
た側板部の内周面321との間に、ラビリンスシールを
構成する微少隙間が形成される。
ディスク載置面241とされるフランジ部24が形成さ
れている。この種のモータでは、モータ内から潤滑油な
どが飛散して記録ディスクに付着することを防止するこ
とを目的に、円筒部22の外周面242と、この外周面
242に対峙するようにフレームの底板から立ち上がっ
た側板部の内周面321との間に、ラビリンスシールを
構成する微少隙間が形成される。
【0005】なお、ラビリンスシールは、微少隙間のま
まで連続する長さが長すぎるとシール効果が飽和してし
まい、それほど効果が上がらないので、実開平5−78
184号公報に開示されているディスク駆動装置(回転
駆動装置)では、ハブの円筒部の外周面、またはこの外
周面に対峙するフレームの側板部の内周面を凹凸面とし
て、短いラビリンスシールを複数形成することによりシ
ール効果を高めている。
まで連続する長さが長すぎるとシール効果が飽和してし
まい、それほど効果が上がらないので、実開平5−78
184号公報に開示されているディスク駆動装置(回転
駆動装置)では、ハブの円筒部の外周面、またはこの外
周面に対峙するフレームの側板部の内周面を凹凸面とし
て、短いラビリンスシールを複数形成することによりシ
ール効果を高めている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ここで、円筒部22の
外周面に記録ディスクが嵌め込まれるディスク駆動装置
では、円筒部22の外周面221の径寸法は記録ディス
クによって規定されている。また、円筒部22の内側に
は電機子等が配置されており、円筒部22の内側のスペ
ースを狭める余裕はない。従って、磁気特性を高めるた
めにヨーク4やロータマグネット5を半径方向に厚くす
るには、その分、円筒部22を薄くしなければならな
い。しかし、円筒部22の内周面にはヨーク4が全周に
亘って接着されているので、円筒部22を薄くすると、
ハブ2とヨーク4との熱膨張係数の違いにより、周囲温
度が変化したときにヨーク4が歪みやすくなるという問
題がある。
外周面に記録ディスクが嵌め込まれるディスク駆動装置
では、円筒部22の外周面221の径寸法は記録ディス
クによって規定されている。また、円筒部22の内側に
は電機子等が配置されており、円筒部22の内側のスペ
ースを狭める余裕はない。従って、磁気特性を高めるた
めにヨーク4やロータマグネット5を半径方向に厚くす
るには、その分、円筒部22を薄くしなければならな
い。しかし、円筒部22の内周面にはヨーク4が全周に
亘って接着されているので、円筒部22を薄くすると、
ハブ2とヨーク4との熱膨張係数の違いにより、周囲温
度が変化したときにヨーク4が歪みやすくなるという問
題がある。
【0007】例えば、常温では、図3(A)に示すよう
に、円筒部22が下方に真っ直ぐ延びているが、高温時
には、アルミニウム製の円筒部のほうが鉄製のヨークよ
りも大きく膨張するので、図3(B)に示すように、円
筒部22の下端部がヨーク4の貼り付けられた内側に向
けて歪む。また、低温時には、アルミニウム製の円筒部
のほうが鉄製のヨークよりも顕著に収縮するので、図3
(C)に示すように、円筒部22の下端部が外側に向け
て歪んでしまう。
に、円筒部22が下方に真っ直ぐ延びているが、高温時
には、アルミニウム製の円筒部のほうが鉄製のヨークよ
りも大きく膨張するので、図3(B)に示すように、円
筒部22の下端部がヨーク4の貼り付けられた内側に向
けて歪む。また、低温時には、アルミニウム製の円筒部
のほうが鉄製のヨークよりも顕著に収縮するので、図3
(C)に示すように、円筒部22の下端部が外側に向け
て歪んでしまう。
【0008】このようなことが起こると、円筒部22の
外周側でフレームとの間に構成されていたラビリンスシ
ールの隙間が拡がりすぎてラビリンスシールとして機能
しなくなったり、隙間が狭まりすぎて円筒部22がフレ
ームに衝突してしまうという問題がある。また、円筒部
22の下端部に形成されたフランジ部24が傾いてしま
うので、フランジ部24の上面241に搭載した記録デ
ィスクを水平に維持できないという問題もある。
外周側でフレームとの間に構成されていたラビリンスシ
ールの隙間が拡がりすぎてラビリンスシールとして機能
しなくなったり、隙間が狭まりすぎて円筒部22がフレ
ームに衝突してしまうという問題がある。また、円筒部
22の下端部に形成されたフランジ部24が傾いてしま
うので、フランジ部24の上面241に搭載した記録デ
ィスクを水平に維持できないという問題もある。
【0009】一方、実開平5−78184号公報に開示
されているディスク駆動装置のように、円筒部の外周面
に構成されたラビリンスシールを複数に分割する構造で
は、円筒部自身の軸線方向の長さが短い場合には、各ラ
ビリンスシールの長さが短くなりすぎて、それほどシー
ル効果を上げることができないという問題がある。
されているディスク駆動装置のように、円筒部の外周面
に構成されたラビリンスシールを複数に分割する構造で
は、円筒部自身の軸線方向の長さが短い場合には、各ラ
ビリンスシールの長さが短くなりすぎて、それほどシー
ル効果を上げることができないという問題がある。
【0010】以上の問題に鑑みて、本発明の課題は、温
度変化が生じてもハブが歪むことを防止できるととも
に、シール効果の高いラビリンスシールを形成できるデ
ィスク駆動装置を提供することにある。
度変化が生じてもハブが歪むことを防止できるととも
に、シール効果の高いラビリンスシールを形成できるデ
ィスク駆動装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、フレーム上に搭載された電機子と、外周
面に記録ディスクの中央孔が嵌め込まれる突部、該突部
の下端側で拡がる記録ディスク載置用のディスク載置
面、および前記電機子を外周側で囲む円筒部を備え、前
記フレームに対して回転自在に支持されたハブと、該ハ
ブの前記円筒部の内周面に取り付けられた環状のヨーク
