JPH11514872A - ハイブリダイゼーション用の固体支持体を調製する方法および非特異的バックグラウンドを低減する方法 - Google Patents

ハイブリダイゼーション用の固体支持体を調製する方法および非特異的バックグラウンドを低減する方法

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JPH11514872A JP9516062A JP51606297A JPH11514872A JP H11514872 A JPH11514872 A JP H11514872A JP 9516062 A JP9516062 A JP 9516062A JP 51606297 A JP51606297 A JP 51606297A JP H11514872 A JPH11514872 A JP H11514872A
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Abstract

(57)【要約】 ハイブリダイゼーション用の固体支持体に関する方法を開示する。本発明は、固体支持体上の非特異的バックグラウンドが低減されるような、固体支持体を調製するための手順、およびそれらのハイブリダイゼーションアッセイにおける使用を提供する。非特異的バックグラウンドの低減は、通常、非特異的結合により覆い隠される低レベルの特異的結合の検出を可能にする。この方法は、オリゴヌクレオチドのような核酸を含む、種々の標的リガンドおよびプローブに対して適用可能である。

Description

【発明の詳細な説明】 ハイブリダイゼーション用の固体支持体を調製する方法 および非特異的バックグラウンドを低減する方法技術分野 本発明は、一般に、ハイブリダイゼーション反応において使用するための固体 支持体を調製する方法に関する。本発明は、より詳細には、非特異的バックグラ ウンドが、支持体の化学的処理により低減されるように、ハイブリダイゼーショ ン固体支持体を調製するための手順に関する。発明の背景 ハイブリダイゼーション技術は、互いに相補的関係を有する分子対を同定する ための強力なツールである。このような技術は、核酸およびタンパク質を含む、 種々のタイプの分子に適用されている。例えば、核酸のハイブリダイゼーション は周知であり、そして特異的核酸配列を同定するための方法は、書物などに典拠 を挙げられている。核酸のハイブリダイゼーションは、相補的核酸鎖の塩基対合 に基づいている。一本鎖の核酸が、適切な緩衝液中でインキュベートされる場合 、相補的塩基配列は、二本鎖の安定な分子を形成する。このような対合の存在ま たは非存在は、当該分野において周知の、多くの異なる方法により検出され得る 。以前に記載された大部分のハイブリダイゼーションアッセイは、例えば、Dunn およびHassell、Cell 12:23(1977)に記載されたハイブリダイゼーション技法の ような、複数の工程を含む。 核酸の複雑な集団において、標的核酸を検出するための代表的なハイブリダイ ゼーションアッセイのプロトコルは、一般に、以下のように記載され得る。標的 核酸は、ゲルマトリックス(電気泳動)上でサイズにより分離されるか、または クローン化および単離されるか、またはプールへと細分されるか、または複雑な 集団において使用される。次いで、標的核酸は、トランスファーされるか、また はスポットされるか、またはそうでなければ固体支持体(例えば、ナイロン膜ま たはニトロセルロース膜)上に固定化される。(この「固定化」はまた、「配列 (arraying)」と称され得る)。この固定化された核酸は、次いで加熱工程また はUV照射(これらは、核酸を非可逆的に固定化する)に供される。この膜は、次 いで1以上の伝統的な「ブロッキング剤」中に浸漬される。これらの試薬には、 デンハルト(Denhardt)試薬(Denhardt、Biochem.Biophys.Res.Comm.23:641 (1966))、ヘパリン(SinghおよびJones、Nucleic Acids Res.12:5627(1984) )および脱脂粉乳(Jonesら、Gene Anal.Tech.1:3(1984))が含まれる。しば しば、これらの試薬は、一本鎖DNAおよびドデシル硫酸ナトリウム(SDS)のよう な界面活性剤と組合せて使用される。豊富でない配列のノーザン分析、またはRN Aプローブを使用するハイブリダイゼーション、または単一コピーのサザンハイ ブリダイゼーションにおいて、デンハルト試薬は、一般に、0.5%SDSおよび断片 化された変性DNA 100μg/mlと共に使用される。(50x デンハルト試薬は、1%( w/v)Ficoll(タイプ400、Pharmacia)、1%(w/v)ポリビニルピロリドン、1%( w/v)ウシ血清アルブミン(フラクション5)からなる)。ブロッキング剤は、ニ トロセルロースが使用される場合、一般に、予備ハイブリダイゼーション工程お よびハイブリダイゼーション工程の両方に含められる。しかし、核酸がナイロン 膜上に固定化される場合、ブロッキング剤は、一般に、ハイブリダイゼーション 溶液から除かれる。なぜなら、高濃度のタンパク質は、プローブのその標的核酸 に対するアニーリングを妨げるからである。後者の問題は、短いプローブ(例え ば、オリゴヌクレオチド)を用いた場合、特に顕著である。次いで、標的核酸は 、ストリンジェントハイブリダイゼーションの条件下で、代表的には、標識され た「シグナル」核酸によって探査(probe)される。次いで、シグナル核酸は、し ばしば結合酵素(結合酵素は、その中にリガンド対の1つのメンバーを有する) を使用して検出される。シグナル核酸は、リガンド対の他のメンバーを含有する 。次いで、非結合酵素は、洗い流され、そして膜は、基質溶液中に浸漬される。 次いで、シグナルは、基質タイプに依存して、比色手段により、蛍光によりまた は化学発光により検出される。簡潔には、ハイブリダイゼーションアッセイプロ トコルは、以下のように要約され得る:標的核酸は、固体支持体上に固定化され る。この固体支持体は、ブロッキング剤によって処理され、プローブの疑 似結合(非特異的結合;またバックグラウンドとして知られる)を防ぐ。次いで 、固体支持体は、プロービングされ、そしてシグナルは、種々の手段により検出 される。 非特異的結合を低減するためのブロッキング剤の使用は、多くの理由のために 必須である。この理由には、低レベルの特異的結合(非特異的結合がブロックさ れなければ、非特異的結合によって覆い隠される)を検出し得ることが含まれる 。不幸なことに、伝統的なブロッキング剤(上記のようなもの)の使用は、再現 可能な方法では決してなかった。学術書には、この問題について記載されている が、例えば、ニトロセルロース膜またはナイロン膜の8インチ×12インチ片を、 Ficoll(タイプ400、Pharmacia)、ポリビニルピロリドン、ウシ血清アルブミン (フラクション5、Sigma)、断片化された一本鎖核酸、ミルク産物などからな るブロック試薬の組合せまたはカクテルを使用して、一様に「ブロックする」こ とは、実質的に不可能である。本明細書中に記載されるような本発明の方法は、 従来の方法のこの制限を克服する。 ハイブリダイゼーション反応において非特異的バックグラウンドを低減するた めの現在のアプローチに関連する問題のために、当該分野において新規な方法に 対する必要性が存在する。本発明は、この必要性を満たし、そしてさらに他の関 連した利点を提供する。発明の要旨 簡潔に述べれば、本発明は、ハイブリダイゼーション固体支持体を調製する方 法およびハイブリダイゼーション反応におけるそれらの使用を提供する。1つの 局面において、本発明は、非特異的バックグラウンドを低減するハイブリダイゼ ーション固体支持体を調製する方法を提供し、この方法は:(a)ハイブリダイゼ ーション用の固体支持体と標的リガンドとを、標的リガンドを固体支持体に固定 化するに十分な条件下で接触させる工程;および(b)固定化標的リガンドを含有 する固体支持体と化合物とを、非特異的部位をブロックするに十分な条件下で反 応させ、それにより固定化標的リガンドを含有するブロックされた固体支持体を 生成する工程を包含し、上記化合物は以下の式を有する: ここで、R1からR17は、独立してH、OH、CH3、CH2-CH3、CH=CH-CH3、X、CH2X、CH X2、CH2-CH2X、CH2-CHX2、CX3、CX2-CX3、CX2-CX2-CX3およびC(=O)CH3から選択 され、そ して、R1およびR3、またはR2およびR4、またはR5およびR6は、一緒になって=CH2 であり得、そして、R5およびR6は一緒になって=Oであり得、そして、ここで各X は、独立してハロゲンから選択される。好ましい実施態様において、本発明の方 法は、工程(b)の後に、固定化標的リガンドを含有する上記ブロックされた固体 支持体と反応しなかった上記化合物のすべてを実質的に排除することを含む工程 をさらに包含する。また、本発明はまた、上記方法のいずれかに従って調製され る、固定化標的リガンドを含有する固体支持体を含む、キットを提供する。 別の局面において、本発明は、ハイブリダイゼーション反応において、非特異 的バックグラウンドを低減する方法を提供し、この方法は:(a)ハイブリダイゼ ーション用の固体支持体と標的リガンドとを、標的リガンドを固体支持体に固定 化するに十分な条件下で接触させる工程;(b)固定化標的リガンドを含有する固 体支持体と化合物とを、非特異的部位をブロックするに十分な条件下で反応させ 、それにより固定化標的リガンドを含有するブロックされた固体支持体を生成す る工程を包含し、上記化合物は以下の式を有する: ここで、R1からR17は、独立してH、OH、CH3、CH2-CH3、CH=CH-CH3、X、CH2X、CH X2、CH2-CH2X、CH2-CHX2、CX3、CX2-CX3、CX2-CX2-CX3およびC(=O)CH3から選択 され、そして、R1およびR3、またはR2およびR4、またはR5およびR6は、一緒にな って=CH2であり得、そして、R5およびR6は一緒になって=Oであり得、そして、こ こで各Xは、独立してハロゲンから選択される;(c)固定化標的リガンドを含有す る上記ブロックされた固体支持体とプローブとを、この固定化標的リガンドに対 する特異的結合に十分な条件下で接触させる工程;および(d)この固体支持体上 の該プローブの存在を検出し、それにより該標的リガンドとこのプローブとの間 のハイブリダイゼーションを測定する工程を包含する。好ましい実施態様におい て、本発明の方法は、工程(b)と工程(c)の間に、固定化標的リガンドを含有する 上記ブロックされた固体支持体と反応しなかった上記化合物のすべてを実質的に 排除することを含む工程をさらに包含する。好ましい別の実施態様において、本 発明の方法は、工程(c)と工程(d)の間に、上記固定化標的リガンドに結合しなか った上記プローブのすべてを実質的に排除することを含む工程をさらに包含する 。好ましい別の実施態様において、本発明の方法は、工程(b)と工程(c)の間に、 固定化標的リガンドを含有する上記ブロックされた固体支持体と反応しなかった 上記化合物のすべてを実質的に排除することを含む工程をさらに包含し、そして 工程(c)と工程(d)の間に、上記固定化標的リガンドに結合しなかった上記プロー ブのすべ てを実質的に排除することを含む工程をさらに包含する。 好ましい実施態様において、上記化合物は、式Iに従い、ここで、R1およびR2 の両方がCH=CH-CH3、またはCH2X、またはCX3、またはCX2-CX3、またはCX2-CX2-C X3であり、各Xは、独立してハロゲンから選択される。好ましい他の実施態様に おいて、上記化合物は、式IIに従い、ここで、R1〜R4がHであり;または、R1がC H3であり、そしてR2〜R4がHであり;または、R2およびR4がHであり、そしてR1お よびR3が一緒になって=CH2であり;または、R1およびR2がHであり、そしてR3お よびR4がC(=O)CH3である。好ましい他の実施態様において、上記化合物は、式II Iに従い、ここで、R1〜R4がHであり;または、R1がCH3であり、そしてR2がHであ り;または、R1およびR2がCH3であり;または、R1がXであり、そしてR2がHであ り;または、R1およびR2がXであり;各Xは、独立してハロゲンから選択される。 好ましい他の実施態様において、上記化合物は、式IVに従い、ここで、R1〜R6が Hであり;または、R1〜R6がHであり、そしてR6がCH3であり;または、R1およびR3 がCH3であり、そしてR2、R4、R5およびR6がHであり;または、R1〜R4がHであり 、そしてR5およびR6がCH3であり;または、R1〜R4がHであり、そしてR5がCH3で あり、ならびにR6がCH2CH3であり;または、R1〜R6がXであり;または、R1およ びR2がHであり、そしてR3およびR4がC(=O)CH3であり、ならびにR5およびR6が一 緒になって=Oである。好ましい他の実施態様において、上記化合物は、式VIに従 い、ここで、R7〜R9がHである。好ましい他の実施態様において、上記化合物は 、該化合物が式VIIに従い、ここで、R10〜R13がHである。好ましい他の実施態様 において、上記化合物は、式VIIIに従い、ここで、R14およびR17がXであり、そ してR15およびR16がHであり;または、R14〜R17がXであり;または、R14がOHで あり、そしてR15〜R17がHである。 本発明のこれらおよび他の局面は、以下の詳細な説明の参照によって明白とな る。発明の詳細な説明 上記に示したように、伝統的なブロッキング剤の使用は、ハイブリダイゼーシ ョン固体支持体に対する非特異的結合を一様にブロックするための再現性のある 方法では決してなかった。本発明の方法は、ハイブリダイゼーション固体支持体 (例えば、ニトロセルロース膜またはナイロン膜)上の非特異的部位の一様なレ ベルのブロッキングを達成することによって、先行技術の方法の制限を克服する 。本発明は、ハイブリダイゼーション領域において、非特異的バックグラウンド の減少が、ノイズに対するシグナルの比率を実質的に高めるという顕著な改善を 表す。これは、例えば、放射標識されたプローブと化学的に標識されたプローブ (これは、蛍光シグナルシステムまたは化学発光シグナルシステムに適合する) との置換を可能にする。さらに、伝統的なブロッキング剤に対する必要性を排除 することにより、本発明は、ヌクレアーゼまたはプロテアーゼの混入の危険性を 低下させかつ大規模のハイブリダイセーションを行う費用を低下させる、さらな る利点を有する。 ハイブリダイゼーションアッセイは、選択された分子に結合し得る分子を同定 するために有用である。本明細書中で使用されるように、用語「ハイブリダイゼ ーション」は、任意の2つの分子の間の特異的結合を言い、そして、例えば、2 つの核酸分子の間の結合を含む。このようなハイブリダイゼーションアッセイは 、代表的には、一般に、上記のように記載され得る一連の工程を含む。要約すれ ば、分子(すなわち標的リガンド)は、固体支持体上に固定化される。固体支持 体は、ブロッキング剤(単数または複数)によって処理され、プローブ分子の非 特異的結合を低減させる。固定化された標的分子を含有する固体支持体は、結合 パートナー候補(すなわちプローブ分子)を用いてプロービングされる。固体支 持体に結合したプローブ分子の存在または非存在は検出され、それによりハイブ リダイゼーションが標的リガンドとプローブとの間に起こっているかどうかを測 定する。 上記に示したように、プロービングの工程の前に、固体支持体は、標的分子が それに固定化され、そして非特異的結合部位がブロックされるように調製される 。種々の固体支持体が、本発明中でハイブリダイゼーションマトリックスとして 使用され得、そしてこれは当該分野で周知である。結合パートナーに結合するそ の能力を有意に損なうことなく標的リガンドを固定化し得る、任意の固体支持体 が適切である。標的リガンドを固定化するための予備活性化表面を有する固体支 持体は、当業者にとって周知であり、そして市販されている。固体支持体は、多 孔性固体支持体および非多孔性固体支持体の両方を含む。多孔性固体支持体は多 孔 性膜を含む。多孔性膜の例として、ニトロセルロース膜(例えば、Schleicherお よびSchuell、Keene、NH)およびナイロン膜(例えば、Amersham、Arlington He ights、IL、またはSchleicherおよびSchuell、Keene、NH)が挙げられる。非多 孔性固体支持体は、マイクロビーズ、ガラス表面および溶融シリカを含む。非多 ン、シリカおよびラテックスが挙げられる。磁性ビーズは、PerSeptive Diagnos tics(Cambridge、MA)またはDynal(Oslo、Norway)から得られ得る。ラテック ス、シリカおよび他のタイプのビーズは、Polysciences(Warrington、PA)から 得られ得る。標的リガンドが核酸の場合、特に好ましい固体支持体は、ニトロセ ルロース膜、ナイロン膜またはガラス表面である。標的リガンドがタンパク質の 場合、特に好ましい固体支持体は、ニトロセルロース膜またはナイロン膜である 。 標的リガンドは、上記のように固体支持体上に固定化される。種々の分子が、 本発明中で標的リガンドとして使用され得る。固体支持体上に固定化し得る任意 の分子が適切である。標的リガンドは、核酸、タンパク質および小有機分子、ま たは生物有機(例えば、天然物)分子を含む。本明細書中で使用されるように、 用語「核酸」は、デオキシリボ核酸(遺伝子DNAおよびcDNAを含むDNA)、リボ核 酸(mRNA、rRNAおよびtRNAを含むRNA)、オリゴヌクレオチドおよび核酸アナロ グを含む。本明細書中で使用されるように、用語「タンパク質」は、タンパク質 (例えば、酵素および抗体)、ポリペプチド、ペプチド(すなわち、2つより多 いアミノ酸)、タンパク質複合体およびアミノ酸アナログを含む。負に荷電した 「タンパク質」は、好ましいタンパク質標的リガンドである。標的リガンドは、 種々の方法(市販供給源、生物学的な供給源からの精製、組換え産物および合成 化学的調製を含む)で得られ得る。 上記のような標的リガンドの選択に際して、それは固体支持体上に固定化され る。種々の固定化手順が、本発明中で使用され得、そしてこれは当業者に周知で ある。結合パートナーを結合するその能力を有意に損なうことなく標的リガンド を堆積または付着する、任意の固定化手順が適切である。固体支持体上に固定化 するための伝統的な手段は、加熱およびUV照射を含む。加熱による固定化(例え ば、真空下でのベーキング)に関して、温度は、代表的には、約1分から60分の 時間で約50°から100°の範囲にある。照射による固定化に関して、UV出力は、 代表的には、約10秒から5分の時間で約1,000から1,000,000μJ/Cm2の範囲にあ る。標的リガンドの存在下において固体支持体をこのような種々の反応条件の1 つに供することにより、標的リガンドは、固体支持体上に非可逆的に固定化され る。 上記に示したように、本発明は、ハイブリダイゼーション反応における使用の ために調製された固体支持体上の非特異的結合部位をブロックするための異なる 手順を提供する。非特異的結合部位は、固体支持体上に固定化された標的リガン ドと独立する様式で、結合パートナー候補(プローブ)の固体支持体に対する結 合を可能にする。プローブの固定化標的リガンドを有する固体支持体に対する非 特異的結合は、プローブが標的リガンドの結合パートナーであることの外観を与 える。本発明では、固体支持体上の標的リガンドの固定化に続いて、固体支持体 は、以下に記載されるような、1つ以上の化合物と反応し、固体支持体上の非特 異的結合部位をブロックする。本発明で使用され得る化合物は、以下の式I〜VII Iにより表される無水物を含む。 式I〜VIIIにより示した化合物は上記したように置換基R1からR17を有してい る。R1からR17のそれぞれは、独立して、以下を包含する置換基から選ばれる( すなわち、1つの置換基の選択は他のいかなる置換基の選択にも左右され得ない 。):H、OH、CH3、CH2-CH3、CH=CH-CH3、X、CH2X、CHX2、CH2-CH2X、CH2-CHX2 、C X3、CX2-CX3、CX2-CX2-CX3、およびC(=O)CH3。各「X」は独立してハロゲン、す なわち、F、Cl、Br、およびIから選ばれる。さらに、同一の環の炭素に結合した 置換基は、=CH2、または=Oとしてひとまとめに扱われ得る。例えば、R1およびR3 、R2およびR4、またはR5およびR6のいずれか、またはすべてが=CH2として、ひと まとめにして扱われ得る。同様に、例えば、R5およびR6が=Oとしてひとまとめに 扱われ得る。種々の無水物は市販されているか(例えば、Aldrich、Milwaukee、 WI)または当該分野で公知の手順を用いて合成され得る(例えば、March、およ び本明細書中で引用する参考文献に記された手順:J.March,Advanced Organic Chemistry,第2版,McGraw-Hill,New York,N.Y.(1977))。本開示を考慮す れば、上記化合物の変更が本発明の実施において意図され、そして利用され得、 本発明の精神および範囲内であることは、当業者には明白である。適切な化合物 を、非特異的部位をブロックするのに十分な条件下で、固定化した標的用リガン ドを含む固体支持体と反応させる。簡単に言えば、化合物は一般的に極性溶媒の ような溶媒で混合される。一般的に、数分から数時間の間、室温からその溶媒の 沸点未満までの温度で固体支持体に溶液を加える。例えば、無水コハク酸を、約 pH7から9で約0.01から0.5Mのホウ酸ナトリウムを含む、m-ピロール、アセトニ トリルまたはその他の極性溶媒のような溶媒と混ぜて、最終濃度約0.01から10mg /mlを得る。固体支持体との反応を約20から37℃で約2から60分進行させる。特 定の標的用リガンドが化合物と反応し、そしてそのような反応が標的用リガンド のプローブに結合する能力に顕著に影響し得る場合、標的用リガンドと化合物と の間のそのような反応に対して保護することが所望され得る。これは、標的用リ ガンドを保護すること、または化合物を固定化した標的用リガンドを含む固体支 持体と反応させる条件を調節することを包含する、種々の方法で達成され得る。 例えば、pHを、固体支持体と化合物とは実質的に反応するが、標的用リガンドと 化合物とは実質的に反応しないpHに調節し得る。あるいは、例えば、化合物と反 応し得る標的用リガンドの官能基を可逆的に保護し得る。標的用リガンドを、化 合物との反応を妨げる1つ以上の保護試薬と反応させ、そして化合物を固定化し た標的用リガンドを含む固体支持体と反応させた後、保護基を標的用リガンドか らはずす。分子の官能基の可逆的保護の技術は当該分野で公知である(例えば、 Greene、および本明細書中で引用する参考文献に記載された手順:T.W.Greene, Protective Groups in Organic Synthesis,John Wiley and Sons,New York, N.Y.(1981))。 以上に示したように、非芳香族化合物および芳香族化合物の両方とも本発明に おいて使用され得る。化合物の例として次のものを包含する:無水プロピオン酸 、無水酪酸、無水イソ酪酸、無水吉草酸、無水(s)-(+)-メチル酪酸、無水トリメ チル酢酸、無水ヘキサン酸、無水ヘプタン酸、無水デカン酸、無水ラウリン酸、 無水パルミチン酸、無水ステアリン酸、無水ドコサン酸、無水クロトン酸、無水 メタクリル酸、無水オレイン酸、無水リノール酸、無水クロロ酢酸、無水ヨード 酢酸、無水ジクロロ酢酸、無水トリフルオロ酢酸、無水クロロジフルオロ酢酸、 無水トリクロロ酢酸、無水コハク酸類、無水ペンタフルオロプロピオン酸、無水 ヘプタフルオロ酪酸、無水メチルコハク酸、無水2,2-ジメチルコハク酸、無水シ ス-1,2-シクロヘキサンジカルボン酸、無水トランス-1,2-シクロヘキサンジカル ボン酸、無水フタル酸類、無水イタコン酸、無水2-ドデセン-1-イルコハク酸、 無水ジカルボン酸類、無水シス-アコン酸、無水s-アセチルメルカプトコハク酸 、無水(+)-ジアセチル-L-酒石酸、無水マレイン酸類、無水シトラコン酸、無水2 ,3-ジメチルマレイン酸、無水マレイン酸類、無水グルタル酸類、無水安息香酸 、無水2,3-ジフェニルマレイン酸、無水2-フェニルグルタル酸、無水ホモフタル 酸(homophalic-)、無水イサチン酸、無水N-メチルイサチン酸、無水5-クロロイ サチン酸、無水フタル酸、2-スルホ安息香酸環状無水物、無水4-メチルフタル酸 、無水3,6-ジフルオロフタル酸、無水3,6-ジクロロフタル酸、無水4,5-ジクロロ フタル酸、無水テトラフルオロフタル酸、無水テトラブロモフタル酸、無水3-ヒ ドロキシフタル酸、無水カルボン酸類、無水3-ニトロフタル酸、無水4-ニトロフ タル酸、無水ジフェン酸、および無水ナファリン酸(naphalic-)類。 好ましい化合物は以下を包含する:無水クロトン酸、無水クロロ酢酸、無水ジ クロロ酢酸、無水トリフルオロ酢酸、無水クロロジフルオロ酢酸、無水トリクロ ロ酢酸、無水ペンタフルオロプロピオン酸、無水ヘプタフルオロ酪酸、無水コハ ク酸、無水メチルコハク酸、無水2,2-ジメチルコハク酸、無水イタコン酸、無水 マレイン酸、無水シトラコン酸、無水2,3-ジメチルマレイン酸、無水1-シクロペ ンテン-1,2-ジカルボン酸、無水3,4,5,6-テトラヒドロフタル酸、無水ブロモマ レイン酸、無水ジクロロマレイン酸、無水グルタル酸、無水3-メチルグルタル酸 、無水2,2-ジメチルグルタル酸、無水3,3-ジメチルグルタル酸、無水3-エチル-3 -メチルグルタル酸、無水ヘキサフルオログルタル酸、3,5-ジアセチルテトラヒ ドロピラン-2,4,6-トリオン、無水ジグリコール酸、無水3,6-ジフルオロフタル 酸、無水3,6-ジクロロフタル酸、無水テトラフルオロフタル酸、無水テトラクロ ロフタル酸、無水テトラブロモフタル酸、無水3-ヒドロキシフタル酸、および無 水2,3-ジブロモマレイン酸。 ハイブリダイゼーション反応において、「ブロックされた」固体支持体(標的 用リガンドを含む)を使用する前に、固体支持体と未反応のブロッキング化合物 すべてを実質的に除去することが所望され得る。本発明の情況において、この除 去を行うために種々の方法が使われ得る。未反応の化合物を、例えば、化合物を 含まない溶液で固体支持体をリンスすることにより、洗い流し得る。同様に、未 反応の化合物を、反応溶液から固体支持体を物理的に除くことにより、除去し得 る。あるいは、化学的に反応をクエンチすることにより、未反応の化合物を除去 し得る。例えば、未反応の無水物を加水分解または反応溶液に加えられたアミン との反応により反応しない形態に転換し得る。これらの技術のいずれも、もう一 つまたはすべてと組み合わせて使用し得る。未反応化合物の除去は、固定化後ま たは介在時間の後すぐに行われ得る。もし時間間隔が十分に長ければ、無水物は 反応しない形態にすでに加水分解されているので何もしなくて良い。さらに、そ れは未反応化合物の存在が固定化した標的用リガンドを含む固体支持体の特定の 用途を妨害しない状態が存在し得る。 固定化した標的用リガンドおよびブロックされた非特異的部位を含む固体支持 体の調製後、固体支持体をプローブ(候補結合パートナー)と接触させ、プロー ブが標的用リガンドとハイブリダイズし得るかどうかを決定する。標的用リガン ドとして使用する上記の分子のいかなるものもプローブとして使用し得る。従っ て、プローブは核酸、タンパク質および低分子有機分子または生体有機分子(例 えば天然産物)を包含する。例えば、プローブが核酸である場合、核酸は生物の ゲノムの全配列もしくはその一部から、メッセンジャーRNA(mRNA)からまたはcDN Aから得られ得る。一旦適切な配列が決定されると、DNAプローブは市販の方法お よび設備(例えば、Applied BioSystems,Foster City,CA)を用いて好適に化 学合成される。例えば、固相法を用いて15から50塩基の間の短いプローブが生成 される(Caruthersら,Cold Spring Harbor Symp.Quant.Biol.47:411(1982)) 。 ハイブリダイゼーション培地は一般に標準的な緩衝液および界面活性剤を含有 する。クエン酸ナトリウム、Tris HCl、PIPES、またはHEPESのような緩衝液は、 約0.01Mから0.2Mの濃度で使用され得る。ハイブリダイゼーション培地はまた、 代表的に約0.01%から0.5%のイオン性または非イオン性の界面活性剤(例えば、 ドデシル硫酸ナトリウム(SDS)またはサルコシル(Sigma,St.Louis,MIssouri) )、約1から10mMの間のEDTA、および約0.1から1MのNaClを含有する。他の添加物 (種々の極性水溶性試薬(例えば、アニオン性のポリアクリレートまたはポリメ タクリレート)を含む体積排除剤、および荷電した多糖類ポリマー(例えば、デ キストラン硫酸など)が含まれ得る。本発明のハイブリダイゼーションアッセイ は、当業者に公知の、または本明細書中に示したガイドラインに与えられるイム ノアッセイの方法論に類似のいずれの方法によっても行われ得る。ハイブリダイ ゼーションアッセイは代表的には約4から70℃の間の温度で、代表的には約1時 間から72時間の間行われる。ハイブリダイゼーション温度は、ハイブリダイズを 維持する溶液中に存在する塩、カオトロプスなどの濃度に依存することが公知で ある。アッセイの好ましい方法はサンドイッチアッセイおよびその変更、ならび に競合または置換アッセイである。ハイブリダイゼーション技術は、一般にNucl eic Acid Hybridization,A Practical Approach,HamesおよびHiggins(編),IR L Press(1985); GallおよびPardue,Proc.Natl.Acad.Sci.USA.63:378(1969 ); およびJohnら,Nature 223:582(1969)に記載されている。ハイブリダイゼー ションに改良がなされる場合、これらは難なく応用されている。 ハイブリダイゼーションの特異性(ストリンジェンシー)(すなわち、プロー ブの標的用リガンドへの結合)は当該分野で公知の多くの異なる方法で制御され 得る(例えば、Molecular Cloning: A Laboratory Manual,Sambrookら(編),Col d Spring Harbor Press(1989))。例えば、特異性は塩濃度、インキュベーショ ン時間および/またはインキュベーション温度を変化させることにより制御され 得る。特異性の制御は結合反応の時点または洗浄工程、あるいは両方において影 響され得る。例えば、固体支持体上に固定化した標的リガンドとのプローブのイ ンキュベーションの条件は、ストリンジェントな結合のみを許容するものであり 得る。あるいは、結合反応のための条件はあまりストリンジェントではないが、 (結合反応の後の)洗浄は、ストリンジェントな条件下であり得、固定化した標 的リガンドを介して固体支持体に結合したままである任意のプローブの特異性を 制御する。本発明の情況において、固定化した標的リガンドに対するプローブの 結合の特異性は、上記の方法を含む種々の方法の、いずれのものでも制御され得 る。 例えば、用いる特定のハイブリダイゼーション溶液に適切な温度および時間で ハイブリダイゼーションを行った後、プローブ核酸-ターゲット核酸複合体が結 合する固体支持体を、類似の試薬(例えば、NaCl、緩衝液、有機溶媒および界面 活性剤)を代表的に含有する溶液に、ハイブリダイゼーション溶液に注ぐのと同 様に導入する。これらの試薬はハイブリダイゼーション溶液中と同様の濃度であ るが、ハイブリダイゼーションにおいて高いストリンジェンシーを必要とする場 合、しばしばより低濃度であり得る。洗浄の時間を約数分から数時間に変更し得 る。ハイブリダイゼーションまたは洗浄培地のいずれかはストリンジェントであ り得る。適切にストリンジェントな洗浄をした後、正確なハイブリダイゼーショ ン複合体が標識の性質に従って検出され得る。 ハイブリダイゼーションの程度の決定は、当該分野で周知のいかなる方法でも なされ得る。ハイブリダイゼーションが全く検出されない場合は、ハイブリダイ ゼーションの程度は0である。ハイブリダイゼーションは「直接的に」(すなわ ち、プローブがレポーターグループを含む場合)または「間接的に」(すなわち 、レポーターグループが、プローブの存在を検出するために使われる分子上にあ る場合)検出され得る。種々の標識(シグナル)が本発明の利用に際して適して いる。標識は、標的配列とその相補シグナル配列との間の二本鎖形成を検出する ためのレポーターグループとして作用する。本明細書中で使用されるようなレポ ーターグループは、物理的または化学的特性を有し、観察、測定または検出され 得 るグループである。検出性は、色調変化、化学発光、蛍光、または放射能のよう な特性によって与えられ得る;またはリガンド認識部位として与えられるレポー ターグループの能力によって与えられ得る。代表的には、例えば、標識されたシ グナル核酸プローブは、核酸ハイブリダイゼーションを検出するために用いられ る。相補核酸(シグナルプローブ)は、代表的には、ハイブリダイズしたポリヌ クレオチドの存在を検出するために用いられる、いくつかの方法のうちの1つに より標識され得る。例えば、標識された核酸プローブは、ニックトランスレーシ ョンにより標識された二本鎖DNA、組換えM13バクテリオファージにアニールした オリゴヌクレオチドのプライマー伸張によって調製した一本鎖DNA、放射性標識 されたオリゴヌクレオチドプローブまたはビオチンもしくはジゴキシン標識され た合成オリゴヌクレオチドプローブ、あるいは原核生物のDNA依存性RNAポリメラ ーゼ(例えば、バクテリオファージ SP6、T7、またはT3 RNAポリメラーゼ)でin vitro で合成したRNAを包含する。これらのプローブの合成法および利用法は、 例えば、Molecular Cloning、A Laboratory Manual、Sambrookら(編)、Cold Spr ing Harbor Press(1989)に記載されている。最も一般的な検出法は、3H、125I、35 S、14C、32Pで標識されたプローブなどによるオートラジオグラフィーの使用 である。他の標識は、標識された抗体、発蛍光団、化学発光試薬、酵素と結合す るリガンド、および標識されたリガンドについての特異的な結合対メンバーとし て役に立ち得るリガンド、を包含する。必要な感度、プローブとの結合の容易さ 、必要な安定性および必要な利便性に依存して標識を選択することは、当業者に とって明らかである。 非同位体プローブはシグナル(例えば、発蛍光団、化学発光試薬、酵素および 酵素基質)で直接標識されるか、またはそれに結合した検出可能なシグナルを有 する部分に結合し得るリガンドと結合することによって間接的に標識され得る。 例えば、プローブに共有結合的に結合したビオチンは、検出可能なシグナル(例 えば、酵素または光反応性化合物)に共有結合しているストレプトアビジンと結 合し得る。リガンドおよびレセプターの組み合わせは広く変更し得る。リガンド が天然の「レセプター」(例えばビオチン、チロキシンおよびコルチゾールのよ うなリガンド)を有している場合、それはその標識された天然に存在するレセプ ターと組み合わせて用いられ得る。あるいは、ハプテンまたは抗原を、適切に標 識された抗体と組み合わせて用いられ得る。 非放射性プローブは、しばしば間接的手段により標識される。一般に、リガン ド分子はプローブに共有結合される。次いで、そのリガンドは、本来検出可能で あるか、またはシグナルシステム(例えば、検出可能な酵素、蛍光化合物、また は化学発光化合物)に共有結合する抗リガンド分子に結合する。リガンドおよび 抗リガンドは広く変更され得る。リガンドが天然の抗リガンドを有する場合(例 えば、ビオチン、チロキシンおよびコルチゾール)、それは天然に存在する抗リ ガンドと組み合わせて用いられ得る。あるいは、任意のハプテン化合物または抗 原化合物を抗体と組み合わせて用いられ得る。 シグナルとしての利用に適した酵素には加水分解酵素(特にホスファターゼ) 、エステラーゼ、ウレアーゼ、グリコシダーゼ、オキシドレダクターゼ(特にペ ルオキシダーゼ)が包含される。適切な蛍光シグナルにはフルオレセインおよび その誘導体、ローダミンおよびその誘導体、ダンシルウンベリフェロンなどが包 含される。本発明において有用な化学発光物質にはルシフェリン、ルミノール、 および1,2-ジオキセタンが包含される。 ハイブリダイゼーション溶液中に存在する標識されたプローブの量は広く変更 し得る。一般に、標的リガンドの量を上回る、実質的にモル過剰のプローブを、 標的リガンドに対するプローブの結合の割合を増大するために用いる。 シグナルの検出法は選択されたシグナルにより決定される。例えば、標識が放 射性同位体の場合、捕捉され標識されたプローブ-標的リガンド複合体を含有す る支持体表面は、X線写真に露光されるか、あるいはシンチレーションまたはガ ンマカウンターで解析され得る。標識が蛍光の場合、複合体は特定の波長の光で 照射され、そして標識された複合体に吸収され、それにより検出されるより低波 長の光の放射がもたらされる。標識が酵素の場合、複合体が酵素の適切な基質と ともにインキュベートされ、そして生じたシグナルは、例えば、色の付いた沈殿 物、色の付いたまたは蛍光の可溶性化合物または物質、あるいは生物発光または 化学発光により生じた光子であり得る。 プローブを標識に直接結合し得る。例えば、プローブが放射性である場合、そ の相補体と会合したプローブはX線写真に露光される。標識が蛍光の場合、サン プルをはじめに特定の波長の光で照射し、次いで検出器で放射を捕らえることに よりサンプルを検出する(Freifelder,Physical Biochemistry,W.H.Freeman & Co.(1982),p.532)。標識が酵素の場合、酵素の適切な基質でインキュベート することによりサンプルを検出する。生じたシグナルは、色の付いた沈殿物、色 の付いたまたは蛍光の可溶性物質、あるいは生物発光または化学発光により生じ た光子であり得る。例えば、アルカリホスファターゼはリン酸インドキシルを脱 リン酸化し、次いで還元反応に関与して、テトラゾリウム塩を濃い色かつ不溶性 のホルマザンに転換する。 この標識はハイブリダイゼーション複合体の間接的な検出も可能であり得る。 例えば、標識がハプテンまたは抗原である場合、サンプルを抗体を用いて検出し 得る。この系では、シグナルは蛍光または酵素分子を抗体に結合することにより 、そしてある場合では放射性化合物に結合することによって生じる(Tijssen,「 酵素イムノアッセイの実施および理論」、Laboratory Techniques in Biochemis try and Molecular Biology,Burdon and van Knippenberg(編),Elsevier(1985 ), p.9.)。 プローブの検出の前に、固定化した標的リガンドに結合しなかったすべてのプ ローブを実質的に除去することが所望され得る。種々の方法が本発明の情況にお いて、この除去を行うために使用され得る。例えば、未結合プローブは例えば固 体支持体をリンスすることにより、洗い流され得る。同様に、未結合プローブを 、ハイブリダイゼーション反応溶液から固体支持体を物理的に除くことにより除 去し得る。あるいは、未結合プローブを、反応をクエンチすることによって除去 し得る(すなわち、未結合プローブがもはや検出不可能な形態に転換される)。 これらの技術いずれも、もう1つまたはすべてと組み合わせて用いられ得る。 次の実施例は例証を示すものであり、制限を示すものではない。 実施例 実施例1 比色定量レポーターを用いる、デンハルトでブロックしたニトロセルロースと 比較した、無水コハク酸でブロックしたニトロセルロースによるバックグラウン ドの減少の実証 本実施例では、DNAをニトロセルロースフィルター上にスポットし、固定し、 相補的ビオチン化オリゴヌクレオチドでプロービングする。次いで、ハイブリダ イズしたシグナルオリゴヌクレオチドを、比色定量基質を用いてストレプトアビ ジン/アルカリホスファターゼにより検出する。ニトロセルロースをブロックす る化学的手段を、従来のブロッキング剤と比較する。 プラスチックで裏打ちしたニトロセルロース(SchleicherおよびSchuell、パ ーツ番号76489、Keene、NH)を、1×3cm片にカットした。次いで、ニトロセル ロースを、50%エタノール中に一端を浸漬し、そしてエタノール中を通過させて 簡単に浸漬した。このシートを水中で簡単に3回洗浄し、次いで2×SSC(20×S SCは、最終容量1リットルの水に175.3g NaClおよび88.2gクエン酸ナトリウムを 溶解させたものである(pH7.0))中で振とうしながら5分間浸漬した。100ngのλ 二本鎖DNA(dsDNA)を、300ミクロン間隔でスポットした。DNAを、UV照射により不 可逆的に固定化した(30秒以上で120,000マイクロジュール/cm2)。dsDNAを変性 するために、シートを50%エタノールで湿らせ、次いで水で2回洗浄した。次い で、シートを変性溶液(0.1N NaOH、0.05mM EDTA)中に室温で1分間浸漬し、水 で素早くリンスし、中和溶液(0.1M Tris pH7.2、0.05mM EDTA)中で3回簡単に 洗浄し、水中で1回洗浄し、そしてシートをペーパータオルで軽くたたいて乾燥 させた。DNAを再度UV照射処理した(30秒以上で120,000マイクロジュール/cm2) 。シートを50%エタノールで5分間再水和し、そして水で2回洗浄した。 次いで、シートを別々の「ブロッキング」手順のために2つの容器に分けた。 1つの容器は、化学試薬である無水コハク酸でブロックしたニトロセルロースシ ートを含んでいた。シートを無水コハク酸でブロックするために、2.5gの無水コ ハク酸を25ml m-ピロールに溶解し、そして125ml 0.1Mホウ酸ナトリウム(pH8.5) を添加した。溶液を良く混合し、次いでシートに添加した。穏やかに混合しなが ら10分間インキュベートした。次いで、シートを、0.01M Trisおよび0.005 EDTA で5回洗浄した。第2の容器中のシートを5×デンハルト溶液でブロックした。 これは、10mlの50×ストックデンハルト溶液(5gのFicoll(400型、Pharmacia) 、5gポリビニルピロリドン、5gウシ血清アルブミン(フラクション5、Sigma) 、および水で500mlの総容量にした)を90mlの水に入れ、そして断片化した一本 鎖ニシン精子DNAを最終濃度100μg/mlまで添加することによって行なった。溶液 を良く混合し、次いでシートに添加した。穏やかに混合しながら30分間インキュ ベートした。次いで、シートを、0.01M Tris pHおよび0.005 EDTAで5回洗浄し た。 ビオチン化オリゴヌクレオチド(DMO469(GTTTAACATACTTTCATTT))を、10ng/ml の最終濃度まで、1000μlの迅速ハイブリダイゼーション溶液(Rapid-Hyb,Amer sham,Arlington Heights,IL)に添加した。ハイブリダイゼーションしたもの を42℃まで60分間加熱した。次いで、シートを、1回の洗浄あたり1×SSC/0.1 % SDS、1分間で4回リンスした。次いで、シートを、洗浄溶液(0.01M Tris(p H7.2)、0.1M NaCl、0.005M EDTA、0.1%サルコシル)で2回洗浄した。 ストレプトアビジン/アルカリホスファターゼ結合体(Vector,Burlingame, CA)を洗浄溶液中で希釈した(1:10,000)。次いで、溶液を、1時間、室温で、 振とうしながらシートに添加した。次いで、シートを洗浄溶液で4回洗浄し、検 出緩衝液(0.1M NaCl、0.01M Tris(pH8.5)、0.05M MgCl2)で5分間、1回リン スした。アルカリホスファターゼ基質を、BCIP/NBTタブレット(Schleicherおよ びSchuell、パーツ番号78349、Keene、NH)を30ml dH2O中に溶解させることによ り調製した。反応を、4時間、室温で行った。次いで、シートを水でリンスし、 そして乾燥させた。 結果(表1)は、デンハルト試薬でブロックしたシートと比較して、無水コハ ク酸で処理したシートにおける「バックグラウンド」色の有意により低いレベル を示した。 実施例2 蛍光レポーターを用いる、デンハルトでブロックしたニトロセルロースと比較 した、無水コハク酸でブロックしたニトロセルロースによるバックグラウンドの 減少の実証 本実施例では、DNAをニトロセルロースフィルター上にスポットし、固定し、 相補的ビオチン化オリゴヌクレオチドでプロービングする。ハイブリダイズした シグナルオリゴヌクレオチドを、4-メチル-ウンベリフェリル-ホスフェート(4- ヒドロキシ-メチルクマリン)を用いてストレプトアビジン/アルカリホスファ ターゼにより検出する。ニトロセルロースをブロックする化学的手段を、従来の ブロッキング剤と比較する。 プラスチックで裏打ちしたニトロセルロース(SchleicherおよびSchuell、パ ーツ番号76489、Keene、NH)を、1×3cm片にカットした。次いで、ニトロセル ロースを、50%エタノール中に、一端を浸漬し、そしてエタノール中を通過させ て簡単に浸漬した。このシートを水中で簡単に3回洗浄し、次いで2×SSC中で 振とうしながら5分間浸漬した。100ngのλ二本鎖DNAを、300ミクロン間隔でス ポットした。DNAを、UV照射により不可逆的に固定化した(30秒以上で120,000マ イクロジュール/cm2)。dsDNAを変性するために、シートを50%エタノールで湿 らせ、次いで水で2回洗浄した。次いで、シートを変性溶液(0.1N NaOH、0.05m M EDTA)中に室温で1分間浸漬し、水で素早くリンスし、中和溶液(0.1M Tris pH7.2、0.05mM EDTA)中で3回簡単に洗浄し、水中で1回洗浄し、そしてシート をペーパータオルで軽くたたいて乾燥させた。DNAを再度UV照射処理した(30秒 以上で120,000マイクロジュール/cm2)。シートを50%エタノールで5分間再水 和し、そして水で2回洗浄した。DNAを含むシートを、DNAを含まないコントロー ルシートとは異なるようにマークした。 次いで、シートを別々の「ブロッキング」手順のために2つの容器に分けた。 1つの容器は、化学試薬である無水コハク酸でブロックしたニトロセルロースを 含んでいた。シートを無水コハク酸でブロックするために、2.5gの無水コハク酸 を25ml m-ピロールに溶解し、そして125ml 0.1Mホウ酸ナトリウム(pH8.5)を添加 した。溶液を良く混合し、次いでシートに添加した。穏やかに混合しながら10分 間インキュベートした。次いで、シートを、0.01M Trisおよび0.005 EDTAで5回 洗浄した。第2の容器中のシートを5×デンハルト溶液でブロックした。これは 、10mlの50×ストックデンハルト溶液(5gのFicoll(400型、Pharmacia)、5gポ リビニルピロリドン、5gウシ血清アルブミン(フラクション5、Sigma)、および 水で500mlの総容量にした)を90mlの水に入れ、そして断片化した一本鎖ニシン 精子DNAを最終濃度100μg/mlまで添加することによって行なった。溶液を良く混 合し、次いでシートに添加した。穏やかに混合しながら30分間インキュベートし た。次いで、シートを、0.01M Tris pH7.2および0.005 EDTAで5回洗浄した。 ビオチン化オリゴヌクレオチド(DMO469(GTTTAACATACTTTCATTT))を、10ng/ml の最終濃度まで、1000μlの迅速ハイブリダイゼーション溶液(Rapid-Hyb,Amer sham,Arlington Heights,IL)に添加した。ハイブリダイゼーションしたもの を42℃まで60分間加熱した。次いで、シートを、1回の洗浄あたり1×SSC/0.1 % SDS、1分間で4回リンスした。次いで、シートを、洗浄溶液(0.01M Tris(p H7.2)、0.1M NaCl、0.005M EDTA、0.1%サルコシル)で2回洗浄した。 ストレプトアビジン/アルカリホスファターゼ結合体(Vector,Burlingame, CA)を洗浄溶液中で希釈した(1:10,000)。次いで、溶液を、1時間、室温で、 振とうしながらシートに添加した。次いで、シートを洗浄溶液で4回リンスし、 検出緩衝液(0.1M NaCl、0.01M Tris(pH8.5)、0.05M MgCl2)で5分間、1回リ ンスした。次いで、シートを、1mlの0.5mM 4-メチル-ウンベリフェリルホスフ ェート(4-ハイドロキシ-メチルクマリン)で別々にインキュベートした。反応 を4時間室温で行った。一部の溶液を取り(150μl)、そしてブラックマイクロ タイタープレート(Dynatek Laboratories,Chantilly,Va.)中に入れた。次い で、プレートを、Fluoroskan II fluorometer(Flow Laboratories,McLean,Va. )により、励起波長360nmおよびモニター波長456nmを用いて直接読みとった。 結果(表2)は、デンハルト試薬でブロックしたシートと比較して、無水コハ ク酸で処理したシートにおける「バックグラウンド」色の有意により低いレベル を示した。 実施例3 化学ルミネセンスレポーターを用いる、デンハルトでブロックしたニトロセル ロースと比較した、無水コハク酸でブロックしたニトロセルロースによるバック グラウンドの減少の実証 本実施例では、DNAをニトロセルロースフィルター上にスポットし、固定し、 相補的ビオチン化オリゴヌクレオチドでプロービングする。ハイブリダイズした シグナルオリゴヌクレオチドを、化学ルミネセンス基質Lumingenを用いてストレ プトアビジン/アルカリホスファターゼにより検出する。ニトロセルロースをブ ロックする化学的手段を、従来のブロッキング剤と比較する。 プラスチックで裏打ちしたニトロセルロース(SchleicherおよびSchuell、パ ーツ番号76489、Keene、NH)を、1×3cm片にカットした。次いで、ニトロセル ロースを、50%エタノール中に、一端を浸漬し、そしてエタノール中を通過させ て簡単に浸漬した。シートを水中で簡単に3回洗浄し、次いで2×SSC中で振と うしながら5分間浸漬した。100ngのλ二本鎖DNAを、300ミクロン間隔でスポッ トした。DNAを、UV照射により不可逆的に固定化した(30秒以上で120,000マイク ロジュール/cm2)。dsDNAを変性するために、シートを50%エタノールで湿らせ 、次いで水で2回洗浄した。次いで、シートを変性溶液(0.1N NaOH、0.05mM ED TA)中に室温で1分間浸漬し、水で素早くリンスし、中和溶液(0.1M Tris pH7. 2、 0.05mM EDTA)中で3回簡単に洗浄し、水中で1回洗浄し、そしてシートをペー パータオルで軽くたたいて乾燥させた。DNAを再度UV照射処理した(30秒以上で1 20,000マイクロジュール/cm2)。シートを50%エタノールで5分間再水和し、そ して水で2回洗浄した。DNAを含むシートを、DNAを含まないコントロールシート とは異なるようにマークした。 次いで、シートを別々の「ブロッキング」手順のために2つの容器に分けた。 1つの容器は、化学試薬である無水コハク酸でブロックしたニトロセルロースを 含んでいた。シートを無水コハク酸でブロックするために、2.5gの無水コハク酸 を25ml m-ピロールに溶解し、そして125ml 0.1Mホウ酸ナトリウム(pH8.5)を添加 した。溶液を良く混合し、次いでシートに添加した。穏やかに混合しながら10分 間インキュベートした。次いで、シートを、0.01M Trisおよび0.005 EDTAで5回 洗浄した。第2の容器中のシートを5×デンハルト溶液でブロックした。これは 、10mlの50×ストックデンハルト溶液(5gのFicoll(400型、Pharmacia)、5gポ リビニルピロリドン、5gウシ血清アルブミン(フラクション5、Sigma)、および 水で500mlの総容量にした)を90mlの水に入れ、そして断片化した一本鎖ニシン 精子DNAを最終濃度100μg/mlまで添加することによって行なった。溶液を良く混 合し、次いでシートに添加した。穏やかに混合しながら30分間インキュベートし た。次いで、シートを、0.01M Tris pH7.2および0.005 EDTAで5回洗浄した。 ビオチン化オリゴヌクレオチド(DMO469(GTTTAACATACTTTCATTT))を、10ng/ml の最終濃度まで、1000μlの迅速ハイブリダイゼーション溶液(Rapid-Hyb,Amer sham,Arlington Heights,IL)に添加した。ハイブリダイゼーションしたもの を42℃まで60分間加熱した。次いで、シートを、1回の洗浄あたり1×SSC/0.1 % SDS、1分間で4回リンスした。次いで、シートを、洗浄溶液(0.01M Tris(p H7.2)、0.1M NaCl、0.005M EDTA、0.1%サルコシル)で2回洗浄した。 ストレプトアビジン/アルカリホスファターゼ結合体(Vector,Burlingame, CA)を洗浄溶液中で希釈した(1:10,000)。次いで、溶液を、1時間、室温で、 振とうしながらシートに添加した。次いで、シートを洗浄溶液で4回洗浄し、検 出緩衝液(0.1M NaCl、0.01M Tris(pH8.5)、0.05M MgCl2)で5分間、1回リン スした。次いで、シートを、1mlのLumingen(Lumingen Inc.,Detroit,MI)と ともに別々にインキュベートした。反応は室温で4時間実施した。一部の溶液を 取り(200μl)、そして5mm×40mmポリプロピレンチューブ中に入れた。シグナ ルを、Turner TD 20e luminometer(Turner Designs,Sunnyvale,CA)を用いて、 1分の積算時間で測定した。 結果(表3)は、デンハルト試薬でブロックしたシートと比較して、無水コハ ク酸で処理したシートにおける「バックグラウンド」色の有意により低いレベル を示した。 実施例4 無水コハク酸をブロッキング剤として使用する、ナイロンメンブレンおよびニ トロセルロースメンブレンの両方についてのバックグラウンドの減少の実証(ハ イブリダイズしたプローブの存在を比色レポーターを使用して検出する) この実施例において、DNAを異なるフィルターのタイプ上に固定化し、相補的 ビオチン化オリゴヌクレオチドを用いてプローブする。次いで、ハイブリダイズ したシグナルオリゴヌクレオチドを、比色基質を使用してストレプトアビジン/ アルカリホスファターゼで検出する。ニトロセルロースのブロッキングの化学的 手段を、従来のブロッキング剤と比較する。 この実施例において使用するメンブレンフィルターとしては、Protran Nitroc ellulose(プラスチック裏打ち(plastic-backed)ニトロセルロース)(パート eicher and Schuell,Keene,NH)およびHybondTM-NおよびHybondTM-N+ナイロン メンブレン(Amersham,Arlington Heights,IL,60005)が挙げられる。 ニトロセルロースおよびナイロンメンブレンフィルターを1×1cmの断片に切 断した。次いで、一方の末端を浸漬し、そしてエタノール溶液を通して引くこと により、ニトロセルロースを50%エタノール中に短時間浸した。シートを3回、 短時間水中で洗浄し、次いで振とうしながら2×SSC中に5分間浸した。100 ng のλ2本鎖DNAを300ミクロン間隔でスポットした。UV照射(120,000μJ/cm2、30 秒の期間にわたる)により、DNAを不可逆的に固定化した。dsDNAを変性させるた めに、シートを50%EtOHで湿らし、次いで水で2回洗浄した。次いで、シートを 変性溶液(0.1 N NaOH、0.05 mM EDTA)中に室温で1分間浸し、水で迅速にリン スし、3回、短時間中和溶液(0.1 M Tris(pH 7.2)、0.05 mM EDTA)中で洗浄し 、水中で1回洗浄し、そしてシートをペーパータオルで軽くたたいて乾燥させた 。再度DNAをUV照射(120,000μJ/cm2、30秒の期間にわたる)で処理した。シー トを50%エタノールで5分間再水和し、2回、水で洗浄した。 次いで、シートを2つの容器中に、別々の「ブロッキング」手順のために分割 した。一方の容器は、化学的薬剤である無水コハク酸でブロックしたニトロセル ロースシートを含んだ。シートを無水コハク酸でブロックするために、2.5gの 無水コハク酸を25 mlのm-ピロール(m-pyrol)中に溶解し、そして125 mlの0.1m ホウ酸ナトリウム(pH 8.5)を添加した。溶液を十分混合し、次いでシートに添 加した。穏やかに混合しながらのインキュベーションは、10分間であった。次い で、シートを5回、0.01 M Tris、および0.005 EDTAで洗浄した。第2の容器中 のシートを5×デンハルト溶液でブロックした。これを、10 mlのデンハルト溶 液の50×ストック(5gFicoll(タイプ400,Pharmacia)、5gポリビニルピロ リドン、5gウシ血清アルブミン(Fraction 5,Sigma)および総容量500 mlま での水)を90 mlの水に入れ、そしてフラグメント化した1本鎖ニシン精子DNAを 100μg/mlの最終濃度に添加することにより調製した。溶液を十分に混合し、次 いでシートに添加した。穏やかに混合しながらのインキュベーション、30分間。 次いで、シートを5回、0.01 M Tris(pH)、および0.005 EDTAで洗浄した。 ビオチン化オリゴヌクレオチド(DMO 469(GTTTAACATACTTTCATTT))を1000μ lの迅速ハイブリダイゼーション溶液(Rapid-Hyb,Amersham,Arlington Height s,IL)中10 ng/mlの最終濃度に添加した。ハイブリダイゼーションを42℃に60 分間加温した。次いで、シートを4回、1×SSC/0.1%SDSで1洗浄当たり1分間 リンスした。次いで、シートを2回、洗浄溶液(Wash Solution)(0.01 M Tris (pH 7.2)、0.1 M NaCl、0.005 M EDTA、0.1%Tween 20)で洗浄した。 ストレプトアビジン/アルカリホスファターゼ結合体(Vector,Burlingame C A)を洗浄溶液で1:10,000希釈した。次いで、溶液をシートに1時間室温で振 とうしながら適用した。次いで、シートを4回、洗浄溶液でリンスし、1回検出 緩衝液(0.1 M NaCl、0.01 M Tris(pH 8.5)、0.05 M MgCl2)で5分間リンスし た。アルカリホスファターゼ基質を、BCIP/NBT錠剤(Schleicher and Schuell, パート番号78349,Keene,NH)を30 ml dH2O中に溶解することにより調製した。 反応を0.5〜4時間室温で実施した。次いで、シートを水でリンスし、そして乾 燥させた。 ここで、バックグラウンドの強度を1〜10のスケールで等級付けし、1はほぼ無 変化の表面色度(白色)を表し、そして10は強く着色した表面(濃褐色)を表す 。 結果(表4)は、デンハルト試薬でブロックしたシートに比較して、無水コハ ク酸で処理したシート上における、有意により低いレベルの「バックグラウンド 」の色度を示した。 実施例5 比色レポーターを使用する、デンハルトでブロックしたニトロセルロースに比較 しての、無水プロピオン酸、無水酪酸、無水ジフルオロフタル酸でブロックした ニトロセルロースについてのバックグラウンドの減少の実証 この実施例において、3つのタイプの無水物を比較する。無水物のタイプを比 較するために、DNAをニトロセルロースフィルター上にスポットし、固定化し、 そして相補的ビオチン化オリゴヌクレオチドでプローブした。次いで、ハイブリ ダイズしたシグナルオリゴヌクレオチドを、比色基質(4-メトキシ-ナフトール (napthol)、4MN)を使用して、ストレプトアビジン/西洋ワサビペルオキシダ ーセ(SA/HRP)で検出した。ニトロセルロースのブロッキングの化学的手段もま た、従来のブロッキング剤と比較した。 プラスチック裏打ち(plastic-backed)ニトロセルロース(Schleicher and S chuell,パート番号76489,Keene,NH)を1×3cmの断片に切断した。次いで、 一方の末端を浸漬し、そしてエタノール溶液を通して引くことにより、ニトロセ ルロースを50%エタノール中に短時間浸した。シートを3回、短時間水中で洗浄 し、次いで振とうしながら2×SSC中に5分間浸した。100 ngのλ2本鎖DNAを30 0ミクロン間隔でスポットした。UV照射(120,000μJ/cm2、30秒の期間にわたる )により、DNAを不可逆的に固定化した。dsDNAを変性させるために、シートを50 %EtOHで湿らし、次いで水で2回洗浄した。次いで、シートを変性溶液(0.1N N aOH、0.05 mM EDTA)中に室温で1分間浸し、水で迅速にリンスし、3回、短時 間中和溶液(0.1 M Tris(pH 7.2)、0.05 mM EDTA)中で洗浄し、水中で1回洗浄 し、そしてシートをペーパータオルで軽くたたいて乾燥させた。再度DNAをUV照 射(120,000μJ/cm2、30秒の期間にわたる)で処理した。シートを50%エタノー ルで5分間再水和し、そして2回、水で洗浄した。 次いで、シートを5つの容器中に、別々の「ブロッキング」手順のために分割 した。各々の容器は、化学的薬剤である無水プロピオン酸、無水酪酸、無水ジフ ルオロフタル酸または無水コハク酸でブロックしたニトロセルロースシートを含 んだ(confine)。シートを無水プロピオン酸、無水酪酸、無水ジフルオロフタ ル酸、または無水コハク酸のいずれかでブロックするために、それぞれの化合物 を25 mlのm-ピロール中に1モル濃度の最終濃度に溶解した。次いで、等容量の0 .1 Mホウ酸ナトリウム(pH 8.5)を添加した。溶液を十分混合し、次いでシート に添加した。穏やかに混合しながらのインキュベーションは、10分間であった。 次いで、シートを5回、0.01 M Tris、および0.005 EDTAで洗浄した。第5の容 器中のシートを5×デンハルト溶液でブロックした。これを、10 mlのデンハル ト溶液の50×ストック(5gFicoll(タイプ400,Pharmacia)、5gポリビニル ピロリドン、5gウシ血清アルブミン(Fraction 5,Sigma)および総容量500 m lまでの水)を90 mlの水に入れ、そしてフラグメント化した1本鎖ニシン精子DN Aを100μg/mlの最終濃度に添加することにより調製した。溶液を十分に混合し、 次いでシートに添加した。インキュベーションは、30分間混合することによった 。次いで、シートを5回、0.01 M Tris(pH)、および0.005 EDTAで洗浄した。 ビオチン化オリゴヌクレオチド(DMO 469(GTTTAACATACTTTCATTT))を1000μ lの迅速ハイブリダイゼーション溶液(Rapid-Hyb,Amersham,Arlington Height s,IL)中10 ng/mlの最終濃度に添加した。ハイブリダイゼーションを42℃に60 分間加温した。次いで、シートを4回、1×SSC/0.1%SDSで1洗浄当たり1分間 リンスした。次いで、シートを2回、洗浄溶液(Wash Solution)(0.01 M Tris (pH 7.2)、0.1 M NaCl、0.005 M EDTA、0.1%Sarkosyl)で洗浄した。 ストレプトアビジン/HRP結合体(Vector,Burlingame CA)を洗浄溶液で希釈 (1:2,000)した。次いで、溶液をシートに1時間室温で振とうしながら適用 した。次いで、シートを4回、洗浄溶液でリンスし、1回、リン酸緩衝化生理食 塩水(PBS)で5分間リンスした。HRP基質を、25 mg の4-メトキシ-ナフトール を7.5 mlのMeOH中に入れ、これを次に33μlの30%過酸化水素を含有する42.5 ml のPBSに添加することにより調製した。反応を15分間室温で実施した。次いで、 シートを5回、水でリンスし、そして乾燥させた。 結果は、デンハルト試薬でブロックしたシートに比較して、無水物の1つで処 理したシート上における、有意により低いレベルの「バックグラウンド」の色度 を示した。ブロッキング工程のタイプ: バックグラウンドの相対的色度(スケール1〜10) 無水プロピオン酸 2 無水酪酸 2 無水ジフルオロフタル酸 3 無水コハク酸 1 デンハルト 7 バックグラウンドのスケールは1〜10のスケールであり、1は最も明るい強度 であり、そして10は最も暗いまたは最も強いバックグラウンドである。結果は、 デンハルトブロッキングに比較して、ニトロセルロースシートを化学的に任意の 4タイプの無水物でブロックした場合に、バックグラウンドが実質的に減少され ることを示す。無水プロピオン酸、無水酪酸、および無水ジフルオロフタル酸は コハク酸ほど有効ではないが、これらはデンハルト溶液を上回った改善である。 実施例6 比色レポーターを使用する、デンハルトブロックしたスライドに比較しての、無 水プロピオン酸、無水酪酸、無水ジフルオロフタル酸ブロックしたガラススライ ドについてのバックグラウンドの減少の実証 この実施例において、3つのタイプの無水物を、非多孔性固体支持体(ガラス スライド)を使用して比較した。無水物のタイプを比較するために、オリゴヌク レオチドを、架橋試薬を使用してスライド上に共有的に固定化し、そして相補的 ビオチン化オリゴヌクレオチドでプローブした。次いで、ハイブリダイズしたシ グナルオリゴヌクレオチドを、比色基質(4-メトキシ-ナフトール、4MN)を使用 して、ストレプトアビジン/西洋ワサビペルオキシダーゼ(SA/HRP)で検出した 。ガラススライドのブロッキングの化学的手段をまた、従来のブロッキング剤( デンハルト溶液)と比較した。 スライド(SectionlockTM、Polysciences,Warrington,PAから購入)を3回 、 水中で洗浄し、次いで4時間2×SSC中でインキュベートした。100 ngのλ2本 鎖DNAをマイクロピペッターを使用してスライド上へスポットした。UV照射(120 ,000μJ/cm2、30秒の期間にわたる)により、DNAを不可逆的に固定化した。次い で、dsDNAを変性させるために、スライドを変性溶液(0.1 N NaOH、0.05 mM EDT A)中に室温で1分間浸し、水で迅速にリンスし、そして3回、短時間中和溶液 (0.1 M Tris(pH 7.2)、0.05 mM EDTA)中で洗浄した。 次いで、スライドを5つの容器中に、別々の「ブロッキング」手順のために分 割した。各々の容器は、以下の化学的薬剤の1つでブロックしたスライドを含ん だ:無水プロピオン酸、無水酪酸、無水ジフルオロフタル酸または無水コハク酸 。スライドを無水プロピオン酸、無水酪酸、無水ジフルオロフタル酸、または無 水コハク酸のいずれかでブロックするために、それぞれの化合物を25 mlのm-ピ ロール中に1モル濃度の最終濃度に溶解した。次いで、等容量の0.1 Mホウ酸ナ トリウム(pH 8.5)を添加した。溶液を十分混合し、次いでスライドに添加した 。穏やかに混合しながらのインキュベーションは、10分間であった。次いで、ス ライド2回、100%m-ピロールで、次いで5回、0.01 M Tris、および0.005 EDTA で洗浄した。第5の容器中のスライドを5×デンハルト溶液でブロックした。こ れを、10 mlのデンハルト溶液の50×ストック(5gFicoll(タイプ400,Pharma cia)、5gポリビニルピロリドン、5gウシ血清アルブミン(Fraction 5,Sig ma)および総容量500 mlまでの水)を90 mlの水に入れ、そしてフラグメント化 した1本鎖ニシン精子DNAを100μg/mlの最終濃度に添加することにより調製した 。溶液を十分に混合し、次いでスライドに添加した。インキュベーションは、30 分間穏やかに混合することによった。次いで、スライドを5回、0.01 M Tris(pH )、および0.005 EDTAで洗浄した。 ビオチン化オリゴヌクレオチド(DMO 469(GTTTAACATACTTTCATTT))を1000μ lの迅速ハイブリダイゼーション溶液(Rapid-Hyb,Amersham,Arlington Height s,IL)中10 ng/mlの最終濃度に添加した。ハイブリダイゼーションを42℃で60 分間実施した。次いで、スライドを4回、1×SSC/0.1%SDSで1洗浄当たり1分 間リンスした。次いで、スライドを2回、洗浄溶液(Wash Solution)(0.01 M Tris(pH 7.2)、0.1 M NaCl、0.005 M EDTA、0.1%Sarkosyl)で洗浄した。 ストレプトアビジン/HRP結合体(Vector,Burlingame,CA)を洗浄溶液で希 釈(1:2,000)した。次いで、溶液を各組のスライドに1時間室温で振とうし ながら適用した。次いで、スライドを4回、洗浄溶液でリンスし、1回、リン酸 緩衝化生理食塩水(PBS)で5分間リンスした。HRP基質を、25 mgの4-メトキシ- ナフトールを7.5 mlのMeOH中に入れ、これを次に33μlの30%過酸化水素を含有 する42.5 mlのPBSに添加することにより調製した。反応を15分間室温で実施した 。次いで、スライドを5回、水でリンスし、そして乾燥させた。 結果は、デンハルト試薬でブロックしたスライドに比較して、無水物の1つで 処理したスライド上における、有意により低いレベルの「バックグラウンド」の 色度を示した。ブロッキング工程のタイプ: バックグラウンドの相対的色度(スケール1〜10) 無水プロピオン酸 1 無水酪酸 2 無水ジフルオロフタル酸 2 無水コハク酸 1 デンハルト 4 バックグラウンドのスケールは1〜10のスケールであり、1は最も明るい強度 であり、そして10は最も暗いまたは最も強いバックグラウンドである。結果は、 デンハルトブロッキングに比較して、市販のスライドを化学的に任意の4タイプ の無水物でブロックした場合に、バックグラウンドが実質的に減少されることを 示す。無水酪酸および無水ジフルオロフタル酸は無水プロピオン酸またはコハク 酸ほど有効ではないが、これらはデンハルト溶液を上回った改善である。 本明細書中で言及したすべての刊行物および特許出願は、各々の刊行物および 特許出願が具体的にそして個々に参考として援用される場合と同じ程度に、本明 細書中で参考として援用される。 上記から、本発明の具体的な実施態様を例示の目的のために本明細書において 記載したが、種々の改変が本発明の精神および範囲から逸脱することなくなされ 得ることが明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,H U,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,MD, MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,TJ ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.非特異的バックグラウンドを低減するハイブリダイゼーション固体支持体を 調製する方法であって: (a)ハイブリダイゼーション用の固体支持体を、標的リガンドと、該標的リガ ンドを該固体支持体に固定化するに十分な条件下で接触させる工程;および (b)固定化標的リガンドを含有する該固体支持体を、化合物と、該固体支持体 上の非特異的部位をブロックするに十分な条件下で反応させ、それにより固定化 標的リガンドを含有するブロックされた固体支持体を生成する工程 を包含する方法: ここで、該化合物は以下の式を有し: ここで、R1からR17は、独立してH、OH、CH3、CH2-CH3、CH=CH-CH3、X、CH2X、CH X2、CH2-CH2X、CH2-CHX2、CX3、CX2-CX3、CX2-CX2-CX3およびC(=O)CH3から選択 され、そして、R1およびR3、またはR2およびR4、またはR5およびR6は、一緒にな って=CH2であり得、そして、R5およびR6は一緒になって=Oであり得、そして、こ こで各Xは、独立してハロゲンから選択される。 2.ハイブリダイゼーション反応において、非特異的バックグラウンドを低減す る方法であって、請求項1に記載の工程(a)および工程(b)を包含し、そしてさら に: (c)固定化標的リガンドを含有する前記ブロックされた固体支持体を、プロー ブと、該固定化標的リガンドに特異的結合するに十分な条件下で接触させる工程 ;および (d)該固体支持体上の該プローブの存在を検出し、それにより該標的リガンド と該プローブとの間のハイブリダイゼーションを測定する工程 を包含する、方法。 3.請求項1または2のいずれかに記載の方法であって、工程(b)の後に、固定 化標的リガンドを含有する前記ブロックされた固体支持体と反応しなかった前記 化合物のすべてを実質的に排除することを含む工程をさらに包含する、方法。 4.請求項2に記載の方法であって、工程(c)と工程(d)の間に、前記固定化標的 リガンドに結合しなかった前記プローブのすべてを実質的に排除することを含む 工程をさらに包含する、方法。 5.請求項2に記載の方法であって、工程(b)と工程(c)の間に、固定化標的リガ ンドを含有する前記ブロックされた固体支持体と反応しなかった前記化合物のす べてを実質的に排除することを含む工程をさらに包含し、そして工程(c)と工程( d)の間に、前記固定化標的リガンドに結合しなかった前記プローブのすべてを実 質的に排除することを含む工程をさらに包含する、方法。 6.前記標的リガンドが、核酸である、請求項1、2、3、4または5のいずれ かに記載の方法。 7.前記固体支持体が、ニトロセルロース膜、ナイロン膜またはガラス表面であ る、請求項6に記載の方法。 8.前記標的リガンドが、タンパク質である、請求項1、2、3、4または5の いずれかに記載の方法。 9.前記固体支持体が、ニトロセルロース膜またはナイロン膜である、請求項8 に記載の方法。 10.前記標的リガンドが、核酸であり、そして前記プローブが、核酸またはタ ンパク質である、請求項2、3、4または5のいずれかに記載の方法。 11.前記固体支持体が、ニトロセルロース膜、ナイロン膜またはガラス表面で ある、請求項10に記載の方法。 12.前記標的リガンドが、タンパク質であり、そして前記プローブが、タンパ ク質または核酸である、請求項2、3、4または5のいずれかに記載の方法。 13.前記固体支持体が、ニトロセルロース膜またはナイロン膜である、請求項 12に記載の方法。 14.前記化合物が、式Iに従い、ここで、R1およびR2の両方がCH=CH-CH3、また はCH2X、またはCX3、またはCX2-CX3、またはCX2-CX2-CX3であり、各Xは、独立し てハロゲンから選択される、請求項1〜13のいずれかに記載の方法。 15.前記化合物が、式IIに従い、ここで、R1〜R4がHであり;または、R1がCH3 であり、そしてR2〜R4がHであり;または、R2およびR4がHであり、そしてR1およ びR3が一緒になって=CH2であり;または、R1およびR2がHであり、そしてR3およ びR4がC(=O)CH3である、請求項1〜13のいずれかに記載の方法。 16.前記化合物が、式IIIに従い、ここで、R1〜R4がHであり;または、R1がCH3 であり、そしてR2がHであり;または、R1およびR2がCH3であり;または、R1がX であり、そしてR2がHであり;または、R1およびR2がXであり;各Xは、独立して ハロゲンから選択される、請求項1〜13のいずれかに記載の方法。 17.前記化合物が、式IVに従い、ここで、R1〜R6がHであり;または、R1〜R5 がHであり、そしてR6がCH3であり;または、R1およびR3がCH3であり、そしてR2 、R4、R5およびR6がHであり;または、R1〜R4がHであり、そしてR5およびR6がCH3 であり;または、R1〜R4がHであり、そしてR5がCH3であり、ならびにR6がCH2CH3 であり;または、R1〜R6がXであり;または、R1およびR2がHであり、そしてR3 およびR4がC(=O)CH3であり、ならびにR5およびR6が一緒になって=Oである、請求 項1〜13のいずれかに記載の方法。 18.前記化合物が、式VIに従い、ここで、R7〜R9がHであり、あるいは、該化 合物が式VIIに従い、ここで、R10〜R13がHである、請求項1〜13のいずれかに 記載の方法。 19.前記化合物が、式VIIIに従い、ここで、R14およびR17がXであり、そしてR15 およびR16がHであり;または、R14〜R17がXであり;または、R14がOHであり、 そしてR15〜R17がHである、請求項1〜13のいずれかに記載の方法。 20.請求項1または3のいずれかに記載の方法に従って調製された、固体支持 体を含むキット。
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