JPH1134816A - ヒーターミラー - Google Patents

ヒーターミラー

Info

Publication number
JPH1134816A
JPH1134816A JP9196033A JP19603397A JPH1134816A JP H1134816 A JPH1134816 A JP H1134816A JP 9196033 A JP9196033 A JP 9196033A JP 19603397 A JP19603397 A JP 19603397A JP H1134816 A JPH1134816 A JP H1134816A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alloy film
weight
layer
copper
heater
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9196033A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Enomoto
實 榎本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ichikoh Industries Ltd
Original Assignee
Ichikoh Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ichikoh Industries Ltd filed Critical Ichikoh Industries Ltd
Priority to JP9196033A priority Critical patent/JPH1134816A/ja
Publication of JPH1134816A publication Critical patent/JPH1134816A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rear-View Mirror Devices That Are Mounted On The Exterior Of The Vehicle (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コストが安価なヒーターミラーを提供するこ
と。 【解決手段】 ミラー基板11の一面に、反射率が約4
5%以上でありかつシート抵抗値が約3〜24Ω/□で
ある1層の合金膜12を形成し、その1層の合金膜12
に電極14を接続する。この結果、本発明のヒーターミ
ラーは、反射率が約45%以上でありかつシート抵抗値
が約3〜24Ω/□である1層の合金膜12により、反
射膜を形成したものであるから、反射膜が2層から形成
されている従来のヒーターミラーと比較して、コストが
安価である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のド
アーミラーやフェンダーミラー等の車両用後写鏡に使用
されるヒーターミラーに係り、特に、コストが安いヒー
ターミラーに関している。
【0002】
【従来の技術】反射機能のみならず、表面に付着する水
滴、雨滴、露、雪、氷などの水系付着物を除去するヒー
ターとしての機能をもっているヒーターミラーは、例え
ば、特開平7−223514号公報において記載されて
いる。このヒーターミラーは、ミラー基板と、このミラ
ー基板上に形成された反射率が40%以上である第1層
と、この第1層の上に形成された比抵抗値が20μΩ・
cm以上である第2層と、この第2層に接続された電極
とから構成されている。上述の第1層はアルミニウム、
ニッケル、ニッケル−クロム合金、ニッケル−燐合金か
らなっており、第2層はチタン、チタンシリサイド、ク
ロムシリサイド、窒化タンタル、炭化チタン、炭化タン
グステン、ホウ化ニオブ、鉄−クロム−アルミニウム合
金からなっており、成膜はスパッタリング、真空蒸着、
めっきなどによってなされている。
【0003】そして、例えば、車両用後写鏡として使用
されるヒーターミラーにおいては、充分な後方視認性が
得られるために、約38%以上好ましくは約45%以上
の反射率(JIS D5705に基づいて測定された
値)が要求されている。また、迅速な水除去のヒーター