と、該ヨークの内周面に取り付けられ、前記電機子のス
テータコアに対向するロータマグネットとを有するディ
スク駆動装置において、前記円筒部の内周面と前記ヨー
クの外周面との間には、双方の周面の上側同士が接合す
る接合部と、該接合部の下側で双方の周面同士が隙間を
挟んで対峙する非接合部とが形成されているとともに、
前記円筒部の外周面と前記フレームにおいて底部から立
ち上がった側板部の内周面との間、および前記円筒部の
下面部と前記フレームの前記底部との間にはラビリンス
シールを構成する微少隙間が形成されていることを特徴
とする。
に、本発明は、フレーム上に搭載された電機子と、外周
面に記録ディスクの中央孔が嵌め込まれる突部、該突部
の下端側で拡がる記録ディスク載置用のディスク載置
面、および前記電機子を外周側で囲む円筒部を備え、前
記フレームに対して回転自在に支持されたハブと、該ハ
ブの前記円筒部の内周面に取り付けられた環状のヨーク
と、該ヨークの内周面に取り付けられ、前記電機子のス
テータコアに対向するロータマグネットとを有するディ
スク駆動装置において、前記円筒部の内周面と前記ヨー
クの外周面との間には、双方の周面の上側同士が接合す
る接合部と、該接合部の下側で双方の周面同士が隙間を
挟んで対峙する非接合部とが形成されているとともに、
前記円筒部の外周面と前記フレームにおいて底部から立
ち上がった側板部の内周面との間、および前記円筒部の
下面部と前記フレームの前記底部との間にはラビリンス
シールを構成する微少隙間が形成されていることを特徴
とする。
【0012】本発明では、ハブの円筒部の下端側は、円
筒部の内周面とヨークの外周面が隙間を挟んで対峙する
非接合部となっているので、周囲温度が変化しても、円
筒部の下端部はヨークとは独立して上下に伸縮できる。
また、円筒部とヨークの厚さ方向(半径方向)の伸縮量
の違いは、非接合部の隙間に吸収される。このため、ハ
ブとヨークの熱膨張整数が違っていても、円筒部は歪ま
ない。従って、円筒部とフレームとの間に構成されてい
るラビリンスシールが機能しなくなるほど互いの隙間が
開いてしまったり、逆に、円筒部がフレームに衝突して
しまったりすることがない。また、円筒部が歪まないの
で、円筒部の外周面の外径寸法をそのままで円筒部を薄
く形成して、その分、ヨークやロータマグネットを厚く
形成できる。従って、電機子とロータマグネットの間の
磁気特性を向上させることができる。さらに、本発明で
は、円筒部の外周面とフレームの側板部との間が微少隙
間となっているだけでなく、円筒部の下面部とフレーム
の底板との間も微少隙間となっているので、ラビリンス
シールの長さを長くとることができる。従って、ハブと
フレームとの間に十分な長さのラビリンスシールを構成
でき、かつ、以下の形態のように、ラビリンスシールを
複数に分断しても個々のラビリンスシールの長さを十分
に確保できる。
筒部の内周面とヨークの外周面が隙間を挟んで対峙する
非接合部となっているので、周囲温度が変化しても、円
筒部の下端部はヨークとは独立して上下に伸縮できる。
また、円筒部とヨークの厚さ方向(半径方向)の伸縮量
の違いは、非接合部の隙間に吸収される。このため、ハ
ブとヨークの熱膨張整数が違っていても、円筒部は歪ま
ない。従って、円筒部とフレームとの間に構成されてい
るラビリンスシールが機能しなくなるほど互いの隙間が
開いてしまったり、逆に、円筒部がフレームに衝突して
しまったりすることがない。また、円筒部が歪まないの
で、円筒部の外周面の外径寸法をそのままで円筒部を薄
く形成して、その分、ヨークやロータマグネットを厚く
形成できる。従って、電機子とロータマグネットの間の
磁気特性を向上させることができる。さらに、本発明で
は、円筒部の外周面とフレームの側板部との間が微少隙
間となっているだけでなく、円筒部の下面部とフレーム
の底板との間も微少隙間となっているので、ラビリンス
シールの長さを長くとることができる。従って、ハブと
フレームとの間に十分な長さのラビリンスシールを構成
でき、かつ、以下の形態のように、ラビリンスシールを
複数に分断しても個々のラビリンスシールの長さを十分
に確保できる。
【0013】すなわち、前記ハブと前記フレームとの間
には、前記微小隙間を、前記円筒部の外周面と前記フレ
ームの側板部の内周面との間で第1のラビリンスシール
を構成する第1の微少隙間と、前記円筒部の下面部と前
記フレームの前記底部との間で第2のラビリンスシール
を構成する第2の微少隙間とに分断する幅広隙間が形成
されていることが好ましい。このように構成すると、適
度な長さのラビリンスシールを2箇所に形成することが
できる。すなわち、第1の微少隙間と第2の微少隙間が
連続したラビリンスシールとは違い、シール効果が飽和
するほどラビリンスシールが長くなることがない。ま
た、第1の微少隙間を複数に分割するのとは違い、各ラ
ビリンスシールが短すぎることがない。従って、さらに
シール効果を向上させることができる。
には、前記微小隙間を、前記円筒部の外周面と前記フレ
ームの側板部の内周面との間で第1のラビリンスシール
を構成する第1の微少隙間と、前記円筒部の下面部と前
記フレームの前記底部との間で第2のラビリンスシール
を構成する第2の微少隙間とに分断する幅広隙間が形成
されていることが好ましい。このように構成すると、適
度な長さのラビリンスシールを2箇所に形成することが
できる。すなわち、第1の微少隙間と第2の微少隙間が
連続したラビリンスシールとは違い、シール効果が飽和
するほどラビリンスシールが長くなることがない。ま
た、第1の微少隙間を複数に分割するのとは違い、各ラ
ビリンスシールが短すぎることがない。従って、さらに
シール効果を向上させることができる。
【0014】本発明において、前記ディスク載置面は、
前記円筒部の下端側で外側に張り出したフランジ部の上
面として構成されていることにより、当該フランジ部よ
りも上方に突き出た前記円筒部の上側部分によって前記
突部が構成され、前記非接合部は、前記円筒部の下端部
分からスラスト方向に向けて前記ディスク載置面よりも
