JPH115861A - 塩化ビニル系発泡性樹脂組成物及びその成形品 - Google Patents
塩化ビニル系発泡性樹脂組成物及びその成形品Info
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- JPH115861A JPH115861A JP9159697A JP15969797A JPH115861A JP H115861 A JPH115861 A JP H115861A JP 9159697 A JP9159697 A JP 9159697A JP 15969797 A JP15969797 A JP 15969797A JP H115861 A JPH115861 A JP H115861A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、高充填剤配合でも作業性が良く、
高発泡成形品でもセル荒れもなく、白度、表面状態に優
れかつプレ−トアウト性に優れる塩化ビニル系発泡性樹
脂組成物及びその成形品にある。 【解決手段】 本発明は、(A)塩化ビニル系樹脂、(B)充
填剤、(C)可塑剤、(D)過塩基性有機カルボン酸亜鉛塩,
その亜鉛金属量として0.05〜1重量部,(E)過塩基
性有機カルボン酸アルカリ土類金属塩及び過塩基性アル
カリ土類金属フェノレ−ト錯体,その金属量としてのア
ルカリ土類金属は亜鉛に対して0.15〜0.50モル
及び熱分解型有機発泡剤0.05〜10重量部を配合し
てなる塩化ビニル系発泡性樹脂組成物である。
高発泡成形品でもセル荒れもなく、白度、表面状態に優
れかつプレ−トアウト性に優れる塩化ビニル系発泡性樹
脂組成物及びその成形品にある。 【解決手段】 本発明は、(A)塩化ビニル系樹脂、(B)充
填剤、(C)可塑剤、(D)過塩基性有機カルボン酸亜鉛塩,
その亜鉛金属量として0.05〜1重量部,(E)過塩基
性有機カルボン酸アルカリ土類金属塩及び過塩基性アル
カリ土類金属フェノレ−ト錯体,その金属量としてのア
ルカリ土類金属は亜鉛に対して0.15〜0.50モル
及び熱分解型有機発泡剤0.05〜10重量部を配合し
てなる塩化ビニル系発泡性樹脂組成物である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高充填剤配合およ
び高発泡倍率に適する塩化ビニル系発泡性樹脂組成物、
詳しくは塩化ビニル系樹脂に充填剤、可塑剤、過塩基性
有機カルボン酸亜鉛塩、過塩基性有機カルボン酸アルカ
リ土類金属塩、過塩基性アルカリ土類金属フェノレート
錯体及び熱分解型有機発泡剤を配合してなる作業性が良
く、均一な発泡セル、表面状態に優れ、プレ−トアウト
性の改良された高充填配合および高発泡に適する塩化ビ
ニル系発泡性樹脂組成物に関するものである。
び高発泡倍率に適する塩化ビニル系発泡性樹脂組成物、
詳しくは塩化ビニル系樹脂に充填剤、可塑剤、過塩基性
有機カルボン酸亜鉛塩、過塩基性有機カルボン酸アルカ
リ土類金属塩、過塩基性アルカリ土類金属フェノレート
錯体及び熱分解型有機発泡剤を配合してなる作業性が良
く、均一な発泡セル、表面状態に優れ、プレ−トアウト
性の改良された高充填配合および高発泡に適する塩化ビ
ニル系発泡性樹脂組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に塩化ビニル系樹脂は比較的安価で
あり、物理的、化学的性質に優れているために、発泡成
形品としてレザ−、壁紙、クッション材などの家具製
品、自動車用品等に適用するには好適な材料である。
あり、物理的、化学的性質に優れているために、発泡成
形品としてレザ−、壁紙、クッション材などの家具製
品、自動車用品等に適用するには好適な材料である。
【0003】かかる発泡成形品は、一般に塩化ビニル系
樹脂に可塑剤、発泡剤、安定剤、充填剤、着色剤等を加
えて混合してなる組成物をカレンダ−、押し出し、射出
成形法などにより成形するか、またはペ−ストレジンに
可塑剤、発泡剤、安定剤、充填剤、着色剤等を加えて混
合して成る塩ビゾルコンパウンドを紙または布に塗布
し、熱を加えてゲル化し成型することによって製造され
る。
樹脂に可塑剤、発泡剤、安定剤、充填剤、着色剤等を加
えて混合してなる組成物をカレンダ−、押し出し、射出
成形法などにより成形するか、またはペ−ストレジンに
可塑剤、発泡剤、安定剤、充填剤、着色剤等を加えて混
合して成る塩ビゾルコンパウンドを紙または布に塗布
し、熱を加えてゲル化し成型することによって製造され
る。
【0004】しかしながら、塩化ビニル系樹脂に多量の
充填剤を配合して発泡成形品を製造する場合、塩ビゾル
コンパウンドは高粘度となり作業性が著しく低下する。
また塩化ビニル系樹脂に多量の発泡剤を配合して高発泡
成形品を製造する場合、発泡セル荒れが生じたり、プレ
−トアウトが多く、その改良が求められている。例え
ば、塩ビゾルコンパウンドの粘度を下げるために可塑剤
を多量に配合する方法、また石油系炭化水素等の減粘剤
を配合する方法等が提案されているが、これらの方法で
は発泡セルの荒れや発泡セルの強度の低下する場合があ
り充分でない。
充填剤を配合して発泡成形品を製造する場合、塩ビゾル
コンパウンドは高粘度となり作業性が著しく低下する。
また塩化ビニル系樹脂に多量の発泡剤を配合して高発泡
成形品を製造する場合、発泡セル荒れが生じたり、プレ
−トアウトが多く、その改良が求められている。例え
ば、塩ビゾルコンパウンドの粘度を下げるために可塑剤
を多量に配合する方法、また石油系炭化水素等の減粘剤
を配合する方法等が提案されているが、これらの方法で
は発泡セルの荒れや発泡セルの強度の低下する場合があ
り充分でない。
【0005】又、これらの方法ではプレ−トアウト性の
改良はできない。発泡セル荒れを防止するためにアクリ
ル酸エステル系樹脂やメタクリル酸エステル系樹脂等の
セル調整剤を添加する方法が提案されているが、高度な
高発泡成形品を得ためにはセル調整剤だけでは満足な成
形品が得られない。当該セル調整剤は塩ビゾルコンパウ
ンドの粘度を下げる効果もなく、かつプレ−トアウトを
防止する効果もない。
改良はできない。発泡セル荒れを防止するためにアクリ
ル酸エステル系樹脂やメタクリル酸エステル系樹脂等の
セル調整剤を添加する方法が提案されているが、高度な
