JPH11353614A - 薄膜磁気ヘッド及びこれを用いた磁気記憶装置 - Google Patents
薄膜磁気ヘッド及びこれを用いた磁気記憶装置Info
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- JPH11353614A JPH11353614A JP10158974A JP15897498A JPH11353614A JP H11353614 A JPH11353614 A JP H11353614A JP 10158974 A JP10158974 A JP 10158974A JP 15897498 A JP15897498 A JP 15897498A JP H11353614 A JPH11353614 A JP H11353614A
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-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/127—Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
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- G11B5/3109—Details
- G11B5/3116—Shaping of layers, poles or gaps for improving the form of the electrical signal transduced, e.g. for shielding, contour effect, equalizing, side flux fringing, cross talk reduction between heads or between heads and information tracks
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- G11B5/313—Disposition of layers
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 上ポール層と下ポール層とのギャップ深さ、
及び上ポール層先端幅を精度良く微細化する。 【解決手段】 本発明の薄膜磁気ヘッド10は、絶縁基
板72上に、下シールド層74、MR感磁素子78を挟
持したリードギャップ層80、共通ポール層12及びラ
イトギャップ層84がこの順に積層され、ABS面76
近傍を除くライトギャップ層84上に、第一段差解消層
86、コイルパターン層88及び第二段差解消層90が
この順に積層され、ABS面76近傍のライトギャップ
層84上及び第二段差解消層90上に上ポール層14が
積層されてなるものである。そして、ABS面76から
離れた位置の共通ポール層12に凹部16が設けられ、
凹部16に非磁性体18が充填され、凹部16によって
上ポール層14と共通ポール層12との間のギャップ深
さDが規定されている。
及び上ポール層先端幅を精度良く微細化する。 【解決手段】 本発明の薄膜磁気ヘッド10は、絶縁基
板72上に、下シールド層74、MR感磁素子78を挟
持したリードギャップ層80、共通ポール層12及びラ
イトギャップ層84がこの順に積層され、ABS面76
近傍を除くライトギャップ層84上に、第一段差解消層
86、コイルパターン層88及び第二段差解消層90が
この順に積層され、ABS面76近傍のライトギャップ
層84上及び第二段差解消層90上に上ポール層14が
積層されてなるものである。そして、ABS面76から
離れた位置の共通ポール層12に凹部16が設けられ、
凹部16に非磁性体18が充填され、凹部16によって
上ポール層14と共通ポール層12との間のギャップ深
さDが規定されている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インダクティブ型
の薄膜磁気ヘッド、及びこれを用いた磁気記憶装置に関
する。
の薄膜磁気ヘッド、及びこれを用いた磁気記憶装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、ハードディスク装置の記録密度の
上昇には目覚ましいものがある。1990年以降の記録密度
を見ると、年率でほぼ60%の割合で上昇する傾向にあ
る。ハードディスク装置の記録密度を向上させるには、
磁気ヘッドのトラック幅を狭くすることにより、記録ト
ラック密度を向上させる必要がある。さらに、記録密度
の向上のためには、記録ビット密度の向上も同程度に重
要である。記録ビット密度の向上に対しては、磁気記憶
媒体の抗磁力(Hc)の増大が必要であるが、高Hcの
磁気記憶媒体への書き込みには記録能力の高いインダク
ティブ記録ヘッドが必要となる。さらに、微小な記録ビ
ットからの信号を効率よく検出するためには、MR再生
ヘッドが必要となる。したがって、MR再生ヘッドとイ
ンダクティブ記録ヘッドとを組み合わせた、MR・イン
ダクティブ複合型の薄膜磁気ヘッドが高密度記録に対し
て有望である。
上昇には目覚ましいものがある。1990年以降の記録密度
を見ると、年率でほぼ60%の割合で上昇する傾向にあ
る。ハードディスク装置の記録密度を向上させるには、
磁気ヘッドのトラック幅を狭くすることにより、記録ト
ラック密度を向上させる必要がある。さらに、記録密度
の向上のためには、記録ビット密度の向上も同程度に重
要である。記録ビット密度の向上に対しては、磁気記憶
媒体の抗磁力(Hc)の増大が必要であるが、高Hcの
磁気記憶媒体への書き込みには記録能力の高いインダク
ティブ記録ヘッドが必要となる。さらに、微小な記録ビ
ットからの信号を効率よく検出するためには、MR再生
ヘッドが必要となる。したがって、MR再生ヘッドとイ
ンダクティブ記録ヘッドとを組み合わせた、MR・イン
ダクティブ複合型の薄膜磁気ヘッドが高密度記録に対し
て有望である。
【0003】図19は、従来の薄膜磁気ヘッドを示す断
面図である。以下、この図面に基づき説明する。
面図である。以下、この図面に基づき説明する。
【0004】従来の薄膜磁気ヘッド70は、絶縁基板7
2上に、下シールド層74、ABS面76にMR感磁素
子78を挟持したリードギャップ層80、上シールド層
と下ポール層とを兼ねる共通ポール層82及びライトギ
ャップ層84がこの順に積層され、ABS面76近傍を
除くライトギャップ層84上に、第一段差解消層86、
コイルパターン層88及び第二段差解消層90がこの順
に積層され、ABS面76近傍のライトギャップ層84
上及び第一段差解消層86上並びに第二段差解消層90
上に上ポール層92が積層されてなる。
2上に、下シールド層74、ABS面76にMR感磁素
子78を挟持したリードギャップ層80、上シールド層
と下ポール層とを兼ねる共通ポール層82及びライトギ
ャップ層84がこの順に積層され、ABS面76近傍を
除くライトギャップ層84上に、第一段差解消層86、
コイルパターン層88及び第二段差解消層90がこの順
に積層され、ABS面76近傍のライトギャップ層84
上及び第一段差解消層86上並びに第二段差解消層90
上に上ポール層92が積層されてなる。
【0005】共通ポール層82は、MR再生ヘッドの再
生分解能を向上させる上シールド層と、インダクティブ
記録ヘッドの下ポール層との役割を兼ねている。MR感
磁素子78は、ABS面76で対向する図示しない磁気
記憶媒体からの信号磁界を検出する。ライトギャップ層
84の膜厚は、インダクティブ記録ヘッドのギャップと
なる。第一段差解消層86はコイルパターン層88の絶
縁土台となり、第二段差解消層90はコイルパターン層
88の凹凸を解消する。ABS面76近傍におけるライ
トギャップ層84上の第一段差解消層86のない部分
は、インダクティブ記録ヘッドのギャップ深さDを規定
する。記録トラック幅は、上ポール層92の先端幅W
(図示せず)により決定される。なお、先端幅Wとは、
上ポール層92のABS面(先端部)における図面に垂
直な方向での幅のことであり、図2等に図示されてい
る。
生分解能を向上させる上シールド層と、インダクティブ
記録ヘッドの下ポール層との役割を兼ねている。MR感
磁素子78は、ABS面76で対向する図示しない磁気
