JPH1141988A - 被読取体搬送装置および記憶媒体 - Google Patents

被読取体搬送装置および記憶媒体

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JPH1141988A
JPH1141988A JP19383197A JP19383197A JPH1141988A JP H1141988 A JPH1141988 A JP H1141988A JP 19383197 A JP19383197 A JP 19383197A JP 19383197 A JP19383197 A JP 19383197A JP H1141988 A JPH1141988 A JP H1141988A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被読取体搬送装置において、低速読取時にも
滑らかに被搬送体を搬送できるようにする。 【解決手段】 光学的に画像を読み取られる被読取体
を、ステッピングモータ23を駆動源として搬送する被
読取体搬送装置であって、1相励磁と2相励磁とを交互
に繰り返す1−2相励磁方式でステッピングモータ23
を励磁し、かつ、各相の励磁電力を、励磁開始から次の
励磁相切り替え時付近までは第1の値にし、それ以降は
各励磁期間の最後まで第1の値よりも大きい第2の値に
保持する、CPU1および駆動回路22からなる励磁制
御手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ファクシミリ装置
やイメージスキャナなどにおいて読取原稿を搬送する被
読取体搬送装置、およびそれを制御するためのプログラ
ムが記憶された記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置やイメージスキャナな
どにおいては、被読取体搬送装置により読取原稿を搬送
しつつ、CCD(charge coupled device )などによっ
て読取原稿の画像を読み取るのが一般的である。このよ
うな被読取体搬送装置の駆動源としては、一般にステッ
ピングモータが用いられている。
【0003】ステッピングモータの励磁方式としては、
図5に示すように、4相のうちの2相ずつを同時に励磁
する2−2相励磁方式と、図6に示すように、4相のう
ちの2相と1相とを交互に励磁する1−2相励磁方式と
が知られており、強い回転トルクが必要なときには2−
2相励磁方式を採用し、滑らかに回転させたいときには
1−2相励磁方式を採用していた。
【0004】高精度な読取に際しては、被読取体を極力
滑らかに搬送する必要があるため、ステッピングモータ
の駆動方式として、1−2相励磁方式を採用することが
多い。
【0005】ところが、近年のファクシミリ装置におい
ては、読取モード(解像度)を複数有し、あるいは原稿
の種類によって使い分けるようになっているため、たい
ていは1個のステッピングモータでそれら複数の読取モ
ードに対応すべく、幅広い駆動周波数帯で動作するよう
に設定されている。
【0006】一般的にファクシミリ装置においては、ノ
ーマルモード(100dpi)で800ppsとすれ
ば、ファインモード(200dpi)では400pp
s、スーパーファインモード(400dpi)では20
0ppsの駆動周波数を使用している。さらに、スキャ
ナとして使用する際には、通常のスキャナと同様に30
0dpiを基本と考えると、必要駆動周波数帯はさらに
幅広くなる。加えて、最近必要とされるようになったカ
ラー読取に対応しようとすると、データ量がモノクロ読
取の3倍になるため、モノクロ読取時よりも読取速度
(駆動周波数)をさらに低く設定する必要がある。
【0007】このように、1個のステッピングモータで
低速から高速までの幅広い回転速度範囲をカバーする必
要があるときは、高速読取時に所定の回転トルクが得ら
れるようにステッピングモータを選定する必要があり、
この場合、低速読取時に回転トルクが過剰になり、1−
2相励磁方式を採用しても、大きなダンピングを起こし
て、2−2相励磁方式と同等、あるいはそれ以下の滑ら
かさしか得られず、読取精度を向上できないのが実情で
あった。
【0008】そこで、高精度な読取を行うために、図7
に示すように、各相の励磁電流を、各励磁期間におい
