JPH1167191A - 非水電解質電池用電極の製造法及び非水電解質電池の製造法 - Google Patents
非水電解質電池用電極の製造法及び非水電解質電池の製造法Info
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Abstract
保持した電極を水に浸漬させて多孔性高分子を備える電
極を製作した場合であっても、水によるアルミニウムの
腐食を防止し、集電体の集電性能の低下による電池性能
の低下を抑制する。 【解決手段】 集電体にアルミニウムを使用し、かつ高
分子を含む混合液を保持した電極を、リン又はリン化合
物を含む水で処理することを特徴とする非水電解質電池
用電極の製造法。
Description
極の製造法及び非水電解質電池の製造法に関する。
リ金属を使用する電池は、3V以上の高電圧系電池とす
ることが可能であるため、高エネルギー密度電池とする
ことができるが、二次電池においては、充電時のアルカ
リ金属のデンドライト析出によって短絡が発生しやす
く、寿命が短いという欠点があり、また、アルカリ金属
の反応性が高いために、安全性を確保することが困難で
ある。そのために、例えばリチウム電池においては、金
属リチウムのかわりに、金属リチウムのデンドライトが
析出しにくいグラファイトやカーボン等の炭素系負極を
使用し、正極にコバルト酸リチウムやニッケル酸リチウ
ムを使用する、いわゆるリチウムイオン電池が考案さ
れ、高エネルギー密度電池として用いられてきている。
鉛蓄電池、ニッケルカドミウム電池、ニッケル水素電池
などと異なり、電解質に可燃性の有機電解液を使用する
ため、電池の安全な使用を可能にするために、その安全
性上の問題から、安全弁、保護回路、PTC素子等の、
様々な安全化素子を備える必要があり、コストが高くな
るという問題があり、また、電池の安全性上の問題から
活物質の利用率も制限されているため、電池のエネルギ
ー密度が活物質の理論容量から期待される値よりも大幅
に小さくなるという問題点がある。したがって、有機電
解液の代わりに、より化学反応性に乏しい固体高分子電
解質を用いることによって電池の安全性を向上させるこ
とが試みられている。また、電池形状の柔軟性、製造工
程の簡易化、製造コストの削減等の目的においても固体
高分子電解質の適用が試みられている。
シド、ポリプロピレンオキシドなどのポリエーテルとア
ルカリ金属塩との錯体が多く研究されている。しかし、
ポリエーテルは十分な機械的強度を保ったまま高いイオ
ン伝導性を得ることが困難であり、しかも導電率が温度
に大きく影響されるために室温で十分な導電率が得られ
ないことから、ポリエーテルを側鎖に有するくし型高分
子、ポリエーテル鎖と他のモノマーの共重合体、ポリエ
ーテルを側鎖に有するポリシロキサン又はポリフォスフ
ァゼン、ポリエーテルの架橋体などが試みられている。
に、塩を溶解した高分子電解質では、カチオン及びアニ
オンの両方が移動し、通常室温でのカチオンの輸率は
0.5以下である。したがって、−SO3-や−COO-
のようなアニオン基を有する高分子電解質を合成し、そ
のカチオンの輸率を1とすることも試みられているが、
カチオンが強くアニオン基に束縛されるためにイオン導
電率が非常に低く、電池に使用することは非常に困難で
あった。
せることによってゲル状の高分子電解質を製作し、非水
系電池に適用することも試みられている。このゲル状の
高分子電解質において使用されている高分子には、ポリ
アクリロニトリル、ポリビニルサルフォン、ポリ塩化ビ
ニル、ポリビニリデンフルオライド、ポリビニルピロリ
ジノン等がある。ビニリデンフルオライドとヘキサフル
オロプロピレンとの共重合体を用いることによって高分
子の結晶化度を低下させ、電解液で湿潤又は膨潤し易く
して導電率を向上させることも試みられている。また、
ニトリルゴム、スチレンブタジエンゴム、ポリブタジエ
ン、ポリビニルピロリドン等のラテックスの乾燥によっ
て高分子膜を製作し、これを電解液で湿潤又は膨潤させ
ることによって高分子電解質膜を製作することも試みら
れている。このラテックスを用いた高分子電解質の製作
においては二種類の高分子を混合し、電解液が染み込み
難く強い機械的強度を保つ高分子相と、電解液が染み込
みやすく高いイオン導電率を示す高分子相との混合系と
することによって機械的強度とイオン伝導性を供与する
高分子膜が提案されている。
及び扱い易さの向上のために、ポリオレフィンの微孔性
膜の孔中に高分子電解質を充填した固体電解質や、イオ
ン導電率向上及びカチオンの輸率の増大等を目的とする
無機固体電解質粉末を含む有機高分子電解質についても
報告されている。
せるためには、正・負極の活物質近傍の遊離の電解液量
を減らすことが重要となる。したがって、正・負極の孔
中に遊離の電解液の代わりに固体電解質を適用すること
は、その安全性の向上に極めて有効である。
電池等の非水電解質電池は、充放電反応において電極反
応に関与するリチウムイオンの量の大部分が、電解質に
溶解しているリチウムイオンではなく、電極の活物質か
ら放出するリチウムイオンが電解質中を移動して対極に
到達するものであるため、そのリチウムイオンの移動距
離は長い。しかも、水溶液系電池中のプロトン及び水酸
化物イオンの輸率が1に近い値を示すのに対して、非水
電解質電池の電解質中のリチウムイオンの室温での輸率
は通常0.5以下であり、電解質中のイオンの移動速度
はイオンの濃度拡散に支配される。したがって、電極の
孔中に電解液の代わりに固体電解質を適用した場合に
は、電解質中のイオンの拡散速度が非常に遅くなるため
に、高率での充放電特性が低下し、実用的な電池性能が
得られないという問題点があった。
孔中の固体電解質を多孔性とし、その孔中の遊離な電解
液中の速やかなイオン拡散によって電池の高率充放電特
性を向上させることが試みられている。この場合には、
高分子を電極の孔中に充填した分だけ遊離の電解液量を
減らすことができるために従来の固体電解質を使用しな
い電池よりも安全な電池となり、また、固体電解質の孔
中の速やかなイオン拡散によって十分な電池性能が得ら
れる。
による活物質の体積膨張収縮に追随して形状変化する、
弾力性を有するものである必要があることから、高分子
を電解液で膨潤させたゲル状の高分子が望ましい。多孔
性の高分子の製作法としては、球形の均一な孔を形成す
ることができる溶媒抽出法が最適である。溶媒抽出法と
は、高分子溶液を、高分子に対して不溶性で溶媒に対し
て相溶性である溶媒中に浸漬することによって高分子溶
液の溶媒を抽出して、その溶媒の除去された部分が孔と
なって高分子が固化するという多孔性高分子の製造法で
ある。この溶媒抽出法において高分子溶液を浸漬する溶
媒は、極性が強く多くの溶媒と相溶性であり、多くの高
分子に対して不溶性であって、安価である水が最適であ
る。非水電解質電池においては、電池中に水分が混入す
ることは望ましくないが、電極を水に浸漬した後に十分
に乾燥し、電極を電池ケースに挿入した後に電解液の注
液によって高分子を膨潤させて多孔性高分子電解質とす
ることによって、含有水分量が少なく性能に問題のない
電池を製作することができる。しかし、非水電解質電池
においては、正極の電位が非常に貴である場合が多く、
その集電体としては貴電位に対する耐食性に優れるアル
ミニウムが使用される。しかし、アルミニウムは水によ
って腐食するために、正極を水に浸漬するとアルミニウ
ム表面の電子伝導性が著しく低下する。よって集電性能
の低下によって電池性能が低下するという問題点があ
り、実質的に集電体としてアルミニウムを使用すること
はできなかった。特に、正極活物質がコバルト酸リチウ
ム、ニッケル酸リチウムなどの遷移金属複合酸化物であ
る場合には、その合成のリチウム源として用いた水酸化
リチウムや炭酸リチウムなどのアルカリ成分が残さとし
て含まれるために、正極を水に浸漬した際にそのアルカ
リ成分の溶出によって電極近傍の水がアルカリ性とな
り、両性金属であるアルミニウムの腐食が促進されると
いう問題点があった。
に鑑みなされたものであり、アルミニウムを集電体に用
い、高分子溶液を保持した電極を水に浸漬させて多孔性
高分子を備える電極を製作した場合であっても、水によ
るアルミニウムの腐食を防止し、集電体の集電性能の低
下による電池性能の低下を抑制するものである。
て上記課題を解決するものである。
子を含む混合液を保持した電極を、リン又はリン化合物
を含む水で処理することを特徴とする非水電解質電池用
電極の製造法である第1の発明。
の濃度が1×10-7〜1mol/lであることを特徴と
する非水電解質電池用電極の製造法である第2の発明。
化合物がリン酸であることを特徴とする非水電解質電池
用電極の製造法である第3の発明。
た電極を備えたことを特徴とする非水電解質電池の製造
法である第4の発明。
電極の孔中に、溶媒抽出法によって多孔性高分子を充填
する際に、電極を水に浸漬するとアルミニウムが腐食し
て電子伝導性が著しく低下し、集電性能の低下によって
電池性能が低下するという問題点があった。したがっ
て、実質的に集電体としてアルミニウムを使用すること
はできなかった。本発明においては、集電体にアルミニ
ウムを使用し、かつ高分子を含む混合液を保持した電極
を、リン又はリン化合物を含む水で処理することによっ
て非水電解質電池用電極を製造する。本発明によって、
集電体にアルミニウムを使用した電極を水に浸漬した場
合であっても、水によるアルミニウムの腐食による集電
性能の低下を著しく防止することができることが実験に
よって確かめられた。リン又はリン化合物を使用するこ
とによってアルミニウムの腐食が抑制される理由は、リ
ン又はリン化合物がアルミニウムと反応して表面にリン
化合物の被膜を形成するためであると推測される。した
がって、本発明を用いることによって、溶媒抽出法にお
いて電極を水に浸漬することによって、球形で均一な孔
を有する高分子を備えた電極を製造した場合であって
も、集電体であるアルミニウムの腐食による集電性能の
低下を抑止し、十分な電池性能を得ることができる。溶
媒抽出法において電極を浸漬する溶媒として、安価であ
る水の使用が可能となることから、他の溶媒を使用した
場合と比較して電極の製造コストを低くすることが可能
となる。
る。
水電解質電池を製作した。
バルト酸リチウム70Wt%、アセチレンブラック6W
t%、ポリビニリデンフルオライド(PVDF)9Wt
%、n−メチルピロリドン(NMP)15Wt%を混合
したものを幅100mm、長さ480mm、厚さ20μ
mのアルミニウム箔上に塗布し、150℃で乾燥してN
MPを蒸発させた。この作業をアルミニウム箔の両面に
対しておこない、両面に活物質層を備えた正極を製作し
た。この正極の両面に、PVDF4Wt%をNMP96
Wt%に溶解した高分子ペーストを塗布して5分間放置
し、浸透圧によって活物質層の孔中に浸透させた後に、
ローラーの間を通すことによって、電極内に浸透せず、
電極上に付着している状態の高分子ペーストを除去し
た。この正極を、1×10-3mol/lのリン酸水溶液
に5分間浸漬して、PVDFを溶解しているNMPを水
で置換するという溶媒抽出法によって、電極孔中のPV
DFを連通多孔化処理し、固化した。この電極を100
℃において30分間乾燥して水を除去した後にプレスを
おこない、電極の厚さを280μmから175μmまで
薄くしてから幅19mm、長さ480mmのサイズに切
断した。
ラファイト81Wt%、PVDF9Wt%、NMP10
Wt%を混合した活物質ペーストを幅80mm、長さ5
00mm、厚さ14μmの銅箔上に塗布し、150℃で
乾燥してNMPを蒸発させた。この作業を銅箔の両面に
対しておこない、両面に活物質層を備えた負極を製作し
た。その後にプレスをおこない、電極の厚さを300μ
mから190μmまで薄くした後に、幅20mm、長さ
500mmのサイズに切断した。
22mmのポリエチレンセパレータとを巻回した後、高
さ47.0mm、幅22.2mm、厚さ6.4mmのス
テンレスケースに挿入した。さらに、体積比1:1のエ
チレンカーボネートとジメチルカーボネートとの混合液
に1mol/lのLiPF6 を加えた電解液を注入し
て、公称容量400mAhの本発明による電池(A)を
製作した。なお、電池ケースには非復帰式の安全弁を備
えた。
こと以外は電池(A)と同様にして、比較電池(B)を
製作した。
ぎのような充放電試験をおこなった。400mAの電流
で4.1Vまで充電し、続いて4.1Vの定電圧で2時
間充電してから10分間放置した後、800mAの定電
流で2.75Vまで放電した。これらの放電特性を図1
に示す。図1から、本発明による電池(A)は、比較電
池(B)よりも格段に優れた高率放電特性を示している
ことがわかる。
(A)においては、比較電池(B)よりも、正極集電体
であるアルミニウムの腐食が少なく、正極の集電性能が
優れているということができる。このことは、電池
(A)の製作において正極をリン酸水溶液に浸漬した際
に、リン酸がアルミニウムの表面にリン化合物の被膜を
形成したために水によるアルミニウムの腐食が抑制され
たためであると推測される。
るために、実施例1における正極板の製作においてリン
酸水溶液の濃度を変化させて、本発明による正極(C)
を製作し、その表面抵抗を測定した。また、高分子ペー
ストを塗布した正極をリン酸を含まない精製水に浸漬し
たこと以外は正極(C)と同様にして、比較例の正極
(D)を製作した。表面抵抗の測定には三菱油化株式会
社製MCP−TESTER LORESTA−FPを使
用した。この表面測定は、8mmの間隔で直径2mmの
2本のプローブを電極の片面に一定圧力で押しつけて、
その2本のプローブ間の抵抗を測定することによってお
こなった。電極は活物質層よりも集電体の方が圧倒的に
電子伝導性に優れるために、この方法では実質的に電極
表面から集電体までの抵抗を測定することとなり、集電
体表面の抵抗の増大を検出することができる。表面抵抗
の測定は、PVDFをNMPに溶解した高分子ペースト
を正極に塗布する前と、高分子ペーストの正極への塗
布、水への浸漬及び100℃での30分間の乾燥を実施
した後との両方においておこなった。その値の差を、表
面抵抗の増加量として図2に示す。この結果から、本発
明による正極(C)は、比較例の正極(D)よりも、集
電体であるアルミニウムの腐食が著しく少なく、集電性
能に優れた電極であるということができる。このこと
は、正極をリン酸水溶液に浸漬した際に、リン酸がアル
ミニウムの表面にリン化合物の被膜を形成したために水
によるアルミニウムの腐食が抑制されたためであると推
測される。
う極めて低いリン酸濃度であっても、アルミニウムの防
食に絶大な効果が得られることが明らかとなった。リン
酸が濃い場合であっても効果は得られるが、経済性を考
慮すれば必要以上の濃度とすることは無益であることか
ら、1mol/l以下で十分である。
に種々のリン化合物を使用して製作した本発明による正
極において、実施例2と同様にして表面抵抗測定をおこ
なった。その結果を表1に示す。
合においても、リン酸の場合と同様の効果が生じたこと
がわかる。
する高分子としてポリビニリデンフルオライドを使用し
ているが、その他に、次のような高分子を単独で、ある
いは混合して用いてもよい:ポリエチレンオキシド、ポ
リプロピレンオキシド等のポリエーテル、ポリアクリロ
ニトリル、ポリビニリデンフルオライド、ポリ塩化ビニ
リデン、ポリメチルメタクリレート、ポリメチルアクリ
レート、ポリビニルアルコール、ポリメタクリロニトリ
ル、ポリビニルアセテート、ポリビニルピロリドン、ポ
リエチレンイミン、ポリブタジエン、ポリスチレン、ポ
リイソプレン及びこれらの誘導体。また、上記ポリマー
を構成する各種モノマーを共重合させた高分子を用いて
もよい。
系電解液として、エチレンカーボネートとジメチルカー
ボネートとの混合溶液を用いているが、その他に次の溶
媒を使用してもよい:エチレンカーボネート、プロピレ
ンカーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカー
ボネート、γ−ブチロラクトン、スルホラン、ジメチル
スルホキシド、アセトニトリル、ジメチルホルムアミ
ド、ジメチルアセトアミド、1,2−ジメトキシエタ
ン、1,2−ジエトキシエタン、テトラヒドロフラン、
2−メチルテトラヒドロフラン、ジオキソラン、メチル
アセテート等の極性溶媒及びこれらの混合物。
系電解液に含有させるリチウム塩としてLiPF6 を使
用しているが、その他に、LiBF4 、LiAsF6 、
LiClO4 、LiSCN、LiI、LiCF3 S
O3 、LiCl、LiBr、LiCF3 CO2 等のリチ
ウム塩及びこれらの混合物を用いてもよい。
たるリチウムを吸蔵放出可能な化合物としてLiCoO
2 を使用したが、これに限定されるものではない。これ
以外にも、無機化合物としては、組成式Lix MO2 、
またはLiy M2 O4 (ただし、Mは遷移金属、0≦x
≦1、0≦y≦2)で表される、複合酸化物、トンネル
状の孔を有する酸化物、層状構造の金属カルコゲン化物
を用いることができる。その具体例としては、LiCo
O2 、LiNiO2 、LiMn2 O4 、Li2Mn2 O
4 、MnO2 、FeO2 、V2 O5 、V6 O13、TiO
2 、TiS2 等が挙げられる。また、有機化合物として
は、例えばポリアニリン等の導電性ポリマー等が挙げら
れる。さらに、無機化合物、有機化合物を問わず、上記
各種活物質を混合して用いてもよい。
は、負極材料たる化合物としてグラファイトを使用して
いるが、その他に、Al、Si、Pb、Sn、Zn、C
d等とリチウムとの合金、LiFe2 O3 等の遷移金属
複合酸化物、MoO2 等の遷移金属酸化物、グラファイ
ト、カーボン等の炭素質材料、Li5 (Li3 N)等の
窒化リチウム、錫またはケイ素の酸化物、もしくは金属
リチウム箔、又はこれらの混合物を用いてもよい。
集電体にアルミニウムを使用し、かつ高分子を含む混合
液を保持した電極を、リン又はリン化合物を含む水で処
理することによって非水電解質電池用電極を製造する。
本発明によって、集電体にアルミニウムを使用した電極
を水に浸漬した場合であっても、水によるアルミニウム
の腐食による集電性能の低下を著しく防止することがで
きることが実験によって確かめられた。したがって、本
発明を用いることによって、溶媒抽出法において電極を
水に浸漬することによって、球形で均一な孔を有する高
分子を備えた電極を製造した場合であっても、集電体で
あるアルミニウムの腐食による集電性能の低下を著しく
抑止することができ、十分な電池性能を得ることができ
る。溶媒抽出法において電極を浸漬する溶媒として、安
価である水の使用が可能となることから、他の溶媒を使
用した場合と比較して電極の製造コストを低くすること
が可能となる。したがって、本発明によって、安全で高
性能な非水電解質電池を安価に製造することが可能とな
る。
較電池(B)とにおける、高率放電特性を示す図
較例の正極(D)とにおける、リン酸濃度と表面抵抗と
の関係を示す図
Claims (4)
- 【請求項1】 集電体にアルミニウムを使用し、かつ高
分子を含む混合液を保持した電極を、リン又はリン化合
物を含む水で処理することを特徴とする非水電解質電池
用電極の製造法。 - 【請求項2】 リン又はリン化合物の濃度が1×10-7
〜1mol/lであることを特徴とする請求項1記載の
非水電解質電池用電極の製造法。 - 【請求項3】 リン又はリン化合物がリン酸であること
を特徴とする請求項1又は2記載の非水電解質電池用電
極の製造法。 - 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の製造法による
電極を備えたことを特徴とする非水電解質電池の製造
法。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9227257A JPH1167191A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 非水電解質電池用電極の製造法及び非水電解質電池の製造法 |
| EP98114939A EP0905804A3 (en) | 1997-08-08 | 1998-08-07 | Process for producing electrode of nonaqueous electrolyte battery |
| CNB981035493A CN1155129C (zh) | 1997-08-08 | 1998-08-07 | 非水电解质电池用电极的生产方法 |
| US09/131,675 US6676713B1 (en) | 1997-08-08 | 1998-08-10 | Process for producing electrode of nonaqueous electrolyte battery |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9227257A JPH1167191A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 非水電解質電池用電極の製造法及び非水電解質電池の製造法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1167191A true JPH1167191A (ja) | 1999-03-09 |
| JPH1167191A5 JPH1167191A5 (ja) | 2005-05-26 |
Family
ID=16857995
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9227257A Pending JPH1167191A (ja) | 1997-08-08 | 1997-08-08 | 非水電解質電池用電極の製造法及び非水電解質電池の製造法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1167191A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012049109A (ja) * | 2010-08-27 | 2012-03-08 | Qinghua Univ | リチウムイオン電池電極用集電体、その製造方法及びそれを利用したリチウムイオン電池 |
| US8821969B2 (en) | 2010-08-27 | 2014-09-02 | Tsinghua University | Method for making modified current collector of lithium ion battery |
| JP2014203690A (ja) * | 2013-04-05 | 2014-10-27 | 株式会社豊田自動織機 | 被覆層を有する電極及びその製造方法 |
-
1997
- 1997-08-08 JP JP9227257A patent/JPH1167191A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012049109A (ja) * | 2010-08-27 | 2012-03-08 | Qinghua Univ | リチウムイオン電池電極用集電体、その製造方法及びそれを利用したリチウムイオン電池 |
| US8821969B2 (en) | 2010-08-27 | 2014-09-02 | Tsinghua University | Method for making modified current collector of lithium ion battery |
| JP2014203690A (ja) * | 2013-04-05 | 2014-10-27 | 株式会社豊田自動織機 | 被覆層を有する電極及びその製造方法 |
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