JPH1164554A - 腕時計装置 - Google Patents

腕時計装置

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JPH1164554A
JPH1164554A JP9230970A JP23097097A JPH1164554A JP H1164554 A JPH1164554 A JP H1164554A JP 9230970 A JP9230970 A JP 9230970A JP 23097097 A JP23097097 A JP 23097097A JP H1164554 A JPH1164554 A JP H1164554A
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JP
Japan
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liquid crystal
crystal display
polarizing plate
wristwatch device
viewing side
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Application number
JP9230970A
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English (en)
Inventor
Masami Kikuchi
正美 菊池
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Citizen Watch Co Ltd
Original Assignee
Citizen Watch Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光発電素子上にメタリック色のデジタル表示
を行いかつ光発電素子への受光も可能な腕時計装置を提
供する。 【解決手段】 透過容易軸と直交する光の振動面が反射
するシートである反射型偏光板12を少なくとも1枚備
えた液晶表示体を光発電素子の光入射側に設けたことを
特徴とする腕時計装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示に液晶表示を利
用して時、分、秒などの時刻情報や日付、曜日、月、年
などのカレンダー表示をデジタルで表示する機能と光エ
ネルギーにより発電する光発電素子をもつ腕時計装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示を利用し時刻情報やカレンダー
情報を表示する時計の従来技術としてはたとえば特開昭
54−153066号公報に記載のものがある。
【0003】時刻情報やカレンダー情報を、液晶を使用
してデジタル表示するときは、さきに記載した公報に記
載してあるように、液晶セルの上下にそれぞれ吸収型偏
光板を配置し、電界を印加すると光学特性が変化する液
晶のもつ性質を利用して、所定の表示を行っている。
【0004】また光発電素子は、入射側の透明導電膜を
通過した光は、発電素子内で乱反射を繰り返し再び入射
側に戻ることが少ないため、黒や青く表示される。
【0005】とくに、光発電素子の発電能力の兼ね合い
から複数の光発電素子を同一平面上に配した場合は、そ
れぞれの発電素子を分離し直列接続している配線部分が
必要となる。
【0006】そのため、光発電素子へ入射する光量を犠
牲にして光発電素子の入射側に、装飾的な目的で半透過
性のセラミック基板の文字板を設けたアナログ式の腕時
計装置が市販されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術に於ける
液晶表示を利用した時計では、一般的なノーマリーホワ
イトモードを例に取ると、反射板の色であるグレー地に
黒表示で時刻情報やカレンダー情報をデジタル表示す
る。
【0008】しかしながら、このようにコントラストの
低い白黒のデジタル表示でも従来の全反射型反射板を用
いていたのでは、反射板の入射側と反対側には光が届か
ないため、光発電素子の入射光側に液晶表示体を設けた
場合受光面積が制限され発電量の低下があり、ましてや
光発電素子の光の入射側全面にデジタル表示を行うこと
は不可能である。
【0009】そこで限られた面積の腕時計装置では、光
発電素子上にしかもコントラストの高い、デザイン的に
