JPH117115A - 感光材料処理装置 - Google Patents

感光材料処理装置

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JPH117115A
JPH117115A JP15891997A JP15891997A JPH117115A JP H117115 A JPH117115 A JP H117115A JP 15891997 A JP15891997 A JP 15891997A JP 15891997 A JP15891997 A JP 15891997A JP H117115 A JPH117115 A JP H117115A
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film
heating
image
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JP15891997A
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English (en)
Inventor
Yasuhiko Kachi
泰彦 可知
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 処理部材に細心の注意を払う必要なく、機密
性を保持する。 【解決手段】 加熱ドラム38による挟持加熱処理部分
よりも下流側における、処理シート58が巻取りローラ
50に巻き取られるまでの搬送路途中には、残像消去用
加熱手段であるヒータユニット80が配設されている。
このヒータユニット80は、所定温度(処理シート58
の媒染剤が反応するのに十分な温度)で処理シート58
面を加熱するようになっている。熱伝達手段は、放射で
あっても温風であってもよい。この加熱により、処理シ
ート58上に残った媒染剤は、全て反応によって除去さ
れ、残像が消去された後、前記巻き取りローラ50に巻
き取られるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱によって現像
される熱現像感光材料に画像を形成する感光材料処理装
置に係り、より詳しくは、この熱現像感光材料と重ね合
わせて加熱することにより熱現像感光材料上に画像を形
成するための処理部材を用いて画像を形成する感光材料
処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コンベンショナルカラー写真として知ら
れている方法において、撮影用の感光材料(いわゆるカ
ラーネガフィルム)は、通常青光を記録してイエロー色
素画像を形成する層、緑光を記録してマゼンタ色素画像
を形成する層、及び赤光を記録してシアン色素画像を形
成する層を含み、現像処理の際に潜像を含有するハロゲ
ン化銀粒子を銀に還元する過程で現像剤が酸化され、そ
の酸化体とカプラーとの反応(カップリング)により色
素画像を形成する。未現像のハロゲン化銀及び現像銀は
それに引き続く漂白定着工程で除去され、色素画像が形
成され且つ未現像のハロゲン化銀及び現像銀が除去され
たカラーネガフィルムが得られる。
【0003】従来はこのカラーネガフィルムの色素画像
を透過した光をカラーペーパに照射することによって、
該色素画像をカラーペーパに焼付露光し、同様の現像、
漂白、定着工程を経てカラープリントを得ていた。
【0004】一方、上記カラーネガフィルムに形成され
た画像を光電的に読み取った後、画像処理を施して記録
用の画像データとし、この画像データによって他の画像
記録材料に画像を得る方法も知られている。特に上記の
画像データをデジタル信号とし、それに応じて変調した
レーザ光によってカラーペーパ等の感光材料を走査露光
して仕上がりプリントとするデジタルプリンタの開発が
進んでおり、その例は特開平7−15593号公報に記
載されている。
【0005】以上の方法は、撮影済のカラーネガフィル
ムに対し、通常の現像、漂白、定着処理(湿式処理)を
行って画像を形成することを前提とするものであり、こ
のような画像形成のプロセスは煩雑である。
【0006】このため、本出願人は、熱現像感光材料を
処理部材(媒染剤を含有する)と重ね合わせた状態で加
熱することにより、熱現像感光材料上に画像を形成する
装置を提案している(一例として、特願平8−1206
19号)。
