JPH1147820A - スラブ切断面ディスケール装置とこれを用いたディスケール/マーキング装置 - Google Patents

スラブ切断面ディスケール装置とこれを用いたディスケール/マーキング装置

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JPH1147820A
JPH1147820A JP9209326A JP20932697A JPH1147820A JP H1147820 A JPH1147820 A JP H1147820A JP 9209326 A JP9209326 A JP 9209326A JP 20932697 A JP20932697 A JP 20932697A JP H1147820 A JPH1147820 A JP H1147820A
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JP
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nozzle
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slab
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descaler
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JP9209326A
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Yasuaki Ichinose
康明 一瀬
Makoto Miura
誠 三浦
Shigetaka Ono
重隆 大野
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Nireco Corp
Original Assignee
Nireco Corp
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    • B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21—MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21B—ROLLING OF METAL
    • B21B45/00—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills
    • B21B45/04—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for de-scaling, e.g. by brushing
    • B21B45/08—Devices for surface or other treatment of work, specially combined with or arranged in, or specially adapted for use in connection with, metal-rolling mills for de-scaling, e.g. by brushing hydraulically

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ステンレス材の切断面のスケールでも容易に
除去する。またディスケールに用いた位置データをマー
キングに利用できるようにする。 【解決手段】 熱間スラブ1のディスケール範囲に低圧
水を大量に短時噴射し、急冷してスケールを剥離しやす
くするノズル18と、冷却されたディスケール範囲に高
圧水を少量噴射してスケールを除去する高圧ノズル19
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スラブにマーキン
グする場合マーキング位置のスケールを除去するディス
ケーリング装置およびこのディスケーリング装置とマー
キング装置を連結した装置に関する。
【0002】
【従来の技術】連続鋳造装置等で生産されるスラブに
は、識別用のマーキングが行われる。マーキングはスラ
ブの表面や端面,側面に行われる。連続鋳造の場合、ス
ラブ端面は切断されるが、この切断面にはスケールが生
成されている。普通鋼の場合、20〜30kg/cm2
の加圧水をスケール付着部に噴射すれば、スケールは確
実に除去できる。しかし、ステンレス鋼の場合、酸素、
アセチレンの火炎に加えて、パウダーと称する鉄粉を加
えて燃やし火力を増大して切断する。このためステンレ
ス材スラブの切断面( 端面) には燃焼した鉄粉スケール
が溶着し、普通鋼で用いる20〜30kg/cm2 の加
圧水ではディスケール(スケール除去)できない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため200〜30
