JPH1137792A - センサー装置の組立方法、センサー装置およびモータ装置 - Google Patents
センサー装置の組立方法、センサー装置およびモータ装置Info
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- JPH1137792A JPH1137792A JP19858797A JP19858797A JPH1137792A JP H1137792 A JPH1137792 A JP H1137792A JP 19858797 A JP19858797 A JP 19858797A JP 19858797 A JP19858797 A JP 19858797A JP H1137792 A JPH1137792 A JP H1137792A
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- sensor
- rotor
- attached
- casing
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気センサーとロータマグネット間のギャッ
プ調整が難しい。 【解決手段】 回転軸1aに取り付けられるロータ5
と、上記回転軸に対して偏心した環状の位置規制部2a
1が形成されたベース部材2aと、ロータに対向するセ
ンサー6,7aと、このセンサーが取り付けられるとと
もにベース部材に取り付けられるセンサーケーシング3
とを有して構成され、センサーケーシングを位置規制部
に沿って回動させてセンサーとロータとのギャップを調
整して組み立てるセンサー装置において、上記ギャップ
が所定量以下になるのを規制する治具10を上記回転軸
に取り付けてセンサーのセンサーケーシングへの取付け
を行い、さらに治具を上記回転軸に取り付けたまま、少
なくとも位置規制部とセンサーケーシングにおける位置
規制部との摺動部との間のクリアランスがなくなるまで
センサーケーシングを回動させる。
プ調整が難しい。 【解決手段】 回転軸1aに取り付けられるロータ5
と、上記回転軸に対して偏心した環状の位置規制部2a
1が形成されたベース部材2aと、ロータに対向するセ
ンサー6,7aと、このセンサーが取り付けられるとと
もにベース部材に取り付けられるセンサーケーシング3
とを有して構成され、センサーケーシングを位置規制部
に沿って回動させてセンサーとロータとのギャップを調
整して組み立てるセンサー装置において、上記ギャップ
が所定量以下になるのを規制する治具10を上記回転軸
に取り付けてセンサーのセンサーケーシングへの取付け
を行い、さらに治具を上記回転軸に取り付けたまま、少
なくとも位置規制部とセンサーケーシングにおける位置
規制部との摺動部との間のクリアランスがなくなるまで
センサーケーシングを回動させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気センサー等の
センサーとロータマグネット等のロータとを有したセン
サー装置およびモータに関するものである。
センサーとロータマグネット等のロータとを有したセン
サー装置およびモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】磁気センサーを用いてロータマグネット
の回転数や回転方向の検出等を行うセンサー装置は種々
提案されている。そして、このようなセンサー装置で
は、磁気センサーとロータマグネットの間のギャップ調
整が必要となる。
の回転数や回転方向の検出等を行うセンサー装置は種々
提案されている。そして、このようなセンサー装置で
は、磁気センサーとロータマグネットの間のギャップ調
整が必要となる。
【0003】例えば、図6〜図9には、従来のセンサー
装置を示している。これらの図において、65はモータ
の回転軸に固定されたロータマグネットであり、66は
磁気センサーである。
装置を示している。これらの図において、65はモータ
の回転軸に固定されたロータマグネットであり、66は
磁気センサーである。
【0004】この磁気センサー66は、ロータマグネッ
ト65に対向する磁気センサー保持部材67bに保持さ
れており、この磁気センサー保持部材67bは、ねじ6
9cによって取付部材(ベース部材)62bに固定され
ている。磁気センサー保持部材67bには、ねじ69c
が貫通する長孔67b1が形成されるとともに、取付部
材62bの穴部(図示せず)に差し込まれる突起67b
2が形成されている。このように構成されたセンサー装