【0007】これによれば、画像が露光された熱現像感
光材料に対し、従来のように煩雑な現像、漂白、定着処
理を行うことなく、簡易な方法で画像を形成することが
できると共に、処理液等の薬剤を含む液体を使用しない
ため、メンテナンス性の向上を図ることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、処理部
材の熱現像処理が終了すると、廃棄される(何度か再利
用の可能な場合もある)ことになるが、この処理部材に
含まれる媒染剤は、熱現像感光材料の発色濃度の高い部
分(通常の黒文字画像で言えば黒文字部分)のみその存
在が無くなり、発色濃度の低い部分(黒文字画像で言え
ばベースの白部分)はそのまま残っているため、残像が
残ることになる。
【0009】このため、機密性の必要な書類や画像の処
理に際しては、この処理後の処理部材にも細心の注意を
払う必要があった。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、処理部材に細
心の注意を払う必要なく、機密性を保持することができ
る感光材料処理装置を得ることが目的である。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
加熱ドラムと、ロール状に巻き取られて収容されると共
に繰出し部分が前記加熱ドラムの外周に圧接する処理部
材と、を備え、熱現像感光材料を、前記加熱ドラムと処
理部材との間で挟持し前記処理部材と重ね合わせた状態
で搬送して加熱することにより、前記熱現像感光材料上
に画像を形成する感光材料処理装置であって、前記処理
部材の搬送経路における前記熱現像感光材料との重ね合
わせ位置よりも下流側に設けられ、前記処理部材を所定
の温度で加熱することによって、前記感光材料上に画像
を形成するときに生じる、処理部材上の残像を消去する
残像消去用加熱手段を有している。
【0012】請求項1に記載の発明によれば、熱現像処
理が終了した処理部材は、例えば、巻き取り集積までの
間の搬送路途中で残像消去用加熱手段によって所定温度
で加熱される。処理部材に含まれる媒染剤は、所定温度
以上の加熱によって濃度の高い画像を熱現像したときと
同等の効果によって、均一に反応し、残像がなくなる。
【0013】これにより、処理部材から熱現像処理した
画像の機密が漏れることがなくなり、処理部材の処理
(廃棄等)に細心の注意を払う必要がなくなるため、メ
ンテナンス作業性を向上することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】図1乃至図3には本発明の実施の
形態に係る感光材料処理装置10の外観が斜視図にて示
されている。また、図4及び図5にはこの感光材料処理
装置10の内部構成が示されている。
【0015】感光材料処理装置10の本体12は箱状に
形成されている。図2に詳細に示す如く、本体12の前
面側には前面扉14が設けられると共に、右側面には側
面扉16が設けられており、それぞれ開閉することによ
り内部を露出できる。
【0016】側面扉16の側の本体12角部には、パト
ローネ装填部18が設けられている。パトローネ装填部
18は、側面扉16を開放することにより露出され、撮
影済のフィルムNを収容したパトローネ20を装填する
ことができる。また、パトローネ装填部18の近傍には
搬送ローラ22が配置されており、装填されたパトロー
ネ20からフィルムNを引き出して搬送することができ
る。
【0017】なお、本実施の形態におけるフィルムN
は、本発明の色材含有熱現像感光材料に相当し、支持体
上に、少なくとも感光性ハロゲン化銀、バインダー、及
び画像状に拡散性色素を放出ないし拡散する機能を持つ
色材を含み、感光波長領域及び前記色材の現像処理後に
おける色相が互いに異なる少なくとも三種類の感光層を
有している。
【0018】パトローネ装填部18(搬送ローラ22)
の搬送方向下流側には、塗布手段としての水塗布部24
が設置されている。
【0019】水塗布部24は、前面扉14を開放するこ
とにより露出され、さらに塗布タンク26が配置されて
いる。塗布タンク26は皿状に形成されており、内部に
は画像形成用溶媒としての水が充填される。また、塗布
タンク26のフィルムN搬送方向上流側の端部には供給
ローラ28が配置されており、さらに、フィルムN搬送
方向下流側の端部にはスクイズローラ30が配置されて
いる。したがって、塗布タンク26内に水が充填された
状態では、供給ローラ28によって送り込まれたフィル
ムNに水が塗布され、さらに、スクイズローラ30によ
り挟持搬送されることによって余分な水が除去されるよ
うになっている。
【0020】塗布タンク26の下方には補充タンク32
が配置されている。補充タンク32内には、画像形成用
溶媒としての水が充填されており、パイプ34及びポン
プ36等を介して塗布タンク26に接続されている。こ
れにより、補充タンク32内の水を塗布タンク26へ送
給して充填できると共に、塗布タンク26内の水を補充
タンク32へ排出する(戻す)ことができる構成であ
る。
【0021】水塗布部24の搬送方向下流側の側近には
加熱ドラム38が設置されている。加熱ドラム38は本
体12に回転可能に支持されており、図示を省略した駆
動系によって回転駆動される。加熱ドラム38内にはハ
ロゲンランプ40が収容されており、加熱ドラム38を
昇温することができる。
【0022】一方、加熱ドラム38の側方、すなわち、
パトローネ装填部18と反対側の本体12には、処理部
材カセット42が装填されている。この処理部材カセッ
ト42は、互いに平行に対向配置された一対の保持板4
4によってボックス形に構成されており、本体12の上
部及び下部にそれぞれ設けられたスライド保持部46に
着脱自在に装填されている。したがって、この処理部材
カセット42は、図3に示す如く、本体12から取り外
すことができる。
【0023】処理部材カセット42の一対の保持板44
の対向間隙には、処理部材ロール48及び巻取りローラ
50が支持されており、さらに、巻掛けローラ52、巻
掛けローラ54が支持されている。一方の巻掛けローラ
52は、スプリング56によって付勢されており、フィ
ルムNを加熱ドラム38と後述する処理シート58の間
に挟持する際の加圧ローラとされている。
【0024】処理部材ロール48には、処理部材として
の処理シート58がロール状に巻き取られて収容されて
いる。処理シート58は、支持体上にフィルムNを現像
するための媒染剤を含む層を有している。この処理シー
ト58は、処理部材ロール48から繰り出されて巻掛け
ローラ52及び巻掛けローラ54に巻き掛けられた後
に、先端部が巻取りローラ50に係止されている。
【0025】巻掛けローラ52と巻掛けローラ54との
間の保持板44には、加熱ドラム38の湾曲状態に対応
する形状の保持突起60が形成されており、処理シート
58の繰出し部分の幅方向両端部を所定の湾曲状態で保
持している。
【0026】この処理部材カセット42を保持するスラ
イド保持部46には、ガイド孔62が設けられており、
本体12に固定的に設けられた案内ピン64が入り込ん
でいる。これにより、スライド保持部46は、処理部材
カセット42を保持した状態で、本体12内を加熱ドラ
ム38に接離する方向にスライド移動可能となってい
る。また、スライド保持部46には、ガイド孔62の近
傍にラック66が形成されており、さらに、ラック66
には本体12に設けられたピニオン68が噛み合ってい
る。このため、図示しないモータの駆動によりピニオン
68が回転することで、スライド保持部46すなわち処
理部材カセット42が加熱ドラム38に接離する方向に
スライド移動する構成である。
【0027】スライド保持部46に保持された処理部材
カセット42は、加熱ドラム38に接近した状態では、
処理部材ロール48から繰り出された巻掛けローラ52
と巻掛けローラ54との間の処理シート58の繰り出し
部分が、加熱ドラム38の外周に圧接する構成である。
したがって、この状態では、水塗布部24から送り出さ
れたフィルムNを、加熱ドラム38と前記処理シート5
8の繰り出し部分との間で挟持搬送することができる。
【0028】ここで、フィルムNが処理シート58と重
ね合わされた状態で加熱されることにより、処理シート
58に含有する媒染剤との反応によって、フィルムNに
含まれる色材から画像状に拡散性色素が放出ないし拡散
し、この拡散性色素の一部又は全部がフィルムNから除
去される。これにより、フィルムN上に少なくとも三色
の色画像が形成される。
【0029】なお、処理シート58上では、反応した媒
染剤部分がフィルムNの画像濃度に応じた残像が残る。
すなわち、フィルムN上に形成される画像に対して反転
画像(すなわち、ポジ画像)が残る。
【0030】図5及び図6に示される如く、加熱ドラム
38による挟持加熱処理部分よりも下流側における、処
理シート58が巻取りローラ50に巻き取られるまでの
搬送路途中には、残像消去用加熱手段であるヒータユニ
ット80が配設されている。
【0031】このヒータユニット80は、所定温度(処
理シート58の媒染剤が反応するのに十分な温度)で処
理シート58面を加熱するようになっている。ヒータユ
ニット80は、ヒータユニット本体84内にファン88
とヒータ90とを備えており、ファン88によって発生
する風をヒータ90で加熱して処理シート58方向へ送
り出す構成となっている。なお、熱伝達手段は、放射で
あってもよい。
【0032】この加熱により、処理シート58上に残っ
た媒染剤は、全て反応によって除去され、残像が消去さ
れた後、前記巻き取りローラ50に巻き取られるように
なっている。
【0033】なお、ヒータユニット80は、前記処理部
材カセット42のスライド移動軌跡に対して干渉しない
位置に配置されている。
【0034】また、スライド保持部46(処理部材カセ
ット42)は、加熱ドラム38の温度調節をする際(例
えば、昇温時)には、図5に示す如く、前述したピニオ
ン68の駆動によって加熱ドラム38から離間されるよ
うになっている。
【0035】一方、加熱ドラム38の上部近傍には、剥
離爪70が配置されている。剥離爪70は、加熱ドラム
38と処理シート58の間で挟持搬送されたフィルムN
を加熱ドラム38から剥離することができる。
【0036】また、剥離爪70の近傍には、複数の搬送
ローラ72が設けられており、剥離爪70によって加熱
ドラム38から剥離されたフィルムNをさらに搬送し
て、本体12の上端角部に設けられた取出し口74から
送り出すことができる構成である。
【0037】次に、本実施の形態の作用を説明する。上
記構成の感光材料処理装置10では、処理部材カセット
42の処理部材ロール48には、予め処理シート58が
ロール状に巻き取られて収容され、さらに、この処理シ
ート58は、処理部材ロール48から繰り出されて巻掛
けローラ52及び巻掛けローラ54に巻き掛けられた後
に、先端部が巻取りローラ50に係止される。この状態
で、処理部材カセット42が本体12のスライド保持部
46に装填される。
【0038】この場合、処理部材カセット42が本体1
2から取り外された状態であっても、処理シート58の
繰出し部分(巻掛けローラ52と巻掛けローラ54との
間)は保持突起60によって所定の湾曲状態で保持され
るため、処理部材カセット42を本体12に対し着脱す
る際に処理シート58が不要に弛んだり緊張することが
ない。
【0039】次いで、オペレータは、各コマに画像が記
録されたフィルムNを収納したパトローネ20を感光材
料処理装置10のパトローネ装填部18に装填し、図示
しないスタートボタンを操作する。これにより、フィル
ムNの熱現像処理が開始される。
【0040】この場合、加熱ドラム38が所定の温度に
達するまでは、ピニオン68の駆動によって処理部材カ
セット42(スライド保持部46)が加熱ドラム38か
ら離間される(図5図示状態)。したがって、処理シー
ト58の不要な加熱が防止される。
【0041】加熱ドラム38が所定の温度に達すると、
ピニオン68の駆動によって処理部材カセット42(ス
ライド保持部46)が加熱ドラム38に接近移動され、
処理部材ロール48から繰り出された巻掛けローラ52
と巻掛けローラ54との間の処理シート58の繰り出し
部分が、加熱ドラム38の外周に圧接される(図4図示
状態)。
【0042】この場合、処理シート58(処理部材カセ
ット42)が加熱ドラム38の外周から離間されても、
この処理シート58の繰出し部分(巻掛けローラ52と
巻掛けローラ54との間)は、前述と同様に保持突起6
0によって所定の湾曲状態で保持されるため、処理シー
ト58が不要に弛んだり緊張することがない。したがっ
て、処理部材カセット42を加熱ドラム38に接近移動
すれば処理シート58は確実に加熱ドラム38に圧接さ
れる。
【0043】次いで、フィルムNの引出し搬送が開始さ
れ、フィルムNがパトローネ20から引き出される。パ
トローネ20から引き出されたフィルムNは、水塗布部
24の塗布タンク26内を通過して、水が塗布される。
【0044】このようにして水が塗布されたフィルムN
は、加熱ドラム38の下端部と巻掛けローラ52との間
に導かれる。さらに、フィルムNは、巻掛けローラ52
に巻きかけられた処理シート58と加熱ドラム38の外
周部との間に挟まれつつ、加熱ドラム38の外周部を図
4において時計回りに搬送される。このとき処理シート
58もフィルムNと同じ搬送速度で搬送される。ここ
で、フィルムNには水が塗布されているため、フィルム
Nと処理シート58とは隙間なく密着した状態で加熱ド
ラム38の外周部を搬送される。
【0045】そして、フィルムNの先端が加熱ドラム3
8の外周部における加熱範囲に到達すると、フィルムN
及び処理シート58の搬送が一時停止され、フィルムN
及び処理シート58が所定時間加熱される。
【0046】ここで、フィルムNが処理シート58と重
ね合わされた状態で加熱されることにより、フィルムN
に含まれる色材から画像状に拡散性色素が放出ないし拡
散し、この拡散性色素の一部又は全部がフィルムNから
除去される。これにより、フィルムN上に少なくとも三
色の色画像が形成される。なお、前述したようにフィル
ムNには水が付着しているので、上記フィルムNはむら
なく熱現像される。
【0047】所定時間の加熱が完了すると、フィルムN
及び処理シート58の搬送が再開される。
【0048】フィルムN及び処理シート58の搬送が再
開された後には、フィルムN及び処理シート58が加熱
ドラム38の上端部に搬送されると、処理シート58は
巻掛けローラ54に巻き掛けられることによりフィルム
Nから分離される。
【0049】分離された処理シート58は、この分離後
の搬送によって、ヒータユニット80へと搬送される。
ヒータユニット80では、所定温度の温風又は放射熱を
処理シート58へ当てて、処理シート58を加熱する。
【0050】この加熱によって、処理シート58に残像
として残った媒染剤を反応させ、この残像を消去するこ
とができる。ここで、従来は、処理シート58に残像が
残っているため、機密保持の点から、処理済の処理シー
ト58に細心の注意を払う必要があった。しかし、本実
施の形態では、前記ヒータユニット80による残像の消
去により、処理シート58を後処理(廃棄等)する場合
に、機密性の高い書類や原稿を熱現像したとしても、何
ら注意を払う必要がなく、通常の廃棄物と共にの廃棄等
の処理を行うことができる。
【0051】ヒータユニット80を通過した処理シート
58は、巻取りローラ50に順次巻き取られる。
【0052】一方、巻掛けローラ54に達したフィルム
Nは、剥離爪70の作動により加熱ドラム38から剥離
される。加熱ドラム38から剥離されたフィルムNは、
搬送ローラ72よって取出し口74へ向けて搬送され、
取出し口74から本体12外へ送り出される。
【0053】このようにして、フィルムNが熱現像処理
される。その後は、デジタル画像読取り装置等によっ
て、フィルムNに記録された画像をデジタル的に読み取
り、読み取った画像データをデジタルプリンタ等に入力
することにより、フィルムNの各コマ画像の写真プリン
トを得ることができる。
【0054】以上説明した如く、本実施の形態に係る感
光材料処理装置10によれば、既に露光された画像(撮
影された画像)が加熱によって形成されるフィルムN
を、支持体上に該フィルムNを現像するための媒染剤を
含む層を有する処理シート58を用いることによって、
従来のように煩雑な現像、漂白、定着処理を行うことな
く、簡易に熱現像処理して画像を形成することができ
る。
【0055】また、感光材料処理装置10では、フィル
ムNと処理シート58とを重ね合わせる前に、フィルム
Nに画像形成用溶媒としての水を塗布するので、拡散性
色素が拡散しやすくなり、フィルムNに画像を形成する
処理をより効果的に行うことができる。
【0056】なお、上記のようにフィルムNを処理シー
ト58と加熱ドラム38との間で挟持した状態でその搬
送を一時停止して、フィルムNの全体を一度に熱現像す
る以外にも、フィルムNを処理シート58と加熱ドラム
38との間で等速度で挟持搬送する間に連続的に加熱す
ることにより、熱現像しても良い。このようにフィルム
Nを等速度で挟持搬送すれば、フィルムNの各コマ画像
は同じ時間ずつ加熱されることになり、現像むらを生じ
ることなく熱現像することができる。また、このように
して熱現像すれば、加熱ドラム38による加熱範囲をフ
ィルムN全体をカバーする程度に大きく構成する必要は
なくなり、フィルムN及び処理シート58の搬送を一時
停止したり、再開したりする必要がなくなる。
【0057】また、本実施の形態においては、画像形成
用溶媒としての水をフィルムNに塗布するように構成し
たが、処理シートKに塗布しても良いし、フィルムNと
処理シート58の両方に塗布しても良い。
【0058】また、上記実施の形態では、フィルムNと
して、本発明の色材含有熱現像感光材料を用いた例を示
したが、支持体上に、少なくとも感光性ハロゲン化銀、
バインダー、及び色素供与性カプラーを含み、その感光
波長領域及び前記色素供与性カプラーから形成される色
素の色相が互いに異なる少なくとも三種類の感光層を有
する本発明のカプラー含有熱現像感光材料を用いても良
い。
【0059】また、フィルムNの形態としては、通常の
パトローネタイプであってもよいし、磁気情報記録可能
なアドバンスド・フォト・システム(APS)に対応す
る形態であってもよい。
【0060】さらに、熱現像するための手段として、加
熱ドラム38を用い、その外径円周に沿ってフィルムN
と処理シート58を搬送したが、平板状の加熱手段を設
け、直線的に搬送しながら熱現像を行う装置構成であっ
てもよい。
【0061】なお、本実施の形態では、ヒータユニット
80を装置本体における、処理部材カセット42のスラ
イド移動軌跡に干渉しない位置に配置したが、図7に示
される如く、処理部材カセット42にダクト82を形成
しておき、装填時に装置10側に設置されたヒータユニ
ット本体84の温風出力口と連通するようにしてもよ
い。この場合、処理シート58に近接して温風を供給す
ることができる。
【0062】また、このダクト82に対向して処理シー
ト58の図7の下面側に排気ダクト86を設けてもよ
い。
【0063】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係る感光材料
処理装置は、処理部材に細心の注意を払う必要なく、機
密性を保持することができるという優れた効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る感光材料処理装置の
外観を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る感光材料処理装置の
外観を示し、前面扉及び側面扉を開放した状態の斜視図
である。
【図3】本発明の実施の形態に係る感光材料処理装置の
外観を示し、処理部材カセットを取り外した状態の斜視
図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る感光材料処理装置の
全体構成図である。
【図5】本発明の実施の形態に係る感光材料処理装置の
全体構成を示し、処理部材カセットが加熱ドラムから離
間した状態の構成図である。
【図6】ヒータユニット及びその近傍の拡大図である。
【図7】変形例に係るヒータユニット及びその近傍の拡
大図である。
【符号の説明】
10 感光材料処理装置 18 パトローネ装填部 20 パトローネ 24 水塗布部(塗布手段) 38 加熱ドラム 42 処理部材カセット 46 スライド保持部(保持手段) 48 処理部材ロール 50 巻取りローラ(巻取り部) 52 巻掛けローラ 54 巻掛けローラ 58 処理シート(処理部材) 60 保持突起 62 ガイド孔(保持手段) 64 案内ピン(保持手段) 68 ピニオン 80 ヒータユニット(残像消去用加熱手段) N フィルム(熱現像感光材料)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱ドラムと、ロール状に巻き取られて
    収容されると共に繰出し部分が前記加熱ドラムの外周に
    圧接する処理部材と、を備え、熱現像感光材料を、前記
    加熱ドラムと処理部材との間で挟持し前記処理部材と重
    ね合わせた状態で搬送して加熱することにより、前記熱
    現像感光材料上に画像を形成する感光材料処理装置であ
    って、 前記処理部材の搬送経路における前記熱現像感光材料と
    の重ね合わせ位置よりも下流側に設けられ、前記処理部
    材を所定の温度で加熱することによって、前記感光材料
    上に画像を形成するときに生じる、処理部材上の残像を
    消去する残像消去用加熱手段を有する感光材料処理装
    置。
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