記憶媒体からの信号磁界を検出する。ライトギャップ層
84の膜厚は、インダクティブ記録ヘッドのギャップと
なる。第一段差解消層86はコイルパターン層88の絶
縁土台となり、第二段差解消層90はコイルパターン層
88の凹凸を解消する。ABS面76近傍におけるライ
トギャップ層84上の第一段差解消層86のない部分
は、インダクティブ記録ヘッドのギャップ深さDを規定
する。記録トラック幅は、上ポール層92の先端幅W
(図示せず)により決定される。なお、先端幅Wとは、
上ポール層92のABS面(先端部)における図面に垂
直な方向での幅のことであり、図2等に図示されてい
る。
【0006】高密度記録時の記録能力を高めるために
は、ギャップ深さDを1μm程度以下に小さくする必要
がある。また、高記録密度に対応するためには、できる
だけ狭い先端幅Wを持つ上ポール層92を実現すること
が必要である。
は、ギャップ深さDを1μm程度以下に小さくする必要
がある。また、高記録密度に対応するためには、できる
だけ狭い先端幅Wを持つ上ポール層92を実現すること
が必要である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】必要なギャップ深さD
を形成するためには、ギャップ深さDを規定する第一段
差解消層86を、ABS面76側にかなり接近させなけ
ればならない。そのため、従来の薄膜磁気ヘッド70で
は、上ポール層92をフレームメッキ法で形成するため
のレジストフレームパターン(図示せず)を形成すると
きに、次のような問題があった。
を形成するためには、ギャップ深さDを規定する第一段
差解消層86を、ABS面76側にかなり接近させなけ
ればならない。そのため、従来の薄膜磁気ヘッド70で
は、上ポール層92をフレームメッキ法で形成するため
のレジストフレームパターン(図示せず)を形成すると
きに、次のような問題があった。
【0008】第一段差解消層86、コイルパターン層8
8及び第二段差解消層90が順次積層された後、レジス
トフレームパターンが形成される。このとき、先端部に
おいて、ライトギャップ層84と第二段差解消層90と
の間には大きな段差が生じている。そのため、先端部に
おけるレジストフレームパターンのレジスト膜厚が例え
ば10μm以上になってしまう。また、第一段差解消層
86の先端は曲面形状になっている。そのため、その曲
面に露光時の光が反射することにより、レジストフレー
ムパターンがオーバー露光になりやすい。
8及び第二段差解消層90が順次積層された後、レジス
トフレームパターンが形成される。このとき、先端部に
おいて、ライトギャップ層84と第二段差解消層90と
の間には大きな段差が生じている。そのため、先端部に
おけるレジストフレームパターンのレジスト膜厚が例え
ば10μm以上になってしまう。また、第一段差解消層
86の先端は曲面形状になっている。そのため、その曲
面に露光時の光が反射することにより、レジストフレー
ムパターンがオーバー露光になりやすい。
【0009】このように、上ポール層92の先端部を形
成するためのレジストフレームパターンは、膜厚が大き
くかつオーバー露光になりやすい。したがって、必要な
ギャップ深さDを得ようとすると、必要な先端幅Wが得
にくくなる。
成するためのレジストフレームパターンは、膜厚が大き
くかつオーバー露光になりやすい。したがって、必要な
ギャップ深さDを得ようとすると、必要な先端幅Wが得
にくくなる。
【0010】
【発明の目的】そこで、本発明の目的は、ギャップ深さ
D及び先端幅Wを精度良く微細化することができる薄膜
磁気ヘッド、及びこれを用いた磁気記憶装置を提供する
ことにある。
D及び先端幅Wを精度良く微細化することができる薄膜
磁気ヘッド、及びこれを用いた磁気記憶装置を提供する
ことにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の薄膜磁気
ヘッドは、下ポール層上にライトギャップ層が積層さ
れ、ABS面近傍を除くライトギャップ層上に、第一段
差解消層、コイルパターン層及び第二段差解消層がこの
順に積層され、少なくともABS面近傍のライトギャッ
プ層上に上ポール層が積層されてなるものである。そし
て、ABS面から離れた位置の下ポール層に凹部が設け
られ、この凹部に非磁性体が充填され、この凹部によっ
て上ポール層と下ポール層との間のギャップ深さが規定
されている。
ヘッドは、下ポール層上にライトギャップ層が積層さ
れ、ABS面近傍を除くライトギャップ層上に、第一段
差解消層、コイルパターン層及び第二段差解消層がこの
順に積層され、少なくともABS面近傍のライトギャッ
プ層上に上ポール層が積層されてなるものである。そし
て、ABS面から離れた位置の下ポール層に凹部が設け
られ、この凹部に非磁性体が充填され、この凹部によっ
て上ポール層と下ポール層との間のギャップ深さが規定
されている。
【0012】ギャップ深さは、ABS面から第一段差解
消層の先端までの距離によって規定されるのではなく、
ABS面から凹部の淵までの距離によって規定される。
凹部は平坦な下ポール層に形成されるので、凹部を形成
するためのフォトリソグラフィ技術における問題点は生
じない。また、上ポール層の先端部を形成するためのレ
ジストフレームパターンは、第一段差解消層をABS面
から十分に離すことができるので、膜厚が大きくなった
り、オーバー露光になったりすることがない。
消層の先端までの距離によって規定されるのではなく、
ABS面から凹部の淵までの距離によって規定される。
凹部は平坦な下ポール層に形成されるので、凹部を形成
するためのフォトリソグラフィ技術における問題点は生
じない。また、上ポール層の先端部を形成するためのレ
ジストフレームパターンは、第一段差解消層をABS面
から十分に離すことができるので、膜厚が大きくなった
り、オーバー露光になったりすることがない。
【0013】請求項2記載の薄膜磁気ヘッドは、絶縁基
板上に、下シールド層、ABS面にMR感磁素子を挟持
したリードギャップ層、上シールド層と下ポール層とを
兼ねる共通ポール層及びライトギャップ層がこの順に積
層され、ABS面近傍を除くライトギャップ層上に、第
一段差解消層、コイルパターン層及び第二段差解消層が
この順に積層され、少なくともABS面近傍のライトギ
ャップ層上に上ポール層が積層されてなるものである。
そして、ABS面から離れた位置の前記共通ポール層に
凹部が設けられ、この凹部に非磁性体が充填され、この
凹部によって上ポール層と下ポール層との間のギャップ
深さが規定されている。すなわち、請求項2記載の薄膜
磁気ヘッドは、MR再生ヘッドとインダクティブ記録ヘ
ッドとを組み合わせた、MR・インダクティブ複合型の
薄膜磁気ヘッドである。
板上に、下シールド層、ABS面にMR感磁素子を挟持
したリードギャップ層、上シールド層と下ポール層とを
兼ねる共通ポール層及びライトギャップ層がこの順に積
層され、ABS面近傍を除くライトギャップ層上に、第
一段差解消層、コイルパターン層及び第二段差解消層が
この順に積層され、少なくともABS面近傍のライトギ
ャップ層上に上ポール層が積層されてなるものである。
そして、ABS面から離れた位置の前記共通ポール層に
凹部が設けられ、この凹部に非磁性体が充填され、この
凹部によって上ポール層と下ポール層との間のギャップ
深さが規定されている。すなわち、請求項2記載の薄膜
磁気ヘッドは、MR再生ヘッドとインダクティブ記録ヘ
ッドとを組み合わせた、MR・インダクティブ複合型の
薄膜磁気ヘッドである。
【0014】請求項3乃至13記載の薄膜磁気ヘッド
は、請求項1又は2記載の薄膜磁気ヘッドにおいて、構
成要素の一部を限定したものである。請求項14記載の
磁気記憶装置は、請求項1又は2記載の薄膜磁気ヘッド
を用いたものである。
は、請求項1又は2記載の薄膜磁気ヘッドにおいて、構
成要素の一部を限定したものである。請求項14記載の
磁気記憶装置は、請求項1又は2記載の薄膜磁気ヘッド
を用いたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明に係る
実施形態を説明する。ただし、全図において、同一部分
には同一符号を付すこととし、これにより重複説明を省
略する。
実施形態を説明する。ただし、全図において、同一部分
には同一符号を付すこととし、これにより重複説明を省
略する。
【0016】図1及び図2は本発明に係る薄膜磁気ヘッ
ドの第一実施形態(基本構成)を示し、図1は図2にお
けるI−I線縦断面図、図2は一部を省略した斜視図で
ある。以下、これらの図面に基づき説明する。
ドの第一実施形態(基本構成)を示し、図1は図2にお
けるI−I線縦断面図、図2は一部を省略した斜視図で
ある。以下、これらの図面に基づき説明する。
【0017】本実施形態の薄膜磁気ヘッド10は、絶縁
基板72上に、下シールド層74、ABS面76にMR
感磁素子78を挟持したリードギャップ層80、上シー
ルド層と下ポール層とを兼ねる共通ポール層12及びラ
イトギャップ層84がこの順に積層され、ABS面76
近傍を除くライトギャップ層84上に、第一段差解消層
86、コイルパターン層88及び第二段差解消層90が
この順に積層され、ABS面76近傍のライトギャップ
層84上及び第二段差解消層90上に上ポール層14が
積層されてなるものである。そして、ABS面76から
離れた位置の共通ポール層12に凹部16が設けられ、
凹部16に非磁性体18が充填され、凹部16によって
上ポール層14と共通ポール層12との間のギャップ深
さDが規定されている。ギャップ深さDは図1に、先端
幅Wは図2にそれぞれ示す。
基板72上に、下シールド層74、ABS面76にMR
感磁素子78を挟持したリードギャップ層80、上シー
ルド層と下ポール層とを兼ねる共通ポール層12及びラ
イトギャップ層84がこの順に積層され、ABS面76
近傍を除くライトギャップ層84上に、第一段差解消層
86、コイルパターン層88及び第二段差解消層90が
この順に積層され、ABS面76近傍のライトギャップ
層84上及び第二段差解消層90上に上ポール層14が
積層されてなるものである。そして、ABS面76から
離れた位置の共通ポール層12に凹部16が設けられ、
凹部16に非磁性体18が充填され、凹部16によって
上ポール層14と共通ポール層12との間のギャップ深
さDが規定されている。ギャップ深さDは図1に、先端
幅Wは図2にそれぞれ示す。
【0018】MR感磁素子78、下シールド層74、リ
ードギャップ層80、上シールド層としての共通ポール
層12等により、MR再生ヘッドが構成されている。下
ポール層としての共通ポール層12、ライトギャップ層
84、第一段差解消層86、コイルパターン層88、第
二段差解消層90、上ポール層14等により、インダク
ティブ記録ヘッドが構成されている。共通ポール層12
は、下側の共通ポール層121と上側の共通ポール層1
22とからなり、共通ポール層122の一部が貫通して
凹部16となっている。上ポール層14は、ABS面7
6に臨む先端部141と、先端部141に接続するヨー
ク部142とからなる。先端部141とヨーク部142
とは、接続部143を介して接続されている。凹部16
には、レジストからなる非磁性体18が平坦に埋め込ま
れている。共通ポール層122の表面と非磁性体18の
表面とは、面一になっている。先端部141及び共通ポ
ール層12には、飽和磁束密度(Bs)が1.4〜2.
1Tの高Bs材料が使用されている。
ードギャップ層80、上シールド層としての共通ポール
層12等により、MR再生ヘッドが構成されている。下
ポール層としての共通ポール層12、ライトギャップ層
84、第一段差解消層86、コイルパターン層88、第
二段差解消層90、上ポール層14等により、インダク
ティブ記録ヘッドが構成されている。共通ポール層12
は、下側の共通ポール層121と上側の共通ポール層1
22とからなり、共通ポール層122の一部が貫通して
凹部16となっている。上ポール層14は、ABS面7
6に臨む先端部141と、先端部141に接続するヨー
ク部142とからなる。先端部141とヨーク部142
とは、接続部143を介して接続されている。凹部16
には、レジストからなる非磁性体18が平坦に埋め込ま
れている。共通ポール層122の表面と非磁性体18の
表面とは、面一になっている。先端部141及び共通ポ
ール層12には、飽和磁束密度(Bs)が1.4〜2.
1Tの高Bs材料が使用されている。
【0019】ギャップ深さDは、ABS面76から第一
段差解消層86の先端までの距離によって規定されるの
ではなく、ABS面76から凹部16の淵までの距離に
よって規定される。凹部16は、平坦な下ポール層とし
ての共通ポール層12に形成される。そのため、凹部1
6を形成するフォトリソグラフィ技術では、特に問題点
は生じない。また、先端部141を形成するためのレジ
ストフレームパターン(図示せず)は、第一段差解消層
86を積層する前の平坦な面で行うため、フォトリソグ
ラフィ技術では、特に問題無く先端部141の先端幅を
精度良く微細化することが出来る。
段差解消層86の先端までの距離によって規定されるの
ではなく、ABS面76から凹部16の淵までの距離に
よって規定される。凹部16は、平坦な下ポール層とし
ての共通ポール層12に形成される。そのため、凹部1
6を形成するフォトリソグラフィ技術では、特に問題点
は生じない。また、先端部141を形成するためのレジ
ストフレームパターン(図示せず)は、第一段差解消層
86を積層する前の平坦な面で行うため、フォトリソグ
ラフィ技術では、特に問題無く先端部141の先端幅を
精度良く微細化することが出来る。
【0020】図3乃至図5は、図1の薄膜磁気ヘッドの
製造方法の一例を断面図である。この断面図は、図1と
同様、薄膜磁気ヘッドの記録トラック幅中心部で切断し
たものである。以下、この図面に基づき、図1の薄膜磁
気ヘッドの製造方法を説明する。
製造方法の一例を断面図である。この断面図は、図1と
同様、薄膜磁気ヘッドの記録トラック幅中心部で切断し
たものである。以下、この図面に基づき、図1の薄膜磁
気ヘッドの製造方法を説明する。
【0021】プロセス(a) …図3(a) まず、スライダ材料となるAl2 O3 −TiCセラミッ
ク基板にAl2 O3 絶縁層を設けた絶縁基板72上に、
NiFe下地膜(図示せず)をスパッタ法で成膜する。
続いて、露光現像工程で所定のレジストパターンを形成
し、膜厚2μmのNiFeメッキ膜からなる下シールド
層74をメッキ法で形成する。続いて、レジストフレー
ムを有機溶剤で除去し、NiFe下地膜をドライエッチ
ング法で除去する。以下、フレームメッキ法に伴う、メ
ッキ下地の成膜及び除去並びにレジスト除去の工程は、
どこでもこれと同じであるので、その説明を省略する。
続いて、膜厚100nmのAl2 O3 からなるリードギ
ャップ層80の下側部をスパッタ法で成膜し、磁気記憶
媒体より信号磁界を検出するMR感磁素子78を形成す
る。なお、MR感磁素子78は、CoZrTa(200nm)/
Ta(15nm)/ NiFe(20nm)の三層構造からなるソフト
・アジェイセント・レイヤMR素子である。さらに、膜
厚80nmのAl2 O3 からなるリードギャップ層80
の上側部をスパッタ法で形成する。
ク基板にAl2 O3 絶縁層を設けた絶縁基板72上に、
NiFe下地膜(図示せず)をスパッタ法で成膜する。
続いて、露光現像工程で所定のレジストパターンを形成
し、膜厚2μmのNiFeメッキ膜からなる下シールド
層74をメッキ法で形成する。続いて、レジストフレー
ムを有機溶剤で除去し、NiFe下地膜をドライエッチ
ング法で除去する。以下、フレームメッキ法に伴う、メ
ッキ下地の成膜及び除去並びにレジスト除去の工程は、
どこでもこれと同じであるので、その説明を省略する。
続いて、膜厚100nmのAl2 O3 からなるリードギ
ャップ層80の下側部をスパッタ法で成膜し、磁気記憶
媒体より信号磁界を検出するMR感磁素子78を形成す
る。なお、MR感磁素子78は、CoZrTa(200nm)/
Ta(15nm)/ NiFe(20nm)の三層構造からなるソフト
・アジェイセント・レイヤMR素子である。さらに、膜
厚80nmのAl2 O3 からなるリードギャップ層80
の上側部をスパッタ法で形成する。
【0022】プロセス(b) …図3(b) 下側の共通ポール層121のレジストフレームパターン
を露光現像工程で形成し、膜厚1μmのNiFeメッキ
膜からなる共通ポール層121をフレームメッキ法によ
り形成する。
を露光現像工程で形成し、膜厚1μmのNiFeメッキ
膜からなる共通ポール層121をフレームメッキ法によ
り形成する。
【0023】プロセス(c) …図3(c) ギャップ深さDを規定する平面的に矩形状の凹部16を
形成するために、矩形のレジストパターンを露光現像工
程で形成し、膜厚3.0μmのNiFeメッキ膜からな
る上側の共通ポール層122をメッキ法で形成する。メ
ッキ終了後、矩形のレジストパターンを除去することに
より、凹部16が形成される。
形成するために、矩形のレジストパターンを露光現像工
程で形成し、膜厚3.0μmのNiFeメッキ膜からな
る上側の共通ポール層122をメッキ法で形成する。メ
ッキ終了後、矩形のレジストパターンを除去することに
より、凹部16が形成される。
【0024】プロセス(d) …図4(d) 凹部16の部分にレジストからなる非磁性体18を埋め
込むために、共通ポール層122の1.5倍の膜厚のレ
ジストパターンを露光現像工程で形成する。続いて、オ
ーブン又はホットプレートを用い100〜120℃かつ
30分の熱処理によりレジストを軟化させ、これにより
凹部16内部をレジストで埋め込む。続いて、さらに2
50〜270℃かつ30分で熱硬化させる。この時点
で、共通ポール層122の上部とレジストの上部とは、
ほぼ平坦になる。
込むために、共通ポール層122の1.5倍の膜厚のレ
ジストパターンを露光現像工程で形成する。続いて、オ
ーブン又はホットプレートを用い100〜120℃かつ
30分の熱処理によりレジストを軟化させ、これにより
凹部16内部をレジストで埋め込む。続いて、さらに2
50〜270℃かつ30分で熱硬化させる。この時点
で、共通ポール層122の上部とレジストの上部とは、
ほぼ平坦になる。
【0025】プロセス(e) …図4(e) 膜厚350nmのAl2 O3 膜をスパッタ法で成膜する
ことにより、ライトギャップ層84を形成する。
ことにより、ライトギャップ層84を形成する。
【0026】プロセス(f) …図4(f) 膜厚4μmかつトラック幅(先端幅W)1μmの上ポー
ル層14を実現するため、NiFeメッキ膜からなる先
端部141をフレームメッキ法により形成する。
ル層14を実現するため、NiFeメッキ膜からなる先
端部141をフレームメッキ法により形成する。
【0027】プロセス(g) …図5(g) 先端部141の膜厚とほぼ等しい膜厚の第一段差解消層
86を、レジストパターンを露光現像工程で形成する。
続いて、オーブン又はホットプレートで100〜120
℃かつ30分の熱処理によりレジストを軟化させ、さら
に250〜270℃かつ30分でレジストを熱硬化させ
ることにより第一段差解消層86を形成する。
86を、レジストパターンを露光現像工程で形成する。
続いて、オーブン又はホットプレートで100〜120
℃かつ30分の熱処理によりレジストを軟化させ、さら
に250〜270℃かつ30分でレジストを熱硬化させ
ることにより第一段差解消層86を形成する。
【0028】プロセス(h) …図5(h) 所定の形状のレジストパターンを露光現像工程で形成し
た後、膜厚4.5μmのCuメッキ膜からなるコイルパ
ターン88をメッキ法により形成する。
た後、膜厚4.5μmのCuメッキ膜からなるコイルパ
ターン88をメッキ法により形成する。
【0029】プロセス(i) …図5(i) レジストパターンを露光現像工程で所定の形状に形成す
ることにより、第二段差解消層90形成する。続いて、
オーブン又はホットプレートで100〜120℃かつ3
0分の熱処理によりレジストを軟化させ、さらに250
〜270℃かつ60分でレジストを熱硬化させる。
ることにより、第二段差解消層90形成する。続いて、
オーブン又はホットプレートで100〜120℃かつ3
0分の熱処理によりレジストを軟化させ、さらに250
〜270℃かつ60分でレジストを熱硬化させる。
【0030】プロセス(j) …図1 先端部141の後方の接続部143にヨーク部142が
重なるように、ヨーク部142を形成するレジストフレ
ームパターンを露光現像工程で形成する。続いて、フレ
ームメッキ法により、先端部141より厚い膜厚4μm
のNiFe膜からなるヨーク部142をメッキ法で形成
する。
重なるように、ヨーク部142を形成するレジストフレ
ームパターンを露光現像工程で形成する。続いて、フレ
ームメッキ法により、先端部141より厚い膜厚4μm
のNiFe膜からなるヨーク部142をメッキ法で形成
する。
【0031】図6は、本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第
二実施形態(ラップ平坦化)を示す断面図である。以
下、この図面に基づき説明する。
二実施形態(ラップ平坦化)を示す断面図である。以
下、この図面に基づき説明する。
【0032】図3(c)のプロセスの後に、図6(a)
で示すように、共通ポール層122上にAl2 O3 膜1
81をスパッタ法で成膜する。続いて、図6(b)で示
すように、共通ポール層122の表面が出るまでAl2
O3 膜181をラップ加工で研磨することにより、共通
ポール層122を平坦化するとともに非磁性体182を
形成する。これにより、共通ポール層122の表面と非
磁性体182の表面とが面一となる。したがって、上ポ
ール層14の先端部141を形成するためのレジストフ
レームパターン幅の寸法精度を上げることができるの
で、上ポール層14の狭トラック幅化が容易に実現でき
る。
で示すように、共通ポール層122上にAl2 O3 膜1
81をスパッタ法で成膜する。続いて、図6(b)で示
すように、共通ポール層122の表面が出るまでAl2
O3 膜181をラップ加工で研磨することにより、共通
ポール層122を平坦化するとともに非磁性体182を
形成する。これにより、共通ポール層122の表面と非
磁性体182の表面とが面一となる。したがって、上ポ
ール層14の先端部141を形成するためのレジストフ
レームパターン幅の寸法精度を上げることができるの
で、上ポール層14の狭トラック幅化が容易に実現でき
る。
【0033】図7は、本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第
三実施形態(貫通凹部)を示す断面図である。以下、こ
の図面に基づき説明する。なお、図7以降の図面では、
すべて絶縁基板72を省略する。
三実施形態(貫通凹部)を示す断面図である。以下、こ
の図面に基づき説明する。なお、図7以降の図面では、
すべて絶縁基板72を省略する。
【0034】図3(a)のプロセスの後に、図7に示す
ように、一層のみの共通ポール層123を形成し、貫通
した凹部16を形成する。なお、凹部16の広さ(底面
積)を狭くすれば、磁気抵抗を低減できる。本実形態に
よれば、共通ポール層123の形成プロセスが一工程省
略でき、これにより製造コストも低減できる。
ように、一層のみの共通ポール層123を形成し、貫通
した凹部16を形成する。なお、凹部16の広さ(底面
積)を狭くすれば、磁気抵抗を低減できる。本実形態に
よれば、共通ポール層123の形成プロセスが一工程省
略でき、これにより製造コストも低減できる。
【0035】図8は、本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第
四実施形態(凹部コーナ形状)を一部を省略して示す平
面図である。以下、この図面に基づき説明する。
四実施形態(凹部コーナ形状)を一部を省略して示す平
面図である。以下、この図面に基づき説明する。
【0036】図3(c)で示したプロセスにおいて、共
通ポール層122に設けられた凹部16の水平方向の断
面形状は矩形である。これに対して、本実施形態におけ
る凹部161は、図8に示すように、凹部161のAB
S面76側の淵の形状がABS面76に近づくにつれて
狭くなっている。これにより、磁気抵抗を下げることが
できる。このとき、接続部143aは、凹部161の外
形より小さくする。これにより、磁束の漏れが制限でき
るので、磁気記録効率の良いインダクティブ記録ヘッド
が得られる。
通ポール層122に設けられた凹部16の水平方向の断
面形状は矩形である。これに対して、本実施形態におけ
る凹部161は、図8に示すように、凹部161のAB
S面76側の淵の形状がABS面76に近づくにつれて
狭くなっている。これにより、磁気抵抗を下げることが
できる。このとき、接続部143aは、凹部161の外
形より小さくする。これにより、磁束の漏れが制限でき
るので、磁気記録効率の良いインダクティブ記録ヘッド
が得られる。
【0037】図9は、本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第
五実施形態(凹部円形)を一部を省略して示す平面図で
ある。以下、この図面に基づき説明する。
五実施形態(凹部円形)を一部を省略して示す平面図で
ある。以下、この図面に基づき説明する。
【0038】本実施形態における凹部162は、図9に
示すように、水平方向の断面形状がほぼ円形になってい
る。これにより、磁気抵抗をさらに下げることができ
る。このとき、接続部143bは、凹部162の外形よ
り小さい円形とする。これにより、磁束の漏れが制限で
きるので、磁気記録効率の良いインダクティブ記録ヘッ
ドが得られる。
示すように、水平方向の断面形状がほぼ円形になってい
る。これにより、磁気抵抗をさらに下げることができ
る。このとき、接続部143bは、凹部162の外形よ
り小さい円形とする。これにより、磁束の漏れが制限で
きるので、磁気記録効率の良いインダクティブ記録ヘッ
ドが得られる。
【0039】図10は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第
六実施形態(接続部かぶさり)を示し、図10(a)は
一部を省略して示す正面図、図10(b)は図10
(a)におけるX−X線縦断面図、図10(c)は一部
を省略して示す平面図である。以下、これらの図面に基
づき説明する。
六実施形態(接続部かぶさり)を示し、図10(a)は
一部を省略して示す正面図、図10(b)は図10
(a)におけるX−X線縦断面図、図10(c)は一部
を省略して示す平面図である。以下、これらの図面に基
づき説明する。
【0040】ヨーク部142aは、接続部143c,1
43dを介して先端部141に接続されている。接続部
143cは先端部141の上面であり、接続部143d
は先端部141の両側面である。つまり、ヨーク部14
2aは、先端部141の外周を覆い、ライトギャップ層
84にも接触している。本実施形態によれば、接続部に
おける接触面積が大きいので、接続部での磁気抵抗を下
げることができる。また、ヨーク部142aと先端部1
41とを接続する接続精度に対して十分な余裕がある。
43dを介して先端部141に接続されている。接続部
143cは先端部141の上面であり、接続部143d
は先端部141の両側面である。つまり、ヨーク部14
2aは、先端部141の外周を覆い、ライトギャップ層
84にも接触している。本実施形態によれば、接続部に
おける接触面積が大きいので、接続部での磁気抵抗を下
げることができる。また、ヨーク部142aと先端部1
41とを接続する接続精度に対して十分な余裕がある。
【0041】図11は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第
七実施形態(共通ポール層トリム)を示し、図11
(a)は一部を省略して示す正面図、図11(b)は図
11(a)におけるXI−XI線横断面図、図11(c)は
図11(a)におけるXI−XI線横断面図である。以下、
これらの図面に基づき説明する。
七実施形態(共通ポール層トリム)を示し、図11
(a)は一部を省略して示す正面図、図11(b)は図
11(a)におけるXI−XI線横断面図、図11(c)は
図11(a)におけるXI−XI線横断面図である。以下、
これらの図面に基づき説明する。
【0042】本実施形態では、凹部16のABS面76
側の淵からABS面76までの共通ポール層122は、
先端部141に対向する部分を残して、全部又は一部が
除去されている。図11(b)はその第一例であり、共
通ポール層122が除去された切欠き部122a,12
2bと、残った共通ポール層122からなる先端部14
2cとが形成されている。切欠き部122a,122b
は、ABS面76から凹部16のABS面76側の淵ま
で達している。図11(c)はその第二例であり、共通
ポール層122が除去された切欠き部122d,122
eと、残った共通ポール層122からなる先端部142
fとが形成されている。切欠き部122d,122e
は、ABS面76に形成され、凹部16のABS面76
側の淵までは達していない。本実施形態によれば、記録
磁界がトラック幅方向の広がりを最小限に制限できるの
で、記録トラック幅密度の向上が可能である。なお、切
欠き部122a,122b,122d,122e内に
は、凹部16と同様、非磁性体18が充填されている。
側の淵からABS面76までの共通ポール層122は、
先端部141に対向する部分を残して、全部又は一部が
除去されている。図11(b)はその第一例であり、共
通ポール層122が除去された切欠き部122a,12
2bと、残った共通ポール層122からなる先端部14
2cとが形成されている。切欠き部122a,122b
は、ABS面76から凹部16のABS面76側の淵ま
で達している。図11(c)はその第二例であり、共通
ポール層122が除去された切欠き部122d,122
eと、残った共通ポール層122からなる先端部142
fとが形成されている。切欠き部122d,122e
は、ABS面76に形成され、凹部16のABS面76
側の淵までは達していない。本実施形態によれば、記録
磁界がトラック幅方向の広がりを最小限に制限できるの
で、記録トラック幅密度の向上が可能である。なお、切
欠き部122a,122b,122d,122e内に
は、凹部16と同様、非磁性体18が充填されている。
【0043】図12は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第
八実施形態(高Bs材料:上ポール層先端一部)を示す
断面図である。以下、この図面に基づき説明する。
八実施形態(高Bs材料:上ポール層先端一部)を示す
断面図である。以下、この図面に基づき説明する。
【0044】近年、磁気ヘッドの高密度化に伴い、磁気
記憶媒体の高Hc化が進んできている。高Hc媒体に飽
和記録できる記録ポールの高Bs材料として、CoZr
Ta(Bs=1.4〜1.6T)又はCoNiFe(B
s=1.8〜2.1T)等がある。これらの高Bs材料
のBsは、普通の磁性材料であるNiFeが1.0Tで
あるのに対して、1.4〜2.1Tもある。以下、Bs
=1.4〜2.1Tの材料を高Bs材料と総称する。
記憶媒体の高Hc化が進んできている。高Hc媒体に飽
和記録できる記録ポールの高Bs材料として、CoZr
Ta(Bs=1.4〜1.6T)又はCoNiFe(B
s=1.8〜2.1T)等がある。これらの高Bs材料
のBsは、普通の磁性材料であるNiFeが1.0Tで
あるのに対して、1.4〜2.1Tもある。以下、Bs
=1.4〜2.1Tの材料を高Bs材料と総称する。
【0045】本実施形態では、先端部141を先端部下
側141aと先端部上側141bとの積層構造とし、ラ
イトギャップ層84側の先端部下側141aを、高Bs
材料を用いてメッキ法又はスパッタ法で形成する。メッ
キ法を用いた場合は、先端部下側141aの高Bs材料
メッキと先端部上側141bのNiFeメッキとで共通
のメッキフレームパターンを用い、0.3μmのCoN
iFeと2.7μmのNiFeとを連続してメッキす
る。スパッタ法を用いた場合は、先端部下側141aを
形成する部分以外に露光現像工程でカバーレジストパタ
ーンを形成後、スパッタ工程で0.3μmのCoNiF
eを成膜する。続いて、前記カバーレジストパターンを
有機溶剤等で除去することにより、先端部下側141a
を形成する。続いて、フレームメッキ法で2.7μmの
NiFeからなる先端部上側141bを形成する。本実
施形態によれば、高Hc媒体に飽和記録できるため、狭
トラック記録に適した磁気ヘッドを提供することが可能
である。なお、高Bs材料を使った場合の効果は、以下
同様である。
側141aと先端部上側141bとの積層構造とし、ラ
イトギャップ層84側の先端部下側141aを、高Bs
材料を用いてメッキ法又はスパッタ法で形成する。メッ
キ法を用いた場合は、先端部下側141aの高Bs材料
メッキと先端部上側141bのNiFeメッキとで共通
のメッキフレームパターンを用い、0.3μmのCoN
iFeと2.7μmのNiFeとを連続してメッキす
る。スパッタ法を用いた場合は、先端部下側141aを
形成する部分以外に露光現像工程でカバーレジストパタ
ーンを形成後、スパッタ工程で0.3μmのCoNiF
eを成膜する。続いて、前記カバーレジストパターンを
有機溶剤等で除去することにより、先端部下側141a
を形成する。続いて、フレームメッキ法で2.7μmの
NiFeからなる先端部上側141bを形成する。本実
施形態によれば、高Hc媒体に飽和記録できるため、狭
トラック記録に適した磁気ヘッドを提供することが可能
である。なお、高Bs材料を使った場合の効果は、以下
同様である。
【0046】図13は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第
九実施形態(高Bs材料:上ポール層全体)を示す断面
図である。以下、この図面に基づき説明する。
九実施形態(高Bs材料:上ポール層全体)を示す断面
図である。以下、この図面に基づき説明する。
【0047】本実施形態では、上ポール層14の先端部
141c全体を高Bs材料で形成している。本実施形態
によれば、先端部141c全体が高Bs材料で形成され
ているため、磁気記録能力の増大が図れる。
141c全体を高Bs材料で形成している。本実施形態
によれば、先端部141c全体が高Bs材料で形成され
ているため、磁気記録能力の増大が図れる。
【0048】図14は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第
十実施形態(高Bs材料:上側共通ポール層)を示す断
面図である。以下、この図面に基づき説明する。
十実施形態(高Bs材料:上側共通ポール層)を示す断
面図である。以下、この図面に基づき説明する。
【0049】本実施形態では、共通ポール層122gを
高Bs材料を用いてメッキ法又はスパッタ法で形成して
いる。先端部下側141a及び先端部上側141bに関
しては、第八実施形態で説明した方法で形成する。共通
ポール層122g及び先端部141に高Bs材料を用い
ることにより、オーバーライトの特性を向上させること
ができる。
高Bs材料を用いてメッキ法又はスパッタ法で形成して
いる。先端部下側141a及び先端部上側141bに関
しては、第八実施形態で説明した方法で形成する。共通
ポール層122g及び先端部141に高Bs材料を用い
ることにより、オーバーライトの特性を向上させること
ができる。
【0050】図15は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第
十一実施形態(高Bs材料:共通ポール層、凹部内有
り)を示す断面図である。以下、この図面に基づき説明
する。
十一実施形態(高Bs材料:共通ポール層、凹部内有
り)を示す断面図である。以下、この図面に基づき説明
する。
【0051】本実施形態では、共通ポール層122が共
通ポール層下側122hと共通ポール層上側122iと
の二層構造になっている。共通ポール層上側122i
は、凹部16形成後に、高Bs材料を用いてメッキ法又
はスパッタ法で形成され、凹部16の内面にも形成され
る。また、先端部下側141a及び先端部上側141b
に関しては、第八実施形態で説明した方法で形成する。
本実施形態によれば、凹部16の内部の側面及び底面と
先端部下側141aとが連続して高Bs材料で形成され
るため、凹部16で磁束が途切れることがなく、効率よ
く流れる効果がある。
通ポール層下側122hと共通ポール層上側122iと
の二層構造になっている。共通ポール層上側122i
は、凹部16形成後に、高Bs材料を用いてメッキ法又
はスパッタ法で形成され、凹部16の内面にも形成され
る。また、先端部下側141a及び先端部上側141b
に関しては、第八実施形態で説明した方法で形成する。
本実施形態によれば、凹部16の内部の側面及び底面と
先端部下側141aとが連続して高Bs材料で形成され
るため、凹部16で磁束が途切れることがなく、効率よ
く流れる効果がある。
【0052】図16は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第
十二実施形態(高Bs材料:共通ポール層、凹部内無
し)を示す断面図である。以下、この図面に基づき説明
する。
十二実施形態(高Bs材料:共通ポール層、凹部内無
し)を示す断面図である。以下、この図面に基づき説明
する。
【0053】本実施形態では、共通ポール層122が共
通ポール層下側122hと共通ポール層上側122jと
の二層構造となっている。共通ポール層下側122hは
膜厚2.7μmのNiFeからなり、共通ポール層下側
122hは膜厚300nmの高Bs材料からなり、これ
らは連続してメッキ法により形成される。また、先端部
歯科側141aと先端部上側141bとに関しては、第
八実施形態で説明した方法で形成する。本実施形態によ
れば、共通ポール層下側122hと共通ポール層上側1
22jとのレジストフレームパターンの形状が同じであ
るため、新たなレジストフレームパターンを形成するこ
となく高Bsの共通ポール層上側122jをメッキ工程
で形成することができる。そのため製造コストの低減に
なる。
通ポール層下側122hと共通ポール層上側122jと
の二層構造となっている。共通ポール層下側122hは
膜厚2.7μmのNiFeからなり、共通ポール層下側
122hは膜厚300nmの高Bs材料からなり、これ
らは連続してメッキ法により形成される。また、先端部
歯科側141aと先端部上側141bとに関しては、第
八実施形態で説明した方法で形成する。本実施形態によ
れば、共通ポール層下側122hと共通ポール層上側1
22jとのレジストフレームパターンの形状が同じであ
るため、新たなレジストフレームパターンを形成するこ
となく高Bsの共通ポール層上側122jをメッキ工程
で形成することができる。そのため製造コストの低減に
なる。
【0054】図17は本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第
十三実施形態(高Bs材料:全部)を示す断面図であ
る。以下、この図面に基づき説明する。
十三実施形態(高Bs材料:全部)を示す断面図であ
る。以下、この図面に基づき説明する。
【0055】本実施形態では、共通ポール層121k,
122k及び先端部141dの全体が、高Bs材料のメ
ッキ法又はスパッタ法で形成されている。本実施形態に
よれば、磁気記録能力をより増大できる。
122k及び先端部141dの全体が、高Bs材料のメ
ッキ法又はスパッタ法で形成されている。本実施形態に
よれば、磁気記録能力をより増大できる。
【0056】図18は本発明に係る薄膜磁気ヘッドを用
いた磁気記憶装置の一実施形態を示す概略構成図であ
る。以下、この図面に基づき説明する。
いた磁気記憶装置の一実施形態を示す概略構成図であ
る。以下、この図面に基づき説明する。
【0057】本実施形態の磁気記憶装置30は、第一実
施形態の薄膜磁気ヘッド10、磁気記憶媒体32、磁気
記憶媒体32を回転させるスピンドルモータ34、薄膜
磁気ヘッド10を磁気記憶媒体32上で移動させるボイ
スコイルモータ36、図示しない上位装置にからの指令
に基づき動作する制御部38等によって構成されてい
る。制御部38は、スピンドルモータ34及びボイスコ
イルモータ36を駆動するとともに、薄膜磁気ヘッド1
0によって磁気記憶媒体32に対しデータの記録・再生
を行う。
施形態の薄膜磁気ヘッド10、磁気記憶媒体32、磁気
記憶媒体32を回転させるスピンドルモータ34、薄膜
磁気ヘッド10を磁気記憶媒体32上で移動させるボイ
スコイルモータ36、図示しない上位装置にからの指令
に基づき動作する制御部38等によって構成されてい
る。制御部38は、スピンドルモータ34及びボイスコ
イルモータ36を駆動するとともに、薄膜磁気ヘッド1
0によって磁気記憶媒体32に対しデータの記録・再生
を行う。
【0058】本実施形態の磁気記録装置は、薄膜磁気ヘ
ッド10を用いているので、記録トラック幅が1.2μ
m以下である。このトラック幅で実現できる記録密度は
4Gビット/(インチ)2 以上である。そのため、3.
5インチφディスクを用いれば、1枚あたり5Gバイト
以上の高記録密度を有する磁気記録装置が容易に提供で
きる。
ッド10を用いているので、記録トラック幅が1.2μ
m以下である。このトラック幅で実現できる記録密度は
4Gビット/(インチ)2 以上である。そのため、3.
5インチφディスクを用いれば、1枚あたり5Gバイト
以上の高記録密度を有する磁気記録装置が容易に提供で
きる。
【0059】なお、本発明は、いうまでもなく、上記実
施形態に限定されるものではない。例えば、本発明に係
る薄膜磁気ヘッドは、MR・インダクティブ複合型の薄
膜磁気ヘッドに限らず、インダクティブ型のみからなる
薄膜磁気ヘッド、MR型以外の再生ヘッドとインダクテ
ィブ型の記録ヘッドとの複合型薄膜磁気ヘッド等でもよ
い。また、下シールド層としては、NiFeのメッキ膜
に限らず、例えばFeAlSi、CoZrTa、FeT
aN等のスパッタ膜でもよい。
施形態に限定されるものではない。例えば、本発明に係
る薄膜磁気ヘッドは、MR・インダクティブ複合型の薄
膜磁気ヘッドに限らず、インダクティブ型のみからなる
薄膜磁気ヘッド、MR型以外の再生ヘッドとインダクテ
ィブ型の記録ヘッドとの複合型薄膜磁気ヘッド等でもよ
い。また、下シールド層としては、NiFeのメッキ膜
に限らず、例えばFeAlSi、CoZrTa、FeT
aN等のスパッタ膜でもよい。
【0060】
【発明の効果】本発明に係る薄膜磁気ヘッドによれば、
ABS面から離れた位置の下ポール層又は共通ポール層
に凹部が設けられ、この凹部に非磁性体が充填され、こ
の凹部によってギャップ深さが規定されていることによ
り、ABS面から第一段差解消層の先端までの距離によ
ってギャップ深さが規定されない。そのため、第一段差
解消層をABS面から十分に離すことができるので、上
ポール層の先端部を形成するためのレジストフレームパ
ターンは、第一段差解消層等の段差によって膜厚が大き
くなったり、第一段差解消層等の反射光によってオーバ
ー露光になったりすることがない。したがって、ギャッ
プ深さ及び先端幅を精度良く微細化することができる。
ABS面から離れた位置の下ポール層又は共通ポール層
に凹部が設けられ、この凹部に非磁性体が充填され、こ
の凹部によってギャップ深さが規定されていることによ
り、ABS面から第一段差解消層の先端までの距離によ
ってギャップ深さが規定されない。そのため、第一段差
解消層をABS面から十分に離すことができるので、上
ポール層の先端部を形成するためのレジストフレームパ
ターンは、第一段差解消層等の段差によって膜厚が大き
くなったり、第一段差解消層等の反射光によってオーバ
ー露光になったりすることがない。したがって、ギャッ
プ深さ及び先端幅を精度良く微細化することができる。
【0061】例えば、上ポール層の先端部を形成するた
めのレジストフレームパターンは、膜厚が約5μmと薄
くでき、また、平坦な部分で形成できる。その結果、H
gのi線による縮小投影露光機方式を本発明に適用する
と、上ポール層の先端幅で規定している記録トラック幅
を1.0μm以下にできる。
めのレジストフレームパターンは、膜厚が約5μmと薄
くでき、また、平坦な部分で形成できる。その結果、H
gのi線による縮小投影露光機方式を本発明に適用する
と、上ポール層の先端幅で規定している記録トラック幅
を1.0μm以下にできる。
【図1】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第一実施形態
(基本構成)を示す、図2におけるI−I線縦断面図で
ある。
(基本構成)を示す、図2におけるI−I線縦断面図で
ある。
【図2】図1の薄膜磁気ヘッドを示す、一部を省略した
斜視図である。
斜視図である。
【図3】図1の薄膜磁気ヘッドの製造方法の一例を示す
断面図であり、図3(a)、図3(b)、図3(c)の
順に工程が進行する。
断面図であり、図3(a)、図3(b)、図3(c)の
順に工程が進行する。
【図4】図1の薄膜磁気ヘッドの製造方法の一例を示す
断面図であり、図4(d)、図4(e)、図4(f)の
順に工程が進行する。
断面図であり、図4(d)、図4(e)、図4(f)の
順に工程が進行する。
【図5】図1の薄膜磁気ヘッドの製造方法の一例を示す
断面図であり、図5(g)、図5(h)、図5(i)の
順に工程が進行する。
断面図であり、図5(g)、図5(h)、図5(i)の
順に工程が進行する。
【図6】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第二実施形態
(ラップ平坦化)における製造方法を示す断面図であ
り、図6(a)、図6(b)の順に工程が進行する。
(ラップ平坦化)における製造方法を示す断面図であ
り、図6(a)、図6(b)の順に工程が進行する。
【図7】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第三実施形態
(貫通凹部)を示す断面図である。
(貫通凹部)を示す断面図である。
【図8】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第四実施形態
(凹部コーナ形状)を一部を省略して示す平面図であ
る。
(凹部コーナ形状)を一部を省略して示す平面図であ
る。
【図9】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第五実施形態
(凹部円形)を一部を省略して示す平面図である。
(凹部円形)を一部を省略して示す平面図である。
【図10】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第六実施形態
(接続部かぶさり)を示し、図10(a)は一部を省略
して示す正面図、図10(b)は図10(a)における
X−X線縦断面図、図10(c)は一部を省略して示す
平面図である。
(接続部かぶさり)を示し、図10(a)は一部を省略
して示す正面図、図10(b)は図10(a)における
X−X線縦断面図、図10(c)は一部を省略して示す
平面図である。
【図11】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第七実施形態
(共通ポール層トリム)を示し、図11(a)は一部を
省略して示す正面図、図11(b)は図11(a)にお
けるXI−XI線横断面図、図11(c)は図11(a)に
おけるXI−XI線横断面図である。
(共通ポール層トリム)を示し、図11(a)は一部を
省略して示す正面図、図11(b)は図11(a)にお
けるXI−XI線横断面図、図11(c)は図11(a)に
おけるXI−XI線横断面図である。
【図12】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第八実施形態
(高Bs材料:上ポール層先端一部)を示す断面図であ
る。
(高Bs材料:上ポール層先端一部)を示す断面図であ
る。
【図13】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第九実施形態
(高Bs材料:上ポール層全体)を示す断面図である。
(高Bs材料:上ポール層全体)を示す断面図である。
【図14】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第十実施形態
(高Bs材料:上側共通ポール層)を示す断面図であ
る。
(高Bs材料:上側共通ポール層)を示す断面図であ
る。
【図15】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第十一実施形
態(高Bs材料:共通ポール層、凹部内有り)を示す断
面図である。
態(高Bs材料:共通ポール層、凹部内有り)を示す断
面図である。
【図16】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第十二実施形
態(高Bs材料:共通ポール層、凹部内無し)を示す断
面図である。
態(高Bs材料:共通ポール層、凹部内無し)を示す断
面図である。
【図17】本発明に係る薄膜磁気ヘッドの第十三実施形
態(高Bs材料:全部)を示す断面図である。
態(高Bs材料:全部)を示す断面図である。
【図18】本発明に係る薄膜磁気ヘッドを用いた磁気記
憶装置の一実施形態を示す概略構成図である。
憶装置の一実施形態を示す概略構成図である。
【図19】従来の薄膜磁気ヘッドを示す断面図である。
10 薄膜磁気ヘッド 12 共通ポール層 14 上ポール層 16 凹部 18 非磁性体 72 絶縁基板 74 下シールド層 76 ABS面 78 MR感磁素子 80 リードギャップ層 84 ライトギャップ層 86 第一段差解消層 88 コイルパターン層 90 第二段差解消層 D ギャップ深さ W 先端幅
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 嶋林 清孝 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 野中 義弘 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 鳥羽 環 東京都港区芝五丁目7番1号 日本電気株 式会社内
Claims (14)
- 【請求項1】 下ポール層上にライトギャップ層が積層
され、ABS面近傍を除く前記ライトギャップ層上に、
第一段差解消層、コイルパターン層及び第二段差解消層
がこの順に積層され、少なくともABS面近傍の前記ラ
イトギャップ層上に上ポール層が積層されてなる、薄膜
磁気ヘッドにおいて、 ABS面から離れた位置の前記下ポール層に凹部が設け
られ、この凹部に非磁性体が充填され、この凹部によっ
て前記上ポール層と前記下ポール層との間のギャップ深
さが規定されていることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項2】 絶縁基板上に、下シールド層、ABS面
にMR感磁素子を挟持したリードギャップ層、上シール
ド層と下ポール層とを兼ねる共通ポール層及びライトギ
ャップ層がこの順に積層され、ABS面近傍を除く前記
ライトギャップ層上に、第一段差解消層、コイルパター
ン層及び第二段差解消層がこの順に積層され、少なくと
もABS面近傍の前記ライトギャップ層上に上ポール層
が積層されてなる、薄膜磁気ヘッドにおいて、 ABS面から離れた位置の前記共通ポール層に凹部が設
けられ、この凹部に非磁性体が充填され、この凹部によ
って前記上ポール層と前記下ポール層との間のギャップ
深さが規定されていることを特徴とする薄膜磁気ヘッ
ド。 - 【請求項3】 前記非磁性体が高分子樹脂である、請求
項1又は2記載の薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項4】 前記非磁性体は、前記凹部内及び前記下
ポール層上又は前記共通ポール層上に酸化物絶縁物質を
被着し、この酸化物絶縁物質を前記下ポール層又は前記
共通ポール層に達するまで平面的に研磨して形成したも
のである、請求項1又は2記載の薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項5】 前記凹部は、前記下ポール層又は前記共
通ポール層を貫通したものである、請求項1又は2記載
の薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項6】 前記凹部の前記ABS面側の淵の形状が
当該ABS面に近づくにつれて狭くなっている、請求項
1又は2記載の薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項7】 前記凹部の淵の形状がほぼ円形である、
請求項1又は2記載の薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項8】 前記上ポール層は、前記ABS面に臨む
先端部と、この先端部に接続部を介して接続されたヨー
ク部とからなり、 前記凹部の淵は、前記接続部の外側に位置している、 請求項6又は7記載の薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項9】 前記上ポール層は、前記ABS面に臨む
先端部と、この先端部に接続部を介して接続されたヨー
ク部とからなり、 前記接続部における前記ヨーク部は、前記先端部の上面
及び両側面と前記ライトギャップ層とに接触している、
請求項1又は2記載の薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項10】 前記凹部の前記ABS面側の淵から当
該ABS面までの前記下ポール層又は前記共通ポール層
は、前記上ポール層の先端部に対向する部分を残して、
全部又は一部が除去されている、請求項1又は2記載の
薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項11】 前記上ポール層の先端部の少なくとも
前記ライトギャップ層側は、飽和磁束密度が1.4T以
上の材料からなる、請求項1又は2記載の薄膜磁気ヘッ
ド。 - 【請求項12】 前記共通ポール層又は前記下ポール層
の少なくとも前記リードギャップ層側及び前記凹部の内
面は、飽和磁束密度が1.4T以上の材料からなる、請
求項1又は2記載の薄膜磁気ヘッド。 【請求項12】 前記共通ポール層又は前記下ポール層
の少なくとも前記リードギャップ層側は、前記凹部の内
面を除き、飽和磁束密度が1.4T以上の材料からな
る、請求項1又は2記載の薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項13】 前記上ポール層の先端部の少なくとも
前記ライトギャップ層側、前記共通ポール層又は前記下
ポール層の少なくとも前記リードギャップ層側及び前記
凹部の内面は、飽和磁束密度が1.4T以上の材料から
なる、請求項1又は2記載の薄膜磁気ヘッド。 - 【請求項14】 請求項1又は2記載の薄膜磁気ヘッド
と、磁気記憶媒体と、この磁気記憶媒体と前記薄膜磁気
ヘッドとの間で相対運動を生じさせる駆動手段とを備え
た磁気記憶装置。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10158974A JPH11353614A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 薄膜磁気ヘッド及びこれを用いた磁気記憶装置 |
| US09/317,542 US6597543B1 (en) | 1998-06-08 | 1999-05-24 | Thin-film magnetic head and magnetic storage apparatus using the same |
| US10/375,239 US7054107B2 (en) | 1998-06-08 | 2003-02-27 | Thin-film magnetic head with nonmagnetic body filled concave portion formed on a pole layer and magnetic storage apparatus using the same |
| US11/333,897 US7239482B2 (en) | 1998-06-08 | 2006-01-18 | Thin-film magnetic head and nonmagnetic body filled concave portion formed on a pole layer and magnetic storage apparatus using the same |
| US11/388,695 US7230794B2 (en) | 1998-06-08 | 2006-03-24 | Thin-film magnetic head with nonmagnetic body filled concave portion formed on a pole layer and magnetic storage apparatus using the same |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10158974A JPH11353614A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 薄膜磁気ヘッド及びこれを用いた磁気記憶装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11353614A true JPH11353614A (ja) | 1999-12-24 |
Family
ID=15683452
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10158974A Pending JPH11353614A (ja) | 1998-06-08 | 1998-06-08 | 薄膜磁気ヘッド及びこれを用いた磁気記憶装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (4) | US6597543B1 (ja) |
| JP (1) | JPH11353614A (ja) |
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