も変化のあるデジタル表示の腕時計装置が要望されてい
る。
【0010】また光発電素子の受光面積を犠牲にして、
光発電素子と時刻表示部を同一平面上に配したデジタル
式腕時計装置では、光発電素子は前述のように構造上黒
や青く表示されるため、反射板の色であるグレー地に黒
の表示色とのアンバランスは否めない。
【0011】また光発電素子の受光面積を犠牲にして、
光発電素子と時刻表示部を同一平面上に配したアナログ
式腕時計装置でも、光発電素子は前述のように構造上黒
や青く表示されるため、高級感あふれる白色系文字板と
のアンバランスは否めない。
【0012】とくに、光発電素子の発電能力の兼ね合い
から複数の光発電素子を同一平面上に配した場合は、そ
れぞれの発電素子を分離し直列接続している配線部分が
視認されてしまうため著しく美観を損ない、該配線部分
を装飾的に遮蔽した腕時計装置については、デザイン上
大きな制約を受ける。
【0013】そのため、光発電素子へ入射する光量を犠
牲にして光発電素子の入射側に、装飾的な目的で半透過
性のセラミック基板の文字板を設けたアナログ式の腕時
計装置が市販されているが、セラミック基板の透過率は
わずか20%であり、高透過率であり、装飾的にも優れ
ている機材が要望されている。
【0014】[発明の目的]本発明の目的は、上記課題
を解決して、デザインの自由度がありさらに高級感ある
メタリックなデジタル表示と光発電機能をもつ腕時計装
置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による腕時計装置の構成は、下記に記載の手
段を採用する。
【0016】本発明による腕時計装置の構成は、液晶表
示パネルの視認側に設ける吸収型偏光板、液晶表示パネ
ルの視認側と反対側に設ける反射型偏光板とからなる液
晶表示体を光発電素子の光の入射側に設けた腕時計装置
であって、吸収型偏光板は透過容易軸と直交する光の振
動面は吸収するシートであり、反射型偏光板は透過容易
軸と直交する光の振動面は反射するシートである。
【0017】本発明による腕時計装置の構成は、液晶表
示パネルの視認側に設ける吸収型偏光板、液晶表示パネ
ルの視認側と反対側に設ける反射型偏光板とからなる液
晶表示体を光発電素子の光の入射側に設けた腕時計装置
であって、吸収型偏光板は透過容易軸と直交する光の振
動面は吸収するシートであり、反射型偏光板は透過容易
軸と直交する光の振動面のうち特定の波長のみを反射す
るシートである。
【0018】本発明による腕時計装置の構成は、液晶表
示パネルの視認側に設ける吸収型偏光板、液晶表示パネ
ルの視認側と反対側に設ける2枚の反射型偏光板とから
なる液晶表示体を光発電素子の光の入射側に設けた腕時
計装置であって、吸収型偏光板は透過容易軸と直交する
光の振動面は吸収するシートであり、2枚の反射型偏光
板のうち第1の反射型偏光板は透過容易軸と直交する光
の振動面のうち特定の波長のみを反射するシートであ
り、第2の反射型偏光板は透過容易軸と直交する光の振
動面のうち第1の反射型偏光板で反射する波長と異なる
波長を反射するシートであり、第1の反射型偏光板の透
過容易軸と第2の反射型偏光板の透過容易軸を直交させ
て配置する。
【0019】本発明による腕時計装置の構成は、液晶表
示パネルの視認側に設ける反射型偏光板、液晶表示パネ
ルの視認側と反対側に設ける吸収型偏光板からなる液晶
表示体を光発電素子の光の入射側に設けた腕時計装置で
あって、反射型偏光板は透過容易軸と直交する光の振動
面は反射するシートであり、吸収型偏光板は透過容易軸
と直交する光の振動面は吸収するシートである。
【0020】本発明による腕時計装置の構成は、液晶表
示パネルの視認側に設ける反射型偏光板、液晶表示パネ
ルの視認側と反対側に設ける吸収型偏光板からなる液晶
表示体を光発電素子の光の入射側に設けた腕時計装置で
あって、反射型偏光板は透過容易軸と直交する光の振動
面のうち特定の波長のみを反射するシートであり、吸収
型偏光板は透過容易軸と直交する振動面は吸収するシー
トである。
【0021】本発明による腕時計装置の構成は、液晶表
示パネルの視認側に設ける高透過率の散乱板と反射型偏
光板、液晶表示パネルの視認側と反対側に設ける吸収型
偏光板からなる液晶表示体を光発電素子の光の入射側に
設けた腕時計装置であって、反射型偏光板は透過容易軸
と直交する光の振動面の全波長あるいは特定の波長のみ
を反射するシートであり、吸収型偏光板は透過容易軸と
直交する振動面は吸収するシートである。
【0022】本発明による腕時計装置の構成は、液晶表
示パネルの視認側と視認側と反対側に設ける反射型偏光
板とからなる液晶表示体を光発電素子の光の入射側に設
けた腕時計装置であって、反射型偏光板は透過容易軸と
直交する光の振動面は反射するシートである。
【0023】本発明による腕時計装置の構成は、液晶表
示パネルの視認側と視認側と反対側に設ける反射型偏光
板とからなる液晶表示体を光発電素子の光の入射側に設
けた腕時計装置であって、視認側に設けた第1の反射型
偏光板と視認側の反対側に設けた第2の反射型偏光板と
は透過容易軸と直交する光の振動面の反射する波長の異
なるシートである。
【0024】本発明による腕時計装置の構成は、液晶表
示パネルの視認側と視認側と反対側に設ける反射型偏光
板とからなり、視認側の反射型偏光板の視認側、あるい
は視認側の反対側の反射型偏光板の視認側のどちらか一
方あるいは両方に高透過率の散乱板を設ける液晶表示体
を光発電素子の光の入射側に設けた腕時計装置であっ
て、反射型偏光板は透過容易軸と直交する光の振動面は
反射するシートであり、視認側に設けた第1の反射型偏
光板と視認側の反対側に設けた第2の反射型偏光板とは
透過容易軸と直交する光の振動面の反射する波長の異な
るシートであってもよい。
【0025】[作用]本発明の腕時計装置において、液
晶表示体の液晶表示パネルの視認側に配置する吸収型偏
光板の透過容易軸透過容易軸と直交する振動面をもつ直
線偏光は吸収する部材であり、視認側と反対側に配置す
る反射型偏光板は透過容易軸と直交する振動面をもつ直
線偏光は反射する部材である。
【0026】液晶表示パネルの視認側に配置する吸収型
偏光板の透過容易軸と視認側と反対側に配置する反射型
偏光板の透過容易軸とを直角となるように配置し、さら
に液晶層を90度以下のツイスト角のツイストネマチッ
ク液晶とする。
【0027】このような構成において、電圧無印加の状
態では吸収型偏光板に入射した光のうち透過容易軸と直
交した振動面の光は吸収されてしまうが残りの半分の光
は、液晶より90度偏光した状態で反射型偏光板に到達
し、反射型偏光板を通過し光発電素子に到達する。
【0028】電圧印加の状態では、吸収型偏光板を通過
した光は、そのまま反射型偏光板に到達し透過容易軸と
直交するため反射される。
【0029】デジタル表示を電圧印加時としたときに
は、表示部はメタリックに光り、電圧無印加の背景は文
字板や光発電素子など液晶表示体の視認側の反対側の部
材と同色になる。
【0030】液晶表示パネルの視認側に配置する吸収型
偏光板の透過容易軸と視認側と反対側に配置する反射型
偏光板の透過容易軸とを平行となるように配置し、デジ
タル表示を電圧印加時としたときには、表示部は背景の
文字板や発電素子など液晶表示体の視認側と反対側の部
材の色で表示され、表示部周囲の電圧無印加部がメタリ
ックに光りメタリック部の光は光発電素子までは到達せ
ず光発電素子の受光は行われない。
【0031】このような構成において、液晶表示パネル
の視認側に配置する吸収型偏光板を液晶表示パネルの一
部分に、たとえばデジタル表示する部分にのみ設けた場
合、電圧無印加部では、吸収型偏光板を設けた部分でも
吸収型偏光板を設けない部分でも、メタリックに光り、
しかも吸収型偏光板を設けない部分では、視認側で偏光
されないため、液晶表示パネルを通して反射型偏光板に
到達する光のうち透過容易軸と直交する光の振動面は吸
収型偏光板を設けた部分と同様に反射するが、透過容易
軸と平行の光は反射型偏光板に到達し、反射型偏光板を
通過して光発電素子の受光が可能になる。
【0032】また、時刻表示あるいは光発電機能全域に
液晶表示体を設け、該時刻表示の一部分あるいは光発電
機能の一部分にデジタル表示機能を付加した場合、デジ
タル表示部と表示部以外がほとんど同色になり、違和感
のないデジタル表示が可能であり、透過光量を犠牲にし
て設けた半透過型の文字板も不要になる。
【0033】さらに、反射型偏光板として特定の波長の
みを反射する反射型偏光板を用いた場合、カラフルな表
示が可能であり腕時計装置としてデザイン性が向上し、
光発電機能をもたせた腕時計装置の前述の欠点をも克服
できる。
【0034】また本発明による腕時計装置の構成におい
て、液晶表示パネルの視認側に設ける吸収型偏光板、液
晶表示パネルの視認側と反対側に設ける2枚の反射型偏
光板とからなる液晶表示体を光発電素子の光の入射側に
設けた腕時計装置では、吸収型偏光板は透過容易軸と直
交する光の振動面は吸収するシートであり、2枚の反射
型偏光板のうち第1の反射型偏光板は透過容易軸と直交
する光の振動面のうち特定の波長のみを反射するシート
であり、第2の反射型偏光板は透過容易軸と直交する光
の振動面のうち第1の反射型偏光板で反射する波長と異
なる波長を反射するシートであり、第1の反射型偏光板
の透過容易軸と第2の反射型偏光板の透過容易軸を直交
させて配置する。
【0035】このような構成において、吸収型偏光板の
透過容易軸と平行の振動面をもつ光は、第1の反射型偏
光板の透過容易軸を吸収型偏光板の透過容易軸と直交さ
せて配置した場合、電圧印加部は第1の反射型偏光板で
特定の波長のみが反射しそれ以外の波長は第1の反射型
偏光板を通過して透過容易軸の直交した第2の反射型偏
光板をも通過して光発電素子に到達し、第1の反射型偏
光板で反射した色と光発電素子の色が混色して表示さ
れ、電圧無印加の部分では第1の反射型偏光板を通過し
た光は第2の反射型偏光板で特定の波長のみが反射しそ
れ以外の波長は反射型偏光板を通過して光発電素子に到
達し、第2の反射型偏光板で反射した色と光発電素子の
色が混色して見え、カラフルな表示が可能であり腕時計
装置としてデザイン性が向上し、光発電機能を持たせた
腕時計装置の前述の欠点をも克服できる。
【0036】また、第1の反射型偏光板の透過容易軸を
吸収型偏光板の透過容易軸と平行に配置した場合、電圧
印加部るいは電圧無印加部それぞれが作用と逆の色を表
示することができる。
【0037】本発明の腕時計装置において、液晶表示体
の液晶表示パネルの視認側に反射型偏光板を設け、視認
側と反対側に吸収型偏光板を用いても全く同様な効果を
得ることができる。
【0038】このような構成においては、視認側のメタ
リック色が全反射で強すぎるため反射型偏光板の視認側
に散乱板を設けるとよい。
【0039】本発明の腕時計装置において、液晶表示パ
ネルの視認側と視認側と反対側に反射型偏光板を設けて
も同様な効果を得ることができるが、光発電素子への光
の入射を考慮すると、光発電素子部は視認側あるいは視
認側と反対側の反射型偏光板を部分的にのぞくことが必
要である。
【0040】このような構成において、特定波長のみを
反射する反射型偏光板を用いることは、前述の作用に説
明したようにカラフルな表示を得ることに有効であり、
ソフトな高級感ある表示には散乱板を設けるとよい。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、図面を使用して本発明の液
晶表示体を利用し光発電機能をもつ腕時計装置における
最適な実施形態を説明する。
【0042】[第1の実施形態:図1および図2]つぎ
に本発明の第1の実施の形態における腕時計装置の構成
を図1および図2を用いて説明する。
【0043】図1に示すように、第1の実施形態の腕時
計装置は、第1の基板14と第2の基板16との間にシ
ール材17によって封じされた液晶層15からなる液晶
表示パネル11の視認側に高透過率の吸収型偏光板10
を設け、さらに液晶表示パネル11の視認側と反対側に
反射型偏光板12を設けた液晶表示体に穴を開け、時針
5分針6と、光発電素子4の視認側すなわち光発電素子
4への光の入射方向に固定枠20を介してケース1に固
定する。
【0044】第1の基板14と第2の基板16には液晶
を駆動するための電極(図示せず)が設けられており、
電極上には配向膜(図示せず)が塗布され、擦り処理を
施すことにより液晶を配向させる。
【0045】液晶層としては、第1の基板14から第2
の基板16に90度ツイストする、ツイステッドネマチ
ック型を用いる。
【0046】ここで、液晶表示パネル11の視認側に設
ける吸収型偏光板10は、透過容易軸と平行する光の振
動面は透過し、透過容易軸と直交する光の振動面は吸収
するシート状の部材であり、液晶表示パネル11の視認
側と反対側に設ける反射型偏光板12は、透過容易軸と
平行な光の振動面は透過し、透過容易軸と直交する光の
振動面は反射するシート状の部材である。
【0047】第1の実施形態においては吸収型偏光板1
0を液晶パネルの視認側の一部に図2に示すように設
け、該吸収型偏光板10の透過容易軸と反射型偏光板1
2の透過容易軸は平行になるように配置する。
【0048】この第1の実施形態に用いた反射型偏光板
は、住友スリーエム株式会社のオプチカルフィルム D
BEF(商品名)を使用する。
【0049】この実施形態における光発電素子は、pi
n接合したaーSiを図2に示すように扇形の4個の光
発電素子を直列に接続して用いる。
【0050】この光発電素子の構造は図示しないが、無
アルカリガラス上に透明電極としてSnO2を900n
m形成しフォトリソ手法を用いて扇形にパターンニング
し、その上にCVDを用いてpin接合したaーSiを
700nmと反射率が高く高融点金属のモリブデンをス
パッタを用いて200nmを形成し、SnO2と同様に
フォトリソ手法を用いて同時にパターンニングした後、
直列接続するための高融点金属を形成しパターンニング
して得る。
【0051】このような構造の光発電素子は、ガラス基
板側が受光面となり、ガラス基板、SnO2を通過して
aーSiに入射した光は反射率の高い金属によって反射
されるが、aーSi内で乱反射を繰り返し再びガラス基
板面にでてくることが少ないため黒く見え、光発電素子
を形成しない扇形以外の部分では光を透過するため光発
電素子を直列に接続するための配線(図示せず)や図1
に示すように光発電素子の下の時針5や分針6を駆動す
るための輪列23が見えてしまう。
【0052】図1に示すように、光発電素子は配線9を
通して補助電池8に給電されるが、配線9との接続電極
部分を除いて、保護の目的でエポキシ樹脂を3μmの厚
さでコーティングする。
【0053】保護の目的のエポキシ樹脂にカーボンなど
を混入させて、光発電素子を形成しない扇形以外の部分
の光の透過を少なくし目立たなくする手法を取ることが
あるが完全でない。
【0054】第1の基板14と、第2の基板16の厚さ
はそれぞれ0.4mmであり、吸収型偏光板10と、反
射型偏光板12の厚さはそれぞれ0.13mmであり、
液晶層15の厚さはわずかに0.01mm以下であり、
ケース1への取り付け部の厚さは0.1mmであるか
ら、時針5と光発電素子4との間は、わずか1.2mm
あればよい。
【0055】本発明の腕時計装置では、第1の基板14
と第2の基板16とに時、分、秒などの時刻情報や日
付、曜日、月、年などのカレンダー情報、あるいは住
所、電話番号などの個人情報を表示するための電極(図
示せず)を設け、電極を設けた部分の視認側に吸収型偏
光板を配し、電極に電圧を印加することにより情報を光
発電素子の色に表示する。
【0056】吸収型偏光板の設けない部分、および吸収
型偏光板を設けたが液晶層に電圧をかけない部分は、メ
タリックに輝くため高級感があり、同一平面に設けられ
た光発電素子の間の透過する部分も目立たない。
【0057】[第2の実施形態:図3]図3に示すよう
に第2の実施形態の腕時計装置は、第1の基板14と第
2の基板16との間にシール材17によって封じされた
液晶層15からなる液晶表示パネル11の視認側に高透
過率の吸収型偏光板10を設け、さらに液晶表示パネル
11の視認側と反対側に特定の波長のみを反射する第1
の反射型偏光板12と該反射型偏光板と異なる波長を反
射する第2の反射型偏光板13の透過容易軸を直交させ
て配置した液晶表示体に穴を開け、時針5分針6と、光
発電素子4の視認側すなわち光発電素子4への光の入射
方向に固定枠20を介してケース1に固定する。
【0058】第1の基板14と第2の基板16には液晶
を駆動するための電極(図示せず)が設けられており、
電極上には配向膜(図示せず)が塗布され、擦り処理を
施すことにより液晶を配向させる。
【0059】液晶層としては、第1の基板14から第2
の基板16に90度ツイストする、ツイステッドネマチ
ック型を用いる。
【0060】ここで、液晶表示パネル11の視認側に設
ける吸収型偏光板10は、透過容易軸と平行する光の振
動面は透過し、透過容易軸と直交する光の振動面は吸収
するシート状の部材であり、液晶表示パネル11の視認
側と反対側に設ける反射型偏光板12および13は、透
過容易軸と平行な光の振動面は透過し、透過容易軸と直
交する光の特定の波長が反射するシート状の部材であ
る。
【0061】第2の実施形態においては吸収型偏光板1
0を液晶パネルの視認側に設け、吸収型偏光板10の透
過容易軸と第1の反射型偏光板12の透過容易軸は直交
するように配置する。
【0062】第2の反射型偏光板13の透過容易軸は吸
収型偏光板10の透過容易軸と平行になる。
【0063】第2の実施形態に用いた反射型偏光板は、
住友スリーエム株式会社のオプチカルフィルム DBE
F(商品名)を使用する。
【0064】第2の実施形態における光発電素子は、第
1の実施の形態で示したものと同様ものを用いる。
【0065】本発明の腕時計装置では、第1の基板14
と第2の基板16とに時、分、秒などの時刻情報や日
付、曜日、月、年などのカレンダー情報、あるいは住
所、電話番号などの個人情報を表示するための電極(図
示せず)を設け、電極に電圧を印加する事により情報を
第1の反射型偏光板で反射された色に表示する。
【0066】第1の反射型偏光板12で反射されない波
長の光は、第2の反射型偏光板13を通過して光発電素
子に到達する。
【0067】液晶層に電圧をかけない部分では、第1の
反射型偏光板12を通過した光が第2の反射型偏光板で
反射された特定の波長の色を表示し、同一平面に設けら
れた光発電素子の間の透過する部分も目立たない。
【0068】本発明の実施の形態においては、液晶表示
体の視認側に吸収型偏光板、視認側の反対側に反射型偏
光板を配したが、視認側に反射型偏光板を設け視認側の
反対側に吸収型偏光板を設けるか、視認側と視認側の反
対側の両方に反射型偏光板を設けても同様な効果を得る
ことができる。
【0069】本発明のメタリック表示に対して、視認側
に散乱板を設けることもやわらかで上品な色調を得るた
めには有効である。
【0070】本発明の実施の形態においては、アナログ
式時計を例に挙げて説明したが、時刻表示がデジタル式
で光発電素子をもつ腕時計においても、本発明は当然有
効である。
【0071】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
による腕時計装置においては、反射型偏光板を有した液
晶表示体を光発電機能を持った腕時計装置の時刻表示部
の全域あるいは一部に、時、分、秒などの時刻情報や日
付、曜日、月、年などのカレンダー情報、あるいは住
所、電話番号などの個人情報を発電素子の黒あるいは青
色に表示する腕時計装置であり、非表示部がメタリック
の表示においても吸収型偏光板の配置を工夫することで
発電素子の受光が充分可能であり、同一平面上に配置し
た複数の発電素子の配線部の遮蔽効果もある。
【0072】また特定波長のみを反射する複数の反射型
偏光板を有した液晶表示体を光発電機能を持った腕時計
装置の時刻表示部の全域あるいは一部に、時、分、秒な
どの時刻情報や日付、曜日、月、年などのカレンダー情
報、あるいは住所、電話番号などの個人情報をメタリッ
クに表示し、非表示部が特定波長の反射した色になり発
電素子の受光が充分で、同一平面上に配置した複数の発
電素子の配線部の遮蔽効果もあるカラフルな腕時計装置
が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態における腕時計の構造
を示す断面図である。
【図2】本発明の第1の実施形態における腕時計を示す
平面図である。
【図3】本発明の第2の実施形態における腕時計の構造
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 時計ケース 2 風防ガラス 3 裏蓋 4 光発電素子 5 時針 6 分針 7 回路基板 8 補助電池 9 配線 10 吸収型偏光板 11 液晶表示パネル 12 反射型偏光板 13 第2の反射型偏光板 14 第1の基板 15 液晶層 16 第2の基板 17 シール材 20 固定枠 21 文字表示 23 輪列

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透過容易軸と直交する光の振動面が反射
    するシートである反射型偏光板を少なくとも1枚備えた
    液晶表示体を光発電素子の光入射側に設けたことを特徴
    とする腕時計装置。
  2. 【請求項2】 請求項1の腕時計装置であって、 液晶表示パネルの視認側に設ける吸収型偏光板と液晶表
    示パネルの視認側と反対側に設ける反射型偏光板を備え
    た液晶表示体を光発電素子の光入射側に設けたことを特
    徴とする腕時計装置。
  3. 【請求項3】 請求項1の腕時計装置であって、 液晶表示パネルの視認側に設ける吸収型偏光板と液晶表
    示パネルの視認側と反対側に透過容易軸と直交する光の
    振動面のうち特定の波長のみが反射するシートである反
    射型偏光板を備えた液晶表示体を光発電素子の光入射側
    に設けたことを特徴とする腕時計装置。
  4. 【請求項4】 請求項1の腕時計装置であって、 液晶表示パネルの視認側に設ける吸収型偏光板と液晶表
    示パネルの視認側と反対側に透過容易軸と直交する光の
    振動面のうち特定の波長のみが反射するシートである第
    1の反射型偏光板と透過容易軸と直交する光の振動面の
    うち第1の反射型偏光板と異なる特定の波長のみが反射
    するシートである第2の反射型偏光板とを透過容易軸を
    直交させて備えた液晶表示体を光発電素子の光入射側に
    設けたことを特徴とする腕時計装置。
  5. 【請求項5】 請求項1の腕時計装置であって、 液晶表示パネルの視認側に設ける反射型偏光板と液晶表
    示パネルの視認側と反対側に設ける吸収型偏光板を備え
    た液晶表示体を光発電素子の光入射側に設けたことを特
    徴とする腕時計装置。
  6. 【請求項6】 請求項5の腕時計装置であって、 液晶表示パネルの視認側に設ける反射型偏光板が透過容
    易軸と直交する光の振動面のうち特定の波長のみが反射
    するシートである反射型偏光板を備えた液晶表示体を光
    発電素子の光入射側に設けたことを特徴とする腕時計装
    置。
  7. 【請求項7】 請求項1の腕時計装置であって、 液晶表示パネルの視認側に設ける散乱板と反射型偏光板
    と、液晶表示パネルの視認側と反対側に設ける吸収型偏
    光板を備える液晶表示体を光発電素子の光入射側に設け
    たことを特徴とする腕時計装置。
  8. 【請求項8】 請求項1の腕時計装置であって、 液晶表示パネルの視認側と視認側と反対側に反射型偏光
    板を備えた液晶表示体を光発電素子の光入射側に設けた
    ことを特徴とする腕時計装置。
  9. 【請求項9】 請求項8の腕時計装置であって、 液晶表示パネルの視認側と視認側と反対側に備えた反射
    型偏光板のどちらか一方の反射型偏光板が透過容易軸と
    直交する光の振動面のうち特定の波長のみが反射するシ
    ートである反射型偏光板を備えた液晶表示体を光発電素
    子の光入射側に設けたことを特徴とする腕時計装置。
  10. 【請求項10】 請求項8の腕時計装置であって、 液晶表示パネルの視認側と視認側と反対側に備えた反射
    型偏光板の両方の反射型偏光板が透過容易軸と直交する
    光の振動面のうちそれぞれ異なる特定の波長のみを反射
    するシートであり、それぞれの反射型偏光板の透過容易
    軸を直交するように配した反射型偏光板を備えた液晶表
    示体を光発電素子の光入射側に設けたことを特徴とする
    腕時計装置。
  11. 【請求項11】 請求項8から10のいずれかの腕時計
    装置であって、 液晶表示パネルの視認側と視認側と反対側に備えた反射
    型偏光板のどちらか一方あるいは両方の視認側に散乱板
    を設けた液晶表示体を光発電素子の光入射側に設けたこ
    とを特徴とする腕時計装置。
  12. 【請求項12】 請求項1から11のいずれかの腕時計
    装置であって、 時刻表示部が時刻を針により表示するアナログ式である
    ことを特徴とする腕時計装置。
  13. 【請求項13】 請求項1から11のいずれかの腕時計
    装置であって、 時刻表示部が時刻を数字により表示するデジタル式であ
    ることを特徴とする腕時計装置。
  14. 【請求項14】 請求項1から11のいずれかの腕時計
    装置であって、 時刻表示部が時刻を針により表示するアナログ式と時刻
    を数字により表示するデジタル式の両方を有することを
    特徴とする腕時計装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2001092970A1 (en) * 2000-05-30 2001-12-06 Seiko Epson Corporation Hand-held electronic device
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KR20160076984A (ko) * 2014-12-23 2016-07-01 더 스와치 그룹 리서치 앤 디벨롭먼트 엘티디 타임피스와 같은 휴대용 오브젝트용 디스플레이 다이얼을 제작하기 위한 방법 및 그 방법에 의해 획득된 디스플레이 다이얼

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