置では、磁気センサー保持部材67bを上記穴部に差し
込まれた突起67b2を支点として組立者が手で図6の
M方向に回動させることにより、磁気センサー66とロ
ータマグネット65とのギャップ調整を行うことができ
る。なお、ギャップ調整は、モータ61を駆動させてロ
ータマグネット65を回転させ、磁気センサー66の出
力信号を観察しながら行う。
ト65に対向する磁気センサー保持部材67bに保持さ
れており、この磁気センサー保持部材67bは、ねじ6
9cによって取付部材(ベース部材)62bに固定され
ている。磁気センサー保持部材67bには、ねじ69c
が貫通する長孔67b1が形成されるとともに、取付部
材62bの穴部(図示せず)に差し込まれる突起67b
2が形成されている。このように構成されたセンサー装
置では、磁気センサー保持部材67bを上記穴部に差し
込まれた突起67b2を支点として組立者が手で図6の
M方向に回動させることにより、磁気センサー66とロ
ータマグネット65とのギャップ調整を行うことができ
る。なお、ギャップ調整は、モータ61を駆動させてロ
ータマグネット65を回転させ、磁気センサー66の出
力信号を観察しながら行う。
【0005】また、上記構成のセンサー装置において、
モータ61を回転させる前に、磁気センサー66とロー
タマグネット65との間にシムを挟み込み、ギャップ調
整を行った後にシムを抜き取り、モータ61を回転させ
て磁気センサー66の出力信号を観察するという方法も
ある。
モータ61を回転させる前に、磁気センサー66とロー
タマグネット65との間にシムを挟み込み、ギャップ調
整を行った後にシムを抜き取り、モータ61を回転させ
て磁気センサー66の出力信号を観察するという方法も
ある。
【0006】さらに、上記と同様の構成のセンサー装置
において、磁気センサー保持部材の側端面に歯車を設け
るとともに、この歯車に治工具の歯車部を噛み合わせ、
モータを回転させて磁気センサーの出力信号を観察しな
がらギャップ調整を行う方法もある(特開昭61−12
9526号公報)。
において、磁気センサー保持部材の側端面に歯車を設け
るとともに、この歯車に治工具の歯車部を噛み合わせ、
モータを回転させて磁気センサーの出力信号を観察しな
がらギャップ調整を行う方法もある(特開昭61−12
9526号公報)。
【0007】但し、前述のように磁気センサー保持部材
67bを突起67b2を支点として回動させてギャップ
調整を行う方法では、磁気センサー66のチップ自信が
面積をもっていることから、センサーチップ表面がロー
タマグネット65に対して平行に位置することが少ない
という問題がある。この場合、例えばセンサー出力信号
が2相である場合には、出力電圧が極端に異なってしま
うというような不都合が生じる。
67bを突起67b2を支点として回動させてギャップ
調整を行う方法では、磁気センサー66のチップ自信が
面積をもっていることから、センサーチップ表面がロー
タマグネット65に対して平行に位置することが少ない
という問題がある。この場合、例えばセンサー出力信号
が2相である場合には、出力電圧が極端に異なってしま
うというような不都合が生じる。
【0008】また、組立者が手で磁気センサー保持部材
67bを回動させる方法では、手の揺れ等でセンサーチ
ップ表面をロータマグネット65に接触させ、これらを
傷付けるおそれがある。
67bを回動させる方法では、手の揺れ等でセンサーチ
ップ表面をロータマグネット65に接触させ、これらを
傷付けるおそれがある。
【0009】さらに、シムを使用する方法は、ロータマ
グネットの着磁ピッチがある程度広い場合には有効であ
るが、着磁ピッチが狭くなると、ねじの締め付け時に磁
気センサーの位置が変化して、ギャップの再調整が必要
となるものが発生する可能性があり、これにより組立工
数が増えてしまうとしう問題も生ずる。
グネットの着磁ピッチがある程度広い場合には有効であ
るが、着磁ピッチが狭くなると、ねじの締め付け時に磁
気センサーの位置が変化して、ギャップの再調整が必要
となるものが発生する可能性があり、これにより組立工
数が増えてしまうとしう問題も生ずる。
【0010】そこで、本出願人は、センサー(およびセ
ンサー保持部材)が取り付けられたセンサーケーシング
を、ベース部材にロータ回転軸に対して偏心して形成さ
れた環状の位置規制部に沿って回動させることにより、
センサーとロータとのギャップを調整可能なセンサー装
置を提案している。このセンサー装置によれば、センサ
ーチップ表面とロータマグネットとの平行度を維持した
ままギャップ調整を行うことができる。
