JPH115064A - 試料の分離装置及びその方法並びに基板の製造方法 - Google Patents
試料の分離装置及びその方法並びに基板の製造方法Info
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- JPH115064A JPH115064A JP9159038A JP15903897A JPH115064A JP H115064 A JPH115064 A JP H115064A JP 9159038 A JP9159038 A JP 9159038A JP 15903897 A JP15903897 A JP 15903897A JP H115064 A JPH115064 A JP H115064A
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Abstract
置を提供する。 【解決手段】多孔質層420bを有する貼り合わせ基板
420を基板保持部404及び406により回転させな
がら支持する。噴射ノズル418から高速、高圧の液体
又は水(ジェット構成媒体)を噴射し、そのジェットを
案内部415を介して貼り合わせ基板420に狭入させ
る。この案内部415は、ジェットが貼り合わせ基板4
20の貼り合わせ面付近に集中するように、モータ41
7によりx軸方向の位置を調整される。
Description
びその方法並びに基板の製造方法に係り、特に、内部に
脆弱構造部を有する試料を分離する分離装置及びその方
法並びに該分離装置を使用した基板の製造方法に関す
る。
して、SOI(silicon on insulator)構造を有する基
板(SOI基板)が知られている。このSOI基板を採
用したデバイスは、通常のSi基板では達成し得ない数
々の優位点を有する。この優位点としては、例えば、以
下のものが挙げられる。 (1)誘電体分離が容易で高集積化に適している。 (2)放射線耐性に優れている。 (3)浮遊容量が小さく、素子の動作速度の高速化が可
能である。 (4)ウェル工程が不要である。 (5)ラッチアップを防止できる。 (6)薄膜化による完全な空乏型電解効果トランジスタ
の形成が可能である。
を有するため、ここ数十年、その形成方法に関する研究
が進められてきた。
ァイア基板上にSiをCVD(化学気層成長)法でヘテ
ロエピタキシ成長させて形成するSOS(silicon on s
apphire)技術が知られている。このSOS技術は、最
も成熟したSOI技術として一応の評価を得たものの、
Si層と下地のサファイア基板との界面における格子不
整合による大量の結晶欠陥の発生、サファイア基板を構
成するアルミニウムのSi層への混入、基板の価格、大
面積化への遅れ等の理由により実用化が進んでいない。
tion by ion implanted oxygen)技術が登場した。この
SIMOX技術に関して、結晶欠陥の低減や製造コスト
の低減等を目指して様々な方法が試みられてきた。この
方法としては、基板に酸素イオンを注入して埋め込み酸
化層を形成する方法、酸化膜を挟んで2枚のウェハを貼
り合わせて一方のウェハを研磨又はエッチングして、薄
い単結晶Si層を酸化膜上に残す方法、更には、酸化膜
が形成されたSi基板の表面から所定の深さに水素イオ
ンを打ち込み、他方の基板と貼り合わせた後に、加熱処
理等により該酸化膜上に薄い単結晶Si層を残して、貼
り合わせた基板(他方の基板)を剥離する方法等が挙げ
られる。
いて、新たなSOI技術を開示した。この技術は、多孔
質層が形成された単結晶半導体基板上に非多孔質単結晶
層(SiO2)を形成した第1の基板を、絶縁層(Si
O2)を介して第2の基板に貼り合わせ、その後、多孔
質層で両基板を分離し、第2の基板に非多孔質単結晶層
を移し取るものである。この技術は、SOI層の膜厚均
一性が優れていること、SOI層の結晶欠陥密度を低減
し得ること、SOI層の表面平坦性が良好であること、
高価な特殊仕様の製造装置が不要であること、数100
Å〜10μm程度の範囲のSOI膜を有するSOI基板
を同一の製造装置で製造可能なこと等の点で優れてい
る。
9号において、上記の第1の基板と第2の基板とを貼り
合わせた後に、第1の基板を破壊することなく第2の基
板から分離し、その後、分離した第1の基板の表面を平
滑にして再度多孔質層を形成し、これを再利用する技術
を開示した。この技術は、第1の基板を無駄なく使用で
きるため、製造コストを大幅に低減することができ、製
造工程も単純であるという優れた利点を有する。
は、貼り合わせた2枚の基板を分離する際に、両基板の
破損がなく、また、パーティクルの発生による製造装置
等の汚染が少ないことが要求される。
のであり、基板等の試料の分離に好適な分離装置及びそ
の方法並びに該分離装置を構成する部品及び該分離装置
を用いた基板の製造方法を提供することを目的とする。
装置は、内部に脆弱構造部を有する試料を分離する分離
装置であって、液体又は気体を束状にして噴射する噴射
部と、前記噴射部より噴射された液体又は気体の束を試
料の脆弱構造部付近に集中させる案内部とを備え、脆弱
構造部で試料を分離することを特徴とする。
前記噴射部より噴射される液体又は気体の束の幅を所定
幅に絞って試料の脆弱構造部付近に集中させることが好
ましい。
前記噴射部より噴射される液体又は気体の束の幅を絞る
開口部を有し、前記開口部の入口の幅は、前記噴射部よ
り噴射される液体又は気体の束の幅よりも広いことが好
ましい。
なる試料は、脆弱構造部のうち外部に露出した部分に向
かって窪んだ溝を有し、前記開口部の出口の幅は、前記
溝の幅よりも狭いことが好ましい。
なる試料は、脆弱構造部のうち外部に露出した部分に向
かって窪んだ溝を有することが好ましい。
は、略V型の形状を有することが好ましい。
位置関係を調整する調整機構を更に備えることが好まし
い。
は、前記案内部を移動させることにより、前記案内部と
前記試料との位置関係を調整することが好ましい。
位置関係を調整する調整機構を更に備え、前記調整機構
は、前記案内部を介して噴射される液体又は気体の束が
前記溝内に集中されるように、前記案内部と試料との位
置関係を調整することが好ましい。
は、前記案内部を移動させることにより、前記案内部と
前記試料との位置関係を調整することが好ましい。
構を更に備えることが好ましい。
なる試料は、脆弱構造部が略平面をなし、前記支持機構
は、前記案内部を介して噴射される液体又は気体の束
が、脆弱構造部がなす面を面方向に貫くように試料を支
持することが好ましい。
は、脆弱構造部がなす面と略垂直方向に設けられた軸を
中心にして試料を回転させる回転機構を有し、試料を回
転させながら支持することが好ましい。
試料を支持するための支持部に設けられていることが好
ましい。
試料を両側から挟むようにして保持する2つの保持部を
有し、前記案内部は、該2つの保持部が対向する部分の
隙間によって構成されていることが好ましい。
部が対向する部分には傾斜面を形成し、対向する該傾斜
面により、前記噴射部より噴射される液体又は気体の束
の幅を所定幅に絞って試料の脆弱構造部付近に集中させ
ることが好ましい。
なる試料は、円盤状の形状をなし、前記2つの保持部が
対向する部分は円環状の外周部を構成し、該外周部の内
側に試料を保持することが好ましい。
液体又は気体の圧力により試料が反ることが可能な状態
で該試料を保持することが好ましい。
は、分離する対象となる試料としての基板を保持する保
持部を有することが好ましい。
部は、例えば、分離する対象となる試料としての基板を
保持する保持部である。
弱構造部として多孔質層を有することが好ましい。
気体を噴射して内部に脆弱構造部を有する試料を分離す
る方法に適用する、液体又は気体の誘導装置であって、
噴射部より噴射された液体又は気体の束を試料の脆弱構
造部付近に集中させる案内部を備えることを特徴とす
る。
前記噴射部より噴射される液体又は気体の束の幅を所定
幅に絞って試料の脆弱構造部付近に集中させることが好
ましい。
前記噴射部より噴射される液体又は気体の束の幅を絞る
開口部を有し、前記開口部の入口の幅は、前記噴射部よ
り噴射される液体又は気体の幅よりも広いことが好まし
い。
なる試料は、脆弱構造部のうち外部に露出した部分に向
かって窪んだ溝を有し、前記開口部の出口の幅は、前記
溝の幅よりも狭いことが好ましい。
なる試料は、脆弱構造部のうち外部に露出した部分に向
かって窪んだ溝を有することが好ましい。
は、V型の形状を有することが好ましい。
保持機構を備える試料の分離装置に連結する連結部と、
前記案内部と試料との位置関係を調整する調整機構とを
更に備えることが好ましい。
体又は気体を噴射して内部に脆弱構造部を有する試料を
分離する方法に適用する試料の支持装置であって、試料
を両側から挟むようにして保持する2つの保持部を備
え、該2つの保持部が対向する部分の隙間によって、噴
射部より噴射された液体又は気体の束を試料の脆弱構造
部付近に集中させる案内部が構成されていることを特徴
とする。
部が対向する部分には傾斜面を形成し、対向する該傾斜
面により、噴射部より噴射された液体又は気体の束を所
定の幅に絞って試料の脆弱構造部付近に集中させること
が好ましい。
なる試料は、円盤状の形状をなし、前記2つの保持部が
対向する部分は円環状の外周部を構成し、該外周部の内
側に試料を保持することが好ましい。
液体又は気体の圧力により試料が反ることが可能な状態
で該試料を保持することが好ましい。
なる試料は、脆弱構造部のうち外部に露出した部分に向
かって窪んだ溝を有することが好ましい。
は、V型の形状を有することが好ましい。
なる試料は、例えば基板である。
えば脆弱構造部として多孔質層を有することが好まし
い。
離装置を使用して脆弱構造部で試料を分離することを特
徴とする。
から噴射させる液体として水を使用することが好まし
い。
に多孔質層及び非多孔質層を順に形成した第1の基板の
前記非多孔質層側を第2の基板に貼り合わせてなる基板
を前記非多孔質層で分離する方法であって、その分離に
際して、上記の分離装置を使用することを特徴とする。
に多孔質層及び非多孔質層を順に形成した第1の基板の
前記非多孔質層側を第2の基板に貼り合わせる工程と、
貼り合わせた基板を前記非多孔質層で分離する分離工程
とを含む基板の製造方法であって、前記分離工程におい
て、上記の分離装置を使用することを特徴とする。
発明の好適な実施の形態を説明する。
SOI基板の製造を方法を工程順に説明する図である。
板11を準備して、その表面に陽極化成等により多孔質
Si層12を形成する。次いで、図1(b)に示す工程
では、多孔質Si層12上に非多孔質単結晶Si層13
をエピタキシャル成長法により形成する。これにより、
第1の基板()が形成される。
Si基板14の表面に絶縁層(例えば、SiO2層)1
5を形成した第2の基板()を準備し、第1の基板
()と第2の基板()とを、非多孔質単結晶Si層
13と絶縁層15とが面するように室温で密着させる。
その後、陽極接合、加圧若しくは熱処理又はこれらを組
合わせた処理により第1の基板()と第2の基板
()とを貼り合わせる。この処理により、非多孔質単
結晶Si層13と絶縁層15が強固に結合される。な
お、絶縁層15は、上記のように単結晶Si基板14側
に形成しても良いし、非多孔質単結晶Si層13上に形
成しても良く、両者に形成しても良いく、結果として、
第1の基板と第2の基板を密着させた際に、図1(c)
に示す状態になれば良い。
2枚の基板を、多孔質Si層12の部分で分離する。こ
れにより、第2の基板側(''+)は、多孔質Si層
12''/単結晶Si層13/絶縁層15/単結晶Si基
板14の積層構造となる。一方、第1の基板側(')
は、単結晶Si基板11上に多孔質12’を有する構造
となる。
Si層12’を除去し、必要に応じて、その表面を平坦
化することにより、再び第1の基板()を形成するた
めの単結晶Si基板11として使用される。
(e)に示す工程では、第2の基板側(''+)の表
面の多孔質層12''を選択的に除去する。これにより、
単結晶Si層13/絶縁層15/単結晶Si基板14の
積層構造、すなわち、SOI構造を有する基板が得られ
る。
示す工程、すなわち、貼り合わせた2枚の基板(以下、
貼り合わせ基板)を分離する工程において、分離領域で
ある多孔質Si層に対して、選択的に高圧の液体又は気
体を噴射することにより該分離領域で基板を2枚に分離
する分離装置を使用する。
明の好適な実施の形態に係る分離装置の概略構成を示す
断面図である。この分離装置100は、ウォータージェ
ット法を適用したものである。一般に、ウォータジェッ
ト法は、水を高速、高圧の束状の流れにして対象物に対
して噴射して、加工、表面の塗膜の除去、表面の洗浄等
を行う方法である(ウォータージェット第1巻1号第4
ページ参照)。
多孔質層(分離領域)に対して、基板の面方向に、高
速、高圧の液体又は気体を束状の流れにして噴射して、
多孔質層を選択的に崩壊させることにより、多孔質層の
部分で基板を分離するものである。以下では、この束状
の流れを「ジェット」という。また、ジェットを構成す
る液体又は気体を「ジェット構成媒体」という。ジェッ
ト構成媒体としては、水、アルコール等の有機溶媒、弗
酸、硝酸その他の酸、水酸化カリウムその他の酸、空
気、窒素ガス、炭酸ガス、希ガス、エッチングガスその
他の気体を使用し得る。
えた基板保持部404,406を有し、この基板保持部
404,406により貼り合わせ基板420を両側から
挟むようにして保持する。貼り合わせ基板420は、内
部に脆弱な構成部である多孔質層420bを有し、この
分離装置100により、この多孔質層420bの部分で
2つの基板420a,420cに分離される。この分離
装置100においては、例えば、基板420aが図1に
おける第1の基板側(’)、基板420cが図1にお
ける第2の基板側(''+)になるようにセットす
る。
介して支持台401に回転可能に軸支された回転軸40
3の一端に連結され、この回転軸403の他端はモータ
402の回転軸に連結されている。したがって、モータ
402が発生する回転力により、基板保持部404に真
空吸着された貼り合わせ基板420が回転することにな
る。このモータ402は、貼り合わせ基板420の分離
の際に、不図示の制御器からの命令に従って、指定され
た回転速度で回転軸402を回転させる。
介して支持台401に回転可能に軸支された回転軸40
8の一端に連結され、この回転軸408の他端には、圧
縮バネ409が取り付けられている。したがって、貼り
合わせ基板420は、圧縮バネ409により、基板42
0aと基板420bが離隔される方向(x軸方向)に力
を受ける。その結果、貼り合わせ基板240が噴射ノズ
ル418からのジェットにより基板420a側と基板4
20c側とに分離された場合に、基板420a側はx軸
方向に移動して基板420c側から引き離される。
基板420が分離されてない状態では、貼り合わせ基板
420を介して回転軸403の回転力が伝達され、その
結果、回転軸403、基板保持部404、貼り合わせ基
板420、基板保持部406、回転軸408及び圧縮バ
ネ409は、一体化して回転する。そして、貼り合わせ
基板420が2枚の基板に分離されることにより、回転
軸408は静止することになる。
エアーシリンダ411が設けられている。このエアーシ
リンダ411は、貼り合わせ基板420を基板保持部4
04及び406により保持させる際に、ピストンロッド
410により回転軸408の後端を圧縮バネ409を圧
縮する方向(x軸の負方向)に押し出す(図2に示す状
態)。そして、真空チャックにより貼り合わせ基板42
0を吸着した後に、エアーシリンダ411は、ピストン
ロッド410を収容(x軸方向に移動)して、貼り合わ
せ基板420の分離処理が可能な状態にする。すなわ
ち、エアーシリンダ411は、貼り合わせ基板420を
基板保持部404及び506にセットする際にピストン
ロッド410を押し出し、セットが完了したらピストン
ロッド410を収容する。
0をセットするには、ベアリング413,414により
回転可能に支持台401に軸支された位置合せ軸412
の溝部412aに貼り合わせ基板420を載置し、その
後、前述のように、ピストンロッド410を押し出すこ
とによより、基板保持部406を貼り合わせ基板420
に当接させ、この状態(図2に示す状態)で、基板保持
部404及び406の真空チャックを作動させれば良
い。
2つ設けることが好ましく、この場合、貼り合わせ基板
420を2本の位置合せ軸412上に載置するだけで、
x,y,zの3方向に関する貼り合わせ基板420の位
置を規定することができる。したがって、手作業により
貼り合わせ基板420のセットが容易になる他、搬送ロ
ボットを採用する場合において、その搬送ロボットの構
成を簡略化することができる。
すには、分離処理の完了により、基板420a側がx軸
方向に移動し、両基板が引き離された後に、例えば、搬
送ロボットにより2枚の基板を夫々把持し、その後、基
板保持部404及び406の真空チャックによる吸着を
解除すれば良い。
不図示の制御器は、案内部415の排出口の位置が貼り
合わせ基板420の貼り合わせ面付近の上に位置するよ
うに案内部415を位置決めする。案内部415は、x
軸方向に移動可能に支持台401に緩挿された支持ロッ
ド416に連結されており、モータ417により、その
位置を微調整される。
分離処理の際に、ジェット構成媒体(例えば、水)を圧
縮して噴射ノズル418に送り込み、これにより噴射ノ
ズル418から高速、高圧のジェットが案内部415の
注入口に向かって噴射される。
わせ基板420の貼り合わせ面付近の上に位置決めされ
ているため、案内部415の排出口から排出されるジェ
ットは、貼り合わせ基板420の貼り合わせ面付近に集
中して挟入されることになる。
り合わせ基板を拡大した図である。案内部415は、注
入口415aから排出口415bに向かって、徐々に幅
が小さくなる開口部415cを有し、この開口部415
cにより、噴射ノズル418から噴射されるジェット4
30が貼り合わせ基板420に挟入される位置を修正す
る。図6は、貼り合わせ面と噴射ノズル418の中心と
の距離がずれている状態を示す図である。図6に示す状
態であっても、噴射ノズル418から噴射されたジェッ
ト430は、開口部415cの壁面に衝突してその方向
が修正されて、排出口415bから排出される。すなわ
ち、この案内部415を設けることにより、噴射ノズル
418は、案内部415の注入口415a上に位置する
ように制御すれば十分となる。なお、ジェットの運動エ
ネルギーは、開口415cの壁面への衝突により低下す
るため、その低下分を考慮してポンプ419を制御する
必要がある。
合わせ面に向かって窪んだV型溝420dを有すること
が望ましい。このようなV型溝420dは、第1の基板
(図1の)を構成する単結晶Si基板及び第2の基板
(図1の)を構成する単結晶Si基板として、面取り
加工の施された基板を使用することにより容易に形成す
ることができる。このV型溝420dの存在により、ジ
ェット430が効率的に貼り合わせ基板420に挟入さ
れる。
基板に作用する力の違いを模式的に示す図である。図1
3(a)は、V型溝420dが形成された貼り合わせ基
板、図13(b)は、V型溝が形成されていない貼り合
わせ基板を示している。V型溝420dが存在する場合
には、矢印a,a’に示すように、貼り合わせ基板42
0を分離する方向にジェットの力が作用する。一方、V
型溝が存在しない場合には、矢印b,b’に示すよう
に、貼り合わせ基板420を両側から内部に向かって圧
縮する方向に力が作用する。この場合、多孔質層420
bの外周部(露出部)が破壊されることにより、その破
壊された部分にV型若しくは凹型の溝が形成されるま
で、貼り合わせ基板420を分離する方向への力が作用
しにくい。したがって、V型溝を形成した方が、貼り合
わせ基板を分離が容易になると言える。
われているような場合にもV型溝420dは効果的に作
用する。すなわち、V型溝の存在により、貼り合わせ基
板を分離する方向に力が作用するため、この力により効
率的に当該薄膜を破壊することができる。
トは、貼り合わせ基板420を分離するための領域(分
離領域)である多孔質層420bを選択的に崩壊させ、
他の部分には殆ど損傷を与えることない。これは、多孔
質層420b(図1においては、多孔質層12)は、そ
れに接する単結晶Si基板(基板420aの表面、図1
においては単結晶Si基板11)や絶縁層(基板420
cの表面、図1においては絶縁層13)に比べて、極め
て脆弱な構成を有するからである。
すように矩形であっても良いが、他の形状であっても良
い。すなわち、注入口415aの形状は、噴射ノズル4
18から噴射されるジェットを開口部415c内に導入
できる形状であれば十分である。
状であるため、貼り合わせ基板420の面方向(y軸方
向)に細長く延びた矩形であることが望ましい。また、
貼り合わせ基板420の軸方向(x軸方向)に関しての
排出口415bの幅tjは、貼り合わせ基板420の外
周部に形成されたV型溝420dの幅tsよりも狭いこ
とが望ましい。これによりジェットの幅を絞ってV型溝
420dに集中させ、ジェットを効率的に利用すること
ができる。
軸方向)における排出口415bの位置は、その中心部
が貼り合わせ基板420の分離領域、すなわち、多孔質
層420bの中心に略一致するように、モータ417を
制御することが望ましい。これにより、排出口415b
から排出されるジェットを効率的に利用することができ
る。
20に対向する面は、図4に示すように、貼り合わせ基
板420の円弧に沿った形状にすることが望ましい。こ
れにより、排出口415bから排出されるジェットを効
率的に利用することができる。
は、上記の開口415cのように、案内部の構成部材を
楔状にくり貫いた形状に限定されるものではない。図7
及び図8は、案内部の他の断面形状の例を示す図であ
る。
貼り合わせ基板を分離するため、例えば、以下のような
利点を有する。 (1)基板の分離のために液体又は気体(ジェット構成
媒体)を使用するため、基板の分離面の損傷が少ない。 (2)パーティクルの発生や飛散が少ない。 (3)分離面に対して垂直方向に作用する力の面内均一
性が高い。 (4)分離処理を高速化することができる。 (5)分離処理により生じる対向する分離面の狭い間隙
にジェット構成媒体(例えば、水)が容易に入り込むた
め、大面積の貼り合わせ基板の分離が容易である。 (6)多数枚同時処理が容易である。 (7)ジェットの制御(例えば、圧力、径等)の自由度
が大きいため種々の貼り合わせ基板に対応することが容
易である。 (8)加熱処理等が不要であり、通常の環境化(例え
ば、常温、常圧)で処理できる。
場合、噴射ノズルから噴射されるジェットを貼り合わせ
基板に直接挟入させる構成(以下、直接方式)も有効で
あり、本発明は係る構成を排除するものではない。しか
しながら、この分離装置100は、噴射ノズル418か
ら噴射されたジェットを貼り合わせ基板に挟入させる位
置を調整する案内部415を設けたことにより、直接方
式の分離装置に対して、例えば、以下の優位点を有す
る。 (9)噴射ノズルの位置を調整する駆動機構又は基板の
保持部の位置を調整する駆動機構として、精度の低い駆
動機構を採用することができるため、分離装置全体の構
成を単純化することができると共に分離装置のコストを
低減することができる。
いては、噴射ノズルから噴射されるジェットを貼り合わ
せ基板に挟入させる位置を高精度に位置合せする必要が
ある。例えば、汎用のウォータージェット装置を改造し
て使用した場合、ジェットの径は通常0.1〜0.3m
mであり、これは貼り合わせ基板の分離のために十分な
細さである。従って、噴射ノズルの駆動機構又は貼り合
わせ基板の保持部の駆動機構の精度を高めることによ
り、十分な位置合せの精度が得られる。しかしながら、
噴射ノズルや基板の保持部の駆動機構として高精度な駆
動機構を設けると、分離装置の構成が複雑になると共に
高価なものになる。一方、この分離装置100に拠れ
ば、単純かつ小型の案内部415によりジェットと貼り
合わせ基板との位置合せを行うため、噴射ノズルの駆動
機構又は貼り合わせ基板の保持部の駆動機構として高精
度の駆動機構を設ける必要がなくなる。 (10)直接方式の分離装置を用いた場合によりも分離
処理を高速化することが容易である。
んで分離装置を構成する場合に、分離処理を高速化する
手段としては、ジェットの流量を高めることが考えられ
る。ジェットの流量を高める方法としては、ジェットの
径を大きくする方法と、ジェットの速度を高速化する方
法とが考えられる。しかしながら、前者の方法において
は、ジェットの径が貼り合わせ基板のV型溝の幅を越え
ると、流量の増大による効果は殆ど得られないばかり
か、例えば、貼り合わせ基板を振動させてしまうといっ
た問題が発生し得る。また、後者の場合においては、ジ
ェットの速度の増加に伴ってジェットの圧力が高くなる
ため、貼り合わせ基板を破損させる危険性が高くなる。
合わせ基板の軸方向に関してのジェットの幅を制限しつ
つジェットの流量を高めることが容易である。したがっ
て、貼り合わせ基板の分離処理を高速化することが容易
である。
は、第1の構成例に係る分離装置の案内部の構造を改良
したものであって、他の部分の構成は第1の構成例と同
様である。図9〜図11は、第2の構成例に係る分離装
置の案内部の概略構成を示す図である。
合わせ基板420に対向する面に、貼り合わせ基板42
0から溢れたジェット構成媒体(例えば、水等の液体)
を側方に効率的に排出するための排出溝415dを有す
る。
態に係る分離装置は、案内部と基板保持部とを一体化
し、貼り合わせ基板と案内部との位置合せを不要にした
ものである。
概略構成を示す断面図である。なお、第1の構成例に係
る分離装置100と同様の部材には同一の符号を付し、
その説明を省略する。
持部404’及び406’の円環状の外周部にジェット
の案内部を備えている。すなわち、基板保持部404’
及び406’は、図示のように貼り合わせ基板420を
挟んだ状態で、貼り合わせ基板420の外周部のV型溝
420dを露出させる案内面404a及び406aを夫
々有する。この案内面404a及び406aが構成する
隙間は、前述の開口部415cと同様に機能し、噴射ノ
ズル418から噴射されるジェットを貼り合わせ基板4
20のV型溝420dに挟入させる。この案内面404
a及び406aは、円盤状の基板保持部404’及び4
06’の全周にわたって設けられている。また、この案
内面404a及び406aは、挟入されたジェット構成
媒体を排出する排出口としても機能する。
り合わせ基板420と対向する面に環状溝404b及び
406bが夫々設けられている。この環状溝404b及
び406bは、ジェットの挟入により貼り合わせ基板4
20の内側から外側に向かって分離力が作用し、貼り合
わせ基板420が、その断面において二股状に開く(反
る)ことを許容し、ジェット構成媒体を効率的に排出す
ることを可能にする。
セットするには、2つの基板保持部404’及び40
6’が互いに離隔した状態、すなわち、エアシリンダ4
11のピストンロッド410が収容された状態で、例え
ば搬送ロボットにより貼り合わせ基板420を基板保持
部404’の吸着面に押し当てて、基板保持部404’
の真空チャックを作動させる。その後、エアシリンダ4
11によりピストンロッド410を押し出すことによ
り、基板保持部406’の吸着面を貼り合わせ基板42
0に押し当てて、この状態で、基板保持部406’の真
空チャックを作動させる。その後、エアシリンダ411
によりピストンロッド410を収容することにより、分
離処理を開始できる状態になる。
せ基板420を回転させながら、噴射ノズル418より
ジェットを噴射することによりなされる。分離処理が完
了すると、第1の構成例に係る分離装置100の場合と
同様に、基板420a側が圧縮バネ409の作用により
x軸方向に移動し、基板420c側から引き離される。
例えば、搬送ロボットにより2枚の基板を夫々吸着し、
その後、基板保持部404’及び406’の真空チャッ
クによる吸着を解除すれば良い。
せ基板420を基板保持部404’及び406’にセッ
トするだけで、噴射ノズル418から噴射されるジェッ
トが貼り合わせ基板420に挟入される位置が、分離領
域(多孔質層)に位置合せされる。したがって、案内手
段の位置を調整するための別途の機構(例えば、第1の
構成例におけるモータ417及びその制御機構)を設け
る必要がなく、装置の構成を簡略化することができる。
1を参照しながらSOI基板の製造方法を説明する。
て、厚さ625[μm]、直径5[inch]、比抵抗
0.01[Ω・cm]のP型又はN型の(100)単結
晶Si基板を準備した。この単結晶Si基板11をHF
溶液に浸漬して陽極化成を施して、厚さ10[μm]、
多孔度(porosity)15[%]の多孔質層12を形成し
た(図1(a)参照)。陽極化成の条件は次の通りであ
る。
し、1時間にわたって酸化させた。この処理により多孔
質Si層12の孔の内壁は熱酸化膜で覆われた。次い
で、多孔質Si層12上にCVD法により0.3μm厚
の単結晶Si層13をエピタキシャル成長させた(図1
(b)参照)。このエピタキシャル成長の条件は次の通
りである。
上に500[nm]のSiO2層15を形成した。そし
て、厚さ500[nm]のSiO2層15を形成した単
結晶Si基板14を別途準備し、SiO2層同士を室温
で密着させた後に、温度700[℃]で2時間の熱処理
を施し、2枚の基板を貼り合わせた(図1(c)参
照)。
に係る分離装置100’にセットし、夫々の装置により
分離処理を行った(図1(d)参照)。この際、ジェッ
ト構成媒体として純水を使用し、ジェットの径を0.2
[mm]、噴射する水の圧力を2500[Kgf/cm
2]とした。また、噴射ノズルの位置を貼り合わせ面の
直上から意図的に若干ずらした位置に固定して分離処理
を行った。貼り合わせ基板は、略1回転したところで分
離され、圧縮バネの作用により、2枚の基板が引き離さ
れた。分離された各基板には、傷、割れ、欠損がなかっ
た。
100’から取り出して、表面の多孔質Si層をHF/
HNO3/CH3COOH系のエッチング液で選択的にエ
ッチングした。単結晶Siのエッチング速度は極めて低
いため、多孔質Si層の下地となっている単結晶Si基
板がエッチングされる量は、実用上無視することができ
る。このエッチング処理により、SiO2膜15上に約
0.2μmの厚さの単結晶Si層13を有するSOI基
板を形成することができた(図1(e)参照)。
結晶Si層15の表面には不良がないことが確認され
た。また、透過型電子顕微鏡により、単結晶Si層15
の断面を観察した結果、結晶欠陥等が発ししておらず、
良好な結晶性が維持されていることが確認された。
晶Si層(エピタキシャル層)13側の表面にSiO2
膜を形成しなかった場合においても、同様に良好なSO
I基板を形成することができた。
基板11)に関しては、表面の多孔質Si層を除去し、
表面を平坦化することにより、再度、第1の基板として
使用することができた。なお、上記のように、多孔質S
i層を除去した基板を第1の基板として再利用する際に
は、周辺部に対して面取り加工を施すことが好ましい。
用例の分離処理において、第3の構成例に係る分離装置
100の代わりに、第1又は第2の構成例に係る分離装
置100を使用したものである。この適用例において
は、ジェット構成媒体として純水を使用し、ジェットの
径を1.0[mm]、噴射する水の圧力を850[Kg
f/cm2]とした。また、貼り合わせ基板のV型溝の
幅を0.625[mm]、案内部の排出口の幅を0.6
25[mm]とした。
幅より大きい径のジェットを使用したが、案内部により
ジェットの幅が制限され、ジェットが効率的にV型溝に
挟入され、高速に貼り合わせ基板を分離することができ
た。
例により製造されたSOI基板と同様に良好なものであ
った。
SOI基板の製造に好適な分離装置について説明した
が、本発明に係る分離装置は、他の部材を分離或いは切
断する場合にも使用できる。
層のように、脆弱な分離領域を有することが好ましい。
技術的思想を説明したが、本発明は、これらの実施の形
態に記載された事項によって限定されるものではなく、
特許請求の範囲に記載された技術的思想の範囲内におい
て様々な変形をなし得る。
と共に装置や試料に対する汚染を低減することができ
る。
することができる。
製造を方法を工程順に説明する図である。
略構成を示す断面図である。
した図である。
した図である。
した図である。
れている状態を示す図である。
成を示す図である。
構成を示す図である。
構成を示す図である。
す断面図である。
る力の違いを模式的に示す図である。
Claims (40)
- 【請求項1】 内部に脆弱構造部を有する試料を分離す
る分離装置であって、 液体又は気体を束状にして噴射する噴射部と、 前記噴射部より噴射された液体又は気体の束を試料の脆
弱構造部付近に集中させる案内部と、 を備え、脆弱構造部で試料を分離することを特徴とする
分離装置。 - 【請求項2】 前記案内部は、前記噴射部より噴射され
る液体又は気体の束の幅を所定幅に絞って試料の脆弱構
造部付近に集中させることを特徴とする請求項1に記載
の分離装置。 - 【請求項3】 前記案内部は、前記噴射部より噴射され
る液体又は気体の束の幅を絞る開口部を有し、前記開口
部の入口の幅は、前記噴射部より噴射される液体又は気
体の束の幅よりも広いことを特徴とする請求項1又は請
求項2に記載の分離装置。 - 【請求項4】 分離する対象となる試料は、脆弱構造部
のうち外部に露出した部分に向かって窪んだ溝を有し、
前記開口部の出口の幅は、前記溝の幅よりも狭いことを
特徴とする請求項3に記載の分離装置。 - 【請求項5】 分離する対象となる試料は、脆弱構造部
のうち外部に露出した部分に向かって窪んだ溝を有する
ことを特徴とする請求項1に記載の分離装置。 - 【請求項6】 前記溝の断面は、略V型の形状を有する
ことを特徴とする請求項5に記載の分離装置。 - 【請求項7】 前記案内部と試料との位置関係を調整す
る調整機構を更に備えることを特徴とする請求項1乃至
請求項6のいずれか1項に記載の分離装置。 - 【請求項8】 前記調整機構は、前記案内部を移動させ
ることにより、前記案内部と前記試料との位置関係を調
整することを特徴とする請求項7に記載の分離装置。 - 【請求項9】 前記案内部と試料との位置関係を調整す
る調整機構を更に備え、前記調整機構は、前記案内部を
介して噴射される液体又は気体の束が前記溝内に集中さ
れるように、前記案内部と試料との位置関係を調整する
ことを特徴とする請求項5又は請求項6に記載の分離装
置。 - 【請求項10】 前記調整機構は、前記案内部を移動さ
せることにより、前記案内部と前記試料との位置関係を
調整することを特徴とする請求項9に記載の分離装置。 - 【請求項11】 試料を支持する支持機構を更に備える
ことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1
項に記載の分離装置。 - 【請求項12】 分離する対象となる試料は、脆弱構造
部が略平面をなし、前記支持機構は、前記案内部を介し
て噴射される液体又は気体の束が、脆弱構造部がなす面
を面方向に貫くように試料を支持することを特徴とする
請求項11に記載の分離装置。 - 【請求項13】 前記支持機構は、脆弱構造部がなす面
と略垂直方向に設けられた軸を中心にして試料を回転さ
せる回転機構を有し、試料を回転させながら支持するこ
とを特徴とする請求項12に記載の分離装置。 - 【請求項14】 前記案内部は、試料を支持するための
支持部に設けられていることを特徴とする請求項1乃至
請求項6のいずれか1項に記載の分離装置。 - 【請求項15】 前記支持部は、試料を両側から挟むよ
うにして保持する2つの保持部を有し、前記案内部は、
該2つの保持部が対向する部分の隙間によって構成され
ていることを特徴とする請求項14に記載の分離装置。 - 【請求項16】 前記2つの保持部が対向する部分には
傾斜面が形成され、対向する該傾斜面により、前記噴射
部より噴射される液体又は気体の束の幅を所定幅に絞っ
て試料の脆弱構造部付近に集中させることを特徴とする
請求項15に記載の分離装置。 - 【請求項17】 分離する対象となる試料は、円盤状の
形状をなし、前記2つの保持部が対向する部分は円環状
の外周部を構成し、該外周部の内側に試料を保持するこ
とを特徴とする請求項16に記載の分離装置。 - 【請求項18】 前記保持部は、液体又は気体の圧力に
より試料が反ることが可能な状態で該試料を保持するこ
とをを特徴とする請求項15乃至請求項17のいずれか
1項に記載の分離装置。 - 【請求項19】 前記支持機構は、分離する対象となる
試料としての基板を保持する保持部を有することを特徴
とする請求項11乃至請求項13のいずれか1項に記載
の分離装置。 - 【請求項20】 前記2つの保持部は、分離する対象と
なる試料としての基板を保持する保持部であることを特
徴とする請求項15乃至請求項18のいずれか1項に記
載の分離装置。 - 【請求項21】 前記基板は、脆弱構造部として多孔質
層を有することを特徴とする請求項19又は請求項20
に記載の分離装置。 - 【請求項22】 束状の液体又は気体を噴射して内部に
脆弱構造部を有する試料を分離する方法に適用する、液
体又は気体の誘導装置であって、 噴射部より噴射された液体又は気体の束を試料の脆弱構
造部付近に集中させる案内部を備えることを特徴とする
誘導装置。 - 【請求項23】 前記案内部は、前記噴射部より噴射さ
れる液体又は気体の束の幅を所定幅に絞って試料の脆弱
構造部付近に集中させることを特徴とする請求項22に
記載の誘導装置。 - 【請求項24】 前記案内部は、前記噴射部より噴射さ
れる液体又は気体の束の幅を絞る開口部を有し、前記開
口部の入口の幅は、前記噴射部より噴射される液体又は
気体の幅よりも広いことを特徴とする請求項22又は請
求項23に記載の誘導装置。 - 【請求項25】 分離する対象となる試料は、脆弱構造
部のうち外部に露出した部分に向かって窪んだ溝を有
し、前記開口部の出口の幅は、前記溝の幅よりも狭いこ
とを特徴とする請求項24に記載の誘導装置。 - 【請求項26】 分離する対象となる試料は、脆弱構造
部のうち外部に露出した部分に向かって窪んだ溝を有す
ることを特徴とする請求項22に記載の誘導装置。 - 【請求項27】 前記溝の断面は、V型の形状を有する
ことを特徴とする請求項26に記載の誘導装置。 - 【請求項28】 前記噴射部及び試料の保持機構を備え
る試料の分離装置に連結する連結部と、 前記案内部と試料との位置関係を調整する調整機構と、 を更に備えることを特徴とする請求項22乃至請求項2
7のいずれか1項に記載の誘導装置。 - 【請求項29】 束状の液体又は気体を噴射して内部に
脆弱構造部を有する試料を分離する方法に適用する試料
の支持装置であって、 試料を両側から挟むようにして保持する2つの保持部を
備え、該2つの保持部が対向する部分の隙間によって、
噴射部より噴射された液体又は気体の束を試料の脆弱構
造部付近に集中させる案内部が構成されていることを特
徴とする支持装置。 - 【請求項30】 前記2つの保持部が対向する部分には
傾斜面が形成され、対向する該傾斜面により、噴射部よ
り噴射された液体又は気体の束を所定の幅に絞って試料
の脆弱構造部付近に集中させることを特徴とする請求項
29に記載の支持装置。 - 【請求項31】 支持する対象となる試料は、円盤状の
形状をなし、前記2つの保持部が対向する部分は円環状
の外周部を構成し、該外周部の内側に試料を保持するこ
とを特徴とする請求項30に記載の支持装置。 - 【請求項32】 前記保持部は、液体又は気体の圧力に
より試料が反ることが可能な状態で該試料を保持するこ
とをを特徴とする請求項29乃至請求項31のいずれか
1項に記載の支持装置。 - 【請求項33】 支持する対象となる試料は、脆弱構造
部のうち外部に露出した部分に向かって窪んだ溝を有す
ることを特徴とする請求項29に記載の支持装置。 - 【請求項34】 前記溝の断面は、V型の形状を有する
ことを特徴とする請求項33に記載の支持装置。 - 【請求項35】 支持する対象となる試料は、基板であ
ることを特徴とする請求項29乃至請求項34のいずれ
か1項に記載の支持装置。 - 【請求項36】 前記基板は、脆弱構造部として多孔質
層を有することを特徴とする請求項35に記載の支持装
置。 - 【請求項37】 請求項1乃至請求項21のいずれか1
項に記載の分離装置を使用して脆弱構造部で試料を分離
することを特徴とする分離方法。 - 【請求項38】 前記噴射部から噴射させる液体として
水を使用することを特徴とする請求項37に記載の分離
方法。 - 【請求項39】 一方の面に多孔質層及び非多孔質層を
順に形成した第1の基板の前記非多孔質層側を第2の基
板に貼り合わせてなる基板を前記非多孔質層で分離する
方法であって、その分離に際して、請求項1乃至請求項
20のいずれか1項に記載の分離装置を使用することを
特徴とする分離方法。 - 【請求項40】 一方の面に多孔質層及び非多孔質層を
順に形成した第1の基板の前記非多孔質層側を第2の基
板に貼り合わせる工程と、貼り合わせた基板を前記非多
孔質層で分離する分離工程とを含む基板の製造方法であ
って、 前記分離工程において、請求項1乃至請求項20のいず
れか1項に記載の分離装置を使用することを特徴とする
基板の製造方法。
Priority Applications (9)
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