0kg/cm2 程度の高圧水を相当時間噴射すればある
程度は除去できるが十分ではない。確実に除去するには
高速カッターに使用する砥石で切断面のスケールを除去
できるが、時間がかかり、かつコスト的も高くつき実用
的ではない。
【0004】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
ので、ステンレス材の切断面のスケールでも容易に除去
できるスラブ切断面ディスケール装置を提供することを
目的とする。またディスケールに用いた位置データを用
いてマーキングの位置決めを行うディスケール/マーキ
ング装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明では、熱間スラブのディスケール範
囲に低圧水を噴射して冷却する冷却手段と、冷却された
前記ディスケール範囲に高圧水を噴射してスケールを除
去するスケール除去手段とを備える。
【0006】熱間スラブのディスケール範囲、特に切断
面に低圧水を大量に噴射して急速に300〜400℃ま
で冷却すると、スケールが析出し、浮上する。この状態
で高圧水例えば200〜300kg/cm2 を噴射し、
機械的衝撃を与えると剥離する。これは特にステンレス
材のように鉄粉パウダーが強固に付着している場合に大
きな効果がある。
【0007】請求項2の発明では、前記スケール除去手
段は噴射パターン角がほぼ0度の吐出ノズルを有し、前
記ディスケール範囲を一定間隔で水平走査しながら高圧
水を噴射する。
【0008】スケール除去手段のノズルは噴射パターン
角をほぼ0度にして噴射を集中させ、高圧水をディスケ
ール範囲に噴射する。このノズルによりディスケール範
囲を一定間隔で水平に走査することにより、走査範囲の
スケールを確実に除去できる。
【0009】請求項3の発明では、前記スケール除去手
段は、噴射パターン角がほぼ0度の吐出ノズルを有し、
ノズル中心軸まわりに回転し、ノズル吐出口はこのノズ
ル中心軸より偏心した位置に設けられている。
【0010】ノズルの筒を回転できるようにし、ノズル
吐出口を回転中心より偏心した位置とすることにより、
噴射水は円を描いて射出する。このノズルを移動すると
ディスケール範囲には螺旋状に高圧水が噴射され迅速に
ディスケールができる。ノズルの噴射パターン角をほぼ
0度とすることにより、高圧水を集中して噴射できる。
【0011】請求項4の発明では、請求項1記載のスラ
ブ切断面ディスケール装置を搭載したディスケール台車
と、前記ディスケール範囲にマーキングを行うマーキン
グヘッドを搭載したマーキング台車と、このマーキング
台車と前記ディスケール台車とを両台車走行方向に伸縮
可能に接続したシリンダと、を備える。
【0012】ディスケール装置はマーキングする範囲の
スケールを除去する装置であるので、マーキング装置も
存在する。この両者をシリンダで接続し、相対位置を調
整可能にすることにより、ディスケール時ノズル水や除
去されたスケールがマーキング装置に付着するのを防止
すると共に両装置の位置制御を共通にすることができ
る。
【0013】請求項5の発明では、前記ディスケール台
車に設けられスラブのディスケール位置を検出する位置
検出センサと、この位置を記憶する記憶手段と、この記
憶手段の検出位置に基づいて前記マーキングヘッドのマ
ーキング位置を決定する制御手段とをさらに備える。
【0014】ディスケール範囲を決定するため、スラブ
の上面、側面、端面(切断面)の位置を位置検出センサ
で検出し、このデータを記憶手段に格納する。マーキン
グ時このデータを使用することにより、マーキング位置
を決定することが容易となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態
を示し、(A)は平面図、(B)は側面図である。な
お、(A)に示すように、台車走行方向をX方向、これ
と直交する方向をZ方向とし、(B)に示すように台車
走行方向をX方向、これを直交する垂直方向をY方向と
する。図示しない連続鋳造設備から送り出されたスラブ
1は架台2の下をZ方向に圧延ラインの搬送設備によっ
て移動し、マーキング位置で停止する。架台2はX方向
に配置されており、この上に設けられたレール2a上を
マーキング台車3とディスケール台車4が走行する。な
お図1で実線で示すマーキング台車3とディスケール台
車4の位置は待機状態の位置(OFF LINE)を示
し、1点鎖線で示すディスケール台車の位置はマーキン
グ位置検出状態とディスケール作業の状態を示す。
【0016】マーキング台車3上には、Z方向に横行す
る第2台車5が設けられている。またマーキング台車3
をX方向に走行させる台車走行モータ6および第2台車
5をZ方向に横行させる第2台車横行モータ7が設けら
れている。第2台車5の中心には架台2下部まで伸びた
マーキング用支柱8が設けられ、このマーキング用支柱
8の下端にはXYステージ9が取付けられ、マーキング
ノズル10をXY平面内で移動し、マーキングを行う。