ンサー保持部材)が取り付けられたセンサーケーシング
を、ベース部材にロータ回転軸に対して偏心して形成さ
れた環状の位置規制部に沿って回動させることにより、
センサーとロータとのギャップを調整可能なセンサー装
置を提案している。このセンサー装置によれば、センサ
ーチップ表面とロータマグネットとの平行度を維持した
ままギャップ調整を行うことができる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、センサ
ーケーシングや位置規制部を有するベース部材もそれぞ
れ別個に製作される部品であるため、製作する際の寸法
公差を考慮する必要がある。例えば、ロータマグネット
の着磁ピッチが100μmと場合、適正ギャップは50
μmとなるが、この場合、センサーケーシングと位置規
制部の寸法公差をそれぞれ適正ギャップの1/10以下
というきわめて小さなものにする必要がある。このた
め、これら部品の製作コストが高くなってしまうという
問題が生ずる。
ーケーシングや位置規制部を有するベース部材もそれぞ
れ別個に製作される部品であるため、製作する際の寸法
公差を考慮する必要がある。例えば、ロータマグネット
の着磁ピッチが100μmと場合、適正ギャップは50
μmとなるが、この場合、センサーケーシングと位置規
制部の寸法公差をそれぞれ適正ギャップの1/10以下
というきわめて小さなものにする必要がある。このた
め、これら部品の製作コストが高くなってしまうという
問題が生ずる。
【0012】また、上記寸法公差によって位置規制部と
センサーケーシングにおける位置規制部との摺動面との
間にクリアランスが生じる場合があり、この場合、セン
サーケーシングがベース部材上で径方向にガタついて、
ギャップの調整がうまく行えないという問題がある。
センサーケーシングにおける位置規制部との摺動面との
間にクリアランスが生じる場合があり、この場合、セン
サーケーシングがベース部材上で径方向にガタついて、
ギャップの調整がうまく行えないという問題がある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決するた
め、本発明では、回転軸に取り付けられるロータと、上
記回転軸に対して偏心した環状の位置規制部が形成され
たベース部材と、ロータに対向するセンサーと、このセ
ンサーが取り付けられるとともにベース部材に取り付け
られるセンサーケーシングとを有して構成され、センサ
ーケーシングを位置規制部に沿って回動させてセンサー
とロータとのギャップを調整して組み立てるセンサー装
置の組立方法において、上記ギャップが所定量以下にな
るのを規制する治具を上記回転軸に取り付けてセンサー
のセンサーケーシングへの取付けを行い、さらに治具を
上記回転軸に取り付けたまま、少なくとも位置規制部と
センサーケーシングにおける位置規制部との摺動部との
間のクリアランスがなくなるまでセンサーケーシングを
回動させるようにしている。
め、本発明では、回転軸に取り付けられるロータと、上
記回転軸に対して偏心した環状の位置規制部が形成され
たベース部材と、ロータに対向するセンサーと、このセ
ンサーが取り付けられるとともにベース部材に取り付け
られるセンサーケーシングとを有して構成され、センサ
ーケーシングを位置規制部に沿って回動させてセンサー
とロータとのギャップを調整して組み立てるセンサー装
置の組立方法において、上記ギャップが所定量以下にな
るのを規制する治具を上記回転軸に取り付けてセンサー
のセンサーケーシングへの取付けを行い、さらに治具を
上記回転軸に取り付けたまま、少なくとも位置規制部と
センサーケーシングにおける位置規制部との摺動部との
間のクリアランスがなくなるまでセンサーケーシングを
回動させるようにしている。
【0014】また、本発明では、上記構成のセンサー装
置において、上記回転軸におけるロータの取付け位置
を、センサーのセンサーケーシングへの取付け時および
ギャップの調整時にギャップが所定量以下になるのを規
制する治具を上記回転軸に取り付けられる位置(例え
ば、回転軸の端部がロータから突出する位置)に設定す
るようにしている。
置において、上記回転軸におけるロータの取付け位置
を、センサーのセンサーケーシングへの取付け時および
ギャップの調整時にギャップが所定量以下になるのを規
制する治具を上記回転軸に取り付けられる位置(例え
ば、回転軸の端部がロータから突出する位置)に設定す
るようにしている。
【0015】すなわち、これら発明では、回転軸に取り
付けたギャップ確保用の治具とセンサー(又はこれを保
