【発明の詳細な説明】
発泡オルガノシロキサン組成物を得る方法
技術の記載
本発明は、化学技術、特に混合物成分の化学反応時に遊離した気体の損失(exp
ense)において発泡したオルガノシリコン組成物を得る方法に関する。本発明は
改善された放射線耐性を有するエラストマー発泡体の製造に使用してもよい。
先行技術
発泡オルガノシリコン組成物を得る方法は、当該技術分野において周知である
(US,A,5238967号明細書)。
そのような既知の方法は、α,ω−ジヒドロキシポリジオルガノシロキサンか
らなるポリマーベース(polymer base)と発泡剤とを混合することによる発泡オ
ルガノシリコン複合物を得る方法を含む。
既知の方法により得たオルガノシロキサン複合物は、室温下で硬化し(consoli
date)、更に不充分な機械的強度及び耐熱性を特徴とする。
高い強度(high-strength)かつ耐熱性のエラストマー材料を得るその他の方
法は、直線状/はしご状構造を有するブロックコポリマーを基礎としている(H
igh Molecular Compositions、V.XXX、#9、
Moscow、1988年、1832〜1836頁参照)。
しかし、技術の既知の量(known amount of art)は、直線状/はしご状構造
を有するブロックコポリマーを発泡オルガノシリコン組成物のポリマーベースと
して使用することについてのあらゆるデータからはなっていない。
本発明に最も関連しているものは、オルガノシロキサンゴム、オルガノシリコ
ン結合剤及び改質剤の混合を含む発泡オルガノシリコン組成物を得る方法である
(JP,A,2−47158)。
既知の先行の方法は、オルガノシロキサンゴムとしてのビニル含有ポリオルガ
ノシロキサン、結合剤としてのSiH基含量が0.3%〜1.6%のポリオルガ
ノヒドリドシロキサン及び改質剤としてのヒドロキシル基含有組成物の使用を含
む。
既知の方法は、改善された強度(strength capacity)を有する発泡オルガノシ
リコンを得ることを提供する。しかし、既知の方法に従い製造した材料は、放射
線暴露(radiation exposure)において高いガッシングレイティング(gassing
rating)を有する。
本発明の基礎は、長期間の放射線暴露に耐性を有する、軽量かつ強固なオルガ
ノシリコン材料を製造する問題を解決することである。
本発明の技術的成果は、オルガノシロキサンゴム、オルガノシリコン結合剤及
び改質剤を混合することにより得られる発泡オルガノシリコン組成物の放射線に
よるガッシングレイティングの減少に置かれる。
前記の技術的成果及び関連した結果の達成のために、本発明は、発泡オルガノ
シリコン組成物の製造方法からなり、その方法は、オルガノシロキサンゴム、オ
ルガノシリコン結合剤及び改質剤を混合することを含み、オルガノシロキサンゴ
ムとして、以下に示す一般式:
{[R1SiO1.5]a[R2(OH)SiO]b,[R3R4SiO]c}n
(式中、R1、R2、R3、R4は、1〜6個の炭素原子を有する脂肪族、芳香族基
であり、nは30〜360の整数であり、cは1であり、aは0.019〜3.7
60であり、bは0.008〜0.240である)で示され、個々のOH基含量は
0.2%〜4.0%であり、相応して、R3R4SiOモノマー単位のR1SiO1.5
に対する割合は0.850〜10,000の範囲内にあるポリオルガノシロキサ
ンブロックコポリマー又は前記ブロックコポリマーとα,ω−ジヒドロキシポリ
ジオルガノシロキサンとの混合物であって、その割合がそれぞれ、(0.05〜
0.5):1である混合物を使用し、
一方、オルガノシリコン結合剤として、以下に示す一般式:
R3SiO[R1(H)SiO]m−[R2SiO]nSiR3
(式中、R、R1は1〜6個の炭素原子を有する低級(lowest)アルキル基であ
り、mは1〜20の整数であり、nは0〜19の整数であり、(m+n)の合計
は20に等しい)で示され、SiH基の重量含有率が0.35〜1.80%の範囲
内にあり、M分子量の平均値(average numeric value of M molecular mass)
が
50〜200であるポリオルガノヒドリドシロキサンの個々の成分(composition
)若しくはその混合物、又は以下に示す一般式:
RSiX3
(式中、Rは1〜6個の炭素原子を有するアルキル基、CH2=CH−であり、
Xは−ON=C(CH3)2、−OC(O)−CH3である)で示される成分から
の少なくとも1種の物質を使用し、
改質剤として、以下に示す一般式:
R1R2N−(CH2)n−Si(OR3)3
(式中、R1、R2はH−、CH3−、C2H5−であり、R3はCH3−、C2H5で
あり、nは0〜3の整数である)で示されるオルガノシリコンアミン又は炭酸水
素ナトリウムと酸化亜鉛との混合物又は34%のコバルト含量を有する非有機化
合物を使用し、
以下に示す混合成分の質量分率(mass fraction)割合:
オルガノシロキサンゴム:100
オルガノシリコン結合剤:2〜15改質剤:2〜22
の条件で混合する。
もし、合理的な努力(reasonable effort)が取られるならば、方法の実施にお
いて、以下に示す種々の修飾がなされてもよい。
−更に錫ジエチルジカプリレート(tin diethyldicaprylate)を0.3〜1.5部
の量で組成物中に導入すること。
−更に充填剤を5〜150部の量で組成物中に導入すること。
−充填剤として作用する物質の少なくとも1種を、チョーク(chalk)、シリカ充
填剤(silica filler)、エアシール(airseal)、二酸化チタンからなる群より使用
すること。
−ガラス微小球(glass micro-sphere)を充填剤として実行(implement)する
こと。
前記の代替の修飾は、単一の発明の概念により単一化されており、その修飾は
、放射線耐性発泡オルガノシリコン組成物を得るときの、直線状/はしご状構造
を
有するブロックコポリマーの使用を提供する条件の実現からなる。そのようにす
るときには、直線状/はしご状構造を有するオルガノシロキサンのブロックコポ
リマーを、ポリマーベース又は直線状ポリオルガノシロキサンに対する添加剤と
して使用する。
全ての修飾した変法を通して、組成物の発泡及び硬化は周囲温度で起こる。発
泡及び表面膜形成の時間は1.0〜40分間である。発泡体(foam)の完全な硬
化はわずか48時間で起こる
本発明に従い、広く記載されている、発泡オルガノシリコン組成物を得る方法
は以下に示す事柄からなる。
本発明の方法に従い、シリコール(silicol)末端基を有するポリオルガノシロ
キサン、RSiX3型の結合剤、特にメチルトリス(アセトキシ)シラン(methy
ltris(acetoxi)silane)及び炭酸水素ナトリウムと酸化亜鉛とを混合した形態の
改質剤を成分として使用するときには、発泡及び硬化方法は以下に示す因子によ
って決定される。
ポリマーのシリコール基と結合剤のアセトキシ基(acetoxi-group)との部分的
な相互作用の結果として酢酸が生じる。酢酸は炭酸水素ナトリウムの分解を引き
起こし、CO2放出を促進し、したがって組成物は発泡する。分解工程は酸化亜
鉛によって触媒される。
組成物の硬化に必要な速度の達成は、錫ジエチルカプリレートの形態における
硬化触媒(consolidation catalyzer)の導入により提供される。そのような物質
を添加したとき、周囲(空気)湿度の影響の下、可逆反応が確立され、この反応
は、ヒドロキシル誘導体錫(hydroxyl derivative tin)の形成へと続く、錫ジエ
チルジカプリレートの加水分解を特徴とし、次に、メチルトリス(アセトキシ)
シランと反応し、更に錫オルガノシリコン(tin organosilicon)組成物の生成し
及び追加量の酢酸を放出する。錫オルガノシリコン組成物とその他のシリコール
ポリマー基との反応により、結果として発泡エラストマーの空間構造が形成する
。
本発明の方法の下、結合剤としてポリオルガノヒドリドシロキサン及びコバル
トの非有機化合物(34%のコバルト含量)等の成分を使用するときには、組成
物の発泡及び硬化方法は以下に示す因子によって決定される。
ポリオルガノヒドリドシロキサン/コバルト化合物の相互作用は、不安定な暫
定の複合体(interim complex)の形成を引き起こす。ポリマーのシリコール基と
反応する前記複合体は分解して、横断したジョイント(transverse joint)の形
成を伴いCO2を放出する。Co原子からなる複合体リガンド(complex ligand
)はジョイントノード(joint node)を作る。このようにして、発泡は、実際上
、同時の空間構造の形成と共に起こる。
結合剤/ポリオルガノヒドリドシロキサン(又はその混合物)とオルガノシリ
コンアミン(又はその混合物)の形態にある改質剤との組み合わせを使用すると
き、組成物の発泡は以下に示すように進行する。
ゴムのシリコール基と結合剤のヒドリド基との間の相互作用に従い、H2が発
生する。反応は、ポリオルガノヒドリドシロキサンの種々の分子に属するヒドリ
ド基についても同時に起こり、H2放出を伴った。
オルガノシリコンアミンの添加は、ポリオルガノヒドリドシロキサンの種々の
分子に属するヒドリド基間の相互作用による発泡過程を増強する。
錫エチルジカプリレートの組成物中への導入は、シリコール/ヒドリド基の相
互作用を触媒し、したがって発泡エラストマーの空間構造の形成を引き起こす。
一般式:RSiX3を有する組成物から選ばれる少なくとも1種の形態にある
結合剤の組み合わせ及びコバルトの非有機化合物形態にある改質剤を使用してい
るとき、組成物の発泡及び硬化の過程は以下に示す反応により行われる。
ゴムのシリコール基と結合剤のアセトキシ又はアセトキシム基との部分的な相
互作用の結果として、酢酸又はアセトキシムが生ずる。明確なアルカリ性を特徴
とするコバルトの非有機化合物は、酢酸又はアセトキシムの影響により分解して
CO2を放出する。
更に、混合した炭酸水素ナトリウム及び酸化亜鉛を含む前記方法に類似した方
法が続く。
本発明の目的及び利点は、放射線試験データと共に詳細に示した代替の態様で
ある以下に示す記載から充分に明らかになるだろう。成分含量は質量分率で与え
られる。
本発明の代替の態様
態様#1
プロトタイプ(prototype)の方法に従い、組成物を、機械的粉砕機(mechani
cal mortar)型の混合機中で、以下に示す一般式:
H[OSi(CH3)2]nOH
で示され、20℃における粘度が160Pである(M=35,000)α,ω−
ジヒドロキシポリジメチルシロキサン100部、シリコール基を有し、20℃に
おける粘度が80cPaであるポリジメチルシロキサン20部及び末端にトリメ
チルシロキシ基を有するポリメチルヒドリドシロキサン(20℃における粘度:
0.2P)10部を、50〜60分間混合することにより製造した。
得られた混合物に錫オクトエート(tin octoate)4部を添加し、1〜3分間組
成物をリミックス(re-mix)した。
組成物は、室温下、5分間かけて発泡した。
態様#2
本発明の最も関連したプロトタイプである前記方法及び前記態様#1に記載し
た手順に従い、組成物を、以下に示す一般式:
(CH2=CH)3SiO[Si(CH3)2O]aSi(CH=CH2)3
で示され、25℃における200Pの粘度を有するビニル含有ポリオルガノシロ
キサン100部、25℃における粘度が0.1Pである≧2のSiH基を含む、
ポリオルガノヒドリドシロキサン10部、以下に示す一般式:
{[(CH3)3SiO0.5]a[SiO2]b}n
(式中、n=8〜10であり、[(CH3)3SiO0.5]及び[SiO2]単位の
それぞれの割合は0.85であり、オリゴメチルシロキサンのMは2,000に
等しい)で示され、オリゴマーは1.8%〜2.0%のC2H5O基及び1.7%の
OH基からなる、分岐構造を有するオリゴオルガノアルコシロキサン(oligoorga
noalcosiloxane)50部及び水等のOH含有組成物0.2部を混合することにより
調製した。
製造した組成物に、導入した2%H2PtCl6溶液0.01部の割合で供給し
、更に3〜4分間リミックスした。
得られた組成物は10分間発泡し、更に硬化が室温下で24時間起こった。
態様#3
前記態様#1に記載の手順に従い、組成物を、20℃において粘度が24Pで
ある(M=5,300)、α,ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキサン100
部、酸化亜鉛10部及び炭酸水素ナトリウム10部を混合することにより製造。
製造した混合物に、式:
CH3Si(OC(O)CH3)3
で示されるメチルトリス(アセトキシ)シラン5部を注入し、組成物を3〜4分
間リミックスした。得られたマスに0.8部の錫ジエチルジカプリレートを添加
し、更に組成物を1〜2分間リミックスした。
得られた組成物は発泡し、次いでオープンエア(open air)中で分間かけて硬
化した。
態様#4
前記態様#1に記載の手順に従い、組成物を、20℃において粘度が160P
であるα,ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキサン100部、シリカ充填剤8
部、エアシール(airsil)5部、酸化亜鉛10部及び炭酸水素ナトリウム5部を
混合することにより調製した。製造した混合物に、式:
CH3Si(OC(O)CH3)3
で示されるメチルトリス(アセトキシ)シラン3部を注入し、組成物を1〜2分
間リミックスした。得られた塊に錫ジエチルジカプリレート0.8部を添加し、
更に組成物を1〜2分間リミックスした。
得られた組成物は発泡し、オープンエア中で20分間かけて硬化した。
態様#5
前記態様#1に記載の手順に従い、組成物を、20℃における粘度が160P
であるα,ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキサン100部、チョーク100
部、以下に示す一般式:
{[(CH3)3SiO0.5]a[SiO2]b}n
(式中、n=10であり、[(CH3)3SiO0.5]及び[SiO2]単位のそれ
ぞれの割合は0.95である)で示され、オリゴマーは1.8%のC2H5O基及び
1.7%のOH基からなる、分岐構造を有するオリゴオルガノアルコシロキサン
50部及び一般式:
(CH3)3SiO[CH3(H)SiO]mSi(CH3)3
(式中、m=20であり、n=0である)で示され、20℃における粘度が0.
15Pであるポリオルガノヒドリドシロキサン3部を混合することにより製造し
た。
製造した組成物に、式:
H2N−(CH2)3−Si(OC2H5)3で示されるγ−アミノプロピルトリエト
キシシラン6部を注入し、化合物を更に3〜4分間リミックスした。得られた塊
に錫ジエチルジカプリレート0.9部を添加し、更に組成物を1〜2分間リミッ
クスした。
得られた組成物は25分間かけて発泡し、更にオープンエアー中、24時間か
けて硬化した。
態様#6
前記態様#1に記載の手順に従い、組成物を、20℃における粘度が160P
であるα,ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキサン100部、チョーク100
部、一般式:
{[R1SiO1.5]a[R2(OH)SiO]b,[R3R4SiO]c}n
(式中、R1=R2=C6H5−であり、R3=R4=CH3−である)で示され、2.
7%のOH含量及び20℃における粘度が12.6Pで示される、以下に示す単
位:
(R1SiO1.5)、R2(OH)SiO、R3R4SiOを有するポリオルガノシ
ロキサン−ブロックコポリマー及び以下に示す一般式:
(CH3)3SiO[CH3(H)SiO]m−[(CH3)2SiO]nSi(CH3)3
(式中、m=7であり、n=13である)で示され、20℃における粘度が0.
15Pであるポリオルガノヒドリドシロキサン5部を混合することにより製造し
た。
製造した混合物に式:
(C2H5)2N−CH2−Si(OC2H5)3
を有するジエチルアミノメチルトリアセトキシシラン2部を注入し、更に化合物
を3〜4分間リミックスした。得られた塊に錫ジエチルジカプリレート0.6部
を添加し、更に組成物を1〜2分間リミックスした。
得られた組成物は25分間かけて発泡し、更にオープンエアー中24時間かけ
て硬化した。
態様#7
前記態様#1記載の手順に従い、組成物を、20℃における粘度が160P(
M=35,000)であるα,ω−ジヒドロキシポリジメチルシロキサン100
部、チョーク100部、前記の一般式及び以下に示す単位:
(R1SiO1.5),R2(OH)SiO,R3R4SiO
(式中、a=0.3であり、b=0.05であり、c=1であり、n=70であり
、R1=R2=C6H5−であり、R3=R4=CH3−である)を有し、2.7%のO
H含量及び20℃における粘度が12.6Pであるポリオルガノシロキサンブロ
ックコポリマー50部、酸化亜鉛10部及び炭酸水素ナトリウム10部を混合す
ることにより製造した。
製造した混合物に、式:
CH3Si(OC(O)CH3)3
で示されるメチルトリス(アセトキシ)シラン5部を注入し、組成物を3〜4分
間リミックスした。
得られた塊に錫ジエチルジカプリレート0.6部を添加し、更に組成物を1〜
2分間リミックスした。
得られた組成物は25分間かけて発泡し、更にオープンエアー中、24時間か
けて硬化した。
態様#8
前記態様#1に記載された手順に従い、組成物を、前記の一般式及び以下に示
す単位:
(R1SiO1.5)(1),R2(OH)SiO(2),R3R4SiO(3)
(式中、a=0.360〜0.800であり、b=0.036〜0.064であり、
c=1であり、n=100〜250であり、R1=R2=C6H5−であり、R3=
R4=CH3−である)を有し、単位(3):(1)間の割合が0.80〜2.60
0であり、0.30%〜3.77%の範囲の種々のOH基含量及び0.15〜0.6
dl/gの範囲の種々の固有粘度を有するブロック−コポリマー100部を40
分間混合することにより製造した。
ブロック−コポリマーを、トルエン、エステル又はその他の芳香族溶媒中の4
5%〜60%溶液の形態で使用した。全ての組成物成分の計算(calculus)を乾
燥ブロック−コポリマー100部当たり、二酸化チタン100部、以下に示す一
般式:
(CH3)3SiO[C2H5(H)SiO]mSi(CH3)3、
(式中、m=20であり、n=0である)で示され、20℃における粘度が0.
2Pであるポリオルガノヒドリドシロキサン10部で行った。
製造した組成物に、式:
H2N−(CH2)3−Si(OC2H5)3で示されるγ−アミノプロピルトリエト
キシシラン3部を注入し、化合物を更に3〜4分間リミックスした。
得られた塊に錫ジエチルジカプリレート0.9部を添加し、更に組成物を1〜
2分間リミックスした。
得られた組成物は20分間かけて発泡し、更にオープンエアー中、24時間か
けて硬化した。
態様#9
前記態様#1に記載された手順に従い、組成物を、前記の一般式及び以下に示
す単位:
(R1SiO1.5)(1),R2(OH)SiO(2),R3R4SiO(3)
(式中、a=0.360〜0.800であり、b=0.036〜0.064であり、
c=1であり、n=100〜250であり、R1=R2=C6H5−であり、R3=
R4=CH3−である)を有し、単位(3):(1)間の割合が0.80〜2.60
0であり、0.30%〜3.77%の範囲の種々のOH基含量及び0.15〜0.6
dl/gの範囲の種々の固有粘度を有するブロック−コポリマー100部を40
分間混合することにより製造した。
ブロック−コポリマーを、トルエン、エステル又はその他の芳香族溶媒中の4
5%〜60%溶液の形態で使用した。全ての組成物成分の計算を乾燥ブロック−
コポリマー100部当たり、二酸化チタン100部、以下に示す一般式:
(CH3)3SiO[C2H5(H)SiO]mSi(CH3)3
(式中、m=20であり、n=0である)で示され、20℃における粘度が0.
2Pであるポリオルガノヒドリドシロキサン10部で行った。
製造した組成物に、式:
H2N−(CH2)3−Si(OC2H5)3で示されるγ−アミノプロピルトリエト
キシシラン3部を注入し、化合物を更に3〜4分間リミックスした。
得られた塊に錫ジエチルジカプリレート0.9部を添加し、更に組成物を1〜
2分間リミックスした。
得られた組成物は20分間かけて発泡し、更にオープンエアー中、24時間か
けて硬化した。
態様#10
前記態様#1に記載された手順に従い、組成物を、前記の一般式及び以下に示
す単位:
(R1SiO1.5)(1),R2(OH)SiO(2),R3R4SiO(3)
(式中、a=0.175〜0.42であり、b=0.030〜0.060であり、c
=1
であり、n=40〜250であり、R1=R2=C6H5−であり、R3=R4=CH3
−である)を有し、単位(3):(1)間の割合が2.300〜3,2800で
あり、0.25%〜0.86%の範囲の種々のOH基含量及び0.2〜0.4dl/
gの範囲の種々の固有粘度を有するブロック−コポリマー100部を40分間混
合することにより製造した。
ブロック−コポリマーを、トルエン、エステル又はその他の芳香族溶媒中の4
5%〜60%溶液の形態で使用した。全ての組成物成分の計算を乾燥ブロック−
コポリマー100部当たり、チョーク150部、以下に示す一般式:
(CH3)3SiO[CH3(H)SiO]mSi(CH3)3
(式中、m=20であり、n=0である)で示され、20℃における粘度が0.
15Pであるポリオルガノヒドリドシロキサン10部で行った。
製造した組成物に、式:
H2N−(CH2)3−Si(OC2H5)3で示されるγ−アミノプロピルトリエト
キシシラン3部を注入し、化合物を更に3〜4分間リミックスした。
得られた塊に錫ジエチルジカプリレート0.8部を添加し、更に組成物を1〜
2分間リミックスした。
得られた組成物は20分間かけて発泡し、更にオープンエアー中、24時間か
けて硬化した。
態様#11
前記態様#1に記載された手順に従い、組成物を、前記の一般式及び以下に示
す単位:
(R1SiO1.5)(1),R2(OH)SiO(2),R3R4SiO(3)
(式中、a=0.170〜0.260であり、b=0.060〜0.080であり、
c=1であり、n=50〜60であり、R1=R2=C6H5−であり、R3=R4=
CH3−である)を有し、単位(3):(1)間の割合が2.300〜3,280
0であり、0.25%〜0.86%の範囲の種々のOH基含量及び0.2〜0.4d
l/gの範囲の種々の固有粘度を有するブロック−コポリマー100部を40分
間混合することにより製造した。
ブロック−コポリマーを、トルエン、エステル又はその他の芳香族溶媒中の5
0%〜60%溶液の形態で使用した。全ての組成物成分の計算を乾燥ブロック−
コポリマー100部当たり、チョーク150部、以下に示す一般式:
(CH3)3SiO[CH3(H)SiO]mSi(CH3)3
(式中、m=20であり、n=0である)で示され、20℃における粘度が0.
15Pであるポリオルガノヒドリドシロキサン10部で行った。
製造した組成物に、式:
CH3Si(OC(O)CH3)3で示されるメチルトリス(アセトキシ)シラン
2部を注入し、化合物を更に3〜4分間リミックスした。
得られた塊に錫ジエチルジカプリレート0.8部を添加し、更に組成物を1〜
2分間リミックスした。
得られた組成物は20分間かけて発泡し、更にオープンエアー中、24時間か
けて硬化した。
態様#12
前記態様#1に記載された手順に従い、組成物を、前記の一般式及び以下に示
す単位:
(R1SiO1.5)(1),R2(OH)SiO(2),R3R4SiO(3)
(式中、a=0.200であり、b=0.086であり、c=1であり、n=70
であり、R1=R2=C6H5−であり、R3=R4=CH3−である)で示され、O
H基含量が2.7%の範囲にあり、粘度が11.5Pであるポリオルガノシロキ
サンブロック−コポリマー100部、チョーク150部、以下に示す一般式:
(CH3)3SiO[CH3(H)SiO]m[(CH3)2SiO]nSi(CH3)3
(式中、m=7であり、n=13である)で示され、20℃における粘度が0.
15Pであるポリオルガノヒドリドシロキサン10部を混合することにより製造
した。
製造した混合物にコバルトの非有機組成物(34%のコバルト含量)12部を
添加し、更に組成物を1〜2分間リミックスした。
得られた組成物は25分間かけて発泡し、更にオープンエアー中、24時間か
けて硬化した。
態様#13
前記態様#1に記載された手順に従い、組成物を、前記の一般式及び以下に示
す単位:
(R1SiO1.5)(1)、R2(OH)SiO(2)、R3R4SiO(3)
(式中、a=0.200であり、b=0.086であり、c=1であり、n=70
であり、R1=R2=C6H5−であり、R3=R4=CH3−である)で示され、O
H基含量が2.7%であり、粘度が11.5Pであるポリオルガノシロキサンブ
ロック−コポリマー100部、チョーク150部、以下に示す一般式:
CH3Si(ON=C(CH3)2)3
で示されるメチルトリス(アセトキシ)シラン2部を混合することにより製造した
。
製造した混合物にコバルトの非有機組成物(34%のコバルト含量)12部を
添加し、更に組成物を1〜2分間リミックスした。
得られた組成物は25分間かけて発泡し、更にオープンエアー中、24時間か
けて硬化した。
態様#14
前記態様#1に記載された手順に従い、組成物を、前記の一般式及び以下に示
す単位:
(R1SiO1.5)(1),R2(OH)SiO(2),R3R4SiO(3)
(式中、a=0.200であり、b=0.086であり、c=1であり、n=70
であり、R1=R2=C6H5−であり、R3=R3=CH3−である)を有し、OH
基含量が3%で、粘度が13.0Pであるポリオルガノシロキサンブロック−コ
ポリマー100部、チョーク150部、以下に示す一般式:
(CH3)3SiO[CH3(H)SiO]m[(CH3)2SiO]nSi(CH3)3
(式中、m=6であり、n=14である)で示され、20℃における粘度が0.2
Pであるポリオルガノヒドリドシロキサン10部を混合することにより製造した
。
製造した混合物にコバルトの非有機組成物(34%のコバルト含量)12部を
添加し、更に組成物を1〜2分間リミックスした。
得られた組成物は25分間かけて発泡し、更にオープンエアー中、48時間か
けて硬化した。
態様#15
前記態様#1に記載された手順に従い、組成物を、前記の一般式及び以下に示
す単位:
(R1SiO1.5)(1),R2(OH)SiO(2),R3R4SiO(3)
(式中、a=0.200であり、b=0.086であり、c=1であり、n=70
であり、R1=R2=C6H5−であり、R3=R4=CH3−である)を有し、OH
基含量が3%の範囲で、粘度が13.0Pであるポリオルガノシロキサンブロッ
ク−コポリマー100部、チョーク150部、以下に示す一般式:
CH2=CHSi(ON=C(CH3)2)3
で示されるビニルトリス(アセトキシモ(acetoximo ))シラン2部を混合する
ことにより製造した。
製造した混合物にコバルトの非有機組成物(34%のコバルト含量)12部を
添加し、更に組成物を1〜2分間リミックスした。
得られた組成物は25分間かけて発泡し、更にオープンエアー中、48時間か
けて硬化した。
態様#16
前記態様#1に記載された手順に従い、組成物を、前記の一般式及び以下に示
す単位:
(R1SiO1.5)(1),R2(OH)SiO(2),R3R4SiO(3)
(式中、a=0.200であり、b=0.086であり、c=1であり、n=70
であり、R1=R2=C6H5−であり、R3=R4=CH3−である)を有し、OH
基
含量が2.7%で、粘度が13.0Pであるポリオルガノシロキサンブロック−
コポリマー100部、チョーク150部、以下に示す一般式:
(CH3)3SiO[CH3(H)SiO]m[(CH3)2SiO]nSi(CH3)3
(式中、m=7であり、n=13である)で示され、20℃における粘度が0.
15Pであるポリオルガノヒドリドシロキサン10部を混合することにより製造
した。
製造した混合物にコバルトの非有機組成物(34%のコバルト含量)20部を
添加し、更に化合物を1〜2分間リミックスした。
得られた組成物は15〜18分間かけて発泡し、更にオープンエアー中、24
時間かけて硬化した。
態様#17
前記態様#1に記載された手順に従い、組成物を、前記の一般式及び以下に示
す単位:
(R1SiO1.5)(1),R2(OH)SiO(2),R3R4SiO(3)
(式中、a=0.200であり、b=0.086であり、c=1であり、n=70
であり、R1=R2=C6H5−であり、R3=R4=CH3−である)を有し、OH
基含量が2.7%で、粘度が10.0Pであるポリオルガノシロキサンブロック
−コポリマー100部、チョーク100部、一般式:
CH3Si(ON=C(CH3)2)3
で示されるメチルトリス(アセトキシモ)シラン2部、式:
H2N−(CH2)3−Si(OC2H5)3
で示されるγ−アミノプロピルトリエトキシシラン0.8部を混合することによ
り製造した。
製造した混合物にコバルトの非有機組成物(34%のコバルト含量)20部を
添加し、更に化合物を1〜2分間リミックスした。
得られた組成物は15〜18分間かけて発泡し、更にオープンエアー中、24
時間かけて硬化した。
態様#18
前記態様#1に記載された手順に従い、組成物を、前記の一般式及び以下に示
す単位:
(R1SiO1.5)(1),R2(OH)SiO(2),R3R4SiO(3)
(式中、a=0.200であり、b=0.086であり、c=1であり、n=70
であり、R1=R2=C6H5−であり、R3=R4=CH3−である)を有し、OH
基含量が4%で、粘度が11.0Pであるポリオルガノシロキサンブロック−コ
ポリマー100部、チョーク100部、ガラス微小球50部、以下に示す一般式
:
(CH3)3SiO[CH3(H)SiO]m[(CH3)2SiO]nSi(CH3)3
(式中、m=7であり、n=13である)で示され、20℃における粘度が0.
15Pであるポリオルガノヒドリドシロキサン10部を混合することにより製造
した。
製造した混合物にコバルトの非有機組成物(34%のコバルト含量)12部を
添加し、更に化合物を1〜2分間リミックスした。
得られた組成物は12〜15分間かけて発泡し、更にオープンエアー中、24
時間かけて硬化した。
態様#19
前記態様#1に記載された手順に従い、組成物を、前記の一般式及び以下に示
す単位:
(R1SiO1.5)(1)、R2(OH)SiO(2)、R3R4SiO(3)
(式中、a=0.200であり、b=0.086であり、c=1であり、n=70
であり、R1=R2=C6H5−であり、R3=R4=CH3−である)を有し、OH
基含量が4%で、粘度が11.0Pであるポリオルガノシロキサンブロック−コ
ポリマー100部、チョーク100部、ガラス微小球50部、一般式:
CH3Si(OC(O)CH3)3
で示されるメチルトリス(アセトキシ)シラン
を混合することにより製造した。
製造した混合物にコバルトの非有機組成物(34%のコバルト含量)12部を
添加し、更に化合物を1〜2分間リミックスした。
得られた組成物は12〜15分間かけて発泡し、更にオープンエアー中、24
時間かけて硬化した。
態様#20
前記態様#1に記載された手順に従い、組成物を、前記の一般式及び以下に示
す単位:
(R1SiO1.5)(1)、R2(OH)SiO(2)、R3R4SiO(3)
(式中、a=0.200であり、b=0.086であり、c=1であり、n=70
であり、R1=R2=C6H5−であり、R3=R4=CH3−である)を有し、OH
基含量が2.7%で、粘度が11.0Pであるポリオルガノシロキサンブロック−
コポリマー100部、チョーク50部、ガラス微小球50部、以下に示す一般式
:
(CH3)3SiO[CH3(H)SiO]m[(CH3)2SiO]nSi(CH3)3
(式中、m=7であり、n=13である)で示され、20℃における粘度が0.
15Pであるポリオルガノヒドリドシロキサン10部を混合することにより製造
した。
製造した混合物にコバルトの非有機組成物(34%のコバルト含量)20部を
添加し、更に化合物を1〜2分間リミックスした。
得られた組成物は12〜15分間かけて発泡し、更にオープンエアー中、24
時間かけて硬化した。
態様#21
前記態様#1に記載された手順に従い、組成物を、前記の一般式及び以下に示
す単位:
(R1SiO1.5)(1)、R2(OH)SiO(2)、R3R4SiO(3)
(式中、a=0.200であり、b=0.086であり、c=1であり、n=70
で
あり、R1=R2=C6H5−であり、R3=R4=CH3−である)を有し、OH基
含量が2.7%で、粘度が11.0Pであるポリオルガノシロキサンブロック−コ
ポリマー100部、チョーク50部、ガラス微小球50部、以下に示す一般式:
CH2=CHSi(ON=C(CH3)2)3
で示されるビニルトリス(アセトキシモ)シラン2部を混合することにより製造し
た。
製造した混合物にコバルトの非有機組成物(34%のコバルト含量)20部を
添加し、更に化合物を1〜2分間リミックスした。
得られた組成物は12〜15分間かけて発泡し、更にオープンエアー中、24
時間かけて硬化した。
全ての発泡エラストマーについて、放射線耐性パラメータを計算した。γ線(γ
-radiation)に50、100、150時間暴露したときの、発泡エラストマーサ
ンプルからの気体の放出について評価した。線量容量(dose capacity)は543
Rpsに達した。補正したデータを以下の表に示す。態様1及び2に示した組成
物#1及び#2の組成物は、更なるプロトタイプの特許を得た。
補正データは、直線状ポリシロキサン(組成物5〜7参照)と組み合わせて又
は独立して(組成物8〜21参照)用いた、本発明における分岐したポリオルガ
ノシロキサンのオルガノシロキサンゴムとしての使用は、得られた発泡エラスト
マーに充分な放射線耐性を増強することを証明した。例えば、純粋な直線状ポリ
オルガノシロキサンとして得られた組成物1〜4から直線状及び分岐したポリマ
ー構造を組み合わせた組成物5〜7への転移(migrate)において、本発明者らは
、製造したサンプルのガス放出の値を有意に処理し(10倍ダウン(10 times d
own))、すなわち組成物#1についての0.0909kg/sq.から組成物#
7についての0.0092kg/sq.することができるかもしれない。直線状
/はしご状構造のブロックコポリマーを使用したとき、組成物##12及び13
については実質的に無視できる値になった(fall down)。
産業上の有用性
本発明の方法は改善された放射線耐性を有するエラストマー発泡材料用の最も
成功した方法である。
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フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 FI
// C08L 83:04
(72)発明者 セメンコヴァ ナターリア ユレヴナ
ロシア連邦 143952 モスコフスカヤ オ
ブラスチ ゲー レウトフ プロスペクト
ミラ デー47 ケーヴィ39
(72)発明者 マカレンコ イーゴル アナトレヴィッチ
ロシア連邦 105318 モスコウ イズマイ
ロフスコエ エスハー デー13 ケーヴィ
50
(72)発明者 ベルヤエフ スパルタク ティモフェエヴ
ィッチ
ロシア連邦 123098 モスコウ ウリッサ
マクシモヴァ デー8 ケーヴィ3
(72)発明者 ポリヴァノフ アレクサンドル ニコラエ
ヴィッチ
ロシア連邦 111123 モスコウ 3 ヤ
ウラディミルスカヤ ウリッサ デー3
ケーヴィ2
(72)発明者 コゾダエヴァ ナターリア ミハイロヴナ
ロシア連邦 123060 モスコウ ウリッサ
ビルソヴァ デー43 ケーヴィ219
(72)発明者 コゾダエヴァ マリーナ ミハイロヴナ
ロシア連邦 123480 モスコウ ウリッサ
ゲロエフ パンフィロヴツェフ デー12
ケー2 ケーヴィ69
(72)発明者 ペレヴォズチコフ セルゲイ アレクサン
ドロヴィッチ
ロシア連邦 123592 モスコウ ストロギ
ンスキ ブルヴァル デー13 ケー3 ケ
ーヴィ29
(72)発明者 シェヴェツォフ イワン コンスタンチノ
ヴィッチ
ロシア連邦 123098 モスコウ ウリッサ
ヴァシレフスコゴ デー1 ケー2 ケ
ーヴィ61
(72)発明者 グルコ ピーター
アメリカ合衆国 メリーランド州 20852
ロックヴィル ファーム ハイヴェン
ドライヴ(番地なし)