【0017】ディスケール台車4上には、マーキング台
車3と接続し、X方向の相対距離を設定する台車連結エ
アシリンダ1が設けられている。また、Z方向に横行す
る第3台車12が設けられ、第3台車横行モータ13に
よって横行する。第3台車12の中心には架台2の下部
まで伸びたディスケール用支柱15が設けられ、第2台
車12上に設けられた昇降モータ14およびギャ装置1
4aによりY方向に昇降する。ディスケール用支柱15
の架台2下部にはスラブ1の上面および側面に接触して
上面と側面位置を検出する上/側面検出器16と、端面
に接触して端面位置を検出する端面検出器17が設けら
れている。またディスケール用支柱15の下端には、低
圧水を多量に吐出してディスケール範囲を急速に冷却す
る水冷ノズル18と、高圧水を少量を吐出して析出、浮
上したスケールを剥離する高圧ノズル19が設けられて
いる。
【0018】制御部20は記憶手段を有し、上位計算機
21からのマーキング指示とマーキングデータを入力
し、スラブ1のマーキング位置を検出して記憶手段に記
憶し、この検出データに基づきディスケールとマーキン
グを制御する。すなわち台車走行モータ6によりマーキ
ング台車3とディスケール台車4の走行制御、第2台車
横行モータ7により第2台車5の横行(Z方向)制御、
第3台車横行モータ13により第3台車12の横行(Z
方向)制御、台車連結エアシリンダ11によりマーキン
グ台車3とディスケール台車4の相対位置の制御、上記
の制御とともに昇降モータ14を制御して上/側面検出
器16、端面検出器17よるスラブ1のマーキング位置
の検出およびその検出データに基づく水冷ノズル18と
高圧ノズル19によるディスケール作業の制御、マーキ
ング位置検出データおよび上位計算器21からのマーキ
ングデータによりXYステージ9を制御してマーキング
ノズル10によるマーキング制御を行う。
【0019】図2は高圧ノズル19によるスラブ端面1
aへの噴射状態を示す。図3は図2のX−X矢視図であ
る。スラブ1としてはスラブ端面1aにスケールが強固
に固着しているステンレス材のスラブ1を対象とする。
高圧水ノズル19は高圧水を集中させて噴射するため、
噴射パターン角がほぼ0度のノズルを用いる。図示しな
い高圧水供給装置よりホース21を介して供給される高
圧水(例えば、圧力200〜300kg/cm2 )は高
圧ノズル19より棒状の水流20として噴射され、大き
な衝撃力を発生する。これにより、流量は少量でもスケ
ールは十分剥離するので高圧ポンプの容量を小さくする
ことができる。
【0020】図3は高圧ノズル19によるスラブ切断面
1aの走査軌跡を示す。高圧ノズル19はY方向に3段
設けられ、X方向に一定間隔で往復動する。これにより
ディスケール範囲を全面カバーする。
【0021】図4は高圧ノズル19として回転ノズルを
用いた場合を示す。高圧ノズル19はホース21と接続
する基部22と、この先に接続する回転筒23よりな
り、回転筒23は内部を通る水流により回転する。な
お、モータなどで回転するようにしてもよい。回転筒2
3の先端には吐出孔24がノズル中心線25に対して偏
心して配置されており、回転筒23の回転により、噴射
流は円の軌跡を描く。なお、吐出孔24の噴射パターン
角をほぼ0度とし棒状の水流20として噴射する。
【0022】図5は回転する高圧ノズル19によるスラ
ブ端面1aの走査軌跡を示す。高圧ノズル19をX方向
に往復して螺旋状の走査軌跡としディスケール範囲をカ
バーする。
【0023】図6は図1(B)に示した上/側面検出器
16、端面検出器17、水冷ノズル18および高圧ノズ
ル19の側面図を示し、図7は図6の平面図を示す。上
/側面検出器16および端面検出器17はそれぞれのプ
ローブがスラブ1に触れて静電容量が変化することによ
り接触面を検出するもので、一般にタッチセンサの名称
で市販されているものを使用している。
【0024】上側面検出器16、端面検出器17、水冷
ノズル18および高圧ノズル19はディスケール用支柱
15に固定され、ディスケール用支柱15は第3台車1
2の移動によりZ方向へ移動し、ディスケール台車4の
移動によりX方向へ移動してスラブ1の端面1aと側面
1bに接近する。さらに昇降モータ14によりY方向へ
移動する。つまりこれらの移動により3次元移動が可能
となる。一方スラブ1は図示しない搬送設備により基準
停止位置で停止するように制御されているが、一般的に
停止誤差は±100mmMAX程度は必要となる。これ
に対して図7に示すように、ディスケール用支柱15の
Z方向後退限位置(Z0)で、スラブ基準停止位置(ス
ラブ端面1a)に対して上/側面検出器16の距離aと
端面検出器17の距離bを共に150mmとしている。
【0025】ディスケール用支柱15はZ方向後退限
(Z0)、下降限(Y0)の状態で、X方向にディスケ
ール台車4により移動し、上/側面検出器16のプロー
ブがスラブ側面1bに触れると、静電容量が変化し、そ
の変化を検出してスラブ側面検出とし、X方向の移動を
停止して、ディスケール用支柱15を一定距離上昇さ
せ、引き続きX方向に一定距離移動させるシーケンスを
実行する。
【0026】この状態から下降させ、スラブ上/側面検
出器16のプローブがスラブ1に当たり静電容量変化が
生じた時点でスラブ上面検出とする。さらに微少距離上
昇させプローブをスラブ上面から離した状態で前後進動
作(Z方向の動作)によりZ方向にディスケール用支柱
15を移動させ、端面検出器17のプローブがスラブ端
面1aに触れて静電容量変化が生じたことによりスラブ
切断面1aの検出とする。以上の動作において、スラブ
側面、上面および端面を検出したときの各位置につい
て、台車走行モータ6、第3台車横行モータ12、昇降
モータ14にそれぞれ接続され、その回転数に応じてパ
ルスを発生するパルス発生器のパルス数を記憶すること
によりスラブ側面、上面、端面の位置を記憶する。
【0027】図8はスラブ1に対する水冷ノズル18と
高圧ノズル19の関係を示す。図9は図8のY−Y矢視
図、図10は図8のZ−Z矢視図である。水冷ノズル1
8は複数の冷水ノズル18aを有し、プラント水源26
から2方切替弁27を介して供給されるプラント水を吐
出する。吐出圧は、例えば3〜5kg/cm2 程度の低
圧で大量に吐出し、700〜800℃のスラブ端面1a
を急冷して300〜400℃にし、スケールを剥離しや
すい状態にする。高圧ノズル19は、プラント水をバル
ブ28を介してタンク29に一旦貯え、高圧ポンプ30
で高圧に加圧し、3方切換弁32を介して供給される。
供給圧は200〜300kg/cm2 程度とし、圧力設
定バルブ31で設定される。流量は少量とし、機械的衝
撃を与えて、水冷ノズル18の噴射により剥離し易くな
ったスケールを確実に除去する。高圧ノズル19は図1
0に示すように上下方向(Y方向)3段に設け、図3に
示した走査軌跡を描くようにディスケール台車4をX方
向に移動し、昇降モータ14によりディスケール用支柱
15をY方向に移動する。または図4に示す回転ノズル
を用いて同様に移動して図5に示す走査軌跡を描く。2
方切換弁27、高圧ポンプ30、3方切換弁32の制御
は制御部20により行われる。
【0028】以下に図1に示すディスケール/マーキン
グ装置の動作を説明する。 (1)初期状態では、マーキング台車3とディスケール
台車4を連結するエアシリンダ11は縮小状態で両台車
3,4は接近し、(B)に示すように0FF LINE
に待機している。この待機状態ではディスケール用支柱
15はY方向下限(Y0)、第3台車12はZ方向後退
限(Z0)とする。 (2)スラブ1が搬送されてきて、基準停止位置近辺で
停止する。スラブ1が定位置に停止すると、上位計算機
からマーキングデータとスタート信号が出力される。
【0029】(3)マーキング装置はマーキングデータ
とスタート信号を受信すると台車連結エアシリンダ11
を伸ばし、台車3,4の間隔を広げる。台車連結エアシ
リンダ11が完全に伸びたことを、このエアシリンダ1
1に設けられたシリンダ前進限センサがONすることに
より確認すると、マーキング台車3は台車走行モータ6
によりX方向へ移動してON LINE動作を開始す
る。 (4)上/側面検出器16のプローブがスラブ側面1b
に触れて側面を検出すると、この時のディスケール台車
4の位置を基準位置とするため、台車走行モータ6に設
けられたパルス発生器のパルス値のカウンタをクリヤし
て0としディスケール台車4を停止する。
【0030】(5)ディスケール用支柱15を一定距離
上昇(Y方向)させ、上/側面検出器16のプローブが
スラブ上面より上になる位置まで上昇させる。 (6)再度マーキング台車3を移動させて、上/側面検
出器16のプローブがスラブ上になる位置まで移動す
る。
【0031】(7)ディスケール用支柱15を下降さ
せ、上/側面検出器16のプローブがスラブ上面に触れ
てスラブ上面を検出し、一端下降後再度上昇させ、プロ
ーブをスラブ上面から離す。 (8)ディスケール用支柱15をZ方向へ前進させる。
端面検出器17のプローブがスラブ端面1aに触れて端
面1aを検出し前進動作を停止後、一定距離後退し、プ
ローブをスラブ端面1aから離して停止する。この状態
で水冷ノズル18および高圧ノズル19と、スラブ端面
1aとの間隔および上下位置関係の設定が完了する。
【0032】(9)次にX方向の位置決めを行う。水冷
ノズル18をディスケール範囲(マーキング位置)に設
定するためX方向に必要量マーキング台車3を移動す
る。 (10)水冷ノズル18よりプラント水を噴出して90
秒間冷却を行う。実績データの一例を示すと、この噴出
により冷却前700℃あったスラブ端面1aの温度が、
冷却後320℃となった。
【0033】(11)次に図8に示す高圧ポンプ30を
起動し、3方切替弁32により高圧水を高圧ノズル19
に供給すると共にマーキング台車3と、これと台車連結
エアシリンダ11で接続されたディスケール台車4を±
X方向に移動し、図3に示す軌跡によりディスケールを
行う。±X方向の移動速度は100mm/sec程度で
あれば確実にディスケールできる。なお図4に示す回転
ノズルを使用して、図5に示す軌跡としてもよい。この
場合の±X方向の移動速度は100mm/secより遅
くてもよい。
【0034】(12)ディスケール動作完了後、台車連
結エアシリンダ11を縮め両台車3,4を密着状態に
し、ディスケール動作時記憶したスラブ1の位置に基づ
いてXYステージ9の位置決めを行い、マーキングノズ
ル10によりマーキングを行う。 (13)マーキング完了後、マーキング台車3,ディス
ケール台車4はOFFLINEし、待機位置に戻る。
【0035】以上はスラブ1としてステレン材の場合を
説明したが、炭素鋼や他の合金鋼の場合にも適用でき
る。
【0036】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
は、ディスケール範囲に低圧水を吐出して所定温度まで
急冷してスケールを剥離し易くした後、高圧水を少量噴
射して機械的に衝撃を与えスケールを除去するので、コ
スト的、時間的に効率よくディスケールを行うことがで
きる。また、ディスケール台車とマーキング台車をシリ
ンダで伸縮可能に接合し、ディスケール時の位置決めデ
ータをマーキング時にも使用できるようにしたので、マ
ーキング時の位置制御が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ディスケール/マーキング装置の構成を示し、
(A)は平面図、(B)は側面図を示す。
【図2】高圧ノズルによるスラブ端面1aの噴射状態を
示す。
【図3】図2のX−X矢視図である。
【図4】高圧ノズルとして回転ノズルを用いた場合を示
す図である。
【図5】回転ノズルによるスラブ端面1aの走査軌跡を
示す図である。
【図6】上/側面検出器、端面検出器、水冷ノズルおよ
び高圧ノズルの側面図を示す。
【図7】上/側面検出器、端面検出器、水冷ノズルおよ
び高圧ノズルの平面図を示す。
【図8】スラブに対する水冷ノズルと高圧ノズルの関係
を示す図である。
【図9】図8のY−Y矢視図である。
【図10】図8のZ−Z矢視図である。
【符号の説明】
1 スラブ 1a スラブ端面 1b スラブ側面 2 架台 3 マーキング台車 4 ディスケール台車 5 第2台車 6 台車走行モータ 7 第2台車横行モータ 8 マーキング用支柱 9 XYステージ 10 マーキングノズル 11 台車連結エアシリンダ 12 第3台車 13 第3台車横行モータ 14 昇降モータ 15 ディスケール用支柱 16 上/側面検出器 17 端面検出器 18 水冷ノズル 19 高圧ノズル 20 制御部 21 上位計算機

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱間スラブのディスケール範囲に低圧水
    を噴射して冷却する冷却手段と、冷却された前記ディス
    ケール範囲に高圧水を噴射してスケールを除去するスケ
    ール除去手段とを備えたスラブ切断面ディスケール装
    置。
  2. 【請求項2】 前記スケール除去手段は噴射パターン角
    がほぼ0度の吐出ノズルを有し、前記ディスケール範囲
    を一定間隔で水平走査しながら高圧水を噴射することを
    特徴とする請求項1記載のスラブ切断面ディスケール装
    置。
  3. 【請求項3】 前記スケール除去手段は、噴射パターン
    角がほぼ0度の吐出ノズルを有し、ノズル中心軸まわり
    に回転し、ノズル吐出口はこのノズル中心軸より偏心し
    た位置に設けられていることを特徴とする請求項1記載
    のスラブ切断面ディスケール装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のスラブ切断面ディスケー
    ル装置を搭載したディスケール台車と、前記ディスケー
    ル範囲にマーキングを行うマーキングヘッドを搭載した
    マーキング台車と、このマーキング台車と前記ディスケ
    ール台車とを両台車走行方向に伸縮可能に接続したシリ
    ンダと、を備えたことを特徴とするディスケール/マー
    キング装置。
  5. 【請求項5】 前記ディスケール台車に設けられスラブ
    のディスケール位置を検出する位置検出センサと、この
    位置を記憶する記憶手段と、この記憶手段の検出位置に
    基づいて前記マーキングヘッドのマーキング位置を決定
    する制御手段とをさらに備えたことを特徴とする請求項
    4記載のディスケール/マーキング装置。
JP9209326A 1997-08-04 1997-08-04 スラブ切断面ディスケール装置とこれを用いたディスケール/マーキング装置 Pending JPH1147820A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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