持するセンサー保持部材)とを当接させてセンサーをセ
ンサーケーシングに取り付けるようにして、センサーの
センサーケーシングへの取付け時にセンサーがロータに
接触することを確実に防止するようにしている。
付けたギャップ確保用の治具とセンサー(又はこれを保
持するセンサー保持部材)とを当接させてセンサーをセ
ンサーケーシングに取り付けるようにして、センサーの
センサーケーシングへの取付け時にセンサーがロータに
接触することを確実に防止するようにしている。
【0016】しかも、治具とセンサーとを当接させたま
まセンサーケーシングを回動させることにより、センサ
ーとロータとの間のギャップを一定に維持したままセン
サーケーシングと位置規制部との間に当初あったクリア
ランスをキャンセルし、センサーケーシングと位置規制
部とを当接させることができるようにしている。そし
て、この後、治具を回転軸から取り外し、センサーケー
シングを位置規制部に沿って回動させることにより、ス
ムーズにギャップ調整を行うことができるようにしてい
る。
まセンサーケーシングを回動させることにより、センサ
ーとロータとの間のギャップを一定に維持したままセン
サーケーシングと位置規制部との間に当初あったクリア
ランスをキャンセルし、センサーケーシングと位置規制
部とを当接させることができるようにしている。そし
て、この後、治具を回転軸から取り外し、センサーケー
シングを位置規制部に沿って回動させることにより、ス
ムーズにギャップ調整を行うことができるようにしてい
る。
【0017】
(第1実施形態)図1〜図5には、本発明の第1実施形
態であるセンサー装置およびこれを備えたモータを示し
ている。これらの図において、1はモータであり、この
モータの駆動力取出側とは反対側にセンサー装置が取り
付けられている。センサー装置内には、モータ1から突
出した出力軸1aが延びており、この出力軸1aにはロ
ータマグネット5が固定されている。
態であるセンサー装置およびこれを備えたモータを示し
ている。これらの図において、1はモータであり、この
モータの駆動力取出側とは反対側にセンサー装置が取り
付けられている。センサー装置内には、モータ1から突
出した出力軸1aが延びており、この出力軸1aにはロ
ータマグネット5が固定されている。
【0018】ここで、出力軸1aにおけるロータマグネ
ット5の固定位置は、このセンサー装置の組立時に後述
する治具10を取付け可能となる位置、すなわち、図2
において出力軸1aの上端部がロータマグネット5の上
面から適当な長さだけ突出する位置に設定されている。
ット5の固定位置は、このセンサー装置の組立時に後述
する治具10を取付け可能となる位置、すなわち、図2
において出力軸1aの上端部がロータマグネット5の上
面から適当な長さだけ突出する位置に設定されている。
【0019】ロータマグネット5には磁気センサー6の
λに対応する着磁が施されており、このロータマグネッ
ト5の着磁面に対向するよう磁気センサー6が磁気セン
サー保持部材7aによって保持されている。なお、磁気
センサー保持部材7aは、ねじ9cによってセンサーケ
ーシング3に固定保持されている。
λに対応する着磁が施されており、このロータマグネッ
ト5の着磁面に対向するよう磁気センサー6が磁気セン
サー保持部材7aによって保持されている。なお、磁気
センサー保持部材7aは、ねじ9cによってセンサーケ
ーシング3に固定保持されている。
【0020】2aは取付部材(ベース部材)であり、こ
の取付部材2aには、図5に示すように、出力軸1aの
中心Oに対して中心O′が偏心した(図2に示すように
中心Oからの径方向距離がα,βとなる)環状の位置規
制部2a1が形成されている。センサーケーシング3は
取付部材2a上に載置された状態で位置規制部2a1に
沿って回動させることができる。
の取付部材2aには、図5に示すように、出力軸1aの
中心Oに対して中心O′が偏心した(図2に示すように
中心Oからの径方向距離がα,βとなる)環状の位置規
制部2a1が形成されている。センサーケーシング3は
取付部材2a上に載置された状態で位置規制部2a1に
沿って回動させることができる。
【0021】なお、センサーケーシング3には、センサ
ー基板4がねじ9a,9bにより固定されている。
ー基板4がねじ9a,9bにより固定されている。
【0022】このように構成されたセンサー装置を組み
立てる場合、まず磁気センサー6を保持した磁気センサ
ー保持部材7aを、取付部材2a上に載置されたセンサ
ーケーシング3に取り付ける。この際、図3および図4
