JPH1136698A - ウインドレギュレータ - Google Patents

ウインドレギュレータ

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JPH1136698A
JPH1136698A JP19293497A JP19293497A JPH1136698A JP H1136698 A JPH1136698 A JP H1136698A JP 19293497 A JP19293497 A JP 19293497A JP 19293497 A JP19293497 A JP 19293497A JP H1136698 A JPH1136698 A JP H1136698A
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保夫 三嶋
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健 三浦
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基裕 小久保
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ピニオンギヤからドリブンギヤへの駆動力伝
達効率を向上する。 【解決手段】 べースプレート32には、ドアインナパ
ネル40の取付孔50、52、54に対向する部位に取
付孔56、58、60が穿設されている。モータ34の
ギヤ部66のフランジ66Aに形成された貫通孔67
と、これらの取付孔50、52、54、56、58、6
0には、車室内側方向からビス62が挿通されており、
ビス62とナット64によってべースプレート32とド
アインナパネル40と、フランジ66Aとが固定されて
いる。べースプレート32の取付孔60は延設部70の
先端部70A近傍に穿設されており、延設部70の中間
部の逃げ抑制部72は、ピニオンギヤ36とドリブンギ
ヤ38との噛合部74の近傍にあり、ドリブンギヤ38
の外側に位置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はウインドレギュレー
タに係り、特に、自動車のサイドドア等に搭載されるウ
インドレギュレータに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車のサイドドア等に搭載さ
れるウィンドレギュレータとしては、大別してアーム式
とケーブル式が知られており、ドアパネルやガラスとの
組付作業性、生産性が良好である等の利点からアーム式
が広く採用され、その中でもウィンドガラスの傾きを保
持しながら上下動させることのできるXアーム式のもの
が使用される場合が多い。このようなXアーム式のウィ
ンドレギュレータとしては、例えば特開平9−2473
3号公報に開示されているものがある。
【0003】図5に示される如く、このウィンドレギュ
レータ100では、基端側がドアインナパネルに軸支さ
れ、先端側がドアウィンドガラス104に固定されたリ
フトアームブラケット106に図示省略のローラを介し
て移動可能に係合されたリフトアーム108と、このリ
フトアーム108にX状に軸支されるとともに基端側が
リフトアームブラケット106に回動自在に軸支され、
先端側がドアインナパネルに固定されたイコライザアー
ムブラケット110にローラ(図示省略)を介して移動
可能に係合されたイコライザアーム112とを備えてい
る。
【0004】リフトアーム108を回転駆動する駆動装
置114は、ドアインナパネルに固定されたベースプレ
ート116と、べースプレート116に固定されたモー
タ118と、モータ118にて駆動されるピニオンギヤ
120と、ピニオンギヤ120により駆動されるととも
にリフトアーム108に溶接されたドリブンギヤ122
とから構成されている。
【0005】従って、このウィンドレギュレータ100
は、駆動装置114によりリフトアーム108を支持軸
124を中心に回動させると、リフトアームブラケット
106との係合点が摺動してドアウィンドガラス104
を昇降させる。このとき、イコライザアーム112とイ
コライザアームブラケット110との係合点であるロー
ラ126がイコライザアームブラケット110上を移動
するため、イコライザアーム112とリフトアームブラ
ケット106との軸支点130が直線的に昇降する。こ
のことにより、ウィンドガラス104の平行と前後方向
の軌跡が保持され、ウィンドガラス104は上端位置
(図5の実線の位置)と下端位置(図5の二点鎖線の位
