JPH11483A - 刺繍データ処理装置及び刺繍データ処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

刺繍データ処理装置及び刺繍データ処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JPH11483A
JPH11483A JP15222497A JP15222497A JPH11483A JP H11483 A JPH11483 A JP H11483A JP 15222497 A JP15222497 A JP 15222497A JP 15222497 A JP15222497 A JP 15222497A JP H11483 A JPH11483 A JP H11483A
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jumping
program
embroidery data
data processing
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JP15222497A
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English (en)
Inventor
Mikitoshi Suzuki
幹俊 鈴木
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 渡り糸の縫い込みがない縫製順序と、その縫
製順序において相前後する図形の間の渡り糸が最短にな
る渡り糸経路とを自動的に決定することができる刺繍デ
ータ処理装置と、その刺繍データ処理装置の動作を規定
するプログラムを格納した記録媒体とを提供することで
ある。 【解決手段】 複数の設定点からなる複数個の図形デー
タを記憶装置から読み出し(S1)、最初に縫製する図
形を選択した後(S2)、縫製順序において先行する図
形から他の図形への複数の渡り糸経路を演算する(S
3)。演算した複数の渡り糸経路の内、渡り糸の縫い込
みがなく、その中で最短の渡り糸経路を最適な渡り糸経
路として選択する(S4及びS5)。以下同様にして全
ての図形を渡り糸により接続し(S6)、刺繍データを
作成する(S9)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、刺繍ミシンによっ
て刺繍を行う場合の刺繍データを処理する刺繍データ処
理装置、及び刺繍データ処理プログラムを記録したコン
ピュータ読み取り可能な記録媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数個の図形を連続的に順次縫製
する場合、図6に示す如く、先行して縫製された図形A
の縫い終わり点Peaと、次に縫製される図形Bの縫い
始め点Psbとの間には渡り糸Lが生ずる。渡り糸Lは
刺繍製品の美感を損なわない様に縫製完了後に作業者に
より除去される。処で、縫い終わり点Pea,縫い始め
点Psb及び図形Aと図形Bの相対位置関係によっては
図示点線の如く渡り糸Lが図形Bの縫い目により縫い込
まれる場合がある。そして、縫い込まれた渡り糸Lの除
去には入鋏点C1,C2,C3,C4の4箇所にて渡り
糸を切断する作業が必要で非常に面倒であった。そこ
で、特開平2−118154号公報に記載の如く、各図
形間に形成される渡り糸の中継点として、図形の周囲に
予め決定されている複数の中継候補点から、縫製順序に
おいて先行する図形と後続の図形との間の渡り糸につい
て縫い込みが生じないように、中継点の一つを選択する
ものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平2−118154号公報に記載の手法においては、
各図形の周囲に予め複数の中継候補点を決定しておかな
ければならず、また、複数の図形の縫製順序も予め設定
しておかなければならないため、複雑な配置に図形を形
成する場合には、それら中継候補点や縫製順序を設定す
るのに多大な労力を要する上、作業者の設定した縫製順
序によっては、図7に示す如く、縫製順序において先行
する図形Xと次の図形Yとの間に、それら図形X、Yの
後に縫製される図形Zがある場合には、渡り糸Lzの縫
い込みが発生してしまい、渡り糸Lzの除去作業時間を
節減できない。また、選択された中継点を経由する渡り
糸は、必ずしも最短でなく、糸の消費量が多くなるとい
う問題があった。
【0004】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、渡り糸の縫い込みがない縫製順
序と、その縫製順序において、相前後する図形の間の渡
り糸が最短になるような渡り糸経路とを自動的に求める
ことができる刺繍データ処理装置と、その刺繍データ処
理装置の動作を規定するプログラムを格納した記録媒体
とを提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の刺繍データ処理装置は、
複数の図形を規定する複数の設定点の位置を表す設定点
データを記憶する記憶手段と、縫製順序において先行す
る図形を規定する前記複数の設定点のいずれかと他の図
形を規定する前記複数の設定点のいずれかとを結ぶ複数
の渡り糸経路を演算する経路演算手段と、前記経路演算
手段により演算された前記複数の渡り糸経路のうち最適
な渡り糸経路を選択する最適経路選択手段とを備えてい
る。
【0006】従って、請求項1に記載の刺繍データ処理
装置によれば、経路演算手段が縫製順序において先行す
る図形を規定する複数の設定点のいずれかと他の図形を
規定する複数の設定点のいずれかとを結ぶ複数の渡り糸
経路を演算して、最適経路演算手段が最適な渡り糸経路
を選択するので、極めて簡便、確実に渡り糸の節約が可
能である。また、渡り糸の縫い込みを生ずることがない
ので、渡り糸除去作業が簡単になる。しかも、作業者は
複数の図形の縫製順序を考えることなく、ただ複数の図
形を規定する設定点の座標データを与えるだけで、縫製
する図形の順序が自動的に決定されるので、データ作成
作業も非常に簡単になる。
【0007】また、請求項2に記載の刺繍データ処理装
置における前記最適経路選択手段は、前記経路演算手段
により演算された前記複数の渡り糸経路を長さの短い経
路から順に取得する経路取得手段と、前記経路取得手段
により取得された渡り糸経路に基づく渡り糸が、前記複
数の図形を埋める刺繍の縫い目により縫い込まれるか否
かを判定する縫い込み判定手段とからなる。
【0008】従って、請求項2に記載の刺繍データ処理
装置によれば、経路取得手段が短い渡り糸経路から順に
取得して、縫い込み判定手段が縫い込みが発生するか否
か判定するので、渡り糸が長くなるような経路について
縫い込みが発生するか否かを判定する必要がなくなる。
従って、最適の渡り糸経路の選択に要する演算処理時間
が短くすむ。
【0009】また、請求項3に記載の刺繍データ処理装
置は、前記複数の図形と前記最適経路選択手段により選
択された渡り糸経路を出力する出力手段を備えている。
【0010】従って、請求項3に記載の刺繍データ処理
装置によれば、出力手段が複数の図形と最適な渡り糸経
路とを出力装置に出力するので、作業者が縫製後の渡り
糸の様子を視覚的に判断することが可能となり、実際に
加工布に縫製された様子を予想することができる。
【0011】また、請求項4に記載の刺繍データ処理プ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体は、縫製順序において先行する図形を規定する複数の
設定点のいずれかと他の図形を規定する複数の設定点の
いずれかとを結ぶ複数の渡り糸経路を演算する経路演算
プログラムと、前記経路演算プログラムにより演算され
た前記複数の渡り糸経路のうち最適な渡り糸経路を選択
する最適経路選択プログラムとを格納している。
【0012】従って、請求項4に記載の刺繍データ処理
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体によれば、経路演算プログラムと最適経路選択プロ
グラムとを、フロッピーディスクやCD−ROM等の様
々な媒体の中から刺繍データ処理装置に適した記録媒体
に格納することができる。そして、この記録媒体を用い
てプログラムを実行することにより、縫製順序において
先行する図形を規定する複数の設定点のいずれかと他の
図形を規定する複数の設定点のいずれかとを結ぶ複数の
渡り糸経路を演算して、最適な渡り糸経路を選択できる
ので、極めて簡便、確実に渡り糸の節約が可能である。
また、渡り糸の縫い込みを生ずることがないので、渡り
糸除去作業が簡単になる。しかも、作業者は複数の図形
の縫製順序を考えることなく、ただ複数の図形を規定す
る設定点の座標データを与えるだけで、縫製する図形の
順序が自動的に決定されるので、データ作成作業も非常
に簡単になる。
【0013】また、請求項5に記載の刺繍データ処理プ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体は、前記最適経路選択プログラムが、前記経路演算プ
ログラムにより演算された複数の渡り糸経路を長さの短
い経路から順に取得する経路取得プログラムと、前記経
路取得プログラムにより取得された渡り糸経路に基づく
渡り糸が、前記複数の図形を形成する刺繍の縫い目によ
り縫い込まれるか否かを判定する縫い込み判定プログラ
ムとからなる。
【0014】従って、請求項5に記載の刺繍データ処理
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体によれば、経路取得プログラムと縫い込み判定プロ
グラムとからなる最適経路選択プログラムを、フロッピ
ーディスクやCD−ROM等の様々な媒体の中から刺繍
データ処理装置に適した記録媒体に格納することができ
る。そして、この記録媒体を用いてプログラムを実行す
ることにより、短い渡り糸経路から順に取得して、縫い
込みが発生するか否を判定するので、渡り糸が長くなる
ような経路については、縫い込みが発生するか否かを判
定する必要がなくなる。このために、最適の渡り糸経路
の選択に要する演算処理時間が短くて済む。
【0015】また、請求項6に記載の刺繍データ処理プ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体は、前記複数の図形と前記最適経路選択プログラムに
より選択された渡り糸経路とを出力する出力プログラム
を格納している。
【0016】従って、請求項6に記載の刺繍データ処理
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体によれば、出力プログラムを、フロッピーディスク
やCD−ROM等の様々な媒体の中から刺繍データ処理
装置に適した記録媒体に格納することができる。そし
て、この記録媒体を用いてプログラムを実行することに
より、複数の図形と最適な渡り糸経路とを出力するの
で、作業者が縫製後の渡り糸の様子を視覚的に判断する
ことが可能となり、実際に加工布に縫製された様子を予
想することができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の刺繍データ処理
装置を具体化した実施の形態について図面を参照して説
明する。
【0018】本実施の形態である刺繍データ処理装置の
ブロック図は図1に示す如く、複数の図形を規定する複
数の設定点の座標データを記憶する記憶手段としてのハ
ードディスク1と、本処理装置の動作を制御する制御装
置2と、複数の図形及び渡り糸経路を出力する出力手段
としてのディスプレイ3と、刺繍データを出力するフロ
ッピーディスク装置4とから成る。制御装置2は、後述
する各種演算処理を行うCPU21、刺繍データに関す
る処理の手順を規定したプログラムを記憶するROM2
2、図形データや作業用データを一時的に記憶するため
のRAM23を中心に構成される論理演算回路であり、
入力I/F24を介してハードディスク1から図形を規
定する設定点の座標データを読み込み、後述する刺繍デ
ータに関する処理を行い、その処理結果を出力I/F2
5を介してディスプレイ3に出力し、作成した刺繍デー
タをI/F25を介してフロッピーディスク装置4に出
力する。
【0019】以下に、図2に示すような複数の図形を刺
繍によって形成する場合を例として、本刺繍データ処理
装置の動作を図5を用いて説明する。
【0020】先ず、ハードディスク1には図2の如く図
形D,E,F,Gをそれぞれ規定する設定点d1〜d
3,e1〜e5,f1〜f3,g1〜g4の座標データ
が格納されているものとする。そして、ROM22に記
憶されている刺繍データ処理のプログラムが起動される
と、先ず、ステップ1(ステップを以下単にSと略称す
る。以下同様)にてハードディスク1から前記設定点の
座標データを読み込み、RAM23に記憶する。
【0021】S2では、図形D,E,F,Gの内、最初
に縫製する図形を選択する。ここでは、例えば、図形
D,E,F,Gの各設定点の中から最も左にある設定点
を含む図形を最初に縫製する図形として自動的に選択す
るものとすると、図形Fを最初に縫製する図形として選
択することになる。
【0022】次に、S3では、S2において選択した図
形Fの設定点f1〜f3から、他の全ての図形D,E,
Gの各設定点d1〜d3,e1〜e5,g1〜g4への
渡り糸経路を演算する。例えば、設定点f1からd1へ
の渡り糸経路は、f1とd1とを結ぶ線分を求めること
により演算される。同様にして、図形Fの各設定点から
図形D,E,Gの各設定点への全ての渡り糸経路を求め
る。
【0023】続いて、S4では、S3において演算した
複数の渡り糸経路を長さの短い順に取得する。ここで
は、図3に示す如く、まず、S3において演算した複数
の渡り糸経路のうち、最も短い経路である図形Fの設定
点f2から図形Gの設定点g4への渡り糸経路L1を取
得する。
【0024】そして、次のS5では、S4において取得
した渡り糸経路L1について、渡り糸の縫い込みが発生
するか否かを判定する。ここでは、渡り糸経路が各図形
を形成する複数の線分のいずれかと交点を持ち、且つ、
その交点を形成する線分を有する図形が未だ最適の渡り
糸経路により他の図形と接続されていない場合には、渡
り糸の縫い込みが発生すると判定する。即ち、渡り糸経
路L1は、最適の渡り糸経路によってまだ他の図形と結
ばれていない図形Dを形成する3つの線分の内、設定点
d3と設定点d1を結ぶ線分(以下単に線分d3−d1
と称す。以下同様)および線分d2−d3と交わる。よ
って、この場合、渡り糸経路L1において縫い込みが発
生すると判定するのである。
【0025】S5において、縫い込みが発生すると判定
した場合には、S4に戻り、前回のS4において取得し
た渡り糸経路L1の次に短い渡り糸経路L2を取得す
る。そして、S5に進み、S4において取得した渡り糸
経路L2について、縫い込みが発生するか否かを判定す
る。渡り糸経路L2は、各図形を形成する複数の線分の
いずれとも交わらないので、渡り糸経路L2については
渡り糸の縫い込みが発生しないと判定する。従って、図
形Fと図形Dとを結ぶ最適な渡り糸経路として渡り糸経
路L2を選択する。
【0026】S5において、縫い込みが発生しないと判
定した場合には、S6に進み、複数の図形D,E,F,
Gの全てについて最適な渡り糸経路によって他の図形と
結んだか否かを調べる。ここで、前記渡り糸経路L2が
決定しただけではまだ図形E,Gが最適な渡り糸経路に
よって他の図形と結ばれていないので、S7へ進み、S
4及びS5の処理により選択した最適な渡り糸経路L2
によって結ばれることにより、最初に縫製する図形とし
てS2において選択した図形Fの次に縫製される事が確
定した図形Dを選択し、S3の処理へ戻る。
【0027】S3では、S7において選択した図形Dの
設定点d1〜d3から、まだ他の図形との間の最適な渡
り糸経路の確定していない図形E,Gの各設定点e1〜
e5,g1〜g4への渡り糸経路を演算する。
【0028】そして、S4では、S3において演算した
複数の渡り糸経路を長さの短い順に取得する。ここで
は、図4に示す如く図形Dの設定点d2から図形Eの設
定点e1への渡り糸経路L3を取得する。
【0029】次に、S5では、S4において取得した渡
り糸経路L3について、縫い込みが発生するか否かを判
定する。渡り糸経路L3は、各図形を形成する複数の線
分のいずれとも交わらないので、渡り糸経路L3につい
ては縫い込みが発生しないと判定する。従って、図形D
と図形Eとを結ぶ最適な渡り糸経路として渡り糸経路L
3を選択する。
【0030】以下同様にして、図4に示す如く図形Eと
図形Gとを結ぶ最適な渡り糸経路として渡り糸経路L4
を選択したところでS6に進み、複数の図形D,E,
F,Gの全てについて最適な渡り糸経路によって他の図
形と結んだと判断し、S8へ進み、複数の図形D,E,
F,Gの形状と選択した複数の最適な渡り糸経路L2,
L3,L4とをディスプレイ3に出力する。
【0031】続いて、S9では、複数の図形D,E,
F,Gと選択した複数の渡り糸経路L2,L3,L4と
から刺繍データを作成する。刺繍データの作成について
は、従来より広く一般に用いられている刺繍データ処理
装置において用いられる各種の処理方法を用いて行うこ
とができるため、その説明を省略する。
【0032】最後に、S10に進み、S9において作成
した刺繍データをフロッピーディスク装置4によりフロ
ッピーディスクに格納し、本プログラムを終了する。
尚、このS10において刺繍データを格納したフロッピ
ーディスクをミシンに接続されたフロッピーディスク装
置に装着する事により縫製が可能となるのである。
【0033】上述したように、本実施の形態における刺
繍データ処理装置によれば、渡り糸経路の縫い込みを防
止すると共に糸の消費量の節約をも実現する渡り糸経路
L2,L3,L4と、図形F,D,E,Gの順に縫製す
る縫製順序とが自動的に求められる。また、このように
求めた渡り糸経路と刺繍する図形とを共にディスプレイ
3に出力することによって、作業者が縫製後の渡り糸の
様子を視覚的に判断することができる。
【0034】尚、上述の処理工程において、前記ハード
ディスク1が本発明の記憶手段を構成し、S3の処理が
経路演算手段として、S4の処理が経路取得手段とし
て、S5の処理が縫い込み判定手段としてそれぞれ機能
し、また、S4及びS5の処理が最適経路演算手段とし
て機能し、ディスプレイ3が出力手段を構成するもので
ある。そして、S3の処理を行うためのプログラムが経
路演算プログラムに相当するものであり、S4の処理を
行うためのプログラムが経路取得プログラム、S5の処
理を行うためのプログラムが縫い込み判定プログラムの
それぞれに相当するものであり、S4及びS5の処理を
行うためのプログラムが最適経路演算プログラムに相当
するものであり、S8の処理を行うためのプログラムが
出力プログラムに相当するものである。
【0035】尚、本実施の形態の刺繍データ処理装置
は、経路演算プログラムと最適経路演算プログラムとし
ての経路取得プログラムと縫い込み判定プログラムとが
ROM22に予め格納されたものであるが、本発明は必
ずしもこれに限定されるものではない。例えば、これら
のプログラムをフロッピーディスクやCD−ROM等の
記録媒体に格納したものを読み取り装置により読み取る
ことによって動作させることもできる。また、有線もし
くは無線回線を使用して外部情報処理装置からプログラ
ムを読み込んで動作させることもできる。この場合、前
記フロッピーディスクやCD−ROM、あるいは、外部
情報処理装置の当該プログラムを格納したメモリが本発
明の記録媒体を構成することとなる。
【0036】尚、前記実施の形態においては演算結果を
ディスプレイ3に出力するように構成したが、プリンタ
等の出力装置に出力するように構成しても良い。
【0037】また、前記実施の形態においては、複数の
図形を規定する複数の設定点の座標データをハードディ
スク1に記憶するように構成したが、フロッピーディス
ク等の記憶媒体に記憶するように構成しても良い。
【0038】また、前記実施の形態においては、複数の
図形を規定する複数の設定点の座標データが予めハード
ディスク1に格納されているように構成したが、キーボ
ード、マウス等の入力装置により図形を規定する複数の
設定点の座標データを入力して処理するようにしても良
い。この時、キーボード、マウス等から新たに図形が入
力されたならば、上述のような刺繍データ処理を再度行
うことによって、その都度最適な渡り糸経路が得られる
ように構成することも可能である。
【0039】また、前記実施の形態においては、複数の
図形の各設定点の中から最も左にある設定点を含む図形
を最初に縫製する図形として自動的に選択するように構
成したが、入力I/F24を介してキーボード等の入力
装置により作業者が最初に縫製する図形を選択するよう
に構成しても良い。
【0040】また、前記実施の形態においては、作成し
たデータをフロッピーディスクに保存するように構成し
たが、メモリカード等の記憶媒体に保存するように構成
しても良い。
【0041】また、前記実施の形態においては、刺繍デ
ータ処理装置をミシンとは別に動作する形態とし、作成
したデータをフロッピーディスクに保存するように構成
したが、ミシンと直接接続して構成することも可能であ
る。その場合は出力I/F25から通信ケーブル等を介
して刺繍データを出力するように構成すれば良い。
【0042】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように、
本発明の請求項1に記載の刺繍データ処理装置によれ
ば、経路演算手段が縫製順序において先行する図形を規
定する複数の設定点のいずれかと他の図形を規定する複
数の設定点のいずれかとを結ぶ複数の渡り糸経路を演算
して、最適経路演算手段が最適な渡り糸経路を選択する
ので、極めて簡便、確実に渡り糸の節約が可能である。
また、渡り糸の縫い込みを生ずることがないので、渡り
糸除去作業が簡単になる。しかも、作業者は複数の図形
の縫製順序を考えることなく、ただ複数の図形を規定す
る設定点の座標データを与えるだけで、縫製する図形の
順序が自動的に決定されるので、データ作成作業も非常
に簡単である。
【0043】また、請求項2に記載の刺繍データ処理装
置によれば、経路取得手段が短い渡り糸経路から順に取
得して、縫い込み判定手段が縫い込みが発生するか否か
判定するので、渡り糸が長くなるような経路について縫
い込みが発生するか否かを判定する必要がなくなる。従
って、最適の渡り糸経路の選択に要する演算処理時間が
短く済む。
【0044】また、請求項3に記載の刺繍データ処理装
置によれば、出力手段が複数の図形と最適な渡り糸経路
を出力装置に出力するので、作業者が縫製後の渡り糸の
様子を視覚的に判断することが可能となり、実際に加工
布に縫製された様子を予想することができる。
【0045】また、請求項4に記載の刺繍データ処理プ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体によれば、縫製順序において先行する図形を規定する
複数の設定点のいずれかと他の図形を規定する複数の設
定点のいずれかとを結ぶ複数の渡り糸経路を演算する経
路演算プログラムと、前記経路演算プログラムにより演
算された前記複数の渡り糸経路のうち最適な渡り糸経路
を選択する最適経路選択プログラムとを、フロッピーデ
ィスクやCD−ROM等の様々な媒体の中から刺繍デー
タ処理装置に適した記録媒体に格納して提供することが
できる。そして、この記録媒体を用いてプログラムを実
行することにより、最適な渡り糸経路を選択でき、極め
て簡便、確実に渡り糸の節約ができる。また、渡り糸の
縫い込みを生ずることがないので、渡り糸除去作業が簡
単になる。しかも、作業者は複数の図形の縫製順序を考
えることなく、ただ複数の図形を規定する設定点の座標
データを与えるだけで、縫製する図形の順序が自動的に
決定されるので、データ作成作業も非常に簡単になる。
【0046】また、請求項5に記載の刺繍データ処理プ
ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
体によれば、前記経路演算プログラムにより演算された
複数の渡り糸経路を長さの短い経路から順に取得する経
路取得プログラムと、前記経路取得プログラムにより取
得された渡り糸経路に基づく渡り糸が、前記複数の図形
を形成する刺繍の縫い目により縫い込まれるか否かを判
定する縫い込み判定プログラムとからなる前記最適経路
選択プログラムを、フロッピーディスクやCD−ROM
等の様々な媒体の中から刺繍データ処理装置に適した記
録媒体に格納して提供することができる。そして、この
記録媒体を用いてプログラムを実行することにより、短
い渡り糸経路から順に取得して、縫い込みが発生するか
否を判定することができ、渡り糸が長くなるような経路
について、縫い込みが発生するか否かを判定する必要が
なくなる。このため、最適の渡り糸経路の選択に要する
演算処理時間が短くて済む。
【0047】さらに、請求項6に記載の刺繍データ処理
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体によれば、前記複数の図形と前記最適経路選択プロ
グラムにより選択された渡り糸経路とを出力する出力プ
ログラムを、フロッピーディスクやCD−ROM等の様
々な媒体の中から刺繍データ処理装置に適した記録媒体
に格納して提供することができる。そして、この記録媒
体を用いてプログラムを実行することにより、複数の図
形と最適な渡り糸経路とを出力することができ、作業者
が縫製後の渡り糸の様子を視覚的に判断することがで
き、実際に加工布に縫製された様子を予想することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の刺繍データ処理装置の電
気的構成を示すブロック図である。
【図2】実施の形態における図形データの説明図であ
る。
【図3】実施の形態における渡り糸経路選択の説明図で
ある。
【図4】実施の形態における渡り糸経路選択結果の説明
図である。
【図5】実施の形態における刺繍データ処理の制御を示
すフローチャートである。
【図6】従来の刺繍データ処理装置において作成される
刺繍データの縫製結果の説明図である。
【図7】従来の刺繍データ処理装置において作成される
刺繍データの縫製結果の説明図である。
【符号の説明】
1 ハードディスク 2 制御装置 3 ディスプレイ 4 フロッピーディスク装置 21 CPU 22 ROM 23 RAM

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の図形を刺繍の縫い目で形成するた
    めの刺繍データを処理する刺繍データ処理装置であっ
    て、 前記複数の図形を規定する複数の設定点の位置を表す設
    定点データを記憶する記憶手段と、 縫製順序において先行する図形を規定する前記複数の設
    定点のいずれかと他の図形を規定する前記複数の設定点
    のいずれかとを結ぶ複数の渡り糸経路を演算する経路演
    算手段と、 前記経路演算手段により演算された前記複数の渡り糸経
    路の内最適な渡り糸経路を選択する最適経路選択手段と
    を備えることを特徴とする刺繍データ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記最適経路選択手段は、前記経路演算
    手段により演算された前記複数の渡り糸経路を長さの短
    い経路から順に取得する経路取得手段と、前記経路取得
    手段により取得された渡り糸経路に基づく渡り糸が、前
    記複数の図形を形成する刺繍の縫い目により縫い込まれ
    るか否かを判定する縫い込み判定手段とからなることを
    特徴とする請求項1に記載の刺繍データ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の図形と前記最適経路選択手段
    により選択された渡り糸経路とを出力する出力手段を備
    えることを特徴とする請求項1または2に記載の刺繍デ
    ータ処理装置。
  4. 【請求項4】 複数の図形を刺繍の縫い目で形成するた
    めの刺繍データを処理するプログラムを格納した記録媒
    体であって、 縫製順序において先行する図形を規定する複数の設定点
    のいずれかと他の図形を規定する複数の設定点のいずれ
    かとを結ぶ複数の渡り糸経路を演算する経路演算プログ
    ラムと、前記経路演算プログラムにより演算された前記
    複数の渡り糸経路のうち最適な渡り糸経路を選択する最
    適経路選択プログラムとを備えたことを特徴とする刺繍
    データ処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り
    可能な記録媒体。
  5. 【請求項5】 前記最適経路選択プログラムは、前記経
    路演算プログラムにより演算された複数の渡り糸経路を
    長さの短い経路から順に取得する経路取得プログラム
    と、前記経路取得プログラムにより取得された渡り糸経
    路に基づく渡り糸が、前記複数の図形を形成する刺繍の
    縫い目により縫い込まれるか否かを判定する縫い込み判
    定プログラムとからなることを特徴とする請求項4に記
    載の刺繍データ処理プログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
  6. 【請求項6】 前記複数の図形と前記最適経路選択プロ
    グラムにより選択された渡り糸経路とを出力する出力プ
    ログラムを備えたことを特徴とする請求項4もしくは5
    に記載の刺繍データ処理プログラムを記録したコンピュ
    ータ読み取り可能な記録媒体。
JP15222497A 1997-06-10 1997-06-10 刺繍データ処理装置及び刺繍データ処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 Pending JPH11483A (ja)

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