JPH1136254A - 融雪装置 - Google Patents
融雪装置Info
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- JPH1136254A JPH1136254A JP21008397A JP21008397A JPH1136254A JP H1136254 A JPH1136254 A JP H1136254A JP 21008397 A JP21008397 A JP 21008397A JP 21008397 A JP21008397 A JP 21008397A JP H1136254 A JPH1136254 A JP H1136254A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 排水汚染の防止を図るとともに炉体の過熱を
防止できる融雪装置を提供する。 【解決手段】 本発明による融雪装置1の融雪槽7にお
いて、炉体の屋根に形成する熱風通路は、隣合う板体2
1の上縁部21aと下縁部21bとを互いに噛み合わせ
るようにして、熱風通路28を形成しているので、熱風
通路28からの融雪水の浸入を防止する。従って、炉体
内に水が浸入してバーナが未燃焼状態になり、機能停止
やカーボンが生じることによる排水の汚染を防止する。
また、炉体は、上縁部21aと下縁部21bとが折り曲
げられた状態であるから、その折り曲げ部が補強リブと
して作用し、炉体の変形を防止する。更に、炉体の屋根
は、板体21を段違いに重ねるように配置するものであ
るから、構成が簡易であり、製造が容易である。
防止できる融雪装置を提供する。 【解決手段】 本発明による融雪装置1の融雪槽7にお
いて、炉体の屋根に形成する熱風通路は、隣合う板体2
1の上縁部21aと下縁部21bとを互いに噛み合わせ
るようにして、熱風通路28を形成しているので、熱風
通路28からの融雪水の浸入を防止する。従って、炉体
内に水が浸入してバーナが未燃焼状態になり、機能停止
やカーボンが生じることによる排水の汚染を防止する。
また、炉体は、上縁部21aと下縁部21bとが折り曲
げられた状態であるから、その折り曲げ部が補強リブと
して作用し、炉体の変形を防止する。更に、炉体の屋根
は、板体21を段違いに重ねるように配置するものであ
るから、構成が簡易であり、製造が容易である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃焼式の融雪装置
に関し、特に道路や駐車場に積もった雪を槽内に投入し
て溶かす融雪装置に関する。
に関し、特に道路や駐車場に積もった雪を槽内に投入し
て溶かす融雪装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の融雪装置において、例え
ば、特開平6ー306828号公報には、炉体に穿設さ
れた多数の炎出口から炉体内の熱風を吹き出し、融雪層
内の雪を溶かす構成が開示されている。また、特開平6
ー280227号公報には、融雪槽内に溜められた融雪
水をポンプでくみ上げてシャワー水として利用する構成
が開示されている。
ば、特開平6ー306828号公報には、炉体に穿設さ
れた多数の炎出口から炉体内の熱風を吹き出し、融雪層
内の雪を溶かす構成が開示されている。また、特開平6
ー280227号公報には、融雪槽内に溜められた融雪
水をポンプでくみ上げてシャワー水として利用する構成
が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
公報に開示された融雪装置では、炉体の周囲にある雪が
融けて、炎出口から炉体内に浸入するという不都合があ
る。このように炉体内に水が浸入すると、バーナの未燃
焼状態による機能停止やカーボンによる排水の汚染を生
じるという問題がある。
公報に開示された融雪装置では、炉体の周囲にある雪が
融けて、炎出口から炉体内に浸入するという不都合があ
る。このように炉体内に水が浸入すると、バーナの未燃
焼状態による機能停止やカーボンによる排水の汚染を生
じるという問題がある。
【0004】また、後者の公報に開示の技術では、シャ
ワーにより融雪機能を高めているものの、雪の部分的な
融雪により空洞(ブリッジ)を生じ、炉体の過熱による
損傷が生じるという不都合がある。
ワーにより融雪機能を高めているものの、雪の部分的な
融雪により空洞(ブリッジ)を生じ、炉体の過熱による
損傷が生じるという不都合がある。
【0005】そこで、本発明の目的は、排水汚染の防止
を図るとともに炉体の過熱を防止できる融雪装置を提供
することにある。
を図るとともに炉体の過熱を防止できる融雪装置を提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、燃焼ガスを供給する燃焼
機と、内側に燃焼ガスが供給される炉体と、炉体を収納
する融雪槽と、炉体の上方に設けられたシャワーパイプ
と、融雪槽内に溜まった水を排出する排水構造とを備え
る融雪装置において、前記炉体は、板体を斜め方向に段
違いに重ねて屋根を構成し、前記板体の上縁部と下縁部
とを交互に外側と内側とに延出させるとともに、隣り合
う上縁部と下縁部との間に炉体内の燃焼ガスを吹き出す
熱風通路を形成したことを特徴とするものである。
に、請求項1に記載の発明は、燃焼ガスを供給する燃焼
機と、内側に燃焼ガスが供給される炉体と、炉体を収納
する融雪槽と、炉体の上方に設けられたシャワーパイプ
と、融雪槽内に溜まった水を排出する排水構造とを備え
る融雪装置において、前記炉体は、板体を斜め方向に段
違いに重ねて屋根を構成し、前記板体の上縁部と下縁部
とを交互に外側と内側とに延出させるとともに、隣り合
う上縁部と下縁部との間に炉体内の燃焼ガスを吹き出す
熱風通路を形成したことを特徴とするものである。
【0007】この請求項1に記載の発明では、炉体の屋
根に形成する熱風通路は、隣合う板体の上縁部と下縁部
とを互いに噛み合わせるようにして、熱風通路を形成し
ているので、熱風通路からの融雪水の浸入を防止する。
特に、熱風通路は、板体の下縁部により外側から遮蔽し
て雪や水が入るのを防止しているので、炉体内に水が浸
入するのを効果的に防止する。従って、炉体内に水が浸
入してバーナが未燃焼状態になり、機能停止やカーボン
が生じたり、未着火燃料による排水の汚染を防止する。
また、炉体は、上縁部と下縁部とが折り曲げられた状態
であるから、その折り曲げ部が補強リブとして作用し、
炉体の変形を防止する。更に、炉体の屋根は、板体を段
違いに重ねるように配置するものであるから、構成が簡
易であり、製造が容易である。
根に形成する熱風通路は、隣合う板体の上縁部と下縁部
