JPH1155563A - 画像取得装置 - Google Patents

画像取得装置

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JPH1155563A
JPH1155563A JP9220983A JP22098397A JPH1155563A JP H1155563 A JPH1155563 A JP H1155563A JP 9220983 A JP9220983 A JP 9220983A JP 22098397 A JP22098397 A JP 22098397A JP H1155563 A JPH1155563 A JP H1155563A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 標本に対する光ダメージを最小限に抑えるこ
とができ、しかも変化が起きている画像を確実に記録す
ることができる画像取得装置を提供する。 【解決手段】 時間的に連続して複数の画像を取得する
スキャナ制御回路4と、スキャナ制御回路4で取得した
標本8の画像を経時的に表示するモニタ22と、画像を
記録するハードディスク23とを備える画像取得装置
に、モニタ22に時間的に相前後して取得される画像間
の輝度の変化量に基づいて、所定時間内に取得する画像
数又は画像取得間隔を決定するCPU21を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は画像取得装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】画像取得装置は、時間的に連続して複数
の画像を取得する画像取得部と、画像取得部で取得した
標本の画像を経時的に表示する表示装置と、画像を記録
する記録装置とを備える。
【0003】従来、画像取得装置を用い、生体細胞(標
本)に光を照射したときに生体細胞に起きる現象(経時
的な変化)を画像として記録し、この記録した画像を再
生して画像解析を行うことは一般的に行われている。
【0004】このとき、画像を確実に取得できるよう
に、変化が起きている画像だけでなく、変化の前後の画
像(コントロール画像)も記録されるのが一般的であ
る。
【0005】ところで、この画像取得装置を例えば光走
査型顕微鏡に用いた場合には、レーザ光の走査によって
生体細胞や生体細胞内に予め注入されている蛍光色素の
退色が進んでしまう。
【0006】そのため、従来は次のような2つの方法に
よって画像の記録が行われていた。 コントロール画像を記録するタイミングと、変化が起
きている画像を記録するタイミングとを、記録中の画像
を観察しながら随時設定する。例えば、コントロール画
像を1枚/秒の割合で記録し、変化が起きているときの
画像をビデオレート(30枚/秒)で記録すると設定し
ておき、記録中の画像を観察しながら、コントロール画
像を記録するタイミングと変化が起きている画像を記録
するタイミングとをマニュアルで切換える。 変化が起きている画像を記録するタイミング、又はそ
のときの記録時間分解能(枚/秒)を予めプログラムし
ておく。例えば、画像の記録を、最初の10秒間は1枚
/秒、次の10秒間はビデオレート(30枚/秒)、更
に次の10秒間は1枚/秒、というようにプログラムに
よって予め記録タイミングや記録時間分解能を設定して
おく。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、の方法で
は、変化がゆっくりと起きる場合には、観察者が記録中
の画像を観察しながら随時設定可能であるが、例えばビ
デオレート(30枚/秒)より速く変化する場合(例え
ば、細胞内のある特定のカルシウムの変化等)に、たと
え変化が大きくても、人間の動態視力では変化をとらえ
ることができないことが多く、画像取得中の記録タイミ
ングの切換えは事実上不可能となる。
【0008】の方法では、次に起きる変化が予想でき
る場合には非常に有効であるが、生体細胞を観察対象と
する場合のように、細胞が何時、どのように変化するの
かを予想することが難しい場合には採用できない。
【0009】また、いずれの方法にも、生体細胞や蛍光
色素の退色を防止し、変化が起きている画像を確実に記
録することは困難であるという問題があった。
【0010】この発明はこのような事情に鑑みてなされ
たもので、その課題は標本に対する光ダメージを最小限
に抑えることができ、しかも変化が起きている画像を確
実に記録することができる画像取得装置を提供すること
である。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
請求項1に記載の発明の画像取得装置は、時系列的に複
数の画像を取得する画像取得手段と、前記画像取得手段
で取得した標本の画像を経時的に表示する表示手段と、
前記画像を記録する記録手段とを備える画像取得装置に
おいて、前記表示手段に時間的に相前後して取得される
画像間の輝度の変化量に基づいて、所定時間内に取得す
る画像数又は画像取得間隔を決定する制御手段を備える
ことを特徴とする。
【0012】制御手段が表示手段に時間的に相前後して
取得される画像間の輝度の変化量に基づいて、所定時間
内に取得する画像数又は画像取得間隔が設定されるの
で、所定時間内に取得する画像数や画像取得間隔を自動
的に設定することができ、標本に対する光ダメージを最
小限に抑えることができる。
【0013】請求項2に記載の発明の画像取得装置は、
請求項1に記載の画像取得装置において、前記制御手段
は前記画像間の輝度の変化量がないとき、前記画像取得
間隔を変更することを特徴とする。
【0014】画像間の輝度の変化量がないとき、画像取
得間隔を変更するので、適当な画像数や画像取得間隔で
標本を記録できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。
【0016】図1はこの発明に係る画像取得装置を備え
たレーザ走査型顕微鏡のブロック構成図である。
【0017】レーザ走査型顕微鏡は、レーザ光源1と、
ダイクロイックミラー2と、XYスキャナ3と、スキャ
ナ制御回路(画像取得手段)4と、フォトマル(光電変
換素子)5と、A/D変換素子6と、画像処理回路7
と、シャッタ16と、シャッタ制御回路17と、CPU
(制御手段)21と、モニタ(表示手段)22と、ハー
ドディスク(記録手段)23とを備える。
【0018】ダイクロイックミラー2は、レーザ光を反
射し、試料8で励起された蛍光を透過させる。
【0019】XYスキャナ3はステージ9に載置された
試料8上でレーザ光を2次元的に走査させる。
【0020】スキャナ制御回路4は、CPU21の指令
に基づいてXYスキャナ4の駆動を制御する。
【0021】フォトマル5は、試料8の蛍光を検出し、
入力した光の強度を表す電気信号に変換する。
【0022】A/D変換素子6は光強度を表す電気信号
をデジタル化し、例えば光強度を256段階に分割した
値の一番近いレベルに割り当てる。
【0023】画像処理回路7はデジタル化された光強度
を表す電気信号とCPU21から出力される走査位置情
報とに基づいて試料の画像信号を出力する。この画像処
理回路7は、フレームメモリ、D/A変換素子等の画像
化するための回路を備える。
【0024】シャッタ16はレーザ光の光路中に挿脱可
能に配置され、シャッタ制御回路17によって駆動され
る。
【0025】CPU21はモニタ22に時間的に相前後
して取得される画像間の輝度の変化量に基づいて、シャ
ッタ制御回路17の駆動を制御する。
【0026】ハードディスク23は、複数枚の磁気ディ
スクから構成され、取得された画像を記録する。
【0027】モニタ22は、例えばCRTであり、細胞
等の標本8の取得された画像を表示する。
【0028】上記構成におけるレーザ光の光路を説明す
る。
【0029】レーザ光源1から射出され、集光レンズ1
0を透過したレーザ光は、ダイクロイックミラー2で反
射され、XYスキャナ3へ導かれる。レーザ光はスキャ
ナ制御回路4によって2次元走査され、対物レンズ11
によって試料8に集光される。
【0030】試料8で励起された蛍光は励起光と同じ光
路を逆行し、XYスキャナ3でデスキャニングされ、ダ
イクロイックミラー2を透過し、励起光と分離される。
ダイクロイックミラー2を透過した蛍光のうち、集光レ
ンズ12によって集光された蛍光だけがフォトマル5に
入射する。
【0031】図2(a)は画像の取得のタイミングを説
明する図、図2(b)は経時的な輝度変化がないときの
差分信号の波形図、図2(c)はCPUの出力信号の波
形図である。
【0032】なお、図2(b)において、縦軸は輝度変
化量を、横軸は時間を示し、図2(c)において、縦軸
は電圧を、横軸は時間を示している。
【0033】コントロール画像(#1〜#10)はそれ
ぞれモニタ22に時系列的に表示されている(図2
(a)参照)。
【0034】CPU21は隣り合う画像間の輝度の変化
量Δに相当する差分信号22aを入力する。また、CP
U21はスキャナ制御回路4に画像取得の時間間隔の変
更を指示する取得間隔変更信号21aを出力するととも
に、ハードディスク23に前記時間間隔で取得された画
像を記録する取得画像数変更信号21bを出力し、サン
プル画像(コントロール画像)を取得する。
【0035】ところで、コントロール画像(#1〜#1
0)は、通常同じ輝度を有し、差分信号22aは図2
(b)に示すように0である。
【0036】このように画像間に輝度の変化がない(画
像(#1)と画像(#2)との輝度の変化量Δが
「0」)場合、CPU21は画像(#2)を表示した
後、サンプル画像を取得する時間間隔を、画像2枚おき
になるように変更し、図2(a)に示す取得間隔変更信
号21aに基づいて所定時間の間シャッタ16を閉じる
ようにシャッタ制御回路17を駆動する。
【0037】ビデオレートの場合、2/30秒(画像2
枚分)後、パルスの立ち上がりに同期して、シャッタ1
6を開き、スキャナ制御回路4で標本8の走査を行い、
画像(#5)を取得し、画像(#5)をハードディスク
23に記録するとともに、モニタ22に表示する。
【0038】画像(#2)と画像(#5)との輝度の変
化量Δが演算され、変化量Δが「0」であるので、シャ
ッタ16を閉じ、再び2/30秒(画像2枚分)後、パ
ルスの立ち上がりに同期して、シャッタ16を開き、ス
キャナ制御回路4で標本8の走査を行い、画像(#8)
を取得し、画像(#8)をハードディスク23に記録す
るとともに、モニタ22に表示する。
【0039】図3は変化が起きている画像を取得し、記
録する方法を説明する図、図4(a)は輝度変化量が一
定の場合の差分信号の波形図、図4(b)はCPUの出
力信号の波形図、図4(c)は輝度量が変化する場合の
差分信号の波形図である。
【0040】画像(#11)〜画像(#100)を変化
が起きている画像とする。
【0041】CPU21は隣り合う画像間の輝度の変化
量である差分信号122aを入力する。また、CPU2
1はスキャナ制御回路4に画像取得の時間間隔の変更を
指示する取得間隔変更信号121aを出力するととも
に、ハードディスク23に前記時間間隔で取得された画
像だけを記録する取得画像数変更信号121bを出力す
る。
【0042】CPU21は隣り合う画像、例えば画像
(#10)と画像(#11)との間の輝度の変化量Δで
ある差分信号121aを検出する(図3参照)。
【0043】図4(a)に示すように、画像(#11)
から画像(#100)までの変化量が一定の場合、CP
U21は図4(b)に示す取得間隔変更信号21a及び
取得画像数変更信号121bを出力する。
【0044】画像(#11)に対するパルスの立ち上が
りに同期して、シャッタ16を開き、スキャナ制御回路
4で標本8の走査を行い、画像(#11)から画像(#
100)までの画像を取得し、ハードディスク23に記
録するとともに、モニタ22に表示する。
【0045】また、図4(c)に示すように、輝度変化
量Δが変化する場合、CPU21は輝度変化量Δを差分
信号122aとして検出し、前述の場合と同様に、画像
(#11)から画像(#100)までの画像を取得し、
ハードディスク23に記録するとともに、モニタ22に
表示する。
【0046】図5(a)は変化が起きている画像を取得
し、記録する他の方法を説明する図、図5(b)は輝度
変化量にしきい値を設定した場合の差分信号の波形図、
図5(c)はCPUの出力信号の波形図である。
【0047】CPU21は隣り合う画像間の輝度の変化
量Δである差分信号222aを入力する。また、CPU
21はスキャナ制御回路4に画像取得の時間間隔の変更
を指示する取得間隔変更信号221aを出力するととも
に、ハードディスク23に前記時間間隔で取得された画
像だけを記録する取得画像数変更信号221bを出力す
る。
【0048】CPU21には隣り合う画像間の輝度の変
化量Δに対して、図5(b)に示すように所定のしきい
値Thが設定されている。
【0049】画像の輝度量の変化量Δがしきい値以下の
場合、CPU21は、図5(a)に示す取得間隔変更信
号221a及び取得画像数変更信号221bを出力す
る。
【0050】その結果、パルスの立ち上がりに同期し
て、シャッタ16を開き、スキャナ制御回路4で標本8
の走査を行い、ハードディスク23に画像(#13)を
ハードディスク23に記録するとともに、モニタ22に
表示する。
【0051】同様に、画像(#16)〜画像(#95)
及び画像(#97)以後がハードディスク23に記録さ
れるとともに、モニタ22に表示される。
【0052】上記実施形態によれば、モニタ22に表示
される画像の輝度の変化量に基づいて、所定時間内に取
得する画像数や画像取得間隔を自動的に設定することが
できる。
【0053】その結果、ビデオレート以上の速い変化で
あっても確実に変化が起きている画像を記録でき、予想
できない変化にも対応することができる。しかも、変化
が起きている画像の前後のコントロール画像を標本8に
対するダメージを最小限に抑えて取得することができ
る。
【0054】なお、上記実施形態においては、輝度の変
化量Δを、CPU21を制御するパラメータとして用い
たが、パラメータは輝度の変化量Δに限るものではな
く、微分であってもよい。
【0055】また、モニタに表示される画像全体でな
く、ある特定領域における輝度情報をパラメータとして
もよい。
【0056】更に、上記実施形態ではモニタ22に表示
された画像に基づいて輝度の変化量を検出し、演算した
が、モニタ22に表示する前に演算を行うようにしても
よい。この構成によれば、図2(a)の場合、モニタ2
2には画像(#1)の次に画像(#8)が表示される。
【0057】また、画像に基づいて輝度の変化量を検出
するのではなく、例えばフォトマル5とともにセンサを
設け、このセンサの出力値に基づいて輝度の変化量を検
出してもよい。
【0058】更に、記録手段としてハードディスクを用
いたが、光ディスク等を用いるようにしてもよく、ステ
ージ9を画像取得手段として用いてもよい。
【0059】
【発明の効果】以上に説明したように請求項1に記載の
発明の画像取得装置によれば、表示手段に表示される画
像の輝度の変化量に基づいて、所定時間内に取得する画
像数や画像取得間隔を自動的に設定することができるの
で、ビデオレート以上の速い変化であっても確実に変化
が起きている画像を記録でき、予想できない変化にも対
応することができ、しかも、変化が起きている画像の前
後のコントロール画像を減少させて光の照射に起因する
標本のダメージを最小限に抑えることができる。
【0060】請求項2記載の発明の画像取得装置によれ
ば、適当な画像数や画像取得間隔で標本を記録できる。
変化が起きている画像の前後のコントロール画像を減少
させて光の照射に起因する標本のダメージを最小限に抑
えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明に係る画像取得装置を備えたレ
ーザ走査型顕微鏡のブロック構成図である。
【図2】図2(a)は画像の取得のタイミングを説明す
る図、図2(b)は経時的な輝度変化がないときの差分
信号の波形図、図2(c)はCPUの出力信号の波形図
である。
【図3】図3は変化が起きている画像を取得し、記録す
る方法を説明する図である。
【図4】図4(a)は輝度変化量が一定の場合の差分信
号の波形図、図4(b)はCPUの出力信号の波形図、
図4(c)は輝度量が変化する場合の差分信号の波形図
である。
【図5】図5(a)は変化が起きている画像を取得し、
記録する他の方法を説明する図、図5(b)は輝度変化
量にしきい値を設定した場合の差分信号の波形図、図5
(c)はCPUの出力信号の波形図である。
【符号の説明】
4 スキャナ制御回路(画像取得手段) 8 標本 21 CPU(制御手段) 22 モニタ(表示手段) 23 ハードディスク(記録手段)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 時系列的に複数の画像を取得する画像取
    得手段と、前記画像取得手段で取得した標本の画像を経
    時的に表示する表示手段と、前記画像を記録する記録手
    段とを備える画像取得装置において、 前記表示手段に時間的に相前後して取得される画像間の
    輝度の変化量に基づいて、所定時間内に取得する画像数
    又は画像取得間隔を決定する制御手段を備えることを特
    徴とする画像取得装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は前記画像間の輝度の変化
    量がないとき、前記画像取得間隔を変更することを特徴
    とする請求項1に記載の画像取得装置。
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