て、前半部で段階的に増加させ、後半部で段階的に減少
させて、電流波形を正弦波に近づけることによって、回
転を円滑にする試みが提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、励磁電
流の電流波形を正弦波に近づけても、回転トルクが過剰
な場合、図8に示すように、駆動ローラの回転が十分円
滑にはならず、読取精度の向上は実現できなかった。こ
れは、2相励磁のときの励磁電流の総和を小さくしてい
るものの、両相の励磁電流がほぼ等しいため、1相励磁
から2相励磁に切り替わったときの回転力を、2相励磁
から1相励磁に切り替わったときに十分に抑えきれず、
必要以上に回転してしまうので、大きく回転した後、し
ばらく回転しないという動作の繰り返しになるためであ
ると考えられる。なお図8において、横軸はステッピン
グモータの駆動時間、縦軸は駆動ローラの回転角度であ
る。
【0010】本発明は、上記の点に鑑みて提案されたも
のであって、低速読取時にも滑らかに被搬送体を搬送で
き、高精度な読取を可能にする被読取体搬送装置、およ
びその被読取体搬送装置を制御するためのプログラムを
記憶した記憶媒体を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明の被読取体搬送装置は、光
学的に画像を読み取られる被読取体を、ステッピングモ
ータを駆動源として搬送する被読取体搬送装置であっ
て、1相励磁と2相励磁とを交互に繰り返す1−2相励
磁方式でステッピングモータを励磁し、かつ、各相の励
磁電力を、励磁開始から次の励磁相の切り替え時付近ま
では第1の値にし、それ以降は各励磁期間の最後まで第
1の値よりも大きい第2の値に保持する励磁制御手段を
備えている。
【0012】この被読取体搬送装置によれば、励磁制御
手段が、各相の励磁電力を、励磁開始から次の励磁相の
切り替え時付近までは第1の値にし、それ以降は各励磁
期間の最後まで第1の値よりも大きい第2の値に保持す
るので、低速読取時にも滑らかに被搬送体を搬送でき、
高精度な読取を可能にする。
【0013】特に、各励磁期間の最初から前半部におけ
る2相励磁から1相励磁への切り替え時付近までの励磁
電力を第1の値にし、それ以降は第2の値に保持した場
合に効果的である。
【0014】これは、2相励磁のときの励磁電流の総和
を小さくし、しかも、回転方向下流側の相の励磁電流を
回転方向上流側の相の励磁電流よりも小さくしているの
で、1相励磁から2相励磁に切り替わったときの回転力
を、2相励磁から1相励磁に切り替わったときに十分に
抑えることができ、必要以上に回転してしまうことがな
いことから、大きく回転した後、しばらく回転しないと
いう動作の繰り返しになることがないためであると考え
られる。
【0015】また、請求項2に記載した発明の被読取体
搬送装置は、請求項1に記載の被読取体搬送装置であっ
て、第1の値は、第2の値の1/2以下である。
【0016】この被読取体搬送装置によれば、請求項1
に記載の被読取体搬送装置による効果に加えて、2相励
磁のときの回転方向下流側の相の励磁電流を回転方向上
流側の相の励磁電流よりも十分に小さくでき、一層滑ら
かに被搬送体を搬送できる。
【0017】更に、請求項3に記載した発明の被読取体
搬送装置は、光学的に画像を読み取られる被読取体を、
ステッピングモータを駆動源として搬送する被読取体搬
送装置であって、1相励磁と2相励磁とを交互に繰り返
す1−2相励磁方式でステッピングモータを励磁し、か
つ、各相の励磁電力を、励磁開始から次の励磁相の切り
替え時付近までは第1の値にし、それ以降の短時間の間
に第1の値からそれよりも大きい第2の値まで段階的に
増大させ、それ以降は各励磁期間の最後まで第2の値に
保持する励磁制御手段を備えている。
【0018】この被読取体搬送装置によれば、励磁電流
を第1の値からそれよりも大きい第2の値まで段階的に
増大させるので、一層滑らかに被搬送体を搬送できる。
【0019】また、請求項4に記載した発明の被読取体
搬送装置は、請求項3に記載の被読取体搬送装置であっ
て、励磁制御手段は、各相の励磁電力を第1の値から第
2の値まで段階的に増大させる時間を、各励磁期間の1
/10以下の時間にし、かつ、各相の励磁電力を第1の
値から第2の値まで段階的に増大させる時間中、各相の
励磁電力を、第1の値と第2の値との差の1/2以上の
