JPH0636980A - 薄膜の製造方法 - Google Patents

薄膜の製造方法

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JPH0636980A
JPH0636980A JP21348092A JP21348092A JPH0636980A JP H0636980 A JPH0636980 A JP H0636980A JP 21348092 A JP21348092 A JP 21348092A JP 21348092 A JP21348092 A JP 21348092A JP H0636980 A JPH0636980 A JP H0636980A
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JP
Japan
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thin film
silicon
oxide film
recess
diaphragm
Prior art date
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Pending
Application number
JP21348092A
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English (en)
Inventor
Hirokazu Hashimoto
廣和 橋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 薄膜を形成するための凹部の側面が傾斜面と
なることによる不都合を解消し、感度が高い半導体装置
の小型化を容易にするとともに製造歩留りを向上させ
る。 【構成】 シリコン基板11の表面を酸化し、これによ
り形成された酸化膜12を部分的に選択除去して凹部1
3を形成した後、シリコンウェハ14を酸化膜12上に
重ねて高温下でアニールして、シリコン基板11とシリ
コンウェハ14とを上記酸化膜12を介して接合し、つ
ぎにこの接合された第2の基板を研磨して薄膜化するこ
とにより、凹部13上に位置している薄膜部15をダイ
アフラムとして機能させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、薄膜を製造する方法
の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置を製造する場合、ダイアフラ
ムや片持ち構造の薄膜などを作製しなければならないこ
とがある。すなわち、たとえば圧力センサや絶対圧圧力
センサではダイアフラムとして機能する薄膜を作り、そ
の薄膜上にゲージ抵抗や電極を形成して素子を形成す
る。また加速度センサでは、片持ち構造の薄膜を作っ
て、その薄膜上にゲージ抵抗や電極を形成して素子を形
成する。
【0003】このような薄膜は従来では、基板をエッチ
ングすることにより製造されていた。これを絶対圧圧力
センサについて説明する。絶対圧圧力センサは図3のよ
うな構造となっている。図3において、ガラス台座21
の上にシリコンチップ22が接合されており、このシリ
コンチップ22にはその下面に凹部23が形成されてい
る。このような凹部23が形成されることによりシリコ
ンチップ22に薄膜部24が作製されることとなり、こ
の薄膜部24がダイアフラムとして機能する。この凹部
23はシリコンチップ22がガラス台座21に接合され
ることにより密閉されるが、そのとき真空状態とされて
この凹部23が真空基準室となる。シリコンチップ22
の薄膜部24の上にはゲージ抵抗が不純物拡散により形
成され、電極等が設けられて素子が形成される。
【0004】ここで、ダイアフラム24は図4に示すよ
うにして作られる。まず、図4のAのようにシリコンチ
ップ22の下面にマスク25を形成し、その後このマス
ク25を加工してエッチング用の窓26を設ける。そし
て、この窓26を通してエッチングが行なわれるが、そ
の際、通常、エッチング液としてKOH等の異方性エッ
チング液が使用される。こうして図4のBに示すように
窓26の部分に凹部23を形成する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように、シリコンチップに異方性エッチングを行なって
薄膜を形成する方法では、圧力センサ等の半導体装置を
小型化する際に問題を生じる。
【0006】すなわち、図4に示すように、シリコンチ
ップ22に異方性エッチングを行なって薄膜部24を形
成するとき、形成する凹部23の側面は傾斜面となり、
そのため、薄膜部(ダイアフラム)24として有効なサ
イズaはマスク25の窓26のサイズbよりも必ず小さ
いものとなる。このサイズの差はシリコンチップ22の
厚さが同一であるかぎり同一である。つまり、凹部23
の傾斜した側面が占める面積は変わらないので、半導体
装置のサイズ(図の横方向サイズ)を小さくしようとし
て、窓26を小さくすれば窓26のサイズbに対するダ
イアフラムとしての有効サイズaは相対的にますます小
さいものとなってしまう。
【0007】そのため、半導体装置を小型に設計するほ
ど高感度とするためには薄膜部24の厚さを薄くしなけ
ればならず(有効サイズが小さいから)、製造上及び管
理上の困難が倍加し、製造歩留りが悪化するという問題
を生じる。
【0008】この発明は、上記に鑑み、薄膜を形成する
ための凹部の側面が傾斜面となることによる不都合を解
消し、感度が高い半導体装置を小型化する際に製造歩留
りを向上させることができる、薄膜の製造方法を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明による薄膜の製造方法においては、支持体
となる第1のシリコン基板の表面を酸化し、これにより
形成された酸化膜を部分的に選択除去して凹部を形成し
た後、第2のシリコン基板を上記酸化膜上に重ねて高温
下でアニールして、第1、第2の基板を、上記酸化膜を
介して接合し、つぎにこの接合された第2の基板を研磨
して薄膜化することが特徴となっている。
【0010】
【作用】第1、第2のシリコン基板を酸化膜が介在させ
て重ねた状態で高温下でアニールすると、これらが強固
に接合される。そして、この第1、第2のシリコン基板
の間の酸化膜には凹部が形成されているので、第2のシ
リコン基板を研磨して薄膜化すると、その凹部の上に位
置する薄膜部をダイアフラムなどとして機能させること
ができる。この凹部の上に位置する薄膜部の有効サイズ
は、凹部のサイズとほとんど同じであるため、個々のチ
ップサイズを、凹部およびその上の薄膜部のサイズより