高発泡成形品を得ためにはセル調整剤だけでは満足な成
形品が得られない。当該セル調整剤は塩ビゾルコンパウ
ンドの粘度を下げる効果もなく、かつプレ−トアウトを
防止する効果もない。
【0006】また特許第2552334号公報には、バ
リウムの過塩基性有機フェノレ−トまたはカルボキシレ
−ト錯体を添加する方法が提案されているが、この方法
ではプレ−トアウトの改良も充分でなく、また表面状態
も悪く高度に優れた高発泡成形品が得られない。
リウムの過塩基性有機フェノレ−トまたはカルボキシレ
−ト錯体を添加する方法が提案されているが、この方法
ではプレ−トアウトの改良も充分でなく、また表面状態
も悪く高度に優れた高発泡成形品が得られない。
【0007】更に、特開昭54−129057号公報に
は、過塩基性有機カルボン酸の亜鉛塩を添加する方法が
提案されているが、この方法ではプレ−トアウトは改良
されるが、セル荒れが認められ、高度に優れた表面を有
する高発泡成形品が得られない。
は、過塩基性有機カルボン酸の亜鉛塩を添加する方法が
提案されているが、この方法ではプレ−トアウトは改良
されるが、セル荒れが認められ、高度に優れた表面を有
する高発泡成形品が得られない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、高充
填剤配合でも作業性が良く、白度、表面状態に優れ、高
発泡成形品でもセル荒れもなく、かつプレ−トアウト性
の改良された高充填配合および高発泡に適する塩化ビニ
ル系発泡性樹脂組成物及びその成形品を提供することに
ある。
填剤配合でも作業性が良く、白度、表面状態に優れ、高
発泡成形品でもセル荒れもなく、かつプレ−トアウト性
の改良された高充填配合および高発泡に適する塩化ビニ
ル系発泡性樹脂組成物及びその成形品を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、これらの
課題について鋭意研究の結果、本発明を完成するに至っ
たものである。
課題について鋭意研究の結果、本発明を完成するに至っ
たものである。
【0010】即ち、本発明は、(A)塩化ビニル系樹脂、
(B)充填剤、(C)可塑剤、過塩基性有機カルボン酸金属塩
等の安定剤、(G)熱分解型有機発泡剤からなる塩化ビニ
ル系発泡性樹脂組成物において、過塩基性有機カルボン
酸金属塩等の安定剤が(A)塩化ビニル系樹脂100重量
部に対して、(D)過塩基性有機カルボン酸亜鉛塩:その
亜鉛量として0.05〜1重量部及び(E)過塩基性有機
カルボン酸アルカリ土類金属塩及び(F)過塩基性アルカ
リ土類金属フェノレ−ト錯体:該(E)及び(F)のアルカリ
土類金属量として(D)過塩基性有機カルボン酸亜鉛塩の
亜鉛1モル量に対して0.15〜0.50モルからなる
こと、(A)塩化ビニル系樹脂 100重量部に対して、
(B)充填剤50〜300重量部、(C)可塑剤20〜150
重量部、(F)熱分解型有機発泡剤0.05〜10重量部
を配合してなること、(E)過塩基性有機カルボン酸アル
カリ土類金属塩と(F)過塩基性アルカリ土類金属フェノ
レート錯体との配合割合は99/1から1/99(重量
比)であること、(E)過塩基性有機カルボン酸アルカリ
土類金属塩及び過塩基性アルカリ土類金属フェノレート
錯体のアルカリ土類金属が、バリウム、カルシウムから
選択される1種以上であること、これらからなる成形品
を提供するものである。
(B)充填剤、(C)可塑剤、過塩基性有機カルボン酸金属塩
等の安定剤、(G)熱分解型有機発泡剤からなる塩化ビニ
ル系発泡性樹脂組成物において、過塩基性有機カルボン
酸金属塩等の安定剤が(A)塩化ビニル系樹脂100重量
部に対して、(D)過塩基性有機カルボン酸亜鉛塩:その
亜鉛量として0.05〜1重量部及び(E)過塩基性有機
カルボン酸アルカリ土類金属塩及び(F)過塩基性アルカ
リ土類金属フェノレ−ト錯体:該(E)及び(F)のアルカリ
土類金属量として(D)過塩基性有機カルボン酸亜鉛塩の
亜鉛1モル量に対して0.15〜0.50モルからなる
こと、(A)塩化ビニル系樹脂 100重量部に対して、
(B)充填剤50〜300重量部、(C)可塑剤20〜150
重量部、(F)熱分解型有機発泡剤0.05〜10重量部
を配合してなること、(E)過塩基性有機カルボン酸アル
カリ土類金属塩と(F)過塩基性アルカリ土類金属フェノ
レート錯体との配合割合は99/1から1/99(重量
比)であること、(E)過塩基性有機カルボン酸アルカリ
土類金属塩及び過塩基性アルカリ土類金属フェノレート
錯体のアルカリ土類金属が、バリウム、カルシウムから
選択される1種以上であること、これらからなる成形品
を提供するものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の塩化ビニル系発泡
性樹脂組成物について詳述する。本発明に用いられる塩
化ビニル系樹脂(A)としては、塩化ビニルの単独重合体
の他に、塩化ビニルと共重合しうる単量体との共重合体
等である。塩化ビニルに対する共重合体としてはエチレ
ン、プロピレン、酢酸ビニル、スチレン、アクリル酸、
アルキルアクリレート(例えばメチルアクリレート、ブ
チルアクリレート等)、メタアクリル酸、メチルメタア
クリレート等である。
性樹脂組成物について詳述する。本発明に用いられる塩
化ビニル系樹脂(A)としては、塩化ビニルの単独重合体
の他に、塩化ビニルと共重合しうる単量体との共重合体
等である。塩化ビニルに対する共重合体としてはエチレ
ン、プロピレン、酢酸ビニル、スチレン、アクリル酸、
アルキルアクリレート(例えばメチルアクリレート、ブ
チルアクリレート等)、メタアクリル酸、メチルメタア
クリレート等である。
【0012】本発明で用いられる充填剤(B)としては、
例えば、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、炭酸ア
ルミニウム、炭酸マグネシウム、酸化チタン、硫酸カル
シウム、硫酸バリウム、三酸化アンチモン、クレー、タ
ルク、シリカ、粘土、金属粉等があげられる。
例えば、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、炭酸ア
ルミニウム、炭酸マグネシウム、酸化チタン、硫酸カル