に示すように、出力軸1aのうちロータマグネット5か
ら突出した部分に治具10を取り付ける。
立てる場合、まず磁気センサー6を保持した磁気センサ
ー保持部材7aを、取付部材2a上に載置されたセンサ
ーケーシング3に取り付ける。この際、図3および図4
に示すように、出力軸1aのうちロータマグネット5か
ら突出した部分に治具10を取り付ける。
【0023】ここで、治具10は、出力軸1aが圧入さ
れる圧入孔10aと、圧入孔10aの径方向に互いに平
行に延びて同じ長さの2本のアーム部10bとを有す
る。
れる圧入孔10aと、圧入孔10aの径方向に互いに平
行に延びて同じ長さの2本のアーム部10bとを有す
る。
【0024】そして、磁気センサー保持部材7aをセン
サーケーシング3に取り付ける(ねじ9cを締め付け
る)際には、磁気センサー保持部材7aの端面を治具1
0の2本のアーム部10bの端面に当接させながら行
う。2本のアーム部10bの長さは、これらの端面に当
接した磁気センサー保持部材7aに保持された磁気セン
サー6とロータマグネット5の着磁面との間に所定のギ
ャップを生じさせる長さに設定されている。このため、
ねじ9cを締め付ける際に、磁気センサー6とロータマ
グネット5の着磁面とが接触するのを確実に防止するこ
とができる。
サーケーシング3に取り付ける(ねじ9cを締め付け
る)際には、磁気センサー保持部材7aの端面を治具1
0の2本のアーム部10bの端面に当接させながら行
う。2本のアーム部10bの長さは、これらの端面に当
接した磁気センサー保持部材7aに保持された磁気セン
サー6とロータマグネット5の着磁面との間に所定のギ
ャップを生じさせる長さに設定されている。このため、
ねじ9cを締め付ける際に、磁気センサー6とロータマ
グネット5の着磁面とが接触するのを確実に防止するこ
とができる。
【0025】次に、モータ1を回転させてロータマグネ
ット5を回転させ、磁気センサー6の出力信号を観察し
ながら磁気センサー6とロータマグネット5の間のギャ
ップを調整するためにセンサーケーシング3を位置規制
部2a1に沿って回動させるのであるが、上述したよう
に治具10によって磁気センサー6とロータマグネット
5との接触が防止されているため、磁気センサー6やロ
ータマグネット5に傷が付くことがない。
ット5を回転させ、磁気センサー6の出力信号を観察し
ながら磁気センサー6とロータマグネット5の間のギャ
ップを調整するためにセンサーケーシング3を位置規制
部2a1に沿って回動させるのであるが、上述したよう
に治具10によって磁気センサー6とロータマグネット
5との接触が防止されているため、磁気センサー6やロ
ータマグネット5に傷が付くことがない。
【0026】センサーケーシング3を位置規制部2a1
に沿って回動させ始める際、両部品の製作時の寸法公差
により、図5に鎖線で示すように、位置規制部2a1と
センサーケーシング3における位置規制部2a1との摺
動面のうち磁気センサー保持部材7aの取付位置に対応
する部分3aとの間に隙間(クリアランス)Cがある場
合がある。しかし、磁気センサー保持部材7aを治具1
0のアーム部10bに押し付けながらセンサーケーシン
グ3を位置規制部2a1に沿って回動させ始めると、出
力軸1aの中心Oとセンサーケーシング3における上記
部分3aとの距離が一定に維持されるため、図5のN方
向にセンサーケーシング3を回動させていくうちに上記
部分3aと中心Oに対して偏心した位置規制部2a1と
の間のクリアランスはキャンセルされ、上記部分3aと
位置規制部2a1とが当接する。こうして、上記部分3
aと位置規制部2a1とが当接した後、治具10を出力
軸1aから取り外し、磁気センサー6の出力信号を観察
しながらセンサーケーシング3をN方向又はその逆方向
に回動させると、磁気センサー保持部材7aおよび磁気
センサー6をロータマグネット5の着磁面から遠ざけた
り近づけたりしてギャップを適正量に調整することがで
きる。
に沿って回動させ始める際、両部品の製作時の寸法公差
により、図5に鎖線で示すように、位置規制部2a1と
センサーケーシング3における位置規制部2a1との摺
動面のうち磁気センサー保持部材7aの取付位置に対応
する部分3aとの間に隙間(クリアランス)Cがある場
合がある。しかし、磁気センサー保持部材7aを治具1
0のアーム部10bに押し付けながらセンサーケーシン
グ3を位置規制部2a1に沿って回動させ始めると、出
力軸1aの中心Oとセンサーケーシング3における上記
部分3aとの距離が一定に維持されるため、図5のN方
