JPH1160491A - アムホテリシンb含有製剤 - Google Patents

アムホテリシンb含有製剤

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Publication number
JPH1160491A
JPH1160491A JP22861097A JP22861097A JPH1160491A JP H1160491 A JPH1160491 A JP H1160491A JP 22861097 A JP22861097 A JP 22861097A JP 22861097 A JP22861097 A JP 22861097A JP H1160491 A JPH1160491 A JP H1160491A
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JP
Japan
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amphotericin
liver
fat emulsion
oil
present
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Application number
JP22861097A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Tanimura
弘 谷村
Yoshiro Maniwa
芳朗 馬庭
Hiroyuki Kinoshita
博之 木下
Hiroshi Matsuda
寛 松田
Takashi Imagawa
昂 今川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tanabe Pharma Corp
Original Assignee
Yoshitomi Pharmaceutical Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 肝臓への選択的な集積性を高めたアムホテリ
シンB含有製剤を提供し、ひいてはアムホテリシンBの
腎毒性を軽減した安全性に優れたアムホテリシンB含有
製剤を提供する。 【解決手段】 アムホテリシンBを脂肪乳剤化すること
により、通常投与量において肝臓への集積性を有する
が、腎臓には実質的に集積性を有しない安全性により優
れたアムホテリシンB含有製剤を調製できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アムホテリシンB
含有製剤に関し、より詳しくは肝臓への選択的な集積性
を高めたアムホテリシンB含有製剤に関する。
【0002】
【従来の技術】植物油、リン脂質及び水からなる脂肪乳
剤は、水不溶性/水難溶性薬物を可溶化し、非経口的投
与を可能ならしめるばかりでなく、薬物運搬体(ドラッ
グキャリアー)としても用いられてきた。このドラッグ
キャリアーの特徴は、血管内皮部位、細網内皮系、特に
貧食細胞(マクロファージ等)に特異的親和性を有し、
これに取り込まれることにより、薬物の効果を発現せし
める点にある。すなわち、炎症部位、癌部位等の貧食細
胞が多く存在する部位に薬物が取り込まれて集積するこ
とによる効果発現及び滞留による効果の持続が立証され
ている。
【0003】アムホテリシンBはポリエン構造を有する
抗真菌抗生物質であり、真菌症治療剤として、消化器に
おけるカンジダ異常増殖、アスペルギルスなどの真菌性
の深在性感染症などの適応症に対して臨床上有用であ
る。
【0004】その一方で、アムホテリシンBは腎毒性な
どの重篤な副作用を有することが知られており、臨床投
与量が著しく制限されている。
【0005】肝臓に真菌が感染すると、真菌性肝腫瘍、
カンジダ性多発性肝腫瘍、多発性真菌性肝脾腫瘍、多発
性肝腫瘍、多発性真菌性肝腫瘍などになることから、腎
毒性が軽減された肝臓真菌感染の予防あるいは治療剤の
開発が期待されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は肝臓の
真菌性感染症の予防あるいは治療に有用な、肝臓への選
択的な集積性を高めたアムホテリシンB含有製剤を提供
することにあり、ひいてはアムホテリシンBの腎毒性を
軽減した安全性に優れたアムホテリシンB含有製剤を提
供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成するために鋭意研究を重ねた結果、アムホテリシ
ンBを脂肪乳剤化することにより、通常投与量において
肝臓への集積性を有するが、腎臓には実質的に集積性を
有しない安全性により優れたアムホテリシンB含有製剤
を調製できることを見い出して、本発明を完成した。
【0008】本発明のアムホテリシンBの「通常投与
量」とは、従来の知見からみてアムホテリシンBの薬理
効果の十分な発現が期待でき、しかも毒性などの副作用
が実質的に起きないような用量であることを意味する。
具体的には、患者一人当たり1日量として1〜100m
g程度が例示される。
【0009】肝臓に集積性を有するとは、アムホテリシ
ンBの体内分布が肝臓で高く、集積性を有しない臓器と
比較すると、アムホテリシンB投与後24時間以内で
は、好適には10倍以上の濃度であることを意味する。
【0010】本発明の実施の形態として、具体的には脂
肪乳剤を挙げることができる。このような脂肪乳剤は、
アムホテリシンB、油成分、乳化剤および適量の水を含
有する。
【0011】本発明に用いられる油成分としては、一般
には植物油、魚油あるいは化学的に合成されたトリグリ
セリド等が挙げられる。植物油としては大豆油、オリー
ブ油、サフラワー油、コーン油、ゴマ油、綿実油、落花
生油、ヒマシ油、エゴマ油、シソ油等が例示され、好ま
しくは大豆油が用いられる。大豆油としては精製大豆油
が好ましいが、より好ましくは精製大豆油を例えば、水
蒸気蒸留法によりさらに精製して得た高純度の精製大豆
油(純度はトリグリセリドとして99%以上が例示され
る)である。化学的に合成されるトリグリセリドとして
は、中鎖脂肪酸トリグリセリド(1CT)、ストラクチ
ャード・トリグリセリド、長鎖脂肪酸トリグリセリド
(トリパルミチン、トリミリスチンなど)、ハードファ
ット等が例示される。
【0012】油成分の添加量は、好ましくは脂肪乳剤
中、1〜50%(w/v)、より好ましくは5〜30%
(w/v)である。
【0013】本発明に用いられる乳化剤は医薬品に添加
可能なものであれば特に制限はないが、公知のリン脂
質、例えば卵黄リン脂質、大豆リン脂質、これらの水素
添加物等が挙げられ、好ましくは精製リン脂質が用いら
れる。精製リン脂質は主としてホスファチジルコリン、
ホスファチジルエタノールアミンからなり、これ以外の
リン脂質としてホスファチジルイノシトール、ホスファ
チジルセリン、スフィンゴミエリン等も含有するもので
ある。また、天然由来のリン脂質の精製品からホスファ
チジルエタノールアミンを実質的に除去したものを用い
てもよく、これは卵黄、大豆等のリン脂質を使用し、常
法によって有機溶媒分画を行った後、シリカゲル、アル
ミナ等の無機吸着剤によって精製することにより得られ
る。かくして得られたリン脂質は主としてホスファチジ
ルコリンからなる(特開昭60−149524号公
報)。さらに、ホスファチジルコリン、ホスファチジル
エタノールアミン、ホスファチジルイノシトール、ホス
ファチジルセリン、ホスファチジン酸、ホスファチジル
グリセロール、スフィンゴミエリンそのものを用いるこ
ともできる。これらのリン脂質は単品として用いてもよ
いし、2種以上を組み合わせて用いることもできる。な
お、リン脂質の構成脂肪酸は飽和型、不飽和型のいずれ
であってもよい。
【0014】上記リン脂質の添加量は、油成分100重
量部に対して1〜50重量部、好ましくは10〜30重
量部である。脂肪乳剤全体に対して言えば、好ましくは
1〜10%(w/v)、より好ましくは4〜6%(w/
v)である。
【0015】さらに乳化剤としては、上記のリン脂質の
ほかに非イオン性界面活性剤を用いることもできる。非
イオン性界面活性剤としては、ポリアルキレングリコー
ル(例えば、平均分子量1,000〜10,000、好
ましくは4,000〜6,000のポリエチレングリコ
ール)、ポリオキシアルキレン共重合体(例えば、平均
分子量1,000〜20,000、好ましくは2,00
0〜10,000のポリオキシエチレン−ポリオキシプ
ロピレン共重合体)、硬化ヒマシ油ポリオキシアルキレ
ン誘導体〔例えば、硬化ヒマシ油ポリオキシエチレン−
(20)−エーテル、同−(40)−エーテル、同−
(100)−エーテル等〕、ヒマシ油ポリオキシアルキ
レン誘導体〔例えば、ヒマシ油ポリオキシエチレン−
(20)−エーテル、同−(40)−エーテル、同−
(100)−エーテル等〕等が例示される。
【0016】上記非イオン性界面活性剤の添加量は、脂
肪乳剤中、好ましくは5%(w/v)以下、より好まし
くは1%(w/v)以下である。
【0017】上述のように当該リン脂質および非イオン
性界面活性剤は、本発明の脂肪乳剤に乳化剤として各々
単独で使用することができる。好ましくはリン脂質が使
用される。さらに両者を併用して使用することも可能で
あるが、この場合のそれらの添加量は、それぞれ上述の
範囲を超えない程度で、かつ本発明の製剤を調製するの
に適するように適宜変更できる。
【0018】また、この分野における既知の他の乳化補
助剤を添加することもできる。例えば、直鎖状または分
枝状の炭素数2〜22の第1級アミン、第2級アミン等
の脂肪族アミンまたはその薬理学的に許容される塩等が
挙げられる。具体的にはエタノールアミン、プロピルア
ミン、オクチルアミン、ステアリルアミン、オレイルア
ミン、リノレイルアミン等が好ましいものとして例示さ
れる。また、これらの薬理学的に許容される塩として
は、例えば、鉱酸塩(塩酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、
亜硫酸塩、硝酸塩、リン酸塩など)、有機酸塩(酢酸
塩、乳酸塩、コハク酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、
リンゴ酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、メタンスルホン酸
塩など)等を挙げることができる。この脂肪族アミンの
添加量は、脂肪乳剤中、好ましくは1.0%(w/v)
以下、より好ましくは0.5%(w/v)以下である。
【0019】また、例えば、炭素数6〜22、好ましく
は12〜20の脂肪酸またはその薬理学的に許容される
塩等を添加することもできる。この脂肪酸は医薬品に添
加可能なものであれば特に制限はなく、直鎖状、分枝状
のいずれでもよいが、具体的には直鎖状のステアリン
酸、オレイン酸、リノール酸、パルミチン酸、リノレン
酸、ミリスチン酸等を用いるのが好ましい。またこれら
の塩としては、薬理学上許容される塩、例えばアルカリ
金属塩(ナトリウム塩、カリウム塩等)、アルカリ土類
金属塩(カルシウム塩、マグネシウム塩等)等を挙げる
ことができる。これらの乳化補助剤の添加量は、脂肪乳
剤中、好ましくは1.0%(w/v)以下、より好まし
くは0.5%(w/v)以下である。
【0020】さらに本発明においては必要に応じて、安
定化剤、高分子物質、等張化剤等を添加することもでき
る。
【0021】安定化剤としては、コレステロール類、グ
リセリンまたはその脂肪酸モノエステル(例えば、モノ
パルミチン、モノステアリン、モノオレイン、モノリノ
レイン等)、糖類、例えば単糖類(例えばブドウ糖、果
糖等)、二糖類(例えば、麦芽糖、ショ糖等)、糖アル
コール(例えば、ソルビトール、キシリトール等)、抗
酸化剤(例えばトコフェロール類)等が例示される。コ
レステロール類等は、医薬用として使用が可能なもので
あれば特に制限はない。これらの安定化剤の添加量は、
脂肪乳剤中、好ましくは5%(w/v)以下、より好ま
しくは1%(w/v)以下である。
【0022】高分子物質としては、例えばアルブミン、
ビニル重合体(例えば、ポリビニルピロリドン、ポリビ
ニルアルコール等)、非イオン性界面活性剤、ゼラチ
ン、ヒドロキシエチル澱粉等が例示される。ここで、ア
ルブミンとしては、抗原性の問題からヒト由来のものが
好ましい。これらの高分子物質の添加量は、脂肪乳剤
中、好ましくは5%(w/v)以下、より好ましくは1
%(w/v)以下である。
【0023】等張化剤としては、例えばグリセリン、単
糖類(例えばブドウ糖、果糖等)、二糖類(例えば、マ
ルトース、ショ糖等)、糖アルコール(例えば、ソルビ
トール、キシリトール等)、電解質(例えば、塩化ナト
リウム等)等が例示され、等張化のために必要な量が最
低限添加されていればよい。また、必要に応じてpH調
整剤を添加してもよい。pH調整剤としては、水酸化ナ
トリウム、塩酸、各種有機酸(例えば、酢酸、クエン
酸、リン酸、乳酸など)、各種アミン(例えば、トリ
ス、ヒスチジンなど)、各種緩衝液(例えば、酢酸系、
リン酸系の緩衝液など)等が例示される。
【0024】本発明に用いられるアムホテリシンBは公
知の物質であり、その製法もAntibiot.Ann.,(1955-195
6), p579 、Chem.Commun., (1986), p413、J.Am.Chem.S
oc.,vol.109, p2821 (1987) 等に開示されている。
【0025】当該アムホテリシンBの脂肪乳剤中での含
有量は、乳剤の形態及び用途等によって適宜増減するこ
とができる。具体的には1〜10mg/ml程度が例示
される。
【0026】本発明に関する脂肪乳剤は公知の製法が用
いられ、例えば次の方法によって製造される。即ち、所
定量の油成分(例えば、大豆油)、リン脂質、アムホテ
リシンB及び必要に応じてその他前記の添加剤等を混
合、必要により加温して、常用のホモジナイザー(例え
ば、高圧噴射型ホモジナイザー、超音波ホモジナイザー
等)を用いて均質化処理することにより油中水型分散液
を作り、次いでこれに必要量の水を加え、再び前記ホモ
ジナイザーで均質化を行って水中油型乳剤に変換するこ
とにより製造することができる。製造上の都合によって
は、脂肪乳剤の生成後に安定化剤、等張化剤等の添加剤
を加えてもよい(特開昭56−167161号公報、同
58−222014号公報)。あるいは全成分を同時に
混合し、一度に乳化することにより脂肪乳剤を調整する
こともできる。このようにして調製された本発明の脂肪
乳剤は極めて微細で、脂肪粒子の平均粒子径は約0.0
5〜0.5μmであり、好ましくは0.1〜0.2μm
程度である。
【0027】このようにして製造された本発明のアムホ
テリシンB含有脂肪乳剤は、従来のアムホテリシンB製
剤に比べて、通常投与量において肝臓に選択的な集積性
を有するが、腎臓には実質的に集積性を有しない。従っ
て、本発明の脂肪乳剤は腎臓における毒性を軽減し、安
全性に優れた製剤であり、肝臓における真菌感染症、例
えば、真菌性肝腫瘍、カンジダ性多発性肝腫瘍、多発性
真菌性肝脾腫瘍、多発性肝腫瘍、多発性真菌性肝腫瘍な
どの予防あるいは治療に有用である。
【0028】本発明のアムホテリシンB含有製剤は、毒
性が低く、ヒト、イヌ、ウシ、ウマ、ウサギ、マウス、
ラット等の哺乳動物の治療剤として有用である。
【0029】本発明に関するアムホテリシンB含有脂肪
乳剤は、注射、持続点滴等の非経口で投与されるのが好
ましく、静脈内、動脈内、皮下、皮内、筋肉内、局所内
に投与されるが、特に静脈内投与が好ましい。用法/用
量としては1日1〜3回程度、投与量1〜100mg程
度が例示される。投与量は症状、性別、年令などにより
随時増減することができる。
【0030】
【実施例】以下、実施例及び実験例により本発明を具体
的に説明するが、本発明はこれらに何ら限定されるもの
ではない。
【0031】実施例1 油成分として精製大豆油200g、薬物としてアムホテ
リシンB2.5g、乳化剤として卵黄リン脂質50gお
よび適量の注射用蒸留水をとり、全量を1000mlと
してホモミキサーを用いて粗乳化を行った。さらに、こ
れをマントン−ガウリン型ホモジナイザーを用い、高圧
乳化した。pHを7〜8に調整した。これにより均質化
された極めて微細なアムホテリシンBを含有する脂肪乳
剤を得た。該乳剤の平均粒子径は0.1〜0.2μmで
あった。
【0032】実施例2 アムホテリシンB量を8gとする以外は、実施例1と同
様にして脂肪乳剤を得た。
【0033】実施例3 卵黄リン脂質の代わりに卵黄ホスファチジルコリンを用
いる以外は、実施例1と同様にして脂肪乳剤を得た。
【0034】実施例4 卵黄リン脂質の代わりにDPPC(ジパルミトイルホス
ファチジルコリン)を用いる以外は、実施例1と同様に
して脂肪乳剤を得た。
【0035】実施例5 精製大豆油の代わりに精製ゴマ油を用いる以外は、実施
例1と同様にして脂肪乳剤を得た。
【0036】実施例6 精製大豆油の代わりに精製オリーブ油を用いる以外は、
実施例1と同様にして脂肪乳剤を得た。
【0037】実施例7 卵黄リン脂質の使用量50gの代わりに12gを用いる
以外は、実施例1と同様にして脂肪乳剤を得た。
【0038】実施例8 グリセリンを脂肪乳剤1000ml当たり22gとなる
ように添加する以外は、実施例1と同様にして脂肪乳剤
を得た。
【0039】実験例1:安定性 1)本発明の脂肪乳剤(実施例1)の調製後に肉眼で観
察したところ、アムホテリシンBの沈殿は認められなか
った。10日間冷蔵保存後も同様であった。 2)光散乱法により本発明の脂肪乳剤(実施例1)の粒
子径を測定した。調製直後は平均で0.18μm、10
日間冷蔵保存後も同程度であった。
【0040】実験例2:毒性 本発明の脂肪乳剤(実施例1)をBALB/cマウス
(5週令、体重は平均で23g)に用量4〜25mg/
kg体重で尾静脈内に投与し、8日間生存の有無を確認
した。その結果、本発明の脂肪乳剤の投与群においては
いずれも、死に到るマウスは観察されず、生存率は10
0%であった。この間、マウスの体重は順調に増加し
た。
【0041】実験例3:肝臓への集積性 本発明の脂肪乳剤(実施例1)をBALB/cマウスに
用量1mg/kg体重で尾静脈内に投与し、経時的に各
組織への分布状態を確認した。結果を表1に示す。
【0042】
【表1】
【0043】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、本発明に
よれば、肝臓への選択的な集積性を高めたアムホテリシ
ンB含有製剤を提供することにあり、ひいてはアムホテ
リシンBの腎毒性を軽減した安全性により優れたアムホ
テリシンB含有製剤を提供することである。また、本製
剤はアムホテリシンBの新たな臨床での適用方法をも提
供しうることが期待される。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 今川 昂 大阪府枚方市招提大谷2丁目25番1号 株 式会社ミドリ十字中央研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常投与量において肝臓に集積性を有す
    るアムホテリシンB含有製剤。
  2. 【請求項2】 脂肪乳剤の形態である請求項1記載の製
    剤。
  3. 【請求項3】 粒子径が0.1〜0.2μmである請求
    項2記載の製剤。
  4. 【請求項4】 肝臓における真菌性感染症の予防あるい
    は治療に有用である請求項1〜3のいずれかに記載の製
    剤。
JP22861097A 1997-08-25 1997-08-25 アムホテリシンb含有製剤 Pending JPH1160491A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004525068A (ja) * 2000-06-22 2004-08-19 ブハラット セルムズ アンド ヴァクシンズ リミテッド アムホテリシンb構造化エマルション
CN113116916A (zh) * 2021-05-25 2021-07-16 河北医科大学第二医院 一种治疗妇科疾病的药物组合物及其制备方法

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