JPH1148129A - 研磨パッド及び板状材の研磨方法 - Google Patents
研磨パッド及び板状材の研磨方法Info
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- JPH1148129A JPH1148129A JP21317497A JP21317497A JPH1148129A JP H1148129 A JPH1148129 A JP H1148129A JP 21317497 A JP21317497 A JP 21317497A JP 21317497 A JP21317497 A JP 21317497A JP H1148129 A JPH1148129 A JP H1148129A
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Abstract
化及び研磨キズの抑制並びにドレッシング作業の省略を
実現し生産性の向上を図る。 【解決手段】 板状材4の表面を研磨するための無気孔
樹脂材から成る研磨パッド1であって、その表面に幅1
〜10mmの複数の溝2が、各溝間に幅0.5〜5mm
のランド3を介して形成されている。
Description
用ガラス基板、フォトマスク用ガラス基板、磁気ディス
ク用ガラス基板等板状材の表面を研磨するための研磨パ
ッド及びそれを用いた板状材の研磨方法に関するもので
ある。
ム等の遊離砥粒を含む研磨液を用いて研磨するための研
磨パッドには発泡ポリウレタン或いはポリエステル繊維
不織布等の多孔質体が用いられていた。多孔質体を用い
ることにより、パッド表面に存在する多数の微細な気孔
部分で砥粒液を保持して研磨力を向上させ、研磨中に発
生する摩擦熱を吸収してパッド材の過度の発熱を抑制す
ることができる。しかしながら、このようなパッドを用
いて研磨を行っていくと、気孔部分に砥粒或いはガラス
生成物等が次第に詰まっていき、気孔としての機能がな
くなる。この現象をパッドの目詰まりと呼び、この目詰
まりによって研磨力が低下し、研磨キズが発生するとい
う問題があった。
を用いた研磨加工では、目詰まりによる研磨力の低下が
顕著に現れてきた際或いは低下が予想される時間毎に気
孔部に詰まった堆積物を排出させる目的でドレッシング
と呼ばれる目立て作業を行う必要があった。
り、研磨力が低下し安定した研磨表面が得られなくなる
こと、研磨表面にキズが発生すること及びドレッシング
作業により稼働率が低下することという3つの大きな問
題を招来していた。
は、その表面に気孔が存在しないため前述の多孔質樹脂
パッドのような目詰まりは起こらない。しかしながら研
磨パッド表面に気孔が存在しないため、そのままの表面
状態では研磨砥粒の供給或いは研磨屑の排出ができず、
また摩擦による研磨パッド表面の過度の温度上昇を防ぐ
こともできない。そこで、無気孔樹脂研磨パッドの場合
は表面に微細な溝を多数形成させることで前述の問題を
解決し、多孔質研磨パッドと同等の研磨力が得られるこ
とが提案されている。
樹脂研磨パッドの表面に形成した溝幅が狭い場合、研磨
中或いは研磨終了後の乾燥状態に砥粒或いはガラス生成
物等が溝部分に次第に詰まっていき、溝としての機能が
なくなってしまうという問題があった。つまり、この現
象が従来の無気孔樹脂研磨パッドの場合の目詰まりと同
様の問題を生じていた。
磨パッドの目詰まりが極めて生じにくい研磨パッドを実
現し、目詰まりを解消することにより、研磨力の安定化
及び研磨キズの抑制並びにドレッシング作業の省略を実
現し大幅な生産性の向上を図るものである。
め、本発明では、板状材の表面を研磨するための無気孔
樹脂材から成る研磨パッドであって、その表面に幅1〜
10mmの複数の溝が、各溝間に幅0.5〜5mmのラ
ンドを介して形成されたことを特徴とする研磨パッドを
提供する。
成された無気孔樹脂シートからなる研磨パッドを用い
て、この研磨パッドの溝部分から供給された砥粒をラン
ド表面の微細な凹凸により保持或いは転動させて被加工
物に作用させて研磨を行っている。このような研磨パッ
ドにより目詰りのない研磨が可能になる。すなわち、溝
中の研磨液を流れやすくし、溝壁部分に付着・堆積する
砥粒や研磨屑の量を減らすことができ、またたとえ付着
しても溝全体が埋まるのを防ぐことが可能となる。ま
た、溝幅が広くランド幅が比較的狭いような溝幅とラン
ド幅の関係により、研磨中の研磨パッド表面の冷却効果
を向上させることができ、パッド樹脂の軟化・流動が抑
制され、研磨面品質を向上させることが可能となる。
し、ランドの幅を0.5〜3mmとすれば、充分な研磨
能力を保ちつつ、目詰りのない研磨パッドが実現され
る。
前記溝の内面を凹曲面、例えば半円断面状あるいは半楕
円断面状に構成したことを特徴としている。
液の流れがさらに均一にかつ円滑になり、研磨液が溝の
内壁に付着するすることをさらに有効に防止し、目詰り
防止効果を高めることができる。
記溝の内面に撥水剤をコーティングしたことを特徴とし
ている。
付着することをさらに確実に防止することができる。
研磨用パッドについてさらに詳しく説明する。図1にお
いて、1は研磨パッド、2は溝、3はランド、4はガラ
ス、5は定盤、6は両面粘着層、7はガラスを保持する
ための枠である。
気孔の樹脂材であり、耐熱性の高いもの及び耐アルカリ
性の高いものが好ましい。例えば、ポリエチレン樹脂、
ポリプロピレン樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリアミド
樹脂、ポリブチレンテレフタレート樹脂、フッ素樹脂、
無気孔のポリウレタン樹脂等の各種プラスチックが使用
できる。研磨パッド1の厚さは、溝加工を施す際に必要
な剛性と、研磨定盤への貼付け及び剥離の際に必要な柔
軟性の点から、0.5〜10mm程度がよい。次に、研
磨パッド表面に幅1〜10mm、好ましくは1.5〜3
mmとした本発明者等が今まで提案していたものより広
い溝2を形成することにより、溝部分の研磨液の流れを
よくし、砥粒或いはガラス生成物等の堆積による目詰ま
りを抑制することができる。この溝2の断面は、半円ま
たは半楕円形状等の曲面形状としてもよい、また、溝2
の内面に撥水剤をコーティングしてもよい。これによ
り、研磨液の付着堆積がさらに効果的に防止される。
ンド3の幅を0.5〜5mmとして前述の溝部分と交互
に多数形成することにより、研磨能力を高めつつ研磨パ
ッド表面の冷却効果も高めることができ、研磨面の品質
も劣化することはない。なお、溝2の深さは研磨液の流
れを向上させる目的から0.1mm以上とした方がよ
い。このような溝2およびランド3が形成された研磨パ
ッド1は、両面粘着テープ6により、それぞれ上下の定
盤5に貼り付けられる。
の定盤5の研磨パッド1間にセットされたガラス4の上
下両面に研磨液8を供給し、上下定盤5を回転しつつガ
ラス4に所定の圧力で圧接させてガラス表面を研磨す
る。
な実施例を説明する。厚さ3mmのポリアミド樹脂シー
トを両面研磨機の上下両定盤に両面粘着テープにより固
定し、カッターを用いて、表面に放射状に幅1.5mm
の溝をランド幅が1〜10mmとなるように形成した。
また、寸法300×300mm、厚さ1.1mmのソー
ダライムシリカガラス板を取り付け、平均粒径2μmの
酸化セリウム研磨液を供給しながら面圧50g/cm2
で4時間の研磨を行った。その結果1分間あたりの研磨
量は研磨開始直後も4時間たった後も変化なく同等であ
った。
レタンシートを両面研磨機の上下両定盤に貼付け、寸法
300×300mm、厚さ1.1mmのソーダライムシ
リカガラス板を平均粒径2μmの酸化セリウム研磨液を
供給しながら面圧50g/cm2で4時間の研磨を行な
った。その結果、1分あたりの研磨量は研磨開始直後よ
り徐々に低下していき、4時間研磨後には開始直後に比
べ約30〜40%低下していた。
トによる研磨除去力は多孔質ポリウレタンシートによる
研磨除去力に比べ同等或いはそれ以上得られることが確
認された。
脂からなる研磨パッドを用いることにより、パッドの目
詰まりを解消するこができ、高い研磨力を安定して維持
し、研磨キズの発生を抑制し、さらにドレッシング作業
の省略を実現して大幅な生産性の向上を図ることができ
る。
5:定盤、6:両面粘着テープ、7:枠、8:研磨液。
Claims (4)
- 【請求項1】板状材の表面を研磨するための無気孔樹脂
材から成る研磨パッドであって、その表面に幅1〜10
mmの複数の溝が、各溝間に幅0.5〜5mmのランド
を介して形成されたことを特徴とする研磨パッド。 - 【請求項2】前記溝の内面を凹曲面で構成したことを特
徴とする請求項1に記載の研磨パッド。 - 【請求項3】前記溝の内面に撥水剤をコーティングした
ことを特徴とする請求項1または2に記載の研磨パッ
ド。 - 【請求項4】板状材の表面に、前記研磨パッドを押圧し
て、間に遊離砥粒を含む研磨液を供給しながら、該研磨
パッドと板状材とを相互に摺動して研磨することを特徴
とする請求項1、2または3に記載の研磨パッドを用い
た板状材の研磨方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21317497A JPH1148129A (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 研磨パッド及び板状材の研磨方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21317497A JPH1148129A (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 研磨パッド及び板状材の研磨方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1148129A true JPH1148129A (ja) | 1999-02-23 |
| JPH1148129A5 JPH1148129A5 (ja) | 2005-05-26 |
Family
ID=16634779
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21317497A Withdrawn JPH1148129A (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 研磨パッド及び板状材の研磨方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1148129A (ja) |
Cited By (6)
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-
1997
- 1997-08-07 JP JP21317497A patent/JPH1148129A/ja not_active Withdrawn
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