上方にまで延びていることが好ましい。このように構成
すると、非接合部は円筒部の下端側に形成されたディス
ク載置面よりも上方に延びているので、円筒部の下端部
分のうちディスク載置面が形成されている部分から下側
は歪まない。従って、ディスク載置面が傾かないので、
ディスク載置面に載置された記録ディスクの水平度を保
つことができる。
前記円筒部の下端側で外側に張り出したフランジ部の上
面として構成されていることにより、当該フランジ部よ
りも上方に突き出た前記円筒部の上側部分によって前記
突部が構成され、前記非接合部は、前記円筒部の下端部
分からスラスト方向に向けて前記ディスク載置面よりも
上方にまで延びていることが好ましい。このように構成
すると、非接合部は円筒部の下端側に形成されたディス
ク載置面よりも上方に延びているので、円筒部の下端部
分のうちディスク載置面が形成されている部分から下側
は歪まない。従って、ディスク載置面が傾かないので、
ディスク載置面に載置された記録ディスクの水平度を保
つことができる。
【0015】本発明において、前記円筒部の外周面と前
記フレームの側板部の内周面との間に形成された微少隙
間の隙間寸法は、前記非接合部の隙間寸法よりも狭いこ
とが好ましい。
記フレームの側板部の内周面との間に形成された微少隙
間の隙間寸法は、前記非接合部の隙間寸法よりも狭いこ
とが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して本発明の
実施の形態を説明する。
実施の形態を説明する。
【0017】[実施の形態1] (全体構成)図1は、本発明の実施の形態1に係るディ
スク駆動装置の半断面図である。図1に示すように、デ
ィスク駆動装置1は、ハードディスク等の記録ディスク
(図示せず。)が載置されるハブ2と、ボールベアリン
グ12、13を介してハブ2を回転自在に支持するフレ
ーム3を備えている。
スク駆動装置の半断面図である。図1に示すように、デ
ィスク駆動装置1は、ハードディスク等の記録ディスク
(図示せず。)が載置されるハブ2と、ボールベアリン
グ12、13を介してハブ2を回転自在に支持するフレ
ーム3を備えている。
【0018】フレーム3は、環状の底板31と、底板3
1の外周縁から垂直に立ち上がった環状の側板部32
と、側板部32の上端部に形成された鍔部33と、底板
31の内周縁付近から立ち上がった環状突部34を備え
ている。環状突部34の外周面には、ステータコア61
が取り付けられている。ステータコア61にはコイル6
2が巻回され、電機子6が構成されている。底板31の
内周面35には固定軸11が嵌合固定され、固定軸11
の外周面に一対のボールベアリング12、13が支持さ
れている。
1の外周縁から垂直に立ち上がった環状の側板部32
と、側板部32の上端部に形成された鍔部33と、底板
31の内周縁付近から立ち上がった環状突部34を備え
ている。環状突部34の外周面には、ステータコア61
が取り付けられている。ステータコア61にはコイル6
2が巻回され、電機子6が構成されている。底板31の
内周面35には固定軸11が嵌合固定され、固定軸11
の外周面に一対のボールベアリング12、13が支持さ
れている。
【0019】ハブ2はアルミニウムから形成されてお
り、固定軸11を取り巻く厚肉の円筒状をした胴部21
と、胴部21の外周側から固定軸11の軸線Lの方向の
下方に向けて延びた円筒部22と、胴部21の内周側か
ら下方に向けて延びた内側円筒部25を備えている。胴
部21の内周面211と内側円筒部25の内周面251
にはそれぞれ、ボールベアリング12、13が保持され
ている。従って、ハブ2はフレーム3に対して回転自在
となっている。また、円筒部22の内周面23には、鉄
から形成された環状のヨーク4が接着されている。ヨー
ク4の内周面42には、環状のロータマグネット5が接
着され、ロータマグネット5の内周面52は電機子6と
対峙している。
り、固定軸11を取り巻く厚肉の円筒状をした胴部21
と、胴部21の外周側から固定軸11の軸線Lの方向の
下方に向けて延びた円筒部22と、胴部21の内周側か
ら下方に向けて延びた内側円筒部25を備えている。胴
部21の内周面211と内側円筒部25の内周面251
にはそれぞれ、ボールベアリング12、13が保持され
ている。従って、ハブ2はフレーム3に対して回転自在
となっている。また、円筒部22の内周面23には、鉄
から形成された環状のヨーク4が接着されている。ヨー
ク4の内周面42には、環状のロータマグネット5が接
着され、ロータマグネット5の内周面52は電機子6と
対峙している。
【0020】円筒部22の下端部には、外側に張り出し
たフランジ部24が形成されている。フランジ部24の
上面は、記録ディスクが載置されるディスク載置面24
1となっている。また、フランジ部24よりも上側に突
出した円筒部22の上側部分は、外周面221に記録デ
ィスクの中央孔が嵌め込まれる突部となっている。搭載
する記録ディスクが3.5インチのハードディスクの場
合には、記録ディスクの中央孔の直径が25.0mmな
ので、円筒部22の外周面221の径寸法はこれよりも
僅かに小さく形成されている。
たフランジ部24が形成されている。フランジ部24の
上面は、記録ディスクが載置されるディスク載置面24
1となっている。また、フランジ部24よりも上側に突
出した円筒部22の上側部分は、外周面221に記録デ
ィスクの中央孔が嵌め込まれる突部となっている。搭載
する記録ディスクが3.5インチのハードディスクの場
合には、記録ディスクの中央孔の直径が25.0mmな
ので、円筒部22の外周面221の径寸法はこれよりも
僅かに小さく形成されている。
【0021】ハブ2の胴部21の内周面211のうち、
ベアリング12を保持した部分よりも上側には、環状の
シール部材7が接着されている。シール部材7の下面7
1はベアリング12の外輪上端面121に当接してい
る。シール部材7の内周面72は、固定軸11の外周面
111のうちのベアリング12の保持部よりも軸端側の
部分と微少隙間を開けて対峙しており、これらの間にラ
