JPH1166975A - 耐火電線 - Google Patents
耐火電線Info
- Publication number
- JPH1166975A JPH1166975A JP9223875A JP22387597A JPH1166975A JP H1166975 A JPH1166975 A JP H1166975A JP 9223875 A JP9223875 A JP 9223875A JP 22387597 A JP22387597 A JP 22387597A JP H1166975 A JPH1166975 A JP H1166975A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fire
- resistant
- backing material
- electric wire
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000009970 fire resistant effect Effects 0.000 title claims abstract description 40
- 239000000463 material Substances 0.000 claims abstract description 47
- 239000010445 mica Substances 0.000 claims abstract description 19
- 229910052618 mica group Inorganic materials 0.000 claims abstract description 19
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 13
- 239000000843 powder Substances 0.000 claims abstract description 12
- 239000003431 cross linking reagent Substances 0.000 claims abstract description 11
- 229920002379 silicone rubber Polymers 0.000 claims abstract description 9
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 16
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 14
- 239000004945 silicone rubber Substances 0.000 claims description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 abstract description 5
- 239000000203 mixture Substances 0.000 abstract description 3
- 229910010272 inorganic material Inorganic materials 0.000 abstract 1
- 239000011147 inorganic material Substances 0.000 abstract 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 25
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 9
- 239000004743 Polypropylene Substances 0.000 description 5
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000011156 evaluation Methods 0.000 description 5
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 4
- -1 polypropylene Polymers 0.000 description 3
- 235000012239 silicon dioxide Nutrition 0.000 description 3
- 239000004698 Polyethylene Substances 0.000 description 2
- 229920005672 polyolefin resin Polymers 0.000 description 2
- 229920001155 polypropylene Polymers 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 239000000377 silicon dioxide Substances 0.000 description 2
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- 239000004342 Benzoyl peroxide Substances 0.000 description 1