向にセンサーケーシング3を回動させていくうちに上記
部分3aと中心Oに対して偏心した位置規制部2a1と
の間のクリアランスはキャンセルされ、上記部分3aと
位置規制部2a1とが当接する。こうして、上記部分3
aと位置規制部2a1とが当接した後、治具10を出力
軸1aから取り外し、磁気センサー6の出力信号を観察
しながらセンサーケーシング3をN方向又はその逆方向
に回動させると、磁気センサー保持部材7aおよび磁気
センサー6をロータマグネット5の着磁面から遠ざけた
り近づけたりしてギャップを適正量に調整することがで
きる。
【0027】以上のようにしてギャップを適正量に調整
した後は、センサーケーシング3を取付部材2aに固定
して、図2に示すように、センサーケーシング3の開口
部をセンサーキャップ8で閉じる。
した後は、センサーケーシング3を取付部材2aに固定
して、図2に示すように、センサーケーシング3の開口
部をセンサーキャップ8で閉じる。
【0028】なお、本実施形態では、磁気センサーを有
したセンサー装置について説明したが、本発明は、磁気
センサー以外のセンサーを有したセンサー装置にも適用
することができる。また、本実施形態では、モータに取
り付けたセンサー装置について説明したが、本発明は、
モータ以外の回転体に取り付けたセンサー装置にも適用
することができる。
したセンサー装置について説明したが、本発明は、磁気
センサー以外のセンサーを有したセンサー装置にも適用
することができる。また、本実施形態では、モータに取
り付けたセンサー装置について説明したが、本発明は、
モータ以外の回転体に取り付けたセンサー装置にも適用
することができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
回転軸に取り付けたギャップ確保用の治具とセンサーと
を当接させてセンサーをセンサーケーシングに取り付け
るようにしているので、センサーのセンサーケーシング
への取付け時にセンサーがロータに接触することを確実
に防止することができる。
回転軸に取り付けたギャップ確保用の治具とセンサーと
を当接させてセンサーをセンサーケーシングに取り付け
るようにしているので、センサーのセンサーケーシング
への取付け時にセンサーがロータに接触することを確実
に防止することができる。
【0030】しかも、治具とセンサーとを当接させたま
まセンサーケーシングを回動させれば、センサーとロー
タとの間のギャップを一定に維持したままセンサーケー
シングと位置規制部との間に当初あったクリアランスを
キャンセルし、センサーケーシングと位置規制部とを当
接させることができる。そして、この後、治具を回転軸
から取り外し、センサーケーシングを位置規制部に沿っ
て回動させることにより、スムーズにギャップ調整を行
うことができる。
まセンサーケーシングを回動させれば、センサーとロー
タとの間のギャップを一定に維持したままセンサーケー
シングと位置規制部との間に当初あったクリアランスを
キャンセルし、センサーケーシングと位置規制部とを当
接させることができる。そして、この後、治具を回転軸
から取り外し、センサーケーシングを位置規制部に沿っ
て回動させることにより、スムーズにギャップ調整を行
うことができる。
【図1】本発明の第1実施形態であるセンサー装置の平
面図である。
面図である。
【図2】上記センサー装置の側面断面図である。
【図3】上記センサー装置に治具を取り付けた状態の平
面図である。
面図である。
【図4】上記センサー装置に治具を取り付けた状態の側
面断面図である。
面断面図である。
【図5】上記センサー装置の取付部材の平面図である。
【図6】従来のセンサー装置の平面図である。
【図7】上記従来のセンサー装置を備えたモータの側面
図である。
図である。
【図8】上記従来のセンサー装置のセンサー保持部材の
平面図である。
平面図である。
【図9】上記従来のセンサー保持部材の側面断面図であ
る。
る。
1 モータ 1a 出力軸 2a 取付部材 2a1 位置規制部 3 センサーケーシング 4 センサー基板 5 ロータマグネット 6 磁気センサー 7a 磁気センサー保持部材 8 センサーキャップ 10 治具
Claims (6)
- 【請求項1】 回転軸に取り付けられるロータと、前記
回転軸に対して偏心した環状の位置規制部が形成された
ベース部材と、前記ロータに対向するセンサーと、この
センサーが取り付けられるとともに前記ベース部材に取
り付けられるセンサーケーシングとを有して構成され、
前記センサーケーシングを前記位置規制部に沿って回動
