JPH1154013A - リレー - Google Patents

リレー

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JPH1154013A
JPH1154013A JP21444497A JP21444497A JPH1154013A JP H1154013 A JPH1154013 A JP H1154013A JP 21444497 A JP21444497 A JP 21444497A JP 21444497 A JP21444497 A JP 21444497A JP H1154013 A JPH1154013 A JP H1154013A
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JP
Japan
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plate
coil
movable contact
relay
contact piece
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Pending
Application number
JP21444497A
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English (en)
Inventor
Masatoshi Oba
正利 大場
Katsumi Hosoya
克己 細谷
Koichi Imanaka
行一 今仲
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP21444497A priority Critical patent/JPH1154013A/ja
Publication of JPH1154013A publication Critical patent/JPH1154013A/ja
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  • Manufacture Of Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 動作特性にバラツキがなく、生産性の高い小
型のリレーを提供することにある。 【解決手段】 コイルプレート40の渦巻き状フラット
コイル43が、半導体基板41に半導体プロセスで形成
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリレー、特に、略板
状の部品を積み重ねて構成される超小型リレーに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、略板状の部品を積み重ねて構成さ
れる小型リレーとしては、例えば、特開平1−2927
25号公報に記載のリレーがある。すなわち、2個の嵌
合孔を有し、かつ、この嵌合孔を中心として略渦巻き状
に印刷して形成された少なくとも2つのプリントコイル
部を有する基板と、断面略コ字形状を有し、両端部を前
記嵌合孔にそれぞれ嵌合して突出させた鉄芯と、一端部
を前記鉄芯の突出する一方の端部に固着し、かつ、中間
部を前記鉄芯の突出する他方の端部に接離可能に配する
とともに、自由端部に設けた可動接点が前記基板に設け
た固定接点に接離可能に対向する可動接触片と、からな
ることを特徴とするリレーである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
リレーでは、基板に鉄芯,可動接触片をそれぞれ異なる
方向から組み付けねばならず、位置決め,組立作業に手
間がかかり、組立精度にバラツキが生じやすい。このた
め、生産性が低く、動作特性にバラツキが生じやすいと
いう問題点がある。
【0004】本発明にかかるリレーは、前記問題点に鑑
み、動作特性にバラツキがなく、生産性が高い小型のリ
レーを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるリレー
は、前記目的を達成するため、第1の発明は、貫通孔の
周囲に少なくとも一層の渦巻き状フラットコイルを形成
したコイルプレートと、片面に突設した突部である鉄芯
を前記コイルプレートの貫通孔に挿通するとともに、そ
の先端部を固定接点とした板状芯体と、支持体から延在
する少なくとも一つのヒンジ部を介して板厚方向に駆動
自在に支持された可動接点片を、前記板状芯体の固定接
点に接離可能に対向させた可動接点プレートと、からな
るリレーにおいて、前記コイルプレートが、半導体基板
に前記渦巻き状フラットコイルを半導体プロセスで形成
した構成を有している。
【0006】第2の発明は、一対の貫通孔のそれぞれの
周囲に少なくとも一層の渦巻き状フラットコイルを形成
したコイルプレートと、片面に突設した一対の突部であ
る鉄芯を前記コイルプレートの貫通孔にそれぞれ挿通す
るとともに、その先端部をそれぞれ固定接点とした板状
芯体と、支持体から延在する少なくとも一つのヒンジ部
を介して板厚方向に駆動自在に支持された可動接点片
を、前記板状芯体の固定接点に接離可能に対向させた可
動接点プレートと、からなるリレーにおいて、前記コイ
ルプレートが、半導体基板に前記渦巻き状フラットコイ
ルを半導体プロセスで形成した構成を有している。
【0007】第3の発明は、前記半導体基板の露出面の
うち、少なくとも貫通孔の内周面および渦巻き状フラッ
トコイルを形成する部分に、絶縁層を形成したことを特
徴とするリレーである。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかるリレーの実
施の形態を図1ないし図9の添付図面に従って説明す
る。本願発明の第1実施形態にかかるリレーは、図1な
いし図4に示すように、大略、ベース10、可動接点プ
レート20、スペーサ30、コイルプレート40、板状
芯体50、および、絶縁カバー60からなるものであ
る。
【0009】ベース10は、平面略正方形の箱形ベース
本体11に、一対のコイル端子13,14、可動接点端
子15および固定接点端子16をインサート成形してあ
る。そして、それぞれの端子部13a,14a,15
a,16a(図1において端子部13a,14aは図示
せず)はベース本体11の外側面に曲げ起こしてある。
特に、ベース本体11の上面に設けた凹所12の底面隅
部から環状の可動接点端子15が露出している。
【0010】可動接点プレート20は、図3に示すよう
に、前記ベース本体11の凹所12に嵌合可能な平面形
状を有する導電性磁性材からなる薄板である。そして、
平面C字形のスリット21をプレス加工,エッチング等
で設けることにより、ヒンジ部22を形成するととも
に、可動接点片23と環状支持体24とを仕切ってあ
る。さらに、前記ヒンジ部22は薄肉となっており、小
さな外力で可動接点片23が回動できるため、高感度の
リレーが得られるという利点がある。なお、必要に応
じ、可動接点片23の上面のうち、少なくとも後述する
固定接点に接触する部分に導電性に優れた金,白金など
の接点材料をメッキ,蒸着,圧接,溶接,カシメ,ロー
付け等によって設けておいてもよい。
【0011】そして、可動接点プレート20は、前記ベ
ース10の凹所12に嵌め込まれる。さらに、環状支持
体24を前記可動接点端子15に圧接,溶接,ロー付け
等の方法で電気的接続することにより、可動接点片23
がヒンジ部22を支点として板厚方向に回動可能に支持
される。
【0012】スペーサ30は、前記可動接点片23の回
動スペースを確保するため、前記ベース本体11の凹所
12に嵌合可能な外周形状を有する環状の絶縁材からな
る薄板である。そして、スペーサ30が、前記ベース1
0の凹所12に嵌め込まれ、前記可動接点プレート20
に積み重ねられることにより、その上面とベース本体1
1の上面とが略面一となる(図2)。また、スペーサ3
0の内周縁部と可動接点片23の外周縁部とが接近し
(図3(c))、両者の間隙が前記スリット21の巾寸
法よりも小さくなるので、磁気抵抗が減少し、高感度に
なるという利点がある。
【0013】なお、スペーサ30は、必ずしも環状であ
る必要はなく、例えば、平面略C字形の不連続なもので
あってもよい。また、前述の実施形態では、可動接点プ
レート20とスペーサ30とが別体からなるものであっ
たが、必ずしもこれに限らず、可動接点プレート20の
上面に合成樹脂からなるスペーサ30を一体成形したも
のであってもよい。このように一体成形とすることによ
り、部品点数,組立工数が減少し、組立精度,生産性が
向上するという利点がある。さらに、スペーサ30は、
必ずしも必要でなく、スペーサ30を設けない場合に
は、可動接点片23の回動スペースを確保するため、ベ
ース11に二段底の凹所(図示せず)を設け、ヒンジ部
22を下方側に折り曲げることにより、その凹所の底面
近傍に可動接点片23を位置決めしておいてもよい。
【0014】コイルプレート40は、図4(a),
(b)に示すように、前記ベース本体11の上面をほぼ
被覆できる平面形状の単結晶シリコン基板41からな
り、その中央に貫通孔42を有し、その裏面にフラット
コイル43を形成してある。
【0015】前記フラットコイル43は、図4(b)に
示すように、前記単結晶シリコン基板41の裏面にポリ
イミド樹脂等で絶縁層44を形成する。そして、銅,ア
ルミニウム等を蒸着することにより、所定の中心点を中
心とする渦巻き状コイルパターン45を形成する。つい
で、このコイルパターン45の一端だけが露出するよう
にポリイミド樹脂等で被覆し、絶縁層44を形成する。
そして、その絶縁層44の表面に、前述と同様に銅等を
蒸着することにより、一部を露出した前記コイルパター
ン45に連続するコイルパターン45を形成する。以
後、同様にして絶縁層44およびコイルパターン45を
交互に形成する。さらに、連続するコイルパターン45
の最先端部および最後端部に導通する接続導体46,4
7を形成する。ついで、ディープエッチングを施してコ
イルパターン45の前記中心点に貫通孔42を形成する
とともに、単結晶シリコン基板41の角部に切り欠き部
48を形成する。
【0016】なお、貫通孔42の形成は前述の方法に限
らず、単結晶シリコン基板41にディープエッチングを
施して予め薄肉部を形成しておき、コイルパターン45
を形成した後、ドライエッチングで前記薄肉部を貫通さ
せることにより、貫通孔42を形成してもよい。
【0017】そして、コイルプレート40は、その接続
導体46,47を、ベース10のコイル端子13,14
に位置決めして電気接続される。ただし、固定接点端子
16はコイルプレート40の切り欠き部48から露出し
ている。
【0018】なお、前述のコイルプレート40では、絶
縁性基板41の片面にフラットコイル43を形成する場
合について説明したが、必ずしもこれに限らず、絶縁性
を向上させるため、片面にフラットコイル43を形成し
た2枚の単結晶シリコン基板41を前記フラットコイル
43が外側となるように貼り合わせて形成してもよい。
また、前記フラットコイル43は単層であってもよい。
【0019】板状芯体50は、前記コイルプレート40
をほぼ被覆可能な平面形状を有する導電性磁性板からな
るものである。そして、下方側に突き出して形成した突
部である鉄芯51の先端部を固定接点52としてある。
さらに、板状芯体50の角部には、前記固定接点端子1
6に電気接続するための接続段部53を設けてある。
【0020】なお、必要に応じ、固定接点52のうち、
少なくとも前述の可動接点片23に接触する部分に導電
性に優れた金,白金などの接点材料をメッキ,蒸着,圧
接,溶接,カシメ等によって設けておいてもよい。ま
た、固定接点52は板状芯体50と必ずしも一体である
必要はなく、別体からなる固定接点52を圧入,カシ
メ,ロー付けで板状芯体50に固定してもよい。例え
ば、板状芯体50に、別体の固定接点52の直径と同径
の貫通孔を設けておき、組立の最終工程で接点ギャップ
を測定しつつ、所定の位置まで圧入して固定してもよ
い。
【0021】そして、前記コイルプレート40の貫通孔
42に板状芯体50の鉄芯51を嵌合して密着固定する
とともに、板状芯体50の接続段部53をベース10の
可動接点端子16に圧接,溶接,ロー付け,カシメ等で
電気接続する。この結果、固定接点52がコイルプレー
ト40の下面から僅かに下方側に突出し、所定の接点ギ
ャップを維持しつつ、可動接点片23に接離可能に対向
する(図2)。
【0022】なお、ベース本体11がセラミック,硝子
で形成されていれば、陽極接合により、強固な密閉構造
を実現できる。このような密閉構造とすることにより、
外部からの腐食ガスや異物等の侵入を防止できる。ま
た、密閉空間内を減圧して高真空にしたり、絶縁性の高
いガス(例えば、六フッ化硫黄ガス)や液体を充填,封
止することにより、絶縁性を向上させてもよい。
【0023】絶縁性カバー60は、図2に示すように、
前記ベース10に組み付けたコイルプレート40,板状
芯体50を被覆する平面形状の樹脂成形品であってもよ
く、あるいは、エポキシ樹脂等の注型や低圧成形で形成
してもよい。
【0024】そして、前述の構成からなるリレーは、図
2に示すように、プリント基板70にハンダ71を介し
て表面実装される。
【0025】次に、前述の構成からなるリレーの動作に
ついて説明する。まず、コイル端子13,14に電圧が
印加されておらず、コイルプレート40のフラットコイ
ル43が励磁されていない場合には、可動接点片23と
固定接点52とが所定の接点ギャップで対向し、可動接
点端子15と固定接点端子16とは開路状態である。
【0026】そして、コイル端子13,14に電圧を印
加してフラットコイル43を励磁すると、鉄芯51の軸
心に沿って磁束が発生する。このため、可動接点片2
3,支持体24,スペーサ30,板状芯体50によって
形成される閉じた磁気回路内を磁束が流れる。この結
果、可動接点プレート20のヒンジ部22のバネ力に抗
して可動接点片23が板状芯体50の鉄芯51に吸引さ
れ,固定接点52に接触して電気回路を閉成する。
【0027】ついで、前記フラットコイル43の励磁を
解くと、前述の磁束が消失し、ヒンジ部22のバネ力に
よって可動接点片23が元の状態に復帰し、可動接点片
23が固定接点52から開離し、電気回路が開路状態と
なる。
【0028】第2の実施形態は、図5に示すように、単
結晶シリコン基板41の表面および貫通孔42の内周面
に、スパッタリングなどにより、酸化膜などの絶縁層4
9を形成した場合である。絶縁層49の形成方法として
は、例えば、単結晶シリコン基板41の表裏面に絶縁層
49を形成し、フラットコイル43を形成した後、ディ
ープエッチングで貫通孔42を形成し、ついで、貫通孔
42の内周面にスパッタリング等で絶縁層49を形成す
る。他は前述の実施形態と同様であるので、説明を省略
する。本実施形態によれば、単結晶シリコン基板41の
露出面を絶縁層49で被覆するので、絶縁特性が高いと
いう利点がある。
【0029】第3実施形態は、図6ないし図9に示すよ
うに、第1実施形態と同様、ベース10、可動接点プレ
ート20、スペーサ30、コイルプレート40、板状芯
体50、および、絶縁カバー60からなるものである。
【0030】ベース10は、平面略長方形の箱形ベース
本体11に、一対のコイル端子13,14、可動接点端
子15および固定接点端子16をインサート成形してあ
る。そして、それぞれの端子部13a,14a,15
a,16a(図6において端子部13a,14aは図示
せず)はベース本体11の外側面に曲げ起こしてある。
特に、ベース本体11の上面に設けた凹所12の底面隅
部から環状の可動接点端子15が露出している。
【0031】可動接点プレート20は、図8に示すよう
に、前記ベース本体11の凹所12に嵌合可能な平面形
状を有する導電性磁性材からなる薄板である。そして、
平面C字形のスリット21をプレス加工,エッチング等
で設けることにより、ヒンジ部22を形成するととも
に、可動接点片23と環状支持体24とを仕切ってあ
る。さらに、前記ヒンジ部22は薄肉となっており、小
さな外力で可動接点片23が回動できるため、高感度の
リレーが得られるという利点がある。
【0032】そして、可動接点プレート20は、前記ベ
ース10の凹所12に嵌め込まれる。さらに、環状支持
体24を前記可動接点端子15に圧接,溶接,ロー付け
等の方法で電気的接続することにより、可動接点片23
がヒンジ部22を支点として板厚方向に回動可能に支持
される。
【0033】スペーサ30は、前記可動接点片23の回
動スペースを確保するため、前記ベース本体11の凹所
12に嵌合可能な外周形状を有する環状の絶縁材からな
る薄板である。そして、スペーサ30が、前記ベース1
0の凹所12に嵌め込まれ、前記可動接点プレート20
に積み重ねられることにより、その上面とベース本体1
1の上面とが略面一となる(図7)。また、スペーサ3
0の内周縁部と支持体24の内周縁部とは一致している
(図8(c))。
【0034】なお、スペーサ30は、必ずしも環状であ
る必要はなく、例えば、平面略C字形の不連続なもので
あってもよい。また、前述の実施形態では、可動接点プ
レート20とスペーサ30とが別体からなるものであっ
たが、必ずしもこれに限らず、可動接点プレート20の
上面に合成樹脂からなるスペーサ30を一体成形したも
のであってもよい。このように一体成形とすることによ
り、部品点数,組立工数が減少し、組立精度,生産性が
向上するという利点がある。さらに、スペーサ30は、
必ずしも必要でなく、スペーサ30を設けない場合に
は、可動接点片23の回動スペースを確保するため、ベ
ース11に二段底の凹所(図示せず)を設け、ヒンジ部
22を下方側に折り曲げることにより、その凹所の底面
近傍に可動接点片23を位置決めしておいてもよい。
【0035】コイルプレート40は、図9(a),
(b)に示すように、前記ベース本体11の上面をほぼ
被覆できる平面形状の単結晶シリコン基板41からな
り、その中央に貫通孔42a,42bを有し、その裏面
にフラットコイル43を形成してある。
【0036】なお、前記フラットコイル43は、図9
(b)に示すように、前述の第1実施形態とほぼ同様で
あるので、説明を省略する。
【0037】そして、コイルプレート40は、その接続
導体46,47を、ベース10のコイル端子13,14
に位置決めして電気接続される。ただし、固定接点端子
16はコイルプレート40の切り欠き部48から露出し
ている。
【0038】板状芯体50は、前記コイルプレート40
をほぼ被覆可能な平面形状を有する導電性磁性板からな
るものである。そして、下方側に突き出して形成した一
対の突部である鉄芯51a,51bの先端部を固定接点
52a,52bとしてある。さらに、板状芯体50の角
部には、前記固定接点端子16に電気接続するための接
続段部53を設けてある。
【0039】なお、必要に応じ、固定接点52a,52
bのうち、少なくとも前述の可動接点片23に接触する
部分に導電性に優れた金,白金などの接点材料をメッ
キ,蒸着,圧接,溶接,カシメ等によって設けておいて
もよい。また、固定接点52a,52bは板状芯体50
と必ずしも一体である必要はなく、別体からなる固定接
点52a,52bを圧入,カシメ,ロー付けで板状芯体
50に固定してもよい。例えば、板状芯体50に、別体
の固定接点52a,52bの直径と同径の貫通孔を設け
ておき、組立の最終工程で接点ギャップを測定しつつ、
所定の位置まで圧入して固定してもよい。
【0040】そして、前記コイルプレート40の貫通孔
42a,42bに板状芯体50の鉄芯51a,51bを
それぞれ嵌合して密着固定するとともに、板状芯体50
の接続段部53をベース10の可動接点端子16に圧
接,溶接,ロー付け,カシメ等で電気接続する。この結
果、固定接点52a,52bがコイルプレート40の下
面から僅かに下方側に突出し、所定の接点ギャップを維
持しつつ、可動接点片23に接離可能に対向する(図
7)。
【0041】なお、ベース本体11がセラミック,硝子
で形成されていれば、陽極接合により、強固な密閉構造
を実現できる。このような密閉構造とすることにより、
外部からの腐食ガスや異物等の侵入を防止できる。ま
た、密閉空間内を減圧して高真空にしたり、絶縁性の高
いガス(例えば、六フッ化硫黄ガス)や液体を充填,封
止することにより、絶縁性を向上させてもよい。
【0042】絶縁性カバー60は、図7に示すように、
前記ベース10に組み付けたコイルプレート40,板状
芯体50を被覆する平面形状の樹脂成形品であってもよ
く、あるいは、エポキシ樹脂等の注型や低圧成形で形成
してもよい。
【0043】そして、前述の構成からなるリレーは、図
7に示すように、プリント基板70にハンダ71を介し
て表面実装される。
【0044】次に、前述の構成からなるリレーの動作に
ついて説明する。まず、コイル端子13,14に電圧が
印加されておらず、コイルプレート40のフラットコイ
ル43が励磁されていない場合には、可動接点片23と
固定接点52a,52bとが所定の接点ギャップで対向
し、可動接点端子15と固定接点端子16とは開路状態
である。
【0045】そして、コイル端子13,14に電圧を印
加してフラットコイル43を励磁すると、鉄芯51a,
51bの軸心に沿って互いに逆方向の磁束が発生する。
このため、鉄芯51a,可動接点片23,鉄芯51b,
板状芯体50によって形成される閉じた磁気回路内を磁
束が流れる。この結果、可動接点プレート20のヒンジ
部22のバネ力に抗して可動接点片23が板状芯体50
の鉄芯51a,51bに吸引され,固定接点52a,5
2bに接触して電気回路を閉成する。
【0046】ついで、前記フラットコイル43の励磁を
解くと、前述の磁束が消失し、ヒンジ部22のバネ力に
よって可動接点片23が元の状態に復帰し、可動接点片
23が固定接点52a,52bから開離し、電気回路が
開路状態となる。
【0047】なお、前述の実施の形態では、固定接点に
フラットな可動接点片を接離する場合について説明した
が、必ずしもこれに限らず、可動接点片に突き出し加
工、切り起こし加工を施し、または、別部材の可動接点
を設けることにより、これを前記固定接点に接離させて
もよい。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の発明によれば、上下方向に可動接点プレート,コイ
ルプレートおよび鉄芯を順次組み付けて組み立てられる
層構造であるので、組立が容易であり、組立精度が高
い。このため、動作特性にバラツキがなく、薄型のリレ
ーが得られる。また、鉄芯を固定接点に兼用できるだけ
でなく、支持体と可動接点片とがヒンジ部を介して一体
化されているので、部品点数,組立工数が少なく、生産
性が高い。さらに、コイルプレートが、板状芯体と可動
接点プレートとの間に位置するので、磁束の漏れが少な
く、磁気効率の良いリレーが得られる。特に、半導体基
板に渦巻き状フラットコイルを半導体プロセスで形成し
てある。このため、従来のプリント配線よりも集積密度
が高くなり、フラットコイルの体積が減少する。この結
果、コイルプレートをより一層薄くでき、より小型にで
きるので、磁束の漏れが少なくなり、磁気効率の良いリ
レーが得られる。さらに、コイルプレートの厚さ寸法の
管理が容易となり、部品精度が向上し、動作特性にバラ
ツキが生じない。
【0049】請求項2の発明によれば、2つの固定接点
に可動接点片が接触するので、いわゆるツイン接点方式
となり、接触信頼性が向上する。また、板状芯体と可動
接点プレートとの間に位置するコイルプレートの一対の
フラットコイルを介して閉磁路を形成できる。さらに、
すべての磁束は、鉄芯と可動接点片との間の空間を飛び
越えるが、その方向は可動接点片の移動方向と同一であ
る。このため、リレーの周囲への磁束の漏れがなくなる
とともに、すべての磁束を可動接点片を駆動させるため
に利用できるので、磁気効率が向上する。特に、絶縁性
を高めるため、固定接点と可動接点片との接点間距離を
離しても、肉厚のヨークを介して磁気回路を形成してい
た従来例のように磁気効率が著しく低下しない。このた
め、高い磁気効率と優れた絶縁特性とを兼ね備えたリレ
ーが得られる。さらに、上下方向に可動接点プレート,
コイルプレートおよび鉄芯を順次組み付けて組み立てら
れる層構造であるので、組立が容易であり、組立精度が
高い。このため、動作特性にバラツキがなく、薄型のリ
レーが得られる。そして、鉄芯を固定接点に兼用できる
だけでなく、支持体と可動接点片とがヒンジ部を介して
一体化されているので、部品点数,組立工数が少なく、
生産性が高い。また、半導体基板に渦巻き状フラットコ
イルを半導体プロセスで形成するので、従来のプリント
配線よりも集積密度が高くなり、前記フラットコイルの
体積が減少し、より一層小型にできる。このため、磁束
の漏れが少なくなり、磁気効率のよいリレーが得られ
る。
【0050】請求項3の発明によれば、半導体基板の露
出面に絶縁層を形成してあるので、別体の絶縁部品を必
要とせず、絶縁特性の高いリレーが得られるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の第1実施形態にかかるリレーの分
解斜視図である。
【図2】 第1実施形態にかかるリレーの実装状態を示
す断面図である。
【図3】 第1実施形態の可動接点プレートおよびスペ
ーサを示し、図(a)は可動接点プレートの平面図、図
(b)は可動接点プレートにスペーサを組み付けた状態
を示す平面図、および、図(c)は可動接点プレートに
スペーサを組み付けた状態の断面図である。
【図4】 図(a)は第1実施形態にかかるコイルプレ
ートの底面側の斜視図であり、図(b)は要部拡大破断
斜視図である。
【図5】 本願発明の第2実施形態にかかるマイクロリ
レーの要部断面図である。
【図6】 本願発明の第3実施形態にかかるリレーの分
解斜視図である。
【図7】 第3実施形態にかかるリレーの実装状態を示
す断面図である。
【図8】 第3実施形態の可動接点プレートおよびスペ
ーサを示し、図(a)は可動接点プレートの平面図、図
(b)は可動接点プレートにスペーサを組み付けた状態
を示す平面図、および、図(c)は可動接点プレートに
スペーサを組み付けた状態の断面図である。
【図9】 図(a)は第3実施形態にかかるコイルプレ
ートの底面側の斜視図であり、図(b)は要部拡大破断
斜視図である。
【符号の説明】
10…ベース、11…ベース本体、12…凹所、13,
14…コイル端子、15…可動接点端子、16…固定接
点端子、20…可動接点プレート、21…スリット、2
2…ヒンジ部、23…可動接点片、24…支持体、30
…スペーサ、40…コイルプレート、41…半導体基
板、42…貫通孔、43…フラットコイル、44…絶縁
層、45…コイルパターン、46,47…接続導体、4
9…絶縁層、50…板状芯体、51,51a,51b…
鉄芯、52,52a,52b…固定接点、53…接続段
部、60…絶縁カバー。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 貫通孔の周囲に少なくとも一層の渦巻き
    状フラットコイルを形成したコイルプレートと、片面に
    突設した突部である鉄芯を前記コイルプレートの貫通孔
    に挿通するとともに、その先端部を固定接点とした板状
    芯体と、支持体から延在する少なくとも一つのヒンジ部
    を介して板厚方向に駆動自在に支持された可動接点片
    を、前記板状芯体の固定接点に接離可能に対向させた可
    動接点プレートと、からなるリレーにおいて、 前記コイルプレートが、半導体基板に前記渦巻き状フラ
    ットコイルを半導体プロセスで形成したものであること
    を特徴とするリレー。
  2. 【請求項2】 一対の貫通孔のそれぞれの周囲に少なく
    とも一層の渦巻き状フラットコイルを形成したコイルプ
    レートと、片面に突設した一対の突部である鉄芯を前記
    コイルプレートの貫通孔にそれぞれ挿通するとともに、
    その先端部をそれぞれ固定接点とした板状芯体と、支持
    体から延在する少なくとも一つのヒンジ部を介して板厚
    方向に駆動自在に支持された可動接点片を、前記板状芯
    体の固定接点に接離可能に対向させた可動接点プレート
    と、からなるリレーにおいて、 前記コイルプレートが、半導体基板に前記渦巻き状フラ
    ットコイルを半導体プロセスで形成したものであること
    を特徴とするリレー。
  3. 【請求項3】 前記半導体基板の露出面のうち、少なく
    とも貫通孔の内周面および渦巻き状フラットコイルを形
    成する部分に、絶縁層を形成したことを特徴とする請求
    項1または2に記載のリレー。
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