シウム、硫酸バリウム、三酸化アンチモン、クレー、タ
ルク、シリカ、粘土、金属粉等があげられる。
【0013】該充填剤(B)の配合量は、塩化ビニル系樹
脂100重量部に対して好ましくは50〜300重量部
で用途に応じて配合される。
脂100重量部に対して好ましくは50〜300重量部
で用途に応じて配合される。
【0014】本発明に用いることができる可塑剤(C)と
しては、フタル酸エステル系あるいはその他のエステル
系、ポリエステル系、リン酸エステル系などがあげら
れ、フタル酸エステル系可塑剤としては、例えばジブチ
ルフタレート、ジヘキシルフタレート、ジヘプチルフタ
レート、ジn−オクチルフタレート、ジー2ーエチルヘ
キシルフタレート、ジイソオクチルフタレート、ジノニ
ルフタレート、ジイソデシルフタレート、ジシクロヘキ
シルフタレート、ジベンジルフタレート、ジ(混合アル
コ−ル)フタレート等がある。
しては、フタル酸エステル系あるいはその他のエステル
系、ポリエステル系、リン酸エステル系などがあげら
れ、フタル酸エステル系可塑剤としては、例えばジブチ
ルフタレート、ジヘキシルフタレート、ジヘプチルフタ
レート、ジn−オクチルフタレート、ジー2ーエチルヘ
キシルフタレート、ジイソオクチルフタレート、ジノニ
ルフタレート、ジイソデシルフタレート、ジシクロヘキ
シルフタレート、ジベンジルフタレート、ジ(混合アル
コ−ル)フタレート等がある。
【0015】その他のエステル系可塑剤(C)としては、
例えばジヘキシルアジペート、ジオクチルアジペート、
ジ-2-エチルヘキシルアジペート、ジイソノニルアジペ
ートトリ-2-エチルヘキシルトリメリテート、トリn−
オクチルトリメリテート、トリデシルトリメリテート、
ジブチルベンジルトリメリテート等がある。ート、ジブ
チルベンジルトリメリテート等がある。
例えばジヘキシルアジペート、ジオクチルアジペート、
ジ-2-エチルヘキシルアジペート、ジイソノニルアジペ
ートトリ-2-エチルヘキシルトリメリテート、トリn−
オクチルトリメリテート、トリデシルトリメリテート、
ジブチルベンジルトリメリテート等がある。ート、ジブ
チルベンジルトリメリテート等がある。
【0016】ポリエステル可塑剤としては、アジピン酸
ープロピレングリコール、アジピン酸1,3ーブチレン
グリコール、アジピン酸ープロピレングリコールー1,
4-ブチレングリコール-1,6ヘキサンジオール、セバ
シン酸ーエチレングリコール、セバシン酸−1,6−ヘ
キサンジオール、セバシン酸ープロピレングリコール、
グルタル酸-1,5−ペンタンジオール−1,6ヘキサ
ンジオール等の二塩基酸とグリコールのポリエステル化
合物があげられる。
ープロピレングリコール、アジピン酸1,3ーブチレン
グリコール、アジピン酸ープロピレングリコールー1,
4-ブチレングリコール-1,6ヘキサンジオール、セバ
シン酸ーエチレングリコール、セバシン酸−1,6−ヘ
キサンジオール、セバシン酸ープロピレングリコール、
グルタル酸-1,5−ペンタンジオール−1,6ヘキサ
ンジオール等の二塩基酸とグリコールのポリエステル化
合物があげられる。
【0017】リン酸エステル系可塑剤としては、トリブ
チルホスフェート、トリフェニルホスフェート、トリク
レジルホスフェート、クレジルジフェニルホスフェー
ト、トリ-2-エチルヘキシルホスフェート等があげられ
る。
チルホスフェート、トリフェニルホスフェート、トリク
レジルホスフェート、クレジルジフェニルホスフェー
ト、トリ-2-エチルヘキシルホスフェート等があげられ
る。
【0018】上記可塑剤(C)の添加量は、塩化ビニル系
樹脂(A)100重量部に対して好ましくは20〜150
重量部、より好ましくは50〜100重量部である。
樹脂(A)100重量部に対して好ましくは20〜150
重量部、より好ましくは50〜100重量部である。
【0019】本発明で使用する過塩基性有機カルボン酸
亜鉛塩(D)および過塩基性有機カルボン酸アルカリ土類
金属塩(E)は、亜鉛およびアルカリ土類金属の酸化物お
よび/または水酸化物と有機カルボン酸との反応によっ
て得られる過塩基性有機カルボン酸亜鉛塩および過塩基
性有機カルボン酸アルカリ土類金属塩であり、該有機カ
ルボン酸に対する亜鉛およびアルカリ土類金属の酸化物
および/または水酸化物の当量比は、好ましくは1:1
よりも大きい、即ち、金属化合物の過剰量で反応によっ
て得られる過塩基性塩である。この場合、亜鉛およびア
ルカリ土類金属の酸化物および/または水酸化物の過剰
量は、0.1〜5当量が好ましい。また、過塩基性塩の
塩基度を下げるために炭酸ガスなどの酸性ガスで処理す
ることが好ましい。
亜鉛塩(D)および過塩基性有機カルボン酸アルカリ土類
金属塩(E)は、亜鉛およびアルカリ土類金属の酸化物お
よび/または水酸化物と有機カルボン酸との反応によっ
て得られる過塩基性有機カルボン酸亜鉛塩および過塩基
性有機カルボン酸アルカリ土類金属塩であり、該有機カ
ルボン酸に対する亜鉛およびアルカリ土類金属の酸化物
および/または水酸化物の当量比は、好ましくは1:1
よりも大きい、即ち、金属化合物の過剰量で反応によっ
て得られる過塩基性塩である。この場合、亜鉛およびア
ルカリ土類金属の酸化物および/または水酸化物の過剰
量は、0.1〜5当量が好ましい。また、過塩基性塩の
塩基度を下げるために炭酸ガスなどの酸性ガスで処理す
ることが好ましい。
【0020】また過塩基性アルカリ土類金属フェノレ−
ト錯体(F)は、アルカリ土類金属の酸化物および/また
は水酸化物とフェノ−ル化合物との反応によって得られ
る過塩基性アルカリ土類金属フェノレ−ト錯体であり、
該フェノ−ル化合物に対するアルカリ土類金属の酸化物
および/または水酸化物の当量比は1:1よりも大き
い、即ち、金属過剰で反応によって得られる過塩基性塩
である。アルカリ土類金属の酸化物および/または水酸
化物の過剰量は0.1〜5当量が好ましい。また、過塩
基性塩の塩基度を下げるために炭酸ガスなどの酸性ガス
で処理することが好ましい。
ト錯体(F)は、アルカリ土類金属の酸化物および/また
は水酸化物とフェノ−ル化合物との反応によって得られ
る過塩基性アルカリ土類金属フェノレ−ト錯体であり、
該フェノ−ル化合物に対するアルカリ土類金属の酸化物
および/または水酸化物の当量比は1:1よりも大き
い、即ち、金属過剰で反応によって得られる過塩基性塩
である。アルカリ土類金属の酸化物および/または水酸
化物の過剰量は0.1〜5当量が好ましい。また、過塩
基性塩の塩基度を下げるために炭酸ガスなどの酸性ガス
で処理することが好ましい。
【0021】当該過塩基性有機カルボン酸亜鉛塩(D)の
添加量は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、そ
の亜鉛量として0.05〜1重量部、好ましくは0.2
〜0.6重量部である。亜鉛量が0.05重量部より少
ない場合には発泡成型品のセル荒れが生じる場合があ
り、また1重量部より多い場合はプレ−トアウトするの
で好ましくない。
添加量は、塩化ビニル系樹脂100重量部に対して、そ
の亜鉛量として0.05〜1重量部、好ましくは0.2
〜0.6重量部である。亜鉛量が0.05重量部より少
ない場合には発泡成型品のセル荒れが生じる場合があ
り、また1重量部より多い場合はプレ−トアウトするの
で好ましくない。
【0022】当該過塩基性有機カルボン酸アルカリ土類
金属塩(E)および過塩基性アルカリ土類金属フェノレ−
ト錯体(F)の添加量は、塩化ビニル系樹脂100重量部
に対して、そのアルカリ土類金属量は、過塩基性有機カ
ルボン酸亜鉛塩(D)の亜鉛金属1モル量に対して該(E)成
分と(F)成分由来のアルカリ土類金属として0.15〜
0.5モルであり、好ましくは0.2〜0.4モルであ
る。アルカリ土類金属が0.15モルより少ないとセル
荒れする場合があり、また0.5モルより多いとプレ−
トアウト性に問題がある場合がある。
金属塩(E)および過塩基性アルカリ土類金属フェノレ−
ト錯体(F)の添加量は、塩化ビニル系樹脂100重量部
に対して、そのアルカリ土類金属量は、過塩基性有機カ
ルボン酸亜鉛塩(D)の亜鉛金属1モル量に対して該(E)成
分と(F)成分由来のアルカリ土類金属として0.15〜
0.5モルであり、好ましくは0.2〜0.4モルであ
る。アルカリ土類金属が0.15モルより少ないとセル
荒れする場合があり、また0.5モルより多いとプレ−
トアウト性に問題がある場合がある。
【0023】また、過塩基性有機カルボン酸アルカリ土
類金属塩(E)と過塩基性アルカリ土類金属フェノレート
錯体(F)との配合割合は、好ましくは99/1〜1/9
9(重量比)である。特に両者を液状ワンパックする際
には、70/30から30/70(重量比)の割合が好
ましい。
類金属塩(E)と過塩基性アルカリ土類金属フェノレート
錯体(F)との配合割合は、好ましくは99/1〜1/9
9(重量比)である。特に両者を液状ワンパックする際
には、70/30から30/70(重量比)の割合が好
ましい。
【0024】過塩基性有機カルボン酸アルカリ土類金属
塩(E)および過塩基性アルカリ土類金属フェノレ−ト錯
体(F)の原料として用いられるアルカリ土類金属とは、
好ましくはカルシウム、バリウムである。アルカリ土類
金属酸化物または水酸化物とは、カルシウム及び/又は
バリウムの酸化物又は水酸化合物が好適である。
塩(E)および過塩基性アルカリ土類金属フェノレ−ト錯
体(F)の原料として用いられるアルカリ土類金属とは、
好ましくはカルシウム、バリウムである。アルカリ土類
金属酸化物または水酸化物とは、カルシウム及び/又は
バリウムの酸化物又は水酸化合物が好適である。
【0025】また本発明で使用する過塩基性有機カルボ
ン酸亜鉛塩(D)および過塩基性有機カルボン酸アルカリ
土類金属塩(E)の原料として用いられる有機カルボン酸
としては、好ましくは脂肪族または芳香族カルボン酸で
ある。
ン酸亜鉛塩(D)および過塩基性有機カルボン酸アルカリ
土類金属塩(E)の原料として用いられる有機カルボン酸
としては、好ましくは脂肪族または芳香族カルボン酸で
ある。
【0026】脂肪酸モノカルボン酸としては、平均約2
個から約30個の炭素原子を有する脂肪族モノカルボン
酸である。当該モノカルボン酸としては、例えば、酢
酸、n−ヘキサン酸、カプリン酸、カプリル酸、2−エ
チルヘキサン酸、ネオデカン酸、ウンデカン酸、ラウリ
ン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オ
レイン酸、リノール酸、リノレン酸、桐油酸、大豆油
酸、トール油酸、リシノール酸、3、5,5−トリメチ
ルヘキサン酸、α−クロロステアリン酸、α-ニトロラ
ウリン酸、Ωーアミノペンタデカン酸、ラウロキシ酢
酸、アラキン酸、モノラウリルアジピン酸、フェニルオ
レイン酸、フェニルステアリン酸、クロロフェニルステ
アリン酸、キシリルステアリン酸、α−ピリジルオレイ
ン酸、リグノセリン酸、ベヘン酸、ステアロル酸などが
ある。
個から約30個の炭素原子を有する脂肪族モノカルボン
酸である。当該モノカルボン酸としては、例えば、酢
酸、n−ヘキサン酸、カプリン酸、カプリル酸、2−エ
チルヘキサン酸、ネオデカン酸、ウンデカン酸、ラウリ
ン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オ
レイン酸、リノール酸、リノレン酸、桐油酸、大豆油
酸、トール油酸、リシノール酸、3、5,5−トリメチ
ルヘキサン酸、α−クロロステアリン酸、α-ニトロラ
ウリン酸、Ωーアミノペンタデカン酸、ラウロキシ酢
酸、アラキン酸、モノラウリルアジピン酸、フェニルオ
レイン酸、フェニルステアリン酸、クロロフェニルステ
アリン酸、キシリルステアリン酸、α−ピリジルオレイ
ン酸、リグノセリン酸、ベヘン酸、ステアロル酸などが
ある。
【0027】芳香族カルボン酸としては、例えば、安息
香酸、モノクロル安息香酸、パラ−t−ブチル安息香
酸、ジメチルヒドロキシ安息香酸、メタトルイル酸、ジ
メチル安息香酸、クミン酸アセトオキシ安息香酸、サリ
チル酸、4-ヘキシル安息香酸などが挙げられる。
香酸、モノクロル安息香酸、パラ−t−ブチル安息香
酸、ジメチルヒドロキシ安息香酸、メタトルイル酸、ジ
メチル安息香酸、クミン酸アセトオキシ安息香酸、サリ
チル酸、4-ヘキシル安息香酸などが挙げられる。
【0028】過塩基性アルカリ土類金属フェノレ−ト錯
体の原料として用いられるフェノ−ル化合物としては、
例えばフェノ−ル、o−、m−およびp−クレゾール、
キシレノール、p−エチルフェノール、o−、p−ジエ
チルフェノール、n−プロピルフェノール、p−イソプ
ロピルフェノール、tert−ブチルフェノール、2,
4−ジtert−ブチルフェノール、n−アミルフェノ
ール、p−tert−アミルフェノール、p−シクロペ
ンチルフェノール、シクロヘキシルフェノール、メチル
シクロヘキシルフェノール、sec−ヘキシルフェノー
ル、ヘプチルフェノール、ジイソブチルフェノール、
3,5,5−トリメチル−n−ヘキシルフェノール、n
−デシルフェノール、セチルフェノール、ノニルフェノ
−ル、ジノニルフェノ−ル、オレイルフェノール、フェ
ニルフェノール、ジフェニルフェノール、ナフチルフェ
ノール、アリザリン、キニザリン、ヒドロキノン、カテ
コール、ピロガロール、αーナフトール、βーナフトー
ル、ナフトヒドロキノン、ナフトレゾルシノール、オク
チルカテコール、モノー(トリイソブチル)ピロガロー
ル、p−ニトロフェノール、ピクリン酸、o−クロロフ
ェノール、tert−ブチルクロロフェノール、p−ニ
トロo−クロロフェノール、p−アミノフェノール、
4,4’−イソプロピリデンジフェノ−ル等が挙げられ
る。
体の原料として用いられるフェノ−ル化合物としては、
例えばフェノ−ル、o−、m−およびp−クレゾール、
キシレノール、p−エチルフェノール、o−、p−ジエ
チルフェノール、n−プロピルフェノール、p−イソプ
ロピルフェノール、tert−ブチルフェノール、2,
4−ジtert−ブチルフェノール、n−アミルフェノ
ール、p−tert−アミルフェノール、p−シクロペ
ンチルフェノール、シクロヘキシルフェノール、メチル
シクロヘキシルフェノール、sec−ヘキシルフェノー
ル、ヘプチルフェノール、ジイソブチルフェノール、
3,5,5−トリメチル−n−ヘキシルフェノール、n
−デシルフェノール、セチルフェノール、ノニルフェノ
−ル、ジノニルフェノ−ル、オレイルフェノール、フェ
ニルフェノール、ジフェニルフェノール、ナフチルフェ
ノール、アリザリン、キニザリン、ヒドロキノン、カテ
コール、ピロガロール、αーナフトール、βーナフトー
ル、ナフトヒドロキノン、ナフトレゾルシノール、オク
チルカテコール、モノー(トリイソブチル)ピロガロー
ル、p−ニトロフェノール、ピクリン酸、o−クロロフ
ェノール、tert−ブチルクロロフェノール、p−ニ
トロo−クロロフェノール、p−アミノフェノール、
4,4’−イソプロピリデンジフェノ−ル等が挙げられ
る。
【0029】本発明に用いられる熱分解型有機発泡剤
(G)としては、例えばアゾジカルボンアミド、P,P−
オキシ(ベンゼンスルホニルヒドラジド),N,N,−
ジニトロペンタメチレンテトラミン、パラトルエンスル
ホニルヒドラジド等が挙げられる。
(G)としては、例えばアゾジカルボンアミド、P,P−
オキシ(ベンゼンスルホニルヒドラジド),N,N,−
ジニトロペンタメチレンテトラミン、パラトルエンスル
ホニルヒドラジド等が挙げられる。
【0030】熱分解型有機発泡剤(G)の添加量は、発泡
成形品の用途により適宜決定されるが,塩化ビニル系樹
脂(A)100重量部に対して好ましくは0.01〜10
重量部、より好ましくは0.5〜5重量部である。
成形品の用途により適宜決定されるが,塩化ビニル系樹
脂(A)100重量部に対して好ましくは0.01〜10
重量部、より好ましくは0.5〜5重量部である。
【0031】また、本発明の組成物に、有機酸の金属塩
(通常の金属石鹸)の併用もできることは当然である。
その金属成分の例としては、Na、K、Li、Mg、C
a、Ba、Zn、Sn等があり、有機酸残基としては次
のカルボン酸及びフェノ−ルの残基である。例えば、酢
酸、n−ヘキサン酸、カプリン酸、カプリル酸、2ーエ
チルヘキサン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、ミリスチ
ン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノ
ール酸、リノレン酸、桐油酸、大豆油酸、トール油酸、
リシノール酸、3,5,5−トリメチルヘキサン酸、α
ークロロステアリン酸、αーニトロラウリン酸、Ωーア
ミノペンタデカン酸、ラウロキシ酢酸、アラキン酸、モ
ノラウリルアジピン酸、フェニルオレイン酸、フェニル
ステアリン酸、クロロフェニルステアリン酸、キシリル
ステアリン酸、αーピリジルオレイン酸、リグノセリン
酸、ベヘン酸、ステアロル酸、安息香酸、モノクロル安
息香酸、パラ−t−ブチル安息香酸、ジメチルヒドロキ
シ安息香酸、メタトルイル酸、ジメチル安息香酸、クミ
ン酸アセトオキシ安息香酸、サリチル酸、4ーヘキシル
安息香酸、、フェノ−ル、o−、m−およびp−クレゾ
ール、キシレノール、p−エチルフェノール、o−、p
−ジエチルフェノール、n−プロピルフェノール、p−
イソプロピルフェノール、tert−ブチルフェノー
ル、2,4−ジtert−ブチルフェノール、n−アミ
ルフェノール、p−tert−アミルフェノール、p−
シクロペンチルフェノール、シクロヘキシルフェノー
ル、メチルシクロヘキシルフェノール、sec−ヘキシ
ルフェノール、ヘプチルフェノール、ジイソブチルフェ
ノール、3,5,5−トリメチル−n−ヘキシルフェノ
ール、n−デシルフェノール、セチルフェノール、ノニ
ルフェノ−ル、ジノニルフェノ−ル、オレイルフェノー
ル、フェニルフェノール、ジフェニルフェノール、ナフ
チルフェノール、アリザリン、キニザリン、ヒドロキノ
ン、カテコール、ピロガロール、αーナフトール、βー
ナフトール、ナフトヒドロキノン、ナフトレゾルシノー
ル、オクチルカテコール、モノー(トリイソブチル)ピ
ロガロール、p−ニトロフェノール、ピクリン酸、o−
クロロフェノール、tert−ブチルクロロフェノー
ル、p−ニトロo−クロロフェノール、p−アミノフェ
ノール、4,4’−イソプロピリデンジフェノ−ル等が
挙げられる。
(通常の金属石鹸)の併用もできることは当然である。
その金属成分の例としては、Na、K、Li、Mg、C
a、Ba、Zn、Sn等があり、有機酸残基としては次
のカルボン酸及びフェノ−ルの残基である。例えば、酢
酸、n−ヘキサン酸、カプリン酸、カプリル酸、2ーエ
チルヘキサン酸、ウンデカン酸、ラウリン酸、ミリスチ
ン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノ
ール酸、リノレン酸、桐油酸、大豆油酸、トール油酸、
リシノール酸、3,5,5−トリメチルヘキサン酸、α
ークロロステアリン酸、αーニトロラウリン酸、Ωーア
ミノペンタデカン酸、ラウロキシ酢酸、アラキン酸、モ
ノラウリルアジピン酸、フェニルオレイン酸、フェニル
ステアリン酸、クロロフェニルステアリン酸、キシリル
ステアリン酸、αーピリジルオレイン酸、リグノセリン
酸、ベヘン酸、ステアロル酸、安息香酸、モノクロル安
息香酸、パラ−t−ブチル安息香酸、ジメチルヒドロキ
シ安息香酸、メタトルイル酸、ジメチル安息香酸、クミ
ン酸アセトオキシ安息香酸、サリチル酸、4ーヘキシル
安息香酸、、フェノ−ル、o−、m−およびp−クレゾ
ール、キシレノール、p−エチルフェノール、o−、p
−ジエチルフェノール、n−プロピルフェノール、p−
イソプロピルフェノール、tert−ブチルフェノー
ル、2,4−ジtert−ブチルフェノール、n−アミ
ルフェノール、p−tert−アミルフェノール、p−
シクロペンチルフェノール、シクロヘキシルフェノー
ル、メチルシクロヘキシルフェノール、sec−ヘキシ
ルフェノール、ヘプチルフェノール、ジイソブチルフェ
ノール、3,5,5−トリメチル−n−ヘキシルフェノ
ール、n−デシルフェノール、セチルフェノール、ノニ
ルフェノ−ル、ジノニルフェノ−ル、オレイルフェノー
ル、フェニルフェノール、ジフェニルフェノール、ナフ
チルフェノール、アリザリン、キニザリン、ヒドロキノ
ン、カテコール、ピロガロール、αーナフトール、βー
ナフトール、ナフトヒドロキノン、ナフトレゾルシノー
ル、オクチルカテコール、モノー(トリイソブチル)ピ
ロガロール、p−ニトロフェノール、ピクリン酸、o−
クロロフェノール、tert−ブチルクロロフェノー
ル、p−ニトロo−クロロフェノール、p−アミノフェ
ノール、4,4’−イソプロピリデンジフェノ−ル等が
挙げられる。
【0032】本発明の組成物には、アクリル樹脂、メタ
クリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、アク
リロニトリル・ブタジェン・スチレン共重合体、アルキ
ルメタアクリレート・ブタンジェン・スチレン共重合
体、エチレン-酢ビ共重合体、エチレン-酢ビ-塩ビ共重
合体、ウレタン樹脂等を配合することができる。
クリル樹脂、酢酸ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、アク
リロニトリル・ブタジェン・スチレン共重合体、アルキ
ルメタアクリレート・ブタンジェン・スチレン共重合
体、エチレン-酢ビ共重合体、エチレン-酢ビ-塩ビ共重
合体、ウレタン樹脂等を配合することができる。
【0033】また本発明の組成物に他の添加剤、例えば
エポキシ化合物、有機亜リン酸エステル等を配合するこ
とができる。
エポキシ化合物、有機亜リン酸エステル等を配合するこ
とができる。
【0034】エポキシ化合物としては、エポキシ化大豆
油、エポキシ化アマニ油、エポキシ化ヒマシ油、エポキ
シ化アマニ油脂肪酸ブチルエステル、エポキシ化ポリブ
タジェン、ビスフェノールAジグリシジルエーテルなど
である。
油、エポキシ化アマニ油、エポキシ化ヒマシ油、エポキ
シ化アマニ油脂肪酸ブチルエステル、エポキシ化ポリブ
タジェン、ビスフェノールAジグリシジルエーテルなど
である。
【0035】有機亜リン酸エステルとしては、例えばト
リフェニルホスファイト、ジフェニルデシルホスファイ
ト、トリスノニルフェニルホスファイト、トリデシルホ
スファイト、トリラウリルホスファイト、ジイソデシル
フェニルホスフェイト、4,4’−イソプロピリデンジ
フェニルテトラアルキルジホスファイト等があげられ
る。
リフェニルホスファイト、ジフェニルデシルホスファイ
ト、トリスノニルフェニルホスファイト、トリデシルホ
スファイト、トリラウリルホスファイト、ジイソデシル
フェニルホスフェイト、4,4’−イソプロピリデンジ
フェニルテトラアルキルジホスファイト等があげられ
る。
【0036】また、本発明の組成物には、本発明の効果
を損なわない範囲で、その他一般に用いられる顔料、難
燃剤、架橋剤、光安定剤、滑剤、加工助剤等を配合する
ことができる。
を損なわない範囲で、その他一般に用いられる顔料、難
燃剤、架橋剤、光安定剤、滑剤、加工助剤等を配合する
ことができる。
【0037】
【実施例】次に実施例を挙げ、本発明による塩化ビニル
系発泡性樹脂組成物の効果を示すものであるが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。なお以下
に部とあるのは重量部を示す。
系発泡性樹脂組成物の効果を示すものであるが、本発明
はこれらの実施例に限定されるものではない。なお以下
に部とあるのは重量部を示す。
【0038】本発明において使用される過塩基性有機カ
ルボン酸亜鉛塩および過塩基性有機カルボン酸アルカリ
土類金属塩および過塩基性アルカリ土類金属フェノレー
ト錯体は例えば次のような方法で合成される。
ルボン酸亜鉛塩および過塩基性有機カルボン酸アルカリ
土類金属塩および過塩基性アルカリ土類金属フェノレー
ト錯体は例えば次のような方法で合成される。
【0039】(合成例−1):過塩基性有機カルボン酸
亜鉛塩 1Lの4つ口フラスコにオクチル酸403g(2.8グ
ラム当量)と酸化亜鉛163g(4グラム当量)及び水
100gを仕込み窒素ガスを吹き込みつつ攪拌混合しな
がら90℃で1時間保った後150℃に昇温し、副成す
る水を除去した。その後濾過助剤を加えてプレス濾過し
た。濾液のZn=25%であった。
亜鉛塩 1Lの4つ口フラスコにオクチル酸403g(2.8グ
ラム当量)と酸化亜鉛163g(4グラム当量)及び水
100gを仕込み窒素ガスを吹き込みつつ攪拌混合しな
がら90℃で1時間保った後150℃に昇温し、副成す
る水を除去した。その後濾過助剤を加えてプレス濾過し
た。濾液のZn=25%であった。
【0040】(合成例−2):過塩基性有機カルボン酸
バリウム塩 2Lの4つ口フラスコにトリデカノ−ル200g、オレ
イン酸282g(1.0当量)、水酸化バリウム水和物
315g(2グラム当量)、鉱油500gを仕込み、窒
素ガスを吹き込みつつ攪拌混合しながら150〜155
℃昇温し、副成する水を除去した。水の副成が殆ど認め
られなくなったので、窒素ガスを炭酸ガスに変え150
〜155℃で2時間反応した。その後80℃に冷却後、
濾過助剤を加えてプレス濾過した。濾液のBa=12%
であった。
バリウム塩 2Lの4つ口フラスコにトリデカノ−ル200g、オレ
イン酸282g(1.0当量)、水酸化バリウム水和物
315g(2グラム当量)、鉱油500gを仕込み、窒
素ガスを吹き込みつつ攪拌混合しながら150〜155
℃昇温し、副成する水を除去した。水の副成が殆ど認め
られなくなったので、窒素ガスを炭酸ガスに変え150
〜155℃で2時間反応した。その後80℃に冷却後、
濾過助剤を加えてプレス濾過した。濾液のBa=12%
であった。
【0041】(合成例−3):過塩基性有機カルボン酸
カルシウム塩 2Lの4つ口フラスコにトリデカノ−ル200g、オレ
イルアルコ−ル200g、オクチル酸89g(0.62
グラム当量)、オレイン酸175g(0.62グラム当
量)、消石灰74g(2グラム当量)、鉱油300gを
仕込み、窒素ガスを吹き込みつつ攪拌混合しながら15
0〜155℃昇温し、水の副成が殆ど認められなくなっ
たので、窒素ガスを炭酸ガスに変え150〜155℃で
2時間反応した。その後120℃に冷却し、濾過助剤を
加えてプレス濾過した。濾液のCa=3.5%であっ
た。
カルシウム塩 2Lの4つ口フラスコにトリデカノ−ル200g、オレ
イルアルコ−ル200g、オクチル酸89g(0.62
グラム当量)、オレイン酸175g(0.62グラム当
量)、消石灰74g(2グラム当量)、鉱油300gを
仕込み、窒素ガスを吹き込みつつ攪拌混合しながら15
0〜155℃昇温し、水の副成が殆ど認められなくなっ
たので、窒素ガスを炭酸ガスに変え150〜155℃で
2時間反応した。その後120℃に冷却し、濾過助剤を
加えてプレス濾過した。濾液のCa=3.5%であっ
た。
【0042】[合成例−4:過塩基性バリウムフェノレ
−ト錯体]2Lの4つ口フラスコにトリデカノ−ル17
0g、オレイルアルコ−ル80g,ノニルフェノ−ル酸
234g(1.0当量)、水酸化バリウム水和物315
g(2グラム当量)、鉱油500gを仕込み、窒素ガス
を吹き込みつつ攪拌混合しながら150〜155℃昇温
し、副成する水を除去した。水の副成が殆ど認められな
くなったので、窒素ガスを炭酸ガスに変え150〜15
5℃で2時間反応した。その後80℃に冷却後、濾過助
剤を加えてプレス濾過した。濾液のBa=12%であっ
た。
−ト錯体]2Lの4つ口フラスコにトリデカノ−ル17
0g、オレイルアルコ−ル80g,ノニルフェノ−ル酸
234g(1.0当量)、水酸化バリウム水和物315
g(2グラム当量)、鉱油500gを仕込み、窒素ガス
を吹き込みつつ攪拌混合しながら150〜155℃昇温
し、副成する水を除去した。水の副成が殆ど認められな
くなったので、窒素ガスを炭酸ガスに変え150〜15
5℃で2時間反応した。その後80℃に冷却後、濾過助
剤を加えてプレス濾過した。濾液のBa=12%であっ
た。
【0043】[合成例−5:過塩基性カルシウムフェノ
レ−ト錯体]2Lの4つ口フラスコにトリデカノ−ル2
00g、オレイルアルコ−ル200g、ヘプチルフェノ
ール120g(0.62グラム当量)、ノニルフェノ−
ル145g(0.62グラム当量)、消石灰74g(2
グラム当量)、鉱油300gを仕込み、窒素ガスを吹き
込みつつ攪拌混合しながら150〜155℃昇温し、水
の副成が殆ど認められなくなったので、窒素ガスを炭酸
ガスに変え150〜155℃で2時間反応した。その後
120℃に冷却し、濾過助剤を加えてプレス濾過した。
濾液のCa=3%であった。
レ−ト錯体]2Lの4つ口フラスコにトリデカノ−ル2
00g、オレイルアルコ−ル200g、ヘプチルフェノ
ール120g(0.62グラム当量)、ノニルフェノ−
ル145g(0.62グラム当量)、消石灰74g(2
グラム当量)、鉱油300gを仕込み、窒素ガスを吹き
込みつつ攪拌混合しながら150〜155℃昇温し、水
の副成が殆ど認められなくなったので、窒素ガスを炭酸
ガスに変え150〜155℃で2時間反応した。その後
120℃に冷却し、濾過助剤を加えてプレス濾過した。
濾液のCa=3%であった。
【0044】実施例1〜5、比較例1〜8 下記配合物をミキサ−(1100rpm)で4分混合し
て、均一なペ−ストゾルを作成した。このペ−ストゾル
の混合直後と1夜放置後の粘度をB型粘度計で測定し
た。さらに、このペ−ストゾルを難燃紙上に0.17m
m厚さになるように塗布し、140℃のオ−ブンで60
秒間セミキュア−した。
て、均一なペ−ストゾルを作成した。このペ−ストゾル
の混合直後と1夜放置後の粘度をB型粘度計で測定し
た。さらに、このペ−ストゾルを難燃紙上に0.17m
m厚さになるように塗布し、140℃のオ−ブンで60
秒間セミキュア−した。
【0045】次いで240℃で所定時間加熱して発泡成
型品を得た。該発泡成型品の発泡倍率(発泡成型品の厚
さ÷セミキュヤ品の厚さ)、ハンタ−表色系試験器で白
度(b値:白い程値が小さく、かつ発泡成型品として好
ましい)、表面状態(セル状態)を観察した。またセミ
キュア−した試片を150℃の乾燥機でフェロ−板上に
塗布面を5回重ね、フェロ−板上のプレ−トアウト性
(曇状態)を観察した。
型品を得た。該発泡成型品の発泡倍率(発泡成型品の厚
さ÷セミキュヤ品の厚さ)、ハンタ−表色系試験器で白
度(b値:白い程値が小さく、かつ発泡成型品として好
ましい)、表面状態(セル状態)を観察した。またセミ
キュア−した試片を150℃の乾燥機でフェロ−板上に
塗布面を5回重ね、フェロ−板上のプレ−トアウト性
(曇状態)を観察した。
【0046】その結果を表−1に示した。なお、発泡成
型品の表面状態(セル状態)およびセミキュア−品のプ
レ−トアウト性は次の評価基準で評価した。
型品の表面状態(セル状態)およびセミキュア−品のプ
レ−トアウト性は次の評価基準で評価した。
【0047】 [評価基準]: 表面状態: ○=表面状態良好(セルが均一である)、 △=表面状態若干劣る(僅かにセル荒れが認められる)、 ×=表面状態劣る(セルが荒れており、不均一))。
【0048】 プレ−トアウト性:○=プレ−トアウトなし(フェロ−板に曇なし)、 △=プレ−トアウト若干あり(僅かに曇が認められる) ×=プレ−トアウトあり(フェロ−板に曇あり)。
【0049】 (配合) 重量部 PVC(PSL-675) 100 DOP 50 炭酸カルシウム 120 酸化チタン 15 発泡剤(アゾジカルボンアミド) 4.5 タ−ペン 12 ドデシルベンゼン 3 供試添加剤 表1参照 供試添加剤の中の金属石鹸で正塩とは金属水酸化物と有
機カルボン酸またはフェノ−ル化合物とを当量比で反応
して得られたものである。
機カルボン酸またはフェノ−ル化合物とを当量比で反応
して得られたものである。
【0050】
【表1】
【0051】表1から過塩基性有機カルボン酸亜鉛塩
(D),過塩基性有機カルボン酸バリウム塩(E)および過塩
基性バリウムフェノレ−ト錯体(F)各々の単独配合及び
その特定比率からはずれる比較例は、プレ−トアウト性
も充分に改良されず、かつ得られた発泡成形品はセル荒
れが認められ、表面状態の良い高度に優れた高発泡成形
品が得られないことが解る。両者を特定の範囲で組み合
わせて配合する本発明の実施例は、プレートアウト性、
発泡倍率、白度、表面状態、ゾル粘度にバランスよく優
れるものであることが解る。
(D),過塩基性有機カルボン酸バリウム塩(E)および過塩
基性バリウムフェノレ−ト錯体(F)各々の単独配合及び
その特定比率からはずれる比較例は、プレ−トアウト性
も充分に改良されず、かつ得られた発泡成形品はセル荒
れが認められ、表面状態の良い高度に優れた高発泡成形
品が得られないことが解る。両者を特定の範囲で組み合
わせて配合する本発明の実施例は、プレートアウト性、
発泡倍率、白度、表面状態、ゾル粘度にバランスよく優
れるものであることが解る。
【0052】
【発明の効果】本発明の(A)塩化ビニル系樹脂、(B)充填
剤、(C)可塑剤、(D)過塩基性有機カルボン酸亜鉛塩、
(E)過塩基性有機カルボン酸アルカリ土類金属塩および
(F)過塩基性アルカリ土類金属フェノレート錯体、(G)熱
分解型有機発泡剤を配合してなる塩化ビニル系発泡性樹
脂組成物は、多量の充填剤を配合にもかかわらず、作業
性が良く、白度、表面状態に優れ、高発泡成形品でもセ
ル荒れもなく、かつプレ−トアウト性の改良された高充
填配合および高発泡に適するものであり、優れた成形品
を提供する。
剤、(C)可塑剤、(D)過塩基性有機カルボン酸亜鉛塩、
(E)過塩基性有機カルボン酸アルカリ土類金属塩および
(F)過塩基性アルカリ土類金属フェノレート錯体、(G)熱
分解型有機発泡剤を配合してなる塩化ビニル系発泡性樹
脂組成物は、多量の充填剤を配合にもかかわらず、作業
性が良く、白度、表面状態に優れ、高発泡成形品でもセ
ル荒れもなく、かつプレ−トアウト性の改良された高充
填配合および高発泡に適するものであり、優れた成形品
を提供する。
Claims (5)
- 【請求項1】 (A)塩化ビニル系樹脂、(B)充填剤、(C)
可塑剤、過塩基性有機カルボン酸金属塩等の安定剤、
(G)熱分解型有機発泡剤からなる塩化ビニル系発泡性樹
脂組成物において、 過塩基性有機カルボン酸金属塩等の安定剤が(A)塩化ビ
ニル系樹脂100重量部に対して、(D)過塩基性有機カ
ルボン酸亜鉛塩:その亜鉛量として0.05〜1重量部
及び(E)過塩基性有機カルボン酸アルカリ土類金属塩及
び(F)過塩基性アルカリ土類金属フェノレ−ト錯体:該
(E)及び(F)のアルカリ土類金属量として(D)過塩基性有
機カルボン酸亜鉛塩の亜鉛1モル量に対して0.15〜
0.50モルからなることを特徴とする塩化ビニル系発
泡性樹脂組成物。 - 【請求項2】 (A)塩化ビニル系樹脂 100重量部に
対して、(B)充填剤50〜300重量部、(C)可塑剤20
〜150重量部、(F)熱分解型有機発泡剤0.05〜1
0重量部を配合してなることを特徴とする請求項1記載
の塩化ビニル系発泡性樹脂組成物。 - 【請求項3】 (E)過塩基性有機カルボン酸アルカリ土
類金属塩と(F)過塩基性アルカリ土類金属フェノレート
錯体との配合割合は99/1から1/99(重量比)で
あることを特徴とする請求項1記載の塩化ビニル系発泡
性樹脂組成物。 - 【請求項4】 (E)過塩基性有機カルボン酸アルカリ土
類金属塩及び過塩基性アルカリ土類金属フェノレート錯
体のアルカリ土類金属が、バリウム、カルシウムから選
択される1種以上であることを特徴とする請求項1記載
の塩化ビニル系発泡性樹脂組成物。 - 【請求項5】 請求項1記載の塩化ビニル系発泡性樹脂
組成物からなることを特徴とする成形品。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9159697A JPH115861A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 塩化ビニル系発泡性樹脂組成物及びその成形品 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9159697A JPH115861A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 塩化ビニル系発泡性樹脂組成物及びその成形品 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH115861A true JPH115861A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15699349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9159697A Pending JPH115861A (ja) | 1997-06-17 | 1997-06-17 | 塩化ビニル系発泡性樹脂組成物及びその成形品 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH115861A (ja) |
-
1997
- 1997-06-17 JP JP9159697A patent/JPH115861A/ja active Pending
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