JPH1161644A - 疎水性合成繊維に親水性を付与する方法 - Google Patents
疎水性合成繊維に親水性を付与する方法Info
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- JPH1161644A JPH1161644A JP9227475A JP22747597A JPH1161644A JP H1161644 A JPH1161644 A JP H1161644A JP 9227475 A JP9227475 A JP 9227475A JP 22747597 A JP22747597 A JP 22747597A JP H1161644 A JPH1161644 A JP H1161644A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】疎水性合成繊維に優れた耐久性を有する親水性
を付与できる方法を提供する。 【解決手段】特定のポリオキシアルキレンエーテル化合
物と特定のポリエステル誘導体とを、疎水性合成繊維に
対し、双方の合計量で所定量となるように且つ双方が所
定割合となるように付着させる。
を付与できる方法を提供する。 【解決手段】特定のポリオキシアルキレンエーテル化合
物と特定のポリエステル誘導体とを、疎水性合成繊維に
対し、双方の合計量で所定量となるように且つ双方が所
定割合となるように付着させる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は疎水性合成繊維に親
水性を付与する方法に関する。ポリエステル系繊維をは
じめとする疎水性合成繊維は、優れた物理特性、化学特
性に加えて優れた経済性を有し、そのため従来より、衣
料用、寝装用、産業用等に広く使用されている。そして
近年では、その有利性を活かした用途開発が積極的に行
われており、その一つとして、衛生材料や抄紙等を初め
とする、繊維表面が優れた親水性を有することが要求さ
れる応用用途が増えてきている。なかでも、抄紙用途に
代表される湿式不織布の製造においては、製品の高品質
化や抄紙工程の高速化等との関係で、疎水性合成繊維束
を水中へ投入した場合にそれが速やかに単繊維に分散
し、且つその分散状態が安定維持されるような優れた親
水性が要求されるようになってきている。本発明は、か
かる要求に応える疎水性合成繊維に親水性を付与する方
法に関する。
水性を付与する方法に関する。ポリエステル系繊維をは
じめとする疎水性合成繊維は、優れた物理特性、化学特
性に加えて優れた経済性を有し、そのため従来より、衣
料用、寝装用、産業用等に広く使用されている。そして
近年では、その有利性を活かした用途開発が積極的に行
われており、その一つとして、衛生材料や抄紙等を初め
とする、繊維表面が優れた親水性を有することが要求さ
れる応用用途が増えてきている。なかでも、抄紙用途に
代表される湿式不織布の製造においては、製品の高品質
化や抄紙工程の高速化等との関係で、疎水性合成繊維束
を水中へ投入した場合にそれが速やかに単繊維に分散
し、且つその分散状態が安定維持されるような優れた親
水性が要求されるようになってきている。本発明は、か
かる要求に応える疎水性合成繊維に親水性を付与する方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、疎水性合成繊維に親水性を付与す
る方法として、該疎水性合成繊維に各種の親水性化合物
を付着させる次のような方法が提案されている。ポリエ
ステル繊維に対しては、1)各種の親水性基を導入した
親水性ポリエステルを付着させる例(特公昭45ー10
794、特開昭60ー134071、USP44106
87)、2)親水性ポリエステルと他の水溶性高分子と
を付着させる例(特開昭57ー112411、特開昭6
0ー146081)、3)親水性ポリエステルと反応性
化合物とを付着させる例(特開昭61ー12978、特
開昭62ー162077)、4)親水性ポリエステルと
アニオン型界面活性剤とを付着させる例(特公昭47ー
2512、特開昭51ー26400)等がある。また特
に湿式法による不織布製造用のポリエステル繊維に対し
ては、1)ポリアルキレングリコールエーテル基を有す
るポリエーテルエステルを付着させる例(特開昭58ー
208500)、2)スルホン酸基を有する親水性ポリ
エステルを付着させる例(特開平1ー298297)、
3)ポリエーテルポリオールを付着させる例(特開昭5
6ー169814)等がある。更にアクリル繊維に対し
ては、ポリアルキルアミノアクリレートを付着させる例
(特開昭60ー81052)がある。
る方法として、該疎水性合成繊維に各種の親水性化合物
を付着させる次のような方法が提案されている。ポリエ
ステル繊維に対しては、1)各種の親水性基を導入した
親水性ポリエステルを付着させる例(特公昭45ー10
794、特開昭60ー134071、USP44106
87)、2)親水性ポリエステルと他の水溶性高分子と
を付着させる例(特開昭57ー112411、特開昭6
0ー146081)、3)親水性ポリエステルと反応性
化合物とを付着させる例(特開昭61ー12978、特
開昭62ー162077)、4)親水性ポリエステルと
アニオン型界面活性剤とを付着させる例(特公昭47ー
2512、特開昭51ー26400)等がある。また特
に湿式法による不織布製造用のポリエステル繊維に対し
ては、1)ポリアルキレングリコールエーテル基を有す
るポリエーテルエステルを付着させる例(特開昭58ー
208500)、2)スルホン酸基を有する親水性ポリ
エステルを付着させる例(特開平1ー298297)、
3)ポリエーテルポリオールを付着させる例(特開昭5
6ー169814)等がある。更にアクリル繊維に対し
ては、ポリアルキルアミノアクリレートを付着させる例
(特開昭60ー81052)がある。
【0003】ところが、これらの従来法にはいずれも、
もともと親水性の付与が不十分であるか、或は当初は相
応の親水性を付与できてもその耐久性が劣るという欠点
がある。従来法では、これらを例えば湿式法による不織
布の製造に適用すると、前記したような親水性付与剤を
付着させた疎水性合成繊維の短繊維束を水中へ投入した
場合に該短繊維束が速やかに単繊維に分散しないか、或
は当初は相応に単繊維に分散してもその分散状態が安定
維持されないのである。
もともと親水性の付与が不十分であるか、或は当初は相
応の親水性を付与できてもその耐久性が劣るという欠点
がある。従来法では、これらを例えば湿式法による不織
布の製造に適用すると、前記したような親水性付与剤を
付着させた疎水性合成繊維の短繊維束を水中へ投入した
場合に該短繊維束が速やかに単繊維に分散しないか、或
は当初は相応に単繊維に分散してもその分散状態が安定
維持されないのである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明が解決しようと
する課題は、従来法では、もともと親水性の付与が不十
分であるか、或は当初は相応の親水性を付与できてもそ
の耐久性に劣る点である。
する課題は、従来法では、もともと親水性の付与が不十
分であるか、或は当初は相応の親水性を付与できてもそ
の耐久性に劣る点である。
【0005】
【課題を解決するための手段】しかして本発明者らは、
上記課題を解決するべく研究した結果、特定のポリオキ
シアルキレンエーテル化合物と特定のポリエステル誘導
体とを、疎水性合成繊維に対し双方の合計量で所定量と
なるように且つ双方が所定割合となるように付着させる
方法が正しく好適であることを見出した。
上記課題を解決するべく研究した結果、特定のポリオキ
シアルキレンエーテル化合物と特定のポリエステル誘導
体とを、疎水性合成繊維に対し双方の合計量で所定量と
なるように且つ双方が所定割合となるように付着させる
方法が正しく好適であることを見出した。
【0006】すなわち本発明は、下記の式1で示される
ポリオキシアルキレンエーテル化合物と下記のポリエス
テル誘導体とを、疎水性合成繊維に対し、該ポリオキシ
アルキレンエーテル化合物と該ポリエステル誘導体との
合計量として0.05〜3重量%の割合となるように且
つ該ポリオキシアルキレンエーテル化合物/該ポリエス
テル誘導体=10/90〜60/40(重量比)の割合
となるように付着させることを特徴とする疎水性合成繊
維に親水性を付与する方法に係る。
ポリオキシアルキレンエーテル化合物と下記のポリエス
テル誘導体とを、疎水性合成繊維に対し、該ポリオキシ
アルキレンエーテル化合物と該ポリエステル誘導体との
合計量として0.05〜3重量%の割合となるように且
つ該ポリオキシアルキレンエーテル化合物/該ポリエス
テル誘導体=10/90〜60/40(重量比)の割合
となるように付着させることを特徴とする疎水性合成繊
維に親水性を付与する方法に係る。
【0007】
【式1】R1−A−O−R2
【0008】式1において、 R1:炭素数4〜22のアルキル基、炭素数4〜22の
アルケニル基又は炭素数4〜12のアルキル基で置換さ
れた置換フェニル基 R2:炭素数1〜4のアルキル基 A:炭素数2又は3のオキシアルキレン単位の繰り返し
で構成されたポリオキシアルキレン基であって、該オキ
シアルキレン単位の繰り返し数が3〜30であり且つ該
オキシアルキレン単位としてオキシエチレン単位を50
モル%以上有するポリオキシアルキレン基 ポリエステル誘導体:下記のポリエーテルエステル及び
下記のポリエーテルエステルアミドから選ばれる一つ又
は二つ以上
アルケニル基又は炭素数4〜12のアルキル基で置換さ
れた置換フェニル基 R2:炭素数1〜4のアルキル基 A:炭素数2又は3のオキシアルキレン単位の繰り返し
で構成されたポリオキシアルキレン基であって、該オキ
シアルキレン単位の繰り返し数が3〜30であり且つ該
オキシアルキレン単位としてオキシエチレン単位を50
モル%以上有するポリオキシアルキレン基 ポリエステル誘導体:下記のポリエーテルエステル及び
下記のポリエーテルエステルアミドから選ばれる一つ又
は二つ以上
【0009】ポリエーテルエステル:芳香族ジカルボン
酸から形成される構成単位、芳香族ジカルボン酸のエス
テル形成性誘導体から形成される構成単位、脂肪族ジカ
ルボン酸から形成される構成単位及び脂肪族ジカルボン
酸のエステル形成性誘導体から形成される構成単位から
選ばれる一つ又は二つ以上の構成単位Aと、グリコール
から形成される構成単位Bと、ポリエーテルジオールか
ら形成される構成単位及びポリエーテルモノオールから
形成される構成単位から選ばれる一つ又は二つ以上の構
成単位Cとで構成された数平均分子量1000〜100
000のポリエーテルエステル
酸から形成される構成単位、芳香族ジカルボン酸のエス
テル形成性誘導体から形成される構成単位、脂肪族ジカ
ルボン酸から形成される構成単位及び脂肪族ジカルボン
酸のエステル形成性誘導体から形成される構成単位から
選ばれる一つ又は二つ以上の構成単位Aと、グリコール
から形成される構成単位Bと、ポリエーテルジオールか
ら形成される構成単位及びポリエーテルモノオールから
形成される構成単位から選ばれる一つ又は二つ以上の構
成単位Cとで構成された数平均分子量1000〜100
000のポリエーテルエステル
【0010】ポリエーテルエステルアミド:芳香族ジカ
ルボン酸から形成される構成単位、芳香族ジカルボン酸
のエステル形成性誘導体から形成される構成単位、脂肪
族ジカルボン酸から構成される構成単位及び脂肪族ジカ
ルボン酸のエステル形成性誘導体から形成される構成単
位から選ばれる一つ又は二つ以上の構成単位aと、グリ
コールから形成される構成単位bと、ポリエーテルジオ
ールから構成される構成単位及びポリエーテルモノオー
ルから形成される構成単位から選ばれる一つ又は二つ以
上の構成単位cと、アミド形成性化合物から形成される
構成単位dとで構成された数平均分子量1000〜10
0000のポリエーテルエステルアミド
ルボン酸から形成される構成単位、芳香族ジカルボン酸
のエステル形成性誘導体から形成される構成単位、脂肪
族ジカルボン酸から構成される構成単位及び脂肪族ジカ
ルボン酸のエステル形成性誘導体から形成される構成単
位から選ばれる一つ又は二つ以上の構成単位aと、グリ
コールから形成される構成単位bと、ポリエーテルジオ
ールから構成される構成単位及びポリエーテルモノオー
ルから形成される構成単位から選ばれる一つ又は二つ以
上の構成単位cと、アミド形成性化合物から形成される
構成単位dとで構成された数平均分子量1000〜10
0000のポリエーテルエステルアミド
【0011】本発明で用いる式1で示されるポリオキシ
アルキレンエーテル化合物には、1)ポリオキシアルキ
レン基の一端がアルキル基で封鎖され且つ他端が一端を
封鎖するアルキル基の炭素数以下の炭素数を有するアル
キル基で封鎖されたポリオキシアルキレンエーテル化合
物、2)ポリオキシアルキレン基の一端がアルケニル基
で封鎖され且つ他端が一端を封鎖するアルケニル基の炭
素数以下の炭素数を有するアルキル基で封鎖されたポリ
オキシアルキレンエーテル化合物、3)ポリオキシアル
キレン基の一端がアルキル基で置換された置換フェニル
基で封鎖され且つ他端が一端を封鎖する置換フェニル基
のアルキル基の炭素数以下の炭素数を有するアルキル基
で封鎖されたポリオキシアルキレンエーテル化合物が包
含される。
アルキレンエーテル化合物には、1)ポリオキシアルキ
レン基の一端がアルキル基で封鎖され且つ他端が一端を
封鎖するアルキル基の炭素数以下の炭素数を有するアル
キル基で封鎖されたポリオキシアルキレンエーテル化合
物、2)ポリオキシアルキレン基の一端がアルケニル基
で封鎖され且つ他端が一端を封鎖するアルケニル基の炭
素数以下の炭素数を有するアルキル基で封鎖されたポリ
オキシアルキレンエーテル化合物、3)ポリオキシアル
キレン基の一端がアルキル基で置換された置換フェニル
基で封鎖され且つ他端が一端を封鎖する置換フェニル基
のアルキル基の炭素数以下の炭素数を有するアルキル基
で封鎖されたポリオキシアルキレンエーテル化合物が包
含される。
【0012】式1で示されるポリオキシアルキレンエー
テル化合物において、ポリオキシアルキレン基の一端を
封鎖するR1としては、1)ブチル基、プロピル基、オ
クチル基、ラウリル基、イソトリデシル基、ステアリル
基等の炭素数4〜22のアルキル基、2)ヘキセニル
基、パルミトオレイル基、オレイル基等の炭素数4〜2
2のアルケニル基、3)ブチルフェニル基、オクチルフ
ェニル基、ノニルフェニル基等の炭素数4〜12のアル
キル基で置換された置換フェニル基等が挙げられるが、
なかでも炭素数4〜16のアルキル基が好ましい。
テル化合物において、ポリオキシアルキレン基の一端を
封鎖するR1としては、1)ブチル基、プロピル基、オ
クチル基、ラウリル基、イソトリデシル基、ステアリル
基等の炭素数4〜22のアルキル基、2)ヘキセニル
基、パルミトオレイル基、オレイル基等の炭素数4〜2
2のアルケニル基、3)ブチルフェニル基、オクチルフ
ェニル基、ノニルフェニル基等の炭素数4〜12のアル
キル基で置換された置換フェニル基等が挙げられるが、
なかでも炭素数4〜16のアルキル基が好ましい。
【0013】式1で示されるポリオキシアルキレンエー
テル化合物において、ポリオキシアルキレン基の他端を
封鎖するR2としては、メチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、ブチル基等の炭素数1〜4のアル
キル基が挙げられるが、なかでもメチル基が好ましい。
テル化合物において、ポリオキシアルキレン基の他端を
封鎖するR2としては、メチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、ブチル基等の炭素数1〜4のアル
キル基が挙げられるが、なかでもメチル基が好ましい。
【0014】式1で示されるポリオキシアルキレンエー
テル化合物において、ポリオキシアルキレン基を構成す
るオキシアルキレン単位は、オキシエチレン単位或はオ
キシエチレン単位とオキシプロピレン単位とであるが、
該オキシアルキレン単位としてオキシエチレン単位を5
0モル%以上、好ましくは70モル%以上有するもので
ある。かかるポリオキシアルキレン基には、1)オキシ
エチレン単位のみから成るもの、2)50モル%以上の
オキシエチレン単位と50モル%以下のオキシプロピレ
ン単位とがブロック状及び/又はランダム状に結合した
ものから成るものが包含される。かかるポリオキシアル
キレン基を構成するオキシアルキレン単位の繰り返し数
は3〜30とするが、4〜10とするのが好ましい。
テル化合物において、ポリオキシアルキレン基を構成す
るオキシアルキレン単位は、オキシエチレン単位或はオ
キシエチレン単位とオキシプロピレン単位とであるが、
該オキシアルキレン単位としてオキシエチレン単位を5
0モル%以上、好ましくは70モル%以上有するもので
ある。かかるポリオキシアルキレン基には、1)オキシ
エチレン単位のみから成るもの、2)50モル%以上の
オキシエチレン単位と50モル%以下のオキシプロピレ
ン単位とがブロック状及び/又はランダム状に結合した
ものから成るものが包含される。かかるポリオキシアル
キレン基を構成するオキシアルキレン単位の繰り返し数
は3〜30とするが、4〜10とするのが好ましい。
【0015】本発明は式1で示されるポリオキシアルキ
レンエーテル化合物の合成方法を特に制限するものでは
なく、これには公知の合成方法、例えば特公昭49−1
4841号公報に記載されている合成方法が適用でき
る。
レンエーテル化合物の合成方法を特に制限するものでは
なく、これには公知の合成方法、例えば特公昭49−1
4841号公報に記載されている合成方法が適用でき
る。
【0016】本発明で用いるポリエステル誘導体には、
1)特定の構成単位で構成されたポリエーテルエステ
ル、2)特定の構成単位で構成されたポリエーテルエス
テルアミドが包含される。
1)特定の構成単位で構成されたポリエーテルエステ
ル、2)特定の構成単位で構成されたポリエーテルエス
テルアミドが包含される。
【0017】上記ポリエーテルエステルは、その構成単
位として、前記した構成単位Aと、構成単位Bと、構成
単位Cとを有するものである。かかるポリエーテルエス
テルは、構成単位Aを形成することとなる化合物と構成
単位Bを形成することとなる化合物と構成単位Cを形成
することとなる化合物とを縮合重合反応させることによ
り得られる。
位として、前記した構成単位Aと、構成単位Bと、構成
単位Cとを有するものである。かかるポリエーテルエス
テルは、構成単位Aを形成することとなる化合物と構成
単位Bを形成することとなる化合物と構成単位Cを形成
することとなる化合物とを縮合重合反応させることによ
り得られる。
【0018】構成単位Aを形成することとなる化合物
は、芳香族ジカルボン酸、そのエステル形成性誘導体、
脂肪族ジカルボン酸及びそのエステル形成性誘導体から
選ばれる一つ又は二つ以上である。かかる芳香族ジカル
ボン酸或はそのエステル形成性誘導体としては、1)テ
レフタル酸、イソフタル酸、オルソフタル酸等の単環芳
香族ジカルボン酸、2)2,6−ナフタレンジカルボン
酸、2,3−ナフタレンジカルボン酸、1,4−ナフタ
レンジカルボン酸等の多環芳香族ジカルボン酸、3)5
−スルホイソフタル酸、スルホテレフタル酸、4−スル
ホナフタレン−2,6−ジカルボン酸等のスルホン酸基
を有する芳香族ジカルボン酸、4)テレフタル酸ジメチ
ル、イソフタル酸ジメチル等の上記1)のエステル形成
性誘導体、5)2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチ
ル、1,4−ナフタレンジカルボン酸ジメチル等の上記
2)のエステル形成性誘導体、6)5−スルホイソフタ
ル酸ジエチル、スルホテレフタル酸ジメチル等の上記
3)のエステル形成性誘導体等が挙げられるが、なかで
も単環芳香族ジカルボン酸、そのエステル形成性誘導体
が好ましい。
は、芳香族ジカルボン酸、そのエステル形成性誘導体、
脂肪族ジカルボン酸及びそのエステル形成性誘導体から
選ばれる一つ又は二つ以上である。かかる芳香族ジカル
ボン酸或はそのエステル形成性誘導体としては、1)テ
レフタル酸、イソフタル酸、オルソフタル酸等の単環芳
香族ジカルボン酸、2)2,6−ナフタレンジカルボン
酸、2,3−ナフタレンジカルボン酸、1,4−ナフタ
レンジカルボン酸等の多環芳香族ジカルボン酸、3)5
−スルホイソフタル酸、スルホテレフタル酸、4−スル
ホナフタレン−2,6−ジカルボン酸等のスルホン酸基
を有する芳香族ジカルボン酸、4)テレフタル酸ジメチ
ル、イソフタル酸ジメチル等の上記1)のエステル形成
性誘導体、5)2,6−ナフタレンジカルボン酸ジメチ
ル、1,4−ナフタレンジカルボン酸ジメチル等の上記
2)のエステル形成性誘導体、6)5−スルホイソフタ
ル酸ジエチル、スルホテレフタル酸ジメチル等の上記
3)のエステル形成性誘導体等が挙げられるが、なかで
も単環芳香族ジカルボン酸、そのエステル形成性誘導体
が好ましい。
【0019】また前記のような脂肪族ジカルボン酸或は
そのエステル形成性誘導体としては、1)コハク酸、ア
ジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸等の飽和脂肪族ジ
カルボン酸、2)マレイン酸、フマール酸等の不飽和脂
肪族ジカルボン酸、3)シクロヘキサンジカルボン酸等
の脂環族ジカルボン酸、4)コハク酸ジメチル、アジピ
ン酸ジエチル等の上記1)のエステル形成性誘導体、
5)マレイン酸ジエチル、フマール酸ジメチル等の上記
2)のエステル形成性誘導体、6)シクロヘキサンジカ
ルボン酸ジメチル等の上記3)のエステル形成性誘導体
が挙げられるが、なかでも飽和脂肪族ジカルボン酸、そ
のエステル形成性誘導体が好ましい。
そのエステル形成性誘導体としては、1)コハク酸、ア
ジピン酸、アゼライン酸、セバシン酸等の飽和脂肪族ジ
カルボン酸、2)マレイン酸、フマール酸等の不飽和脂
肪族ジカルボン酸、3)シクロヘキサンジカルボン酸等
の脂環族ジカルボン酸、4)コハク酸ジメチル、アジピ
ン酸ジエチル等の上記1)のエステル形成性誘導体、
5)マレイン酸ジエチル、フマール酸ジメチル等の上記
2)のエステル形成性誘導体、6)シクロヘキサンジカ
ルボン酸ジメチル等の上記3)のエステル形成性誘導体
が挙げられるが、なかでも飽和脂肪族ジカルボン酸、そ
のエステル形成性誘導体が好ましい。
【0020】構成単位Bを形成することとなる化合物は
グリコールである。かかるグリコールとしては、1)エ
チレングリコール、1,2−プロピレングリコール、
1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、
1,6−ヘキサンジオール等の脂肪族グリコール、2)
シクロヘキサンジメタノール、2,2’−ビス(4−ヒ
ドロキシシクロヘキシル)プロパン等の脂環族グリコー
ル、3)2,2’−{ビス(4−ヒドロキシエトキシフ
ェニル)}プロパン、2,2’−{ビス(4−ヒドロキ
シプロポキシフェニル)メタン}等の芳香族基を含む芳
香族グリコール、4)ジエチレングリコール、ジプロピ
レングリコール等の脂肪族エーテルグリコールが挙げら
れるが、なかでもエチレングリコール、1,2−プロピ
レングリコール、1,4−ブタンジオールが好ましい。
グリコールである。かかるグリコールとしては、1)エ
チレングリコール、1,2−プロピレングリコール、
1,4−ブタンジオール、ネオペンチルグリコール、
1,6−ヘキサンジオール等の脂肪族グリコール、2)
シクロヘキサンジメタノール、2,2’−ビス(4−ヒ
ドロキシシクロヘキシル)プロパン等の脂環族グリコー
ル、3)2,2’−{ビス(4−ヒドロキシエトキシフ
ェニル)}プロパン、2,2’−{ビス(4−ヒドロキ
シプロポキシフェニル)メタン}等の芳香族基を含む芳
香族グリコール、4)ジエチレングリコール、ジプロピ
レングリコール等の脂肪族エーテルグリコールが挙げら
れるが、なかでもエチレングリコール、1,2−プロピ
レングリコール、1,4−ブタンジオールが好ましい。
【0021】構成単位Cを形成することとなる化合物は
ポリエーテルジオール及びポリエーテルモノオールから
選ばれる一つ又は二つ以上である。かかるポリエーテル
ジオールとしては、1)ポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール
等の脂肪族ポリアルキレングリコール、2)構成単位B
を形成することとなる化合物について前記した脂肪族グ
リコール、脂環族グリコール或は芳香族グリコールにエ
チレンオキサイドやプロピレンオキサイドを付加したポ
リエーテルジオール、3)脂肪族第1級アミンにエチレ
ンオキサイドやプロピレンオキサイドを付加したポリエ
ーテルジオールが挙げられる。かかるポリエーテルジオ
ールとしては、分子量が400〜6000のものが好ま
しく、1000〜4000のものが更に好ましい。
ポリエーテルジオール及びポリエーテルモノオールから
選ばれる一つ又は二つ以上である。かかるポリエーテル
ジオールとしては、1)ポリエチレングリコール、ポリ
プロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール
等の脂肪族ポリアルキレングリコール、2)構成単位B
を形成することとなる化合物について前記した脂肪族グ
リコール、脂環族グリコール或は芳香族グリコールにエ
チレンオキサイドやプロピレンオキサイドを付加したポ
リエーテルジオール、3)脂肪族第1級アミンにエチレ
ンオキサイドやプロピレンオキサイドを付加したポリエ
ーテルジオールが挙げられる。かかるポリエーテルジオ
ールとしては、分子量が400〜6000のものが好ま
しく、1000〜4000のものが更に好ましい。
【0022】また前記のようなポリエーテルモノオール
としては、1)メチルアルコール、エチルアルコール、
ブチルアルコール等の脂肪族モノオールにエチレンオキ
サイドやプロピレンオキサイドを付加したポリエーテル
モノオール、2)フェノール、アルキル基で置換したア
ルキル置換フェノール等の芳香族モノオールにエチレン
オキサイドやプロピレンオキサイドを付加したポリエー
テルモノオール、3)シクロヘキサノール等の脂環族モ
ノオールにエチレンオキサイドやプロピレンオキサイド
を付加したポリエーテルモノオール、4)脂肪族第二級
アミンにエチレンオキサイドやプロピレンオキサイドを
付加したポリエーテルモノオールが挙げられる。かかる
ポリエーテルモノオールとしては、分子量が400〜6
000のものが好ましく、1000〜4000のものが
更に好ましい。
としては、1)メチルアルコール、エチルアルコール、
ブチルアルコール等の脂肪族モノオールにエチレンオキ
サイドやプロピレンオキサイドを付加したポリエーテル
モノオール、2)フェノール、アルキル基で置換したア
ルキル置換フェノール等の芳香族モノオールにエチレン
オキサイドやプロピレンオキサイドを付加したポリエー
テルモノオール、3)シクロヘキサノール等の脂環族モ
ノオールにエチレンオキサイドやプロピレンオキサイド
を付加したポリエーテルモノオール、4)脂肪族第二級
アミンにエチレンオキサイドやプロピレンオキサイドを
付加したポリエーテルモノオールが挙げられる。かかる
ポリエーテルモノオールとしては、分子量が400〜6
000のものが好ましく、1000〜4000のものが
更に好ましい。
【0023】本発明で用いるポリエーテルエステルは、
以上説明したような構成単位A〜Cで構成されたもので
ある。本発明はポリエーテルエステルを構成する構成単
位A〜Cの割合を特に制限するものではないが、ポリエ
ーテルエステルは、これらの全構成単位中、構成単位A
を好ましくは5〜40重量%、更に好ましくは5〜30
重量%、構成単位Bを好ましくは0.1〜10重量%、
更に好ましくは0.5〜10重量%、構成単位Cを好ま
しくは50〜94.9重量%、更に好ましくは60〜9
4.5重量%の割合で有するものとする。
以上説明したような構成単位A〜Cで構成されたもので
ある。本発明はポリエーテルエステルを構成する構成単
位A〜Cの割合を特に制限するものではないが、ポリエ
ーテルエステルは、これらの全構成単位中、構成単位A
を好ましくは5〜40重量%、更に好ましくは5〜30
重量%、構成単位Bを好ましくは0.1〜10重量%、
更に好ましくは0.5〜10重量%、構成単位Cを好ま
しくは50〜94.9重量%、更に好ましくは60〜9
4.5重量%の割合で有するものとする。
【0024】ポリエーテルエステルを構成する構成単位
Aについては、構成単位Aとして脂肪族ジカルボン酸及
び/又はそのエステル形成性誘導体から形成される構成
単位と、単環芳香族ジカルボン酸及び/又はそのエステ
ル形成性誘導体から形成される構成単位とを有し、これ
らが合計で構成単位A中に60〜90重量%を占めるも
のとするのが好ましい。
Aについては、構成単位Aとして脂肪族ジカルボン酸及
び/又はそのエステル形成性誘導体から形成される構成
単位と、単環芳香族ジカルボン酸及び/又はそのエステ
ル形成性誘導体から形成される構成単位とを有し、これ
らが合計で構成単位A中に60〜90重量%を占めるも
のとするのが好ましい。
【0025】本発明で用いるポリエーテルエステルは、
数平均分子量1000〜100000ものとするが、2
000〜15000のものとするのが好ましい。
数平均分子量1000〜100000ものとするが、2
000〜15000のものとするのが好ましい。
【0026】本発明は本発明で用いるポリエーテルエス
テルの合成方法を特に制限するものではなく、これには
公知の合成方法、例えば特公昭45−10794号公報
に記載されている合成方法が適用できる。
テルの合成方法を特に制限するものではなく、これには
公知の合成方法、例えば特公昭45−10794号公報
に記載されている合成方法が適用できる。
【0027】以上説明したポリエーテルエステルと共に
或はこれに代えて本発明で用いるポリエーテルエステル
アミドは、その構成単位として、前記した構成単位a
と、構成単位bと、構成単位cと、構成単位dとを有す
るものである。かかるポリエーテルエステルアミドは、
構成単位aを形成することとなる化合物と構成単位bを
形成することとなる化合物と構成単位cを形成すること
となる化合物と構成単位dを形成することとなる化合物
とを縮合重合反応させることにより得られる。
或はこれに代えて本発明で用いるポリエーテルエステル
アミドは、その構成単位として、前記した構成単位a
と、構成単位bと、構成単位cと、構成単位dとを有す
るものである。かかるポリエーテルエステルアミドは、
構成単位aを形成することとなる化合物と構成単位bを
形成することとなる化合物と構成単位cを形成すること
となる化合物と構成単位dを形成することとなる化合物
とを縮合重合反応させることにより得られる。
【0028】構成単位aを形成することとなる化合物は
前記した構成単位Aを形成することとなる化合物と同じ
であり、また構成単位bを形成することとなる化合物は
前記した構成単位Bを形成することとなる化合物と同じ
であって、更に構成単位Cを形成することとなる化合物
は前記した構成単位Cを形成することとなる化合物と同
じであるので、これらについての説明は省略する。
前記した構成単位Aを形成することとなる化合物と同じ
であり、また構成単位bを形成することとなる化合物は
前記した構成単位Bを形成することとなる化合物と同じ
であって、更に構成単位Cを形成することとなる化合物
は前記した構成単位Cを形成することとなる化合物と同
じであるので、これらについての説明は省略する。
【0029】構成単位dを形成することとなる化合物は
アミド形成性化合物である。かかるアミド形成性化合物
としては、1)ヘキサメチレンジアミン、ノナメチレン
ジアミン等の脂肪族ジアミン、2)4,4’−ジアミノ
ジフェニルエーテル、4,4’−ジアミノジフェニルメ
タン、4,4’−ジアミノジフェニルスルホン等の芳香
族ジアミン、3)ε−カプロラクタム等のラクタム、
4)6−アミノヘキサンカルボン酸、11−アミノウン
デカンカルボン酸等のアミノカルボン酸が挙げられる
が、なかでもヘキサメチレンジアミン、ε−カプロラク
タムが好ましい。
アミド形成性化合物である。かかるアミド形成性化合物
としては、1)ヘキサメチレンジアミン、ノナメチレン
ジアミン等の脂肪族ジアミン、2)4,4’−ジアミノ
ジフェニルエーテル、4,4’−ジアミノジフェニルメ
タン、4,4’−ジアミノジフェニルスルホン等の芳香
族ジアミン、3)ε−カプロラクタム等のラクタム、
4)6−アミノヘキサンカルボン酸、11−アミノウン
デカンカルボン酸等のアミノカルボン酸が挙げられる
が、なかでもヘキサメチレンジアミン、ε−カプロラク
タムが好ましい。
【0030】本発明で用いるポリエーテルエステルアミ
ドは、以上説明したような構成単位a〜dで構成される
ものである。本発明はポリエーテルエステルアミドを構
成する構成単位a〜dの割合を特に制限するものではな
いが、ポリエーテルエステルアミドは、これらの全構成
単位中、構成単位aを好ましくは3〜20重量%、更に
好ましくは5〜15重量%、構成単位bを好ましくは
0.1〜10重量%、更に好ましくは0.5〜10重量
%、構成単位cを好ましくは50〜94.9重量%、更
に好ましくは60〜89.5重量%、構成単位dを好ま
しくは2〜20重量%、更に好ましくは5〜15重量%
の割合で有するものとする。
ドは、以上説明したような構成単位a〜dで構成される
ものである。本発明はポリエーテルエステルアミドを構
成する構成単位a〜dの割合を特に制限するものではな
いが、ポリエーテルエステルアミドは、これらの全構成
単位中、構成単位aを好ましくは3〜20重量%、更に
好ましくは5〜15重量%、構成単位bを好ましくは
0.1〜10重量%、更に好ましくは0.5〜10重量
%、構成単位cを好ましくは50〜94.9重量%、更
に好ましくは60〜89.5重量%、構成単位dを好ま
しくは2〜20重量%、更に好ましくは5〜15重量%
の割合で有するものとする。
【0031】ポリエーテルエステルアミドを構成する構
成単位aについては、構成単位aとして脂肪族ジカルボ
ン酸及び/又はそのエステル形成性誘導体から形成され
る構成単位と、単環芳香族ジカルボン酸及び/又はその
エステル形成性誘導体から形成される構成単位とを有
し、これらが合計で構成単位A中に60〜90重量%を
占めるものとするのが好ましい。
成単位aについては、構成単位aとして脂肪族ジカルボ
ン酸及び/又はそのエステル形成性誘導体から形成され
る構成単位と、単環芳香族ジカルボン酸及び/又はその
エステル形成性誘導体から形成される構成単位とを有
し、これらが合計で構成単位A中に60〜90重量%を
占めるものとするのが好ましい。
【0032】本発明で用いるポリエーテルエステルアミ
ドは、数平均分子量1000〜100000のものとす
るが、2000〜15000のものとするのが好まし
い。
ドは、数平均分子量1000〜100000のものとす
るが、2000〜15000のものとするのが好まし
い。
【0033】本発明は本発明で用いるポリエーテルエス
テルアミドの合成方法を特に制限するものではなく、こ
れには公知の合成方法、例えば特公昭45−10794
号公報に記載されている合成方法が適用できる。
テルアミドの合成方法を特に制限するものではなく、こ
れには公知の合成方法、例えば特公昭45−10794
号公報に記載されている合成方法が適用できる。
【0034】本発明では、以上説明したポリオキシアル
キレンエーテル化合物とポリエステル誘導体とを、疎水
性合成繊維に対し、それらの合計量として0.05〜3
重量%の割合となるように、好ましくは0.1〜1.0
重量%の割合となるように付着させる。合計付着量が
0.05重量%未満であると、所期の効果を安定して得
るのが困難であり、逆に3重量%を越えても、相応の効
果が得られない。
キレンエーテル化合物とポリエステル誘導体とを、疎水
性合成繊維に対し、それらの合計量として0.05〜3
重量%の割合となるように、好ましくは0.1〜1.0
重量%の割合となるように付着させる。合計付着量が
0.05重量%未満であると、所期の効果を安定して得
るのが困難であり、逆に3重量%を越えても、相応の効
果が得られない。
【0035】また本発明では、ポリオキシアルキレンエ
ーテル化合物とポリエステル誘導体とを、疎水性合成繊
維に対し、ポリオキシアルキレンエーテル化合物/ポリ
エステル誘導体=10/90〜60/40(重量比)の
割合となるように、好ましくは15/85〜50/50
(重量比)の割合となるように付着させる。所期の親水
性及びその耐久性を得るためである。
ーテル化合物とポリエステル誘導体とを、疎水性合成繊
維に対し、ポリオキシアルキレンエーテル化合物/ポリ
エステル誘導体=10/90〜60/40(重量比)の
割合となるように、好ましくは15/85〜50/50
(重量比)の割合となるように付着させる。所期の親水
性及びその耐久性を得るためである。
【0036】本発明の実施に際して、ポリオキシアルキ
レンエーテル化合物とポリエステル誘導体とは、水性分
散液或は水溶液として用いるのが好ましい。水性分散液
を調整する場合、補助的に分散剤を用いることができ
る。かかる分散剤としては、1)ポリオキシエチレン
(以下、POEという)アルキルエーテル、POEアル
キルフェニルエーテル、POEアルキルエステル等の非
イオン界面活性剤、2)アルキルサルフェート、POE
アルキルサルフェート、アルキルスルホネート、アルキ
ルベンゼンスルホネート、アルキルホスフェート等のア
ニオン界面活性剤が挙げられる。これらの分散剤の使用
割合は、前記したポリオキシアルキレンエーテル化合物
やポリエステル誘導体に対して15重量%以下とするの
が好ましい。水性分散液或は水溶液を調整する場合、適
宜に有機溶媒を併用することもできる。水性分散液或は
水溶液を調整する場合、固形分濃度として、通常1〜2
0重量%、好ましくは3〜15重量%に調製し、疎水性
合成繊維への付着に際してはこれを更に水で希釈して使
用することができる。
レンエーテル化合物とポリエステル誘導体とは、水性分
散液或は水溶液として用いるのが好ましい。水性分散液
を調整する場合、補助的に分散剤を用いることができ
る。かかる分散剤としては、1)ポリオキシエチレン
(以下、POEという)アルキルエーテル、POEアル
キルフェニルエーテル、POEアルキルエステル等の非
イオン界面活性剤、2)アルキルサルフェート、POE
アルキルサルフェート、アルキルスルホネート、アルキ
ルベンゼンスルホネート、アルキルホスフェート等のア
ニオン界面活性剤が挙げられる。これらの分散剤の使用
割合は、前記したポリオキシアルキレンエーテル化合物
やポリエステル誘導体に対して15重量%以下とするの
が好ましい。水性分散液或は水溶液を調整する場合、適
宜に有機溶媒を併用することもできる。水性分散液或は
水溶液を調整する場合、固形分濃度として、通常1〜2
0重量%、好ましくは3〜15重量%に調製し、疎水性
合成繊維への付着に際してはこれを更に水で希釈して使
用することができる。
【0037】本発明は以上説明したポリオキシアルキレ
ンエーテル化合物とポリエステル誘導体との疎水性合成
繊維への付着方法を特に制限するものではなく、これに
は例えば、1)ポリオキシアルキレンエーテル化合物と
ポリエステル誘導体とを別々に疎水性合成繊維へ付着さ
せる方法、2)これらを同時に疎水性合成繊維へ付着さ
せる方法が挙げられる。上記1)の方法の場合、疎水性
合成繊維にポリオキシアルキレンエーテル化合物を付着
させた後、ポリエステル誘導体を付着させるのが好まし
い。
ンエーテル化合物とポリエステル誘導体との疎水性合成
繊維への付着方法を特に制限するものではなく、これに
は例えば、1)ポリオキシアルキレンエーテル化合物と
ポリエステル誘導体とを別々に疎水性合成繊維へ付着さ
せる方法、2)これらを同時に疎水性合成繊維へ付着さ
せる方法が挙げられる。上記1)の方法の場合、疎水性
合成繊維にポリオキシアルキレンエーテル化合物を付着
させた後、ポリエステル誘導体を付着させるのが好まし
い。
【0038】付着方法としては、浸漬法、スプレー法、
ローラー法等が挙げられ、また付着工程としては、紡糸
工程、延伸工程、紡績工程、これらの各工程の相互間等
が挙げられる。
ローラー法等が挙げられ、また付着工程としては、紡糸
工程、延伸工程、紡績工程、これらの各工程の相互間等
が挙げられる。
【0039】本発明が適用される疎水性合成繊維として
は、ポリエステル繊維、ポリアクリロニトリル繊維、ポ
リプロピレン繊維等の他に、これらの2種以上を用いた
複合繊維が挙げられる。なかでもポリエステル繊維に対
して本発明の効果の発現が高く、とりわけ湿式法による
不織布製造用のポリエステル繊維に対して本発明の効果
の発現が顕著である。かかるポリエステル繊維には、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリエチレンナフタレート等の他に、種々の目的で
種々の単量体を共重合した改質ポリエステル繊維、例え
ば塩基性或は酸性可染性ポリエステル繊維、帯電防止性
ポリエステル繊維、難燃性ポリエステル繊維等がある。
は、ポリエステル繊維、ポリアクリロニトリル繊維、ポ
リプロピレン繊維等の他に、これらの2種以上を用いた
複合繊維が挙げられる。なかでもポリエステル繊維に対
して本発明の効果の発現が高く、とりわけ湿式法による
不織布製造用のポリエステル繊維に対して本発明の効果
の発現が顕著である。かかるポリエステル繊維には、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリエチレンナフタレート等の他に、種々の目的で
種々の単量体を共重合した改質ポリエステル繊維、例え
ば塩基性或は酸性可染性ポリエステル繊維、帯電防止性
ポリエステル繊維、難燃性ポリエステル繊維等がある。
【0040】
【発明の実施の形態】本発明に係る親水性付与方法の実
施形態としては、次の1)〜12)が挙げられる。 1)ラウリルポリオキシエチレン(オキシエチレン単位
の繰り返し数5、以下n=5という)メチルエーテル
{式1において、R1がラウリル基、R2がメチル基、A
がポリオキシエチレン基(n=5)の場合}{以下、ポ
リオキシアルキレンエーテル化合物(H−1)という}
と下記のポリエーテルエステル(P−1)とを、ポリエ
ステル繊維に対し、ポリオキシアルキレンエーテル化合
物(H−1)とポリエーテルエステル(P−1)との合
計量として0.3重量%の割合となるように且つポリオ
キシアルキレンエーテル化合物(H−1)/ポリエーテ
ルエステル(P−1)=36/64(重量比)の割合と
なるように同時に付着させる方法。 ポリエーテルエステル(P−1):全構成単位中、テレ
フタル酸ジメチルから形成される構成単位及びイソフタ
ル酸ジメチルから形成される構成単位を合計で13重量
%、エチレングリコールから形成される構成単位を3重
量%、平均分子量3100のポリエチレングリコールか
ら形成される構成単位を84重量%の割合で有する、数
平均分子量9500のポリエーテルエステル
施形態としては、次の1)〜12)が挙げられる。 1)ラウリルポリオキシエチレン(オキシエチレン単位
の繰り返し数5、以下n=5という)メチルエーテル
{式1において、R1がラウリル基、R2がメチル基、A
がポリオキシエチレン基(n=5)の場合}{以下、ポ
リオキシアルキレンエーテル化合物(H−1)という}
と下記のポリエーテルエステル(P−1)とを、ポリエ
ステル繊維に対し、ポリオキシアルキレンエーテル化合
物(H−1)とポリエーテルエステル(P−1)との合
計量として0.3重量%の割合となるように且つポリオ
キシアルキレンエーテル化合物(H−1)/ポリエーテ
ルエステル(P−1)=36/64(重量比)の割合と
なるように同時に付着させる方法。 ポリエーテルエステル(P−1):全構成単位中、テレ
フタル酸ジメチルから形成される構成単位及びイソフタ
ル酸ジメチルから形成される構成単位を合計で13重量
%、エチレングリコールから形成される構成単位を3重
量%、平均分子量3100のポリエチレングリコールか
ら形成される構成単位を84重量%の割合で有する、数
平均分子量9500のポリエーテルエステル
【0041】2)ポリオキシアルキレンエーテル化合物
(H−1)と下記のポリエーテルエステル(P−2)と
を、ポリエステル繊維に対し、ポリオキシアルキレンエ
ーテル化合物(H−1)とポリエーテルエステル(P−
2)との合計量として0.5重量%の割合となるように
且つポリオキシアルキレンエーテル化合物(H−1)/
ポリエーテルエステル(P−2)=28/72(重量
比)の割合となるように同時に付着させる方法。 ポリエーテルエステル(P−2):全構成単位中、テレ
フタル酸ジメチルから形成される構成単位及びイソフタ
ル酸ジメチルから形成される構成単位を合計で15重量
%、エチレングリコールから形成される構成単位及び
1,4−ブタンジオールから形成される構成単位を合計
で4重量%、平均分子量4000のポリオキシエチレン
ラウリルアミノエーテルから形成される構成単位を81
重量%の割合で有する、数平均分子量7500のポリエ
ーテルエステル
(H−1)と下記のポリエーテルエステル(P−2)と
を、ポリエステル繊維に対し、ポリオキシアルキレンエ
ーテル化合物(H−1)とポリエーテルエステル(P−
2)との合計量として0.5重量%の割合となるように
且つポリオキシアルキレンエーテル化合物(H−1)/
ポリエーテルエステル(P−2)=28/72(重量
比)の割合となるように同時に付着させる方法。 ポリエーテルエステル(P−2):全構成単位中、テレ
フタル酸ジメチルから形成される構成単位及びイソフタ
ル酸ジメチルから形成される構成単位を合計で15重量
%、エチレングリコールから形成される構成単位及び
1,4−ブタンジオールから形成される構成単位を合計
で4重量%、平均分子量4000のポリオキシエチレン
ラウリルアミノエーテルから形成される構成単位を81
重量%の割合で有する、数平均分子量7500のポリエ
ーテルエステル
【0042】3)ポリオキシアルキレンエーテル化合物
(H−1)と下記のポリエーテルエステル(P−3)と
を、ポリエステル繊維に対し、ポリオキシアルキレンエ
ーテル化合物(H−1)とポリエーテルエステル(P−
3)との合計量として0.8重量%の割合となるように
且つポリオキシアルキレンエーテル化合物(H−1)/
ポリエーテルエステル(P−3)=18/82(重量
比)の割合となるように同時に付着させる方法。 ポリエーテルエステル(P−3):全構成単位中、テレ
フタル酸ジメチルから形成される構成単位、アジピン酸
から形成される構成単位及び5−スルホイソフタル酸ジ
メチルから形成される構成単位を合計で29重量%、エ
チレングリコールから形成される構成単位を6重量%、
平均分子量1100のビスフェノールAエチレンオキサ
イド付加物から形成される構成単位を65重量%の割合
で有する、数平均分子量9000のポリエーテルエステ
ル
(H−1)と下記のポリエーテルエステル(P−3)と
を、ポリエステル繊維に対し、ポリオキシアルキレンエ
ーテル化合物(H−1)とポリエーテルエステル(P−
3)との合計量として0.8重量%の割合となるように
且つポリオキシアルキレンエーテル化合物(H−1)/
ポリエーテルエステル(P−3)=18/82(重量
比)の割合となるように同時に付着させる方法。 ポリエーテルエステル(P−3):全構成単位中、テレ
フタル酸ジメチルから形成される構成単位、アジピン酸
から形成される構成単位及び5−スルホイソフタル酸ジ
メチルから形成される構成単位を合計で29重量%、エ
チレングリコールから形成される構成単位を6重量%、
平均分子量1100のビスフェノールAエチレンオキサ
イド付加物から形成される構成単位を65重量%の割合
で有する、数平均分子量9000のポリエーテルエステ
ル
【0043】4)ポリオキシアルキレンエーテル化合物
(H−1)と下記のポリエーテルエステルアミド(A−
1)とを、ポリエステル繊維に対し、ポリオキシアルキ
レンエーテル化合物(H−1)とポリエーテルエステル
アミド(A−1)との合計量として0.3重量%の割合
となるように且つポリオキシアルキレンエーテル化合物
(H−1)/ポリエーテルエステルアミド(A−1)=
36/64(重量比)の割合となるように同時に付着さ
せる方法。 ポリエーテルエステルアミド(A−1):全構成単位
中、テレフタル酸ジメチルから形成される構成単位及び
イソフタル酸ジメチルから形成される構成単位を合計で
11重量%、エチレングリコールから形成される構成単
位を1重量%、平均分子量1500のポリエチレングリ
コールから形成される構成単位を81重量%、ε−カプ
ロラクタムから形成される構成単位を7重量%の割合で
有する、数平均分子量7500のポリエーテルエステル
アミド
(H−1)と下記のポリエーテルエステルアミド(A−
1)とを、ポリエステル繊維に対し、ポリオキシアルキ
レンエーテル化合物(H−1)とポリエーテルエステル
アミド(A−1)との合計量として0.3重量%の割合
となるように且つポリオキシアルキレンエーテル化合物
(H−1)/ポリエーテルエステルアミド(A−1)=
36/64(重量比)の割合となるように同時に付着さ
せる方法。 ポリエーテルエステルアミド(A−1):全構成単位
中、テレフタル酸ジメチルから形成される構成単位及び
イソフタル酸ジメチルから形成される構成単位を合計で
11重量%、エチレングリコールから形成される構成単
位を1重量%、平均分子量1500のポリエチレングリ
コールから形成される構成単位を81重量%、ε−カプ
ロラクタムから形成される構成単位を7重量%の割合で
有する、数平均分子量7500のポリエーテルエステル
アミド
【0044】5)ポリオキシアルキレンエーテル化合物
(H−1)と下記のポリエーテルエステルアミド(A−
2)とを、ポリエステル繊維に対し、ポリオキシアルキ
レンエーテル化合物(H−1)とポリエーテルエステル
アミド(A−2)との合計量として0.5重量%の割合
となるように且つポリオキシアルキレンエーテル化合物
(H−1)/ポリエーテルエステルアミド(A−2)=
36/64(重量比)の割合となるように同時に付着さ
せる方法。 ポリエーテルエステルアミド(A−2):全構成単位
中、テレフタル酸ジメチルから形成される構成単位、イ
ソフタル酸ジメチルから形成される構成単位及びアジピ
ン酸から形成される構成単位を合計で13重量%、エチ
レングリコールから形成される構成単位を1重量%、平
均分子量1500のポリエチレングリコールから形成さ
れる構成単位を83重量%、ヘキサメチレンジアミンか
ら形成される構成単位を3重量%の割合で有する、数平
均分子量8000のポリエーテルエステルアミド
(H−1)と下記のポリエーテルエステルアミド(A−
2)とを、ポリエステル繊維に対し、ポリオキシアルキ
レンエーテル化合物(H−1)とポリエーテルエステル
アミド(A−2)との合計量として0.5重量%の割合
となるように且つポリオキシアルキレンエーテル化合物
(H−1)/ポリエーテルエステルアミド(A−2)=
36/64(重量比)の割合となるように同時に付着さ
せる方法。 ポリエーテルエステルアミド(A−2):全構成単位
中、テレフタル酸ジメチルから形成される構成単位、イ
ソフタル酸ジメチルから形成される構成単位及びアジピ
ン酸から形成される構成単位を合計で13重量%、エチ
レングリコールから形成される構成単位を1重量%、平
均分子量1500のポリエチレングリコールから形成さ
れる構成単位を83重量%、ヘキサメチレンジアミンか
ら形成される構成単位を3重量%の割合で有する、数平
均分子量8000のポリエーテルエステルアミド
【0045】6)ポリオキシアルキレンエーテル化合物
(H−1)と下記のポリエーテルエステルアミド(A−
3)とを、ポリエステル繊維に対し、ポリオキシアルキ
レンエーテル化合物(H−1)とポリエーテルエステル
アミド(A−3)との合計量として0.8重量%の割合
となるように且つポリオキシアルキレンエーテル化合物
(H−1)/ポリエーテルエステルアミド(A−3)=
36/64(重量比)の割合となるように同時に付着さ
せる方法。 ポリエーテルエステルアミド(A−3):全構成単位
中、テレフタル酸ジメチルから形成される構成単位及び
5−スルホイソフタル酸ジメチルから形成される構成単
位を合計で10重量%、エチレングリコールから形成さ
れる構成単位を1重量%、平均分子量1500のポリエ
チレングリコールから形成される構成単位を83重量
%、ε−カプロラクタムから形成される構成単位を6重
量%の割合で有する、数平均分子量7000のポリエー
テルエステルアミド
(H−1)と下記のポリエーテルエステルアミド(A−
3)とを、ポリエステル繊維に対し、ポリオキシアルキ
レンエーテル化合物(H−1)とポリエーテルエステル
アミド(A−3)との合計量として0.8重量%の割合
となるように且つポリオキシアルキレンエーテル化合物
(H−1)/ポリエーテルエステルアミド(A−3)=
36/64(重量比)の割合となるように同時に付着さ
せる方法。 ポリエーテルエステルアミド(A−3):全構成単位
中、テレフタル酸ジメチルから形成される構成単位及び
5−スルホイソフタル酸ジメチルから形成される構成単
位を合計で10重量%、エチレングリコールから形成さ
れる構成単位を1重量%、平均分子量1500のポリエ
チレングリコールから形成される構成単位を83重量
%、ε−カプロラクタムから形成される構成単位を6重
量%の割合で有する、数平均分子量7000のポリエー
テルエステルアミド
【0046】7)ポリオキシアルキレンエーテル化合物
(H−1)とポリエーテルエステル(P−1)とポリエ
ーテルエステルアミド(A−2)とを、ポリエステル繊
維に対し、ポリオキシアルキレンエーテル化合物(H−
1)とポリエーテルエステル(P−1)とポリエーテル
エステルアミド(A−2)との合計量として0.3重量
%の割合となるように且つポリオキシアルキレンエーテ
ル化合物(H−1)/{ポリエーテルエステル(P−
1)+ポリエーテルエステルアミド(A−2)}=36
/64(重量比)の割合となるように同時に付着させる
方法。
(H−1)とポリエーテルエステル(P−1)とポリエ
ーテルエステルアミド(A−2)とを、ポリエステル繊
維に対し、ポリオキシアルキレンエーテル化合物(H−
1)とポリエーテルエステル(P−1)とポリエーテル
エステルアミド(A−2)との合計量として0.3重量
%の割合となるように且つポリオキシアルキレンエーテ
ル化合物(H−1)/{ポリエーテルエステル(P−
1)+ポリエーテルエステルアミド(A−2)}=36
/64(重量比)の割合となるように同時に付着させる
方法。
【0047】8)オレイルポリオキシエチレン(n=1
0)メチルエーテル{式1において、R1がオレイル
基、R2がメチル基、Aがポリオキシエチレン基(n=
10)の場合}{以下、ポリオキシアルキレンエーテル
化合物(H−2)という}とポリエーテルエステル(P
−1)とを、ポリエステル繊維に対し、ポリオキシアル
キレンエーテル化合物(H−2)とポリエーテルエステ
ル(P−1)との合計量として0.3重量%の割合とな
るように且つポリオキシアルキレンエーテル化合物(H
−2)/ポリエーテルエステル(P−1)=36/64
(重量比)の割合となるように同時に付着させる方法。
0)メチルエーテル{式1において、R1がオレイル
基、R2がメチル基、Aがポリオキシエチレン基(n=
10)の場合}{以下、ポリオキシアルキレンエーテル
化合物(H−2)という}とポリエーテルエステル(P
−1)とを、ポリエステル繊維に対し、ポリオキシアル
キレンエーテル化合物(H−2)とポリエーテルエステ
ル(P−1)との合計量として0.3重量%の割合とな
るように且つポリオキシアルキレンエーテル化合物(H
−2)/ポリエーテルエステル(P−1)=36/64
(重量比)の割合となるように同時に付着させる方法。
【0048】9)ノニルフェニルポリオキシエチレン
(n=5)ポリオキシプロピレン(オキシプロピレン単
位の繰り返し数が3、m=3という)メチルエーテル
{式1において、R1がノニルフェニル基、R2がメチル
基、Aがポリオキシエチレン基(n=10)とポリオキ
シプロピレン基(m=3)から成るポリオキシアルキレ
ン基の場合}{以下、ポリオキシアルキレンエーテル化
合物(H−3)という}とポリエーテルエステル(P−
2)とを、ポリエステル繊維に対し、ポリオキシアルキ
レンエーテル化合物(H−3)とポリエーテルエステル
(P−2)との合計量として0.3重量%の割合となる
ように且つポリオキシアルキレンエーテル化合物(H−
3)/ポリエーテルエステル(P−2)=36/64
(重量比)の割合となるように同時に付着させる方法。
(n=5)ポリオキシプロピレン(オキシプロピレン単
位の繰り返し数が3、m=3という)メチルエーテル
{式1において、R1がノニルフェニル基、R2がメチル
基、Aがポリオキシエチレン基(n=10)とポリオキ
シプロピレン基(m=3)から成るポリオキシアルキレ
ン基の場合}{以下、ポリオキシアルキレンエーテル化
合物(H−3)という}とポリエーテルエステル(P−
2)とを、ポリエステル繊維に対し、ポリオキシアルキ
レンエーテル化合物(H−3)とポリエーテルエステル
(P−2)との合計量として0.3重量%の割合となる
ように且つポリオキシアルキレンエーテル化合物(H−
3)/ポリエーテルエステル(P−2)=36/64
(重量比)の割合となるように同時に付着させる方法。
【0049】10)ポリエステル繊維に対し、ポリオキ
シアルキレンエーテル化合物(H−1)とポリエーテル
エステル(P−1)との合計量として0.3重量%の割
合となるように且つポリオキシアルキレンエーテル化合
物(H−1)/ポリエーテルエステル(P−1)=30
/70(重量比)の割合となるように、先ずポリオキシ
アルキレンエーテル化合物(H−1)を付着させ、その
後にポリエーテルエステル(P−1)を付着させる方
法。
シアルキレンエーテル化合物(H−1)とポリエーテル
エステル(P−1)との合計量として0.3重量%の割
合となるように且つポリオキシアルキレンエーテル化合
物(H−1)/ポリエーテルエステル(P−1)=30
/70(重量比)の割合となるように、先ずポリオキシ
アルキレンエーテル化合物(H−1)を付着させ、その
後にポリエーテルエステル(P−1)を付着させる方
法。
【0050】11)ポリエステル繊維に対し、ポリオキ
シアルキレンエーテル化合物(H−1)とポリエーテル
エステルアミド(A−1)との合計量として0.33重
量%の割合となるように且つポリオキシアルキレンエー
テル化合物(H−1)/ポリエーテルエステルアミド
(A−1)=30/70(重量比)の割合となるよう
に、先ずポリオキシアルキレンエーテル化合物(H−
1)を付着させ、その後にポリエーテルエステルアミド
(A−1)を付着させる方法。
シアルキレンエーテル化合物(H−1)とポリエーテル
エステルアミド(A−1)との合計量として0.33重
量%の割合となるように且つポリオキシアルキレンエー
テル化合物(H−1)/ポリエーテルエステルアミド
(A−1)=30/70(重量比)の割合となるよう
に、先ずポリオキシアルキレンエーテル化合物(H−
1)を付着させ、その後にポリエーテルエステルアミド
(A−1)を付着させる方法。
【0051】12)ポリエステル繊維に対し、ポリオキ
シアルキレンエーテル化合物(H−1)とポリエーテル
エステル(P−2)との合計量として0.30重量%の
割合となるように且つポリオキシアルキレンエーテル化
合物(H−1)/ポリエーテルエステル(P−2)=5
0/50(重量比)の割合となるように、先ずポリオキ
シアルキレンエーテル化合物(H−1)を付着させ、そ
の後にポリエーテルエステル(P−2)を付着させる方
法。
シアルキレンエーテル化合物(H−1)とポリエーテル
エステル(P−2)との合計量として0.30重量%の
割合となるように且つポリオキシアルキレンエーテル化
合物(H−1)/ポリエーテルエステル(P−2)=5
0/50(重量比)の割合となるように、先ずポリオキ
シアルキレンエーテル化合物(H−1)を付着させ、そ
の後にポリエーテルエステル(P−2)を付着させる方
法。
【0052】以下、本発明の構成及び効果をより具体的
に示すために実施例等を挙げるが、本発明がこれらの実
施例に限定されるというものではない。尚、以下の実施
例等において、部は重量部を、または%は重量%を意味
する。
に示すために実施例等を挙げるが、本発明がこれらの実
施例に限定されるというものではない。尚、以下の実施
例等において、部は重量部を、または%は重量%を意味
する。
【0053】
試験区分1(ポリエステル誘導体の合成) ・ポリエーテルエステル(P−1)の合成 テレフタル酸ジメチル90部(0.45モル)、イソフ
タル酸ジメチル10部(0.05モル)、エチレングリ
コール68部(1.10モル)、平均分子量3100の
ポリエチレングリコール403部(0.15モル)及び
触媒として酢酸マンガン四水塩0.15部と三酸化アン
チモン0.05部とを仕込み、窒素ガス気流中に150
〜230℃でエステル交換反応を行い、所定量のメタノ
ールを留去後、亜リン酸0.035部を加え、270℃
で2時間を要して昇温させながら徐々に減圧にし、最終
的には1mmHgの減圧下で270℃において40分間、縮
合重合反応を行ない、重合体を得た。この重合体を分析
したところ、全構成単位中、構成単位Aに相当するテレ
フタル酸残基とイソフタル酸残基とを合計で13%、構
成単位Bに相当するエチレングリコール残基を3%、構
成単位Cに相当するポリエチレングリコール残基を84
%の割合で有し、数平均分子量9500(GPC法ポリ
スチレン換算、以下同じ)のポリエーテルエステル(P
−1)であった。
タル酸ジメチル10部(0.05モル)、エチレングリ
コール68部(1.10モル)、平均分子量3100の
ポリエチレングリコール403部(0.15モル)及び
触媒として酢酸マンガン四水塩0.15部と三酸化アン
チモン0.05部とを仕込み、窒素ガス気流中に150
〜230℃でエステル交換反応を行い、所定量のメタノ
ールを留去後、亜リン酸0.035部を加え、270℃
で2時間を要して昇温させながら徐々に減圧にし、最終
的には1mmHgの減圧下で270℃において40分間、縮
合重合反応を行ない、重合体を得た。この重合体を分析
したところ、全構成単位中、構成単位Aに相当するテレ
フタル酸残基とイソフタル酸残基とを合計で13%、構
成単位Bに相当するエチレングリコール残基を3%、構
成単位Cに相当するポリエチレングリコール残基を84
%の割合で有し、数平均分子量9500(GPC法ポリ
スチレン換算、以下同じ)のポリエーテルエステル(P
−1)であった。
【0054】・ポリエーテルエステル(P−2),(P
−3)の合成 ポリエーテルエステル(P−1)と同様にしてポリエー
テルエステル(P−2),(P−3)を合成した。内容
をまとめて表1に示した。
−3)の合成 ポリエーテルエステル(P−1)と同様にしてポリエー
テルエステル(P−2),(P−3)を合成した。内容
をまとめて表1に示した。
【0055】・ポリエーテルエステルアミド(A−1)
の合成 テレフタル酸ジメチル58部(0.30モル)、イソフ
タル酸ジメチル10部(0.05モル)、エチレングリ
コール50部(0.80モル)、平均分子量1500の
ポリエチレングリコール375部(0.25モル)、ε
ーカプロラクタム34部(0.30モル)及び触媒とし
て酢酸マンガン四水塩0.10部と三酸化アンチモン
0.03部とを仕込み、窒素ガス気流中に160〜23
0℃で加熱し、所定量のメタノールを留去後、亜リン酸
0.024部を加え、270℃で60分間、重縮合反応
を行ない、重合体を得た。この重合体を分析したとこ
ろ、全構成単位中、構成単位aに相当するテレフタル酸
残基とイソフタル酸残基とを合計で9%、構成単位bに
相当するエチレングリコール残基を1%、構成単位cに
相当するポリエチレングリコール残基を81%、構成単
位dに相当するアミド形成性化合物残基を7%の割合で
有し、数平均分子量7500のポリエーテルエステルア
ミド(A−1)であった。
の合成 テレフタル酸ジメチル58部(0.30モル)、イソフ
タル酸ジメチル10部(0.05モル)、エチレングリ
コール50部(0.80モル)、平均分子量1500の
ポリエチレングリコール375部(0.25モル)、ε
ーカプロラクタム34部(0.30モル)及び触媒とし
て酢酸マンガン四水塩0.10部と三酸化アンチモン
0.03部とを仕込み、窒素ガス気流中に160〜23
0℃で加熱し、所定量のメタノールを留去後、亜リン酸
0.024部を加え、270℃で60分間、重縮合反応
を行ない、重合体を得た。この重合体を分析したとこ
ろ、全構成単位中、構成単位aに相当するテレフタル酸
残基とイソフタル酸残基とを合計で9%、構成単位bに
相当するエチレングリコール残基を1%、構成単位cに
相当するポリエチレングリコール残基を81%、構成単
位dに相当するアミド形成性化合物残基を7%の割合で
有し、数平均分子量7500のポリエーテルエステルア
ミド(A−1)であった。
【0056】・ポリエーテルエステルアミド(A−
2),(A−3)の合成 ポリエーテルエステルアミド(A−1)と同様にしてポ
リエーテルエステル(A−2),(A−3)を合成し
た。合成した各ポリエステル誘導体の内容をまとめて表
1に示した。
2),(A−3)の合成 ポリエーテルエステルアミド(A−1)と同様にしてポ
リエーテルエステル(A−2),(A−3)を合成し
た。合成した各ポリエステル誘導体の内容をまとめて表
1に示した。
【0057】
【表1】
【0058】表1において、 使用量:部 a−1:テレフタル酸ジメチル a−2:イソフタル酸ジメチル a−3:アジピン酸 a−4:5ースルホイソフタル酸ジメチルナトリウム塩 b−1:エチレングリコール b−2:1,4−ブタンジオール c−1:平均分子量1500のポリエチレングリコール c−2:平均分子量3100のポリエチレングリコール c−3:平均分子量4000のポリオキシエチレンラウ
リルアミノエーテル c−4:平均分子量1100のビスフェノールAエチレ
ンオキサイド付加物 d−1:ヘキサメチレンジアミン d−2:ε−カプロラクタム 構成単位C或はc相当の割合:ポリエステル誘導体の全
構成単位中に占める構成単位C或はcの割合(重量%)
リルアミノエーテル c−4:平均分子量1100のビスフェノールAエチレ
ンオキサイド付加物 d−1:ヘキサメチレンジアミン d−2:ε−カプロラクタム 構成単位C或はc相当の割合:ポリエステル誘導体の全
構成単位中に占める構成単位C或はcの割合(重量%)
【0059】試験区分2(処理剤の調製) ・処理剤(m−1)の調製 2000mlのビーカーに分散剤としてポリオキシエチレ
ン{オキシエチレン単位の繰り返し数6、以下POE
(6)という}ノニルフェニルエーテルサルフェートア
ンモニウム塩10gを溶解した30℃の水性液910g
を秤量し、これをホモミキサーで激しく撹拌しながら、
予め170〜180℃の溶融状態にしておいたポリエー
テルエステル(P−1)90gを添加した後、撹拌しな
がら40℃以下まで冷却し、ポリエーテルエステル(P
−1)の9%処理剤(m−1)を調製した。
ン{オキシエチレン単位の繰り返し数6、以下POE
(6)という}ノニルフェニルエーテルサルフェートア
ンモニウム塩10gを溶解した30℃の水性液910g
を秤量し、これをホモミキサーで激しく撹拌しながら、
予め170〜180℃の溶融状態にしておいたポリエー
テルエステル(P−1)90gを添加した後、撹拌しな
がら40℃以下まで冷却し、ポリエーテルエステル(P
−1)の9%処理剤(m−1)を調製した。
【0060】・処理剤(m−2)〜(m−6)の調製 処理剤(m−1)の調製と同様にして処理剤(m−2)
〜(m−6)を調製した。調製した各処理剤の内容を表
3にまとめて示した。
〜(m−6)を調製した。調製した各処理剤の内容を表
3にまとめて示した。
【0061】・処理剤(m−7),(m−8)の調製 200mlのビーカーに室温の水98gを秤量し、これを
撹拌しつつポリオキシアルキレンエーテル化合物(H−
1)2gを添加し、ポリオキシアルキレンエーテル化合
物(H−1)の2%処理剤(m−7)を調製した。同様
にしてポリオキシアルキレンエーテル化合物(H−2)
の2%処理剤(m−8)を調製した。
撹拌しつつポリオキシアルキレンエーテル化合物(H−
1)2gを添加し、ポリオキシアルキレンエーテル化合
物(H−1)の2%処理剤(m−7)を調製した。同様
にしてポリオキシアルキレンエーテル化合物(H−2)
の2%処理剤(m−8)を調製した。
【0062】試験区分3(処理剤の調製) ・処理剤(T−1)の調製 2000mlのビーカーに室温の水627gを秤量し、こ
れを撹拌しつつ試験区分2で調製した処理剤(m−1)
355gを加えて希釈した後、更にポリオキシアルキレ
ンエーテル化合物(H−1)18gを添加して、処理剤
(T−1)を調製した。
れを撹拌しつつ試験区分2で調製した処理剤(m−1)
355gを加えて希釈した後、更にポリオキシアルキレ
ンエーテル化合物(H−1)18gを添加して、処理剤
(T−1)を調製した。
【0063】・処理剤(T−2)〜(T−9)及び(t
−1)〜(t−8)の調製 処理剤(T−1)の調製と同様にして処理剤(T−2)
〜(T−9)及び(t−1)〜(t−8)を調製した。
調製した各処理剤の内容を表2及び表3にまとめて示し
た。
−1)〜(t−8)の調製 処理剤(T−1)の調製と同様にして処理剤(T−2)
〜(T−9)及び(t−1)〜(t−8)を調製した。
調製した各処理剤の内容を表2及び表3にまとめて示し
た。
【0064】試験区分4(疎水性合成繊維への付着及び
その評価) ・実施例1〜9及び比較例1〜15 試験区分3で調製した処理剤を用い、ポリオキシアルキ
レンエーテル化合物とポリエステル誘導体との合計固形
分量が1%の処理浴300mlを調製した。調製した処理
浴を用いて、予め脱脂したポリエステルステープル綿
(2.0デニール×50mm)10gを浴温25℃、浸漬
時間30秒の条件で浸漬法により処理し、絞り率30%
で、表2及び表3に記載した付着量の試料綿を得た。こ
の試料綿を乾燥することなく、以下の評価に供した。結
果を表2及び表3にまとめて示した。
その評価) ・実施例1〜9及び比較例1〜15 試験区分3で調製した処理剤を用い、ポリオキシアルキ
レンエーテル化合物とポリエステル誘導体との合計固形
分量が1%の処理浴300mlを調製した。調製した処理
浴を用いて、予め脱脂したポリエステルステープル綿
(2.0デニール×50mm)10gを浴温25℃、浸漬
時間30秒の条件で浸漬法により処理し、絞り率30%
で、表2及び表3に記載した付着量の試料綿を得た。こ
の試料綿を乾燥することなく、以下の評価に供した。結
果を表2及び表3にまとめて示した。
【0065】・初期分散性の評価 25℃の水70mlを直径2.8cm×高さ20cmの試験管
に入れ、この中に試料綿0.1gをそっと落とし、試験
管に栓をした後、穏やかに2回反転させて静置した。1
0分後の綿の分散状態を目視により以下の基準で評価し
た。
に入れ、この中に試料綿0.1gをそっと落とし、試験
管に栓をした後、穏やかに2回反転させて静置した。1
0分後の綿の分散状態を目視により以下の基準で評価し
た。
【0066】・初期分散性の評価基準 ◎:全て沈降し、凝集繊維が全く認められない ○:全て沈降したが、凝集繊維がわずかに認められる △:浮遊繊維が一部認められるか或は凝集繊維が明確に
認められる ×:浮遊繊維或は凝集繊維が著しく多い
認められる ×:浮遊繊維或は凝集繊維が著しく多い
【0067】・耐久性の評価 初期分散性を評価した後、試験管をペイントシェーカー
(東洋精機製作所製)にて1分間振とうした。10分後
の綿への気泡付着性及び綿の沈降量を、目視により以下
の基準で評価した。
(東洋精機製作所製)にて1分間振とうした。10分後
の綿への気泡付着性及び綿の沈降量を、目視により以下
の基準で評価した。
【0068】・気泡付着性の評価基準 ◎;気泡の付着が全く認められない ○;わずかに気泡の付着が認められる △;一部に気泡の付着が認められる ×;繊維全体に気泡の付着が認められる
【0069】・沈降量の判定基準 ◎:全部の繊維が沈降した ○:ごくわずかに浮遊繊維がある △:一部の繊維が浮遊している ×:半分以上の繊維が浮遊している
【0070】
【表2】
【0071】
【表3】
【0072】表2,3において、 使用量:部 H−1〜H−3,h−1〜h−4:表4に記載のもの e−1:POE(6)ノニルフェニルエーテルサルフェ
ートアンモニウム塩 e−2:POE(6)ラウリルエーテルサルフェートト
リエタノールアミン塩
ートアンモニウム塩 e−2:POE(6)ラウリルエーテルサルフェートト
リエタノールアミン塩
【0073】
【表4】
【0074】表4において、 EOの割合:ポリオキシアルキレン基を構成するオキシ
アルキレン単位中のオキシエチレン単位の割合(モル
%)
アルキレン単位中のオキシエチレン単位の割合(モル
%)
【0075】試験区分5(疎水性合成繊維への付着及び
その評価) ・実施例10〜15 試験区分2で調製した処理剤を用い、試験区分4と同じ
脱脂したポリエステルステープル綿を次のように処理し
て試料綿を作製した。先ず前処理として表5に記載の処
理剤1を所定の付着量となるようにスプレー給油し、乾
燥することなく引き続き表4に記載の処理剤2を所定の
付着量となるようにスプレー給油して試料綿を得た。こ
の試料綿を乾燥することなく、試験区分3と同様に試験
し、初期分散性、気泡付着性、沈降量の評価に供した。
結果を表5に示した。
その評価) ・実施例10〜15 試験区分2で調製した処理剤を用い、試験区分4と同じ
脱脂したポリエステルステープル綿を次のように処理し
て試料綿を作製した。先ず前処理として表5に記載の処
理剤1を所定の付着量となるようにスプレー給油し、乾
燥することなく引き続き表4に記載の処理剤2を所定の
付着量となるようにスプレー給油して試料綿を得た。こ
の試料綿を乾燥することなく、試験区分3と同様に試験
し、初期分散性、気泡付着性、沈降量の評価に供した。
結果を表5に示した。
【0076】
【表5】
【0077】表5において、 種類A:試験区分2で調製した処理剤の種類 種類B:ポリオキシアルキレンエーテル化合物又はポリ
エステル誘導体の種類
エステル誘導体の種類
【0078】
【発明の効果】既に明らかなように、以上説明した本発
明には、疎水性合成繊維に優れた耐久性を有する親水性
を付与できるという効果がある。
明には、疎水性合成繊維に優れた耐久性を有する親水性
を付与できるという効果がある。
Claims (6)
- 【請求項1】 下記の式1で示されるポリオキシアルキ
レンエーテル化合物と下記のポリエステル誘導体とを、
疎水性合成繊維に対し、該ポリオキシアルキレンエーテ
ル化合物と該ポリエステル誘導体との合計量として0.
05〜3重量%の割合となるように且つ該ポリオキシア
ルキレンエーテル化合物/該ポリエステル誘導体=10
/90〜60/40(重量比)の割合となるように付着
させることを特徴とする疎水性合成繊維に親水性を付与
する方法。 【式1】R1−A−O−R2 (式1において、 R1:炭素数4〜22のアルキル基、炭素数4〜22の
アルケニル基又は炭素数4〜12のアルキル基で置換さ
れた置換フェニル基 R2:炭素数1〜4のアルキル基 A:炭素数2又は3のオキシアルキレン単位の繰り返し
で構成されたポリオキシアルキレン基であって、該オキ
シアルキレン単位の繰り返し数が3〜30であり且つ該
オキシアルキレン単位としてオキシエチレン単位を50
モル%以上有するポリオキシアルキレン基 ポリエステル誘導体:下記のポリエーテルエステル及び
下記のポリエーテルエステルアミドから選ばれる一つ又
は二つ以上 ポリエーテルエステル:芳香族ジカルボン酸から形成さ
れる構成単位、芳香族ジカルボン酸のエステル形成性誘
導体から形成される構成単位、脂肪族ジカルボン酸から
形成される構成単位及び脂肪族ジカルボン酸のエステル
形成性誘導体から形成される構成単位から選ばれる一つ
又は二つ以上の構成単位Aと、グリコールから形成され
る構成単位Bと、ポリエーテルジオールから形成される
構成単位及びポリエーテルモノオールから形成される構
成単位から選ばれる一つ又は二つ以上の構成単位Cとで
構成された数平均分子量1000〜100000のポリ
エーテルエステル ポリエーテルエステルアミド:芳香族ジカルボン酸から
形成される構成単位、芳香族ジカルボン酸のエステル形
成性誘導体から形成される構成単位、脂肪族ジカルボン
酸から構成される構成単位及び脂肪族ジカルボン酸のエ
ステル形成性誘導体から形成される構成単位から選ばれ
る一つ又は二つ以上の構成単位aと、グリコールから形
成される構成単位bと、ポリエーテルジオールから構成
される構成単位及びポリエーテルモノオールから形成さ
れる構成単位から選ばれる一つ又は二つ以上の構成単位
cと、アミド形成性化合物から形成される構成単位dと
で構成された数平均分子量1000〜100000のポ
リエーテルエステルアミド) - 【請求項2】 式1で示されるポリオキシアルキレンエ
ーテル化合物が、式1中のAがオキシエチレン単位の繰
り返し数4〜10のポリオキシエチレン基であり、R1
が炭素数4〜16のアルキル基であって、R2がメチル
基である場合のものである請求項1記載の疎水性合成繊
維に親水性を付与する方法。 - 【請求項3】 ポリエーテルエステルが、その全構成単
位中、構成単位Cを50〜94.9重量%の割合で有す
るものである請求項1又は2記載の疎水性合成繊維に親
水性を付与する方法。 - 【請求項4】 ポリエーテルエステルアミドが、その全
構成単位中、構成単位cを50〜94.9重量%の割合
で有するものである請求項1、2又は3記載の疎水性合
成繊維に親水性を付与する方法。 - 【請求項5】 疎水性合成繊維に予め式1で示されるポ
リオキシアルキレンエーテル化合物を付着させた後、ポ
リエステル誘導体を付着させる請求項1、2、3又は4
記載の疎水性合成繊維に親水性を付与する方法。 - 【請求項6】 疎水性合成繊維が湿式法による不織布製
造用のポリエステル繊維である請求項1、2、3、4又
は5記載の疎水性合成繊維に親水性を付与する方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9227475A JPH1161644A (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 疎水性合成繊維に親水性を付与する方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9227475A JPH1161644A (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 疎水性合成繊維に親水性を付与する方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1161644A true JPH1161644A (ja) | 1999-03-05 |
Family
ID=16861470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9227475A Pending JPH1161644A (ja) | 1997-08-07 | 1997-08-07 | 疎水性合成繊維に親水性を付与する方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1161644A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004183124A (ja) * | 2002-12-02 | 2004-07-02 | Takemoto Oil & Fat Co Ltd | 抄紙用合成繊維処理剤、抄紙の製造方法及び抄紙 |
| JP2010248662A (ja) * | 2009-04-16 | 2010-11-04 | Nisshin Kagaku Kenkyusho:Kk | 抄紙ワイヤー汚れ防止剤および抄紙ワイヤー汚れ防止方法 |
| WO2014143667A1 (en) * | 2013-03-15 | 2014-09-18 | Croda, Inc. | Alkoxylated fatty alcohol alkyl ethers and products containing same |
| JP2018123465A (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | 竹本油脂株式会社 | 合成繊維用処理剤、合成繊維の処理方法、合成繊維及び不織布の製造方法 |
-
1997
- 1997-08-07 JP JP9227475A patent/JPH1161644A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004183124A (ja) * | 2002-12-02 | 2004-07-02 | Takemoto Oil & Fat Co Ltd | 抄紙用合成繊維処理剤、抄紙の製造方法及び抄紙 |
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| CN105050572A (zh) * | 2013-03-15 | 2015-11-11 | 禾大公司 | 烷氧基化的脂肪醇烷基醚及含有其的产品 |
| JP2018123465A (ja) * | 2017-02-02 | 2018-08-09 | 竹本油脂株式会社 | 合成繊維用処理剤、合成繊維の処理方法、合成繊維及び不織布の製造方法 |
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