- OMPJBNCRMGITSC-UHFFFAOYSA-N Benzoylperoxide Chemical group C=1C=CC=CC=1C(=O)OOC(=O)C1=CC=CC=C1 OMPJBNCRMGITSC-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N Silicon Chemical compound [Si] XUIMIQQOPSSXEZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 235000019400 benzoyl peroxide Nutrition 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- LSXWFXONGKSEMY-UHFFFAOYSA-N di-tert-butyl peroxide Chemical compound CC(C)(C)OOC(C)(C)C LSXWFXONGKSEMY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 239000000945 filler Substances 0.000 description 1
- 239000012784 inorganic fiber Substances 0.000 description 1
- 238000010030 laminating Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 229920000573 polyethylene Polymers 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 229910052710 silicon Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010703 silicon Substances 0.000 description 1
- 229920002050 silicone resin Polymers 0.000 description 1
- 238000009941 weaving Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
- Insulating Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来に比較して耐火時間が長い耐火電線を提
供する。 【解決手段】 耐火電線10は、線状の導体21を被覆する
耐火層11がシリコンゴム,マイカ粉および架橋剤を混合
したシート状の基材13と、基材13に貼着された無機質の
裏打材14とを有する。
供する。 【解決手段】 耐火電線10は、線状の導体21を被覆する
耐火層11がシリコンゴム,マイカ粉および架橋剤を混合
したシート状の基材13と、基材13に貼着された無機質の
裏打材14とを有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐火電線に関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】図2に示すように、一般的な耐火電線20
は、導体21が耐火層22,絶縁層23,シース層24に覆われ
ている。耐火層22は、厚さが0.09mmないし0.15mmに
設定されたシート状の軟質マイカと、PP(ポリプロピ
レン),PE(ポリエチレン)等の樹脂フィルムやガラ
スクロス等の裏打材とを相互貼着したマイカテープによ
り構成されている。具体的には、この耐火層22は、マイ
カテープを2分の1ないし10分の1ラップで2枚ないし
4枚積層巻回させることにより形成されている。
は、導体21が耐火層22,絶縁層23,シース層24に覆われ
ている。耐火層22は、厚さが0.09mmないし0.15mmに
設定されたシート状の軟質マイカと、PP(ポリプロピ
レン),PE(ポリエチレン)等の樹脂フィルムやガラ
スクロス等の裏打材とを相互貼着したマイカテープによ
り構成されている。具体的には、この耐火層22は、マイ
カテープを2分の1ないし10分の1ラップで2枚ないし
4枚積層巻回させることにより形成されている。
【0003】この耐火電線20は、耐火層22を覆うように
ポリオレフィン系樹脂を押出成形することにより絶縁層
23が形成され、次いで、絶縁層23を覆うようにPVCを
押出成形することによりシース層24が形成されている。
このように構成された耐火電線20によれば、消防庁告示
第3号による30分耐火試験を満足させ得るとされている
(従来例1)。
ポリオレフィン系樹脂を押出成形することにより絶縁層
23が形成され、次いで、絶縁層23を覆うようにPVCを
押出成形することによりシース層24が形成されている。
このように構成された耐火電線20によれば、消防庁告示
第3号による30分耐火試験を満足させ得るとされている
(従来例1)。
【0004】また、図3に示すように、特開平8-7668号
公報により開示された耐火電線30は、耐火テープ35を採
用することにより耐火性能を向上させている。耐火テー
プ35は、シリコンレジンにフィラを混合したコーティン
グ剤を有機繊維あるいは無機繊維に含浸させた基布とさ
れ、耐火層22を巻回被覆している。この耐火電線30によ
っても、前述した30分耐火試験を満足させるとともに、
従来例1よりも長い耐火時間が得られるとされている
(従来例2)。
公報により開示された耐火電線30は、耐火テープ35を採
用することにより耐火性能を向上させている。耐火テー
プ35は、シリコンレジンにフィラを混合したコーティン
グ剤を有機繊維あるいは無機繊維に含浸させた基布とさ
れ、耐火層22を巻回被覆している。この耐火電線30によ
っても、前述した30分耐火試験を満足させるとともに、
従来例1よりも長い耐火時間が得られるとされている
(従来例2)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、防災
意識の高まりから、耐火電線の更なる性能向上が望まれ
ていて、従来例1および従来例2に比較して、耐火時間
が長い耐火電線が求められている。本発明は、前述した
要望に鑑みてなされたものであり、その目的は従来に比
較して耐火時間が長い耐火電線を提供することにある。
意識の高まりから、耐火電線の更なる性能向上が望まれ
ていて、従来例1および従来例2に比較して、耐火時間
が長い耐火電線が求められている。本発明は、前述した
要望に鑑みてなされたものであり、その目的は従来に比
較して耐火時間が長い耐火電線を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、請求項1に記
載したように、線状の導体が耐火層に被覆された耐火電
線であって、前記耐火層は、シリコンゴム,マイカ粉お
よび架橋剤を混合したシート状の基材と、前記基材に貼
着された無機質の裏打材とを有していることを特徴とし
ている。ここで、裏打材としては、例えばガラスクロス
等が採用でき、基材の表面および裏面のうちの一方ある
いは双方に貼着させておけばよい。このように構成され
た耐火電線においては、周囲が高温化すると、架橋剤を
介してマイカ粉が強固に結合され、ガラスクロス等の裏
打材と協働して良好な耐火性能を得られることになる。
そして、この耐火電線においては、裏打材が無機質であ
るため、従来のように、PP(ポリプロピレン)等の樹
脂フィルムを裏打材として採用した場合に比較して、耐
火性能を向上できることになる。
載したように、線状の導体が耐火層に被覆された耐火電
線であって、前記耐火層は、シリコンゴム,マイカ粉お
よび架橋剤を混合したシート状の基材と、前記基材に貼
着された無機質の裏打材とを有していることを特徴とし
ている。ここで、裏打材としては、例えばガラスクロス
等が採用でき、基材の表面および裏面のうちの一方ある
いは双方に貼着させておけばよい。このように構成され
た耐火電線においては、周囲が高温化すると、架橋剤を
介してマイカ粉が強固に結合され、ガラスクロス等の裏
打材と協働して良好な耐火性能を得られることになる。
そして、この耐火電線においては、裏打材が無機質であ
るため、従来のように、PP(ポリプロピレン)等の樹
脂フィルムを裏打材として採用した場合に比較して、耐
火性能を向上できることになる。
【0007】また、本発明においては、請求項2に記載
したように、前記裏打材が前記基材の表裏両面に貼着さ
れていれば、基材の一面にのみ裏打材が貼着された場合
に比較して、一層耐火性能を向上できることになる。さ
らに、本発明においては、請求項3に記載したように、
前記裏打材がガラスクロスであれば、比較的安価である
とともに容易に取り扱えることになる。
したように、前記裏打材が前記基材の表裏両面に貼着さ
れていれば、基材の一面にのみ裏打材が貼着された場合
に比較して、一層耐火性能を向上できることになる。さ
らに、本発明においては、請求項3に記載したように、
前記裏打材がガラスクロスであれば、比較的安価である
とともに容易に取り扱えることになる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る実
施の形態を示す断面図である。なお、以下に説明する実
施の形態例において、既に図2ないし図3において説明
した部材等については、図中に同一符号あるいは相当符
号を付すことにより説明を簡略化あるいは省略する。
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る実
施の形態を示す断面図である。なお、以下に説明する実
施の形態例において、既に図2ないし図3において説明
した部材等については、図中に同一符号あるいは相当符
号を付すことにより説明を簡略化あるいは省略する。
【0009】図1(A)に示すように、耐火電線10は、
導体21が耐火層11,絶縁層23,シース層24に覆われてい
る。図1(B)に示すように、耐火層11を構成する耐火
テープ12は、耐火層11は、シリコンゴム,マイカ粉およ
び適宜な架橋剤(例えば2.4-ジクロロベンゾイルパーオ
キサイド等)を混合したシート状の基材13と、この基材
13に貼着された無機質の裏打材14とを有している。裏打
材14はガラスクロスとされ、基材13の一面にのみ貼着さ
れている。なお、図1(C)に示す耐火テープ15のよう
に、裏打材14は、基材13の表裏両面に貼着しておいても
よい。
導体21が耐火層11,絶縁層23,シース層24に覆われてい
る。図1(B)に示すように、耐火層11を構成する耐火
テープ12は、耐火層11は、シリコンゴム,マイカ粉およ
び適宜な架橋剤(例えば2.4-ジクロロベンゾイルパーオ
キサイド等)を混合したシート状の基材13と、この基材
13に貼着された無機質の裏打材14とを有している。裏打
材14はガラスクロスとされ、基材13の一面にのみ貼着さ
れている。なお、図1(C)に示す耐火テープ15のよう
に、裏打材14は、基材13の表裏両面に貼着しておいても
よい。
【0010】このような耐火電線10は、導体21に対して
耐火テープ12を例えば2分の1ないし10分の1LAPあ
るいは縦添えにより1層ないし3層巻き付けることによ
り耐火層11が形成されている。そして、耐火層22を覆う
ようにポリオレフィン系樹脂を押出成形することにより
絶縁層23が形成され、次いで、絶縁層23を覆うようにP
VCを押出成形することによりシース層24が形成され
る。
耐火テープ12を例えば2分の1ないし10分の1LAPあ
るいは縦添えにより1層ないし3層巻き付けることによ
り耐火層11が形成されている。そして、耐火層22を覆う
ようにポリオレフィン系樹脂を押出成形することにより
絶縁層23が形成され、次いで、絶縁層23を覆うようにP
VCを押出成形することによりシース層24が形成され
る。
【0011】このように構成された耐火電線10によれ
ば、消防庁告示第3号による30分耐火試験を満足させ得
る。そして、この耐火電線10によれば、周囲が高温化す
ると、基材13を構成するマイカ粉間に二酸化珪素が密に
存在するとともに、これらの二酸化珪素が裏打材14によ
り固定されるため、従来の耐火電線に比較して長い耐火
時間が得られる。特に、裏打材14が基材13の表裏両面に
貼着されていれば、基材13の一面にのみ裏打材14が貼着
されている場合に比較して、一層耐火性能を向上でき
る。また、この耐火電線10によれば、裏打材14がガラス
クロスであるため、比較的安価であるとともに容易に取
り扱える。
ば、消防庁告示第3号による30分耐火試験を満足させ得
る。そして、この耐火電線10によれば、周囲が高温化す
ると、基材13を構成するマイカ粉間に二酸化珪素が密に
存在するとともに、これらの二酸化珪素が裏打材14によ
り固定されるため、従来の耐火電線に比較して長い耐火
時間が得られる。特に、裏打材14が基材13の表裏両面に
貼着されていれば、基材13の一面にのみ裏打材14が貼着
されている場合に比較して、一層耐火性能を向上でき
る。また、この耐火電線10によれば、裏打材14がガラス
クロスであるため、比較的安価であるとともに容易に取
り扱える。
【0012】次に、本発明に基づいて耐火層を構成した
耐火電線を複数種類制作し、これらの耐火電線および従
来の耐火電線にJIS A1304の火災温度曲線に対
応した耐火試験を行った。その結果を示す表1を説明す
る。
耐火電線を複数種類制作し、これらの耐火電線および従
来の耐火電線にJIS A1304の火災温度曲線に対
応した耐火試験を行った。その結果を示す表1を説明す
る。
【0013】
【表1】
【0014】表中、絶縁抵抗の評価は、加熱前後で絶縁
性に変化が生じない場合に○とし、加熱前後で絶縁性に
変化が生じた場合に×とした。また、絶縁耐力の評価
は、加熱中あるいは加熱後に30分間あるいは60分間、定
格値以上の電圧を印加し、絶縁層が絶縁性を維持してい
る場合に○とし、絶縁層が破壊された場合に×とした。
性に変化が生じない場合に○とし、加熱前後で絶縁性に
変化が生じた場合に×とした。また、絶縁耐力の評価
は、加熱中あるいは加熱後に30分間あるいは60分間、定
格値以上の電圧を印加し、絶縁層が絶縁性を維持してい
る場合に○とし、絶縁層が破壊された場合に×とした。
【0015】(実施例1)シリコンゴム,マイカ粉およ
び適宜な架橋剤を混合した基材にガラスクロスを貼着し
た耐火テープを導体に対して2分の1LAPで1枚巻き
付けて被覆した。この結果、絶縁抵抗の評価は、加熱後
30分および加熱後60分が○評価であり、絶縁耐力の評価
は、加熱中,加熱後に関わらずすべて○評価であった。 (実施例2)シリコンゴム,マイカ粉および適宜な架橋
剤を混合した基材にガラスクロスを貼着した耐火テープ
を導体に対して10分の1LAPで2枚巻き付けて被覆し
た。この結果、絶縁抵抗の評価は、加熱後30分および加
熱後60分が○評価であり、絶縁耐力の評価は、加熱中,
加熱後に関わらずすべて○評価であった。 (実施例3)シリコンゴム,マイカ粉および適宜な架橋
剤を混合した基材にガラスクロスを貼着した耐火テープ
を導体に対して2分の1間隙で2枚巻き付けて被覆し
た。この結果、絶縁抵抗の評価は、加熱後30分および加
熱後60分が○評価であり、絶縁耐力の評価は、加熱中,
加熱後に関わらずすべて○評価であった。
び適宜な架橋剤を混合した基材にガラスクロスを貼着し
た耐火テープを導体に対して2分の1LAPで1枚巻き
付けて被覆した。この結果、絶縁抵抗の評価は、加熱後
30分および加熱後60分が○評価であり、絶縁耐力の評価
は、加熱中,加熱後に関わらずすべて○評価であった。 (実施例2)シリコンゴム,マイカ粉および適宜な架橋
剤を混合した基材にガラスクロスを貼着した耐火テープ
を導体に対して10分の1LAPで2枚巻き付けて被覆し
た。この結果、絶縁抵抗の評価は、加熱後30分および加
熱後60分が○評価であり、絶縁耐力の評価は、加熱中,
加熱後に関わらずすべて○評価であった。 (実施例3)シリコンゴム,マイカ粉および適宜な架橋
剤を混合した基材にガラスクロスを貼着した耐火テープ
を導体に対して2分の1間隙で2枚巻き付けて被覆し
た。この結果、絶縁抵抗の評価は、加熱後30分および加
熱後60分が○評価であり、絶縁耐力の評価は、加熱中,
加熱後に関わらずすべて○評価であった。
【0016】(比較例1)軟質マイカにPPフィルムを
貼着したマイカテープを導体に対して4分の1LAPで
2枚巻き付けて被覆した。この結果、絶縁抵抗の評価
は、加熱後30分が○評価であったが、加熱後60分が×評
価となった。また、絶縁耐力の評価は、加熱中30分およ
び加熱後30分が○評価であったが、加熱中60分および加
熱後60分が×評価となった。 (比較例2)軟質マイカにガラスクロスを貼着したマイ
カテープを導体に対して2分の1LAPで2枚巻き付け
て被覆した。この結果、絶縁抵抗の評価は、加熱後30分
が○評価であったが、加熱後60分が×評価となった。ま
た、絶縁耐力の評価は、加熱中30分および加熱後30分が
○評価であったが、加熱中60分および加熱後60分が×評
価となった。
貼着したマイカテープを導体に対して4分の1LAPで
2枚巻き付けて被覆した。この結果、絶縁抵抗の評価
は、加熱後30分が○評価であったが、加熱後60分が×評
価となった。また、絶縁耐力の評価は、加熱中30分およ
び加熱後30分が○評価であったが、加熱中60分および加
熱後60分が×評価となった。 (比較例2)軟質マイカにガラスクロスを貼着したマイ
カテープを導体に対して2分の1LAPで2枚巻き付け
て被覆した。この結果、絶縁抵抗の評価は、加熱後30分
が○評価であったが、加熱後60分が×評価となった。ま
た、絶縁耐力の評価は、加熱中30分および加熱後30分が
○評価であったが、加熱中60分および加熱後60分が×評
価となった。
【0017】以上の評価から、実施例1ないし実施例3
は、シリコンゴム,マイカ粉および適宜な架橋剤を混合
した基材と、裏打材としてガラスクロスとを採用してい
るため、比較例1および比較例2に比較して絶縁抵抗の
評価および絶縁耐力の評価が向上していることが判る。
すなわち、実施例1ないし実施例3は、比較例1およ
び比較例2に比較して、加熱後にも初期特性を維持でき
るため、耐火性能が向上していることが判る。
は、シリコンゴム,マイカ粉および適宜な架橋剤を混合
した基材と、裏打材としてガラスクロスとを採用してい
るため、比較例1および比較例2に比較して絶縁抵抗の
評価および絶縁耐力の評価が向上していることが判る。
すなわち、実施例1ないし実施例3は、比較例1およ
び比較例2に比較して、加熱後にも初期特性を維持でき
るため、耐火性能が向上していることが判る。
【0018】なお、本発明の耐火電線は、前述した形態
に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能で
ある。例えば、前述した実施の形態において、架橋剤と
して2.4-ジクロロベンゾイルパーオキサイドを例示した
が、ジクシルパーオキサイド,ベンゾイルパーオキサイ
ド,ジターシャリーブチルパーオキサイド等を採用して
もよい。また、裏打材としては、ガラスクロスに限定せ
ず、例えばシリコンクロスを採用してもよく、織り方等
も任意である。
に限定されるものでなく、適宜な変形,改良等が可能で
ある。例えば、前述した実施の形態において、架橋剤と
して2.4-ジクロロベンゾイルパーオキサイドを例示した
が、ジクシルパーオキサイド,ベンゾイルパーオキサイ
ド,ジターシャリーブチルパーオキサイド等を採用して
もよい。また、裏打材としては、ガラスクロスに限定せ
ず、例えばシリコンクロスを採用してもよく、織り方等
も任意である。
【0019】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、請求項1に記載したように、シリコンゴム,マイカ
粉および架橋剤を混合したシート状の基材と、基材に貼
着された無機質の裏打材とを有する耐火テープにより耐
火層が構成されているため、周囲が高温化すると、マイ
カ粉間に密に存在する二酸化珪素が裏打材により固定さ
れて、従来の耐火電線に比較して長い耐火時間が得られ
る。また、請求項2に記載したように、裏打材が基材の
表裏両面に貼着されていれば一層耐火性能を向上でき、
請求項3に記載したように、裏打材がガラスクロスであ
れば比較的安価であるとともに容易に取り扱える。
ば、請求項1に記載したように、シリコンゴム,マイカ
粉および架橋剤を混合したシート状の基材と、基材に貼
着された無機質の裏打材とを有する耐火テープにより耐
火層が構成されているため、周囲が高温化すると、マイ
カ粉間に密に存在する二酸化珪素が裏打材により固定さ
れて、従来の耐火電線に比較して長い耐火時間が得られ
る。また、請求項2に記載したように、裏打材が基材の
表裏両面に貼着されていれば一層耐火性能を向上でき、
請求項3に記載したように、裏打材がガラスクロスであ
れば比較的安価であるとともに容易に取り扱える。
【図1】本発明に係る実施の形態を示す断面図である。
【図2】従来の耐火電線を示す断面図である。
【図3】従来の耐火電線を示す断面図である。
10 耐火電線 11 耐火層 13 基材 14 裏打材 21 導体
Claims (3)
- 【請求項1】 線状の導体が耐火層に被覆された耐火電
線であって、 前記耐火層は、シリコンゴム,マイカ粉および架橋剤を
混合したシート状の基材と、前記基材に貼着された無機
質の裏打材とを有していることを特徴とする耐火電線。 - 【請求項2】 前記裏打材が前記基材の表裏両面に貼着
されていることを特徴とする請求項1に記載した耐火電
線。 - 【請求項3】 前記裏打材がガラスクロスであることを
特徴とする請求項1に記載した耐火電線。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22387597A JP3594166B2 (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 耐火電線 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22387597A JP3594166B2 (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 耐火電線 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1166975A true JPH1166975A (ja) | 1999-03-09 |
| JP3594166B2 JP3594166B2 (ja) | 2004-11-24 |
Family
ID=16805088
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22387597A Expired - Fee Related JP3594166B2 (ja) | 1997-08-20 | 1997-08-20 | 耐火電線 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3594166B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008506234A (ja) * | 2004-07-07 | 2008-02-28 | ケー.デー.ジー.イーエヌジー | コイルのイグナイタを含んだバルブ |
| WO2011043313A1 (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-14 | 株式会社ビスキャス | 電力ケーブル気中終端接続部及び電力ケーブル気中終端接続部の製造方法 |
| CN105632592A (zh) * | 2016-03-30 | 2016-06-01 | 陶铠高分子材料(上海)科技中心 | 一种无机矿物质陶瓷化防火耐火隔氧填充泥组合物 |
-
1997
- 1997-08-20 JP JP22387597A patent/JP3594166B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008506234A (ja) * | 2004-07-07 | 2008-02-28 | ケー.デー.ジー.イーエヌジー | コイルのイグナイタを含んだバルブ |
| WO2011043313A1 (ja) * | 2009-10-09 | 2011-04-14 | 株式会社ビスキャス | 電力ケーブル気中終端接続部及び電力ケーブル気中終端接続部の製造方法 |
| TWI458214B (zh) * | 2009-10-09 | 2014-10-21 | Viscas Corp | A method for manufacturing a terminal connecting portion of a power cable air terminal connecting portion and a power cable air terminal |
| RU2533179C2 (ru) * | 2009-10-09 | 2014-11-20 | Вискас Корпорейшн | Концевая муфта силового кабеля для воздушного соединения и способ ее изготовления |
| US9124082B2 (en) | 2009-10-09 | 2015-09-01 | Viscas Corporation | Power cable termination for aerial connection and process for producing power cable termination for aerial connection |
| CN105632592A (zh) * | 2016-03-30 | 2016-06-01 | 陶铠高分子材料(上海)科技中心 | 一种无机矿物质陶瓷化防火耐火隔氧填充泥组合物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3594166B2 (ja) | 2004-11-24 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0337907A (ja) | 集成マイカ絶縁薄膜 | |
| GB2112321A (en) | Solid insulator and electric equipment coil using the same | |
| JP3594166B2 (ja) | 耐火電線 | |
| US6017626A (en) | Automotive-wire insulation | |
| JPH0480524B2 (ja) | ||
| JPH10199338A (ja) | 電気絶縁用ラミネート紙の製造方法及び該ラミネート紙を用いた油浸電力ケーブル | |
| US3914495A (en) | Fire retardant insulating tape wrap | |
| JP3907146B2 (ja) | 耐火電線 | |
| WO2011111616A1 (ja) | フレキシブルフラットケーブル | |
| CN215712748U (zh) | 用于ffc线材的耐高温热熔胶膜 | |
| JPH08124430A (ja) | 高圧耐火ケーブル | |
| JPH11203953A (ja) | 耐火電線 | |
| US20010003615A1 (en) | Mica tape splice and method of forming the same | |
| JP2607581Y2 (ja) | 耐火ケーブル | |
| JP3139500B2 (ja) | 耐熱電線 | |
| JPH0473824A (ja) | 耐トラッキング性粘着テープ | |
| JP3830017B2 (ja) | 耐火電線 | |
| JP3286500B2 (ja) | 耐火電線 | |
| JPH0650180U (ja) | 耐熱マイカシート及びテープ | |
| JPS6137137Y2 (ja) | ||
| JP3351286B2 (ja) | ホットメルト型難燃性接着剤組成物およびそれを用いて得られる絶縁テープ | |
| JPH0143387Y2 (ja) | ||
| JP2022161492A (ja) | 耐火電線及び耐火電線の製造方法 | |
| JPH10302552A (ja) | 耐火電線・ケーブル | |
| JP5176490B2 (ja) | 平型絶縁電線およびその製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040825 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040826 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |