【発明の詳細な説明】
セグメント式の電極を有する力センサ
背景技術
力に応答する種々のタイプの触覚センサや接触センサが公知になっている。一
つのタイプの場合、そのようなセンサは、相対する電極を有する1対のシートを
含んでいて、それら相対する電極は、それの感知ゾーンの間において圧力感受性
の抵抗材料のような圧力感受性材料を伴っている。そのような構造を示している
特許としては、公開された英国出願NO.GB 2115556Aと米国特許No.4,856,993があ
る。その他の、入手可能な力センサの構造を開示している特許は、米国特許No.5
,398,962である。
これらセンサのすべてのものは、典型的には1対の相対する電極を利用してい
るが、そこでは、一つの電極は一つのシート上に、他方の電極は他方のシート上
にある。複数の感知ゾーンがある場合には、1セットの電極の並びが一方の下地
シート上に設けられ、第2のセットの電極が他方のシート上に設けられる。これ
らのシートは、印刷されたものとして作成されねばならず、作成されてからは、
対をなす感知ゾーンや電極のセットが適切に揃うように、注意深く相互に揃えら
れねばならない。
さらに、これら力センサを作る方法が、典型的にはスクリーン印刷である故に
、スクリーンやパターンを備えることが高価につく。相異なる各々のセンサが、
所望の力センサの製品を生産するために、独自の特別なスクリーンのセットを必
要とする。種々の変形構造に広く適用されるセンサを作ることが望まれる場合が
あるが、感知場所のすべてを生かすことなしには、そのことは、実際上はどうし
ても不可能である。
したがって、完成される回路を、選択された回路と選択された電極だけに限定
しながら、種々のセンサの並びの形に広く適用することを可能にするような力セ
ンサの構造を提供することが望まれる。さらに、両方の電極のセットの大部分が
、相対する二つの下地シートの一方のものの上に配置されていて、それにより、
揃えにおける要求が最小化された、という複数電極型のセンサの構造を提供する
ことも望まれる。
発明の開示
本発明に従えば、改善されたセグメント式の電極の構造と、改善された力セン
サが提供される。この、付与される荷重を感知する力センサは、第1の下地シー
トと、第1の下地シート上に印刷によって形成されていて第1の感知ゾーンと第
1の接触ゾーンの輪郭を決めている第1の導電性電極と、第2の下地シートと、
セグメント式の第2の導電性電極とから構成されている。第2の導電性電極は、
第2の感知ゾーンとそれに組み合った連絡ゾーン、第2の接触ゾーン、及び中間
ゾーンとから構成されている。第2の接触ゾーンと、中間ゾーンの少なくとも一
部分とは、第1の下地シート上に第1の導電性電極からは離れて形成されており
、第2の感知ゾーンとそれに組み合った連絡ゾーンは、第2の下地シート上に印
刷によって形成されている。圧力感受性の抵抗材料が、第1と第2の感知ゾーン
の少なくとも一方のものの上に配置されている。第1の下地シートと第2の下地
シートとは、両方の感知ゾーンが互いに相対して重なり、連絡ゾーンが第1の下
地シート上の中間ゾーンの少なくとも一部分にオーバーラップするように配置さ
れている。
一つの形態においては、少なくとも二つのセグメント式の第2の導電性電極が
あって、各々の第2の導電性電極は、第2の感知ゾーンとそれと組み合った連絡
ゾーン、第2の接触ゾーン、及び中間ゾーンとから構成され、第1の導電性電極
は、少なくとも二つの第1の感知ゾーンを有している。第1の下地シートと第2
の下地シートとは、少なくとも2対の、第1と第2の感知ゾーンの互いに相対し
ての重なりができ、第2の感知ゾーンに組み合った連絡ゾーンは第1の下地シー
ト上の中間ゾーンにオーバーラップするように配置されていて、圧力感受性の抵
抗材料が、相対している第1と第2の感知ゾーンの各々の対での間に配置されて
いる。
別の形態においては、少なくとも二つの第1の導電性電極があって、その各々
が第1の感知ゾーンを有しており、セグメント式の第2の導電性電極は、少なく
とも二つの第2の感知ゾーン、すなわち、各々がそれに組み合った連絡ゾーンを
有しているという少なくとも二つの第2の感知ゾーン、第2の接触ゾーン、及び
、少なくとも二つの中間ゾーンから構成されている。第1の下地シートと第2の
下地シートとは、少なくとも2対の、第1と第2の感知ゾーンの互いに相対して
の重なりができ、第2の感知ゾーンに組み合った連絡ゾーンは第1の下地シート
上の中間ゾーンにオーバーラップするように配置されていて、圧力感受性の抵抗
材料が、相対している第1と第2の感知ゾーンの各々の対での間に配置されてい
る。
さらに別の形態においては、少なくとも二つの第1の導電性電極、すなわち、
その各々が少なくとも二つの第1の感知ゾーンを有している少なくとも二つの第
1の導電性電極と、少なくとも二つのセグメント式の第2の導電性電極、すなわ
ち、その各々が、少なくとも二つの、各々がそれに組み合った連絡ゾーンを有し
ているという第2の感知ゾーン、接触ゾーン、及び、少なくとも二つの中間ゾー
ンから構成されているという少なくとも二つのセグメント式の第2の電極とがあ
る。第1の下地シートと第2の下地シートとは、少なくとも2対の、第1と第2
の感知ゾーンの互いに相対しての重なりができ、第2の感知ゾーンに組み合った
連絡ゾーンは第1の下地シート上の中間ゾーンにオーバーラップするように配置
されていて、圧力感受性の抵抗材料が、相対している第1と第2の感知ゾーンの
各々の対での間に配置されている。
さらに、本発明の目的、特徴、及び利点は、以降の説明と複数の図面から明ら
かになるはずである。
図面の簡単な説明
図1は、本発明の力センサの平面図、
図1(a)は、図1の力センサの一方のシートの平面図、
図1(b)は、図1の力センサの第2のシート、ただし、相手になる図1(a
)のセンサ部分に対面するように反転させられるより前の第2のシート、の平面
図、
図1(c)は、実質的に図1の線1(c)−1(c)に沿っての断面図であり
図2は、別の本発明の力センサの平面図、
図2(a)は、図2の力センサの一方のシートの平面図、
図2(b)は、図2の力センサの第2のシートであって、相手になる図2(a
)の力センサ部分に対面するように反転させられるより前の第2のシート、の平
面図、
図2(c)は、図2の力センサの、代案としての第2のシートの平面図であり
図3(a)と3(b)は、さらに別の本発明の力センサの第1と第2のシート
の平面図であって、図3(b)の第2のシートは相手になる図3(a)のセンサ
部分に対面するように反転させられるより前の平面図であり、
図4(a)と4(b)は、さらに別の本発明の力センサの第1と第2のシート
の平面図であって、図4(b)の第2のシートは相手になる図4(a)のセンサ
部分に対面するように反転させられるより前の平面図であり、
図5(a)と5(b)は、さらに別の本発明の力センサの第1と第2のシート
の部分であって、さらに本発明の特徴を示している部分の平面図である。
発明を実施するための最良の形態
先ず図1から1(c)までを見るに、本発明による力センサ10は、極めて薄
くて柔軟性のポリエステルフィルムでできた第1の薄くて絶縁性の下地シート1
2と、それの上にスクリーン印刷によってコーティングされた導電性の銀インキ
でできた第1の導電性電極14を含んでいる。その第1の電極は、第1の感知ゾ
ーン16、第1の接触ゾーン18、及び接続ゾーン20を含んでいる。
セグメント式の第2の導電性電極30が設けられている。その第2の電極は、
第2の接触ゾーン34と一つの中間ゾーン36を含んでいて、それらすべては、
やはり、第1の下地シート12上に導電性の銀インキを用いたスクリーン印刷に
よって形成されている。図1(a)は、第1の下地シート12上に印刷された上
述の電極要素34,36を示している。
明らかになるであろうように、セグメント式の第2の電極30は、感知ゾーン
32とそれに組み合った連絡ゾーン38をも含んでいる。それらゾーンは、第2
の、ポリエステルのような薄くて柔軟性の下地シート40上に、スクリーン印刷
によって設けられていて、それぞれに、第1の感知ゾーン16と、第2の電極3
0の中間ゾーン36の一部分に重なって、中間ゾーン36と第2の感知ゾーン3
2の間のギャップを連絡させるに適している。明らかになるであろうように、図
1(a)と1(b)の各々での、第1の下地シート12と第2の下地シート40
が、図1に示されているように両方の感知ゾーン16,32が互いに重なって相
対して並ぶように配置されたときには、セグメント式の第2の電極30は、それ
の感知ゾーン32と接触ゾーン34の間で連続することになる。
従来の力センサにおいても普通であるように、圧力感受性の抵抗材料42が、
相対している両方の感知ゾーン16、32の間に挿入されている。図1〜1(c
)の実施形態においては、圧力感受性の材料42は、感知ゾーン16,32の各
々のものの上に、パターンでスクリーン印刷されている。圧力感受性の材料42
は、アクリル系バインダのような適当なバインダの中に入った従来の半導電性炭
素/二硫化モリブデン材料であってよい。センサ10は、前述の特許の文献から
明らかになるであろうように、感知ゾーンにおいてセンサに荷重をかけることに
よって作動する。荷重が付与されたときには、圧力感受性材料42の抵抗が低下
し、そこで両方の感知ゾーン16,32の間を電流が流れ得るのであり、その結
果、接触ゾーン18,34に接続された技術的に認められた手段を用いるならば
、抵抗(導電性)の変化の表示、したがって付与された荷重の表示が得られるこ
とになる。
図1〜1(c)の実施形態においては、第2の下地シート40は、第1の下地
シート12よりもずっと小さいサイズのものであってよく、パッチと見られても
よい。第1の下地シート12と組み合わされたときにパッチが定位置に固定され
て維持されるように、接着剤Aがパッチ上に、ある周囲上パターンで配置されて
いるのが望ましい。保護の目的のために、第1の下地シート12上の電極の露出
した部分にブランクのシートが重なっていてよい。
最後として、知られていることではあるが、下地シートと、電極、半導体、及
び接着剤といった材料の層は、極めて薄くて柔軟性の力センサを提供するために
、ほんの数千分の1インチまたはそれ以下という厚さのものであればよい。より
厚い下地も、用いられてよい。
図2〜2(b)の実施形態は、連絡ゾーン138が感知ゾーン132の明白な
一部分になっていること以外では、図1〜1(b)の実施形態と同様である。見
られるであろうように、第2の下地シート140は、第2の電極の一部分、すな
わち、下にある電極114の感知ゾーン116に重なるほか、感知ゾーン132
と第1の下地シート112上に配置された中間部分136の間の第2の電極にお
けるギャップを連絡ゾーン138によって連絡させるような大きさの第2の電極
の一部分、を担持している。さらに、図2(c)に示されているように、感知ゾ
ーン132Aと連絡ゾーン138Aは、それらゾーンの寸法と広がりがセンサの
感知と連絡の要求を満たすに十分である限り、図2(b)のような円形ではなく
、組み合っての一つの長方形をなしていてもよい。もちろん、圧力感受性の抵抗
材料が、(感知ゾーン116に付与されるに加えて、またはその代わりとして)
感知ゾーン132,132A上に設けられているのであれば、第1のシート上の
中間ゾーン136に重なる連絡部分138,138Aは、電気的導通を確保する
ために、圧力感受性材料のない状態にあるべきである。
最後として、図示されているように、図2(b)と2(c)の第2の下地シー
ト140,140Aは、図2(c)に示されているような小さいサイズのもので
あってもよいし、図2(b)に示されているように、どちらもが、第2の電極の
上記部分を担持するほか、第1の下地シート112上に印刷された他の電極の部
分を保護的にカバーしていてもよい。
図3(a)と3(b)は、さらに別の本発明の実施形態を図示している。この
場合、力センサ200は、スクリーン印刷された複雑な第1の導電性電極214
がその上についているという第1の薄い絶縁性の下地シート212を含んでいる
。その第1の電極は、一つの接触ゾーン218、複数の第1の感知ゾーン216
、及び、接触ゾーンと感知ゾーンの間の各接続ゾーンを含んでいる。
複数(ここでは4つ)のセグメント式の第2の電極230が設けられている。
第2の電極230の各々は、第1の下地シート212上にスクリーン印刷された
導電性の銀インキで形成された、接触ゾーン234と中間ゾーン236を含んで
いる。図3(a)は、第1のシート212上の接触ゾーン234と中間ゾーン2
36を示している。第2の電極230の残りの部分は、感知ゾーン232とそれ
に組み合った連絡ゾーン238で成っていて、それらのもののすべては、やはり
導電性のインキでできている。それらのものは、第2の下地シート240上に配
置されている。感知ゾーン232と連絡ゾーン238は、相手になる感知ゾーン
216の各々のもののために単一の第2の下地シート240の上に設けられても
よいし、複数の個別のシート上に設けられてもよいし、相手になる感知ゾーン2
16のすべてよりは少ない幾つかのもののために設けられてもよい。
存在しているそれら感知ゾーン232とそれらに組み合った連絡ゾーン238
は、相手になる第1の各感知ゾーン216と第2の電極の各中間ゾーン236の
一部分に重なって相対し、それにより、中間ゾーン236と第2の感知ゾーン2
32の間のギャップを連絡させるように位置され、形を決められている。そのよ
うなわけで、第1の下地シート212と第2の下地シート240が、各対の感知
ゾーン216,232がオーバーラップして相対する関係になるように配置され
たときには、セグメント式の第2の電極の各々のものは、感知ゾーン232とそ
れに組み合った接触ゾーン234の間で連続することになる。
もちろん、他の実施形態の力センサと同様に、圧力感受性の抵抗材料が感知ゾ
ーン216,232の各対での間に挿入されている。この材料は、サイズと形に
おいて感知ゾーン216,232と類似した材料のパターンで(材料42に関し
て前述したように)スクリーン印刷で形成されていて、それら感知ゾーン間に前
述の目的で存在している。
センサ200の各要素を一緒にして一つの力センサとして保持するために、一
方または両方のシートに、周囲上で形をなすとか、またはその他の形での接着剤
が付与されているので、感知ゾーン216,232を担持しているシートが、各
対の感知ゾーン216,232が互いに重なる関係になるように配置されたとき
には、それら感知ゾーンはそのような関係に保持される。
図4(a)と4(b)は、さらに別の本発明の実施形態を示している。力セン
サ300は、スクリーン印刷された導電性インキでできた複数の第1の電極31
4が上についているという第1の薄くて絶縁性の下地シート312を含んでいる
。第1の電極の各々のものは、接触ゾーン318,第1の感知ゾーン316,及
び、接触ゾーンと感知ゾーンの間の接続ゾーンを含んでいる。
複数のセグメント式の第2の電極(ここでは二つの電極)330が設けられて
いる。第2の電極330の各々のものは、第1の下地シート312上にスクリー
ン印刷された導電性の銀インキで形成された、接触ゾーン334とセグメント式
の中間ゾーン336を含んでいる。図4(a)は、第1のシート312上の接触
ゾーン334と中間ゾーン336を示している。第2の電極330の残りの部分
は、やはり導電性の銀インキでできた、感知ゾーン332とそれに組み合った連
絡ゾーン338で成っている。これらのものは、第2の下地シート340上に配
置されている。感知ゾーン332と連絡ゾーン338は、相手になる感知ゾーン
316の各々のもののために単一の第2の下地シート340の上に設けられてよ
いし、複数の個別のシート上に設けられてもよいし、相手になる感知ゾーン31
6のすべてよりは少ない幾つかのもののために設けられてもよい。
存在しているそれら感知ゾーンと連絡ゾーンは、相手になる第1の各感知ゾー
ン316と第2の電極の各中間ゾーン336の一部分に重なって、それにより、
中間ゾーン336と第2の感知ゾーン332の間のギャップを連絡させるように
位置され、形を決められている。そのようなわけで、シート312とシート手段
340が、各対の感知ゾーン316,332がオーバーラップして相対する関係
になるように配置されたときには、セグメント式の第2の電極の各々のものは、
感知ゾーン332とそれに組み合った接触ゾーン334の間で連続することにな
る。
他の実施形態の力センサと同様に、圧力感受性の抵抗材料が感知ゾーン316
,332の各対での間に挿入されている。この材料は、サイズと形において感知
ゾーンと類似した材料のパターンで(材料42に関して前述したように)スクリ
ーン印刷で形成されていて、それら感知ゾーン間に前述の目的で存在している。
センサ300の各要素を一緒にして保持するために、一方または両方のシートに
、周囲上で形をなすとか、またはその他の形での接着剤が付与されているので、
感知ゾーン316,332を担持しているシート手段が、各対の感知ゾーンが互
いに重なる関係になるように配置されたときには、それら感知ゾーンはそのよう
な関係に保持される。
本発明の、別の実施形態と、さらにある特徴が、図5(a)と5(b)に図示
されている。力センサ400は、スクリーン印刷された銀ベースのインキのよう
な導電性インキでの複数の第1の電極414が上についているという第1の薄く
て絶縁性の下地シート412を含んでいる。第1の電極414の各々のものは、
接触ゾーン418、第1の感知ゾーン416,及び、接触ゾーンと感知ゾーンの
間の接続ゾーンを含んでいる。
複数(ここでは二つ)のセグメント式の第2の電極430が設けられている。
第2の電極430の各々のものは、第1の下地シート412上にスクリーン印刷
された導電性の銀インキで形成された、接触ゾーン434とセグメント式の中間
ゾーン(二つの中間ゾーン部分を含む)436を含んでいる。図5(a)は、第
1のシート上の接触ゾーン434と中間ゾーン436を示している。セグメント
式の第2の電極430の残りの部分は、やはり導電性の銀インキのような導電性
インキでできた、感知ゾーン432とそれと組み合った連絡ゾーン438で成っ
ている。これらのものは、第2の下地シート440上に配置されている。感知ゾ
ーン432とそれと組み合った連絡ゾーン438は、相手になる感知ゾーン41
6の各々のものののために(または、図5(b)に示されているように感知ゾー
ン416のすべてよりは少ない幾つかのもののために)単一の第2の下地シート
440上に設けられてもよいし、複数の個別のシート上に別々に設けられてもよ
い。
存在しているそれら感知ゾーン432は、相手になる第1の感知ゾーン416
と第2の電極の中間ゾーン436の一部分と重なって相対して、それにより、中
間ゾーン436と第2の感知ゾーン432の間のギャップを連絡させるように位
置され、形を決められている。図5(a)において破線で見られるように、図5
(b)の組立体が、反転されて第1の下地シート412上に配置されていて、第
2の感知ゾーン432と連絡ゾーン438は、それの上に載せられている。この
ようなわけで、第1の下地シート412と第2の下地シート440が、各対の感
知ゾーン416,432が互いにオーバーラップして相対する関係になるように
配置されたときには、セグメント式の第2の電極の各々のものは、感知ゾーン4
32とそれに組み合う接触ゾーン434の間で連続することになる。
もちろん、他の実施形態の接触センサと同様に、圧力感受性の抵抗材料が、感
知ゾーン416,432の各対での間に挿入されている。この材料は、サイズと
形において下にある感知ゾーンと類似の材料パターンで(材料42について前述
したように)スクリーン印刷で形成されていて、それら感知ゾーン間に前記の目
的で存在している。前述と同様に、センサ400の各要素を一緒にして保持する
ために、一方または両方のシートに、周囲上で形をなすとか、またはその他の形
での接着剤が付与されているので、感知ゾーン416,432を担持しているシ
ートが、感知ゾーン416,432が各対で互いに重なる関係になるように配置
されたときには、それら感知ゾーンはそのような関係に保持される。
さらに図5(a)と5(b)から明らかになるであろうこととして、感知ゾー
ン416は、何らかの特定の形のものである必要はないし、簡単に、電極414
のどの部分でも存在し得る。同様に、感知ゾーン432は、円形である必要はな
いし、どんな寸法・形のものであってもよいので、感知ゾーン416と一緒に、
荷重感知ゾーンの中での荷重付与の適切な認識を容易にする。さらに、幾つかの
実施形態の図面から明白になるであろうこととして、第2の電極の連絡ゾーンは
、それに組み合った感知ゾーンから形のうえで区別され得る必要はなく、連絡ゾ
ーンでの唯一の要求は、それが第2の電極にあるギャップと揃って、そこを連絡
するということである。その故に、連絡ゾーンは、それが電気的導通を提供する
ために組み合う相手としての第2の電極の中間ゾーンに重なることを確実にする
ために、典型的には、より幅広く、つまりより大きくされている。つまり、連絡
ゾーンと中間ゾーンがオーバーラップする領域においては、電気的導通を確実に
するために、それら両ゾーンの少なくとも一方のものが、他方のものよりも幅が
広くなっている。
図5(a)と5(b)は、なお、感知ゾーン416のすべてよりは少ない幾つ
かのものが用いられ得る、ということを示している。そのことによって明白にな
るであろうこととして、マルチポイントの並びの中からの対象になる領域の選定
が行われ得るし、複数の感知ゾーン432とそれらに組み合った連絡ゾーン43
8を選択的に、図5(a)で現示された原理を用いて予め形を決められた第1の
シートと合わせることにより、簡単に、単一のマルチポイントセンサは、感知ゾ
ーンの対の形や並び方が様々になるように並べられ得る。つまり、接触ゾーン4
34の各々は、感知ゾーン416,432の対のどれどれにおいて、重なった感
知ゾーン432が(もちろん、それに組み合った連絡ゾーン438を伴って)あ
るのかによって、生きることにも死ぬことにもなるはずである。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項
【提出日】1997年7月28日
【補正内容】
請求の範囲
1.第1の下地シートと、
前記第1の下地シート上に形成されていて、第1の感知ゾーンと第1の接触ゾ
ーンの輪郭を決めている第1の導電性電極と、
第2の下地シートと、
セグメント式の第2の導電性電極と、
前記第1と第2の感知ゾーンの少なくとも一方のものの上に配置された圧力感
受性の抵抗材料とから構成され、
前記第2の導電性電極は、第2の感知ゾーンと、該第2の感知ゾーンに組み合
った連絡ゾーンと、第2の接触ゾーンと、中間ゾーンとから構成され、前記第2
の接触ゾーンと前記中間ゾーンの少なくとも一部分とは、前記第1の下地シート
上に前記第1の導電性電極からは離れて形成されており、前記第2の感知ゾーン
と該第2の感知ゾーンに組み合った連絡ゾーンとは前記第2の下地シート上に形
成されており、
前記第1の下地シートと前記第2の下地シートとは、前記感知ゾーンの両者が
互いに相対して重なり、前記連絡ゾーンが前記第1の下地シート上の前記中間ゾ
ーンの少なくとも一部分にオーバーラップするように、配置されている、付与さ
れる荷重を感知するための力センサ。
2.少なくとも二つのセグメント式の第2の導電性電極を有し、
前記第2の導電性電極の各々は、第2の感知ゾーンと、該第2の感知ゾーンに
組み合った連絡ゾーンと、第2の接触ゾーンと、中間ゾーンとから構成され、
前記第1の導電性電極は少なくとも二つの感知ゾーンを有し、
前記第1の下地シートと前記第2の下地シートとは、少なくとも2対の、第1
と第2の感知ゾーンの互いに相対しての重なりができ、各連絡ゾーンが前記第1
の下地シート上の中間ゾーンの少なくとも一部分にオーバーラップするように、
配置されており、
圧力感受性の抵抗材料が、相対している第1と第2の感知ゾーンの各対での間
に配置されている、請求項1に記載の力センサ。
3.少なくとも二つの第1の導電性電極を有し、該第1の導電性電極の各々は
第1の感知ゾーンを有しており、
前記セグメント式の第2の導電性電極は、少なくとも二つの第2の感知ゾーン
と、第2の接触ゾーンと、少なくとも二つの中間ゾーンとから構成され、前記少
なくとも二つの第2の感知ゾーンの各々は、該感知ゾーンの各々に組み合った連
絡ゾーンを有しており、
前記第1の下地シートと前記第2の下地シートとは、少なくとも2対の、第1
と第2の感知ゾーンの互いに相対しての重なりができ、前記第2の感知ゾーンの
各々と組み合った連絡ゾーンは、前記第1の下地シート上の中間ゾーンにオーバ
ーラップするように、配置されており、
圧力感受性の抵抗材料が、相対している第1と第2の感知ゾーンの各対での間
に配置されている、請求項1に記載の力センサ。
4.各々のものが少なくとも二つの第1の感知ゾーンを有する少なくとも二つ
の第1の導電性電極と、各々のものが少なくとも二つの第2の感知ゾーンのほか
、該感知ゾーンと組み合った連絡ゾーンと、接触ゾーンと、少なくとも二つの中
間ゾーンとから構成されているセグメント式の第2の導電性電極とを有し、
前記第1の下地シートと前記第2の下地シートとは、少なくとも2対の、第1
と第2の感知ゾーンの互いに相対しての重なりができ、前記第2の感知ゾーンの
各々と組み合った連絡ゾーンは、前記第1の下地シート上の中間ゾーンにオーバ
ーラップするように、配置されており、
圧力感受性の抵抗材料が、相対している第1と第2の感知ゾーンの各対での間
に配置されている、請求項1に記載の力センサ。
5.前記第2の下地シートは、一体になったシートから構成されている、請求
項1に記載の力センサ。
6.前記第2の下地シートは、複数のシートメンバーから構成されている、請
求項1に記載の力センサ。
7.電気的導通を確実にするために、互いにオーバーラッブしている領域での
前記連絡ゾーンと中間ゾーンの一方のものは他方のものより幅が広くなっている
、詰求項1に記載の力センサ。
8.前記電極が、前記第1の下地シートと前記第2の下地シートとに印刷され
ている、請求項1に記載の力センサ。
9.第1の下地シート上に配置された、接触ゾーンを含む第1の導電性の電極
セグメントと、第2の下地シート上に配置された、感知要素を含む第2の導電性
の電極セグメントから構成され、
前記第1と第2の導電性の電極セグメントは、連続した導電性の電極要素がで
きるように、それら電極セグメントが互いに揃って部分的にオーバーラップして
接触する並びとして存在するところのゾーンの範囲を限界しており、前記第1と
第2の導電性の電極セグメントの一方のものは他方のものより幅が広くなってい
る、セグメント式の導電性の電極要素。
10.さらに、前記電極要素を、前記ゾーンの中で前記の接触する並びに保持
するための手段を有する、請求項9に記載のセグメント式の導電性の電極要素。
11.前記の保持するための手段は接着剤である、請求項9に記載のセグメン
ト式の導電性の電極要素。
12.前記第1と第2の下地シートは、薄い柔軟性のシートであり、前記第1
と第2の導電性の電極セグメントは、前記第1と第2の下地シート上にコーティ
ングされたものである、請求項9に記載のセグメント式の導電性の電極要素。