値を第1の値に加えた第3の値にする。
【0020】この被読取体搬送装置によれば、請求項3
に記載の被読取体搬送装置による効果に加えて、各相の
励磁電力を第1の値から第2の値まで段階的に増大させ
る時間を、各励磁期間の1/10以下の時間にし、各相
の励磁電力を第1の値から第2の値まで段階的に増大さ
せる時間中は、各相の励磁電力を、第1の値と第2の値
との差の1/2以上の値を第1の値に加えた第3の値に
するので、より一層滑らかに被搬送体を搬送できる。
【0021】更に、請求項5に記載した発明の記憶媒体
は、光学的に画像を読み取られる被読取体を、ステッピ
ングモータを駆動源として搬送する被読取体搬送装置を
制御するためのプログラムを記憶した記憶媒体であっ
て、1相励磁と2相励磁とを交互に繰り返す1−2相励
磁方式でステッピングモータを励磁し、かつ、各相の励
磁電力を、励磁開始から次の励磁相の切り替え時付近ま
では第1の値にし、それ以降は各励磁期間の最後まで第
1の値よりも大きい第2の値に保持するための励磁制御
プログラムを含むプログラムが記憶されている。
【0022】この記憶媒体によれば、記憶されたプログ
ラムに基づいてCPUを動作させることにより、請求項
1に記載の被読取体搬送装置の動作を実現できる。
【0023】また、請求項6に記載した発明の記憶媒体
は、光学的に画像を読み取られる被読取体を、ステッピ
ングモータを駆動源として搬送する被読取体搬送装置を
制御するためのプログラムを記憶した記憶媒体であっ
て、1相励磁と2相励磁とを交互に繰り返す1−2相励
磁方式でステッピングモータを励磁し、かつ、各相の励
磁電力を、励磁開始から次の励磁相の切り替え時付近ま
では第1の値にし、それ以降の短時間の間に第1の値か
らそれよりも大きい第2の値まで段階的に増大させ、そ
れ以降は各励磁期間の最後まで第2の値に保持するため
の励磁制御プログラムを含むプログラムが記憶されてい
る。
【0024】この記憶媒体によれば、記憶されたプログ
ラムに基づいてCPUを動作させることにより、請求項
3に記載の被読取体搬送装置の動作を実現できる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0026】図1は、本発明に係る被読取体搬送装置を
備えたファクシミリ装置の回路ブロック図であって、こ
のファクシミリ装置は、CPU(central processing u
nit)1、NCU(network control unit)2、RAM
(random access memory)3、モデム4、ROM(read
only memory)5、EEPROM(electrically erasa
ble and programmable read only memory )6、ゲート
アレイ7、コーデック8、DMAC(direct memory ac
cess controler)9、読取部11、記録部12、操作部
13、および表示部14を備えている。CPU1、NC
U2、RAM3、モデム4、ROM5、EEPROM
6、ゲートアレイ7、コーデック8、およびDMAC9
は、バス線により相互に接続されている。バス線には、
アドレスバス、データバス、および制御信号線が含まれ
る。ゲートアレイ7には、読取部11、記録部12、操
作部13、および表示部14が接続されている。NCU
2には、通信回線の一例としての電話回線21が接続さ
れている。読取部11は、駆動回路22やステッピング
モータ23などを備えている。
【0027】CPU1は、ファクシミリ装置全体を制御
する。NCU2は、電話回線21に接続されて網制御を
行う。RAM3は、ファクシミリ受信データなどの各種
のデータを記憶する。モデム4は、送信データの変調や
受信データの復調などを行う。ROM5は、各種のプロ
グラムや初期設定値などのデータを記憶している。EE
PROM6は、各種のフラグや登録データなどを記憶す
る。ゲートアレイ7は、CPU1の入出力インターフェ
イスとして機能するとともに、読取部11からの読取画
像信号に対してアナログ・ディジタル変換や各種の画像
処理などを施す。コーデック8は、送信ファクシミリデ
ータの符号化や受信ファクシミリデータの復号化を行
う。DMAC9は、RAM3へのデータの書き込みや読
み出しを行う。
【0028】読取部11は、光源やカラーCCDイメー
