JPH116090A - 4,6−ジアミノレゾルシン及びその塩の製造方法 - Google Patents
4,6−ジアミノレゾルシン及びその塩の製造方法Info
- Publication number
- JPH116090A JPH116090A JP9160809A JP16080997A JPH116090A JP H116090 A JPH116090 A JP H116090A JP 9160809 A JP9160809 A JP 9160809A JP 16080997 A JP16080997 A JP 16080997A JP H116090 A JPH116090 A JP H116090A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acid
- salt
- diaminoresorcin
- producing
- solvent
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electrolytic Production Of Non-Metals, Compounds, Apparatuses Therefor (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 4,6−ビス置換フェニルアゾレゾルシ
ノールを電解還元法により、ポリベンゾビスオキサゾー
ルの原料モノマーとなる4,6−ジアミノレゾルシン及
びその塩の製造方法を提供することにある。 【解決手段】 一般式〔1〕 【化1】 (R1、R2はそれぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜1
0のアルキル基、炭素数1〜10のアルコキシ基、ハロ
ゲン原子、スルホン酸基、シアノ基、カルボキシル基、
炭素数2〜11のカルボアルコキシ基を表し、n及びm
は0〜5の整数である。)で表される4,6−ビス置換
フェニルアゾレゾルシンを酸性溶媒もしくはその水溶液
(例えば塩酸水溶液)又は、酸性溶媒もしくはその水溶
液と有機溶媒(ジオキサン、エタノール等)の混合溶媒
中、電解還元反応によって還元することを特徴とする
4,6−ジアミノレゾルシン及びその塩の製造方法。
ノールを電解還元法により、ポリベンゾビスオキサゾー
ルの原料モノマーとなる4,6−ジアミノレゾルシン及
びその塩の製造方法を提供することにある。 【解決手段】 一般式〔1〕 【化1】 (R1、R2はそれぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜1
0のアルキル基、炭素数1〜10のアルコキシ基、ハロ
ゲン原子、スルホン酸基、シアノ基、カルボキシル基、
炭素数2〜11のカルボアルコキシ基を表し、n及びm
は0〜5の整数である。)で表される4,6−ビス置換
フェニルアゾレゾルシンを酸性溶媒もしくはその水溶液
(例えば塩酸水溶液)又は、酸性溶媒もしくはその水溶
液と有機溶媒(ジオキサン、エタノール等)の混合溶媒
中、電解還元反応によって還元することを特徴とする
4,6−ジアミノレゾルシン及びその塩の製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、4,6−ジアミノ
レゾルシン及びその塩の製造方法に関する。更に詳しく
は、次式で表される様に、4,6−ビス置換フェニルア
ゾレゾルシノール(以下、BPAR誘導体と略記す
る。)を、種々の溶媒中、電解還元反応によって、4,
6−ジアミノレゾルシン(以下、DARと略記する。)
及びその塩を製造する方法に関する。
レゾルシン及びその塩の製造方法に関する。更に詳しく
は、次式で表される様に、4,6−ビス置換フェニルア
ゾレゾルシノール(以下、BPAR誘導体と略記す
る。)を、種々の溶媒中、電解還元反応によって、4,
6−ジアミノレゾルシン(以下、DARと略記する。)
及びその塩を製造する方法に関する。
【0002】
【化2】
【0003】(R1、R2はそれぞれ独立に、水素原子、
炭素数1〜10のアルキル基、炭素数1〜10のアルコ
キシ基、ハロゲン原子、スルホン酸基、シアノ基、カル
ボキシル基、炭素数2〜11のカルボアルコキシ基を表
し、n及びmは0〜5の整数である。) 4,6−ジアミノレゾルシン(DAR)は、テレフター
ル酸と重縮合させることにより、種々の優れた特徴を持
つポリベンゾビスオキサゾール(PBO)となるところ
から、そのモノマーとして重要である。
炭素数1〜10のアルキル基、炭素数1〜10のアルコ
キシ基、ハロゲン原子、スルホン酸基、シアノ基、カル
ボキシル基、炭素数2〜11のカルボアルコキシ基を表
し、n及びmは0〜5の整数である。) 4,6−ジアミノレゾルシン(DAR)は、テレフター
ル酸と重縮合させることにより、種々の優れた特徴を持
つポリベンゾビスオキサゾール(PBO)となるところ
から、そのモノマーとして重要である。
【0004】PBOは、強度、弾性率、耐熱性、耐薬品
性等の諸点に於いて、従来のスパー繊維より優れて居
り、超スーパー繊維として開発が待望されている(特表
昭61−501452号公報)。
性等の諸点に於いて、従来のスパー繊維より優れて居
り、超スーパー繊維として開発が待望されている(特表
昭61−501452号公報)。
【0005】
【従来の技術】従来、置換アゾフェニル誘導体の電解還
元反応の例として、H.Lund,Acta Chem.Scand.,13,249-2
67(1959)、H.A.Laitinen,T.J.Kneip,J.Am.Chem.Soc.78,
736(1956)、R.Hazard.A.Tallec,Bull.Soc.Chim.Fr.,291
7(1971)、L.Halleck,D.Jannakoudakis,A.Wildenau,Elec
trochim.Acta.,12,1523(1967)等に見られるが、水性の
電解溶液への溶解性が極めて低いBPAR誘導体から、
極めて不安定なジアミノベンゼン誘導体を電解法で得た
例は今までに全くない。
元反応の例として、H.Lund,Acta Chem.Scand.,13,249-2
67(1959)、H.A.Laitinen,T.J.Kneip,J.Am.Chem.Soc.78,
736(1956)、R.Hazard.A.Tallec,Bull.Soc.Chim.Fr.,291
7(1971)、L.Halleck,D.Jannakoudakis,A.Wildenau,Elec
trochim.Acta.,12,1523(1967)等に見られるが、水性の
電解溶液への溶解性が極めて低いBPAR誘導体から、
極めて不安定なジアミノベンゼン誘導体を電解法で得た
例は今までに全くない。
【0006】また、米国特許5,453,542号に於
いてはBPAR誘導体を接触還元法にてDARをえてい
る。しかし、この方法は、高価な貴金属触媒を使用しな
ければならず、経済的な方法が求められている。
いてはBPAR誘導体を接触還元法にてDARをえてい
る。しかし、この方法は、高価な貴金属触媒を使用しな
ければならず、経済的な方法が求められている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、電解法
による、BPAR誘導体からのDARの実用的な製造方
法を探索したところ、BPAR誘導体を酸性溶媒もしく
はその水溶液中、又は酸性溶媒もしくはその水溶液と有
機溶媒との混合溶媒中、電解還元反応によって還元する
ことにより、DARを高収率で得られることを見いだし
た。
による、BPAR誘導体からのDARの実用的な製造方
法を探索したところ、BPAR誘導体を酸性溶媒もしく
はその水溶液中、又は酸性溶媒もしくはその水溶液と有
機溶媒との混合溶媒中、電解還元反応によって還元する
ことにより、DARを高収率で得られることを見いだし
た。
【0008】本発明の目的は、電解還元法により、BP
AR誘導体からDARの収率の高い工業経済性のある製
造方法を提供することにある。
AR誘導体からDARの収率の高い工業経済性のある製