とを互いに噛み合わせるようにして、熱風通路を形成し
ているので、熱風通路からの融雪水の浸入を防止する。
特に、熱風通路は、板体の下縁部により外側から遮蔽し
て雪や水が入るのを防止しているので、炉体内に水が浸
入するのを効果的に防止する。従って、炉体内に水が浸
入してバーナが未燃焼状態になり、機能停止やカーボン
が生じたり、未着火燃料による排水の汚染を防止する。
また、炉体は、上縁部と下縁部とが折り曲げられた状態
であるから、その折り曲げ部が補強リブとして作用し、
炉体の変形を防止する。更に、炉体の屋根は、板体を段
違いに重ねるように配置するものであるから、構成が簡
易であり、製造が容易である。
【0008】請求項2に記載の発明は、燃焼ガスを供給
する燃焼機と、内側に燃焼ガスが供給される炉体と、炉
体を収納する融雪槽と、炉体の上方に設けられたシャワ
ーパイプと、融雪槽内に溜まった水を排出する排水構造
とを備える融雪装置において、前記シャワーパイプは、
炉体の屋根に沿って配置されるとともに、少なくともそ
の上部に上向きに水を吹き出す噴水孔を備えることを特
徴とするものである。
する燃焼機と、内側に燃焼ガスが供給される炉体と、炉
体を収納する融雪槽と、炉体の上方に設けられたシャワ
ーパイプと、融雪槽内に溜まった水を排出する排水構造
とを備える融雪装置において、前記シャワーパイプは、
炉体の屋根に沿って配置されるとともに、少なくともそ
の上部に上向きに水を吹き出す噴水孔を備えることを特
徴とするものである。
【0009】この請求項2に記載の発明では、シャワー
パイプは、炉体の屋根から水を吹き出して、炉体を冷却
するとともに融雪槽内の雪を溶かす。シャワーパイプか
ら上向きに吹き出し水は炉体上を覆う雪を解かし、雪を
炉体の中央付近で左右に割る。割られた雪は、炉体の屋
根の傾斜に沿って落下しやすくなり、また、炉体上の雪
が分断されて炉体と接触しやすくなる。従って、融雪機
能が向上するとともにブリッジによる炉体の過熱を防止
する。
パイプは、炉体の屋根から水を吹き出して、炉体を冷却
するとともに融雪槽内の雪を溶かす。シャワーパイプか
ら上向きに吹き出し水は炉体上を覆う雪を解かし、雪を
炉体の中央付近で左右に割る。割られた雪は、炉体の屋
根の傾斜に沿って落下しやすくなり、また、炉体上の雪
が分断されて炉体と接触しやすくなる。従って、融雪機
能が向上するとともにブリッジによる炉体の過熱を防止
する。
【0010】請求項3に記載の発明は、燃焼ガスを供給
する燃焼機と、内側に燃焼ガスが供給される炉体と、炉
体を収納する融雪槽と、炉体の上方に設けられたシャワ
ーパイプと、融雪槽内に溜まった水をシャワーパイプに
供給するポンプと、融雪槽内に溜まった水を排出する排
水構造とを備える融雪装置において、前記炉体の側壁の
周囲に、側壁と間隔を開けて外壁を設け、炉体の側壁と
外壁との間に水路を形成するとともに、前記ポンプは少
なくともこの水路からの水をシャワーパイプに供給する
ことを特徴とするものである。
する燃焼機と、内側に燃焼ガスが供給される炉体と、炉
体を収納する融雪槽と、炉体の上方に設けられたシャワ
ーパイプと、融雪槽内に溜まった水をシャワーパイプに
供給するポンプと、融雪槽内に溜まった水を排出する排
水構造とを備える融雪装置において、前記炉体の側壁の
周囲に、側壁と間隔を開けて外壁を設け、炉体の側壁と
外壁との間に水路を形成するとともに、前記ポンプは少
なくともこの水路からの水をシャワーパイプに供給する
ことを特徴とするものである。
【0011】この請求項3に記載の発明では、炉体の側
壁と外壁との間に形成された水路を水が流れると、水は
炉体に接触して温度が高められるので、この水路内の温
められた水をポンプに循環させてシャワーパイプから噴
出する。従って、温かい水により融雪槽内の雪を溶かす
ことができるので、融雪機能が向上し、不完全燃焼によ
る排水汚染の防止を図るとともに炉体の過熱を防止す
る。
壁と外壁との間に形成された水路を水が流れると、水は
炉体に接触して温度が高められるので、この水路内の温
められた水をポンプに循環させてシャワーパイプから噴
出する。従って、温かい水により融雪槽内の雪を溶かす
ことができるので、融雪機能が向上し、不完全燃焼によ
る排水汚染の防止を図るとともに炉体の過熱を防止す
る。
【0012】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の発明において、前記炉体の屋根の頂
上には、長手方向に沿って凹部が形成された頂上カバー
を備え、この頂上カバーの凹部にシャワーパイプが載置
されることを特徴とするものである。
のいずれかに記載の発明において、前記炉体の屋根の頂
上には、長手方向に沿って凹部が形成された頂上カバー
を備え、この頂上カバーの凹部にシャワーパイプが載置
されることを特徴とするものである。
【0013】この請求項4に記載の発明では、炉体の頂
上に配置するシャワーパイプを頂上カバーの凹部に配置
することによって、安定に且つ容易にシャワーパイプを
設置できる。
上に配置するシャワーパイプを頂上カバーの凹部に配置
することによって、安定に且つ容易にシャワーパイプを
設置できる。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の発明において、前記頂上カバーの側部には、その下端
に熱風通路用の切欠きが形成されていることを特徴とす
るものである。
の発明において、前記頂上カバーの側部には、その下端
に熱風通路用の切欠きが形成されていることを特徴とす
るものである。
【0015】この請求項5に記載の発明では、頂上カバ
ーの下側部からも、切欠により熱風通路を形成し、熱風
を吹き出す構成であるから、更に融雪機能を高めて、不
完全燃焼による排水汚染の防止を図るとともに炉体の過
熱を防止する。
ーの下側部からも、切欠により熱風通路を形成し、熱風
を吹き出す構成であるから、更に融雪機能を高めて、不
完全燃焼による排水汚染の防止を図るとともに炉体の過
熱を防止する。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、前記シャワーパイプは、炉体の屋根に
沿って配置されるとともに、少なくともその上部に上向
きの水を吹き出す噴水孔を備え、且つ前記炉体の側壁の
周囲に、側壁と間隔を開けて外壁を設け、炉体の側壁と
外壁との間に水路を形成するとともに、少なくともこの
水路からの水をシャワーパイプに供給すること特徴とす
るものである。
の発明において、前記シャワーパイプは、炉体の屋根に
沿って配置されるとともに、少なくともその上部に上向
きの水を吹き出す噴水孔を備え、且つ前記炉体の側壁の
周囲に、側壁と間隔を開けて外壁を設け、炉体の側壁と
外壁との間に水路を形成するとともに、少なくともこの
水路からの水をシャワーパイプに供給すること特徴とす
るものである。
【0017】この請求項6に記載の発明では、上述の請
求項1に記載の発明が、請求項2及び3に記載のシャワ
ーパイプと水路とを備える構成であるから、上述した請
求項1、2及び3の組み合わせによる相乗的な作用を施
すものである。従って、融雪機能が向上し、不完全燃焼
による排水汚染の防止を図るとともに炉体の過熱を防止
する。
求項1に記載の発明が、請求項2及び3に記載のシャワ
ーパイプと水路とを備える構成であるから、上述した請
求項1、2及び3の組み合わせによる相乗的な作用を施
すものである。従って、融雪機能が向上し、不完全燃焼
による排水汚染の防止を図るとともに炉体の過熱を防止
する。
【0018】請求項7に記載の発明は、燃焼ガスを供給
する燃焼機と、内側に燃焼ガスが供給される炉体と、炉
体を収納する融雪槽と、炉体の上方に設けられたシャワ
ーパイプと、融雪槽内に溜まった水を排出する排水構造
とを備える融雪装置において、前記排水構造は、排水溝
の上方に蓋、側方に多数の穴が形成されたフィルタ壁を
備えており、該フィルタ壁は略上半分が盲板であること
を特徴とするものである。
する燃焼機と、内側に燃焼ガスが供給される炉体と、炉
体を収納する融雪槽と、炉体の上方に設けられたシャワ
ーパイプと、融雪槽内に溜まった水を排出する排水構造
とを備える融雪装置において、前記排水構造は、排水溝
の上方に蓋、側方に多数の穴が形成されたフィルタ壁を
備えており、該フィルタ壁は略上半分が盲板であること
を特徴とするものである。
【0019】この請求項7に記載の発明では、燃焼機の
運転時に融雪槽内に溜まった水は、フィルタ壁に形成さ
れた穴を通って排水溝から排水されるが、フィルタ壁の
略上半分は穴のない盲板であるから、燃焼機の排気ガス
が入り難い。従って、排水汚染が防止される。また、排
水溝構造により所定の水位まで水が溜まるので、炉体は
融雪水により浸漬されて、その加熱が防止される。
運転時に融雪槽内に溜まった水は、フィルタ壁に形成さ
れた穴を通って排水溝から排水されるが、フィルタ壁の
略上半分は穴のない盲板であるから、燃焼機の排気ガス
が入り難い。従って、排水汚染が防止される。また、排
水溝構造により所定の水位まで水が溜まるので、炉体は
融雪水により浸漬されて、その加熱が防止される。
【0020】請求項8に記載の発明は、請求項7に記載
の発明において、前記フィルタ壁は、排水構の内側に流
水がないときには前記多数の穴を閉鎖する閉鎖プレート
を備えることを特徴とする。
の発明において、前記フィルタ壁は、排水構の内側に流
水がないときには前記多数の穴を閉鎖する閉鎖プレート
を備えることを特徴とする。
【0021】この請求項8に記載の発明では、水流がな
い場合には、フィルタ壁に形成された多数の穴を閉鎖す
る構成であるから、かかるフィルタ壁の穴から排水溝構
造を介して排気ガスが流出するのを確実に防止できる。
い場合には、フィルタ壁に形成された多数の穴を閉鎖す
る構成であるから、かかるフィルタ壁の穴から排水溝構
造を介して排気ガスが流出するのを確実に防止できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、添付図面の図1乃至図1
2を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、本発明の実施の形態にかか
る融雪装置1は、箱型の融雪槽7内に炉体3を備えてお
り、炉体3内には燃焼機5の噴炎口5aが挿入される穴
6が形成されている。融雪装置1は、地上に設置又は地
中に埋設されて、使用時には、開閉蓋(図示せず)を開
けて雪を融雪槽7内に投入し、非使用時には開閉蓋を閉
じる構成となっている。融雪装置1は、図2に示すよう
に、燃焼機5としてのバーナーが配置された機械室13
と、雪が投入される融雪槽7とに区分されており、融雪
槽7内に噴炎口5aが延出されている。尚、図1は融雪
槽内の主要部を抜き出して示す斜視図であり、図2は融
雪装置1の全体を示す平面図である。
2を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
図1及び図2に示すように、本発明の実施の形態にかか
る融雪装置1は、箱型の融雪槽7内に炉体3を備えてお
り、炉体3内には燃焼機5の噴炎口5aが挿入される穴
6が形成されている。融雪装置1は、地上に設置又は地
中に埋設されて、使用時には、開閉蓋(図示せず)を開
けて雪を融雪槽7内に投入し、非使用時には開閉蓋を閉
じる構成となっている。融雪装置1は、図2に示すよう
に、燃焼機5としてのバーナーが配置された機械室13
と、雪が投入される融雪槽7とに区分されており、融雪
槽7内に噴炎口5aが延出されている。尚、図1は融雪
槽内の主要部を抜き出して示す斜視図であり、図2は融
雪装置1の全体を示す平面図である。
【0023】融雪槽7は、その箱状の中央部に炉体3が
載置されており、その一側(機械室13と反対側)に排
水溝(排水構造)11を備えて、融雪槽7の底部に溜ま
った水をこの排水溝11を介して左右のいずれかの排水
管12から排出する構成になっている。
載置されており、その一側(機械室13と反対側)に排
水溝(排水構造)11を備えて、融雪槽7の底部に溜ま
った水をこの排水溝11を介して左右のいずれかの排水
管12から排出する構成になっている。
【0024】燃焼機5は、融雪槽7に隣接する機械室1
3内に設置されており、融雪槽7と機械室13とを仕切
る仕切壁15にバーナーの噴炎口5aが取り付けられて
いる。この噴炎口5aは融雪槽7内に配置された炉体3
内に燃焼ガス(噴炎)を噴出する。機械室13の横に
は、燃焼用の空気取り入れダクト17が設けられてお
り、このダクト17から燃焼用の空気を取り入れてい
る。
3内に設置されており、融雪槽7と機械室13とを仕切
る仕切壁15にバーナーの噴炎口5aが取り付けられて
いる。この噴炎口5aは融雪槽7内に配置された炉体3
内に燃焼ガス(噴炎)を噴出する。機械室13の横に
は、燃焼用の空気取り入れダクト17が設けられてお
り、このダクト17から燃焼用の空気を取り入れてい
る。
【0025】炉体3は、図1及び図3に示すように、概
して、略山形の屋根14と、側壁18と、底板16とか
ら構成されている。屋根14は、傾斜面に沿って、板体
21を段違いに互いに重ねて構成しており、各板体21
は、噴炎口5a側の前板23と噴炎口5aから離れた後
板25との間に長手方向にかけ渡している。これらの板
体21は、隣接する板体21の上縁部21aと下縁部2
1bとを互いに隙間をあけて噛み合うように配置してお
り、この隙間は熱風通路(熱風口)28となり、燃焼ガ
スを炉体3の外側に吹き出して融雪するものである。
して、略山形の屋根14と、側壁18と、底板16とか
ら構成されている。屋根14は、傾斜面に沿って、板体
21を段違いに互いに重ねて構成しており、各板体21
は、噴炎口5a側の前板23と噴炎口5aから離れた後
板25との間に長手方向にかけ渡している。これらの板
体21は、隣接する板体21の上縁部21aと下縁部2
1bとを互いに隙間をあけて噛み合うように配置してお
り、この隙間は熱風通路(熱風口)28となり、燃焼ガ
スを炉体3の外側に吹き出して融雪するものである。
【0026】板体21の上縁部21aは長手方向に沿っ
て外側に略直角に折り曲げており、水が炉体3内に入り
込まないように堰を形成している。板体21の下縁部2
1bは、内側に向けて折り曲げられており、隣接する板
体21の上縁部21aを越えて下方に延出している。こ
のように、上縁部21aを外側に折り曲げて、熱風通路
(熱風口)28に雪や水が入るのを防止するとともに、
板体21の下縁部21bが熱風通路28よりも下に延出
して、熱風通路28から雪や水が浸入しないように遮蔽
している。また、板体21に折り曲げ部を形成すること
によって、かかる折り曲げ部がリブとして作用し、板体
21の強度、特に、耐熱剛性を向上させている。熱風通
路28から吹き出した熱風は、板体21に沿って、流れ
るので熱風の吹き出しにおける抵抗が少ない。更に、同
じ形状の板体21を重ねるだけであるから、構成が簡易
であり、製造が容易にできる。
て外側に略直角に折り曲げており、水が炉体3内に入り
込まないように堰を形成している。板体21の下縁部2
1bは、内側に向けて折り曲げられており、隣接する板
体21の上縁部21aを越えて下方に延出している。こ
のように、上縁部21aを外側に折り曲げて、熱風通路
(熱風口)28に雪や水が入るのを防止するとともに、
板体21の下縁部21bが熱風通路28よりも下に延出
して、熱風通路28から雪や水が浸入しないように遮蔽
している。また、板体21に折り曲げ部を形成すること
によって、かかる折り曲げ部がリブとして作用し、板体
21の強度、特に、耐熱剛性を向上させている。熱風通
路28から吹き出した熱風は、板体21に沿って、流れ
るので熱風の吹き出しにおける抵抗が少ない。更に、同
じ形状の板体21を重ねるだけであるから、構成が簡易
であり、製造が容易にできる。
【0027】尚、屋根14は、全体として山形に形成さ
れており、投入された雪や溶融した水を炉体3と融雪槽
7との間に向けて案内している。また、炉体3の内側に
は板体21を支持する梁29が設けられている。梁29
は、炉体3を構成する板体21の荷重を支え、板体21
の熱変形に対抗すること目的として複数設けられてい
る。
れており、投入された雪や溶融した水を炉体3と融雪槽
7との間に向けて案内している。また、炉体3の内側に
は板体21を支持する梁29が設けられている。梁29
は、炉体3を構成する板体21の荷重を支え、板体21
の熱変形に対抗すること目的として複数設けられてい
る。
【0028】屋根14の頂部は、図4及び図5に示すよ
うに、左右に配置した板体21の上縁部21aに跨がっ
て頂上カバー41が配置されている。この頂上カバー4
1は、横断面が略M字形状に形成されており、M字の凹
部41aにシャワーパイプ31が安定に載置されてい
る。頂上カバー41をM字型に形成することによって、
への字型に形成した場合に比較して、炉高を低くできる
とともに、2方向に熱風通路28a,28bを分岐でき
るので、通風抵抗を小さくできる。即ち、この頂上カバ
ー41には、その両側部下方に多数の切欠き43が形成
されて、左右に分岐する熱風通路28a,28bを形成
している。また、切欠き43を形成することによって、
頂上カバー41と屋根14との接合部分が非連続になる
ので、全体の接合強度を高めることができる。
うに、左右に配置した板体21の上縁部21aに跨がっ
て頂上カバー41が配置されている。この頂上カバー4
1は、横断面が略M字形状に形成されており、M字の凹
部41aにシャワーパイプ31が安定に載置されてい
る。頂上カバー41をM字型に形成することによって、
への字型に形成した場合に比較して、炉高を低くできる
とともに、2方向に熱風通路28a,28bを分岐でき
るので、通風抵抗を小さくできる。即ち、この頂上カバ
ー41には、その両側部下方に多数の切欠き43が形成
されて、左右に分岐する熱風通路28a,28bを形成
している。また、切欠き43を形成することによって、
頂上カバー41と屋根14との接合部分が非連続になる
ので、全体の接合強度を高めることができる。
【0029】図5に示すように、切欠き43の高さ寸法
は、上縁部21aと凹部41aとの間の間隔と、略等し
い間隔bに形成されている。左右に隣接する板体21の
上縁部21a間の間隔aとの関係においては、2b≧a
であり、このような関係を有することにより、熱風通路
28a,28bにおける通風抵抗を小さくでき、音の発
生を防止できる。尚、本実施の形態では、aは約20mm
であり、bは約12mmである。
は、上縁部21aと凹部41aとの間の間隔と、略等し
い間隔bに形成されている。左右に隣接する板体21の
上縁部21a間の間隔aとの関係においては、2b≧a
であり、このような関係を有することにより、熱風通路
28a,28bにおける通風抵抗を小さくでき、音の発
生を防止できる。尚、本実施の形態では、aは約20mm
であり、bは約12mmである。
【0030】炉体3の側壁18と底板16とは図3に示
すように、接続部8により互いに接続されているが、接
続部8には水や雪が浸入しないようにシールされてい
る。本実施の形態では、接続部8は、溶接により側壁1
8と底板16とをシールしているが、シール構造は特に
限定するものではない。例えば、一枚の板を折り曲げて
側壁18と底板16とし、実質的に側壁18と底板16
との接続部分をシールして水や雪が入らない構成であれ
ばよい。
すように、接続部8により互いに接続されているが、接
続部8には水や雪が浸入しないようにシールされてい
る。本実施の形態では、接続部8は、溶接により側壁1
8と底板16とをシールしているが、シール構造は特に
限定するものではない。例えば、一枚の板を折り曲げて
側壁18と底板16とし、実質的に側壁18と底板16
との接続部分をシールして水や雪が入らない構成であれ
ばよい。
【0031】この接続部8は、後述する排水溝(排水
口)11の水位よりも低い位置にある。即ち、融雪槽7
は後述する融雪水の貯留構造を有することから、融雪槽
7には、所定の水位まで水が溜められ、その底部に溜め
られた水に接続部8が浸るので、炉体3の側壁18と底
板16とは、その水により冷却されて、炉体の過熱を防
止する構成になっている。
口)11の水位よりも低い位置にある。即ち、融雪槽7
は後述する融雪水の貯留構造を有することから、融雪槽
7には、所定の水位まで水が溜められ、その底部に溜め
られた水に接続部8が浸るので、炉体3の側壁18と底
板16とは、その水により冷却されて、炉体の過熱を防
止する構成になっている。
【0032】図1、7に示すように、炉体3の側壁18
の周囲には、外壁45が側壁18との間に間隔を開けて
配置しており、外壁45と側壁18との間に水路47を
形成している。この水路内には、炉体3により雪が融け
た融雪水が導入され、炉体3や熱風により温められて比
較的温度の高い温水が導入される。この外壁45におい
て、排水溝11側の壁45aには多数の穴48が形成さ
れており、排水溝11の堰49(後述する)の水位まで
溜められた融雪槽7内の水を水路47に導入し、水路4
7内の水を炉体3の熱で温める。尚、側壁18は底板1
6側の裾側の幅を狭めており、外壁45との間に形成さ
れる水路の流水面積を広くとるようになっている。
の周囲には、外壁45が側壁18との間に間隔を開けて
配置しており、外壁45と側壁18との間に水路47を
形成している。この水路内には、炉体3により雪が融け
た融雪水が導入され、炉体3や熱風により温められて比
較的温度の高い温水が導入される。この外壁45におい
て、排水溝11側の壁45aには多数の穴48が形成さ
れており、排水溝11の堰49(後述する)の水位まで
溜められた融雪槽7内の水を水路47に導入し、水路4
7内の水を炉体3の熱で温める。尚、側壁18は底板1
6側の裾側の幅を狭めており、外壁45との間に形成さ
れる水路の流水面積を広くとるようになっている。
【0033】炉体3の頂上カバー41には、上述したよ
うに、シャワーパイプ(シャワー)31が炉体3の長手
方向に沿って設置され、図5に示すように、このシャワ
ーパイプ31には、上下及び左右の四方に噴射孔42
a、42b、42c、42dが形成されている。上孔4
2aは略垂直上向きに水を噴射し、下孔42bは頂上カ
バーの凹41aに向けて噴出し、左孔42c及び右孔4
2bは略水平方向に噴射する。このように、四方に水を
噴射することによって、融雪槽内の雪を効率的に溶かす
ことができる。特に、上孔42aから噴射される水は、
図6に示すように、炉体3の上にある雪を2つに割り、
雪を炉体に沿って容易に滑る落とすことができる。ま
た、炉体3の上における雪のブリッジを防止し、炉体と
雪との接触を促進させる。尚、炉体冷却と雪への噴出の
水量配分は穴の数や穴の大きさの増減によって調節する
ことができる。
うに、シャワーパイプ(シャワー)31が炉体3の長手
方向に沿って設置され、図5に示すように、このシャワ
ーパイプ31には、上下及び左右の四方に噴射孔42
a、42b、42c、42dが形成されている。上孔4
2aは略垂直上向きに水を噴射し、下孔42bは頂上カ
バーの凹41aに向けて噴出し、左孔42c及び右孔4
2bは略水平方向に噴射する。このように、四方に水を
噴射することによって、融雪槽内の雪を効率的に溶かす
ことができる。特に、上孔42aから噴射される水は、
図6に示すように、炉体3の上にある雪を2つに割り、
雪を炉体に沿って容易に滑る落とすことができる。ま
た、炉体3の上における雪のブリッジを防止し、炉体と
雪との接触を促進させる。尚、炉体冷却と雪への噴出の
水量配分は穴の数や穴の大きさの増減によって調節する
ことができる。
【0034】シャワーパイプ31は、図2に示すよう
に、融雪槽7の底部に溜められた水を水中ポンプ33に
より汲み上げている。水中ポンプ33は、機械室13の
一部を区切って設置されており、融雪槽7から水を取り
入れる取入口にごみ取り用のダストストレーナ37が設
けられて、枯れ葉やごみを取り除く構成となっている。
に、融雪槽7の底部に溜められた水を水中ポンプ33に
より汲み上げている。水中ポンプ33は、機械室13の
一部を区切って設置されており、融雪槽7から水を取り
入れる取入口にごみ取り用のダストストレーナ37が設
けられて、枯れ葉やごみを取り除く構成となっている。
【0035】ダストストレーナ37は、水中ポンプ33
の入口に設けられており、図8に示すように、略L字の
箱状に形成されて、水が流入される4面37a、37
b、37c、37dにパンチ穴を形成して、塵やごみ等
を除去するようになっている。このように、水の流入面
を4面にして、流入表面積を大きくしているので、シャ
ワーパイプ31への水の供給を充分におこなうことがで
きる。また、パンチプレート(パンチ穴が形成された
板)を箱型に形成するだけであるから、製造コストが安
価である。
の入口に設けられており、図8に示すように、略L字の
箱状に形成されて、水が流入される4面37a、37
b、37c、37dにパンチ穴を形成して、塵やごみ等
を除去するようになっている。このように、水の流入面
を4面にして、流入表面積を大きくしているので、シャ
ワーパイプ31への水の供給を充分におこなうことがで
きる。また、パンチプレート(パンチ穴が形成された
板)を箱型に形成するだけであるから、製造コストが安
価である。
【0036】そして、図2に示すように、シャワーパイ
プ31に接続された給水パイプ35は、機械室13の底
部に設けられた水中ポンプ33に接続されて、融雪槽7
内に溜められた水をダストストレーナ37を介してシャ
ワーパイプ31から放水し、雪が溶けた水を循環させる
ようになっている。
プ31に接続された給水パイプ35は、機械室13の底
部に設けられた水中ポンプ33に接続されて、融雪槽7
内に溜められた水をダストストレーナ37を介してシャ
ワーパイプ31から放水し、雪が溶けた水を循環させる
ようになっている。
【0037】次に、融雪槽7内の融雪水の貯留構造と排
水構造について説明する。図1及び図3に示すように、
融雪した水は、融雪槽7の底部に溜められ、融雪槽7の
燃焼室13と反対側の一側に設けられた排水溝11に流
入されて、長手方向の左右に設けられた2ヵ所の排水管
12から一つを選択して排出される構成となっている。
水構造について説明する。図1及び図3に示すように、
融雪した水は、融雪槽7の底部に溜められ、融雪槽7の
燃焼室13と反対側の一側に設けられた排水溝11に流
入されて、長手方向の左右に設けられた2ヵ所の排水管
12から一つを選択して排出される構成となっている。
【0038】図9及び図10に排水溝11を示すよう
に、排水溝11の両側に、堰49が設けられており、こ
の堰49にはその左右一側に水抜き用の間隙51が形成
されており、融雪運転の終了後等に槽内に溜まっている
水が抜けるようになっている。この間隙51の寸法Sは
融雪能力に合わせて規定されるが、本実施の形態では、
約3.5mmである。尚、水抜きは、間隙51に限らず、
堰49に穴を形成してもよい。
に、排水溝11の両側に、堰49が設けられており、こ
の堰49にはその左右一側に水抜き用の間隙51が形成
されており、融雪運転の終了後等に槽内に溜まっている
水が抜けるようになっている。この間隙51の寸法Sは
融雪能力に合わせて規定されるが、本実施の形態では、
約3.5mmである。尚、水抜きは、間隙51に限らず、
堰49に穴を形成してもよい。
【0039】排水溝11における炉体3側の面には、溝
の長手方向に沿って、多数の穴が形成されたパンチメタ
ル53が配置されており、融雪槽内の水から枯れ葉やご
み等を除去して排水するようになっている。尚、排水溝
11には、その上を覆う蓋55が設けられており、融雪
槽7内の雪が排水溝11に落ち込まないようになってい
る。
の長手方向に沿って、多数の穴が形成されたパンチメタ
ル53が配置されており、融雪槽内の水から枯れ葉やご
み等を除去して排水するようになっている。尚、排水溝
11には、その上を覆う蓋55が設けられており、融雪
槽7内の雪が排水溝11に落ち込まないようになってい
る。
【0040】また、図11に示すように、多数の穴を形
成したパンチメタルの位置を水位H(本実施の形態では
Hは50mm)に規定することで、排気ガスがパンチメタ
ルの穴から排水路に流れ込むことを少なくすることがで
きる。即ち、パンチメタルの位置は排水溝11の標準水
位L(本実施の形態ではLは100mm)に対して約半分
の水位としている。尚、図11に示す排水溝11の蓋5
5は、斜めに傾斜して取り付けており、蓋55の上に雪
が滞留するのを防いでいる。この図11に示す排水構造
では、融雪槽内の水位がHを越えるとパンチメタルの穴
が水により塞がれて、いわゆるウォータトラップが形成
されるので、排気ガスが排水路へ流れるのを防止するも
のである。
成したパンチメタルの位置を水位H(本実施の形態では
Hは50mm)に規定することで、排気ガスがパンチメタ
ルの穴から排水路に流れ込むことを少なくすることがで
きる。即ち、パンチメタルの位置は排水溝11の標準水
位L(本実施の形態ではLは100mm)に対して約半分
の水位としている。尚、図11に示す排水溝11の蓋5
5は、斜めに傾斜して取り付けており、蓋55の上に雪
が滞留するのを防いでいる。この図11に示す排水構造
では、融雪槽内の水位がHを越えるとパンチメタルの穴
が水により塞がれて、いわゆるウォータトラップが形成
されるので、排気ガスが排水路へ流れるのを防止するも
のである。
【0041】更に、図12に示すように、水流がないと
きには、パンチメタルに自重で排水の各穴を閉鎖するプ
レート56を設ければ、排気ガスの流出を確実に防止す
ることができる。このプレート56は、上端部をヒンジ
止めされており、自重により垂れ下がってパンチメタル
の穴を塞いでいる。そして、水位が高くなって穴から排
水される流水が生じると、その流水に押されて開くよう
になっており、図12に示す水位Hに水が至るまで、排
気ガスがパンチメタルの穴から流出するのを防止する。
きには、パンチメタルに自重で排水の各穴を閉鎖するプ
レート56を設ければ、排気ガスの流出を確実に防止す
ることができる。このプレート56は、上端部をヒンジ
止めされており、自重により垂れ下がってパンチメタル
の穴を塞いでいる。そして、水位が高くなって穴から排
水される流水が生じると、その流水に押されて開くよう
になっており、図12に示す水位Hに水が至るまで、排
気ガスがパンチメタルの穴から流出するのを防止する。
【0042】このような貯留構造を有するとともに、貯
留された融雪槽内の水に炉体3の側壁18の下部と底板
16とが浸る構成であるから、融雪水により炉体の側壁
18と底板16とを冷却して、炉体3を冷却することに
よって、過熱による炉体の変形や損傷を防止する。ま
た、融雪槽7内の水を一定量溜めてシャワー水として再
利用するものである。
留された融雪槽内の水に炉体3の側壁18の下部と底板
16とが浸る構成であるから、融雪水により炉体の側壁
18と底板16とを冷却して、炉体3を冷却することに
よって、過熱による炉体の変形や損傷を防止する。ま
た、融雪槽7内の水を一定量溜めてシャワー水として再
利用するものである。
【0043】次に、本実施の形態の作用を説明する。使
用時には、開閉蓋(図示せず)を開けて、融雪槽7に雪
を投入する。燃焼機5を点火し、噴炎口5aから高温の
燃焼ガスを吹き出させる。噴炎口5aから放出される高
温の燃焼ガスは、炉体3内に向けて放出される。
用時には、開閉蓋(図示せず)を開けて、融雪槽7に雪
を投入する。燃焼機5を点火し、噴炎口5aから高温の
燃焼ガスを吹き出させる。噴炎口5aから放出される高
温の燃焼ガスは、炉体3内に向けて放出される。
【0044】噴炎口5aから放出された燃焼ガスは、炉
体3内に充満して炉体3を加熱するとともに、炉体3を
構成する板体21間の熱風通路28、及び頂上カバー4
1の熱風通路28a,28bから放出されて、炉体3の
周囲に投入された雪を溶かす。
体3内に充満して炉体3を加熱するとともに、炉体3を
構成する板体21間の熱風通路28、及び頂上カバー4
1の熱風通路28a,28bから放出されて、炉体3の
周囲に投入された雪を溶かす。
【0045】炉体3では、板体21を段違いに重ねて構
成するとともに熱風通路28を形成するように上下に噛
み合う上縁部21a及び下縁部21bが形成されている
ので、板体21間に形成された熱風通路28から溶融し
た水の浸入を防いでいる。従って、水の浸入による燃焼
に悪影響を与えることがなく、特に、燃焼ガスの未燃焼
状態により生じる排水の汚染を防止する。また、熱風は
板体21に沿って外部へ噴出するため排気抵抗が少な
く、燃焼熱の不要な滞留が防止できるので、炉体の異常
過熱を防止する。
成するとともに熱風通路28を形成するように上下に噛
み合う上縁部21a及び下縁部21bが形成されている
ので、板体21間に形成された熱風通路28から溶融し
た水の浸入を防いでいる。従って、水の浸入による燃焼
に悪影響を与えることがなく、特に、燃焼ガスの未燃焼
状態により生じる排水の汚染を防止する。また、熱風は
板体21に沿って外部へ噴出するため排気抵抗が少な
く、燃焼熱の不要な滞留が防止できるので、炉体の異常
過熱を防止する。
【0046】炉体3の周囲に投入された雪は、熱風通路
28からの熱風により溶融されるとともに、炉体3の熱
によっても溶融される。溶融により生じた水は炉体3の
板体21に沿って下方に流れ、融雪槽7の底に溜まる。
溶融槽7の底に溜められた水は水中ポンプ33によっ
て、給水パイプ35を介してシャワーパイプ31に送水
されて、シャワーパイプ31から噴出する。
28からの熱風により溶融されるとともに、炉体3の熱
によっても溶融される。溶融により生じた水は炉体3の
板体21に沿って下方に流れ、融雪槽7の底に溜まる。
溶融槽7の底に溜められた水は水中ポンプ33によっ
て、給水パイプ35を介してシャワーパイプ31に送水
されて、シャワーパイプ31から噴出する。
【0047】このシャワー水は、溶融による熱を含むと
ともに、炉体3に接触する水路47を通って温められる
ことから温度が比較的高いので、更に、融雪機能の向上
を図ることができる。シャワーパイプ31からは、上噴
射孔42aから吹き出す垂直上向きのシャワー水により
炉体3の上にある雪を2つに割り、雪を炉体に沿って容
易に滑り落として、雪のブリッジを防止し、炉体と雪と
の接触を促進させる。下噴射孔42bは、炉体3の屋根
14を主として冷却するので、雪の投入にかたよりがあ
っても、冷却不良による炉体の熱損傷を生じさせない。
そして、左右の噴射孔42c、42dは、主として炉体
3の周囲における雪を融雪する。
ともに、炉体3に接触する水路47を通って温められる
ことから温度が比較的高いので、更に、融雪機能の向上
を図ることができる。シャワーパイプ31からは、上噴
射孔42aから吹き出す垂直上向きのシャワー水により
炉体3の上にある雪を2つに割り、雪を炉体に沿って容
易に滑り落として、雪のブリッジを防止し、炉体と雪と
の接触を促進させる。下噴射孔42bは、炉体3の屋根
14を主として冷却するので、雪の投入にかたよりがあ
っても、冷却不良による炉体の熱損傷を生じさせない。
そして、左右の噴射孔42c、42dは、主として炉体
3の周囲における雪を融雪する。
【0048】融雪により槽内に溜まった水は、上述した
ように炉体の側壁18に沿って形成された水路47を流
れ、炉体3の熱により温められ、再びシャワー水として
利用される。
ように炉体の側壁18に沿って形成された水路47を流
れ、炉体3の熱により温められ、再びシャワー水として
利用される。
【0049】また、融雪槽7の底に一定量の水が溜まる
と、パンチメタル53を通過した水が堰49を溢流し
て、排水溝11に流れ排水管12から排出される。融雪
槽7の底には、一定の水位で水が溜まるとともに、かか
る貯留水に炉体3の側壁18と底板16との接続部8が
浸るので、炉体3を充分に冷却でき、炉体の過熱による
変形や損傷を防止できる。しかも、側壁18と底板16
との接続部8は、水の浸入を防止するシールがなされて
いるので、炉体3内への水の浸入を防止して、バーナの
未燃焼状態、機能停止やカーボンによる排水の汚染を防
止できる。融雪槽7の底に溜まった水は、外壁45aの
穴48から、水路47に導入し、上述した融雪水ととも
に炉体3の熱で温めて、ダストストレーナ37を通過し
た後、水中ポンプによりシャワーパイプ31に供給す
る。
と、パンチメタル53を通過した水が堰49を溢流し
て、排水溝11に流れ排水管12から排出される。融雪
槽7の底には、一定の水位で水が溜まるとともに、かか
る貯留水に炉体3の側壁18と底板16との接続部8が
浸るので、炉体3を充分に冷却でき、炉体の過熱による
変形や損傷を防止できる。しかも、側壁18と底板16
との接続部8は、水の浸入を防止するシールがなされて
いるので、炉体3内への水の浸入を防止して、バーナの
未燃焼状態、機能停止やカーボンによる排水の汚染を防
止できる。融雪槽7の底に溜まった水は、外壁45aの
穴48から、水路47に導入し、上述した融雪水ととも
に炉体3の熱で温めて、ダストストレーナ37を通過し
た後、水中ポンプによりシャワーパイプ31に供給す
る。
【0050】本発明は上述した実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。
【0051】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、炉体の
屋根は、板体を段違いに重ねて傾斜させるとともに、板
体の上縁部と下縁部とを交互に外側と内側とに延出させ
て上縁部と下縁部とを互いに噛み合わせて、熱風通路を
形成しているので、熱風通路からの融雪水の浸入を阻止
して、排水の汚染を防止するとともに、板体の折り曲げ
部が補強リブとして作用し、炉体の変形を防止する。更
に、炉体の屋根は、板体を段違いに重ねるように配置す
るものであるから、構成が簡易であり、製造が容易であ
る。
屋根は、板体を段違いに重ねて傾斜させるとともに、板
体の上縁部と下縁部とを交互に外側と内側とに延出させ
て上縁部と下縁部とを互いに噛み合わせて、熱風通路を
形成しているので、熱風通路からの融雪水の浸入を阻止
して、排水の汚染を防止するとともに、板体の折り曲げ
部が補強リブとして作用し、炉体の変形を防止する。更
に、炉体の屋根は、板体を段違いに重ねるように配置す
るものであるから、構成が簡易であり、製造が容易であ
る。
【0052】請求項2に記載の発明によれば、シャワー
パイプから、上向きにシャワー水を上向きに噴出する構
成であるから、炉体上部にある雪を左右に割り、雪のブ
リッジを防止するので、融雪機能が向上するとともに炉
体の過熱を防止する。
パイプから、上向きにシャワー水を上向きに噴出する構
成であるから、炉体上部にある雪を左右に割り、雪のブ
リッジを防止するので、融雪機能が向上するとともに炉
体の過熱を防止する。
【0053】請求項3に記載の発明によれば、炉体の側
壁と外壁との間に水路を形成する構成であるから、炉体
に接触して温められた水をシャワー水として利用するの
で、融雪機能を向上させ、不完全燃焼による排水汚染の
防止を図るとともに炉体の過熱を防止する。
壁と外壁との間に水路を形成する構成であるから、炉体
に接触して温められた水をシャワー水として利用するの
で、融雪機能を向上させ、不完全燃焼による排水汚染の
防止を図るとともに炉体の過熱を防止する。
【0054】請求項4に記載の発明によれば、炉体の頂
上に配置するシャワーパイプを頂上カバーの凹部に配置
する構成であるから、安定に且つ容易にシャワーパイプ
を設置できる。
上に配置するシャワーパイプを頂上カバーの凹部に配置
する構成であるから、安定に且つ容易にシャワーパイプ
を設置できる。
【0055】請求項5に記載の発明によれば、頂上カバ
ーの下側部に切欠を形成して、熱風を吹き出す熱風通路
を形成する構成であるから、更に融雪機能を高めて、不
完全燃焼による排水汚染の防止を図るとともに炉体の過
熱を防止する。
ーの下側部に切欠を形成して、熱風を吹き出す熱風通路
を形成する構成であるから、更に融雪機能を高めて、不
完全燃焼による排水汚染の防止を図るとともに炉体の過
熱を防止する。
【0056】請求項6に記載の発明によれば、請求項
1、2及び3に記載の発明の相乗効果を得ることができ
る。即ち、融雪機能が向上し、不完全燃焼による排水汚
染の防止を図るとともに炉体の過熱を防止する。
1、2及び3に記載の発明の相乗効果を得ることができ
る。即ち、融雪機能が向上し、不完全燃焼による排水汚
染の防止を図るとともに炉体の過熱を防止する。
【0057】請求項7に記載の発明によれば、多数の穴
が形成されたフィルタ壁の略上半分は穴のない盲板であ
るから、燃焼機の排気ガスが入り難く、排水汚染が防止
できる。
が形成されたフィルタ壁の略上半分は穴のない盲板であ
るから、燃焼機の排気ガスが入り難く、排水汚染が防止
できる。
【0058】請求項8に記載の発明によれば、閉鎖プレ
ートがフィルタ壁に形成された多数の穴を閉鎖する構成
であるから、水流がない場合にも、フィルタ壁の穴から
排気ガスが流出するのを確実に防止できる。
ートがフィルタ壁に形成された多数の穴を閉鎖する構成
であるから、水流がない場合にも、フィルタ壁の穴から
排気ガスが流出するのを確実に防止できる。
【図1】本発明の実施の形態にかかる融雪装置の主要部
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】融雪装置の平面図である。
【図3】図1に示す炉体の断面図である。
【図4】図3に示す炉体の頂上付近を抜き出して示す斜
視図である。
視図である。
【図5】図4に示す炉体の頂上付近の断面図である。
【図6】シャワーパイプの作用を説明する断面図であ
る。
る。
【図7】融雪槽内の主要部を抜き出して示す斜視図であ
る。
る。
【図8】ダストストレーナの斜視図である。
【図9】排水溝の分解斜視図である。
【図10】排水溝の断面図である。
【図11】排水溝の変形例を示す断面図である。
【図12】排水溝の他の変形例を示す断面図である。
1 融雪装置 3 炉体 5 燃焼機 7 融雪槽 11 排水溝 14 屋根 16 底板 18 側壁 21a 上縁部 21b 下縁部 28 熱風通路(熱風口) 31 シャワーパイプ(シャワー) 41 頂上カバー 41a 凹部 45 外壁 47 水路 48 ダストストレーナ 53 パンチメタル(フィルタ壁) 56 閉鎖プレート
Claims (8)
- 【請求項1】 燃焼ガスを供給する燃焼機と、内側に燃
焼ガスが供給される炉体と、炉体を収納する融雪槽と、
炉体の上方に設けられたシャワーパイプと、融雪槽内に
溜まった水を排出する排水構造とを備える融雪装置にお
いて、 前記炉体は、板体を斜め方向に段違いに重ねて屋根を構
成し、前記板体の上縁部と下縁部とを交互に外側と内側
とに延出させるとともに、隣り合う上縁部と下縁部との
間に炉体内の燃焼ガスを吹き出す熱風通路を形成したこ
とを特徴とする融雪装置。 - 【請求項2】 燃焼ガスを供給する燃焼機と、内側に燃
焼ガスが供給される炉体と、炉体を収納する融雪槽と、
炉体の上方に設けられたシャワーパイプと、融雪槽内に
溜まった水を排出する排水構造とを備える融雪装置にお
いて、 前記シャワーパイプは、炉体の屋根に沿って配置される
とともに、少なくともその上部に上向きに水を吹き出す
噴水孔を備えることを特徴とする融雪装置。 - 【請求項3】 燃焼ガスを供給する燃焼機と、内側に燃
焼ガスが供給される炉体と、炉体を収納する融雪槽と、
炉体の上方に設けられたシャワーパイプと、融雪槽内に
溜まった水をシャワーパイプに供給するポンプと、融雪
槽内に溜まった水を排出する排水構造とを備える融雪装
置において、 前記炉体の側壁の周囲に、側壁と間隔を開けて外壁を設
け、炉体の側壁と外壁との間に水路を形成するととも
に、前記ポンプは少なくともこの水路からの水をシャワ
ーパイプに供給することを特徴とする融雪装置。 - 【請求項4】 前記炉体の屋根の頂上には、長手方向に
沿って凹部が形成された頂上カバーを備え、この頂上カ
バーの凹部にシャワーパイプが載置されることを特徴と
する請求項1乃至3のいずれか一項に記載の融雪装置。 - 【請求項5】 前記頂上カバーの側部には、その下端に
熱風通路用の切欠きが形成されていることを特徴とする
請求項4に記載の融雪装置。 - 【請求項6】 前記シャワーパイプは、炉体の屋根に沿
って配置されるとともに、少なくともその上部に上向き
の水を吹き出す噴水孔を備え、且つ前記炉体の側壁の周
囲に、側壁と間隔を開けて外壁を設け、炉体の側壁と外
壁との間に水路を形成するとともに、少なくともこの水
路からの水をシャワーパイプに供給することを特徴とす
る請求項1に記載の融雪装置。 - 【請求項7】 燃焼ガスを供給する燃焼機と、内側に燃
焼ガスが供給される炉体と、炉体を収納する融雪槽と、
炉体の上方に設けられたシャワーパイプと、融雪槽内に
溜まった水を排出する排水構造とを備える融雪装置にお
いて、 前記排水構造は、排水溝の上方に蓋、側方に多数の穴が
形成されたフィルタ壁を備えており、該フィルタ壁は略
上半分が盲板であることを特徴とする融雪装置。 - 【請求項8】 前記フィルタ壁は、排水構の内側に流水
がないときには前記多数の穴を閉鎖する閉鎖プレートを
備えることを特徴とする請求項7に記載の融雪装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21008397A JPH1136254A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 融雪装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21008397A JPH1136254A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 融雪装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1136254A true JPH1136254A (ja) | 1999-02-09 |
Family
ID=16583545
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21008397A Pending JPH1136254A (ja) | 1997-07-18 | 1997-07-18 | 融雪装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1136254A (ja) |
-
1997
- 1997-07-18 JP JP21008397A patent/JPH1136254A/ja active Pending
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