ジセンサなどを備えており、カラー読取時には、アナロ
グのカラー画像信号を出力し、モノクロ読取時には、ア
ナログのモノクロ画像信号を出力する。さらに読取部1
1は、読取原稿を搬送するための複数の駆動ローラなら
びに従動ローラ、駆動ローラを回転駆動するための多数
の歯車からなる歯車列、その歯車列に回転力を付与する
ステッピングモータ23、およびゲートアレイ7を介し
てCPU1により制御されてステッピングモータ23を
駆動する駆動回路22を備えている。駆動回路22は、
カラー読取時にはステッピングモータ23を低速回転さ
せ、モノクロ読取時にはステッピングモータ23を高速
回転させる。記録部12は、たとえばインクジェット方
式の印字装置を備えており、受信画像やコピー時の読取
画像などを記録用紙上に記録する。表示部14は、LC
D(liquid crystal display)などからなり、CPU1
により制御されて各種の表示を行う。
【0029】すなわち、CPU1および駆動回路22
は、1相励磁と2相励磁とを交互に繰り返す1−2相励
磁方式でステッピングモータを励磁し、かつ、各相の励
磁電力を、励磁開始から次の励磁相の切り替え時付近ま
では第1の値にし、それ以降は各励磁期間の最後まで第
1の値よりも大きい第2の値に保持する励磁制御手段を
構成している。ROM5は、光学的に画像を読み取られ
る被読取体を、ステッピングモータを駆動源として搬送
する被読取体搬送装置を制御するためのプログラムを記
憶した記憶媒体であって、1相励磁と2相励磁とを交互
に繰り返す1−2相励磁方式でステッピングモータを励
磁し、かつ、各相の励磁電力を、励磁開始から次の励磁
相の切り替え時付近までは第1の値にし、それ以降は各
励磁期間の最後まで第1の値よりも大きい第2の値に保
持するための励磁制御プログラムを含むプログラムが記
憶されている記憶媒体を構成している。
【0030】次に、このように構成されたファクシミリ
装置の動作の要点について説明する。ファクシミリ送信
モードやモノクロコピーモードのように、モノクロ読取
時には、ステッピングモータ23は2−2相励磁方式で
励磁され、高速回転する。すなわち、CPU1によりゲ
ートアレイ7を介して読取部11の駆動回路22が制御
され、駆動回路22が、図5に示すように、ステッピン
グモータ23の4相の励磁コイルのうちのA相とC相と
に同時に通電する状態と、B相とD相とに同時に通電す
る状態とを、所定時間毎に交互に繰り返す。これにより
ステッピングモータ23の回転軸の回転力が歯車列を介
して駆動ローラに伝達され、読取原稿が高速で搬送され
る。そして、この高速で搬送されている読取原稿からの
反射光が読取部11のCCDによって光電変換され、モ
ノクロの読取画像信号として読取部11から出力され
る。このモノクロの読取画像信号は、ゲートアレイ7に
よりアナログ・ディジタル変換され、さらに各種の処理
が施された後、ファクシミリ送信モードであれば、コー
デック8によって圧縮符号化され、モデム4によって変
調されて、電話回線21に送出される。また、モノクロ
コピーモードであれば、記録部12に供給されて印字さ
れる。
【0031】カラーコピーモードのように、カラー読取
時には、ステッピングモータ23は1−2相励磁方式に
準じた方式で励磁され、低速回転する。すなわち、CP
U1によりゲートアレイ7を介して読取部11の駆動回
路22が制御され、駆動回路22が、図2に示すよう
に、ステッピングモータ23の4相の励磁コイルのうち
のいずれか1相に通電する状態と、いずれか2相に同時
に通電する状態とを、所定時間毎に交互に繰り返す。さ
らに詳細には、各相の通電電流を、各励磁期間t 1 〜t
3 の励磁開始t1 から次の励磁相の切り替え時付近t2
までは第1の値α 1 にし、それ以降は各励磁期間の最後
3 まで第1の値α1 よりも大きい第2の値α2 に保持
する。本実施形態においては、期間t1 〜t2 は期間t
1 〜t3 の1/3であり、期間t1 〜t2 における通電
電流すなわち第1の値α1 は期間t 2 〜t3 における通
電電流すなわち第2の値α2 の1/4である。通電電流
を第1の値α1 から第2の値α2 に切り替えるタイミン
グは、厳密に2相励磁から1相励磁への切り替え時点と
一致させる必要はなく、その付近であればよい。また、
第1の値α1 は第2の値α2 の1/2以下であることが
望ましい。
【0032】このようにすれば、ステッピングモータ2
3の回転トルクが過剰になる低速読取時においても、図
3に示すように、ステッピングモータ23の駆動時間の
経過と駆動ローラの回転角度との関係が、完全に直線状
にはならないものの、図8の場合と比較して格段に円滑
になっていることが明らかに判る。これは、2相励磁期
間t1 〜t2 における通電電流の総和を小さくし、しか
も回転方向下流側の励磁電流を回転方向上流側の励磁電
流よりも小さくしたことにより、1相励磁から2相励磁
に切り替わったときの回転力を、2相励磁から1相励磁
に切り替わったときに良好に抑えることができ、必要以
上に回転してしまうのを防止できることから、従来のよ
うに大きく回転した後、しばらく回転しないという動作
の繰り返しになることがないためと考えられる。
【0033】したがって、カラーコピーモードのような
低速読取時にも、読取原稿を十分円滑に搬送でき、高精
度の読取を行える。
【0034】なお、図4に示すように、通電電流の値を
α1 からα2 に切り替えるときに、段階的に切り替える
ことにより、ステッピングモータ23を一層円滑に駆動
できることが、実験的に確認されている。図4において
は、期間ta 〜t2 は期間t 1 〜t3 の1/15であ
り、期間ta 〜t2 における通電電流の値α3 は、α2
の3/4である。なお、期間ta 〜t2 は、期間t1
3 の1/10以下であることが好ましく、期間ta
2 における通電電流の値α3 は、α1 とα2 との差の
1/2以上の値をα1 に加えた値とするのが好ましい。
【0035】もちろん、本発明の被読取体搬送装置は、
ファクシミリ装置やイメージスキャナに限らず、たとえ
ばファクシミリ送受信機能およびイメージスキャナ機能
を含む複数の機能を有し、パーソナルコンピュータなど
のコンピュータに接続される、いわゆる多機能周辺装置
などにも採用できる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
発明の被読取体搬送装置によれば、励磁制御手段が、各
相の励磁電力を、各励磁期間の励磁開始から次の励磁相
の切り替え時付近までは第1の値にし、それ以降は各励
磁期間の最後まで第1の値よりも大きい第2の値に保持
するので、低速読取時にも滑らかに被搬送体を搬送で
き、高精度な読取を可能にする。
【0037】また、請求項2に記載した発明の被読取体
搬送装置によれば、請求項1に記載の被読取体搬送装置
による効果に加えて、2相励磁のときの回転方向下流側
の相の励磁電流を回転方向上流側の相の励磁電流よりも
十分に小さくでき、一層滑らかに被搬送体を搬送でき
る。
【0038】更に、請求項3に記載した発明の被読取体
搬送装置によれば、励磁電流を第1の値からそれよりも
大きい第2の値まで段階的に増大させるので、一層滑ら
かに被搬送体を搬送できる。
【0039】また、請求項4に記載した発明の被読取体
搬送装置によれば、請求項3に記載の被読取体搬送装置
による効果に加えて、各相の励磁電力を第1の値から第
2の値まで段階的に増大させる時間を、各励磁期間の1
/10以下の時間にし、各相の励磁電力を第1の値から
第2の値まで段階的に増大させる時間中は、各相の励磁
電力を、第1の値と第2の値との差の1/2以上の値を
第1の値に加えた第3の値にするので、より一層滑らか
に被搬送体を搬送できる。
【0040】更に、請求項5に記載した発明の記憶媒体
によれば、記憶されたプログラムに基づいてCPUを動
作させることにより、請求項1に記載の被読取体搬送装
置の動作を実現できる。
【0041】また、請求項6に記載した発明の記憶媒体
によれば、記憶されたプログラムに基づいてCPUを動
作させることにより、請求項3に記載の被読取体搬送装
置の動作を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る被読取体搬送装置を備えたファク
シミリ装置の回路ブロック図である。
【図2】本発明に係る被読取体搬送装置に備えられたス
テッピングモータの低速読取時における励磁電流の波形
図である。
【図3】本発明に係る被読取体搬送装置による低速読取
時における駆動ローラの回転状態を説明する説明図であ
る。
【図4】他の実施形態におけるステッピングモータの低
速読取時における励磁電流の波形図である。
【図5】従来の2−2相励磁方式によるステッピングモ
ータの励磁電流の波形図である。
【図6】従来の1−2相励磁方式によるステッピングモ
ータの励磁電流の波形図である。
【図7】1−2相励磁方式を改良した従来のステッピン
グモータの励磁電流の波形図である。
【図8】図7に示す励磁方式による駆動ローラの回転状
態を説明する説明図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 NCU 3 RAM 4 モデム 5 ROM 6 EEPROM 7 ゲートアレイ 8 コーデック 9 DMAC 11 読取部 12 記録部 13 操作部 14 表示部 21 電話回線 22 駆動回路 23 ステッピングモータ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的に画像を読み取られる被読取体
    を、ステッピングモータを駆動源として搬送する被読取
    体搬送装置であって、 1相励磁と2相励磁とを交互に繰り返す1−2相励磁方
    式で前記ステッピングモータを励磁し、かつ、各相の励
    磁電力を、励磁開始から次の励磁相の切り替え時付近ま
    では第1の値にし、それ以降は各励磁期間の最後まで前
    記第1の値よりも大きい第2の値に保持する励磁制御手
    段を備えたことを特徴とする被読取体搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の値は、前記第2の値の1/2
    以下である、請求項1に記載の被読取体搬送装置。
  3. 【請求項3】 光学的に画像を読み取られる被読取体
    を、ステッピングモータを駆動源として搬送する被読取
    体搬送装置であって、 1相励磁と2相励磁とを交互に繰り返す1−2相励磁方
    式で前記ステッピングモータを励磁し、かつ、各相の励
    磁電力を、励磁開始から次の励磁相の切り替え時付近ま
    では第1の値にし、それ以降の短時間の間に前記第1の
    値からそれよりも大きい第2の値まで段階的に増大さ
    せ、それ以降は各励磁期間の最後まで前記第2の値に保
    持する励磁制御手段を備えたことを特徴とする被読取体
    搬送装置。
  4. 【請求項4】 前記励磁制御手段は、前記各相の励磁電
    力を前記第1の値から前記第2の値まで段階的に増大さ
    せる時間を、各励磁期間の1/10以下の時間にし、か
    つ、前記各相の励磁電力を前記第1の値から前記第2の
    値まで段階的に増大させる時間中、前記各相の励磁電力
    を、前記第1の値と前記第2の値との差の1/2以上の
    値を前記第1の値に加えた第3の値にする、請求項3に
    記載の被読取体搬送装置。
  5. 【請求項5】 光学的に画像を読み取られる被読取体
    を、ステッピングモータを駆動源として搬送する被読取
    体搬送装置を制御するためのプログラムを記憶した記憶
    媒体であって、 1相励磁と2相励磁とを交互に繰り返す1−2相励磁方
    式で前記ステッピングモータを励磁し、かつ、各相の励
    磁電力を、励磁開始から次の励磁相の切り替え時付近ま
    では第1の値にし、それ以降は各励磁期間の最後まで前
    記第1の値よりも大きい第2の値に保持するための励磁
    制御プログラムを含むプログラムが記憶されていること
    を特徴とする記憶媒体。
  6. 【請求項6】 光学的に画像を読み取られる被読取体
    を、ステッピングモータを駆動源として搬送する被読取
    体搬送装置を制御するためのプログラムを記憶した記憶
    媒体であって、 1相励磁と2相励磁とを交互に繰り返す1−2相励磁方
    式で前記ステッピングモータを励磁し、かつ、各相の励
    磁電力を、励磁開始から次の励磁相の切り替え時付近ま
    では第1の値にし、それ以降の短時間の間に前記第1の
    値からそれよりも大きい第2の値まで段階的に増大さ
    せ、それ以降は各励磁期間の最後まで前記第2の値に保
    持するための励磁制御プログラムを含むプログラムが記
    憶されていることを特徴とする記憶媒体。
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