造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明は、一般式
〔1〕
〔1〕
【0010】
【化3】
【0011】(R1、R2はそれぞれ独立に、水素原子、
炭素数1〜10のアルキル基、炭素数1〜10のアルコ
キシ基、ハロゲン原子、スルホン酸基、シアノ基、カル
ボキシル基、炭素数2〜11のカルボアルコキシ基を表
し、n及びmは0〜5の整数である。)で表される4,
6−ビス置換フェニルアゾレゾルシンを酸性溶媒もしく
はその水溶液、又は酸性溶媒もしくはその水溶液と有機
溶媒の混合溶媒中、電解還元反応によって還元すること
を特徴とする4,6−ジアミノレゾルシン及びその塩の
製造方法に関する。
炭素数1〜10のアルキル基、炭素数1〜10のアルコ
キシ基、ハロゲン原子、スルホン酸基、シアノ基、カル
ボキシル基、炭素数2〜11のカルボアルコキシ基を表
し、n及びmは0〜5の整数である。)で表される4,
6−ビス置換フェニルアゾレゾルシンを酸性溶媒もしく
はその水溶液、又は酸性溶媒もしくはその水溶液と有機
溶媒の混合溶媒中、電解還元反応によって還元すること
を特徴とする4,6−ジアミノレゾルシン及びその塩の
製造方法に関する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に就いて更に詳しく
説明する。本発明の原料である4,6−ビス置換フェニ
ルアゾレゾルシンは、レゾルシンとアニリン誘導体から
得られるジアゾニウム塩を反応させることにより高収率
で得られる(特願平7−309803号、7−3464
83号)。これらの反応粗生成物をそのまま本発明の原
料とすることができる。
説明する。本発明の原料である4,6−ビス置換フェニ
ルアゾレゾルシンは、レゾルシンとアニリン誘導体から
得られるジアゾニウム塩を反応させることにより高収率
で得られる(特願平7−309803号、7−3464
83号)。これらの反応粗生成物をそのまま本発明の原
料とすることができる。
【0013】本願発明で用いるアニリン誘導体として
は、アニリン、トルイジン、アニシジン、ジメチルアニ
リン、エチルアニリン、トリメチルアニリン、プロピル
アニリン、ブチルアニリン、フルオロアニリン、クロル
アニリン、ブロモアニリン、アニリン安息香酸及びその
エステル類、シアノアニリン、トリフロロメチルアニリ
ン等が挙げられ、特に好ましいものは、アニリン及びト
ルイジンである。
は、アニリン、トルイジン、アニシジン、ジメチルアニ
リン、エチルアニリン、トリメチルアニリン、プロピル
アニリン、ブチルアニリン、フルオロアニリン、クロル
アニリン、ブロモアニリン、アニリン安息香酸及びその
エステル類、シアノアニリン、トリフロロメチルアニリ
ン等が挙げられ、特に好ましいものは、アニリン及びト
ルイジンである。
【0014】本願発明の電解法に溶媒として使用できる
酸性溶媒及びその水溶液の例としては、硫酸又は硫酸水
溶液、ハロゲン化水素酸水溶液、リン酸水溶液、テトラ
フルオロホウ酸水溶液および過塩素酸水溶液等の無機酸
とその水溶液、ギ酸、酢酸、プロピオン酸等の低級脂肪
酸とその水溶液、メタンスルホン酸水溶液及びトルエン
スルホン酸水溶液等の有機酸とその水溶液がある。好ま
しい酸性溶媒の例は、硫酸水溶液、塩酸水溶液及びリン
酸水溶液である。これらの酸性溶媒は、単独で使用する
こともできるが、通常は、原料BPAR誘導体の溶解性
を上げるため、有機溶媒との混合液で使用するのが好ま
しい。
酸性溶媒及びその水溶液の例としては、硫酸又は硫酸水
溶液、ハロゲン化水素酸水溶液、リン酸水溶液、テトラ
フルオロホウ酸水溶液および過塩素酸水溶液等の無機酸
とその水溶液、ギ酸、酢酸、プロピオン酸等の低級脂肪
酸とその水溶液、メタンスルホン酸水溶液及びトルエン
スルホン酸水溶液等の有機酸とその水溶液がある。好ま
しい酸性溶媒の例は、硫酸水溶液、塩酸水溶液及びリン
酸水溶液である。これらの酸性溶媒は、単独で使用する
こともできるが、通常は、原料BPAR誘導体の溶解性
を上げるため、有機溶媒との混合液で使用するのが好ま
しい。
【0015】その有機溶媒の例としては、メタノール、
エタノール、プロパノール等の水溶性低級アルコール
類、ベンゼン、トルエン、キシレン及び第3級ブチルベ
ンゼン等の芳香族炭化水素類、ジオキサン、1,2−ジ
メトキシエタン及びテトラヒドロフラン等のエーテル類
等が挙げられる。これらの中で、特に好ましいものは、
トルエン及びジオキサンである。
エタノール、プロパノール等の水溶性低級アルコール
類、ベンゼン、トルエン、キシレン及び第3級ブチルベ
ンゼン等の芳香族炭化水素類、ジオキサン、1,2−ジ
メトキシエタン及びテトラヒドロフラン等のエーテル類
等が挙げられる。これらの中で、特に好ましいものは、
トルエン及びジオキサンである。
【0016】上述の無機酸もしくは有機酸又はそれらの
水溶液を第1の溶媒、そして有機溶媒を第2の溶媒とし
た場合、第1の溶媒と第2の溶媒の混合比は、任意に選
択することができ、好ましくは、第1溶媒:第2の溶媒
=(1:20〜20:1)(重量比)である。原料BP
AR誘導体に対する溶媒の使用量は、5〜1000重量
倍が好ましく、特には、10〜100重量倍が更には好
ましい。
水溶液を第1の溶媒、そして有機溶媒を第2の溶媒とし
た場合、第1の溶媒と第2の溶媒の混合比は、任意に選
択することができ、好ましくは、第1溶媒:第2の溶媒
=(1:20〜20:1)(重量比)である。原料BP
AR誘導体に対する溶媒の使用量は、5〜1000重量
倍が好ましく、特には、10〜100重量倍が更には好
ましい。
【0017】また、基質濃度が高くなった場合は、スラ
リーのままで反応を行うことができる。その際、反応を
円滑に進行させるためにテトラエチルアンモニウムブロ
マイドやテトラブチルアンモニウムブロマイド等の相関
移動触媒や、ジ(2−エチルヘキシル)スルホコハク酸
ナトリウム(別名:スルホコハク酸ジオクチルナトリウ
ム)に代表される各種のスルホコハク酸塩、ポリオキシ
エチレンノニルフェニルエーテル(東邦化学社製 商品
名 ノナノール210)に代表されるポリオキシエチレ
ンアルキルアリルエーテル等の界面活性剤を添加するこ
ともできる。
リーのままで反応を行うことができる。その際、反応を
円滑に進行させるためにテトラエチルアンモニウムブロ
マイドやテトラブチルアンモニウムブロマイド等の相関
移動触媒や、ジ(2−エチルヘキシル)スルホコハク酸
ナトリウム(別名:スルホコハク酸ジオクチルナトリウ
ム)に代表される各種のスルホコハク酸塩、ポリオキシ
エチレンノニルフェニルエーテル(東邦化学社製 商品
名 ノナノール210)に代表されるポリオキシエチレ
ンアルキルアリルエーテル等の界面活性剤を添加するこ
ともできる。
【0018】相関移動触媒或いは界面活性剤の添加量は
反応基質に対し0.5〜20重量%である。本発明の製
造法の電解反応には、電解反応に通常使用されている電
極を使用することができる。本発明の電解反応により腐
食することのない寿命の長い材質の電極が望ましい。こ
の電極の、限定を意図しない例を挙げると、陽極として
はパラジウム、白金、金属酸化物(酸化ルテニウム及び
酸化インジウム)をチタン板にコーティングしたDS
E、炭素又は鉛又はステンレス、銅、ニッケルなどの金
属及び炭素を挙げることができる。
反応基質に対し0.5〜20重量%である。本発明の製
造法の電解反応には、電解反応に通常使用されている電
極を使用することができる。本発明の電解反応により腐
食することのない寿命の長い材質の電極が望ましい。こ
の電極の、限定を意図しない例を挙げると、陽極として
はパラジウム、白金、金属酸化物(酸化ルテニウム及び
酸化インジウム)をチタン板にコーティングしたDS
E、炭素又は鉛又はステンレス、銅、ニッケルなどの金
属及び炭素を挙げることができる。
【0019】好ましくは、陽極及び陰極共にDSE、
鉛、白金及び/又は炭素を挙げることができる。極間電
圧は、0.1〜30V、好ましくは3〜15Vである。
電流密度は、0.5〜10A/dm3、好ましくは1.
0〜5.00A/dm3である反応温度は、上述の溶媒
が操業に悪影響を与える程には早く蒸発せず、還元反応
が早く進行して副反応が進行せず、生成したDAR又は
その酸塩が分解しないで安定に溶液中に存在し得る範囲
の温度が望ましい。例えば、0〜110℃の範囲内であ
る。溶媒として硫酸水又は塩酸水を使用する場合は、1
0〜90℃の範囲である。
鉛、白金及び/又は炭素を挙げることができる。極間電
圧は、0.1〜30V、好ましくは3〜15Vである。
電流密度は、0.5〜10A/dm3、好ましくは1.
0〜5.00A/dm3である反応温度は、上述の溶媒
が操業に悪影響を与える程には早く蒸発せず、還元反応
が早く進行して副反応が進行せず、生成したDAR又は
その酸塩が分解しないで安定に溶液中に存在し得る範囲
の温度が望ましい。例えば、0〜110℃の範囲内であ
る。溶媒として硫酸水又は塩酸水を使用する場合は、1
0〜90℃の範囲である。
【0020】通電量は、理論量の8ファラデーの0〜5
0%過剰とするようにし、例えば、9〜12F/mol
とする。反応槽は、バッチ型電解槽又は流動型電解槽の
いずれでも可能である。電解還元反応終了後は、反応液
を電解槽から取り出して、濃縮した後、冷却又は放冷し
てDARの酸塩の結晶を析出させ、濾過する。この結晶
を水に溶解し、不溶分を例えばろ過により除き、ろ液に
濃塩酸を加え冷却することにより、再結晶する。そし
て、該結晶をろ取、乾燥することにより目的とするDA
R塩酸塩の精製品が得られる。
0%過剰とするようにし、例えば、9〜12F/mol
とする。反応槽は、バッチ型電解槽又は流動型電解槽の
いずれでも可能である。電解還元反応終了後は、反応液
を電解槽から取り出して、濃縮した後、冷却又は放冷し
てDARの酸塩の結晶を析出させ、濾過する。この結晶
を水に溶解し、不溶分を例えばろ過により除き、ろ液に
濃塩酸を加え冷却することにより、再結晶する。そし
て、該結晶をろ取、乾燥することにより目的とするDA
R塩酸塩の精製品が得られる。
【0021】
【実施例】次に、実施例によって、本願発明を更に具体
的に説明するが、これによって本願発明が何等限定され
るものではない。 実施例1 市販のセラミック製の隔膜、温度計を備え付けた100
mlのビーカー型セルにジオキサン、エタノール、1N
塩酸(重量比 2:1:1)の混合溶媒を陽極側に20
ml、陰極側に60ml加え、陰極に4,6ビスフェニ
ルアゾレゾルシン5mmolを加える。陽極に白金電
極、陰極に鉛電極を用いて定電流条件下(0.2A、
5.7mA/cm2)、撹拌しながら水冷下、常温にて
8F/molの通電を行った。通電後、陰極液に1N塩
酸60mlに二塩化スズ二水和物3gを溶解した液を加
えて、減圧下溶媒を除去し、粗収量6.5gを得た。
的に説明するが、これによって本願発明が何等限定され
るものではない。 実施例1 市販のセラミック製の隔膜、温度計を備え付けた100
mlのビーカー型セルにジオキサン、エタノール、1N
塩酸(重量比 2:1:1)の混合溶媒を陽極側に20
ml、陰極側に60ml加え、陰極に4,6ビスフェニ
ルアゾレゾルシン5mmolを加える。陽極に白金電
極、陰極に鉛電極を用いて定電流条件下(0.2A、
5.7mA/cm2)、撹拌しながら水冷下、常温にて
8F/molの通電を行った。通電後、陰極液に1N塩
酸60mlに二塩化スズ二水和物3gを溶解した液を加
えて、減圧下溶媒を除去し、粗収量6.5gを得た。
【0022】液体クロマトグラフィーで分析の結果、D
AR・2HClが収率62%で生成していることがわか
った。
AR・2HClが収率62%で生成していることがわか
った。
【0023】実施例2 実施例1と同様な条件下、通電量を12F/molとし
て反応を行った。実施例1と同様な反応処理により粗生
成物6.2gを得た。液体クロマトグラフィーで分析の
結果、DAR・2HClが収率68%で生成しているこ
とがわかった。
て反応を行った。実施例1と同様な反応処理により粗生
成物6.2gを得た。液体クロマトグラフィーで分析の
結果、DAR・2HClが収率68%で生成しているこ
とがわかった。
【0024】実施例3 実施例1と同様な条件下、通電量を16F/molとし
て反応を行った。実施例1と同様な反応処理により粗生
成物6.0gを得た。液体クロマトグラフィーで分析の
結果、DAR・2HClが収率74%で生成しているこ
とがわかった。
て反応を行った。実施例1と同様な反応処理により粗生
成物6.0gを得た。液体クロマトグラフィーで分析の
結果、DAR・2HClが収率74%で生成しているこ
とがわかった。
【0025】実施例4 実施例1と同様な条件下、電流密度を2.9mA/cm
2とし、通電量を8F/molとして反応を行った。実
施例1と同様な反応処理により粗生成物6.3gを得
た。液体クロマトグラフィーで分析の結果、DAR・2
HClが収率54%で生成していることがわかった。
2とし、通電量を8F/molとして反応を行った。実
施例1と同様な反応処理により粗生成物6.3gを得
た。液体クロマトグラフィーで分析の結果、DAR・2
HClが収率54%で生成していることがわかった。
【0026】実施例5 実施例1と同様な条件下、電流密度を8.6mA/cm
2とし、通電量を8F/molとして反応を行った。実
施例1と同様な反応処理により粗生成物7.0gを得
た。液体クロマトグラフィーで分析の結果、DAR・2
HClが収率73%で生成していることがわかった。
2とし、通電量を8F/molとして反応を行った。実
施例1と同様な反応処理により粗生成物7.0gを得
た。液体クロマトグラフィーで分析の結果、DAR・2
HClが収率73%で生成していることがわかった。
【0027】実施例6 実施例1と同様な条件下、電流密度を11.4mA/c
m2とし、通電量を8F/molとして反応を行った。
実施例1と同様な反応処理により粗生成物5.7gを得
た。液体クロマトグラフィーで分析の結果、DAR・2
HClが収率81%で生成していることがわかった。
m2とし、通電量を8F/molとして反応を行った。
実施例1と同様な反応処理により粗生成物5.7gを得
た。液体クロマトグラフィーで分析の結果、DAR・2
HClが収率81%で生成していることがわかった。
【0028】実施例7 実施例1と同様な条件下、4,6ビスフェニルアゾレゾ
ルシン10mmol加えて、通電量を8F/molとし
て反応を行った。実施例1と同様な反応処理により粗生
成物7.7gを得た。液体クロマトグラフィーで分析の
結果、DAR・2HClが収率66%で生成しているこ
とがわかった。
ルシン10mmol加えて、通電量を8F/molとし
て反応を行った。実施例1と同様な反応処理により粗生
成物7.7gを得た。液体クロマトグラフィーで分析の
結果、DAR・2HClが収率66%で生成しているこ
とがわかった。
【0029】実施例8 実施例1と同様な条件下、電流密度を8.6mA/cm
2とし、通電量を9F/molとして反応を行った。実
施例1と同様な反応処理により粗生成物6.3gを得
た。液体クロマトグラフィーで分析の結果、DAR・2
HClが収率79%で生成していることがわかった。
2とし、通電量を9F/molとして反応を行った。実
施例1と同様な反応処理により粗生成物6.3gを得
た。液体クロマトグラフィーで分析の結果、DAR・2
HClが収率79%で生成していることがわかった。
【0030】実施例9 実施例1と同様な条件下、電流密度を8.6mA/cm
2とし、通電量を10F/molとして反応を行った。
実施例1と同様な反応処理により粗生成物7.5gを得
た。液体クロマトグラフィーで分析の結果、DAR・2
HClが収率83%で生成していることがわかった。 実施例10 実施例1と同様な条件下、電流密度を8.6mA/cm
2とし、氷励下、通電量を10F/molとして反応を
行った。実施例1と同様な反応処理により粗生成物5.
7gを得た。
2とし、通電量を10F/molとして反応を行った。
実施例1と同様な反応処理により粗生成物7.5gを得
た。液体クロマトグラフィーで分析の結果、DAR・2
HClが収率83%で生成していることがわかった。 実施例10 実施例1と同様な条件下、電流密度を8.6mA/cm
2とし、氷励下、通電量を10F/molとして反応を
行った。実施例1と同様な反応処理により粗生成物5.
7gを得た。
【0031】液体クロマトグラフィーで分析の結果、D
AR・2HClが収率78%で生成していることがわか
った。
AR・2HClが収率78%で生成していることがわか
った。
【0032】
【発明の効果】式〔1〕の化合物を酸性溶媒もしくはそ
の水溶液、又は酸性溶媒もしくはその水溶液と有機溶媒
の混合溶媒中、電解還元することにより、4,6−ジア
ミノレゾルシンを、高価な還元触媒を用いず、高収率で
得ることができるようになった。
の水溶液、又は酸性溶媒もしくはその水溶液と有機溶媒
の混合溶媒中、電解還元することにより、4,6−ジア
ミノレゾルシンを、高価な還元触媒を用いず、高収率で
得ることができるようになった。
Claims (8)
- 【請求項1】 一般式〔1〕 【化1】 (R1、R2はそれぞれ独立に、水素原子、炭素数1〜1
0のアルキル基、炭素数1〜10のアルコキシ基、ハロ
ゲン原子、スルホン酸基、シアノ基、カルボキシル基、
炭素数2〜11のカルボアルコキシ基を表し、n及びm
は0〜5の整数である。)で表される4,6−ビス置換
フェニルアゾレゾルシンを酸性溶媒もしくはその水溶
液、又は、酸性溶媒もしくはその水溶液と有機溶媒の混
合溶媒中、電解還元反応によって還元することを特徴と
する4,6−ジアミノレゾルシン及びその塩の製造方
法。 - 【請求項2】 酸性溶媒が無機酸又は有機酸である請求
項1記載の4,6−ジアミノレゾルシン及びその塩の製
造方法。 - 【請求項3】 無機酸が塩酸、硫酸もしくはリン酸であ
る請求項2記載の4,6−ジアミノレゾルシン及びその
塩の製造方法。 - 【請求項4】 有機酸がギ酸、酢酸、プロピオン酸、メ
タスルホン酸もしくはエタンスルホン酸である請求項2
記載の4,6−ジアミノレゾルシン及びその塩の製造方
法。 - 【請求項5】 有機溶媒が芳香族炭化水素、エーテル、
脂肪族アルコールである請求項1記載の4,6−ジアミ
ノレゾルシン及びその塩の製造方法。 - 【請求項6】 芳香族炭化水素がトルエン、キシレンで
ある請求項5記載の4,6−ジアミノレゾルシン及びそ
の塩の製造方法。 - 【請求項7】 エーテルがジオキサン、1,2−ジメト
キシエタンである請求項5記載の4,6−ジアミノレゾ
ルシン及びその塩の製造方法。 - 【請求項8】 脂肪族アルコールがメタノール、エタノ
ールである請求項5記載の4,6−ジアミノレゾルシン
及びその塩の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9160809A JPH116090A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 4,6−ジアミノレゾルシン及びその塩の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9160809A JPH116090A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 4,6−ジアミノレゾルシン及びその塩の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH116090A true JPH116090A (ja) | 1999-01-12 |
Family
ID=15722905
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9160809A Pending JPH116090A (ja) | 1997-06-18 | 1997-06-18 | 4,6−ジアミノレゾルシン及びその塩の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH116090A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113322535A (zh) * | 2020-02-28 | 2021-08-31 | 吉林师范大学 | 聚(对苯二甲酸-2-(己-5-烯基)-琥珀酸基-1,4-苯并二噁唑)纤维制备方法 |
-
1997
- 1997-06-18 JP JP9160809A patent/JPH116090A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113322535A (zh) * | 2020-02-28 | 2021-08-31 | 吉林师范大学 | 聚(对苯二甲酸-2-(己-5-烯基)-琥珀酸基-1,4-苯并二噁唑)纤维制备方法 |
| CN113322535B (zh) * | 2020-02-28 | 2022-12-06 | 吉林师范大学 | 聚(对苯二甲酸-2-(己-5-烯基)-琥珀酸基-1,4-苯并二噁唑)纤维制备方法 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1321973C (en) | Method for producing high purity quaternary ammonium hydroxides | |
| JP2012528825A (ja) | 非対称性ビアリールアルコールを製造する方法 | |
| TWI406849B (zh) | 鹵化4-胺基吡啶甲酸之經改良的電化學還原反應 | |
| CN1207270C (zh) | 制备5-氨基水杨酸的方法 | |
| CN115584518B (zh) | 一种制备n-烷基酰胺的电化学方法 | |
| CA2254788C (en) | Process for preparing phthalides | |
| HU199106B (en) | Process for production of p-amin-phenols by means of electrolitical reduction | |
| CN112899711A (zh) | 一种提高一步法制备六硝基芪得率的方法 | |
| JPH0730475B2 (ja) | 1―アミノアントラキノン類の製造方法 | |
| JPS6342713B2 (ja) | ||
| JP3663520B2 (ja) | 4,6−ジアミノレゾルシン及びその塩の製造法 | |
| JP2965679B2 (ja) | N,N,N’,N’―テトラキス(p―ジアルキルアミノフェニル)―p―ベンゾキノンビス(イモニウム過塩素酸塩)の製造方法 | |
| US3684668A (en) | Manufacture of cyclohexadiene-dioic acids | |
| JPH03107490A (ja) | アミノベンジルアルコールの製造方法 | |
| US3836440A (en) | Process for the manufacture of phenylhydrazine | |
| CN112251770B (zh) | 一种抗高血压药替米沙坦中间体电化学制备新方法 | |
| JP2622115B2 (ja) | ベンジルアルコール類の製造方法 | |
| CN116623196A (zh) | 一种电驱动的亚胺的还原烷基化产物的合成方法 | |
| JPH03104892A (ja) | 有機イソシアネート類の製造法 | |
| JPH062184A (ja) | ウルソデオキシコール酸の製造方法 | |
| JPS6347791B2 (ja) | ||
| JPS6256236B2 (ja) | ||
| JPH0676671B2 (ja) | m−ヒドロキシベンジルアルコ−ル製造法 | |
| JPH02194188A (ja) | トリフエニルメタン染料の電解製造法 | |
| JP2000256336A (ja) | 芳香族アミン誘導体塩酸塩水和物及びその製造方法 |