JPH1170596A - 強化繊維補強筋、コンクリート構造物の補強方法及び強化繊維補強筋の製造方法 - Google Patents

強化繊維補強筋、コンクリート構造物の補強方法及び強化繊維補強筋の製造方法

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JPH1170596A
JPH1170596A JP9367755A JP36775597A JPH1170596A JP H1170596 A JPH1170596 A JP H1170596A JP 9367755 A JP9367755 A JP 9367755A JP 36775597 A JP36775597 A JP 36775597A JP H1170596 A JPH1170596 A JP H1170596A
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朗 小林
Tetsuya Sugiyama
哲也 杉山
Hideji Mochizuki
秀次 望月
Masahiko Uemura
政彦 植村
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 建設現場にて任意の形状に容易に折り曲げる
などの加工を施すことが可能であり、作業性において優
れ、例えばコンクリート補強筋として使用可能な強化繊
維補強筋、この補強筋を使用したコンクリート構造物の
補強方法及び強化繊維補強筋の製造方法を提供する。 【解決手段】 強化繊維補強筋1は、多数本の強化繊維
fを有する補強繊維束2と、補強繊維束2の長手方向に
沿って延在し、十分な空隙を有した態様で補強繊維束2
を囲包して配置された可撓性の管状被覆部材4と、を有
する。所望に応じて、環状被覆部材4内には、予め樹脂
が注入され、補強繊維束へと含浸され半硬化状態に保持
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば鉄筋の代替
物として使用可能な強化繊維を使用した補強筋に関する
ものであり、更に詳しく言えば、本発明は、鉄筋コンク
リート構造物を建設する際に、或は既設コンクリート構
造物を補強する際に、鉄筋の代替物としてコンクリート
中に埋設して使用することのできるコンクリート補強筋
及びコンクリート補強技術に関するものであり、特に、
炭素繊維などの強化繊維を使用し、強度的に優れている
だけでなく、現場での作業性に優れ、しかも耐候性、耐
腐食性に優れたコンクリート補強筋及びこのコンクリー
ト補強筋を使用したコンクリート構造物の補強方法、更
にはコンクリート補強筋の製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】鉄筋コンクリート構造物に使用される従
来の鉄筋は、酸、アルカリ、塩分に対する耐腐食性にお
いて劣っており、又、耐候性及び作業性においても問題
があり、これらの問題を解決するべく、鉄筋の代替物が
種々提案されている。例えば、特開平4−361022
号公報には、補強繊維の繊維束を組紐状に編成して、こ
れに結合剤を含浸させて繊維体を作製し、この繊維体に
張力を掛けながら、しかも加熱して結合剤を硬化させた
代替鉄筋を開示している。又、特開平6−330587
号公報には、前記特開平4−361022号公報記載の
代替鉄筋はコンクリートのアルカリ成分によって劣化
し、強度が低下することがあるとの観点から、高張力繊
維を編組した紐に接着剤を含浸させて固化し、更に、そ
の外周に耐アルカリ性の薄い熱収縮性チューブを被覆し
たコンクリート補強筋が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平4−361022号公報に記載の代替鉄筋は、棒状
に固化したものであって、建設現場にて折り曲げるなど
の加工は不可能であり、作業性において問題がある。
又、特開平6−330587号公報に記載のコンクリー
ト補強筋においても、高張力繊維編組紐に含浸した接着
剤は固化されており、この補強筋を建設現場にて任意の
形状に折り曲げるなどの加工は不可能であって、作業性
において問題がある。
【0004】従って、本発明の目的は、建設現場にて任
意の形状に容易に折り曲げるなどの加工を施すことが可
能であり、作業性において優れ、例えばコンクリート補
強筋として使用可能な強化繊維補強筋、この補強筋を使
用したコンクリート構造物の補強方法及び強化繊維補強
筋の製造方法を提供することである。
【0005】本発明の他の目的は、炭素繊維などの強化
繊維を使用し、軽量で、強度的に優れ、且つ変形自在で
あり、従って、現場での作業性に優れ、しかも耐候性、
及び酸、アルカリ、塩分に対する耐腐食性に優れ、例え
ばコンクリート補強筋として使用可能な強化繊維補強
筋、この補強筋を使用したコンクリート構造物の補強方
法及び強化繊維補強筋の製造方法を提供することであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的は本発明に係る
強化繊維補強筋、この補強筋を使用したコンクリート構
造物の補強方法及び強化繊維補強筋の製造方法にて達成
される。要約すれば、本発明の第1の態様によると、多
数本の強化繊維を有する補強繊維束と、前記補強繊維束
の長手方向に沿って延在し、十分な空隙を有した態様で
前記補強繊維束を囲包して配置された可撓性の管状被覆
部材と、を有することを特徴とする強化繊維補強筋が提
供される。
【0007】又、本発明の第2の態様によると、多数本
の強化繊維を有する補強繊維束と、前記補強繊維束の長
手方向に沿って延在し、十分な空隙を有した態様で前記
補強繊維束を囲包して配置された可撓性の管状被覆部材
と、前記管状被覆部材の内部に注入され、前記補強繊維
束へと含浸された半硬化状態の樹脂と、を有することを
特徴とする可撓性の強化繊維補強筋が提供される。
【0008】上記各本発明にて、一実施態様によると、
前記補強繊維束の強化繊維は、軸線方向に平行に或いは
螺旋状に捻って、又は、編み込むことによって前記管状
被。又、他の実施態様によると、前記管状被覆部材内
に、更に、撹拌部材が配置され、好ましくは、この撹拌
部材は、断面が十字形状とされ、軸線方向に螺旋状に捻
れているフィンプレートとされる。更に、他の実施態様
によると、前記管状被覆部材内に、更に、加熱部材が配
置され、好ましくは、この加熱部材は、ヒータ線であ
る。
【0009】上記各本発明にて、前記管状被覆部材内の
容積をVT 、この容積VT における前記補強繊維束の占
有容積をVF とすると、前記管状被覆部材内の補強繊維
束の占有率(%)、即ち、(VF ÷VT )×100は、
5〜80%とされる。
【0010】本発明の第3の態様によると、上記各本発
明の強化繊維補強筋にて、更に、前記管状被覆部材の内
部に多数の細孔を有した内管が配置され、前記補強繊維
束は、前記管状被覆部材と前記内管とにて画成される環
状空間に配置される。この場合には、前記環状空間内の
容積をVT 、この容積VT における前記補強繊維束の占
有容積をVF とすると、前記環状空間内の補強繊維束の
占有率(%)、即ち、(VF ÷VT )×100は、5〜
80%とされる。
【0011】好ましくは、前記強化繊維は、炭素繊維、
ガラス繊維、セラミックス繊維を含む無機繊維、アラミ
ド繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ナイ
ロン繊維を含む有機繊維、又はチタン繊維、ステンレス
スチール繊維、鉄繊維を含む金属繊維を単独で、又は複
数種を混合して使用することができる。前記炭素繊維
は、強度が100Kgf/mm2 以上、弾性率が10T
onf/mm2 以上であることが望ましく、又、前記有
機繊維も又、強度が100Kgf/mm2 以上、弾性率
が2Tonf/mm2 以上であることが望ましい。
【0012】本発明の一実施態様によると、前記可撓性
の管状被覆部材は、内径が2〜100mm、肉厚が0.
01〜50mmとされ、前記内管は、内径が1〜100
mm、肉厚が0.01〜50mmとされ、金属又は樹脂
材料で作製される。前記樹脂材料としては、ポリエチレ
ン、ポリプロピレン、ナイロン、塩化ビニール、ゴム系
樹脂などが好適に使用される。又、所望に応じて、前記
可撓性の管状被覆部材は、その外表面に凹凸形状が形成
される。
【0013】上記構成とされる本発明の強化繊維補強筋
は、鉄筋コンクリート構造物を建設する際に、鉄筋の代
替物としてコンクリート中に埋設して使用することがで
きる。
【0014】つまり、本発明の他の態様によると、
(a)多数本の強化繊維を有する補強繊維束と、前記補
強繊維束の長手方向に沿って延在し、十分な空隙を有し
た態様で前記補強繊維束を囲包して配置された可撓性の
管状被覆部材と、を有する強化繊維補強筋を所定形状に
変形し、所定位置に取付ける工程、(b)前記所定位置
に取付けられた強化繊維補強筋の前記管状被覆部材の内
部へと樹脂を注入し、前記管状被覆部材内の前記補強繊
維束に樹脂を含浸させる工程、(c)前記強化繊維補強
筋の前記補強繊維束に含浸した樹脂を硬化する工程、を
備えたコンクリート構造物の補強方法が提供され、又、
本発明の更に他の態様によると、(a)多数本の強化繊
維を有する補強繊維束と、前記補強繊維束の長手方向に
沿って延在し、十分な空隙を有した態様で前記補強繊維
束を囲包して配置された可撓性の管状被覆部材と、前記
管状被覆部材の内部に注入され、前記補強繊維束へと含
浸された樹脂と、を有する可撓性の強化繊維補強筋を所
定形状に変形し、所定位置に取付ける工程、(b)前記
強化繊維補強筋の前記補強繊維束に含浸した樹脂を硬化
する工程、を備えたコンクリート構造物の補強方法が提
供される。
【0015】本発明の他の態様によると、可撓性の管状
被覆部材内に、多数本の強化繊維を有する補強繊維束を
備えた強化繊維補強筋の前記管状被覆部材の一端から前
記管状被覆部材内へと樹脂を注入し、前記管状被覆部材
の他端から排気することを特徴とする補強繊維束に樹脂
が含浸された強化繊維補強筋の製造方法が提供され、
又、本発明の更に他の態様によると、可撓性の管状被覆
部材内に多数の細孔を有した内管が配置され、前記管状
被覆部材と前記内管とにて画成される環状空間に多数本
の強化繊維を有する補強繊維束を備えた強化繊維補強筋
の前記管状被覆部材の一端から前記管状被覆部材内へと
樹脂を注入し、前記内管の、前記樹脂注入端側とは反対
側の他端から排気することを特徴とする補強繊維束に樹
脂が含浸された強化繊維補強筋の製造方法が提供され、
更に、本発明の他の態様によると、可撓性の管状被覆部
材内に多数の細孔を有した内管が配置され、前記管状被
覆部材と前記内管とにて画成される環状空間に多数本の
強化繊維を有する補強繊維束を備えた強化繊維補強筋の
前記管状被覆部材の一端から排気し、前記内管の、前記
排気端側とは反対側の他端から前記内管内へと樹脂を注
入することを特徴とする補強繊維束に樹脂が含浸された
強化繊維補強筋の製造方法が提供される。これら本発明
にて、一実施態様によると、前記管状被覆部材の一端か
らの前記排気は、樹脂を前記内管内へと注入する前に行
うか、前記管状被覆部材の一端からの前記排気は、樹脂
を前記内管内へと注入しながら行うことができる。又、
必要に応じて、前記樹脂の注入及び前記排気は、前記強
化繊維補強筋の長手方向の複数箇所において行うことも
可能である。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る強化繊維補強
筋、この補強筋を使用したコンクリート構造物の補強方
法及び強化繊維補強筋の製造方法を図面に則して更に詳
しく説明する。以下に説明する各実施例にて強化繊維補
強筋は、鉄筋の代替物としてコンクリート構造物の補強
に使用されるコンクリート補強筋として説明するが、本
発明はこれに限定されるものではない。
【0017】実施例1 図1に、本発明の強化繊維補強筋の一実施例を示す。本
実施例にて、所謂、コンクリート補強筋1は、多数本の
強化繊維fを有する補強繊維束2と、この補強繊維束2
を囲包して配置された可撓性の管状被覆部材4と、を有
する。つまり、可撓性の管状被覆部材4は、その中心穴
6を貫通して補強繊維束が延在して配置され、管状被覆
部材4と補強繊維束2との間には、詳しくは後で説明す
るように、樹脂が注入されるに十分な空隙が保持されて
いる。即ち、長さLにおける管状被覆部材4の中心穴6
の容積をVT 、この容積VT における補強繊維束2が占
める容積(体積)をVF とすると、管状被覆部材4内に
おける補強繊維束2の占有率(%)は、(VF ÷VT
×100で示すことができ、好ましくは、5〜80%と
される。補強繊維束2の占有率が5%より少ないと、樹
脂を多量に必要とする、更には、樹脂注入時に管内に空
気が残留する、といった問題があり、又、80%より大
きいと、樹脂の注入時に過大な圧力を要する、又、繊維
束内に十分に樹脂が含浸しない、といった問題が発生す
る。
【0018】補強繊維束2は、一般には、強化繊維fを
平行状態に配列して作製される。すなわち、所定本数の
強化繊維fを平行に或いは緩く撚りを掛けて収束して作
製されるストランド(強化繊維束)を更に平行に或いは
緩く撚りを掛けて複数本束ねることによって作製され
る。又、別法として、補強繊維束2は、例えば、図2
(A)、(B)に示すように、平行状態に配列された強
化繊維f或いは強化繊維束を、同質或は異質の繊維で作
製された編組体3Aにて被覆して強化繊維束を緩く拘束
して作製することができ、更には、図2(C)に示すよ
うに、平行状態に配列された強化繊維f或いは強化繊維
束を、同質或は異質の繊維或はテープ3Bで緩く拘束し
て作製することも可能である。
【0019】補強繊維束2は、上述のように、一般に
は、そのストランド(強化繊維束)を平行に或いは緩く
撚りを掛けて複数本束ねることによって作製されるが、
積極的に軸線方向に螺旋状に捻りを掛けて作製するこ
と、更には編み込むことも可能である。この場合には、
後で説明するように、樹脂を補強繊維束2内へと含浸す
る際に管状被覆部材4内にて軸線方向一端から他端へと
流動する樹脂を旋回させることができ、補強繊維束2内
への樹脂の有効な含浸を可能とする。
【0020】強化繊維fとしては、炭素繊維、ガラス繊
維、セラミックス繊維を含む無機繊維、アラミド繊維、
ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ナイロン繊維
を含む有機繊維、又はチタン繊維、ステンレススチール
繊維、鉄繊維を含む金属繊維を単独で、又は複数種を混
合して使用することができる。各種物性の繊維を混合し
て用いることにより、各繊維の特徴が引張応力の各レベ
ルで発揮され良好な変形性能を得ることができる。例え
ばアラミド繊維などの破断延びが大きい繊維と、炭素繊
維などの弾性率が大きい繊維を混合すると、初期弾性が
高く且つ破断延びの大きい複合体ができる。
【0021】通常、コンクリート構造物のための補強筋
1としては、炭素繊維が好適に使用され、PAN系、ピ
ッチ系、その他、いずれのタイプの炭素繊維であっても
構わない。好ましくは、強度が100Kgf/mm2
上、弾性率が10Tonf/mm2 以上とされる高強
度、高弾性の炭素繊維が使用される。有機繊維が使用さ
れる場合には、この有機繊維は、強度が100Kgf/
mm2 以上、弾性率が2Tonf/mm2 以上であるの
が好ましい。
【0022】一方、前記可撓性の管状被覆部材4は、用
途によって種々の材料及びサイズのものとすることがで
き、一般に、中心穴6の内径が2〜100mm、肉厚は
0.01mm〜50mmとされ、金属製とすることもで
きるが、樹脂材料で作製するのが好適である。好ましい
樹脂材料としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナ
イロン、塩化ビニール、ゴム系樹脂などを挙げることが
できる。本発明によれば、強化繊維fの回りに管状被覆
部材4を設ける構成とされるので、本発明のコンクリー
ト補強筋をコンクリート中に埋設した場合に、強化繊維
fがコンクリート中のアルカリ成分、さらには酸、塩分
などにより腐食されるのを防止することができる。又、
コンクリート補強筋1を、一部が、或は全体が外部に露
出するようにして使用した場合であっても、管状被覆部
材4に紫外線カットのための着色を施すなどの手段によ
り内部の強化繊維fの劣化を防止し、耐候性を向上させ
ることができる。
【0023】更に、本発明のコンクリート補強筋1をコ
ンクリート中に埋設した場合に、補強筋1とコンクリー
トとの付着力を増大させるために、管状被覆部材4の外
表面には凹凸形状を設けるのが好ましい。凹凸形状とし
ては、例えば、図3(A)に示すように、所定間隔で環
状の突起(ふし)8を形成することができ、又、図3
(B)に示すように、螺旋状に突起(ふし)8を形成し
ても良い。凹凸形状は、これらに限定されるものではな
く、任意の形状とすることができる。又、管状被覆部材
4の内径部は、図3(A)に示すように、より大きな内
径部を有するように形成しても良く、図3(B)に示す
ように、一定の内径としても良い。
【0024】上記構成のコンクリート補強筋1は、例え
ば電線製造業界にてポリエチレン被覆電線を製造するの
に使用されているクロスヘッドを使用して好適に製造す
ることができる。つまり、クロスヘッドに対して芯材と
して補強繊維束2を送給し、この芯材としての補強繊維
束2の回りに押出し機にて溶融された被覆部材用樹脂を
導入し、管状被覆部材4を形成することができる。
【0025】実施例2 次に、実施例1にて説明したコンクリート補強筋1を、
コンクリート構造物に使用する補強方法について説明す
る。
【0026】実施例1にて説明した構成の本発明のコン
クリート補強筋1は、例えば、コンクリート構造物の横
方向鉄筋として好適に使用することができる。つまり、
コンクリート補強筋1は、図4に示すように、軸方向鉄
筋10を取り巻いて配置される帯鉄筋1Aとして、更に
は、中間帯鉄筋1Bとして使用することができる。
【0027】図1に示す、未だ樹脂が含浸されていない
本発明のコンクリート補強筋1は、可撓性に優れてお
り、現場にて任意の形状に変形することができる。又、
変形した後は、元の形状に戻ることはなく、変形した形
態を保持することができる。勿論、必要に応じて、針金
で縛るなどの簡易な固定方法を併用することもできる。
【0028】従って、本発明に従ったコンクリート構造
物の補強方法によれば、樹脂未含浸のコンクリート補強
筋1は、現場にて所望寸法に切断し、所定形状に変形す
ることができ、例えば、図4に示すように、帯鉄筋1A
として、又中間鉄筋1Bとして軸方向鉄筋10などに、
例えば両端部を所定角度に折り曲げ、他の鉄筋などにフ
ック止めすることにより取付けられる。上述のように、
必要に応じて、このフック止め部などを更に針金で縛る
こともできる。本発明のコンクリート補強筋1の補強繊
維束2は、図1及び図4に図示するように、補強筋の少
なくとも注入側側端部より、例えばL1 =1〜10cm
程度突出しているのが好ましい。この点については後述
する。
【0029】帯鉄筋1A及び中間鉄筋1Bの軸方向鉄筋
10に対する取付け方法は、図4に示す態様に限定され
るものではなく、例えば、図5に示すように、中間鉄筋
1Bは、対向する複数の軸方向鉄筋10を交互にジグザ
グ状に連続して張設することもでき、又、図6に示すよ
うに、帯鉄筋1Aは、複数の軸方向鉄筋10の外周を取
り囲んで連続的に螺旋状に巻き付けることも可能であ
る。
【0030】次に、コンクリート補強筋1の管状被覆部
材4内へと樹脂が注入され、管状被覆部材4中の補強繊
維束2に樹脂が含浸される。使用する樹脂としては、常
温硬化型或は熱硬化型のエポキシ系樹脂、又は、ビニル
エステル樹脂、MMA樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、
ウレタン系樹脂などのラジカル反応系樹脂とされる。
【0031】管状被覆部材4内へと樹脂を注入する方法
としては種々の方法が考えられるが、その一実施例を示
すと、例えば、図7に示すように、注入器20を使用す
ることができる。本実施例にて、注入器20は、大径穴
21Aと小径穴21Bを備えた段付き弾性チューブ21
を有し、その大径穴21A側端を管状被覆部材4の外周
に取付具22にて固定する。補強繊維束2の突出端部2
Aを弾性チューブ21の小径穴21Bを貫通して取り出
し、取付具23にて弾性チューブ21の外周を締め付け
る。これによって補強繊維束端部2Aは注入器20に固
定される。この後、弾性チューブ21に形成された樹脂
注入口21Cより注入器20内へと樹脂Rを供給する。
これにより、樹脂Rは、管状被覆部材4の一端から内部
へと注入され、そして他方の端部へと流動する過程にお
いて補強繊維束2内へと含浸される。
【0032】このとき、補強繊維束2の他方の端部2B
側に、管状被覆部材4の外周に密着適合する取付具31
を備えた排気器30を固定し、その接続管32を真空ポ
ンプのような真空源に接続し、上記注入器20を使用し
て管状被覆部材4内へと樹脂Rを注入するに先立って、
真空ポンプにて管状被覆部材4内を真空引きし、補強繊
維束2内の空気を除去しておくことができる。更には、
必要に応じて、樹脂注入中も真空ポンプを継続作動させ
て補強繊維束2内の空気を除去し、補強繊維束2内への
樹脂Rの含浸を効率よく行なうことができる。
【0033】実施例3 実施例2で説明したコンクリート構造物の横方向鉄筋
(帯鉄筋及び中間帯鉄筋)として使用するべく、本発明
に従ったコンクリート補強筋1をクロスヘッドを用いて
種々の寸法形状にて作製した。その一例を示せば、次の
とおりである。図1を参照して、 A.管状被覆部材 材質: 塩化ビニール 外径(D1 ): 20mm 内径(D2 ): 10mm 長さ(L1 ):(1)20m(帯鉄筋用)、(2)40
m(中間帯鉄筋用) B.補強繊維束 材質:PAN系炭素繊維24000本からなる繊維束
(ストランド)を85本一方向に平行に配列して補強繊
維束を形成した。 炭素繊維の強 度:490Kgf/mm2 弾性率: 24Tonf/mm2 両端部の突出長さ(L2 ): 20mm
【0034】このコンクリート補強筋1の管状被覆部材
4内における補強繊維束の占有率(%)は、50%であ
った。
【0035】次いで、図4〜図6に示すように、帯鉄筋
1A及び中間鉄筋1Bとして軸方向鉄筋10などに取付
けた。コンクリート補強筋1は、容易に変形することが
でき、作業性は極めて良好であった。
【0036】次いで、図7に示すような注入器20を用
いてコンクリート補強筋1の管状被覆部材4内へと樹脂
Rを注入した。樹脂Rとしては、常温硬化型のエポキシ
系樹脂を使用した。この樹脂Rの粘度は3Pであった
が、極めて良好に管状被覆部材4の一端から内部へと注
入され、そして他方の端部へと流動する過程において補
強繊維束2内へと含浸された。
【0037】このようにして建造したコンクリート構造
物に対して試験を行なったが、極めて良好な結果を得る
ことができた。
【0038】実施例4 上記実施例1〜3においては、本発明のコンクリート補
強筋1は、複数本の強化繊維fを有する補強繊維束2
と、前記補強繊維束2の長手方向に沿って延在し、十分
な空隙を有した態様で前記補強繊維束2を囲包して配置
された可撓性の管状被覆部材4と、を有するものとして
説明したが、更に、このコンクリート補強筋1の前記管
状被覆部材4の内部に予め樹脂を注入し、この樹脂を前
記補強繊維束2へと含浸しておくことも可能である。但
し、この実施例のコンクリート補強筋1は、建設現場に
おいて、所定の形状に変形可能とするために、補強繊維
束2へと含浸された樹脂は、完全に硬化させることな
く、半硬化状態に保持する必要がある。
【0039】本実施例においても、実施例1にて説明し
たと同じ理由から、樹脂注入前における前記管状被覆部
材4内の補強繊維束の占有率(%)、即ち、(補強繊維
束2の占有容積VF /管状被覆部材4内の容積VT )×
100は、5〜80%とされる。
【0040】本実施例にて使用される管状の被覆部材
4、強化繊維f、含浸樹脂などは先の実施例1〜3で説
明したと同じものを使用することができ、同様に構成す
ることができる。
【0041】本実施例のコンクリート補強筋1を使用し
た場合においても、既に補強筋1内に樹脂が含浸されて
はいるが、この樹脂は未だ完全には硬化されていない半
硬化状態にあるために、帯鉄筋及び中間鉄筋として軸方
向鉄筋に取付ける作業は極めて容易に達成することがで
きる。実際に、本実施例のコンクリート補強筋1を、実
施例3で説明したと同様にして作製し、更に樹脂を注入
含浸させ、その後コンクリート構造物の補強に使用した
が、容易に変形することができ、作業性は極めて良好で
あった。
【0042】又、上述からも理解されるように、本実施
例のコンクリート補強筋1は、既に補強筋1内に樹脂が
含浸されているために、建設現場での樹脂注入作業は省
略されるか、或は、鉄筋構造体(鉄筋籠)などに組み付
ける前に行なうことができ、作業効率の点では優れてい
る。
【0043】実施例5 上記実施例にて説明したコンクリート補強筋1内に含浸
された樹脂は、放置することにより硬化するが、積極的
にヒータ等にて加熱することによりその硬化を促進する
ことができる。
【0044】本実施例によると、コンクリート補強筋1
は、図8及び図9に示すように、所定本数の強化繊維f
を収束したストランド(強化繊維束)Sを複数本束ねて
構成される補強繊維束2の、好ましくは略中心位置に加
熱部材、例えばヒータ線Hが配置される。
【0045】このような構成の補強筋1を使用した場合
には、ヒータ線Hの両端に電源100を接続し、電源1
00からヒータ線Hに給電することにより、ヒータ線H
を発熱させ、補強筋1内の樹脂Rを迅速に加熱硬化する
ことができる。ヒータ線Hとしては、例えばニクロム
線、タングステン線、ニッケル線などが使用可能であ
り、線径0.1〜20mmの可撓性のあるものが好適で
ある。もし、補強繊維束2を構成するストランドSが炭
素繊維とされるのであれば、炭素繊維自体をヒータ線H
として使用することができる。
【0046】実施例6 次に、本発明の補強筋1における管状被覆部材4内への
樹脂の注入方法について説明する。以下に説明する実施
例の樹脂注入方法は、補強筋1を鉄筋構造体に組み付け
る前、或いは後のいずれにおいても実施することができ
る。
【0047】本実施例によると、図10に示すように、
補強筋1の管状被覆部材4の長手方向に沿って、複数箇
所に注入器20と、排気器30とが配置される。本実施
例にて、注入器20は、所定の間隔にて、管状被覆部材
4の外周に取付け具22にて固定される。各注入器20
は、管状被覆部材4の壁を貫通して穿設された供給透孔
41と連通しており、又、各注入器20は、樹脂注入パ
イプ25にて互いに連結され、樹脂注入パイプ25の一
端に接続された樹脂供給ポンプ26により、樹脂Rが供
給可能とされる。
【0048】一方、管状被覆部材4の外周には、排気器
30が所定の間隔にて取付具31により固定され、各排
気器30の接続管32が排気パイプ33に連結されてい
る。排気パイプ33は、真空ポンプ34のような真空源
に接続されている。各排気器30は、注射針のような排
気ノズル35にて管状被覆部材4の壁を貫通して管状被
覆部材4内へと連通しており、真空ポンプ34を作動さ
せることにより、管状被覆部材4内を排気することがで
きる。
【0049】本実施例においても、実施例2にて説明し
たと同様に、上記注入器20を使用して管状被覆部材4
内へと複数箇所から樹脂Rを注入するに先立って、真空
ポンプ34にて管状被覆部材4内を真空引きし、補強繊
維束2内の空気を除去しておくことができる。更には、
必要に応じて、樹脂注入中も真空ポンプ34を継続作動
させて補強繊維束2内の空気を除去し、補強繊維束2内
への樹脂Rの含浸を効率よく行なうことができる。
【0050】又、本実施例による樹脂含浸作業は、補強
筋1を設置した後に、補強筋1の上部などの空気が溜ま
りやすい箇所に、注入器20及び排気器30を設置し、
実施することも可能である。
【0051】更には、複数の注入器20を使用して樹脂
充填作業を行い、ある程度の樹脂含浸作業を行った後
に、実際に空気が溜まっているところに排気器30を設
置し、その部分の空気を除去し、そして樹脂含浸を行う
こともできる。
【0052】本実施例の樹脂注入方法を採用すると、樹
脂注入時間を短縮し得るという利点もある。
【0053】実施例7 本発明の強化繊維補強筋1は、図11に示すように、管
状被覆部材4の内部に撹拌部材11を軸線方向に沿って
配置することもできる。
【0054】つまり、本実施例によれば、撹拌部材11
として、断面形状が十字形状とされるフィンプレートが
軸線方向に沿って、しかも、軸線方向に螺旋状に配置さ
れる。この螺旋の程度は、例えば、軸線方向に5〜10
0cm進行したとき1回転する程度の螺旋で十分であ
る。
【0055】フィンプレート11としては、例えば、厚
さ0.1〜5mmのポリプロピレン、ポリエチレン、ナ
イロン、塩化ビニール、ゴム系樹脂などの可撓性を有す
る材料にて作製することができる。
【0056】このような撹拌部材11を設けることによ
り、補強筋1の一端に注入された樹脂が他端へと移動す
るとき、この撹11拌部材によって撹拌され、補強繊維
束2への含浸が効率よく達成される。
【0057】実施例8 図12に本発明の他の実施例に係る強化繊維補強筋1を
示す。本実施例では、強化繊維補強筋1は、その中心部
に軸線方向に沿って内管40としての通気性管状部材が
配置される。
【0058】つまり、この実施例によれば、強化繊維補
強筋、所謂、コンクリート補強筋1は、可撓性の管状被
覆部材4と、その内部に配置された通気性管状部材40
と、管状被覆部材4と通気性管状部材40とにて画成さ
れる環状空間Gに配置された補強繊維束2と、を有す
る。
【0059】管状被覆部材4及び補強繊維束2は、先の
実施例1にて説明したと同じものとすることができ、そ
の説明は省略する。
【0060】本実施例にて使用する通気性管状部材とし
ては、壁に孔径0.1〜5mmの細孔が形成された、内
径1〜100mm、肉厚0.01〜100mmの可撓性
の管状部材とされ、例えば、上記管状被覆部材4と同様
に、金属又は樹脂材料で作製される。樹脂材料として
は、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、塩化ビ
ニール、ゴム系樹脂などが好適に使用される。
【0061】本実施例においても、補強繊維束2が配置
された環状空間G内には、上述したように、樹脂が注入
されるに十分な空隙が保持されている。即ち、長さLに
おける環状空間Gの容積をVT 、この容積VT における
補強繊維束2が占める容積(体積)をVF とすると、環
状空間G内における補強繊維束の占有率(%)は、(V
F ÷VT )×100で示すことができ、好ましくは、5
〜80%とされる。補強繊維束2の占有率が5%より少
ないと、樹脂を多量に必要とする、更には、樹脂注入時
に環状空間G内に空気が残留する、といった問題があ
り、又、80%より大きいと、樹脂の注入時に過大な圧
力を要する、又、繊維束2内に十分に樹脂が含浸しな
い、といった問題が発生する。
【0062】本実施例の補強筋1によれば、図13に示
す樹脂注入方法により極めて効率よく且つ短時間で環状
空間G内の補強繊維束2に樹脂を含浸することができ
る。以下に説明する実施例の樹脂注入方法は、補強筋1
を鉄筋構造体に組み付ける前、或いは後のいずれにおい
ても実施することができる。
【0063】図13に示す樹脂注入方法によると、補強
筋1の一端、図13にて左側端は、補強繊維束2が突出
しており、樹脂注入器20がこの補強繊維束2の突出端
部2A及び管状被覆部材4の端部に取付具27にて密着
嵌合して取り付けられる。
【0064】又、通気性管状部材40の、前記樹脂注入
器20が設置された側の端部は、栓体36にて密封さ
れ、反対側端部には、真空ポンプのような真空源に接続
するための排気器30が設置される。真空ポンプを作動
させると、通気性管状部材40を介して、補強繊維束2
内の空気が吸引され、排気可能とされる。
【0065】斯かる構成にて、樹脂注入口21Cより注
入器20内へと樹脂Rを供給すると、樹脂Rは、管状被
覆部材4の一端から内部へと注入され、そして他方の端
部へと流動する過程において補強繊維束2内へと含浸さ
れる。
【0066】このとき、真空ポンプを作動させて補強繊
維束2内の空気を除去し、補強繊維束2内への樹脂Rの
含浸を効率よく且つ短時間にて行なうことができる。別
法として、上記注入器20を使用して管状被覆部材4内
へと樹脂Rを注入するに先立って、真空ポンプにて管状
被覆部材4内を真空引きし、補強繊維束2内の空気を除
去しておくことも可能である。
【0067】実施例9 図14に本発明の他の実施例に係る強化繊維補強筋1を
示す。本実施例の強化繊維補強筋1は、図12を参照し
て説明した実施例8の補強筋1と同様の構成とされる
が、実施例8にてその中心部に軸線方向に沿って配置さ
れた内管40としての通気性管状部材の代わりに、樹脂
流通性管状部材を使用した点でのみ相違する。
【0068】つまり、この実施例によれば、補強筋1
は、可撓性の管状被覆部材4と、その内部に配置された
樹脂流通性管状部材40と、管状被覆部材4と樹脂流通
性管状部材40とにて画成される環状空間部に配置され
た補強繊維束2と、を有する。
【0069】管状被覆部材4及び補強繊維束2は、先の
実施例1にて説明したと同じものとすることができ、そ
の説明は省略する。
【0070】本実施例にて使用する樹脂流通性管状部材
40としては、壁に孔径0.1〜5mmの細孔が形成さ
れた、内径1〜100mm、肉厚0.01〜100mm
の可撓性の管状部材とされ、例えば、上記管状被覆部材
4と同様に、金属又は樹脂材料で作製される。樹脂材料
としては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、
塩化ビニール、ゴム系樹脂などが好適に使用される。
【0071】本実施例においても、補強繊維束2が配置
された環状空間G内には、上述したように、樹脂が注入
されるに十分な空隙が保持されている。即ち、長さLに
おける環状空間Gの容積をVT 、この容積VT における
補強繊維束2が占める容積(体積)をVF とすると、環
状空間G内における補強繊維束2の占有率(%)は、
(VF ÷VT )×100で示すことができ、好ましく
は、5〜80%とされる。補強繊維束2の占有率が5%
より少ないと、樹脂を多量に必要とする、更には、樹脂
注入時に環状空間G内に空気が残留する、といった問題
があり、又、80%より大きいと、樹脂の注入時に過大
な圧力を要する、又、繊維束2内に十分に樹脂が含浸し
ない、といった問題が発生する。
【0072】本実施例の補強筋1によれば、図15に示
す樹脂注入方法により極めて効率よく、短時間にて環状
空間G内の補強繊維束2に樹脂を含浸することができ
る。本実施例の樹脂注入方法は、補強筋1を鉄筋構造体
に組み付ける前、或いは後のいずれにおいても実施する
ことができる。
【0073】図15に示す樹脂注入方法によると、補強
筋1の一端、図15にて左側端は、補強繊維束2が突出
しており、真空ポンプのような真空源に接続するための
排気器30がこの補強繊維束2の突出端部2A及び管状
被覆部材4の端部に取付具31にて密着嵌合して取り付
けられる。真空ポンプを作動させると、補強繊維束2内
の空気が吸引され、排気される。
【0074】又、樹脂流通性管状部材40の、前記排気
器30が設置された側の端部は、栓体36にて密封さ
れ、反対側端部には、樹脂注入器20が設置される。
【0075】斯かる構成にて、注入器20の樹脂注入口
21Cより樹脂流通性管状部材40内へと樹脂Rを供給
すると、樹脂Rは、樹脂流通性管状部材40の一端から
内部へと注入され、そして他方の端部へと流動する過程
において前記樹脂流通性管状部材40の樹脂流通孔42
を介して補強繊維束2内へと含浸される。
【0076】このとき、真空ポンプを作動させて補強繊
維束2内の空気を排気することによって、補強繊維束2
内への樹脂Rの含浸を効率よく且つ短時間にて行なうこ
とができる。別法として、上記注入器20を使用して管
状被覆部材4内へと樹脂Rを注入するに先立って、真空
ポンプにて管状被覆部材4内を真空引きし、補強繊維束
2内の空気を除去しておくことも可能である。
【0077】上記各実施例で説明した本発明の強化繊維
補強筋1は、コンクリート補強筋として、コンクリート
構造物を新たに建設する場合には、コンクリートを打設
する前の鉄筋構造体に帯鉄筋などとして組込んで使用す
ることができるが、既に建設されている、例えば橋脚な
どの補修、補強工事においても現場にて所望形状に加工
して組み付けることができ、極めて補修作業を効率よく
施工することができる。
【0078】更に、本発明の強化繊維補強筋1は、コン
クリート補強筋としての用途以外に、鉄筋構造体の一部
としてではなく、例えばフック部材、ロッド材、その他
建設現場で必要な種々の建設用資材として様々な形状に
変形加工して使用することができる。勿論、本発明の強
化繊維補強筋1は、建設用資材以外にも種々の用途に使
用し得る。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンクリ
ート補強筋は、多数本の強化繊維を有する補強繊維束
と、前記補強繊維束の長手方向に沿って延在し、十分な
空隙を有した態様で前記補強繊維束を囲包して配置され
た可撓性の管状被覆部材と、必要に応じて、管状被覆部
材内に配置された内管と、を有する構成とされるか、更
には、補強繊維束に予め樹脂が含浸され、半硬化状態の
構成とされるので、建設現場にて任意の形状に容易に折
り曲げるなどの加工を施すことが可能であり、作業性に
おいて極めて優れている。又、本発明のコンクリート補
強筋は、炭素繊維などの強化繊維を使用し、軽量で、強
度的に優れ、且つ変形自在であり、従って、現場での作
業性に優れ、しかも耐候性、及び酸、アルカリ、塩分に
対する耐腐食性に優れており、斯かるコンクリート補強
筋を使用することにより、極めて作業効率よくコンクリ
ート構造物の補強を達成し得る。又、本発明の補強筋の
製造方法によれば、管状被覆部材内の空気を排気して、
管状被覆部材内へと樹脂注入を行う構成とされるので、
補強繊維束への樹脂含浸を極めて効率よく且つ短時間に
て達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るコンクリート補強筋の一実施例の
斜視図である。
【図2】本発明に係るコンクリート補強筋の他の実施例
の斜視図である。
【図3】本発明に係るコンクリート補強筋の他の実施例
の斜視図である。
【図4】本発明に係るコンクリート構造物の補強方法を
説明するためのコンクリート構造物の断面図である。
【図5】本発明に係るコンクリート構造物の補強方法を
説明するための他のコンクリート構造物の断面図であ
る。
【図6】本発明に係るコンクリート構造物の補強方法を
説明するための他のコンクリート構造物の断面図であ
る。
【図7】本発明に係るコンクリート補強筋に樹脂を注入
するための樹脂注入方法を説明するための図である。
【図8】本発明に係るコンクリート補強筋の他の実施例
の横断面図である。
【図9】図8の補強筋を使用したコンクリート構造物の
補強方法を説明するための補強筋の縦断面図である。
【図10】本発明に係るコンクリート補強筋に樹脂を注
入するための他の実施例に係る樹脂注入方法を説明する
ための図である。
【図11】本発明に係るコンクリート補強筋の他の実施
例の横断面図である。
【図12】本発明に係るコンクリート補強筋の他の実施
例の横断面図である。
【図13】図12に示すコンクリート補強筋に樹脂を注
入するための他の実施例に係る樹脂注入方法を説明する
ための図である。
【図14】本発明に係るコンクリート補強筋の他の実施
例の横断面図である。
【図15】図14に示すコンクリート補強筋に樹脂を注
入するための他の実施例に係る樹脂注入方法を説明する
ための図である。
【符号の説明】
1 コンクリート補強筋 2 補強繊維束 4 可撓性管状被覆部材 8 突起 11 撹拌部材 40 内管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 植村 政彦 東京都渋谷区広尾一丁目1番39号 東燃株 式会社内

Claims (47)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多数本の強化繊維を有する補強繊維束
    と、前記補強繊維束の長手方向に沿って延在し、十分な
    空隙を有した態様で前記補強繊維束を囲包して配置され
    た可撓性の管状被覆部材と、を有することを特徴とする
    強化繊維補強筋。
  2. 【請求項2】 前記管状被覆部材の内部には樹脂が注入
    され、前記補強繊維束へと含浸されて可撓性を有する半
    硬化状態とされていることを特徴とする請求項1の強化
    繊維補強筋。
  3. 【請求項3】 前記補強繊維束の強化繊維は、軸線方向
    に平行に或いは螺旋状に捻って、又は、編み込むことに
    よって前記管状被覆部材内に配置される請求項1又は2
    の強化繊維補強筋。
  4. 【請求項4】 前記管状被覆部材内に、更に、撹拌部材
    が配置される請求項1又は2の強化繊維補強筋。
  5. 【請求項5】 前記撹拌部材は、断面が十字形状とさ
    れ、軸線方向に螺旋状に捻れているフィンプレートであ
    る請求項4の強化繊維補強筋。
  6. 【請求項6】 前記管状被覆部材内に、更に、加熱部材
    が配置される請求項1、2又は3の強化繊維補強筋。
  7. 【請求項7】 前記加熱部材は、ヒータ線である請求項
    6の強化繊維補強筋。
  8. 【請求項8】 前記管状被覆部材の内部に多数の細孔を
    有した内管が配置され、前記補強繊維束は、前記管状被
    覆部材と前記内管とにて画成される環状空間に配置され
    ることを特徴とする請求項1、2又は3の強化繊維補強
    筋。
  9. 【請求項9】 前記管状被覆部材内の容積をVT 、この
    容積VT における前記補強繊維束の占有容積をVF とす
    ると、前記管状被覆部材内の補強繊維束の占有率
    (%)、即ち、(VF ÷VT )×100は、5〜80%
    とされる請求項1又は2の強化繊維補強筋。
  10. 【請求項10】 前記環状空間内の容積をVT 、この容
    積VT における前記補強繊維束の占有容積をVF とする
    と、前記環状空間内の補強繊維束の占有率(%)、即
    ち、(VF ÷VT )×100は、5〜80%とされる請
    求項8の強化繊維補強筋。
  11. 【請求項11】 前記強化繊維は、炭素繊維、ガラス繊
    維、セラミックス繊維を含む無機繊維、アラミド繊維、
    ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ナイロン繊維
    を含む有機繊維、又はチタン繊維、ステンレススチール
    繊維、鉄繊維を含む金属繊維を単独で、又は複数種を混
    合して使用する請求項1〜10のいずれかの項に記載の
    強化繊維補強筋。
  12. 【請求項12】 前記炭素繊維は、強度が100Kgf
    /mm2 以上、弾性率が10Tonf/mm2 以上であ
    る請求項11の強化繊維補強筋。
  13. 【請求項13】 前記有機繊維は、強度が100Kgf
    /mm2 以上、弾性率が2Tonf/mm2 以上である
    請求項11の強化繊維補強筋。
  14. 【請求項14】 前記可撓性の管状被覆部材は、内径が
    2〜100mm、肉厚が0.01〜50mmとされる請
    求項1、2又は8の強化繊維補強筋。
  15. 【請求項15】 前記可撓性の内管は、内径が1〜10
    0mm、肉厚が0.01〜50mmとされる請求項8の
    強化繊維補強筋。
  16. 【請求項16】 前記可撓性の管状被覆部材及び前記内
    管は、金属又は樹脂材料で作製される請求項14又は1
    5の強化繊維補強筋。
  17. 【請求項17】 前記樹脂材料は、ポリエチレン、ポリ
    プロピレン、ナイロン、塩化ビニール、ゴム系樹脂を含
    む請求項16の強化繊維補強筋。
  18. 【請求項18】 前記可撓性の管状被覆部材は、その外
    表面に凹凸形状が形成される請求項14〜17のいずれ
    かの項に記載の強化繊維補強筋。
  19. 【請求項19】 (a)多数本の強化繊維を有する補強
    繊維束と、前記補強繊維束の長手方向に沿って延在し、
    十分な空隙を有した態様で前記補強繊維束を囲包して配
    置された可撓性の管状被覆部材と、を有する強化繊維補
    強筋を所定形状に変形し、所定位置に取付ける工程、
    (b)前記所定位置に取付けられた強化繊維補強筋の前
    記管状被覆部材の内部へと樹脂を注入し、前記管状被覆
    部材内の前記補強繊維束に樹脂を含浸させる工程、
    (c)前記強化繊維補強筋の前記補強繊維束に含浸した
    樹脂を硬化する工程、を備えたコンクリート構造物の補
    強方法。
  20. 【請求項20】 (a)多数本の強化繊維を有する補強
    繊維束と、前記補強繊維束の長手方向に沿って延在し、
    十分な空隙を有した態様で前記補強繊維束を囲包して配
    置された可撓性の管状被覆部材と、前記管状被覆部材の
    内部に注入され、前記補強繊維束へと含浸された樹脂
    と、を有する可撓性の強化繊維補強筋を所定形状に変形
    し、所定位置に取付ける工程、(b)前記強化繊維補強
    筋の前記補強繊維束に含浸した樹脂を硬化する工程、を
    備えたコンクリート構造物の補強方法。
  21. 【請求項21】 前記補強繊維束の強化繊維は、軸線方
    向に平行に或いは螺旋状に捻って、又は、編み込むこと
    によって前記管状被覆部材内に配置される請求項19又
    は20のコンクリート構造物の補強方法。
  22. 【請求項22】 前記管状被覆部材内に、更に、撹拌部
    材が配置される請求項19又は20のコンクリート構造
    物の補強方法。
  23. 【請求項23】 前記撹拌部材は、断面が十字形状とさ
    れ、軸線方向に螺旋状に捻れているフィンプレートであ
    る請求項19又は20のコンクリート構造物の補強方
    法。
  24. 【請求項24】 前記管状被覆部材内に、更に、加熱部
    材が配置される請求項19又は20のコンクリート構造
    物の補強方法。
  25. 【請求項25】 前記加熱部材は、ヒータ線である請求
    項24のコンクリート構造物の補強方法。
  26. 【請求項26】 前記加熱部材に電源より給電すること
    により発熱させ、前記補強繊維束に含浸した樹脂を加熱
    硬化する請求項25のコンクリート構造物の補強方法。
  27. 【請求項27】 前記管状被覆部材の内部に多数の細孔
    を有した内管が配置され、前記補強繊維束は、前記管状
    被覆部材と前記内管とにて画成される環状空間に配置さ
    れることを特徴とする請求項19、20又は21のコン
    クリート構造物の補強方法。
  28. 【請求項28】 前記管状被覆部材内の容積をVT 、こ
    の容積VT における前記補強繊維束の占有容積をVF
    すると、前記樹脂を前記管状被覆部材内へと注入する前
    の前記管状被覆部材内の補強繊維束の占有率(%)、即
    ち、(VF ÷VT )×100は、5〜80%とされる請
    求項19又は20のコンクリート構造物の補強方法。
  29. 【請求項29】 前記環状空間内の容積をVT 、この容
    積VT における前記補強繊維束の占有容積をVF とする
    と、前記樹脂を前記環状空間内へと注入する前の前記環
    状空間内の補強繊維束の占有率(%)、即ち、(VF ÷
    T )×100は、5〜80%とされる請求項27のコ
    ンクリート構造物の補強方法。
  30. 【請求項30】 前記強化繊維は、炭素繊維、ガラス繊
    維、セラミックス繊維を含む無機繊維、アラミド繊維、
    ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ナイロン繊維
    を含む有機繊維、又はチタン繊維、ステンレススチール
    繊維、鉄繊維を含む金属繊維を単独で、又は複数種を混
    合して使用する請求項19〜29のいずれかの項に記載
    のコンクリート構造物の補強方法。
  31. 【請求項31】 前記炭素繊維は、強度が100Kgf
    /mm2 以上、弾性率が10Tonf/mm2 以上であ
    る請求項30のコンクリート構造物の補強方法。
  32. 【請求項32】 前記有機繊維は、強度が100Kgf
    /mm2 以上、弾性率が2Tonf/mm2 以上である
    請求項30のコンクリート構造物の補強方法。
  33. 【請求項33】 前記可撓性の管状被覆部材は、内径が
    2〜100mm、肉厚が0.01〜50mmとされる請
    求項19、20又は27のコンクリート構造物の補強方
    法。
  34. 【請求項34】 前記可撓性の内管は、内径が1〜10
    0mm、肉厚が0.01〜100mmとされる請求項2
    7のコンクリート構造物の補強方法。
  35. 【請求項35】 前記可撓性の管状被覆部材は、金属又
    は樹脂材料で作製される請求項33又は34のコンクリ
    ート構造物の補強方法。
  36. 【請求項36】 前記樹脂材料は、ポリエチレン、ポリ
    プロピレン、ナイロン、塩化ビニール、ゴム系樹脂を含
    む請求項35のコンクリート構造物の補強方法。
  37. 【請求項37】 前記可撓性の管状被覆部材は、その外
    表面に凹凸形状が形成される請求項33〜36のいずれ
    かの項に記載のコンクリート構造物の補強方法。
  38. 【請求項38】 可撓性の管状被覆部材内に、多数本の
    強化繊維を有する補強繊維束を備えた強化繊維補強筋の
    前記管状被覆部材の一端から前記管状被覆部材内へと樹
    脂を注入し、前記管状被覆部材の他端から排気すること
    を特徴とする補強繊維束に樹脂が含浸された強化繊維補
    強筋の製造方法。
  39. 【請求項39】 前記管状被覆部材の他端からの前記排
    気は、樹脂を前記管状被覆部材内へと注入する前に行う
    ことを特徴とする請求項38の強化繊維補強筋の製造方
    法。
  40. 【請求項40】 前記管状被覆部材の他端からの前記排
    気は、樹脂を前記管状被覆部材内へと注入しながら行う
    ことを特徴とする請求項38の強化繊維補強筋の製造方
    法。
  41. 【請求項41】 前記樹脂の注入及び前記排気は、前記
    強化繊維補強筋の長手方向の複数箇所において行うこと
    を特徴とする請求項38、39又は40の強化繊維補強
    筋の製造方法。
  42. 【請求項42】 可撓性の管状被覆部材内に多数の細孔
    を有した内管が配置され、前記管状被覆部材と前記内管
    とにて画成される環状空間に多数本の強化繊維を有する
    補強繊維束を備えた強化繊維補強筋の前記管状被覆部材
    の一端から前記管状被覆部材内へと樹脂を注入し、前記
    内管の、前記樹脂注入端側とは反対側の他端から排気す
    ることを特徴とする補強繊維束に樹脂が含浸された強化
    繊維補強筋の製造方法。
  43. 【請求項43】 前記管状被覆部材の他端からの前記排
    気は、樹脂を前記管状被覆部材内へと注入する前に行う
    ことを特徴とする請求項42の強化繊維補強筋の製造方
    法。
  44. 【請求項44】 前記管状被覆部材の他端からの前記排
    気は、樹脂を前記管状被覆部材内へと注入しながら行う
    ことを特徴とする請求項42の強化繊維補強筋の製造方
    法。
  45. 【請求項45】 可撓性の管状被覆部材内に多数の細孔
    を有した内管が配置され、前記管状被覆部材と前記内管
    とにて画成される環状空間に多数本の強化繊維を有する
    補強繊維束を備えた強化繊維補強筋の前記管状被覆部材
    の一端から排気し、前記内管の、前記排気端側とは反対
    側の他端から前記内管内へと樹脂を注入することを特徴
    とする補強繊維束に樹脂が含浸された強化繊維補強筋の
    製造方法。
  46. 【請求項46】 前記管状被覆部材の一端からの前記排
    気は、樹脂を前記内管内へと注入する前に行うことを特
    徴とする請求項45の強化繊維補強筋の製造方法。
  47. 【請求項47】 前記管状被覆部材の一端からの前記排
    気は、樹脂を前記内管内へと注入しながら行うことを特
    徴とする請求項45の強化繊維補強筋の製造方法。
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