JPH1151084A - 回転力断続装置 - Google Patents

回転力断続装置

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JPH1151084A
JPH1151084A JP21194897A JP21194897A JPH1151084A JP H1151084 A JPH1151084 A JP H1151084A JP 21194897 A JP21194897 A JP 21194897A JP 21194897 A JP21194897 A JP 21194897A JP H1151084 A JPH1151084 A JP H1151084A
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JP
Japan
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gear
force
arm
electromagnet
actuator
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JP21194897A
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English (en)
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Taisuke Murata
泰祐 村田
Osamu Shimane
修 島根
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Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電磁石の大型化を防止しつつ、回転力断続装
置の信頼性を向上させる。 【解決手段】 回転力の伝達に伴って第2歯車例11の
回転中心作用する力(ベクトルC)の作用方向c状にア
ーム12の揺動中心O1 が位置するように構成する。こ
れにより、ベクトルCは、プレート14dを介してケー
シング5が受けることとなるので、駆動力(噛み合い圧
力)の大きさに影響を受けることなく、確実に駆動力を
扇形歯車7に伝達することができる。したがって、電磁
石の大型化を防止しつつ、回転力断続装置の信頼性を向
上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転力を断続可能
に伝達する回転力断続装置に関するもので、自動車の定
速走行装置(クルーズコントロール装置)に適用して有
効である。
【0002】
【従来の技術】回転力断続装置として、例えば特公昭5
3−80626号公報に記載のものでは、揺動可能なア
ームの先端に歯車を回転可能に配設し、電磁石およびリ
ターン用のスプリングからなるアクチュエータによって
アームを揺動させることにより、アームに配設された歯
車を入力側歯車および出力側歯車に噛み合わせたり離脱
させたりして、入力側歯車から出力側歯車への回転力の
伝達を断続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、発明者等
は、上記公報の回転力断続装置を定速走行装置に適用す
るに当たって、回転力断続装置の信頼性等を評価検討し
ていたところ、上記公報の回転力断続装置では以下に述
べる問題点を有していることを発見した。すなわち、上
記公報の回転力断続装置の電磁石は、スプリングの弾性
力に加えて、入力側歯車および出力側歯車が、アームに
配設された歯車に対して及ぼす力(噛み合い圧力)に対
向する吸引力を発生させる必要がある。
【0004】このため、例えば、出力軸の回転摺動力
(出力軸の回転抵抗)が増大した場合、この回転摺動力
に対抗して出力軸を回転させる必要があるので、噛み合
い圧力が増大し、スプリングおよび歯車がアームに及ぼ
す力(以下、この力を離脱力と呼ぶ。)が増大する。し
たがって、離脱力が電磁石の吸引力を上回った場合に
は、アームに配設された歯車が入力側歯車および出力側
歯車から離脱してしまうので、モータのトルクが出力軸
に伝わらず、スロットルバルブを開いた際に、スロット
ルバルブを閉じることができなくなるという問題が発生
してしまう。
【0005】なお、この問題に対しては、電磁石の吸引
力を増大させるという手段が考えられるが、吸引力の増
大は電磁石の大型化という新たな問題を招いてしまう。
本発明は、上記点に鑑み、電磁石等のアクチュエータの
大型化を防止しつつ、回転力断続装置の信頼性を向上さ
せることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下の技術的手段を用いる。請求項1〜
3に記載の発明では、第3歯車(11)が第1、2歯車
(10、7)に噛み合っている際に、回転力の伝達に伴
って第3歯車(11)の回転中心に作用する力の合力
(C)の作用方向(c)上にアーム(12)の揺動中心
(O1)が位置するように構成したことを特徴とする。
【0007】これにより、回転力の伝達に伴って第3歯
車(11)の回転中心に作用する力の合力(C)は、保
持部材(5)が受けることとなる。したがって、アクチ
ュエータ(14)は、噛み合い圧力(駆動力)の大きさ
に影響を受けることなく、確実に第1歯車(10)の駆
動力を第2歯車(7)に伝達することができるので、
「発明が解決しようとする課題」の欄で述べたように、
離脱力が増大して第3歯車(11)が第1歯車(10)
および第2歯車(7)から離脱してしまうことを防止で
きる。
【0008】また、本発明によれば、回転力の断続に必
要な力が、噛み合い圧力の大小に無関係であるので、上
記公報に記載の発明に比べて、アクチュエータ(14)
の小型化を図ることができる。以上に述べたように、本
発明によれば、アクチュエータ(14)の大型化を防止
しつつ、回転力断続装置の信頼性を向上させることがで
きる。
【0009】請求項2に記載の発明では、アクチュエー
タ(14)は、電磁吸引力によりアーム(12)を揺動
させることを特徴とする。
【0010】ところで、仮に電磁吸引力を増大させるべ
く、アクチュエータ(14)の大型化を図った場合、通
電を遮断しても残留磁気による電磁吸引力によりアーム
(12)が揺動作動しないという誤作動が発生するおそ
れがある。これに対して、本発明によれば、アクチュエ
ータ(14)の小型化を図ることができるので、残留磁
気による電磁吸引力が小さくなるので、上記誤作動を防
止することができる。
【0011】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
【0012】
【発明の実施の形態】本実施形態は、本発明に係る回転
力断続装置を定速走行装置のアクチュエータに適用した
ものであって、このアクチュエータ1は、図1に示すよ
うに、ワイヤー2を駆動することにより、その一端側に
連結されたスロットルバルブ3を回転駆動するものであ
る。なお、ワイヤー2の他端は、ワイヤー2を巻き取る
巻取プーリ4に連結されており、この巻取プーリ4はケ
ーシング5から突出した出力軸6の端部に固定されてい
る。
【0013】また、ケーシング5内には、図2に示すよ
うに、扇状に形成された扇形歯車7、ウォーム歯車8を
回転駆動するDCモータ9、および歯数の異なる2つの
歯車が同軸上に一体形成された第1、2歯車例10、1
1が配設されており、扇形歯車7(出力軸6)および第
1歯車例10は、それぞれケーシング(保持部材)5に
回転可能に保持されている。
【0014】そして、第1歯車例(第1歯車)10は常
にウォーム歯車8に噛み合い、扇形歯車(第2歯車)7
は出力軸6に連結されて出力軸6と一体に回転する。ま
た、第2歯車例(第3歯車)11は、後述するヨークプ
レート14dを介してケーシング5に対して揺動する金
属(本実施形態では圧延鋼板)製のアーム12の先端部
に回転可能に保持されており、このアーム12は、アー
ム12に一体に形成されたアーマチャ(クラッチプレー
ト)13を吸引する電磁石(アクチュエータ)14によ
り揺動させられる。
【0015】また、電磁石14は、図3に示すように、
磁界を発生させる励磁コイル14a、励磁コイル14a
巻線が巻かれる樹脂製のボビン(巻き枠)14b、ボビ
ン14b内に配設された金属(本実施形態では機械構造
用炭素鋼)製の固定鉄心(シャフト)14c、固定鉄心
14cとともに磁路をなすヨークプレート(以下、プレ
ートと略す。)14d、およびアーマチャ13が固定鉄
心14cから離れる向きの弾性力をアーマチャ13に対
して作用させるリターン用のスプリング14eから構成
されている。なお、スプリング14eは、樹脂ブッシュ
14fを介してプレート14dに固定されている。
【0016】因みに、アーム13は、図4に示すよう
に、プレート14dに形成されたL字状の穴14gに、
アーム13に形成されたL字状の突起部13aを係合さ
せることにより、プレート14d(ケーシング5)に対
して揺動可能に連結されている。なお、図1中、15は
DCモータ9や電磁石14に電力を供給するためのター
ミナル(端子)である。
【0017】次に、本実施形態の作動および特徴を述べ
る。 1.DCモータ9の駆動力を扇形歯車7に伝達する場合 電磁石14(励磁コイル14a)に通電し、アーム12
を固定鉄心14cに吸引して、図5に示すように、第2
歯車例11を第1歯車例10および扇形歯車7に噛み合
わせる。これにより、DCモータ9の駆動力(回転)
は、第1、2歯車例10、11を介して扇形歯車7に伝
達される。
【0018】なお、第1、2歯車例10、11は、歯数
の異なる2つの歯車から構成されているので、DCモー
タ9の回転は変速(本実施形態では減速)されて扇形歯
車7に伝達される。 2.DCモータ9から扇形歯車7への駆動力の伝達を遮
断する場合 電磁石14(励磁コイル14a)に通電を停止し、アー
マチャ13を固定鉄心14cから離隔させ、図6に示す
ように、第2歯車例11を第1歯車例10および扇形歯
車7から離脱させる。これにより、DCモータ9から扇
形歯車7への駆動力の伝達が遮断される。
【0019】ここで、DCモータ9の駆動力が扇形歯車
7に伝達されている場合に、アーム12(第2歯車例1
1の回転中心)に作用する力について考察する。アーム
12に作用する力としては、スプリング14eの弾性力
Fに加えて、回転力の伝達に伴って第2歯車例11の回
転中心に作用する力として、第1歯車例10が第2歯車
例11を回転駆動する際に第2歯車例11に対して及ぼ
す力(図7のベクトルA)と、第2歯車例11が扇形歯
車7を回転駆動する際に、反作用として第2歯車例11
が扇形歯車7から受ける力(図7のベクトルB)とがあ
る。
【0020】なお、ベクトルA、Bの方向は、周知のご
とく、インボリュート歯車では圧力角によって決定する
ものであるので、通常は、互いに噛み合っている歯車の
基準ピッチ円の接線に対して20°傾いた方向であり、
その大きさは、変速比(減速比)および伝達する駆動力
によって決定されるものである。したがって、第2歯車
例11の回転中心には、ベクトルAとベクトルBとの合
力(ベクトルC)と弾性力Fとが作用する。
【0021】しかし、本実施形態では、図7に示すよう
に、ベクトルCの作用方向c上にアーム12の揺動中心
1 が位置するように、DCモータ9や扇形歯車7等の
ケーシング5内の各機器を配置しているので、DCモー
タ9の駆動力が扇形歯車7に伝達されている場合には、
回転力の伝達に伴って第2歯車例11の回転中心に作用
する力(ベクトルC)は、プレート14dを介してケー
シング5が受けることとなる。
【0022】したがって、電磁石14は、少なくとも弾
性力F以上の力を発生すれば、駆動力(噛み合い圧力)
の大きさに影響を受けることなく、確実にDCモータ9
の駆動力を扇形歯車7に伝達することができる。延いて
は、「発明が解決しようとする課題」の欄で述べたよう
に、離脱力が増大して第2歯車例11が第1歯車例10
および扇形歯車7から離脱してしまうことを防止できる
ので、スロットルバルブ3の開度を制御することができ
なくなることを未然に防止できる。
【0023】また、電磁石14は、少なくとも弾性力F
以上の力を発生すればよいので、上記公報に記載の発明
に比べて、電磁石14の小型化を図ることができる。以
上に述べたように、本実施形態によれば、電磁石14の
小型化を図りつつ、アクチュエータ1の信頼性を向上さ
せることができる。また、本実施形態によれば、電磁石
14の小型化を図ることができるので、残留磁気による
電磁吸引力の影響が小さくなるので、電磁石14への通
電を遮断した時に、確実にアーマチャ13を固定鉄心1
4cから離隔させて第2歯車例11を第1歯車例10お
よび扇形歯車7から離脱させることができる。
【0024】ところで、上述の実施形態では、第1、2
歯車列10、11を歯数の異なる2つの歯車から構成
し、DCモータ9の回転を減速して扇形歯車7に伝達し
たが、本発明は、これに限定されるものではなく、第
1、2歯車列10、11を1つの歯車から構成してもよ
く。また、DCモータ9の回転を増速または等速で扇形
歯車7に伝達するように構成してもよい。
【0025】また、上述の実施形態では、インボリュー
ト歯形を有する歯車を例に本発明を説明したが、本発明
はこれに限定されるものではなく、サイクロイド歯形等
その他の歯形を有する歯車でもよい。また、上述の実施
形態では、第1、2歯車列10、11、扇形歯車7、ア
ーム12および電磁石14等からなる本発明に係る回転
力断続装置を、定速走行装置のアクチュエータに適用し
たが、本発明の適用はこれに限定されるものではなく、
オートマチィクトランスミッションやプリンタ等のOA
機器、その他機器に対しても適用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】定速走行装置のアクチュエータの断面図であ
る。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】電磁石、アームおよびアーマチャの拡大図であ
る。
【図4】図3のB矢視における分解図である。
【図5】駆動力が伝達されているときの状態を示す状態
図である。
【図6】駆動力の伝達が遮断されているときの状態を示
す状態図である。
【図7】DCモータの駆動力が扇形歯車に伝達されてい
る場合に、アーム(第2歯車例の回転中心)に作用する
力を示す説明図である。
【符号の説明】
5…ケーシング(保持部材)、6…出力軸、7…扇形歯
車(第2歯車)、8…ウォーム歯車、9…DCモータ、
10…第1歯車例(第1歯車)、11…第2歯車例(第
3歯車)、12…アーム、13…アーマチャ、14…電
磁石(アクチュエータ)。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力側に位置し、回転駆動される第1歯
    車(10)と、 出力側に位置し、前記第1歯車(10)の回転力が伝達
    される第2歯車(7)と、 前記第1、2歯車(10、7)を回転可能に保持する保
    持部材(5)と、 前記第1歯車(10)の回転力を前記第2歯車(7)に
    伝達する第3歯車(11)と、 前記第3歯車(11)を回転可能に保持するとともに、
    前記保持部材(5)に対して揺動するアーム(12)
    と、 前記アーム(12)を揺動させるアクチュエータ(1
    4)とを有し、 前記アクチュエータ(14)は、前記第1歯車(10)
    から前記第2歯車(7)に回転力を伝達する際には、前
    記アーム(12)を揺動させて前記第3歯車(11)を
    前記第1、2歯車(10、7)に噛み合わせ、一方、前
    記第1歯車(10)から前記第2歯車(7)への回転力
    の伝達を遮断する際に、前記アーム(12)を揺動させ
    て前記第3歯車(11)を前記第1、2歯車(10、
    7)から離脱させ、 さらに、前記第3歯車(11)が前記第1、2歯車(1
    0、7)に噛み合っている際に、回転力の伝達に伴って
    前記第3歯車(11)の回転中心に作用する力の合力の
    作用方向(c)上に、前記アーム(12)の揺動中心
    (O1 )が位置するように構成されていることを特徴と
    する回転力断続装置。
  2. 【請求項2】 前記アクチュエータ(14)は、電磁吸
    引力により前記アーム(12)を揺動させることを特徴
    とする請求項1に記載の回転力断続装置。
  3. 【請求項3】 前記第3歯車(11)は、前記第1歯車
    (10)の回転を変速して前記第2歯車(7)に伝達す
    ることを特徴とする請求項1、2に記載の回転力断続装
    置。
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