能力(すなわち、電流が小さいとヒーター能力が小さ
く、かつ電流が大きいと温度制御が困難となり、約1〜
5Aの電流が最適である)が得られると共に、均一な加
温が可能とするために、約3〜24Ω/□のシート抵抗
値が要求されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで、上述の従来の
ヒーターミラーは、反射率が約45%以上でありかつシ
ート抵抗値が約3〜24Ω/□である条件を満たすため
に、2層から形成されている反射膜を使用している。こ
のために、上述の従来のヒーターミラーは、2層から形
成されている反射膜を使用するために、形成時間や工程
数や材料費が嵩み、その分、コストが高いと言う課題が
ある。
【0005】本発明の目的は、コストが安いヒーターミ
ラーを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、ミラー基板の一面に、反射率が約45
%以上でありかつシート抵抗値が約3〜24Ω/□であ
る1層の合金膜を形成し、その1層の合金膜に電極を接
続したことを特徴とする。
【0007】この結果、本発明のヒーターミラーは、反
射率が約45%以上でありかつシート抵抗値が約3〜2
4Ω/□である1層の合金膜により、反射膜を形成した
ものであるから、反射膜が2層から形成されている従来
のヒーターミラーと比較して、コストが安価である。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明のヒーターミラーの
実施の形態のうちの7例を添付図面を参照して説明す
る。図1は本発明のヒーターミラーの一使用例を示す概
略斜視図である。図2は図1におけるA−A線断面図で
ある。
【0009】この使用例における本発明のヒーターミラ
ーは、光透過性のガラス板(例えば、ソーダガラス板
等)や合成樹脂板等からなるミラー基板(例えば、厚み
が約2mm、巾が約80mmおよび長さが約150mm
のガラス板)11と、前記ミラー基板11の一面に形成
された、反射率が約45%以上でありかつシート抵抗値
が約3〜24Ω/□である1層の合金膜(すなわち、反
射膜)12と、前記1層の合金膜12の上下両端に接続
された電極14、14とを備える。上述の電極14、1
4はリード線13及びスイッチ15を介して電源16に
電気的に接続されている。
【0010】上述の1層の合金膜12の形成方法(成膜
工法)としては、例えば、二元(多元)真空蒸着法、あ
るいは、スパッタリング法、あるいはめっき法等があ
る。二元(多元)真空蒸着法は、同一真空層内に2個
(複数個)の蒸発源(金属)を使用し、各蒸発源の蒸発
速度を制御して成膜する方法であり、また、スパッタリ
ング法は、合金をターゲットとして使用して成膜する方
法である。
【0011】この使用例における本発明のヒーターミラ
ーは、上述のミラー基板11の一面及び1層の合金膜1
2及び電極14、14が絶縁性材料(図示せず)によ
り、コーティングされている場合がある。この使用例に
おける本発明のヒーターミラーは、例えば自動車のドア
ーミラーやフェンダーミラー等の車両用後写鏡に使用さ
れる。
【0012】図3及び図4は本発明のヒーターミラーの
第1の実施の形態、すなわち1層の合金膜12がコバル
ト−銅合金膜から形成されている例を示し、図3は膜厚
が約350オングストーロムの1層のコバルト−銅合金
膜における銅の組成比率(横軸、重量%)と反射率(縦
軸、%)との実測による相対関係を示したグラフ、図4
は同じく膜厚が約350オングストーロムの1層のコバ
ルト−銅合金膜における銅の組成比率(横軸、重量%)
とシート抵抗値(縦軸、Ω/□)との実測による相対関
係を示したグラフである。
【0013】この第1の実施の形態における本発明のヒ
ーターミラーは、ミラー基板11の一面に、約52重量
%のコバルトと約48重量%の銅との合金において、膜
厚が約350オングストーロムであるコバルト−銅合金
膜12を、1層形成してなるものである。この第1の実
施の形態のヒーターミラーにおいて、ミラー基板11の
表面(1層のコバルト−銅合金膜12と反対側の面)か
ら測定した反射率(JIS D5705に基づいて測定
された値)は、図3に示すように、約50%Rであり、
またシート抵抗値は、図4に示すように、約9.4Ω/
□であるから、反射率が約45%以上でありかつシート