やや大きいだけのものとすることができる。そのため、
凹部上の薄膜部のサイズを大きくとって感度を上げなが
ら、チップを小型化することが容易となる。
【0011】
【実施例】つぎにこの発明の好ましい一実施例について
図面を参照しながら詳細に説明する。図1はこの発明の
一実施例にかかる薄膜の製造方法の各工程を示す断面図
である。この実施例ではSIO(Silicon-on-Insulator)
技術が用いられている。まず、図1のAに示すようにシ
リコン基板11を酸化することによって、その表面にシ
リコン酸化(2酸化シリコン)膜12を形成する。この
酸化膜12の厚さは1〜2μm程度とする。
【0012】つぎに図1のBで示すように、この酸化膜
12を加工して酸化膜12を部分的に選択的に除去す
る。こうして凹部13を形成する。この工程はHF系エ
ッチャントおよび適当なマスクとを用いた選択エッチン
グにより行なう。
【0013】その後、図1のCで示すようにシリコンウ
ェハ14をこの酸化膜12の上に重ねる。このように2
つのシリコン基板11、14が酸化膜12を介して重な
っている状態で、これらを高温でアニールする。これ
は、たとえば1100℃の窒素雰囲気下で行なわれる。
この工程により2つのシリコン基板11、14は酸化膜
12を介して強固に接合される。
【0014】つぎに図1のDに示すようにシリコンウェ
ハ14の表面を研磨して薄膜化する。これによりシリコ
ンウェハ14は2〜10μm程度の薄さにされる。
【0015】このシリコンウェハ14は素子を形成する
ための基板であり、上記のような研磨工程が終了した
後、素子の形成工程へと移る。ここでは絶対圧圧力セン
サを作製するものとすると、不純物拡散によりゲージ抵
抗となる領域を形成し、つぎに全面を絶縁層で覆った
後、コンタクトホールを形成し、そのコンタクトホール
を経てゲージ抵抗領域に接触するような電極を形成す
る。その後、テストしてチップを分割すれば絶対圧圧力
センサの各素子ができあがる。
【0016】この場合、酸化膜12に形成した凹部13
は、シリコンウェハ14を接合した段階(図1のC)
で、真空に近いものとなる。上記のように1100℃と
いう高温で接合工程が行なわれ、その温度で密閉される
ので、常温となったときにはほとんど真空状態となるか
らである。そこで、この凹部13は絶対圧圧力センサの
真空基準室として機能する。そして、その凹部13の上
に位置する薄膜部15が、外部の圧力に応じて変形する
ダイアフラムとして機能する。
【0017】このダイアフラムを形成するための凹部1
3はシリコン酸化膜12をエッチングすることにより作
り、1〜2μm程度の深さのエッチングを行なえばよい
ので、ダイアフラムの有効サイズは凹部13のサイズと
ほとんど同じになる。そこで、凹部13およびその上の
薄膜部15のサイズよりやや大きいだけのサイズで切断
して個々のチップとすることができる。換言すると、各
素子のチップを小型化してもダイアフラムの有効サイズ
を大きくすることが容易である。
【0018】このようにダイアフラムサイズを大きくで
きるということは、ダイアフラムをそれほど薄膜化しな
くても高感度化できるということを意味している。ま
た、チップ全体が同一のシリコン材料で形成されること
となるので、熱膨張係数差等によるストレスの発生がな
く、特性を安定化できる。これらのため、小型で感度が
高く、しかも特性が安定した絶対圧圧力センサを容易に
製造できるようになり、製造歩留りを向上させることが
できる。
【0019】なお、上記の実施例では図1のBに示すよ
うに、酸化膜12のみを選択的に除去して凹部13を形
成したが、この凹部13を図2に示すようにシリコン基
板11まで掘り下げたようなものとすることもできる。
これは、KOH等の異方性エッチャントあるいはRIE
やプラズマエッチングなどのシリコンエッチングで行な
うことができる。こうすると、凹部13の深さが深くな
り、つまり真空基準室の厚さが厚くなるため、変形した
ダイアフラムが凹部13の底部に接触することがなくな
る。これにより、凹部13上の薄膜部15を非常に薄く
して高感度とすることが可能となる。
【0020】なお、上記では、ダイアフラムを有する絶
対圧圧力センサを製造する際にこの発明を適用した実施
例について説明したが、この発明は薄膜を有する半導体
装置を製造するものであればどのようなものでも適用で
きるものである。たとえば、ダイアフラムではなくて片
持ち構造の薄膜を有する加速度センサなどを製造する際
にも適用でき、非常に効果的である。
【0021】
【発明の効果】以上、実施例について説明したように、
この発明の薄膜の製造方法によれば、薄膜を有する小型
の高感度な半導体装置を容易に製造できるようになり、
製造歩留りを向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる薄膜の製造方法の
各工程を示す断面図。
【図2】他の実施例の断面図。
【図3】従来例にかかる絶対圧圧力センサの断面図。
【図4】従来例にかかる薄膜の製造方法の各工程を示す
断面図。
【符号の説明】
11 シリコン基板 12 シリコン酸化膜 13、23 凹部 14 シリコンウェハ 15、24 薄膜部 21 ガラス台座 22 シリコンチップ 25 マスク 26 エッチング用窓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体となる第1のシリコン基板の表面
    を酸化する工程と、該酸化工程で形成された酸化膜を部
    分的に選択除去して凹部を形成する工程と、その後、第
    2のシリコン基板を上記酸化膜上に重ねて高温下でアニ
    ールすることにより第1、第2の基板を、上記酸化膜を
    介して接合する工程と、該第2の基板を上記の接合後に
    研磨して薄膜化する工程とを有することを特徴とする薄
    膜の製造方法。
JP21348092A 1992-07-17 1992-07-17 薄膜の製造方法 Pending JPH0636980A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6245442B1 (en) 1997-05-28 2001-06-12 Kabushiki Kaisha Toyota Chuo Metal matrix composite casting and manufacturing method thereof
CN103377983A (zh) * 2012-04-24 2013-10-30 三菱电机株式会社 Soi晶圆和其制造方法以及mems器件

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