置)との間を昇降する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このウ
ィンドレギュレータ100では、図6に示される如く、
モータ118にて駆動されるピニオンギヤ120と、リ
フトアーム108に溶接されたドリブンギヤ122との
噛合部132のドア幅方向外側に位置する、ベースプレ
ート116の逃げ抑制部116Aが所謂片持ち構造とな
っている。即ち、逃げ抑制部116Aのドア前方側の部
位116Bにおいては、ベースプレート116がビス1
34によってモータ118のギヤ部118Aに固定され
ているが、逃げ抑制部116Aのドア後方側においては
固定されておらず、逃げ抑制部116Aがドア後方側の
縁部となっている。
【0007】このため、逃げ抑制部116Aによるドリ
ブンギヤ122のドア幅方向外側(図6の矢印U方向)
への逃げ防止効果が十分でなく、駆動力伝達時に、ドリ
ブンギヤ122が矢印U方向へ変形するため、ピニオン
ギヤ120からドリブンギヤ122への駆動力伝達効率
が悪くなることがある。
【0008】本発明は上記事実を考慮し、ピニオンギヤ
からドリブンギヤへの駆動力伝達効率を向上することが
できるウインドレギュレータを得ることが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、基端側がドアパネルに回動可能に軸支され、先端側
がドアウィンドガラスに固定されたリフトアームブラケ
ットに移動可能に係合されたリフトアームと、このリフ
トアームに固定されたドリブンギヤと、このドリブンギ
ヤと噛合するピニオンギヤと、このピニオンギヤを駆動
するピニオンギヤ駆動手段と、前記ピニオンギヤと前記
ピニオンギヤ駆動手段が取付けられ前記ドアパネルに固
定されたベースプレートと、を備え、前記ドリブンギヤ
と前記ピニオンギヤとの噛合部が前記ピニオンギヤ駆動
手段と前記ベースプレートとの間にあるウィンドレギュ
レータにおいて、前記噛合部のドア幅方向外側に位置す
る、ベースプレートの逃げ抑制部の近傍が前記ピニオン
ギヤ駆動手段に固定されていることを特徴としている。
【0010】従って、モータによりピニオンギヤが回転
し、この回転力が噛合部を介してピニオンギヤからドリ
ブンギヤに伝達される際に、ドアウィンドガラス昇降に
伴う負荷により、噛合部において、ドリブンギヤのドア
幅方向への逃げが発生し、ドリブンギヤの噛合部近傍が
ベースプレートの逃げ抑制部に当接してこの逃げ抑制部
を押圧する。この時、ベースプレートの逃げ抑制部の近
傍がピニオンギヤ駆動手段に固定されているため、ベー
スプレートの逃げ抑制部の変形を抑制できる。この結
果、噛合部における、ドリブンギヤのドア幅方向への逃
げが抑制され、ピニオンギヤからドリブンギヤへの駆動
力伝達効率を向上することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明のウインドレギュレータの
一実施形態を図1〜図4に従って詳細に説明する。
【0012】なお、図中矢印FRはドア前方方向を、矢
印UPはドア上方方向を、矢印INはドア車室内側方向
を示す。
【0013】本実施形態のウインドレギュレータは、車
両のフロントサイドドアに配設されており、図4に示さ
れる如く、基本的には従来と同様に構成されている。即
ち、ウィンドレギュレータのリフトアーム10は、その
基端側10Aがドアインナパネルに支持軸12を介して
回動可能に軸支され、先端側10Bがウィンドガラス1
4に固定されたリフトアームブラケット16に図示省略
のローラを介して移動可能に係合されている。
【0014】また、リフトアーム10にX状に重合され
ピン18により軸支されるイコライザアーム20は、そ
の基端側20Aがリフトアームブラケット16にピン2
2により回動可能に軸支され、先端側20Bがドアイン
ナパネルに固定されたイコライザアームブラケット24
に回転自在なローラ26を介して移動可能に係合されて
いる。なお、イコライザアームブラケット24は少なく
ともローラ26の移動範囲が断面略コ字形のチャンネル
状に形成されている。
【0015】リフトアーム10は駆動装置30により回
転駆動される。この駆動装置30は、ドアインナパネル
に固定されるべースプレート32と、べースプレート3
2に固定されるピニオンギヤ駆動手段としてのモータ3
4と、モータ34にて駆動されるピニオンギヤ36と、
ピニオンギヤ36にて駆動されるとともにリフトアーム
10の基部側10Aに溶接されたドリブンギヤ38とか
ら構成されている。
【0016】次に、ウィンドレギュレータ装置の取り付
けについて説明する。図1に示される如く、本実施形態
では、べースプレート32のドア後部側の部位に形成さ
れた取付孔42に支持軸12が回転可能に取り付けられ
ている。支持軸12は2段の段付きシャフトからなり、
小径軸部12Aには、イコライザアームブラケット24
とベースプレート32が回動自在に嵌合され、リフトア
ーム10がカシメ固定されている。
【0017】図2に示される如く、支持軸12の大径軸
部12B側の端部中央には、軸径に沿って溝部43が形
成されている。この溝部43には、コイルバネ44の一
方の端部44Aが係合しており、コイルバネ44の他方
の端部44Bは、べースプレート32の外周部に形成さ
れた係合部46に係合されている。この結果、リフトア
ーム10は、コイルバネ44によって上方(図2の矢印
A方向)へ付勢されており、この付勢力と、リフトアー
ム10を下方(図2の矢印B方向)へ回転させようとす
るウィンドガラス14、リフトアームブラケット16等
の荷重が略つり合っている。
【0018】図3に示される如く、べースプレート32
には、取付孔42の上下両側の部位に取付孔48、50
が穿設されており、べースプレート32は、これらの取
付孔48、50に嵌入したボルト(図示省略)とナット
(図示省略)によってドアインナパネルに固定されてい
る。
【0019】図1に示される如く、ドアインナパネル4
0には絞り加工により車室外側に向かって膨出する皿形
状のモータ取付座40Aが形成されており、このモータ
取付座40Aに形成された貫通孔69にピニオンギヤ3
6が車室内側方向から挿入されている。また、ドアイン
ナパネル40には貫通孔69の周囲に周方向に沿って、
略等間隔で取付孔50、52、54が穿設されている。
【0020】図3に示される如く、べースプレート32
には、取付孔56、58、60が穿設されている。
【0021】図1に示される如く、モータ34のギヤ部
66のフランジ66Aに形成された3個の貫通孔67
と、ドアインナパネル40の取付孔50、52、54
と、べースプレート32の取付孔56、58、60に
は、車室内側方向からそれぞれビス62が挿通されてお
り、これらのビス62とナット64によってべースプレ
ート32とドアインナパネル40と、モータ34のギヤ
部66のフランジ66Aとが固定されている。また、モ
ータ34のギヤ部66とドアインナパネル40との接合
面には、ドアインナパネル40の貫通孔69の周囲に沿
ってリング状のシール材63が配設されており、ドアイ
ンナパネル40に形成された貫通孔69から水等が、ド
アインナパネル40の内側に入らないようになってい
る。
【0022】なお、べースプレート32の取付孔60
は、べースプレート32に穿設された、ピニオンギヤ3
6を軸支する支持孔68から、取付孔42側(ドア後
側)へ向かって延びる延設部70の先端部70A近傍に
穿設されている。また、延設部70におけるべースプレ
ート32の取付孔60と支持孔68との中間部は、逃げ
抑制部72となっている。この逃げ抑制部72は、ピニ
オンギヤ36とドリブンギヤ38との噛合部74の近傍
にあり、ドリブンギヤ38のドア幅方向外側に位置して
いる。べースプレート32の逃げ抑制部72には、樹脂
製のシュー76が配設されており、ドリブンギヤ38が
ドア幅方向外側(図1の矢印C方向)へ逃げた場合に
は、ドリブンギヤ38の側面がシュー76に当接してド
リブンギヤ38の逃げを防止するようになっている。
【0023】次に、本実施形態の作用を説明する。本実
施形態では、モータ34によりピニオンギヤ36が回転
し、この回転力が噛合部74を介してピニオンギヤ36
からドリブンギヤ38に伝達される。この際、ドアウィ
ンドガラス14の昇降に伴う負荷により、噛合部74に
おいて、ドリブンギヤ38のドア幅方向外側(図1の矢
印C方向)への逃げが発生し、ドリブンギヤ38の噛合
部74近傍がベースプレート38の逃げ抑制部72のシ
ュー76に当接して、これを矢印C方向へ押圧する。
【0024】この時、本実施形態では、ベースプレート
32の逃げ抑制部72の近傍に形成された取付孔60
が、ドアインナパネル40の取付孔54とモータ34の
ギヤ部66のフランジ66Aとにビス62とナット64
によって固定されているため、ベースプレート32の逃
げ抑制部72の矢印C方向への変形を抑制できる。この
結果、噛合部74における、ドリブンギヤ38のドア幅
方向外側への逃げが抑制され、ピニオンギヤ36からド
リブンギヤ38への駆動力伝達効率を向上することがで
きる。なお、ドリブンギヤ38のドア幅方向内側への逃
げは、モータ34のギヤ部66によって抑制される。
【0025】従って、本実施形態のウインドレギュレー
タでは、モータ34の小型化が可能になり、設計、デザ
インの自由度が増すとともに、モータ34の小型化によ
り、ウィンドガラス14の押し上げポイント(重心)ま
たはその近傍にモータ34を配設することができ、こじ
れ力の発生も抑制できる。
【0026】また、本実施形態では、モータ34がドア
インナパネル40の車室内側部に配設されており、且つ
モータ34のギヤ部66とドアインナパネル40との接
合面には、ドアインナパネル40の貫通孔69の周囲に
沿ってリング状のシール材63が配設されており、貫通
孔69から水等が、ドアインナパネル40の内側に入ら
ないようになっている。このため、モータ34及びモー
タ34に接続するコネクタに防水加工する必要が無くな
りコストダウンが可能である。また、車室内側からモー
タ34及び電線の取付作業が行えるため、生産性が向上
する。また、コネクタに防水加工する必要が無くなり、
ダイレクトコネクタ化(コネクタ71を直接モータ34
に設ける構成)が可能となるため、リード線長さの違い
によるモータの種類分けを無くすことができ、モータの
種類削減が可能になる。
【0027】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
ある。例えば、本実施形態は、本発明のウインドレギュ
レータをフロントサイドドアに適用したが、本発明のウ
インドレギュレータは、リヤサイドドア等の他の部位に
も適用可能である。
【0028】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、基端側がドア
パネルに回動可能に軸支され、先端側がドアウィンドガ
ラスに固定されたリフトアームブラケットに移動可能に
係合されたリフトアームと、リフトアームに固定された
ドリブンギヤと、ドリブンギヤと噛合するピニオンギヤ
と、ピニオンギヤを駆動するピニオンギヤ駆動手段と、
ピニオンギヤとピニオンギヤ駆動手段が取付けられドア
パネルに固定されたベースプレートと、を備え、ドリブ
ンギヤとピニオンギヤとの噛合部がピニオンギヤ駆動手
段とベースプレートとの間にあるウィンドレギュレータ
において、噛合部のドア幅方向外側に位置する、ベース
プレートの逃げ抑制部の近傍がピニオンギヤ駆動手段に
固定されているため、ピニオンギヤからドリブンギヤへ
の駆動力伝達効率を向上することができるという優れた
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の1−1線に沿った断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るウインドレギュレー
タの一部を示す拡大平面図である。
【図3】本発明の一実施形態に係るウインドレギュレー
タのベースプレートを示す斜視図である。
【図4】本発明の一実施形態に係るウインドレギュレー
タのサイドドアへの取付状態を示す概略側面図である。
【図5】従来の実施形態に係るウインドレギュレータの
サイドドアへの取付状態を示す概略側面図である。
【図6】図5の6−6線に沿った断面図である。
【符号の説明】
10 リフトアーム 14 ウィンドガラス 30 駆動装置 32 べースプレート 34 モータ(ピニオンギヤ駆動手段) 36 ピニオンギヤ 38 ドリブンギヤ 40 ドアインナパネル 54 ドアインナパネルの取付孔 60 べースプレートの取付孔 62 ビス 64 ナット 70 延設部 72 逃げ抑制部 74 ピニオンギヤとドリブンギヤとの噛合部 76 シュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小久保 基裕 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基端側がドアパネルに回動可能に軸支さ
    れ、先端側がドアウィンドガラスに固定されたリフトア
    ームブラケットに移動可能に係合されたリフトアーム
    と、 このリフトアームに固定されたドリブンギヤと、 このドリブンギヤと噛合するピニオンギヤと、 このピニオンギヤを駆動するピニオンギヤ駆動手段と、 前記ピニオンギヤと前記ピニオンギヤ駆動手段が取付け
    られ前記ドアパネルに固定されたベースプレートと、 を備え、前記ドリブンギヤと前記ピニオンギヤとの噛合
    部が前記ピニオンギヤ駆動手段と前記ベースプレートと
    の間にあるウィンドレギュレータにおいて、 前記噛合部のドア幅方向外側に位置する、ベースプレー
    トの逃げ抑制部の近傍が前記ピニオンギヤ駆動手段に固
    定されていることを特徴とするウインドレギュレータ。
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