JPH1148496A - 基台への液体収容パウチの取付けを改良した液体収容小出し器具 - Google Patents
基台への液体収容パウチの取付けを改良した液体収容小出し器具Info
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- JPH1148496A JPH1148496A JP10139108A JP13910898A JPH1148496A JP H1148496 A JPH1148496 A JP H1148496A JP 10139108 A JP10139108 A JP 10139108A JP 13910898 A JP13910898 A JP 13910898A JP H1148496 A JPH1148496 A JP H1148496A
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- flexible pouch
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- pouch
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- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J2/00—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
- B41J2/005—Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
- B41J2/01—Ink jet
- B41J2/17—Ink jet characterised by ink handling
- B41J2/175—Ink supply systems ; Circuit parts therefor
- B41J2/17503—Ink cartridges
- B41J2/17553—Outer structure
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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- B41J2/17503—Ink cartridges
- B41J2/17513—Inner structure
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 基台への液体収容パウチの取付けを改良した
液体収容小出し器具を提供する。 【解決手段】 液体収容小出し器具(10)は、開口端を
備えた剛性の全体としてカップ形状の外側シェル(1
2)、外側シェルの開口端に固定されていて、液体出口
を備えた圧送機構を有する基台(16)と、圧送機構と液
体連通状態にある開口端及び外側シェル内に配置される
閉鎖端を備えた可撓性パウチ(14)と、可撓性パウチを
圧送機構から分離し、可撓性パウチから圧送機構内への
液体の流れを可能にするが、圧送機構から可撓性パウチ
内への液体の流れを阻止して液体を可撓性パウチから液
体出口を通って小出しするようにする逆止弁(42)とか
ら成る。本発明の特徴によれば、基台(16)は、垂下し
た周囲壁(37)を有し、可撓性パウチ(14)の開口端
は、基台の周囲壁に液密状態で固定される。
液体収容小出し器具を提供する。 【解決手段】 液体収容小出し器具(10)は、開口端を
備えた剛性の全体としてカップ形状の外側シェル(1
2)、外側シェルの開口端に固定されていて、液体出口
を備えた圧送機構を有する基台(16)と、圧送機構と液
体連通状態にある開口端及び外側シェル内に配置される
閉鎖端を備えた可撓性パウチ(14)と、可撓性パウチを
圧送機構から分離し、可撓性パウチから圧送機構内への
液体の流れを可能にするが、圧送機構から可撓性パウチ
内への液体の流れを阻止して液体を可撓性パウチから液
体出口を通って小出しするようにする逆止弁(42)とか
ら成る。本発明の特徴によれば、基台(16)は、垂下し
た周囲壁(37)を有し、可撓性パウチ(14)の開口端
は、基台の周囲壁に液密状態で固定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体を所定体積の
小滴の状態で小出しする内蔵ポンプを備えた液体収容器
具に関する。より詳細には、本発明は、インクジェット
プリンタに有用り上記特徴を備えていて、印刷インクを
収容し、自蔵式ポンプの作動時に印刷インクを印刷ヘッ
ドへ小出しする交換可能な収容器具に関する。
小滴の状態で小出しする内蔵ポンプを備えた液体収容器
具に関する。より詳細には、本発明は、インクジェット
プリンタに有用り上記特徴を備えていて、印刷インクを
収容し、自蔵式ポンプの作動時に印刷インクを印刷ヘッ
ドへ小出しする交換可能な収容器具に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】ブルー
ス・カウガー氏及びノーマン・パウロスキー・ジュニア
氏によって「インクジェットプリンタ用のインク供給装
置」という発明の名称のもとに出願された米国特許係属
出願は、プリンタインクペンとは別体であって、空にな
るとプリンタインクペンの交換を必要としないで交換で
きるインクジェットプリンタ用インク供給装置を記載し
ている。上述の米国特許係属出願のインク供給装置は、
インクを圧送室から小出しする自蔵式圧送装置を有し、
かかる圧送装置の一形態としてベローズ形ポンプを記載
している。しかしながら、ベローズ形ポンプでは、半剛
性材料、たとえば高分子材料の表面を比較的広く伸ばす
必要があるので、ベローズの素材を通じて生じる酸素と
水分の伝達又は透過の比率が比較的高くなる。かかる酸
素と水分の両方又はいずれか一方の伝達の結果として、
特に、たまに使用されるにすぎないプリンタのインク供
給装置内のインクが劣化する場合がある。さらに、ベロ
ーズは、これが取り付けられるインク供給装置の別の部
分の箇所で漏れを生じやすい。上述の米国特許係属出願
第08/429,987号によれば、ベローズの使用と
関連した上記問題及び他の問題は、好ましくはインク供
給装置の関連基台構造に一体成形された剛性周囲壁を有
し、直線動作形圧送部材が剛性周囲壁によって画定され
た圧送室内で移動でき、それにより圧送室内のインクを
加圧するようになっており、さらに圧送部材を覆った状
態で周囲壁の縁に連続パターンで密封的に取り付けられ
た可撓性の水分及び酸素遮断フィルムが設けられた圧送
装置を使用することによって解決できる。
ス・カウガー氏及びノーマン・パウロスキー・ジュニア
氏によって「インクジェットプリンタ用のインク供給装
置」という発明の名称のもとに出願された米国特許係属
出願は、プリンタインクペンとは別体であって、空にな
るとプリンタインクペンの交換を必要としないで交換で
きるインクジェットプリンタ用インク供給装置を記載し
ている。上述の米国特許係属出願のインク供給装置は、
インクを圧送室から小出しする自蔵式圧送装置を有し、
かかる圧送装置の一形態としてベローズ形ポンプを記載
している。しかしながら、ベローズ形ポンプでは、半剛
性材料、たとえば高分子材料の表面を比較的広く伸ばす
必要があるので、ベローズの素材を通じて生じる酸素と
水分の伝達又は透過の比率が比較的高くなる。かかる酸
素と水分の両方又はいずれか一方の伝達の結果として、
特に、たまに使用されるにすぎないプリンタのインク供
給装置内のインクが劣化する場合がある。さらに、ベロ
ーズは、これが取り付けられるインク供給装置の別の部
分の箇所で漏れを生じやすい。上述の米国特許係属出願
第08/429,987号によれば、ベローズの使用と
関連した上記問題及び他の問題は、好ましくはインク供
給装置の関連基台構造に一体成形された剛性周囲壁を有
し、直線動作形圧送部材が剛性周囲壁によって画定され
た圧送室内で移動でき、それにより圧送室内のインクを
加圧するようになっており、さらに圧送部材を覆った状
態で周囲壁の縁に連続パターンで密封的に取り付けられ
た可撓性の水分及び酸素遮断フィルムが設けられた圧送
装置を使用することによって解決できる。
【0003】上述の米国特許係属出願第08/429,
987号のインク供給装置は、熱可塑性材料のシートで
作られたパウチを有し、パウチはヒートステーキング
(heatstaking)又は溶封法により基台の下面に取り付
けられる。かくして、パウチを基台から変位させるよう
力が働くと、熱可塑性材料が引張り状態となるが、これ
に対し、フィルムとこれよりも剛性の高い部材とのヒー
トステーキング接合部の最適強度が得られるのは、フィ
ルムに作用する力により、フィルムが、ヒートステーキ
ングされている構造部材から剥がれがちであるような場
合である。また、現在判明したことは、インクとの接触
に際しても特に耐劣化性がある材料で作られた最も内側
の層を、良好な蒸気遮断特性を有する最も外側の強度付
与材料、例えばポリエチレンテレフタレートで支持し、
これらの間に接着剤、例えば二酸化珪素の層を設けた同
時押出し多層材料でパウチを製作することが望ましいと
いうことである。しかしながら、上述の米国特許係属出
願第08/429,987号の教示にしたがってパウチ
を基台に固定するにあたり、パウチを充填ポート及び入
口ポートのところで穴をあけることが必要であった。こ
れにより、パウチ構成材料の縁がインクにさらされるの
で、そのようにしない場合にはインクに直に接触するこ
とはないパウチの層が劣化することになる場合がある。
987号のインク供給装置は、熱可塑性材料のシートで
作られたパウチを有し、パウチはヒートステーキング
(heatstaking)又は溶封法により基台の下面に取り付
けられる。かくして、パウチを基台から変位させるよう
力が働くと、熱可塑性材料が引張り状態となるが、これ
に対し、フィルムとこれよりも剛性の高い部材とのヒー
トステーキング接合部の最適強度が得られるのは、フィ
ルムに作用する力により、フィルムが、ヒートステーキ
ングされている構造部材から剥がれがちであるような場
合である。また、現在判明したことは、インクとの接触
に際しても特に耐劣化性がある材料で作られた最も内側
の層を、良好な蒸気遮断特性を有する最も外側の強度付
与材料、例えばポリエチレンテレフタレートで支持し、
これらの間に接着剤、例えば二酸化珪素の層を設けた同
時押出し多層材料でパウチを製作することが望ましいと
いうことである。しかしながら、上述の米国特許係属出
願第08/429,987号の教示にしたがってパウチ
を基台に固定するにあたり、パウチを充填ポート及び入
口ポートのところで穴をあけることが必要であった。こ
れにより、パウチ構成材料の縁がインクにさらされるの
で、そのようにしない場合にはインクに直に接触するこ
とはないパウチの層が劣化することになる場合がある。
【0004】上述の米国特許係属出願第08/429,
987号の液体収容小出し器具の可撓性パウチと基台の
接合部に関連した上記問題及び他の問題は、パウチが基
台の外面に無端パターンでヒートステーキングされる開
口端を備えた状態に製作されている本発明によって解決
される。また、基台へのパウチのこの取付け方により、
液体収容小出し器具の全体サイズを一定とすると、イン
クを充填できるパウチの内容積が増大する。上述の米国
特許係属出願第08/429,987号の液体収容小出
し器具は通常はプリンタ内に逆さまの向きで、換言する
と、基台がパウチの下に位置するように取り付けられる
ので、重力の作用に起因してインク出口部から漏れが生
じるという潜在的な問題がある。しかしながら、かかる
問題は、出口部にエラストマー隔膜を設けるという本発
明の一実施形態によって解決される。
987号の液体収容小出し器具の可撓性パウチと基台の
接合部に関連した上記問題及び他の問題は、パウチが基
台の外面に無端パターンでヒートステーキングされる開
口端を備えた状態に製作されている本発明によって解決
される。また、基台へのパウチのこの取付け方により、
液体収容小出し器具の全体サイズを一定とすると、イン
クを充填できるパウチの内容積が増大する。上述の米国
特許係属出願第08/429,987号の液体収容小出
し器具は通常はプリンタ内に逆さまの向きで、換言する
と、基台がパウチの下に位置するように取り付けられる
ので、重力の作用に起因してインク出口部から漏れが生
じるという潜在的な問題がある。しかしながら、かかる
問題は、出口部にエラストマー隔膜を設けるという本発
明の一実施形態によって解決される。
【0005】したがって、本発明の目的は、改良型液体
収容小出し器具を提供することにある。より詳細には、
本発明の目的は、インクジェットプリンタ内でインクの
収容及び小出しに役立つ上記特徴の改良型器具を提供す
ることにある。また、本発明の目的は、液体収容パウチ
と剛性成形プラスチック製基台との取付け方を改良した
液体収容小出し器具を提供することにある。より詳細に
は、インクジェットプリンタ内でインクの収容及び小出
しに役立つ上記特徴の改良型器具を提供することにあ
る。また、本発明の目的は、逆さまの状態で取り付けら
れた場合でも重力による漏れに対する抵抗性が向上して
いる印刷インク収容小出し器具を提供することにある。
収容小出し器具を提供することにある。より詳細には、
本発明の目的は、インクジェットプリンタ内でインクの
収容及び小出しに役立つ上記特徴の改良型器具を提供す
ることにある。また、本発明の目的は、液体収容パウチ
と剛性成形プラスチック製基台との取付け方を改良した
液体収容小出し器具を提供することにある。より詳細に
は、インクジェットプリンタ内でインクの収容及び小出
しに役立つ上記特徴の改良型器具を提供することにあ
る。また、本発明の目的は、逆さまの状態で取り付けら
れた場合でも重力による漏れに対する抵抗性が向上して
いる印刷インク収容小出し器具を提供することにある。
【0006】本発明の内容及びその目的についての一段
と深い理解のためには、図面及びその簡単な説明と共に
本発明の好ましい実施形態の詳細な説明及び特許請求の
範囲を参照されたい。
と深い理解のためには、図面及びその簡単な説明と共に
本発明の好ましい実施形態の詳細な説明及び特許請求の
範囲を参照されたい。
【0007】
【発明の実施の形態】上述の米国特許出願第08/42
9,987号に記載されている本発明の実施形態のイン
ク収容小出し器具が、図1に符号10で示されている。
器具10は、インクを収容する可撓性パウチ14を収容
した硬い保護シェル12を有している。シェル12は、
基台16に取り付けられ、この基台16はポンプ18及
び流体出口部20を収容している。基台16には、保護
キャップ22が取り付けられ、器具10の構成要素であ
るシェル12及びキャップ22の外側にラベル24が接
着されてシェル12、基台16及びキャップ22をしっ
かりと互いに固定している。キャップ22は、ポンプ8
及び流体出口部20にアクセスできるようにするための
孔を備えている。
9,987号に記載されている本発明の実施形態のイン
ク収容小出し器具が、図1に符号10で示されている。
器具10は、インクを収容する可撓性パウチ14を収容
した硬い保護シェル12を有している。シェル12は、
基台16に取り付けられ、この基台16はポンプ18及
び流体出口部20を収容している。基台16には、保護
キャップ22が取り付けられ、器具10の構成要素であ
るシェル12及びキャップ22の外側にラベル24が接
着されてシェル12、基台16及びキャップ22をしっ
かりと互いに固定している。キャップ22は、ポンプ8
及び流体出口部20にアクセスできるようにするための
孔を備えている。
【0008】器具10は、インクジェットプリンタ内に
設けられた結合用凹部(図示せず)内に着脱自在に挿入
されるようになっている。器具10をプリンタ内に挿入
すると、結合用凹部に設けられた流体入口部は、流体出
口部20に係合してインクを器具10からプリンタへの
インクの流れを可能にするようになっている。結合用凹
部内に設けられたアクチュエータ(図示せず)が、ポン
プ18に係合するようになっている。アクチュエータを
操作することにより、ポンプ18は、インクを可撓性パ
ウチ14から一連の所定量の小滴の状態で送り出し、流
体出口部20を通って結合用凹部の流体入口部に送り、
次にプリンタに供給する。基台16は、一端に充填ポー
ト32を備えると共に他端に排気ポート34を備えてい
る。インクを充填ポート32を通してインク供給部に加
えることができ、加えられたインクによって置き換えら
れた空気は、排気ポート34を通って排気される。イン
ク供給部を充填した後、充填ポート32を、この中にプ
レス嵌めされているボール35で封止する。
設けられた結合用凹部(図示せず)内に着脱自在に挿入
されるようになっている。器具10をプリンタ内に挿入
すると、結合用凹部に設けられた流体入口部は、流体出
口部20に係合してインクを器具10からプリンタへの
インクの流れを可能にするようになっている。結合用凹
部内に設けられたアクチュエータ(図示せず)が、ポン
プ18に係合するようになっている。アクチュエータを
操作することにより、ポンプ18は、インクを可撓性パ
ウチ14から一連の所定量の小滴の状態で送り出し、流
体出口部20を通って結合用凹部の流体入口部に送り、
次にプリンタに供給する。基台16は、一端に充填ポー
ト32を備えると共に他端に排気ポート34を備えてい
る。インクを充填ポート32を通してインク供給部に加
えることができ、加えられたインクによって置き換えら
れた空気は、排気ポート34を通って排気される。イン
ク供給部を充填した後、充填ポート32を、この中にプ
レス嵌めされているボール35で封止する。
【0009】開口底部を備えた圧送室36が、好ましく
は基台16と一体成形された剛性の周囲壁37内で基台
16の底部に形成されている。以下に詳細に説明するよ
うに、圧送室36を加圧すると、パウチ14の内部を加
圧しないでインクをプリンタに供給することができる。
圧送室36の頂部には入口ポート38が設けられてお
り、この入口ポート38を通って、インクが重力の作用
と室36内の負圧の両方又はいずれか一方によってパウ
チ14から圧送室36に入ることができる。また、室3
6からインクを送り出すことができるようにするための
出口ポート40も設けられている。入口ポート38の底
部のところに配置された一方向フラップ弁42が、室3
6からパウチ14へのインクの戻りを制限するのに役立
つ。フラップ弁42は、矩形の可撓性材料片である。図
示の実施形態では、弁42は入口ポート38の底部上に
配置されて、その短い方の側部の真ん中が基台16にヒ
ートステーキングされている。圧送室36内の圧力がパ
ウチ14内の圧力を下回ると、フラップ弁42の固定さ
れていないほうの側部が各々撓んで入口ポート38を通
って圧送室36内に入るインクの流れを可能にする。フ
ラップ弁42を両側の対をなす側部に沿って基台16に
ヒートステーキングすることにより、弁42を一側部に
沿ってのみ固定した場合よりも弁42の撓みの度合いを
小さくすることができるし、また、このようにすること
が必要であり、それによりフラップ弁が一層しっかりと
閉じるようになるが、この効果は長いほうの側部ではな
くて短いほうの側部の真ん中でヒートステーキングを行
うことによって高められる。
は基台16と一体成形された剛性の周囲壁37内で基台
16の底部に形成されている。以下に詳細に説明するよ
うに、圧送室36を加圧すると、パウチ14の内部を加
圧しないでインクをプリンタに供給することができる。
圧送室36の頂部には入口ポート38が設けられてお
り、この入口ポート38を通って、インクが重力の作用
と室36内の負圧の両方又はいずれか一方によってパウ
チ14から圧送室36に入ることができる。また、室3
6からインクを送り出すことができるようにするための
出口ポート40も設けられている。入口ポート38の底
部のところに配置された一方向フラップ弁42が、室3
6からパウチ14へのインクの戻りを制限するのに役立
つ。フラップ弁42は、矩形の可撓性材料片である。図
示の実施形態では、弁42は入口ポート38の底部上に
配置されて、その短い方の側部の真ん中が基台16にヒ
ートステーキングされている。圧送室36内の圧力がパ
ウチ14内の圧力を下回ると、フラップ弁42の固定さ
れていないほうの側部が各々撓んで入口ポート38を通
って圧送室36内に入るインクの流れを可能にする。フ
ラップ弁42を両側の対をなす側部に沿って基台16に
ヒートステーキングすることにより、弁42を一側部に
沿ってのみ固定した場合よりも弁42の撓みの度合いを
小さくすることができるし、また、このようにすること
が必要であり、それによりフラップ弁が一層しっかりと
閉じるようになるが、この効果は長いほうの側部ではな
くて短いほうの側部の真ん中でヒートステーキングを行
うことによって高められる。
【0010】図示の実施形態では、フラップ弁42は2
層材料で作られている。外側の層は、厚さが0.001
5インチ(約0.038mm)の低密度ポリエチレンの層
である。内側の層は、厚さが0.0005インチ(約
0.013mm)のポリエチレンテレフタレート(PE
T)の層である。図示のフラップ弁42の幅は約5.5
mm、長さは8.7mmである。かかる材料は、弁42がそ
の閉鎖位置にあるときインクを浸透させない。室36の
底部は、可撓性ダイヤフラム44で覆われている。ダイ
ヤフラム44は、室36の底部のところの開口部よりも
僅かに大きく、室36を構成する周囲壁37の自由縁の
周りに封止されている。大きめのダイヤフラム44の余
分の材料は、ダイヤフラムが上下に撓んで室36の容積
を変えることができる。図示の器具では、ダイヤフラム
44を変位させることにより、室36の容積を約0.7
cm3 だけ変化させることができる。図示の室36をいっ
ぱいに拡張させた場合の容積は、約2.2〜2.5cm3
である。
層材料で作られている。外側の層は、厚さが0.001
5インチ(約0.038mm)の低密度ポリエチレンの層
である。内側の層は、厚さが0.0005インチ(約
0.013mm)のポリエチレンテレフタレート(PE
T)の層である。図示のフラップ弁42の幅は約5.5
mm、長さは8.7mmである。かかる材料は、弁42がそ
の閉鎖位置にあるときインクを浸透させない。室36の
底部は、可撓性ダイヤフラム44で覆われている。ダイ
ヤフラム44は、室36の底部のところの開口部よりも
僅かに大きく、室36を構成する周囲壁37の自由縁の
周りに封止されている。大きめのダイヤフラム44の余
分の材料は、ダイヤフラムが上下に撓んで室36の容積
を変えることができる。図示の器具では、ダイヤフラム
44を変位させることにより、室36の容積を約0.7
cm3 だけ変化させることができる。図示の室36をいっ
ぱいに拡張させた場合の容積は、約2.2〜2.5cm3
である。
【0011】図示の実施形態では、ダイヤフラム44
は、厚さが0.0005インチの低密度ポリエチレン
層、接着剤層、厚さが0.00048インチ(約0.0
12mm)の金属化ポリエチレンテレフタレート(PE
T)層、接着剤層、及び厚さが0.0005インチの低
密度ポリエチレン層を有する多層材料で作られている。
当然のことながら、他の適当な材料もまた、ダイヤフラ
ム44を構成するのに用いることができる。図示の実施
形態のダイヤフラム44は、従来方法を用いて室36の
壁37の自由縁にヒートステーキングされている。ヒー
トステーキング中、ダイヤフラムの低密度ポリエチレン
はダイヤフラム44の折り目又はしわを封止することに
なろう。かくして、ダイヤフラム44は、酸素及び水分
を透過させず、それによりかかる物質にさらされること
による室36内のインクの品質劣化を防ぐ。
は、厚さが0.0005インチの低密度ポリエチレン
層、接着剤層、厚さが0.00048インチ(約0.0
12mm)の金属化ポリエチレンテレフタレート(PE
T)層、接着剤層、及び厚さが0.0005インチの低
密度ポリエチレン層を有する多層材料で作られている。
当然のことながら、他の適当な材料もまた、ダイヤフラ
ム44を構成するのに用いることができる。図示の実施
形態のダイヤフラム44は、従来方法を用いて室36の
壁37の自由縁にヒートステーキングされている。ヒー
トステーキング中、ダイヤフラムの低密度ポリエチレン
はダイヤフラム44の折り目又はしわを封止することに
なろう。かくして、ダイヤフラム44は、酸素及び水分
を透過させず、それによりかかる物質にさらされること
による室36内のインクの品質劣化を防ぐ。
【0012】室36内では、圧力板46が、ダイヤフラ
ム44に隣接して設けられており、圧力板46は、室3
6に対してピストンとしての役目を果たす。図示の実施
形態ではステンレス鋼で作られたポンプバネ48が、圧
力板46をダイヤフラム44に押し付けてダイヤフラム
44を外方に押圧し、それにより室36のサイズを大き
くする。ポンプバネ48を定位置に保持するために、ポ
ンプバネ48の一端は、室36の頂部に設けられたスパ
イク50に嵌められ、その他端は圧力板46に設けられ
たスパイク52に嵌められている。図示の実施形態の圧
力板46は、高密度ポリエチレンで成形されている。中
空円筒形のボス54が基台16から下方に延びていて流
体出口部20のハウジングを形成しており、ボス54は
基台16に一体成形されている。中空ボス54のボア5
6は、その下端部に狭いのど部つまりスロート54aを
有している。図示の実施形態ではステンレス鋼で作られ
た封止ボール58が、ボア56内に配置されている。封
止ボール58は、ボア56内では自由に動くことができ
るが、その狭いのど部54aを通ることができないよう
な寸法に設定されている。封止バネ60が、ボア56内
に配置されていて封止ボール58を狭いのど部54aに
押し付けてシールを形成すると共にインクが流体出口部
を通らないようにしている。図示の実施形態ではステン
レス鋼で作られた保持ボール62が、ボアの頂部内へ圧
入されて封止バネ60を定位置に保持している。ボア5
6は、インクの自由流れが保持ボール62を越えてボア
56内に入ることができるような形状になっている。
ム44に隣接して設けられており、圧力板46は、室3
6に対してピストンとしての役目を果たす。図示の実施
形態ではステンレス鋼で作られたポンプバネ48が、圧
力板46をダイヤフラム44に押し付けてダイヤフラム
44を外方に押圧し、それにより室36のサイズを大き
くする。ポンプバネ48を定位置に保持するために、ポ
ンプバネ48の一端は、室36の頂部に設けられたスパ
イク50に嵌められ、その他端は圧力板46に設けられ
たスパイク52に嵌められている。図示の実施形態の圧
力板46は、高密度ポリエチレンで成形されている。中
空円筒形のボス54が基台16から下方に延びていて流
体出口部20のハウジングを形成しており、ボス54は
基台16に一体成形されている。中空ボス54のボア5
6は、その下端部に狭いのど部つまりスロート54aを
有している。図示の実施形態ではステンレス鋼で作られ
た封止ボール58が、ボア56内に配置されている。封
止ボール58は、ボア56内では自由に動くことができ
るが、その狭いのど部54aを通ることができないよう
な寸法に設定されている。封止バネ60が、ボア56内
に配置されていて封止ボール58を狭いのど部54aに
押し付けてシールを形成すると共にインクが流体出口部
を通らないようにしている。図示の実施形態ではステン
レス鋼で作られた保持ボール62が、ボアの頂部内へ圧
入されて封止バネ60を定位置に保持している。ボア5
6は、インクの自由流れが保持ボール62を越えてボア
56内に入ることができるような形状になっている。
【0013】隆起マニホルド64が基台16の頂部に形
成されている。マニホルド64は、充填ポート32の頂
部の周りに円筒形ボスを形成すると共に同様なボスを入
口ポート38の頂部の周りに形成していて、これらポー
ト32、38が互いに離間されている。マニホルド64
は、流体出口部20の基部及び出口ポート40の周りに
延びてこれら2つの出口部を結合する頂部が開口した導
管66を形成している。可撓性インク入りパウチ14
は、マニホルド64の頂部に取り付けられて導管66の
頂部カバーを形成している。図示の実施形態では、これ
は、矩形のプラスチックシート68をマニホルド64の
頂面にヒートステーキングして導管66を包囲すること
により達成される。図示の実施形態では、基台16は、
高密度ポリエチレンで成形され、プラスチックシート
は、厚さが0.002インチ(約0.051mm)の低密
度ポリエチレンである。これら2つの材料は、従来方法
を用いて互いに容易にヒートステーキングでき、また容
易に再利用可能である。
成されている。マニホルド64は、充填ポート32の頂
部の周りに円筒形ボスを形成すると共に同様なボスを入
口ポート38の頂部の周りに形成していて、これらポー
ト32、38が互いに離間されている。マニホルド64
は、流体出口部20の基部及び出口ポート40の周りに
延びてこれら2つの出口部を結合する頂部が開口した導
管66を形成している。可撓性インク入りパウチ14
は、マニホルド64の頂部に取り付けられて導管66の
頂部カバーを形成している。図示の実施形態では、これ
は、矩形のプラスチックシート68をマニホルド64の
頂面にヒートステーキングして導管66を包囲すること
により達成される。図示の実施形態では、基台16は、
高密度ポリエチレンで成形され、プラスチックシート
は、厚さが0.002インチ(約0.051mm)の低密
度ポリエチレンである。これら2つの材料は、従来方法
を用いて互いに容易にヒートステーキングでき、また容
易に再利用可能である。
【0014】プラスチックシート68を基台16に取り
付けた後、シートを折り畳んでその2つの側部及び頂部
周りにぐるりと密封して可撓性インクパウチ14を形成
する。この場合も、図示の実施形態ではヒートステーキ
ング法を用いて可撓性パウチ13の周囲を密封すること
ができる。充填ポート32上及び入口ポート38上のプ
ラスチックシートに突いたり刺したりして穴をあけ、或
いは取り除いてこれらポートを通るインクの流れを妨害
しないようにするのがよい。可撓性パウチ14は、イン
クを収容する理想的な手段であるが、これはたやすく穴
があいたり破裂することがあり、しかもインクから比較
的多量の水が失われる。したがって、パウチ14を保護
して水の損失を制限するために、パウチ14は保護シェ
ル12内に収容されている。図示の実施形態では、シェ
ル12は、透明化処理が施されたポリプロピレンで作ら
れ、この材料は、パウチ14内のインクを点検してプリ
ンタの正しい動作のために適量のインクが残っているか
どうかを判定することができるほど十分に半透明のもの
である。厚さが約1mmであれば、丈夫な保護手段が得ら
れると共にインクからの望ましくない水の喪失が防止さ
れることが分かった。しかしながら、他の実施形態では
シェルの材質及び厚さは様々であってよい。
付けた後、シートを折り畳んでその2つの側部及び頂部
周りにぐるりと密封して可撓性インクパウチ14を形成
する。この場合も、図示の実施形態ではヒートステーキ
ング法を用いて可撓性パウチ13の周囲を密封すること
ができる。充填ポート32上及び入口ポート38上のプ
ラスチックシートに突いたり刺したりして穴をあけ、或
いは取り除いてこれらポートを通るインクの流れを妨害
しないようにするのがよい。可撓性パウチ14は、イン
クを収容する理想的な手段であるが、これはたやすく穴
があいたり破裂することがあり、しかもインクから比較
的多量の水が失われる。したがって、パウチ14を保護
して水の損失を制限するために、パウチ14は保護シェ
ル12内に収容されている。図示の実施形態では、シェ
ル12は、透明化処理が施されたポリプロピレンで作ら
れ、この材料は、パウチ14内のインクを点検してプリ
ンタの正しい動作のために適量のインクが残っているか
どうかを判定することができるほど十分に半透明のもの
である。厚さが約1mmであれば、丈夫な保護手段が得ら
れると共にインクからの望ましくない水の喪失が防止さ
れることが分かった。しかしながら、他の実施形態では
シェルの材質及び厚さは様々であってよい。
【0015】シェル12の頂部は、シェルを結合用凹部
に出入れする際にシェル12を把持しやすくする多数の
隆起リブ70を有している。垂直方向のリブ72が、シ
ェル12の各側部から横方向に突出している。垂直方向
リブ72を結合用凹部のスロット(図示せず)内に嵌め
込むと、インク供給部をプリンタ内に配置したとき、こ
れらリブは、インク供給部に対して横方向の支持及び安
定性を与えることができる。シェル12の底部は、2つ
の円周方向の溝又は凹部76を備え、これら凹部76
は、基台16の垂下周囲壁79に形成されている2つの
円周方向リブ又はビード78に係合してシェル12を基
台16にスナップ嵌め状態で取り付ける。かかるシェル
12と基台16の相互取付け方は、好ましくは、シェル
からの基台の不用意な分離を防止すると共に、もし万が
一可撓性パウチが漏れを生じてもシェルからのインクの
流れに抵抗するほど十分にぴったりとしたものであるべ
きである。しかしながら、かかる取付け方では、気密シ
ールが形成されることはなく、したがってインクがパウ
チ14から減って空気がシェル内にゆっくりと入ってシ
ェル内に周囲圧力とほぼ同一の圧力を維持することがで
きるようにすることが望ましい。また、そうしなけれ
ば、負圧がシェル内に生じてパウチからのインクの流れ
を阻止する場合がある。しかしながら、空気の流入は、
シェル内に高い湿度を維持すると共にインクからの水の
損失を最小限に抑えるために制限されるべきである。
に出入れする際にシェル12を把持しやすくする多数の
隆起リブ70を有している。垂直方向のリブ72が、シ
ェル12の各側部から横方向に突出している。垂直方向
リブ72を結合用凹部のスロット(図示せず)内に嵌め
込むと、インク供給部をプリンタ内に配置したとき、こ
れらリブは、インク供給部に対して横方向の支持及び安
定性を与えることができる。シェル12の底部は、2つ
の円周方向の溝又は凹部76を備え、これら凹部76
は、基台16の垂下周囲壁79に形成されている2つの
円周方向リブ又はビード78に係合してシェル12を基
台16にスナップ嵌め状態で取り付ける。かかるシェル
12と基台16の相互取付け方は、好ましくは、シェル
からの基台の不用意な分離を防止すると共に、もし万が
一可撓性パウチが漏れを生じてもシェルからのインクの
流れに抵抗するほど十分にぴったりとしたものであるべ
きである。しかしながら、かかる取付け方では、気密シ
ールが形成されることはなく、したがってインクがパウ
チ14から減って空気がシェル内にゆっくりと入ってシ
ェル内に周囲圧力とほぼ同一の圧力を維持することがで
きるようにすることが望ましい。また、そうしなけれ
ば、負圧がシェル内に生じてパウチからのインクの流れ
を阻止する場合がある。しかしながら、空気の流入は、
シェル内に高い湿度を維持すると共にインクからの水の
損失を最小限に抑えるために制限されるべきである。
【0016】図示の実施形態では、シェル12及びこの
中に納められる可撓性パウチ14は、約30cm3 のイン
ク収容能力を有する。シェルは、幅約67mm、厚さ15
mm、高さ60mmのものである。可撓性パウチ14は、甚
だしくは過剰の材料を用いないでシェルを充填するよう
寸法決めされている。当然のことながら、他の寸法形状
も、所与のプリンタの特定の要望に応じて使用可能であ
る。器具10を充填するために、インクを充填ポート3
2から注入するのがよい。器具の充填を行うにつれ可撓
性パウチ14は膨らんでシェル12を実質的に満たす。
インクがパウチ内へ導入されているとき、封止ボール5
8は押し下げられて流体出口部を開き、部分真空を流体
出口部20に及ぼすことができる。流体出口部のところ
の部分真空により、パウチ14からのインクは室36、
導管66及び円筒形ボス54のボアを満たし、したがっ
てインクと接触する残存空気はもしあったとしても非常
に僅かなものになる。また、流体出口部に部分真空を及
ぼすことにより、充填工程が促進される。パウチの迅速
な充填を一段と容易にするため、パウチが膨張する際に
空気がシェルから逃げ出るようにするために排気ポート
34が設けられている。インク供給部がいったん充填さ
れると、ボール35は充填ポート32内へプレス嵌めさ
れてインクが漏れ出ないようにし、或いは空気が入らな
いようにする。
中に納められる可撓性パウチ14は、約30cm3 のイン
ク収容能力を有する。シェルは、幅約67mm、厚さ15
mm、高さ60mmのものである。可撓性パウチ14は、甚
だしくは過剰の材料を用いないでシェルを充填するよう
寸法決めされている。当然のことながら、他の寸法形状
も、所与のプリンタの特定の要望に応じて使用可能であ
る。器具10を充填するために、インクを充填ポート3
2から注入するのがよい。器具の充填を行うにつれ可撓
性パウチ14は膨らんでシェル12を実質的に満たす。
インクがパウチ内へ導入されているとき、封止ボール5
8は押し下げられて流体出口部を開き、部分真空を流体
出口部20に及ぼすことができる。流体出口部のところ
の部分真空により、パウチ14からのインクは室36、
導管66及び円筒形ボス54のボアを満たし、したがっ
てインクと接触する残存空気はもしあったとしても非常
に僅かなものになる。また、流体出口部に部分真空を及
ぼすことにより、充填工程が促進される。パウチの迅速
な充填を一段と容易にするため、パウチが膨張する際に
空気がシェルから逃げ出るようにするために排気ポート
34が設けられている。インク供給部がいったん充填さ
れると、ボール35は充填ポート32内へプレス嵌めさ
れてインクが漏れ出ないようにし、或いは空気が入らな
いようにする。
【0017】当然のことながら、現用のインク収容小出
し器具を充填するために使用できる方法として他の種々
のものがある。或る場合には、器具をインクで満たす前
に器具全体を二酸化炭素でフラッシすることが望まし
い。このようにすると、充填工程中に器具内に閉じ込め
られるガスは、空気ではなく二酸化炭素ということにな
る。このようにすることが望ましい理由は、二酸化炭素
はある種のインク内に溶解できるが、空気はそうではな
いからである。原則的には、器具からできるだけ多くの
ガスを取り除き、泡等が印刷ヘッド又は後続のチューブ
に入らないようにすることが好ましい。パウチの充填後
に保護キャップ22を器具上に配置する。保護キャップ
は、基台に設けられたリブ82を受け入れてキャップを
基台に取り付ける溝80を備えている。キャップは、排
気ポート34に嵌入して基台内への空気の流入を制限
し、インクからの水の損失量を減少させるためのラグつ
まり出張り84を備えている。スタッド86が基台16
の各端から延びており、このスタッドは、キャップを整
列しやすくすると共にキャップと基台の結合を強化する
ためにキャップ22に設けられた孔に嵌入している。キ
ャップ22の孔を越えて延びるスタッド86の自由端は
好ましくは、キャップ22を定位置に配置した後、好ま
しくは、これらを加熱された状態の工具に当てることに
より変形させ、それによりキャップ22と基台16との
間のいたずら防止取付け関係が得られるようにする。さ
らに、ラベル24を器具10の側部に接着してシェル1
2、基台16及びキャップ22をしっかりと互いに保持
する。図示の実施形態では、ラベルが剥離しないように
すると共にインク供給部のいたずらを防止するようなや
り方でラベルを付着させるためにホットメルト感圧接着
剤が用いられている。
し器具を充填するために使用できる方法として他の種々
のものがある。或る場合には、器具をインクで満たす前
に器具全体を二酸化炭素でフラッシすることが望まし
い。このようにすると、充填工程中に器具内に閉じ込め
られるガスは、空気ではなく二酸化炭素ということにな
る。このようにすることが望ましい理由は、二酸化炭素
はある種のインク内に溶解できるが、空気はそうではな
いからである。原則的には、器具からできるだけ多くの
ガスを取り除き、泡等が印刷ヘッド又は後続のチューブ
に入らないようにすることが好ましい。パウチの充填後
に保護キャップ22を器具上に配置する。保護キャップ
は、基台に設けられたリブ82を受け入れてキャップを
基台に取り付ける溝80を備えている。キャップは、排
気ポート34に嵌入して基台内への空気の流入を制限
し、インクからの水の損失量を減少させるためのラグつ
まり出張り84を備えている。スタッド86が基台16
の各端から延びており、このスタッドは、キャップを整
列しやすくすると共にキャップと基台の結合を強化する
ためにキャップ22に設けられた孔に嵌入している。キ
ャップ22の孔を越えて延びるスタッド86の自由端は
好ましくは、キャップ22を定位置に配置した後、好ま
しくは、これらを加熱された状態の工具に当てることに
より変形させ、それによりキャップ22と基台16との
間のいたずら防止取付け関係が得られるようにする。さ
らに、ラベル24を器具10の側部に接着してシェル1
2、基台16及びキャップ22をしっかりと互いに保持
する。図示の実施形態では、ラベルが剥離しないように
すると共にインク供給部のいたずらを防止するようなや
り方でラベルを付着させるためにホットメルト感圧接着
剤が用いられている。
【0018】図示の実施形態のキャップ22は、各側部
から突出した垂直リブ90を備えている。リブ90は、
シェルの垂直リブ72の延長部をなし、垂直リブ72と
同様な方法で結合用凹部内に設けられたスロット内に受
け入れられている。リブ90に加えて、キャップ22
は、リブ90の各側に配置された突出キー92を備えて
いる。1又は2以上のキー92を省いてもよく、或いは
色又は形式によって特定のインク供給部のユニークな識
別を行うよう変更してもよいが、これは任意である。イ
ンク供給部の特定の形式又は色を識別する嵌め合いキー
(図示せず)を結合用凹部に形成してもよい。このよう
にすると、ユーザは、間違ったタイプ又は色のインク供
給部を結合用凹部内に不用意に挿入することができない
ようになる。この構成は、種々の色のインク供給部のた
めに隣接した結合用凹部が設けられている多色プリンタ
の場合に特に有利である。
から突出した垂直リブ90を備えている。リブ90は、
シェルの垂直リブ72の延長部をなし、垂直リブ72と
同様な方法で結合用凹部内に設けられたスロット内に受
け入れられている。リブ90に加えて、キャップ22
は、リブ90の各側に配置された突出キー92を備えて
いる。1又は2以上のキー92を省いてもよく、或いは
色又は形式によって特定のインク供給部のユニークな識
別を行うよう変更してもよいが、これは任意である。イ
ンク供給部の特定の形式又は色を識別する嵌め合いキー
(図示せず)を結合用凹部に形成してもよい。このよう
にすると、ユーザは、間違ったタイプ又は色のインク供
給部を結合用凹部内に不用意に挿入することができない
ようになる。この構成は、種々の色のインク供給部のた
めに隣接した結合用凹部が設けられている多色プリンタ
の場合に特に有利である。
【0019】図10に示す本発明の実施形態では、図1
〜図9の実施形態の構成要素に対応する要素には、10
0番台の符号が付けられていて、その最後の2桁は、図
1〜図9の発明の対応要素の符号である。図10のイン
ク収容小出し器具は、全体を符号110で指示されてお
り、後述する事項を除き、図1〜図9の器具10に対応
している。器具110は、一端が開口していて、インク
を収容する可撓性パウチ114を収納した硬い保護シェ
ル112を有している。シェル112及びパウチ114
の開口端は、ポンプ118及び流体出口部120を収容
した基台116に取り付けられている。保護キャップ1
22が基台116に取り付けられている。パウチ114
の反対側の端部(図示せず)は閉じられている。
〜図9の実施形態の構成要素に対応する要素には、10
0番台の符号が付けられていて、その最後の2桁は、図
1〜図9の発明の対応要素の符号である。図10のイン
ク収容小出し器具は、全体を符号110で指示されてお
り、後述する事項を除き、図1〜図9の器具10に対応
している。器具110は、一端が開口していて、インク
を収容する可撓性パウチ114を収納した硬い保護シェ
ル112を有している。シェル112及びパウチ114
の開口端は、ポンプ118及び流体出口部120を収容
した基台116に取り付けられている。保護キャップ1
22が基台116に取り付けられている。パウチ114
の反対側の端部(図示せず)は閉じられている。
【0020】器具110は、インクジェットプリンタ内
に設けられた結合用凹部(図示せず)内に着脱自在に挿
入されるようになっている。器具110をプリンタ内に
挿入すると、結合用凹部内の流体入口部は、流体出口部
120に係合してインクが器具110からプリンタに流
れることができるようにする。結合用凹部内に設けられ
たアクチュエータ(図示せず)が、ポンプ118に係合
するようになっている。アクチュエータを操作すること
により、ポンプ118は、インクを可撓性パウチ114
から一連の所定体積の小滴の状態で送り出し、流体出口
部120を通って結合用凹部の流体入口部に送り、次に
プリンタに供給する。基台116は、充填ポート132
を備えている。インクを充填ポート132を通してイン
ク供給部に加えることができ、インク供給部を充填した
後、充填ポート132を、この中にプレス嵌めされてい
るボール135で封止する。
に設けられた結合用凹部(図示せず)内に着脱自在に挿
入されるようになっている。器具110をプリンタ内に
挿入すると、結合用凹部内の流体入口部は、流体出口部
120に係合してインクが器具110からプリンタに流
れることができるようにする。結合用凹部内に設けられ
たアクチュエータ(図示せず)が、ポンプ118に係合
するようになっている。アクチュエータを操作すること
により、ポンプ118は、インクを可撓性パウチ114
から一連の所定体積の小滴の状態で送り出し、流体出口
部120を通って結合用凹部の流体入口部に送り、次に
プリンタに供給する。基台116は、充填ポート132
を備えている。インクを充填ポート132を通してイン
ク供給部に加えることができ、インク供給部を充填した
後、充填ポート132を、この中にプレス嵌めされてい
るボール135で封止する。
【0021】開口底部を備えた圧送室136が、好まし
くは基台116と一体成形された剛性の周囲壁137内
で基台116の底部に形成されている。以下により詳細
に説明するように、圧送室136を加圧すると、パウチ
114の内部を加圧しないでインクをプリンタに供給す
ることができる。室136の頂部には入口ポート138
が設けられており、この入口ポート138を通って、イ
ンクが重力の作用と室136内の負圧の両方又はいずれ
か一方によってパウチ114から室136に入ることが
できる。入口ポート138の底部のところに配置された
一方向フラップ弁142が、室136からパウチ114
へのインクの戻りを制限するのに役立つ。フラップ弁1
42は、矩形の可撓性材料片であり、入口ポート138
の底部上に配置されている。室136内の圧力がパウチ
114内の圧力を下回ると、フラップ弁142が撓んで
入口ポート138を通って室136内に入るインクの流
れを可能にする。
くは基台116と一体成形された剛性の周囲壁137内
で基台116の底部に形成されている。以下により詳細
に説明するように、圧送室136を加圧すると、パウチ
114の内部を加圧しないでインクをプリンタに供給す
ることができる。室136の頂部には入口ポート138
が設けられており、この入口ポート138を通って、イ
ンクが重力の作用と室136内の負圧の両方又はいずれ
か一方によってパウチ114から室136に入ることが
できる。入口ポート138の底部のところに配置された
一方向フラップ弁142が、室136からパウチ114
へのインクの戻りを制限するのに役立つ。フラップ弁1
42は、矩形の可撓性材料片であり、入口ポート138
の底部上に配置されている。室136内の圧力がパウチ
114内の圧力を下回ると、フラップ弁142が撓んで
入口ポート138を通って室136内に入るインクの流
れを可能にする。
【0022】室136の底部は、可撓性ダイヤフラム1
44で覆われている。ダイヤフラム144は、室136
の底部のところの開口部よりも僅かに大きく、室136
を構成する周囲壁137の自由縁の周りに封止されてい
る。大きめのダイヤフラム144の余分の材料は、ダイ
ヤフラムが上下に撓んで室136の容積を変えることが
できる。室136内では、圧力板146が、ダイヤフラ
ム144に隣接して設けられており、圧力板146は、
室136に対してピストンとしての役目を果たす。ポン
プバネ148が、圧力板146をダイヤフラム144に
押し付けてダイヤフラムを外方に押圧し、それにより室
136のサイズを大きくする。ポンプバネ148を定位
置に保持するために、ポンプバネ148の一端は、室1
36の頂部に設けられたスパイク150に嵌められ、そ
の他端は圧力板146に設けられたスパイク152に嵌
められている。図示の実施形態の圧力板146は、高密
度ポリエチレンで成形されている。
44で覆われている。ダイヤフラム144は、室136
の底部のところの開口部よりも僅かに大きく、室136
を構成する周囲壁137の自由縁の周りに封止されてい
る。大きめのダイヤフラム144の余分の材料は、ダイ
ヤフラムが上下に撓んで室136の容積を変えることが
できる。室136内では、圧力板146が、ダイヤフラ
ム144に隣接して設けられており、圧力板146は、
室136に対してピストンとしての役目を果たす。ポン
プバネ148が、圧力板146をダイヤフラム144に
押し付けてダイヤフラムを外方に押圧し、それにより室
136のサイズを大きくする。ポンプバネ148を定位
置に保持するために、ポンプバネ148の一端は、室1
36の頂部に設けられたスパイク150に嵌められ、そ
の他端は圧力板146に設けられたスパイク152に嵌
められている。図示の実施形態の圧力板146は、高密
度ポリエチレンで成形されている。
【0023】中空円筒形のボス154が基台116から
下方に延びていて流体出口部120のハウジングを形成
しており、ボス154は基台116に一体成形されてい
る。中空ボス154のボア156は、その下端部に狭い
のど部つまりスロート154aを有している。封止ボー
ル158が、ボア156内では自由に動くことができる
が、その狭いのど部154aを通ることができないよう
な寸法に設定されている。器具110がプリンタの結合
用凹部内に挿入されていないとき、封止バネ160が、
ボア156内に配置されていて封止ボール158を狭い
のど部154aに押し付けてシールを形成すると共にイ
ンクが流体出口部を通らないようにしている。可撓性の
インク入りパウチ114は、基台116に隣接して配置
された開口端114aを有し、基台116は無端環状ス
カート116aを有している。パウチ114の開口端1
14aの内側は、無端パターンで基台116のスカート
116aの外側にヒートステーキングされている。かく
して、パウチ114を基台116から分離する傾向のあ
る荷重は、パウチ114の開口端114aを基台116
のスカート116aから剥離させる傾向があり、剛性プ
ラスティック部材からのプラスティックフィルムの剥離
強さは、特にパウチ114の開口端114aと基台11
6のスカート116aとの間のオーバーラップが実質的
に軸方向の広がりのヒートステーキング領域を提供する
のに十分であれば、特に強い。
下方に延びていて流体出口部120のハウジングを形成
しており、ボス154は基台116に一体成形されてい
る。中空ボス154のボア156は、その下端部に狭い
のど部つまりスロート154aを有している。封止ボー
ル158が、ボア156内では自由に動くことができる
が、その狭いのど部154aを通ることができないよう
な寸法に設定されている。器具110がプリンタの結合
用凹部内に挿入されていないとき、封止バネ160が、
ボア156内に配置されていて封止ボール158を狭い
のど部154aに押し付けてシールを形成すると共にイ
ンクが流体出口部を通らないようにしている。可撓性の
インク入りパウチ114は、基台116に隣接して配置
された開口端114aを有し、基台116は無端環状ス
カート116aを有している。パウチ114の開口端1
14aの内側は、無端パターンで基台116のスカート
116aの外側にヒートステーキングされている。かく
して、パウチ114を基台116から分離する傾向のあ
る荷重は、パウチ114の開口端114aを基台116
のスカート116aから剥離させる傾向があり、剛性プ
ラスティック部材からのプラスティックフィルムの剥離
強さは、特にパウチ114の開口端114aと基台11
6のスカート116aとの間のオーバーラップが実質的
に軸方向の広がりのヒートステーキング領域を提供する
のに十分であれば、特に強い。
【0024】環状スカート116aの外側へのパウチ1
14の開口端114aのヒートステーキングは、パウチ
114の開口端114aの自由縁をインクとの接触及び
その結果としての劣化を保護防止する。当然のことなが
ら、パウチ114の内容物がパウチ114の構成材料の
劣化の恐れを生じさせないような場合、パウチ114の
開口端114aも又、環状スカート116aの内部にヒ
ートステーキングしてもよい。かかる多層材料がパウチ
114を形成するのに用いられる場合、最も内側の層と
最も外側の層との間、実際には最も外側の層と最も内側
の層の内部に被着されている二酸化珪素の層との間に接
着剤が塗布される。いずれの場合でも、上述の構成を用
いると、インクが、最も内側の層を除くパウチ114の
いかなる部分にも接触しないようにすることができ、パ
ウチ114の開口端114aの縁は、基台116のスカ
ート116aに対するパウチ114の開口端114aの
ヒートステーキングによりインクとの接触から保護され
る。
14の開口端114aのヒートステーキングは、パウチ
114の開口端114aの自由縁をインクとの接触及び
その結果としての劣化を保護防止する。当然のことなが
ら、パウチ114の内容物がパウチ114の構成材料の
劣化の恐れを生じさせないような場合、パウチ114の
開口端114aも又、環状スカート116aの内部にヒ
ートステーキングしてもよい。かかる多層材料がパウチ
114を形成するのに用いられる場合、最も内側の層と
最も外側の層との間、実際には最も外側の層と最も内側
の層の内部に被着されている二酸化珪素の層との間に接
着剤が塗布される。いずれの場合でも、上述の構成を用
いると、インクが、最も内側の層を除くパウチ114の
いかなる部分にも接触しないようにすることができ、パ
ウチ114の開口端114aの縁は、基台116のスカ
ート116aに対するパウチ114の開口端114aの
ヒートステーキングによりインクとの接触から保護され
る。
【0025】最適使用のために、パウチ114は例えば
同時押出法によって多層材料から形成される。パウチ1
14が多層材料から形成されると、これは好ましくは、
インクとの接触に起因する劣化に特に強い最も内側の層
を備えることになり、線状低密度ポリエチレンは、かか
る使用にとって特に良好な材料である。パウチ114の
材料は、引張り強さ及び良好な酸素不透過性の最も外側
の層を更に有し、この材料は例えばポリエチレンテレフ
タレート又はポリプロピレンである。図11に示す本発
明の実施形態では、図1〜図9の構成要素は、200番
台の符号で示されており、その最後の2桁は、図1〜図
9の発明の対応構成要素の符号である。図11のインク
収容小出し器具は、全体を符号210で示されており、
後述する事項を除き、図1〜図9の器具10に対応して
いる。器具210は、一端が開口していて、インクを収
容する可撓性パウチ214を収納した硬い保護シェル2
12を有している。シェル212及びパウチ214の開
口端は、ポンプ218及び流体出口部220を収容した
成形プラスチック製基台216に取り付けられている。
保護キャップ222が基台216に取り付けられてい
る。パウチ214の反対側の端(図示せず)は閉じられ
ている。
同時押出法によって多層材料から形成される。パウチ1
14が多層材料から形成されると、これは好ましくは、
インクとの接触に起因する劣化に特に強い最も内側の層
を備えることになり、線状低密度ポリエチレンは、かか
る使用にとって特に良好な材料である。パウチ114の
材料は、引張り強さ及び良好な酸素不透過性の最も外側
の層を更に有し、この材料は例えばポリエチレンテレフ
タレート又はポリプロピレンである。図11に示す本発
明の実施形態では、図1〜図9の構成要素は、200番
台の符号で示されており、その最後の2桁は、図1〜図
9の発明の対応構成要素の符号である。図11のインク
収容小出し器具は、全体を符号210で示されており、
後述する事項を除き、図1〜図9の器具10に対応して
いる。器具210は、一端が開口していて、インクを収
容する可撓性パウチ214を収納した硬い保護シェル2
12を有している。シェル212及びパウチ214の開
口端は、ポンプ218及び流体出口部220を収容した
成形プラスチック製基台216に取り付けられている。
保護キャップ222が基台216に取り付けられてい
る。パウチ214の反対側の端(図示せず)は閉じられ
ている。
【0026】器具210は、図1〜図9の実施形態の器
具10と同様にインクジェットプリンタ内に設けられた
結合用凹部(図示せず)内に着脱自在に挿入されるよう
になっている。器具210をプリンタ内に挿入すると、
結合用凹部内の流体入口部は、流体出口部220に係合
してインクが器具210からプリンタに流れることがで
きるようにする。これは、図1〜図9の実施形態の器具
の構成と同様である。結合用凹部内に設けられたアクチ
ュエータ(図示せず)が、ポンプ218に係合するよう
になっている。アクチュエータを操作することにより、
ポンプ218は、インクを可撓性パウチ214から一連
の所定体積の小滴の状態で送り出し、流体出口部220
を通って結合用凹部の流体入口部に送り、次にプリンタ
に供給する。
具10と同様にインクジェットプリンタ内に設けられた
結合用凹部(図示せず)内に着脱自在に挿入されるよう
になっている。器具210をプリンタ内に挿入すると、
結合用凹部内の流体入口部は、流体出口部220に係合
してインクが器具210からプリンタに流れることがで
きるようにする。これは、図1〜図9の実施形態の器具
の構成と同様である。結合用凹部内に設けられたアクチ
ュエータ(図示せず)が、ポンプ218に係合するよう
になっている。アクチュエータを操作することにより、
ポンプ218は、インクを可撓性パウチ214から一連
の所定体積の小滴の状態で送り出し、流体出口部220
を通って結合用凹部の流体入口部に送り、次にプリンタ
に供給する。
【0027】基台216は、一端に充填ポート232を
備えている。インクを充填ポート232を通してインク
供給部に加えることができ、インク供給部を充填した
後、充填ポート232を、この中にプレス嵌めされてい
るボール235で封止する。開口底部を備えた圧送室2
36が、好ましくは基台216と一体成形された剛性の
周囲壁237内で基台216の底部に形成されている。
以下により詳細に説明するように、圧送室236を加圧
すると、パウチ214の内部を加圧しないでインクをプ
リンタに供給することができる。室236の頂部には入
口ポート238が設けられており、この入口ポート23
8を通って、インクが重力の作用と室236内の負圧の
両方又はいずれか一方によってパウチ214から室23
6に入ることができる。
備えている。インクを充填ポート232を通してインク
供給部に加えることができ、インク供給部を充填した
後、充填ポート232を、この中にプレス嵌めされてい
るボール235で封止する。開口底部を備えた圧送室2
36が、好ましくは基台216と一体成形された剛性の
周囲壁237内で基台216の底部に形成されている。
以下により詳細に説明するように、圧送室236を加圧
すると、パウチ214の内部を加圧しないでインクをプ
リンタに供給することができる。室236の頂部には入
口ポート238が設けられており、この入口ポート23
8を通って、インクが重力の作用と室236内の負圧の
両方又はいずれか一方によってパウチ214から室23
6に入ることができる。
【0028】入口ポート238の底部のところに配置さ
れた一方向フラップ弁242が、室236からパウチ2
14へのインクの戻りを制限するのに役立つ。室236
内の圧力がパウチ214内の圧力を下回ると、フラップ
弁242が撓んで入口ポート238を通って室236内
に入るインクの流れを可能にする。室236の底部は、
可撓性ダイヤフラム244で覆われている。ダイヤフラ
ム244は、室236の底部のところの開口部よりも僅
かに大きく、室236を構成する周囲壁237の自由縁
の周りに封止されている。大きめのダイヤフラム244
の余分の材料は、ダイヤフラムが上下に撓んで室236
の容積を変えることができる。室236内では、圧力板
246が、ダイヤフラム244に隣接して設けられてお
り、圧力板246は、室236に対してピストンとして
の役目を果たす。板バネ形式のポンプバネ248が、圧
力板246をダイヤフラム244に押し付けてダイヤフ
ラムを外方に押圧し、それにより室236のサイズを大
きくする。
れた一方向フラップ弁242が、室236からパウチ2
14へのインクの戻りを制限するのに役立つ。室236
内の圧力がパウチ214内の圧力を下回ると、フラップ
弁242が撓んで入口ポート238を通って室236内
に入るインクの流れを可能にする。室236の底部は、
可撓性ダイヤフラム244で覆われている。ダイヤフラ
ム244は、室236の底部のところの開口部よりも僅
かに大きく、室236を構成する周囲壁237の自由縁
の周りに封止されている。大きめのダイヤフラム244
の余分の材料は、ダイヤフラムが上下に撓んで室236
の容積を変えることができる。室236内では、圧力板
246が、ダイヤフラム244に隣接して設けられてお
り、圧力板246は、室236に対してピストンとして
の役目を果たす。板バネ形式のポンプバネ248が、圧
力板246をダイヤフラム244に押し付けてダイヤフ
ラムを外方に押圧し、それにより室236のサイズを大
きくする。
【0029】中空円筒形のボス254が基台216から
下方に延びていて流体出口部220のハウジングを形成
しており、ボス254は基台216に一体成形されてい
る。中空ボス254のボア256は、その下端部に狭い
のど部つまりスロート254aを有し、のど部254a
は、これに摩擦の作用で固定されたエラストマー隔膜2
55で閉鎖されている。隔膜255は狭い又は細いスリ
ット255aを有し、このスリットは、インクが加圧さ
れたときにインクが隔膜255を通って流れることがで
きるよう隔膜255中に延びているが、隔膜255のス
リット255aは、インクが重力の作用だけで加圧され
たときには隔膜255を通るインクの漏れを阻止するよ
う閉じている。さらに、封止ボール258が、ボア25
6内に配置されている。封止バネ260が、封止ボール
258を隔膜255の内部、特にスリット255aのあ
る隔膜255の部分に押し付けるようボア256内に配
置されている。
下方に延びていて流体出口部220のハウジングを形成
しており、ボス254は基台216に一体成形されてい
る。中空ボス254のボア256は、その下端部に狭い
のど部つまりスロート254aを有し、のど部254a
は、これに摩擦の作用で固定されたエラストマー隔膜2
55で閉鎖されている。隔膜255は狭い又は細いスリ
ット255aを有し、このスリットは、インクが加圧さ
れたときにインクが隔膜255を通って流れることがで
きるよう隔膜255中に延びているが、隔膜255のス
リット255aは、インクが重力の作用だけで加圧され
たときには隔膜255を通るインクの漏れを阻止するよ
う閉じている。さらに、封止ボール258が、ボア25
6内に配置されている。封止バネ260が、封止ボール
258を隔膜255の内部、特にスリット255aのあ
る隔膜255の部分に押し付けるようボア256内に配
置されている。
【0030】本発明の種々の実施形態の液体収容小出し
器具は、特に、本発明の好ましい実施形態としてインク
ジェットプリンタ内において印刷インクを収容して小出
しする器具として説明した。しかしながら、本発明を他
のニュートン(低粘度)液体の収容小出しにも容易に適
用できることは明らかである。本願の出願時点において
本発明者によって考えられた本発明の最適実施態様を例
示して説明したが、当業者であれば本発明の範囲から逸
脱することなく適当な設計変更、改変及び均等例を想到
できることは明らかであり、本発明の範囲は、特許請求
の範囲に記載された事項及びその法律上の均等範囲によ
ってのみ定められる。
器具は、特に、本発明の好ましい実施形態としてインク
ジェットプリンタ内において印刷インクを収容して小出
しする器具として説明した。しかしながら、本発明を他
のニュートン(低粘度)液体の収容小出しにも容易に適
用できることは明らかである。本願の出願時点において
本発明者によって考えられた本発明の最適実施態様を例
示して説明したが、当業者であれば本発明の範囲から逸
脱することなく適当な設計変更、改変及び均等例を想到
できることは明らかであり、本発明の範囲は、特許請求
の範囲に記載された事項及びその法律上の均等範囲によ
ってのみ定められる。
【図1】本発明の実施形態による液体収容小出し器具の
側面図である。
側面図である。
【図2】図1の器具の分解図である。
【図3】図1の3−3線における図1及び図2の器具の
平面図である。
平面図である。
【図4】図5の4−4線における図1〜図3の器具の構
成部品の平面図である。
成部品の平面図である。
【図5】図4の構成部品の側面図である。
【図6】図5の6−6線における図4及び図5の器具の
構成部品の平面図である。
構成部品の平面図である。
【図7】図3の7−7線における拡大部分断面図であ
る。
る。
【図8】図1〜図7の器具の一部の部分分解斜視図であ
る。
る。
【図9】図8の構成部品を互いに組み立てた関係で示
す、図8と類似した部分斜視図である。
す、図8と類似した部分斜視図である。
【図10】本発明の別の実施形態を示す、図7と類似し
た断面図である。
た断面図である。
【図11】本発明のさらに別の実施形態を示す、図7及
び図10と類似した断面図である。
び図10と類似した断面図である。
10 印刷インク収容小出し器具 12 保護シェル 14 パウチ 16 基台 18 ポンプ 20 流体出口部 22 保護キャップ 32 充填ポート 36 圧送室 37 垂下した周囲壁 38 入口ポート 42 フラップ弁 44 ダイヤフラム
Claims (11)
- 【請求項1】 開口端を備えた剛性のほぼカップ状の外
側シェルと、該外側シェルの前記開口端に固定されてい
て、液体出口を備えた圧送機構を備えた基台と、前記圧
送機構と液体が流通することのできる状態の開口端及び
前記外側シェル内に設けられた閉鎖端を備えた可撓性パ
ウチと、該可撓性パウチを前記圧送機構から分離し、可
撓性パウチから圧送機構内への液体の流れを可能にする
が、圧送機構から可撓性パウチ内への液体の流れを阻止
して液体を可撓性パウチから液体出口を通って小出しす
る逆止弁とを有する液体収容小出し器具において、前記
基台が、垂下した周囲壁を有し、前記可撓性パウチの開
口端が、前記基台の周囲壁に液密状態で固定されている
ことを特徴とする液体収容小出し器具。 - 【請求項2】 前記基台がポリマー材料で作られ、ま
た,前記可撓性パウチが、ポリマー材料で作られた最も
内側の部分を少なくとも有し、また、前記可撓性パウチ
は、ヒートステーキングによって基台に固定されること
を特徴とする請求項1記載の液体収容小出し器具。 - 【請求項3】 前記可撓性パウチの開口端が、前記基台
の周囲壁の外面に固定されていることを特徴とする請求
項2記載の液体収容小出し器具。 - 【請求項4】 前記液体出口が自由端を有し、該液体出
口の自由端が、自動閉鎖性スリットが備えたエラストマ
ー隔膜で閉鎖されていることを特徴とする請求項1記載
の液体収容小出し器具。 - 【請求項5】 開口端を備えた剛性のほぼカップ状の外
側シェルと、該外側シェルの開口端に固定されていて、
液体出口を備えた圧送機構を備えた基台と、前記圧送機
構と液体が流通することのできる状態の開口端及び前記
外側シェル内に設けられた閉鎖端を備えた可撓性パウチ
と、該可撓性パウチを前記圧送機構から分離し、可撓性
パウチから圧送機構内への液体の流れを可能にするが、
圧送機構から可撓性パウチ内への液体の流れを阻止して
液体を可撓性パウチから液体出口を通って小出しする逆
止弁とを有し、該液体出口が管の形態をしている液体収
容小出し器具において、前記管の開口には環状のエラス
トマー部材が固定されていることを特徴とする液体収容
小出し器具。 - 【請求項6】 封止部材と、該封止部材を弾性的に押圧
してこれをエラストマー部材に係合させるための手段と
を更に有することを特徴とする請求項5記載の液体収容
小出し器具。 - 【請求項7】 前記弾性押圧手段が、前記封止部材に係
合している第1の端及び前記基台に係合している第2の
端を備えたバネから成ることを特徴とする請求項6記載
の液体収容小出し器具。 - 【請求項8】 自由端を備えた管の形態の液体出口を有
する液体収容小出し器具からの漏れを防止する方法であ
って、 自動閉鎖性のスリットが設けられている環状エラストマ
ー部材を前記管の自由端に固定することを特徴とする方
法。 - 【請求項9】 封止ボールを弾性的に押圧してこれを前
記スリットのある隔膜内部の部分に押しつけることを特
徴とする請求項8記載の方法。 - 【請求項10】 液体を収容していて、液体収容小出し
器具の基台と液体が流通することのできる関係にある多
層可撓性パウチの開口端の自由縁の液体品質劣化を防止
する方法であって、前記基台を、垂下した周囲壁に設
け、前記可撓性パウチの開口端の内面の無端部分を前記
垂下した周囲壁の外面に固定することを特徴とする方
法。 - 【請求項11】 前記垂下した周囲壁が熱可塑性材料で
作られ、また、前記可撓性パウチの少なくとも最も内側
の層が熱可塑性材料で作られ、また、前記可撓性パウチ
は、ヒートステーキングによって前記垂下した周囲壁に
固定されることを特徴とする請求項10記載の方法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US83704097A | 1997-04-11 | 1997-04-11 | |
| US08/837040 | 1997-04-11 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23496299A Division JP2000043289A (ja) | 1997-04-11 | 1999-08-23 | 液体収容小出し器具の漏れ防止方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1148496A true JPH1148496A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=25273344
Family Applications (2)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10139108A Pending JPH1148496A (ja) | 1997-04-11 | 1998-04-13 | 基台への液体収容パウチの取付けを改良した液体収容小出し器具 |
| JP23496299A Pending JP2000043289A (ja) | 1997-04-11 | 1999-08-23 | 液体収容小出し器具の漏れ防止方法 |
Family Applications After (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23496299A Pending JP2000043289A (ja) | 1997-04-11 | 1999-08-23 | 液体収容小出し器具の漏れ防止方法 |
Country Status (9)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0870618A3 (ja) |
| JP (2) | JPH1148496A (ja) |
| KR (1) | KR19980081301A (ja) |
| CN (1) | CN1198986A (ja) |
| BR (1) | BR9801017A (ja) |
| CA (1) | CA2234353A1 (ja) |
| ID (1) | ID21295A (ja) |
| SG (1) | SG77174A1 (ja) |
| TW (1) | TW414763B (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE19920921B4 (de) | 1999-05-06 | 2005-03-03 | Artech Gmbh Design + Production In Plastic | Tintenversorgungstank für einen Tintenstrahldruckkopf |
| US7771033B2 (en) | 2007-02-16 | 2010-08-10 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Printing device |
| EP3312012A1 (en) * | 2010-12-22 | 2018-04-25 | Seiko Epson Corporation | Cartridge |
| RU2685037C1 (ru) * | 2015-09-04 | 2019-04-16 | Хьюлетт-Паккард Дивелопмент Компани, Л.П. | Сменный картридж с коллектором крышки |
| WO2017209763A1 (en) * | 2016-06-03 | 2017-12-07 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Containers with lid manifolds |
| FR3071768A1 (fr) * | 2017-10-04 | 2019-04-05 | Dover Europe Sarl | Couvercle modulable de reservoir |
| EP3513936B1 (en) * | 2018-01-22 | 2021-05-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Blown bottle |
| CN112677656B (zh) * | 2020-12-23 | 2022-06-21 | 深圳市众立生包装科技有限公司 | 一种印刷机用具有防漏结构的墨盒 |
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| JPH01108047A (ja) * | 1987-10-20 | 1989-04-25 | Ricoh Co Ltd | インクジェット記録装置用インク供給装置 |
| JPH0276032U (ja) * | 1988-11-30 | 1990-06-11 | ||
| JPH0355313B2 (ja) * | 1984-12-06 | 1991-08-22 | ||
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| JPH05229137A (ja) * | 1992-02-24 | 1993-09-07 | Canon Inc | 液体貯蔵容器、該液体貯蔵容器を有する記録ヘッドユニット、及び該液体貯蔵容器を搭載した記録装置 |
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| JPH06171101A (ja) * | 1992-12-09 | 1994-06-21 | Canon Inc | インク容器およびインクジェット記録ヘッド |
| JPH07232437A (ja) * | 1993-12-28 | 1995-09-05 | Seiko Epson Corp | インクジェットカートリッジ |
| JPH08310004A (ja) * | 1995-04-27 | 1996-11-26 | Owens Illinois Closure Inc | 液体収容小出し装置 |
Family Cites Families (4)
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|---|---|---|---|---|
| DE3277436D1 (en) * | 1982-07-15 | 1987-11-12 | Ferring Biotechnik | Device for administering liquid medicaments |
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