抵抗値が約3〜24Ω/□である条件を満たすことがで
きる。
【0014】この第1の実施の形態のヒーターミラーに
おいて、1層のコバルト−銅合金膜12は、組成比率が
コバルト約30〜60重量%、銅約70〜40重量%で
あり、また、膜厚が約300〜700オングストーロム
であり、さらに、比抵抗値が約2.5〜5.0×10-5
Ω・cmである範囲内が好ましい。すなわち、銅の組成
比率が約40〜70重量%の場合においては、図3に示
すように、反射率が約50%R以上である。また、膜厚
が約300〜700オングストーロムでありかつ比抵抗
値が約2.5〜5.0×10-5Ω・cmである場合にお
いては、シート抵抗値=比抵抗値÷膜厚から、シート抵
抗値が約3.6〜16.7Ω/□となる。
【0015】図5及び図6は本発明のヒーターミラーの
第2の実施の形態、すなわち1層の合金膜12が鉄−銅
合金膜から形成されている例を示し、図5は膜厚が約5
00オングストーロムの1層の鉄−銅合金膜における銅
の組成比率(横軸、重量%)と反射率(縦軸、%)との
実測による相対関係を示したグラフ、図6は同じく膜厚
が約500オングストーロムの1層の鉄−銅合金膜にお
ける銅の組成比率(横軸、重量%)とシート抵抗値(縦
軸、Ω/□)との実測による相対関係を示したグラフで
ある。
【0016】この第2の実施の形態における本発明のヒ
ーターミラーは、ミラー基板11の一面に、約45重量
%の鉄と約55重量%の銅との合金において、膜厚が約
500オングストーロムである鉄−銅合金膜12を、1
層形成してなるものである。この第2の実施の形態のヒ
ーターミラーにおいて、ミラー基板11の表面(1層の
鉄−銅合金膜12と反対側の面)から測定した反射率
(JIS D5705に基づいて測定された値)は、図
5に示すように、約53%Rであり、またシート抵抗値
は、図6に示すように、約10.6Ω/□であるから、
反射率が約45%以上でありかつシート抵抗値が約3〜
24Ω/□である条件を満たすことができる。
【0017】この第2の実施の形態のヒーターミラーに
おいて、1層の鉄−銅合金膜12は、組成比率が鉄約3
0〜70重量%、銅約70〜30重量%であり、また、
膜厚が約400〜800オングストーロムであり、さら
に、比抵抗値が約4.0〜6.0×10-5Ω・cmであ
る範囲内が好ましい。すなわち、銅の組成比率が約30
〜70重量%の場合においては、図5に示すように、反
射率が約48%R以上である。また、膜厚が約400〜
800オングストーロムでありかつ比抵抗値が約4.0
〜6.0×10-5Ω・cmである場合においては、シー
ト抵抗値=比抵抗値÷膜厚から、シート抵抗値が約5.
0〜15.0Ω/□となる。
【0018】図7及び図8は本発明のヒーターミラーの
第3の実施の形態、すなわち1層の合金膜12がクロム
−銅合金膜から形成されている例を示し、図7は膜厚が
約800オングストーロムの1層のクロム−銅合金膜に
おける銅の組成比率(横軸、重量%)と反射率(縦軸、
%)との実測による相対関係を示したグラフ、図8は同
じく膜厚が約800オングストーロムの1層のクロム−
銅合金膜における銅の組成比率(横軸、重量%)とシー
ト抵抗値(縦軸、Ω/□)との実測による相対関係を示
したグラフである。
【0019】この第3の実施の形態における本発明のヒ
ーターミラーは、ミラー基板11の一面に、約30重量
%のクロムと約70重量%の銅との合金において、膜厚
が約800オングストーロムであるクロム−銅合金膜1
2を、1層形成してなるものである。この第3の実施の
形態のヒーターミラーにおいて、ミラー基板11の表面
(1層のクロム−銅合金膜12と反対側の面)から測定
した反射率(JIS D5705に基づいて測定された
値)は、図7に示すように、約55%Rであり、またシ
ート抵抗値は、図8に示すように、約7.5Ω/□であ
るから、反射率が約45%以上でありかつシート抵抗値
が約3〜24Ω/□である条件を満たすことができる。
【0020】この第3の実施の形態のヒーターミラーに
おいて、1層のクロム−銅合金膜12は、組成比率がク
ロム約20〜40重量%、銅約80〜60重量%であ
り、また、膜厚が約500〜1200オングストーロム
であり、さらに、比抵抗値が約4.0〜10.0×10
-5Ω・cmである範囲内が好ましい。すなわち、銅の組
成比率が約60〜80重量%の場合においては、図7に
示すように、反射率が約53%R以上である。また、膜
厚が約500〜1200オングストーロムでありかつ比
抵抗値が約4.0〜10.0×10-5Ω・cmである場
合においては、シート抵抗値=比抵抗値÷膜厚から、シ
ート抵抗値が約3.3〜20.0Ω/□となる。
【0021】図9及び図10は本発明のヒーターミラー
の第4の実施の形態、すなわち1層の合金膜12がニッ
ケル−銅合金膜から形成されている例を示し、図9は膜
厚が約400オングストーロムの1層のニッケル−銅合
金膜における銅の組成比率(横軸、重量%)と反射率
(縦軸、%)との実測による相対関係を示したグラフ、
図10は同じく膜厚が約400オングストーロムの1層
のニッケル−銅合金膜における銅の組成比率(横軸、重
量%)とシート抵抗値(縦軸、Ω/□)との実測による
相対関係を示したグラフである。
【0022】この第4の実施の形態における本発明のヒ
ーターミラーは、ミラー基板11の一面に、約60重量
%のニッケルと約40重量%の銅との合金において、膜
厚が約400オングストーロムであるニッケル−銅合金
膜12を、1層形成してなるものである。この第4の実
施の形態のヒーターミラーにおいて、ミラー基板11の
表面(1層のニッケル−銅合金膜12と反対側の面)か
ら測定した反射率(JIS D5705に基づいて測定
された値)は、図9に示すように、約50%Rであり、
またシート抵抗値は、図10に示すように、約10Ω/
□であるから、反射率が約45%以上でありかつシート
抵抗値が約3〜24Ω/□である条件を満たすことがで
きる。
【0023】この第4の実施の形態のヒーターミラーに
おいて、1層のニッケル−銅合金膜12は、組成比率が
ニッケル約45〜70重量%、銅約55〜30重量%で
あり、また、膜厚が約300〜700オングストーロム
であり、さらに、比抵抗値が約3.0〜7.0×10-5
Ω・cmである範囲内が好ましい。すなわち、銅の組成
比率が約30〜55重量%の場合においては、図9に示
すように、反射率が約50%R以上である。また、膜厚
が約300〜700オングストーロムでありかつ比抵抗
値が約3.0〜7.0×10-5Ω・cmである場合にお
いては、シート抵抗値=比抵抗値÷膜厚から、シート抵
抗値が約4.3〜23.3Ω/□となる。
【0024】図11及び図12は本発明のヒーターミラ
ーの第5の実施の形態、すなわち1層の合金膜12がコ
バルト−マンガン合金膜から形成されている例を示し、
図11は膜厚が約900オングストーロムの1層のコバ
ルト−マンガン合金膜におけるマンガンの組成比率(横
軸、重量%)と反射率(縦軸、%)との実測による相対
関係を示したグラフ、図12は同じく膜厚が約900オ
ングストーロムの1層のコバルト−マンガン合金膜にお
けるマンガンの組成比率(横軸、重量%)とシート抵抗
値(縦軸、Ω/□)との実測による相対関係を示したグ
ラフである。
【0025】この第5の実施の形態における本発明のヒ
ーターミラーは、ミラー基板11の一面に、約84重量
%のコバルトと約16重量%のマンガンとの合金におい
て、膜厚が約900オングストーロムであるコバルト−
マンガン合金膜12を、1層形成してなるものである。
この第5の実施の形態のヒーターミラーにおいて、ミラ
ー基板11の表面(1層のコバルト−マンガン合金膜1
2と反対側の面)から測定した反射率(JISD570
5に基づいて測定された値)は、図11に示すように、
約47%Rであり、またシート抵抗値は、図12に示す
ように、約12.9Ω/□であるから、反射率が約45
%以上でありかつシート抵抗値が約3〜24Ω/□であ
る条件を満たすことができる。
【0026】この第5の実施の形態のヒーターミラーに
おいて、1層のコバルト−マンガン合金膜12は、組成
比率がコバルト約80〜90重量%、マンガン約20〜
10重量%であり、また、膜厚が約800〜1200オ
ングストーロムであり、さらに、比抵抗値が約7.0〜
14.0×10-5Ω・cmである範囲内が好ましい。す
なわち、マンガンの組成比率が約10〜20重量%の場
合においては、図11に示すように、反射率が約45%
R以上である。また、膜厚が約800〜1200オング
ストーロムでありかつ比抵抗値が約7.0〜14.0×
10-5Ω・cmである場合においては、シート抵抗値=
比抵抗値÷膜厚から、シート抵抗値が約5.8〜17.
5Ω/□となる。
【0027】図13及び図14は本発明のヒーターミラ
ーの第6の実施の形態、すなわち1層の合金膜12が鉄
−銀合金膜から形成されている例を示し、図13は膜厚
が約350オングストーロムの1層の鉄−銀合金膜にお
ける銀の組成比率(横軸、重量%)と反射率(縦軸、
%)との実測による相対関係を示したグラフ、図14は
同じく膜厚が約350オングストーロムの1層の鉄−銀
合金膜における銀の組成比率(横軸、重量%)とシート
抵抗値(縦軸、Ω/□)との実測による相対関係を示し
たグラフである。
【0028】この第6の実施の形態における本発明のヒ
ーターミラーは、ミラー基板11の一面に、約60重量
%の鉄と約40重量%の銀との合金において、膜厚が約
350オングストーロムである鉄−銀合金膜12を、1
層形成してなるものである。この第6の実施の形態のヒ
ーターミラーにおいて、ミラー基板11の表面(1層の
鉄−銀合金膜12と反対側の面)から測定した反射率
(JIS D5705に基づいて測定された値)は、図
13に示すように、約51%Rであり、またシート抵抗
値は、図14に示すように、約11.8Ω/□であるか
ら、反射率が約45%以上でありかつシート抵抗値が約
3〜24Ω/□である条件を満たすことができる。
【0029】この第6の実施の形態のヒーターミラーに
おいて、1層の鉄−銀合金膜12は、組成比率が鉄約5
0〜70重量%、銀約50〜30重量%であり、また、
膜厚が約300〜700オングストーロムであり、さら
に、比抵抗値が約3.0〜6.0×10-5Ω・cmであ
る範囲内が好ましい。すなわち、銀の組成比率が約30
〜50重量%の場合においては、図13に示すように、
反射率が約50%R以上である。また、膜厚が約300
〜700オングストーロムでありかつ比抵抗値が約3.
0〜6.0×10-5Ω・cmである場合においては、シ
ート抵抗値=比抵抗値÷膜厚から、シート抵抗値が約
4.3〜20.0Ω/□となる。
【0030】図15及び図16は本発明のヒーターミラ
ーの第7の実施の形態、すなわち1層の合金膜12が鉄
−銀合金膜から形成されている例を示し、図15は膜厚
が約350オングストーロムの1層の鉄−銀合金膜にお
ける銀の組成比率(横軸、重量%)と反射率(縦軸、
%)との実測による相対関係を示したグラフ、図16は
同じく膜厚が約350オングストーロムの1層の鉄−銀
合金膜における銀の組成比率(横軸、重量%)とシート
抵抗値(縦軸、Ω/□)との実測による相対関係を示し
たグラフである。
【0031】この第7の実施の形態における本発明のヒ
ーターミラーは、ミラー基板11の一面に、約93.6
重量%のコバルトと約6.4重量%のクロムとの合金に
おいて、膜厚が約650オングストーロムであるコバル
ト−クロム合金膜12を、1層形成してなるものであ
る。この第7の実施の形態のヒーターミラーにおいて、
ミラー基板11の表面(1層のコバルト−クロム合金膜
12と反対側の面)から測定した反射率(JISD57
05に基づいて測定された値)は、図15に示すよう
に、約50%Rであり、またシート抵抗値は、図16に
示すように、約12.7Ω/□であるから、反射率が約
45%以上でありかつシート抵抗値が約3〜24Ω/□
である条件を満たすことができる。
【0032】この第7の実施の形態のヒーターミラーに
おいて、1層のコバルト−クロム合金膜12は、組成比
率がコバルト約90〜98重量%、クロム約10〜2重
量%であり、また、膜厚が約700〜1000オングス
トーロムであり、さらに、比抵抗値が約6.0〜10.
5×10-5Ω・cmである範囲内が好ましい。すなわ
ち、クロムの組成比率が約2〜10重量%の場合におい
ては、図15に示すように、反射率が約50%R以上で
ある。また、膜厚が約700〜1000オングストーロ
ムでありかつ比抵抗値が約6.0〜10.5×10-5Ω
・cmである場合においては、シート抵抗値=比抵抗値
÷膜厚から、シート抵抗値が約6.0〜15.0Ω/□
となる。
【0033】
【発明の効果】本発明のヒーターミラーは、以上説明し
たように、反射率が約45%以上でありかつシート抵抗
値が約3〜24Ω/□である1層の合金膜により、反射
膜を形成したものであるから、反射膜が2層から形成さ
れている従来のヒーターミラーと比較して、コストが安
価である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のヒーターミラーの一使用例を示した概
略斜視図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】本発明のヒーターミラーの第1の実施の形態、
すなわち1層の合金膜がコバルト−銅合金膜から形成さ
れている例を示し、膜厚が約350オングストーロムの
1層のコバルト−銅合金膜における銅の組成比率(横
軸、重量%)と反射率(縦軸、%)との実測による相対
関係を示したグラフである。
【図4】同じく膜厚が約350オングストーロムの1層
のコバルト−銅合金膜における銅の組成比率(横軸、重
量%)とシート抵抗値(縦軸、Ω/□)との実測による
相対関係を示したグラフである。
【図5】本発明のヒーターミラーの第2の実施の形態、
すなわち1層の合金膜が鉄−銅合金膜から形成されてい
る例を示し、膜厚が約500オングストーロムの1層の
鉄−銅合金膜における銅の組成比率(横軸、重量%)と
反射率(縦軸、%)との実測による相対関係を示したグ
ラフである。
【図6】同じく膜厚が約500オングストーロムの1層
の鉄−銅合金膜における銅の組成比率(横軸、重量%)
とシート抵抗値(縦軸、Ω/□)との実測による相対関
係を示したグラフである。
【図7】本発明のヒーターミラーの第3の実施の形態、
すなわち1層の合金膜がクロム−銅合金膜から形成され
ている例を示し、膜厚が約800オングストーロムの1
層のクロム−銅合金膜における銅の組成比率(横軸、重
量%)と反射率(縦軸、%)との実測による相対関係を
示したグラフである。
【図8】同じく膜厚が約800オングストーロムの1層
のクロム−銅合金膜における銅の組成比率(横軸、重量
%)とシート抵抗値(縦軸、Ω/□)との実測による相
対関係を示したグラフである。
【図9】本発明のヒーターミラーの第4の実施の形態、
すなわち1層の合金膜がニッケル−銅合金膜から形成さ
れている例を示し、膜厚が約400オングストーロムの
1層のニッケル−銅合金膜における銅の組成比率(横
軸、重量%)と反射率(縦軸、%)との実測による相対
関係を示したグラフである。
【図10】同じく膜厚が約400オングストーロムの1
層のニッケル−銅合金膜における銅の組成比率(横軸、
重量%)とシート抵抗値(縦軸、Ω/□)との実測によ
る相対関係を示したグラフである。
【図11】本発明のヒーターミラーの第5の実施の形
態、すなわち1層の合金膜がコバルト−マンガン合金膜
から形成されている例を示し、膜厚が約900オングス
トーロムの1層のコバルト−マンガン合金膜におけるマ
ンガンの組成比率(横軸、重量%)と反射率(縦軸、
%)との実測による相対関係を示したグラフである。
【図12】同じく膜厚が約900オングストーロムの1
層のコバルト−マンガン合金膜におけるマンガンの組成
比率(横軸、重量%)とシート抵抗値(縦軸、Ω/□)
との実測による相対関係を示したグラフである。
【図13】本発明のヒーターミラーの第6の実施の形
態、すなわち1層の合金膜が鉄−銀合金膜から形成され
ている例を示し、膜厚が約350オングストーロムの1
層の鉄−銀合金膜における銀の組成比率(横軸、重量
%)と反射率(縦軸、%)との実測による相対関係を示
したグラフである。
【図14】同じく膜厚が約350オングストーロムの1
層の鉄−銀合金膜における銀の組成比率(横軸、重量
%)とシート抵抗値(縦軸、Ω/□)との実測による相
対関係を示したグラフである。
【図15】本発明のヒーターミラーの第7の実施の形
態、すなわち1層の合金膜が鉄−銀合金膜から形成され
ている例を示し、膜厚が約350オングストーロムの1
層の鉄−銀合金膜における銀の組成比率(横軸、重量
%)と反射率(縦軸、%)との実測による相対関係を示
したグラフである。
【図16】同じく膜厚が約350オングストーロムの1
層の鉄−銀合金膜における銀の組成比率(横軸、重量
%)とシート抵抗値(縦軸、Ω/□)との実測による相
対関係を示したグラフである。
【符号の説明】
11…ミラー基板、12…1層の合金膜(反射膜)、1
4…電極。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミラー基板と、前記ミラー基板の一面に
    形成された、反射率が約45%以上でありかつシート抵
    抗値が約3〜24Ω/□である1層の合金膜と、前記1
    層の合金膜に接続された電極とを備えたことを特徴とす
    るヒーターミラー。
  2. 【請求項2】 前記1層の合金膜は、約30〜60重量
    %のコバルトおよび約70〜40重量%の銅からなる1
    層のコバルト−銅合金膜から形成されており、その膜厚
    が約300〜700オングストーロムであり、かつその
    比抵抗値が約2.5〜5.0×10-5Ω・cmであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のヒーターミラー。
  3. 【請求項3】 前記1層の合金膜は、約30〜70重量
    %の鉄および約70〜30重量%の銅からなる1層の鉄
    −銅合金膜から形成されており、その膜厚が約400〜
    800オングストロームであり、かつその比抵抗値が約
    4.0〜6.0×10-5Ω・cmであることを特徴とす
    る請求項1に記載のヒーターミラー。
  4. 【請求項4】 前記1層の合金膜は、約20〜40重量
    %のクロムおよび約80〜60重量%の銅からなる1層
    のクロム−銅合金膜から形成されており、その膜厚が約
    500〜1200オングストロームであり、かつその比
    抵抗値が約4.0〜10.0×10-5Ω・cmであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のヒーターミラー。
  5. 【請求項5】 前記1層の合金膜は、約45〜70重量
    %のニッケルおよび約55〜30重量%の銅からなる1
    層のニッケル−銅合金膜から形成されており、その膜厚
    が約300〜700オングストロームであり、かつその
    比抵抗値が約3.0〜7.0×10-5Ω・cmであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のヒーターミラー。
  6. 【請求項6】 前記1層の合金膜は、約80〜90重量
    %のコバルトおよび約20〜10重量%のマンガンから
    なる1層のコバルト−マンガン合金膜から形成されてお
    り、その膜厚が約800〜1200オングストロームで
    あり、かつその比抵抗値が約7.0〜14.0×10-5
    Ω・cmであることを特徴とする請求項1に記載のヒー
    ターミラー。
  7. 【請求項7】 前記1層の合金膜は、約50〜70重量
    %の鉄および約50〜30重量%の銀からなる1層の鉄
    −銀合金膜から形成されており、その膜厚が約300〜
    700オングストロームであり、かつその比抵抗値が約
    3.0〜6.0×10-5Ω・cmであることを特徴とす
    る請求項1に記載のヒーターミラー。
  8. 【請求項8】 前記1層の合金膜は、約90〜98重量
    %のコバルトおよび約10〜2重量%のクロムからなる
    1層のコバルト−クロム合金膜から形成されており、そ
    の膜厚が約700〜1000オングストロームであり、
    かつその比抵抗値が約6.0〜10.5×10-5Ω・c
    mであることを特徴とする請求項1に記載のヒーターミ
    ラー。
JP9196033A 1997-07-22 1997-07-22 ヒーターミラー Pending JPH1134816A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9196033A JPH1134816A (ja) 1997-07-22 1997-07-22 ヒーターミラー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9196033A JPH1134816A (ja) 1997-07-22 1997-07-22 ヒーターミラー

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1134816A true JPH1134816A (ja) 1999-02-09

Family

ID=16351096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9196033A Pending JPH1134816A (ja) 1997-07-22 1997-07-22 ヒーターミラー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1134816A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2005528281A (ja) 加熱型ミラー
US3686473A (en) Heated rear-view mirror
US4352006A (en) Heated mirror, designed in particular to constitute an external rearview mirror element for a vehicle
WO1995012508A1 (en) Mirror with heater
US20030116551A1 (en) Heatable vehicle window with different voltages in different heatable zones
JPH08244527A (ja) 減光可能な自動車のバックミラー
JP2002022821A (ja) 車間警報レーダー用のレーダードーム
JPH1134816A (ja) ヒーターミラー
JPH08207203A (ja) 銀層積重体を備えた透明基材
JPH11238574A (ja) ヒーターミラー
JPH1159338A (ja) ヒーターミラー
JPH11240426A (ja) ヒーターミラー
JPH11240425A (ja) ヒーターミラー
JP2000177544A (ja) ヒーター付ミラー
WO1991018757A1 (en) Method for applying electrical bus bars to a substrate
JP2001247016A (ja) ヒーター付ミラー
JPH11238575A (ja) ヒーターミラー
JP2000085468A (ja) ヒーターミラー
JP3458288B2 (ja) ヒーター付ミラー
JPH11142629A (ja) ヒーターミラー
KR101205291B1 (ko) 티타늄-구리-니켈계 합금
JPH11268618A (ja) ヒーター付ミラー
JPH11318658A (ja) ヒーター付ミラー
JPH07156758A (ja) ヒーター付ミラー
JP3477895B2 (ja) ヒーター付ミラー

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040622