ビリンスシールを構成している。従って、ベアリング1
2に添加した潤滑油が装置外に漏出したり、装置外の埃
などがベアリング12に付着することを防止できる。
ベアリング12を保持した部分よりも上側には、環状の
シール部材7が接着されている。シール部材7の下面7
1はベアリング12の外輪上端面121に当接してい
る。シール部材7の内周面72は、固定軸11の外周面
111のうちのベアリング12の保持部よりも軸端側の
部分と微少隙間を開けて対峙しており、これらの間にラ
ビリンスシールを構成している。従って、ベアリング1
2に添加した潤滑油が装置外に漏出したり、装置外の埃
などがベアリング12に付着することを防止できる。
【0022】(ヨーク4の取り付け構造)本形態のディ
スク駆動装置1では、円筒部22の内周面23のうちの
下側の部分は、上側の部分231よりも内径の大きな拡
径部232になっている。この拡径部232は、円筒部
22の下端部からスラスト方向に向けてフランジ部24
の上面のディスク載置面241よりも上方まで延びてい
る。
スク駆動装置1では、円筒部22の内周面23のうちの
下側の部分は、上側の部分231よりも内径の大きな拡
径部232になっている。この拡径部232は、円筒部
22の下端部からスラスト方向に向けてフランジ部24
の上面のディスク載置面241よりも上方まで延びてい
る。
【0023】また、ヨーク4はスラスト方向に円筒部2
2とほぼ同じ長さを備え、ヨーク4の外周面41は一定
の径寸法に形成されている。このため、円筒部22の内
周面23のうちの上側の部分231と、ヨーク4の外周
面41の上側部分とは、双方の周面231、41が全周
に亘って接着固定された接合部230となっている。但
し、円筒部22の内周面23のうちの拡径部232の部
分はヨーク4の外周面41に接触していない。すなわ
ち、円筒部22の内周面23とヨーク4の外周面41と
の間の接合部230の下側は、全周に亘って双方の周面
同士が隙間Gを挟んで対峙した非接合部10となってい
る。この非接合部10は、円筒部22の下端部からスラ
スト方向に向けてディスク載置面241よりも上方まで
延びている。また、この非接合部10の隙間寸法は、例
えば、50〜300μmに設定されている。
2とほぼ同じ長さを備え、ヨーク4の外周面41は一定
の径寸法に形成されている。このため、円筒部22の内
周面23のうちの上側の部分231と、ヨーク4の外周
面41の上側部分とは、双方の周面231、41が全周
に亘って接着固定された接合部230となっている。但
し、円筒部22の内周面23のうちの拡径部232の部
分はヨーク4の外周面41に接触していない。すなわ
ち、円筒部22の内周面23とヨーク4の外周面41と
の間の接合部230の下側は、全周に亘って双方の周面
同士が隙間Gを挟んで対峙した非接合部10となってい
る。この非接合部10は、円筒部22の下端部からスラ
スト方向に向けてディスク載置面241よりも上方まで
延びている。また、この非接合部10の隙間寸法は、例
えば、50〜300μmに設定されている。
【0024】ここで、ディスク駆動装置1のハブ2はア
ルミニウム製であり、ヨーク4は鉄製なので、互いに熱
膨張整数が違う。このため、周囲温度が変化したときの
伸縮量が異なるが、本形態では、円筒部22の内周面2
3とヨーク4の外周面41との間のうち、接合部230
の下側は非接合部10となっているので、円筒部22の
下端部はヨーク4の伸縮とは関係なく、自由に上下(ス
ラスト方向)に伸縮できる。また、円筒部22とヨーク
4の厚さ方向(ラジアル方向)の伸縮量の違いは、非接
合部10の隙間Gに吸収される。従って、周囲温度が変
化しても、円筒部22は歪まない。
ルミニウム製であり、ヨーク4は鉄製なので、互いに熱
膨張整数が違う。このため、周囲温度が変化したときの
伸縮量が異なるが、本形態では、円筒部22の内周面2
3とヨーク4の外周面41との間のうち、接合部230
の下側は非接合部10となっているので、円筒部22の
下端部はヨーク4の伸縮とは関係なく、自由に上下(ス
ラスト方向)に伸縮できる。また、円筒部22とヨーク
4の厚さ方向(ラジアル方向)の伸縮量の違いは、非接
合部10の隙間Gに吸収される。従って、周囲温度が変
化しても、円筒部22は歪まない。
【0025】このため、本形態では、後述するように、
フランジ部24とフレーム3の間にラビリンスシールが
構成されているが、円筒部22が歪まないので、フラン
ジ部24とフレーム3との間に構成されたラビリンスシ
ールが機能しなくなるほど互いの隙間が開いてしまった
り、逆に、フランジ部24がフレーム3に衝突してしま
ったりすることがない。
フランジ部24とフレーム3の間にラビリンスシールが
構成されているが、円筒部22が歪まないので、フラン
ジ部24とフレーム3との間に構成されたラビリンスシ
ールが機能しなくなるほど互いの隙間が開いてしまった
り、逆に、フランジ部24がフレーム3に衝突してしま
ったりすることがない。
【0026】また、円筒部22が歪まないので、円筒部
22を薄肉にすることができる。従って、記録ディスク
の中央孔が嵌め込まれる円筒部22の外周面221の径
寸法、および円筒部22の内側に配置されたボールベア
リング12、13やステータコア61の径寸法を変えな
くても、円筒部22を薄く形成した分、ヨーク4やロー
タマグネット5を厚く形成できる。従って、電機子6と
ロータマグネット5の間の磁気特性を向上させることが
できる。
22を薄肉にすることができる。従って、記録ディスク
の中央孔が嵌め込まれる円筒部22の外周面221の径
寸法、および円筒部22の内側に配置されたボールベア
リング12、13やステータコア61の径寸法を変えな
くても、円筒部22を薄く形成した分、ヨーク4やロー
タマグネット5を厚く形成できる。従って、電機子6と
ロータマグネット5の間の磁気特性を向上させることが
できる。
【0027】さらに、円筒部22が歪まないので、円筒
部22の下端部に形成されたフランジ部24が傾くこと
がない。特に、本形態では、非接合部10がフランジ部
24の上面のディスク載置面241よりも上方まで延び
ているので、フランジ部24の傾きを確実に防止でき
る。従って、フランジ部24の上面のディスク載置面2
41が傾かないので、記録ディスクの水平度を保つこと
ができる。
部22の下端部に形成されたフランジ部24が傾くこと
がない。特に、本形態では、非接合部10がフランジ部
24の上面のディスク載置面241よりも上方まで延び
ているので、フランジ部24の傾きを確実に防止でき
る。従って、フランジ部24の上面のディスク載置面2
41が傾かないので、記録ディスクの水平度を保つこと
ができる。
【0028】(ハブ2とフレーム3とのラビリンスシー
ル構造)本形態のディスク駆動装置1では、電機子6や
ロータマグネット5が配置された装置内に埃などが入ら
ないように、ハブ2とフレーム3との間にラビリンスシ
ールが構成されている。
ル構造)本形態のディスク駆動装置1では、電機子6や
ロータマグネット5が配置された装置内に埃などが入ら
ないように、ハブ2とフレーム3との間にラビリンスシ
ールが構成されている。
【0029】まず、ハブ2の円筒部22のうち、下端部
に形成されたフランジ部24の外周面242とフレーム
3の側板部32の内周面321とは近接しており、これ
らの間でラビリンスシールを構成する微少隙間G1が形
成されている。この微少隙間G1の隙間寸法は、円筒部
22の内周面23とヨーク4の外周面41との間に形成
された非接合部10の隙間寸法よりも狭くなるように、
例えば50〜100μmに設定されている。
に形成されたフランジ部24の外周面242とフレーム
3の側板部32の内周面321とは近接しており、これ
らの間でラビリンスシールを構成する微少隙間G1が形
成されている。この微少隙間G1の隙間寸法は、円筒部
22の内周面23とヨーク4の外周面41との間に形成
された非接合部10の隙間寸法よりも狭くなるように、
例えば50〜100μmに設定されている。
【0030】また、フランジ部24の下面243(円筒
部22の下面部)と底板31の上面311とは近接して
おり、これらの間でラビリンスシールを構成する微少隙
間G2が形成されている。この微少隙間G2の隙間寸法
は、フランジ部24の外周面242とフレーム3の側板
部32との間の微少隙間G1の隙間寸法よりも広くなる
ように、例えば100〜200μmに設定されている。
部22の下面部)と底板31の上面311とは近接して
おり、これらの間でラビリンスシールを構成する微少隙
間G2が形成されている。この微少隙間G2の隙間寸法
は、フランジ部24の外周面242とフレーム3の側板
部32との間の微少隙間G1の隙間寸法よりも広くなる
ように、例えば100〜200μmに設定されている。
【0031】さらに、フランジ部24の外周面242と
下面243との間に形成された角部244には、大きな
面取りが施されている。一方、側板部32の内周面32
1と底板31の上面311との間に形成された隅部31
2は直角に形成されている。このため、角部244と隅
部312との間には、微少隙間G1、G2よりも広く形
成された幅広隙間G3が形成されている。従って、ハブ
2とフレーム3との間に形成された微少隙間G1、G2
は、幅広隙間G3によって長さL1の第1の微少隙間G
1と長さL2の第2の微少隙間G2に分断され、それぞ
れが第1および第2のラビリンスシールとして機能す
る。
下面243との間に形成された角部244には、大きな
面取りが施されている。一方、側板部32の内周面32
1と底板31の上面311との間に形成された隅部31
2は直角に形成されている。このため、角部244と隅
部312との間には、微少隙間G1、G2よりも広く形
成された幅広隙間G3が形成されている。従って、ハブ
2とフレーム3との間に形成された微少隙間G1、G2
は、幅広隙間G3によって長さL1の第1の微少隙間G
1と長さL2の第2の微少隙間G2に分断され、それぞ
れが第1および第2のラビリンスシールとして機能す
る。
【0032】このように、本形態のディスク駆動装置1
では、フランジ部24の外周面242とフレーム3の側
板部32との間にラビリンスシール(第1の微少隙間G
1)が形成されているだけでなく、フランジ部24の下
面243とフレーム3の底板31の間にもラビリンスシ
ール(第2の微少隙間G2)が形成されているので、第
1の微少隙間G1だけしか形成されていない従来の装置
に比べ、シール効果を高めることができる。しかも、本
形態では、幅広隙間Gが形成されているので、適度な長
さのラビリンスシールを2箇所に形成した状態になって
いる。すなわち、第1の微少隙間G1が構成するラビリ
ンスシールの長さL1と第2の微少隙間G2が構成する
ラビリンスシールの長さL2が連続していると、シール
効果が飽和するほどラビリンスシールが長くなってしま
う場合がある。また、フランジ部24の外周面242と
フレーム2の側板部32との間のラビリンスシール(本
形態では、第1の微少隙間G1によって構成されたラビ
リンスシール)を複数に分割すると、各ラビリンスシー
ルが短すぎてしまう。しかるに本形態では、フランジ部
24の外周面242から下面243にかけて形成された
微少隙間G1、G2を幅広隙間G3で分断して、それぞ
れがラビリンスシールとして十分に機能する長さL1、
L2のラビリンスシールを2箇所に形成できるので、さ
らにシール効果を向上させることができる。
では、フランジ部24の外周面242とフレーム3の側
板部32との間にラビリンスシール(第1の微少隙間G
1)が形成されているだけでなく、フランジ部24の下
面243とフレーム3の底板31の間にもラビリンスシ
ール(第2の微少隙間G2)が形成されているので、第
1の微少隙間G1だけしか形成されていない従来の装置
に比べ、シール効果を高めることができる。しかも、本
形態では、幅広隙間Gが形成されているので、適度な長
さのラビリンスシールを2箇所に形成した状態になって
いる。すなわち、第1の微少隙間G1が構成するラビリ
ンスシールの長さL1と第2の微少隙間G2が構成する
ラビリンスシールの長さL2が連続していると、シール
効果が飽和するほどラビリンスシールが長くなってしま
う場合がある。また、フランジ部24の外周面242と
フレーム2の側板部32との間のラビリンスシール(本
形態では、第1の微少隙間G1によって構成されたラビ
リンスシール)を複数に分割すると、各ラビリンスシー
ルが短すぎてしまう。しかるに本形態では、フランジ部
24の外周面242から下面243にかけて形成された
微少隙間G1、G2を幅広隙間G3で分断して、それぞ
れがラビリンスシールとして十分に機能する長さL1、
L2のラビリンスシールを2箇所に形成できるので、さ
らにシール効果を向上させることができる。
【0033】また、本形態では、フランジ部24の外周
面242から下面243にかけて形成された微少隙間を
第1の微少隙間G1と第2の微少隙間G2に分断するの
に、フランジ部24の外周面242と下面243との間
に形成された角部244に大きな面取りをするだけなの
で、加工が簡単であるという利点もある。
面242から下面243にかけて形成された微少隙間を
第1の微少隙間G1と第2の微少隙間G2に分断するの
に、フランジ部24の外周面242と下面243との間
に形成された角部244に大きな面取りをするだけなの
で、加工が簡単であるという利点もある。
【0034】[実施の形態2]図2は、本発明の実施の
形態2に係るディスク駆動装置を示す半断面図である。
本形態のディスク駆動装置1Aでは、ディスク載置面が
円筒部の上側に形成されているが、それでも本発明を適
用すると、安定したラビリンス効果を発揮するディスク
駆動装置を実現できる。なお、本形態のディスク駆動装
置1Aは、基本的な構成が実施の形態1で説明したディ
スク駆動装置1と同様なので、共通する部分については
同じ符号を付して、その説明は省略する。
形態2に係るディスク駆動装置を示す半断面図である。
本形態のディスク駆動装置1Aでは、ディスク載置面が
円筒部の上側に形成されているが、それでも本発明を適
用すると、安定したラビリンス効果を発揮するディスク
駆動装置を実現できる。なお、本形態のディスク駆動装
置1Aは、基本的な構成が実施の形態1で説明したディ
スク駆動装置1と同様なので、共通する部分については
同じ符号を付して、その説明は省略する。
【0035】図2に示すように、本形態のディスク駆動
装置1Aのハブ2Aは、固定軸11を取り巻く厚肉の円
筒状をした胴部21と、胴部21の下端部の外周側から
半径方向外側に向けて環状に張り出した張り出し部25
と、張り出し部25の外周縁から下方に向けて延びた円
筒部26を備えている。本形態では、胴部21の外周面
211に記録ディスクの中央孔が嵌め込まれる。また、
張り出し部25の上面が記録ディスクが載置されるディ
スク載置面251となっている。
装置1Aのハブ2Aは、固定軸11を取り巻く厚肉の円
筒状をした胴部21と、胴部21の下端部の外周側から
半径方向外側に向けて環状に張り出した張り出し部25
と、張り出し部25の外周縁から下方に向けて延びた円
筒部26を備えている。本形態では、胴部21の外周面
211に記録ディスクの中央孔が嵌め込まれる。また、
張り出し部25の上面が記録ディスクが載置されるディ
スク載置面251となっている。
【0036】円筒部26の内周面23には環状のヨーク
4が接着されている。円筒部26の内周面264のうち
の下側の部分は、上側の部分265よりも内径の大きな
拡径部266となっている。このため、円筒部26の内
周面264のうちの上側の部分265とヨーク4の外周
面41の上側部分とは、双方の周面同士が全周に亘って
接合された接合部260になっているが、円筒部26の
内周面264のうちの拡径部266の部分は、双方の周
面同士が隙間Gを挟んで対峙した非接合部10となって
いる。従って、本形態のディスク駆動装置1Aでも、周
囲温度が変化したときに、円筒部26の下端部は、ヨー
ク4の伸縮とは関係なく自由に上下に伸縮でき、厚さ方
向の伸縮量の違いは非接合部10に吸収されるので、円
筒部26が歪まない。それ故、以下に説明する円筒部2
6とフレーム3の間に構成されたラビリンスシールが機
能しなくなるほど、互いの隙間が開いてしまったり、円
筒部26がフレーム3に衝突してしまったりすることが
ない。
4が接着されている。円筒部26の内周面264のうち
の下側の部分は、上側の部分265よりも内径の大きな
拡径部266となっている。このため、円筒部26の内
周面264のうちの上側の部分265とヨーク4の外周
面41の上側部分とは、双方の周面同士が全周に亘って
接合された接合部260になっているが、円筒部26の
内周面264のうちの拡径部266の部分は、双方の周
面同士が隙間Gを挟んで対峙した非接合部10となって
いる。従って、本形態のディスク駆動装置1Aでも、周
囲温度が変化したときに、円筒部26の下端部は、ヨー
ク4の伸縮とは関係なく自由に上下に伸縮でき、厚さ方
向の伸縮量の違いは非接合部10に吸収されるので、円
筒部26が歪まない。それ故、以下に説明する円筒部2
6とフレーム3の間に構成されたラビリンスシールが機
能しなくなるほど、互いの隙間が開いてしまったり、円
筒部26がフレーム3に衝突してしまったりすることが
ない。
【0037】次に、ハブ2Aとフレーム3との間のラビ
リンスシール構造について説明する。まず、円筒部26
の外周面261のうち、上側部分263よりも僅かに突
出した下側部分262は、フレーム3の側板部32の内
周面321と近接しており、これらの間がラビリンスシ
ールを構成する微少隙間G1となっている。また、底板
31の内面311のうちの円筒部26の下面部267に
対峙する部分313は、円筒部26の下面部267に近
接するように上方に向けて突出しており、これらの間が
ラビリンスシールを構成する微少隙間G2となってい
る。さらに、円筒部26の外周面262と下面部267
との間に形成された角部268には、大きな面取りが施
されている。一方、側板部32の内周面321と底板3
1の上面313との間に形成された隅部312は直角に
形成されている。このため、角部268と隅部312と
の間には、微少隙間G1、G2よりも広く形成された幅
広隙間G3が形成されている。従って、ハブ2Aとフレ
ーム3との間に形成された微少隙間G1、G2は、長さ
L1の微少隙間G1と長さL2の微少隙間G2に分断さ
れ、それぞれが第1および第2のラビリンスシールとし
て機能する。
リンスシール構造について説明する。まず、円筒部26
の外周面261のうち、上側部分263よりも僅かに突
出した下側部分262は、フレーム3の側板部32の内
周面321と近接しており、これらの間がラビリンスシ
ールを構成する微少隙間G1となっている。また、底板
31の内面311のうちの円筒部26の下面部267に
対峙する部分313は、円筒部26の下面部267に近
接するように上方に向けて突出しており、これらの間が
ラビリンスシールを構成する微少隙間G2となってい
る。さらに、円筒部26の外周面262と下面部267
との間に形成された角部268には、大きな面取りが施
されている。一方、側板部32の内周面321と底板3
1の上面313との間に形成された隅部312は直角に
形成されている。このため、角部268と隅部312と
の間には、微少隙間G1、G2よりも広く形成された幅
広隙間G3が形成されている。従って、ハブ2Aとフレ
ーム3との間に形成された微少隙間G1、G2は、長さ
L1の微少隙間G1と長さL2の微少隙間G2に分断さ
れ、それぞれが第1および第2のラビリンスシールとし
て機能する。
【0038】このように、本形態のディスク駆動装置1
Aでは、円筒部26の外周面262とフレーム3の側板
部32との間にラビリンスシール(第1の微少隙間G
1)が形成されているだけでなく、円筒部26の下面部
267とフレーム3の底板31の間にもラビリンスシー
ル(第2の微少隙間G2)が形成されているので、第1
の微少隙間G1だけしか形成されていない従来の装置に
比べ、シール効果を高めることができる。しかも、微少
隙間G1、G2を幅広隙間G3によって分断しているの
で、適度な長さL1、L2のラビリンスシールを2箇所
に形成した状態になっている。従って、さらにシール効
果を向上させることができる。
Aでは、円筒部26の外周面262とフレーム3の側板
部32との間にラビリンスシール(第1の微少隙間G
1)が形成されているだけでなく、円筒部26の下面部
267とフレーム3の底板31の間にもラビリンスシー
ル(第2の微少隙間G2)が形成されているので、第1
の微少隙間G1だけしか形成されていない従来の装置に
比べ、シール効果を高めることができる。しかも、微少
隙間G1、G2を幅広隙間G3によって分断しているの
で、適度な長さL1、L2のラビリンスシールを2箇所
に形成した状態になっている。従って、さらにシール効
果を向上させることができる。
【0039】[その他の実施の形態]なお、上記形態で
は、角部244、268を大きく面取りして幅広隙間G
3を形成しているが、フレーム3の隅部312に凹部を
形成して、幅広隙間G3を形成してもよい。
は、角部244、268を大きく面取りして幅広隙間G
3を形成しているが、フレーム3の隅部312に凹部を
形成して、幅広隙間G3を形成してもよい。
【0040】また、上記形態では、幅広隙間G3によっ
て分断された第1の微少隙間G1と第2の微少隙間G2
を備えているが、第1の微少隙間G1と第2の微少隙間
G2が連続しているものでも、第1の微少隙間G1が形
成されているだけの従来のディスク駆動装置より、ハブ
2とフレーム3との間のラビリンスシールのシール効果
を向上させることができる。
て分断された第1の微少隙間G1と第2の微少隙間G2
を備えているが、第1の微少隙間G1と第2の微少隙間
G2が連続しているものでも、第1の微少隙間G1が形
成されているだけの従来のディスク駆動装置より、ハブ
2とフレーム3との間のラビリンスシールのシール効果
を向上させることができる。
【0041】さらに、上記形態では、第1の微少隙間G
1の方が第2の微少隙間G2よりも狭く形成されている
が、この反対でもよい。
1の方が第2の微少隙間G2よりも狭く形成されている
が、この反対でもよい。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のディスク
駆動装置では、ハブの円筒部の内周面とヨークの外周面
との間のうち、円筒部の下端側は双方の周面が隙間を挟
んで対峙した非接合部となっているので、温度変化時の
円筒部とヨークの伸縮量の違いは非接合部に吸収され
る。従って、円筒部は歪まないので、円筒部とフレーム
との間に構成されたラビリンスシールが機能しなくなる
ことがない。また、円筒部が歪まないので、円筒部の外
周面の外径寸法をそのままで円筒部を薄く形成して、そ
の分、ヨークやロータマグネットを厚く形成することに
より、電機子とロータマグネットの間の磁気特性を向上
させることもできる。さらに、本発明では、円筒部の外
周面とフレームの側板部との間に微少隙間が形成されて
いるだけではなく、円筒部の下面部とフレームの底板と
の間にも微少隙間が形成されているので、ラビリンスシ
ールの長さを長くとることができる。従って、ハブとフ
レームとの間のラビリンスシールのシール効果を向上さ
せることができ、かつ、ラビリンスシールを複数に分断
しても個々のラビリンスシールの長さを十分に確保でき
る。
駆動装置では、ハブの円筒部の内周面とヨークの外周面
との間のうち、円筒部の下端側は双方の周面が隙間を挟
んで対峙した非接合部となっているので、温度変化時の
円筒部とヨークの伸縮量の違いは非接合部に吸収され
る。従って、円筒部は歪まないので、円筒部とフレーム
との間に構成されたラビリンスシールが機能しなくなる
ことがない。また、円筒部が歪まないので、円筒部の外
周面の外径寸法をそのままで円筒部を薄く形成して、そ
の分、ヨークやロータマグネットを厚く形成することに
より、電機子とロータマグネットの間の磁気特性を向上
させることもできる。さらに、本発明では、円筒部の外
周面とフレームの側板部との間に微少隙間が形成されて
いるだけではなく、円筒部の下面部とフレームの底板と
の間にも微少隙間が形成されているので、ラビリンスシ
ールの長さを長くとることができる。従って、ハブとフ
レームとの間のラビリンスシールのシール効果を向上さ
せることができ、かつ、ラビリンスシールを複数に分断
しても個々のラビリンスシールの長さを十分に確保でき
る。
【図1】本発明の実施の形態1に係るディスク駆動装置
を示す半断面図である。
を示す半断面図である。
【図2】本発明の実施の形態2に係るディスク駆動装置
を示す半断面図である。
を示す半断面図である。
【図3】(A)〜(C)は、従来のディスク駆動装置の
問題点を説明するための模式図である。
問題点を説明するための模式図である。
1、1A ディスク駆動装置 2、2A ハブ 3 フレーム 4 ヨーク 5 ロータマグネット 6 電機子 10 非接合部 21 胴部 22、26 円筒部 23、264 円筒部の内周面 24 フランジ部 25 張り出し部 31 底板 32 側板部 41 ヨークの外周面 42 ヨークの内周面 52 ロータマグネットの内周面 221、261 円筒部の外周面 242 フランジ部の外周面 230、260 接合部 241、251 ディスク載置面 242 フランジ部の下面 244、268 角部 267 円筒部の下面部 311、313 底板の上面 312 隅部 321 側板部の内周面 G 非接合部の隙間 G1 第1の微少隙間 G2 第2の微少隙間 G3 幅広隙間
Claims (4)
- 【請求項1】 フレーム上に搭載された電機子と、外周
面に記録ディスクの中央孔が嵌め込まれる突部、該突部
の下端側で拡がる記録ディスク載置用のディスク載置
面、および前記電機子を外周側で囲む円筒部を備え、前
記フレームに対して回転自在に支持されたハブと、該ハ
ブの前記円筒部の内周面に取り付けられた環状のヨーク
と、該ヨークの内周面に取り付けられ、前記電機子のス
テータコアに対向するロータマグネットとを有するディ
スク駆動装置において、 前記円筒部の内周面と前記ヨークの外周面との間には、
双方の周面の上側同士が接合する接合部と、該接合部の
下側で双方の周面同士が隙間を挟んで対峙する非接合部
とが形成されているとともに、 前記円筒部の外周面と前記フレームにおいて底部から立
ち上がった側板部の内周面との間、および前記円筒部の
下面部と前記フレームの前記底部との間にはラビリンス
シールを構成する微少隙間が形成されていることを特徴
とするディスク駆動装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記ハブと前記フレ
ームとの間には、前記微小隙間を、前記円筒部の外周面
と前記フレームの側板部の内周面との間で第1のラビリ
ンスシールを構成する第1の微少隙間と、前記円筒部の
下面部と前記フレームの前記底部との間で第2のラビリ
ンスシールを構成する第2の微少隙間とに分断する幅広
隙間が形成されていることを特徴とするディスク駆動装
置。 - 【請求項3】 請求項1または2において、前記ディス
ク載置面は、前記円筒部の下端側で外側に張り出したフ
ランジ部の上面として構成されていることにより、当該
フランジ部よりも上方に突き出た前記円筒部の上側部分
によって前記突部が構成され、 前記非接合部は、前記円筒部の下端部分からスラスト方
向に向けて前記ディスク載置面よりも上方にまで延びて
いることを特徴とするディスク駆動装置。 - 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかにおいて、
前記円筒部の外周面と前記フレームの側板部の内周面と
の間に形成された微少隙間の隙間寸法は、前記非接合部
の隙間寸法よりも狭いことを特徴とするディスク駆動装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15047998A JPH11346466A (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | ディスク駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15047998A JPH11346466A (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | ディスク駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11346466A true JPH11346466A (ja) | 1999-12-14 |
Family
ID=15497795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15047998A Pending JPH11346466A (ja) | 1998-06-01 | 1998-06-01 | ディスク駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH11346466A (ja) |
-
1998
- 1998-06-01 JP JP15047998A patent/JPH11346466A/ja active Pending
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20040722 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20040827 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
|
| A521 | Written amendment |
Effective date: 20041021 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20050601 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |