JPH1149204A - 容器用の開閉蓋及び該開閉蓋を備えた容器 - Google Patents
容器用の開閉蓋及び該開閉蓋を備えた容器Info
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- JPH1149204A JPH1149204A JP9215143A JP21514397A JPH1149204A JP H1149204 A JPH1149204 A JP H1149204A JP 9215143 A JP9215143 A JP 9215143A JP 21514397 A JP21514397 A JP 21514397A JP H1149204 A JPH1149204 A JP H1149204A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容器上に載置され、全開時に蓋本体である天
板は自己起立姿勢を保持することができ、かつ、閉じた
状態と開いた状態とを容易に切り換えることのできる容
器用の開閉蓋、及び該開閉蓋を備えた容器を得る。 【解決手段】 収容容器1の上に載置される周側壁10
と、該周側壁10の一側端側を枢支点として開閉自在と
された天板50とからなり、該天板は二分割50a、5
0bされていて蝶番により中折り可能に接続されてお
り、全開時には、中折れした状態で、かつやや後方に傾
斜して起立した姿勢で該枢支点側でその姿勢が保持され
る。
板は自己起立姿勢を保持することができ、かつ、閉じた
状態と開いた状態とを容易に切り換えることのできる容
器用の開閉蓋、及び該開閉蓋を備えた容器を得る。 【解決手段】 収容容器1の上に載置される周側壁10
と、該周側壁10の一側端側を枢支点として開閉自在と
された天板50とからなり、該天板は二分割50a、5
0bされていて蝶番により中折り可能に接続されてお
り、全開時には、中折れした状態で、かつやや後方に傾
斜して起立した姿勢で該枢支点側でその姿勢が保持され
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器上に載置さ
れ、閉じた状態と開いた状態とを容易に切り換えること
のできる容器用の開閉蓋、及び該開閉蓋を備えた容器に
関する。
れ、閉じた状態と開いた状態とを容易に切り換えること
のできる容器用の開閉蓋、及び該開閉蓋を備えた容器に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、店頭販売用のおでん保温容器の
ように、おでん種とつゆとを収容した保温容器の上に、
周側壁を持つ蓋部材を載置し、店員あるいは客が、蓋を
自由に開閉しながら、商品の販売を行うようにした容器
は知られている。周側壁から独立した蓋は、開けたとき
に蓋を一時的に置いておくためのスペースを周囲に必要
とすることから、開閉が容易であると同時に周側壁から
は分離しない構成の開閉蓋が求められる。
ように、おでん種とつゆとを収容した保温容器の上に、
周側壁を持つ蓋部材を載置し、店員あるいは客が、蓋を
自由に開閉しながら、商品の販売を行うようにした容器
は知られている。周側壁から独立した蓋は、開けたとき
に蓋を一時的に置いておくためのスペースを周囲に必要
とすることから、開閉が容易であると同時に周側壁から
は分離しない構成の開閉蓋が求められる。
【0003】そのような容器用の蓋の構造として、実公
昭59−1970号公報には、特別な蝶番構造を備える
ことにより、容器に対して蓋を周囲の壁等にもたれさせ
ることなく、全開ないしほぼ全開時に、安定した姿勢で
蓋本体を自己起立保持できるようにしたものが記載され
ている。
昭59−1970号公報には、特別な蝶番構造を備える
ことにより、容器に対して蓋を周囲の壁等にもたれさせ
ることなく、全開ないしほぼ全開時に、安定した姿勢で
蓋本体を自己起立保持できるようにしたものが記載され
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の開閉蓋
構造は、基本的に弾性変形した部材の復元力によって、
蓋本体の姿勢保持を行うものであり、蓋の開閉時に偏加
重が加わったような場合に、ヒンジ部に亀裂や破壊が生
じやすい欠点がある。また、ヒンジ部の構造が複雑であ
り、製造が容易でない不都合もある。さらに、蓋本体は
一枚ものであり、解放時に上方に広い空間を必要とする
と共に、全開状態とするまでに、蓋を開けようとする者
は、蓋先端をもって長い距離の操作を必要とする。さら
に、蓋本体を容器側から分離することは容易でなく、場
合によっては、分離時にヒンジ部の破壊を伴う恐れがあ
る。
構造は、基本的に弾性変形した部材の復元力によって、
蓋本体の姿勢保持を行うものであり、蓋の開閉時に偏加
重が加わったような場合に、ヒンジ部に亀裂や破壊が生
じやすい欠点がある。また、ヒンジ部の構造が複雑であ
り、製造が容易でない不都合もある。さらに、蓋本体は
一枚ものであり、解放時に上方に広い空間を必要とする
と共に、全開状態とするまでに、蓋を開けようとする者
は、蓋先端をもって長い距離の操作を必要とする。さら
に、蓋本体を容器側から分離することは容易でなく、場
合によっては、分離時にヒンジ部の破壊を伴う恐れがあ
る。
【0005】本発明の目的は、周側壁と蓋本体としての
天板とが自由には分離しないようにされた容器用の開閉
蓋における上記のような不都合を解消することにあり、
より具体的には、全開時に蓋本体である天板を自己起立
保持できる構成でありながら、構成が簡単で開閉操作も
容易であり、かつ、容易には壊れにくく、製造も容易で
ある容器用の開閉蓋、及びそのような開閉蓋を備えた容
器を提供することにある。本発明の他の目的は、天板の
開閉に要する空間が少なくてすみ、また、開閉に要する
動作もきわめて容易である容器用の開閉蓋、及びそのよ
うな開閉蓋を備えた容器を提供することにある。
天板とが自由には分離しないようにされた容器用の開閉
蓋における上記のような不都合を解消することにあり、
より具体的には、全開時に蓋本体である天板を自己起立
保持できる構成でありながら、構成が簡単で開閉操作も
容易であり、かつ、容易には壊れにくく、製造も容易で
ある容器用の開閉蓋、及びそのような開閉蓋を備えた容
器を提供することにある。本発明の他の目的は、天板の
開閉に要する空間が少なくてすみ、また、開閉に要する
動作もきわめて容易である容器用の開閉蓋、及びそのよ
うな開閉蓋を備えた容器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めの本発明による容器用の開閉蓋は、基本的に、容器の
上に載置される周側壁と、該周側壁の一側端側を枢支点
として開閉自在とされた天板とからなり、該天板は二分
割されていて蝶番により中折り可能に接続されており、
全開時には、該天板は起立しかつ中折れした姿勢で該枢
支点側でその姿勢を保持できるようにされていることを
特徴とする。
めの本発明による容器用の開閉蓋は、基本的に、容器の
上に載置される周側壁と、該周側壁の一側端側を枢支点
として開閉自在とされた天板とからなり、該天板は二分
割されていて蝶番により中折り可能に接続されており、
全開時には、該天板は起立しかつ中折れした姿勢で該枢
支点側でその姿勢を保持できるようにされていることを
特徴とする。
【0007】この開閉蓋では、蓋本体である天板は中折
り可能に接続された二つの部材から構成されるので、全
開時に必要とする上部空間は天板の全長の1/2でよ
く、店頭販売用の容器のように主に限られた空間内で使
用される容器の開閉蓋として特に有効である。また、天
板を開くときは、天板の枢支点側近傍部分を手に持って
天板を回動させればよく、店員やお客が天板を開くとき
の動作は少なくてすむ。さらに、二つ折りの状態で枢支
点側位置で自己姿勢が保持されるので、姿勢保持状態が
安定化し、外乱により不測に閉じることはない。
り可能に接続された二つの部材から構成されるので、全
開時に必要とする上部空間は天板の全長の1/2でよ
く、店頭販売用の容器のように主に限られた空間内で使
用される容器の開閉蓋として特に有効である。また、天
板を開くときは、天板の枢支点側近傍部分を手に持って
天板を回動させればよく、店員やお客が天板を開くとき
の動作は少なくてすむ。さらに、二つ折りの状態で枢支
点側位置で自己姿勢が保持されるので、姿勢保持状態が
安定化し、外乱により不測に閉じることはない。
【0008】好ましい態様において、天板は周側壁から
取り外し可能な状態で該周側壁に枢支される。この態様
では、例えば、天板が汚れた場合に、取り外して容易に
洗浄することができ、店頭販売での食品保温容器のよう
な場合にきわめて有効となる。他の好ましい態様におい
て、前記二分割された天板は、枠体と該枠体に脱着自在
とされた透明板とで構成される。この場合には、天板を
閉じた状態で、容器内部に収容されている物品を確認す
ることができ、店頭販売での保温容器のような場合に同
様に有効となる。また、透明板が傷や汚れにより不透明
状態となったときには、開閉蓋全体を交換することな
く、透明板のみを新たなものと交換すれば元の状態に戻
すことができ、低コスト化が可能となる。透明板のみを
取り出して洗浄することもできる。
取り外し可能な状態で該周側壁に枢支される。この態様
では、例えば、天板が汚れた場合に、取り外して容易に
洗浄することができ、店頭販売での食品保温容器のよう
な場合にきわめて有効となる。他の好ましい態様におい
て、前記二分割された天板は、枠体と該枠体に脱着自在
とされた透明板とで構成される。この場合には、天板を
閉じた状態で、容器内部に収容されている物品を確認す
ることができ、店頭販売での保温容器のような場合に同
様に有効となる。また、透明板が傷や汚れにより不透明
状態となったときには、開閉蓋全体を交換することな
く、透明板のみを新たなものと交換すれば元の状態に戻
すことができ、低コスト化が可能となる。透明板のみを
取り出して洗浄することもできる。
【0009】また、透明板を用いることにより、おでん
保温容器用の蓋のみならず、あんまん、肉まん、シュー
マイ等の食品のように、高温かつ多湿環境で保管してお
くことが望ましい商品を店頭に陳列し販売する場合の保
温容器の蓋として、本発明による容器用の開閉蓋は有効
に用いることができる。
保温容器用の蓋のみならず、あんまん、肉まん、シュー
マイ等の食品のように、高温かつ多湿環境で保管してお
くことが望ましい商品を店頭に陳列し販売する場合の保
温容器の蓋として、本発明による容器用の開閉蓋は有効
に用いることができる。
【0010】好ましい態様において、天板は一側端部に
枢支軸とガイド桿とを備え、周側壁は前記天板の枢支軸
を収容する軸受け孔と、前記ガイド桿が摺動するための
前記軸受け孔を中心点とした弧状のガイド溝とを備えて
おり、該ガイド溝の一端部は前記軸受け孔を含む鉛直面
よりも幾分後方に位置するようにされており、前記ガイ
ド桿が前記弧状のガイド溝の前記一端部に衝接すること
によって、前記天板は起立しかつ中折れした姿勢でその
姿勢を保持できるようにされていることを特徴とする。
この態様により、二つ折りされた天板はやや後ろに傾斜
した状態で安定して自己姿勢を保持できるようになる。
そのために、予期せぬ外乱によって天板が閉じる方向に
移動することは確実に回避できる。
枢支軸とガイド桿とを備え、周側壁は前記天板の枢支軸
を収容する軸受け孔と、前記ガイド桿が摺動するための
前記軸受け孔を中心点とした弧状のガイド溝とを備えて
おり、該ガイド溝の一端部は前記軸受け孔を含む鉛直面
よりも幾分後方に位置するようにされており、前記ガイ
ド桿が前記弧状のガイド溝の前記一端部に衝接すること
によって、前記天板は起立しかつ中折れした姿勢でその
姿勢を保持できるようにされていることを特徴とする。
この態様により、二つ折りされた天板はやや後ろに傾斜
した状態で安定して自己姿勢を保持できるようになる。
そのために、予期せぬ外乱によって天板が閉じる方向に
移動することは確実に回避できる。
【0011】本発明は、また、上記の開閉蓋を備えた容
器も提供する。このような容器は、上記の開閉蓋の持つ
特性から、店頭での商品販売等の容器として用いるのに
有効である。
器も提供する。このような容器は、上記の開閉蓋の持つ
特性から、店頭での商品販売等の容器として用いるのに
有効である。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明による容器用の開閉
蓋及び該開閉蓋を備えた容器を好ましい実施の形態に基
づき詳細に説明する。図1は本発明による容器用の開閉
蓋の一形態をおでん保温容器の開閉蓋として用いた場合
を示す斜視図である。図2は該開閉蓋の側面図であり、
天板は閉じた状態にある。図3は図1のIII−III
線による断面図であり、天板は全開状態にある。図4は
図2と同様の側面図であるが、一部を破断して示してい
る。図5は天板の枢支部を拡大して示す図であり、図6
は天板のみを示す平面図である。
蓋及び該開閉蓋を備えた容器を好ましい実施の形態に基
づき詳細に説明する。図1は本発明による容器用の開閉
蓋の一形態をおでん保温容器の開閉蓋として用いた場合
を示す斜視図である。図2は該開閉蓋の側面図であり、
天板は閉じた状態にある。図3は図1のIII−III
線による断面図であり、天板は全開状態にある。図4は
図2と同様の側面図であるが、一部を破断して示してい
る。図5は天板の枢支部を拡大して示す図であり、図6
は天板のみを示す平面図である。
【0013】容器用の開閉蓋100は、平面視方形状を
なす周側壁10と該周側壁10の一側端側を枢支点とし
て開閉自在とされる天板50とからなる。周側壁10は
4周の側壁11、12、13、14で構成され、各側壁
の下端部は外側を除去した肉薄部11a、12a、13
a、14aとなっている。この例において、容器1は、
図1に示すように、おでんを店頭販売するとき等に用い
るおでん保温容器であり、前記肉薄部11a、12a、
13a、14aがおでん保温容器1の上縁に入り込むこ
とにより、安定して容器上に載置される。
なす周側壁10と該周側壁10の一側端側を枢支点とし
て開閉自在とされる天板50とからなる。周側壁10は
4周の側壁11、12、13、14で構成され、各側壁
の下端部は外側を除去した肉薄部11a、12a、13
a、14aとなっている。この例において、容器1は、
図1に示すように、おでんを店頭販売するとき等に用い
るおでん保温容器であり、前記肉薄部11a、12a、
13a、14aがおでん保温容器1の上縁に入り込むこ
とにより、安定して容器上に載置される。
【0014】周側壁10を構成する4枚の壁部材のう
ち、対向する2枚の側壁11と13(以下、説明の都合
上、左右の側壁という)は、その上縁が、中央が最も高
い頂部11d、13dとなる山形状をなしており、他の
2枚の側壁12と14(以下、説明の都合上、前後の側
壁という)の上縁は平坦である。また、各側壁の上縁、
すなわち、周側壁10の4周の上縁は、内側を切除した
深さdの段部11b、12b、13b、14bとなって
いる。
ち、対向する2枚の側壁11と13(以下、説明の都合
上、左右の側壁という)は、その上縁が、中央が最も高
い頂部11d、13dとなる山形状をなしており、他の
2枚の側壁12と14(以下、説明の都合上、前後の側
壁という)の上縁は平坦である。また、各側壁の上縁、
すなわち、周側壁10の4周の上縁は、内側を切除した
深さdの段部11b、12b、13b、14bとなって
いる。
【0015】左右の側壁11、13の後側壁14に近接
した部分は、弧状の膨出部15、17となっており、ま
た、左右の側壁11、13の前記段部11b、13bに
おける後側壁14に近接した部分には、段部11b、1
3bの深さdのほぼ1/2の場所を中心として弧状に抉
られた凹部11c、13cが形成されている。該弧の中
心となる位置には、軸受け孔19、21が形成されると
共に、該軸受け孔19、21の上面は解放して、前記弧
状の膨出部15、17の部分に形成された横L字状をな
す案内路23、25の垂直部分に連通している。また、
該横L字状をなす案内路23、25の水平部分は左右の
側壁11、13の側縁で解放している。
した部分は、弧状の膨出部15、17となっており、ま
た、左右の側壁11、13の前記段部11b、13bに
おける後側壁14に近接した部分には、段部11b、1
3bの深さdのほぼ1/2の場所を中心として弧状に抉
られた凹部11c、13cが形成されている。該弧の中
心となる位置には、軸受け孔19、21が形成されると
共に、該軸受け孔19、21の上面は解放して、前記弧
状の膨出部15、17の部分に形成された横L字状をな
す案内路23、25の垂直部分に連通している。また、
該横L字状をなす案内路23、25の水平部分は左右の
側壁11、13の側縁で解放している。
【0016】軸受け孔19、21を中心とする弧状のガ
イド溝27、29が前記弧状の膨出部15、17であっ
て、前記横L字状をなす案内路23、25の径方向外側
に形成されており、その一端は前記段部11b、13b
近傍に達し、他端は、前記軸受け孔19、21を含む仮
想垂直面よりも幾分後方(好ましくは約−20°程度傾
斜した位置)に達している。前記弧状のガイド溝27、
29は前記横L字状をなす案内路23、25の垂直部分
の上方において、軸受け孔19、21とほぼ同じ幅の外
部に解放した案内路31、33に接続している。
イド溝27、29が前記弧状の膨出部15、17であっ
て、前記横L字状をなす案内路23、25の径方向外側
に形成されており、その一端は前記段部11b、13b
近傍に達し、他端は、前記軸受け孔19、21を含む仮
想垂直面よりも幾分後方(好ましくは約−20°程度傾
斜した位置)に達している。前記弧状のガイド溝27、
29は前記横L字状をなす案内路23、25の垂直部分
の上方において、軸受け孔19、21とほぼ同じ幅の外
部に解放した案内路31、33に接続している。
【0017】さらに、前後の側壁12、14には幅方向
に複数の開孔12d、14dが穿設されており、開閉蓋
100を図1に示すようなおでん保温容器用の蓋として
用いる場合には、該開孔12d、14dは通気孔として
機能する。
に複数の開孔12d、14dが穿設されており、開閉蓋
100を図1に示すようなおでん保温容器用の蓋として
用いる場合には、該開孔12d、14dは通気孔として
機能する。
【0018】次に、天板50を説明する。天板50はほ
ぼ同じ構成である二つの部材50aと50bとを鏡面対
称の形で蝶番50cにより中折り可能に接続して構成さ
れる。先ず、第1の部材50aについて説明する。第1
の部材50aは矩形状の枠体51を有し、該枠体51の
一方の長辺52には外側に解放する形で多数の半円形切
欠き53が形成されている。他の3辺の内側には差し込
み溝54(図3)が形成され、該溝54には、前記一方
の長辺52側から、後記する透明板70が差し込まれ
る。左右の短辺54、54には天板50の開閉操作を容
易にするための把手55、55が取り付けてある。
ぼ同じ構成である二つの部材50aと50bとを鏡面対
称の形で蝶番50cにより中折り可能に接続して構成さ
れる。先ず、第1の部材50aについて説明する。第1
の部材50aは矩形状の枠体51を有し、該枠体51の
一方の長辺52には外側に解放する形で多数の半円形切
欠き53が形成されている。他の3辺の内側には差し込
み溝54(図3)が形成され、該溝54には、前記一方
の長辺52側から、後記する透明板70が差し込まれ
る。左右の短辺54、54には天板50の開閉操作を容
易にするための把手55、55が取り付けてある。
【0019】第1の部材50aの寸法は、厚みは周側壁
10の4周の上縁に形成された段部11b、12b、1
3b、14bの深さdとほぼ同じとされ、左右幅は、前
記左右の側壁11、13の上縁に形成した段部11b、
13b内に入り込み支承される大きさとされ、前後幅は
後側壁14に上縁に形成した段部14bと、左右の側壁
11、13の上縁に形成した段部11b、13bの山形
頂部11d、13dとの間の距離とされる。
10の4周の上縁に形成された段部11b、12b、1
3b、14bの深さdとほぼ同じとされ、左右幅は、前
記左右の側壁11、13の上縁に形成した段部11b、
13b内に入り込み支承される大きさとされ、前後幅は
後側壁14に上縁に形成した段部14bと、左右の側壁
11、13の上縁に形成した段部11b、13bの山形
頂部11d、13dとの間の距離とされる。
【0020】第1の部材50aの左右の短辺54、54
における前記半円形切欠き53が形成される側と反対側
の端部近傍には、枢支軸としての第1のピン56、56
が取り付けられており、該ピン56、56の位置から前
記半円形切欠き63が形成される側に向けて所定距離離
れた位置にはガイド桿としての第2のピン57、57が
取り付けられている。第1のピン56と第2のピン57
との距離は、前記左右の側壁11、13の上縁部に形成
した軸受け孔19、21と該軸受け孔19、21を中心
としタ弧状のガイド溝27、29との間の距離とされ
る。
における前記半円形切欠き53が形成される側と反対側
の端部近傍には、枢支軸としての第1のピン56、56
が取り付けられており、該ピン56、56の位置から前
記半円形切欠き63が形成される側に向けて所定距離離
れた位置にはガイド桿としての第2のピン57、57が
取り付けられている。第1のピン56と第2のピン57
との距離は、前記左右の側壁11、13の上縁部に形成
した軸受け孔19、21と該軸受け孔19、21を中心
としタ弧状のガイド溝27、29との間の距離とされ
る。
【0021】第2の部材50bは、第1の部材50aに
装着した第1と第2のピン56、57がないことを除い
て、実質的に同じ構成である。従って、同じ機能を持つ
部材には同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。第1
の部材50aと第2の部材50bとは、半円形切欠き6
3が形成される側同志を対向して配置し、前記のように
蝶番50cにより、中折り可能な状態で接続されてい
る。
装着した第1と第2のピン56、57がないことを除い
て、実質的に同じ構成である。従って、同じ機能を持つ
部材には同じ符号を付し、詳細な説明は省略する。第1
の部材50aと第2の部材50bとは、半円形切欠き6
3が形成される側同志を対向して配置し、前記のように
蝶番50cにより、中折り可能な状態で接続されてい
る。
【0022】周側壁10へ天板50を組み付けるには、
好ましくは天板50を中折りした状態で、垂直姿勢と
し、図5に示すように、第1の部材50aに取り付けた
第1のピン56、56を前記横L字状をなす案内路2
3、25の水平部分にその解放端から挿入し、水平方向
に移動する(矢印A方向)。それにより第2のピン57
は前記弧状のガイド溝27、29に接続する通路31の
位置に達する(図5で仮想線a1の位置)。その位置
で、天板50を下方に落とし込むと、第1のピン56は
前記軸受け孔軸受け孔19、21まで落下し、同時に、
第2のピン57は前記弧状のガイド溝27、29内に達
する。その状態で、天板50を前方(図で矢印B方向)
に倒していく。その際に、天板50の第2の部材50b
側に取り付けた把手55、55を手で持ち前方に引くこ
とにより、第2の部材50bの枠体51の下端が左右の
側壁11、13の上縁部に形成した段部11b、13b
上をスライドする状態で、中折りした状態を次第に開き
ながら(図3の仮想線の状態)移動し、最終的に、図
1、図2に示すように、完全に閉じた状態となる。
好ましくは天板50を中折りした状態で、垂直姿勢と
し、図5に示すように、第1の部材50aに取り付けた
第1のピン56、56を前記横L字状をなす案内路2
3、25の水平部分にその解放端から挿入し、水平方向
に移動する(矢印A方向)。それにより第2のピン57
は前記弧状のガイド溝27、29に接続する通路31の
位置に達する(図5で仮想線a1の位置)。その位置
で、天板50を下方に落とし込むと、第1のピン56は
前記軸受け孔軸受け孔19、21まで落下し、同時に、
第2のピン57は前記弧状のガイド溝27、29内に達
する。その状態で、天板50を前方(図で矢印B方向)
に倒していく。その際に、天板50の第2の部材50b
側に取り付けた把手55、55を手で持ち前方に引くこ
とにより、第2の部材50bの枠体51の下端が左右の
側壁11、13の上縁部に形成した段部11b、13b
上をスライドする状態で、中折りした状態を次第に開き
ながら(図3の仮想線の状態)移動し、最終的に、図
1、図2に示すように、完全に閉じた状態となる。
【0023】開く場合には、天板50の第1の部材50
a側の把手55、55を手で持ち後方に引き上げるよう
にする。それにより、第2の部材50bの枠体51の下
端が左右の側壁11、13の上縁部に形成した段部11
b、13b上をスライドしながら、天板10は次第に中
折れ状態となり、最後には、図3、図4で示すやや後ろ
に傾斜した状態で自己姿勢を保持できるようになる。こ
の姿勢では、前記第2のピン57は前記弧状のガイド溝
27、29の他方端部、すなわち、前記軸受け孔19、
21を含む仮想垂直面よりも約20°程度後方に傾斜し
た位置に達して、そこで移動が規制されており、一方、
中折れした第2の部材50bの枠体51の下端は左右の
側壁11、13の上縁部に形成した段部11b、13b
上に乗った状態となっているので、中折れ状態の天板5
0は安定した状態で停止しており、容易には(多少の外
乱では)閉じる方向には移動しない。
a側の把手55、55を手で持ち後方に引き上げるよう
にする。それにより、第2の部材50bの枠体51の下
端が左右の側壁11、13の上縁部に形成した段部11
b、13b上をスライドしながら、天板10は次第に中
折れ状態となり、最後には、図3、図4で示すやや後ろ
に傾斜した状態で自己姿勢を保持できるようになる。こ
の姿勢では、前記第2のピン57は前記弧状のガイド溝
27、29の他方端部、すなわち、前記軸受け孔19、
21を含む仮想垂直面よりも約20°程度後方に傾斜し
た位置に達して、そこで移動が規制されており、一方、
中折れした第2の部材50bの枠体51の下端は左右の
側壁11、13の上縁部に形成した段部11b、13b
上に乗った状態となっているので、中折れ状態の天板5
0は安定した状態で停止しており、容易には(多少の外
乱では)閉じる方向には移動しない。
【0024】上記のようであり、この開閉蓋100で
は、周側壁10への天板50の取り付け及び取り外し
は、天板50を二つ折り(中折り)した状態で行うこと
ができ、天板50の取り扱い及び操作性の双方で有利で
ある。また、天板50の開閉も狭い上部空間において、
かつ、少ない移動量で行うことができる利点もある。
は、周側壁10への天板50の取り付け及び取り外し
は、天板50を二つ折り(中折り)した状態で行うこと
ができ、天板50の取り扱い及び操作性の双方で有利で
ある。また、天板50の開閉も狭い上部空間において、
かつ、少ない移動量で行うことができる利点もある。
【0025】この実施形態において、周側壁10には通
気孔としての開孔12d、14dが形成され、天板50
にも、その中央部に半円形切欠き53、53からなる通
気孔が形成されている。そのために、この開閉蓋100
は、図1に示すおでん保温容器1のように、水蒸気が多
量に発生する条件下にある容器の開閉蓋として用いるの
に特に適している。その場合に、容器内部の食品(おで
ん)が外から透視できることは好ましい。そのために、
周側壁10及び天板50は、好ましくはポリカーボネー
ト、耐熱性ポリメチルメタアクリレートのような透明な
樹脂材料により構成する。しかし、例えばおでん保温容
器の蓋として用いる場合に、湯気によりまた食品の油脂
分により、開閉蓋100の内面、特に天板50の内面は
汚れがちとなる。この開閉蓋100では、天板50は容
易に周側壁10から取り外すことができるので、洗浄は
容易である。
気孔としての開孔12d、14dが形成され、天板50
にも、その中央部に半円形切欠き53、53からなる通
気孔が形成されている。そのために、この開閉蓋100
は、図1に示すおでん保温容器1のように、水蒸気が多
量に発生する条件下にある容器の開閉蓋として用いるの
に特に適している。その場合に、容器内部の食品(おで
ん)が外から透視できることは好ましい。そのために、
周側壁10及び天板50は、好ましくはポリカーボネー
ト、耐熱性ポリメチルメタアクリレートのような透明な
樹脂材料により構成する。しかし、例えばおでん保温容
器の蓋として用いる場合に、湯気によりまた食品の油脂
分により、開閉蓋100の内面、特に天板50の内面は
汚れがちとなる。この開閉蓋100では、天板50は容
易に周側壁10から取り外すことができるので、洗浄は
容易である。
【0026】さらに、天板50は、透明板70が枠体5
1に対して取り外し自在な構成となっており、図3に示
すように、該透明板70のみを取り外して洗浄すること
も可能である。
1に対して取り外し自在な構成となっており、図3に示
すように、該透明板70のみを取り外して洗浄すること
も可能である。
【0027】以上の説明は本発明による容器用の開閉蓋
及び該開閉蓋を備えた容器の好ましい実施の形態であ
り、他に多くの変形例が存在する。左右の側板の上縁が
山形であるのは、裏面に結露した水分の落下を促進する
ためであり、使用環境によっては、左右の側板の上縁も
平坦であってよい。天板20や周側壁に形成した蒸気抜
きのための開孔53、12dも場合によっては不要であ
る。天板20を枠体51とそこに挿入される透明板70
との別部材で構成することも必須でなく、一体物として
形成してもよい。
及び該開閉蓋を備えた容器の好ましい実施の形態であ
り、他に多くの変形例が存在する。左右の側板の上縁が
山形であるのは、裏面に結露した水分の落下を促進する
ためであり、使用環境によっては、左右の側板の上縁も
平坦であってよい。天板20や周側壁に形成した蒸気抜
きのための開孔53、12dも場合によっては不要であ
る。天板20を枠体51とそこに挿入される透明板70
との別部材で構成することも必須でなく、一体物として
形成してもよい。
【0028】
【発明の効果】本発明による容器用の開閉蓋及び該開閉
蓋を備えた容器において、該開閉蓋はがその全開時に蓋
本体である天板を自己起立姿勢を保持することができ、
かつ、構成が簡単で開閉操作も容易であり、容易には壊
れにくく、製造も容易である。そのために、店頭販売さ
れる食品等の保温容器及び該保温容器の開閉蓋として有
効に用いることができる。
蓋を備えた容器において、該開閉蓋はがその全開時に蓋
本体である天板を自己起立姿勢を保持することができ、
かつ、構成が簡単で開閉操作も容易であり、容易には壊
れにくく、製造も容易である。そのために、店頭販売さ
れる食品等の保温容器及び該保温容器の開閉蓋として有
効に用いることができる。
【図1】本発明による容器用の開閉蓋の一形態をおでん
保温容器の開閉蓋として用いた場合を示す斜視図。
保温容器の開閉蓋として用いた場合を示す斜視図。
【図2】開閉蓋の側面図、天板は閉じた状態にある。
【図3】図1のIII−III線による断面図、天板は
全開状態にある。
全開状態にある。
【図4】図2と同様の側面図で一部を破断して示してい
る。
る。
【図5】天板の枢支部を拡大して示す図。
【図6】天板のみを示す平面図。
1…容器、100…容器用の開閉蓋、10…周側壁、1
1〜14…左右前後の側壁、50…天板、56…第1の
ピン(枢支軸)、57…第2のピン(ガイド桿)、1
9、21…枢支軸の軸受け孔、27、29…ガイド桿の
ための弧状のガイド溝、70…透明板
1〜14…左右前後の側壁、50…天板、56…第1の
ピン(枢支軸)、57…第2のピン(ガイド桿)、1
9、21…枢支軸の軸受け孔、27、29…ガイド桿の
ための弧状のガイド溝、70…透明板
Claims (7)
- 【請求項1】 容器の上に載置される周側壁と、該周側
壁の一側端側を枢支点として開閉自在とされた天板とか
らなり、該天板は二分割されていて蝶番により中折り可
能に接続されており、全開時には、該天板は起立しかつ
中折れした姿勢で該枢支点側でその姿勢を保持できるよ
うにされていることを特徴とする容器用の開閉蓋。 - 【請求項2】 天板は周側壁から取り外し可能な状態で
該周側壁に枢支されていることを特徴とする請求項1記
載の容器用の開閉蓋。 - 【請求項3】 二分割された天板は、枠体と該枠体に脱
着自在とされた透明板とを有することを特徴とする請求
項1又は2記載の容器用の開閉蓋。 - 【請求項4】 天板は一側端部に枢支軸とガイド桿とを
備え、周側壁は前記天板の枢支軸を収容する軸受け孔
と、前記ガイド桿が摺動するための前記軸受け孔を中心
点とした弧状のガイド溝とを備えており、該ガイド溝の
一端部は前記軸受け孔を含む鉛直面よりも幾分後方に位
置するようにされており、前記ガイド桿が前記弧状のガ
イド溝の前記一端部に衝接することによって、前記天板
は起立しかつ中折れした姿勢でその姿勢を保持できるよ
うにされていることを特徴とする請求項1ないし3いず
れか記載の容器用の開閉蓋。 - 【請求項5】 前記軸受け孔及び弧状のガイド溝には、
前記天板の枢支軸とガイド桿とを軸受け孔及び弧状のガ
イド溝に案内するための案内路が連接されていることを
特徴する請求項4記載の容器用の開閉蓋。 - 【請求項6】 容器がおでん保温容器であることを特徴
とする請求項1ないし5いずれか記載の容器用の開閉
蓋。 - 【請求項7】 請求項1ないし6いずれか記載の容器用
の開閉蓋を備えていることを特徴とする容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9215143A JPH1149204A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 容器用の開閉蓋及び該開閉蓋を備えた容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9215143A JPH1149204A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 容器用の開閉蓋及び該開閉蓋を備えた容器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1149204A true JPH1149204A (ja) | 1999-02-23 |
Family
ID=16667405
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9215143A Pending JPH1149204A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 容器用の開閉蓋及び該開閉蓋を備えた容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1149204A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007202914A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Sekisui Plastics Co Ltd | 加熱保温容器用蓋 |
| CN103466183A (zh) * | 2013-09-17 | 2013-12-25 | 宁波市镇海声光密封件厂(普通合伙) | 一种用于瓶子的密封件 |
| JP2017056122A (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ポータブルトイレ |
| JP2025025743A (ja) * | 2023-08-10 | 2025-02-21 | 東邦電気株式会社 | 樹脂成形材料タンク及びその製造方法 |
-
1997
- 1997-08-08 JP JP9215143A patent/JPH1149204A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007202914A (ja) * | 2006-02-03 | 2007-08-16 | Sekisui Plastics Co Ltd | 加熱保温容器用蓋 |
| CN103466183A (zh) * | 2013-09-17 | 2013-12-25 | 宁波市镇海声光密封件厂(普通合伙) | 一种用于瓶子的密封件 |
| JP2017056122A (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-23 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | ポータブルトイレ |
| JP2025025743A (ja) * | 2023-08-10 | 2025-02-21 | 東邦電気株式会社 | 樹脂成形材料タンク及びその製造方法 |
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