JPH1154477A - シリコン基板における陽極化成方法 - Google Patents
シリコン基板における陽極化成方法Info
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- JPH1154477A JPH1154477A JP35368597A JP35368597A JPH1154477A JP H1154477 A JPH1154477 A JP H1154477A JP 35368597 A JP35368597 A JP 35368597A JP 35368597 A JP35368597 A JP 35368597A JP H1154477 A JPH1154477 A JP H1154477A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】シリコン基板を陽極化成する場合に、p型シリ
コンと、n型シリコンの多孔質化の選択比を上げること
ができ、かつ、陽極化成速度を向上することができる。 【解決手段】p型単結晶シリコン基板2にはp型シリコ
ン層3が形成され、p型単結晶シリコン基板2の上面に
n型シリコン層4が形成され、同n型シリコン層4下に
前記p型シリコン層3が埋め込み層とされている。n型
シリコン層4には開口部形成用のp型シリコン層5が形
成され、n型シリコン層4の上面に保護膜8が形成さ
れ、各p型シリコン層3,5を多孔質シリコン層に変化
させるべく前記p型単結晶シリコン基板2を陽極化成す
る。このとき、p型単結晶シリコン基板2を30重量%
以上、50重量%未満のHF水溶液9中に浸漬した状態
で、同シリコン基板2を陽極として、陽極化成を行う。
コンと、n型シリコンの多孔質化の選択比を上げること
ができ、かつ、陽極化成速度を向上することができる。 【解決手段】p型単結晶シリコン基板2にはp型シリコ
ン層3が形成され、p型単結晶シリコン基板2の上面に
n型シリコン層4が形成され、同n型シリコン層4下に
前記p型シリコン層3が埋め込み層とされている。n型
シリコン層4には開口部形成用のp型シリコン層5が形
成され、n型シリコン層4の上面に保護膜8が形成さ
れ、各p型シリコン層3,5を多孔質シリコン層に変化
させるべく前記p型単結晶シリコン基板2を陽極化成す
る。このとき、p型単結晶シリコン基板2を30重量%
以上、50重量%未満のHF水溶液9中に浸漬した状態
で、同シリコン基板2を陽極として、陽極化成を行う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、シリコン基板の陽極化
成方法に関する。
成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からシリコンのマイクロマシニング
において、シリコン基板を陽極化成することが行われて
いる。従来の陽極化成方法の例について説明する。
において、シリコン基板を陽極化成することが行われて
いる。従来の陽極化成方法の例について説明する。
【0003】図1は、加速度センサに使用されるシリコ
ン基板を示している。同図において、面方位(100)
のp型単結晶シリコン基板(以下、シリコン基板とい
う)2は、その表面側の所定領域にシリコン基板2より
も高濃度のp型シリコン層3が形成され、前記p型単結
晶シリコン基板2の上面にn型単結晶シリコンからなる
エピタキシャル成長層4が形成されて、同エピタキシャ
ル成長層4内に前記p型シリコン層3が埋め込み層とさ
れている。前記エピタキシャル成長層4には開口部形成
用のp型シリコン層5が形成され、前記p型シリコン層
3にまで延びている。前記エピタキシャル成長層4の上
面には、前記開口部形成用のp型シリコン層5の上面を
除いて、層間絶縁膜として酸化膜(SiO2 )6、表層
における絶縁を図るためのパッシベーション膜7、及び
耐HF性を有するフォトレジスト等の樹脂保護膜(以
下、保護膜という)8が形成されている。
ン基板を示している。同図において、面方位(100)
のp型単結晶シリコン基板(以下、シリコン基板とい
う)2は、その表面側の所定領域にシリコン基板2より
も高濃度のp型シリコン層3が形成され、前記p型単結
晶シリコン基板2の上面にn型単結晶シリコンからなる
エピタキシャル成長層4が形成されて、同エピタキシャ
ル成長層4内に前記p型シリコン層3が埋め込み層とさ
れている。前記エピタキシャル成長層4には開口部形成
用のp型シリコン層5が形成され、前記p型シリコン層
3にまで延びている。前記エピタキシャル成長層4の上
面には、前記開口部形成用のp型シリコン層5の上面を
除いて、層間絶縁膜として酸化膜(SiO2 )6、表層
における絶縁を図るためのパッシベーション膜7、及び
耐HF性を有するフォトレジスト等の樹脂保護膜(以
下、保護膜という)8が形成されている。
【0004】このシリコン基板2を図6に示すようにH
F水溶液(フッ酸水溶液)9に浸漬した状態で、同シリ
コン基板2を陽極とし、Pt等からなる貴金属板にて構
成された対向電極10を配置して電界を印加することに
より陽極化成を行う。なお、Vは直流電源である。そし
て、前記陽極化成処理によって前記各p型シリコン層
3,5を多孔質シリコン層11(図3参照)に変化さ
せ、この多孔質化された部分を後の工程で、アルカリエ
ッチングによって除去することにより、空洞部を形成す
ることが行われる。そして、空洞部の上方に位置するエ
ピタキシャル成長層(n型単結晶シリコン)4が中空ビ
ームとして形成され、加速度センサの構造体とされる。
F水溶液(フッ酸水溶液)9に浸漬した状態で、同シリ
コン基板2を陽極とし、Pt等からなる貴金属板にて構
成された対向電極10を配置して電界を印加することに
より陽極化成を行う。なお、Vは直流電源である。そし
て、前記陽極化成処理によって前記各p型シリコン層
3,5を多孔質シリコン層11(図3参照)に変化さ
せ、この多孔質化された部分を後の工程で、アルカリエ
ッチングによって除去することにより、空洞部を形成す
ることが行われる。そして、空洞部の上方に位置するエ
ピタキシャル成長層(n型単結晶シリコン)4が中空ビ
ームとして形成され、加速度センサの構造体とされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、HF水溶液
の濃度によっては、所望の加速度センサの構造体が得ら
れない問題があった。すなわち、HF水溶液の濃度によ
っては、図2に示すように各p型シリコン層3,5から
変化した多孔質シリコン層ばかりか、さらに、エピタキ
シャル成長層(n型単結晶シリコン)4も多孔質化(図
中、12で示す部分)し、同部分も後のアルカリエッチ
ング工程によって、エッチングされてしまい、予定され
た設計形状が得られない問題があった。
の濃度によっては、所望の加速度センサの構造体が得ら
れない問題があった。すなわち、HF水溶液の濃度によ
っては、図2に示すように各p型シリコン層3,5から
変化した多孔質シリコン層ばかりか、さらに、エピタキ
シャル成長層(n型単結晶シリコン)4も多孔質化(図
中、12で示す部分)し、同部分も後のアルカリエッチ
ング工程によって、エッチングされてしまい、予定され
た設計形状が得られない問題があった。
【0006】本発明は上記の課題を解消するためになさ
れたものであり、その目的は、p型シリコンと、n型シ
リコンの多孔質化の選択比を上げることができ、かつ、
陽極化成速度を向上することができるシリコン基板の陽
極化成方法を提供することにある。
れたものであり、その目的は、p型シリコンと、n型シ
リコンの多孔質化の選択比を上げることができ、かつ、
陽極化成速度を向上することができるシリコン基板の陽
極化成方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明は、p型単結晶シリコン基
板の表面側の所定領域にp型シリコン層が形成され、前
記p型単結晶シリコン基板の上面にn型シリコン層が形
成されて、同n型シリコン層下に前記p型シリコン層が
埋め込み層とされ、前記n型シリコン層には開口部形成
用のp型シリコン層が形成され、n型シリコン層の上面
には、前記開口部形成用のp型シリコン層の表面が露出
された状態で、保護膜が形成され、前記各p型シリコン
層を多孔質シリコン層に変化させるべく前記p型単結晶
シリコン基板を陽極化成する方法であって、前記保護膜
にて覆われたp型単結晶シリコン基板を30重量%以
上、50重量%未満のHF水溶液中に浸漬した状態で、
同シリコン基板を陽極として、陽極化成を行うことを特
徴とするシリコン基板における陽極化成方法をその要旨
としている。
めに、請求項1に記載の発明は、p型単結晶シリコン基
板の表面側の所定領域にp型シリコン層が形成され、前
記p型単結晶シリコン基板の上面にn型シリコン層が形
成されて、同n型シリコン層下に前記p型シリコン層が
埋め込み層とされ、前記n型シリコン層には開口部形成
用のp型シリコン層が形成され、n型シリコン層の上面
には、前記開口部形成用のp型シリコン層の表面が露出
された状態で、保護膜が形成され、前記各p型シリコン
層を多孔質シリコン層に変化させるべく前記p型単結晶
シリコン基板を陽極化成する方法であって、前記保護膜
にて覆われたp型単結晶シリコン基板を30重量%以
上、50重量%未満のHF水溶液中に浸漬した状態で、
同シリコン基板を陽極として、陽極化成を行うことを特
徴とするシリコン基板における陽極化成方法をその要旨
としている。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、HF水溶液の濃度は、35重量%以上、45重量%
以内であるシリコン基板の陽極化成方法をその要旨とし
ている。
て、HF水溶液の濃度は、35重量%以上、45重量%
以内であるシリコン基板の陽極化成方法をその要旨とし
ている。
【0009】(作用)請求項1に記載の発明によると、
保護膜にて覆われたシリコン基板を30重量%以上、5
0重量%未満のHF水溶液中に浸漬した状態で、陽極化
成処理を行うと、p型シリコン層と、n型シリコン層の
多孔質化の選択比が上がり、かつ、陽極化成速度が向上
する。
保護膜にて覆われたシリコン基板を30重量%以上、5
0重量%未満のHF水溶液中に浸漬した状態で、陽極化
成処理を行うと、p型シリコン層と、n型シリコン層の
多孔質化の選択比が上がり、かつ、陽極化成速度が向上
する。
【0010】又、請求項2に記載の発明によると、35
重量%以上、45重量%以内のHF水溶液中に浸漬した
状態で、陽極化成処理を行うと、p型シリコン層と、n
型シリコン層の多孔質化の選択比がさらに上がり、か
つ、陽極化成速度が向上する。
重量%以上、45重量%以内のHF水溶液中に浸漬した
状態で、陽極化成処理を行うと、p型シリコン層と、n
型シリコン層の多孔質化の選択比がさらに上がり、か
つ、陽極化成速度が向上する。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1、図3〜図5を
参照して説明する。本実施例では、前記従来の技術で述
べた図1に示すシリコン基板2を複数個使用して、図6
に示すようにそれぞれ異なる濃度のHF水溶液9に浸漬
した状態で陽極化成を行った。なお、シリコン基板、及
び図6については、既に説明したため、その説明を省略
する。なお、図1のn型単結晶シリコンからなるエピタ
キシャル成長層4は、本発明のn型シリコン層(n型シ
リコン)に相当する。又、p型シリコンには、p型シリ
コン層3,5が含まれる。又、p型シリコン層3は埋め
込み層とされている。p型シリコン層5は空洞部を設け
たるための開口部形成用とされている。
参照して説明する。本実施例では、前記従来の技術で述
べた図1に示すシリコン基板2を複数個使用して、図6
に示すようにそれぞれ異なる濃度のHF水溶液9に浸漬
した状態で陽極化成を行った。なお、シリコン基板、及
び図6については、既に説明したため、その説明を省略
する。なお、図1のn型単結晶シリコンからなるエピタ
キシャル成長層4は、本発明のn型シリコン層(n型シ
リコン)に相当する。又、p型シリコンには、p型シリ
コン層3,5が含まれる。又、p型シリコン層3は埋め
込み層とされている。p型シリコン層5は空洞部を設け
たるための開口部形成用とされている。
【0012】そして、HF水溶液の濃度は、14重量
%、29重量%、40重量%、46重量%、50重量%
とし、それぞれのHF水溶液の濃度について、電流密度
を一定(800mA/cm2 )にして上記のシリコン基
板2を各々陽極化成した。なお、各HF水溶液の濃度に
おいて、それぞれ2個ずつ陽極化成を行った。
%、29重量%、40重量%、46重量%、50重量%
とし、それぞれのHF水溶液の濃度について、電流密度
を一定(800mA/cm2 )にして上記のシリコン基
板2を各々陽極化成した。なお、各HF水溶液の濃度に
おいて、それぞれ2個ずつ陽極化成を行った。
【0013】又、上記電流密度を一定(800mA/c
m2 )としたのは、図5の電流密度と、陽極化成レート
との関係を予め測定した結果によっている。すなわち、
図5は、上記と同一構成のシリコン基板2に対して、一
定の濃度として約40重量%濃度のHF水溶液を使用し
て、陽極化成を行ったとき、電流密度を変えた場合の結
果を示している。図において、縦軸に陽極化成レート
(μm/min)、横軸に電流密度(mA/cm2 )を
とり、各電流密度におけるp+型シリコン(p型シリコ
ン層3,5)の陽極化成レートを示している。同図に示
すように、電流密度に比例して、陽極化成レートは増大
する傾向を示す。
m2 )としたのは、図5の電流密度と、陽極化成レート
との関係を予め測定した結果によっている。すなわち、
図5は、上記と同一構成のシリコン基板2に対して、一
定の濃度として約40重量%濃度のHF水溶液を使用し
て、陽極化成を行ったとき、電流密度を変えた場合の結
果を示している。図において、縦軸に陽極化成レート
(μm/min)、横軸に電流密度(mA/cm2 )を
とり、各電流密度におけるp+型シリコン(p型シリコ
ン層3,5)の陽極化成レートを示している。同図に示
すように、電流密度に比例して、陽極化成レートは増大
する傾向を示す。
【0014】又、陽極化成の完了条件は、p型シリコン
層3の多孔質化が完了する時間とし、陽極化成処理の工
程を短時間で行う必要からその時間を10分とした。そ
して、陽極化成後に、各シリコン基板2に対して、TM
AH(テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド)
にてアルカリエッチングを行い、多孔質化した層を異方
性エッチングした。
層3の多孔質化が完了する時間とし、陽極化成処理の工
程を短時間で行う必要からその時間を10分とした。そ
して、陽極化成後に、各シリコン基板2に対して、TM
AH(テトラメチルアンモニウムハイドロオキサイド)
にてアルカリエッチングを行い、多孔質化した層を異方
性エッチングした。
【0015】この陽極化成の評価は、このアルカリエッ
チングにより、p型シリコン層5の開口部(図1におい
て、αで示す)からのn型シリコン(エピタキシャル成
長層4)、p型シリコン(p型シリコン層3)のエッチ
ングの進行距離を計測することにより行った。
チングにより、p型シリコン層5の開口部(図1におい
て、αで示す)からのn型シリコン(エピタキシャル成
長層4)、p型シリコン(p型シリコン層3)のエッチ
ングの進行距離を計測することにより行った。
【0016】図4は、縦軸に陽極化成レート(μm/m
in)、横軸にHF水溶液の濃度(重量%)をとり、各
濃度における、p+型シリコン(p型シリコン層3,
5)、n型シリコン(エピタキシャル成長層4)の陽極
化成レートを示している。
in)、横軸にHF水溶液の濃度(重量%)をとり、各
濃度における、p+型シリコン(p型シリコン層3,
5)、n型シリコン(エピタキシャル成長層4)の陽極
化成レートを示している。
【0017】同図から判るように、14重量%では、p
+型シリコン(p型シリコン層3,5)、n型シリコン
(エピタキシャル成長層4)とも同程度の陽極化成レー
トであって、多孔質化の選択比は低いものとなってい
る。
+型シリコン(p型シリコン層3,5)、n型シリコン
(エピタキシャル成長層4)とも同程度の陽極化成レー
トであって、多孔質化の選択比は低いものとなってい
る。
【0018】29重量%から、40重量%では、多孔質
化の選択比が上がり、良好な結果が得られている。な
お、図4においては、50重量%の結果は、図示されて
いない。これは、50重量%であると、陽極化成処理完
了条件の10分を経過する以前に、保護膜8がHF水溶
液に侵され処理が行えなかったためである。なお、保護
膜8の厚みは、通常は約1μm程度である。従って、こ
の保護膜8の膜厚を増せば、50重量%のHF水溶液の
濃度に耐えられることも考えられる。しかし、膜厚を厚
くすると、保護膜形成時間を要するとともに、その後の
保護膜8を除去する(エッチング等により)工程も長く
なり、反って加速度センサの生産工程時間が長くなる問
題がある。
化の選択比が上がり、良好な結果が得られている。な
お、図4においては、50重量%の結果は、図示されて
いない。これは、50重量%であると、陽極化成処理完
了条件の10分を経過する以前に、保護膜8がHF水溶
液に侵され処理が行えなかったためである。なお、保護
膜8の厚みは、通常は約1μm程度である。従って、こ
の保護膜8の膜厚を増せば、50重量%のHF水溶液の
濃度に耐えられることも考えられる。しかし、膜厚を厚
くすると、保護膜形成時間を要するとともに、その後の
保護膜8を除去する(エッチング等により)工程も長く
なり、反って加速度センサの生産工程時間が長くなる問
題がある。
【0019】上記のことから、HF水溶液9の濃度は、
保護膜8が侵されず、かつ、多孔質化の選択比を上げる
ことができるためには、30重量%以上、50%未満の
値で陽極処理を行うことが好適な条件であることが分か
る。
保護膜8が侵されず、かつ、多孔質化の選択比を上げる
ことができるためには、30重量%以上、50%未満の
値で陽極処理を行うことが好適な条件であることが分か
る。
【0020】HF水溶液9の濃度は、さらに、保護膜8
が侵されず、かつ、多孔質化の選択比を上げるためには
35重量%以上、45%以下の範囲内であれば、好適で
あることが分かる。そして、多孔質化の選択比を上げる
ためには約40重量%の濃度が最適である。
が侵されず、かつ、多孔質化の選択比を上げるためには
35重量%以上、45%以下の範囲内であれば、好適で
あることが分かる。そして、多孔質化の選択比を上げる
ためには約40重量%の濃度が最適である。
【0021】又、上記のHF水溶液の濃度範囲、或い
は、濃度であれば、陽極化成処理完了条件が短い時間と
なっており、陽極化成速度を向上することが可能であ
る。本発明の実施例は、例えば次のように変更すること
が可能である。
は、濃度であれば、陽極化成処理完了条件が短い時間と
なっており、陽極化成速度を向上することが可能であ
る。本発明の実施例は、例えば次のように変更すること
が可能である。
【0022】(1) p型単結晶シリコン基板2として
面方位(100)以外の基板、例えば(111)基板や
(110)基板等を使用してもよい。 (2) TMAH以外のアルカリ系エッチャントとし
て、例えばKOH、ヒドラジン、EPW(エチレンジア
ミン−ピロカテコール−水)等を使用してもよい。
面方位(100)以外の基板、例えば(111)基板や
(110)基板等を使用してもよい。 (2) TMAH以外のアルカリ系エッチャントとし
て、例えばKOH、ヒドラジン、EPW(エチレンジア
ミン−ピロカテコール−水)等を使用してもよい。
【0023】(3) 前記n型単結晶シリコンのエピタ
キシャル成長層6に代えて、例えばn型の多結晶シリコ
ン層を形成してもよい。この場合、n型の多結晶シリコ
ン層は、本発明のn型シリコン層に相当する。
キシャル成長層6に代えて、例えばn型の多結晶シリコ
ン層を形成してもよい。この場合、n型の多結晶シリコ
ン層は、本発明のn型シリコン層に相当する。
【0024】(4) 上記実施例では、陽極化成の完了
条件は、p型シリコン層3の多孔質化が完了する時間と
し、陽極化成処理の工程を短時間で行う必要からその時
間を10分としたが、10分に限定されるものではな
い。例えば、10分以内の時間でもよく、或いは、10
〜20分の時間内でもよく、或いは、工程時間が短縮で
きる範囲であればよい。
条件は、p型シリコン層3の多孔質化が完了する時間と
し、陽極化成処理の工程を短時間で行う必要からその時
間を10分としたが、10分に限定されるものではな
い。例えば、10分以内の時間でもよく、或いは、10
〜20分の時間内でもよく、或いは、工程時間が短縮で
きる範囲であればよい。
【0025】ここで、特許請求の範囲に記載された技術
的思想のほかに、前述した実施例によって把握される技
術的思想をその効果とともに以下に挙げる。 (1) 請求項2において、HF水溶液の濃度は、40
重量%であるシリコン基板の陽極化成方法。40重量%
であると、最適に、多孔質化の選択比を上げることがで
きる。
的思想のほかに、前述した実施例によって把握される技
術的思想をその効果とともに以下に挙げる。 (1) 請求項2において、HF水溶液の濃度は、40
重量%であるシリコン基板の陽極化成方法。40重量%
であると、最適に、多孔質化の選択比を上げることがで
きる。
【0026】なお、本明細書中において使用した技術用
語を次のように定義する。「陽極化成: 電解液中で基
板を陽極として電流を流すことにより、その基板に多孔
質層を形成する一括改質加工をいう。」
語を次のように定義する。「陽極化成: 電解液中で基
板を陽極として電流を流すことにより、その基板に多孔
質層を形成する一括改質加工をいう。」
【0027】
【発明の効果】以上詳述したように、請求項1乃至2に
記載の発明によれば、p型シリコンと、n型シリコンの
多孔質化の選択比を上げることができ、かつ、陽極化成
速度を向上することができる。
記載の発明によれば、p型シリコンと、n型シリコンの
多孔質化の選択比を上げることができ、かつ、陽極化成
速度を向上することができる。
【図1】シリコン基板の概略断面図。
【図2】同じく陽極化成後のシリコン基板の概略断面
図。
図。
【図3】同じく陽極化成後のシリコン基板の概略断面
図。
図。
【図4】陽極化成レートとHF水溶液の濃度との関係を
示すグラフ。
示すグラフ。
【図5】HF水溶液40重量%における陽極化成レート
と電流密度との関係を示すグラフ。
と電流密度との関係を示すグラフ。
【図6】陽極化成の説明図。
2…p型単結晶シリコン基板、3…p型シリコン層、4
…エピタキシャル成長層(n型シリコン層)、5…p型
シリコン層、6…酸化膜、8…保護膜、9…HF水溶
液。
…エピタキシャル成長層(n型シリコン層)、5…p型
シリコン層、6…酸化膜、8…保護膜、9…HF水溶
液。
Claims (2)
- 【請求項1】 p型単結晶シリコン基板(2)の表面側
の所定領域にp型シリコン層(3)が形成され、前記p
型単結晶シリコン基板(2)の上面にn型シリコン層
(4)が形成されて、同n型シリコン層(4)下に前記
p型シリコン層(3)が埋め込み層とされ、前記n型シ
リコン層(4)には開口部形成用のp型シリコン層
(5)が形成され、n型シリコン層(4)の上面には、
前記開口部形成用のp型シリコン層(5)の表面が露出
された状態で、保護膜(8)が形成され、前記各p型シ
リコン層(3,5)を多孔質シリコン層に変化させるべ
く前記p型単結晶シリコン基板(2)を陽極化成する方
法であって、 前記保護膜(8)にて覆われたp型単結晶シリコン基板
(2)を30重量%以上、50重量%未満のHF水溶液
中に浸漬した状態で、同シリコン基板(2)を陽極とし
て、陽極化成を行うことを特徴とするシリコン基板にお
ける陽極化成方法。 - 【請求項2】 HF水溶液の濃度は、35重量%以上、
45重量%以内である請求項1に記載のシリコン基板の
陽極化成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35368597A JPH1154477A (ja) | 1997-06-05 | 1997-12-22 | シリコン基板における陽極化成方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14786097 | 1997-06-05 | ||
| JP9-147860 | 1997-06-05 | ||
| JP35368597A JPH1154477A (ja) | 1997-06-05 | 1997-12-22 | シリコン基板における陽極化成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1154477A true JPH1154477A (ja) | 1999-02-26 |
Family
ID=26478280
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35368597A Pending JPH1154477A (ja) | 1997-06-05 | 1997-12-22 | シリコン基板における陽極化成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1154477A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000068983A1 (de) * | 1999-05-07 | 2000-11-16 | Forschungszentrum Jülich GmbH | Verfahren zur hertsellung eines elements mit porosidiertem material |
| JP2012015316A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Canon Inc | 半導体装置およびその製造方法、ならびに固体撮像装置 |
| KR101171817B1 (ko) | 2010-02-23 | 2012-08-14 | 전남대학교산학협력단 | p-형 질화갈륨계 화합물 반도체의 제조방법, 질화갈륨계 화합물 반도체에 함유된 p-형 도판트의 활성화 방법, 질화갈륨계 화합물 반도체 디바이스 및 질화갈륨계 화합물 반도체 발광 디바이스 |
-
1997
- 1997-12-22 JP JP35368597A patent/JPH1154477A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2000068983A1 (de) * | 1999-05-07 | 2000-11-16 | Forschungszentrum Jülich GmbH | Verfahren zur hertsellung eines elements mit porosidiertem material |
| KR101171817B1 (ko) | 2010-02-23 | 2012-08-14 | 전남대학교산학협력단 | p-형 질화갈륨계 화합물 반도체의 제조방법, 질화갈륨계 화합물 반도체에 함유된 p-형 도판트의 활성화 방법, 질화갈륨계 화합물 반도체 디바이스 및 질화갈륨계 화합물 반도체 발광 디바이스 |
| JP2012015316A (ja) * | 2010-06-30 | 2012-01-19 | Canon Inc | 半導体装置およびその製造方法、ならびに固体撮像装置 |
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