させて前記センサーと前記ロータとのギャップを調整し
て組み立てるセンサー装置の組立方法において、 前記ギャップが所定量以下になるのを規制する治具を前
記回転軸に取り付けて、前記センサーの前記センサーケ
ーシングへの取付けを行うことを特徴とするセンサー装
置の組立方法。 - 【請求項2】 前記センサーの前記センサーケーシング
への取付け後、前記治具を前記回転軸に取り付けた状態
で前記センサーケーシングを回動させることを特徴とす
る請求項1に記載のセンサー装置の組立方法。 - 【請求項3】 回転軸に取り付けられるロータと、前記
回転軸に対して偏心した環状の位置規制部が形成された
ベース部材と、前記ロータに対向するセンサーと、この
センサーが取り付けられるとともに前記ベース部材に取
り付けられるセンサーケーシングとを有して構成され、
前記センサーが取り付けられた前記センサーケーシング
を前記位置規制部に沿って回動させて前記センサーと前
記ロータとのギャップを調整して組み立てるセンサー装
置において、 前記回転軸における前記ロータの取付け位置を、組立時
に前記ギャップが所定量以下になるのを規制する治具を
前記回転軸に取り付けられる位置に設定したことを特徴
とするセンサー装置。 - 【請求項4】 前記取付け位置が、前記回転軸の端部が
前記ロータから突出する位置であることを特徴とする請
求項3に記載のセンサー装置。 - 【請求項5】 請求項3又は4に記載のセンサー装置を
備えたことを特徴とするモータ装置。 - 【請求項6】 前記回転軸がモータ出力軸であることを
特徴とする請求項5に記載のモータ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19858797A JPH1137792A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | センサー装置の組立方法、センサー装置およびモータ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19858797A JPH1137792A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | センサー装置の組立方法、センサー装置およびモータ装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1137792A true JPH1137792A (ja) | 1999-02-12 |
Family
ID=16393670
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19858797A Pending JPH1137792A (ja) | 1997-07-24 | 1997-07-24 | センサー装置の組立方法、センサー装置およびモータ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1137792A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009204378A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 光学式非接触速度計の較正装置、その較正装置に使用される光学式非接触速度計の姿勢設定機、及び、その較正装置を用いた光学式非接触速度計の較正方法 |
| JP2019108883A (ja) * | 2017-12-20 | 2019-07-04 | 株式会社クボタ | 位置決め治具及び位置決め方法 |
-
1997
- 1997-07-24 JP JP19858797A patent/JPH1137792A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009204378A (ja) * | 2008-02-27 | 2009-09-10 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 光学式非接触速度計の較正装置、その較正装置に使用される光学式非接触速度計の姿勢設定機、及び、その較正装置を用いた光学式非接触速度計の較正方法 |
| JP2019108883A (ja) * | 2017-12-20 | 2019-07-04 | 株式会社クボタ | 位置決め治具及び位置決め方法 |
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